JPH11340764A - グラフィックイコライザー - Google Patents
グラフィックイコライザーInfo
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- JPH11340764A JPH11340764A JP14906398A JP14906398A JPH11340764A JP H11340764 A JPH11340764 A JP H11340764A JP 14906398 A JP14906398 A JP 14906398A JP 14906398 A JP14906398 A JP 14906398A JP H11340764 A JPH11340764 A JP H11340764A
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- delay
- signal
- sound source
- sound
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- Pending
Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 24
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 10
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
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Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リスニングポイントに到達するまでに生じる
周波数帯域毎の位相差を調整できて、音楽をより一層高
音質で再生可能とするグラフィックイコライザーを提供
する。 【解決手段】 遅延時間算出・設定部14は、遅延時間
測定用音源13から出力される遅延時間測定用信号がバ
ンドパスフィルタBP1 〜BPn に順次入力されるよう
にスイッチSW0 〜SWn を制御する。そして、遅延時
間測定用音源13から信号を入力してから、マイクロフ
ォン16から音検出信号を入力するまでの時間を測定
し、各周波数帯域毎の遅延時間を算出して、その結果に
基づいて、遅延器TD1 〜TDn の遅延量を設定する。
周波数帯域毎の位相差を調整できて、音楽をより一層高
音質で再生可能とするグラフィックイコライザーを提供
する。 【解決手段】 遅延時間算出・設定部14は、遅延時間
測定用音源13から出力される遅延時間測定用信号がバ
ンドパスフィルタBP1 〜BPn に順次入力されるよう
にスイッチSW0 〜SWn を制御する。そして、遅延時
間測定用音源13から信号を入力してから、マイクロフ
ォン16から音検出信号を入力するまでの時間を測定
し、各周波数帯域毎の遅延時間を算出して、その結果に
基づいて、遅延器TD1 〜TDn の遅延量を設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオシステ
ムのグラフィックイコライザーに関し、特に周波数帯域
毎に遅延時間をコントロールする機能を備えたグラフィ
ックイコライザーに関する。
ムのグラフィックイコライザーに関し、特に周波数帯域
毎に遅延時間をコントロールする機能を備えたグラフィ
ックイコライザーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カーオーディオシステムにおいて
グラフィックイコライザーが広く使用されている。グラ
フィックイコライザーは、可聴周波数を複数の帯域に分
割し、各周波数帯域毎にレベルを調整可能とした装置で
ある。グラフィックイコライザーにより、オーディオ装
置の周波数特性をフラットに補正したり、ユーザの好み
に合わせた特性に調整することができる。
グラフィックイコライザーが広く使用されている。グラ
フィックイコライザーは、可聴周波数を複数の帯域に分
割し、各周波数帯域毎にレベルを調整可能とした装置で
ある。グラフィックイコライザーにより、オーディオ装
置の周波数特性をフラットに補正したり、ユーザの好み
に合わせた特性に調整することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のグラフィックイ
コライザーは、単に、オーディオ信号を複数の周波数帯
域に分割して各周波数帯域の増幅率を任意に設定可能と
したものであり、各周波数帯域の位相の変化については
考慮されていない。しかし、本願発明者らの実験の結
果、1つのスピーカーから出力された音であっても周波
数帯域毎にリスニングポイント(聴取位置)に到達する
までの時間が異なることが判明している。すなわち、1
つのスピーカーから出力された音であっても、リスニン
グポイントに到着するまでに周波数帯域によって位相差
が生じ、音質劣化の原因となっている。各周波数帯域の
遅延量(位相差)はスピーカーに固有であり、スピーカ
ーを変えると周波数帯域毎の遅延量も変化する。
コライザーは、単に、オーディオ信号を複数の周波数帯
域に分割して各周波数帯域の増幅率を任意に設定可能と
したものであり、各周波数帯域の位相の変化については
考慮されていない。しかし、本願発明者らの実験の結
果、1つのスピーカーから出力された音であっても周波
数帯域毎にリスニングポイント(聴取位置)に到達する
までの時間が異なることが判明している。すなわち、1
つのスピーカーから出力された音であっても、リスニン
グポイントに到着するまでに周波数帯域によって位相差
が生じ、音質劣化の原因となっている。各周波数帯域の
遅延量(位相差)はスピーカーに固有であり、スピーカ
ーを変えると周波数帯域毎の遅延量も変化する。
【0004】以上から本発明の目的は、リスニングポイ
ントに到達するまでに生じる周波数帯域毎の位相差を調
整できて、音楽をより一層高音質で再生可能としたグラ
フィックイコライザーを提供することである。
ントに到達するまでに生じる周波数帯域毎の位相差を調
整できて、音楽をより一層高音質で再生可能としたグラ
フィックイコライザーを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、オーデ
ィオ信号入力端子と、前記オーディオ信号入力端子を介
して入力されたオーディオ信号をそれぞれ設定された時
間だけ遅延して出力する複数の遅延器と、各遅延器にそ
れぞれ対応して設けられた複数のバンドパスフィルタ
と、遅延時間測定用信号を出力する遅延時間測定用音源
と、前記複数のバンドパスフィルタの入力を切換えて前
記遅延時間測定用音源の出力又は対応する遅延器の出力
に接続する切換え手段と、前記複数のバンドパスフィル
タから出力される信号を加算してスピーカーに供給する
加算器と、前記スピーカーから出力された音を検出する
音検出手段に接続され、前記複数の遅延器の信号遅延量
を個別に設定する遅延時間設定手段とを有することを特
徴とするグラフィックイコライザーにより解決する。
ィオ信号入力端子と、前記オーディオ信号入力端子を介
して入力されたオーディオ信号をそれぞれ設定された時
間だけ遅延して出力する複数の遅延器と、各遅延器にそ
れぞれ対応して設けられた複数のバンドパスフィルタ
と、遅延時間測定用信号を出力する遅延時間測定用音源
と、前記複数のバンドパスフィルタの入力を切換えて前
記遅延時間測定用音源の出力又は対応する遅延器の出力
に接続する切換え手段と、前記複数のバンドパスフィル
タから出力される信号を加算してスピーカーに供給する
加算器と、前記スピーカーから出力された音を検出する
音検出手段に接続され、前記複数の遅延器の信号遅延量
を個別に設定する遅延時間設定手段とを有することを特
徴とするグラフィックイコライザーにより解決する。
【0006】この場合、前記切換え手段は、各バンドパ
スフィルタの入力を前記遅延時間測定用音源の出力と順
次接続し、前記遅延時間設定手段は、前記遅延時間測定
用音源から前記遅延時間測定用信号が出力されてから、
前記音検出手段により音が検出されるまでの時間を測定
して遅延時間を算出し、その結果に基づいて前記遅延器
の信号遅延量を設定するものであることが好ましい。
スフィルタの入力を前記遅延時間測定用音源の出力と順
次接続し、前記遅延時間設定手段は、前記遅延時間測定
用音源から前記遅延時間測定用信号が出力されてから、
前記音検出手段により音が検出されるまでの時間を測定
して遅延時間を算出し、その結果に基づいて前記遅延器
の信号遅延量を設定するものであることが好ましい。
【0007】以下、本発明の作用について説明する。本
発明のグラフィックイコライザーにおいては、遅延時間
測定用音源を有し、切換え手段により複数のバンドパス
フィルタのうちの1つを遅延時間測定用音源に接続す
る。そして、遅延時間測定用音源から出力された遅延時
間測定用信号を当該バンドパスフィルタに入力し、所定
の周波数帯域の信号のみを通過させた後にスピーカーに
供給して、スピーカーから音を放出させる。スピーカー
から放出された音は、空気中を伝播してリスニングポイ
ントに配置された音検出手段に到達し、音検出手段によ
り検出される。遅延時間設定手段は、遅延時間測定用音
源から遅延時間測定用信号が出力されてから音検出手段
により音が検出されるまでの時間を計測して遅延時間を
算出する。各バンドパスフィルタについて、上記のよう
に遅延時間を算出し、その結果に基づいて、各遅延器の
信号遅延量を個別に設定する。
発明のグラフィックイコライザーにおいては、遅延時間
測定用音源を有し、切換え手段により複数のバンドパス
フィルタのうちの1つを遅延時間測定用音源に接続す
る。そして、遅延時間測定用音源から出力された遅延時
間測定用信号を当該バンドパスフィルタに入力し、所定
の周波数帯域の信号のみを通過させた後にスピーカーに
供給して、スピーカーから音を放出させる。スピーカー
から放出された音は、空気中を伝播してリスニングポイ
ントに配置された音検出手段に到達し、音検出手段によ
り検出される。遅延時間設定手段は、遅延時間測定用音
源から遅延時間測定用信号が出力されてから音検出手段
により音が検出されるまでの時間を計測して遅延時間を
算出する。各バンドパスフィルタについて、上記のよう
に遅延時間を算出し、その結果に基づいて、各遅延器の
信号遅延量を個別に設定する。
【0008】これにより、各周波数帯域(バンドパスフ
ィルタの通過周波数帯域)毎に遅延時間が調整されて、
リスニングポイントに到達するときに各周波数帯域の位
相が同じになる。従って、濁りのない高品質の音楽再生
が可能になる。遅延時間設定手段は、各バンドパスフィ
ルタを通過する周波数帯域毎に算出した遅延時間のうち
最も長い遅延時間を基準とし、その他の遅延時間との差
分を算出して、その差分値を各バンドパスフィルタに対
応する遅延器での信号を遅延する時間とする。この場
合、遅延時間が最も長い周波数帯域のバンドパスフィル
タに対応する遅延器は、信号遅延量が0となる。
ィルタの通過周波数帯域)毎に遅延時間が調整されて、
リスニングポイントに到達するときに各周波数帯域の位
相が同じになる。従って、濁りのない高品質の音楽再生
が可能になる。遅延時間設定手段は、各バンドパスフィ
ルタを通過する周波数帯域毎に算出した遅延時間のうち
最も長い遅延時間を基準とし、その他の遅延時間との差
分を算出して、その差分値を各バンドパスフィルタに対
応する遅延器での信号を遅延する時間とする。この場
合、遅延時間が最も長い周波数帯域のバンドパスフィル
タに対応する遅延器は、信号遅延量が0となる。
【0009】なお、遅延時間設定手段は、遅延時間測定
用音源としてホワイトノイズを用い、遅延時間測定用音
源から入力される遅延時間測定用信号と、音検出手段か
ら入力される信号との相互相関が最大となる時間により
遅延時間の算出を行うことが好ましい。スピーカーから
出力される音は、スピーカーから音検出手段までの伝播
特性によって波形が歪むが、相互相関が最も高い値を有
する音波を受信した時点が到達時間と考えられるため、
相互相関の最大値を検出することにより、音検出手段に
音が到達するまでの遅延時間を正確に算出することがで
きる。
用音源としてホワイトノイズを用い、遅延時間測定用音
源から入力される遅延時間測定用信号と、音検出手段か
ら入力される信号との相互相関が最大となる時間により
遅延時間の算出を行うことが好ましい。スピーカーから
出力される音は、スピーカーから音検出手段までの伝播
特性によって波形が歪むが、相互相関が最も高い値を有
する音波を受信した時点が到達時間と考えられるため、
相互相関の最大値を検出することにより、音検出手段に
音が到達するまでの遅延時間を正確に算出することがで
きる。
【0010】また、遅延時間設定手段は、遅延時間測定
用音源としてホワイトノイズを用い、遅延時間測定用音
源から入力される遅延時間測定用信号と、音検出手段か
ら入力される信号との誤差信号のパワーが最小となるよ
うに適応処理を行う適応フィルタのフィルタ係数に基づ
いて遅延時間を算出するものであってもよい。適応フィ
ルタのフィルタ係数は、音検出手段によって検出される
インパルス応答を再現しているため、このフィルタ係数
が最大となる時間を検出することにより、音検出手段に
音が到達するまでの遅延時間を正確に算出することがで
きる。
用音源としてホワイトノイズを用い、遅延時間測定用音
源から入力される遅延時間測定用信号と、音検出手段か
ら入力される信号との誤差信号のパワーが最小となるよ
うに適応処理を行う適応フィルタのフィルタ係数に基づ
いて遅延時間を算出するものであってもよい。適応フィ
ルタのフィルタ係数は、音検出手段によって検出される
インパルス応答を再現しているため、このフィルタ係数
が最大となる時間を検出することにより、音検出手段に
音が到達するまでの遅延時間を正確に算出することがで
きる。
【0011】更に、遅延時間設定手段は、遅延時間測定
用音源としてタイムストレッチドパルスを用い、音検出
手段から入力される信号に対して、タイムストレッチド
パルスを時間軸上で反転した信号の畳み込み演算を行
い、その畳み込み演算の結果が最大となる時間を検出す
るものであってもよい。このような畳み込み演算を行う
ことにより、音検出手段に音が到達するまでの遅延時間
を正確に算出することができる。また、タイムストレッ
チドパルスは、インパルスの位相を周波数の2乗に比例
して変化させることにより時間軸上で引き延ばされた信
号であり、突発的なノイズによる影響を受けにくいとい
う利点がある。
用音源としてタイムストレッチドパルスを用い、音検出
手段から入力される信号に対して、タイムストレッチド
パルスを時間軸上で反転した信号の畳み込み演算を行
い、その畳み込み演算の結果が最大となる時間を検出す
るものであってもよい。このような畳み込み演算を行う
ことにより、音検出手段に音が到達するまでの遅延時間
を正確に算出することができる。また、タイムストレッ
チドパルスは、インパルスの位相を周波数の2乗に比例
して変化させることにより時間軸上で引き延ばされた信
号であり、突発的なノイズによる影響を受けにくいとい
う利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
のグラフィックイコライザーを示すブロック図である。
て、添付の図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
のグラフィックイコライザーを示すブロック図である。
【0013】本実施の形態のグラフィックイコライザー
は、オーディオ入力端子11と、複数組(n組)の遅延
器TD1 〜TDn 、切換えスイッチSW1 〜SWn 、バ
ンドパスフィルタBP1 〜BPn 及び増幅器A1 〜An
と、各増幅器A1 〜An の出力を加算する加算器12
と、各周波数帯域毎の遅延時間を算出して各遅延器TD
1 〜TDn 毎に遅延時間を設定する遅延時間算出・設定
部14と、遅延時間測定用信号を出力する遅延時間測定
用音源13と、遅延時間測定用音源13の出力先を切換
える切換えスイッチSW0 とにより構成されている。そ
して、加算器12から出力される信号によりスピーカー
15を駆動する。また、各周波数帯域毎の遅延時間測定
時には、リスニングポイントにマイクロフォン16を配
置し、スピーカー15から出力された音をマイクロフォ
ン16で検出して遅延時間算出・設定部14に入力す
る。
は、オーディオ入力端子11と、複数組(n組)の遅延
器TD1 〜TDn 、切換えスイッチSW1 〜SWn 、バ
ンドパスフィルタBP1 〜BPn 及び増幅器A1 〜An
と、各増幅器A1 〜An の出力を加算する加算器12
と、各周波数帯域毎の遅延時間を算出して各遅延器TD
1 〜TDn 毎に遅延時間を設定する遅延時間算出・設定
部14と、遅延時間測定用信号を出力する遅延時間測定
用音源13と、遅延時間測定用音源13の出力先を切換
える切換えスイッチSW0 とにより構成されている。そ
して、加算器12から出力される信号によりスピーカー
15を駆動する。また、各周波数帯域毎の遅延時間測定
時には、リスニングポイントにマイクロフォン16を配
置し、スピーカー15から出力された音をマイクロフォ
ン16で検出して遅延時間算出・設定部14に入力す
る。
【0014】オーディオ入力端子11には、チューナー
又はCDプレーヤ等のオーディオ機器からオーディオ信
号が入力される。このオーディオ入力端子11に入力さ
れたオーディオ信号は、各遅延器TD1 〜TDn に同時
に入力される。遅延器TD1〜TDn は、いずれも遅延
時間算出・設定部14により設定された時間だけ信号を
遅延して出力する。
又はCDプレーヤ等のオーディオ機器からオーディオ信
号が入力される。このオーディオ入力端子11に入力さ
れたオーディオ信号は、各遅延器TD1 〜TDn に同時
に入力される。遅延器TD1〜TDn は、いずれも遅延
時間算出・設定部14により設定された時間だけ信号を
遅延して出力する。
【0015】遅延器TD1 〜TDn で遅延された信号
は、切換えスイッチSW1 〜SWn を介してバンドパス
フィルタBP1 〜BPn に入力される。なお、切換えス
イッチSW1 〜SWn 及び切換えスイッチSW0 は、い
ずれも遅延時間算出・設定部14により切換え制御され
る。バンドパスフィルタBP1 〜BPn はそれぞれ通過
周波数帯域が相互に異なっている。例えばバンドパスフ
ィルタBP1 は低音域の信号のみを通過し、バンドパス
フィルタBP2 はバンドパスフィルタBP1 よりも若干
高い周波数帯域の信号のみを通過し、バンドパスフィル
タBPn は高音域の信号のみを通過するというように、
各バンドパスフィルタBP1 〜BPn の通過周波数帯域
は少しづつずれている。
は、切換えスイッチSW1 〜SWn を介してバンドパス
フィルタBP1 〜BPn に入力される。なお、切換えス
イッチSW1 〜SWn 及び切換えスイッチSW0 は、い
ずれも遅延時間算出・設定部14により切換え制御され
る。バンドパスフィルタBP1 〜BPn はそれぞれ通過
周波数帯域が相互に異なっている。例えばバンドパスフ
ィルタBP1 は低音域の信号のみを通過し、バンドパス
フィルタBP2 はバンドパスフィルタBP1 よりも若干
高い周波数帯域の信号のみを通過し、バンドパスフィル
タBPn は高音域の信号のみを通過するというように、
各バンドパスフィルタBP1 〜BPn の通過周波数帯域
は少しづつずれている。
【0016】増幅器A1 〜An はそれぞれ前段のバンド
パスフィルタBP1 〜BPn を通過した所定周波数帯域
の信号を増幅し、加算器12は各増幅器A1 〜An から
出力された各周波数帯域毎の信号を加算して出力する。
なお、各増幅器A1 〜An の増幅率はユーザにより任意
に変化できるようになっている。加算器12から出力さ
れた信号はスピーカー15に供給されて、スピーカーか
ら音(音波)が放出される。
パスフィルタBP1 〜BPn を通過した所定周波数帯域
の信号を増幅し、加算器12は各増幅器A1 〜An から
出力された各周波数帯域毎の信号を加算して出力する。
なお、各増幅器A1 〜An の増幅率はユーザにより任意
に変化できるようになっている。加算器12から出力さ
れた信号はスピーカー15に供給されて、スピーカーか
ら音(音波)が放出される。
【0017】遅延時間測定用音源13は、遅延時間算出
・設定部14により各遅延器TD1〜TDn の遅延量
(信号を遅延する時間:以下、同じ)を設定するときに
遅延時間測定用信号を出力する。遅延時間測定用音源1
3から出力される遅延時間測定用信号は、遅延時間算出
・設定部14に入力されるとともに、切換えスイッチS
W0 及び切換えスイッチSW1 〜SWn を介してバンド
パスフィルタBP1 〜BPn のいずれか1つに入力され
る。また、周波数帯域毎の遅延時間を検出し各遅延器T
D1 〜TDn の遅延量を設定するときには、リスニング
ポジションにマイクロフォン16を配置し、マイクロフ
ォン16と遅延時間算出・設定部14とを接続する。
・設定部14により各遅延器TD1〜TDn の遅延量
(信号を遅延する時間:以下、同じ)を設定するときに
遅延時間測定用信号を出力する。遅延時間測定用音源1
3から出力される遅延時間測定用信号は、遅延時間算出
・設定部14に入力されるとともに、切換えスイッチS
W0 及び切換えスイッチSW1 〜SWn を介してバンド
パスフィルタBP1 〜BPn のいずれか1つに入力され
る。また、周波数帯域毎の遅延時間を検出し各遅延器T
D1 〜TDn の遅延量を設定するときには、リスニング
ポジションにマイクロフォン16を配置し、マイクロフ
ォン16と遅延時間算出・設定部14とを接続する。
【0018】(遅延時間設定時の動作)以下、本実施の
形態のイコライザーにおいて、各遅延器TD1 〜TDn
の遅延時間自動設定時の動作について説明する。まず、
遅延時間算出・設定部14は、切換えスイッチSW0 及
び切換えスイッチSW1 〜SWn を制御して、遅延時間
測定用音源13の出力とバンドパスフィルタBP1 の入
力とを電気的に接続する。遅延時間測定用音源13から
遅延時間測定用信号が出力されると、遅延時間測定用信
号のうち所定の周波数成分のみがバンドパスフィルタB
P1 を通過し、増幅器A1 により増幅されてスピーカー
15に供給される。これにより、スピーカー15から音
が出力され、空気中を伝播してリスニングポイントに配
置したマイクロフォン16に到達する。マイクロフォン
16は音を電気信号に変換し、音検出信号として遅延時
間算出・設定部14に出力する。
形態のイコライザーにおいて、各遅延器TD1 〜TDn
の遅延時間自動設定時の動作について説明する。まず、
遅延時間算出・設定部14は、切換えスイッチSW0 及
び切換えスイッチSW1 〜SWn を制御して、遅延時間
測定用音源13の出力とバンドパスフィルタBP1 の入
力とを電気的に接続する。遅延時間測定用音源13から
遅延時間測定用信号が出力されると、遅延時間測定用信
号のうち所定の周波数成分のみがバンドパスフィルタB
P1 を通過し、増幅器A1 により増幅されてスピーカー
15に供給される。これにより、スピーカー15から音
が出力され、空気中を伝播してリスニングポイントに配
置したマイクロフォン16に到達する。マイクロフォン
16は音を電気信号に変換し、音検出信号として遅延時
間算出・設定部14に出力する。
【0019】遅延時間算出・設定部14は、遅延時間測
定用音源13から遅延時間測定用信号を入力してから、
マイクロフォン16から音検出信号を入力するまでの時
間を測定し、遅延時間t1 とする。次に、遅延時間算出
・設定部14は、切換えスイッチSW0 を切換えて、遅
延時間測定用音源13の出力とバンドパスフィルタBP
2 の入力とを電気的に接続する。遅延時間算出・設定部
14から遅延時間測定用信号が出力されると、遅延時間
測定用信号のうち所定の周波数成分がバンドパスフィル
タBP2 を通過し、増幅器A2 により増幅されて、スピ
ーカー15に供給される。これにより、スピーカー15
から音が出力され、その音がマイクロフォン16に到達
すると音検出信号が遅延時間算出・設定部14に入力さ
れる。遅延時間算出・設定部14は、遅延時間測定用音
源13から遅延時間測定用信号を入力してから音検出信
号を入力するまでの時間を測定し、遅延時間t2 とす
る。
定用音源13から遅延時間測定用信号を入力してから、
マイクロフォン16から音検出信号を入力するまでの時
間を測定し、遅延時間t1 とする。次に、遅延時間算出
・設定部14は、切換えスイッチSW0 を切換えて、遅
延時間測定用音源13の出力とバンドパスフィルタBP
2 の入力とを電気的に接続する。遅延時間算出・設定部
14から遅延時間測定用信号が出力されると、遅延時間
測定用信号のうち所定の周波数成分がバンドパスフィル
タBP2 を通過し、増幅器A2 により増幅されて、スピ
ーカー15に供給される。これにより、スピーカー15
から音が出力され、その音がマイクロフォン16に到達
すると音検出信号が遅延時間算出・設定部14に入力さ
れる。遅延時間算出・設定部14は、遅延時間測定用音
源13から遅延時間測定用信号を入力してから音検出信
号を入力するまでの時間を測定し、遅延時間t2 とす
る。
【0020】このようにして、遅延時間算出・設定部1
4は、切換えスイッチSW0 を順次切換えて、各バンド
パスフィルタBP1 〜BPn を通過した信号毎に遅延時
間t1 〜tn を測定する。その後、遅延時間算出・設定
部14は、これらの遅延時間t1 〜tn に基づいて、遅
延器TD1 〜TDn の各遅延量を設定する。例えば、遅
延時間t1 が最も長いとすると、対応する遅延器TD1
の遅延量を0とし、遅延器TD2 の遅延量を(t2 −t
1 )、…、遅延器TDn の遅延量を(tn ーt1 )とい
うように設定する。
4は、切換えスイッチSW0 を順次切換えて、各バンド
パスフィルタBP1 〜BPn を通過した信号毎に遅延時
間t1 〜tn を測定する。その後、遅延時間算出・設定
部14は、これらの遅延時間t1 〜tn に基づいて、遅
延器TD1 〜TDn の各遅延量を設定する。例えば、遅
延時間t1 が最も長いとすると、対応する遅延器TD1
の遅延量を0とし、遅延器TD2 の遅延量を(t2 −t
1 )、…、遅延器TDn の遅延量を(tn ーt1 )とい
うように設定する。
【0021】このようにして各遅延器TD1 〜TDn の
遅延量を設定した後、遅延時間算出・設定部14は切換
えスイッチSW1 〜SWn を切換えて、遅延器TD1 〜
TDn とバンドパスフィルタBP1 〜BPn とを電気的
に接続する。これにより、リスニングポイントでは各周
波数帯域毎の位相差が補正され、濁りのない高品質の音
楽を聴取することができる。
遅延量を設定した後、遅延時間算出・設定部14は切換
えスイッチSW1 〜SWn を切換えて、遅延器TD1 〜
TDn とバンドパスフィルタBP1 〜BPn とを電気的
に接続する。これにより、リスニングポイントでは各周
波数帯域毎の位相差が補正され、濁りのない高品質の音
楽を聴取することができる。
【0022】ところで、遅延時間を測定するという観点
からは、遅延時間測定用音源13から出力される遅延時
間検出用信号は瞬間的なパルス信号(インパルス)であ
ることが好ましい。しかし、瞬間的なパルス信号ではス
ピーカーを駆動することはできない。そこで、本実施の
形態では、遅延時間検出用信号として、ホワイトノイズ
又はタイムストレッチドパルスを使用する。
からは、遅延時間測定用音源13から出力される遅延時
間検出用信号は瞬間的なパルス信号(インパルス)であ
ることが好ましい。しかし、瞬間的なパルス信号ではス
ピーカーを駆動することはできない。そこで、本実施の
形態では、遅延時間検出用信号として、ホワイトノイズ
又はタイムストレッチドパルスを使用する。
【0023】以下、遅延時間検出用信号としてホワイト
ノイズ又はタイムストレッチドパルスを使用した場合の
遅延時間算出・設定部14の構成例について説明する。 (遅延時間算出・設定部の構成例1)各バンドパスフィ
ルタBP1 〜BPn に信号が入力されてからリスニング
ポイントに音波が到達するまでの遅延時間は、各バンド
パスフィルタBP1 〜BPnへの入力信号とマイクロフ
ァン46の出力信号との相互相関を計算し、その最大値
をとる時間を求めることによって算出することができ
る。
ノイズ又はタイムストレッチドパルスを使用した場合の
遅延時間算出・設定部14の構成例について説明する。 (遅延時間算出・設定部の構成例1)各バンドパスフィ
ルタBP1 〜BPn に信号が入力されてからリスニング
ポイントに音波が到達するまでの遅延時間は、各バンド
パスフィルタBP1 〜BPnへの入力信号とマイクロフ
ァン46の出力信号との相互相関を計算し、その最大値
をとる時間を求めることによって算出することができ
る。
【0024】図2は、相互相関を利用して遅延時間を算
出する場合の遅延時間算出・設定部14の構成を示す図
である。この図2に示す遅延時間算出・設定部14は、
相互相関演算部21、相互相関関数最大値/遅延時間検
索部22、遅延時間設定部23により構成される。ま
た、この遅延時間算出・設定部14と組み合わされる遅
延時間測定用音源15からは、遅延時間測定用信号とし
てホワイトノイズが出力される。
出する場合の遅延時間算出・設定部14の構成を示す図
である。この図2に示す遅延時間算出・設定部14は、
相互相関演算部21、相互相関関数最大値/遅延時間検
索部22、遅延時間設定部23により構成される。ま
た、この遅延時間算出・設定部14と組み合わされる遅
延時間測定用音源15からは、遅延時間測定用信号とし
てホワイトノイズが出力される。
【0025】相互相関演算部21は、遅延時間測定用音
源13から出力されるホワイトノイズと、マイクロフォ
ン16から出力される音検出信号との間で相互相関演算
を行う。この相互相関演算は、下記(1)式にしたがっ
て行われる。
源13から出力されるホワイトノイズと、マイクロフォ
ン16から出力される音検出信号との間で相互相関演算
を行う。この相互相関演算は、下記(1)式にしたがっ
て行われる。
【0026】
【数1】
【0027】ここで、hは遅延時間測定用音源13から
遅延時間算出・設定部14に入力されるホワイトノイズ
を示し、gはマイクロフォン16から遅延時間算出・設
定部14に入力される音検出信号を示し、Nは相互相関
演算部21に取り込む時間の長さを示し、τはサンプリ
ング時間間隔を示す。図3(a),(b)は、相互相関
演算による遅延時間の検出方法を示す模式図である。図
3(a)に示すように、遅延時間測定用音源13から遅
延時間算出・設定部14に入力される信号hと、マイク
ロフォン16から遅延時間算出・設定部14に入力され
る信号gとの間にはmτの時間遅れがある。例えば、図
3(b)に示すように、サンプリング時間τ毎に信号h
及び信号gをサンプリングしたとすると、g(n)の値
をh(n)に対しm(但し、mは1〜N−1)づつずら
してh(n)とg(n+m)との積を計算し、(1)式
の値が最大となるずれ量mを求めることにより、遅延時
間mτを算出できる。なお、図3(b)の例では、m=
2のときに(1)式の値が最大値をとる。
遅延時間算出・設定部14に入力されるホワイトノイズ
を示し、gはマイクロフォン16から遅延時間算出・設
定部14に入力される音検出信号を示し、Nは相互相関
演算部21に取り込む時間の長さを示し、τはサンプリ
ング時間間隔を示す。図3(a),(b)は、相互相関
演算による遅延時間の検出方法を示す模式図である。図
3(a)に示すように、遅延時間測定用音源13から遅
延時間算出・設定部14に入力される信号hと、マイク
ロフォン16から遅延時間算出・設定部14に入力され
る信号gとの間にはmτの時間遅れがある。例えば、図
3(b)に示すように、サンプリング時間τ毎に信号h
及び信号gをサンプリングしたとすると、g(n)の値
をh(n)に対しm(但し、mは1〜N−1)づつずら
してh(n)とg(n+m)との積を計算し、(1)式
の値が最大となるずれ量mを求めることにより、遅延時
間mτを算出できる。なお、図3(b)の例では、m=
2のときに(1)式の値が最大値をとる。
【0028】相互相関関数最大値/遅延時間検索部22
は、相互相関演算部21によって(1)式のmの値を順
次変えて相互相関演算を行った結果に基づいて、相互相
関R(mτ)が最大となるmの値を探索し、このときの
mτを遅延時間(t1 ,t2,…,tn )とする。遅延
時間設定部23は、相互相関関数最大値/遅延時間検索
部22によって求められた遅延時間t1 ,t2 ,…,t
n の中から最大値を抽出し、この最大値を基準として残
りの遅延時間との差分を算出する。上述したように、遅
延時間t1が最大の場合には、残りの遅延時間はt1 と
の差分により決定される。遅延時間設定部23は、この
算出結果に基づいて、各遅延器TD1 〜TDn の遅延量
を設定する。
は、相互相関演算部21によって(1)式のmの値を順
次変えて相互相関演算を行った結果に基づいて、相互相
関R(mτ)が最大となるmの値を探索し、このときの
mτを遅延時間(t1 ,t2,…,tn )とする。遅延
時間設定部23は、相互相関関数最大値/遅延時間検索
部22によって求められた遅延時間t1 ,t2 ,…,t
n の中から最大値を抽出し、この最大値を基準として残
りの遅延時間との差分を算出する。上述したように、遅
延時間t1が最大の場合には、残りの遅延時間はt1 と
の差分により決定される。遅延時間設定部23は、この
算出結果に基づいて、各遅延器TD1 〜TDn の遅延量
を設定する。
【0029】(遅延時間算出・設定部の構成例2)各バ
ンドパスフィルタBP1 〜BPn に信号が入力されてか
ら対応する音がマイクロフォン16に到達するまでの遅
延時間は、マイクロフォン16で検出されるインパルス
応答が最大となる時間を測定することによって算出する
こともできる。
ンドパスフィルタBP1 〜BPn に信号が入力されてか
ら対応する音がマイクロフォン16に到達するまでの遅
延時間は、マイクロフォン16で検出されるインパルス
応答が最大となる時間を測定することによって算出する
こともできる。
【0030】図4は、インパルス応答を利用して遅延時
間を算出する場合の遅延時間算出・設定部14の構成を
示す図である。この図4に示す遅延時間算出・設定部1
4は、アナログ/デジタル(A/D)変換器31、メモ
リ制御部32、メモリ33、平均化処理部34、畳み込
み演算部35、インパルス応答最大値/遅延時間検索部
36及び遅延時間設定部37により構成されている。ま
た、この遅延時間算出・設定部14と組み合わされる遅
延時間測定用音源13からは、タイムストレッチドパル
ス(時間引き延ばしパルス)が出力される。
間を算出する場合の遅延時間算出・設定部14の構成を
示す図である。この図4に示す遅延時間算出・設定部1
4は、アナログ/デジタル(A/D)変換器31、メモ
リ制御部32、メモリ33、平均化処理部34、畳み込
み演算部35、インパルス応答最大値/遅延時間検索部
36及び遅延時間設定部37により構成されている。ま
た、この遅延時間算出・設定部14と組み合わされる遅
延時間測定用音源13からは、タイムストレッチドパル
ス(時間引き延ばしパルス)が出力される。
【0031】タイムストレッチドパルスは、その周波数
特性H(k)が下記(2)式のように表わされる信号で
ある。
特性H(k)が下記(2)式のように表わされる信号で
ある。
【0032】
【数2】
【0033】ここで、mはタイムストレッチドパルス内
で各周波数毎の位相をずらす度合いを示す係数であり、
任意の整数値である。Nはタイムストレッチドパルスの
発生時間を規定する係数である。また、kは0からN−
1までの整数であり、aはmとNが決まれば(2)式に
含まれる第3式によって定まる。例えば、m=0の場合
にはa=0となるため、全てのkについてH(k)=e
xp(0)=1となって、各周波数成分が分散せずに集
中したインパルスとなる。
で各周波数毎の位相をずらす度合いを示す係数であり、
任意の整数値である。Nはタイムストレッチドパルスの
発生時間を規定する係数である。また、kは0からN−
1までの整数であり、aはmとNが決まれば(2)式に
含まれる第3式によって定まる。例えば、m=0の場合
にはa=0となるため、全てのkについてH(k)=e
xp(0)=1となって、各周波数成分が分散せずに集
中したインパルスとなる。
【0034】遅延時間測定用音源13から出力される実
際のタイムストレッチドパルスは、上述した(2)式を
逆フーリエ変換して得られる信号であり、その一例を図
5に示す。図5に示すタイムストレッチドパルスは、N
=256の場合であって、N及びmの値に応じた所定時
間の間で各周波数成分が分散した信号となる。従って、
Nの値を大きく設定し、かつ、mの値を大きく設定する
ことにより、長時間にわたって各周波数成分のエネルギ
ーを分散させることができるため、ノイズの影響を受け
難くなるが、タイムストレッチドパルスの発生時間が長
くなればなるほど遅延時間の測定に要する時間も長くな
るため、発生時間があまり長くならない範囲で適切なN
及びmの値を設定する必要がある。
際のタイムストレッチドパルスは、上述した(2)式を
逆フーリエ変換して得られる信号であり、その一例を図
5に示す。図5に示すタイムストレッチドパルスは、N
=256の場合であって、N及びmの値に応じた所定時
間の間で各周波数成分が分散した信号となる。従って、
Nの値を大きく設定し、かつ、mの値を大きく設定する
ことにより、長時間にわたって各周波数成分のエネルギ
ーを分散させることができるため、ノイズの影響を受け
難くなるが、タイムストレッチドパルスの発生時間が長
くなればなるほど遅延時間の測定に要する時間も長くな
るため、発生時間があまり長くならない範囲で適切なN
及びmの値を設定する必要がある。
【0035】A/D変換器31は、マイクロフォン16
から出力される音検出信号に対して、所定の時間間隔で
標本化及び量子化を行って、所定ビット数のデータを出
力する。メモリ制御部32は、所定の時間間隔でA/D
変換器31から出力されるデータを順次メモリ33に格
納する。タイムストレッチドパルスが1回出力される
と、このタイムストレッチドパルスに対する応答として
マイクロフォン16から出力されるアナログ信号波形が
A/D変換器31によってデジタル波形データ(以下、
「タイムストレッチドパルス応答データ」という)に変
換され、メモリ33の所定領域に格納される。メモリ3
3には、このような格納領域がL個分確保されており、
遅延時間測定用音源13からL個のタイムストレッチド
パルスが繰り返し出力されたときに、それぞれに対応す
るタイムストレッチドパルス応答データが上述したL個
の格納領域にそれぞれ格納される。
から出力される音検出信号に対して、所定の時間間隔で
標本化及び量子化を行って、所定ビット数のデータを出
力する。メモリ制御部32は、所定の時間間隔でA/D
変換器31から出力されるデータを順次メモリ33に格
納する。タイムストレッチドパルスが1回出力される
と、このタイムストレッチドパルスに対する応答として
マイクロフォン16から出力されるアナログ信号波形が
A/D変換器31によってデジタル波形データ(以下、
「タイムストレッチドパルス応答データ」という)に変
換され、メモリ33の所定領域に格納される。メモリ3
3には、このような格納領域がL個分確保されており、
遅延時間測定用音源13からL個のタイムストレッチド
パルスが繰り返し出力されたときに、それぞれに対応す
るタイムストレッチドパルス応答データが上述したL個
の格納領域にそれぞれ格納される。
【0036】平均化処理部34は、メモリ33に格納さ
れているL個のタイムストレッチドパルス応答データの
平均化処理を行う。i個目の応答データをqi (n)と
すると、平均化された応答データq(n)は下記(3)
式により計算される。
れているL個のタイムストレッチドパルス応答データの
平均化処理を行う。i個目の応答データをqi (n)と
すると、平均化された応答データq(n)は下記(3)
式により計算される。
【0037】
【数3】
【0038】平均化処理部34は、この(3)式にした
がって、L個のタイムストレッチドパルス応答データの
平均化処理を行う。これにより、突発的なノイズの影響
を除去した応答データが得られる。畳み込み演算部35
は、(3)式で計算された平均化したタイムストレッチ
ドパルス応答データq(n)に、タイムストレッチドパ
ルスp(n)を時間軸上で反転させたデータp(−n)
を畳み込み演算する。図6は、タイムストレッチドパル
スを時間軸上で反転させた信号を示す図であり、図5に
示すN=256に対応するタイムストレッチドパルスを
反転した波形が示されている。なお、実際に畳み込み演
算部35で用いられるデータp(−n)は、図6に示し
た信号波形をデジタル波形データに変換したものであ
り、その標本化間隔はA/D変換器31における標本化
間隔と同じである。
がって、L個のタイムストレッチドパルス応答データの
平均化処理を行う。これにより、突発的なノイズの影響
を除去した応答データが得られる。畳み込み演算部35
は、(3)式で計算された平均化したタイムストレッチ
ドパルス応答データq(n)に、タイムストレッチドパ
ルスp(n)を時間軸上で反転させたデータp(−n)
を畳み込み演算する。図6は、タイムストレッチドパル
スを時間軸上で反転させた信号を示す図であり、図5に
示すN=256に対応するタイムストレッチドパルスを
反転した波形が示されている。なお、実際に畳み込み演
算部35で用いられるデータp(−n)は、図6に示し
た信号波形をデジタル波形データに変換したものであ
り、その標本化間隔はA/D変換器31における標本化
間隔と同じである。
【0039】畳み込み演算部35における畳み込み演算
は、下記(4)式に基づいて行われる。
は、下記(4)式に基づいて行われる。
【0040】
【数4】
【0041】この(4)式にしたがって、タイムストレ
ッチドパルス応答信号と、元のタイムストレッチドパル
スを時間軸上で反転した信号とを畳み込み演算すること
によりインパルス応答が得られる。インパルス応答最大
値/遅延時間検索部36は、畳み込み演算部35による
演算結果が入力されており、インパルス応答が最大とな
る演算結果を検索することにより、各周波数帯域での遅
延時間t1 ,t2 ,…,tn を算出する。
ッチドパルス応答信号と、元のタイムストレッチドパル
スを時間軸上で反転した信号とを畳み込み演算すること
によりインパルス応答が得られる。インパルス応答最大
値/遅延時間検索部36は、畳み込み演算部35による
演算結果が入力されており、インパルス応答が最大とな
る演算結果を検索することにより、各周波数帯域での遅
延時間t1 ,t2 ,…,tn を算出する。
【0042】遅延時間設定部37は、インパルス応答最
大値/遅延時間検索部80によって算出された遅延時間
t1 ,t2 ,…,tn に基づいて、遅延器TD1 〜TD
n の各遅延量を設定する。 (遅延時間算出・設定部の構成例3)上述したように、
各バンドパスフィルタBP1 〜BPn に信号が入力され
てからこれに対応する音波がマイクロフォン16に到達
するまでの遅延時間は、マイクロフォン16で検出され
るインパルス応答が最大となる時間を測定することによ
って算出することができるが、このインパルス応答が最
大となる時間の測定に適応フィルタを用いることができ
る。
大値/遅延時間検索部80によって算出された遅延時間
t1 ,t2 ,…,tn に基づいて、遅延器TD1 〜TD
n の各遅延量を設定する。 (遅延時間算出・設定部の構成例3)上述したように、
各バンドパスフィルタBP1 〜BPn に信号が入力され
てからこれに対応する音波がマイクロフォン16に到達
するまでの遅延時間は、マイクロフォン16で検出され
るインパルス応答が最大となる時間を測定することによ
って算出することができるが、このインパルス応答が最
大となる時間の測定に適応フィルタを用いることができ
る。
【0043】図7は、適応フィルタによってインパルス
応答を求めて遅延時間を算出する場合の遅延時間算出・
設定部14の構成を示す図である。この図7に示す遅延
時間算出設定部14は、適応フィルタ41、LMS(Le
ast Mean Square )アルゴリズム処理部42、加算器4
3、フィルタ係数最大値/遅延時間検索部44、遅延時
間設定部45により構成されている。また、この遅延時
間算出・設定部14と組み合わされる遅延時間測定用音
源13からは、遅延時間測定用信号としてホワイトノイ
ズが出力される。
応答を求めて遅延時間を算出する場合の遅延時間算出・
設定部14の構成を示す図である。この図7に示す遅延
時間算出設定部14は、適応フィルタ41、LMS(Le
ast Mean Square )アルゴリズム処理部42、加算器4
3、フィルタ係数最大値/遅延時間検索部44、遅延時
間設定部45により構成されている。また、この遅延時
間算出・設定部14と組み合わされる遅延時間測定用音
源13からは、遅延時間測定用信号としてホワイトノイ
ズが出力される。
【0044】適応フィルタ41は、FIR(Finite Imp
ulse Response )型のデジタルフィルタ構成を有してお
り、LMSアルゴリズム処理部42によって設定された
タップ係数ベクトル(フィルタ係数)Wを用いて、遅延
時間測定用音源13から入力されるホワイトノイズに対
して所定のFIRフィルタ処理を行う。ところで、LM
Sアルゴリズム処理部42は、加算器43によって音検
出信号から適応フィルタ41の出力信号を減算して求め
た誤差信号eのパワーが最小となるように適応フィルタ
41のフィルタ係数Wを制御する。従って、マイクロフ
ォン16の出力信号と適応フィルタ41の出力信号とは
ほぼ同じものとなって、適応フィルタ41のフィルタ係
数Wがマイクロフォン16で検出するインパルス応答と
ほぼ同じ特性を有することになる。
ulse Response )型のデジタルフィルタ構成を有してお
り、LMSアルゴリズム処理部42によって設定された
タップ係数ベクトル(フィルタ係数)Wを用いて、遅延
時間測定用音源13から入力されるホワイトノイズに対
して所定のFIRフィルタ処理を行う。ところで、LM
Sアルゴリズム処理部42は、加算器43によって音検
出信号から適応フィルタ41の出力信号を減算して求め
た誤差信号eのパワーが最小となるように適応フィルタ
41のフィルタ係数Wを制御する。従って、マイクロフ
ォン16の出力信号と適応フィルタ41の出力信号とは
ほぼ同じものとなって、適応フィルタ41のフィルタ係
数Wがマイクロフォン16で検出するインパルス応答と
ほぼ同じ特性を有することになる。
【0045】フィルタ係数最大値/遅延時間検索部44
は、適応フィルタ41のフィルタ係数Wの各要素の中で
最大値をとる時間を検索することにより、インパルス応
答の最大値をとる時間、すなわちバンドパスフィルタB
P1〜BPn に信号が入力されてから対応する音波がマ
イクロフォン16に到達するまでの時間t1 ,t2 ,
…,tn を算出する。
は、適応フィルタ41のフィルタ係数Wの各要素の中で
最大値をとる時間を検索することにより、インパルス応
答の最大値をとる時間、すなわちバンドパスフィルタB
P1〜BPn に信号が入力されてから対応する音波がマ
イクロフォン16に到達するまでの時間t1 ,t2 ,
…,tn を算出する。
【0046】遅延時間設定部45は、フィルタ係数最大
値/遅延時間検索部44によって算出された遅延時間t
1 ,t2 ,…,tn に基づいて、遅延器TD1 〜TDn
の各遅延量を設定する。 (第2の実施の形態)図8は本発明の第2の実施の形態
のグラフィックイコライザーを示すブロック図である。
なお、図8において、図1と同一物には同一符号を付し
てその詳しい説明は省略する。
値/遅延時間検索部44によって算出された遅延時間t
1 ,t2 ,…,tn に基づいて、遅延器TD1 〜TDn
の各遅延量を設定する。 (第2の実施の形態)図8は本発明の第2の実施の形態
のグラフィックイコライザーを示すブロック図である。
なお、図8において、図1と同一物には同一符号を付し
てその詳しい説明は省略する。
【0047】本実施の形態においては、第1の実施の形
態と異なって、バンドパスフィルタBP1 〜BPn と加
算器12との間に増幅器が設けられていない。また、加
算器12の後段に、イコライザー部17が設けられてい
る。イコライザー部17は、全帯域通過フィルタの一部
の周波数帯域にピーク又はディップを設けた複数のフィ
ルタをシリアルに接続して構成されている。この場合、
バンドパスフィルタBP1 〜BPn の特性とは別に、イ
コライザー部17内の各フィルタにより周波数特性を調
整することができる。
態と異なって、バンドパスフィルタBP1 〜BPn と加
算器12との間に増幅器が設けられていない。また、加
算器12の後段に、イコライザー部17が設けられてい
る。イコライザー部17は、全帯域通過フィルタの一部
の周波数帯域にピーク又はディップを設けた複数のフィ
ルタをシリアルに接続して構成されている。この場合、
バンドパスフィルタBP1 〜BPn の特性とは別に、イ
コライザー部17内の各フィルタにより周波数特性を調
整することができる。
【0048】本実施の形態においても、第1の実施の形
態と同様に、遅延器TD1 〜TDnの遅延量を設定する
ときには、切換えスイッチSW0 ,SW1 〜SWn を制
御して遅延時間測定用音源13から出力される遅延時間
測定用信号をバンドパスフィルタBP1 〜BPn に順次
入力し、各バンドパスフィルタBP1 〜BPn の通過周
波数帯域毎に遅延時間を測定する。そして、その結果に
基づいて、各遅延器TD1 〜TDn の遅延量を設定す
る。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様
の効果が得られる。
態と同様に、遅延器TD1 〜TDnの遅延量を設定する
ときには、切換えスイッチSW0 ,SW1 〜SWn を制
御して遅延時間測定用音源13から出力される遅延時間
測定用信号をバンドパスフィルタBP1 〜BPn に順次
入力し、各バンドパスフィルタBP1 〜BPn の通過周
波数帯域毎に遅延時間を測定する。そして、その結果に
基づいて、各遅延器TD1 〜TDn の遅延量を設定す
る。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様
の効果が得られる。
【0049】なお、上述した第1及び第2の実施の形態
においては、遅延器TD1 〜TDnの遅延量を遅延時間
算出・設定部14により自動的に設定する場合について
説明したが、各遅延器TD1 〜TDn の遅延量を手動で
も調整することができるようにしてもよい。
においては、遅延器TD1 〜TDnの遅延量を遅延時間
算出・設定部14により自動的に設定する場合について
説明したが、各遅延器TD1 〜TDn の遅延量を手動で
も調整することができるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のグラフィ
ックイコライザーによれば、遅延時間測定用音源から出
力された遅延時間測定用信号を複数のバンドパスフィル
タに順次入力し、スピーカーから出力された音を音検出
手段で検出して、遅延時間設定手段により各周波数帯域
毎の遅延時間を測定し、その結果に応じて各遅延器の信
号遅延量を設定する。これにより、周波数帯域毎に異な
る遅延時間が補正され、スピーカーから出力された音が
リスニングポイントに到達するときには各周波数帯域毎
の位相が同じになり、濁りのない高品質な音が再生され
る。
ックイコライザーによれば、遅延時間測定用音源から出
力された遅延時間測定用信号を複数のバンドパスフィル
タに順次入力し、スピーカーから出力された音を音検出
手段で検出して、遅延時間設定手段により各周波数帯域
毎の遅延時間を測定し、その結果に応じて各遅延器の信
号遅延量を設定する。これにより、周波数帯域毎に異な
る遅延時間が補正され、スピーカーから出力された音が
リスニングポイントに到達するときには各周波数帯域毎
の位相が同じになり、濁りのない高品質な音が再生され
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態のグラフィックイコ
ライザーを示すブロック図である。
ライザーを示すブロック図である。
【図2】相互相関を利用して遅延時間を算出する場合の
遅延時間算出・設定部の構成を示す図である。
遅延時間算出・設定部の構成を示す図である。
【図3】相互相関演算による遅延時間の検出方法を示す
模式図である。
模式図である。
【図4】インパルス応答を利用して遅延時間を算出する
場合の遅延時間算出・設定部の構成を示す図である。
場合の遅延時間算出・設定部の構成を示す図である。
【図5】タイムストレッチドパルスの一例を示す図であ
る。
る。
【図6】タイムストレッチドパルスを時間軸上で反転さ
せた信号を示す図である。
せた信号を示す図である。
【図7】適応フィルタによってインパルス応答を求めて
遅延時間を算出する場合の遅延時間算出・設定部の構成
を示す図である。
遅延時間を算出する場合の遅延時間算出・設定部の構成
を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のグラフィックイコ
ライザーを示すブロック図である。
ライザーを示すブロック図である。
11 入力端子、 12 加算器、 13 遅延時間測定用音源、 14 遅延時間算出・設定部、 15 スピーカー、 16 マイクロフォン、 17 イコライザー部、 TD1 〜TDn 遅延器、 BP1 〜BPn バンドパスフィルタ、 A1 〜An 増幅器。
Claims (6)
- 【請求項1】 オーディオ信号入力端子と、 前記オーディオ信号入力端子を介して入力されたオーデ
ィオ信号をそれぞれ設定された時間だけ遅延して出力す
る複数の遅延器と、 各遅延器にそれぞれ対応して設けられた複数のバンドパ
スフィルタと、 遅延時間測定用信号を出力する遅延時間測定用音源と、 前記複数のバンドパスフィルタの入力を切換えて前記遅
延時間測定用音源の出力又は対応する遅延器の出力に接
続する切換え手段と、 前記複数のバンドパスフィルタから出力される信号を加
算してスピーカーに供給する加算器と、 前記スピーカーから出力された音を検出する音検出手段
に接続され、前記複数の遅延器の信号遅延量を個別に設
定する遅延時間設定手段とを有することを特徴とするグ
ラフィックイコライザー。 - 【請求項2】 前記切換え手段は、各バンドパスフィル
タの入力を前記遅延時間測定用音源の出力と順次接続
し、 前記遅延時間設定手段は、前記遅延時間測定用音源から
前記遅延時間測定用信号が出力されてから、前記音検出
手段により音が検出されるまでの時間を測定して遅延時
間を算出し、その結果に基づいて前記遅延器の信号遅延
量を設定することを特徴とする請求項1に記載のグラフ
ィックイコライザー。 - 【請求項3】 前記遅延時間設定手段は、各バンドパス
フィルタを通過する周波数帯域毎に前記遅延時間を算出
し、それらの遅延時間のうち最も長いものを基準として
その他の遅延時間との差分を算出し、算出された差分値
を各バンドパスフィルタに対応する遅延器の信号遅延量
として設定することを特徴とする請求項2に記載のグラ
フィックイコライザー。 - 【請求項4】 前記遅延時間測定用音源は前記遅延時間
測定用信号としてホワイトノイズを出力し、 前記遅延時間設定手段は、前記遅延時間測定用音源から
入力される信号と前記音検出手段から入力される信号と
の相互相関が最大となる時間を算出して、各バンドパス
フィルタを通過する周波数帯域毎の前記遅延時間を求め
ることを特徴とする請求項2に記載のグラフィックイコ
ライザー。 - 【請求項5】 前記遅延時間測定用音源は前記遅延時間
測定用信号としてホワイトノイズを出力し、 前記遅延時間設定手段は、前記遅延時間測定用音源から
入力される信号と前記音検出手段から入力される信号と
の誤差信号のパワーが最小となるように適応処理を行う
適応フィルタを有し、該適応フィルタのフィルタ係数に
基づいて各バンドパスフィルタを通過する周波数帯域毎
の前記遅延時間を求めることを特徴とする請求項2に記
載のグラフィックイコライザー。 - 【請求項6】 前記遅延時間測定用音源は前記遅延時間
測定用信号としてタイムストレッチドパルスを出力し、 前記遅延時間設定手段は、前記音検出手段から入力され
る信号に、前記タイムストレッチドパルスを時間軸上で
反転した信号を畳み込み演算し、その畳み込み演算結果
が最大となる時間を算出することにより、各バンドパス
フィルタを通過する周波数帯域毎の前記遅延時間を求め
ることを特徴とする請求項2に記載のグラフィックイコ
ライザー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14906398A JPH11340764A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | グラフィックイコライザー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14906398A JPH11340764A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | グラフィックイコライザー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11340764A true JPH11340764A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15466870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14906398A Pending JPH11340764A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | グラフィックイコライザー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11340764A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004054319A1 (ja) * | 2002-12-09 | 2004-06-24 | Toa Corporation | スピーカとマイクロホン間の音波伝搬時間測定方法およびその装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6468109A (en) * | 1987-09-09 | 1989-03-14 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Sound quality adjusting device |
| JPH06180591A (ja) * | 1992-12-11 | 1994-06-28 | Clarion Co Ltd | 再生信号における遅延時間自動補正装置 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14906398A patent/JPH11340764A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6468109A (en) * | 1987-09-09 | 1989-03-14 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Sound quality adjusting device |
| JPH06180591A (ja) * | 1992-12-11 | 1994-06-28 | Clarion Co Ltd | 再生信号における遅延時間自動補正装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004054319A1 (ja) * | 2002-12-09 | 2004-06-24 | Toa Corporation | スピーカとマイクロホン間の音波伝搬時間測定方法およびその装置 |
| US7260227B2 (en) | 2002-12-09 | 2007-08-21 | Etani Electronics Co., Ltd. | Method and device for measuring sound wave propagation time between loudspeaker and microphone |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040610 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050621 |