JPH11340128A - 焦点位置検出機構及びそれを備えた露光装置 - Google Patents

焦点位置検出機構及びそれを備えた露光装置

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JPH11340128A
JPH11340128A JP10147549A JP14754998A JPH11340128A JP H11340128 A JPH11340128 A JP H11340128A JP 10147549 A JP10147549 A JP 10147549A JP 14754998 A JP14754998 A JP 14754998A JP H11340128 A JPH11340128 A JP H11340128A
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light
pattern
optical system
bending
projection optical
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JP10147549A
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Kensho Tokuda
憲昭 徳田
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Nikon Corp
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投影光学系の焦点位置の検出に用いられる2
つのパターンの像の干渉によるモアレ現象の影響を低減
し、より精確な焦点位置の検出を可能に焦点位置検出機
構及びそれを備えた露光装置を提供する。 【解決手段】 所定の長さの遮光部SPsと透光部SP
tとを接合した基本単位を、その遮光部SPs同士、透
光部SPt同士が連続するように複数連結して形成す
る。前記基本単位は、遮光部SPs、透光部SPtとも
に直線状の直線単位と、遮光部SPs、透光部SPtの
いずれかに屈曲部を有する屈曲単位とから構成する。こ
こで、直線単位同士が連結される確率を高く、屈曲単位
の屈曲方向はランダムに設定する。このように発生され
た基本パターンを、所定角度回転した4つのタイルT1
〜T4を貼り合わせてセンサパターンSPを形成し、A
Fセンサの基準位置の決定に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体集積
回路、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド、撮像素子等の製
造過程のフォトリソグラフィ工程において、マスク上の
パターンを投影光学系を介して基板上に転写露光する際
に使用される焦点位置検出機構及び露光装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の露光装置においては、フォトマ
スクまたはレチクル(以下、「レチクル」を例にして説
明する。)上に形成された微細な線幅の回路パターン
が、投影光学系を介して感光性のレジストが塗布された
ウエハまたはガラスプレート等の基板(以下、「ウエ
ハ」を例にして説明する。)上に投影露光される。そし
て、従来より、この種の露光装置として、ウエハが載置
されたウエハステージを歩進(ステッピング)させて、
レチクルに形成された回路パターンをウエハ上の各ショ
ット領域に順次露光するステップ・アンド・リピート方
式の露光装置(以下、「ステッパ」という。)が提案さ
れている。
【0003】また、前記ステッパには、前記投影光学系
の焦点位置を検出する焦点位置検出機構、及び、その焦
点位置検出機構により検出された焦点位置に前記ウエハ
の露光面を合わせ込む合焦機構とが配備されている。こ
の焦点位置検出機構としては、例えば次のような斜入射
式の位置検出センサ(以下、「AF(Auto Focussing)
センサ」という。)と、そのAFセンサの基準位置較正
系(以下、「FC(Focus Calibration )系」とい
う。)との組み合わせが知られている。
【0004】すなわち、この従来構成では、AFセンサ
により、前記ウエハの露光面上に区画されたショット領
域内の複数の測定点に対し、前記投影光学系を介するこ
となく所定のパターン像を斜入射方式で投射する。この
投射に基づく各測定点からの反射像を撮像素子で一括検
出する。そして、同反射像の前記投影光学系の光軸に沿
う方向への予めFC系により規定された基準位置に対す
る位置ずれ量が検出される。この位置ずれ量に基づい
て、前記露光面の位置が算出されるようになっている。
【0005】また、前記FC系としては、例えば次のよ
うな構成が知られている。すなわち、前記ウエハを載置
保持するウエハステージ上に、ライン・アンド・スペー
ス・パターン(以下、「L/Sパターン」という。)等
の所定の基準パターンを有する基準板が設けられてい
る。同基準パターンをその下面側から照明することによ
り、その像を前記投影光学系を介してレチクルのパター
ン面上に投影する。そして、このパターン面からの反射
光を、前記投影光学系及び前記基準パターンを介して前
記基準板の下方に配置された光量センサにて検出する。
この検出動作を、前記ウェハステージの前記投影光学系
に沿う方向の高さ位置をわずかずつ変位させつつ繰り返
す。
【0006】ここで、前記基準パターンの高さ位置が前
記投影光学系の焦点位置に一致したときに前記反射像の
ぼけが最小になって、前記光量センサで計測される受光
量が最大となる。つまり、前記光量センサにおける受光
量がほぼ最大となる前記ウェハステージの高さ位置を定
め、その高さ位置を前記AFセンサの基準位置として取
得することにより、同AFセンサの較正がなされるよう
になっている。
【0007】ところで、前記従来構成では、基準パター
ンとして規則性の高い単純なL/Sパターンを使用した
ものである。また、ウエハの露光面の前記投影光学系の
焦点位置への合わせ込み終了後直ちに回路パターンの投
影転写が可能とするために、デバイスパターンの描かれ
たレチクル上に基準パターンが投影されることが多い。
このデバイスパターンは、周期性部分及び繰り返し部分
が頻繁に出現するものとなっている。
【0008】このため、規則性のある前記基準パターン
の像が同じく規則性のある前記周期性部分または繰り返
し部分のパターンに投影されることがある。このような
場合においては、前記反射像に含まれる前記基準パター
ンの像とその像の投影に伴って発生するレチクル上の回
路パターンの反射像との干渉が生じることがある。この
ような干渉が生じるとモアレ現象が発生し、本来の反射
像に新たなモアレ現象による像(以下、「モアレ像」と
いう。)が重ね合わされる。そして、実際には前記基準
パターンが投影光学系の焦点位置に配置されているにも
関わらず、前記光量センサで計測される受光量が低下
し、FC系の計測精度が低下することがある。
【0009】さらに、前記モアレ像は、基準パターンと
して常に一定のものを使用するとすれば、レチクル上の
その基準パターンの投影された部分のパターンの規則性
の影響を大きく受けることとなる。すなわち、レチクル
が交換されてその基準パターンの投影された部分のパタ
ーンが異なったものとなると、前記モアレ像も大きく変
化する。このため、使用するレチクル毎に、前記光量セ
ンサにおける前記反射光の光量が大きく変化し、前記基
準位置の検出精度がばらつくおそれがある。
【0010】このような基準パターンの像と前記レチク
ル上のパターンの反射像との相互作用を低減するため
に、例えば特開平4−348019号公報には、図6に
示すような基準パターンSP’を用いる焦点位置検出装
置に関する発明が開示されている。すなわち、遮光部S
Ps’と透光部SPt’とが一定ピッチPで繰り返され
るL/Sパターンを0°、45°、90°、135°回
転し、その4つのL/Sパターンを貼り合わせることに
より、基準パターンSP’が構成されている。このた
め、基準パターンSP’における規則性が低減され、前
記相互作用が低減されるものとなっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近時におけ
る半導体素子の高度集積化に伴い、前記回路パターンが
一層微細化してきている。そして、前記ステッパにおい
ては、さらなる高解像度化、線幅制御性の向上に対する
要求が高まっている。これらの要求に対応するため、前
記ステッパにおける投影光学系の開口数(N.A.)が
大きくなる傾向にある。このように開口数が大きくなる
と、その投影光学系の焦点深度が浅くなるため、露光時
における前記ウエハの露光面の前記投影光学系の焦点位
置への合わせ込み管理をより厳密に行う必要が生じてい
る。言い換えると、前記投影光学系の焦点位置をより正
確に検出する必要が生じている。
【0012】しかしながら、このような状況下では、前
記公報に記載の構成をもってしても、前記モアレ現象の
発生を十分に抑制できず、前記FC系における基準位置
の十分な検出精度が確保できないおそれがある。そし
て、前記AFセンサにおける前記ウエハの露光面の位置
の検出精度が低下し、ステッパにおける十分な解像度、
線幅制御性が得られないおそれがあるという問題があっ
た。
【0013】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、投影光学系の焦点位置の検出に用いられる2つの
パターンの像の干渉によるモアレ現象の影響を低減し、
より精確な焦点位置の検出を可能に焦点位置検出機構及
びそれを備えた露光装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、焦点位置検出機構に係る本願請求項1の発明は、第
1面(36)上の第1パターン(SP)の像を投影光学
系(11)を介して第2パターンが形成された第2面
(R)上に投影し、その投影像の前記第2面(R)から
の反射光(RLfc)を前記投影光学系(11)を介し
て前記第1面(36)に形成された受光部(42)に入
射させ、同受光部(42)で検出された前記反射光(R
Lfc)に関する情報に基づいて、前記投影光学系(1
1)の焦点位置を検出するようにした焦点位置検出機構
において、前記第1パターン(SP)及び第2パターン
の少なくとも一方を所定の不規則性パターンで構成した
ことを要旨とするものである。
【0015】この本願請求項1の発明では、少なくとも
一方のパターンの規則性が崩されているため、両パター
ンを組み合わせたときに、その全体にわたる両パターン
の干渉が生じにくいものとなる。このため、前記受光部
による前記第2面からの反射光の検出時のモアレ現象の
影響が低減される。
【0016】また、本願請求項2の発明は、前記請求項
1に記載の発明において、前記不規則性パターン(S
P)は、所定の長さの遮光部(SPs)と透光部(SP
t)とが接合された複数の基本単位(BU)からなり、
同基本単位(BU)は前記遮光部(SPs)及び透光部
(SPt)がともに直線状をなす直線単位(LBU)と
前記遮光部(SPs)及び透光部(SPt)のいずれか
一方に屈曲部を有する屈曲単位(BBU)とからなり、
前記直線単位(LBU)は他の直線単位(LBU)と直
接または屈曲単位(BBU)を介して前記遮光部(SP
s)同士、前記透光部(SPt)同士が連続するように
連結されたものであることを要旨とするものである。
【0017】この本願請求項2の発明では、前記請求項
1に記載の発明の作用に加えて、複数の直線単位及び屈
曲単位といった簡単な構成要素をその遮光部同士、透光
部同士を順次接続することで、容易に不規則性パターン
を発生することができる。
【0018】また、本願請求項3の発明は、前記請求項
2に記載の発明において、前記直線単位(LBU)に
は、屈曲単位(BBU)を介してよりも高い確率で直接
他の直線単位(LBU)が連結されるものであることを
要旨とするものである。
【0019】この本願請求項3の発明では、前記請求項
2に記載の発明の作用に加えて、細かな屈曲の繰り返し
により、不規則性パターンが略市松模様のパターンにな
るのを回避することができる。つまり、不規則性パター
ンにおける直線部分が屈曲部分に比べ、多くの面積を占
めることになる。このため、特定の角度の回折光をより
強く発生させることができ、前記反射光が広範囲に回折
されるのが抑制される。
【0020】また、本願請求項4の発明は、前記請求項
2または請求項3に記載の発明において、前記屈曲単位
(BBU)は屈曲方向の異なる複数種の屈曲単位(BB
U)からなり、同屈曲方向の異なる屈曲単位(BBU)
が前記基本単位(BU)の連結方向においてランダムな
確率で連結されたものであることを要旨とするものであ
る。
【0021】この本願請求項4の発明では、前記請求項
2または請求項3に記載の発明の作用に加えて、連結さ
れた基本単位の屈曲方向の不規則性を高めることがで
き、パターン全体がより不規則なものとなる。このた
め、前記反射光の検出時におけるモアレ現象の影響を一
層低減することができる。
【0022】また、本願請求項5の発明は、前記請求項
2〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明におい
て、前記直線単位(LBU)は、その連結方向がその連
結方向に直交する方向よりも長く形成されたものである
ことを要旨とするものである。
【0023】この本願請求項5の発明では、前記請求項
2〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明の作用に
加えて、直線単位の遮光部及び透光部がその連結方向に
長いものとなる。このため、発生された不規則性パター
ンが略市松模様のパターンになるのが確実に回避され、
前記反射光が広範囲に回折されるのが確実に抑制され
る。
【0024】また、露光装置に係る本願請求項6の発明
は、マスク(R)上の回路パターンを投影光学系(1
1)を介して基板(W)上に投影露光するようにした露
光装置において、前記請求項1〜請求項5のうちいずれ
か一項に記載の焦点位置検出機構(11、36、39、
42、R)を備えたことを要旨とするものである。
【0025】このため、本願請求項6の発明では、前記
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、露光装置における投影光学系の焦点位置
の検出精度を向上することができる。
【0026】また、本願請求項7の発明は、前記請求項
6に記載の発明において、前記基板(W)を載置する基
板ステージ(24)上に前記第1面を形成し、前記マス
ク(R)上に第2面を形成したことを要旨とするもので
ある。
【0027】このため、本願請求項7の発明では、前記
請求項6に記載の発明の作用に加えて、前記第1パター
ンを不規則性パターンとし、前記第2パターンとして実
製造用のデバイスパターンをそのまま使用した場合にお
いて、投影光学系の焦点位置の検出結果へのパターンの
依存性を低減できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、ステップ・アン
ド・リピート方式のステッパ及びその焦点位置検出機構
に具体化した一実施形態を図1〜図5に基づいて説明す
る。なお、図1に示すように、本実施形態では、投影光
学系11の光軸AXに平行な方向にZ軸を取り、光軸A
Xに直交する平面内で図1の紙面に平行な方向にX軸
を、また、同様に図1の紙面に垂直な方向にY軸を取っ
ている。
【0029】図1はステッパ全体の概略構成を示したも
のであり、同図において、露光光源12から射出される
露光光ELは、コリメータレンズ、フライアイレンズ、
レチクルブラインドなどからなる照度均一化照明系13
により照度分布がほぼ均一な光束に変換される。このよ
うに変換された露光光ELが、ダイクロイックミラー1
4に入射され、ダイクロイックミラー14によって垂直
下方へ折り曲げられ、マスクとしてのレチクルRを照射
するように構成されている。
【0030】そして、前記露光光ELが前記レチクルR
を照明することにより、そのレチクルR上に描画された
回路パターンの像が投影光学系11を介して、基板とし
てのウエハW上に投影露光されるようになっている。こ
の際、レチクルR上の回路パターンは、投影光学系11
の所定の投影倍率(例えば1/5倍)にて相似変形され
た状態で、ウェハW上に投影される。
【0031】なお、本実施形態における前記露光光EL
としては、例えばg線(波長436nm)、h線(波長
405nm)などの可視光線、i線(波長365n
m)、KrFエキシマレーザ光(波長248nm)、A
rFエキシマレーザ光(波長193nm)、F2エキシ
マレーザ光(波長157nm)などの紫外線、遠紫外
線、さらにYAGレーザ及び金属蒸気レーザなどの高調
波等が使用される。
【0032】また、本実施形態のステッパは、ステッピ
ング露光時において前記X軸に沿う+X方向へステッピ
ング移動してウエハW上の各ショット領域に回路パター
ンを投影露光するものである。ここで、図1は、前記投
影光学系11の焦点位置の検出時の状態を示すため、同
図においてウエハWは露光位置に位置していない。
【0033】前記ダイクロイックミラー14の下方に
は、モータ等からなる図示しない駆動系により移動可能
とされたレチクルステージ16が設けられている。すな
わち、レチクルステージ16は、前記Z軸に沿うZ方向
に微動可能で、かつ、光軸AXに直交する平面(XY平
面)内でX方向及びY方向に移動及び前記Z軸周りに微
小回転が可能とされている。
【0034】前記レチクルステージ16上のX方向及び
Y方向の端部には移動鏡17がそれぞれ取付けられ、こ
れらの移動鏡17と対向するようにしてレチクルステー
ジ16の周辺には光波干渉計18がそれぞれ配置されて
いる。なお、図1には、X方向用の光波干渉計18のみ
を図示している。この光波干渉計18は、前記移動鏡1
7に例えばHe−Neレーザを当て、入反射するレーザ
光の干渉を利用して、レチクルステージ16のXY方向
の実位置を検出するものである。この光波干渉計18か
ら出力されたレチクルステージ16の位置検出信号は、
CPUからなる主制御系21へ供給されるようになって
いる。
【0035】一方、前記レチクルステージ16の下方に
は、同ステージ16との間に前記投影光学系11を挟む
ようにして、前記ウエハWを載置保持するためのウエハ
ステージ24が移動可能に設けられている。このウエハ
ステージ24は、前記XY平面内でX方向及びY方向に
移動及び前記Z軸周りに微小回転が可能なXYステージ
25と、そのXYステージ25上に配置され前記Z方向
に移動可能なZステージ26とからなっている。これら
XYステージ25及びZステージ26は、モータ等から
なる図示しない駆動系により移動可能とされている。
【0036】前記Zステージ26上のウエハホルダ27
には、前記ウエハWが真空吸着により保持されている。
このZステージ26をZ方向へ移動させることにより、
ウエハWの表面と前記投影光学系11の焦点位置、つま
り結像面とを一致させることができるようになってい
る。
【0037】なお、前記XYステージ25上のX方向及
びY方向の端部にも、前記レチクルステージ16の場合
と同様に、移動鏡28がそれぞれ取付けられている。そ
して、これらの移動鏡28と対向するようにXYステー
ジ25の周辺には、同ステージ25のXY方向の位置を
検出する光波干渉計29がそれぞれ配置されている。な
お、この光波干渉計29についても、前記光波干渉計1
8と同様に、図1には、X方向用の光波干渉計29のみ
を図示している。
【0038】また、前記ウエハステージ24の上方に
は、いわゆる斜入射方式のAFセンサ32が設けられて
いる。このAFセンサ32は、投光系33と受光系34
とから構成され、前記Zステージ26の前記投影光学系
11の露光フィールド内の複数の測定点におけるZ方向
の位置を検出するものである。
【0039】前記投光系33は、前記投影光学系11を
左右から挟むように配置され、非感光性のAF照明光I
Lafを所定形状のスリットを介して斜め上方からウエ
ハWの表面に照射する。前記受光系34は、その照射に
基づくウエハW表面からのAF反射光RLafを受光
し、その受光面には前記投影像の反射像が結像されるよ
うになっている。
【0040】これらの光波干渉計29及びAFセンサ3
2から出力されたXYステージ25及びZステージ26
の位置検出信号は、前記主制御系21へ供給されるよう
になっている。
【0041】また、前記ウエハステージ24におけるZ
ステージ26上のウエハホルダ27に近接した位置に
は、前記AFセンサ32の基準位置の測定を行うための
平板状をなす基準板36が設置されている。この基準板
36の表面には、透光部SPtと遮光部SPsとからな
る所定形状の不規則性パターンとしてのセンサパターン
SP(図2参照)を形成されている。また、基準板36
には、センサパターンSPに対応するように、照明光源
37、光ファイバ38等を含む照明光学系39と光ファ
イバ38、ハーフミラー40、受光センサ41等を含む
検出光学系42とが接続されている。そして、前記照明
光学系39、基準板36、投影光学系11、レチクルR
及び検出光学系42により、焦点位置検出機構としての
AFセンサ32のFC系が構成されている。
【0042】このFC系においては、前記照明光源37
からの前記露光光ELと同一波長のFC照明光ILfc
が前記光ファイバ38を経てセンサパターンSPを照明
する。この照明により、同センサパターンSPの投影像
が前記投影光学系11を介して前記レチクルRのパター
ン面の近傍に形成される。この投影に基づくそのパター
ン面からのFC反射光RLfcは前記FC照明光ILf
cの光路をさかのぼって、前記パターン面の投影光学系
11に関する共役面に前記投影像に対応する逆投影像を
含む反射像を結像する。
【0043】このとき、図4(b)に示すように、前記
センサパターンSPが形成された基準板36の表面が前
記レチクルRのパターン面と共役な位置関係、つまり焦
点位置にあれば、前記パターン面上の投影像は合焦した
境界の明らかなものとなる。従って、その投影像に対応
する前記センサパターン上SP上の逆投影像も、合焦し
た境界の明らかなものとなる。この状態では、この逆投
影像は、当然、前記センサパターンSPとほぼ同一形
状、同一寸法、同一姿勢となる。このため、前記パター
ン面上の投影像からのFC反射光RLfcは、最大限に
同センサパターンSPを介して前記光ファイバ38内に
取り込まれる。ついで、FC反射光RLfcは、ハーフ
ミラー40により光路が折り曲げられ前記受光センサ4
1に入射し、その光量が計測される。そして、この基準
板36の表面が焦点位置に配置されたときに、同受光セ
ンサ41における受光量が最大となる。
【0044】これに対して、図4(a)に示すように、
前記基準板36の表面が焦点位置よりも投影光学系11
側に近接している場合(+デフォーカス)には、前記投
影像は前記パターン面上では合焦せず境界のぼやけたも
のとなる。このため、前記逆投影像も前記基準板36の
表面上では合焦せず境界のぼけたものとなる。また、図
4(c)に示すように、前記基準板36の表面が焦点位
置よりも投影光学系11側に離間している場合(−デフ
ォーカス)にも、同様に前記投影像、前記逆投影像とも
に境界のぼけたものとなる。これらのような場合には、
前記逆投影像が前記センサパターンSPをはみ出したも
のとなって、前記FC反射光RLfcはそのはみ出した
部分が損なわれた状態で前記光ファイバ38に取り込ま
れ、その光量が計測される。そして、そのはみ出し分だ
け光情報が損なわれ、計測される前記光量が低下する。
【0045】そして、前記AFセンサ32の基準位置を
求める際には、まず前記基準板36上のセンサパターン
SPが前記投影光学系11の露光フィールド内に配置さ
れるように前記ウエハステージ24のXYステージ25
を移動させる。ついで、前記Zステージ26をZ方向に
所定量ずつ移動させて、各Z位置で前記FC系を用いて
前記FC反射光RLfcの光量を計測する。この計測結
果は、例えば図5に示すような前記受光センサ41から
出力される信号波形、つまり前記基準板36の表面の各
Z位置毎の前記FC反射光RLfcの受光量Iの変化と
して表される。この受光センサ41の出力信号は、前記
主制御系21に入力され、その主制御系において図5に
二点鎖線で示す既知の二次関数がフィッティングされ
る。そして、前記受光センサ41での受光量が最大とな
るZ位置、すなわち前記二次関数の極大値を示すZ座標
から前記投影光学系11の焦点位置を算出する。
【0046】次に、前記Zステージ26を前記基準板3
6の表面がその焦点位置に一致するように合わせ込ん
で、前記AFセンサ32を用いて同表面上の前記スリッ
トの投影像のZ方向の位置を検出する。そして、前記主
制御系21はこのとき検出されたZ方向の位置を基準位
置として設定し、前記AFセンサ32の較正が完了す
る。
【0047】ついで、前記XYステージ25を前記投影
光学系11の露光フィールドが前記ウエハW内に区画さ
れた各ショット領域に対応するように移動させ、較正済
みのAFセンサ32により同ウエハWの露光面のZ方向
の位置を計測する。この計測時の前記受光系34におけ
る前記スリットの投影像の検出位置と前記基準位置との
ずれ量に基づいてウエハWの表面のZ方向の位置が算出
される。そして、前記ずれ量が最小となるように前記Z
ステージ26が移動され、ウエハWの表面が前記投影光
学系11の結像面にほぼ一致するように位置決めされ
る。
【0048】さて、本実施形態においては、前述のよう
にセンサパターンSPが、図2に示す不規則性パターン
により構成されている。次に、この不規則性パターンの
コンピュタを用いて発生させる方法の一例について説明
する。
【0049】このセンサパターンSPは、4つの正方形
のタイルT1〜T4が貼り合わされた形となっている。
ここで、タイルT1は、図示しない基本タイルの中心付
近を正方形に切り出したものである。タイルT2は、前
記基本タイルを45°回転してその中心付近を正方形に
切り出したものである。タイルT3は、前記基本タイル
を90°回転してその中心付近を正方形に切り出したも
のである。タイルT4は、前記基本タイルを135°回
転してその中心付近を正方形に切り出したものである。
そして、これら4つのタイルT1〜T4を貼り合わせた
状態で、さらに全体を中途半端な角度、例えば12.5
°回転させることにより、センサパターンSPが形成さ
れている。
【0050】前記基本タイルは、図2及び図3に示すよ
うに、所定長さの遮光部SPsと透光部SPtとが接合
された複数の基本単位BUが、その遮光部SPs同士、
透光部SPt同士が連続するように連結されて形成され
ている。なお、この基本単位BUの遮光部SPs及び透
光部SPtの連結方向と直交する方向における幅は一定
となっている。
【0051】前記基本単位BUは、遮光部SPs及び透
光部SPtがともに直線状をなす直線単位LBUと、遮
光部SPs及び透光部SPtのいずれか一方に屈曲部を
有する屈曲単位BBUとからなっている。前記直線単位
LBUは、その連結方向が長手であり、連結方向に直交
する方向が短手となっている。前記屈曲単位BBUに
は、前記遮光部SPsに屈曲部のあるものと、前記透光
部SPtに屈曲部のあるものとがあり、さらにそれらの
それぞれについて屈曲方向が180°異なる2種類が存
在する。
【0052】次に、各基本単位BUの連結方法の一例に
ついて説明する。まず直線単位LBUを配置し、その直
線単位LBUに対し、前記各基本単位LBU、BBUの
いずれかを連結する。ここで、この連結される基本単位
BUについては、直線単位LBUがより高い確率で選択
されるように、コンピュータに設定しておく。また、屈
曲単位BBUの屈曲方向については、全くランダムに選
択されるようにコンピュータに設定しておく。
【0053】このように、直線単位LBUが不規則な長
さで連結され、ついで、その直線単位LBUの連結方向
に対して左右いずれかの方向に遮光部SPs及び透光部
SPtを屈曲する屈曲単位BBUが不規則に連結され
る。そして、これらの各基本単位LBU、BBUの連結
が繰り返されることにより、遮光部SPs及び透光部S
Ptが不規則な長さで直線状に延びるとともに、その遮
光部SPs及び透光部SPtの延びる方向に対して不規
則に左右に屈曲する不規則性パターンが形成される。
【0054】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (イ) 本実施形態の露光装置では、基準板36上の図
2に示すような不規則性パターンによりなるセンサパタ
ーンSPの像を投影光学系11を介してレチクルR上の
回路パターンに投影する。そして、その投影像を、再度
投影光学系11を介して前記センサパターンSP上に逆
投影し、その逆投影像を含む前記レチクルRからのFC
反射光RLfcの光量を同センサパターンSPを介して
検出光学系42の受光センサ41で計測する。その計測
結果に基づいて、投影光学系11の焦点位置が検出さ
れ、AFセンサ32の基準位置が決定されるようになっ
ている。
【0055】このように、AFセンサ32の基準位置を
決定するためのFC系に含まれる一方のパターンである
センサパターンSPの規則性が崩されている。このた
め、そのセンサパターンSPの投影像とレチクルR上の
回路パターンの反射像とが組み合わせたときに、その回
路パターンが規則性のあるものであったとしても、両パ
ターンの像の干渉の発生が抑制され、モアレ現象が生じ
にくいものとなる。そして、前記受光センサ41でのF
C反射光RLfcの光量計測において、モアレ現象によ
る同光量の変動を低減でき、同光量を精確に検出するこ
とができる。従って、その検出情報に基づいて、より精
確に投影光学系11の焦点位置を検出することができ
る。これにより、ウェハWの露光面を精確に投影光学系
11の結像面に合わせ込むことができ、きわめて微細な
線幅の回路パターンであっても、精確な露光転写が可能
となる。
【0056】また、ウエハW側のパターンであるセンサ
パターンSPを、不規則性パターンとしたことで、レチ
クルR側のパターンはテスト露光用のテストレチクルパ
ターンのみならず、ウエハWの実製造用のデバイスパタ
ーンを容易に使用することができる。そして、このよう
にデバイスパターンをそのまま使用しても、投影光学系
11の焦点位置の検出時におけるレチクルR毎のモアレ
現象の影響の変動を小さくすることができる。
【0057】さらに、投影光学系11の焦点検出から回
路パターンの転写露光の動作を、レチクルRの交換を経
ることなしに実行でき、ウエハWの処理時間の短縮を図
ることができる。また、レチクルWの交換に伴って誤差
要因が加わるのを排除できて、より精確なパターンの転
写露光が可能となる。
【0058】(ロ) 本実施形態の露光装置では、セン
サパターンSPが所定の長さの遮光部SPsと透光部S
Ptとが接合された複数の基本単位BUからなり、同基
本単位BUは直線状をなす直線単位LBUと屈曲部を有
する屈曲単位BBUとからなっている。そして、前記直
線単位LBUは、他の直線単位LBUと直接または屈曲
単位BBUを介して前記遮光部SPs同士、前記透光部
SPt同士が連続するように連結されている。
【0059】このように、簡単な構成要素を順次連結す
ることで、センサパターンSPを容易に不規則性パター
ンとして発生させることができる。 (ハ) 本実施形態の露光装置では、センサパターンS
Pにおいて、直線単位LBUには、屈曲単位BBUを介
してよりも高い確率で直接他の直線単位LBUが連結さ
れるようになっている。
【0060】このため、センサパターンSPが細かな屈
曲の繰り返しにより、略市松模様のパターンになるのを
回避することができる。つまり、センサパターンSPに
おいて、遮光部SPs及び透光部SPtが直線状に延び
た部分が屈曲した部分に比べ、多くの面積を占めること
になる。このため、特定の角度の回折光をより強く発生
させることができ、前記受光センサ41で計測されるF
C反射光RLfcが広範囲に回折されるのが抑制され
る。従って、前記センサパターンSPの投影像のコント
ラストの低下を回避でき、これに伴ってその逆投影像の
コントラストを高く維持することができる。これによ
り、受光センサ41から出力される信号波形において、
焦点位置の近傍においてシャープなピークを発生させる
ことができ、さらに精確な焦点位置の検出が可能とな
る。
【0061】(ニ) 本実施形態の露光装置では、セン
サパターンSPの一部を構成する直線単位LBUが、そ
の連結方向がその連結方向に直交する方向よりも長く形
成されたものとなっている。
【0062】このため、直線単位LBU自体で、すでに
その遮光部SPs及び透光部SPtがその連結方向に長
いものとなっている。これにより、センサパターンSP
における屈曲部分の面積に対する直線部分の面積の優位
性が自動的に確保されることとなる。そして、センサパ
ターンSPが略市松模様のパターンになるのが確実に回
避され、FC反射光RLfcが広範囲に回折されるのが
確実に抑制される。従って、センサパターンSPの投影
像及びそれに基づく逆投影像の高いコントラストを容易
に確保することができる。
【0063】(ホ) 本実施形態の露光装置では、セン
サパターンSPが各基本単位BUの連結方向に対してラ
ンダムな方向に屈曲されている。このため、連結された
基本単位BUの屈曲方向に高い不規則性があり、センサ
パターンSP全体が非常に不規則なものとなっている。
【0064】このため、前記FC反射光RLfcの検出
時におけるモアレ現象の影響を一層低減することができ
る。 (変更例)なお、前記実施形態は、以下のように変更し
てもよい。
【0065】・ 前記実施形態の露光装置では、4つの
タイルT1〜T4を貼り合わせてセンサパターンSPを
形成したが、各タイルT1〜T4を単独でセンサパター
ンSPとして採用してもよい。このようにした場合、前
記実施形態における(イ)〜(ホ)に記載の効果に加え
て、センサパターンSPの構成の簡素化を図ることがで
きるという効果が得られる。
【0066】・ 前記実施形態の露光装置では、4つの
タイルT1〜T4を1つの基本タイルを順次回転させて
正方形に切り出したものを貼り合わせてセンサパターン
SPを形成したが、前記の不規則性パターンの発生方法
に従って発生させたそれぞれ異なるタイルを貼り合わせ
て形成してもよい。
【0067】また、貼り合わせるタイルの数を、前記実
施形態に記載した以外の数、例えば2、3または5以上
としてもよい。さらに、前記タイルの形状を、例えば正
方形以外の多角形状とし、それら多角形状のタイルで所
定の面積を埋め尽してセンサパターンSPを形成しても
よい。
【0068】しかも、前記センサパターンSP全体の回
転角度を、例えば0°〜45°の間で変更してもよい。
また、各タイルT1〜T4の回転角度を、前記実施形態
に記載した以外の互いに異なる角度としてもよい。
【0069】これらのように構成しても、前記各実施形
態における(イ)〜(ホ)に記載のとほぼ同様の効果が
得られる。 ・ 前記実施形態の露光装置において、基準板36上
に、例えば液晶表示素子を配置し、その液晶表示素子上
に前記の不規則性パターンの発生方法に従って、センサ
パターンSPを発生させてもよい。
【0070】このように構成した場合、前記実施形態に
おける(イ)〜(ホ)に記載の効果に加えて、センサパ
ターンSPをレチクルR上の回路パターンに応じて変更
し、投影光学系11の焦点位置の検出時におけるモアレ
現象の影響を一層低減することができる。
【0071】・ 前記実施形態の露光装置において、テ
スト露光用のテストレチクルに前記不規則性パターンを
形成し、このテストレチクルを用いて投影光学系11の
焦点位置を検出してもよい。この場合には、基準板36
上のセンサパターンSPを不規則性パターンのみなら
ず、規則性のあるパターンで構成してもよい。そして、
レチクルR側、基準板36側ともに、不規則性パターン
で構成することにより、前記実施形態における(イ)〜
(ホ)に記載の効果に加えて、両パターンを重ね合わせ
たとき、一層モアレ現象の起こりにくいものとすること
ができる。
【0072】・ 前記実施形態では、レチクルR上の回
路パターンを投影光学系11を介してウエハW上に縮小
して転写する構成としたが、等倍または拡大して転写す
る構成としてもよい。このようにしても、前記実施形態
における(イ)〜(ホ)に記載したのと同様の効果が得
られる。
【0073】・ 前記実施形態では、本願発明を半導体
素子製造に用いられるウエハW用の一括露光型のステッ
パに具体化したが、ステップ・アンド・スキャン方式に
よりレチクルRとウエハWとを同期走査させる走査露光
型の露光装置、または、レチクルR上の回路パターンを
複数の反射素子を含む反射光学系を介してウエハW上に
投影するミラー・プロジェクション・アライナに具体化
してもよい。
【0074】また、例えば液晶表示素子製造用の露光装
置、薄膜磁気ヘッド製造用の露光装置、撮像素子製造用
の露光装置に具体化してもよい。このようにしても、前
記実施形態における(イ)〜(ホ)に記載したのと同様
の効果が得られる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1の発
明によれば、第1パターンの投影像と第2パターンの像
とを含む反射光の検出に際してモアレ現象の影響を低減
でき、その反射光を精確に検出することができる。従っ
て、その検出情報に基づいて、より精確に投影光学系の
焦点位置を検出することができる。
【0076】また、本願請求項2の発明によれば、前記
請求項1に記載の発明の効果に加えて、簡単な構成要素
で不規則性パターンを容易に発生させることができる。
また、本願請求項3の発明によれば、前記請求項2に記
載の発明の効果に加えて、前記反射光が広範囲に回折さ
れるのが抑制され、前記投影像の反射像のコントラスト
の低下を回避できて、さらに精確な焦点位置の検出が可
能となる。
【0077】また、本願請求項4の発明によれば、前記
請求項2または請求項3に記載の発明の効果に加えて、
パターン全体がより不規則なものとなり、前記反射光の
検出時におけるモアレ現象の影響を一層低減することが
できる。
【0078】また、本願請求項5の発明によれば、前記
請求項2〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明の
効果に加えて、前記反射光が広範囲に回折されるのを確
実に抑制でき、前記投影像の反射像のコントラストを高
くすることができる。
【0079】また、本願請求項6の発明によれば、前記
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明の
効果に加えて、露光装置における投影光学系の焦点位置
の検出精度を向上することができ、より厳密な基板の露
光面の位置決めが可能となる。従って、微細な回路パタ
ーンであっても、精確な転写露光が可能となる。
【0080】また、本願請求項7の発明によれば、前記
請求項6に記載の発明の効果に加えて、第1パターンを
不規則性パターンとした場合に、第2パターンとして実
製造用のデバイスパターンをそのまま使用することがで
きる。従って、投影光学系の焦点検出から回路パターン
の転写露光を、マスク交換を経ることなしに実行でき、
基板の処理時間の短縮を図ることができる。また、マス
ク交換に伴って誤差要因が加わるのを排除できて、より
精確なパターンの転写露光が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を一括露光型の露光装置に具体化した
一実施形態の全体を示す概略構成図。
【図2】 不規則性パターンの一例を示す平面図。
【図3】 不規則性パターンの発生方法に関する説明
図。
【図4】 基準板のZ位置とその基準板及びレチクル上
における像の結像状態を示す説明図。
【図5】 受光センサから出力される信号波形に関する
説明図。
【図6】 従来の基準パターンを示す平面図。
【符号の説明】
11…焦点位置検出機構の一部を構成する投影光学系、
24…基板ステージとしてのウエハステージ、36…第
1面を構成するとともに焦点位置検出機構の一部を構成
する基準板、39…焦点位置検出機構の一部を構成する
照明光学系、42…焦点位置検出機構の一部を構成する
受光部としての検出光学系、BBU…屈曲単位、BU…
基本単位、LBU…直線単位、R…第2面を構成すると
ともに焦点位置検出機構の一部を構成するマスクとして
のレチクル、RLfc…反射光としてのFC反射光、S
P…第1パターン及び不規則性パターンを構成するセン
サパターン、SPs…遮光部、SPt…透光部、W…基
板としてのウエハ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1面上の第1パターンの像を投影光学
    系を介して第2パターンが形成された第2面上に投影
    し、その投影像の前記第2面からの反射光を前記投影光
    学系を介して前記第1面に形成された受光部に入射さ
    せ、同受光部で検出された前記反射光に関する情報に基
    づいて、前記投影光学系の焦点位置を検出するようにし
    た焦点位置検出機構において、 前記第1パターン及び第2パターンの少なくとも一方を
    所定の不規則性パターンで構成した焦点位置検出機構。
  2. 【請求項2】 前記不規則性パターンは、所定の長さの
    遮光部と透光部とが接合された複数の基本単位からな
    り、同基本単位は前記遮光部及び透光部がともに直線状
    をなす直線単位と前記遮光部及び透光部のいずれか一方
    に屈曲部を有する屈曲単位とからなり、前記直線単位は
    他の直線単位と直接または屈曲単位を介して前記遮光部
    同士、前記透光部同士が連続するように連結されたもの
    である請求項1に記載の焦点位置検出機構。
  3. 【請求項3】 前記直線単位には、屈曲単位を介してよ
    りも高い確率で直接他の直線単位が連結されるものであ
    る請求項2に記載の焦点位置検出機構。
  4. 【請求項4】 前記屈曲単位は屈曲方向の異なる複数種
    の屈曲単位からなり、同屈曲方向の異なる屈曲単位が前
    記基本単位の連結方向においてランダムな確率で連結さ
    れたものである請求項2または請求項3に記載の焦点位
    置検出機構。
  5. 【請求項5】 前記直線単位は、その連結方向がその連
    結方向に直交する方向よりも長く形成されたものである
    請求項2〜請求項4のうちいずれか一項に記載の焦点位
    置検出機構。
  6. 【請求項6】 マスク上の回路パターンを投影光学系を
    介して基板上に投影露光するようにした露光装置におい
    て、 前記請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の焦
    点位置検出機構を備えた露光装置。
  7. 【請求項7】 前記基板を載置する基板ステージ上に前
    記第1面を形成し、前記マスク上に第2面を形成した請
    求項6に記載の露光装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005043555A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Pentax Corp パターン描画装置
JP2020060761A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung 回折光学系のための格子構造

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KR20200041250A (ko) * 2018-10-09 2020-04-21 덕터 요한네스 하이덴하인 게엠베하 회절 대물렌즈용 격자 구조

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