JPH11339824A - 固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法 - Google Patents
固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法Info
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- JPH11339824A JPH11339824A JP10141796A JP14179698A JPH11339824A JP H11339824 A JPH11339824 A JP H11339824A JP 10141796 A JP10141796 A JP 10141796A JP 14179698 A JP14179698 A JP 14179698A JP H11339824 A JPH11339824 A JP H11339824A
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- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高温作動が可能で安定して高出力が得られる固
体高分子電解質型の燃料電池の提供。 【解決手段】イオン交換膜がホスホン酸基を有するパー
フルオロカーボン重合体からなり、接着剤が炭化水素ア
ルコール溶媒、含フッ素炭化水素溶媒、またはこれらの
混合溶媒に0.1〜30重量%のパーフルオロカーボン
重合体からなるイオン交換樹脂を溶解させた溶液である
固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造
方法。
体高分子電解質型の燃料電池の提供。 【解決手段】イオン交換膜がホスホン酸基を有するパー
フルオロカーボン重合体からなり、接着剤が炭化水素ア
ルコール溶媒、含フッ素炭化水素溶媒、またはこれらの
混合溶媒に0.1〜30重量%のパーフルオロカーボン
重合体からなるイオン交換樹脂を溶解させた溶液である
固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造
方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体高分子電解質
型の燃料電池の電極−膜接合体の製造方法に関する。
型の燃料電池の電極−膜接合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水素−酸素燃料電池は原理的に反応生成
物が水のみであり、環境への影響が小さい発電システム
として注目されている。なかでも固体高分子電解質型の
水素−酸素燃料電池では、近年の急速な研究の進展によ
り高出力が得られるようになっており、その実用化がお
おいに期待されている。
物が水のみであり、環境への影響が小さい発電システム
として注目されている。なかでも固体高分子電解質型の
水素−酸素燃料電池では、近年の急速な研究の進展によ
り高出力が得られるようになっており、その実用化がお
おいに期待されている。
【0003】固体高分子電解質型の水素−酸素燃料電池
においては、イオン交換膜の両面にガス拡散性の電極層
が形成されており、一方の電極層に燃料である水素を供
給し、他方の電極層に酸化剤となる酸素または空気を供
給することにより発電を行う。
においては、イオン交換膜の両面にガス拡散性の電極層
が形成されており、一方の電極層に燃料である水素を供
給し、他方の電極層に酸化剤となる酸素または空気を供
給することにより発電を行う。
【0004】電解質であるイオン交換膜としては、従来
よりスルホン酸基またはカルボン酸基を有するパーフル
オロカーボン重合体からなるイオン交換膜が使用されて
きた。該イオン交換膜を用いた燃料電池は、加湿する等
してイオン交換膜を比較的高い含水率に保って運転する
必要があり、通常、常圧で100℃未満で運転される。
これは、100℃以上の温度条件下ではイオン交換膜が
極度に乾燥し、膜抵抗が急激に上昇するためである。同
様の理由から、低コストを目的として近年意欲的に開発
されている炭化水素系の膜を用いた燃料電池について
も、常圧で100℃未満で運転されている。
よりスルホン酸基またはカルボン酸基を有するパーフル
オロカーボン重合体からなるイオン交換膜が使用されて
きた。該イオン交換膜を用いた燃料電池は、加湿する等
してイオン交換膜を比較的高い含水率に保って運転する
必要があり、通常、常圧で100℃未満で運転される。
これは、100℃以上の温度条件下ではイオン交換膜が
極度に乾燥し、膜抵抗が急激に上昇するためである。同
様の理由から、低コストを目的として近年意欲的に開発
されている炭化水素系の膜を用いた燃料電池について
も、常圧で100℃未満で運転されている。
【0005】しかし、100℃未満の温度では、反応生
成水やイオン交換膜の加湿用として添加した水の一部
が、液体のまま電極層中やガス拡散層中に残存するた
め、水が電極層の細孔を塞ぎ燃料ガスの供給を妨げ、電
池出力が低下するという問題があった。
成水やイオン交換膜の加湿用として添加した水の一部
が、液体のまま電極層中やガス拡散層中に残存するた
め、水が電極層の細孔を塞ぎ燃料ガスの供給を妨げ、電
池出力が低下するという問題があった。
【0006】また、従来より、両面にガス拡散電極を有
するイオン交換膜(以下、電極−膜接合体と称する)の
製造方法としては、主に、触媒を含有するシート状のガ
ス拡散電極をイオン交換膜に熱と圧力を加えることによ
り接合するホットプレス法が用いられている。
するイオン交換膜(以下、電極−膜接合体と称する)の
製造方法としては、主に、触媒を含有するシート状のガ
ス拡散電極をイオン交換膜に熱と圧力を加えることによ
り接合するホットプレス法が用いられている。
【0007】ホットプレス法では、電極−膜接合体が充
分な接合強度を有し、かつ、電気抵抗が小さくなるよう
に、イオン交換膜を形成する重合体のガラス転移点であ
る百数十度でプレスする。この場合、ガス拡散電極の細
孔が変形したり、閉塞したりするため、ガス拡散性能が
低下するという問題があった。
分な接合強度を有し、かつ、電気抵抗が小さくなるよう
に、イオン交換膜を形成する重合体のガラス転移点であ
る百数十度でプレスする。この場合、ガス拡散電極の細
孔が変形したり、閉塞したりするため、ガス拡散性能が
低下するという問題があった。
【0008】上記問題を解決する方法として、本発明者
らは常温、かつわずかな加圧で電極−膜接合体を製造す
る方法を提供している(特開平7−220741、特開
平7−254420)。しかし、この方法によって得ら
れた電極−膜接合体を用いた燃料電池においても、前述
した反応生成水や加湿のために添加した水によって、電
極層の細孔が閉塞する問題については、なお改良の余地
があった。
らは常温、かつわずかな加圧で電極−膜接合体を製造す
る方法を提供している(特開平7−220741、特開
平7−254420)。しかし、この方法によって得ら
れた電極−膜接合体を用いた燃料電池においても、前述
した反応生成水や加湿のために添加した水によって、電
極層の細孔が閉塞する問題については、なお改良の余地
があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高温作動が
可能であり、濃度過電圧が小さく、安定して高い電池出
力が得られる固体高分子電解質型の燃料電池用の電極−
膜接合体の製造方法を提供することを目的とする。
可能であり、濃度過電圧が小さく、安定して高い電池出
力が得られる固体高分子電解質型の燃料電池用の電極−
膜接合体の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス拡散電極
とイオン交換膜とを接着剤を用いて接合する固体高分子
電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法であっ
て、イオン交換膜がホスホン酸基を有するパーフルオロ
カーボン重合体からなり、接着剤が、炭化水素アルコー
ル溶媒、含フッ素炭化水素溶媒、またはこれらの混合溶
媒に0.1〜30重量%のパーフルオロカーボン重合体
からなるイオン交換樹脂を溶解させた溶液であることを
特徴とする固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接
合体の製造方法を提供する。
とイオン交換膜とを接着剤を用いて接合する固体高分子
電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法であっ
て、イオン交換膜がホスホン酸基を有するパーフルオロ
カーボン重合体からなり、接着剤が、炭化水素アルコー
ル溶媒、含フッ素炭化水素溶媒、またはこれらの混合溶
媒に0.1〜30重量%のパーフルオロカーボン重合体
からなるイオン交換樹脂を溶解させた溶液であることを
特徴とする固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接
合体の製造方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において、イオン交換膜と
しては、ホスホン酸基を有するパーフルオロカーボン重
合体を用いる。上記重合体は、本質的に高含水率である
ため、100℃以上の高温条件下でも比較的高い含水率
を維持できる。したがって、上記重合体からなるイオン
交換膜を電解質として用いた場合は、高温での膜抵抗の
上昇を抑制でき、100℃以上の高温条件下での燃料電
池の運転が可能となる。その結果、反応生成水やイオン
交換膜の加湿用として添加した水が水蒸気として容易に
除去されるため、ガス拡散電極の細孔の閉塞が起こら
ず、安定して高い電池出力が得られる。
しては、ホスホン酸基を有するパーフルオロカーボン重
合体を用いる。上記重合体は、本質的に高含水率である
ため、100℃以上の高温条件下でも比較的高い含水率
を維持できる。したがって、上記重合体からなるイオン
交換膜を電解質として用いた場合は、高温での膜抵抗の
上昇を抑制でき、100℃以上の高温条件下での燃料電
池の運転が可能となる。その結果、反応生成水やイオン
交換膜の加湿用として添加した水が水蒸気として容易に
除去されるため、ガス拡散電極の細孔の閉塞が起こら
ず、安定して高い電池出力が得られる。
【0012】ホスホン酸基を有するパーフルオロカーボ
ン重合体としては、CF2 =CF−(OCF2 CFX)
m −Op −(CF2 )n −A(式中、mは0〜8の整
数、nは0〜12の整数、pは0または1、Xはフッ素
原子またはトリフルオロメチル基、Aはホスホン酸基
(−PO3 H2 )またはその前駆体官能基。)で表され
るフルオロビニル化合物と、テトラフルオロエチレンと
を共重合して得られる共重合体が好ましい。
ン重合体としては、CF2 =CF−(OCF2 CFX)
m −Op −(CF2 )n −A(式中、mは0〜8の整
数、nは0〜12の整数、pは0または1、Xはフッ素
原子またはトリフルオロメチル基、Aはホスホン酸基
(−PO3 H2 )またはその前駆体官能基。)で表され
るフルオロビニル化合物と、テトラフルオロエチレンと
を共重合して得られる共重合体が好ましい。
【0013】上記フルオロビニル化合物の好ましい例と
しては、以下の化合物が挙げられる。なお、Rおよび
R’はアルキル基を表し、RとR’は同一のアルキル
基、異なるアルキル基のいずれでもよい。上記アルキル
基としては、炭素数1〜3であるものが好ましい。ま
た、qおよびrは1〜8の整数、sは0〜8の整数、t
は1〜5の整数である。
しては、以下の化合物が挙げられる。なお、Rおよび
R’はアルキル基を表し、RとR’は同一のアルキル
基、異なるアルキル基のいずれでもよい。上記アルキル
基としては、炭素数1〜3であるものが好ましい。ま
た、qおよびrは1〜8の整数、sは0〜8の整数、t
は1〜5の整数である。
【0014】
【化1】CF2 =CFO(CF2 )q −PO3 RR’、 CF2 =CFOCF2 CF(CF3 )O(CF2 )r −
PO3 RR’、 CF2 =CF(CF2 )s −PO3 RR’、 CF2 =CF(OCF2 CF(CF3 ))t −(CF
2 )2 −PO3 RR’。
PO3 RR’、 CF2 =CF(CF2 )s −PO3 RR’、 CF2 =CF(OCF2 CF(CF3 ))t −(CF
2 )2 −PO3 RR’。
【0015】なお、ホスホン酸基を有するパーフルオロ
カーボン共重合体は、ヘキサフルオロプロピレン、クロ
ロトリフルオロエチレン等のパーフルオロオレフィンに
基づく重合単位、パーフルオロ(アルキルビニルエーテ
ル)に基づく重合単位を第三成分として含む共重合体で
あってもよい。
カーボン共重合体は、ヘキサフルオロプロピレン、クロ
ロトリフルオロエチレン等のパーフルオロオレフィンに
基づく重合単位、パーフルオロ(アルキルビニルエーテ
ル)に基づく重合単位を第三成分として含む共重合体で
あってもよい。
【0016】本発明におけるガス拡散電極は、通常の既
知の手法にしたがって製造できる。例えば、水素極また
は空気極としての活性を付与する触媒を、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)などの疎水性樹脂結着材で
保持し、多孔質のシート状とする方法により得られる。
また、ガス拡散電極を構成する材料を含む分散混合液を
噴霧、塗布する等の方法によっても得られる。
知の手法にしたがって製造できる。例えば、水素極また
は空気極としての活性を付与する触媒を、ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)などの疎水性樹脂結着材で
保持し、多孔質のシート状とする方法により得られる。
また、ガス拡散電極を構成する材料を含む分散混合液を
噴霧、塗布する等の方法によっても得られる。
【0017】なお、ガス拡散電極に含有される触媒とし
て、イオン交換樹脂で被覆された触媒を用いる場合は、
100℃以上の高温条件下においても比較的高い含水率
を維持できることから、該イオン交換樹脂としてホスホ
ン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体からなるイ
オン交換樹脂を用いるのが好ましい。
て、イオン交換樹脂で被覆された触媒を用いる場合は、
100℃以上の高温条件下においても比較的高い含水率
を維持できることから、該イオン交換樹脂としてホスホ
ン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体からなるイ
オン交換樹脂を用いるのが好ましい。
【0018】本発明における接着剤としては、炭化水素
アルコール溶媒、含フッ素炭化水素溶媒、またはこれら
の混合溶媒にパーフルオロカーボン重合体からなるイオ
ン交換樹脂を溶解させた溶液を用いる。
アルコール溶媒、含フッ素炭化水素溶媒、またはこれら
の混合溶媒にパーフルオロカーボン重合体からなるイオ
ン交換樹脂を溶解させた溶液を用いる。
【0019】上記溶液は多くの場合ゲル状である。本発
明の製造方法においては、このゲル状の溶液をガス拡散
電極とイオン交換膜との間に介在させ、全体を押圧する
ことにより該ゲル状の溶液をガス拡散電極の細孔に浸入
させ、次いで、溶液中の溶媒を除去し、イオン交換樹脂
を固化させることによって、ガス拡散電極とイオン交換
膜とを接合する。この接合によれば、常圧またはわずか
な加圧でガス拡散電極とイオン交換膜とを接合できるの
で、ガス拡散電極の細孔は閉塞せず、細孔径が数ミクロ
ンの大きな細孔も多数残る。したがって、得られる電極
−膜接合体は優れたガス拡散性能を有する。
明の製造方法においては、このゲル状の溶液をガス拡散
電極とイオン交換膜との間に介在させ、全体を押圧する
ことにより該ゲル状の溶液をガス拡散電極の細孔に浸入
させ、次いで、溶液中の溶媒を除去し、イオン交換樹脂
を固化させることによって、ガス拡散電極とイオン交換
膜とを接合する。この接合によれば、常圧またはわずか
な加圧でガス拡散電極とイオン交換膜とを接合できるの
で、ガス拡散電極の細孔は閉塞せず、細孔径が数ミクロ
ンの大きな細孔も多数残る。したがって、得られる電極
−膜接合体は優れたガス拡散性能を有する。
【0020】接着剤を構成するイオン交換樹脂として用
いられるパーフルオロカーボン重合体としては、好まし
くはCF2 =CF−(OCF2 CFX)i −Ok −(C
F2)j −B(式中、iは0〜8の整数、jは0〜12の
整数、kは0または1、Xはフッ素原子またはトリフル
オロメチル基、Bはホスホン酸基(−PO3 H2 )また
はその前駆体官能基、スルホン酸基(−SO3 H)また
はその前駆体官能基、カルボン酸基(−COOH)また
はその前駆体官能基。)で表されるフルオロビニル化合
物と、テトラフルオロエチレンとを共重合させて得られ
る共重合体からなるものが好ましい。
いられるパーフルオロカーボン重合体としては、好まし
くはCF2 =CF−(OCF2 CFX)i −Ok −(C
F2)j −B(式中、iは0〜8の整数、jは0〜12の
整数、kは0または1、Xはフッ素原子またはトリフル
オロメチル基、Bはホスホン酸基(−PO3 H2 )また
はその前駆体官能基、スルホン酸基(−SO3 H)また
はその前駆体官能基、カルボン酸基(−COOH)また
はその前駆体官能基。)で表されるフルオロビニル化合
物と、テトラフルオロエチレンとを共重合させて得られ
る共重合体からなるものが好ましい。
【0021】なかでも、上式中において、Bがホスホン
酸基またはその前駆体官能基であるパーフルオロカーボ
ン重合体は本質的に高含水率であるため、100℃以上
の高温条件下でも比較的高い含水率を維持でき、電極−
膜接合体の電気抵抗の上昇を抑制できる。
酸基またはその前駆体官能基であるパーフルオロカーボ
ン重合体は本質的に高含水率であるため、100℃以上
の高温条件下でも比較的高い含水率を維持でき、電極−
膜接合体の電気抵抗の上昇を抑制できる。
【0022】接着剤を構成する溶媒としては、炭化水素
アルコール溶媒、含フッ素炭化水素溶媒、またはこれら
の混合溶媒が用いられる。炭化水素アルコール溶媒およ
び含フッ素炭化水素溶媒の沸点は、10〜140℃、特
には25〜80℃であるものが好ましい。
アルコール溶媒、含フッ素炭化水素溶媒、またはこれら
の混合溶媒が用いられる。炭化水素アルコール溶媒およ
び含フッ素炭化水素溶媒の沸点は、10〜140℃、特
には25〜80℃であるものが好ましい。
【0023】炭化水素アルコール溶媒としては、具体的
にはメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロピルアルコール、tert−ブチルアルコール等が
好ましい。炭化水素アルコール溶媒の主鎖の炭素数は1
〜3が好適である。
にはメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロピルアルコール、tert−ブチルアルコール等が
好ましい。炭化水素アルコール溶媒の主鎖の炭素数は1
〜3が好適である。
【0024】含フッ素炭化水素溶媒としては、具体的に
は以下のものが挙げられる。
は以下のものが挙げられる。
【0025】1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロ
プロパン(HFC−236ea)、1,1,2,2,
3,3,4,4−オクタフルオロブタン(HFC−33
8pcc)、1,1,1,2,3,4,4,5,5,5
−デカフルオロペンタン(HFC−43−10me
e)、1,1,1,2,3,4,5,5,5−ノナフル
オロ−2−トリフルオロメチルペンタン(HFC−53
−12myee)、1,1,1,2,3,3,4,4,
5,6,6,6−ドデカフルオロヘキサン(HFC−5
3−12−mecce)、1,1,1,2,3,4,
4,5,5,5−デカフルオロ−2−トリフルオロメチ
ルペンタン(HFC−52−13−mcey)、1,
2,3,3,4,4−ヘキサフルオロ−1,2−ビス
(トリフルオロメチル)シクロブタン(FC−C−51
−12mym)、パーフルオロオクタン、パーフルオロ
ヘプタン、パーフルオロヘキサン等のフルオロカーボン
類、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン(HCFC
−141b)、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフ
ルオロエタン(HCFC−123)、1,1−ジクロロ
−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(HC
FC−225ca)、1,3−ジクロロ−1,1,2,
2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225c
b)等のようなハイドロクロロフルオロカーボン類、
1,1,1−トリフルオロエチル=1’,1’,2’,
2’−テトラフルオロエチル=エーテル(HFE−34
7)、メチル=1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオ
ロプロピル=エーテル(HFE−356mec)等のハ
イドロフルオロエーテル類、2,2,2−トリフルオロ
エタノール、2,2,3,3,3ペンタフルオロプロパ
ノール、2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロ
メチルエタノール等の含フッ素アルコール類。
プロパン(HFC−236ea)、1,1,2,2,
3,3,4,4−オクタフルオロブタン(HFC−33
8pcc)、1,1,1,2,3,4,4,5,5,5
−デカフルオロペンタン(HFC−43−10me
e)、1,1,1,2,3,4,5,5,5−ノナフル
オロ−2−トリフルオロメチルペンタン(HFC−53
−12myee)、1,1,1,2,3,3,4,4,
5,6,6,6−ドデカフルオロヘキサン(HFC−5
3−12−mecce)、1,1,1,2,3,4,
4,5,5,5−デカフルオロ−2−トリフルオロメチ
ルペンタン(HFC−52−13−mcey)、1,
2,3,3,4,4−ヘキサフルオロ−1,2−ビス
(トリフルオロメチル)シクロブタン(FC−C−51
−12mym)、パーフルオロオクタン、パーフルオロ
ヘプタン、パーフルオロヘキサン等のフルオロカーボン
類、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン(HCFC
−141b)、2,2−ジクロロ−1,1,1−トリフ
ルオロエタン(HCFC−123)、1,1−ジクロロ
−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(HC
FC−225ca)、1,3−ジクロロ−1,1,2,
2,3−ペンタフルオロプロパン(HCFC−225c
b)等のようなハイドロクロロフルオロカーボン類、
1,1,1−トリフルオロエチル=1’,1’,2’,
2’−テトラフルオロエチル=エーテル(HFE−34
7)、メチル=1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオ
ロプロピル=エーテル(HFE−356mec)等のハ
イドロフルオロエーテル類、2,2,2−トリフルオロ
エタノール、2,2,3,3,3ペンタフルオロプロパ
ノール、2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロ
メチルエタノール等の含フッ素アルコール類。
【0026】また、C8 F16O、(C4 F9 )3 N、C
10H5 F17や、トリクロロモノフルオロメタン(CFC
−11)、1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン
(CFC−113)等のクロロフルオロカーボン類も使
用できる。
10H5 F17や、トリクロロモノフルオロメタン(CFC
−11)、1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン
(CFC−113)等のクロロフルオロカーボン類も使
用できる。
【0027】一般に含フッ素炭化水素溶媒では、主鎖の
炭素数が多いもの、または、分子中のフッ素原子の数が
多いものが、イオン交換樹脂の溶解度が大きいことから
好ましく用いられる。接着剤としてイオン交換樹脂の溶
解度が大きい溶媒を用いると、ガス拡散電極とイオン交
換膜の接合は容易になる。
炭素数が多いもの、または、分子中のフッ素原子の数が
多いものが、イオン交換樹脂の溶解度が大きいことから
好ましく用いられる。接着剤としてイオン交換樹脂の溶
解度が大きい溶媒を用いると、ガス拡散電極とイオン交
換膜の接合は容易になる。
【0028】また、同様の理由から、炭化水素アルコー
ル溶媒と含フッ素炭化水素溶媒の混合溶媒が好ましく用
いられる。上記混合溶媒の混合比率(炭化水素アルコー
ル溶媒/含フッ素炭化水素溶媒)は重量比で1/9〜9
/1、特には、3/7〜7/3であるのが好ましい。こ
のように、溶媒の種類や混合溶媒の混合比率を変えるこ
とにより、溶媒中のイオン交換樹脂の溶解量を制御でき
る。
ル溶媒と含フッ素炭化水素溶媒の混合溶媒が好ましく用
いられる。上記混合溶媒の混合比率(炭化水素アルコー
ル溶媒/含フッ素炭化水素溶媒)は重量比で1/9〜9
/1、特には、3/7〜7/3であるのが好ましい。こ
のように、溶媒の種類や混合溶媒の混合比率を変えるこ
とにより、溶媒中のイオン交換樹脂の溶解量を制御でき
る。
【0029】また、ガス拡散電極とイオン交換膜とをよ
り密着させるためには、ガス拡散電極の内部へ含浸させ
る接着剤の量を制御することが重要である。上記接着剤
が多い場合は、接着剤中のイオン交換樹脂によってガス
拡散電極の細孔が塞がれ、少ない場合は接着強度が弱く
なるおそれがある。したがって、接着剤の溶液粘度は1
000〜50000cPとするのが好ましい。接着剤の
溶液粘度が上記範囲内である場合は、適量の接着剤がガ
ス拡散電極に含浸されやすい(なお、本明細書中におけ
る溶液粘度はJIS K7117のS法による測定値で
あり、粘度計の回転数を10min-1として測定した値
である。)。
り密着させるためには、ガス拡散電極の内部へ含浸させ
る接着剤の量を制御することが重要である。上記接着剤
が多い場合は、接着剤中のイオン交換樹脂によってガス
拡散電極の細孔が塞がれ、少ない場合は接着強度が弱く
なるおそれがある。したがって、接着剤の溶液粘度は1
000〜50000cPとするのが好ましい。接着剤の
溶液粘度が上記範囲内である場合は、適量の接着剤がガ
ス拡散電極に含浸されやすい(なお、本明細書中におけ
る溶液粘度はJIS K7117のS法による測定値で
あり、粘度計の回転数を10min-1として測定した値
である。)。
【0030】また、本発明における接着剤中のイオン交
換樹脂の含有量は0.1〜30重量%であり、特には
0.1〜10重量%とするのが好ましい。上記イオン交
換樹脂の含有量が上記範囲である場合は、好ましい溶液
粘度を有する接着剤が得られる。
換樹脂の含有量は0.1〜30重量%であり、特には
0.1〜10重量%とするのが好ましい。上記イオン交
換樹脂の含有量が上記範囲である場合は、好ましい溶液
粘度を有する接着剤が得られる。
【0031】また、ガス拡散電極としては、気孔率が大
きいものほど、接着剤中のイオン交換樹脂がガス拡散電
極の細孔に浸入しやすく、接合強度の大きい電極−膜接
合体が得られる。しかし、気孔率が50%程度と小さい
ガス拡散電極であっても、接着剤として約5重量%のイ
オン交換樹脂を含むエタノールとHCFC−225の等
重量の混合溶液(溶液粘度:10000〜20000c
P)のように、高粘度でイオン交換樹脂の溶解度が大き
い接着剤を用いることにより、充分な強度を有する電極
−膜接合体が得られる。ガス拡散電極に応じて接着剤に
用いるイオン交換樹脂濃度、溶媒の種類、混合溶媒の混
合比を選択することが重要である。
きいものほど、接着剤中のイオン交換樹脂がガス拡散電
極の細孔に浸入しやすく、接合強度の大きい電極−膜接
合体が得られる。しかし、気孔率が50%程度と小さい
ガス拡散電極であっても、接着剤として約5重量%のイ
オン交換樹脂を含むエタノールとHCFC−225の等
重量の混合溶液(溶液粘度:10000〜20000c
P)のように、高粘度でイオン交換樹脂の溶解度が大き
い接着剤を用いることにより、充分な強度を有する電極
−膜接合体が得られる。ガス拡散電極に応じて接着剤に
用いるイオン交換樹脂濃度、溶媒の種類、混合溶媒の混
合比を選択することが重要である。
【0032】接着剤の好ましい塗布量は、接着剤の溶液
粘度によって異なるので一概には限定できないが、例え
ば、スルホン酸基を有するパーフルオロカーボンイオン
交換樹脂5重量%を含むエタノールとHCFC−225
の混合溶液(混合比率は重量比でエタノール/HCFC
−225=1/1)を用いる場合は、ガス拡散電極の見
かけ表面積あたり20mg/cm2 程度の塗布量とする
のが好ましい。
粘度によって異なるので一概には限定できないが、例え
ば、スルホン酸基を有するパーフルオロカーボンイオン
交換樹脂5重量%を含むエタノールとHCFC−225
の混合溶液(混合比率は重量比でエタノール/HCFC
−225=1/1)を用いる場合は、ガス拡散電極の見
かけ表面積あたり20mg/cm2 程度の塗布量とする
のが好ましい。
【0033】接着剤は、ガス拡散電極とイオン交換膜の
少なくとも一方に塗布すればよい。すなわち、接着剤は
イオン交換膜側のみ、電極側のみ、またはイオン交換膜
側と電極側の両方に塗布してよいが、接着剤をイオン交
換膜に塗布すると、イオン交換膜が膨潤して接合が困難
になる場合があるので、電極側のみに塗布するのが好ま
しい。
少なくとも一方に塗布すればよい。すなわち、接着剤は
イオン交換膜側のみ、電極側のみ、またはイオン交換膜
側と電極側の両方に塗布してよいが、接着剤をイオン交
換膜に塗布すると、イオン交換膜が膨潤して接合が困難
になる場合があるので、電極側のみに塗布するのが好ま
しい。
【0034】本発明における電極−膜接合体の作製方法
は、特に限定されないが、例えばシート状のガス拡散電
極の一方の面に接着剤を塗布したものを2枚用意し、こ
のガス拡散電極を接着剤が塗布された面が相対するよう
に配置し、その間にイオン交換膜を挿入し、全体を押圧
した後、接着剤の溶媒を乾燥させる方法等により得られ
る。
は、特に限定されないが、例えばシート状のガス拡散電
極の一方の面に接着剤を塗布したものを2枚用意し、こ
のガス拡散電極を接着剤が塗布された面が相対するよう
に配置し、その間にイオン交換膜を挿入し、全体を押圧
した後、接着剤の溶媒を乾燥させる方法等により得られ
る。
【0035】接着剤塗布後のガス拡散電極とイオン交換
膜との接合には特に大きな圧力をかける必要はなく、例
えば1kg/cm2 以下の圧力でも充分に接合できる。
このとき電極−膜間の気泡を追い出す操作を行って良好
な密着性を得ることが好ましく、具体的には、電極−膜
の接着物を過大な圧力が加わらない程度に接近したロー
ル間を通したり、平板上に置いた接着物にローラーを施
す方法等が好ましい。なお、電極−膜接合体の接合強度
を大きくするため、接合する前にイオン交換膜を粗面化
する等の処理を行ってもよい。
膜との接合には特に大きな圧力をかける必要はなく、例
えば1kg/cm2 以下の圧力でも充分に接合できる。
このとき電極−膜間の気泡を追い出す操作を行って良好
な密着性を得ることが好ましく、具体的には、電極−膜
の接着物を過大な圧力が加わらない程度に接近したロー
ル間を通したり、平板上に置いた接着物にローラーを施
す方法等が好ましい。なお、電極−膜接合体の接合強度
を大きくするため、接合する前にイオン交換膜を粗面化
する等の処理を行ってもよい。
【0036】ガス拡散電極とイオン交換膜とを接合する
際の加圧状態を保つ時間は、接着剤により異なるが、例
えば接着剤として前記スルホン酸基を有するパーフルオ
ロカーボンイオン交換樹脂5重量%を含むエタノールと
HCFC−225の混合溶液を用いる場合は数秒間で充
分である。
際の加圧状態を保つ時間は、接着剤により異なるが、例
えば接着剤として前記スルホン酸基を有するパーフルオ
ロカーボンイオン交換樹脂5重量%を含むエタノールと
HCFC−225の混合溶液を用いる場合は数秒間で充
分である。
【0037】また、本発明の方法によれば、イオン交換
膜とガス拡散電極を接合する際の温度は特に限定され
ず、好ましくは5〜35℃で接合できる。また、接着剤
を乾燥する際の温度は、イオン交換膜の乾燥を防ぐため
100℃未満、特には70℃以下とするのが好ましい。
膜とガス拡散電極を接合する際の温度は特に限定され
ず、好ましくは5〜35℃で接合できる。また、接着剤
を乾燥する際の温度は、イオン交換膜の乾燥を防ぐため
100℃未満、特には70℃以下とするのが好ましい。
【0038】
【作用】本発明によれば、常圧またはわずかな加圧によ
ってイオン交換膜とガス拡散電極の接合体が得られるた
め、ガス拡散電極の細孔が変形したり、閉塞したりする
ことがなく、良好なガス拡散性能が得られる。また、イ
オン交換膜が、本質的に高含水率であるホスホン酸基を
有するパーフルオロカーボン膜であるため、高温でイオ
ン交換膜が乾燥しやすい条件下においても比較的高い含
水率を維持でき、膜抵抗の上昇を抑制できる。
ってイオン交換膜とガス拡散電極の接合体が得られるた
め、ガス拡散電極の細孔が変形したり、閉塞したりする
ことがなく、良好なガス拡散性能が得られる。また、イ
オン交換膜が、本質的に高含水率であるホスホン酸基を
有するパーフルオロカーボン膜であるため、高温でイオ
ン交換膜が乾燥しやすい条件下においても比較的高い含
水率を維持でき、膜抵抗の上昇を抑制できる。
【0039】
【実施例】「例1」テトラフルオロエチレンとCF2 =
CFOCF2 CF(CF3 )O(CF2 )2 PO3 (C
H3 )2 との共重合体からなるイオン交換容量2.2ミ
リ当量/g乾燥樹脂の共重合を溶融キャスト法で製膜
し、厚さ50μmのフィルムを得た。このフィルムを1
Nの塩酸水溶液と1Nの酢酸水溶液との混合水溶液中で
加水分解を行い、水洗した後、1N塩酸水溶液中に浸漬
した。次いで、水洗し、60℃で1時間乾燥してイオン
交換膜を得た。得られたイオン交換膜の90℃の純水中
の含水率は78重量%であった。
CFOCF2 CF(CF3 )O(CF2 )2 PO3 (C
H3 )2 との共重合体からなるイオン交換容量2.2ミ
リ当量/g乾燥樹脂の共重合を溶融キャスト法で製膜
し、厚さ50μmのフィルムを得た。このフィルムを1
Nの塩酸水溶液と1Nの酢酸水溶液との混合水溶液中で
加水分解を行い、水洗した後、1N塩酸水溶液中に浸漬
した。次いで、水洗し、60℃で1時間乾燥してイオン
交換膜を得た。得られたイオン交換膜の90℃の純水中
の含水率は78重量%であった。
【0040】ガス拡散電極として、白金触媒を担持した
カーボンブラック60重量部とPTFE40重量部とか
らなる、厚さ約100μm、見かけ表面積10cm2 の
ガス拡散電極(電極の見かけ表面積あたりのPt担持
量:0.5mg/cm2 )を2枚用意した。接着剤とし
て、溶媒がエタノール50重量部と、1,3−ジクロロ
−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HC
FC−225cb)50重量部との混合溶媒に、上記イ
オン交換膜と同じ組成のイオン交換樹脂の粒状物を溶解
した5重量%溶液(溶液粘度:18000cP)を用意
した。次いで、2枚のガス拡散電極のそれぞれの一方の
面に接着剤0.05gを均一に塗布し、2枚のガス拡散
電極を接着剤が塗布された面が相対するように配置し、
その間にイオン交換膜を挿入し、常温にて全体を手押し
ローラーで押し付けた後、常温で充分に乾燥し、電極−
膜接合体を得た。
カーボンブラック60重量部とPTFE40重量部とか
らなる、厚さ約100μm、見かけ表面積10cm2 の
ガス拡散電極(電極の見かけ表面積あたりのPt担持
量:0.5mg/cm2 )を2枚用意した。接着剤とし
て、溶媒がエタノール50重量部と、1,3−ジクロロ
−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプロパン(HC
FC−225cb)50重量部との混合溶媒に、上記イ
オン交換膜と同じ組成のイオン交換樹脂の粒状物を溶解
した5重量%溶液(溶液粘度:18000cP)を用意
した。次いで、2枚のガス拡散電極のそれぞれの一方の
面に接着剤0.05gを均一に塗布し、2枚のガス拡散
電極を接着剤が塗布された面が相対するように配置し、
その間にイオン交換膜を挿入し、常温にて全体を手押し
ローラーで押し付けた後、常温で充分に乾燥し、電極−
膜接合体を得た。
【0041】なお、この電極−膜接合体を水中で30分
間浸漬したが剥がれはなく、電極の端部から無理に引き
剥がすと膜側に電極層の一部が残った。
間浸漬したが剥がれはなく、電極の端部から無理に引き
剥がすと膜側に電極層の一部が残った。
【0042】「例2(比較例)」イオン交換膜とガス拡
散電極を接着剤を用いないでホットプレス法(温度15
0℃、圧力10kg/cm2 で10秒間)で接合した以
外は例1と同様にして、電極−膜接合体を得た。
散電極を接着剤を用いないでホットプレス法(温度15
0℃、圧力10kg/cm2 で10秒間)で接合した以
外は例1と同様にして、電極−膜接合体を得た。
【0043】「例3(比較例)」イオン交換膜として、
厚さ50μmのスルホン酸基を有するパーフルオロカー
ボンイオン交換膜(イオン交換容量1.0ミリ当量/g
乾燥樹脂)を用いた以外は例1と同様にして、電極−膜
接合体を得た。なお、この電極−膜接合体を水中に30
分間浸漬したが剥がれはなく、電極の端部から無理に引
き剥がすと膜側に電極層の一部が残った。
厚さ50μmのスルホン酸基を有するパーフルオロカー
ボンイオン交換膜(イオン交換容量1.0ミリ当量/g
乾燥樹脂)を用いた以外は例1と同様にして、電極−膜
接合体を得た。なお、この電極−膜接合体を水中に30
分間浸漬したが剥がれはなく、電極の端部から無理に引
き剥がすと膜側に電極層の一部が残った。
【0044】「例4(比較例)」イオン交換膜として例
3で用いたイオン交換膜を用いた以外は例2と同様にし
て、電極−膜接合体を得た。
3で用いたイオン交換膜を用いた以外は例2と同様にし
て、電極−膜接合体を得た。
【0045】[評価]例1〜4で作製した電極−膜接合
体を、それぞれ電池性能測定用セルに組み込んだ。セル
温度105℃で、アノードに加湿した水素を供給し、カ
ソードに加湿した空気を供給して発電試験を行い、電流
密度1.0A/cm2 におけるセルの端子電圧(単位:
V)とおよびIR損(単位:Ω・cm2 )を測定した。
結果を表1に示す。
体を、それぞれ電池性能測定用セルに組み込んだ。セル
温度105℃で、アノードに加湿した水素を供給し、カ
ソードに加湿した空気を供給して発電試験を行い、電流
密度1.0A/cm2 におけるセルの端子電圧(単位:
V)とおよびIR損(単位:Ω・cm2 )を測定した。
結果を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明により得られる電極−膜接合体
は、ガス拡散電極の細孔がほとんど潰れておらず、細孔
径が数μmである細孔を有する微細構造を維持している
ため、ガス拡散性能に優れている。また、上記電極−膜
接合体を有する燃料電池は100℃以上の高温作動が可
能であり、反応生成水によるガス拡散電極の細孔の閉塞
が起こりにくいため、濃度過電圧が小さく、安定して高
出力が得られる。
は、ガス拡散電極の細孔がほとんど潰れておらず、細孔
径が数μmである細孔を有する微細構造を維持している
ため、ガス拡散性能に優れている。また、上記電極−膜
接合体を有する燃料電池は100℃以上の高温作動が可
能であり、反応生成水によるガス拡散電極の細孔の閉塞
が起こりにくいため、濃度過電圧が小さく、安定して高
出力が得られる。
【0048】また、接着剤中のパーフルオロカーボン重
合体がホスホン酸基を有する重合体である場合は、燃料
電池においてさらに濃度過電圧が小さくなり、さらに安
定して高出力が得られる。
合体がホスホン酸基を有する重合体である場合は、燃料
電池においてさらに濃度過電圧が小さくなり、さらに安
定して高出力が得られる。
Claims (4)
- 【請求項1】ガス拡散電極とイオン交換膜とを接着剤を
用いて接合する固体高分子電解質型の燃料電池用電極−
膜接合体の製造方法であって、イオン交換膜がホスホン
酸基を有するパーフルオロカーボン重合体からなり、接
着剤が、炭化水素アルコール溶媒、含フッ素炭化水素溶
媒、またはこれらの混合溶媒に0.1〜30重量%のパ
ーフルオロカーボン重合体からなるイオン交換樹脂を溶
解させた溶液であることを特徴とする固体高分子電解質
型の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法。 - 【請求項2】接着剤中のパーフルオロカーボン重合体
が、ホスホン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体
である請求項1記載の固体高分子電解質型の燃料電池用
電極−膜接合体の製造方法。 - 【請求項3】ガス拡散電極とイオン交換膜を5〜35℃
で接合する請求項1または2記載の固体高分子電解質型
の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法。 - 【請求項4】接着剤の溶媒が炭化水素アルコール溶媒と
含フッ素炭化水素溶媒の混合溶媒であり、該混合溶媒の
混合比率(炭化水素アルコール溶媒/含フッ素炭化水素
溶媒)が1/9〜9/1である請求項1、2または3記
載の固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10141796A JPH11339824A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10141796A JPH11339824A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11339824A true JPH11339824A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15300349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10141796A Pending JPH11339824A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 固体高分子電解質型の燃料電池用電極−膜接合体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11339824A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002110202A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-12 | Asahi Glass Co Ltd | 固体高分子型燃料電池及びその製造方法 |
| WO2002058178A1 (en) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing fuel cell elecrolyte film-electrode bond |
| JP2006100207A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 電解質膜・電極接合用液状硬化性樹脂組成物及び電解質膜・電極接合体の製造方法 |
| WO2006061993A1 (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-15 | Toray Industries, Inc. | 膜電極複合体およびその製造方法、ならびに燃料電池 |
| US7968247B2 (en) | 2005-05-18 | 2011-06-28 | Samsung Sdi Co., Ltd. | High temperature fuel cell using alkyl phosphoric acid |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP10141796A patent/JPH11339824A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002110202A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-12 | Asahi Glass Co Ltd | 固体高分子型燃料電池及びその製造方法 |
| WO2002058178A1 (en) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing fuel cell elecrolyte film-electrode bond |
| US6977234B2 (en) | 2001-01-19 | 2005-12-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing fuel cell electrolyte film-electrode bond |
| USRE41651E1 (en) * | 2001-01-19 | 2010-09-07 | Panasonic Corporation | Method for manufacturing fuel cell electrolyte film-electrode bond |
| JP2006100207A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 電解質膜・電極接合用液状硬化性樹脂組成物及び電解質膜・電極接合体の製造方法 |
| WO2006061993A1 (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-15 | Toray Industries, Inc. | 膜電極複合体およびその製造方法、ならびに燃料電池 |
| US7968247B2 (en) | 2005-05-18 | 2011-06-28 | Samsung Sdi Co., Ltd. | High temperature fuel cell using alkyl phosphoric acid |
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