JPH11337846A - 内視鏡接続装置 - Google Patents

内視鏡接続装置

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Publication number
JPH11337846A
JPH11337846A JP10140206A JP14020698A JPH11337846A JP H11337846 A JPH11337846 A JP H11337846A JP 10140206 A JP10140206 A JP 10140206A JP 14020698 A JP14020698 A JP 14020698A JP H11337846 A JPH11337846 A JP H11337846A
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JP
Japan
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eyepiece
endoscope
connection device
optical axis
locking body
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Withdrawn
Application number
JP10140206A
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English (en)
Inventor
Kazuo Manjiyu
和夫 萬壽
Hiroyuki Kuroda
宏之 黒田
Masahiro Hagiwara
雅博 萩原
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可能な限り少ない部品、簡単な構造で、汎用性
が高く様々な形状の内視鏡接眼部を確実に撮像装置と接
続する内視鏡接続装置を提供する。 【解決手段】係止体15が長寸切り欠き溝22に位置し
た状態でアイピース12aを挿入口18に挿入し基準面
19aに当てつける。その後、長寸切り欠き溝22に沿
って係止体15の両腕を近接させ、係止体15の内視鏡
接眼部12の径の中心に向かう弾性変形量を増加させ、
アイピース12aを左右から連通溝24の位置まで挟み
込み、アイピース12aに押し付けられた部分を支点と
してさらに弾性変形させる。その後、係止体15を連通
溝24に沿って短寸切り欠き溝23側に向けて回動し、
アイピース12aに押し付けられた部分を支点として基
準面19aにアイピース12aを押し当てるように弾性
変形させる。係止体15が短寸切り欠き溝23側に移動
したら短寸切り欠き溝23で係止して保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の接眼部に
写真撮影装置やテレビ撮影装置等の撮像装置を着脱自在
に接続する内視鏡接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療等の各分野で利用される
内視鏡では、接眼部に写真撮影装置やテレビ撮影装置等
の各種撮像装置を接続することがあり、この内視鏡の接
眼部と撮像装置とを接続するための内視鏡接続装置が種
々提案されている。
【0003】例えば、実開昭64−30525号公報
(以下、第1の従来例)には、カメラなどの撮像装置の
マウント部に内視鏡接眼部を挿入させる挿入口を設け、
内視鏡接眼部を入射光の入射方向(内視鏡接眼部の光軸
方向)より、マウント部の挿入口内に挿入させることに
より、内視鏡接眼部を撮像装置のマウント部に着脱可能
に連結する構成にした内視鏡接続装置が示されている。
【0004】また、この第1の従来例の撮像装置のマウ
ント部には、挿入口の入口側に内視鏡接眼部の抜けを防
止するロック機構が配設されている。このロック機構に
は、挿入口の入口側に突没する係止部材と、この係止部
材を挿入口の入口側に突出する方向に付勢する付勢部材
とが設けられている。
【0005】そして、撮像装置のマウント部に内視鏡接
眼部を連結する場合には、内視鏡接眼部が、入口側から
挿入口内の正規の連結位置まで挿入させることにより、
撮像装置のマウント部によって内視鏡接眼部が保持され
るようになっている。さらに、内視鏡接眼部が挿入口内
の正規の連結位置まで挿入された時点で、ロック機構の
付勢部材の付勢力によって係止部材が挿入口の入口側に
突出し、挿入口内の正規の連結位置から内視鏡接眼部が
抜けることが防止されるようになっている。
【0006】なお、付勢部材の付勢力に抗して係止部材
を挿入口の入口側から退避させる方向に移動させること
により、ロック機構のロックが解除され、撮像装置のマ
ウント部の挿入口から内視鏡接眼部を取り外すことがで
きるようになっている。
【0007】また、実開平2−55214号公報(以
下、第2の従来例)には、図10に示すように、例え
ば、ねじりコイルばね1が一端に、反対側の一端にはつ
まみ部2が一体的に形成され、各々軸4周りに回動自在
で、ねじりコイルばね1により内視鏡接眼部が挿入され
る挿入口5内側(光軸に対して垂直方向)へ付勢された
一対の係止体3を備えた内視鏡接続装置が示されてい
る。尚、挿入口5の底面6は内視鏡接眼部が接触するた
めの面である。かかる構成により、つまみ部2を指等で
把持して互いに近接させると、係止体3がねじりコイル
ばね1の付勢力に抗して互いに離間されることにより、
係止体3が挿入口5より退避される。また、上記つまみ
部2の把持を解除すると係止体3が前記ねじりコイルば
ね1の付勢力により挿入口5内に移動されて、この挿入
口5内に挿入された内視鏡の接眼部を該挿入口5に固定
するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1の従
来例では、複数の構成のロック機構を使用しているの
で、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼部との間の着脱
機構部分の部品点数が増え、コスト高になるという問題
がある。
【0009】これに対し、上記第2の従来例は、部品点
数も少なく簡単な構造であり、上記第1の従来例のコス
ト高の問題が解決できる。しかしながら、一対の係止体
は光軸に対して垂直方法に変位させて係止体と接眼部の
裏側とを接触させ、接眼部の裏側の形状が有するテーパ
ー面を利用して、光軸方向に対する圧着力と光軸方向に
対して垂直な方向の位置を固定する力を得るものである
ため、内視鏡接眼部の形状のバラツキ(特に、裏側のテ
ーパーの形状)によっては、内視鏡接眼部と係止体3が
適切に接触できず、上記各力をバランス良く適切に発生
させることができずに挿入口5に内視鏡接眼部を確実に
固定することが困難になる可能性がある。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、可能な限り少ない部品かつ簡単な構造で、汎用性が
高く様々な形状の内視鏡接眼部を確実に撮像装置と接続
することが可能な内視鏡接続装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明による内視鏡接続装置は、内視鏡
の接眼部と所定の撮像装置とを接続装置本体に設けた係
止体の操作で着脱自在に連結する内視鏡接続装置におい
て、上記係止体は、上記接続装置本体に予め設定した光
軸方向を基準とする基準面と上記接眼部を圧着可能に、
光軸方向と光軸に垂直な方向とに変位自在に設けたもの
である。
【0012】上記請求項1記載の内視鏡接続装置は、接
続装置本体に予め設定した光軸方向を基準とする基準面
と接眼部を、係止体を光軸方向と光軸に垂直な方向とに
変位操作して圧着することで内視鏡の接眼部と所定の撮
像装置とを連結する。係止体は、光軸方向と光軸に垂直
な方向の両方に変位させられるので、確実な接続が行え
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図4は本発明の実施の第1
形態を示し、図1は内視鏡接続装置の構成部品の外観説
明図、図2は内視鏡接続装置に内視鏡接眼部を接続する
際の説明図、図3は図2(c)のA−A断面図、図4は
内視鏡接続装置とTVカメラとの接続説明図である。
【0014】これらの図において、符号10は内視鏡接
続装置を示し、この内視鏡接続装置10は、筒状に形成
されて一方の側には写真撮影装置やテレビ撮影装置等の
各種撮像装置11の連結部分が着脱自在に接続されると
ともに、他方の側には内視鏡の接眼部12が着脱自在に
接続される接続装置本体を構成するスコープ受け具13
と、このスコープ受け具13の内視鏡接眼部12との接
続側に嵌装され、ビス等で固定されて接続装置本体を構
成する受け具カバー14と、上記スコープ受け具13の
内視鏡接眼部12との接続側に設けられ、断面形状が略
円形の弾性を有する線材によりU字状の略対称に形成
し、両端を屈曲してつまみ部15aを設けた係止体15
とで構成されている。
【0015】上記スコープ受け具13の各種撮像装置1
1が接続される側と内視鏡の接眼部12が接続される側
との境界には大径のフランジ16が形成されており、上
記スコープ受け具13の各種撮像装置11が接続される
側の端部の外周には、バヨネット式マウントの爪17a
が複数形成されて、この爪17aを各種撮像装置11の
バヨネット式マウントの爪17bと係合させることで各
種撮像装置11の連結部が接続自在になっている。
【0016】上記大径フランジ16の内視鏡の接眼部1
2が接続される側の面は、上記受け具カバー14の嵌装
の当てつけ面になっており、従って、上記大径フランジ
16の外径は、上記受け具カバー14の外径より若干大
きく形成されている。
【0017】上記スコープ受け具13の内視鏡接眼部1
2が接続される側の筒内は、内視鏡接眼部12の挿入口
18になっており、端部から挿入された内視鏡接眼部1
2のアイピース12aを、挿入口18の内側に形成した
位置決めフランジ19の片面、すなわち予め設定した基
準面19aに当てつけることで、光軸方向の位置決めが
なされるようになっている。上記位置決めフランジ19
の中央には、内視鏡接眼部12からの映像を上記スコー
プ受け具13の他方の側に接続した各種撮像装置11で
十分に観察することが可能な大きさの孔、若しくは内視
鏡接眼部12からの映像を伝達する光学系を有する孔が
形成されている。
【0018】上記スコープ受け具13の内視鏡接眼部1
2が接続される側の筒の側壁には、径方向に沿って細長
の、2つの対称な溝20,20が形成されている。ま
た、この溝20,20の間には、筒の側壁外周を、先端
側と上記大径フランジ16側とに2分割する小径フラン
ジ21,21が形成されている。この小径フランジ2
1,21は、上記受け具カバー14の内径よりやや小さ
く形成されて、受け具カバー14を外嵌可能になってい
る。
【0019】すなわち、上記小径フランジ21,21
は、上記受け具カバー14が装着された状態において、
どちらかの小径フランジ21が、上記大径フランジ16
との間に、上記係止体15の中途部を回動軸の中心とし
て保持するようになっており、この保持された係止体1
5の両端を、近接する方向に力を加えると、係止体15
の両腕が上記溝20,20から、上記スコープ受け具1
3の内径方向に大きく突出されるようになっている。
【0020】上記内視鏡接眼部12に設けられるアイピ
ース12aは、内視鏡側から次第に拡径されたテーパ形
状に形成されており、このアイピース12aの内視鏡側
との境近傍から上記大径フランジ16の片面にわたり、
上記スコープ受け具13の内視鏡接眼部12が連結され
る側は上記受け具カバー14で覆われる。
【0021】上記受け具カバー14の側面には、上記ス
コープ受け具13の上記係止体15を保持しない側の小
径フランジ21の両端に対応する位置を略起点とし、上
記スコープ受け具13の2つの溝20,20に対応して
長短2対の切り欠き溝(長寸切り欠き溝22,22、短
寸切り欠き溝23,23)が対称に形成されている。
【0022】上記長寸切り欠き溝22と上記短寸切り欠
き溝23は、その起点側(上記スコープ受け具13の上
記係止体15を保持しない側の小径フランジ21の両端
に対応する位置側)が連通溝24で、それぞれ連通され
ており、上記受け具カバー14を上記スコープ受け具1
3に上記係止体15を保持して嵌装した状態において、
上記係止体15を上記長寸切り欠き溝22の側から上記
短寸切り欠き溝23の側に、或いはその逆に上記係止体
15のつまみ部15aを操作して回動自在になってい
る。
【0023】そして、上記係止体15を上記長寸切り欠
き溝22に移動した状態においては、上記係止体15
は、上記長寸切り欠き溝22に沿って大きく拡がって、
上記スコープ受け具13の内径側から離脱される。一
方、上記係止体15を上記短寸切り欠き溝23に移動し
た状態においては、上記係止体15は、上記短寸切り欠
き溝23に沿って僅かに拡がるのみで、上記スコープ受
け具13の内径側に両腕を大きく突出した状態を保つよ
うになっている。
【0024】上記係止体15を上記短寸切り欠き溝23
に位置させて、上記スコープ受け具13の内径側に両腕
を大きく突出した両腕の間隔は、上記内視鏡接眼部12
のアイピース12aのテーパ面が十分に接触可能な小さ
な距離に設定されている。
【0025】次に、上記実施の第1形態の作用を説明す
る。まず、図4に示すように、内視鏡接続装置10を各
種撮像装置11に、それぞれのバヨネット式マウントの
爪17a,17bを係合させて取り付ける。尚、これは
以下に説明する内視鏡接続装置10と内視鏡接眼部12
の接続を行ってからでも良い。
【0026】次いで、内視鏡接続装置10と内視鏡接眼
部12の接続を説明する。係止体15が受け具カバー1
4の長寸切り欠き溝22に位置している状態(図2
(a)の状態)で、内視鏡接眼部12のアイピース12
aを挿入口18に挿入し、位置決めフランジ19の基準
面19aに当てつける(図2(b)の状態、尚図2
(b)は解りやすくするため受け具カバー14を省略し
た)。
【0027】その後、図3に示すように、係止体15の
両腕を、両端の一対のつまみ部15aを操作し、近接さ
せる方向に移動させる(光軸に垂直な方向に変位させ
る)。これにより、係止体15の内視鏡接眼部12の径
の中心に向かう弾性変形量は増加すると共に内視鏡接眼
部12のアイピース12aは左右から挟み込まれ始め
る。
【0028】つまみ部15aの操作をさらに続けると、
係止体15は、長寸切り欠き溝22の起点の連通溝24
が形成されている部分までくる。このとき、係止体15
は、内視鏡接眼部12のアイピース12aに押し付けら
れた部分を支点としてさらに弾性変形をしている。この
状態で、内視鏡接眼部12の光軸と垂直な面内での位置
が決定される。
【0029】その後、図2(c)に示すように、係止体
15のつまみ部15aを操作して、つまみ部15aを連
通溝24に沿って短寸切り欠き溝23側に向けて移動し
て係止体15を回動させる(光軸方向に変位させる)。
すると、係止体15は、アイピース12aに押し付けら
れた部分を支点として、位置決めフランジ19の基準面
19aにアイピース12aを押し当てるように弾性変形
をする。この状態で、内視鏡接眼部12の光軸方向にお
ける位置が決定される。
【0030】係止体15が、短寸切り欠き溝23側に移
動されて、およそ大径のフランジ16接触するまで弾性
変形した状態になったところで、つまみ部15aを内視
鏡接眼部12の径の中心に向かってつまんでいる操作力
を緩めると、内視鏡接眼部12の径方向の弾性力によ
り、係止体15は短寸切り欠き溝23に入っていく。
【0031】この過程において、係止体15が完全に短
寸切り欠き溝23に入るまでは、位置決めフランジ19
の基準面19aの方向に向かって係止体15を弾性変形
させる操作力を緩めてはならないことは言うまでもな
い。
【0032】こうして、内視鏡接眼部12は、係止体1
5の2方向(光軸方向と光軸に垂直な方向)に作用する
弾性変形による弾性力、すなわち、内視鏡接眼部12の
アイピース12aを基準面19aに押し付ける光軸方向
の弾性力、及び、内視鏡接眼部12の径の中心に向かう
光軸と垂直な方向の弾性力により、内視鏡接続装置10
に確実に取り付けられる。
【0033】このように本実施の第1形態によれば、一
つの係止体の弾性変形により内視鏡を接続装置に取り付
けられる構成なので、部品点数も少なく簡単な構造で、
組み立てが容易で安価である。また、係止体を光軸方向
と光軸に垂直な方向に変位させて内視鏡接眼部を接続す
る構造であるため、様々な種類のテーパ形状のアイピー
スの確実な接続に対応でき汎用性が広い。さらに、断面
形状が略円形の線材を用いて係止体を構成したので、内
視鏡を接続装置に対して回転させることで内視鏡による
観察方向を変更する場合でも、内視鏡接眼部に傷をつけ
ることがない。
【0034】次に、図5〜図7は本発明の実施の第2形
態を示し、図5は内視鏡接続装置の外観を示す斜視図、
図6は内視鏡接続装置の上面図、図7は内視鏡接続装置
による接続を説明する側面図である。尚、本実施の第2
形態は、係止体を、蝶番で回動自在に取り付けた一対の
長板状の弾性板と引っ張りコイルばねで形成すると共
に、接続装置本体の形状もカバーを用いない構成に形成
したものである。また、内視鏡接眼部側の構成、撮像装
置との接続構造は前記実施の第1形態と略同様であり、
その部分に関する図および説明は省略する。
【0035】これらの図において、符号30は内視鏡接
続装置を示し、この内視鏡接続装置30は、一方の側に
写真撮影装置やテレビ撮影装置等の各種撮像装置11の
連結部分が着脱自在に接続されるとともに、他方の側に
内視鏡の接眼部12が着脱自在に接続される接続装置本
体31と、この接続装置本体31の内視鏡接眼部12と
の接続側に対称に、一対のピン32で回動自在に設けた
一対の蝶番33を介して取り付けられる一対の長板状の
第1の係止体としての弾性板34と、上記接続装置本体
31の内視鏡接眼部12との接続側に設けられる第2の
係止体としての引っ張りコイルばね37とで主に構成さ
れている。
【0036】上記接続装置本体31は、略円盤状で、ス
コープ受け具35の内視鏡接眼部12が接続される面側
に、上記一対の弾性板34の先端側をそれぞれ掛止可能
な一対の係止体受け36を設けて形成されている。
【0037】すなわち、上記スコープ受け具35は、内
視鏡接眼部12が接続される一面側の中心に、内視鏡接
眼部12のアイピース12aが挿入される挿入口38が
形成されており、この挿入口38の底面側が、光軸方向
の位置決めがなされる基準面39として形成され、上記
挿入口38の内壁面は、光軸と垂直な方向の位置決め面
40として形成されている。
【0038】また、上記挿入口38の底面側の中央に
は、内視鏡接眼部12からの映像を上記スコープ受け具
35の他方の側に接続した各種撮像装置11で十分に観
察することが可能な大きさの孔、若しくは内視鏡接眼部
12からの映像を伝達する光学系を有する孔41が形成
されている。
【0039】また、上記挿入口38の一側面は、上記ス
コープ受け具35の外周に向けて切り欠かれており、こ
の溝部42を中心として、切り欠かれる側の両脇に上記
一対の係止体受け36が対称に向かい合って設けられ、
挿入口38側の縁部には上記一対の蝶番33が対称に設
けられて、上記一対の弾性板34が、挿入口38の縁部
側から上記溝部42に沿って互いに平行に掛止自在に設
けられている。
【0040】上記引っ張りコイルばね37は、上記挿入
口38から近い位置で上記溝部42を渡すように設けら
れ、この挿入口38に挿入された内視鏡接眼部12のア
イピース12aに接触して、アイピース12aを特に光
軸と垂直な方向の位置決め面40に対して押圧するよう
になっている。
【0041】上記一対の弾性板34は、弾性変形自在な
板材で形成され、それぞれ、スコープ受け具35に回動
自在に設けられた蝶番33により、この蝶番33を中心
とする略半球状の範囲内で可動自在になっている。
【0042】そして、内視鏡接眼部12のアイピース1
2aを上記挿入口38側で互いに狭持した状態で上記係
止体受け36に掛止されるようになっている。この状態
で、互いに対向するアイピース12aと接触する部位
は、面取り(図示せず)が施されている。
【0043】次に、上記実施の第2形態の作用を説明す
る。図6において、挿入口38に内視鏡接眼部12のア
イピース12aを挿入できるように、一対の弾性板34
をそれぞれの蝶番33のピン32を回転中心として、図
中矢印の方向(互いに離間する方向)に回転させると同
時に、蝶番33の作用により図5中の矢印の方向(スコ
ープ受け具35から離間する方向)に傾斜させる。
【0044】次に、内視鏡接眼部12のアイピース12
aにより、引っ張りコイルばね37を押し広げながら挿
入口38に内視鏡接眼部12のアイピース12aを挿入
する。この状態で内視鏡接眼部12のアイピース12a
は、引っ張りコイルばね37の弾性力により位置決め面
40に押し当てられている。つまり、内視鏡接眼部12
の光軸と垂直な面内における位置が決定される。
【0045】そして、一対の弾性板34をそれぞれ蝶番
33の作用により、図5中の矢印と反対の方向(スコー
プ受け具35と近接する方向)に回動させながら、図6
中の矢印が示す方向と反対の方向(互いの弾性板34が
近接する方向)に回動させる操作をする。
【0046】すると、弾性板34は内視鏡接眼部12の
アイピース12aのテーパー面に接触し、その部分を支
点にして弾性変形をするので、内視鏡接眼部12のアイ
ピース12aは弾性力により基準面39に押し当てられ
る。つまり内視鏡接眼部12の光軸方向の位置も決定さ
れる。
【0047】この状態からさらに上記操作を続け、左右
一対の弾性板34を係止体受け36に支持させること
で、内視鏡鏡接眼部12と内視鏡接続装置30とを接続
する。この状態で、内視鏡接眼部12のアイピース12
aのテーパー面により、引っ張りコイルばね37は、位
置決め面40への押圧力のみならず基準面39への押圧
力も発生し、弾性板34も基準面39への押圧力のみな
らず位置決め面40への押圧力も発生し確実な固定をす
る。
【0048】このように本実施の第2形態によれば、引
っ張りコイルばねと板状の弾性板を回転自在な蝶番に設
けて形成する構成なので、部品点数も少なく簡単な構造
で、組み立てが容易で安価である。また、引っ張りコイ
ルばねだけでなく略半球状の範囲内で可動可能な弾性板
を光軸方向と光軸に垂直な方向に変位させて内視鏡接眼
部を接続する構造であるため、様々な種類のテーパ形状
のアイピースの確実な接続に対応でき汎用性が広い。さ
らに、内視鏡接眼部を挿入口に挿入した状態で、引っ張
りコイルばねにより位置決め面に押し付けられているの
で、内視鏡接続作業を片手で実施できる。また、本装置
を構成しているそれぞれの部品は小型に形成できるの
で、小型、軽量化が図れる。
【0049】次に、図8および図9は本発明の実施の第
3形態を示し、図8は内視鏡接続装置の外観を示す斜視
図、図9は図8のB−B断面図である。尚、本実施の第
3形態は、係止体を、スライド自在で、光軸方向の移動
が制限された板材で形成したものである。また、内視鏡
接眼部側の構成、撮像装置との接続構造は前記実施の第
1形態と略同様であり、その部分に関する図および説明
は省略する。
【0050】これらの図において、符号50は内視鏡接
続装置を示し、この内視鏡接続装置50は、一方の側に
写真撮影装置やテレビ撮影装置等の各種撮像装置11の
連結部分が着脱自在に接続されるとともに、他方の側に
内視鏡の接眼部12が着脱自在に接続される接続装置本
体51と、この接続装置本体51の内視鏡接眼部12と
の接続側で一方向(光軸に垂直な方向)にスライド自在
に、かつ光軸方向の移動が制限されて設けられる板状の
係止体52とから主に構成されている。
【0051】上記接続装置本体51は、内視鏡接眼部1
2が接続される側の中心に、内視鏡接眼部12のアイピ
ース12aが挿入される挿入口53が形成されたスコー
プ受け具54に必要な部品を配設して構成されている。
【0052】すなわち、上記スコープ受け具54の挿入
口53では、底面側が光軸方向の位置決めがなされる基
準面55として、内壁面が光軸と垂直な方向の位置決め
面56として形成されており、この底面側の中央には、
内視鏡接眼部12からの映像を上記スコープ受け具54
の他方の側に接続した各種撮像装置11で十分に観察す
ることが可能な大きさの孔、若しくは内視鏡接眼部12
からの映像を伝達する光学系を有する孔200が形成さ
れている。
【0053】上記スコープ受け具54には、上記係止体
52が内視鏡接眼部12の光軸方向に移動すること及
び、内視鏡接眼部12の光軸方向と垂直な面内におい
て、一方向以外にスライドすることを制限するためのガ
イド部57と、係止体ストッパ58が一体に配設されて
いる。
【0054】また、スコープ受け具54の挿入口53の
底面側には、内視鏡接眼部12のアイピース12aの側
面を上記位置決め面56に押し付けるように、ゴム等で
形成された接眼部押圧部材59が接着剤等で固着されて
いる。
【0055】上記スコープ受け具54の上記係止体52
がスライドする部分に光軸方向に小孔60が設けられて
おり、この小孔60に上記係止体52のスライド位置の
位置決め機構61が組み込まれている。
【0056】上記位置決め機構61は、小孔60の内径
に嵌合し、上記係止体52に穿設した解放位置決め孔6
2または係止位置決め孔63に挿入される位置決めピン
64と、この位置決めピン64を上記係止体52の方向
に付勢するコイルばね65と、上記位置決めピン64と
コイルばね65とを小孔60内に保持させるためにスコ
ープ受け具54にねじ込んだ押さえナット66とから主
に構成されている。
【0057】上記位置決めピン64の係止体52の各位
置決め孔62,63と挿入される側と反対側には、上記
スコープ受け具54の外側まで軸(つまみ軸)67が延
出されて、このつまみ軸67の端部には、上記各位置決
め孔62,63から位置決めピン64を引き出すことに
より、上記係止体52をスライド可能な状態にするため
の、つまみ68が図示しないセットビスで取り付けられ
ている。
【0058】上記係止体52は、上述の如く、上記スコ
ープ受け具54のガイド部57でガイドされる方向、す
なわち光軸と垂直な一方向でスライド可能に構成され、
この係止体52とガイド部57の間には弾性力が作用す
るように、係止体52に図示しないビスにより板ばね6
9が取り付けられている。
【0059】また、上記係止体52の挿入する側と逆の
端面側に、係止体52をスライド操作するための係止体
操作部70が設けられている。
【0060】上記係止体52に穿設される2つの位置決
め穴62,63は、上記位置決め機構61によって内視
鏡接眼部12のアイピース12aを挿入口53に挿入す
る場合の位置(解放位置決め孔62による位置)から、
内視鏡接眼部12のアイピース12aをスコープ受け具
54に接続固定する場合の位置(係止位置決め孔63に
よる位置)に係止体52のスライド範囲を規制するもの
である。
【0061】次に、上記実施の第3形態の作用を説明す
る。まず、図9において、つまみ68をコイルばね65
の付勢力に抗して圧縮する方向に操作し、係止位置決め
孔63から位置決めピン64を退避させる。この状態
で、位置決めピン64がコイルばね65の弾性力により
解放位置決め孔62内に挿入されるまで、係止体52を
挿入口53から遠ざける方向にスライドさせる。これに
より、スコープ受け具54の挿入口53が解放される。
【0062】上述の状態で内視鏡接眼部12のアイピー
ス12aを挿入口53内に挿入する。内視鏡接眼部12
のアイピース12aが基準面55に突き当たる状態まで
挿入されると、内視鏡接眼部12のアイピース12aの
側面は、接眼部押圧部材59により位置決め面56に押
し当てられるので、内視鏡接眼部12の光軸と垂直な面
内の位置が決定される。
【0063】次に、つまみ68をコイルばね65の付勢
力に抗して圧縮する方向に操作し、解放位置決め孔62
から位置決めピン65を退避させる。この状態で、位置
決めピン65がコイルばね65の付勢力により係止位置
決め孔63内に突出されるまで、係止体52を挿入口5
3に近づける方向にスライドさせる。
【0064】係止体52をスライドしていくと、係止体
52の縁が内視鏡接眼部12のアイピース12aと接触
する。すると、アイピース12aのテーパー面によって
係止体52は持ち上げられるよう作用されるが、板ばね
69と係止体ストッパ58により、内視鏡接眼部12の
アイピース12aは基準面55に押圧される。
【0065】すなわち、このとき、係止体53はガイド
部57だけでなく、係止体ストッパ58によっても光軸
方向への動きを規制され、内視鏡接眼部12のアイピー
ス12aは、係止体52とガイド部57の間に設けてあ
る板バネ69の弾性力により、基準面55に押し当てら
れるので、内視鏡接眼部の光軸方向の位置が決定され
る。
【0066】内視鏡接眼部12を本内視鏡接続装置50
から外す場合は、図9において、つまみ68をコイルば
ね65の付勢力に抗して圧縮する方向に操作し、係止位
置決め孔63から位置決めピン64を退避させる。この
状態で、位置決めピン64がコイルばね65の付勢力に
より解放位置決め孔62内に挿入されるまで、係止体5
2を挿入口53から遠ざける方向にスライドさせ、内視
鏡接眼部を挿入口53から退避させる。
【0067】このように本実施の第3形態によれば、係
止体をスライド自在にして設けて形成する構成なので、
部品点数も少なく簡単な構造で、組み立てが容易で安価
である。また、光軸と垂直な方向には係止体をスライド
させ、光軸方向には係止体に設けた板ばねで変位、付勢
ができるので、係止体、ガイド部、および係止体ストッ
パが変形するほどの大きな外力が作用しない限り、内視
鏡接眼部が本装置から外れることがなく確実な接続が行
える。そしてこの接続も、様々な種類のテーパ形状のア
イピースの確実な接続に対応でき汎用性が広い。また、
誤ってつまみを操作しても、係止体が板バネの弾性力で
内視鏡接眼部のアイピースを押圧しているので、即内視
鏡接眼部と内視鏡接続装置の外れに至らない。つまり、
不意に内視鏡接眼部が内視鏡接続装置から外れることに
よる手術時間の延長等の虞がない。
【0068】ところで、他に、内視鏡接眼部に対して所
定の撮像装置等を着脱可能に連結させる内視鏡接続装置
としては、従来、特開昭61−130915号公報及び
実公平2−6412号公報等に開示されたものが知られ
ている。
【0069】例えば、上記特開昭61−130915公
報に開示される内視鏡接続装置(以下、第1態様以降の
従来例と称する)では、図22に示すように、内視鏡接
続装置80は、内視鏡81の接眼部82を接続可能に構
成されたアダプターマウント部83を有する光学アダプ
ター84を備えている。この光学アダプター84は、撮
像装置85に接続可能に構成されており、内視鏡81を
介して導光された被写体86の像を撮像装置85内の撮
像素子(図示しない)に結像可能に構成されている。そ
して、撮像装置85内の撮像素子に結像された被写体8
6の像は、制御装置87を介してモニター88上に表示
可能に構成されている。
【0070】しかしながら、第1態様以降の従来例にお
ける光学アダプター84のアダプターマウント部83
は、複数の弾性部材と複雑な構造の固定部材で構成され
ている関係上、部品点数が多く、組立作業性も悪いこと
から、製造コストが上昇してしまうという問題がある。
また、構造が複雑な部品点数が多いということが、装置
の大型化と重量増を招いているのも問題である。
【0071】従って、以下の第1態様は、このような問
題を積極的に解決するためのもので、部品点数の削減と
部品形状の単純化をはかることにより、部品単価の低
減、組立個数の削減といった製造コストの低減と共に、
小型軽量化を達成可能な簡単な構造の内視鏡接続装置を
実現するものである。
【0072】図11〜図13は第1態様を示し、図11
は内視鏡接続装置に内視鏡接眼部を接続する際のコイル
ばねの動きを説明する断面図、図12は内視鏡接続装置
の内視鏡接眼部が接続される部分の正面図、図13は図
12のC−C断面図である。
【0073】これらの図において、符号90は内視鏡接
続装置を示し、この内視鏡接続装置90は、本体鏡筒部
91とアダプターマウント部92とを有して主に構成さ
れている。尚、本第1態様では、図中、本体鏡筒部91
とアダプターマウント部92とがねじ93により接合固
定されているが、両者が一体に成形されていたり、相互
に回動自在に取付けられたりするものであっても良い。
【0074】本体鏡筒部91は、所定の撮像装置94に
対して接続可能に構成された接続部95を備えており、
この接続部95内には、撮像装置94が螺合可能なねじ
部95aが形成されている。また、本体鏡筒部91に
は、内視鏡96の接眼部97を介して導光された被写体
(図示しない)の像を撮像装置94の撮像素子(図示し
ない)に結像させる結像レンズ系98が内蔵されてい
る。
【0075】上記アダプターマウント部92には、内視
鏡96の接眼部97の接眼面99に対して当接可能に構
成された接眼部接合面100と、接眼部97の外径部9
7aが嵌合する内径を有した円筒部101が結像レンズ
系98の光軸98aに対して略同軸に配置されることに
より、接眼収納部102が形成されている。
【0076】図12に示すように上記接眼収納部102
の内視鏡96側の端面103には、コイルばね104,
105が、ねじ104a,104b,105a,105
bにより取付けられており、接眼部97の外径部97a
に対して弦106,107を形成している。
【0077】また、上記端面103は、この端面103
上に取付けられているコイルばね104,105により
形成される弦106,107が、接眼部97のテーパー
部97bを押圧可能な位置に設けられている。
【0078】そして、上述の第1態様では、図13に示
すように、内視鏡96の接眼部97をアダプターマウン
ト部92の円筒部101の側面方向から、この円筒部1
01の中心方向、および接眼部接合面100の方向へ向
かって、弦106,107の間を移動せしめると、弦1
06,107に当接した接眼部97の外径部97aか
ら、弦106,107は押圧力を受ける。
【0079】接眼部97の移動をさらに進めていくと、
弦106,107はコイルばね104,105で形成さ
れているため、押圧力により、図11の一点鎖線で示す
ように互いに接眼部97の外径方向へ離反する形で接眼
部97に押し広げられるように弾性変形し、接眼部97
の外径部97aがアダプターマウント部92の円筒部1
01の内径に嵌合することが可能となり、接眼部97は
接眼収納部102に収納される。
【0080】上記円筒部101の端面103の結像レン
ズ系98の光軸98a方向の位置は、接眼部97のテー
パー部97bが存在する位置にあるため、この端面10
3に取付けられたコイルばね104,105は、接眼収
納部102に接眼部97が収納されたのち、接眼部97
のテーパー部97bに当接する位置まで弾性により復帰
する。
【0081】また、コイルばね104,105の丸みを
帯びた形状は、接眼部97が弦106,107を押圧し
た際、コイルばね104,105の弾性変形を接眼部9
7の外径方向へ向かわせると共に、接眼部接合面100
方向へのコイルばね104,105の移動分によりコイ
ルばね104,105が円筒部101の端面103に当
接しても、コイルばね104,105は接眼部97の外
径方向へと向かう。
【0082】さらに、接眼部97の外径部97a外に移
動したコイルばね104,105は、その丸みを帯びた
形状のため、接眼部97が接眼収納部102に収納され
た後に接眼部97のテーパー部97bに当接する位置に
移動する際に、接眼部97の外径部97aに引っ掛かる
ようなことがない。
【0083】このように本第1態様によれば、コイルば
ね104,105が丸み帯びた形状であるため、接眼部
97を接眼収納部102に収納させるためコイルばね1
04,105を押圧した際に、コイルばね104,10
5は滑らかに接眼部97の外径部97aまで移動し、接
眼部97は接眼収納部102に収納され、その後コイル
ばね104,105は接眼部97のテーパー部97bに
当接する位置まで滑らかに復帰することが出来る。
【0084】また、コイルばね104,105が接眼部
97の外径部97aに対して弦106,107を構成
し、接眼部97のテーパー部97bを押圧する位置にあ
ることで、接眼部97を内視鏡接続装置90の接眼部接
合面100に押圧すると同時に、このコイルばね10
4,105の接眼部97のテーパー部97bの押圧力に
よる接眼部97の結像レンズ系98の光軸98aに対す
る移動は接眼収納部102の内径により規制される。
【0085】そして、接眼収納部102を有するアダプ
ターマウント部92と、この接眼収納部102の端面1
03に取付けられたコイルばね104,105による、
部品点数が少なくかつ部品形状が単純な接眼部97の接
続機構であるにも関わらず、接眼部97を内視鏡接続装
置90に対して押し当てるだけで、簡単簡便に接眼部9
7を内視鏡接続装置90に対し、光軸が互いに整合され
るように接続することができる。
【0086】また、部品点数が少なくかつ部品形状が単
純であることから、部材費の削減な組立工数の削減とい
った製造コストの低減と共に、小型軽量化が達成された
内視鏡接続装置の提供も可能となる。
【0087】なお、本第1態様において、弦を構成する
部材はコイルばねのみならず、円断面形状のゴム線等の
弾性部材でも同様の作用、効果を得ることが可能であ
る。
【0088】次に、上述の第1態様と同様の目的の第2
態様を以下に示す。図14〜図19は第2態様を示し、
図14は内視鏡接続装置の内視鏡接眼部が接続される部
分の正面図、図15は図14のD−D断面図、図16は
2本の弦側から接眼部を押圧する際のコイルばねの動き
を説明する正面図、図17は図16のE−E断面図、図
18は1本の弦側から接眼部を押圧する際のコイルばね
の動きを説明する正面図、図19は図18のF−F断面
図である。尚、本第2態様は、接眼収納部の端面にコイ
ルばねを3本配設して3本の弦を形成したことが前記第
1態様と異なり、他の部分は同様である。
【0089】すなわち、本第2態様による内視鏡接続装
置110は、アダプターマウント部111と、前記第1
態様で説明した本体鏡筒部91とを有して主に構成され
ている。
【0090】上記アダプターマウント部111の円筒部
120の接眼収納部112の端面113には、コイルば
ね114,115,116が、ねじ114a,114
b,115a,115b,116a,116bにより取
付けられており、接眼部97の外径部97aに対して略
三角形状に弦117,118,119を形成している。
これ以外の構成は、前記第1態様で説明したものと略同
様であるので説明は省略する。
【0091】そして、図16および図17に示すよう
に、接眼部97を略三角形状をした弦117,118,
119のうちの2本の弦117,118に接するように
して、アダプターマウント部111の円筒部120の中
心方向および接眼部接合面121方向へ向かって押圧し
た場合は、接眼部97より受ける押圧力により弦11
7,118は、図中の一点鎖線で示すように、接眼部9
7の外径方向へ互いに離反する形で接眼部97に押し広
げられるように弾性変形し、接眼部97の一端が接眼収
納部112に差し込まれると共に、接眼部97のもう一
端が当初押圧されなかった残りの弦119に接するよう
になる。
【0092】更に、接眼部97を接眼収納部112へ向
かって押圧していくと、弦119の略両端位置にあたる
弦119の接眼部97の外径部97aとの交差位置12
2,123から弦119の中心部に向かって接眼部97
が弦119を押圧していくことにより、弦119は接眼
部97の外径方向へ弾性変形し、その結果、接眼部97
は接眼収納部112へ収納される。
【0093】また、図18および図19に示すように、
接眼部97を略三角形状をした弦117,118,11
9のうちの1本の弦119に掛合させながら接眼収納部
112に対して押圧していく場合は、接眼部97が掛合
された弦119は、接眼部97のテーパー部97bによ
り押圧され、接眼部97の外径方向へ弾性変形し、接眼
部97が掛合されなかった残りの2つの弦117,11
8は、それぞれの弦117,118の接眼部97の外径
部97aとの交差位置124,125から接眼部97に
よって押圧され、図中の一点鎖線で示すように、互いに
接眼部97の外径方向へ離反する形で接眼部97に押し
広げられるように弾性変形し、これらの結果、接眼部9
7は接眼収納部112へ収納される。尚、上述の内容に
関わる部分以外の構成は、第1態様と同様である。
【0094】このように本第2態様は、前記第1態様に
比べ、取付強度の弱い方向が無くなるため、内視鏡接眼
部と内視鏡接続装置との間で、より安定した接続を保つ
ことが可能である。
【0095】また、本第1態様での弦の本数は最低限上
記効果が得られる例である3本として示しているが、こ
れ以上の本数の弦で構成されても同様の効果が得られる
ことは明らかである。
【0096】さらに、上述の第1態様と同様の目的の第
3態様を以下に示す。図20および図21は第3態様を
示し、図20は内視鏡接続装置の内視鏡接眼部が接続さ
れる部分の正面図、図21は図20のG−G断面図であ
る。尚、本第3態様は、接眼収納部の端面にコイルばね
を1本配設して2本の弦を形成したことが前記第1態様
と異なり、他の部分は同様である。
【0097】すなわち、本第3態様による内視鏡接続装
置130は、アダプターマウント部131と、前記第1
態様で説明した本体鏡筒部91とを有して主に構成され
ている。
【0098】上記内視鏡接続装置130のアダプターマ
ウント部131の接眼収納部132の端面133には、
1本のコイルばね134の両端134a,134bを係
止可能なフック135,136がアダプターマウント部
131と一体に設けられている。
【0099】また、上記フック135,136の間に
は、同じく接眼収納部132の端面133にはフック1
37が設けられており、上記コイルばね134の中間部
が、このフック137に掛けられることにより、コイル
ばね134は、接眼部97の外径部97aに対して2つ
の弦138,139を形成している。これ以外の構成
は、前記第1態様で説明したものと略同様であるので説
明は省略する。
【0100】そして、1本のコイルばね134で形成し
た上記2つの弦138,139を用いることにより、内
視鏡接眼部97と内視鏡接続装置130との接続を行う
ようになっている。
【0101】具体的には、接眼部97を2本の弦13
8,139に接するようにして、アダプターマウント部
131の円筒部140の中心方向および接眼部接合面1
41方向へ向かって押圧した場合は、接眼部97より受
ける押圧力により弦138,139は、接眼部97の外
径方向へ互いに離反する形で接眼部97に押し広げられ
るように弾性変形し、接眼部97の一端が接眼収納部1
32に差し込まれ、その後、2本の弦138,139に
接しない側の接眼部97も接眼収納部132へ収納され
る。
【0102】また、接眼部97を、2本の弦138,1
39がない側の接眼収納部132に先に収納した後、弦
138,139を、接眼部97で押圧し、弾性変形しな
がら収納しても良い。尚、上述の内容に関わる部分以外
の構成は、第1態様と同様である。
【0103】このように本第3態様によれば、 コイル
ばねの取付部を一体成形で形成でき、コイルばねも1本
で済むことから、第1態様に対し、更に部材費を低減す
ることができる。
【0104】また、コイルばねの固定箇所が減り、コイ
ルばねの取付も簡便であることから組立工数も低減可能
である。尚、本第3態様において、コイルばねを掛ける
フックの数を増やすことで第2態様と同様の効果を得る
ことも可能である。また、複数のコイルばねを用いるこ
とと、これら各コイルばねのいずれかをフックで弦の数
量を増加させることは併用できることは言うまでもな
い。さらに、弦を構成する部材がコイルばねに限らない
のも、第1および第2態様と同様である。
【0105】以上のように第1態様乃至第3態様による
内視鏡接続装置は、内視鏡接眼収納部と、この端面に取
付けられたコイルばねによる、部品点数が少なくかつ部
品形状が単純な機構であるため、部材費の削減や組立工
数の削減といった製造コストの低減と共に、小型軽量化
を十分に達成する。
【0106】かわって、前記図22で示す従来の内視鏡
接続装置に対して、上述の部材費の削減や組立工数の削
減といった製造コストの低減と共に、小型軽量化を目指
す内視鏡接続装置を、上述の第1態様〜第3態様で示す
ようなコイルばねではなく、他の手段で実現するものを
具体的に以下の第4態様および第5態様で説明する。
【0107】図23〜図25は第4態様を示し、図23
は内視鏡接続装置を説明する要部断面説明図、図24は
線ばねの外観斜視図、図25は線ばねの内径を広げた際
の内視鏡接続装置の説明図である。
【0108】これらの図において、符号150は内視鏡
接続装置を示し、この内視鏡接続装置150は、本体鏡
筒部151と、アダプターマウント部152とを備えて
主に構成されている。尚、上記本体鏡筒部151とアダ
プターマウント部152は、本第4態様においては、ね
じ153により接合固定されているが、両者は一体に形
成されていたり、相互に回動自在に取付けられている場
合もある。
【0109】上記本体鏡筒部151は、所定の撮像装置
154に対して接続可能に構成された接続部155を備
えており、この接続部155内には、上記撮像装置15
4を着脱自在に螺合可能としたねじ部156が形成され
ている。
【0110】また、上記本体鏡筒部151には、内視鏡
157の接眼部158を介して導光された被写体(図示
しない)の像を撮像装置154内に設けられた撮像素子
(図示しない)に結像させるための結像レンズ系159
も内蔵されている。
【0111】上記アダプターマウント部152は、主に
枠体160と、この枠体160のさらに外側を覆う外側
枠体161と、線ばね162の三部品により主要に構成
されている。
【0112】上記枠体160には、上記接眼部158の
接眼面163に対して当接可能に構成された接眼部接合
面164と、上記接眼部158の外径部158aが内篏
する内径を有した円筒面165が上記結像レンズ系15
9の光軸159aに対して略同軸に配置されることによ
り、接眼収納部166が形成されている。また、上記ね
じ153による接合固定を行うための固定部分も形成さ
れている。更に、上記接眼収納部166の内視鏡157
側の端面には、線ばね162を嵌入するための固定穴1
67が形成されている。
【0113】上記線ばね162は、図24に示すよう
に、無負荷時における内径が、上記接眼部158の外径
よりも小となるように形成された略円弧形状部162a
を有しており、その両端部形状は、一端は固定端162
bとして該円弧形状の軸方向に向かって曲げられた直線
形状を有し、他端は可動端162cとして該円弧形状の
径方向外側に向かって曲げられた直線形状を有してい
る。そして、上記固定端162bは、上記固定穴167
に回動自在に嵌入されている。
【0114】上記外側枠体161は、内径が上記接眼部
158の外径部158aよりも大径に形成された輪形状
をなしており、上記枠体160と接続固定されるよう形
成されている。この外側枠体161と上記枠体160と
が接続固定されると、上記アダプターマウント部152
の内周面には溝部168が形成され、上記線ばね162
は、その一部を該溝部168内に収納された状態とな
る。尚、上記溝部168の光軸159a上における位置
は、上記接眼部158の接眼面163が、上記接眼部接
合面164と当接した際に、上記接眼部158のテーパ
部158bが存在する位置に形成される。
【0115】また、上記外側枠体161の、上記線ばね
162の可動端162cにあたる位置の外周面上には長
穴170が形成され、この長穴170を介して上記可動
端162cはアダプターマウント部152の外周面上に
突出している。
【0116】上記可動端162cのアダプターマウント
部152からの突出部には、つまみ162dが外篏され
ているが、その可動方向範囲は、上記長穴170によ
り、略円弧形状部162aが存在する方向に向かっての
み移動可能となるよう規制されており、また、アダプタ
ーマウント部152外周上で、上記つまみ162dに対
応する上記長穴170の一端部近傍部分に、固定つまみ
171が突設されている。
【0117】尚、枠体160と外側枠体161との接合
固定方法としては、本第4態様においてはねじ172に
よる方法で説明を行っているが、他に接着による方法、
あるいは枠体160と外側枠体161とを別体とせず、
当初より一体の部品として成形するものであっても良
い。
【0118】そして、図25に示すように、線ばね16
2のつまみ162dと固定つまみ171を近接させる方
向に荷重をかけると、線ばね162の可動端162cが
移動することで線ばね162に負荷がかかり、略円弧形
状部162aの内径は広げられて接眼部158の外径よ
りも大きくなる。
【0119】この状態において、接眼部158を光軸1
59a方向に移動させると、接眼部158は、接眼部接
合面164に当接し、接眼収納部166に接眼部158
を収納せしめることが可能である。
【0120】接眼収納部166に接眼部158が収納さ
れた状態で、つまみ162dと固定つまみ171とにか
かった荷重を除去すると、線ばね162の略円弧形状部
162aは本来の内径に戻ろうとして接眼部158のテ
ーパ部158bに押圧力を加える。
【0121】ここで、線ばね162はアダプターマウン
ト部152の内周面に設けられた溝部168に引っ掛か
っている為、この押圧力は略円弧形状部162aの円弧
中心方向へ向かう力と練り、更に接眼部158のテーパ
部158bを介するが故に接眼部158を接眼部接合面
164に当接させる力として働く。
【0122】また、前述の如く、接眼収納部166の内
周円筒面165は、接眼部158の外径部158aと嵌
合するよう形成されているため、接眼部158が接眼部
接合面164に当接されることにより、接眼部158は
接眼収納部166内に内篏したまま固定される。
【0123】この状態において、再び、つまみ162d
と固定つまみ171を近接させる方向に荷重をかけれ
ば、線ばね162の略円弧形状部162aの内径は広げ
られて接眼部158を接眼収納部166から取り外すこ
とができる。
【0124】このように本第4態様によれば、基本的に
枠体160と、外側枠体161、および線ばね162と
いう少ない点数の部品で構成された簡便な構造によって
接眼部158を本体鏡筒部151に接続固定できる構造
となっているため、従来に比して製造コストが安価であ
り、小型軽量になる。
【0125】次に、上述の第4態様と同様の目的の第5
態様を以下に示す。図26〜図28は第5態様を示し、
図26は内視鏡接続装置を説明する要部断面説明図、図
27は線ばねを板ばねで形成した場合の一例を示す説明
図、図28は第4態様の新たな課題の説明図である。
尚、本第5態様はアダプターマウント部に格納する線ば
ねの構造を変更したもので、他の部分は前記第4態様と
略同様であるので説明は省略する。
【0126】すなわち、図26に示すように、本第5態
様の内視鏡接続装置180は、アダプターマウント部1
81と、前記第4態様で説明した本体鏡筒部151とを
有して主に構成されている。
【0127】上記アダプターマウント部181の内周面
に形成された溝部182に収納された線ばね183に
は、上記溝部182に収納可能な大きさの突起部材18
4が複数個設けられている。
【0128】また、上記線ばね183の可動端183b
がアダプターマウント部181の外周面から突出する部
分においては、この可動端183bが線ばね183を構
成する略円弧形状部183aの径方向外側に向かって過
度に変形することを防止する、長穴185への係止部材
186が設けられている。
【0129】尚、本第5態様においては、線ばね183
は線ばね形状に限ることなく、図27に示すように、板
ばね187とすることも可能であり、その場合、上記係
止部材186を、板ばね187の両幅部分を所定幅切り
欠いた切り欠き部188で形成することが可能となる。
また、この場合、突起部材184は板ばね187の表面
を突出させる等して突起部189として設けられる。そ
の他、例えば弾性力を持つ樹脂等の材料によって、線ば
ねと突起部材および係止部材を一体に形成することも可
能である。なお、上述の内容に関わる部分以外の構成
は、第1実施例に同様である。
【0130】上述の構成により、本第5態様では、前記
第4態様にて既に述べたものと同様の作用を生ぜしめる
ことが可能となる。但し第4態様とは異なり、接眼部1
58のテーパ部158bに直接押圧力を加えるのは、線
ばね183に設けた突起部材184となる。
【0131】また、前記第4態様においては、図28に
示すように、接眼部158を光軸159aに対して傾け
ようとする外力が働いた際に、前記線ばね162の可動
端162cが、略円弧形状部162aの内径が広げられ
る方向へと変形することが新たに発生するが、本第5態
様では、係止部材186によって防止することができ
る。
【0132】前記第4態様においては、その効果を得る
為に、線ばね162は接眼部158のテーパ部158b
に押圧力を加えながらも溝部168に係止されねばなら
ず、従ってその線径には自ら制限が生じてしまう。この
ため、接眼部158の取付時または取外時につまみ16
2dと固定つまみ171とにかける荷重量にも制限が生
じてしまい、設計時に荷重量を自在に設定することが困
難になる可能性がある。
【0133】しかし第5態様においては、制限が生じる
のは線ばね183の線径ではなく突起部材184の外径
寸法となる為、線ばね183はアダプターマウント部1
81の外径寸法が許容しうる範囲において、およそ考え
うる、どのような線径をも採用することが可能である。
従って、つまみ162dと固定つまみ171とにかける
荷重量も、設計時に自在に設定することが可能となる。
【0134】また、前記第4態様においては、線ばね1
62が完全に閉じた略円形状をしてはいない為、図28
に示すような接眼部158を光軸159aに対して傾け
ようとする外力が働いた際に、線ばね162の略円弧形
状部162aの開いた部分、特に可動端162cは比較
的小さな外力によって、円弧形状の径方向外側に向かっ
て変形させることができる。このため、この方向の外力
が発生した場合に接眼部158はアダプターマウント部
152から外れやすい。
【0135】しかし本第5態様においては、係止部材1
86が可動端183bの変形を防止する為、上述のよう
な外力が発生した際にも接眼部158はアダプターマウ
ント部181から外れず、上記第4態様に比して接続の
信頼性が向上された内視鏡接続装置180となるのであ
る。
【0136】以上のように第4態様および第5態様によ
る内視鏡接続装置は、内視鏡接続装置接続部を2つの枠
体と1つの弾性部材という少量の部品で、かつ単純な構
造で構成できる為、部品単価の低減、組立工数の削減と
いった製造コストの低減と共に、小型軽量化を達成でき
る。
【0137】[付記]1.内視鏡の接眼部と所定の撮像
装置とを接続装置本体に設けた係止体の操作で着脱自在
に連結する内視鏡接続装置において、上記係止体は、上
記接続装置本体に予め設定した光軸方向を基準とする基
準面と上記接眼部を圧着可能に、光軸方向と光軸に垂直
な方向とに変位自在に設けたことを特徴とする内視鏡接
続装置。
【0138】2.上記係止体は、ばね線材で形成したこ
とを特徴とする付記1記載の内視鏡接続装置。
【0139】すなわち、付記1記載の内視鏡接続装置に
おいて、上記係止体をばね線材で形成し、光軸方向と光
軸に垂直な方向とに変位した際に、これらの方向に対す
る弾性力が発生して、上記接続装置本体の基準面と上記
接眼部とを確実に圧着する。
【0140】3.上記係止体はU字状に形成するととも
に、上記接続装置本体は、上記係止体の中央部分を回動
自在に保持する保持部と、上記係止体の両腕部分を上記
接続装置本体中央側に導入自在な第1の切り欠き溝と、
上記係止体の上記両腕部分を上記接続装置本体中央側に
導入した状態で上記基準面方向に移動自在な第2の切り
欠き溝とを有することを特徴とする付記2記載の内視鏡
接続装置。
【0141】すなわち、付記2記載の内視鏡接続装置に
おいて、U字状の係止体の両腕部分を第1の切り欠き溝
に沿って移動させることにより光軸に垂直な方向の変位
を行い、第2の切り欠き溝に沿って移動させることによ
り光軸方向の変位を行わせる。
【0142】4.上記保持部は、上記接続装置本体に一
体的に形成したことを特徴とする付記3記載の内視鏡接
続装置。
【0143】すなわち、付記3記載の内視鏡接続装置に
おいて、上記保持部は、望ましくは、上記接続装置本体
に一体的に形成する。
【0144】5.上記係止体は、板ばねと他の弾性体と
で形成したことを特徴とする付記1記載の内視鏡接続装
置。
【0145】すなわち、付記1記載の内視鏡接続装置に
おいて、上記係止体を板ばねと他の弾性体とで形成し、
光軸方向と光軸に垂直な方向のどちらか一方向、例え
ば、光軸方向には板ばねを変位するようにして光軸方向
の弾性力を発生させ、光軸に垂直な方向には他の弾性体
を変位するようにして光軸に垂直な方向の弾性力を発生
させて、上記接続装置本体の基準面と上記接眼部とを確
実に圧着する。
【0146】6.上記他の弾性体は、引っ張りコイルば
ねであることを特徴とする付記5記載の内視鏡接続装
置。
【0147】すなわち、付記5記載の内視鏡接続装置に
おいて、具体的には、上記他の弾性体は引っ張りコイル
ばねとする。
【0148】7.上記他の弾性体は、伸縮性を有した樹
脂材であることを特徴とする付記5記載の内視鏡接続装
置。
【0149】すなわち、付記5記載の内視鏡接続装置に
おいて、具体的には、上記他の弾性体は伸縮性を有した
樹脂材とする。
【0150】8.内視鏡接眼部に対して所定の撮像装置
等を着脱可能に連結させる内視鏡接続装置において、上
記内視鏡接眼部と接合される内視鏡接合面と、この内視
鏡接合面の外側に設けた弾性部材取付部と、この弾性部
材取付部に取付ける弾性部材とを有し、上記弾性部材取
付部は、上記弾性部材を上記内視鏡接眼部の外径に対し
て少なくとも2つの弦を成して張設し、且つ、上記弾性
部材が上記内視鏡接眼部を上記内視鏡接合面に押圧する
位置に配設したことを特徴とする内視鏡接続装置。
【0151】すなわち、上記付記8記載の内視鏡接続装
置は、弾性部材取付部に張設された弾性部材が内視鏡接
眼部を内視鏡接合面に押圧することにより、内視鏡接眼
部に対して所定の撮像装置等を着脱可能に連結させる。
【0152】9.上記内視鏡接合面の近傍部位に、上記
内視鏡接眼部の外径に当接する位置決め部分を突設した
ことを特徴とする付記8記載の内視鏡接続装置。
【0153】すなわち、付記8記載の内視鏡接続装置に
おいて、位置決め部分と内視鏡接眼部の外径とを当接す
ることにより、内視鏡接眼部と内視鏡接続装置の光軸が
互いに整合されるように確実に位置決めされる。
【0154】10.上記弾性部材が形成する上記弦に対
して垂直な方向での上記弾性部材の断面のうち、少なく
とも上記内視鏡接眼部の接続する際に、上記内視鏡接眼
部と上記位置決め部分に接する部分は円弧形状であるこ
とを特徴とする付記9記載の内視鏡接続装置。
【0155】すなわち、付記9記載の内視鏡接続装置に
おいて、弾性部材上から内視鏡接合面に向けて内視鏡接
眼部を押圧した際に、弾性部材を内視鏡接眼部の外径方
向へ移動させ、内視鏡接眼部の外径部が弾性部材を通過
することが可能となる。また、内視鏡接眼部の外径外に
移動した弾性部材が、内視鏡接眼部のテーパー部に当接
する位置に滑らか復帰するのを可能とする。
【0156】11.内視鏡接眼部に対して所定の撮像装
置を着脱可能に連結させる内視鏡接続装置において、上
記内視鏡接眼部と接合する内視鏡接合面と、上記内視鏡
接眼部を上記内視鏡接合面に向かって付勢して配設した
弾性部材とを有し、上記弾性部材は、無負荷状態におい
て上記内視鏡接眼部の外径より小なる内径に形成した円
弧形状部を少なくともその中心角が180度以上となる
長さに形成し、上記内視鏡接眼部の着脱時に上記円弧形
状部の内径を上記内視鏡接眼部外径よりも大きくなる方
向へ変形自在に設けたことを特徴とした内視鏡接続装
置。
【0157】すなわち、上記付記11記載の内視鏡接続
装置は、内視鏡接続装置と内視鏡接眼部との着脱時は弾
性部材の円弧形状部の内径を上記内視鏡接眼部外径より
も大きくなる方向へ変形させて内視鏡接合面からの内視
鏡接眼部の着脱を行う。そして、内視鏡接合面に内視鏡
接眼部が接合された状態では、弾性部材の円弧形状部が
内視鏡接眼部の外径より小さくなって内視鏡接眼部を内
視鏡接合面に向かって付勢し、確実に内視鏡接眼部を内
視鏡接合面に固定する。
【0158】12.上記弾性部材は、上記弾性部材上に
設けた上記内視鏡接眼部に係止する複数個の突起部材を
介して上記内視鏡接眼部を上記内視鏡接合面に向かって
付勢することを特徴とする付記11記載の内視鏡接続装
置。
【0159】すなわち、付記11記載の内視鏡接続装置
において、弾性部材が内視鏡接眼部を上記内視鏡接合面
に向かって付勢する際、上記弾性部材上に設けた上記内
視鏡接眼部に係止する複数個の突起部材を介して行う。
【0160】13.上記弾性部材の上記円弧形状部の内
径は、上記内視鏡接眼部外径が制限しないことを特徴と
する付記12記載の内視鏡接続装置。
【0161】すなわち、付記12記載の内視鏡接続装置
において、突起部材があるため、弾性部材の円弧形状部
の内径は、内視鏡接眼部外径より小さくても、大きくて
も、或いは等しくても良く自由に設定できる。
【0162】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
可能な限り少ない部品かつ簡単な構造で、汎用性が高く
様々な形状の内視鏡接眼部を確実に撮像装置と接続する
ことが可能になるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による、内視鏡接続装
置の構成部品の外観説明図
【図2】同上、内視鏡接続装置に内視鏡接眼部を接続す
る際の説明図
【図3】同上、図2(c)のA−A断面図
【図4】同上、内視鏡接続装置とTVカメラとの接続説
明図
【図5】本発明の実施の第2形態による、内視鏡接続装
置の外観を示す斜視図
【図6】同上、内視鏡接続装置の上面図
【図7】同上、内視鏡接続装置による接続を説明する側
面図
【図8】本発明の実施の第3形態による、内視鏡接続装
置の外観を示す斜視図
【図9】同上、図8のB−B断面図
【図10】本発明に対する従来の内視鏡接続装置の一例
を示す説明図
【図11】第1態様による、内視鏡接続装置に内視鏡接
眼部を接続する際のコイルばねの動きを説明する断面図
【図12】同上、内視鏡接続装置の内視鏡接眼部が接続
される部分の正面図
【図13】同上、図12のC−C断面図
【図14】第2態様による、内視鏡接続装置の内視鏡接
眼部が接続される部分の正面図
【図15】同上、図14のD−D断面図
【図16】同上、2本の弦側から接眼部を押圧する際の
コイルばねの動きを説明する正面図
【図17】同上、図16のE−E断面図
【図18】同上、1本の弦側から接眼部を押圧する際の
コイルばねの動きを説明する正面図
【図19】同上、図18のF−F断面図
【図20】第3態様による、内視鏡接続装置の内視鏡接
眼部が接続される部分の正面図
【図21】同上、図20のG−G断面図
【図22】第1態様以降の従来例による内視鏡接続装置
【図23】第4態様による、内視鏡接続装置を説明する
要部断面説明図
【図24】同上、線ばねの外観斜視図
【図25】同上、線ばねの内径を広げた際の内視鏡接続
装置の説明図
【図26】第5態様による、内視鏡接続装置を説明する
要部断面説明図
【図27】同上、線ばねを板ばねで形成した場合の一例
を示す説明図
【図28】同上、第4態様の新たな課題の説明図
【符号の説明】
10 内視鏡接続装置 11 撮像装置 12 内視鏡接眼部 12a アイピース 13 スコープ受け具(接続装置本体) 14 受け具カバー(接続装置本体) 15 係止体 19 位置決めフランジ 19a 基準面 20 溝 22 長寸切り欠き溝 23 短寸切り欠き溝 24 連通溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の接眼部と所定の撮像装置とを接続
    装置本体に設けた係止体の操作で着脱自在に連結する内
    視鏡接続装置において、 上記係止体は、上記接続装置本体に予め設定した光軸方
    向を基準とする基準面と上記接眼部を圧着可能に、光軸
    方向と光軸に垂直な方向とに変位自在に設けたことを特
    徴とする内視鏡接続装置。
JP10140206A 1998-05-21 1998-05-21 内視鏡接続装置 Withdrawn JPH11337846A (ja)

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