JPH11342179A - 複室凍結バッグの連通チャンネルの封止方法および封止装置 - Google Patents
複室凍結バッグの連通チャンネルの封止方法および封止装置Info
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- JPH11342179A JPH11342179A JP10151522A JP15152298A JPH11342179A JP H11342179 A JPH11342179 A JP H11342179A JP 10151522 A JP10151522 A JP 10151522A JP 15152298 A JP15152298 A JP 15152298A JP H11342179 A JPH11342179 A JP H11342179A
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Abstract
る方法および装置を提供する。 【解決手段】 本発明の封止装置1は、本発明の封止方
法を実施するための基本的な構成要素として、複室凍結
バッグ2を水平に載置する載置台11と、この載置台1
1に載置された複室凍結バッグ2に収容される細胞浮遊
液の量を規制する手段(蓋12およびロック13)と、
複室凍結バッグ1の連通チャンネル24、25を封止す
る封止手段(インパルスシーラー15)と、を含んでい
る。
Description
数の室を連通しているチャンネルを封止する方法および
封止装置に関する。詳しくは、複数の室を有する複室凍
結バッグに細胞浮遊液を充填した後、凍結を行う前に、
部分解凍に備えて予め複数の室を連通するチャンネルを
封止する方法および装置に関する。
液を長期に保存する方法として、細胞浮遊液を密着した
二つの面からなる平面型凍結バッグに収容し凍結保存す
る方法が採用されている。近年、細胞内の水結晶(氷)
の挙動により、細胞膜の損傷が左右され、その結果とし
て、細胞の生存が左右されることが明らかになった。ま
た、細胞内の水結晶の挙動は、細胞浮遊液の冷却速度に
よって左右されることが明らかになった。そのため、細
胞浮遊液を凍結バッグに収納して凍結保存する場合、凍
結中および解凍後の細胞の生存を維持するには、凍結開
始時から細胞内の水が細胞膜を損傷しない微細な水結晶
として安定する温度まで、冷却速度を厳密に調整する必
要がある。そして、細胞浮遊液の冷却速度を厳密に調整
するためには、凍結バッグに収容されている細胞浮遊液
の厚さを、凍結バッグの全面にわたって均一にする必要
がある。
細胞浮遊液を収容する場合、収容量に応じて、収容後の
バッグ形状が板状から枕状まで大きく変化することとな
るため、収容量の許容範囲がかなり大きく、また、細胞
浮遊液収容後のバッグ全面にわたる液の厚さは、バッグ
の端部で小さく中央部で大きくなるため、冷却中の細胞
浮遊液温度は急速に冷却されるバッグ端部で低く冷却の
遅れる中央部で高くなる。従って、平面型凍結バッグで
は、冷却温度をいかに厳密に制御したとしても、収容さ
れている細胞浮遊液を均一な速さで凍結させることは不
可能であり、この様な不都合は細胞浮遊液の収容量が多
いほど激しくなる。そこで、近時、この様な問題を解決
するために、扁平な四角い室を有する所謂立体型凍結バ
ッグが採用されるようになった。
液を収容した時に、バッグ全体に渡って液厚が均一とな
るため、容易に細胞浮遊液全体を均一な速度で凍結させ
ることができるものである。しかしながら、立体型凍結
バッグを用いた場合であっても、収容される細胞浮遊液
の容量が規定容量を超えた場合、水が凍結により膨張し
てバッグの破損の原因となることがあり、また、バッグ
を水平に保持しないで凍結した場合、細胞浮遊液が低位
に移動して下膨れ状態になり、細胞浮遊液全体を均一な
速度で凍結させることができなくなるだけでなく、バッ
グの破損の原因になることもあった。そのため、バッグ
を水平状態に保持しなくても均一な速度で凍結し、かつ
バッグの破損を防ぐことができるように、近時、立体型
複室凍結バッグを扁平な四角い容器(キャニスター)に
収容して細胞浮遊液の厚さを一定に保ちながら凍結する
方法が採用されている。
て、例えば、同一細胞浮遊液の一部のみを解凍して細胞
を増殖するなど、同一細胞浮遊液を複数回にわたって使
用することが要求されるようになっており、そのため、
近時、立体型複室凍結バッグが採用されるようになって
いる。しかしながら、このような複室凍結バッグに細胞
浮遊液を収納し凍結する場合、細胞浮遊液の一部のみを
切り離して使用することができるように、細胞浮遊液を
収容後、各室間の連通チャンネルをシールして凍結して
いるが、凍結時にしばしば、複室凍結バッグの小さい方
の室が破損し、貴重な細胞浮遊液が失われるという問題
があった。
に鑑みてなされたもので、複室凍結バッグの解凍時の破
損事故を防止する方法および装置を提供することを目的
とする。
を解決するために鋭意検討の結果、特に、複数の室間の
収容量に大きな差がある場合、全体として規定容量の細
胞浮遊液を収容した場合であっても、何らかの理由で、
例えば、細胞浮遊液充填時に、複室凍結バッグの小さな
室の位置が大きな室の位置より低かった場合等に、室間
の収容量のバランスが崩れ、小さな室に規定容量を超え
る細胞浮遊液が収容された状態で連通チャンネルがシー
ルされることがあり、この過剰に収容された細胞浮遊液
が凍結時のバッグの破損の原因になることを見出し、本
発明に想到した。すなわち、本発明は、収容する細胞浮
遊液の容量を規定容量以下に規制しながら封止すること
を特徴とする複室凍結バッグの連通チャンネルの封止方
法である。ここで、複室凍結バッグが大小2つの室から
なる場合には、少なくとも小室の容量を規定容量以下に
規制すればよい。また、本発明は、複室凍結バッグを水
平に載置する載置台と、該載置台に載置された複室凍結
バッグに収容される細胞浮遊液の量を規制する手段と、
複室凍結バッグの連通チャンネルを封止する封止手段
と、を含んでなる複室凍結バッグの連通チャンネル封止
装置である。ここで、封止手段としては、複室凍結バッ
グの形成材料に対応してヒートシーラーや高周波ウエル
ダーが採用される。
に基づいて説明する。図1は本発明の複室凍結バッグの
連通チャンネル封止装置の一実施例を示す平面図であ
り、図2は図1に示す封止装置に適用される複室凍結バ
ッグの一例を示す平面図である。図1に示すように、本
発明の封止装置1は、本発明の封止方法を実施するため
の基本的な構成要素として、複室凍結バッグ2を水平に
載置する載置台11と、この載置台11に載置された複
室凍結バッグ2に収容される細胞浮遊液の量を規制する
手段(蓋12およびロック13)と、複室凍結バッグ1
の連通チャンネル24、25を封止する封止手段(イン
パルスシーラー15)と、を含んでいる。
室を有する所謂立体型凍結バッグであり、容量の大きい
室21と容量の小さい室22および連通部23を有して
おり、連通部23の両端には二室21と22を連通する
連通チャンネル24、25が形成されている。そして大
きい室21には細胞浮遊液採取手段26と細胞浮遊液取
出口27が、小さい室22には細胞浮遊液取出口28が
設けられている。載置台11には複室凍結バッグ2を収
容する室が設けられており、室は介在するインパルスシ
ーラー15のヒーター台151により大小二つの扁平な
四角い室111、112に仕切られている。大室111
および小室112はそれぞれ複室凍結バッグ2の大きい
室21および小さい室22と相似形かつ同サイズになっ
ており、ヒーター台151の高さは、複室凍結バッグ2
を載置台11に収容した時に連通部23が密接するよう
に決められている。
結バッグ2に収容される細胞浮遊液(図示していない)
の量を規制する手段として、小室112側に小さい室2
2の細胞浮遊液の量を規制する開閉自在な蓋12と、こ
の蓋12を固定するためのロック13が設けられてお
り、ロック13はこれを載置台11に固定するピン14
を軸に回動可能になっている。尚、蓋とロック手段の組
合せは大室111側にも設けてよく、細胞浮遊液収容量
規制手段としては、蓋12とロック13の組合せの他
に、例えば、適当な位置で小さな室の膨張を阻止する押
圧部材(図示していない)など、種々の方法が採用可能
である。
のヒーター台151によって大室111と小室112に
仕切られている。インパルスシーラー15は複室凍結バ
ッグ1の連通チャンネル24、25を封止する封止手段
としてのヒートシーラーであり、ヒーター153を備え
たヒーター台151と、このヒーター台151との間に
被溶着物を挟んで押さえつける挟持具152からなり、
挟持具152で被溶着物をヒーター台151に押さえ付
けるとヒーター153が加熱するようになっている。ヒ
ートシーラーはバッグの形成材料がオレフィン系プラス
チックである場合に好ましく採用されるが、インパルス
シーラーの他に加熱金型なども採用可能である。また、
バッグの形成材料が塩化ビニル系、ナイロン系、酢酸ビ
ニル系など極性を有するプラスチックである場合には、
高周波ウエルダーが好ましく採用される。
lの室を有する、全容量25mlの図2に示すような立
体型複室凍結バッグ(バッグの厚さ8mm)を10個用
意し、各バッグにそれぞれ25mlの水を充填して、図
1に示すような専用の封止装置を用いて連通チャンネル
を封止した後、これをステンレス製ケース(バッグの厚
みを一定に保つための扁平な容器)に収容して、小室を
下にして垂直方向に保ち、液体窒素に浸漬して凍結し
た。凍結後、バッグを液体窒素の中から取り出して、3
7℃の温浴に浸漬して解凍し、バッグの破損および水の
漏出の有無を調べたところ、全てのバッグについて破損
および水の漏洩が見られなかった。
凍結バッグ5個を用いて、それぞれ25mlの水を充填
後、連通チャンネルを封止しないで実施例1と同様の凍
結・解凍を行い、バッグの破損および水の漏出の有無を
調べたところ、ステンレス製ケースに収容して液の厚さ
を一定に保っているにも係わらず、全てのバッグについ
て破損および水の漏洩が見られた。
に、本発明を採用することにより、複室凍結バッグの凍
結による破損を防止することが出来る。
装置の一実施例を示す平面図である。
グの一例を示す平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 収容する細胞浮遊液の容量を規定容量以
下に規制しながら封止することを特徴とする複室凍結バ
ッグの連通チャンネルの封止方法。 - 【請求項2】 複室凍結バッグが大小2つの室からな
り、少なくとも小室の容量を規定容量以下に規制するこ
とを特徴とする請求項1に記載の封止方法。 - 【請求項3】 複室凍結バッグを水平に載置する載置台
と、該載置台に載置された複室凍結バッグに収容される
細胞浮遊液の量を規制する手段と、複室凍結バッグの連
通チャンネルを封止する封止手段と、を含んでなる複室
凍結バッグの連通チャンネル封止装置。 - 【請求項4】 封止手段がヒートシーラーである請求項
3に記載の封止装置。 - 【請求項5】 封止手段が高周波ウエルダーである請求
項3に記載の封止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15152298A JP3551022B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 二室凍結バッグの連通チャンネルの封止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15152298A JP3551022B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 二室凍結バッグの連通チャンネルの封止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11342179A true JPH11342179A (ja) | 1999-12-14 |
| JP3551022B2 JP3551022B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=15520363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15152298A Expired - Fee Related JP3551022B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 二室凍結バッグの連通チャンネルの封止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3551022B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014014343A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Jms Co Ltd | 生体試料移送装置及び生体試料移送方法 |
| JPWO2015147077A1 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-04-13 | 北海道公立大学法人 札幌医科大学 | 細胞充填容器の製造方法、細胞充填用容器、及びシーリング装置 |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP15152298A patent/JP3551022B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014014343A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Jms Co Ltd | 生体試料移送装置及び生体試料移送方法 |
| JPWO2015147077A1 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-04-13 | 北海道公立大学法人 札幌医科大学 | 細胞充填容器の製造方法、細胞充填用容器、及びシーリング装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3551022B2 (ja) | 2004-08-04 |
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