JPH11343781A - 窓組立体及びその組み立て方法 - Google Patents
窓組立体及びその組み立て方法Info
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- JPH11343781A JPH11343781A JP10153387A JP15338798A JPH11343781A JP H11343781 A JPH11343781 A JP H11343781A JP 10153387 A JP10153387 A JP 10153387A JP 15338798 A JP15338798 A JP 15338798A JP H11343781 A JPH11343781 A JP H11343781A
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Abstract
成樹脂材を窓板に使用しても、変形したり、亀裂するこ
となく窓板を取り付ける構造とする。 【解決手段】 内方に開口部1aを有すると共に、該開
口部14に沿って凹溝5が形成されてなる剛性材料製の
枠部材1と、この枠部材1よりも線膨張率が大きく透明
な合成樹脂により板状に成形され、前記開口部1aを塞
ぐように枠部材1に配される窓板3と、この窓板3の面
方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、窓板3と前記
凹溝5との間に介在して窓板3と枠部材1とを固着する
接着部材19とを備え、前記接着部材19は、厚さ方向
の両端面が前記窓板3の下面3b及び前記凹溝5の底壁
5aに接合すると共に、窓板3の面方向の膨張、収縮に
追随した弾性撓みを許容する撓み空間部20を前記凹溝
5の側壁5bとの間に有するようにした。
Description
組み立て方法に関する。
ウ、サイドウインドウ、リヤウインドウやクォーターウ
インドウ又は建築物の窓や天窓或いは鉄道車両の窓に
は、窓組立体が使用されている。図11は、自動車の上
述した各種ウインドウに用いるため、特許第27258
94号公報に記載された従来の窓組立体を示す。
と、枠部材1に接着部材2を介して固定される窓板3
と、係合によって枠部材1に取り付けられるウエザース
トリップ4とを備えている。
ループ状に成形されると共に、窓板3との対向部分に、
凹溝5が形成されている。又、外方側には係合フランジ
6が立ち上がり状に形成されている。
うに枠部材1に固定される。この固定は、枠部材1の凹
溝5に接着部材2を充填し、接着部材2の上面に窓板3
の下面3bを接合することにより行われる。この場合、
接着部材2は、凹溝5の底壁5aから側壁5bにかけて
充填され、これにより窓板3と大きな接合面積で接合し
ている。窓板3としては、ケイ酸ガラスなどの無機質ガ
ラスを使用するものである。
側の係合フランジ6に挿入されて係合することにより、
枠部材1の外方側に取り付けられる。
3aに、リップ4a,4bが嵌合することにより、窓板
3の外周縁3aから雨水、洗車水等が浸入することを防
止する。このウエザーストリップ4における窓板3の外
周縁3aへの嵌合部分には、シール接着部材7が設けら
れている。シール接着部材7は、ウエザーストリップ4
と窓板3の外周縁3aとの間に介挿されることにより、
ウエザーストリップ4と窓板3とを接着すると共に、こ
れらの嵌合部分のシールを行うものである。
は、窓板3として無機質ガラスが使用されているため、
重量が嵩み、その組み立て及び取り扱いの点で難点があ
る。このため、無機質ガラスに代えて軽量な合成樹脂材
を窓板3に使用することが考えられる。
無機質ガラスに比べて桁違いに大きいため、環境温度の
変化によって大きく膨張、収縮する。このような合成樹
脂材からなる窓板3を上述した構造に適用した場合、接
着部材2が枠部材1の凹溝5に充満しており、凹溝5の
側壁5bによって窓板3の面方向、即ち外周縁3aが延
びる方向に移動する荷重が発生するものの、面に沿った
接着部材2の撓み変形が阻止されているため、窓板3の
大きな膨張、収縮に追随することができない。
シール接着部材7が密着しており、このシール接着部材
7によっても、面方向への窓板3の膨張、収縮が制限さ
れている。
張、収縮が制限されるため、高温時には窓板3の面の中
央部を頂点として凸状に著しく変形して湾曲し、サンル
ーフの作動時に車体パネルに干渉して作動不能になった
り、変形に伴って発生したストレスによって亀裂が生じ
るなどの新たな問題が発生するおそれがある。
してなされたものであり、無機質ガラスに比較して線膨
張係数の大きな合成樹脂を窓板として用いても、窓板が
過度に変形したり、亀裂を生じることのない構造の窓組
立体を提供することを目的とする。又、本発明は、この
構造に窓組立体を簡単に組み立てることが可能な組み立
て方法を提供することを目的とする。
め、請求項1の発明の窓組立体は、内方に開口部を有す
ると共に、該開口部に沿って凹溝が形成されてなる剛性
材料製の枠部材と、この枠部材よりも線膨張率が大きく
透明な合成樹脂により板状に成形され、前記開口部を塞
ぐように枠部材に配される窓板と、この窓板の面方向の
膨張、収縮に追随する弾性を有し、窓板と前記凹溝との
間に介在して窓板と枠部材とを固着する接着部材とを備
え、前記接着部材は、厚さ方向の両端面が前記窓板の下
面及び前記凹溝の底壁に接合すると共に、窓板の面方向
の膨張、収縮に追随した弾性撓みを許容する撓み空間部
を前記凹溝の側壁との間に有していることを特徴とす
る。
部を有すると共に、該開口部に沿って凹溝が形成された
剛性材料製の枠部材と、この枠部材よりも線膨張率が大
きく透明な合成樹脂により板状に成形され、前記開口部
を塞ぐように枠部材に配される窓板と、この窓板の面方
向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、窓板と前記凹溝
との間に介在して窓板と枠部材とを固着する接着部材
と、前記枠部材に取り付けられると共に、前記窓板の外
周縁に嵌合する弾性材からなるウエザーストリップと、
前記窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、
前記ウエザーストリップと窓板の外周縁との間に設けら
れる変位アブソーバとを備え、前記接着部材は、厚さ方
向の両端面が前記窓板の下面及び前記凹溝の底壁に接合
すると共に、窓板の面方向の膨張、収縮に追随した弾性
撓みを許容する撓み空間部を前記凹溝の側壁との間に有
していることを特徴とする。
載の発明であって、前記変位アブソーバは、前記窓板の
外周縁の変位に伴って弾性変形可能な程度の薄肉で、且
つ内部に中空部を有した筒状となっていることを特徴と
する。
載の発明であって、前記変位アブソーバは、前記ウエザ
ーストリップと窓板との間に屈曲部を有したベローズで
あることを特徴とする。
載の発明であって、前記変位アブソーバは、前記ウエザ
ーストリップよりも大きな弾性を有していることを特徴
とする。
5のいずれかに記載の発明であって、前記変位アブソー
バは、前記ウエザーストリップと一体的に成形されてい
ることを特徴とする。
5のいずれかに記載の発明であって、前記変位アブソー
バは、前記ウエザーストリップと別体となっていること
を特徴とする。
外周縁に装着してなるウエザーストリップのスペース片
が前記枠部材に沿うように配し、自然状態ではその形状
を保持し且つ外力が加えられることにより流動可能なる
粘性を有する接着部材が前記枠部材の撓み空間部を除く
凹溝に沿う位置に塗布され、窓板を枠部材の上に配し
て、前記窓板と枠部材との所定間隔を保って前記接着部
材を硬化することで、前記枠部材に前記窓板を固設して
なることを特徴とする。
請求項8に記載の窓組立体の組み立て方法であって、前
記接着部材が硬化する前に、窓板と枠部材との距離を、
前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていない部
位の断面積が、接着されている部位のそれより小さい幅
となるように調整することを特徴とする。
は、請求項8に記載の窓組立体の組み立て方法であっ
て、前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていな
い部位の断面積が、接着されている部位のそれより小さ
い幅の断面形状となる吐出口を有する吐出機より、前記
接着部材を吐出することを特徴とする。
さ方向の両端面を窓板の下面及び枠部材の凹溝の底壁に
接合することにより、枠部材の開口部を塞ぐように窓板
が枠部材に固着される。接着部材は、窓板の面方向の膨
張、収縮に追随する弾性を有しており、窓板の面方向の
膨張、収縮に追随して撓むことができる。しかも、接着
部材は、それ自体の弾性撓みを許容する撓み空間部を枠
部材の凹溝の側壁との間に有しており、その弾性撓みが
阻止されることがないため、円滑、且つ確実に窓板の膨
張、収縮に追随して撓むことができる。このため、窓板
が枠部材に拘束されず容易に膨張、収縮でき、膨張、収
縮によって窓板が過度に変形したり、亀裂が発生するこ
とが抑制されると共に、枠部材から外れることがない。
従って、線膨張係数が大きな合成樹脂を窓板に用いても
支障となることがないと共に、窓組立体全体の重量を軽
減させることができる。
方向の両端面を窓板の下面及び枠部材の凹溝の底壁に接
合することにより、枠部材の開口部を塞ぐように窓板が
枠部材に固着される。接着部材は、窓板の面方向の膨
張、収縮に追随する弾性を有しており、窓板の面方向の
膨張、収縮に追随して撓むことができる。しかも、接着
部材は、それ自体の弾性撓みを許容する撓み空間部を枠
部材の凹溝の側壁との間に有しており、その弾性撓みが
阻止されることがないため、円滑、且つ確実に窓板の膨
張、収縮に追随して撓むことができる。このため、窓板
が枠部材に拘束されず容易に膨張、収縮でき、膨張、収
縮によって窓板が過度に変形したり、亀裂が発生するこ
とが抑制されると共に、枠部材から外れることがない。
従って、線膨張係数が大きな合成樹脂を窓板に用いても
支障となることがないと共に、窓組立体全体の重量を軽
減させることができる。
の外周縁との間に、窓板の面方向の膨張、収縮に追随し
て撓む変位アブソーバを設けているため、窓板の膨張、
収縮が吸収され、窓板が拘束されず、面方向に容易に膨
張、収縮してもウエザーストリップの外形寸法に影響を
与えることがないことになる。
き、膨張、収縮によって窓板やウエザーストリップが変
形したり、亀裂が発生することが抑制されると共に、枠
部材から外れることがなく、線膨張係数が大きな合成樹
脂を窓板に用いても支障となることがなく、窓組立体の
重量を軽減させることができる。
備えているため、窓組立体のシール性を向上させること
ができる。
が薄肉で、且つ筒状のため、窓板の膨張、収縮に良好に
追随して、窓板の膨張、収縮を吸収することができる。
がベローズのため、窓板の膨張、収縮に追随して弾性的
に伸び縮むことができ、窓板の膨張、収縮を吸収するこ
とができる。
がウエザーストリップよりも大きな弾性のため、ウエザ
ーストリップが変位する以前に、変位アブソーバが窓板
の膨張、収縮に追随して変位する。このため、窓板の膨
張、収縮を容易に吸収することができる。
がウエザーストリップと一体的に成形されているため、
部品点数を削減でき、構造及び組み立てが容易となる。
がウエザーストリップと別体となっているため、窓板の
膨張量、収縮量に合わせた材質を自由に選択でき、最適
の変位アブソーバを使用することができる。
てなるウエザーストリップのスペース片によって窓板の
枠部材に対する距離が決まり、これらの間に設けた接着
部材は、この状態で硬化する。これにより、枠部材に対
して正確な位置を保って窓板を固着することができる。
硬化する前に、窓板と枠部材との距離を、前記接着部材
の窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積が
くびれた状態で硬化する。これにより、弾性的に撓み易
い構造の接着部材とすることができ、窓板の膨張、収縮
に良好に追随することができる。
スペース片を用いることなく、前記接着部材の吐出機そ
のものの吐出口が、窓板、枠部材双方に接着されていな
い部位の断面積がくびれているので、位置を保持する手
段が不用であり、そうであるにも関わらず、前記接着部
材の窓板、枠部材双方に接着されていない部位の断面積
がくびれた状態で硬化する。これにより、弾性的に撓み
易い構造の接着部材とすることができ、窓板の膨張、収
縮に良好に追随することができる。
参照して具体的に説明する。なお、各実施形態におい
て、同一の部材は同一の符号を付して対応させてある。
示し、図1は窓板を省いた状態の部分平面図、図2はそ
のA−A線における常温状態での断面図、図3は図2に
おけるB部拡大断面図、図4及び図5は図2に対応する
高温時及び低温時の作用説明図である。
ルーフに適用したものであり、枠部材1に窓板12及び
ウエザーストリップ13が取り付けられている。
形の閉ループ状に成形されており、閉ループの内方に
は、開口部1aが形成されている。この枠部材1は、開
口部1aが形成されている内方側から外方側に向かっ
て、湾曲フランジ15、凹溝5、連設片17及び係合フ
ランジ6が順に連設されることにより構成されている。
このように断面形状が複雑な屈曲構造とすることによ
り、捻れや曲げに対する枠部材1の強度が増大する。こ
のため、無機質ガラスよりも剛性が小さな合成樹脂材に
よって成形された後述する窓板12を補強することがで
きる。
高い材料である鋼板をプレス成形して開口部1aを打ち
抜くことにより成形される。しかしこれに限らず、スト
リップ鋼板のロール成形品やアルミニウム合金の押し出
し品を形成し、これらを軸線曲げ加工したり溶接やリベ
ットによって枠状に組み付けることにより成形するもの
でもよい。
壁5aの両端から斜め方向に立ち上がる側壁5b、5b
とによって形成されており、この凹溝5によって窓板1
2が固定される。前記係合フランジ6は、連設片17か
ら立ち上がるように屈曲しており、軟質で弾性を有する
ゴムや合成樹脂製の前記ウエザーストリップ13が嵌め
込まれる。
板状、好ましくは下面12bが凹で上面12cが凸とな
るように、曲率半径Rが数から十数メートルの球面状に
湾曲した曲面形状に、成形することにより構成されてい
る。合成樹脂材としては、透明で高い耐衝撃を有するポ
リカーボネート、光透過性の大きなポリメチルメタクリ
レート、その他の樹脂を使用することができる。この場
合、窓板12は、合成樹脂なので、金属材である枠部材
1よりも線膨張係数が大きいものとなる。なお、合成樹
脂材は、無色透明に限らず、採光可能な範囲で着色透明
或いは半透明なものであっても良い。
ラスよりも温度変化に対する膨張、収縮が大きいもので
あるが、無機質ガラスよりも軽量となるため、取り扱い
が良好となるメリットがある。又、窓板12は、枠部材
1の開口部1aを塞ぐと共に、ウエザーストリップ13
方向に延びる大きさの板状に成形されている。
部材19が用いられる。接着部材19は、窓板12の面
方向の膨張、収縮に追随する弾性を有している。又、接
着部材19は、吐出機のノズルから略紐状に吐出したと
きに、自然の状態でその横断面形状を略保つが、力を加
えることにより流動して形状が変化可能な程度の粘性を
有していると共に、その後に硬化したときに、ゴム状の
弾性を呈するものが使用される。このような接着部材1
9としては、ウレタン系接着部材などを選択することが
できる。この接着部材19の塗布領域は、図1に示すよ
うに凹溝5のコーナー部分5cを除いた直線部分である
が、凹溝5に沿ってその全長にわたるものであっても良
い。
が窓板12の下面12b(より詳細に説明すると、下面
12bの外周縁に沿って印刷、フィルム貼着等により形
成された不透明着色層31)及び枠部材1の凹溝5の底
壁5aに接合されることにより、窓板12を枠部材1に
固着する。
1の凹溝5に対しては、その底壁5aに面接触するが、
側壁5bには接触することがないように配置される。こ
れにより、かかる接着部材19と凹溝5の側壁5bとの
間には、窓板12の面方向への膨張、収縮に追随して接
着部材19が弾性的に撓むことのできる撓み空間部20
が確保される。
リップ部21と、自動車のルーフパネル22側のシール
部23とを有しており、スポンジゴムなどの弾性材によ
って全体が成形されている。リップ部21は、前記窓板
12の下面12b(より詳細に説明すると、下面12b
に形成された不透明着色層31)と枠部材1との間に介
在されて、窓板12の位置を決めるスペーサ部21a
と、窓板12の上面12cに密着して塵・埃などの室内
側への侵入を防いでいる。
は、横方向に開口された嵌合溝24が窓板12側に形成
されると共に、上下方向の係合スリット25が嵌合溝2
4の外側に形成されている。嵌合溝24は、窓板12の
外周縁12aが嵌合することにより、窓板12の周囲に
ウエザーストリップ13のリップ部21が支持される。
係合スリット25は、枠部材1の係合フランジ6に挿入
されて係合し、この係合によってウエザーストリップ1
3と枠部材1とが連結される。
は、ルーフパネル22に圧接され、この圧接によって、
窓組立体の全体とルーフパネル22との間に隙間があっ
ても、室内側に雨水、洗車水などが過剰に入らないよう
にシールされている。なお、シール部23には、雨水の
水滴をルーフパネル22側に導く誘導リップ26が形成
されている。
及び窓板12の外周端12aとの間に、設けられてなる
変位アブソーバで、該変位アブソーバ27を設けるた
め、ウエザーストリップ13には、嵌合溝24と連通し
た状態で空洞状のポケット部28が嵌合溝24の奥側に
形成されている。
8内に設けられることにより、ウエザーストリップ13
内で窓板12の外周縁12aに密着して好ましくは接着
されている。従って、変位アブソーバ27は、窓板12
とウエザーストリップ13との間のシール作用を行うこ
とができる。
よって成形されるが、ウエザーストリップ13よりも薄
肉であると共に、中空部29を有し長手方向に連続した
筒状に成形されており、ウエザーストリップ13よりも
撓み易くなっている。これらにより、変位アブソーバ2
7は、窓板12の面方向の膨張、収縮に追随する弾性変
形性を有している。尚、この筒状には、適宜の位置に孔
が形成され、筒状内に空気の出入りが可能になってい
る。
は、ウエザーストリップ13と一体的に形成されてい
る。従って、部品点数が削減でき、窓組立体の構造及び
組み立てが簡単となる。
エザーストリップ13と別体とすることができる。これ
により、窓板12の面方向の膨張量、収縮量に適合した
材質を自由に選択することができる。
で、前記凹溝5以外の部分の窓板12の下面12bに接
着剤などにより断続的に配設されている。該スペーサ1
1の高さは、前記凹溝5の底壁5aと窓板12の下面1
2bとの定常位置までの間隙よりも若干高めになるよう
に形成されている。
アブソーバ27を一体的に形成したウエザーストリップ
13を窓板12に取り付け、他方で、窓板12の下面1
2a又は枠部材1の凹溝5以外の部分に、スペーサ11
を断続的に配する。次に、凹溝5に沿って、接着部材1
9を所定の厚さで吐出する。かかる吐出は、凹溝5の側
壁5bとの間に接着部材19の撓み空間20が形成され
るように、凹溝5の底壁5aに対してだけ行う必要があ
るから、窓板12に吐出する場合は、注意が必要であ
る。また、かかる吐出は、窓板12の下面12b及び枠
部材1の凹溝5の双方に対して行っても良い。
材1とを接合した後、一旦窓板12と枠部材1とを離れ
る方向に力を加えて、これらの間の距離を接着部材19
の厚さよりも大きくする。これにより、塗布された接着
部材19の接合部以外の部分が窓板12と枠部材1との
間でくびれた状態となり、この状態で硬化する。これに
より、接着部材19は弾性的に撓み易い状態になる。
12を固定する接着部材19が、それ自体で弾性撓み可
能となっていると共に、凹溝5の側壁5bとの間に接着
部材19の弾性撓みを許容する撓み空間部20が設けら
れているため、接着部材19の弾性撓みが阻止されるこ
とがなく、窓板12の面方向への膨張、収縮に追随して
撓むことができ、窓板12が容易に膨張、収縮すること
ができる。
12が外方に膨張した状態を示し、接着部材19がその
膨張に追随して外方に倒れるように変位するため、窓板
12が接着部材19が変位する際の反力による拘束を受
けるものの、従来に比べてこの拘束力は非常に小さいの
で、容易に面方向に膨張することができる。このとき、
変位アブソーバ27は、窓板12の外周縁12aに押さ
れることにより、扁平状に収縮して窓板12の膨張を吸
収する。これにより、ウエザーストリップ13の外形寸
法の変化は防止される。
12が内方に収縮した状態を示し、接着部材19がその
膨張に追随して内方に倒れるように変位するため、窓板
12が容易に面方向に収縮することができる。このと
き、変位アブソーバ27は、窓板12が収縮することに
より、押圧状態から解除されるため、自然膨張して元の
状態に復元する。ウエザーストリップ13の外形寸法の
変化が防止されるのは、前述の場合と同様である。
の曲率半径は、常温時の半径Rよりもやや小さい半径に
湾曲するが、これは外周縁を拘束されている場合に比較
して、かなり大きいものであるから、窓板12の面中心
位置の高さの変化は僅かで、可動式サンルーフの場合で
あっても、実用上支障を生じない。逆に、低温時には、
曲率半径は、常温時の曲率半径Rよりもやや大きい半径
に変形するが、その程度は、高温の場合と同様に、実用
上支障はない。また、低温から高温に移行する時には、
湾曲の程度が変化するだけであり、湾曲の方向はいつも
同一方向を保ち、逆方向へ湾曲することはない、という
効果がある。
張、収縮することができるため、窓板12が変形した
り、ストレスによって亀裂が生じることがないと共に、
枠部材1から外れることがなくなる。このため、無機質
ガラスよりも大きく膨張、収縮する合成樹脂を用いるこ
とができ、軽量で、取り扱いが容易である合成樹脂の特
質を充分に活かすことができる。
張、収縮を吸収するため、図4の範囲Cで示すウエザー
ストリップ13のルーフパネル22への取付部位を略一
定に保つことができる。このため、ウエザーストリップ
13がルーフパネル22へ干渉したりせず、正確で安定
した取り付け状態を維持し、スムースな作動を確保する
ことができる。
接着部材19及び枠部材1が重合している部分の断面を
示す。窓板12の上面12cには、シリコン系のハード
コート層30が積層され、下面には不透明フィルムとし
ての不透明着色層31を介して同様なハードコート層3
2が積層されている。この下面のハードコート層32に
は2層のシリコン変性アクリル樹脂からなるプライマ層
33が積層されている。
ト層30,32を積層することにより、窓板12が傷付
きにくくなる。
着塗装された塗膜34が形成されることにより、防食処
理がなされており、上層の塗膜34には、接着部材19
との接着性を向上させる為のシリコン変性アクリル樹脂
からなるプライマ層35が積層されている。
ソーバ36が中空部29を有した筒状に成形されるが、
ウエザーストリップ13とは別体となっており、ポケッ
ト部28内でウエザーストリップ13に接着されると共
に、窓板12の外周縁12aにも接着されている。この
変位アブソーバ36は、窓板12の全周にわたった連続
状であっても良く、窓板12の各辺に対応した直線状で
あっても良い。又、変位アブソーバ36が連続状である
部分には、長手方向での適宜位置に、通気孔(図示省
略)が形成され、筒状の変位アブソーバ36内に空気が
出入り可能なるように形成されている。
ーストリップ13と別体とすることにより、窓板12の
膨張量、収縮量に良好に追随して変形する特性の弾性材
を選択することができるため、窓板12の膨張、収縮を
より効果的に吸収することができる。
形態では、変位アブソーバ37がベローズによって構成
されている。変位アブソーバ37となるベローズは、ウ
エザーストリップ13からポケット部28内に一体的に
延びており、その先端37cが窓板12の外周縁12a
に接着されている。ベローズには、屈曲部37a、37
bが複数箇所に形成されており、屈曲部37a、37b
を介して伸縮することができる。従って、窓板12の面
方向への膨張、収縮に良好に追随することができ、その
膨張量、収縮量の吸収を行うことができる。
図8は雰囲気温度が常温の場合を、図9は高温の場合
を、図10は低温の場合をそれぞれ示す。この実施形態
では、変位アブソーバ38が中実状の弾性材によって長
尺なロープ状に形成されている。又、変位アブソーバ3
8はウエザーストリップ13のポケット部28内で、ウ
エザーストリップ13及び窓板12の外周縁12aとに
両面が接着されている。
リップ13の弾性材よりも大きな弾性(撓み易いこと)
を有したものが選択される。このため、ウエザーストリ
ップ13よりも弾性的に撓み易く、窓板12が面方向に
膨張、収縮すると、ウエザーストリップ13が変位する
以前に、変位アブソーバ38が窓板12の膨張、収縮に
追随して変位する。このため、窓板12の膨張、収縮を
確実に吸収することができ、ウエザーストリップ13が
変位しないため、ルーフパネルへの取り付けが安定す
る。
れることなく、種々変形が可能である。
aに装着してなるウエザーストリップ13のスペーサ片
としてのスペーサ部21aが前記枠部材1に沿うように
配することにより、窓板12は保持されることになる。
従って、吐出機から吐出されて自然状態ではその形状を
保持するが、外力が加えられることにより流動可能なる
粘性を有する接着部材19が、前記枠部材1の撓み空間
部20を除く凹溝5に沿う位置に吐出されて、接着部材
19が柔らかい状態であっても、窓板12の枠部材1に
対する距離が決まることになり、前記窓板12と枠部材
1との所定間隔を保って前記接着部材19を硬化するこ
とで、接着部材19は、窓板12と枠部材1との間でく
びれた状態で硬化する。これにより、弾性的に撓み易い
構造の接着部材19とすることができ、窓板12の膨
張、収縮に良好に追随することができる。
窓板12と枠部材1との距離を、前記接着部材19の窓
板12、枠部材1双方に接着されていない部位の断面積
が、接着されている部位のそれより小さい幅となるよう
に調整すると、スペーサ11及びスペース片としてのス
ペーサ部21を用いることなく、前記接着部材19が硬
化する前に、窓板12と枠部材1との距離を、前記接着
部材19の窓板12、枠部材1双方に接着されていない
部位の断面積がくびれた状態で硬化する。これにより、
弾性的に撓み易い構造の接着部材19とすることがで
き、窓板12の膨張、収縮に良好に追随することができ
る。
材1双方に接着されていない部位の断面積が、接着され
ている部位のそれより小さい幅の断面形状となる吐出口
を有する吐出機より、前記接着部材を吐出するようにし
ても良く、かかる場合には、スペーサ11及びスペース
片としてのスペーサ部21を用いることなく、前記接着
部材19の吐出機の吐出口の形状が、窓板12、枠部材
1双方に接着されていない部位の断面積がくびれている
ので、位置を保持する手段が不用であり、前記接着部材
19の窓板12、枠部材1双方に接着されていない部位
の断面積がくびれた状態で硬化する。これにより、弾性
的に撓み易い構造の接着部材19とすることができ、窓
板12の膨張、収縮に良好に追随することができる。
のフロントウインドウ、サイドウインドウ、リアウイン
ドウ、クォーターウインドウに適用することができるば
かりでなく、鉄道車両の窓や建築物の窓や天窓に適用す
ることができる。
ある。
る。
る。
る。
る。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 内方に開口部を有すると共に、該開口部
に沿って凹溝が形成されてなる剛性材料製の枠部材と、 この枠部材よりも線膨張率が大きく透明な合成樹脂によ
り板状に成形され、前記開口部を塞ぐように枠部材に配
される窓板と、 この窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、
窓板と前記凹溝との間に介在して窓板と枠部材とを固着
する接着部材とを備え、 前記接着部材は、厚さ方向の両端面が前記窓板の下面及
び前記凹溝の底壁に接合すると共に、窓板の面方向の膨
張、収縮に追随した弾性撓みを許容する撓み空間部を前
記凹溝の側壁との間に有していることを特徴とする窓組
立体。 - 【請求項2】 内方に開口部を有すると共に、該開口部
に沿って凹溝が形成された剛性材料製の枠部材と、 この枠部材よりも線膨張率が大きく透明な合成樹脂によ
り板状に成形され、前記開口部を塞ぐように枠部材に配
される窓板と、 この窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、
窓板と前記凹溝との間に介在して窓板と枠部材とを固着
する接着部材と、 前記枠部材に取り付けられると共に、前記窓板の外周縁
に嵌合する弾性材からなるウエザーストリップと、 前記窓板の面方向の膨張、収縮に追随する弾性を有し、
前記ウエザーストリップと窓板の外周縁との間に設けら
れる変位アブソーバとを備え、 前記接着部材は、厚さ方向の両端面が前記窓板の下面及
び前記凹溝の底壁に接合すると共に、窓板の面方向の膨
張、収縮に追随した弾性撓みを許容する撓み空間部を前
記凹溝の側壁との間に有していることを特徴とする窓組
立体。 - 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、 前記変位アブソーバは、前記窓板の外周縁の変位に伴っ
て弾性変形可能な程度の薄肉で、且つ内部に中空部を有
した筒状となっていることを特徴とする窓組立体。 - 【請求項4】 請求項2記載の発明であって、 前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと窓板
との間に屈曲部を有したベローズであることを特徴とす
る窓組立体。 - 【請求項5】 請求項2記載の発明であって、 前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップよりも
大きな弾性を有していることを特徴とする窓組立体。 - 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかに記載の発明で
あって、 前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと一体
的に成形されていることを特徴とする窓組立体。 - 【請求項7】 請求項2〜5のいずれかに記載の発明で
あって、 前記変位アブソーバは、前記ウエザーストリップと別体
となっていることを特徴とする窓組立体。 - 【請求項8】 外周縁に装着してなるウエザーストリッ
プのスペース片が前記枠部材に沿うように配し、自然状
態ではその形状を保持し且つ外力が加えられることによ
り流動可能なる粘性を有する接着部材が前記枠部材の撓
み空間部を除く凹溝に沿う位置に塗布され、窓板を枠部
材の上に配して、前記窓板と枠部材との所定間隔を保っ
て前記接着部材を硬化することで、前記枠部材に前記窓
板を固設してなることを特徴とする請求項2に記載の窓
組立体の組み立て方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の窓組立体の組み立て方
法であって、 前記接着部材が硬化する前に、窓板と枠部材との距離
を、前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていな
い部位の断面積が、接着されている部位のそれより小さ
い幅となるように調整することを特徴とする窓組立体の
組み立て方法。 - 【請求項10】 請求項8に記載の窓組立体の組み立て
方法であって、 前記接着部材の窓板、枠部材双方に接着されていない部
位の断面積が、接着されている部位のそれより小さい幅
の断面形状となる吐出口を有する吐出機より、前記接着
部材を吐出することを特徴とする窓組立体の組み立て方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15338798A JP3957875B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 窓組立体及びその組み立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15338798A JP3957875B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 窓組立体及びその組み立て方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11343781A true JPH11343781A (ja) | 1999-12-14 |
| JP3957875B2 JP3957875B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=15561379
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|---|---|---|---|
| JP15338798A Expired - Fee Related JP3957875B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | 窓組立体及びその組み立て方法 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP3957875B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002201869A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-07-19 | Misawa Homes Co Ltd | 扉及び扉の製造方法 |
| JP2006112621A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-04-27 | Bayer Materialscience Ag | 複合要素 |
| JP2007030727A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ウェザーストリップ及びウェザーストリップの取付構造 |
| JP2007321343A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
| JP2013010436A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Toyota Auto Body Co Ltd | 自動車の車体に対する樹脂ガラスの接着構造 |
| JP2013095271A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Tokai Kogyo Co Ltd | 車両用窓板の装飾部材 |
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| JP2016094109A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用固定窓 |
| JP2019504227A (ja) * | 2016-02-05 | 2019-02-14 | フラメリー オーユーFramery Oy | ドア及び壁の構造 |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP15338798A patent/JP3957875B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN105353456B (zh) * | 2015-12-02 | 2024-04-12 | 上海航空电器有限公司 | 一种采用异性材料的航空导光板镶嵌结构 |
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