JPH11342819A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH11342819A JPH11342819A JP10153327A JP15332798A JPH11342819A JP H11342819 A JPH11342819 A JP H11342819A JP 10153327 A JP10153327 A JP 10153327A JP 15332798 A JP15332798 A JP 15332798A JP H11342819 A JPH11342819 A JP H11342819A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- casing
- steering handle
- grips
- driver
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Controls (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 輪状のリムを持たない非円形のステアリング
ハンドルに設けたエアバッグ装置の乗員拘束力を充分に
確保する。 【解決手段】 自動車の運転席の前方に設けられたステ
アリングハンドルHは、中央のケーシング3と、このケ
ーシング3から左右方向に延びるスポーク部4の先端に
設けられたグリップ5L,5Rとを備える。車両の衝突
時にケーシング3の内部に収納したエアバッグ19が膨
張すると、アッパーケーシング12およびロアケーシン
グ13が開放してエアバッグ19が車室内に展開する。
このとき、エアバッグ19の背面は左右のグリップ5
L,5Rと、開放したアッパーケーシング12およびロ
アケーシング13の荷重支持部121 ,131 とに支持
されるため、エアバッグ19の前方への移動を阻止して
充分な乗員拘束性能を発揮させることができる。
ハンドルに設けたエアバッグ装置の乗員拘束力を充分に
確保する。 【解決手段】 自動車の運転席の前方に設けられたステ
アリングハンドルHは、中央のケーシング3と、このケ
ーシング3から左右方向に延びるスポーク部4の先端に
設けられたグリップ5L,5Rとを備える。車両の衝突
時にケーシング3の内部に収納したエアバッグ19が膨
張すると、アッパーケーシング12およびロアケーシン
グ13が開放してエアバッグ19が車室内に展開する。
このとき、エアバッグ19の背面は左右のグリップ5
L,5Rと、開放したアッパーケーシング12およびロ
アケーシング13の荷重支持部121 ,131 とに支持
されるため、エアバッグ19の前方への移動を阻止して
充分な乗員拘束性能を発揮させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右両端に一対の
グリップを備えたステアリングハンドルの中央のケーシ
ング内にエアバッグを収納し、車両の衝突時にインフレ
ータが発生するガスでエアバッグを展開して乗員を拘束
するエアバッグ装置に関する。
グリップを備えたステアリングハンドルの中央のケーシ
ング内にエアバッグを収納し、車両の衝突時にインフレ
ータが発生するガスでエアバッグを展開して乗員を拘束
するエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にドライバー用のエアバッグ装置は
ステアリングホイールの輪状のリムの中心部に配置され
ており、車両の衝突時に車室内に展開したエアバッグの
背面は前記輪状のリムによって支持されるようになって
いる。従って、車両の衝突時に慣性で前進するドライバ
ーの荷重がエアバッグに伝達されたとき、エアバッグの
背面をステアリングホイールのリムで受け止めてエアバ
ッグの前方への移動を阻止し、充分な乗員拘束力を発揮
させることができる。
ステアリングホイールの輪状のリムの中心部に配置され
ており、車両の衝突時に車室内に展開したエアバッグの
背面は前記輪状のリムによって支持されるようになって
いる。従って、車両の衝突時に慣性で前進するドライバ
ーの荷重がエアバッグに伝達されたとき、エアバッグの
背面をステアリングホイールのリムで受け止めてエアバ
ッグの前方への移動を阻止し、充分な乗員拘束力を発揮
させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、輪状
のリムを有するステアリングホイールの中心部にエアバ
ッグ装置を配置すれば、エアバッグに充分な乗員拘束力
を発揮させることができる。しかしながら、横長のハン
ドル本体の左右両端部に一対のグリップを備えた非円形
のステアリングハンドルの中心部にエアバッグ装置を配
置した場合、展開したエアバッグの背面の左右両側部は
グリップにより支持されるが、そのエアバッグの背面の
上部および下部を支持する部材が存在しないため、慣性
で前進するドライバーの荷重でエアバッグの上部および
下部が前方に移動して充分な乗員拘束力を発揮できなく
なる可能性がある。
のリムを有するステアリングホイールの中心部にエアバ
ッグ装置を配置すれば、エアバッグに充分な乗員拘束力
を発揮させることができる。しかしながら、横長のハン
ドル本体の左右両端部に一対のグリップを備えた非円形
のステアリングハンドルの中心部にエアバッグ装置を配
置した場合、展開したエアバッグの背面の左右両側部は
グリップにより支持されるが、そのエアバッグの背面の
上部および下部を支持する部材が存在しないため、慣性
で前進するドライバーの荷重でエアバッグの上部および
下部が前方に移動して充分な乗員拘束力を発揮できなく
なる可能性がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、輪状のリムを持たない非円形のステアリングハンド
ルに設けたエアバッグ装置の乗員拘束力を充分に確保す
ることを目的とする。
で、輪状のリムを持たない非円形のステアリングハンド
ルに設けたエアバッグ装置の乗員拘束力を充分に確保す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、左右両端に一対のグ
リップを備えたステアリングハンドルの中央のケーシン
グ内にエアバッグを収納し、車両の衝突時にインフレー
タが発生するガスでエアバッグを展開して乗員を拘束す
るエアバッグ装置において、前記ケーシングはエアバッ
グの展開時に分割して上下方向に開放可能であり、開放
したケーシングおよび左右のグリップで展開したエアバ
ッグの背面が支持されることを特徴とする。
に、請求項1に記載された発明は、左右両端に一対のグ
リップを備えたステアリングハンドルの中央のケーシン
グ内にエアバッグを収納し、車両の衝突時にインフレー
タが発生するガスでエアバッグを展開して乗員を拘束す
るエアバッグ装置において、前記ケーシングはエアバッ
グの展開時に分割して上下方向に開放可能であり、開放
したケーシングおよび左右のグリップで展開したエアバ
ッグの背面が支持されることを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、車両の衝突時に展開し
たエアバッグに慣性で前進するドライバーの荷重が作用
したとき、そのエアバッグの背面が上下方向に開放した
ケーシングおよび左右のグリップで支持されるので、前
記荷重によるエアバッグの前方への移動を阻止すること
ができる。これにより、輪状のリムを持たない非円形の
ステアリングハンドルに設けたエアバッグ装置でも、輪
状のリムを有する通常のステアリングホイールに設けた
エアバッグ装置と同等の乗員拘束性能を発揮させること
が可能となり、しかもエアバッグ装置のケーシングを利
用することで部品点数の増加を抑えることができる。
たエアバッグに慣性で前進するドライバーの荷重が作用
したとき、そのエアバッグの背面が上下方向に開放した
ケーシングおよび左右のグリップで支持されるので、前
記荷重によるエアバッグの前方への移動を阻止すること
ができる。これにより、輪状のリムを持たない非円形の
ステアリングハンドルに設けたエアバッグ装置でも、輪
状のリムを有する通常のステアリングホイールに設けた
エアバッグ装置と同等の乗員拘束性能を発揮させること
が可能となり、しかもエアバッグ装置のケーシングを利
用することで部品点数の増加を抑えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】図1〜図7は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は自動車の車室前部の斜視図、図2は図1の2
方向拡大矢視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は
エアバッグの展開時の状態を示す図、図5は図4の5−
5線断面図、図6は図4の6方向矢視図、図7はステア
リングハンドルの作用説明図である。
で、図1は自動車の車室前部の斜視図、図2は図1の2
方向拡大矢視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は
エアバッグの展開時の状態を示す図、図5は図4の5−
5線断面図、図6は図4の6方向矢視図、図7はステア
リングハンドルの作用説明図である。
【0009】図1および図2に示すように、自動車の運
転席シートSの前方に設けられたステアリングハンドル
Hは、ステアリングカバー1に覆われたステアリングシ
ャフト2に固定されたケーシング3と、このケーシング
3から左右方向に延出する一対のスポーク部4,4と、
スポーク部4,4の先端にステアリングシャフト2と平
行に延びる軸線L,L回りに回転自在に支持された一対
のグリップ5L,5Rとを備える。ステアリングハンド
ルHは図示した中立位置において前後方向寸法が左右方
向寸法よりも小さい横長の形状となり、従ってダッシュ
ボード6に設けたメータパネル7がステアリングハンド
ルHに遮られて視認性が低下するのを最小限に抑えるこ
とができる(図1参照)。左右のグリップ5L,5R
は、それぞれグリップアーム8L,8Rとグリップ本体
9L,9Rとを備えており、全体としてU字状に形成さ
れる。
転席シートSの前方に設けられたステアリングハンドル
Hは、ステアリングカバー1に覆われたステアリングシ
ャフト2に固定されたケーシング3と、このケーシング
3から左右方向に延出する一対のスポーク部4,4と、
スポーク部4,4の先端にステアリングシャフト2と平
行に延びる軸線L,L回りに回転自在に支持された一対
のグリップ5L,5Rとを備える。ステアリングハンド
ルHは図示した中立位置において前後方向寸法が左右方
向寸法よりも小さい横長の形状となり、従ってダッシュ
ボード6に設けたメータパネル7がステアリングハンド
ルHに遮られて視認性が低下するのを最小限に抑えるこ
とができる(図1参照)。左右のグリップ5L,5R
は、それぞれグリップアーム8L,8Rとグリップ本体
9L,9Rとを備えており、全体としてU字状に形成さ
れる。
【0010】左右のグリップ5L,5Rの回転可能範囲
は、各スポーク部4の先端に形成した2個のストッパ1
0,11によって略120°に規制される。例えば右側
のグリップ5Rは、ストッパ10に当接する実線位置と
ストッパ11に当接する鎖線位置との間を120°に亘
って回転することができる(図2参照)。
は、各スポーク部4の先端に形成した2個のストッパ1
0,11によって略120°に規制される。例えば右側
のグリップ5Rは、ストッパ10に当接する実線位置と
ストッパ11に当接する鎖線位置との間を120°に亘
って回転することができる(図2参照)。
【0011】図3から明らかなように、ステアリングハ
ンドルHの概略カップ状に形成されたケーシング3は、
水平方向に延びる分割面を介してアッパーケーシング1
2およびロアケーシング13に2分割されている。ステ
アリングシャフト2の先端にステアリングボス14がス
プライン結合されてナット15で固定されており、この
ステアリングボス14に前記左右のスポーク部4,4
(図2参照)の基部が固定されるとともに、アッパーケ
ーシング12およびロアケーシング13がヒンジ16,
17を介して開閉自在に枢支される。図5に示すよう
に、アッパーケーシング12およびロアケーシング13
が開放したとき、ドライバーに対向する外周部に肉厚の
荷重支持部121 ,131 が形成される。
ンドルHの概略カップ状に形成されたケーシング3は、
水平方向に延びる分割面を介してアッパーケーシング1
2およびロアケーシング13に2分割されている。ステ
アリングシャフト2の先端にステアリングボス14がス
プライン結合されてナット15で固定されており、この
ステアリングボス14に前記左右のスポーク部4,4
(図2参照)の基部が固定されるとともに、アッパーケ
ーシング12およびロアケーシング13がヒンジ16,
17を介して開閉自在に枢支される。図5に示すよう
に、アッパーケーシング12およびロアケーシング13
が開放したとき、ドライバーに対向する外周部に肉厚の
荷重支持部121 ,131 が形成される。
【0012】ステアリングボス14の後面(ドライバー
に対向する面)にはインフレータ18と折り畳み状態の
エアバッグ19とが配置されており、それらは前記アッ
パーケーシング12およびロアケーシング13によって
覆われる。閉鎖状態にあるアッパーケーシング12およ
びロアケーシング13の表面は合成樹脂よりなる表皮材
20,20によって被覆される。
に対向する面)にはインフレータ18と折り畳み状態の
エアバッグ19とが配置されており、それらは前記アッ
パーケーシング12およびロアケーシング13によって
覆われる。閉鎖状態にあるアッパーケーシング12およ
びロアケーシング13の表面は合成樹脂よりなる表皮材
20,20によって被覆される。
【0013】次に、図7に基づいてステアリングハンド
ルHの作用を説明する。
ルHの作用を説明する。
【0014】(a)に示すように、ステアリングハンド
ルHが中立位置にあるとき、左右のグリップ5L,5R
はスポーク部4,4からドライバー側に延びてストッパ
10,10に当接しており、ドライバーは左手HLで左
側のグリップ5Lを握り、右手HRで右側のグリップ5
Rを握ることができる。この状態から(b)→(c)→
(d)→(e)に示すようにステアリングハンドルHを
左方向(反時計方向)に180°回転させるとき、右側
のグリップ5Rはスポーク部4との位置関係が変化せ
ず、ストッパ10に当接する位置に保持される。その結
果、右手HRはステアリングハンドルHの左回転に伴っ
て左方向に捻られるが、右手HRを左方向に180°捻
ることは比較的に容易であり、ステアリングハンドルH
が180°左回転するまで握り替える必要はない。
ルHが中立位置にあるとき、左右のグリップ5L,5R
はスポーク部4,4からドライバー側に延びてストッパ
10,10に当接しており、ドライバーは左手HLで左
側のグリップ5Lを握り、右手HRで右側のグリップ5
Rを握ることができる。この状態から(b)→(c)→
(d)→(e)に示すようにステアリングハンドルHを
左方向(反時計方向)に180°回転させるとき、右側
のグリップ5Rはスポーク部4との位置関係が変化せ
ず、ストッパ10に当接する位置に保持される。その結
果、右手HRはステアリングハンドルHの左回転に伴っ
て左方向に捻られるが、右手HRを左方向に180°捻
ることは比較的に容易であり、ステアリングハンドルH
が180°左回転するまで握り替える必要はない。
【0015】それに対し、ステアリングハンドルHの左
回転に伴って左手HLを左方向に180°捻ることは困
難である。しかしながら、ステアリングハンドルHが左
方向に回転するとき、左側のグリップ5Lは常にドライ
バー側に向かって延びるようにスポーク部4に対して時
計方向に相対回転するため、ドライバーは左手HLを殆
ど捻ることなくステアリングハンドルHを180°左回
転させることができる。尚、ステアリングハンドルHが
120°左回転して(d)の位置に達したとき、左側の
グリップ5Lはストッパ11に当接し、そこから(e)
の位置に達するまでストッパ11に当接する状態に保持
される。
回転に伴って左手HLを左方向に180°捻ることは困
難である。しかしながら、ステアリングハンドルHが左
方向に回転するとき、左側のグリップ5Lは常にドライ
バー側に向かって延びるようにスポーク部4に対して時
計方向に相対回転するため、ドライバーは左手HLを殆
ど捻ることなくステアリングハンドルHを180°左回
転させることができる。尚、ステアリングハンドルHが
120°左回転して(d)の位置に達したとき、左側の
グリップ5Lはストッパ11に当接し、そこから(e)
の位置に達するまでストッパ11に当接する状態に保持
される。
【0016】ステアリングハンドルHを右回転させると
きには、左手HLおよび右手HRの動きは前述した左回
転させる場合と逆になる。従って、左手HLは右方向に
180°捻られるが、左手HLの右方向への捻りは比較
的に容易であるために特に支障はない。また右側のグリ
ップ5Rは、常にドライバー側に向くようにスポーク部
4に対して反時計方向に相対的に回転可能であるため、
ドライバーは右手HRを殆ど捻ることなくステアリング
ハンドルHを180°右回転させることができる。
きには、左手HLおよび右手HRの動きは前述した左回
転させる場合と逆になる。従って、左手HLは右方向に
180°捻られるが、左手HLの右方向への捻りは比較
的に容易であるために特に支障はない。また右側のグリ
ップ5Rは、常にドライバー側に向くようにスポーク部
4に対して反時計方向に相対的に回転可能であるため、
ドライバーは右手HRを殆ど捻ることなくステアリング
ハンドルHを180°右回転させることができる。
【0017】尚、ステアリングハンドルHの最大回転角
が180°を越えると手首の捻じり量が増加するため、
前記最大回転角は180°に抑えることが適切である。
が180°を越えると手首の捻じり量が増加するため、
前記最大回転角は180°に抑えることが適切である。
【0018】以上のように、左右のグリップ5L,5R
をスポーク部4,4に対して回転自在に支持したので、
左手HLおよび右手HRでグリップ5L,5Rを持ち替
えることなく、ステアリングハンドルHを中立位置から
左右各180°に亘って容易に回転させることができ、
その操作性が高められる。また左右各180°の充分な
操舵角が得られることから、ステアリングハンドルHが
過敏になって中高速走行時のステアリング性能に悪影響
が出る虞もない。
をスポーク部4,4に対して回転自在に支持したので、
左手HLおよび右手HRでグリップ5L,5Rを持ち替
えることなく、ステアリングハンドルHを中立位置から
左右各180°に亘って容易に回転させることができ、
その操作性が高められる。また左右各180°の充分な
操舵角が得られることから、ステアリングハンドルHが
過敏になって中高速走行時のステアリング性能に悪影響
が出る虞もない。
【0019】さて、車両の衝突により所定値以上の加速
度が検出されるインフレータ18が点火して高圧ガスを
発生し、その高圧ガスでケーシング3内に折り畳み状態
で収納されたエアバッグ19が膨張を開始する。膨張す
るエアバッグ19の圧力がケーシング3の内面に作用す
るとアッパーケーシング12およびロアケーシング13
がヒンジ16,17回りに上下方向に開放し、そこに形
成された開口からエアバッグ19が車室内に展開してド
ライバーを拘束する(図4〜図6参照)。
度が検出されるインフレータ18が点火して高圧ガスを
発生し、その高圧ガスでケーシング3内に折り畳み状態
で収納されたエアバッグ19が膨張を開始する。膨張す
るエアバッグ19の圧力がケーシング3の内面に作用す
るとアッパーケーシング12およびロアケーシング13
がヒンジ16,17回りに上下方向に開放し、そこに形
成された開口からエアバッグ19が車室内に展開してド
ライバーを拘束する(図4〜図6参照)。
【0020】慣性で前進するドライバーがエアバッグ1
9を前方に押圧したとき、エアバッグ19の背面(ステ
アリングハンドルH側の面)は左右のグリップ5L,5
Rおよび上下に開放したアッパーケーシング12および
ロアケーシング13の荷重支持部121 ,131 に当接
するため、エアバッグ19が前方に移動するのを阻止し
て乗員拘束力を高めることができる。
9を前方に押圧したとき、エアバッグ19の背面(ステ
アリングハンドルH側の面)は左右のグリップ5L,5
Rおよび上下に開放したアッパーケーシング12および
ロアケーシング13の荷重支持部121 ,131 に当接
するため、エアバッグ19が前方に移動するのを阻止し
て乗員拘束力を高めることができる。
【0021】而して、輪状のリム部でエアバッグの背面
を支持することができるステアリングホイールに代え
て、一対のグリップ5L,5Rを備えた非円形のステア
リングハンドルHを採用した場合であっても、エアバッ
グ19の展開時に開放するアッパーケーシング12およ
びロアケーシング13の荷重支持部121 ,131 と前
記グリップ5L,5Rとでエアバッグ19の背面を支持
することにより、充分な乗員拘束力を確保することが可
能となる。しかもアッパーケーシング12およびロアケ
ーシング13を利用して荷重支持部121 ,131 を構
成したので、特別の部材で荷重支持部121 ,131 を
構成する場合に比べて部品点数を削減することができ
る。
を支持することができるステアリングホイールに代え
て、一対のグリップ5L,5Rを備えた非円形のステア
リングハンドルHを採用した場合であっても、エアバッ
グ19の展開時に開放するアッパーケーシング12およ
びロアケーシング13の荷重支持部121 ,131 と前
記グリップ5L,5Rとでエアバッグ19の背面を支持
することにより、充分な乗員拘束力を確保することが可
能となる。しかもアッパーケーシング12およびロアケ
ーシング13を利用して荷重支持部121 ,131 を構
成したので、特別の部材で荷重支持部121 ,131 を
構成する場合に比べて部品点数を削減することができ
る。
【0022】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0023】例えば、実施例ではエアバッグ19が膨張
する際の圧力でアッパーケーシング12およびロアケー
シング13を開放しているが、衝突による加速度を検出
する加速度センサからの信号に基づいて作動するアクチ
ュエータでアッパーケーシング12およびロアケーシン
グ13を開放しても良い。また実施例では左右のグリッ
プ5L,5Rが中立位置から左右一方向にのみ回転可能
に設けられているが、それを左右両方向に回転可能に設
けることも可能である。
する際の圧力でアッパーケーシング12およびロアケー
シング13を開放しているが、衝突による加速度を検出
する加速度センサからの信号に基づいて作動するアクチ
ュエータでアッパーケーシング12およびロアケーシン
グ13を開放しても良い。また実施例では左右のグリッ
プ5L,5Rが中立位置から左右一方向にのみ回転可能
に設けられているが、それを左右両方向に回転可能に設
けることも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、車両の衝突時に展開したエアバッグに慣性で
前進するドライバーの荷重が作用したとき、そのエアバ
ッグの背面が上下方向に開放したケーシングおよび左右
のグリップで支持されるので、前記荷重によるエアバッ
グの前方への移動を阻止することができる。これによ
り、輪状のリムを持たない非円形のステアリングハンド
ルに設けたエアバッグ装置でも、輪状のリムを有する通
常のステアリングホイールに設けたエアバッグ装置と同
等の乗員拘束性能を発揮させることが可能となり、しか
もエアバッグ装置のケーシングを利用することで部品点
数の増加を抑えることができる。
によれば、車両の衝突時に展開したエアバッグに慣性で
前進するドライバーの荷重が作用したとき、そのエアバ
ッグの背面が上下方向に開放したケーシングおよび左右
のグリップで支持されるので、前記荷重によるエアバッ
グの前方への移動を阻止することができる。これによ
り、輪状のリムを持たない非円形のステアリングハンド
ルに設けたエアバッグ装置でも、輪状のリムを有する通
常のステアリングホイールに設けたエアバッグ装置と同
等の乗員拘束性能を発揮させることが可能となり、しか
もエアバッグ装置のケーシングを利用することで部品点
数の増加を抑えることができる。
【図1】自動車の車室前部の斜視図
【図2】図1の2方向拡大矢視図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】エアバッグの展開時の状態を示す図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6方向矢視図
【図7】ステアリングハンドルの作用説明図
H ステアリングハンドル 3 ケーシング 5L,5R グリップ 18 インフレータ 19 エアバッグ
Claims (1)
- 【請求項1】 左右両端に一対のグリップ(5L,5
R)を備えたステアリングハンドル(H)の中央のケー
シング(3)内にエアバッグ(19)を収納し、車両の
衝突時にインフレータ(18)が発生するガスでエアバ
ッグ(19)を展開して乗員を拘束するエアバッグ装置
において、 前記ケーシング(3)はエアバッグ(19)の展開時に
分割して上下方向に開放可能であり、開放したケーシン
グ(3)および左右のグリップ(5L,5R)で展開し
たエアバッグ(19)の背面が支持されることを特徴と
するエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10153327A JPH11342819A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10153327A JPH11342819A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11342819A true JPH11342819A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15560076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10153327A Pending JPH11342819A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11342819A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007062469A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | エアバッグ装置 |
| JP2007062471A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両用操舵装置 |
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