JPH1133881A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JPH1133881A
JPH1133881A JP19873797A JP19873797A JPH1133881A JP H1133881 A JPH1133881 A JP H1133881A JP 19873797 A JP19873797 A JP 19873797A JP 19873797 A JP19873797 A JP 19873797A JP H1133881 A JPH1133881 A JP H1133881A
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JP
Japan
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spindle
tool
spindle head
detection sensor
breakage
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JP19873797A
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English (en)
Inventor
Ikuo Kameyama
郁雄 亀山
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸ヘッドの昇降及び/又はワークテーブル
の旋回の障害とならないように折損検出センサを配置
し、効率よく工具の折損検出を行うことができる工作機
械を提供する。 【解決手段】 二点鎖線で囲んだ斜線領域は、主軸の回
転軸線に平行な第2の軸線300上にある旋回軸周りに
回転するワークテーブル上の仕切板が旋回したときの旋
回空間領域400を示している。当該折損検出センサ1
10は、上記旋回空間領域400の上方の水平面内を回
動可能となる高さ位置で、コラム20の側面に配置され
ている。また、折損検出センサ110は、主軸ヘッド3
5が加工時等に図中二点鎖線で示された位置に下降して
いるときには、主軸ヘッド35の昇降移動経路外の待機
位置にあるため、上記主軸ヘッドに干渉しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工工具の折損を
検出する折損検出センサを装着した工作機械に関し、詳
しくは、主軸ヘッドの昇降移動経路及び/又はワークテ
ーブルの旋回範囲に干渉しないように折損検出センサを
配置したことを特徴とする工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主軸と工具マガジンとの間で、工
具を交換可能な工作機械において、該工作機械に使用す
る加工工具の折損を検出する方法が提案されている。こ
のような工作機械の加工工具の折損を検出する方法及び
この方法を適用させた装置を開示したものとして、例え
ば特開平5−305553が挙げられる。
【0003】図7は、上記工具折損検出方法を適用させ
た工作機械を上部からみた要部平面図である。図に示す
ように、加工工具の折損を検出するための折損検出装置
200が、コラム344に対し、コラムカバー202及
びブラケット204を介して取り付けられている。この
折損検出装置200は、折損検出センサ210及びこの
折損検出センサ210を検出位置に移動させるためのエ
アシリンダ226等から構成されている。折損検出セン
サ210は、先端に針状の検出子216を有するセンサ
本体214がセンサアーム212の自由端部に取り付け
られたものである。折損検出センサ210は、検出動作
開始前においては、図の二点鎖線に示すようにコラム3
44の前面位置に待機し、折損検出動作時には、複動式
のエアシリンダ226が作動することにより、支軸20
8を中心にコラム344から離れる方向(反時計方向)
に回動する。この結果、センサアーム210の先端に設
けられた上記検出子216が主軸230に装着された加
工工具の先端部に接触するか否かによって、折損の有無
を判断するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記工
具折損検出方法の適用において一つ重要な問題があっ
た。それは、折損検出センサの配置の問題である。上記
工作機械による加工時には、ワークテーブル(図2参
照)に固定された被加工物の高さに応じて、主軸ヘッド
を下降させることにより主軸を加工位置に配置しなけれ
ばならない。したがって、上記のように折損検出センサ
210の待機位置が、コラム344の前方にある場合、
下降する主軸ヘッド248と上記折損検出センサ210
とが干渉しないように、該折損検出センサ210を主軸
ヘッドの下降位置における下端面よりも下方に配置しな
ければならない。ところが、このように折損検出センサ
210を下方に配置すると、待機状態においては問題な
いが、検出状態において、折損検出センサ210の検出
位置は、被加工物を固定するワークテーブルに設けられ
た後述する仕切板(図2参照)の旋回運動領域に干渉し
てしまう。
【0005】この結果、折損検出センサの装着位置につ
いて高さ方向の制限が生じると共に、上記のように折損
検出センサを下方に配置した場合には、ワークテーブル
の旋回工程の終了を待って折損検出を行うよりほかな
く、作業効率上の問題が生じていた。
【0006】本発明は、上記工具折損検出方法を適用さ
せた工作機械の改良に関するものであり、詳しくは、主
軸ヘッドの昇降及び/又はワークテーブルの旋回の障害
とならないように折損検出センサを配置し、効率よく工
具の折損検出を行うことができる工作機械を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
に鑑みて、本発明に係る工作機械は、基台に設けられた
ハウジング内に、一端に加工工具を保持して回転する主
軸と、該主軸を収納した主軸ヘッドと、前方に前記主軸
ヘッドを昇降運動可能に支持するコラムと、複数種類の
加工工具を収容する工具マガジンと、前記主軸ヘッドを
前記主軸の回転軸線に平行な第1の軸線に沿って、少な
くとも前記マガジンとの間で工具交換を行う工具交換位
置まで昇降移動させる移動装置と、先端に検出子を有
し、後端に支軸を有し、該支軸を中心として前記主軸の
回転軸線と交差する方向に回動可能であり、前記主軸が
保持した加工工具の折損を検出する折損検出センサとを
備えた工作機械において、前記折損検出センサは、待機
状態において主軸ヘッドの投影領域の外側に配置された
ことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、折損検出センサは、主
軸ヘッドの投影領域の外側、すなわち主軸ヘッドの昇降
移動経路及びその延長領域の外側に配置されているた
め、主軸ヘッドの最下降位置が制限されることがなく、
該主軸ヘッドの設計に自由度を持たせることができる。
【0009】また、本発明の工作機械は、基台に設けら
れたハウジング内に、一端に加工工具を保持して回転す
る主軸と、該主軸を収納した主軸ヘッドと、前方に前記
主軸ヘッドを昇降運動可能に支持するコラムと、複数種
類の加工工具を収容する工具マガジンと、前記主軸ヘッ
ドを前記主軸の回転軸線に平行な第1の軸線に沿って、
少なくとも前記マガジンとの間で工具交換を行う工具交
換位置まで昇降移動させる移動装置と、被加工物を加工
する加工位置と被加工物を装入する装入位置とを区画す
る平板状の仕切板を上面に立設し、前記主軸の回転軸線
に平行な第2の軸線周りに回転可能なワークテーブル
と、先端に検出子を有し、後端に前記主軸の回転軸線に
平行な支軸を有し、該支軸を中心として前記主軸の回転
軸線と交差する方向に回動可能であり、前記主軸が保持
した加工工具の折損を検出する折損検出センサとを備え
た工作機械において、前記折損検出センサは、待機状態
において、前記ワークテーブル上の前記仕切板の旋回空
間領域と前記主軸ヘッドの昇降移動経路に干渉せず、か
つ、検出状態において前記仕切板の旋回空間領域に干渉
しない位置に配置されたことを特徴とするものでもよ
い。
【0010】上記の構成によれば、折損検出センサは、
待機位置において主軸ヘッドの昇降移動領域に干渉しな
い位置に配設されているため、当該折損検出センサの配
置により主軸ヘッドの昇降運動の運動範囲が制限される
ことがない。また、検出状態においても、折損検出セン
サがワークテーブルの旋回空間領域外にあるため、ワー
クテーブルが旋回中であっても、折損検出を行うことが
可能である。
【0011】本発明の工作機械の具体的構成としては、
前記折損検出センサを、前記主軸に保持された加工工具
の折損を検出する検出位置と、該検出位置から離れかつ
前記主軸及び前記コラムからも離れる方向にあって、前
記主軸ヘッドの昇降移動経路と前記仕切板の旋回空間領
域とに共に干渉しない待機位置との間で回動させる回動
駆動手段を備えたことを特徴とするものでもよい。
【0012】上記回動駆動手段によれば、折損検出セン
サは、待機状態おいて主軸ヘッドの昇降運動範囲を制限
することがない。また、折損検出センサの装着位置につ
いては、上記仕切板の上方にある限り、高さ方向の制限
がなくなるという効果が得られる。更に、ワークテーブ
ルが旋回中であっても、主軸がワークテーブル上の仕切
板の旋回領域の上方にある限り検出を開始することがで
きるため、加工作業後に効率よく検出処理を行うことが
できる。
【0013】また、本発明の工作機械は、前記支軸が、
前記コラムの前面より後方の横側に配置されたことを特
徴とするものでもよい。本発明の折損検出センサは、外
側(主軸及びコラムから離れた位置)から主軸の軸線位
置に旋回するため、該折損検出センサを回動可能に支持
する支軸の位置は、コラムの横側に配置させることがで
きる。このため、エアシリンダ等の駆動機構をコラムの
前面よりも後方に配置することができる。この結果、加
工時の切り屑や切削油がエアシリンダ等の内部機構に飛
散することを効果的に減少することができる。更に、装
置自体のコンパクト化にもつなげることができるという
効果が得られる。
【0014】更に、本発明の工作機械は、前記支軸が前
記コラムの前方かつ、前記ハウジングの側壁に近接して
配置されたことを特徴とするものでもよい。例えば、ハ
ウジングの側壁にフランジを設け、該フランジに折損検
出センサの支軸を回動可能に取り付けてもよい。また、
基台に支柱を設けて、該支柱の上に上記折損検出センサ
を設置してもよい。このような構成をとれば、主軸の昇
降移動経路に干渉するか否かの考慮を必要とすることが
ない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を一層
明確にするため、本発明の好適な実施例を図面と共に説
明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に
何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属
する限り、種々の態様で実施できることはいうまでもな
い。
【0016】図1は本実施例に係る工作機械の外観を示
す正面図であり、図2は該工作機械のハウジングを取り
外して示す側面図、図3は本実施例の主要部に係る折損
検出装置を示す平面図、図4は本実施例の折損検出装置
へのエア供給経路及び折損検出センサの信号を伝達する
ケーブルを示す図、図5は本実施例の折損検出装置の配
置を示した図である。
【0017】図1に示すように、本実施例に係る工作機
械1は、基台2上に後述する種々内部機構を装着し、ハ
ウジング3にて覆ったものである。ハウジング3の前壁
には操作盤6及び扉4が設けられており、作業者は、扉
4を開き、工具マガジンに収納された工具の交換や、ワ
ークテーブルに対する被加工物の脱着等を行う。
【0018】図2に本実施例に係る工作機械の内部機構
を示すように、本実施例に係る工作機械1は、複数種類
の加工工具を収納する工具マガジン60,加工工具を装
着して被加工物を加工するための主軸30及び該主軸3
0を収納する主軸ヘッド35,該主軸ヘッド35を保持
し、主軸ヘッド35の昇降運動のガイドとなるコラム2
0,主軸30の水平面の移動に係わるX軸スライド13
及びY軸スライド17,加工工具の折損を検出するため
の折損検出装置100,被加工物を固定するためのワー
クテーブル装置40等により構成される。以下詳細につ
いて説明する。
【0019】基台2上に設けられたベース10の上面に
はX軸方向(紙面に垂直な方向)に延びる一対のガイド
レール11が設けられ、X軸スライド13をX軸方向に
摺動可能に支持している。このX軸スライド13には、
X軸方向駆動モータ(図示せず)により回転させられる
ボールねじ18に螺合するナット16が装着されてい
る。上記X軸スライド13は、X軸方向駆動モータの駆
動により、X軸方向に移動される。
【0020】上記X軸スライド13上面には、Y軸方向
(水平面内においてX軸と直交する方向)に延びる一対
のガイドレール15が設けられ、Y軸スライド17をY
軸方向に摺動可能に支持している。このY軸スライド1
7には、Y軸方向駆動モータ(図示せず)により回転さ
せられるボールねじに螺合するナット(図示せず)が装
着されている。上記Y軸スライド17は、Y軸方向駆動
モータの駆動により、Y軸方向に移動される。
【0021】上記Y軸スライド17上にはコラム20が
直立して固定されており、コラム20の前面には、主軸
の回転軸線に平行な第1の軸線方向、すなわち、Z軸方
向(上下方向)に延びる一対のリニアガイド22が設け
られ、主軸ヘッド35をZ軸方向に摺動可能に支持して
いる。この主軸ヘッド35には、Z軸方向駆動モータ2
3により回転させられるボールねじに螺合するナット
(図示せず)が装着されている。上記主軸ヘッド35
は、Z軸方向駆動モータ23の駆動により、上下方向に
移動される。主軸ヘッド35前部には、Z軸方向に延び
る主軸30が収納されており、該主軸30は、下端部に
加工工具80を装着し、主軸ヘッド35上部に設けられ
た主軸駆動モータ38によって回転駆動される。
【0022】また、上記コラム20の前方には、フレー
ム24を介して工具マガジン60が取り付けられてい
る。工具マガジン60は、回転体65をフレーム24に
対し回転可能に取り付けられて構成されている。回転体
65には、工具ホルダ82を保持する10個のグリップ
アーム62が等角度間隔に取り付けられており、各々の
グリップアーム62は、上記回転体65が、インデック
スモータ25を駆動源とするバレルカム装置(図示せ
ず)によって間欠回転させられることにより、順次最も
下方の工具交換位置に移動させられる。なお、上記回転
体65及びグリップアーム62は、フレーム24に固定
されたカバー64によって覆われている。また、工具マ
ガジン60と扉4との間には開閉可能に設けられた仕切
カバー90が設けられている。
【0023】更に、コラム20前方の基台2上には、回
転テーブル装置40が、主軸30の回転軸線に平行な第
2の軸線上の旋回軸42周りに回転可能に設けられてい
る。上記回転テーブル装置40の上部には駆動モータ4
4により回転駆動されるワークテーブル41が設けら
れ、該ワークテーブル41上は、図中X軸方向(紙面に
垂直な方向)に所定の幅を持って延在する薄板状の仕切
板43により、被加工物を加工する領域(加工位置)と
装入する領域(装入位置)とに仕切られている。該仕切
板43と上記仕切カバー90とによって、被加工物の切
り屑や切削油等が加工領域から装入領域に飛散すること
を防止している。
【0024】コラム20の側面には、本発明の主要部に
係る折損検出装置100が装着されている。図3に該折
損検出装置100の詳細を示すように、当該折損検出装
置100は、水平面上を回動して加工工具の折損を検出
する折損検出センサ110,筒状のブラケット150に
収納保護され、折損検出センサ110の回動動作に係わ
るエアシリンダ126等から構成され、取付板152を
介して、コラム20に装着されている。
【0025】折損検出センサ110は、センサ本体11
2の先端から針状の検出子116が延出したものであ
り、角断面筒形状のセンサアーム114の先端部に螺合
装着されている。また、センサ本体110とセンサアー
ム114の先端部とは、ボルト111によりセンサ本体
112に固定された角断面筒形状のカバー115により
覆われ、外部に飛散した切り屑や切削油から保護されて
いる。センサアーム114の後端には垂直方向の支軸1
19が設けられ、該支軸119は、ブラケット内の開口
部近傍に立設したボス部材106に対し、回動可能に嵌
合されている。
【0026】また、センサアーム114の後端には、エ
アシリンダ126の動作を伝達するための板状の耳片1
18が突設されている。該耳片118は、折損検出セン
サ110の回動角度を後述のように規制するために該折
損検出センサ110の長手方向に対して所定の角度をも
って設けられている。また、該耳片118の先端は、エ
アシリンダ126のピストンロッド124の先端部にピ
ン120を介して垂直軸線すなわちピン120の軸まわ
りに回動可能に連結されている。
【0027】エアシリンダ126は、ブラケット150
にピン132を介して垂直軸線すなわちピン132の軸
まわりに回動可能に取り付けられている。該エアシリン
ダ126は、複動式のシリンダであり、2個のエア室1
21,123は、図4に示すように、パイプ135,コ
ラム20の上面に取り付けられた電磁方向切換弁145
を介してエア源147(図2参照)に接続されている。
【0028】これらエア室121,123は、電磁方向
切換弁145の切換えによりエア源147と大気とに択
一的に連通する。エアシリンダ126の前方のエア室1
21がエア源147に連通し、後方のエア室123が大
気に開放された状態ではピストンロッド124が収縮さ
せられ、折損検出センサ110は図3に実線で示される
ようにY軸方向に平行であって、加工を妨げない待機位
置に位置させられる。
【0029】逆に、エアシリンダ126の後方のエア室
123がエア源147に連通し、前方のエア室121が
大気に開放された状態では、ピストンロッド124が伸
長し、折損検出センサ110はセンサアーム114が、
支軸119を中心に図中時計回りに旋回する。この結
果、検出子116が、二点鎖線で示すように主軸30の
回転軸線近傍の検出位置に移動させられる。
【0030】なお、ピストンロッド124の収縮に伴う
折損検出センサ110の反時計周りの旋回運動の終点、
すなわち待機位置は、耳片118の一方の側面がストッ
パ140に当接することによりにより規定される。この
とき、ストッパ140は、折損検出センサ110が待機
位置においてY軸方向に平行となるように設定されてい
る。一方、ピストンロッド124の伸長に伴う折損検出
センサ110の時計回りの旋回運動の終点は、耳片11
8の他方の側面がストッパ142に当接することにより
規定される。このとき、ストッパ142は、折損検出セ
ンサ110の検出子116が主軸の軸線をわずかに越え
た位置にくるように設定されている。
【0031】なお、折損検出の方法の基本原理について
は、特開平5−305553と同様のものを用いてい
る。すなわち、図4に示す信号ケーブル161,163
が図示しない制御装置に接続されており、折損検出指令
が出力されると、主軸30が上昇し、加工工具80の先
端を折損検出位置に移動させるために計算された位置に
移動させられる。そして、エアシリンダ126が作動し
て折損検出センサ110が旋回させられ、主軸30に支
持された加工工具80の先端に接触したか否かによって
信号が送られ、接触しなかったと判断された場合には、
折損発生を示すアラームが発せられるものである。
【0032】図5において、二点鎖線で示された主軸ヘ
ッド35は、該主軸ヘッド35が最下端に降下させられ
た状態を示し、二点鎖線で囲んだ斜線領域は、主軸の回
転軸線に平行な第2の軸線300上にある旋回軸42
(図2参照)周りに回転するワークテーブル41上の仕
切板43が旋回したときに掃く空間領域、すなわち、旋
回空間領域400を示している。当該折損検出センサ1
10は、上記旋回空間領域400の上方の水平面内を回
動可能となる高さ位置で、コラム20の側面に配置され
ている。また、折損検出センサ110は、主軸ヘッド3
5が加工時等に図中二点鎖線で示された位置に下降して
いるときには、主軸ヘッド35の昇降移動経路外の待機
位置(図3の実線で示す位置)にあるため、上記主軸ヘ
ッドに干渉しない。
【0033】上記のように、本実施例の折損検出センサ
110は、検出状態においては、主軸ヘッド35の昇降
移動経路及びワークテーブル41上の仕切板43の旋回
空間領域に干渉しないため、加工工程終了後、主軸ヘッ
ド35が上昇し、上記仕切板43の旋回空間領域を外れ
次第、折損検出を行うことができる。すなわち、ワーク
テーブル41が旋回中であっても、折損検出を行うこと
が可能である。
【0034】また、本実施例の折損検出センサ110
は、外側から主軸の軸線位置に旋回するため、支軸11
9をコラム20の前方に配置する必要がない。すなわ
ち、図5において、折損検出センサ110を回動可能に
支持する支軸119は、コラム20の前面よりも後方の
横側に配置させることができる。このため、加工工程に
おいて折損検出センサ110内のエアシリンダ等に飛散
する切り屑や切削油は、コラム20が障壁となることに
より効果的に減少される。また、上記のように支軸11
9をコラム20の前面より後方に配置させることは、装
置自体のコンパクト化にもつながる。
【0035】なお、本発明の実施の形態は、上記のもの
に限られず、例えば、図6に示すように、折損検出セン
サ310を基台302上のハウジング303の側壁に近
接した位置に支柱320を設け、該支柱320上に回動
可能に配置したものでもよい。ただし、この場合、支柱
320はワークテーブル341及びその上面に設けられ
た仕切板343の旋回に干渉しない位置に設けられ、か
つ、上記折損検出センサ310は、仕切板343の上方
に設置されるものとする。
【0036】あるいは、上記折損検出センサ310の支
軸319をハウジング303の側壁に回動可能に取り付
けてもよい。ただし、この場合も、上記折損検出センサ
310は、仕切板343の上方に設置されるものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る工作機械の外観を示す
正面図である。
【図2】 本実施例に係る工作機械のハウジングを取り
外して示す側面図である。
【図3】 本実施例の主要部に係る折損検出装置の平面
図である。
【図4】 本実施例の折損検出装置へのエア供給経路及
び折損検出センサの信号を伝達するケーブルを示す図で
ある。
【図5】 本実施例の折損検出装置周辺を示した図であ
る。
【図6】 本実施例の工作機械の変形例を示す概略平面
図である。
【図7】 従来の折損検出装置の概略を示した平面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・工作機械、 10・・・ベース、 13・・・
X軸スライド、17・・・Y軸スライド、 20・・・
コラム、22・・・リニアガイド、 23・・・Z軸方
向駆動モータ、30・・・主軸、 35・・・主軸ヘッ
ド、 38・・・主軸駆動モータ、40・・・回転テー
ブル装置、 41・・・ワークテーブル、43・・・仕
切板、 44・・・駆動モータ、60・・・工具マガジ
ン、 62・・・グリップアーム、80・・・加工工
具、 90・・・仕切カバー、100・・・折損検出装
置、 110・・・折損検出センサ、112・・・セン
サ本体、 114・・・センサアーム、116・・・検
出子、 118・・・耳片、 121,123・・・エ
ア室、124・・・ピストンロッド、 126・・・エ
アシリンダ、140,142・・・ストッパ、 150
・・・ブラケット、152・・・取付板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に設けられたハウジング内に、 一端に加工工具を保持して回転する主軸と、 該主軸を収納した主軸ヘッドと、 前方に前記主軸ヘッドを昇降運動可能に支持するコラム
    と、 複数種類の加工工具を収容する工具マガジンと、 前記主軸ヘッドを前記主軸の回転軸線に平行な第1の軸
    線に沿って、少なくとも前記マガジンとの間で工具交換
    を行う工具交換位置まで昇降移動させる移動装置と、 先端に検出子を有し、後端に支軸を有し、該支軸を中心
    として前記主軸の回転軸線と交差する方向に回動可能で
    あり、前記主軸が保持した加工工具の折損を検出する折
    損検出センサと、を備えた工作機械において、 前記折損検出センサは、待機状態において主軸ヘッドの
    投影領域の外側に配置されたことを特徴とする工作機
    械。
  2. 【請求項2】 基台に設けられたハウジング内に、 一端に加工工具を保持して回転する主軸と、 該主軸を収納した主軸ヘッドと、 前方に前記主軸ヘッドを昇降運動可能に支持するコラム
    と、 複数種類の加工工具を収容する工具マガジンと、 前記主軸ヘッドを前記主軸の回転軸線に平行な第1の軸
    線に沿って、少なくとも前記マガジンとの間で工具交換
    を行う工具交換位置まで昇降移動させる移動装置と、 被加工物を加工する加工位置と被加工物を装入する装入
    位置とを区画する平板状の仕切板を上面に立設し、前記
    主軸の回転軸線に平行な第2の軸線周りに回転可能なワ
    ークテーブルと、 先端に検出子を有し、後端に前記主軸の回転軸線に平行
    な支軸を有し、該支軸を中心として前記主軸の回転軸線
    と交差する方向に回動可能であり、前記主軸が保持した
    加工工具の折損を検出する折損検出センサと、を備えた
    工作機械において、 前記折損検出センサは、待機状態において、前記ワーク
    テーブル上の前記仕切板の旋回空間領域と前記主軸ヘッ
    ドの昇降移動経路とに干渉せず、かつ、検出状態におい
    て前記仕切板の旋回空間領域に干渉しない位置に配置さ
    れたことを特徴とする工作機械。
  3. 【請求項3】 前記折損検出センサを、前記主軸に保持
    された加工工具の折損を検出する検出位置と、該検出位
    置から離れかつ前記主軸及び前記コラムからも離れる方
    向にあって、前記主軸ヘッドの昇降移動経路と前記仕切
    板の旋回空間領域とに共に干渉しない待機位置との間で
    回動させる回動駆動手段を備えたことを特徴とする請求
    項2記載の工作機械。
  4. 【請求項4】 前記支軸が、前記コラムの前面より後方
    の横側に配置されたことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の工作機械。
  5. 【請求項5】 前記支軸が、前記コラムの前方かつ、前
    記ハウジングの側壁に近接して配置されたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の工作機械。
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