JPH11340187A - 洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法 - Google Patents
洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法Info
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- JPH11340187A JPH11340187A JP10147200A JP14720098A JPH11340187A JP H11340187 A JPH11340187 A JP H11340187A JP 10147200 A JP10147200 A JP 10147200A JP 14720098 A JP14720098 A JP 14720098A JP H11340187 A JPH11340187 A JP H11340187A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有機媒体等を用いる蒸気乾燥をより短い時間
で均一に達成する。 【解決手段】 洗浄乾燥チャンバ12内で半導体基板1
3などの被洗浄物を洗浄した直後に、回転する半導体基
板13に対してイソプロピルアルコールなどの乾燥用媒
体蒸気を噴射し、それによって被洗浄物上の水滴状液体
を被洗浄物から除去し、速やかな乾燥を実現する。
で均一に達成する。 【解決手段】 洗浄乾燥チャンバ12内で半導体基板1
3などの被洗浄物を洗浄した直後に、回転する半導体基
板13に対してイソプロピルアルコールなどの乾燥用媒
体蒸気を噴射し、それによって被洗浄物上の水滴状液体
を被洗浄物から除去し、速やかな乾燥を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄乾燥装置およ
び洗浄乾燥方法ならびに蒸気乾燥装置および蒸気乾燥方
法に関する。
び洗浄乾燥方法ならびに蒸気乾燥装置および蒸気乾燥方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体ウエハ表面の水分を遠心力
を利用し乾燥を行うスピン乾燥装置に取って変わり、有
機溶媒を利用し静的に乾燥を行う蒸気乾燥装置が使用さ
れつつある。以下、図5を参照しながら、蒸気乾燥装置
の従来例(特開平6−97149号に記載)を説明す
る。
を利用し乾燥を行うスピン乾燥装置に取って変わり、有
機溶媒を利用し静的に乾燥を行う蒸気乾燥装置が使用さ
れつつある。以下、図5を参照しながら、蒸気乾燥装置
の従来例(特開平6−97149号に記載)を説明す
る。
【0003】この蒸気乾燥装置は、石英チャンバー1の
底部に配置した抵抗加熱器3を備え、石英チャンバー1
の底部には抵抗加熱器3を浸すようにして液化乾燥用媒
体2が貯蔵されている。チャンバー1の上部には蒸気吹
き付け板5が設けられており、この蒸気吹き付け板5に
は外部蒸気源6が接続されている。蒸気吹き付け板5の
上には、乾燥用媒体冷却用の冷却パイプ7が設置されて
いる。
底部に配置した抵抗加熱器3を備え、石英チャンバー1
の底部には抵抗加熱器3を浸すようにして液化乾燥用媒
体2が貯蔵されている。チャンバー1の上部には蒸気吹
き付け板5が設けられており、この蒸気吹き付け板5に
は外部蒸気源6が接続されている。蒸気吹き付け板5の
上には、乾燥用媒体冷却用の冷却パイプ7が設置されて
いる。
【0004】次に、従来の蒸気乾燥方法を説明する。
【0005】まず、別の洗浄装置によって洗浄された被
洗浄物である濡れた半導体基板4を石英チャンバー1内
に搬送する。石英チャンバー1の底部の液化乾燥用媒体
2は、前もって抵抗加熱器3によって加熱され、沸騰
し、乾燥用媒体蒸気8を発生させている。半導体基板4
を石英チャンバー1内に挿入し、蒸気吹き付け板5でタ
ンク内外を隔離した後、外部蒸気源6から乾燥用媒体蒸
気10を発生させ、乾燥用媒体蒸気10を蒸気吹き付け
板5からタンク1内に噴射する。乾燥用媒体蒸気8およ
び乾燥用媒体蒸気10は、半導体基板4上の残存する水
滴状の液体中に溶解する。その結果、水滴状の液体と半
導体基板4との間の接触角(コンタクトアングル)が大
きくなるため、水滴状液体と半導体基板4との間の付着
力が弱まる。こうして、水滴状の液体は重力によって半
導体基板4から下方向に流れ落ち、半導体基板13の蒸
気乾燥が達成される。蒸気乾燥が達成された後、半導体
基板4をチャナバ1から取り出す。
洗浄物である濡れた半導体基板4を石英チャンバー1内
に搬送する。石英チャンバー1の底部の液化乾燥用媒体
2は、前もって抵抗加熱器3によって加熱され、沸騰
し、乾燥用媒体蒸気8を発生させている。半導体基板4
を石英チャンバー1内に挿入し、蒸気吹き付け板5でタ
ンク内外を隔離した後、外部蒸気源6から乾燥用媒体蒸
気10を発生させ、乾燥用媒体蒸気10を蒸気吹き付け
板5からタンク1内に噴射する。乾燥用媒体蒸気8およ
び乾燥用媒体蒸気10は、半導体基板4上の残存する水
滴状の液体中に溶解する。その結果、水滴状の液体と半
導体基板4との間の接触角(コンタクトアングル)が大
きくなるため、水滴状液体と半導体基板4との間の付着
力が弱まる。こうして、水滴状の液体は重力によって半
導体基板4から下方向に流れ落ち、半導体基板13の蒸
気乾燥が達成される。蒸気乾燥が達成された後、半導体
基板4をチャナバ1から取り出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、被洗浄物である半導体基板13の洗浄
工程終了後に、濡れた状態の半導体基板13を洗浄装置
から蒸気乾燥装置へ搬送しなければならないため、搬送
に要する時間がスループットを低下させるという問題が
ある。また、半導体基板13の搬送中に被洗浄物にパー
ティクルが付着してしまうおそれもある。更に、搬送中
に半導体基板13が大気に触れるため、半導体基板13
の自然乾燥が部分的に生じ、ウォーターマークが形成さ
れるおそれもある。また、上記従来技術によれば、半導
体基板13の上部と下部とで不均一に乾燥が進行する可
能性がある。
来技術によれば、被洗浄物である半導体基板13の洗浄
工程終了後に、濡れた状態の半導体基板13を洗浄装置
から蒸気乾燥装置へ搬送しなければならないため、搬送
に要する時間がスループットを低下させるという問題が
ある。また、半導体基板13の搬送中に被洗浄物にパー
ティクルが付着してしまうおそれもある。更に、搬送中
に半導体基板13が大気に触れるため、半導体基板13
の自然乾燥が部分的に生じ、ウォーターマークが形成さ
れるおそれもある。また、上記従来技術によれば、半導
体基板13の上部と下部とで不均一に乾燥が進行する可
能性がある。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、高いスループットで洗浄乾燥工程
を実行できる洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法を提供す
ることにある。
であり、その目的は、高いスループットで洗浄乾燥工程
を実行できる洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法を提供す
ることにある。
【0008】本発明の他の目的は、均一な乾燥を実現す
る蒸気乾燥装置および蒸気乾燥方法を提供することにあ
る。
る蒸気乾燥装置および蒸気乾燥方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による洗浄乾燥装
置は、洗浄チャンバーと、前記洗浄チャンバー内で被洗
浄物を回転可能に保持するホルダーと、前記ホルダーを
前記被洗浄物とともに回転させる駆動部と、前記ホルダ
ー上の前記被洗浄物に洗浄液を供給する洗浄液供給器
と、前記ホルダー上の前記被洗浄物上の液体を乾燥させ
るための乾燥用蒸気を前記洗浄チャンバー内に供給する
乾燥用媒体供給器とを備えている。
置は、洗浄チャンバーと、前記洗浄チャンバー内で被洗
浄物を回転可能に保持するホルダーと、前記ホルダーを
前記被洗浄物とともに回転させる駆動部と、前記ホルダ
ー上の前記被洗浄物に洗浄液を供給する洗浄液供給器
と、前記ホルダー上の前記被洗浄物上の液体を乾燥させ
るための乾燥用蒸気を前記洗浄チャンバー内に供給する
乾燥用媒体供給器とを備えている。
【0010】加熱によって揮発性薬液を気化し、前記乾
燥用蒸気を生成し、前記乾燥用蒸気を前記乾燥用媒体供
給器に供給する蒸気発生器を備えていてもよい。
燥用蒸気を生成し、前記乾燥用蒸気を前記乾燥用媒体供
給器に供給する蒸気発生器を備えていてもよい。
【0011】前記蒸気発生器は、前記揮発性薬液を貯蔵
するタンクと、前記タンクと前記乾燥用媒体供給器とを
連結する通路と、前記通路の少なくとも一部を加熱する
加熱器とを備えていることが好ましい。
するタンクと、前記タンクと前記乾燥用媒体供給器とを
連結する通路と、前記通路の少なくとも一部を加熱する
加熱器とを備えていることが好ましい。
【0012】前記乾燥用媒体供給器は、前記乾燥用蒸気
を前記被洗浄物に対して噴射する少なくともひとつのノ
ズルを有していていることが好ましい。
を前記被洗浄物に対して噴射する少なくともひとつのノ
ズルを有していていることが好ましい。
【0013】前記洗浄終了後に前記ホルダー上の前記被
洗浄物上に残存している液体を乾燥させるための不活性
ガスを前記ホルダー上の前記被洗浄物に噴射する不活性
ガス供給器を備えていてもよい。
洗浄物上に残存している液体を乾燥させるための不活性
ガスを前記ホルダー上の前記被洗浄物に噴射する不活性
ガス供給器を備えていてもよい。
【0014】前記不活性ガスを加熱する他の加熱器を備
えていることが好ましい。
えていることが好ましい。
【0015】前記ホルダーは、水平方向に実質的に平行
な面内で回転できるように配置されていても、鉛直方向
に実質的に平行な面内で回転できるように配置されてい
てもよい。
な面内で回転できるように配置されていても、鉛直方向
に実質的に平行な面内で回転できるように配置されてい
てもよい。
【0016】前記駆動部によって前記ホルダーを前記被
洗浄物とともに回転させながら、前記乾燥用媒体供給器
によって前記乾燥用蒸気を前記チャンバー内に供給させ
る制御装置を備えていることが好ましい。
洗浄物とともに回転させながら、前記乾燥用媒体供給器
によって前記乾燥用蒸気を前記チャンバー内に供給させ
る制御装置を備えていることが好ましい。
【0017】本発明による他の洗浄乾燥装置は、洗浄チ
ャンバーと、前記洗浄チャンバー内で被洗浄物を保持す
るホルダーと、前記ホルダー上の前記被洗浄物に洗浄液
を供給する洗浄液供給器と、洗浄終了後に前記ホルダー
上の前記被洗浄物上に残存している液体を乾燥させるた
めの乾燥用蒸気を前記洗浄チャンバー内に供給する乾燥
用媒体供給器とを備えている。
ャンバーと、前記洗浄チャンバー内で被洗浄物を保持す
るホルダーと、前記ホルダー上の前記被洗浄物に洗浄液
を供給する洗浄液供給器と、洗浄終了後に前記ホルダー
上の前記被洗浄物上に残存している液体を乾燥させるた
めの乾燥用蒸気を前記洗浄チャンバー内に供給する乾燥
用媒体供給器とを備えている。
【0018】被洗浄物を洗浄する工程と、前記被洗浄物
を回転させながら、前記被洗浄物上の液体を乾燥させる
ための乾燥用蒸気を前記被洗浄物に供給する工程とを包
含することが好ましい。
を回転させながら、前記被洗浄物上の液体を乾燥させる
ための乾燥用蒸気を前記被洗浄物に供給する工程とを包
含することが好ましい。
【0019】被洗浄物を回転させながら前記被洗浄物に
洗浄液を供給する工程と、前記被洗浄物を回転させなが
ら、前記被洗浄物に前記洗浄液および前記洗浄液を乾燥
させるための乾燥用蒸気の両方を前記被洗浄物に供給す
る工程と、前記被洗浄物を回転させながら、前記被洗浄
物の供給は停止するが、前記乾燥用蒸気を前記被洗浄物
に供給する工程とを包含してもよい。
洗浄液を供給する工程と、前記被洗浄物を回転させなが
ら、前記被洗浄物に前記洗浄液および前記洗浄液を乾燥
させるための乾燥用蒸気の両方を前記被洗浄物に供給す
る工程と、前記被洗浄物を回転させながら、前記被洗浄
物の供給は停止するが、前記乾燥用蒸気を前記被洗浄物
に供給する工程とを包含してもよい。
【0020】前記乾燥用蒸気を前記被洗浄物に供給する
工程において、不活性ガスを前記被洗浄物に噴射するこ
とが好ましい。
工程において、不活性ガスを前記被洗浄物に噴射するこ
とが好ましい。
【0021】前記乾燥用蒸気はアルコール蒸気であるこ
とが好ましい。
とが好ましい。
【0022】本発明による蒸気乾燥装置は、乾燥チャン
バーと、前記乾燥チャンバー内で被洗浄物を回転可能に
保持するホルダーと、前記ホルダーを前記被洗浄物とと
もに回転させる駆動部と、前記ホルダー上の前記被洗浄
物上の液体を乾燥させるための乾燥用蒸気を前記洗浄チ
ャンバー内に供給する乾燥用媒体供給器とを備えてい
る。
バーと、前記乾燥チャンバー内で被洗浄物を回転可能に
保持するホルダーと、前記ホルダーを前記被洗浄物とと
もに回転させる駆動部と、前記ホルダー上の前記被洗浄
物上の液体を乾燥させるための乾燥用蒸気を前記洗浄チ
ャンバー内に供給する乾燥用媒体供給器とを備えてい
る。
【0023】本発明による蒸気乾燥方法は、被洗浄物を
回転させながら、前記被洗浄物上の液体を乾燥させるた
めの乾燥用蒸気を前記被洗浄物に供給する。
回転させながら、前記被洗浄物上の液体を乾燥させるた
めの乾燥用蒸気を前記被洗浄物に供給する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (実施形態1)図1を参照しながら、本発明による洗浄
乾燥装置の第1の実施形態を説明する。
基づいて説明する。 (実施形態1)図1を参照しながら、本発明による洗浄
乾燥装置の第1の実施形態を説明する。
【0025】本実施形態の洗浄乾燥装置は、石英または
耐薬品性を有するテフロンなどを材料として作製された
洗浄チャンバー12と、洗浄チャンバー12内で被洗浄
物(半導体基板)13を回転可能に保持するホルダー1
4と、ホルダー14上の半導体基板13に洗浄液を供給
する洗浄液供給器17および18とを備えている。洗浄
チャンバー12は、洗浄のためだけに使用されるのでは
なく、後述するように乾燥のためにも使用される。ホル
ダー14は、たとえば真空チャックなどの機構によって
被洗浄物を保持する。本実施形態では、被洗浄物とし
て、8インチのシリコンウェハを用いるので、このよう
なシリコンウェハをしっかり固定できる大きさのホルダ
ー14が採用される。ここで使用する洗浄液供給器17
および18は2本のノズル(先端部の内径:0.1〜5
mm)である。洗浄液供給器17および18は、ノズル
形状を持つものに限定されないし、また、その数も2個
に限定されない。ノズルに代えて、複数の微細な開口部
を持つ器具を使用し、そこから洗浄液をシャワー状に噴
出させてもよい。ホルダー14は、チャンバー12の外
に配置された駆動モータ15によって回転させられる。
本実施形態では、ホルダー14が水平方向に実質的に平
行な面内で回転する配置構成を採用している。
耐薬品性を有するテフロンなどを材料として作製された
洗浄チャンバー12と、洗浄チャンバー12内で被洗浄
物(半導体基板)13を回転可能に保持するホルダー1
4と、ホルダー14上の半導体基板13に洗浄液を供給
する洗浄液供給器17および18とを備えている。洗浄
チャンバー12は、洗浄のためだけに使用されるのでは
なく、後述するように乾燥のためにも使用される。ホル
ダー14は、たとえば真空チャックなどの機構によって
被洗浄物を保持する。本実施形態では、被洗浄物とし
て、8インチのシリコンウェハを用いるので、このよう
なシリコンウェハをしっかり固定できる大きさのホルダ
ー14が採用される。ここで使用する洗浄液供給器17
および18は2本のノズル(先端部の内径:0.1〜5
mm)である。洗浄液供給器17および18は、ノズル
形状を持つものに限定されないし、また、その数も2個
に限定されない。ノズルに代えて、複数の微細な開口部
を持つ器具を使用し、そこから洗浄液をシャワー状に噴
出させてもよい。ホルダー14は、チャンバー12の外
に配置された駆動モータ15によって回転させられる。
本実施形態では、ホルダー14が水平方向に実質的に平
行な面内で回転する配置構成を採用している。
【0026】洗浄工程中においては、洗浄液供給器17
および18から半導体基板13に供給された洗浄液によ
って半導体基板13の洗浄が実行される。その後、洗浄
工程に引き続いて、同一の洗浄チャンバー12内で乾燥
工程が実行される。このため、洗浄チャンバー12は、
洗浄乾燥チャンバーとして機能する。
および18から半導体基板13に供給された洗浄液によ
って半導体基板13の洗浄が実行される。その後、洗浄
工程に引き続いて、同一の洗浄チャンバー12内で乾燥
工程が実行される。このため、洗浄チャンバー12は、
洗浄乾燥チャンバーとして機能する。
【0027】洗浄液供給器17および18は、それぞ
れ、導入管21および22を介してポンプ20につなが
れ、最終的には洗浄液タンク19に接続されている。導
入管21および22は、例えば石英から形成されてお
り、その内径は、例えば1〜30mmである。ポンプ2
0としては、パーティクル除去フィルターを有するもの
が好適に使用され得る。
れ、導入管21および22を介してポンプ20につなが
れ、最終的には洗浄液タンク19に接続されている。導
入管21および22は、例えば石英から形成されてお
り、その内径は、例えば1〜30mmである。ポンプ2
0としては、パーティクル除去フィルターを有するもの
が好適に使用され得る。
【0028】洗浄チャンバー12内には、ノズル状の乾
燥用媒体供給器23および24も配置されている。乾燥
用媒体供給器23および24は、乾燥用媒体蒸気を生成
する蒸気発生器に接続されている。蒸気発生器は、揮発
性薬液を加熱して気化し、それよって乾燥用蒸気を生成
し、乾燥用媒体供給器23および24に供給する。この
蒸気発生器は、イソプロピルアルコールなどの揮発性薬
液を貯蔵するタンク25と、このタンク25と乾燥用媒
体供給器23および24とを連結する通路(導入管)2
7および28と、通路27および28を加熱する一組の
加熱器29とから構成されている。乾燥用媒体は、イソ
プロピルアルコールに限らず、水と置換し得る溶媒、例
えば、エチルアルコール、メチルアルコール、2プロパ
ノール等の有機溶媒が好適に用いられる。各過熱器29
内にはヒータ30が配置され、通路27または28の一
部を加熱し、これらの乾燥用媒体を液体から気体に変化
させる。通路27および28の加熱部分の温度は、乾燥
用蒸気の沸点にできるだけ近づける方が良い。イソプロ
ピルアルコールを用いる場合、通路27および28の加
熱部分の温度は、例えば82〜100℃に上昇させるこ
とが好ましい。加熱部分から乾燥用媒体供給器23およ
び24の先端部までの距離は、例えば、10から100
mm程度に設定されうる。加熱装置としては、ヒータ加
熱を用いる代わりに、ランプ加熱や高周波加熱等も用い
てもよい。なお、この装置は、好適には、洗浄終了後に
半導体基板13上に不活性ガスを噴射する不活性ガス供
給器31を備えている。また、不活性ガスを加熱する他
の加熱器(29、30)を備えていてもよい。
燥用媒体供給器23および24も配置されている。乾燥
用媒体供給器23および24は、乾燥用媒体蒸気を生成
する蒸気発生器に接続されている。蒸気発生器は、揮発
性薬液を加熱して気化し、それよって乾燥用蒸気を生成
し、乾燥用媒体供給器23および24に供給する。この
蒸気発生器は、イソプロピルアルコールなどの揮発性薬
液を貯蔵するタンク25と、このタンク25と乾燥用媒
体供給器23および24とを連結する通路(導入管)2
7および28と、通路27および28を加熱する一組の
加熱器29とから構成されている。乾燥用媒体は、イソ
プロピルアルコールに限らず、水と置換し得る溶媒、例
えば、エチルアルコール、メチルアルコール、2プロパ
ノール等の有機溶媒が好適に用いられる。各過熱器29
内にはヒータ30が配置され、通路27または28の一
部を加熱し、これらの乾燥用媒体を液体から気体に変化
させる。通路27および28の加熱部分の温度は、乾燥
用蒸気の沸点にできるだけ近づける方が良い。イソプロ
ピルアルコールを用いる場合、通路27および28の加
熱部分の温度は、例えば82〜100℃に上昇させるこ
とが好ましい。加熱部分から乾燥用媒体供給器23およ
び24の先端部までの距離は、例えば、10から100
mm程度に設定されうる。加熱装置としては、ヒータ加
熱を用いる代わりに、ランプ加熱や高周波加熱等も用い
てもよい。なお、この装置は、好適には、洗浄終了後に
半導体基板13上に不活性ガスを噴射する不活性ガス供
給器31を備えている。また、不活性ガスを加熱する他
の加熱器(29、30)を備えていてもよい。
【0029】次に、図1の洗浄乾燥装置を用いた本発明
の洗浄乾燥方法の実施形態を説明する。
の洗浄乾燥方法の実施形態を説明する。
【0030】まず、チャンバー12に設けられた開閉扉
(不図示)から半導体基板13をチャンバー12内に挿
入し、半導体基板13をホルダー14に固定する。その
後、回転軸16を通してモーター15の動力をホルダー
14に伝え、半導体基板13をホルダー14とともに回
転させる。洗浄液タンク19に貯蔵されている洗浄液
は、ポンプ20によって導入管21および22内を輸送
され、洗浄液供給器17および18から回転する半導体
基板13に噴出される。このときの半導体基板13の回
転数は、例えば、10〜60r.p.m.に設定され
る。洗浄液としては、例えば、NH4OH/H2O2/H2
OやH2SO4/H2O2/H2OやHF/H2Oなどが用途
に応じて適宜選択される。
(不図示)から半導体基板13をチャンバー12内に挿
入し、半導体基板13をホルダー14に固定する。その
後、回転軸16を通してモーター15の動力をホルダー
14に伝え、半導体基板13をホルダー14とともに回
転させる。洗浄液タンク19に貯蔵されている洗浄液
は、ポンプ20によって導入管21および22内を輸送
され、洗浄液供給器17および18から回転する半導体
基板13に噴出される。このときの半導体基板13の回
転数は、例えば、10〜60r.p.m.に設定され
る。洗浄液としては、例えば、NH4OH/H2O2/H2
OやH2SO4/H2O2/H2OやHF/H2Oなどが用途
に応じて適宜選択される。
【0031】洗浄が充分に実行された段階で、洗浄液の
噴出を止める。その後、乾燥用媒体の蒸気を乾燥用媒体
供給器23および24から半導体基板13に噴出させ
る。乾燥用媒体の蒸気は、乾燥用媒体タンク25に貯蔵
されていた乾燥用媒体がポンプ26によって導入管27
および28内を輸送され、輸送途中に加熱装置29のヒ
ーター線30によって加熱されることによって、蒸気へ
変化したものである。
噴出を止める。その後、乾燥用媒体の蒸気を乾燥用媒体
供給器23および24から半導体基板13に噴出させ
る。乾燥用媒体の蒸気は、乾燥用媒体タンク25に貯蔵
されていた乾燥用媒体がポンプ26によって導入管27
および28内を輸送され、輸送途中に加熱装置29のヒ
ーター線30によって加熱されることによって、蒸気へ
変化したものである。
【0032】乾燥用媒体蒸気は、半導体基板13が回転
しているため、半導体基板13に対して均一に噴出され
ることになる。乾燥用媒体蒸気は半導体基板13に付着
していた液体に溶けこみ、その液体は半導体基板13の
中心から円周方向に向く遠心力によって半導体基板13
から除去される。こうして、半導体基板13の乾燥が達
成される。乾燥用媒体蒸気の噴出を停止した後、半導体
基板13の回転を停止する。その後、半導体基板13を
洗浄チャンバー12から取り出す。
しているため、半導体基板13に対して均一に噴出され
ることになる。乾燥用媒体蒸気は半導体基板13に付着
していた液体に溶けこみ、その液体は半導体基板13の
中心から円周方向に向く遠心力によって半導体基板13
から除去される。こうして、半導体基板13の乾燥が達
成される。乾燥用媒体蒸気の噴出を停止した後、半導体
基板13の回転を停止する。その後、半導体基板13を
洗浄チャンバー12から取り出す。
【0033】図示されていないが、チャンバー12には
チャンバー12内の液体および気体を外部に排出するた
めの排気/排液装置が設けられている。排気装置の動作
を調整することによって、チャンバー12内の圧力を大
気圧に比べて正圧化または負圧化してもよい。
チャンバー12内の液体および気体を外部に排出するた
めの排気/排液装置が設けられている。排気装置の動作
を調整することによって、チャンバー12内の圧力を大
気圧に比べて正圧化または負圧化してもよい。
【0034】本実施形態によれば、半導体基板13を回
転させながら乾燥用媒体蒸気を吹き付けることにより、
半導体基板13の全体が短時間のうちに乾燥用媒体蒸気
に暴露され、半導体基板表面が均一に乾燥される。ま
た、洗浄と乾燥を同一容器内で処理し、半導体基板13
の搬送に要する時間を省略できるため、高いスループッ
トを実現できる。更に、半導体基板13を回転させるた
め、遠心力を利用した乾燥と蒸気乾燥とを同時に行うた
め、高速乾燥が可能になる。半導体基板を回転しない場
合に比較して、所要時間を約20〜50%に短縮するこ
とが可能にある。
転させながら乾燥用媒体蒸気を吹き付けることにより、
半導体基板13の全体が短時間のうちに乾燥用媒体蒸気
に暴露され、半導体基板表面が均一に乾燥される。ま
た、洗浄と乾燥を同一容器内で処理し、半導体基板13
の搬送に要する時間を省略できるため、高いスループッ
トを実現できる。更に、半導体基板13を回転させるた
め、遠心力を利用した乾燥と蒸気乾燥とを同時に行うた
め、高速乾燥が可能になる。半導体基板を回転しない場
合に比較して、所要時間を約20〜50%に短縮するこ
とが可能にある。
【0035】本実施形態では、被洗浄物として半導体基
板を例にとったが、半導体基板以外のもの、例えばガラ
ス基板を洗浄乾燥することも可能である。このことは、
以下に説明する他の実施形態についても同様にあてはま
る。
板を例にとったが、半導体基板以外のもの、例えばガラ
ス基板を洗浄乾燥することも可能である。このことは、
以下に説明する他の実施形態についても同様にあてはま
る。
【0036】なお、本実施形態では、洗浄液ノズル17
および18と乾燥用媒体ノズル23および24は、半導
体基板13の上下にそれぞれ1対づづ配置しているが、
ノズルの配置及び数はこれに限定されない。
および18と乾燥用媒体ノズル23および24は、半導
体基板13の上下にそれぞれ1対づづ配置しているが、
ノズルの配置及び数はこれに限定されない。
【0037】(実施形態2)次に、本発明の他の洗浄乾
燥方法の実施形態を説明する。使用する洗浄乾燥装置
は、図1の装置である。
燥方法の実施形態を説明する。使用する洗浄乾燥装置
は、図1の装置である。
【0038】チャンバー12に設けられた開閉扉(不図
示)から半導体基板13をチャンバー12内に挿入し、
半導体基板13をホルダー14に固定する。その後、回
転軸16を通してモーター15の動力をホルダー14に
与え、半導体基板13をホルダー14とともに回転させ
る。洗浄液タンク19に貯蔵されている洗浄液は、ポン
プ20によって導入管21および22内を輸送され、洗
浄液供給器17および18から回転する半導体基板13
に噴出される。このときの回転数は、例えば、10〜1
00r.p.m.である。
示)から半導体基板13をチャンバー12内に挿入し、
半導体基板13をホルダー14に固定する。その後、回
転軸16を通してモーター15の動力をホルダー14に
与え、半導体基板13をホルダー14とともに回転させ
る。洗浄液タンク19に貯蔵されている洗浄液は、ポン
プ20によって導入管21および22内を輸送され、洗
浄液供給器17および18から回転する半導体基板13
に噴出される。このときの回転数は、例えば、10〜1
00r.p.m.である。
【0039】洗浄が十分に実行された後、洗浄液の噴出
を停止することなく、乾燥用媒体を乾燥用媒体供給器2
3および24から蒸気の状態で半導体基板13に噴出す
る。ある時間、例えば1〜10秒間、洗浄液の噴出およ
び乾燥用媒体蒸気の噴出が同時に行われる。
を停止することなく、乾燥用媒体を乾燥用媒体供給器2
3および24から蒸気の状態で半導体基板13に噴出す
る。ある時間、例えば1〜10秒間、洗浄液の噴出およ
び乾燥用媒体蒸気の噴出が同時に行われる。
【0040】その後、乾燥用媒体蒸気の噴出は停止しな
いで、洗浄液の噴出を停止する。乾燥用媒体蒸気は回転
する半導体基板13に均一に噴射され、半導体基板13
に付着していた液体に溶けこむ。そして、遠心力により
半導体基板から除去され、半導体基板13の乾燥が達成
される。その後、乾燥用媒体蒸気の噴出を停止し、半導
体基板13の回転も停止した後、チャンバー12内から
半導体基板13を外部へ取り出す。
いで、洗浄液の噴出を停止する。乾燥用媒体蒸気は回転
する半導体基板13に均一に噴射され、半導体基板13
に付着していた液体に溶けこむ。そして、遠心力により
半導体基板から除去され、半導体基板13の乾燥が達成
される。その後、乾燥用媒体蒸気の噴出を停止し、半導
体基板13の回転も停止した後、チャンバー12内から
半導体基板13を外部へ取り出す。
【0041】本実施形態によれば、洗浄液を噴出する工
程と乾燥用媒体蒸気を噴出する工程とが時間的に重複し
て行われるため、半導体基板の表面が大気に曝されるこ
となく、乾燥用媒体蒸気に暴露される。このため、大気
中の酸素によって半導体基板表面に酸化物が形成された
り、半導体基板表面にパーティクルが付着することを防
止でき、ウォーターマーク等の形成を抑制する。
程と乾燥用媒体蒸気を噴出する工程とが時間的に重複し
て行われるため、半導体基板の表面が大気に曝されるこ
となく、乾燥用媒体蒸気に暴露される。このため、大気
中の酸素によって半導体基板表面に酸化物が形成された
り、半導体基板表面にパーティクルが付着することを防
止でき、ウォーターマーク等の形成を抑制する。
【0042】(実施形態3)次に、本発明の他の洗浄乾
燥方法の実施形態を説明する。使用する洗浄乾燥装置
は、図1の装置である。
燥方法の実施形態を説明する。使用する洗浄乾燥装置
は、図1の装置である。
【0043】チャンバー12に設けられた開閉扉(不図
示)から半導体基板13をチャンバー12内に挿入し、
半導体基板13をホルダー14に固定する。その後、回
転軸16を通してモーター15の動力をホルダー14に
与え、半導体基板13をホルダー14とともに回転させ
る。洗浄液タンク19に貯蔵されている洗浄液は、ポン
プ20によって導入管21および22内を輸送され、洗
浄液供給器17および18から回転する半導体基板13
に噴出される。このときの回転数は、例えば、10〜6
00r.p.m.である。
示)から半導体基板13をチャンバー12内に挿入し、
半導体基板13をホルダー14に固定する。その後、回
転軸16を通してモーター15の動力をホルダー14に
与え、半導体基板13をホルダー14とともに回転させ
る。洗浄液タンク19に貯蔵されている洗浄液は、ポン
プ20によって導入管21および22内を輸送され、洗
浄液供給器17および18から回転する半導体基板13
に噴出される。このときの回転数は、例えば、10〜6
00r.p.m.である。
【0044】洗浄が十分に実行された後、洗浄液の噴出
を停止することなく、乾燥用媒体を乾燥用媒体供給器2
3および24から蒸気の状態で半導体基板13に噴出す
る。ある時間、例えば1〜10秒間、洗浄液の噴出およ
び乾燥用媒体蒸気の噴出が同時に行われる。また、この
とき、加熱装置29内のヒーター30により乾燥用蒸気
の沸点温度に近い温度に加熱した窒素を窒素吹き付けノ
ズル31から半導体基板13の表面に吹き付ける。
を停止することなく、乾燥用媒体を乾燥用媒体供給器2
3および24から蒸気の状態で半導体基板13に噴出す
る。ある時間、例えば1〜10秒間、洗浄液の噴出およ
び乾燥用媒体蒸気の噴出が同時に行われる。また、この
とき、加熱装置29内のヒーター30により乾燥用蒸気
の沸点温度に近い温度に加熱した窒素を窒素吹き付けノ
ズル31から半導体基板13の表面に吹き付ける。
【0045】その後、乾燥用媒体蒸気および加熱窒素の
噴出は停止しないで、洗浄液の噴出を停止する。乾燥用
媒体蒸気は回転する半導体基板13に均一に噴射され、
半導体基板13に付着していた液体に溶けこむ。同時
に、窒素の吹き付けによって、高い効率で半導体基板上
の液体は半導体基板からすみやかに除去され、半導体基
板13の乾燥が達成される。その後、乾燥用媒体蒸気の
噴出を停止する。次に、加熱窒素の吹き付けを停止し、
半導体基板13の回転も停止した後、チャンバー12内
から半導体基板13を外部へ取り出す。
噴出は停止しないで、洗浄液の噴出を停止する。乾燥用
媒体蒸気は回転する半導体基板13に均一に噴射され、
半導体基板13に付着していた液体に溶けこむ。同時
に、窒素の吹き付けによって、高い効率で半導体基板上
の液体は半導体基板からすみやかに除去され、半導体基
板13の乾燥が達成される。その後、乾燥用媒体蒸気の
噴出を停止する。次に、加熱窒素の吹き付けを停止し、
半導体基板13の回転も停止した後、チャンバー12内
から半導体基板13を外部へ取り出す。
【0046】本実施形態によれば、洗浄液を噴出する工
程と乾燥用媒体蒸気を噴出する工程とが時間的に重複し
て行われるため、半導体基板の表面が大気に曝されるこ
となく、乾燥用媒体蒸気に暴露される。
程と乾燥用媒体蒸気を噴出する工程とが時間的に重複し
て行われるため、半導体基板の表面が大気に曝されるこ
となく、乾燥用媒体蒸気に暴露される。
【0047】また、加熱窒素を吹き付けるため、乾燥用
蒸気の蒸発により半導体基板表面温度が低下すること防
止し、半導体基板温度を高温に保持できる。そのため、
半導体基板乾燥に要する時間を短縮できる。また、窒素
の吹き付けが液体を飛散するため、第2の実施形態の場
合よりも短い時間で乾燥を完了することが可能になる。
蒸気の蒸発により半導体基板表面温度が低下すること防
止し、半導体基板温度を高温に保持できる。そのため、
半導体基板乾燥に要する時間を短縮できる。また、窒素
の吹き付けが液体を飛散するため、第2の実施形態の場
合よりも短い時間で乾燥を完了することが可能になる。
【0048】なお、半導体基板温度上昇の為に吹き付け
るガスとしては、乾燥窒素の代わりに、他の不活性ガス
を用いても良い。
るガスとしては、乾燥窒素の代わりに、他の不活性ガス
を用いても良い。
【0049】(実施形態4)図2を参照しながら、本発
明による洗浄乾燥装置の他の実施形態を説明する。図1
の洗浄乾燥装置と異なる部分について説明し、共通する
部分についての説明は繰り返さない。
明による洗浄乾燥装置の他の実施形態を説明する。図1
の洗浄乾燥装置と異なる部分について説明し、共通する
部分についての説明は繰り返さない。
【0050】この洗浄乾燥装置では、ホルダー14が図
2の垂直方向(鉛直方向)に実質的に平行な面内で回転
される配置構成を採用している。そのため、半導体基板
13の素子形成領域に立てた法線はほぼ水平方向を向い
ている。本実施形態によれば、半導体基板13上の液体
が鉛直方向に重力を受ける。このため、回転による遠心
力と重力とによって液体の除去効率が向上する。
2の垂直方向(鉛直方向)に実質的に平行な面内で回転
される配置構成を採用している。そのため、半導体基板
13の素子形成領域に立てた法線はほぼ水平方向を向い
ている。本実施形態によれば、半導体基板13上の液体
が鉛直方向に重力を受ける。このため、回転による遠心
力と重力とによって液体の除去効率が向上する。
【0051】(実施形態5)図3を参照しながら、本発
明による洗浄乾燥装置の他の実施形態を説明する。図1
の洗浄乾燥装置と異なる部分について説明し、共通する
部分についての説明は繰り返さない。
明による洗浄乾燥装置の他の実施形態を説明する。図1
の洗浄乾燥装置と異なる部分について説明し、共通する
部分についての説明は繰り返さない。
【0052】この洗浄乾燥装置では、ホルダー14の支
持面が実質的に鉛直方向(地球の中心に向いた方向)を
向いている。このため、半導体基板13を被洗浄物とし
てホルダー14に支持させると、半導体基板13の素子
形成領域は延長方向を向く。半導体基板13の素子形成
領域に立てた法線の先には地球が存在するため、チャン
バー12内で発生したパーティクルが重力にしたがって
落下したとしても、そのパーティクルは半導体基板13
の素子形成領域に付着しない。本実施形態によれば、洗
浄工程から乾燥工程を経て半導体基板13をチャンバー
12の外に取り出す一連の過程で、パーティクル付着の
問題を避けることができ、製造歩留まり低下を防止でき
る。
持面が実質的に鉛直方向(地球の中心に向いた方向)を
向いている。このため、半導体基板13を被洗浄物とし
てホルダー14に支持させると、半導体基板13の素子
形成領域は延長方向を向く。半導体基板13の素子形成
領域に立てた法線の先には地球が存在するため、チャン
バー12内で発生したパーティクルが重力にしたがって
落下したとしても、そのパーティクルは半導体基板13
の素子形成領域に付着しない。本実施形態によれば、洗
浄工程から乾燥工程を経て半導体基板13をチャンバー
12の外に取り出す一連の過程で、パーティクル付着の
問題を避けることができ、製造歩留まり低下を防止でき
る。
【0053】(実施形態5)図5を参照しながら、本発
明による乾燥装置の実施形態を説明する。
明による乾燥装置の実施形態を説明する。
【0054】本実施形態の蒸気乾燥装置は、石英チャン
バー51と、石英チャンバー51の底部に配置した抵抗
加熱器53とを備えてり、石英チャンバー51の底部に
は常温では液化状態にある乾燥用媒体2が貯蔵されてい
る。抵抗加熱器53は液化乾燥用媒体52に浸されてい
る。石英チャンバ51内には、半導体基板13等の被洗
浄物を保持するホルダー14が回転可能に支持されてお
り、回転軸16を介して石英チャンバ51外の回転モー
タ15に接続されている。石英チャンバー51の上部に
は蒸気吹き付け板55が設けられており、この蒸気吹き
付け板55には外部蒸気源56が接続されている。蒸気
吹き付け板55の上には、乾燥用媒体冷却用の冷却パイ
プ57が設置されている。
バー51と、石英チャンバー51の底部に配置した抵抗
加熱器53とを備えてり、石英チャンバー51の底部に
は常温では液化状態にある乾燥用媒体2が貯蔵されてい
る。抵抗加熱器53は液化乾燥用媒体52に浸されてい
る。石英チャンバ51内には、半導体基板13等の被洗
浄物を保持するホルダー14が回転可能に支持されてお
り、回転軸16を介して石英チャンバ51外の回転モー
タ15に接続されている。石英チャンバー51の上部に
は蒸気吹き付け板55が設けられており、この蒸気吹き
付け板55には外部蒸気源56が接続されている。蒸気
吹き付け板55の上には、乾燥用媒体冷却用の冷却パイ
プ57が設置されている。
【0055】次に、本実施形態による蒸気乾燥方法を説
明する。
明する。
【0056】まず、別の洗浄装置によって洗浄された被
洗浄物である濡れた半導体基板13を石英チャンバー5
1内に搬送し、ホルダー14によって保持する。次に、
モータ15によってホルダー14および半導体基板13
を回転させる。石英チャンバー51の底部の液化乾燥用
媒体52は、前もって抵抗加熱器53によって加熱さ
れ、沸騰し、乾燥用媒体蒸気58を発生させている。半
導体基板13を石英チャンバー51内に挿入し、蒸気吹
き付け板55でタンク内外を隔離した後、外部蒸気源5
6から乾燥用媒体蒸気60を発生させ、乾燥用媒体蒸気
10を蒸気吹き付け板5からタンク51内に噴射する。
乾燥用媒体蒸気58および乾燥用媒体蒸気60は、半導
体基板13上の残存する水滴状の液体中に溶解する。そ
の結果、水滴状の液体と半導体基板13との間の接触角
が大きくなるため、水滴状液体と半導体基板13との間
の付着力が弱まる。こうして、液体は重力および遠心力
によって速やかに半導体基板13から排除され、半導体
基板13の蒸気乾燥が達成される。蒸気乾燥が達成され
た後、モータ15によるホルダー14の回転を停止し、
半導体基板13をタンク51から取り出す。
洗浄物である濡れた半導体基板13を石英チャンバー5
1内に搬送し、ホルダー14によって保持する。次に、
モータ15によってホルダー14および半導体基板13
を回転させる。石英チャンバー51の底部の液化乾燥用
媒体52は、前もって抵抗加熱器53によって加熱さ
れ、沸騰し、乾燥用媒体蒸気58を発生させている。半
導体基板13を石英チャンバー51内に挿入し、蒸気吹
き付け板55でタンク内外を隔離した後、外部蒸気源5
6から乾燥用媒体蒸気60を発生させ、乾燥用媒体蒸気
10を蒸気吹き付け板5からタンク51内に噴射する。
乾燥用媒体蒸気58および乾燥用媒体蒸気60は、半導
体基板13上の残存する水滴状の液体中に溶解する。そ
の結果、水滴状の液体と半導体基板13との間の接触角
が大きくなるため、水滴状液体と半導体基板13との間
の付着力が弱まる。こうして、液体は重力および遠心力
によって速やかに半導体基板13から排除され、半導体
基板13の蒸気乾燥が達成される。蒸気乾燥が達成され
た後、モータ15によるホルダー14の回転を停止し、
半導体基板13をタンク51から取り出す。
【0057】本実施形態によれば、半導体基板13を回
転させながら乾燥用蒸気に曝露するため、半導体基板の
下部や上部の乾燥状態及び乾燥終了時間の不均一を解消
でき、半導体基板13の全面で均一な乾燥を達成でき
る。
転させながら乾燥用蒸気に曝露するため、半導体基板の
下部や上部の乾燥状態及び乾燥終了時間の不均一を解消
でき、半導体基板13の全面で均一な乾燥を達成でき
る。
【0058】
【発明の効果】本発明の洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方
法によれば、被洗浄物の洗浄工程終了後に、濡れた状態
の被洗浄物を洗浄装置から蒸気乾燥装置へ搬送する必要
がない。そのため、搬送に要する時間だけスループット
を向上できる。また、被洗浄物の搬送中に被洗浄物にパ
ーティクルが付着してしまうおそれもない。更に、被洗
浄物が大気に触れないため、ウォーターマークの形成を
防止できる。また、被洗浄物を回転させるため、均一な
乾燥がより短時間で達成される。
法によれば、被洗浄物の洗浄工程終了後に、濡れた状態
の被洗浄物を洗浄装置から蒸気乾燥装置へ搬送する必要
がない。そのため、搬送に要する時間だけスループット
を向上できる。また、被洗浄物の搬送中に被洗浄物にパ
ーティクルが付着してしまうおそれもない。更に、被洗
浄物が大気に触れないため、ウォーターマークの形成を
防止できる。また、被洗浄物を回転させるため、均一な
乾燥がより短時間で達成される。
【0059】本発明の蒸気乾燥装置および蒸気乾燥方法
によれば、被洗浄物を回転させるため、均一な乾燥が短
時間で達成される。
によれば、被洗浄物を回転させるため、均一な乾燥が短
時間で達成される。
【図1】本発明による洗浄乾燥装置の実施形態の概略図
である。
である。
【図2】本発明による洗浄乾燥装置の他の実施形態の概
略図である。
略図である。
【図3】本発明による洗浄乾燥装置の更に他の実施形態
の概略図である。
の概略図である。
【図4】本発明による洗浄乾燥装置の更に他の実施形態
の概略図である。
の概略図である。
【図5】従来の蒸気乾燥装置の概略図である。
【符号の説明】 1、12 チャンバー 2 液化乾燥用媒体 3 抵抗加熱装置 4 、13 被洗浄物(半導体基板) 5 蒸気吹き付け板 6 外部蒸気源 7 冷却パイプ 8、10 乾燥用媒体蒸気 21、22、27、28 導入管 29 加熱装置 30 ヒーター線 20、26 ポンプ 12 容器 14 ホルダー 15 回転モーター 16 回転軸 17、18 洗浄液供給器 19 洗浄液タンク 23、24 乾燥用媒体供給器 25 乾燥用媒体タンク
Claims (16)
- 【請求項1】 洗浄チャンバーと、 前記洗浄チャンバー内で被洗浄物を回転可能に保持する
ホルダーと、 前記ホルダーを前記被洗浄物とともに回転させる駆動部
と、 前記ホルダー上の前記被洗浄物に洗浄液を供給する洗浄
液供給器と、 前記ホルダー上の前記被洗浄物上の液体を乾燥させるた
めの乾燥用蒸気を前記洗浄チャンバー内に供給する乾燥
用媒体供給器と、を備えた洗浄乾燥装置。 - 【請求項2】 加熱によって揮発性薬液を気化し、前記
乾燥用蒸気を生成し、前記乾燥用蒸気を前記乾燥用媒体
供給器に供給する蒸気発生器を備えている、請求項1に
記載の洗浄乾燥装置。 - 【請求項3】 前記蒸気発生器は、 前記揮発性薬液を貯蔵するタンクと、 前記タンクと前記乾燥用媒体供給器とを連結する通路
と、 前記通路の少なくとも一部を加熱する加熱器と、を備え
ている請求項2に記載の洗浄乾燥装置。 - 【請求項4】 前記乾燥用媒体供給器は、 前記乾燥用蒸気を前記被洗浄物に対して噴射する少なく
ともひとつのノズルを有している請求項3に記載の洗浄
乾燥装置。 - 【請求項5】 前記洗浄終了後に前記ホルダー上の前記
被洗浄物上に残存している液体を乾燥させるための不活
性ガスを前記ホルダー上の前記被洗浄物に噴射する不活
性ガス供給器を備えている請求項1に記載の洗浄乾燥装
置。 - 【請求項6】 前記不活性ガスを加熱する他の加熱器を
備えている請求項5に記載の洗浄乾燥装置。 - 【請求項7】 前記ホルダーは、水平方向に実質的に平
行な面内で回転できるように配置されている請求項1か
ら6の何れかに記載の洗浄乾燥装置。 - 【請求項8】 前記ホルダーは、鉛直方向に実質的に平
行な面内で回転できるように配置されている請求項1か
ら6の何れかに記載の洗浄乾燥装置。 - 【請求項9】 前記駆動部によって前記ホルダーを前記
被洗浄物とともに回転させながら、前記乾燥用媒体供給
器によって前記乾燥用蒸気を前記チャンバー内に供給さ
せる制御装置を備えている請求項1から8の何れかに記
載の洗浄乾燥装置。 - 【請求項10】 洗浄チャンバーと、 前記洗浄チャンバー内で被洗浄物を保持するホルダー
と、 前記ホルダー上の前記被洗浄物に洗浄液を供給する洗浄
液供給器と、 洗浄終了後に前記ホルダー上の前記被洗浄物上に残存し
ている液体を乾燥させるための乾燥用蒸気を前記洗浄チ
ャンバー内に供給する乾燥用媒体供給器と、を備えた洗
浄乾燥装置。 - 【請求項11】 被洗浄物を洗浄する工程と、 前記被洗浄物を回転させながら、前記被洗浄物上の液体
を乾燥させるための乾燥用蒸気を前記被洗浄物に供給す
る工程と、を包含する洗浄乾燥方法。 - 【請求項12】 被洗浄物を回転させながら前記被洗浄
物に洗浄液を供給する工程と、 前記被洗浄物を回転させながら、前記被洗浄物に前記洗
浄液および前記洗浄液を乾燥させるための乾燥用蒸気の
両方を前記被洗浄物に供給する工程と、 前記被洗浄物を回転させながら、前記被洗浄物の供給は
停止するが、前記乾燥用蒸気を前記被洗浄物に供給する
工程と、を包含する洗浄乾燥方法。 - 【請求項13】 前記乾燥用蒸気を前記被洗浄物に供給
する工程において、不活性ガスを前記被洗浄物に噴射す
る請求項12に記載の洗浄乾燥方法。 - 【請求項14】 前記乾燥用蒸気はアルコール蒸気であ
る請求項11から13の何れかに記載の洗浄乾燥方法。 - 【請求項15】 乾燥チャンバーと、 前記乾燥チャンバー内で被洗浄物を回転可能に保持する
ホルダーと、 前記ホルダーを前記被洗浄物とともに回転させる駆動部
と、 前記ホルダー上の前記被洗浄物上の液体を乾燥させるた
めの乾燥用蒸気を前記洗浄チャンバー内に供給する乾燥
用媒体供給器と、を備えた蒸気乾燥装置。 - 【請求項16】 被洗浄物を回転させながら、前記被洗
浄物上の液体を乾燥させるための乾燥用蒸気を前記被洗
浄物に供給する蒸気乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10147200A JPH11340187A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10147200A JPH11340187A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11340187A true JPH11340187A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15424830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10147200A Withdrawn JPH11340187A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 洗浄乾燥装置および洗浄乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11340187A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013032250A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Philtech Inc | 基板を加熱する機構を備えた製造装置 |
| JP2014154858A (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-25 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置 |
| CN104064445A (zh) * | 2013-03-18 | 2014-09-24 | 芝浦机械电子装置股份有限公司 | 基板处理装置和基板处理方法 |
| US9607865B2 (en) | 2013-03-18 | 2017-03-28 | Shibaura Mechatronics Corporation | Substrate processing device and substrate processing method |
| US9997382B2 (en) | 2013-02-14 | 2018-06-12 | SCREEN Holdings Co., Ltd. | Substrate processing apparatus and substrate processing method |
| US10276406B2 (en) | 2013-03-18 | 2019-04-30 | Shibaura Mechatronics Corporation | Substrate processing device and substrate processing method |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP10147200A patent/JPH11340187A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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