JPH11339507A - 照明自動追尾システム - Google Patents

照明自動追尾システム

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JPH11339507A
JPH11339507A JP10144618A JP14461898A JPH11339507A JP H11339507 A JPH11339507 A JP H11339507A JP 10144618 A JP10144618 A JP 10144618A JP 14461898 A JP14461898 A JP 14461898A JP H11339507 A JPH11339507 A JP H11339507A
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JP
Japan
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irradiation target
cameras
image
screen
display device
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Application number
JP10144618A
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English (en)
Inventor
Ayako Matsuo
綾子 松尾
Tomoyuki Inoue
智之 井上
Yasushi Yamaguchi
泰史 山口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動追尾の停止や照射目標の画像表示の途切れ
が生じるのを防止する。 【解決手段】2台の撮像装置(赤外線カメラ2a1…)の
画像から位置座標演算装置4により照射目標qの候補点
を求める。何れか1台のカラーカメラ2b1又は2b2の画
像から複数の候補点の一つを照射目標qの座標として求
める。照射目標qの座標に基づいて追尾制御装置5が照
明装置(スポットライト)1の駆動制御と2台のカラー
カメラ2b1及び2b2の駆動制御を行って照射目標qを常
時追尾する。2台のカラーカメラ2b1及び2b2が常時照
射目標qを撮像するように駆動制御しているため、切換
装置9を切り換えた場合でも直ちにカラーカメラ2b1又
は2b2のカラー画像を照射目標qの座標を求めるのに利
用でき、表示装置7の画面にも照射目標qを途切れるこ
となく映し出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宴会場などにおい
て照明の対象となる人物などを自動的に追尾する照明自
動追尾システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人物などの移動する照射目標を自
動的に追尾してスポットライトのような照明装置の光を
常に照射目標に照射して照明するような照明自動追尾シ
ステムが提供されている。このシステムでは、複数台の
撮像装置で撮像した画像に対して画像処理を行うことに
より照射目標の位置を算出し、その位置情報に基づいて
指向性を有する照明装置(例えばスポットライトなど)
の照射位置を可変制御している。また上記システムで
は、照射目標を正確に追尾するための補足手段として、
撮像装置で撮像した画像を表示する表示装置と、表示装
置に表示される画像に基づいて操作者が照明装置の照射
位置を手動で補正可能とする補正制御装置とを備えてい
る。
【0003】具体的には、例えば複数台の赤外線カメラ
と1乃至複数台のカラーカメラの画像を用いて赤外線発
信器を保持した照射対象の位置を算出し、その位置情報
に基づいて照明装置をパン及びチルトさせて照射対象を
追尾するものである。この時、照射目標の確認のために
カラーカメラで撮像した画像が表示装置に表示されてお
り、何らかの原因で照明装置の照射位置が照射目標から
ずれてしまった場合には、表示装置に表示されている照
射目標を見ながら、操作者が補正制御装置に設けられた
操作スイッチ等を操作することで照射位置を手動で補正
できるようになっている(なお、本システムの詳しい構
成及び動作については本発明の実施形態において説明す
る。)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来シ
ステムにおいて、表示装置に画像を表示させるカラーカ
メラを別のカラーカメラに切り換える場合、切換後にカ
ラーカメラの向きを照射目標に向けるように制御してい
たのでは、照射目標を見失って照明装置の追尾が停止し
てしまう虞があり、また表示装置の画像表示も見た目に
不連続になって違和感を与えるという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、自動追尾の停止や照射目標の画像表示の途切
れが生じるのを防止した照明自動追尾システムを提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、複数の赤外線カメラと複数の
カメラで撮像した画像を画像処理して照射目標の位置を
算出し、この算出された位置に基づいて指向性を有する
照明装置の光が常に照射目標に照射されるように前記照
明装置の照射方向を可変制御する照明自動追尾システム
において、算出された照射目標の位置に基づいて少なく
とも前記複数のカメラが常に照射目標を撮像するように
全てのカメラの撮像方向を可変制御し、これら複数のカ
メラのうちの少なくとも1台のカメラの画像を表示装置
に切り換えて表示させることを特徴とし、複数のカメラ
が全て常に照射目標を追尾して撮像しているため、表示
装置に表示する画像を切り換えた場合に常に画面内に照
射目標が映し出されることとなり、自動追尾の停止や照
射目標の画像表示の途切れが生じるのを防止することが
できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、少なくとも照射目標が映し出された前記表示装置の
画面に、照射目標を示すマークが描画された画面を該マ
ークが照射目標と重なるように表示させる手段を備えた
ことを特徴とし、表示装置に表示される画像を切り換え
た場合でも照射目標に重ねて表示されるマークによって
照射目標を容易に認識することができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記複数のカメラの内の少なくとも2台のカメラの
画像を表示装置の画面内における異なる領域にそれぞれ
映し出す手段を備えたことを特徴とし、1台の表示装置
において多くの情報を一度に表示させることができて使
い勝手の向上が図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1に示すように
本実施形態の照明自動追尾システムは、指向性を有する
とともに照射方向が可変である照明装置1と、照明装置
1による照明空間(宴会場など)Wを各々異なる方向か
ら撮像する複数の撮像装置2と、複数の撮像装置2の各
映像から照射目標qを識別するとともに照射目標qを撮
像している各撮像装置2における画素座標を特定する画
像認識装置3と、画像認識装置3で特定された複数の画
素座標から照明空間W内の照射目標qの位置を演算する
位置座標演算装置4と、照明空間Wに対する照明装置1
の位置及び位置座標演算装置4の演算結果に基づいて照
明装置1の照射方向を照射目標qに向けるように制御す
るための制御値を演算し、その制御値に応じて照明装置
1の照射方向を可変制御する追尾制御装置5と、照射目
標qの位置を演算するために各撮像装置2の取付位置に
関するパラメータ情報を記憶する取付位置記憶装置6
と、照射目標qを撮像した撮像装置2の画像を表示する
表示装置7と、設定/操作スイッチ8aを具備し、この
設定/操作スイッチ8aを操作することで作成された制
御値を追尾制御装置5に送って位置補正を行う補正制御
装置8とを備えている。
【0010】照明装置1は、図2に示すように照明空間
W内の天井面等に取り付けられたブラケット1aによっ
て水平方向並びに垂直方向に回動自在に支持され、図示
しない駆動機構により水平方向の回動(パン)と垂直方
向の回動(チルト)が可能なスポットライト1から成
り、追尾制御装置5により上記駆動機構が駆動制御され
て照射方向が可変されるものである。
【0011】また、撮像装置2は、図2及び図3に示す
ように照明空間Wの四隅に配置されたCCDカメラから
成る4台の赤外線カメラ2a1〜2a4と、互いに異なる方
向から照明空間Wを撮像するように可動自在に配置され
たCCDカメラから成る2台のカラーカメラ2b1,2b2
である。ここで赤外線カメラ2a1〜2a4は、例えば赤外
光のみを透過するフィルタをCCD撮像素子の前面に配
設することで赤外線に対する感度を高めたものであり、
その画像(以下、「IR画像」という。)が画像認識装
置3に送られる。またカラーカメラ2b1,2b2は、スポ
ットライト1と同様に天井面等に取り付けられて図示し
ない駆動機構により水平方向並びに垂直方向に回動自在
に支持され、追尾制御装置5により上記駆動機構が駆動
制御されて水平方向の回動(パン)と垂直方向の回動
(チルト)が制御されるものである。なお、図3に示す
ように切換装置9によって2台のカラーカメラ2b1,2
b2の画像の一方のみが選択されて画像認識装置3並びに
表示装置7に入力される。
【0012】4台の赤外線カメラ2a1〜2a4は同一のも
のであって、CCD撮像素子の寸法が2SW(横)×2
SH(縦)〔mm〕、レンズの焦点距離がf〔mm〕、
画像認識における有効画素数が2DW(横)×2DH
(縦)とする。
【0013】ここで、照明空間Wの任意点(例えば、床
面の中央)を原点とする3次元直交座標系を想定する。
このとき、4台の赤外線カメラ2a1〜2a4の取付位置の
座標を各々CPn(Xcn,Ycn,Zcn)、n=1,2,
3,4とし、取付方向(赤外線カメラ2a1〜2a4の光軸
方向)を各々CDn(Pcn,Tcn)、n=1,2,3,
4とする。但し、Pcnはそれぞれ赤外線カメラ2a1〜2
a4の光軸とY軸とのなす角、Tcnはそれぞれ赤外線カメ
ラ2a1〜2a4の光軸と水平面(XY平面)とのなす角と
定義する。これらCPn,CDnの値は、上記原点に配
置した赤外線発信器10を赤外線カメラ2a1〜2a4で撮
像して得たIR画像を画像処理するなどして特定し、予
め赤外線カメラ2a1〜2a4に関するパラメータ情報とし
て取付位置記憶装置6に記憶させておく。
【0014】画像認識装置3、位置座標演算装置4並び
に追尾制御装置5は、例えばCPUを主構成要素とする
コンピュータ装置で構成可能である。但し、本実施形態
では、説明を簡単にするために上記コンピュータ装置に
おける上記機能(あるいはソフトウェア)を画像認識装
置3、位置座標演算装置4並びに追尾制御装置5と呼ぶ
ことにする。なお、画像認識装置3、位置座標演算装置
4並びに追尾制御装置5を個々にハードウェアで構成し
てもよいことはいうまでもない。
【0015】ところで、赤外線カメラ2a1〜2a4 が具
備するCCD撮像素子上に素子の中心を原点(0,0)
とする2次元直交座標系(Xd,Yd )を想定し、画像
認識装置3が、従来周知の画像処理技術を用いて、赤外
線カメラ2a1〜2a4 の映像を画像処理して、照射目標
qの上記2次元直交座標系における座標(以下、この座
標を「画素座標」と呼ぶ。)を求める。このように照射
目標qの画素座標を求める手法としては、例えば、人物
のような照射目標qに赤外線発信器10を取り付けてお
き、赤外線カメラ2a1〜2a4のIR画像中から赤外線の
強度が所定値以上の点を抽出してその画素座標を求める
というような従来周知の手法が適用可能である。
【0016】上述のようにして4台の内の2台の赤外線
カメラ(例えば2a1,2a2)の映像から画像認識装置3
で得られた照射目標qの画素座標を、各々(Xd1,Yd
1),(Xd2,Yd2)とする。また、赤外線カメラ2a1
〜2a4 の座標系における基準ベクトル(方向余弦)を
(X,Y,Z)=(0,1,0)とすると、上記基準ベ
クトルに対してCCD撮像素子の中心(原点)から照射
目標qまでの方向ベクトル(Xe1,Ye1,Ze1)は以下
の式で求められる(但し、赤外線カメラ2a1の映像につ
いてのみ記す。)。 Xe1=Xd1×SW/(f×DW) Ye1=1 Ze1=Yd1×SH/(f×DH) また,ここでの基準ベクトルは実際の照明空間Wにおけ
る座標系では赤外線カメラ2a1の取付状態の分(パン,
チルト)だけ回転していることになる。従って、実際の
照明空間Wにおける赤外線カメラ2a1から照射目標qま
での方向ベクトル(l1 ,m1 ,n1 )は次のように求
めることができる。
【0017】
【式1】 一方、赤外線カメラ2a1から照射目標qまでの方向と赤
外線カメラ2a1の取付座標が予め特定されているので、
これらの値から赤外線カメラ2a1と照射目標qとを結ぶ
直線L1 を求めることができる(但し、直線の媒介変数
をt1 とする。) 。
【0018】x=l1×t1+Xc1 y=m1×t1+Yc1 ……(1) z=n1×t1+Zc1 また、赤外線カメラ2a2と照射目標qとの間にも同様の
関係が成り立つので、赤外線カメラ2a1のパラメータを
赤外線カメラ2a2のパラメータに置き換えると、赤外線
カメラ2a2と照射目標qとを結ぶ直線L2 は、方向ベク
トル(l2 ,m2 ,n2 )と直線の媒介変数t2 を用い
て下式のように表すことができる。
【0019】x=l2×t2+Xc2 y=m2×t2+Yc2 ……(2) z=n2×t2+Zc2 ここで、照射目標qは2つの直線L1 ,L2 上に存在し
ているはずであり、これらの直線L1 ,L2 の交点が照
射目標qの座標と一致するはずであるから、この交点を
求める。上記式(1),式(2)の照射目標qの座標
(x,y,z)は同一であるので、次の式が成り立つ。
【0020】 l1×t1+Xc1=l2×t2+Xc2 ……(3) m1×t1+Yc1=m2×t2+Yc2 ……(4) n1×t1+Zc1=n2×t2+Zc2 ……(5) 式(3)及び式(5)を用いて以下のように媒介変数t
1 ,t2 を求めることができる。
【0021】t1={n2×(Xc1-Xc2)-l2×(Zc1-Zc2)}/
(n1×l2-l1×n2) t2={l1×(Zc1-Zc2)-n1×(Xc1-Xc2)}/(l1×n2-n1×
l2) また式(3)及び式(4)を用いても以下のように媒介
変数t1 ,t2 を求めることができる。
【0022】t1={l2×(Yc1-Yc2)-m2×(Xc1-Xc2)}/
(l1×m2-m1×l2) t2={m1×(Xc1-Xc2)-l1×(Yc1-Yc2)}/(m1×l2-l1×
m2) さらに式(4)及び式(5)を用いても以下のように媒
介変数t1 ,t2 を求めることができる。
【0023】t1={m2×(Zc1-Zc2)-n2×(Yc1-Yc2)}/
(m1×n2-n1×m2) t2={n1×(Yc1-Yc2)-m1×(Zc1-Zc2)}/(n1×m2-m1×
n2) 直線L1 ,L2 が交点を持つならば、上記の3種類のt
1 ,t2 は同一の値となる。従って、式(1)及び式
(2)にそれぞれt1 ,t2 を代入すると直線L1 ,L
2 の交点、すなわち照射目標qの座標(Xq1,Yq
1,Zq1)を求めることができる。なお、上述の照射
目標qの座標を求める演算は位置座標演算装置4で行わ
れる。
【0024】同様にして4台の赤外線カメラ2a1〜2a4
のうちの任意の2台の組み合わせ( 42=6)で合計6
個の照射目標(これを候補点とよぶ)q1〜q6が求め
られる(図4参照)。
【0025】次に上記6個の候補点q1〜q6の中から
照射目標qに一致する候補点若しくは最も近い候補点を
選び出し、その座標を照射目標qの座標とする処理につ
いて説明する。
【0026】例えば、照射空間Wが結婚式の披露宴会場
であり、照射目標qが白色のウエディングドレスを着た
新婦であるとする。まず、図5に示すように一方のカラ
ーカメラ(例えば2b1)で赤外線発信器10を付けた照
射目標qを撮像し、画像認識装置3においてその画像信
号をRGBの3原色成分に分離するとともにA/D変換
などの処理を経てカラー画像データに変換する。そして
このカラー画像データは画像認識装置3が具備するメモ
リに格納される。次に画像認識装置3は、メモリに格納
されたカラー画像データを処理して照射目標qの特徴を
示す特徴領域(例えば、白色の領域)Kを抽出するとと
もに(図6参照)、抽出した特徴領域Kと上記6個の候
補点q1〜q6とを比較し、特徴領域Kに重なる候補点
あるいは特徴領域Kの中心点に最も近い候補点(図7に
示すような場合には候補点q4を)を照射目標qとして
選び、候補点q4の座標(Xq,Yq,Zq)を照射目
標qの座標とする。
【0027】次に、追尾制御装置5が上記照射目標qの
座標(Xq,Yq,Zq)から制御値(パン及びチルト
の角度)を求める手順について説明する。ここで、スポ
ットライト1のパンの回動軸がZ軸に平行であり、チル
トの回動軸がXY平面に平行であるとする。また、スポ
ットライト1の取付座標を(Xs,Ys,Zs)、照明空
間Wにおける基準の方向、この場合は(0,1,0)の
方向とスポットライト1本体の基準の方向の角度をPs0
とすると、スポットライト1から照射目標qまでの方向
余弦Α(lsq,msq,nsq)は下式のように表される
(但し、Aはベクトルを示す。)。 lsq=(Xq−Xs)/|B| msq=(Yq−Ys)/|B| nsq=(Zq−Zs)/|B| ここで、|B|はベクトルB(Xq−Xs,Yq−Ys,
Zq−Zs)の大きさ(絶対値)とする。
【0028】次に回転に関するマトリクス(行列)を考
える。スポットライト1のパンの回動角(Ps)、チル
トの回動角(Ts)、基準の方向からの取付のずれ(Ps
0)を下式のように表す。
【0029】
【式2】 これらをまとめると、下式のように表される。
【0030】
【式3】 上式をまとめると次のような方程式が得られる。
【0031】
【式4】 ここで、([PsO]-1)は[PsO]の逆行列を表す。
【0032】上記式(6)は右辺が定数で左辺が未知数
に分離されて容易に解くことができ、照射目標qまでの
スポットライト1のパンの回動角(Ps)、チルトの回
動角(Ts)を得ることができる。そして、これらパン
の回動角(Ps)、チルトの回動角(Ts)を実際の制御
値に変換した値に基づいて追尾制御装置5が駆動機構を
駆動制御してスポットライト1の照射方向を照射目標q
の座標に一致させるのである。このとき、パン及びチル
ト用の各駆動機構が具備するモータを、ポテンショメー
タ等のセンサからの検出値を追尾制御装置5にフィード
バックしてサーボ駆動するような構成とすることも可能
である。そして、上述した一連の処理を画像認識から連
続的に繰り返すことで自動的に照射目標qにスポットラ
イト1の光を照射することができる。また、照射目標q
の位置が急激に変化するなどして上記処理で追尾できな
いような場合には、操作者が表示装置7に表示された照
明空間Wの画像を見ながら補正制御装置8の設定/操作
スイッチ8aを操作して手動でスポットライト1の駆動
機構を駆動することにより、スポットライト1の光を照
射目標qに照射することができるようになっている。
【0033】また上記システムにおいては、追尾制御装
置5が照射目標qの座標に基づいてカラーカメラ2b1,
2b2の駆動機構を駆動制御するための制御値を上記手順
と同様にして求め、例えば照射目標qが撮像範囲外にあ
る場合に上記駆動機構を駆動制御してカラーカメラ2b
1,2b2にて照射目標qが撮像されるようにしている。
【0034】ところが従来の制御フローにおいては、図
13に示すように切換装置9にて選択されて照射目標q
の座標を求めるのに利用されるカラーカメラ(上記説明
では2b1)に対してのみ駆動制御が行われ、照射目標q
の座標を求めるのに利用されていない他方のカラーカメ
ラ(上記説明では2b2)については制御値の演算も駆動
制御も行われていなかった。したがって、切換装置9に
より表示装置7に画像を表示させるカラーカメラを2b1
から2b2に切り換えた場合に、それまでの間カラーカメ
ラ2b2に照射目標qを追尾させいなかったためにカラー
カメラ2b2が照射目標qを撮像しておらず、切換後直ち
には照射目標qの座標を求めるのに利用することができ
ず、一旦カラーカメラ2b2が照射目標qを撮像できるよ
うに駆動制御しなければならず、その間は表示装置7の
画面に照射目標qが映し出されない虞があった。
【0035】そこで本実施形態においては、図8の制御
フローに示すように切換装置9にて選択されて照射目標
qの座標を求めるのに利用されているか否かにかかわら
ず、2台のカラーカメラ2b1,2b2で常時照射目標qを
撮像できるように、追尾制御装置5が照射目標qの座標
から演算した制御値でカラーカメラ2b1,2b2の駆動機
構を駆動制御している。したがって、切換装置9により
表示装置7に画像を表示させるカラーカメラ2b1又は2
b2を切り換えた場合でも、切換後直ちにカラーカメラ2
b1又は2b2のカラー画像を照射目標qの座標を求めるの
に利用することができるとともに、表示装置7の画面に
も切換前後で照射目標qが途切れることなく映し出され
る。
【0036】上述のように本実施形態によれば、追尾制
御装置5が照射目標qの座標から演算した制御値で2台
のカラーカメラ2b1,2b2の駆動機構を駆動制御してい
るので、切換装置9により表示装置7に画像を表示させ
るカラーカメラ2b1又は2b2を切り換えた場合でも、切
換後直ちにカラーカメラ2b1又は2b2のカラー画像を照
射目標qの座標を求めるのに利用することができるとと
もに、表示装置7の画面にも切換前後で照射目標qが途
切れることなく映し出され、見た目に照射目標qが表示
装置7の画面から消えている時間をなくすことができ
る。
【0037】(実施形態2)本実施形態は、実施形態1
の構成に対して表示装置7の画面上で照射目標qに重ね
て任意の形状(例えばリング形状)のマークMを描画す
るマーク描画装置11を備えた点に特徴があり、その他
の構成並びに基本的な動作は実施形態1と共通であるか
ら、共通する部分については同一の符号を付して図示並
びに説明を省略する。
【0038】図9は本実施形態の要部を示すブロック図
である。マーク描画装置11では、位置座標演算装置4
で得られた照射目標qの3次元座標と切換装置9から入
力される何れか一方のカラーカメラ2b1又は2b2の画像
の2次元座標との関係を計算し、カラーカメラ2b1又は
2b2の画像上の照射目標qを中心としてマークMを描画
した画面Nを作成するとともに、図10に示すようにカ
ラーカメラ2b1又は2b2の画像に上記画面Nを重ねて表
示装置7の画面7aに表示させる。したがって、表示装
置7の画面7aには照射目標qにマークMが重ねて表示
されるため、操作者が照射目標qを認識し易いものであ
る。なお、上記マーク描画装置11は画像認識装置3や
位置座標演算装置4などと同じコンピュータ装置により
構成しても良いし、別途ハードウェアで構成しても良
い。
【0039】ここでマーク描画装置11は、マークMを
常時表示するモードと、切換装置9によってカラーカメ
ラ2b1又は2b2の切り換えられた後の所定時間だけマー
クMを表示するモードとを有しており、補正制御装置8
が具備する設定/操作スイッチ8aによって上記2つの
モードが切り換えて設定できるようになっている。
【0040】(実施形態3)本実施形態は、実施形態1
の構成に対して表示装置7の画面の所定領域に切換装置
9で選択されていない方のカラーカメラの画像等を表示
させる子画面描画装置12を備えた点に特徴があり、そ
の他の構成並びに基本的な動作は実施形態1と共通であ
るから、共通する部分については同一の符号を付して図
示並びに説明を省略する。
【0041】図11は本実施形態の要部を示すブロック
図である。子画面描画装置12は、切換装置9で選択さ
れていない方のカラーカメラ2b1又は2b2の画像を子画
面として表示装置7に出力するカメラ画像描画部12a
と、画像認識装置3から与えられるカラーカメラ2b1又
は2b2の取付位置情報から照明空間W内のカラーカメラ
2b1,2b2の配置図を作成するとともに位置座標演算装
置4から与えられる照射目標qの座標に基づいて上記配
置図に照射目標qの位置を重ねた画面を描画する配置図
描画部12bと、スイッチ12dの操作によりカメラ画
像描画部12aの描画画像と配置図描画部12bの描画
画像とを切り換えて表示装置7に出力する切換部12c
とを備えている。
【0042】而して、図12に示すように表示装置7の
画面の所定領域(子画面)Bに上記切換部12cで切り
換えられた描画画像が表示されるとともに、上記子画面
Bを除く画面(親画面)Aに切換装置7で選択された方
のカラーカメラ2b1又は2b2の画像が表示される。な
お、補正制御装置8の設定/操作スイッチ8aを操作す
ることにより、親画面Aと子画面Bの表示内容を入れ替
えたり、子画面Bの表示を中止して親画面Aのみを表示
するようにすることも可能である。
【0043】ところで、表示装置7の画面前面に透明電
極を有する所謂タッチパネルを設け、設定/操作スイッ
チ8aや上記スイッチ12dをこのタッチパネルで構成
するようにしても良い。すなわち、表示装置7の画面上
に表示されるスイッチを操作することで切換装置9によ
る切り換えを行ったり、あるいは表示装置7の画面上に
表示された配置図描画部12bの配置図でカラーカメラ
2b1又は2b2を示すアイコンなどに触れて選択すること
で切換装置9による切り換えを行うようにすることも可
能であり、このような構成を採用すれば照明自動追尾シ
ステムにおける所謂マン・マシン・インタフェースの向
上が図れる。なお、上述の一連の処理及び制御はコンピ
ュータ装置によって実現可能である。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の赤外線カメラ
と複数のカメラで撮像した画像を画像処理して照射目標
の位置を算出し、この算出された位置に基づいて指向性
を有する照明装置の光が常に照射目標に照射されるよう
に前記照明装置の照射方向を可変制御する照明自動追尾
システムにおいて、算出された照射目標の位置に基づい
て少なくとも前記複数のカメラが常に照射目標を撮像す
るように全てのカメラの撮像方向を可変制御し、これら
複数のカメラのうちの少なくとも1台のカメラの画像を
表示装置に切り換えて表示させるので、複数のカメラが
全て常に照射目標を追尾して撮像しているため、表示装
置に表示する画像を切り換えた場合に常に画面内に照射
目標が映し出されることとなり、自動追尾の停止や照射
目標の画像表示の途切れが生じるのを防止することがで
きるという効果がある。
【0045】請求項2の発明は、少なくとも照射目標が
映し出された前記表示装置の画面に、照射目標を示すマ
ークが描画された画面を該マークが照射目標と重なるよ
うに表示させる手段を備えたので、表示装置に表示され
る画像を切り換えた場合でも照射目標に重ねて表示され
るマークによって照射目標を容易に認識することができ
るという効果がある。
【0046】請求項3の発明は、前記複数のカメラの内
の少なくとも2台のカメラの画像を表示装置の画面内に
おける異なる領域にそれぞれ映し出す手段を備えたの
で、1台の表示装置において多くの情報を一度に表示さ
せることができて使い勝手の向上が図れるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の照明空間への配置状態を示す図である。
【図3】同上の一部省略したシステム構成図である。
【図4】同上の動作を説明するための図である。
【図5】同上の動作を説明するための図である。
【図6】同上の動作を説明するための図である。
【図7】同上の動作を説明するための図である。
【図8】同上の制御フローを示す図である。
【図9】実施形態2を示す一部省略したブロック図であ
る。
【図10】同上の動作を説明するための図である。
【図11】実施形態3を示す一部省略したブロック図で
ある。
【図12】同上の動作を説明するための図である。
【図13】従来例の制御フローを示す図である。
【符号の説明】
1 照明装置 2 撮像装置 3 画像認識装置 4 位置座標演算装置 5 追尾制御装置 6 取付位置記憶装置 7 表示装置 8 補正制御装置 9 切換装置 10 赤外線発信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05B 37/02 H05B 37/02 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の赤外線カメラと複数のカメラで撮
    像した画像を画像処理して照射目標の位置を算出し、こ
    の算出された位置に基づいて指向性を有する照明装置の
    光が常に照射目標に照射されるように前記照明装置の照
    射方向を可変制御する照明自動追尾システムにおいて、
    算出された照射目標の位置に基づいて少なくとも前記複
    数のカメラが常に照射目標を撮像するように全てのカメ
    ラの撮像方向を可変制御し、これら複数のカメラのうち
    の少なくとも1台のカメラの画像を表示装置に切り換え
    て表示させることを特徴とする照明自動追尾システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも照射目標が映し出された前記
    表示装置の画面に、照射目標を示すマークが描画された
    画面を該マークが照射目標と重なるように表示させる手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の照明自動追
    尾システム。
  3. 【請求項3】 前記複数のカメラの内の少なくとも2台
    のカメラの画像を表示装置の画面内における異なる領域
    にそれぞれ映し出す手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の照明自動追尾システム。
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