JPH11340411A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH11340411A JPH11340411A JP10142001A JP14200198A JPH11340411A JP H11340411 A JPH11340411 A JP H11340411A JP 10142001 A JP10142001 A JP 10142001A JP 14200198 A JP14200198 A JP 14200198A JP H11340411 A JPH11340411 A JP H11340411A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00369—Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters
- H03K19/00384—Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters in field effect transistor circuits
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CMOS論理ゲートを基本素子とし、比較的
広範囲の温度環境下で使用される論理集積回路装置等の
特に高温環境下における動作の高速化を図る。 【解決手段】 論理集積回路装置等の論理回路LCを構
成するCMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと接地
電位GNDとの間に、例えば、その一方の端子が電源電
圧VCCに結合されその他方の端子が定電流源S1を介
して接地電位GNDに結合される抵抗R1と、そのコレ
クタが電源電圧VCCに結合されそのベースが抵抗R1
の他方の端子に結合されるトランジスタQ1と、トラン
ジスタQ1のエミッタと接地電位GNDとの間に設けら
れダイオード形態とされるトランジスタQ2と、論理回
路LCを構成するCMOS論理ゲートの低電位側電源ノ
ードと接地電位GNDとの間に設けられそのベースがト
ランジスタQ2のベースに結合されるトランジスタQ3
とを含む電流制御回路CCを設け、温度上昇にともな
い、論理回路LCに対する動作電流icの値を選択的に
大きくする。
広範囲の温度環境下で使用される論理集積回路装置等の
特に高温環境下における動作の高速化を図る。 【解決手段】 論理集積回路装置等の論理回路LCを構
成するCMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと接地
電位GNDとの間に、例えば、その一方の端子が電源電
圧VCCに結合されその他方の端子が定電流源S1を介
して接地電位GNDに結合される抵抗R1と、そのコレ
クタが電源電圧VCCに結合されそのベースが抵抗R1
の他方の端子に結合されるトランジスタQ1と、トラン
ジスタQ1のエミッタと接地電位GNDとの間に設けら
れダイオード形態とされるトランジスタQ2と、論理回
路LCを構成するCMOS論理ゲートの低電位側電源ノ
ードと接地電位GNDとの間に設けられそのベースがト
ランジスタQ2のベースに結合されるトランジスタQ3
とを含む電流制御回路CCを設け、温度上昇にともな
い、論理回路LCに対する動作電流icの値を選択的に
大きくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体集積回路装
置に関し、例えば、CMOS論理ゲートを基本素子とし
比較的広範囲の温度環境下で使用される論理集積回路装
置ならびにその高温環境下における動作の高速化に利用
して特に有効な技術に関する。
置に関し、例えば、CMOS論理ゲートを基本素子とし
比較的広範囲の温度環境下で使用される論理集積回路装
置ならびにその高温環境下における動作の高速化に利用
して特に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】Pチャンネル及びNチャンネルMOSF
ET(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この
明細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果
トランジスタの総称とする)が組み合わされてなるいわ
ゆるCMOS(相補型MOS)論理ゲートがある。ま
た、このようなCMOS論理ゲートを基本素子として構
成される論理集積回路装置等の半導体集積回路装置があ
る。
ET(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この
明細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果
トランジスタの総称とする)が組み合わされてなるいわ
ゆるCMOS(相補型MOS)論理ゲートがある。ま
た、このようなCMOS論理ゲートを基本素子として構
成される論理集積回路装置等の半導体集積回路装置があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者等は、この
発明に先立って、CMOS論理ゲートを基本素子とし比
較的広範囲の温度環境下で使用される論理集積回路装置
を開発しようとして、次のような問題点に気付いた。す
なわち、CMOS論理ゲートを構成するMOSFETの
動作速度つまりスイッチング速度は、周知のように、そ
のオン状態時の飽和電流に比例し、この飽和電流の値
は、MOSFETのチャネルにおける電子の移動度に比
例する。ところが、MOSFETのチャネルつまりシリ
コン基板内における電子移動度は、図3に例示されるよ
うに、絶対温度が300度つまり摂氏27度を超えると
チャネル領域の不純物濃度に関係なく低下する。この結
果、MOSFETのスイッチング速度が遅くなり、CM
OS論理ゲートを基本素子とする論理集積回路装置の特
に高温環境下における動作速度が遅くなる。
発明に先立って、CMOS論理ゲートを基本素子とし比
較的広範囲の温度環境下で使用される論理集積回路装置
を開発しようとして、次のような問題点に気付いた。す
なわち、CMOS論理ゲートを構成するMOSFETの
動作速度つまりスイッチング速度は、周知のように、そ
のオン状態時の飽和電流に比例し、この飽和電流の値
は、MOSFETのチャネルにおける電子の移動度に比
例する。ところが、MOSFETのチャネルつまりシリ
コン基板内における電子移動度は、図3に例示されるよ
うに、絶対温度が300度つまり摂氏27度を超えると
チャネル領域の不純物濃度に関係なく低下する。この結
果、MOSFETのスイッチング速度が遅くなり、CM
OS論理ゲートを基本素子とする論理集積回路装置の特
に高温環境下における動作速度が遅くなる。
【0004】この発明の目的は、CMOS論理ゲートを
構成する論理集積回路装置等の特に高温環境下における
動作の高速化を図ることにある。
構成する論理集積回路装置等の特に高温環境下における
動作の高速化を図ることにある。
【0005】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、CMOS論理ゲートを基本素
子とし比較的広範囲の温度環境下で使用される論理集積
回路装置等において、CMOS論理ゲートの低電位側電
源ノードと低電位側電源電圧との間に、例えば、その一
方の端子が高電位側電源電圧に結合されその他方の端子
が所定の定電流源を介して低電位側電源電圧に結合され
る抵抗と、そのコレクタが高電位側電源電圧に結合され
そのベースが上記抵抗の他方の端子に結合される第1の
バイポーラトランジスタと、第1のバイポーラトランジ
スタのエミッタと低電位側電源電圧との間に設けられダ
イオード形態とされる第2のバイポーラトランジスタ
と、CMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと低電位
側電源電圧との間に設けられそのベースが第2のバイポ
ーラトランジスタのベースに結合される第3のバイポー
ラトランジスタとを含む電流制御回路を設け、あるい
は、論理集積回路装置等に、第1又は第2の参照電圧を
それぞれ生成しともに温度補償回路として作用する第1
又は第2の参照電圧発生回路と、その一方の入力端子に
第1又は第2の基板電圧をそれぞれ受けその他方の入力
端子に第1又は第2の参照電圧をそれぞれ受ける第1又
は第2のレベルセンサと、第1又は第2のレベルセンサ
の出力信号をそれぞれ受け、第1又は第2のパルス信号
をそれぞれ選択的に形成する第1又は第2の発振回路
と、第1又は第2のパルス信号をそれぞれ受け第1又は
第2の基板電圧をそれぞれ生成する第1又は第2チャー
ジポンプ回路とをそれぞれ含む第1及び第2の基板電圧
発生回路を設け、CMOS論理ゲートを構成するPチャ
ンネル及びNチャンネルMOSFETの基板部に、第1
又は第2の基板電圧発生回路により生成される第1又は
第2の基板電圧をそれぞれ供給する。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、CMOS論理ゲートを基本素
子とし比較的広範囲の温度環境下で使用される論理集積
回路装置等において、CMOS論理ゲートの低電位側電
源ノードと低電位側電源電圧との間に、例えば、その一
方の端子が高電位側電源電圧に結合されその他方の端子
が所定の定電流源を介して低電位側電源電圧に結合され
る抵抗と、そのコレクタが高電位側電源電圧に結合され
そのベースが上記抵抗の他方の端子に結合される第1の
バイポーラトランジスタと、第1のバイポーラトランジ
スタのエミッタと低電位側電源電圧との間に設けられダ
イオード形態とされる第2のバイポーラトランジスタ
と、CMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと低電位
側電源電圧との間に設けられそのベースが第2のバイポ
ーラトランジスタのベースに結合される第3のバイポー
ラトランジスタとを含む電流制御回路を設け、あるい
は、論理集積回路装置等に、第1又は第2の参照電圧を
それぞれ生成しともに温度補償回路として作用する第1
又は第2の参照電圧発生回路と、その一方の入力端子に
第1又は第2の基板電圧をそれぞれ受けその他方の入力
端子に第1又は第2の参照電圧をそれぞれ受ける第1又
は第2のレベルセンサと、第1又は第2のレベルセンサ
の出力信号をそれぞれ受け、第1又は第2のパルス信号
をそれぞれ選択的に形成する第1又は第2の発振回路
と、第1又は第2のパルス信号をそれぞれ受け第1又は
第2の基板電圧をそれぞれ生成する第1又は第2チャー
ジポンプ回路とをそれぞれ含む第1及び第2の基板電圧
発生回路を設け、CMOS論理ゲートを構成するPチャ
ンネル及びNチャンネルMOSFETの基板部に、第1
又は第2の基板電圧発生回路により生成される第1又は
第2の基板電圧をそれぞれ供給する。
【0007】上記手段によれば、温度上昇にともない、
CMOS論理ゲートの動作電流を選択的に大きくし、あ
るいは、CMOS論理ゲートを構成するPチャンネル及
びNチャンネルMOSFETに対する基板電圧の絶対値
を選択的に小さくしてそのしきい値電圧を小さくし、C
MOS論理ゲートのスイッチング速度を高速化すること
ができ、これによってCMOS論理ゲートを基本素子と
する論理集積回路装置等の特に高温環境下における動作
の高速化を図ることができる。
CMOS論理ゲートの動作電流を選択的に大きくし、あ
るいは、CMOS論理ゲートを構成するPチャンネル及
びNチャンネルMOSFETに対する基板電圧の絶対値
を選択的に小さくしてそのしきい値電圧を小さくし、C
MOS論理ゲートのスイッチング速度を高速化すること
ができ、これによってCMOS論理ゲートを基本素子と
する論理集積回路装置等の特に高温環境下における動作
の高速化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用された
論理集積回路装置(半導体集積回路装置)の第1の実施
例のブロック図が示され、図2には、図1の論理集積回
路装置に含まれる電流制御回路CCの一実施例の回路図
が示されている。また、図3には、シリコン中の電子移
動度と温度の関係を説明するための一般的な特性図が示
され、図4には、バイポーラトランジスタのP−N接合
部における順方向電流と順方向電圧の関係を説明するた
めの一般的な特性図が示されている。これらの図をもと
に、この実施例の論理集積回路装置の構成及び動作なら
びにその特徴について説明する。なお、この実施例の論
理集積回路装置は、比較的広範囲の温度環境下で使用さ
れる。また、図2には、図1の論理集積回路装置に含ま
れる論理回路LCの一実施例の部分的な回路図が併記し
て示される。さらに、以下の回路図において、そのチャ
ネル(バックゲート)部に矢印が付されるMOSFET
はPチャンネル型であって、矢印の付されないNチャン
ネルMOSFETと区別して示される。図示されるトラ
ンジスタ(以下、バイポーラトランジスタのことを単に
トランジスタと略称する)は、すべてNPN型である。
論理集積回路装置(半導体集積回路装置)の第1の実施
例のブロック図が示され、図2には、図1の論理集積回
路装置に含まれる電流制御回路CCの一実施例の回路図
が示されている。また、図3には、シリコン中の電子移
動度と温度の関係を説明するための一般的な特性図が示
され、図4には、バイポーラトランジスタのP−N接合
部における順方向電流と順方向電圧の関係を説明するた
めの一般的な特性図が示されている。これらの図をもと
に、この実施例の論理集積回路装置の構成及び動作なら
びにその特徴について説明する。なお、この実施例の論
理集積回路装置は、比較的広範囲の温度環境下で使用さ
れる。また、図2には、図1の論理集積回路装置に含ま
れる論理回路LCの一実施例の部分的な回路図が併記し
て示される。さらに、以下の回路図において、そのチャ
ネル(バックゲート)部に矢印が付されるMOSFET
はPチャンネル型であって、矢印の付されないNチャン
ネルMOSFETと区別して示される。図示されるトラ
ンジスタ(以下、バイポーラトランジスタのことを単に
トランジスタと略称する)は、すべてNPN型である。
【0009】図1において、この実施例の論理集積回路
装置は、例えばシリコンからなる1個の半導体基板CH
IP面上に形成され、CMOS論理ゲートを基本素子と
する論理回路LCと、この論理回路LCつまりこれを構
成するCMOS論理ゲートの低電位電源ノードと接地電
位GNDとの間に温度補償回路として設けられる電流制
御回路CCとを備える。論理集積回路装置には、外部の
電源装置から外部端子VCCを介して所定の電源電圧V
CC(高電位側電源電圧)が供給され、外部端子GND
を介して接地電位GND(低電位側電源電圧)が供給さ
れる。
装置は、例えばシリコンからなる1個の半導体基板CH
IP面上に形成され、CMOS論理ゲートを基本素子と
する論理回路LCと、この論理回路LCつまりこれを構
成するCMOS論理ゲートの低電位電源ノードと接地電
位GNDとの間に温度補償回路として設けられる電流制
御回路CCとを備える。論理集積回路装置には、外部の
電源装置から外部端子VCCを介して所定の電源電圧V
CC(高電位側電源電圧)が供給され、外部端子GND
を介して接地電位GND(低電位側電源電圧)が供給さ
れる。
【0010】ここで、論理回路LCは、図2に示される
ように、CMOS論理ゲートを基本素子として構成さ
れ、例えば、PチャンネルMOSFETP1及びNチャ
ンネルMOSFETN1からなりその入力端子に図示さ
れない前段回路の出力信号つまり内部信号s1を受ける
インバータV1と、PチャンネルMOSFETP2及び
NチャンネルMOSFETN2からなりその入力端子に
インバータV1の出力信号つまり内部信号s2を受ける
インバータV2と、その一方の入力端子にインバータV
1の出力信号つまり内部信号s2を受けその他方の入力
端子に図示されない他の前段回路の出力信号つまり内部
信号s4を受ける2入力のナンド(NAND)ゲートN
A1とを含む。インバータV2の出力信号は、内部信号
s3として図示されない後段回路に供給され、ナンドゲ
ートNA1の出力信号は、内部信号s5として図示され
ない他の後段回路に供給される。
ように、CMOS論理ゲートを基本素子として構成さ
れ、例えば、PチャンネルMOSFETP1及びNチャ
ンネルMOSFETN1からなりその入力端子に図示さ
れない前段回路の出力信号つまり内部信号s1を受ける
インバータV1と、PチャンネルMOSFETP2及び
NチャンネルMOSFETN2からなりその入力端子に
インバータV1の出力信号つまり内部信号s2を受ける
インバータV2と、その一方の入力端子にインバータV
1の出力信号つまり内部信号s2を受けその他方の入力
端子に図示されない他の前段回路の出力信号つまり内部
信号s4を受ける2入力のナンド(NAND)ゲートN
A1とを含む。インバータV2の出力信号は、内部信号
s3として図示されない後段回路に供給され、ナンドゲ
ートNA1の出力信号は、内部信号s5として図示され
ない他の後段回路に供給される。
【0011】この実施例において、論理回路LCのイン
バータV1及びV2ならびにナンドゲートNA1の高電
位側電源ノードつまりPチャンネルMOSFETP1,
P2ならびにP3及びP4のソースには、外部端子VC
Cから電源電圧供給線SVCCを介して電源電圧VCC
が供給され、その低電位側電源ノードつまり各論理ゲー
トを構成するNチャンネルMOSFETN1,N2なら
びにN3のソースは、接地電位供給線SGNDに共通結
合された後、電流制御回路CCの出力ノードnbに結合
される。これにより、論理回路LCを構成するCMOS
論理ゲートの低電位側電源ノードは、電流制御回路CC
を介して接地電位GNDに結合され、電流制御回路CC
によってその動作電流が制御される形となる。
バータV1及びV2ならびにナンドゲートNA1の高電
位側電源ノードつまりPチャンネルMOSFETP1,
P2ならびにP3及びP4のソースには、外部端子VC
Cから電源電圧供給線SVCCを介して電源電圧VCC
が供給され、その低電位側電源ノードつまり各論理ゲー
トを構成するNチャンネルMOSFETN1,N2なら
びにN3のソースは、接地電位供給線SGNDに共通結
合された後、電流制御回路CCの出力ノードnbに結合
される。これにより、論理回路LCを構成するCMOS
論理ゲートの低電位側電源ノードは、電流制御回路CC
を介して接地電位GNDに結合され、電流制御回路CC
によってその動作電流が制御される形となる。
【0012】次に、電流制御回路CCは、特に制限され
ないが、拡散抵抗からなりその一方の端子つまり上部端
子が電源電圧VCCに結合されその他方の端子つまり下
部端子が所定の定電流源S1を介して接地電位GNDに
結合される抵抗R1と、そのコレクタが電源電圧VCC
に結合されるトランジスタQ1(第1のバイポーラトラ
ンジスタ)とを含む。抵抗R1の下部端子は、さらにト
ランジスタQ1のベースつまり内部ノードnaに結合さ
れ、トランジスタQ1のエミッタは、トランジスタQ2
(第2のバイポーラトランジスタ)のコレクタに結合さ
れる。このトランジスタQ2は、そのベース及びコレク
タが共通結合されることでダイオード形態とされ、その
エミッタは接地電位GNDに結合される。トランジスタ
Q2のベースは、さらにトランジスタQ3(第3のバイ
ポーラトランジスタ)のベースに結合される。トランジ
スタQ3のコレクタは、電流制御回路CCの出力ノード
nbに結合され、そのエミッタは接地電位GNDに結合
される。
ないが、拡散抵抗からなりその一方の端子つまり上部端
子が電源電圧VCCに結合されその他方の端子つまり下
部端子が所定の定電流源S1を介して接地電位GNDに
結合される抵抗R1と、そのコレクタが電源電圧VCC
に結合されるトランジスタQ1(第1のバイポーラトラ
ンジスタ)とを含む。抵抗R1の下部端子は、さらにト
ランジスタQ1のベースつまり内部ノードnaに結合さ
れ、トランジスタQ1のエミッタは、トランジスタQ2
(第2のバイポーラトランジスタ)のコレクタに結合さ
れる。このトランジスタQ2は、そのベース及びコレク
タが共通結合されることでダイオード形態とされ、その
エミッタは接地電位GNDに結合される。トランジスタ
Q2のベースは、さらにトランジスタQ3(第3のバイ
ポーラトランジスタ)のベースに結合される。トランジ
スタQ3のコレクタは、電流制御回路CCの出力ノード
nbに結合され、そのエミッタは接地電位GNDに結合
される。
【0013】これにより、トランジスタQ3は、トラン
ジスタQ2とともにいわゆるカレントミラー回路を構成
し、論理回路LCに対して、トランジスタQ2のコレク
タ電流にトランジスタQ2とのサイズ比を乗じた値の動
作電流icを流す。また、このトランジスタQ2のコレ
クタ電流は、そのコレクタ電位つまりトランジスタQ1
のエミッタ電位により決定され、トランジスタQ1のエ
ミッタ電位は、そのベース電位つまり内部ノードnaの
電位に依存する。言うまでもなく、内部ノードnaの電
位は、電源電圧VCCの電位から抵抗R1の抵抗値と定
電流源S1によって流される電流isとの積値を差し引
いた電位となる。定電流源S1は、バンドギャップリフ
ァレンス回路等からなり、この定電流源S1により流さ
れる電流isの値は、温度変化の影響を受けにくい安定
した値とされる。
ジスタQ2とともにいわゆるカレントミラー回路を構成
し、論理回路LCに対して、トランジスタQ2のコレク
タ電流にトランジスタQ2とのサイズ比を乗じた値の動
作電流icを流す。また、このトランジスタQ2のコレ
クタ電流は、そのコレクタ電位つまりトランジスタQ1
のエミッタ電位により決定され、トランジスタQ1のエ
ミッタ電位は、そのベース電位つまり内部ノードnaの
電位に依存する。言うまでもなく、内部ノードnaの電
位は、電源電圧VCCの電位から抵抗R1の抵抗値と定
電流源S1によって流される電流isとの積値を差し引
いた電位となる。定電流源S1は、バンドギャップリフ
ァレンス回路等からなり、この定電流源S1により流さ
れる電流isの値は、温度変化の影響を受けにくい安定
した値とされる。
【0014】ところで、この実施例の論理集積回路装置
は、前述のように、比較的広範囲の温度環境下で使用さ
れる。また、論理回路LCの各CMOS論理ゲートを構
成するPチャンネル及びNチャンネルMOSFETの動
作速度つまりスイッチング速度は、周知のように、その
オン状態時の飽和電流idに比例し、この飽和電流id
は、MOSFETのチャネルにおける電子移動度をμと
し、MOSFETのゲート電圧をVgとし、そのしきい
値電圧をVthとするとき、 id∝μ(Vg−Vth)2 となって、電子移動度μに比例する。さらに、各MOS
FETのチャネルにおける電子移動度μは、図3に例示
されるように、チャネルの不純物濃度に着目した場合、
不純物濃度が最も大きな曲線Aにおいて最大となり、不
純物濃度が最も小さな曲線Eにおいて最小となるが、環
境温度に着目した場合、絶対温度が300度つまり摂氏
27度を超えるとチャネルの不純物濃度に関係なく小さ
くなる。この結果、論理回路LCの各CMOS論理ゲー
トを構成するMOSFETのスイッチング速度は温度上
昇にともなって遅くなり、これによって論理集積回路装
置の特に高温環境下での動作速度が遅くなろうとする。
は、前述のように、比較的広範囲の温度環境下で使用さ
れる。また、論理回路LCの各CMOS論理ゲートを構
成するPチャンネル及びNチャンネルMOSFETの動
作速度つまりスイッチング速度は、周知のように、その
オン状態時の飽和電流idに比例し、この飽和電流id
は、MOSFETのチャネルにおける電子移動度をμと
し、MOSFETのゲート電圧をVgとし、そのしきい
値電圧をVthとするとき、 id∝μ(Vg−Vth)2 となって、電子移動度μに比例する。さらに、各MOS
FETのチャネルにおける電子移動度μは、図3に例示
されるように、チャネルの不純物濃度に着目した場合、
不純物濃度が最も大きな曲線Aにおいて最大となり、不
純物濃度が最も小さな曲線Eにおいて最小となるが、環
境温度に着目した場合、絶対温度が300度つまり摂氏
27度を超えるとチャネルの不純物濃度に関係なく小さ
くなる。この結果、論理回路LCの各CMOS論理ゲー
トを構成するMOSFETのスイッチング速度は温度上
昇にともなって遅くなり、これによって論理集積回路装
置の特に高温環境下での動作速度が遅くなろうとする。
【0015】一方、論理集積回路装置の電流制御回路C
Cを構成する抵抗R1は、前述のように、拡散抵抗から
なり、その拡散領域における電子の移動度は、上記MO
SFETの場合と同様、環境温度が上昇するに従って小
さくなる。このため、電流制御回路CCの内部ノードn
aつまりトランジスタQ1のベース電位は、温度上昇を
受けて低くなり、トランジスタQ1のエミッタ電位つま
りトランジスタQ2のコレクタ電位が低くなって、その
コレクタ電流つまりトランジスタQ3を介して流される
論理回路LCの動作電流icが小さくなろうとする。
Cを構成する抵抗R1は、前述のように、拡散抵抗から
なり、その拡散領域における電子の移動度は、上記MO
SFETの場合と同様、環境温度が上昇するに従って小
さくなる。このため、電流制御回路CCの内部ノードn
aつまりトランジスタQ1のベース電位は、温度上昇を
受けて低くなり、トランジスタQ1のエミッタ電位つま
りトランジスタQ2のコレクタ電位が低くなって、その
コレクタ電流つまりトランジスタQ3を介して流される
論理回路LCの動作電流icが小さくなろうとする。
【0016】ところが、トランジスタQ2のコレクタ電
位を決定するトランジスタQ1のベースエミッタ電位
は、図4の順方向電圧として示されるように、温度上昇
にともなって小さくなり、トランジスタQ2のコレクタ
電位を温度上昇にともなって逆に大きくし、トランジス
タQ3を介して流される論理回路LCの動作電流icを
大きくすべく作用する。したがって、抵抗R1の抵抗値
を適当な値に設定することにより、温度上昇にともなう
電子移動度の低下を補い、論理回路LCのCMOS論理
ゲートを構成するMOSFETのスイッチング速度の低
下を補うことができ、これによって論理回路LCを基本
構成要素とする論理集積回路装置の特に高温環境下にお
ける動作の高速化を図ることができるものとなる。
位を決定するトランジスタQ1のベースエミッタ電位
は、図4の順方向電圧として示されるように、温度上昇
にともなって小さくなり、トランジスタQ2のコレクタ
電位を温度上昇にともなって逆に大きくし、トランジス
タQ3を介して流される論理回路LCの動作電流icを
大きくすべく作用する。したがって、抵抗R1の抵抗値
を適当な値に設定することにより、温度上昇にともなう
電子移動度の低下を補い、論理回路LCのCMOS論理
ゲートを構成するMOSFETのスイッチング速度の低
下を補うことができ、これによって論理回路LCを基本
構成要素とする論理集積回路装置の特に高温環境下にお
ける動作の高速化を図ることができるものとなる。
【0017】図5には、この発明が適用された論理集積
回路装置の第2の実施例のブロック図が示されている。
なお、この実施例は、前記図1の実施例を基本的に踏襲
するものであるため、これと異なる部分についてのみ説
明を追加する。
回路装置の第2の実施例のブロック図が示されている。
なお、この実施例は、前記図1の実施例を基本的に踏襲
するものであるため、これと異なる部分についてのみ説
明を追加する。
【0018】図5において、この実施例の論理集積回路
装置は、それぞれ独立の半導体基板CHIP1〜CHI
Pm面上に形成されるm個の論理回路LC1〜LCm
と、半導体基板CHIPn面上に形成され論理回路LC
1〜LCmに共通に設けられる1個の電流制御回路CC
とを備える。半導体基板CHIP1〜CHIPm面上に
形成される論理回路LC1〜LCmには、外部端子VC
Cを介して電源電圧VCCが供給され、その低電位側電
源ノードは、外部端子GNDCを介して電流制御回路C
Cの外部端子GCCに共通結合される。電流制御回路C
Cには、外部の電源装置から外部端子VCCを介して電
源電圧VCCが供給され、外部端子GNDを介して接地
電位GNDが供給される。これにより、論理回路LC1
〜LCmの低電位側電源ノードは、電流制御回路CCを
介して接地電位GNDに結合され、電流制御回路CCに
よってその動作電流が制御される形となる。
装置は、それぞれ独立の半導体基板CHIP1〜CHI
Pm面上に形成されるm個の論理回路LC1〜LCm
と、半導体基板CHIPn面上に形成され論理回路LC
1〜LCmに共通に設けられる1個の電流制御回路CC
とを備える。半導体基板CHIP1〜CHIPm面上に
形成される論理回路LC1〜LCmには、外部端子VC
Cを介して電源電圧VCCが供給され、その低電位側電
源ノードは、外部端子GNDCを介して電流制御回路C
Cの外部端子GCCに共通結合される。電流制御回路C
Cには、外部の電源装置から外部端子VCCを介して電
源電圧VCCが供給され、外部端子GNDを介して接地
電位GNDが供給される。これにより、論理回路LC1
〜LCmの低電位側電源ノードは、電流制御回路CCを
介して接地電位GNDに結合され、電流制御回路CCに
よってその動作電流が制御される形となる。
【0019】この実施例において、論理回路LC1〜L
Cmは、前記図2の論理回路LCと同様に、CMOS論
理ゲートを基本素子として構成され、電流制御回路CC
は、前記図2の電流制御回路CCと同様に、温度上昇を
受けて論理回路LC1〜LCmの動作電源icを選択的
に大きくすべく作用する。この結果、この実施例の場合
も、前記図1の実施例と同様、温度上昇にともなう論理
回路LC1〜LCmのCMOS論理ゲートを構成するM
OSFETのスイッチング速度の低下を補うことがで
き、これによって論理集積回路装置の特に高温環境下に
おける動作を高速化することができる。なお、この実施
例では、論理回路LC1〜LCmが独立した半導体基板
CHIP1〜CHIPm面上に形成され、電流制御回路
CCがm個の論理回路LC1〜LCmに共通に設けられ
るため、論理集積回路装置全体として回路構成を簡素化
し、その低コスト化を図ることができる。
Cmは、前記図2の論理回路LCと同様に、CMOS論
理ゲートを基本素子として構成され、電流制御回路CC
は、前記図2の電流制御回路CCと同様に、温度上昇を
受けて論理回路LC1〜LCmの動作電源icを選択的
に大きくすべく作用する。この結果、この実施例の場合
も、前記図1の実施例と同様、温度上昇にともなう論理
回路LC1〜LCmのCMOS論理ゲートを構成するM
OSFETのスイッチング速度の低下を補うことがで
き、これによって論理集積回路装置の特に高温環境下に
おける動作を高速化することができる。なお、この実施
例では、論理回路LC1〜LCmが独立した半導体基板
CHIP1〜CHIPm面上に形成され、電流制御回路
CCがm個の論理回路LC1〜LCmに共通に設けられ
るため、論理集積回路装置全体として回路構成を簡素化
し、その低コスト化を図ることができる。
【0020】図6には、この発明が適用された論理集積
回路装置の第3の実施例のブロック図が示され、図7に
は、図6の論理集積回路装置に含まれる基板電圧発生回
路VBBGの一実施例のブロック図が示されている。ま
た、図8には、図6の基板電圧発生回路VBBGにより
生成される基板電圧VBBP及びVBBNの電位と温度
の関係を説明するための一実施例の特性図が示され、図
9には、図6の論理集積回路装置の論理回路LC1〜L
Cmを構成するMOSFETのしきい値電圧と基板電圧
の関係を説明するための一実施例の特性図が示されてい
る。なお、この実施例の論理集積回路装置は、前記図1
の実施例を基本的に踏襲するものであるため、これと異
なる部分についてのみ説明を追加する。
回路装置の第3の実施例のブロック図が示され、図7に
は、図6の論理集積回路装置に含まれる基板電圧発生回
路VBBGの一実施例のブロック図が示されている。ま
た、図8には、図6の基板電圧発生回路VBBGにより
生成される基板電圧VBBP及びVBBNの電位と温度
の関係を説明するための一実施例の特性図が示され、図
9には、図6の論理集積回路装置の論理回路LC1〜L
Cmを構成するMOSFETのしきい値電圧と基板電圧
の関係を説明するための一実施例の特性図が示されてい
る。なお、この実施例の論理集積回路装置は、前記図1
の実施例を基本的に踏襲するものであるため、これと異
なる部分についてのみ説明を追加する。
【0021】図6において、この実施例の論理集積回路
装置は、CMOS論理ゲートを基本素子とする論理回路
LCと、論理回路LCのCMOS論理ゲートを構成する
Pチャンネル及びNチャンネルMOSFETの基板部に
基板電圧VBBP及びVBBNをそれぞれ供給する基板
電圧発生回路VBBGとを備える。論理集積回路装置に
は、外部の電源装置から外部端子VCCを介して所定の
電源電圧VCCが供給され、外部端子GNDを介して接
地電位GNDが供給される。
装置は、CMOS論理ゲートを基本素子とする論理回路
LCと、論理回路LCのCMOS論理ゲートを構成する
Pチャンネル及びNチャンネルMOSFETの基板部に
基板電圧VBBP及びVBBNをそれぞれ供給する基板
電圧発生回路VBBGとを備える。論理集積回路装置に
は、外部の電源装置から外部端子VCCを介して所定の
電源電圧VCCが供給され、外部端子GNDを介して接
地電位GNDが供給される。
【0022】ここで、論理回路LCは、図7に示される
ように、インバータV1〜V2ならびにナンドゲートN
A1を含む。これらのCMOS論理ゲートの高電位側電
源ノードたるPチャンネルMOSFETP1〜P4のソ
ースには、外部端子VCCから電源電圧供給線SVCC
を介して電源電圧VCCが供給され、その低電位側電源
ノードたるNチャンネルMOSFETN1〜N3のソー
スには、外部端子GNDから接地電位供給線SGNDを
介して接地電位GNDが供給される。また、各論理ゲー
トを構成するPチャンネルMOSFETP1〜P4のチ
ャネルとなる基板部には、基板電圧発生回路VBBGか
ら基板電圧供給線SVBPを介して基板電圧VBBPが
供給され、NチャンネルMOSFETN1〜N4の基板
部には、基板電圧供給線SVBNを介して基板電圧VB
BNが供給される。
ように、インバータV1〜V2ならびにナンドゲートN
A1を含む。これらのCMOS論理ゲートの高電位側電
源ノードたるPチャンネルMOSFETP1〜P4のソ
ースには、外部端子VCCから電源電圧供給線SVCC
を介して電源電圧VCCが供給され、その低電位側電源
ノードたるNチャンネルMOSFETN1〜N3のソー
スには、外部端子GNDから接地電位供給線SGNDを
介して接地電位GNDが供給される。また、各論理ゲー
トを構成するPチャンネルMOSFETP1〜P4のチ
ャネルとなる基板部には、基板電圧発生回路VBBGか
ら基板電圧供給線SVBPを介して基板電圧VBBPが
供給され、NチャンネルMOSFETN1〜N4の基板
部には、基板電圧供給線SVBNを介して基板電圧VB
BNが供給される。
【0023】基板電圧発生回路VBBGは、参照電圧発
生回路VRG1(第1の参照電圧発生回路),レベルセ
ンサLS1(第1のレベルセンサ),発振回路OSC1
(第1の発振回路)ならびにチャージポンプ回路CPC
1(第1のチャージポンプ回路)からなる単位基板電圧
発生回路UVBG1(第1の基板電圧発生回路)と、同
様に参照電圧発生回路VRG2(第2の参照電圧発生回
路),レベルセンサLS2(第2のレベルセンサ),発
振回路OSC2(第2の発振回路)ならびにチャージポ
ンプ回路CPC2(第2のチャージポンプ回路)からな
る単位基板電圧発生回路UVBG2(第2の基板電圧発
生回路)とを備える。
生回路VRG1(第1の参照電圧発生回路),レベルセ
ンサLS1(第1のレベルセンサ),発振回路OSC1
(第1の発振回路)ならびにチャージポンプ回路CPC
1(第1のチャージポンプ回路)からなる単位基板電圧
発生回路UVBG1(第1の基板電圧発生回路)と、同
様に参照電圧発生回路VRG2(第2の参照電圧発生回
路),レベルセンサLS2(第2のレベルセンサ),発
振回路OSC2(第2の発振回路)ならびにチャージポ
ンプ回路CPC2(第2のチャージポンプ回路)からな
る単位基板電圧発生回路UVBG2(第2の基板電圧発
生回路)とを備える。
【0024】基板電圧発生回路VBBGの単位基板電圧
発生回路UVBG1を構成する参照電圧発生回路VRG
1は、外部端子VCCを介して供給される電源電圧VC
Cをもとに所定の参照電圧VR1(第1の参照電圧)を
生成し、レベルセンサLS1の他方の入力端子つまり反
転入力端子−に供給する。なお、参照電圧VR1は、そ
の絶対値が電源電圧VCCよりも大きな所定の正電位と
される。
発生回路UVBG1を構成する参照電圧発生回路VRG
1は、外部端子VCCを介して供給される電源電圧VC
Cをもとに所定の参照電圧VR1(第1の参照電圧)を
生成し、レベルセンサLS1の他方の入力端子つまり反
転入力端子−に供給する。なお、参照電圧VR1は、そ
の絶対値が電源電圧VCCよりも大きな所定の正電位と
される。
【0025】レベルセンサLS1の一方の入力端子つま
り非反転入力端子+には、単位基板電圧発生回路UVB
G1の出力たる基板電圧VBBPが供給され、その出力
信号は、発振回路OSC1に供給される。レベルセンサ
LS1は、基板電圧VBBP及び参照電圧VR1の電位
を比較し、基板電圧VBBPの絶対値が参照電圧VR1
の絶対値より小さいときその出力信号を選択的にハイレ
ベルとする。
り非反転入力端子+には、単位基板電圧発生回路UVB
G1の出力たる基板電圧VBBPが供給され、その出力
信号は、発振回路OSC1に供給される。レベルセンサ
LS1は、基板電圧VBBP及び参照電圧VR1の電位
を比較し、基板電圧VBBPの絶対値が参照電圧VR1
の絶対値より小さいときその出力信号を選択的にハイレ
ベルとする。
【0026】発振回路OSC1は、レベルセンサLS1
の出力信号がハイレベルとされることで選択的に動作状
態とされ、所定の周波数を有するパルス信号PS1(第
1のパルス信号)を生成して、チャージポンプ回路CP
C1に供給する。また、チャージポンプ回路CPC1
は、所定のポンプ容量を含み、パルス信号PS1に従っ
て選択的にチャージポンプ動作を行い、基板電圧VBB
Pの絶対値を大きくすべく作用する。これにより、基板
電圧VBBPは、その中心電位が参照電圧VR1と一致
すべく制御される。基板電圧VBBPは、前述のよう
に、基板電圧供給線SVBPを介して論理回路LCの各
CMOS論理ゲートを構成するPチャンネルMOSFE
TP1〜P4の基板部に供給される。
の出力信号がハイレベルとされることで選択的に動作状
態とされ、所定の周波数を有するパルス信号PS1(第
1のパルス信号)を生成して、チャージポンプ回路CP
C1に供給する。また、チャージポンプ回路CPC1
は、所定のポンプ容量を含み、パルス信号PS1に従っ
て選択的にチャージポンプ動作を行い、基板電圧VBB
Pの絶対値を大きくすべく作用する。これにより、基板
電圧VBBPは、その中心電位が参照電圧VR1と一致
すべく制御される。基板電圧VBBPは、前述のよう
に、基板電圧供給線SVBPを介して論理回路LCの各
CMOS論理ゲートを構成するPチャンネルMOSFE
TP1〜P4の基板部に供給される。
【0027】同様に、基板電圧発生回路VBBGの単位
基板電圧発生回路UVBG2を構成する参照電圧発生回
路VRG2は、電源電圧VCCをもとに所定の参照電圧
VR2(第2の参照電圧)を生成し、レベルセンサLS
2の反転入力端子−に供給する。この実施例において、
参照電圧VR2は所定の負電位とされる。
基板電圧発生回路UVBG2を構成する参照電圧発生回
路VRG2は、電源電圧VCCをもとに所定の参照電圧
VR2(第2の参照電圧)を生成し、レベルセンサLS
2の反転入力端子−に供給する。この実施例において、
参照電圧VR2は所定の負電位とされる。
【0028】レベルセンサLS2の非反転入力端子+に
は、単位基板電圧発生回路UVBG2の出力たる基板電
圧VBBNが供給され、その出力信号は、発振回路OS
C2に供給される。レベルセンサLS2は、基板電圧V
BBN及び参照電圧VR2の電位を比較し、基板電圧V
BBNの電位が参照電圧VR2の電位より低いときその
出力信号を選択的にハイレベルとする。
は、単位基板電圧発生回路UVBG2の出力たる基板電
圧VBBNが供給され、その出力信号は、発振回路OS
C2に供給される。レベルセンサLS2は、基板電圧V
BBN及び参照電圧VR2の電位を比較し、基板電圧V
BBNの電位が参照電圧VR2の電位より低いときその
出力信号を選択的にハイレベルとする。
【0029】発振回路OSC2は、レベルセンサLS2
の出力信号がハイレベルとされることで選択的に動作状
態とされ、所定の周波数を有するパルス信号PS2(第
2のパルス信号)を生成して、チャージポンプ回路CP
C2に供給する。また、チャージポンプ回路CPC2
は、所定のポンプ容量を含み、パルス信号PS2に従っ
て選択的にチャージポンプ動作を行い、基板電圧VBB
Nの絶対値を大きくすべく作用する。これにより、基板
電圧VBBNは、その中心電位が参照電圧VR2と一致
すべく制御される。基板電圧VBBNは、前述のよう
に、基板電圧供給線SVBNを介して論理回路LCの各
CMOS論理ゲートを構成するNチャンネルMOSFE
TN1〜N4の基板部に供給する。
の出力信号がハイレベルとされることで選択的に動作状
態とされ、所定の周波数を有するパルス信号PS2(第
2のパルス信号)を生成して、チャージポンプ回路CP
C2に供給する。また、チャージポンプ回路CPC2
は、所定のポンプ容量を含み、パルス信号PS2に従っ
て選択的にチャージポンプ動作を行い、基板電圧VBB
Nの絶対値を大きくすべく作用する。これにより、基板
電圧VBBNは、その中心電位が参照電圧VR2と一致
すべく制御される。基板電圧VBBNは、前述のよう
に、基板電圧供給線SVBNを介して論理回路LCの各
CMOS論理ゲートを構成するNチャンネルMOSFE
TN1〜N4の基板部に供給する。
【0030】ところで、この実施例の論理集積回路装置
において、参照電圧発生回路VRG1及びVRG2は温
度補償回路として作用し、各参照電圧発生回路によって
生成される参照電圧VR1及びVR2、つまり基板電圧
VBBP及びVBBNの電位は、図8に例示されるよう
に、温度上昇にともなって小さくされる。
において、参照電圧発生回路VRG1及びVRG2は温
度補償回路として作用し、各参照電圧発生回路によって
生成される参照電圧VR1及びVR2、つまり基板電圧
VBBP及びVBBNの電位は、図8に例示されるよう
に、温度上昇にともなって小さくされる。
【0031】一方、論理回路LCの各CMOS論理ゲー
トを構成するPチャンネル及びNチャンネルMOSFE
Tのしきい値電圧は、図9に例示されるように、そのチ
ャネル長に着目した場合、チャネル長が最も長い曲線A
において最大となり、チャネル長が最も短い曲線Eにお
いて最小となるが、その基板部における基板電圧VBB
P又はVBBNの電圧に着目した場合、各基板電圧の電
位が大きくなるに従って大きくなる。また、各MOSF
ETの動作速度つまりスイッチング速度は、前述のよう
に、そのオン状態時の飽和電流idに比例し、この飽和
電流idは、MOSFETのチャネルにおける電子移動
度をμとし、MOSFETのゲート電圧をVgとし、そ
のしきい値電圧をVthとするとき、 id∝μ(Vg−Vth)2 となり、しきい値電圧Vthが小さくなるに従って大き
くなる。
トを構成するPチャンネル及びNチャンネルMOSFE
Tのしきい値電圧は、図9に例示されるように、そのチ
ャネル長に着目した場合、チャネル長が最も長い曲線A
において最大となり、チャネル長が最も短い曲線Eにお
いて最小となるが、その基板部における基板電圧VBB
P又はVBBNの電圧に着目した場合、各基板電圧の電
位が大きくなるに従って大きくなる。また、各MOSF
ETの動作速度つまりスイッチング速度は、前述のよう
に、そのオン状態時の飽和電流idに比例し、この飽和
電流idは、MOSFETのチャネルにおける電子移動
度をμとし、MOSFETのゲート電圧をVgとし、そ
のしきい値電圧をVthとするとき、 id∝μ(Vg−Vth)2 となり、しきい値電圧Vthが小さくなるに従って大き
くなる。
【0032】この実施例の論理集積回路装置では、上記
のように、温度上昇にともなって基板電圧VBBP及び
VPPNの絶対値が小さくされ、これを受けて各MOS
FETの飽和電流idが大きくされる。この結果、温度
上昇にともなう電子移動度の低下を補い、論理回路LC
のCMOS論理ゲートを構成するMOSFETのスイッ
チング速度の低下を補うことができ、これによって論理
集積回路装置の特に高温環境下における動作を高速化す
ることができるものである。
のように、温度上昇にともなって基板電圧VBBP及び
VPPNの絶対値が小さくされ、これを受けて各MOS
FETの飽和電流idが大きくされる。この結果、温度
上昇にともなう電子移動度の低下を補い、論理回路LC
のCMOS論理ゲートを構成するMOSFETのスイッ
チング速度の低下を補うことができ、これによって論理
集積回路装置の特に高温環境下における動作を高速化す
ることができるものである。
【0033】以上の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1)CMOS論理ゲートを基本素子とし比較的広範囲
の温度環境下で使用される論理集積回路装置等におい
て、CMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと低電位
側電源電圧との間に、例えば、その一方の端子が高電位
側電源電圧に結合されその他方の端子が所定の定電流源
を介して低電位側電源電圧に結合される抵抗と、そのコ
レクタが高電位側電源電圧に結合されそのベースが上記
抵抗の他方の端子に結合される第1のバイポーラトラン
ジスタと、第1のバイポーラトランジスタのエミッタと
低電位側電源電圧との間に設けられダイオード形態とさ
れる第2のバイポーラトランジスタと、CMOS論理ゲ
ートの低電位側電源ノードと低電位側電源電圧との間に
設けられそのベースが第2のバイポーラトランジスタの
ベースに結合される第3のバイポーラトランジスタとを
含む電流制御回路を設けることで、温度上昇にともな
い、CMOS論理ゲートの動作電流を選択的に大きくす
ることができるという効果が得られる。
記の通りである。すなわち、 (1)CMOS論理ゲートを基本素子とし比較的広範囲
の温度環境下で使用される論理集積回路装置等におい
て、CMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと低電位
側電源電圧との間に、例えば、その一方の端子が高電位
側電源電圧に結合されその他方の端子が所定の定電流源
を介して低電位側電源電圧に結合される抵抗と、そのコ
レクタが高電位側電源電圧に結合されそのベースが上記
抵抗の他方の端子に結合される第1のバイポーラトラン
ジスタと、第1のバイポーラトランジスタのエミッタと
低電位側電源電圧との間に設けられダイオード形態とさ
れる第2のバイポーラトランジスタと、CMOS論理ゲ
ートの低電位側電源ノードと低電位側電源電圧との間に
設けられそのベースが第2のバイポーラトランジスタの
ベースに結合される第3のバイポーラトランジスタとを
含む電流制御回路を設けることで、温度上昇にともな
い、CMOS論理ゲートの動作電流を選択的に大きくす
ることができるという効果が得られる。
【0034】(2)CMOS論理ゲートを基本素子とし
比較的広範囲の温度環境下で使用される論理集積回路装
置等に、第1又は第2の参照電圧をそれぞれ生成しとも
に上記温度補償回路として作用する第1又は第2の参照
電圧発生回路と、その一方の入力端子に第1又は第2の
基板電圧をそれぞれ受けその他方の入力端子に第1又は
第2の参照電圧をそれぞれ受ける第1又は第2のレベル
センサと、第1又は第2のレベルセンサの出力信号を受
け、第1又は第2のパルス信号をそれぞれ選択的に形成
する第1又は第2の発振回路と、第1又は第2のパルス
信号をそれぞれ受け第1又は第2の基板電圧をそれぞれ
生成する第1又は第2チャージポンプ回路とをそれぞれ
含む第1及び第2の基板電圧発生回路を設け、各CMO
S論理ゲートを構成するPチャンネル及びNチャンネル
MOSFETの基板部に、第1又は第2の基板電圧発生
回路により生成される第1又は第2の基板電圧をそれぞ
れ供給することで、温度上昇にともない、CMOS論理
ゲートを構成するPチャンネル及びNチャンネルMOS
FETの基板電圧の絶対値を選択的に小さくして、その
しきい値電圧を小さくすることができるという効果が得
られる。
比較的広範囲の温度環境下で使用される論理集積回路装
置等に、第1又は第2の参照電圧をそれぞれ生成しとも
に上記温度補償回路として作用する第1又は第2の参照
電圧発生回路と、その一方の入力端子に第1又は第2の
基板電圧をそれぞれ受けその他方の入力端子に第1又は
第2の参照電圧をそれぞれ受ける第1又は第2のレベル
センサと、第1又は第2のレベルセンサの出力信号を受
け、第1又は第2のパルス信号をそれぞれ選択的に形成
する第1又は第2の発振回路と、第1又は第2のパルス
信号をそれぞれ受け第1又は第2の基板電圧をそれぞれ
生成する第1又は第2チャージポンプ回路とをそれぞれ
含む第1及び第2の基板電圧発生回路を設け、各CMO
S論理ゲートを構成するPチャンネル及びNチャンネル
MOSFETの基板部に、第1又は第2の基板電圧発生
回路により生成される第1又は第2の基板電圧をそれぞ
れ供給することで、温度上昇にともない、CMOS論理
ゲートを構成するPチャンネル及びNチャンネルMOS
FETの基板電圧の絶対値を選択的に小さくして、その
しきい値電圧を小さくすることができるという効果が得
られる。
【0035】(3)上記(1)項又は(2)項により、
温度上昇にともなうMOSFETのチャネルにおける電
子移動度の低下を補い、CMOS論理ゲートの動作電流
を大きくして、そのスイッチング速度を高速化できると
いう効果が得られる。 (4)上記(1)項ないし(3)項により、CMOS論
理ゲートからなる論理回路を基本構成要素とする論理集
積回路装置等の特に高温環境下における動作の高速化を
図ることができるという効果が得られる。
温度上昇にともなうMOSFETのチャネルにおける電
子移動度の低下を補い、CMOS論理ゲートの動作電流
を大きくして、そのスイッチング速度を高速化できると
いう効果が得られる。 (4)上記(1)項ないし(3)項により、CMOS論
理ゲートからなる論理回路を基本構成要素とする論理集
積回路装置等の特に高温環境下における動作の高速化を
図ることができるという効果が得られる。
【0036】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、論理集積回路装置は、ランダムアク
セスメモリ等のモジュールを備えることができるし、そ
のブロック構成や電源電圧の極性等は種々の実施形態を
とりうる。
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、論理集積回路装置は、ランダムアク
セスメモリ等のモジュールを備えることができるし、そ
のブロック構成や電源電圧の極性等は種々の実施形態を
とりうる。
【0037】図2において、論理回路LCの論理構成
は、本発明の主旨に影響を与えない。また、論理回路L
Cは、他の各種のCMOS論理ゲートを含むことができ
るし、Pチャンネル又はNチャンネルMOSFETのみ
により構成することもできる。電流制御回路CCの実質
的な出力トランジスタとなるトランジスタQ3は、並列
形態とされる複数の出力トランジスタに分割できるし、
電流制御回路CC自体を複数分割して、半導体基板面上
に分散配置することもできる。この実施例では、論理回
路LCを構成するすべてのCMOS論理ゲートの動作電
流icを電流制御回路CCによって制御しているが、例
えば温度上昇によってその動作速度が影響を受けやすい
CMOS論理ゲート又は回路ブロックの動作電流のみを
電流制御回路CCによって制御できるようにしてもよ
い。また、対象となるCMOS論理ゲートのスイッチ頻
度が少ない場合、電流制御回路CCの出力ノードnbと
接地電位GNDとの間にバイパス回路を設けてもよい。
さらに、電流制御回路CCにより与えられる動作電流i
cの基準値を、論理回路LCの高速動作が維持できる最
小値に設定することで、論理集積回路装置の無駄な電力
消費を抑制し、その低消費電力化を図ることも可能であ
る。電流制御回路CCは、電源電圧VCCと論理回路L
Cの高電位側電源ノードとの間に設けてもよい。
は、本発明の主旨に影響を与えない。また、論理回路L
Cは、他の各種のCMOS論理ゲートを含むことができ
るし、Pチャンネル又はNチャンネルMOSFETのみ
により構成することもできる。電流制御回路CCの実質
的な出力トランジスタとなるトランジスタQ3は、並列
形態とされる複数の出力トランジスタに分割できるし、
電流制御回路CC自体を複数分割して、半導体基板面上
に分散配置することもできる。この実施例では、論理回
路LCを構成するすべてのCMOS論理ゲートの動作電
流icを電流制御回路CCによって制御しているが、例
えば温度上昇によってその動作速度が影響を受けやすい
CMOS論理ゲート又は回路ブロックの動作電流のみを
電流制御回路CCによって制御できるようにしてもよ
い。また、対象となるCMOS論理ゲートのスイッチ頻
度が少ない場合、電流制御回路CCの出力ノードnbと
接地電位GNDとの間にバイパス回路を設けてもよい。
さらに、電流制御回路CCにより与えられる動作電流i
cの基準値を、論理回路LCの高速動作が維持できる最
小値に設定することで、論理集積回路装置の無駄な電力
消費を抑制し、その低消費電力化を図ることも可能であ
る。電流制御回路CCは、電源電圧VCCと論理回路L
Cの高電位側電源ノードとの間に設けてもよい。
【0038】図7において、基板電圧発生回路VBBG
ならびにその単位基板電圧発生回路UVBG1及びUV
BG2のブロック構成は、任意の形態をとりうる。図8
において、基板電圧発生回路VBBGにより生成される
基板電圧VBBP及びVBBNと温度の関係はほんの一
例であって、本発明に制約を与えない。
ならびにその単位基板電圧発生回路UVBG1及びUV
BG2のブロック構成は、任意の形態をとりうる。図8
において、基板電圧発生回路VBBGにより生成される
基板電圧VBBP及びVBBNと温度の関係はほんの一
例であって、本発明に制約を与えない。
【0039】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野である論理
集積回路装置に適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、例えば、論理回路を含む各
種のメモリ集積回路装置やこれを含むマイクロコンピュ
ータ等にも摘要できる。この発明は、少なくともMOS
FETを含み比較的広範囲の温度環境下で使用される半
導体集積回路装置ならびにこれを含む装置又はシステム
に広く適用できる。
てなされた発明をその背景となった利用分野である論理
集積回路装置に適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、例えば、論理回路を含む各
種のメモリ集積回路装置やこれを含むマイクロコンピュ
ータ等にも摘要できる。この発明は、少なくともMOS
FETを含み比較的広範囲の温度環境下で使用される半
導体集積回路装置ならびにこれを含む装置又はシステム
に広く適用できる。
【0040】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、CMOS論理ゲートを基本
素子とし比較的広範囲の温度環境下で使用される論理集
積回路装置等において、CMOS論理ゲートの低電位側
電源ノードと低電位側電源電圧との間に、例えば、その
一方の端子が高電位側電源電圧に結合されその他方の端
子が所定の定電流源を介して低電位側電源電圧に結合さ
れる抵抗と、そのコレクタが高電位側電源電圧に結合さ
れそのベースが上記抵抗の他方の端子に結合される第1
のバイポーラトランジスタと、第1のバイポーラトラン
ジスタのエミッタと低電位側電源電圧との間に設けられ
ダイオード形態とされる第2のバイポーラトランジスタ
と、CMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと低電位
側電源電圧との間に設けられそのベースが第2のバイポ
ーラトランジスタのベースに結合される第3のバイポー
ラトランジスタとを含む電流制御回路を設け、あるい
は、論理集積回路装置等に、第1又は第2の参照電圧を
それぞれ生成しともに温度補償回路として作用する第1
又は第2の参照電圧発生回路と、その一方の入力端子に
第1又は第2の基板電圧をそれぞれ受けその他方の入力
端子に第1又は第2の参照電圧をそれぞれ受ける第1又
は第2のレベルセンサと、第1又は第2のレベルセンサ
の出力信号をそれぞれ受け、第1又は第2のパルス信号
をそれぞれ選択的に形成する第1又は第2の発振回路
と、第1又は第2のパルス信号をそれぞれ受け第1又は
第2の基板電圧をそれぞれ生成する第1又は第2チャー
ジポンプ回路とをそれぞれ含む第1及び第2の基板電圧
発生回路を設け、CMOS論理ゲートを構成するPチャ
ンネル及びNチャンネルMOSFETの基板部に、第1
又は第2の基板電圧発生回路によって生成される第1又
は第2の基板電圧をそれぞれ供給する。これにより、温
度上昇にともない、CMOS論理ゲートの動作電流を選
択的に大きくし、あるいは、CMOS論理ゲートを構成
するPチャンネル及びNチャンネルMOSFETに対す
る基板電圧の絶対値を選択的に小さくしてそのしきい値
電圧を小さくし、CMOS論理ゲートのスイッチング速
度を高速化することができる。この結果、CMOS論理
ゲートを基本素子とする論理集積回路装置等の特に高温
環境下における動作の高速化を図ることができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、CMOS論理ゲートを基本
素子とし比較的広範囲の温度環境下で使用される論理集
積回路装置等において、CMOS論理ゲートの低電位側
電源ノードと低電位側電源電圧との間に、例えば、その
一方の端子が高電位側電源電圧に結合されその他方の端
子が所定の定電流源を介して低電位側電源電圧に結合さ
れる抵抗と、そのコレクタが高電位側電源電圧に結合さ
れそのベースが上記抵抗の他方の端子に結合される第1
のバイポーラトランジスタと、第1のバイポーラトラン
ジスタのエミッタと低電位側電源電圧との間に設けられ
ダイオード形態とされる第2のバイポーラトランジスタ
と、CMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと低電位
側電源電圧との間に設けられそのベースが第2のバイポ
ーラトランジスタのベースに結合される第3のバイポー
ラトランジスタとを含む電流制御回路を設け、あるい
は、論理集積回路装置等に、第1又は第2の参照電圧を
それぞれ生成しともに温度補償回路として作用する第1
又は第2の参照電圧発生回路と、その一方の入力端子に
第1又は第2の基板電圧をそれぞれ受けその他方の入力
端子に第1又は第2の参照電圧をそれぞれ受ける第1又
は第2のレベルセンサと、第1又は第2のレベルセンサ
の出力信号をそれぞれ受け、第1又は第2のパルス信号
をそれぞれ選択的に形成する第1又は第2の発振回路
と、第1又は第2のパルス信号をそれぞれ受け第1又は
第2の基板電圧をそれぞれ生成する第1又は第2チャー
ジポンプ回路とをそれぞれ含む第1及び第2の基板電圧
発生回路を設け、CMOS論理ゲートを構成するPチャ
ンネル及びNチャンネルMOSFETの基板部に、第1
又は第2の基板電圧発生回路によって生成される第1又
は第2の基板電圧をそれぞれ供給する。これにより、温
度上昇にともない、CMOS論理ゲートの動作電流を選
択的に大きくし、あるいは、CMOS論理ゲートを構成
するPチャンネル及びNチャンネルMOSFETに対す
る基板電圧の絶対値を選択的に小さくしてそのしきい値
電圧を小さくし、CMOS論理ゲートのスイッチング速
度を高速化することができる。この結果、CMOS論理
ゲートを基本素子とする論理集積回路装置等の特に高温
環境下における動作の高速化を図ることができる。
【図1】この発明が適用された論理集積回路装置の第1
の実施例を示すブロック図である。
の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の論理集積回路装置に含まれる電流制御回
路の一実施例を示す回路図である。
路の一実施例を示す回路図である。
【図3】シリコン中の電子移動度と温度の関係を示す一
般的な特性図である。
般的な特性図である。
【図4】バイポーラトランジスタのP−N接合部におけ
る順方向電流と順方向電圧及び温度の関係を示す一般的
な特性図である。
る順方向電流と順方向電圧及び温度の関係を示す一般的
な特性図である。
【図5】この発明が適用された論理集積回路装置の第2
の実施例を示すブロック図である。
の実施例を示すブロック図である。
【図6】この発明が適用された論理集積回路装置の第3
の実施例を示すブロック図である。
の実施例を示すブロック図である。
【図7】図6の論理集積回路装置に含まれる基板電圧発
生回路の一実施例を示すブロック図である。
生回路の一実施例を示すブロック図である。
【図8】図6の論理集積回路装置の基板電圧発生回路に
より生成される基板電圧の電圧と温度の関係を示す特性
図である。
より生成される基板電圧の電圧と温度の関係を示す特性
図である。
【図9】図6の論理集積回路装置の論理回路を構成する
MOSFETのしきい値電圧と基板電圧の関係を示す特
性図である。
MOSFETのしきい値電圧と基板電圧の関係を示す特
性図である。
CHIP……半導体基板(チップ)、LC……論理回
路、CC……電流制御回路、VCC……電源電圧、GN
D……接地電位。V1〜V2……インバータ、NA1…
…ナンド(NAND)ゲート、P1〜P4……Pチャン
ネルMOSFET、N1〜N4……NチャンネルMOS
FET、R1……抵抗、S1……定電流源、Q1〜Q3
……NPN型バイポーラトランジスタ、s1〜s5……
内部信号、na〜nb……内部ノード、ic,is……
電流、SVCC……電源電圧供給線、SGND……接地
電位供給線。CHIP1〜CHIPm,CHIPn……
半導体基板、LC1〜LCm……論理回路、GNDC…
…電流制御端子。VBBG……基板電圧発生回路、UV
BG1〜UVBG2……単位基板電圧発生回路、VBB
P,VBBN……基板電圧。VRG1〜VRG2……参
照電圧発生回路、VR1〜VR2……参照電圧、LS1
〜LS2……レベルセンサ、OSC1〜OSC2……発
振回路、CPC1〜CPC2……チャージポンプ回路、
SVBP,SVBN……基板電圧供給線。
路、CC……電流制御回路、VCC……電源電圧、GN
D……接地電位。V1〜V2……インバータ、NA1…
…ナンド(NAND)ゲート、P1〜P4……Pチャン
ネルMOSFET、N1〜N4……NチャンネルMOS
FET、R1……抵抗、S1……定電流源、Q1〜Q3
……NPN型バイポーラトランジスタ、s1〜s5……
内部信号、na〜nb……内部ノード、ic,is……
電流、SVCC……電源電圧供給線、SGND……接地
電位供給線。CHIP1〜CHIPm,CHIPn……
半導体基板、LC1〜LCm……論理回路、GNDC…
…電流制御端子。VBBG……基板電圧発生回路、UV
BG1〜UVBG2……単位基板電圧発生回路、VBB
P,VBBN……基板電圧。VRG1〜VRG2……参
照電圧発生回路、VR1〜VR2……参照電圧、LS1
〜LS2……レベルセンサ、OSC1〜OSC2……発
振回路、CPC1〜CPC2……チャージポンプ回路、
SVBP,SVBN……基板電圧供給線。
Claims (5)
- 【請求項1】 MOSFETを含み、温度上昇にともな
う上記MOSFETの電流低減による動作の遅れを補う
ための温度補償回路を具備することを特徴とする半導体
集積回路装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記MOSFETは、CMOS論理ゲートを構成するも
のであって、 上記温度補償回路は、上記CMOS論理ゲートの低電位
側電源ノードと低電位側電源電圧との間に設けられ、温
度上昇を受けて上記CMOS論理ゲートの動作電流を選
択的に大きくしうる構成とされるものであることを特徴
とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 上記温度補償回路は、 その一方の端子が高電位側電源電圧に結合され、その他
方の端子が所定の定電流源を介して低電位側電源電圧に
結合される抵抗と、 そのコレクタが高電位側電源電圧に結合され、そのベー
スが上記抵抗の他方の端子に結合される第1のバイポー
ラトランジスタと、 上記第1のバイポーラトランジスタのエミッタと低電位
側電源電圧との間に設けられ、ダイオード形態とされる
第2のバイポーラトランジスタと、 上記CMOS論理ゲートの低電位側電源ノードと低電位
側電源電圧との間に設けられ、そのベースが上記第2の
バイポーラトランジスタのベースに結合される第3のバ
イポーラトランジスタとを含む電流制御回路からなるも
のであることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 上記MOSFETの基板部には、基板電圧が供給される
ものであって、 上記温度補償回路は、温度上昇を受けて上記基板電圧の
絶対値を選択的に小さくしうる構成とされるものである
ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 請求項4において、 上記MOSFETは、CMOS論理ゲートを構成するも
のであり、 上記半導体集積回路装置は、 上記CMOS論理ゲートを構成するPチャンネルMOS
FETに対する第1の基板電圧を生成する第1の基板電
圧発生回路と、 上記CMOS論理ゲートを構成するNチャンネルMOS
FETに対する第2の基板電圧を生成する第2の基板電
圧発生回路とを含む基板電圧発生回路を具備するもので
あって、 上記第1及び第2の基板電圧発生回路のそれぞれは、 第1又は第2の参照電圧をそれぞれ生成し、ともに上記
温度補償回路として作用する第1又は第2の参照電圧発
生回路と、 その一方の入力端子に上記第1又は第2の基板電圧をそ
れぞれ受け、その他方の入力端子に上記第1又は第2の
参照電圧をそれぞれ受ける第1又は第2のレベルセンサ
と、 上記第1又は第2のレベルセンサの出力信号をそれぞれ
受け、第1又は第2のパルス信号をそれぞれ選択的に形
成する第1又は第2の発振回路と、 上記第1又は第2のパルス信号をそれぞれ受け、上記第
1又は第2の基板電圧をそれぞれ生成する第1又は第2
チャージポンプ回路とを含むものであることを特徴とす
る半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10142001A JPH11340411A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10142001A JPH11340411A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11340411A true JPH11340411A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15305082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10142001A Pending JPH11340411A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11340411A (ja) |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP10142001A patent/JPH11340411A/ja active Pending
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