JPH11341497A - 画像符号化復号化装置及び、画像符号化復号化方法 - Google Patents
画像符号化復号化装置及び、画像符号化復号化方法Info
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- JPH11341497A JPH11341497A JP10148988A JP14898898A JPH11341497A JP H11341497 A JPH11341497 A JP H11341497A JP 10148988 A JP10148988 A JP 10148988A JP 14898898 A JP14898898 A JP 14898898A JP H11341497 A JPH11341497 A JP H11341497A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ランダムアクセスが可能で、符号系列に伝送
誤りが生じても復号化を再開することができ、また演算
量を減少させることができる画像符号化複号化装置及び
画像符号化複号化方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 フレーム内符号化とフレーム間符号化を
選択する選択部103と、情報源系列の各シンボルに対
する確率テーブルを有する確率テーブル部111と、確
率テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系
列を生成する算術符号化部112と、シンボルの出現頻
度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新部11
0と、選択部でフレーム内符号化が選択された際に確率
テーブルを初期化する初期化部108と、を有する。
誤りが生じても復号化を再開することができ、また演算
量を減少させることができる画像符号化複号化装置及び
画像符号化複号化方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 フレーム内符号化とフレーム間符号化を
選択する選択部103と、情報源系列の各シンボルに対
する確率テーブルを有する確率テーブル部111と、確
率テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系
列を生成する算術符号化部112と、シンボルの出現頻
度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新部11
0と、選択部でフレーム内符号化が選択された際に確率
テーブルを初期化する初期化部108と、を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を圧縮符号化
する画像符号化装置、画像を伸長復号化する画像復号化
装置、画像を圧縮符号化するための画像符号化方法、画
像を伸長復号化するための画像復号化方法および画像符
号化方法、画像復号化方法を記録するための記録媒体に
関する。
する画像符号化装置、画像を伸長復号化する画像復号化
装置、画像を圧縮符号化するための画像符号化方法、画
像を伸長復号化するための画像復号化方法および画像符
号化方法、画像復号化方法を記録するための記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、動画像符号化の情報源符号化
として、ハフマン符号化または算術符号化が使われてき
た。ここで、従来の動画像符号化の例として、ISO/
IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)の蓄積メ
ディア用動画像符号化標準であるMPEG1(Moving P
icture Experts Group 1)について図を用いて説明す
る。
として、ハフマン符号化または算術符号化が使われてき
た。ここで、従来の動画像符号化の例として、ISO/
IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)の蓄積メ
ディア用動画像符号化標準であるMPEG1(Moving P
icture Experts Group 1)について図を用いて説明す
る。
【0003】MPEG1では、入力画像を、その入力画
像内の冗長度を用いて圧縮、符号化するフレーム内符号
化、もしくは入力画像内の冗長度および入力画像と参照
画像との相関を用いて圧縮、符号化するフレーム間符号
化の何れかを用いて符号化する。また、フレーム間符号
化としては、過去の画像との相関を用いる順方向予測符
号化と、過去および未来の画像との相関を用いる双方向
予測符号化がある。以下、フレーム内符号化によって符
号化された画像をIピクチャ、順方向予測符号化によっ
て符号化された画像をPピクチャ、双方向予測符号化に
よって符号化された画像をBピクチャと呼ぶ。
像内の冗長度を用いて圧縮、符号化するフレーム内符号
化、もしくは入力画像内の冗長度および入力画像と参照
画像との相関を用いて圧縮、符号化するフレーム間符号
化の何れかを用いて符号化する。また、フレーム間符号
化としては、過去の画像との相関を用いる順方向予測符
号化と、過去および未来の画像との相関を用いる双方向
予測符号化がある。以下、フレーム内符号化によって符
号化された画像をIピクチャ、順方向予測符号化によっ
て符号化された画像をPピクチャ、双方向予測符号化に
よって符号化された画像をBピクチャと呼ぶ。
【0004】図9は動画像符号化装置への入力画像と予
測符号化の説明図であり、I、P、Bピクチャの予測の
方向を示す。図9において、901〜911は入力画
像、912は符号系列、913〜923は再構成画像で
ある。以下、「画像」は「動画像」を意味するものとす
る。
測符号化の説明図であり、I、P、Bピクチャの予測の
方向を示す。図9において、901〜911は入力画
像、912は符号系列、913〜923は再構成画像で
ある。以下、「画像」は「動画像」を意味するものとす
る。
【0005】図8(a)はMPEG1の画像符号化装置
を示すブロック図であり、図8(b)はMPEG1の画
像復号化装置を示すブロック図である。図8において、
801は入力画像、802は減算部、803、822は
選択部、804はブロック分割部、805はDCT部、
806は量子化部、807は情報源符号化部、808は
出力符号化系列、809、819は逆量子化部、81
0、820は逆DCT部、811、821は加算部、8
12、824はフレームメモリ、813、825は動き
補償部、814は動きベクトル検出部、815、827
は動きベクトル情報、816、826は参照画像、81
7は入力符号化系列、818は情報源復号化部、823
は再構成画像である。
を示すブロック図であり、図8(b)はMPEG1の画
像復号化装置を示すブロック図である。図8において、
801は入力画像、802は減算部、803、822は
選択部、804はブロック分割部、805はDCT部、
806は量子化部、807は情報源符号化部、808は
出力符号化系列、809、819は逆量子化部、81
0、820は逆DCT部、811、821は加算部、8
12、824はフレームメモリ、813、825は動き
補償部、814は動きベクトル検出部、815、827
は動きベクトル情報、816、826は参照画像、81
7は入力符号化系列、818は情報源復号化部、823
は再構成画像である。
【0006】このように構成された画像符号化装置およ
び画像復号化装置について、その動作等を説明する。
び画像復号化装置について、その動作等を説明する。
【0007】図8(a)の画像符号化装置側では、選択
部803は、入力画像801に対して、まずIピクチ
ャ、Pピクチャ、Bピクチャの選択を行う。Iピクチャ
として符号化(フレーム内符号化)する場合、入力画像
801はブロック分割部804でブロックに分割され、
DCT部805において各ブロック毎に離散コサイン変
換(以下DCTと呼ぶ)が行われ、量子化部806で量
子化が行われる。情報源符号化部807は、フレーム内
符号化では、量子化した結果を情報源として情報源符号
化を行う。また、量子化されたデータは、逆量子化部8
09、逆DCT部810において逆量子化、逆DCTさ
れ、再構成画像に変換され、フレームメモリ812に蓄
積される。
部803は、入力画像801に対して、まずIピクチ
ャ、Pピクチャ、Bピクチャの選択を行う。Iピクチャ
として符号化(フレーム内符号化)する場合、入力画像
801はブロック分割部804でブロックに分割され、
DCT部805において各ブロック毎に離散コサイン変
換(以下DCTと呼ぶ)が行われ、量子化部806で量
子化が行われる。情報源符号化部807は、フレーム内
符号化では、量子化した結果を情報源として情報源符号
化を行う。また、量子化されたデータは、逆量子化部8
09、逆DCT部810において逆量子化、逆DCTさ
れ、再構成画像に変換され、フレームメモリ812に蓄
積される。
【0008】PピクチャまたはBピクチャ(フレーム間
符号化)が選択された場合、まず、フレームメモリ81
2に蓄積された画像に対する入力画像801の動きを検
出する動きベクトル検出部814によって、動きベクト
ル情報815が求められる。
符号化)が選択された場合、まず、フレームメモリ81
2に蓄積された画像に対する入力画像801の動きを検
出する動きベクトル検出部814によって、動きベクト
ル情報815が求められる。
【0009】動き補償部813では、求めた動きベクト
ル情報815に応じてフレームメモリ812内の画像を
変形し、参照画像816が作られる。その後、入力画像
801に対し参照画像816との残差を減算部802で
求め、その残差をブロック分割部804でブロックに分
割し、各ブロック毎にDCT805、量子化806を行
う。Pピクチャの場合には、量子化されたデータを逆量
子化、逆DCTすることにより残差を再構成し、加算部
811における参照画像816との加算の結果を再構成
画像としてフレームメモリ812に蓄積する。フレーム
間符号化では、情報源符号化部807は、動きベクトル
情報815と量子化した結果を情報源として情報源符号
化を行う。また、I、P、Bピクチャいずれの場合も、
符号化の方法等の情報が情報源符号化される。
ル情報815に応じてフレームメモリ812内の画像を
変形し、参照画像816が作られる。その後、入力画像
801に対し参照画像816との残差を減算部802で
求め、その残差をブロック分割部804でブロックに分
割し、各ブロック毎にDCT805、量子化806を行
う。Pピクチャの場合には、量子化されたデータを逆量
子化、逆DCTすることにより残差を再構成し、加算部
811における参照画像816との加算の結果を再構成
画像としてフレームメモリ812に蓄積する。フレーム
間符号化では、情報源符号化部807は、動きベクトル
情報815と量子化した結果を情報源として情報源符号
化を行う。また、I、P、Bピクチャいずれの場合も、
符号化の方法等の情報が情報源符号化される。
【0010】MPEG1で情報源符号化として用いられ
るのはハフマン符号化である。ハフマン符号化では、情
報源系列の各シンボルに対し、可変長の符号語を割り当
て、各シンボル毎に符号化していく。各シンボルに対す
る符号語の割り当ては、平均的画像において平均符号長
が最小になるよう設計されている。
るのはハフマン符号化である。ハフマン符号化では、情
報源系列の各シンボルに対し、可変長の符号語を割り当
て、各シンボル毎に符号化していく。各シンボルに対す
る符号語の割り当ては、平均的画像において平均符号長
が最小になるよう設計されている。
【0011】一方、図8(b)の画像復号化装置側で
は、情報源復号化部818で符号系列817を情報源復
号化し、符号化方法等の情報、量子化データ、動き補償
データが復元される。符号化方法情報には、I、P、B
ピクチャの何れで復号化するかの情報も含まれ、それぞ
れのピクチャに応じた復号化が行われる。Iピクチャの
場合、量子化データを逆量子化部819で逆量子化し、
逆DCT部820で逆DCTして再構成画像823を復
元する。また、再構成画像823は、フレームメモリ8
24へ蓄積される。P、Bピクチャの場合、動き補償部
825は、フレームメモリ824内の再構成画像を動き
ベクトル情報827で動き補償し、参照画像826とす
る。更に量子化データを逆量子化、逆DCTして残差成
分を求め、加算部821で参照画像826と加算するこ
とで、再構成画像823を復元する。Pピクチャの場
合、再構成画像823は、フレームメモリ824へ蓄積
される。
は、情報源復号化部818で符号系列817を情報源復
号化し、符号化方法等の情報、量子化データ、動き補償
データが復元される。符号化方法情報には、I、P、B
ピクチャの何れで復号化するかの情報も含まれ、それぞ
れのピクチャに応じた復号化が行われる。Iピクチャの
場合、量子化データを逆量子化部819で逆量子化し、
逆DCT部820で逆DCTして再構成画像823を復
元する。また、再構成画像823は、フレームメモリ8
24へ蓄積される。P、Bピクチャの場合、動き補償部
825は、フレームメモリ824内の再構成画像を動き
ベクトル情報827で動き補償し、参照画像826とす
る。更に量子化データを逆量子化、逆DCTして残差成
分を求め、加算部821で参照画像826と加算するこ
とで、再構成画像823を復元する。Pピクチャの場
合、再構成画像823は、フレームメモリ824へ蓄積
される。
【0012】図9に示す動画像を符号化する場合、まず
最初の入力画像901がIピクチャとして符号化された
後、4枚目の入力画像904が最初の入力画像901の
再構成画像913を用いてPピクチャで符号化され、
2、3枚目の画像が再構成画像913と916を用いて
Bピクチャで符号化される。この後、P、Bピクチャで
の符号化が繰り返される。P、Bピクチャは、他の画像
に対し依存関係があり、その画像の符号系列だけでは復
号化できない。これに対し、Iピクチャは、その画像に
対する符号系列のみで復号化できる。そこで、I、B、
B、P、B、B、P・・・、P、B、Bという画像の集
まりをGOPと呼び、GOP内の画像数を制限し、画像
をGOPの集まりとすることで、GOP単位のランダム
アクセス機能を実現できる。このGOPは、放送用途で
の画像符号系列に対するアクセス開始ポイント、伝送誤
りにより復号化不能となった符号系列に対する復号再開
ポイントとしても利用できる。また、Bピクチャを用い
て参照画像を作ることはない。つまりBピクチャに対し
て依存関係を持った画像はないため、Bピクチャの再構
成を怠っても、別の画像の復号化に影響をおよぼすこと
はない。
最初の入力画像901がIピクチャとして符号化された
後、4枚目の入力画像904が最初の入力画像901の
再構成画像913を用いてPピクチャで符号化され、
2、3枚目の画像が再構成画像913と916を用いて
Bピクチャで符号化される。この後、P、Bピクチャで
の符号化が繰り返される。P、Bピクチャは、他の画像
に対し依存関係があり、その画像の符号系列だけでは復
号化できない。これに対し、Iピクチャは、その画像に
対する符号系列のみで復号化できる。そこで、I、B、
B、P、B、B、P・・・、P、B、Bという画像の集
まりをGOPと呼び、GOP内の画像数を制限し、画像
をGOPの集まりとすることで、GOP単位のランダム
アクセス機能を実現できる。このGOPは、放送用途で
の画像符号系列に対するアクセス開始ポイント、伝送誤
りにより復号化不能となった符号系列に対する復号再開
ポイントとしても利用できる。また、Bピクチャを用い
て参照画像を作ることはない。つまりBピクチャに対し
て依存関係を持った画像はないため、Bピクチャの再構
成を怠っても、別の画像の復号化に影響をおよぼすこと
はない。
【0013】情報源符号化として算術符号化を用いる
と、ハフマン符号化に比べ、符号化効率の向上が図れ
る。(表1)を用いて、長さ3の情報源系列の算術符号
化の一例を説明する。
と、ハフマン符号化に比べ、符号化効率の向上が図れ
る。(表1)を用いて、長さ3の情報源系列の算術符号
化の一例を説明する。
【0014】
【表1】
【0015】シンボル0、1の生起確率が0.7、0.
3であると、(表1)の各系列Aiに対する生起確率は
(表1)のP(Ai)のように求まる。i番目の系列A
iに対し、0番目の系列A0からi−1番目の系列Ai
−1までの生起確率の和を累積確率と呼び、(表1)中
のC(Ai)となる。ここで、情報源系列Aiと、その
累積確率C(Ai)とは1対1に対応する。したがっ
て、C(Ai)がわかれば、Aiを復元できる。C(A
i)を2進数表示すると(表1)中のC(Ai)2とな
り、この2進数表示のうち、互いを区別するのに必要な
部分CiをAiに対する符号語とする。
3であると、(表1)の各系列Aiに対する生起確率は
(表1)のP(Ai)のように求まる。i番目の系列A
iに対し、0番目の系列A0からi−1番目の系列Ai
−1までの生起確率の和を累積確率と呼び、(表1)中
のC(Ai)となる。ここで、情報源系列Aiと、その
累積確率C(Ai)とは1対1に対応する。したがっ
て、C(Ai)がわかれば、Aiを復元できる。C(A
i)を2進数表示すると(表1)中のC(Ai)2とな
り、この2進数表示のうち、互いを区別するのに必要な
部分CiをAiに対する符号語とする。
【0016】上記はシンボル数2の場合であったが、シ
ンボル数3以上の場合も各シンボルに対する生起確率を
あらかじめ求めておくことで同様に符号化できる。算術
符号化では、系列の長さが大きくなるに従い、符号化効
率が理論限界に近づいていくことが知られている。実際
に無限長の系列を扱うには、無限精度の小数点演算を行
う必要があるため、現実的ではない。現状の算術符号化
部では、小数点演算の有限桁数を一定桁数に制限するこ
とで、無限精度の演算を避ける。国際電気通信連合規格
(ITU−T H.263)の動画像符号化方式では、
情報源符号化として算術符号化をハフマン符号化の代わ
りに選択できる。
ンボル数3以上の場合も各シンボルに対する生起確率を
あらかじめ求めておくことで同様に符号化できる。算術
符号化では、系列の長さが大きくなるに従い、符号化効
率が理論限界に近づいていくことが知られている。実際
に無限長の系列を扱うには、無限精度の小数点演算を行
う必要があるため、現実的ではない。現状の算術符号化
部では、小数点演算の有限桁数を一定桁数に制限するこ
とで、無限精度の演算を避ける。国際電気通信連合規格
(ITU−T H.263)の動画像符号化方式では、
情報源符号化として算術符号化をハフマン符号化の代わ
りに選択できる。
【0017】H.263では、1枚の画像の始め、終わ
り、画像内ブロックの固まり(GOB)の始めを、連続
する16個の0を含む固定長符号で符号化する。算術符
号化部は、0が16個以上続く符号系列が発生しないよ
う設計される。例えば、算術符号化の結果、0が15個
以上連続して発生した場合、強制的に1を符号中に挿入
し、算術復号化部では、15個の0の次に1が現れた場
合、この1を無視して復号化する。こうすることで、算
術復号化の結果に16個の連続した0は発生しなくな
り、16個の連続した0を含む符号語は、符号系列中で
唯一のパターンを持つことになる。このような符号系列
中で唯一のパターンを持つ符号語を瞬時復号可能な符号
語と呼ぶことにする。この瞬時復号可能な符号語を、画
像の始め、終わり、GOBの始めを示す符号として割り
当て、算術符号化部外でこれらを検出することにより、
伝送誤りによって復号不可能となった符号系列の復号開
始ポイントを知ることができる。
り、画像内ブロックの固まり(GOB)の始めを、連続
する16個の0を含む固定長符号で符号化する。算術符
号化部は、0が16個以上続く符号系列が発生しないよ
う設計される。例えば、算術符号化の結果、0が15個
以上連続して発生した場合、強制的に1を符号中に挿入
し、算術復号化部では、15個の0の次に1が現れた場
合、この1を無視して復号化する。こうすることで、算
術復号化の結果に16個の連続した0は発生しなくな
り、16個の連続した0を含む符号語は、符号系列中で
唯一のパターンを持つことになる。このような符号系列
中で唯一のパターンを持つ符号語を瞬時復号可能な符号
語と呼ぶことにする。この瞬時復号可能な符号語を、画
像の始め、終わり、GOBの始めを示す符号として割り
当て、算術符号化部外でこれらを検出することにより、
伝送誤りによって復号不可能となった符号系列の復号開
始ポイントを知ることができる。
【0018】算術符号化は、情報源から発生するシンボ
ルの生起確率があらかじめわかっており、情報源によっ
てこの確率は変化しないという仮定に基づいている。情
報源から発生する各シンボルに対する生起確率または累
積確率を収めたテーブルを確率テーブルと呼ぶことにす
る。確率テーブルは、実験データ等をもとに作られたも
のであるが、実際の画像における各シンボルの生起確率
は、画像により異なる。確率テーブルには、一般的な画
像に対する各シンボルの生起確率が収められているとい
うことができる。もし、符号化対象の画像の性質が、こ
の一般的画像と大きく異なっていると、符号化効率は悪
くなる。ハフマン符号化におけるハフマンテーブルにつ
いても同様のことが言える。
ルの生起確率があらかじめわかっており、情報源によっ
てこの確率は変化しないという仮定に基づいている。情
報源から発生する各シンボルに対する生起確率または累
積確率を収めたテーブルを確率テーブルと呼ぶことにす
る。確率テーブルは、実験データ等をもとに作られたも
のであるが、実際の画像における各シンボルの生起確率
は、画像により異なる。確率テーブルには、一般的な画
像に対する各シンボルの生起確率が収められているとい
うことができる。もし、符号化対象の画像の性質が、こ
の一般的画像と大きく異なっていると、符号化効率は悪
くなる。ハフマン符号化におけるハフマンテーブルにつ
いても同様のことが言える。
【0019】適応算術符号化は、算術符号化で用いる確
率テーブルを、実際に発生したシンボルの生起確率に応
じて動的に更新することにより、さらに符号化効率を高
めることのできる符号化であり、静止画の圧縮などに利
用されている。
率テーブルを、実際に発生したシンボルの生起確率に応
じて動的に更新することにより、さらに符号化効率を高
めることのできる符号化であり、静止画の圧縮などに利
用されている。
【0020】図10(a)〜(e)は各状態におけるヒ
ストグラムを示すヒストグラム図である。この図10を
用いて、適応算術符号化における確率テーブルの更新の
一例を説明する。画像符号化装置側、画像復号化装置側
の算術符号化部、算術復号化部は、各シンボルの発生頻
度を示すヒストグラムを持ち、符号化、復号化開始時点
で図10(a)、(表2)のようなあらかじめ定められ
た初期状態にある。
ストグラムを示すヒストグラム図である。この図10を
用いて、適応算術符号化における確率テーブルの更新の
一例を説明する。画像符号化装置側、画像復号化装置側
の算術符号化部、算術復号化部は、各シンボルの発生頻
度を示すヒストグラムを持ち、符号化、復号化開始時点
で図10(a)、(表2)のようなあらかじめ定められ
た初期状態にある。
【0021】
【表2】
【0022】また、初期状態における各シンボルの生起
確率を計算し、確率テーブルを作成しておく。図10
(a)における生起確率はP(0)=30/(30+7
0)=0.3、P(1)=70/(30+70)=0.
7である。まず、シンボル0が発生すると、画像符号化
装置では初期状態の確率テーブルを使い、上記の算術符
号化の方法で、シンボル0を符号化する。その後、図1
0(b)に示すように、シンボル0のヒストグラムを1
増やし、シンボル0、1の生起確率を計算し直す。図1
0(b)における生起確率はP(0)=31/(31+
70)=0.3069…、P(1)=70/(31+7
0)=0.6930…である。この新しい生起確率をも
とに確率テーブルが更新される。これを(表3)に示
す。
確率を計算し、確率テーブルを作成しておく。図10
(a)における生起確率はP(0)=30/(30+7
0)=0.3、P(1)=70/(30+70)=0.
7である。まず、シンボル0が発生すると、画像符号化
装置では初期状態の確率テーブルを使い、上記の算術符
号化の方法で、シンボル0を符号化する。その後、図1
0(b)に示すように、シンボル0のヒストグラムを1
増やし、シンボル0、1の生起確率を計算し直す。図1
0(b)における生起確率はP(0)=31/(31+
70)=0.3069…、P(1)=70/(31+7
0)=0.6930…である。この新しい生起確率をも
とに確率テーブルが更新される。これを(表3)に示
す。
【0023】
【表3】
【0024】図10(c)はシンボル1発生後のヒスト
グラムを示す。図10(c)における生起確率はP
(0)=31/(31+71)=0.3039…、P
(1)=71/(31+71)=0.6960…であ
る。この新しい生起確率をもとに確率テーブルが更新さ
れる。これを(表4)に示す。
グラムを示す。図10(c)における生起確率はP
(0)=31/(31+71)=0.3039…、P
(1)=71/(31+71)=0.6960…であ
る。この新しい生起確率をもとに確率テーブルが更新さ
れる。これを(表4)に示す。
【0025】
【表4】
【0026】このように、シンボルの発生のたびに、ヒ
ストグラム、生起確率、確率テーブルの更新が行われ
る。画像復号化装置側でも、初期状態の確率テーブルを
用いて始めのシンボルを復号化した後、復号化されたシ
ンボルに応じて、画像符号化装置と同様の確率テーブル
の更新が行われる。
ストグラム、生起確率、確率テーブルの更新が行われ
る。画像復号化装置側でも、初期状態の確率テーブルを
用いて始めのシンボルを復号化した後、復号化されたシ
ンボルに応じて、画像符号化装置と同様の確率テーブル
の更新が行われる。
【0027】図10(d)のヒストグラム値を半分にし
たものを図10(e)に示す。図10(d)、(e)に
示すように、ヒストグラムがある定値に達した場合、す
べてのヒストグラムの大きさを半分にすることで、ヒス
トグラムの大きさが常に計算可能な範囲に収まるように
している。図10(d)、(e)における生起確率はP
(0)=430/(430+1024)=0.2957
…、P(1)=1024/(430+1024)=0.
7042…、P(0)=215/(215+512)=
0.2957…、P(1)=512/(215+51
2)=0.7042…である。
たものを図10(e)に示す。図10(d)、(e)に
示すように、ヒストグラムがある定値に達した場合、す
べてのヒストグラムの大きさを半分にすることで、ヒス
トグラムの大きさが常に計算可能な範囲に収まるように
している。図10(d)、(e)における生起確率はP
(0)=430/(430+1024)=0.2957
…、P(1)=1024/(430+1024)=0.
7042…、P(0)=215/(215+512)=
0.2957…、P(1)=512/(215+51
2)=0.7042…である。
【0028】このように、適応算術符号化では、実際の
シンボルの発生頻度に応じた確率テーブルが常に用意さ
れるため、高い符号化効率を達成することが可能とな
る。
シンボルの発生頻度に応じた確率テーブルが常に用意さ
れるため、高い符号化効率を達成することが可能とな
る。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像符号化装置、画像復号化装置では、画像符号化に適
応算術符号化を用いた場合、符号化開始時点から、画像
符号化装置、画像復号化装置双方で同期して確率テーブ
ルを更新しなければならないため、蓄積された符号系列
に対しては、符号化開始時点以外からの復号化開始、つ
まりランダムアクセスができない。また、放送された符
号系列に対しても、系列の途中から復号化することがで
きないほか、無線伝送等で符号系列に伝送誤りが生じた
場合、復号化を再開できないという課題を有していた。
また、確率テーブルの更新には、多くの演算量が必要で
あるという課題も有していた。
画像符号化装置、画像復号化装置では、画像符号化に適
応算術符号化を用いた場合、符号化開始時点から、画像
符号化装置、画像復号化装置双方で同期して確率テーブ
ルを更新しなければならないため、蓄積された符号系列
に対しては、符号化開始時点以外からの復号化開始、つ
まりランダムアクセスができない。また、放送された符
号系列に対しても、系列の途中から復号化することがで
きないほか、無線伝送等で符号系列に伝送誤りが生じた
場合、復号化を再開できないという課題を有していた。
また、確率テーブルの更新には、多くの演算量が必要で
あるという課題も有していた。
【0030】この画像符号化装置、画像復号化装置、画
像符号化方法、画像復号化方法および記録媒体では、ラ
ンダムアクセスが可能で、符号系列に伝送誤りが生じて
も復号化を再開することができ、また演算量を減少させ
ることができることが要求されている。
像符号化方法、画像復号化方法および記録媒体では、ラ
ンダムアクセスが可能で、符号系列に伝送誤りが生じて
も復号化を再開することができ、また演算量を減少させ
ることができることが要求されている。
【0031】本発明は、ランダムアクセスが可能で、符
号系列に伝送誤りが生じても復号化を再開することがで
き、また演算量を減少させることができる画像符号化復
号化装置、および、ランダムアクセスが可能で、符号系
列に伝送誤りが生じても復号化を再開させ、また演算量
を減少させるための画像符号化復号化ならびに、ランダ
ムアクセスが可能で、符号系列に伝送誤りが生じても復
号化を再開させ、また演算量を減少させるプログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
号系列に伝送誤りが生じても復号化を再開することがで
き、また演算量を減少させることができる画像符号化復
号化装置、および、ランダムアクセスが可能で、符号系
列に伝送誤りが生じても復号化を再開させ、また演算量
を減少させるための画像符号化復号化ならびに、ランダ
ムアクセスが可能で、符号系列に伝送誤りが生じても復
号化を再開させ、また演算量を減少させるプログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の画像符号化装置は、フレーム内符号化とフレ
ーム間符号化を選択する選択部と、情報源系列の各シン
ボルに対する確率テーブルを有する確率テーブル部と、
確率テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号
系列を生成する算術符号化部と、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新部と、選択
部でフレーム内符号化が選択された際に確率テーブルを
初期化する初期化部と、を有する構成を備えている。
に本発明の画像符号化装置は、フレーム内符号化とフレ
ーム間符号化を選択する選択部と、情報源系列の各シン
ボルに対する確率テーブルを有する確率テーブル部と、
確率テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号
系列を生成する算術符号化部と、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新部と、選択
部でフレーム内符号化が選択された際に確率テーブルを
初期化する初期化部と、を有する構成を備えている。
【0033】これにより、ランダムアクセスが可能で、
符号系列に伝送誤りが生じても復号化を再開することが
できる画像符号化装置が得られる。
符号系列に伝送誤りが生じても復号化を再開することが
できる画像符号化装置が得られる。
【0034】この課題を解決するための本発明の画像復
号化装置は、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選
択する選択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率
テーブルを有する確率テーブル部と、確率テーブルに基
づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成する算
術復号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新部と、フレーム内復号化が選
択された際に確率テーブルを初期化する初期化部と、を
有する構成を備えている。これにより、ランダムアクセ
スが可能で、符号系列に伝送誤りが生じても復号化を再
開することができる画像復号化装置が得られる。
号化装置は、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選
択する選択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率
テーブルを有する確率テーブル部と、確率テーブルに基
づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成する算
術復号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新部と、フレーム内復号化が選
択された際に確率テーブルを初期化する初期化部と、を
有する構成を備えている。これにより、ランダムアクセ
スが可能で、符号系列に伝送誤りが生じても復号化を再
開することができる画像復号化装置が得られる。
【0035】この課題を解決するための本発明の画像符
号化方法は、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選
択する選択ステップと、情報源系列の各シンボルに対す
る確率テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符
号系列を生成する算術符号化ステップと、シンボルの出
現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ス
テップと、フレーム内符号化が選択された際に確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、を有する構成を備
えている。
号化方法は、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選
択する選択ステップと、情報源系列の各シンボルに対す
る確率テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符
号系列を生成する算術符号化ステップと、シンボルの出
現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ス
テップと、フレーム内符号化が選択された際に確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、を有する構成を備
えている。
【0036】これにより、ランダムアクセスが可能で、
符号系列に伝送誤りが生じても復号化を再開するための
画像符号化方法が得られる。
符号系列に伝送誤りが生じても復号化を再開するための
画像符号化方法が得られる。
【0037】この課題を解決するための本発明の画像復
号化方法は、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選
択する選択ステップと、情報源系列の各シンボルに対す
る確率テーブルに基づき符号系列を算術復号化して情報
源系列を生成する算術復号化ステップと、シンボルの出
現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ス
テップと、フレーム内復号化が選択された際に確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、を有する構成を備
えている。これにより、ランダムアクセスが可能で、符
号系列に伝送誤りが生じても復号化を再開するための画
像符号化方法が得られる。
号化方法は、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選
択する選択ステップと、情報源系列の各シンボルに対す
る確率テーブルに基づき符号系列を算術復号化して情報
源系列を生成する算術復号化ステップと、シンボルの出
現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ス
テップと、フレーム内復号化が選択された際に確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、を有する構成を備
えている。これにより、ランダムアクセスが可能で、符
号系列に伝送誤りが生じても復号化を再開するための画
像符号化方法が得られる。
【0038】この課題を解決するための本発明の記録媒
体は、上記画像符号化方法、画像復号化方法の各ステッ
プを実行させるためのプログラムを記録した構成を備え
ている。これにより、ランダムアクセスが可能で、符号
系列に伝送誤りが生じても復号化を再開させるプログラ
ムを記録した記録媒体が得られる。
体は、上記画像符号化方法、画像復号化方法の各ステッ
プを実行させるためのプログラムを記録した構成を備え
ている。これにより、ランダムアクセスが可能で、符号
系列に伝送誤りが生じても復号化を再開させるプログラ
ムを記録した記録媒体が得られる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の画像符
号化装置は、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選
択する選択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率
テーブルを有する確率テーブル部と、確率テーブルに基
づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成する算
術符号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新部と、選択部でフレーム内符
号化が選択された際に確率テーブルを初期化する初期化
部と、を有することとしたものであり、これにより、フ
レーム内符号化が選択された際には確率テーブルが初期
化され、所定単位でのランダムアクセス、符号系列の途
中からの復号化開始が可能になるという作用を有する。
号化装置は、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選
択する選択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率
テーブルを有する確率テーブル部と、確率テーブルに基
づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成する算
術符号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新部と、選択部でフレーム内符
号化が選択された際に確率テーブルを初期化する初期化
部と、を有することとしたものであり、これにより、フ
レーム内符号化が選択された際には確率テーブルが初期
化され、所定単位でのランダムアクセス、符号系列の途
中からの復号化開始が可能になるという作用を有する。
【0040】請求項2に記載の画像復号化装置は、フレ
ーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選択部と、
情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する
確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号系列を算
術復号化して情報源系列を生成する算術復号化部と、シ
ンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテー
ブル更新部と、選択部でフレーム内復号化が選択された
際に確率テーブルを初期化する初期化部と、を有するこ
ととしたものであり、これにより、フレーム内符号化が
選択された際には確率テーブルが初期化され、所定単位
でのランダムアクセス、符号系列の途中からの復号化開
始が可能になるという作用を有する。
ーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選択部と、
情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する
確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号系列を算
術復号化して情報源系列を生成する算術復号化部と、シ
ンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテー
ブル更新部と、選択部でフレーム内復号化が選択された
際に確率テーブルを初期化する初期化部と、を有するこ
ととしたものであり、これにより、フレーム内符号化が
選択された際には確率テーブルが初期化され、所定単位
でのランダムアクセス、符号系列の途中からの復号化開
始が可能になるという作用を有する。
【0041】請求項3に記載の画像符号化装置は、フレ
ーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選択部と、
情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する
確率テーブル部と、確率テーブルに基づき情報源系列を
算術符号化して符号系列を生成する算術符号化部と、シ
ンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテー
ブル更新部と、双方向予測画像を符号化する際に確率テ
ーブルの状態を保持する更新選択部と、を有することと
したものであり、これにより、双方向予測画像を符号化
する際には確率テーブルの状態が保持され、符号化効率
を落とすこと無く演算量が大幅に減ずるという作用を有
する。
ーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選択部と、
情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する
確率テーブル部と、確率テーブルに基づき情報源系列を
算術符号化して符号系列を生成する算術符号化部と、シ
ンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテー
ブル更新部と、双方向予測画像を符号化する際に確率テ
ーブルの状態を保持する更新選択部と、を有することと
したものであり、これにより、双方向予測画像を符号化
する際には確率テーブルの状態が保持され、符号化効率
を落とすこと無く演算量が大幅に減ずるという作用を有
する。
【0042】請求項4に記載の画像復号化装置は、フレ
ーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選択部と、
情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する
確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号系列を算
術復号化して情報源系列を生成する算術復号化部と、シ
ンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテー
ブル更新部と、双方向予測画像が選択された際に確率テ
ーブルの状態を保持する更新選択部と、を有することと
したものであり、これにより、双方向予測画像を符号化
する際には確率テーブルの状態が保持され、符号化効率
を落とすこと無く演算量が大幅に減ずるという作用を有
する。
ーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選択部と、
情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する
確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号系列を算
術復号化して情報源系列を生成する算術復号化部と、シ
ンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテー
ブル更新部と、双方向予測画像が選択された際に確率テ
ーブルの状態を保持する更新選択部と、を有することと
したものであり、これにより、双方向予測画像を符号化
する際には確率テーブルの状態が保持され、符号化効率
を落とすこと無く演算量が大幅に減ずるという作用を有
する。
【0043】請求項5に記載の画像符号化装置は、情報
源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する確率
テーブル部と、確率テーブルに基づき情報源系列を算術
符号化して符号系列を生成する算術符号化部と、シンボ
ルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル
更新部と、確率テーブルを初期化する初期化部と、確率
テーブル初期化を通知する符号語を符号系列中に挿入す
る初期化信号挿入部と、を有することとしたものであ
り、これにより、確率テーブルの初期化が符号系列中で
画像復号化装置に通知され、ランダムアクセス、符号系
列の途中からの復号化開始が可能になるという作用を有
する。
源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する確率
テーブル部と、確率テーブルに基づき情報源系列を算術
符号化して符号系列を生成する算術符号化部と、シンボ
ルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル
更新部と、確率テーブルを初期化する初期化部と、確率
テーブル初期化を通知する符号語を符号系列中に挿入す
る初期化信号挿入部と、を有することとしたものであ
り、これにより、確率テーブルの初期化が符号系列中で
画像復号化装置に通知され、ランダムアクセス、符号系
列の途中からの復号化開始が可能になるという作用を有
する。
【0044】請求項6に記載の画像符号化装置は、請求
項5に記載の画像符号化装置において、確率テーブル初
期化を通知する符号語は瞬時復号可能な符号語であるこ
ととしたものであり、これにより、より自由に確率テー
ブルが初期化されるという作用を有する。
項5に記載の画像符号化装置において、確率テーブル初
期化を通知する符号語は瞬時復号可能な符号語であるこ
ととしたものであり、これにより、より自由に確率テー
ブルが初期化されるという作用を有する。
【0045】請求項7に記載の画像復号化装置は、情報
源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する確率
テーブル部と、確率テーブルに基づき符号系列を算術復
号化して情報源系列を生成する算術復号化部と、シンボ
ルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル
更新部と、確率テーブルを初期化する初期化部と、符号
中から確率テーブル初期化を通知する符号語を検出する
初期化信号検出部と、を有することとしたものであり、
これにより、確率テーブルの初期化タイミングが符号系
列中の符号語から検出され、ランダムアクセス、符号系
列の途中からの復号化開始が可能になるという作用を有
する。
源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有する確率
テーブル部と、確率テーブルに基づき符号系列を算術復
号化して情報源系列を生成する算術復号化部と、シンボ
ルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル
更新部と、確率テーブルを初期化する初期化部と、符号
中から確率テーブル初期化を通知する符号語を検出する
初期化信号検出部と、を有することとしたものであり、
これにより、確率テーブルの初期化タイミングが符号系
列中の符号語から検出され、ランダムアクセス、符号系
列の途中からの復号化開始が可能になるという作用を有
する。
【0046】請求項8に記載の画像符号化方法は、フレ
ーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選択ステッ
プと、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに
基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成する
算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確
率テーブルを更新するテーブル更新ステップと、フレー
ム内符号化が選択された際に確率テーブルを初期化する
初期化ステップと、を有することとしたものであり、こ
れにより、フレーム内符号化が選択された際には確率テ
ーブルが初期化され、所定単位でのランダムアクセス、
符号系列の途中からの復号化開始が可能になるという作
用を有する。
ーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選択ステッ
プと、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに
基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成する
算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確
率テーブルを更新するテーブル更新ステップと、フレー
ム内符号化が選択された際に確率テーブルを初期化する
初期化ステップと、を有することとしたものであり、こ
れにより、フレーム内符号化が選択された際には確率テ
ーブルが初期化され、所定単位でのランダムアクセス、
符号系列の途中からの復号化開始が可能になるという作
用を有する。
【0047】請求項9に記載の画像復号化方法は、フレ
ーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選択ステッ
プと、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに
基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成する
算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確
率テーブルを更新するテーブル更新ステップと、フレー
ム内復号化が選択された際に確率テーブルを初期化する
初期化ステップと、を有することとしたものであり、こ
れにより、フレーム内符号化が選択された際には確率テ
ーブルが初期化され、所定単位でのランダムアクセス、
符号系列の途中からの復号化開始が可能になるという作
用を有する。
ーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選択ステッ
プと、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに
基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成する
算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確
率テーブルを更新するテーブル更新ステップと、フレー
ム内復号化が選択された際に確率テーブルを初期化する
初期化ステップと、を有することとしたものであり、こ
れにより、フレーム内符号化が選択された際には確率テ
ーブルが初期化され、所定単位でのランダムアクセス、
符号系列の途中からの復号化開始が可能になるという作
用を有する。
【0048】請求項10に記載の画像符号化方法は、フ
レーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選択ステ
ップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
に基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成す
る算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて
確率テーブルを更新するテーブル更新ステップと、双方
向予測画像を符号化する際に確率テーブルの状態を保持
する更新選択ステップと、を有することとしたものであ
り、これにより、双方向予測画像を符号化する際には確
率テーブルの状態が保持され、符号化効率を落とすこと
無く演算量が大幅に減ずるという作用を有する。
レーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選択ステ
ップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
に基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成す
る算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて
確率テーブルを更新するテーブル更新ステップと、双方
向予測画像を符号化する際に確率テーブルの状態を保持
する更新選択ステップと、を有することとしたものであ
り、これにより、双方向予測画像を符号化する際には確
率テーブルの状態が保持され、符号化効率を落とすこと
無く演算量が大幅に減ずるという作用を有する。
【0049】請求項11に記載の画像復号化方法は、フ
レーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選択ステ
ップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
に基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成す
る算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて
確率テーブルを更新するテーブル更新ステップと、双方
向予測画像が選択された際に確率テーブルの状態を保持
する更新選択ステップと、を有することとしたものであ
り、これにより、双方向予測画像を符号化する際には確
率テーブルの状態が保持され、符号化効率を落とすこと
無く演算量が大幅に減ずるという作用を有する。
レーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選択ステ
ップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
に基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成す
る算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて
確率テーブルを更新するテーブル更新ステップと、双方
向予測画像が選択された際に確率テーブルの状態を保持
する更新選択ステップと、を有することとしたものであ
り、これにより、双方向予測画像を符号化する際には確
率テーブルの状態が保持され、符号化効率を落とすこと
無く演算量が大幅に減ずるという作用を有する。
【0050】請求項12に記載の画像符号化方法は、情
報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに基づき情
報源系列を算術符号化して符号系列を生成する算術符号
化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新ステップと、確率テーブルを
初期化する初期化ステップと、確率テーブル初期化を通
知する符号語を符号系列中に挿入する初期化信号挿入ス
テップと、を有することとしたものであり、これによ
り、確率テーブルの初期化が符号系列中で画像復号化装
置に通知され、ランダムアクセス、符号系列の途中から
の復号化開始が可能になるという作用を有する。
報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに基づき情
報源系列を算術符号化して符号系列を生成する算術符号
化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新ステップと、確率テーブルを
初期化する初期化ステップと、確率テーブル初期化を通
知する符号語を符号系列中に挿入する初期化信号挿入ス
テップと、を有することとしたものであり、これによ
り、確率テーブルの初期化が符号系列中で画像復号化装
置に通知され、ランダムアクセス、符号系列の途中から
の復号化開始が可能になるという作用を有する。
【0051】請求項13に記載の画像符号化方法は、請
求項12に記載の画像符号化方法において、確率テーブ
ル初期化を通知する符号語は瞬時復号可能な符号語であ
ることとしたものであり、これにより、より自由に確率
テーブルが初期化されるという作用を有する。
求項12に記載の画像符号化方法において、確率テーブ
ル初期化を通知する符号語は瞬時復号可能な符号語であ
ることとしたものであり、これにより、より自由に確率
テーブルが初期化されるという作用を有する。
【0052】請求項14に記載の画像復号化方法は、情
報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに基づき符
号系列を算術復号化して情報源系列を生成する算術復号
化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新ステップと、確率テーブルを
初期化する初期化ステップと、符号中から確率テーブル
初期化を通知する符号語を検出する初期化信号検出ステ
ップと、を有することとしたものであり、これにより、
確率テーブルの初期化タイミングが符号系列中の符号語
から検出され、ランダムアクセス、符号系列の途中から
の復号化開始が可能になるという作用を有する。
報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに基づき符
号系列を算術復号化して情報源系列を生成する算術復号
化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新ステップと、確率テーブルを
初期化する初期化ステップと、符号中から確率テーブル
初期化を通知する符号語を検出する初期化信号検出ステ
ップと、を有することとしたものであり、これにより、
確率テーブルの初期化タイミングが符号系列中の符号語
から検出され、ランダムアクセス、符号系列の途中から
の復号化開始が可能になるという作用を有する。
【0053】請求項15に記載の記録媒体は、請求項8
乃至14のいずれか1項に記載の各ステップを実行させ
るためのプログラムを記録することとしたものであり、
これにより、請求項8乃至14の各作用を有する。
乃至14のいずれか1項に記載の各ステップを実行させ
るためのプログラムを記録することとしたものであり、
これにより、請求項8乃至14の各作用を有する。
【0054】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図7、図9を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
画像符号化装置を示すブロック図である。図1におい
て、101は入力画像、102は減算部、103は選択
部、104はブロック分割部、105はDCT部、10
6は量子化部、107は符号化方法通知信号、108は
初期化部、109は初期化命令信号、110はテーブル
更新部、111は確率テーブル部、112は算術符号化
部、113は出力符号系列、114は逆量子化部、11
5は逆DCT部、116は加算部、117はフレームメ
モリ、118は動き補償部、119は動きベクトル検出
部、120は動きベクトル情報、121は参照画像であ
る。
〜図7、図9を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
画像符号化装置を示すブロック図である。図1におい
て、101は入力画像、102は減算部、103は選択
部、104はブロック分割部、105はDCT部、10
6は量子化部、107は符号化方法通知信号、108は
初期化部、109は初期化命令信号、110はテーブル
更新部、111は確率テーブル部、112は算術符号化
部、113は出力符号系列、114は逆量子化部、11
5は逆DCT部、116は加算部、117はフレームメ
モリ、118は動き補償部、119は動きベクトル検出
部、120は動きベクトル情報、121は参照画像であ
る。
【0055】このように構成された画像符号化装置につ
いて、その機能等を説明する。図1において、減算部1
02は入力画像101と参照画像121の差分を求め、
選択部103は符号化方法、つまりフレーム内符号化
(Iピクチャ)、フレーム間符号化(P、Bピクチャ)
の選択を行う。ブロック分割部104は、入力画像10
1もしくは残差成分をブロックに分割し、DCT部10
5は分割されたデータをDCT変換し、量子化部106
はDCT後のデータを量子化する。逆量子化部114は
量子化されたデータを逆量子化し、逆DCT部115は
逆量子化データを逆DCT変換して、画像もしくは残差
の再構成を行う。加算部116は再構成された残差と参
照画像を加算して再構成画像を生成し、フレームメモリ
117は再構成画像を貯える。動きベクトル検出部11
9はフレームメモリ117内の再構成画像に対する入力
画像の動きを求め、動き補償部118は再構成画像を変
形し、参照画像を作成する。算術符号化部112は情報
源系列を算術符号化して符号系列を生成し、確率テーブ
ル部111は算術符号化に使われる確率テーブルを有す
る。テーブル更新部110は、情報源系列中のシンボル
の発生頻度に応じて確率テーブルを更新する。テーブル
更新部110と確率テーブル部111と算術符号化部1
12とで、適応算術符号化部を構成する。初期化部10
8は、符号化方法に応じて確率テーブルに初期化命令を
出力する。
いて、その機能等を説明する。図1において、減算部1
02は入力画像101と参照画像121の差分を求め、
選択部103は符号化方法、つまりフレーム内符号化
(Iピクチャ)、フレーム間符号化(P、Bピクチャ)
の選択を行う。ブロック分割部104は、入力画像10
1もしくは残差成分をブロックに分割し、DCT部10
5は分割されたデータをDCT変換し、量子化部106
はDCT後のデータを量子化する。逆量子化部114は
量子化されたデータを逆量子化し、逆DCT部115は
逆量子化データを逆DCT変換して、画像もしくは残差
の再構成を行う。加算部116は再構成された残差と参
照画像を加算して再構成画像を生成し、フレームメモリ
117は再構成画像を貯える。動きベクトル検出部11
9はフレームメモリ117内の再構成画像に対する入力
画像の動きを求め、動き補償部118は再構成画像を変
形し、参照画像を作成する。算術符号化部112は情報
源系列を算術符号化して符号系列を生成し、確率テーブ
ル部111は算術符号化に使われる確率テーブルを有す
る。テーブル更新部110は、情報源系列中のシンボル
の発生頻度に応じて確率テーブルを更新する。テーブル
更新部110と確率テーブル部111と算術符号化部1
12とで、適応算術符号化部を構成する。初期化部10
8は、符号化方法に応じて確率テーブルに初期化命令を
出力する。
【0056】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。入力画像101が入力されると、選択部103にお
いて、符号化方法が決められる。ブロック分割部10
4、DCT部105、量子化部106、逆量子化部11
4、逆DCT部115、加算部116、フレームメモリ
117、動き補償部118、動きベクトル検出部11
9、減算部102の動作は、図8(a)に示した、MP
EG1画像符号化装置と同様である。本実施の形態にお
いては、情報源符号化として、適応算術符号化を用いて
いる。つまり、情報源系列である量子化後の量子化デー
タおよび動きベクトル検出部119で検出された動きベ
クトル情報120を算術符号化部112で符号系列に変
換する。テーブル更新部110は、各シンボルの発生頻
度情報を保存し、算術符号化部112へ入力された情報
源系列に応じて、各シンボルの生起確率を計算し、確率
テーブル部111の確率テーブルを更新する。
る。入力画像101が入力されると、選択部103にお
いて、符号化方法が決められる。ブロック分割部10
4、DCT部105、量子化部106、逆量子化部11
4、逆DCT部115、加算部116、フレームメモリ
117、動き補償部118、動きベクトル検出部11
9、減算部102の動作は、図8(a)に示した、MP
EG1画像符号化装置と同様である。本実施の形態にお
いては、情報源符号化として、適応算術符号化を用いて
いる。つまり、情報源系列である量子化後の量子化デー
タおよび動きベクトル検出部119で検出された動きベ
クトル情報120を算術符号化部112で符号系列に変
換する。テーブル更新部110は、各シンボルの発生頻
度情報を保存し、算術符号化部112へ入力された情報
源系列に応じて、各シンボルの生起確率を計算し、確率
テーブル部111の確率テーブルを更新する。
【0057】選択部103で選択された符号化方法を示
す符号化方法通知信号107は、初期化部108に入力
される。初期化部108では、符号化方法がフレーム内
符号化である場合に、初期化命令信号109を確率テー
ブル部111に送り、確率テーブルを初期化する。符号
化方法がP、Bピクチャ、つまりフレーム間符号化の場
合、初期化部108は確率テーブル部111に対して命
令を出力せず、確率テーブルはテーブル更新部110に
よって更新され続ける。
す符号化方法通知信号107は、初期化部108に入力
される。初期化部108では、符号化方法がフレーム内
符号化である場合に、初期化命令信号109を確率テー
ブル部111に送り、確率テーブルを初期化する。符号
化方法がP、Bピクチャ、つまりフレーム間符号化の場
合、初期化部108は確率テーブル部111に対して命
令を出力せず、確率テーブルはテーブル更新部110に
よって更新され続ける。
【0058】これらの機能、動作により、Iピクチャを
符号化する際に確率テーブルを初期化し、次のIピクチ
ャを符号化するまで確率テーブルが更新され続ける。つ
まり、画像復号化装置では、初期化された確率テーブル
を準備しておけば、任意のIピクチャから復号化を始め
ることができる。図9のような画像を、本実施の形態で
符号化した場合、入力画像901から909、つまりG
OP単位でのランダムアクセス、復号化の再開が可能と
なる。
符号化する際に確率テーブルを初期化し、次のIピクチ
ャを符号化するまで確率テーブルが更新され続ける。つ
まり、画像復号化装置では、初期化された確率テーブル
を準備しておけば、任意のIピクチャから復号化を始め
ることができる。図9のような画像を、本実施の形態で
符号化した場合、入力画像901から909、つまりG
OP単位でのランダムアクセス、復号化の再開が可能と
なる。
【0059】以上のように本実施の形態によれば、画像
符号化装置の情報源符号化として適応算術符号化を利用
し、定期的に確率テーブルの初期化を行うことにより、
ランダムアクセス、符号系列の途中からの復号開始を行
うことができる。
符号化装置の情報源符号化として適応算術符号化を利用
し、定期的に確率テーブルの初期化を行うことにより、
ランダムアクセス、符号系列の途中からの復号開始を行
うことができる。
【0060】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2による画像復号化装置を示すブロック図である。
図2において、201は入力符号系列、202は算術復
号化部、203はテーブル更新部、204は確率テーブ
ル部、205は初期化命令信号、206は初期化部、2
07は復号化方法通知信号、208は逆量子化部、20
9は逆DCT部、210は加算部、211は選択部、2
12は再構成画像、213はフレームメモリ、214は
動き補償部、215は動きベクトル情報、216は参照
画像である。
形態2による画像復号化装置を示すブロック図である。
図2において、201は入力符号系列、202は算術復
号化部、203はテーブル更新部、204は確率テーブ
ル部、205は初期化命令信号、206は初期化部、2
07は復号化方法通知信号、208は逆量子化部、20
9は逆DCT部、210は加算部、211は選択部、2
12は再構成画像、213はフレームメモリ、214は
動き補償部、215は動きベクトル情報、216は参照
画像である。
【0061】このように構成された画像復号化装置につ
いて、その機能等を説明する。図2において、算術復号
化部202は入力符号系列201を算術復号化して情報
源系列を生成し、確率テーブル部204は算術復号化に
使われる確率テーブルを有する。テーブル更新部203
は生成された情報源系列中のシンボルの発生頻度に応じ
て確率テーブルを更新する。テーブル更新部203と確
率テーブル部204と算術復号化部202とで、適応算
術復号化部を構成する。初期化部206は符号化方法に
応じて確率テーブル部204に初期化命令信号205を
出力する。逆量子化部208は量子化されたデータを逆
量子化し、逆DCT部209は逆量子化データを逆DC
T変換し、画像もしくは残差の再構成を行う。加算部2
10は再構成された残差と参照画像を加算して再構成画
像を生成し、フレームメモリ213は再構成画像を貯え
る。選択部211は復号された復号化方法情報から、フ
レーム内復号化(Iピクチャ)、フレーム間復号化
(P、Bピクチャ)の選択を行う。動き補償部214
は、再構成画像を動きベクトル情報を用いて変形し、参
照画像を作成する。
いて、その機能等を説明する。図2において、算術復号
化部202は入力符号系列201を算術復号化して情報
源系列を生成し、確率テーブル部204は算術復号化に
使われる確率テーブルを有する。テーブル更新部203
は生成された情報源系列中のシンボルの発生頻度に応じ
て確率テーブルを更新する。テーブル更新部203と確
率テーブル部204と算術復号化部202とで、適応算
術復号化部を構成する。初期化部206は符号化方法に
応じて確率テーブル部204に初期化命令信号205を
出力する。逆量子化部208は量子化されたデータを逆
量子化し、逆DCT部209は逆量子化データを逆DC
T変換し、画像もしくは残差の再構成を行う。加算部2
10は再構成された残差と参照画像を加算して再構成画
像を生成し、フレームメモリ213は再構成画像を貯え
る。選択部211は復号された復号化方法情報から、フ
レーム内復号化(Iピクチャ)、フレーム間復号化
(P、Bピクチャ)の選択を行う。動き補償部214
は、再構成画像を動きベクトル情報を用いて変形し、参
照画像を作成する。
【0062】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。入力符号系列201が入力されると、算術復号化部
202によって量子化データ、動きベクトル情報、符号
化方法情報が復元される。逆量子化部208、逆DCT
部209、加算部210、フレームメモリ213、動き
補償部214の動作は、図8(b)に示したMPEG1
画像復号化装置と同様である。本実施の形態において
は、情報源復号化として、適応算術復号化を用いてい
る。つまり、入力符号系列201を算術復号化部202
で情報源系列である量子化データおよび動きベクトル情
報215に変換する。テーブル更新部203は、復元さ
れた情報源系列内の各シンボルの発生頻度情報を保存
し、各シンボルの生起確率を計算し、確率テーブル部2
04の確率テーブルを更新する。
る。入力符号系列201が入力されると、算術復号化部
202によって量子化データ、動きベクトル情報、符号
化方法情報が復元される。逆量子化部208、逆DCT
部209、加算部210、フレームメモリ213、動き
補償部214の動作は、図8(b)に示したMPEG1
画像復号化装置と同様である。本実施の形態において
は、情報源復号化として、適応算術復号化を用いてい
る。つまり、入力符号系列201を算術復号化部202
で情報源系列である量子化データおよび動きベクトル情
報215に変換する。テーブル更新部203は、復元さ
れた情報源系列内の各シンボルの発生頻度情報を保存
し、各シンボルの生起確率を計算し、確率テーブル部2
04の確率テーブルを更新する。
【0063】選択部211で選択された復号化方法通知
信号207は初期化部206に入力される。初期化部2
06では、復号化方法がフレーム内復号化である場合
に、初期化命令信号205を確率テーブル部204に送
り、確率テーブルを初期化する。復号化方法がP、Bピ
クチャ、つまりフレーム間復号化の場合、初期化部20
6は確率テーブル部204に対し命令を出力せず、確率
テーブルはテーブル更新部203によって更新され続け
る。
信号207は初期化部206に入力される。初期化部2
06では、復号化方法がフレーム内復号化である場合
に、初期化命令信号205を確率テーブル部204に送
り、確率テーブルを初期化する。復号化方法がP、Bピ
クチャ、つまりフレーム間復号化の場合、初期化部20
6は確率テーブル部204に対し命令を出力せず、確率
テーブルはテーブル更新部203によって更新され続け
る。
【0064】これらの機能、動作により、Iピクチャを
復号化する際に確率テーブルを初期化し、次のIピクチ
ャを復号化するまで確率テーブルが更新され続ける。実
施の形態1による画像符号化装置によって生成された符
号系列を復号する際、初期化された確率テーブルを準備
しておけば、任意のIピクチャから復号化を始めること
ができる。図9のような画像を、本実施の形態で復号化
した場合、入力画像901から909、つまりGOP単
位でのランダムアクセス、復号化の再開が可能となる。
復号化する際に確率テーブルを初期化し、次のIピクチ
ャを復号化するまで確率テーブルが更新され続ける。実
施の形態1による画像符号化装置によって生成された符
号系列を復号する際、初期化された確率テーブルを準備
しておけば、任意のIピクチャから復号化を始めること
ができる。図9のような画像を、本実施の形態で復号化
した場合、入力画像901から909、つまりGOP単
位でのランダムアクセス、復号化の再開が可能となる。
【0065】以上のように本実施の形態によれば、従来
の動画動復号化装置の情報源復号化に適応算術復号化を
利用し、定期的に確率テーブルの初期化を行うことによ
り、ランダムアクセス、符号系列の途中からの復号開始
を行うことができる。
の動画動復号化装置の情報源復号化に適応算術復号化を
利用し、定期的に確率テーブルの初期化を行うことによ
り、ランダムアクセス、符号系列の途中からの復号開始
を行うことができる。
【0066】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3による画像符号化装置を示すブロック図である。図
3において、301は入力画像、302は減算部、30
3は選択部、304はブロック分割部、305はDCT
部、306は量子化部、307は符号化方法通知信号、
308は更新選択部、309はテーブル更新部、310
は確率テーブル部、311は算術符号化部、312は出
力符号系列、313は逆量子化部、314は逆DCT
部、315は加算部、316はフレームメモリ、317
は動き補償部、318は動きベクトル検出部、319は
動きベクトル情報、320は参照画像である。
態3による画像符号化装置を示すブロック図である。図
3において、301は入力画像、302は減算部、30
3は選択部、304はブロック分割部、305はDCT
部、306は量子化部、307は符号化方法通知信号、
308は更新選択部、309はテーブル更新部、310
は確率テーブル部、311は算術符号化部、312は出
力符号系列、313は逆量子化部、314は逆DCT
部、315は加算部、316はフレームメモリ、317
は動き補償部、318は動きベクトル検出部、319は
動きベクトル情報、320は参照画像である。
【0067】このように構成された画像符号化装置につ
いて、その機能等を説明する。図3において、減算部3
02は入力画像301と参照画像320の差分を求め、
選択部303は符号化方法、つまりI、P、Bピクチャ
の選択を行う。ブロック分割部304は入力画像301
もしくは残差成分をブロックに分割し、DCT部305
は分割されたデータをDCT変換し、量子化部306は
DCT後のデータを量子化する。逆量子化部313は量
子化されたデータを逆量子化し、逆DCT部314は逆
量子化データを逆DCT変換して、画像もしくは残差の
再構成を行う。加算部315は再構成された残差と参照
画像を加算し再構成画像を生成し、フレームメモリ31
6は再構成画像を貯える。動きベクトル検出部318は
フレームメモリ316内の再構成画像に対する入力画像
の動きを求め、動き補償部317は再構成画像を変形
し、参照画像320を作成する。算術符号化部311は
情報源系列を算術符号化して符号系列を生成し、確率テ
ーブル部310は算術符号化に使われる確率テーブルを
有する。テーブル更新部309は情報源系列中のシンボ
ルの発生頻度に応じて確率テーブルを更新する。テーブ
ル更新部309と確率テーブル部310と算術符号化部
311とで、適応算術符号化部を構成する。更新選択部
308は、符号方法に応じて確率テーブルを更新する命
令を出力する。
いて、その機能等を説明する。図3において、減算部3
02は入力画像301と参照画像320の差分を求め、
選択部303は符号化方法、つまりI、P、Bピクチャ
の選択を行う。ブロック分割部304は入力画像301
もしくは残差成分をブロックに分割し、DCT部305
は分割されたデータをDCT変換し、量子化部306は
DCT後のデータを量子化する。逆量子化部313は量
子化されたデータを逆量子化し、逆DCT部314は逆
量子化データを逆DCT変換して、画像もしくは残差の
再構成を行う。加算部315は再構成された残差と参照
画像を加算し再構成画像を生成し、フレームメモリ31
6は再構成画像を貯える。動きベクトル検出部318は
フレームメモリ316内の再構成画像に対する入力画像
の動きを求め、動き補償部317は再構成画像を変形
し、参照画像320を作成する。算術符号化部311は
情報源系列を算術符号化して符号系列を生成し、確率テ
ーブル部310は算術符号化に使われる確率テーブルを
有する。テーブル更新部309は情報源系列中のシンボ
ルの発生頻度に応じて確率テーブルを更新する。テーブ
ル更新部309と確率テーブル部310と算術符号化部
311とで、適応算術符号化部を構成する。更新選択部
308は、符号方法に応じて確率テーブルを更新する命
令を出力する。
【0068】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。入力画像301が入力されると、選択部303にお
いて、符号化方法が決められる。ブロック分割部30
4、DCT部305、量子化部306、逆量子化部31
3、逆DCT部314、加算部315、フレームメモリ
316、動き補償部317、動きベクトル検出部31
8、減算部302の動作は、図8(a)に示したMPE
G1画像符号化装置と同様である。本実施の形態におい
ては、情報源符号化として、適応算術符号化を用いてい
る。つまり、情報源系列である量子化後の量子化データ
および動きベクトル検出部318で検出された動きベク
トル情報319を算術符号化部311で符号系列に変換
する。テーブル更新部309は、各シンボルの発生頻度
情報を保存し、算術符号化部311へ入力された情報源
系列に応じて、各シンボルの生起確率を計算し、確率テ
ーブル部310の確率テーブルを更新する。
る。入力画像301が入力されると、選択部303にお
いて、符号化方法が決められる。ブロック分割部30
4、DCT部305、量子化部306、逆量子化部31
3、逆DCT部314、加算部315、フレームメモリ
316、動き補償部317、動きベクトル検出部31
8、減算部302の動作は、図8(a)に示したMPE
G1画像符号化装置と同様である。本実施の形態におい
ては、情報源符号化として、適応算術符号化を用いてい
る。つまり、情報源系列である量子化後の量子化データ
および動きベクトル検出部318で検出された動きベク
トル情報319を算術符号化部311で符号系列に変換
する。テーブル更新部309は、各シンボルの発生頻度
情報を保存し、算術符号化部311へ入力された情報源
系列に応じて、各シンボルの生起確率を計算し、確率テ
ーブル部310の確率テーブルを更新する。
【0069】選択部303で選択された符号化方法を示
す符号化方法通知信号307は、更新選択部308に入
力される。更新選択部308では、符号化方法がIピク
チャ、Pピクチャである場合に、更新命令を確率テーブ
ル部310に送り、確率テーブルがテーブル更新部30
9により更新される。符号化方法がBピクチャ、つまり
双方向予測符号化の場合、更新選択部308は確率テー
ブル310に対し更新を行わない旨の命令を出力し、確
率テーブルは更新されない。
す符号化方法通知信号307は、更新選択部308に入
力される。更新選択部308では、符号化方法がIピク
チャ、Pピクチャである場合に、更新命令を確率テーブ
ル部310に送り、確率テーブルがテーブル更新部30
9により更新される。符号化方法がBピクチャ、つまり
双方向予測符号化の場合、更新選択部308は確率テー
ブル310に対し更新を行わない旨の命令を出力し、確
率テーブルは更新されない。
【0070】これらの機能、動作により、I、Pピクチ
ャを符号化する際に、確率テーブルがシンボルの発生頻
度に応じて更新され、Bピクチャを符号化する際には、
以前に使用された確率テーブルを使用する。図9のよう
な画像を符号化する場合、902、903のBピクチャ
は、904のPピクチャが符号化された後に符号化され
るが、元画像における時間的位置は、904のPピクチ
ャよりも過去の画像である。もし、Bピクチャで確率テ
ーブルの更新を許すと、動画像の内容の時間的変化に応
じて、算術符号化の確率テーブルを更新し、動画像の圧
縮効率を向上するという適応算術符号化を適用する意図
に反する。つまり、Bピクチャに確率テーブルの更新を
許しても、符号化効率は向上しない。Bピクチャを符号
化する際、確率テーブルの更新を禁止することで、符号
化効率を落とすことなくBピクチャ符号化時の確率テー
ブルを更新する演算を省くことができる。
ャを符号化する際に、確率テーブルがシンボルの発生頻
度に応じて更新され、Bピクチャを符号化する際には、
以前に使用された確率テーブルを使用する。図9のよう
な画像を符号化する場合、902、903のBピクチャ
は、904のPピクチャが符号化された後に符号化され
るが、元画像における時間的位置は、904のPピクチ
ャよりも過去の画像である。もし、Bピクチャで確率テ
ーブルの更新を許すと、動画像の内容の時間的変化に応
じて、算術符号化の確率テーブルを更新し、動画像の圧
縮効率を向上するという適応算術符号化を適用する意図
に反する。つまり、Bピクチャに確率テーブルの更新を
許しても、符号化効率は向上しない。Bピクチャを符号
化する際、確率テーブルの更新を禁止することで、符号
化効率を落とすことなくBピクチャ符号化時の確率テー
ブルを更新する演算を省くことができる。
【0071】以上のように本実施の形態によれば、画像
符号化装置の情報源符号化として適応算術符号化を利用
し、Bピクチャ、つまり双方向予測画像を符号化する際
には、確率テーブルの更新を行わず、確率テーブルの状
態を保持することにより、符号化効率を落とすことな
く、演算量を大幅に減ずることができる。
符号化装置の情報源符号化として適応算術符号化を利用
し、Bピクチャ、つまり双方向予測画像を符号化する際
には、確率テーブルの更新を行わず、確率テーブルの状
態を保持することにより、符号化効率を落とすことな
く、演算量を大幅に減ずることができる。
【0072】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4による画像復号化装置を示すブロック図である。図
4において、401は入力符号系列、402は算術復号
化部、403はテーブル更新部、404は確率テーブル
部、405は更新選択部、406は復号化方法通知信
号、407は逆量子化部、408は逆DCT部、409
は加算部、410は選択部、411は再構成画像、41
2はフレームメモリ、413は動き補償部、414は動
きベクトル情報、415は参照画像である。
態4による画像復号化装置を示すブロック図である。図
4において、401は入力符号系列、402は算術復号
化部、403はテーブル更新部、404は確率テーブル
部、405は更新選択部、406は復号化方法通知信
号、407は逆量子化部、408は逆DCT部、409
は加算部、410は選択部、411は再構成画像、41
2はフレームメモリ、413は動き補償部、414は動
きベクトル情報、415は参照画像である。
【0073】このように構成された画像復号化装置につ
いて、その機能等を説明する。図4において、算術復号
化部402は符号系列を算術復号化して情報源系列を生
成し、確率テーブル部404は算術復号化に使われる確
率テーブルを有する。
いて、その機能等を説明する。図4において、算術復号
化部402は符号系列を算術復号化して情報源系列を生
成し、確率テーブル部404は算術復号化に使われる確
率テーブルを有する。
【0074】テーブル更新部403は生成された情報源
系列中のシンボルの発生頻度に応じて確率テーブルを更
新する。テーブル更新部403と確率テーブル部404
と算術復号化部402とで、適応算術復号化部を構成す
る。更新選択部405は復号方法に応じて確率テーブル
を更新する命令を出力し、逆量子化部407は量子化さ
れたデータを逆量子化し、逆DCT部408は逆量子化
データを逆DCT変換して、画像もしくは残差の再構成
を行う。加算部409は、再構成された残差と参照画像
を加算して再構成画像を生成し、フレームメモリ412
は再構成画像を貯える。選択部410は復号データの符
号化方法情報から、I、P、Bピクチャの選択を行う。
動き補償部413は再構成画像を動きベクトル情報41
4を用いて変形し、参照画像415を作成する手段であ
る。
系列中のシンボルの発生頻度に応じて確率テーブルを更
新する。テーブル更新部403と確率テーブル部404
と算術復号化部402とで、適応算術復号化部を構成す
る。更新選択部405は復号方法に応じて確率テーブル
を更新する命令を出力し、逆量子化部407は量子化さ
れたデータを逆量子化し、逆DCT部408は逆量子化
データを逆DCT変換して、画像もしくは残差の再構成
を行う。加算部409は、再構成された残差と参照画像
を加算して再構成画像を生成し、フレームメモリ412
は再構成画像を貯える。選択部410は復号データの符
号化方法情報から、I、P、Bピクチャの選択を行う。
動き補償部413は再構成画像を動きベクトル情報41
4を用いて変形し、参照画像415を作成する手段であ
る。
【0075】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。入力符号系列401が入力されると、算術復号化部
402によって量子化データ、動きベクトル情報、復号
化方法情報が復元される。逆量子化部407、逆DCT
部408、加算部409、フレームメモリ412、動き
補償部413の動作は、図8(b)に示したMPEG1
画像復号化装置と同様である。本実施の形態において
は、情報源復号化として、適応算術復号化を用いてい
る。つまり、符号系列401を、算術復号化部402で
情報源系列である量子化データおよび動きベクトル情報
414に変換する。テーブル更新部403は、復元され
た情報源系列内の各シンボルの発生頻度情報を保存し、
各シンボルの生起確率を計算し、確率テーブル部404
の確率テーブルを更新する。
る。入力符号系列401が入力されると、算術復号化部
402によって量子化データ、動きベクトル情報、復号
化方法情報が復元される。逆量子化部407、逆DCT
部408、加算部409、フレームメモリ412、動き
補償部413の動作は、図8(b)に示したMPEG1
画像復号化装置と同様である。本実施の形態において
は、情報源復号化として、適応算術復号化を用いてい
る。つまり、符号系列401を、算術復号化部402で
情報源系列である量子化データおよび動きベクトル情報
414に変換する。テーブル更新部403は、復元され
た情報源系列内の各シンボルの発生頻度情報を保存し、
各シンボルの生起確率を計算し、確率テーブル部404
の確率テーブルを更新する。
【0076】選択部410で選択された復号化方法を示
す復号化方法通知信号406は更新選択部405に入力
される。更新選択部405では、復号化方法がIピクチ
ャ、Pピクチャである場合に、更新命令を確率テーブル
部403に送り、確率テーブルがテーブル更新部403
により更新される。復号化方法がBピクチャ、つまり双
方向予測復号化の場合、更新選択部405は確率テーブ
ル部404に対し更新を行わない旨の命令を出力し、確
率テーブルは更新されない。これらの機能、動作によ
り、Bピクチャを復号化する際には、確率テーブルの更
新に伴う演算を省くことができる。
す復号化方法通知信号406は更新選択部405に入力
される。更新選択部405では、復号化方法がIピクチ
ャ、Pピクチャである場合に、更新命令を確率テーブル
部403に送り、確率テーブルがテーブル更新部403
により更新される。復号化方法がBピクチャ、つまり双
方向予測復号化の場合、更新選択部405は確率テーブ
ル部404に対し更新を行わない旨の命令を出力し、確
率テーブルは更新されない。これらの機能、動作によ
り、Bピクチャを復号化する際には、確率テーブルの更
新に伴う演算を省くことができる。
【0077】以上のように本実施の形態によれば、画像
復号化装置の情報源復号化として適応算術復号化を利用
し、Bピクチャ、つまり双方向予測画像を復号化する際
には、確率テーブルの更新を行わず、確率テーブルの状
態を保持することにより、演算量を大幅に減ずることが
できる。
復号化装置の情報源復号化として適応算術復号化を利用
し、Bピクチャ、つまり双方向予測画像を復号化する際
には、確率テーブルの更新を行わず、確率テーブルの状
態を保持することにより、演算量を大幅に減ずることが
できる。
【0078】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5による画像符号化装置を示すブロック図である。図
5において、501は入力画像、502は減算部、50
3は選択部、504はブロック分割部、505はDCT
部、506は量子化部、507は初期化部、508は初
期化命令信号、509はテーブル更新部、510は確率
テーブル部、511は算術符号化部、512は初期化信
号挿入部、513は出力符号系列、514は逆量子化
部、515は逆DCT部、516は加算部、517はフ
レームメモリ、518は動き補償部、519は動きベク
トル検出部、520は動きベクトル情報、521は参照
画像である。
態5による画像符号化装置を示すブロック図である。図
5において、501は入力画像、502は減算部、50
3は選択部、504はブロック分割部、505はDCT
部、506は量子化部、507は初期化部、508は初
期化命令信号、509はテーブル更新部、510は確率
テーブル部、511は算術符号化部、512は初期化信
号挿入部、513は出力符号系列、514は逆量子化
部、515は逆DCT部、516は加算部、517はフ
レームメモリ、518は動き補償部、519は動きベク
トル検出部、520は動きベクトル情報、521は参照
画像である。
【0079】このように構成された画像符号化装置につ
いて、その機能等を説明する。図5において、減算部5
02は入力画像501と参照画像521の差分を求め、
選択部503は符号化方法、つまりフレーム内符号化
(Iピクチャ)、フレーム間符号化(P、Bピクチャ)
の選択を行う。ブロック分割部504は入力画像501
もしくは残差成分をブロックに分割し、DCT部505
は分割されたデータをDCT変換し、量子化部506は
DCT後のデータを量子化する。逆量子化部514は量
子化されたデータを逆量子化し、逆DCT部515は逆
量子化データを逆DCT変換して、画像もしくは残差の
再構成を行う。加算部516は再構成された残差と参照
画像を加算して再構成画像を生成し、フレームメモリ5
17は再構成画像を貯える。動きベクトル検出部519
はフレームメモリ517内の再構成画像に対する入力画
像の動きを求め、動き補償部518は再構成画像を変形
し、参照画像521を作成する。算術符号化部511は
情報源系列を算術符号化して符号系列を生成し、確率テ
ーブル510は算術符号化に使われる確率テーブルを有
する。テーブル更新部509は情報源系列中のシンボル
の発生頻度に応じて確率テーブルを更新する。テーブル
更新部509と確率テーブル部510と算術符号化部5
11とで、適応算術符号化部を構成する。初期化部50
7は確率テーブル部510に初期化命令信号を出力す
る。初期化信号挿入部512は、符号系列中に、確率テ
ーブルの初期化を示す符号である初期化信号を挿入す
る。
いて、その機能等を説明する。図5において、減算部5
02は入力画像501と参照画像521の差分を求め、
選択部503は符号化方法、つまりフレーム内符号化
(Iピクチャ)、フレーム間符号化(P、Bピクチャ)
の選択を行う。ブロック分割部504は入力画像501
もしくは残差成分をブロックに分割し、DCT部505
は分割されたデータをDCT変換し、量子化部506は
DCT後のデータを量子化する。逆量子化部514は量
子化されたデータを逆量子化し、逆DCT部515は逆
量子化データを逆DCT変換して、画像もしくは残差の
再構成を行う。加算部516は再構成された残差と参照
画像を加算して再構成画像を生成し、フレームメモリ5
17は再構成画像を貯える。動きベクトル検出部519
はフレームメモリ517内の再構成画像に対する入力画
像の動きを求め、動き補償部518は再構成画像を変形
し、参照画像521を作成する。算術符号化部511は
情報源系列を算術符号化して符号系列を生成し、確率テ
ーブル510は算術符号化に使われる確率テーブルを有
する。テーブル更新部509は情報源系列中のシンボル
の発生頻度に応じて確率テーブルを更新する。テーブル
更新部509と確率テーブル部510と算術符号化部5
11とで、適応算術符号化部を構成する。初期化部50
7は確率テーブル部510に初期化命令信号を出力す
る。初期化信号挿入部512は、符号系列中に、確率テ
ーブルの初期化を示す符号である初期化信号を挿入す
る。
【0080】次に、本実施の形態における動作を図6
(a)を用いて説明する。図6(a)は本実施の形態に
おける符号系列を示す符号系列図である。入力画像50
1が入力されると、選択部503において、符号化方法
が決められる。選択部503、ブロック分割部504、
DCT部505、量子化部506、逆量子化部514、
逆DCT部515、加算部516、フレームメモリ51
7、動き補償部518、動きベクトル検出部519、減
算部502の動作は、図8(a)に示したMPEG1画
像符号化装置と同様である。本実施の形態においては、
情報源符号化として、適応算術符号化を用いている。つ
まり、情報源系列である量子化後の量子化データおよび
動きベクトル検出部519で検出された動きベクトル情
報520を算術符号化部511で符号系列に変換する。
テーブル更新部509は、各シンボルの発生頻度情報を
保存し、算術符号化部511へ入力された情報源系列に
応じて、各シンボルの生起確率を計算し、確率テーブル
部510の確率テーブルを更新する。
(a)を用いて説明する。図6(a)は本実施の形態に
おける符号系列を示す符号系列図である。入力画像50
1が入力されると、選択部503において、符号化方法
が決められる。選択部503、ブロック分割部504、
DCT部505、量子化部506、逆量子化部514、
逆DCT部515、加算部516、フレームメモリ51
7、動き補償部518、動きベクトル検出部519、減
算部502の動作は、図8(a)に示したMPEG1画
像符号化装置と同様である。本実施の形態においては、
情報源符号化として、適応算術符号化を用いている。つ
まり、情報源系列である量子化後の量子化データおよび
動きベクトル検出部519で検出された動きベクトル情
報520を算術符号化部511で符号系列に変換する。
テーブル更新部509は、各シンボルの発生頻度情報を
保存し、算術符号化部511へ入力された情報源系列に
応じて、各シンボルの生起確率を計算し、確率テーブル
部510の確率テーブルを更新する。
【0081】初期化部507は、任意の間隔で、確率テ
ーブルを初期化するかどうかを判定し、確率テーブル部
510に初期化命令信号を出力し、初期化信号挿入部5
12に初期化信号の挿入命令信号を出力する。初期化命
令信号を受け取った確率テーブル部510は確率テーブ
ルを初期化する。初期化信号の挿入命令信号を受け取っ
た初期化信号挿入部512は、例えば図6(a)のよう
に、符号系列に任意間隔で初期化されたかどうかを示す
符号である初期化信号を挿入する。
ーブルを初期化するかどうかを判定し、確率テーブル部
510に初期化命令信号を出力し、初期化信号挿入部5
12に初期化信号の挿入命令信号を出力する。初期化命
令信号を受け取った確率テーブル部510は確率テーブ
ルを初期化する。初期化信号の挿入命令信号を受け取っ
た初期化信号挿入部512は、例えば図6(a)のよう
に、符号系列に任意間隔で初期化されたかどうかを示す
符号である初期化信号を挿入する。
【0082】これらの機能、動作により符号化された符
号系列を用いると、画像復号化装置では、初期化信号を
監視することで、ランダムアクセスポイント、復号化開
始ポイントを知ることができ、初期化された確率テーブ
ルを準備しておけば、初期化された後の符号系列から復
号化を開始できる。
号系列を用いると、画像復号化装置では、初期化信号を
監視することで、ランダムアクセスポイント、復号化開
始ポイントを知ることができ、初期化された確率テーブ
ルを準備しておけば、初期化された後の符号系列から復
号化を開始できる。
【0083】以上のように本実施の形態によれば、画像
符号化装置の情報源符号化として適応算術符号化を利用
し、確率テーブルの初期化を符号系列中で画像復号化装
置に通知することにより、ランダムアクセス、符号系列
の途中からの復号化開始を行うことができる。
符号化装置の情報源符号化として適応算術符号化を利用
し、確率テーブルの初期化を符号系列中で画像復号化装
置に通知することにより、ランダムアクセス、符号系列
の途中からの復号化開始を行うことができる。
【0084】(実施の形態6)図6(b)は、本発明の
実施の形態6における符号系列を示す符号系列図であ
り、図5の画像符号化装置から生成した符号系列を示
す。以下、図5および図6(b)を用いて本実施の形態
の構成および動作を説明する。
実施の形態6における符号系列を示す符号系列図であ
り、図5の画像符号化装置から生成した符号系列を示
す。以下、図5および図6(b)を用いて本実施の形態
の構成および動作を説明する。
【0085】本実施の形態における画像符号化装置の構
成は、実施の形態5と同一であり、図5で示される。本
実施の形態の動作は、初期化部507の初期化命令信号
出力のタイミングが任意であることと、初期化信号挿入
部512の初期化信号挿入方法とを除いて、実施の形態
5と同じである。つまり、入力画像501は、量子化デ
ータ、動きベクトル情報520に変換され、適応算術符
号化された符号系列として初期化信号挿入部512に入
力される。初期化部507からは初期化したか否かを示
す初期化命令信号508が出力される。
成は、実施の形態5と同一であり、図5で示される。本
実施の形態の動作は、初期化部507の初期化命令信号
出力のタイミングが任意であることと、初期化信号挿入
部512の初期化信号挿入方法とを除いて、実施の形態
5と同じである。つまり、入力画像501は、量子化デ
ータ、動きベクトル情報520に変換され、適応算術符
号化された符号系列として初期化信号挿入部512に入
力される。初期化部507からは初期化したか否かを示
す初期化命令信号508が出力される。
【0086】初期化信号挿入部512では、初期化した
旨の信号を受け取った場合にのみ、図6(b)の初期化
信号で示した符号を符号系列中に挿入する。ここで、初
期化信号に瞬時復号可能な符号語を割り当てる。
旨の信号を受け取った場合にのみ、図6(b)の初期化
信号で示した符号を符号系列中に挿入する。ここで、初
期化信号に瞬時復号可能な符号語を割り当てる。
【0087】これらの機能、動作により符号化した符号
系列を入力とする画像復号化装置では、初期化信号とし
て瞬時復号可能な符号語が割り当てられるため、初期化
信号が符号系列中の任意位置に存在していても、算術復
号化部の前段で検出することができる。これにより、画
像符号化装置側では、確率テーブルの初期化を任意の時
点で行うことができ、例えば入力画像のシーンチェンジ
などに合わせて、確率テーブルを初期化するといった機
能を提供することができる。
系列を入力とする画像復号化装置では、初期化信号とし
て瞬時復号可能な符号語が割り当てられるため、初期化
信号が符号系列中の任意位置に存在していても、算術復
号化部の前段で検出することができる。これにより、画
像符号化装置側では、確率テーブルの初期化を任意の時
点で行うことができ、例えば入力画像のシーンチェンジ
などに合わせて、確率テーブルを初期化するといった機
能を提供することができる。
【0088】以上のように本実施の形態によれば、画像
符号化装置の情報源符号化として適応算術符号化を利用
し、確率テーブルの初期化を画像復号化装置に通知する
情報として瞬時復号可能な符号語を符号系列中に挿入す
ることにより、より自由に確率テーブルを初期化でき
る。
符号化装置の情報源符号化として適応算術符号化を利用
し、確率テーブルの初期化を画像復号化装置に通知する
情報として瞬時復号可能な符号語を符号系列中に挿入す
ることにより、より自由に確率テーブルを初期化でき
る。
【0089】(実施の形態7)図7は本発明の実施の形
態7による画像復号化装置を示すブロック図である。図
7において、701は入力符号系列、702は初期化信
号検出部、703は初期化タイミング信号、704は初
期化部、705はテーブル更新部、706は確率テーブ
ル部、707は算術復号化部、708は逆量子化部、7
09は逆DCT部、710は加算部、711は選択部、
712は再構成画像、713はフレームメモリ、714
は動き補償部、715は動きベクトル情報、716は参
照画像である。
態7による画像復号化装置を示すブロック図である。図
7において、701は入力符号系列、702は初期化信
号検出部、703は初期化タイミング信号、704は初
期化部、705はテーブル更新部、706は確率テーブ
ル部、707は算術復号化部、708は逆量子化部、7
09は逆DCT部、710は加算部、711は選択部、
712は再構成画像、713はフレームメモリ、714
は動き補償部、715は動きベクトル情報、716は参
照画像である。
【0090】このように構成された画像復号化装置につ
いて、その機能等を説明する。図7において、初期化信
号検出部702は符号系列中から確率テーブル初期化を
通知する符号語を検出し、算術復号化部707は符号系
列を算術復号化して情報源系列を生成する。確率テーブ
ル部706は算術復号化に使われる確率テーブルを有す
る。テーブル更新部705は、生成された情報源系列中
のシンボルの発生頻度に応じて確率テーブルを更新す
る。テーブル更新部705と確率テーブル部706と算
術復号化部707とで、適応算術復号化部を構成する。
初期化部704は、初期化信号検出部702で初期化信
号が検出された際、初期化命令を確率テーブル部706
に出力し、確率テーブルを初期化する。
いて、その機能等を説明する。図7において、初期化信
号検出部702は符号系列中から確率テーブル初期化を
通知する符号語を検出し、算術復号化部707は符号系
列を算術復号化して情報源系列を生成する。確率テーブ
ル部706は算術復号化に使われる確率テーブルを有す
る。テーブル更新部705は、生成された情報源系列中
のシンボルの発生頻度に応じて確率テーブルを更新す
る。テーブル更新部705と確率テーブル部706と算
術復号化部707とで、適応算術復号化部を構成する。
初期化部704は、初期化信号検出部702で初期化信
号が検出された際、初期化命令を確率テーブル部706
に出力し、確率テーブルを初期化する。
【0091】次に、本実施の形態における動作を説明す
る。入力符号系列701が入力されると、まず初期化信
号検出部702で確率テーブルの初期化を示す符号語を
検索する。初期化を示す符号(初期化信号)が図6
(a)のように画像開始符号の直後に挿入される場合、
画像開始符号が瞬時復号可能であれば、この画像開始符
号を一致検索で検出し、その後の1ビットで確率テーブ
ルの初期化が行われたかどうかを判定することができ
る。また、図6(b)のように初期化信号に瞬時復号可
能な符号語が割り当てられていれば、符号系列全体に対
する一致検索のみで、初期化の起こったタイミングを検
出できる。
る。入力符号系列701が入力されると、まず初期化信
号検出部702で確率テーブルの初期化を示す符号語を
検索する。初期化を示す符号(初期化信号)が図6
(a)のように画像開始符号の直後に挿入される場合、
画像開始符号が瞬時復号可能であれば、この画像開始符
号を一致検索で検出し、その後の1ビットで確率テーブ
ルの初期化が行われたかどうかを判定することができ
る。また、図6(b)のように初期化信号に瞬時復号可
能な符号語が割り当てられていれば、符号系列全体に対
する一致検索のみで、初期化の起こったタイミングを検
出できる。
【0092】初期化信号検出部702で初期化が検出さ
れた場合、その旨を初期化部704に通知する。初期化
符号語を取り除いた符号系列は、算術復号化部707に
よって量子化データ、動きベクトルデータ、符号化方法
情報に復元される。逆量子化部708、逆DCT部70
9、加算部710、選択部711、フレームメモリ71
3、動き補償部714の動作は、図8(b)に示したM
PEG1画像復号化装置と同様である。本実施の形態に
おいては、情報源復号化として、適応算術復号化を用い
ている。テーブル更新部705は、復元された情報源系
列内の各シンボルの発生頻度情報を保存し、各シンボル
の生起確率を計算し、確率テーブル部706の確率テー
ブルを更新する。この確率テーブルは初期化部704に
よって初期化されるが、初期化のタイミングは、初期化
信号検出部702から初期化の通知を受け取った直後と
なる。
れた場合、その旨を初期化部704に通知する。初期化
符号語を取り除いた符号系列は、算術復号化部707に
よって量子化データ、動きベクトルデータ、符号化方法
情報に復元される。逆量子化部708、逆DCT部70
9、加算部710、選択部711、フレームメモリ71
3、動き補償部714の動作は、図8(b)に示したM
PEG1画像復号化装置と同様である。本実施の形態に
おいては、情報源復号化として、適応算術復号化を用い
ている。テーブル更新部705は、復元された情報源系
列内の各シンボルの発生頻度情報を保存し、各シンボル
の生起確率を計算し、確率テーブル部706の確率テー
ブルを更新する。この確率テーブルは初期化部704に
よって初期化されるが、初期化のタイミングは、初期化
信号検出部702から初期化の通知を受け取った直後と
なる。
【0093】これらの機能、動作により、初期化信号を
監視することで、ランダムアクセスポイント、復号化開
始ポイントを知ることができ、初期化された確率テーブ
ルを準備しておけば、初期化された後の符号系列から復
号化を開始できる。
監視することで、ランダムアクセスポイント、復号化開
始ポイントを知ることができ、初期化された確率テーブ
ルを準備しておけば、初期化された後の符号系列から復
号化を開始できる。
【0094】以上のように本実施の形態によれば、従来
の画像復号化装置の情報源復号化として適応算術復号化
を利用し、確率テーブルの初期化タイミングを符号系列
中の符号語で検出することにより、ランダムアクセス、
符号系列の途中からの復号開始を行うことができる。
の画像復号化装置の情報源復号化として適応算術復号化
を利用し、確率テーブルの初期化タイミングを符号系列
中の符号語で検出することにより、ランダムアクセス、
符号系列の途中からの復号開始を行うことができる。
【0095】(実施の形態8)実施の形態1〜7におい
ては画像符号化装置、画像復号化装置をハードウェアで
構成した場合を示したが、これをソフトウェアで構成す
ることも可能である。
ては画像符号化装置、画像復号化装置をハードウェアで
構成した場合を示したが、これをソフトウェアで構成す
ることも可能である。
【0096】例えば算術符号化部の動作をプログラム中
の「算術符号化ステップ」、情報源系列を算術符号化し
て符号系列を生成する「算術符号化ステップ」として実
現することができ、ハードウェアと同様の作用効果を奏
するようにすることができる。各構成の動作はそのすべ
てをソフトウェアで実現してもよく、また一部をソフト
ウェアで実現してもよい。また、ソフトウェアで実現し
た各ステップを記録媒体に記録して保持することもでき
る。
の「算術符号化ステップ」、情報源系列を算術符号化し
て符号系列を生成する「算術符号化ステップ」として実
現することができ、ハードウェアと同様の作用効果を奏
するようにすることができる。各構成の動作はそのすべ
てをソフトウェアで実現してもよく、また一部をソフト
ウェアで実現してもよい。また、ソフトウェアで実現し
た各ステップを記録媒体に記録して保持することもでき
る。
【0097】なお、実施の形態1〜7では、MPEG1
の情報源符号化部分を適応算術符号化部で置き換えるこ
とで説明したが、フレーム内予測、フレーム間予測を併
用する画像符号化装置と画像復号化装置であれば、情報
源符号化部分を実施の形態1〜7で説明した適応算術符
号化部で置き換えることにより、符号化効率の向上を図
ることができる。
の情報源符号化部分を適応算術符号化部で置き換えるこ
とで説明したが、フレーム内予測、フレーム間予測を併
用する画像符号化装置と画像復号化装置であれば、情報
源符号化部分を実施の形態1〜7で説明した適応算術符
号化部で置き換えることにより、符号化効率の向上を図
ることができる。
【0098】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
画像符号化装置によれば、フレーム内符号化とフレーム
間符号化を選択する選択部と、情報源系列の各シンボル
に対する確率テーブルを有する確率テーブル部と、確率
テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系列
を生成する算術符号化部と、シンボルの出現頻度に応じ
て確率テーブルを更新するテーブル更新部と、選択部で
フレーム内符号化が選択された際に確率テーブルを初期
化する初期化部と、を有することにより、フレーム内符
号化が選択された際には確率テーブルを初期化するよう
にしたので、所定単位でのランダムアクセス、符号系列
の途中からの復号化開始を行うことができるという有利
な効果が得られる。
画像符号化装置によれば、フレーム内符号化とフレーム
間符号化を選択する選択部と、情報源系列の各シンボル
に対する確率テーブルを有する確率テーブル部と、確率
テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系列
を生成する算術符号化部と、シンボルの出現頻度に応じ
て確率テーブルを更新するテーブル更新部と、選択部で
フレーム内符号化が選択された際に確率テーブルを初期
化する初期化部と、を有することにより、フレーム内符
号化が選択された際には確率テーブルを初期化するよう
にしたので、所定単位でのランダムアクセス、符号系列
の途中からの復号化開始を行うことができるという有利
な効果が得られる。
【0099】請求項2に記載の画像復号化装置によれ
ば、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選
択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
を有する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号
系列を算術復号化して情報源系列を生成する算術復号化
部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新
するテーブル更新部と、選択部でフレーム内復号化が選
択された際に確率テーブルを初期化する初期化部と、を
有することにより、フレーム内符号化が選択された際に
は確率テーブルを初期化するようにしたので、所定単位
でのランダムアクセス、符号系列の途中からの復号化開
始を行うことができるという有利な効果が得られる。
ば、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選
択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
を有する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号
系列を算術復号化して情報源系列を生成する算術復号化
部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新
するテーブル更新部と、選択部でフレーム内復号化が選
択された際に確率テーブルを初期化する初期化部と、を
有することにより、フレーム内符号化が選択された際に
は確率テーブルを初期化するようにしたので、所定単位
でのランダムアクセス、符号系列の途中からの復号化開
始を行うことができるという有利な効果が得られる。
【0100】請求項3に記載の画像符号化装置によれ
ば、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選
択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
を有する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき情報
源系列を算術符号化して符号系列を生成する算術符号化
部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新
するテーブル更新部と、双方向予測画像を符号化する際
に確率テーブルの状態を保持する更新選択部と、を有す
ることにより、双方向予測画像を符号化する際には確率
テーブルの状態を保持するようにしたので、符号化効率
を落とすこと無く演算量を大幅に減ずることができると
いう有利な効果が得られる。
ば、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選
択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
を有する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき情報
源系列を算術符号化して符号系列を生成する算術符号化
部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新
するテーブル更新部と、双方向予測画像を符号化する際
に確率テーブルの状態を保持する更新選択部と、を有す
ることにより、双方向予測画像を符号化する際には確率
テーブルの状態を保持するようにしたので、符号化効率
を落とすこと無く演算量を大幅に減ずることができると
いう有利な効果が得られる。
【0101】請求項4に記載の画像復号化装置によれ
ば、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選
択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
を有する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号
系列を算術復号化して情報源系列を生成する算術復号化
部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新
するテーブル更新部と、双方向予測画像が選択された際
に確率テーブルの状態を保持する更新選択部と、を有す
ることにより、双方向予測画像を符号化する際には確率
テーブルの状態を保持するようにしたので、符号化効率
を落とすこと無く演算量が大幅に減ずることができると
いう有利な効果が得られる。
ば、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選
択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブル
を有する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号
系列を算術復号化して情報源系列を生成する算術復号化
部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新
するテーブル更新部と、双方向予測画像が選択された際
に確率テーブルの状態を保持する更新選択部と、を有す
ることにより、双方向予測画像を符号化する際には確率
テーブルの状態を保持するようにしたので、符号化効率
を落とすこと無く演算量が大幅に減ずることができると
いう有利な効果が得られる。
【0102】請求項5に記載の画像符号化装置によれ
ば、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有
する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき情報源系
列を算術符号化して符号系列を生成する算術符号化部
と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新す
るテーブル更新部と、確率テーブルを初期化する初期化
部と、確率テーブル初期化を通知する符号語を符号系列
中に挿入する初期化信号挿入部と、を有することによ
り、確率テーブルの初期化を符号系列中で画像復号化装
置に通知するようにしたので、ランダムアクセス、符号
系列の途中からの復号化開始を行うことができるという
有利な効果が得られる。
ば、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有
する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき情報源系
列を算術符号化して符号系列を生成する算術符号化部
と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新す
るテーブル更新部と、確率テーブルを初期化する初期化
部と、確率テーブル初期化を通知する符号語を符号系列
中に挿入する初期化信号挿入部と、を有することによ
り、確率テーブルの初期化を符号系列中で画像復号化装
置に通知するようにしたので、ランダムアクセス、符号
系列の途中からの復号化開始を行うことができるという
有利な効果が得られる。
【0103】請求項6に記載の画像符号化装置によれ
ば、請求項5に記載の画像符号化装置において、確率テ
ーブル初期化を通知する符号語は瞬時復号可能な符号語
であることにより、より自由に確率テーブルを初期化す
ることができるという有利な効果が得られる。
ば、請求項5に記載の画像符号化装置において、確率テ
ーブル初期化を通知する符号語は瞬時復号可能な符号語
であることにより、より自由に確率テーブルを初期化す
ることができるという有利な効果が得られる。
【0104】請求項7に記載の画像復号化装置によれ
ば、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有
する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号系列
を算術復号化して情報源系列を生成する算術復号化部
と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新す
るテーブル更新部と、確率テーブルを初期化する初期化
部と、符号中から確率テーブル初期化を通知する符号語
を検出する初期化信号検出部と、を有することにより、
確率テーブルの初期化タイミングを符号系列中の符号語
から検出するようにしたので、ランダムアクセス、符号
系列の途中からの復号化開始を行うことができるという
有利な効果が得られる。
ば、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルを有
する確率テーブル部と、確率テーブルに基づき符号系列
を算術復号化して情報源系列を生成する算術復号化部
と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブルを更新す
るテーブル更新部と、確率テーブルを初期化する初期化
部と、符号中から確率テーブル初期化を通知する符号語
を検出する初期化信号検出部と、を有することにより、
確率テーブルの初期化タイミングを符号系列中の符号語
から検出するようにしたので、ランダムアクセス、符号
系列の途中からの復号化開始を行うことができるという
有利な効果が得られる。
【0105】請求項8に記載の画像符号化方法によれ
ば、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選
択ステップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を
生成する算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、フレーム内符号化が選択された際に確率テーブルを
初期化する初期化ステップと、を有することにより、フ
レーム内符号化が選択された際には確率テーブルを初期
化するようにしたので、所定単位でのランダムアクセ
ス、符号系列の途中からの復号化開始を行うことができ
るという有利な効果が得られる。
ば、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選
択ステップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を
生成する算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、フレーム内符号化が選択された際に確率テーブルを
初期化する初期化ステップと、を有することにより、フ
レーム内符号化が選択された際には確率テーブルを初期
化するようにしたので、所定単位でのランダムアクセ
ス、符号系列の途中からの復号化開始を行うことができ
るという有利な効果が得られる。
【0106】請求項9に記載の画像復号化方法によれ
ば、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選
択ステップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を
生成する算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、フレーム内復号化が選択された際に確率テーブルを
初期化する初期化ステップと、を有することにより、フ
レーム内符号化が選択された際には確率テーブルを初期
化するようにしたので、所定単位でのランダムアクセ
ス、符号系列の途中からの復号化開始を行うことができ
るという有利な効果が得られる。
ば、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選
択ステップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を
生成する算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、フレーム内復号化が選択された際に確率テーブルを
初期化する初期化ステップと、を有することにより、フ
レーム内符号化が選択された際には確率テーブルを初期
化するようにしたので、所定単位でのランダムアクセ
ス、符号系列の途中からの復号化開始を行うことができ
るという有利な効果が得られる。
【0107】請求項10に記載の画像符号化方法によれ
ば、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選
択ステップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を
生成する算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、双方向予測画像を符号化する際に確率テーブルの状
態を保持する更新選択ステップと、を有することによ
り、双方向予測画像を符号化する際には確率テーブルの
状態を保持するようにしたので、符号化効率を落とすこ
と無く演算量を大幅に減ずることができるという有利な
効果が得られる。
ば、フレーム内符号化とフレーム間符号化を選択する選
択ステップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を
生成する算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、双方向予測画像を符号化する際に確率テーブルの状
態を保持する更新選択ステップと、を有することによ
り、双方向予測画像を符号化する際には確率テーブルの
状態を保持するようにしたので、符号化効率を落とすこ
と無く演算量を大幅に減ずることができるという有利な
効果が得られる。
【0108】請求項11に記載の画像復号化方法によれ
ば、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選
択ステップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を
生成する算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、双方向予測画像が選択された際に確率テーブルの状
態を保持する更新選択ステップと、を有することによ
り、双方向予測画像を符号化する際には確率テーブルの
状態を保持するようにしたので、符号化効率を落とすこ
と無く演算量を大幅に減ずることができるという有利な
効果が得られる。
ば、フレーム内復号化とフレーム間復号化を選択する選
択ステップと、情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を
生成する算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、双方向予測画像が選択された際に確率テーブルの状
態を保持する更新選択ステップと、を有することによ
り、双方向予測画像を符号化する際には確率テーブルの
状態を保持するようにしたので、符号化効率を落とすこ
と無く演算量を大幅に減ずることができるという有利な
効果が得られる。
【0109】請求項12に記載の画像符号化方法によれ
ば、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに基
づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成する算
術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確率
テーブルを更新するテーブル更新ステップと、確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、確率テーブル初期
化を通知する符号語を符号系列中に挿入する初期化信号
挿入ステップと、を有することにより、確率テーブルの
初期化を符号系列中で画像復号化装置に通知するように
したので、ランダムアクセス、符号系列の途中からの復
号化開始を行うことができるという有利な効果が得られ
る。
ば、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに基
づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成する算
術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確率
テーブルを更新するテーブル更新ステップと、確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、確率テーブル初期
化を通知する符号語を符号系列中に挿入する初期化信号
挿入ステップと、を有することにより、確率テーブルの
初期化を符号系列中で画像復号化装置に通知するように
したので、ランダムアクセス、符号系列の途中からの復
号化開始を行うことができるという有利な効果が得られ
る。
【0110】請求項13に記載の画像符号化方法によれ
ば、請求項12に記載の画像符号化方法において、確率
テーブル初期化を通知する符号語は瞬時復号可能な符号
語であることにより、より自由に確率テーブルを初期化
することができるという有利な効果が得られる。
ば、請求項12に記載の画像符号化方法において、確率
テーブル初期化を通知する符号語は瞬時復号可能な符号
語であることにより、より自由に確率テーブルを初期化
することができるという有利な効果が得られる。
【0111】請求項14に記載の画像復号化方法によれ
ば、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに基
づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成する算
術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確率
テーブルを更新するテーブル更新ステップと、確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、符号中から確率テ
ーブル初期化を通知する符号語を検出する初期化信号検
出ステップと、を有することにより、確率テーブルの初
期化タイミングを符号系列中の符号語から検出するよう
にしたので、ランダムアクセス、符号系列の途中からの
復号化開始を行うことができるという有利な効果が得ら
れる。
ば、情報源系列の各シンボルに対する確率テーブルに基
づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成する算
術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に応じて確率
テーブルを更新するテーブル更新ステップと、確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、符号中から確率テ
ーブル初期化を通知する符号語を検出する初期化信号検
出ステップと、を有することにより、確率テーブルの初
期化タイミングを符号系列中の符号語から検出するよう
にしたので、ランダムアクセス、符号系列の途中からの
復号化開始を行うことができるという有利な効果が得ら
れる。
【0112】請求項15に記載の記録媒体によれば、請
求項8乃至14のいずれか1項に記載の各ステップを実
行させるためのプログラムを記録したことにより、請求
項8乃至14の各有利な効果が得られる。
求項8乃至14のいずれか1項に記載の各ステップを実
行させるためのプログラムを記録したことにより、請求
項8乃至14の各有利な効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1による画像符号化装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による画像復号化装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3による画像符号化装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4による画像復号化装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5による画像符号化装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図6】(a)本発明の実施の形態5における符号系列
を示す符号系列図 (b)本発明の実施の形態6における符号系列を示す符
号系列図
を示す符号系列図 (b)本発明の実施の形態6における符号系列を示す符
号系列図
【図7】本発明の実施の形態7による画像復号化装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図8】(a)MPEG1の画像符号化装置を示すブロ
ック図 (b)MPEG1の画像復号化装置を示すブロック図
ック図 (b)MPEG1の画像復号化装置を示すブロック図
【図9】動画像符号化装置への入力画像と予測符号化の
説明図
説明図
【図10】(a)ヒストグラムを示すヒストグラム図 (b)ヒストグラムを示すヒストグラム図 (c)ヒストグラムを示すヒストグラム図 (d)ヒストグラムを示すヒストグラム図 (e)ヒストグラムを示すヒストグラム図
101 入力画像 102 減算部 103 選択部 104 ブロック分割部 105 DCT部 106 量子化部 107 符号化方法通知信号 108 初期化部 109 初期化命令信号 110 テーブル更新部 111 確率テーブル部 112 算術符号化部 113 出力符号系列 114 逆量子化部 115 逆DCT部 116 加算部 117 フレームメモリ 118 動き補償部 119 動きベクトル検出部 120 動きベクトル情報 121 参照画像 201 入力符号系列 202 算術復号化部 203 テーブル更新部 204 確率テーブル部 205 初期化命令信号 206 初期化部 207 復号化方法通知信号 208 逆量子化部 209 逆DCT部 210 加算部 211 選択部 212 再構成画像 213 フレームメモリ 214 動き補償部 215 動きベクトル情報 216 参照画像 301 入力画像 302 減算部 303 選択部 304 ブロック分割部 305 DCT部 306 量子化部 307 符号化方法通知信号 308 更新選択部 309 テーブル更新部 310 確率テーブル部 311 算術符号化部 312 出力符号系列 313 逆量子化部 314 逆DCT部 315 加算部 316 フレームメモリ 317 動き補償部 318 動きベクトル検出部 319 動きベクトル情報 320 参照画像 401 入力符号系列 402 算術復号化部 403 テーブル更新部 404 確率テーブル部 405 更新選択部 406 復号化方法通知信号 407 逆量子化部 408 逆DCT部 409 加算部 410 選択部 411 再構成画像 412 フレームメモリ 413 動き補償部 414 動きベクトル情報 415 参照画像 501 入力画像 502 減算部 503 選択部 504 ブロック分割部 505 DCT部 506 量子化部 507 初期化部 508 初期化命令信号 509 テーブル更新部 510 確率テーブル部 511 算術演算部 512 初期化信号挿入部 513 出力符号系列 514 逆量子化部 515 逆DCT部 516 加算部 517 フレームメモリ 518 動き補償部 519 動きベクトル検出部 520 動きベクトル情報 521 参照画像 701 入力符号系列 702 初期化信号検出部 703 初期化タイミング信号 704 初期化部 705 テーブル更新部 706 確率テーブル部 707 算術復号化部 708 逆量子化部 709 逆DCT部 710 加算部 711 選択部 712 再構成画像 713 フレームメモリ 714 動き補償部 715 動きベクトル情報 716 参照画像 901、902、903、904、905、906、9
07 入力画像 908、909、910、911 入力画像 912 符号系列 913、914、915、916、917、918、9
19 再構成画像 920、921、922、923 再構成画像
07 入力画像 908、909、910、911 入力画像 912 符号系列 913、914、915、916、917、918、9
19 再構成画像 920、921、922、923 再構成画像
Claims (15)
- 【請求項1】フレーム内符号化とフレーム間符号化を選
択する選択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率
テーブルを有する確率テーブル部と、前記確率テーブル
に基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成す
る算術符号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テ
ーブルを更新するテーブル更新部と、記選択部でフレー
ム内符号化が選択された際に確率テーブルを初期化する
初期化前部と、を有することを特徴とする画像符号化装
置。 - 【請求項2】フレーム内復号化とフレーム間復号化を選
択する選択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率
テーブルを有する確率テーブル部と、前記確率テーブル
に基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成す
る算術復号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テ
ーブルを更新するテーブル更新部と、前記選択部でフレ
ーム内復号化が選択された際に確率テーブルを初期化す
る初期化部と、を有することを特徴とする画像復号化装
置。 - 【請求項3】フレーム内符号化とフレーム間符号化を選
択する選択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率
テーブルを有する確率テーブル部と、前記確率テーブル
に基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成す
る算術符号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テ
ーブルを更新するテーブル更新部と、双方向予測画像を
符号化する際に確率テーブルの状態を保持する更新選択
部と、を有することを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項4】フレーム内復号化とフレーム間復号化を選
択する選択部と、情報源系列の各シンボルに対する確率
テーブルを有する確率テーブル部と、前記確率テーブル
に基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成す
る算術復号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テ
ーブルを更新するテーブル更新部と、双方向予測画像が
選択された際に確率テーブルの状態を保持する更新選択
部と、を有することを特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項5】情報源系列の各シンボルに対する確率テー
ブルを有する確率テーブル部と、前記確率テーブルに基
づき情報源系列を算術符号化して符号系列を生成する算
術符号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新部と、確率テーブルを初期化
する初期化部と、確率テーブル初期化を通知する符号語
を符号系列中に挿入する初期化信号挿入部と、を有する
ことを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項6】前記確率テーブル初期化を通知する符号語
は瞬時復号可能な符号語であることを特徴とする請求項
5に記載の画像符号化装置。 - 【請求項7】情報源系列の各シンボルに対する確率テー
ブルを有する確率テーブル部と、前記確率テーブルに基
づき符号系列を算術復号化して情報源系列を生成する算
術復号化部と、シンボルの出現頻度に応じて確率テーブ
ルを更新するテーブル更新部と、確率テーブルを初期化
する初期化部と、符号中から確率テーブル初期化を通知
する符号語を検出する初期化信号検出部と、を有するこ
とを特徴とする画像復号化装置。 - 【請求項8】フレーム内符号化とフレーム間符号化を選
択する選択ステップと、情報源系列の各シンボルに対す
る確率テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符
号系列を生成する算術符号化ステップと、シンボルの出
現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ス
テップと、フレーム内符号化が選択された際に確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、を有することを特
徴とする画像符号化方法。 - 【請求項9】フレーム内復号化とフレーム間復号化を選
択する選択ステップと、情報源系列の各シンボルに対す
る確率テーブルに基づき符号系列を算術復号化して情報
源系列を生成する算術復号化ステップと、シンボルの出
現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ス
テップと、フレーム内復号化が選択された際に確率テー
ブルを初期化する初期化ステップと、を有することを特
徴とする画像復号化方法。 - 【請求項10】フレーム内符号化とフレーム間符号化を
選択する選択ステップと、情報源系列の各シンボルに対
する確率テーブルに基づき情報源系列を算術符号化して
符号系列を生成する算術符号化ステップと、シンボルの
出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新
ステップと、双方向予測画像を符号化する際に確率テー
ブルの状態を保持する更新選択ステップと、を有するこ
とを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項11】フレーム内復号化とフレーム間復号化を
選択する選択ステップと、情報源系列の各シンボルに対
する確率テーブルに基づき符号系列を算術復号化して情
報源系列を生成する算術復号化ステップと、シンボルの
出現頻度に応じて確率テーブルを更新するテーブル更新
ステップと、双方向予測画像が選択された際に確率テー
ブルの状態を保持する更新選択ステップと、を有するこ
とを特徴とする画像復号化方法。 - 【請求項12】情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき情報源系列を算術符号化して符号系列を
生成する算術符号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、確率テーブルを初期化する初期化ステップと、確率
テーブル初期化を通知する符号語を符号系列中に挿入す
る初期化信号挿入ステップと、を有することを特徴とす
る画像符号化方法。 - 【請求項13】前記確率テーブル初期化を通知する符号
語は瞬時復号可能な符号語であることを特徴とする請求
項12に記載の画像符号化方法。 - 【請求項14】情報源系列の各シンボルに対する確率テ
ーブルに基づき符号系列を算術復号化して情報源系列を
生成する算術復号化ステップと、シンボルの出現頻度に
応じて確率テーブルを更新するテーブル更新ステップ
と、確率テーブルを初期化する初期化ステップと、符号
中から確率テーブル初期化を通知する符号語を検出する
初期化信号検出ステップと、を有することを特徴とする
画像復号化方法。 - 【請求項15】請求項8乃至14のいずれか1項に記載
の各ステップを実行させるためのプログラムを記録した
記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148988A JPH11341497A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 画像符号化復号化装置及び、画像符号化復号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10148988A JPH11341497A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 画像符号化復号化装置及び、画像符号化復号化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11341497A true JPH11341497A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15465200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10148988A Pending JPH11341497A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 画像符号化復号化装置及び、画像符号化復号化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11341497A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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