JPH11342550A - パルプモールド成形品の抄紙型 - Google Patents
パルプモールド成形品の抄紙型Info
- Publication number
- JPH11342550A JPH11342550A JP10186768A JP18676898A JPH11342550A JP H11342550 A JPH11342550 A JP H11342550A JP 10186768 A JP10186768 A JP 10186768A JP 18676898 A JP18676898 A JP 18676898A JP H11342550 A JPH11342550 A JP H11342550A
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- JP
- Japan
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- pulp
- papermaking
- net layer
- pulp molded
- mold
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑な加工を必要とせず安価な方法で製造す
ることができ、簡単に型替え可能であるパルプモールド
成形品の抄紙型を提供し、且つ、パルプ積層体の必要な
箇所に所望の肉厚を付け、所望の強度を備えることがで
きるパルプモールド成形品の製造方法を提供する。 【解決手段】 複数の連通孔を有しパルプモールド成形
品に応じて交換可能な抄紙部とマニホールド部とを備え
たことを特徴とするパルプモールド成形品用の抄紙型
ることができ、簡単に型替え可能であるパルプモールド
成形品の抄紙型を提供し、且つ、パルプ積層体の必要な
箇所に所望の肉厚を付け、所望の強度を備えることがで
きるパルプモールド成形品の製造方法を提供する。 【解決手段】 複数の連通孔を有しパルプモールド成形
品に応じて交換可能な抄紙部とマニホールド部とを備え
たことを特徴とするパルプモールド成形品用の抄紙型
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器やクッション
材等の包装用部材として使用されるパルプモールド成形
品を製造する型に関する。
材等の包装用部材として使用されるパルプモールド成形
品を製造する型に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】プラス
チック容器は廃棄処理上種々の問題がある。そこで、パ
ルプモールド法により成形したパルプモールド容器が注
目されつつある。
チック容器は廃棄処理上種々の問題がある。そこで、パ
ルプモールド法により成形したパルプモールド容器が注
目されつつある。
【0003】パルプモールド容器の製造に使用する抄紙
型は、容器の形状毎に鋳造等で模られ、キャビティー部
表面に複数の細孔を加工したものが知られている。
型は、容器の形状毎に鋳造等で模られ、キャビティー部
表面に複数の細孔を加工したものが知られている。
【0004】また、抄紙型表面から連通する通気孔を有
し、抄紙型内部に中空室を備え、中空室を一様に吸引す
ることにより抄紙型表面に一様な厚みのパルプ積層体を
形成する型構造等が開示されている。
し、抄紙型内部に中空室を備え、中空室を一様に吸引す
ることにより抄紙型表面に一様な厚みのパルプ積層体を
形成する型構造等が開示されている。
【0005】しかし、加工工程数が多くなり型の製作コ
ストが高くなり、型を容器形状毎に製作する為、抄紙型
全体では大きな保管スペースが必要になる。また、パル
プ積層体それぞれの部位に応じて所望の強度を備えさせ
ることが困難であり、最も強度を必要とする部位に合わ
せて、全体を必要以上の厚みにしなければならなかっ
た。
ストが高くなり、型を容器形状毎に製作する為、抄紙型
全体では大きな保管スペースが必要になる。また、パル
プ積層体それぞれの部位に応じて所望の強度を備えさせ
ることが困難であり、最も強度を必要とする部位に合わ
せて、全体を必要以上の厚みにしなければならなかっ
た。
【0006】本発明の目的は、複雑な加工を必要とせず
安価な方法で製造することができ、且つ、簡単に型替え
可能であるパルプモールド成形品の抄紙型を提供するこ
とにある。更には、パルプ積層体の必要な箇所に所望の
肉厚を付け、所望の強度を備えることができるパルプモ
ールド成形品の製造方法を提供することにある。
安価な方法で製造することができ、且つ、簡単に型替え
可能であるパルプモールド成形品の抄紙型を提供するこ
とにある。更には、パルプ積層体の必要な箇所に所望の
肉厚を付け、所望の強度を備えることができるパルプモ
ールド成形品の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の連通孔を有しパルプモールド成形品に応じて交換
可能な抄紙部とマニホールド部とを備えたパルプモール
ド成形品用の抄紙型を提供することにより、上記の目的
を達成したものである。
複数の連通孔を有しパルプモールド成形品に応じて交換
可能な抄紙部とマニホールド部とを備えたパルプモール
ド成形品用の抄紙型を提供することにより、上記の目的
を達成したものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の抄
紙型において、上記抄紙部のキャビティー部表面に粗と
密のネット層を被せたパルプモールド成形品用の抄組型
を提供することにより、上記の目的を達成したものであ
る。
紙型において、上記抄紙部のキャビティー部表面に粗と
密のネット層を被せたパルプモールド成形品用の抄組型
を提供することにより、上記の目的を達成したものであ
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の抄紙型において、上記マニホールド部と上
記抄紙部との嵌合により形成される複数の中空室を備
え、該中空室を各々の圧力で制御するパルプモールド成
形品の製造方法を提供することにより、上記の目的を達
成したものである。
求項2記載の抄紙型において、上記マニホールド部と上
記抄紙部との嵌合により形成される複数の中空室を備
え、該中空室を各々の圧力で制御するパルプモールド成
形品の製造方法を提供することにより、上記の目的を達
成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について詳細に説明する。 実施形態1 本実施形態のパルプモールド中空容器を成形する抄紙型
は、図1及び図2に示すように、パルプモールド積層体
を形成するキャビティー部3を備えた抄紙部1と、外部
に連通する吸引口9を備えたマニホールド部6によって
構成される。キャビティー部の背部に上記マニホールド
部6を嵌合させると、抄紙部1の背部とマニホールド部
6の側壁7及びノズル部側壁8によって囲われた中空室
15が形成される。キャビティー部3が形成されている
抄紙部1のブロック5には、キャビティー部3から中空
室15に連通する複数の連通孔12が形成されている。
について詳細に説明する。 実施形態1 本実施形態のパルプモールド中空容器を成形する抄紙型
は、図1及び図2に示すように、パルプモールド積層体
を形成するキャビティー部3を備えた抄紙部1と、外部
に連通する吸引口9を備えたマニホールド部6によって
構成される。キャビティー部の背部に上記マニホールド
部6を嵌合させると、抄紙部1の背部とマニホールド部
6の側壁7及びノズル部側壁8によって囲われた中空室
15が形成される。キャビティー部3が形成されている
抄紙部1のブロック5には、キャビティー部3から中空
室15に連通する複数の連通孔12が形成されている。
【0011】抄紙部1に備えたフック部10に、マニホ
ールド部6に備えたリング部11を引っかけることで、
抄紙部1とマニホールド部6を交換可能に固定すること
ができる。該抄紙部1は、パルプモールド成形品の品種
形状によって異なるので、製造品種切り替えの際に、抄
紙部のみを付け替えて使用する。抄紙部1とマニホール
ド部6を嵌合させた場合、マニホールド部6の側壁7の
天面部にシール材19を備えることにより、中空室内の
吸引効率低下を防止することができる。
ールド部6に備えたリング部11を引っかけることで、
抄紙部1とマニホールド部6を交換可能に固定すること
ができる。該抄紙部1は、パルプモールド成形品の品種
形状によって異なるので、製造品種切り替えの際に、抄
紙部のみを付け替えて使用する。抄紙部1とマニホール
ド部6を嵌合させた場合、マニホールド部6の側壁7の
天面部にシール材19を備えることにより、中空室内の
吸引効率低下を防止することができる。
【0012】本実施形態のパルプモールド成形品の製造
方法は、一対の上記抄紙部1、1のキャビティー部3、
3のそれぞれの表面に粗と密のネット層13、13を被
せた後に、該抄紙部を突き合わせてパルプモールド成形
品形成部を形成し、それぞれの中空室15、15を外部
に連通する吸引口9、9から吸引することにより、該ネ
ット層13、13をキャビティー部3、3に密着させな
がら、該キャビティー部3、3にパルプスラリーを注入
してパルプ積層体14を形成する。次に、突き合わせた
一対の該抄紙部1、1を開いて、パルプモールド積層体
を取り出すことを特徴とするものである。
方法は、一対の上記抄紙部1、1のキャビティー部3、
3のそれぞれの表面に粗と密のネット層13、13を被
せた後に、該抄紙部を突き合わせてパルプモールド成形
品形成部を形成し、それぞれの中空室15、15を外部
に連通する吸引口9、9から吸引することにより、該ネ
ット層13、13をキャビティー部3、3に密着させな
がら、該キャビティー部3、3にパルプスラリーを注入
してパルプ積層体14を形成する。次に、突き合わせた
一対の該抄紙部1、1を開いて、パルプモールド積層体
を取り出すことを特徴とするものである。
【0013】粗と密のネット層を詳細に説明すると、該
ネット層を第1ネット層と該第1ネット層より目の細か
い第2ネット層とにより構成し、第1ネット層をキャビ
ティー部3に密着させて被せると共に、第2ネット層を
第1ネット層の上に被せる。又は、第1ネット層と、該
第1ネット層より目の細かい第2ネット層とにより構成
し、第1ネット層をキャビティー部3に密着させて被せ
ると共に、第2ネット層を第1ネット層の上に形成させ
る。このように、目の粗い第1ネット層の上に目の細か
い第2ネット層を被せる、或いは形成した構成とするこ
とで、ブロック5に開ける連通孔12の数を減らすこと
ができる。
ネット層を第1ネット層と該第1ネット層より目の細か
い第2ネット層とにより構成し、第1ネット層をキャビ
ティー部3に密着させて被せると共に、第2ネット層を
第1ネット層の上に被せる。又は、第1ネット層と、該
第1ネット層より目の細かい第2ネット層とにより構成
し、第1ネット層をキャビティー部3に密着させて被せ
ると共に、第2ネット層を第1ネット層の上に形成させ
る。このように、目の粗い第1ネット層の上に目の細か
い第2ネット層を被せる、或いは形成した構成とするこ
とで、ブロック5に開ける連通孔12の数を減らすこと
ができる。
【0014】第1ネット層及び第2ネット層には、天然
素材、合成樹脂、又は金属からなる単数又は複数の素材
が組合わせて用いられる。さらにネット層の滑り性、耐
熱性、耐久性をアップさせる表面改質コートを行うこと
も可能である。天然素材は、植物繊維、動物繊維等があ
り、合成樹脂は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、再生樹
脂、半合成樹脂があり、金属は、ステンレス等がある。
素材、合成樹脂、又は金属からなる単数又は複数の素材
が組合わせて用いられる。さらにネット層の滑り性、耐
熱性、耐久性をアップさせる表面改質コートを行うこと
も可能である。天然素材は、植物繊維、動物繊維等があ
り、合成樹脂は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、再生樹
脂、半合成樹脂があり、金属は、ステンレス等がある。
【0015】第1ネット層は、平均最大開孔幅が1〜5
0mmであるのが好ましく、5〜10mmであるのがよ
り好ましい。開孔幅は、第1ネット層の線間距離を指
す。平均最大開孔幅が1mm未満であると、吸引効率が
悪くなり、パルプ繊維がネット層表面に堆積されにくい
ので、その結果パルプ積層体が形成されにくい、50m
m超であると、第2ネット層が第1ネット層の線間を通
り抜け抄紙型表面へ密着する場合があり、吸引効率が局
所的に悪くなり、パルプ積層体の厚みが不均一になる。
0mmであるのが好ましく、5〜10mmであるのがよ
り好ましい。開孔幅は、第1ネット層の線間距離を指
す。平均最大開孔幅が1mm未満であると、吸引効率が
悪くなり、パルプ繊維がネット層表面に堆積されにくい
ので、その結果パルプ積層体が形成されにくい、50m
m超であると、第2ネット層が第1ネット層の線間を通
り抜け抄紙型表面へ密着する場合があり、吸引効率が局
所的に悪くなり、パルプ積層体の厚みが不均一になる。
【0016】また、上記第1ネット層は、平均開孔面積
率が30〜95%であるのが好ましく、75〜90%で
あるのがより好ましい。平均開孔面積率が30%未満で
あると、吸引効率が悪くなり、パルプ積層体が形成され
にくく、95%超であると、第2ネット層がキャビティ
ー部3表面へ密着する場合があり、吸引効率が局所的に
悪くなりパルプ積層体の厚みが不均一となる。
率が30〜95%であるのが好ましく、75〜90%で
あるのがより好ましい。平均開孔面積率が30%未満で
あると、吸引効率が悪くなり、パルプ積層体が形成され
にくく、95%超であると、第2ネット層がキャビティ
ー部3表面へ密着する場合があり、吸引効率が局所的に
悪くなりパルプ積層体の厚みが不均一となる。
【0017】ー方、第2ネット層は、平均最大開孔幅が
0.05〜1.0mmであるのが好ましく、0.2〜
0.5mmであるのがより好ましい。開孔幅は、第2の
ネット層の各線の内径寸法を指す。平均最大開孔幅が
0.05mm未満であると、吸引効率が悪くなるため、
パルプ積層体が形成されにくく、1.0mm超である
と、パルプ繊維の通り抜けが起こりやすくなるため、パ
ルプ積層体の形成が困難となる。
0.05〜1.0mmであるのが好ましく、0.2〜
0.5mmであるのがより好ましい。開孔幅は、第2の
ネット層の各線の内径寸法を指す。平均最大開孔幅が
0.05mm未満であると、吸引効率が悪くなるため、
パルプ積層体が形成されにくく、1.0mm超である
と、パルプ繊維の通り抜けが起こりやすくなるため、パ
ルプ積層体の形成が困難となる。
【0018】また、第2ネット層は、平均開孔面積率が
30〜90%であるのが好ましく、50〜80%である
のがより好ましい。平均開孔面積率が30%未満である
と、吸引効率が悪くなるため、パルプ積層体が形成され
にくく、90%超であると、パルプ繊維の通り抜けが起
こりやすくなるためパルプ積層体の形成が困難となる場
合がある。
30〜90%であるのが好ましく、50〜80%である
のがより好ましい。平均開孔面積率が30%未満である
と、吸引効率が悪くなるため、パルプ積層体が形成され
にくく、90%超であると、パルプ繊維の通り抜けが起
こりやすくなるためパルプ積層体の形成が困難となる場
合がある。
【0019】本実施形態では、第1ネット層には、上記
キャビティー部3に装着した状態において、平均最大開
孔幅が3〜6mm、平均開孔面積率が80〜92%、線
幅が0.3mmであるネットを用いた。かかる第1ネッ
ト層は、抄紙用型2、3に装着する前の状態において
は、それぞれ平均最大開孔幅が0.08〜0.25m
m、平均開孔面積率が46%、線幅が0.12mmであ
る。第2ネット層には、上記キャビティー部3に装着し
た状態において、平均最大開孔幅が0.22〜0.35
mm、平均開孔面積率が58〜69%、線幅が0.06
〜0.07mmであるストッキングを用いた。かかる第
2ネット層は、抄紙用型2、3に装着する前の状態にお
いては、それぞれ平均最大開孔幅が0.38〜0.42
mm、平均開孔面積率が75〜75%、線幅が0.05
〜0.06mmである。第2ネット層は、中空室15を
吸引することによって、第1ネット層開孔を通り、該キ
ャビティー部3表面に接触しない程度の剛性があればよ
い。
キャビティー部3に装着した状態において、平均最大開
孔幅が3〜6mm、平均開孔面積率が80〜92%、線
幅が0.3mmであるネットを用いた。かかる第1ネッ
ト層は、抄紙用型2、3に装着する前の状態において
は、それぞれ平均最大開孔幅が0.08〜0.25m
m、平均開孔面積率が46%、線幅が0.12mmであ
る。第2ネット層には、上記キャビティー部3に装着し
た状態において、平均最大開孔幅が0.22〜0.35
mm、平均開孔面積率が58〜69%、線幅が0.06
〜0.07mmであるストッキングを用いた。かかる第
2ネット層は、抄紙用型2、3に装着する前の状態にお
いては、それぞれ平均最大開孔幅が0.38〜0.42
mm、平均開孔面積率が75〜75%、線幅が0.05
〜0.06mmである。第2ネット層は、中空室15を
吸引することによって、第1ネット層開孔を通り、該キ
ャビティー部3表面に接触しない程度の剛性があればよ
い。
【0020】なお、パルプスラリーは、パルプ繊維を水
に分散させたものである。パルプ繊維は、針葉樹または
広葉樹等の木材パルプや竹、わら等の非木材パルプであ
るのが好ましい。また、パルプ繊維の長さと太さは、そ
れぞれ0.1mm以上10mm以下、0.01mm以上
0.05mm以下であるのが好ましい。本実施形態で
は、ノズル部の直径が胴部の直径よりも小さい円筒形状
のボトルを製造させるために、該ボトルの形状に応じた
キャビティ形状を有するキャビティー部3を用いた。
に分散させたものである。パルプ繊維は、針葉樹または
広葉樹等の木材パルプや竹、わら等の非木材パルプであ
るのが好ましい。また、パルプ繊維の長さと太さは、そ
れぞれ0.1mm以上10mm以下、0.01mm以上
0.05mm以下であるのが好ましい。本実施形態で
は、ノズル部の直径が胴部の直径よりも小さい円筒形状
のボトルを製造させるために、該ボトルの形状に応じた
キャビティ形状を有するキャビティー部3を用いた。
【0021】実施形態2 第2の実施形態については、上述した第1の実施形態と
異なる点についてのみ説明し、第1の実施形態に関して
詳述した説明が適宜適用される。
異なる点についてのみ説明し、第1の実施形態に関して
詳述した説明が適宜適用される。
【0022】本実施形態においては、パルプモールド中
空容器を成形する抄紙型は、図3に示すように、マニホ
ールド部20に仕切り壁17、17を備え、中空室を3
つの中空室(第1中空室24、第2中空室25、第3中
空室26)に分け、キャビティー部3と各中空室はそれ
ぞれに連通する複数の連通孔12を有する。各々の該仕
切り壁17の端面(抄紙部2と接する部分)にシール材
を設けてある。各中空室24、25、26には、外部に
連通する第1吸引口21、第2吸引口22、第3吸引口
23をそれぞれ備えてあり、各吸引口は、それぞれ独立
の吸引制御が可能である。
空容器を成形する抄紙型は、図3に示すように、マニホ
ールド部20に仕切り壁17、17を備え、中空室を3
つの中空室(第1中空室24、第2中空室25、第3中
空室26)に分け、キャビティー部3と各中空室はそれ
ぞれに連通する複数の連通孔12を有する。各々の該仕
切り壁17の端面(抄紙部2と接する部分)にシール材
を設けてある。各中空室24、25、26には、外部に
連通する第1吸引口21、第2吸引口22、第3吸引口
23をそれぞれ備えてあり、各吸引口は、それぞれ独立
の吸引制御が可能である。
【0023】次に、本実施形態のパルプモールド成形品
を抄紙する場合、各中空室24、25、26の吸引圧力
を制御することにより、各中空室から各連通孔を介して
キャビティー部3表面での吸引力を変化させることがで
きる。この吸引制御により、パルプモールド成形品の強
度を必要とする所望する部位の肉厚を厚くすることがで
きる。例えば、第1中空室のみの吸引圧力を高くする
と、該第1中空室に連通するキャビティー部3の表面部
分に堆積する繊維の量を、他の中空室と連通するキャビ
ティー部より多くすることができ、その結果、パルプモ
ールド成形品の肉厚を厚くすることが可能である。
を抄紙する場合、各中空室24、25、26の吸引圧力
を制御することにより、各中空室から各連通孔を介して
キャビティー部3表面での吸引力を変化させることがで
きる。この吸引制御により、パルプモールド成形品の強
度を必要とする所望する部位の肉厚を厚くすることがで
きる。例えば、第1中空室のみの吸引圧力を高くする
と、該第1中空室に連通するキャビティー部3の表面部
分に堆積する繊維の量を、他の中空室と連通するキャビ
ティー部より多くすることができ、その結果、パルプモ
ールド成形品の肉厚を厚くすることが可能である。
【0024】また、各中空室毎に吸引開始、又は吸引停
止タイミングをずらすことにより、より正確にパルプモ
ールド成形品の厚みコントロールすることが可能であ
る。例えば、各吸引口に圧力計(真空計)を設置し、各
中空室24、25、26をそれぞれの圧力で独立して吸
引する。キャビティー部にパルプ繊維が堆積することに
より真空度がある設定圧力まで低下したら、それぞれの
中空室24、25、26の吸引を停止させる。この結果
で、無駄な吸引エネルギーの節約ができる。
止タイミングをずらすことにより、より正確にパルプモ
ールド成形品の厚みコントロールすることが可能であ
る。例えば、各吸引口に圧力計(真空計)を設置し、各
中空室24、25、26をそれぞれの圧力で独立して吸
引する。キャビティー部にパルプ繊維が堆積することに
より真空度がある設定圧力まで低下したら、それぞれの
中空室24、25、26の吸引を停止させる。この結果
で、無駄な吸引エネルギーの節約ができる。
【0025】また、各中空室に設置した圧力計をチェッ
クすることで、ネット層13の破れ、連通孔12の目詰
まり、吸引装置不良による吸引不良などの吸引コントロ
ール不良を監視できる。
クすることで、ネット層13の破れ、連通孔12の目詰
まり、吸引装置不良による吸引不良などの吸引コントロ
ール不良を監視できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、複雑な加工を必要とせ
ず安価な方法で製造することができ、簡単に型替え可能
であるパルプモールド成形品の抄紙型を提供することが
でき、且つ、パルプ積層体の必要な箇所に所望の肉厚を
付け、所望の強度を備えることができるパルプモールド
成形品の製造方法を提供することができる。
ず安価な方法で製造することができ、簡単に型替え可能
であるパルプモールド成形品の抄紙型を提供することが
でき、且つ、パルプ積層体の必要な箇所に所望の肉厚を
付け、所望の強度を備えることができるパルプモールド
成形品の製造方法を提供することができる。
【図1】本実施形態に使用する型
【図2】本実施形態に使用する型の表面に粗と密のネッ
ト層を被せ、パルプモールド積層体を形成させた図
ト層を被せ、パルプモールド積層体を形成させた図
【図3】第2実施形態に使用する型
1 抄紙部 3 キャビティー部 6 マニホールド部 9 吸引口 12 連通孔 13 ネット層 14 パルプ積層体 15 中空室 19 シール材
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の連通孔を有しパルプモールド成形
品に応じて交換可能な抄紙部とマニホールド部とを備え
たパルプモールド成形品用の抄紙型 - 【請求項2】 上記抄紙部のキャビティー部表面に粗と
密のネット層を被せた請求項1記載のパルプモールド成
形品用の抄紙型 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の抄紙型に
おいて、上記マニホールド部と上記抄紙部との嵌合によ
り形成される複数の中空室を備え、該中空室を各々の圧
力で制御するパルプモールド成形品の製造方法
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10186768A JPH11342550A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | パルプモールド成形品の抄紙型 |
| US09/622,043 US6547931B1 (en) | 1998-02-23 | 1999-02-22 | Method of manufacturing pulp mold formed product |
| CN200410032438.4A CN1265056C (zh) | 1998-02-23 | 1999-02-22 | 纸浆模制成形品的制造方法 |
| DE69938864T DE69938864D1 (de) | 1998-02-23 | 1999-02-22 | Verfahren zum fertigen von gegenständen aus papiermasse |
| CNB998031666A CN1167850C (zh) | 1998-02-23 | 1999-02-22 | 纸浆模制成形品的制造方法及制造装置 |
| PCT/JP1999/000775 WO1999042661A1 (en) | 1998-02-23 | 1999-02-22 | Method of manufacturing pulp mold formed product |
| EP99905263A EP1081285B1 (en) | 1998-02-23 | 1999-02-22 | Method of manufacturing pulp mold formed product |
| CNB011169532A CN1180163C (zh) | 1998-02-23 | 2001-05-11 | 纸浆模制成形品 |
| US09/885,982 US6521085B2 (en) | 1998-02-23 | 2001-06-22 | Pulp molded article |
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|---|---|
| JP (1) | JPH11342550A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6918997B2 (en) | 2000-04-18 | 2005-07-19 | Kao Corporation | Method of producing pulp moldings |
| JP2023547155A (ja) * | 2020-11-04 | 2023-11-09 | ディアジオ グレート ブリテン リミテッド | パルプから一体物品を形成するためのモールド |
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1998
- 1998-05-29 JP JP10186768A patent/JPH11342550A/ja active Pending
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