JPH11342751A - ガラスラン - Google Patents
ガラスランInfo
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- JPH11342751A JPH11342751A JP10169336A JP16933698A JPH11342751A JP H11342751 A JPH11342751 A JP H11342751A JP 10169336 A JP10169336 A JP 10169336A JP 16933698 A JP16933698 A JP 16933698A JP H11342751 A JPH11342751 A JP H11342751A
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- lip
- seal lip
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チャンネル部のサッシュへの挿入容易性及び
嵌合力向上とシールリップ部のシール性及び耐へたり性
とを両立させる。また、シールリップ部の表面にリップ
部摺動材を形成してもシール切れが起こらないようにす
る。 【解決手段】 ガラスラン1は、チャンネル部4がスプ
リング硬さHs70°〜90°(JIS A)のTPO
で、シールリップ部5がスプリング硬さHs50°〜7
0°(JIS A)のTPOで、基底部摺動材7がショ
ア硬さD45°〜60°のTPOで、リップ部摺動材8
がショア硬さD30°〜45°のTPOで、押出成形に
より形成されてなる。
嵌合力向上とシールリップ部のシール性及び耐へたり性
とを両立させる。また、シールリップ部の表面にリップ
部摺動材を形成してもシール切れが起こらないようにす
る。 【解決手段】 ガラスラン1は、チャンネル部4がスプ
リング硬さHs70°〜90°(JIS A)のTPO
で、シールリップ部5がスプリング硬さHs50°〜7
0°(JIS A)のTPOで、基底部摺動材7がショ
ア硬さD45°〜60°のTPOで、リップ部摺動材8
がショア硬さD30°〜45°のTPOで、押出成形に
より形成されてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動するガラスの
外周縁部と摺接してガラスの移動をガイドするととも
に、ガラスとの間をシールするガラスランに関するもの
である。
外周縁部と摺接してガラスの移動をガイドするととも
に、ガラスとの間をシールするガラスランに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6並びに図7及び図8は、自
動車のドアサッシュ21に取り付けられてドアガラス2
2の外周縁部をシールする、従来の2種類のガラスラン
51,61を示している。いずれのガラスラン51,6
1も、基底部52,62及び二つの側壁部53,63か
らなる断面略コ字形のチャンネル部54,64と、両側
壁部53,63の先端からチャンネル部54,64内へ
延びる二つのシールリップ部55,65とを備えてい
る。
動車のドアサッシュ21に取り付けられてドアガラス2
2の外周縁部をシールする、従来の2種類のガラスラン
51,61を示している。いずれのガラスラン51,6
1も、基底部52,62及び二つの側壁部53,63か
らなる断面略コ字形のチャンネル部54,64と、両側
壁部53,63の先端からチャンネル部54,64内へ
延びる二つのシールリップ部55,65とを備えてい
る。
【0003】チャンネル部54,64は適度に硬くない
とドアサッシュ21への挿入容易性が低下する(挿入時
に側壁部53,63がたわんでドアサッシュ21の奥の
方まで挿入しづらい)とともに、基底部52,62の両
側端部のドアサッシュ21内面への弾接による嵌合力が
低下する。一方、シールリップ部55,65は適度に軟
らかくないとシール性及び耐へたり性が低下するため、
材料の選択が重要である。また、基底部52,62の表
面にはドアガラス22の外周縁端面が摺接し、シールリ
ップ部55,65の表面にはドアガラス22の外周縁両
面が摺接するため、いずれの表面も摩耗を防止して耐久
性を向上させる必要がある。
とドアサッシュ21への挿入容易性が低下する(挿入時
に側壁部53,63がたわんでドアサッシュ21の奥の
方まで挿入しづらい)とともに、基底部52,62の両
側端部のドアサッシュ21内面への弾接による嵌合力が
低下する。一方、シールリップ部55,65は適度に軟
らかくないとシール性及び耐へたり性が低下するため、
材料の選択が重要である。また、基底部52,62の表
面にはドアガラス22の外周縁端面が摺接し、シールリ
ップ部55,65の表面にはドアガラス22の外周縁両
面が摺接するため、いずれの表面も摩耗を防止して耐久
性を向上させる必要がある。
【0004】図5及び図6のガラスラン51はEPDM
ゴムを基材とするもので、チャンネル部54とシールリ
ップ部55とがスプリング硬さHs70°〜90°(J
ISA)のEPDMゴムでそれぞれ所定の肉厚に押出成
形され、加硫硬化された後、基底部52の表面に接着剤
層を介して植毛57が施され、シールリップ部55の表
面にスプリング硬さHs90°(JIS A)程度のポ
リウレタン樹脂よりなる厚さ50μm程度の摺動膜58
が塗布形成されて、形成されている。
ゴムを基材とするもので、チャンネル部54とシールリ
ップ部55とがスプリング硬さHs70°〜90°(J
ISA)のEPDMゴムでそれぞれ所定の肉厚に押出成
形され、加硫硬化された後、基底部52の表面に接着剤
層を介して植毛57が施され、シールリップ部55の表
面にスプリング硬さHs90°(JIS A)程度のポ
リウレタン樹脂よりなる厚さ50μm程度の摺動膜58
が塗布形成されて、形成されている。
【0005】図7及び図8のガラスラン61は熱可塑性
エラストマー(以下、TPEという。)を基材とするも
ので、チャンネル部64とシールリップ部65とがスプ
リング硬さHs70°〜90°(JIS A)のオレフ
ィン系TPE(以下、TPOという。)で肉厚約1〜2
mmに押出成形されると同時に、基底部62の表面に基
底部摺動材67がショア硬さD30°〜45°のポリエ
チレン樹脂で肉厚約50μm〜約1mmに押出成形さ
れ、シールリップ部65の表面にリップ部摺動材68が
同じくショア硬さD30°〜45°のポリエチレン樹脂
で押出成形されて、形成されている。
エラストマー(以下、TPEという。)を基材とするも
ので、チャンネル部64とシールリップ部65とがスプ
リング硬さHs70°〜90°(JIS A)のオレフ
ィン系TPE(以下、TPOという。)で肉厚約1〜2
mmに押出成形されると同時に、基底部62の表面に基
底部摺動材67がショア硬さD30°〜45°のポリエ
チレン樹脂で肉厚約50μm〜約1mmに押出成形さ
れ、シールリップ部65の表面にリップ部摺動材68が
同じくショア硬さD30°〜45°のポリエチレン樹脂
で押出成形されて、形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5及び図6のガラス
ラン51は、ガラスランにとって好ましい機械的性質
(特に、弾性、ヒステリシス等)を持つEPDMゴムで
形成されているため、チャンネル部54とシールリップ
部55とに同一硬さのEPDMゴムを使用しても、チャ
ンネル部54のドアサッシュ21への挿入容易性及び嵌
合力向上と、シールリップ部55のシール性及び耐へた
り性とを両立させることができる。しかし、ゴムの加硫
工程、植毛工程等の製造工程数が多く、コストが高くな
るという問題があった。
ラン51は、ガラスランにとって好ましい機械的性質
(特に、弾性、ヒステリシス等)を持つEPDMゴムで
形成されているため、チャンネル部54とシールリップ
部55とに同一硬さのEPDMゴムを使用しても、チャ
ンネル部54のドアサッシュ21への挿入容易性及び嵌
合力向上と、シールリップ部55のシール性及び耐へた
り性とを両立させることができる。しかし、ゴムの加硫
工程、植毛工程等の製造工程数が多く、コストが高くな
るという問題があった。
【0007】図7及び図8のガラスラン61は、図5及
び図6のガラスラン51よりは製造工程数が少なく、コ
ストを下げることができる。しかし、TPOの機械的性
質(特に、弾性、ヒステリシス等)が現時点ではEPD
Mゴムに及ばないため、チャンネル部64とシールリッ
プ部65とに同一硬さのTPOを使用して、チャンネル
部64のドアサッシュ21への挿入容易性及び嵌合力向
上とシールリップ部65のシール性及び耐へたり性とを
両立させようとすると、シールリップ部65の弾性が不
足気味になる。また、基底部摺動材67とリップ部摺動
材68とに同一硬さのポリエチレン樹脂を使用して耐摩
耗性を確保しようとすると、ドアガラス22が強く摺接
する基底部摺動材67のために硬いポリエチレン樹脂を
使用する必要があるので、リップ部摺動材68が必要以
上に硬くなる。こうして、弾性が不足気味のシールリッ
プ部65の表面に必要以上に硬いリップ部摺動材68が
形成されると、シールリップ部65が異常に変形したり
ドアガラス22への追従性が低下したりして、シール切
れが起こるおそれがあった。
び図6のガラスラン51よりは製造工程数が少なく、コ
ストを下げることができる。しかし、TPOの機械的性
質(特に、弾性、ヒステリシス等)が現時点ではEPD
Mゴムに及ばないため、チャンネル部64とシールリッ
プ部65とに同一硬さのTPOを使用して、チャンネル
部64のドアサッシュ21への挿入容易性及び嵌合力向
上とシールリップ部65のシール性及び耐へたり性とを
両立させようとすると、シールリップ部65の弾性が不
足気味になる。また、基底部摺動材67とリップ部摺動
材68とに同一硬さのポリエチレン樹脂を使用して耐摩
耗性を確保しようとすると、ドアガラス22が強く摺接
する基底部摺動材67のために硬いポリエチレン樹脂を
使用する必要があるので、リップ部摺動材68が必要以
上に硬くなる。こうして、弾性が不足気味のシールリッ
プ部65の表面に必要以上に硬いリップ部摺動材68が
形成されると、シールリップ部65が異常に変形したり
ドアガラス22への追従性が低下したりして、シール切
れが起こるおそれがあった。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解決し、製造
工程数が少なく、コストを下げることができるととも
に、チャンネル部のサッシュへの挿入容易性及び嵌合力
向上と、シールリップ部のシール性及び耐へたり性とを
容易に両立させることができ、また、シールリップ部の
表面にリップ部摺動材を形成してもシール切れが起こら
ないようにできるガラスランを提供することにある。
工程数が少なく、コストを下げることができるととも
に、チャンネル部のサッシュへの挿入容易性及び嵌合力
向上と、シールリップ部のシール性及び耐へたり性とを
容易に両立させることができ、また、シールリップ部の
表面にリップ部摺動材を形成してもシール切れが起こら
ないようにできるガラスランを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、基底部及
び側壁部からなるチャンネル部と、側壁部の自由端から
チャンネル部の内側へ延びる二つのシールリップ部と、
基底部の表面に被覆された基底部摺動材と、シールリッ
プ部の表面に被覆されたリップ部摺動材とを備えたガラ
スランにおいて、チャンネル部とシールリップ部とがス
プリング硬さHs60°〜80°(JIS A)のTP
Eで、基底部摺動材がショア硬さD45°〜60°のT
PE又は樹脂で、リップ部摺動材がショア硬さD30°
〜45°のTPE又は樹脂(前記基底部摺動材の熱可塑
性エラストマー又は樹脂とは材料の配合比率が異なる)
で、押出成形により形成されてなることを特徴とする。
び側壁部からなるチャンネル部と、側壁部の自由端から
チャンネル部の内側へ延びる二つのシールリップ部と、
基底部の表面に被覆された基底部摺動材と、シールリッ
プ部の表面に被覆されたリップ部摺動材とを備えたガラ
スランにおいて、チャンネル部とシールリップ部とがス
プリング硬さHs60°〜80°(JIS A)のTP
Eで、基底部摺動材がショア硬さD45°〜60°のT
PE又は樹脂で、リップ部摺動材がショア硬さD30°
〜45°のTPE又は樹脂(前記基底部摺動材の熱可塑
性エラストマー又は樹脂とは材料の配合比率が異なる)
で、押出成形により形成されてなることを特徴とする。
【0010】なお、基底部摺動材とリップ部摺動材とが
ショア硬さの数値で一致する(D45°)場合がある
が、その場合でも材料の配合比率が異なる点で上記の図
7及び図8の従来例と相違する。
ショア硬さの数値で一致する(D45°)場合がある
が、その場合でも材料の配合比率が異なる点で上記の図
7及び図8の従来例と相違する。
【0011】第一の発明において、チャンネル部とシー
ルリップ部のTPEのスプリング硬さはHs70°〜8
0°(JIS A)がさらに好ましい。基底部摺動材の
TPE又は樹脂のショア硬さはD50°〜60°がさら
に好ましい。リップ部摺動材のTPE又は樹脂のショア
硬さはD30°〜40°がさらに好ましい。すなわち、
基底部摺動材は硬めに、リップ部摺動材は柔らかめに、
それぞれ振れることが好ましい。
ルリップ部のTPEのスプリング硬さはHs70°〜8
0°(JIS A)がさらに好ましい。基底部摺動材の
TPE又は樹脂のショア硬さはD50°〜60°がさら
に好ましい。リップ部摺動材のTPE又は樹脂のショア
硬さはD30°〜40°がさらに好ましい。すなわち、
基底部摺動材は硬めに、リップ部摺動材は柔らかめに、
それぞれ振れることが好ましい。
【0012】第二の発明は、基底部及び側壁部からなる
チャンネル部と、側壁部から延びるシールリップ部と、
基底部の表面に被覆された基底部摺動材と、シールリッ
プ部の表面に被覆されたリップ部摺動材とを備えたガラ
スランにおいて、チャンネル部がスプリング硬さHs7
0°〜90°(JIS A)のTPEで、シールリップ
部がスプリング硬さHs50°〜70°(JIS A)
のTPE(前記チャンネル部の熱可塑性エラストマーと
は材料の配合比率が異なる)で、基底部摺動材がショア
硬さD45°〜60°のTPE又は樹脂で、リップ部摺
動材がショア硬さD30°〜45°のTPE又は樹脂
(前記基底部摺動材の熱可塑性エラストマー又は樹脂と
は材料の配合比率が異なる)で、押出成形により形成さ
れてなることを特徴とする。
チャンネル部と、側壁部から延びるシールリップ部と、
基底部の表面に被覆された基底部摺動材と、シールリッ
プ部の表面に被覆されたリップ部摺動材とを備えたガラ
スランにおいて、チャンネル部がスプリング硬さHs7
0°〜90°(JIS A)のTPEで、シールリップ
部がスプリング硬さHs50°〜70°(JIS A)
のTPE(前記チャンネル部の熱可塑性エラストマーと
は材料の配合比率が異なる)で、基底部摺動材がショア
硬さD45°〜60°のTPE又は樹脂で、リップ部摺
動材がショア硬さD30°〜45°のTPE又は樹脂
(前記基底部摺動材の熱可塑性エラストマー又は樹脂と
は材料の配合比率が異なる)で、押出成形により形成さ
れてなることを特徴とする。
【0013】なお、上記と同様に、チャンネル部とシー
ルリップ部とがスプリング硬さの数値で一致する(Hs
70°)場合と、基底部摺動材とリップ部摺動材とがシ
ョア硬さの数値で一致する(D45°)場合とがある
が、その場合でも材料の配合比率が異なる。
ルリップ部とがスプリング硬さの数値で一致する(Hs
70°)場合と、基底部摺動材とリップ部摺動材とがシ
ョア硬さの数値で一致する(D45°)場合とがある
が、その場合でも材料の配合比率が異なる。
【0014】第二の発明において、チャンネル部のTP
Eのスプリング硬さはHs75°〜85°(JIS
A)がさらに好ましい。シールリップ部のTPEのスプ
リング硬さはHs50°〜65°(JIS A)がさら
に好ましい。基底部摺動材のTPE又は樹脂のショア硬
さはD50°〜60°がさらに好ましい。リップ部摺動
材のTPE又は樹脂のショア硬さはD30°〜40°が
さらに好ましい。すなわち、基底部摺動材は硬めに、リ
ップ部摺動材は柔らかめに、それぞれ振れることが好ま
しい。
Eのスプリング硬さはHs75°〜85°(JIS
A)がさらに好ましい。シールリップ部のTPEのスプ
リング硬さはHs50°〜65°(JIS A)がさら
に好ましい。基底部摺動材のTPE又は樹脂のショア硬
さはD50°〜60°がさらに好ましい。リップ部摺動
材のTPE又は樹脂のショア硬さはD30°〜40°が
さらに好ましい。すなわち、基底部摺動材は硬めに、リ
ップ部摺動材は柔らかめに、それぞれ振れることが好ま
しい。
【0015】第一及び第二の各発明において、チャンネ
ル部及びシールリップ部のTPEは、特に限定されない
が、オレフィン系(TPO)が好ましい。基底部摺動材
及びリップ部摺動材のTPEは、特に限定されないが、
オレフィン系(TPO)又はスチレン系が好ましい。基
底部摺動材及びリップ部摺動材の樹脂は、特に限定され
ないが、ポリエチレンが好ましい。
ル部及びシールリップ部のTPEは、特に限定されない
が、オレフィン系(TPO)が好ましい。基底部摺動材
及びリップ部摺動材のTPEは、特に限定されないが、
オレフィン系(TPO)又はスチレン系が好ましい。基
底部摺動材及びリップ部摺動材の樹脂は、特に限定され
ないが、ポリエチレンが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第一実施
形態のガラスラン1を示しており、図3に示すように、
自動車のドアサッシュ21に取り付けられてドアガラス
22の外周縁部をシールするものである。このガラスラ
ン1は、基底部2及び二つの側壁部3からなるチャンネ
ル部4と、両側壁部3の自由端からチャンネル部4の内
側へ延びる二つのシールリップ部5と、基底部2の表面
に被覆された基底部摺動材7と、シールリップ部5の表
面に被覆されたリップ部摺動材8とを備えている。
形態のガラスラン1を示しており、図3に示すように、
自動車のドアサッシュ21に取り付けられてドアガラス
22の外周縁部をシールするものである。このガラスラ
ン1は、基底部2及び二つの側壁部3からなるチャンネ
ル部4と、両側壁部3の自由端からチャンネル部4の内
側へ延びる二つのシールリップ部5と、基底部2の表面
に被覆された基底部摺動材7と、シールリップ部5の表
面に被覆されたリップ部摺動材8とを備えている。
【0017】このガラスラン1は、チャンネル部4がス
プリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のTP
Oで、シールリップ部5がスプリング硬さHs50°〜
70°(JIS A)のTPO(チャンネル部4のTP
Oとは材料の配合比率が異なる)で、基底部摺動材7が
ショア硬さD45°〜60°のTPOで、リップ部摺動
材8がショア硬さD30°〜45°のTPO(基底部摺
動材7のTPOとは材料の配合比率が異なる)で、同時
押出成形により形成されてなる。従って、製造工程数が
少なく、コストを下げることができる。
プリング硬さHs70°〜90°(JIS A)のTP
Oで、シールリップ部5がスプリング硬さHs50°〜
70°(JIS A)のTPO(チャンネル部4のTP
Oとは材料の配合比率が異なる)で、基底部摺動材7が
ショア硬さD45°〜60°のTPOで、リップ部摺動
材8がショア硬さD30°〜45°のTPO(基底部摺
動材7のTPOとは材料の配合比率が異なる)で、同時
押出成形により形成されてなる。従って、製造工程数が
少なく、コストを下げることができる。
【0018】このガラスラン1は、図2に示すように、
ドアサッシュ21に長手方向に挿入されて取り付けられ
る。チャンネル部4は、スプリング硬さHs70°〜9
0°(JIS A)のTPOで適度に硬く形成されてい
るので、ドアサッシュ21に容易に挿入することができ
る。
ドアサッシュ21に長手方向に挿入されて取り付けられ
る。チャンネル部4は、スプリング硬さHs70°〜9
0°(JIS A)のTPOで適度に硬く形成されてい
るので、ドアサッシュ21に容易に挿入することができ
る。
【0019】また、チャンネル部4は、図1に示すよう
に両側壁部3が逆ハ字状に開いた状態で押出成形され、
図2に示すように両側壁部3が弾性に抗して略平行に寄
せられた状態でドアサッシュ21に嵌合される。チャン
ネル部4は、前記の通り適度に硬く形成されているの
で、基底部2の両側端部が適度な弾性によりドアサッシ
ュ21の内面に当接し、十分な嵌合力が得られる。
に両側壁部3が逆ハ字状に開いた状態で押出成形され、
図2に示すように両側壁部3が弾性に抗して略平行に寄
せられた状態でドアサッシュ21に嵌合される。チャン
ネル部4は、前記の通り適度に硬く形成されているの
で、基底部2の両側端部が適度な弾性によりドアサッシ
ュ21の内面に当接し、十分な嵌合力が得られる。
【0020】両シールリップ部5は、上下動(図2では
紙面に対して垂直方向)するドアガラス22の外周縁両
面を挟む。シールリップ部5はスプリング硬さHs50
°〜70°(JIS A)のTPOで適度に軟らかく形
成されているので、EPDMゴムに近い機械的性質(特
に、弾性、ヒステリシス等)を示し、優れたシール性及
び耐へたり性が得られる。また、シールリップ部5は適
度に柔らかく形成されているので、ドアサッシュ21の
開口側端縁と弾接して、両者の間を密にシールする。
紙面に対して垂直方向)するドアガラス22の外周縁両
面を挟む。シールリップ部5はスプリング硬さHs50
°〜70°(JIS A)のTPOで適度に軟らかく形
成されているので、EPDMゴムに近い機械的性質(特
に、弾性、ヒステリシス等)を示し、優れたシール性及
び耐へたり性が得られる。また、シールリップ部5は適
度に柔らかく形成されているので、ドアサッシュ21の
開口側端縁と弾接して、両者の間を密にシールする。
【0021】基底部摺動材7には、上下動するドアガラ
ス22の外周縁端面が摺接し、しばしば強く摺接するこ
とがある。しかし、基底部摺動材7はショア硬さD45
°〜60°のTPOで硬く形成されているので、摩耗が
防止され高い耐久性が得られる。
ス22の外周縁端面が摺接し、しばしば強く摺接するこ
とがある。しかし、基底部摺動材7はショア硬さD45
°〜60°のTPOで硬く形成されているので、摩耗が
防止され高い耐久性が得られる。
【0022】リップ部摺動材8には、上下動するドアガ
ラス22の外周縁両面が摺接する。リップ部摺動材8は
ショア硬さD30°〜45°のTPOで必要最小限の硬
さに形成されているので、摩耗が防止されるだけでな
く、前記シールリップ部5の機械的性質を損なうことが
軽微である。従って、シールリップ部5の異常変形やド
アガラスへの追従性低下を招かず、シール切れを起こさ
ない。
ラス22の外周縁両面が摺接する。リップ部摺動材8は
ショア硬さD30°〜45°のTPOで必要最小限の硬
さに形成されているので、摩耗が防止されるだけでな
く、前記シールリップ部5の機械的性質を損なうことが
軽微である。従って、シールリップ部5の異常変形やド
アガラスへの追従性低下を招かず、シール切れを起こさ
ない。
【0023】図4は、本発明の第二実施形態のガラスラ
ン11を示しており、チャンネル部4とシールリップ部
5とをスプリング硬さHs60°〜80°(JIS
A)のTPOで押出成形により一体的に形成した点にお
いてのみ、第一実施形態と相違している。
ン11を示しており、チャンネル部4とシールリップ部
5とをスプリング硬さHs60°〜80°(JIS
A)のTPOで押出成形により一体的に形成した点にお
いてのみ、第一実施形態と相違している。
【0024】このガラスラン11においては、図7及び
図8のガラスラン61と同じく、チャンネル部4のドア
サッシュ21への挿入容易性及び嵌合力向上とシールリ
ップ部5のシール性及び耐へたり性とを両立させること
が多少難しくなるが、図7及び図8のガラスラン61と
異なり、基底部摺動材7がショア硬さD45°〜60°
のTPOで硬く形成され、リップ部摺動材8がショア硬
さD30°〜45°のTPOで必要最小限の硬さに形成
されるので、シールリップ部5の異常変形やドアガラス
への追従性低下を招かず、シール切れが起こらない。
図8のガラスラン61と同じく、チャンネル部4のドア
サッシュ21への挿入容易性及び嵌合力向上とシールリ
ップ部5のシール性及び耐へたり性とを両立させること
が多少難しくなるが、図7及び図8のガラスラン61と
異なり、基底部摺動材7がショア硬さD45°〜60°
のTPOで硬く形成され、リップ部摺動材8がショア硬
さD30°〜45°のTPOで必要最小限の硬さに形成
されるので、シールリップ部5の異常変形やドアガラス
への追従性低下を招かず、シール切れが起こらない。
【0025】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0026】(1)基底部摺動材7及びリップ部摺動材
8をスチレン系TPE又はポリエチレン樹脂で形成(押
出成形)すること。 (2)本発明を車両の側面又は後部のスライドガラス用
のガラスランに適用すること。 (3)本発明を車両のルーフ部に設けられたスライディ
ングルーフ用のスライド部分のガラスラン(ウエザスト
リップ)に適用すること。
8をスチレン系TPE又はポリエチレン樹脂で形成(押
出成形)すること。 (2)本発明を車両の側面又は後部のスライドガラス用
のガラスランに適用すること。 (3)本発明を車両のルーフ部に設けられたスライディ
ングルーフ用のスライド部分のガラスラン(ウエザスト
リップ)に適用すること。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り、第一の発明に係るガ
ラスランによれば、製造工程数が少なく、コストを下げ
ることができるとともに、シールリップ部の表面にリッ
プ部摺動材を形成してもシール切れが起こらない、とい
う優れた効果を奏する。
ラスランによれば、製造工程数が少なく、コストを下げ
ることができるとともに、シールリップ部の表面にリッ
プ部摺動材を形成してもシール切れが起こらない、とい
う優れた効果を奏する。
【0028】また、第二の発明に係るガラスランによれ
ば、製造工程数が少なく、コストを下げることができる
とともに、チャンネル部のサッシュへの挿入容易性及び
嵌合力向上と、シールリップ部のシール性及び耐へたり
性とを容易に両立させることができ、また、シールリッ
プ部の表面にリップ部摺動材を形成してもシール切れが
起こらない、という優れた効果を奏する。
ば、製造工程数が少なく、コストを下げることができる
とともに、チャンネル部のサッシュへの挿入容易性及び
嵌合力向上と、シールリップ部のシール性及び耐へたり
性とを容易に両立させることができ、また、シールリッ
プ部の表面にリップ部摺動材を形成してもシール切れが
起こらない、という優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第一実施形態のガラスランを示す断面
図である。
図である。
【図2】図1のガラスランをドアサッシュに嵌合したと
きの断面図である。
きの断面図である。
【図3】図1のガラスランを適用する自動車の部分側面
図である。
図である。
【図4】本発明の第二実施形態のガラスランをドアサッ
シュに嵌合したときの断面図である。
シュに嵌合したときの断面図である。
【図5】従来例のガラスランを示す断面図である。
【図6】図5のガラスランをドアサッシュに嵌合したと
きの断面図である。
きの断面図である。
【図7】別の従来例のガラスランを示す断面図である。
【図8】図7のガラスランをドアサッシュに嵌合したと
きの断面図である。
きの断面図である。
1 ガラスラン 2 基底部 3 側壁部 4 チャンネル部 5 シールリップ部 7 基底部摺動材 8 リップ部摺動材 11 ガラスラン 21 ドアサッシュ 22 ドアガラス
Claims (2)
- 【請求項1】 基底部及び側壁部からなるチャンネル部
と、前記側壁部の自由端からチャンネル部の内側へ延び
る二つのシールリップ部と、前記基底部の表面に被覆さ
れた基底部摺動材と、前記シールリップ部の表面に被覆
されたリップ部摺動材とを備えたガラスランにおいて、
前記チャンネル部と前記シールリップ部とがスプリング
硬さHs60°〜80°(JIS A)の熱可塑性エラ
ストマーで、前記基底部摺動材がショア硬さD45°〜
60°の熱可塑性エラストマー又は樹脂で、前記リップ
部摺動材がショア硬さD30°〜45°の熱可塑性エラ
ストマー又は樹脂(前記基底部摺動材の熱可塑性エラス
トマー又は樹脂とは材料の配合比率が異なる)で、押出
成形により形成されてなることを特徴とするガラスラ
ン。 - 【請求項2】 基底部及び側壁部からなるチャンネル部
と、前記側壁部から延びるシールリップ部と、前記基底
部の表面に被覆された基底部摺動材と、前記シールリッ
プ部の表面に被覆されたリップ部摺動材とを備えたガラ
スランにおいて、前記チャンネル部がスプリング硬さH
s70°〜90°(JIS A)の熱可塑性エラストマ
ーで、前記シールリップ部がスプリング硬さHs50°
〜70°(JIS A)の熱可塑性エラストマー(前記
チャンネル部の熱可塑性エラストマーとは材料の配合比
率が異なる)で、前記基底部摺動材がショア硬さD45
°〜60°の熱可塑性エラストマー又は樹脂で、前記リ
ップ部摺動材がショア硬さD30°〜45°の熱可塑性
エラストマー又は樹脂(前記基底部摺動材の熱可塑性エ
ラストマー又は樹脂とは材料の配合比率が異なる)で、
押出成形により形成されてなることを特徴とするガラス
ラン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16933698A JP3334619B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ガラスラン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16933698A JP3334619B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ガラスラン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11342751A true JPH11342751A (ja) | 1999-12-14 |
| JP3334619B2 JP3334619B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=15884678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16933698A Ceased JP3334619B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ガラスラン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3334619B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8001728B2 (en) * | 2006-12-27 | 2011-08-23 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Glass run and its attaching structure |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP16933698A patent/JP3334619B2/ja not_active Ceased
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8001728B2 (en) * | 2006-12-27 | 2011-08-23 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Glass run and its attaching structure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3334619B2 (ja) | 2002-10-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RVOP | Cancellation by post-grant opposition |