JPH11344009A - 油圧シリンダのピストン締結構造 - Google Patents
油圧シリンダのピストン締結構造Info
- Publication number
- JPH11344009A JPH11344009A JP10149467A JP14946798A JPH11344009A JP H11344009 A JPH11344009 A JP H11344009A JP 10149467 A JP10149467 A JP 10149467A JP 14946798 A JP14946798 A JP 14946798A JP H11344009 A JPH11344009 A JP H11344009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- rod
- piston rod
- hydraulic cylinder
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 18
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 23
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 23
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】油圧シリンダのピストン締結構造において、ピ
ストンロッドに特別な高強度材を用いたり熱処理をする
ことなく、簡単な構造でピストン締結部分の強度を向上
できるようにする。 【解決手段】ピストン4のピストンロッド3側の端面2
0に軸方向の嵌め合い部として凹所21を形成し、ピス
トン4の凹所21にピストンロッド3の先端を嵌入して
同軸性を確保する。また、ピストンロッド3の先端の端
面23に軸方向のネジ穴24を開け、ピストン4に軸方
向のボルト貫通穴25を開け、ピストンロッド3の先端
の端面23にピストン4の端面20を対面接触した状態
で、ボルト貫通穴25からネジ穴24にボルト22を差
し込んで締め込むことでピストン4を固定し、ピストン
ロッド3に締結されている。
ストンロッドに特別な高強度材を用いたり熱処理をする
ことなく、簡単な構造でピストン締結部分の強度を向上
できるようにする。 【解決手段】ピストン4のピストンロッド3側の端面2
0に軸方向の嵌め合い部として凹所21を形成し、ピス
トン4の凹所21にピストンロッド3の先端を嵌入して
同軸性を確保する。また、ピストンロッド3の先端の端
面23に軸方向のネジ穴24を開け、ピストン4に軸方
向のボルト貫通穴25を開け、ピストンロッド3の先端
の端面23にピストン4の端面20を対面接触した状態
で、ボルト貫通穴25からネジ穴24にボルト22を差
し込んで締め込むことでピストン4を固定し、ピストン
ロッド3に締結されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧シリンダのピス
トン締結構造に係わり、特に油圧建設機械等の油圧作業
機械に使用される油圧シリンダのピストンの締結構造に
関する。
トン締結構造に係わり、特に油圧建設機械等の油圧作業
機械に使用される油圧シリンダのピストンの締結構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】油圧建設機械の代表例である油圧ショベ
ル等の油圧作業機械においては、作業部材を駆動するた
めのアクチュエータとして油圧シリンダが使用されてい
る。この油圧シリンダは、図13に示すように、シリン
ダ本体102と、シリンダ本体102内を移動するピス
トンロッド103と、ピストンロッド103の先端に設
けられ、シリンダ本体102内をロッド側のチャンバ1
07aとボトム側のチャンバ107bに区切るピストン
104とからなっている。このような油圧シリンダのピ
ストン締結構造として、一般に、ピストンロッド103
の先端部分に段差部103mを介して小径のピストン挿
入部103jを設け、ピストン挿入部103jの先端部
分に雄ネジ部103gを形成し、ピストン104をピス
トン挿入部103jに挿入し、ピストン104が段差部
103mに当接するようナット112を雄ネジ部103
gに締め込むことでピストン104を固定し、ピストン
ロッド103に締結している。
ル等の油圧作業機械においては、作業部材を駆動するた
めのアクチュエータとして油圧シリンダが使用されてい
る。この油圧シリンダは、図13に示すように、シリン
ダ本体102と、シリンダ本体102内を移動するピス
トンロッド103と、ピストンロッド103の先端に設
けられ、シリンダ本体102内をロッド側のチャンバ1
07aとボトム側のチャンバ107bに区切るピストン
104とからなっている。このような油圧シリンダのピ
ストン締結構造として、一般に、ピストンロッド103
の先端部分に段差部103mを介して小径のピストン挿
入部103jを設け、ピストン挿入部103jの先端部
分に雄ネジ部103gを形成し、ピストン104をピス
トン挿入部103jに挿入し、ピストン104が段差部
103mに当接するようナット112を雄ネジ部103
gに締め込むことでピストン104を固定し、ピストン
ロッド103に締結している。
【0003】このようなピストン締結構造は例えば実公
平7−16888号公報に開示されている。
平7−16888号公報に開示されている。
【0004】図14は従来のピストン締結構造の他の例
を示すものである。この例は実開昭57−203103
号公報に示されるものであり、ピストン104を挿入す
るピストン挿入部103jに更に環状溝103kを設
け、ピストン104を段差部103mに当接するまで嵌
合した状態で、環状溝103kに円形リングを半径方向
に2分割した半リング形状のフランジ160を嵌合し、
このフランジ160をピストン104にボルト170で
固着することでピストン104を固定し、ピストンロッ
ド103に締結している。この場合、ピストン104に
よって区切られるシリンダ本体102内のチャンバ10
7a,107b間を封止するためピストン挿入部103
jとピストン104間にはOリング180を設けてい
る。
を示すものである。この例は実開昭57−203103
号公報に示されるものであり、ピストン104を挿入す
るピストン挿入部103jに更に環状溝103kを設
け、ピストン104を段差部103mに当接するまで嵌
合した状態で、環状溝103kに円形リングを半径方向
に2分割した半リング形状のフランジ160を嵌合し、
このフランジ160をピストン104にボルト170で
固着することでピストン104を固定し、ピストンロッ
ド103に締結している。この場合、ピストン104に
よって区切られるシリンダ本体102内のチャンバ10
7a,107b間を封止するためピストン挿入部103
jとピストン104間にはOリング180を設けてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13に示した油圧シ
リンダにおいては、ボトム側のチャンバ107bに圧油
が供給されるとピストンロッド103が図示左方に移動
して油圧シリンダが伸長し、ロッド側のチャンバ107
aに圧油を供給すると、ピストンロッド103が図示右
方に移動して油圧シリンダは収縮する。油圧ショベル等
の油圧作業機械ではこのような油圧シリンダの伸縮が頻
繁に行われ、その都度ピストン104にチャンバ107
a又は107bの圧力が作用する。
リンダにおいては、ボトム側のチャンバ107bに圧油
が供給されるとピストンロッド103が図示左方に移動
して油圧シリンダが伸長し、ロッド側のチャンバ107
aに圧油を供給すると、ピストンロッド103が図示右
方に移動して油圧シリンダは収縮する。油圧ショベル等
の油圧作業機械ではこのような油圧シリンダの伸縮が頻
繁に行われ、その都度ピストン104にチャンバ107
a又は107bの圧力が作用する。
【0006】ところで、図13に示した従来のピストン
締結構造では、チャンバ107a又は107bの圧力が
ピストン104に作用するとき、ピストン104はピス
トン挿入部103jに設けた雄ネジ部103gにナット
112を閉め込むことにより締結されているため、チャ
ンバ107a又は107bの圧力はピストン挿入部10
3jの雄ネジ部103gの断面にかかることとなり、ピ
ストンロッド103はこの雄ネジ部103gより破損し
やすかった。
締結構造では、チャンバ107a又は107bの圧力が
ピストン104に作用するとき、ピストン104はピス
トン挿入部103jに設けた雄ネジ部103gにナット
112を閉め込むことにより締結されているため、チャ
ンバ107a又は107bの圧力はピストン挿入部10
3jの雄ネジ部103gの断面にかかることとなり、ピ
ストンロッド103はこの雄ネジ部103gより破損し
やすかった。
【0007】図15にピストン挿入部103jの雄ネジ
部103gに作用する最大主応力とネジ山数との関係を
示す。ここで、ネジ山数はピストン挿入部103jの先
端側から数えたものである。この図から分かるように雄
ネジ部103gには第1ネジ山部に最大の引張応力がか
かり、雄ネジ部103gの破損は第1ネジ山部で起こ
る。このため、ピストンロッド103の材質を高強度材
としたり、雄ネジ部103gに熱処理を施したりして雄
ネジ部103gの第1ネジ山部の強度をアップする必要
があった。
部103gに作用する最大主応力とネジ山数との関係を
示す。ここで、ネジ山数はピストン挿入部103jの先
端側から数えたものである。この図から分かるように雄
ネジ部103gには第1ネジ山部に最大の引張応力がか
かり、雄ネジ部103gの破損は第1ネジ山部で起こ
る。このため、ピストンロッド103の材質を高強度材
としたり、雄ネジ部103gに熱処理を施したりして雄
ネジ部103gの第1ネジ山部の強度をアップする必要
があった。
【0008】また、図14に示した従来のピストン締結
構造では、ピストン104にかかる圧力はピストン挿入
部103jの環状溝103k部の断面で受けることにな
り、この部分から破損しやすく図13のものと同様にピ
ストンロッド103の強度アップが必要である。また、
この構造では、2個の半リング形状のフランジ160が
必要となり、更にピストン104によって分けられた2
つのチャンバ107a,107b間を封止するのにピス
トン挿入部103jとピストン104間にOリング18
0が必要となり、部品点数が多くなるという問題もあっ
た。
構造では、ピストン104にかかる圧力はピストン挿入
部103jの環状溝103k部の断面で受けることにな
り、この部分から破損しやすく図13のものと同様にピ
ストンロッド103の強度アップが必要である。また、
この構造では、2個の半リング形状のフランジ160が
必要となり、更にピストン104によって分けられた2
つのチャンバ107a,107b間を封止するのにピス
トン挿入部103jとピストン104間にOリング18
0が必要となり、部品点数が多くなるという問題もあっ
た。
【0009】本発明の目的は、ピストンロッドに特別な
高強度材を用いたり熱処理をすることなく、簡単な構造
でピストン締結部分の強度を向上できる油圧シリンダの
ピストン締結構造を提供することである。
高強度材を用いたり熱処理をすることなく、簡単な構造
でピストン締結部分の強度を向上できる油圧シリンダの
ピストン締結構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、ピストンロッドの先端にピストン
を締結し、シリンダ本体内をロッド側のチャンバとボト
ム側のチャンバに区分した油圧シリンダのピストン締結
構造において、前記ピストンロッドの先端の端面にピス
トンのロッド側の端面を少なくとも部分的に対面接触さ
せた状態で、ピストンに開けられたボルト貫通穴からピ
ストンロッドに設けられたネジ穴にボルトを差し込んで
締め込み、このボルトでピストンをピストンロッドに直
接固定したものである。
るために、本発明は、ピストンロッドの先端にピストン
を締結し、シリンダ本体内をロッド側のチャンバとボト
ム側のチャンバに区分した油圧シリンダのピストン締結
構造において、前記ピストンロッドの先端の端面にピス
トンのロッド側の端面を少なくとも部分的に対面接触さ
せた状態で、ピストンに開けられたボルト貫通穴からピ
ストンロッドに設けられたネジ穴にボルトを差し込んで
締め込み、このボルトでピストンをピストンロッドに直
接固定したものである。
【0011】このようにピストンをピストンロッドにボ
ルトで直接固定することにより、油圧シリンダの動作
時、ピストンにかかる力はボルトで受けることとなり、
ボルトに引張応力が作用するが、ボルトの材質は強いの
で十分な強度が得られる。また、ピストンロッドのネジ
穴のネジ部は雌ネジであるので、ロッド材質はそれ程強
くなくても強度的に問題とならない。このため、ピスト
ンロッドに高強度材を用いる必要が無く、熱処理による
強度アップも必要無くなるので、低コストな材料で安価
にピストンロッドを作れる。また、ボルトで直接固定す
るので、外力に対する疲労強度も向上し、簡単な構造で
ピストン締結部分の強度を向上し、ピストンロッドの寿
命を向上できる。
ルトで直接固定することにより、油圧シリンダの動作
時、ピストンにかかる力はボルトで受けることとなり、
ボルトに引張応力が作用するが、ボルトの材質は強いの
で十分な強度が得られる。また、ピストンロッドのネジ
穴のネジ部は雌ネジであるので、ロッド材質はそれ程強
くなくても強度的に問題とならない。このため、ピスト
ンロッドに高強度材を用いる必要が無く、熱処理による
強度アップも必要無くなるので、低コストな材料で安価
にピストンロッドを作れる。また、ボルトで直接固定す
るので、外力に対する疲労強度も向上し、簡単な構造で
ピストン締結部分の強度を向上し、ピストンロッドの寿
命を向上できる。
【0012】また、ボルトで直接固定するので、最少部
品点数で構成できる。
品点数で構成できる。
【0013】更に、従来の小径のピストン挿入部が不要
となるため、ピストンロッドは段差の無い丸棒で良くな
り、従来の段差部での破損の問題もなくなる。
となるため、ピストンロッドは段差の無い丸棒で良くな
り、従来の段差部での破損の問題もなくなる。
【0014】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記ネジ穴及びボルト貫通穴をそれぞれ複数個開け、前
記ボルトを複数本用いてピストンをピストンロッドに固
定する。
前記ネジ穴及びボルト貫通穴をそれぞれ複数個開け、前
記ボルトを複数本用いてピストンをピストンロッドに固
定する。
【0015】このように複数本のボルトを用いることに
より、一つ一つのボルトの締付トルクを小さくでき、組
立、分解が容易となる。
より、一つ一つのボルトの締付トルクを小さくでき、組
立、分解が容易となる。
【0016】また、1本のボルトの締付トルクは小さい
ので、従来必要であった大掛かりな専用の機械を用いな
くても人力でボルトを緩めることができ、サービス性が
向上する。
ので、従来必要であった大掛かりな専用の機械を用いな
くても人力でボルトを緩めることができ、サービス性が
向上する。
【0017】(3)上記(1)において、好ましくは、
前記ピストンロッドの先端の端面と前記ピストンのロッ
ド側の端面の少なくとも一方に軸方向の嵌め合い部を形
成し、ピストンとピストンロッドの同軸性を確保する。
前記ピストンロッドの先端の端面と前記ピストンのロッ
ド側の端面の少なくとも一方に軸方向の嵌め合い部を形
成し、ピストンとピストンロッドの同軸性を確保する。
【0018】(4)上記(1)において、前記ピストン
ロッドの先端の端面と前記ピストンのロッド側の端面と
にピンを打ち込み、ピストンとピストンロッドの同軸性
を確保してもよい。
ロッドの先端の端面と前記ピストンのロッド側の端面と
にピンを打ち込み、ピストンとピストンロッドの同軸性
を確保してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施形態による油圧
シリンダのピストン締結構造を示しており、油圧シリン
ダ1は、シリンダ本体2、ピストンロッド3、ピストン
4を有し、シリンダ本体2は、一端5a側が閉塞し他端
5b側が開口した円筒形のチューブ5と、このチューブ
5の開口端部5bに固着して設けられたロッド側シリン
ダヘッド6とで構成されている。ピストンロッド3はロ
ッド側シリンダヘッド6を貫通してチューブ5の内外に
伸びており、シリンダ本体2内に位置するピストンロッ
ド3の先端に、チューブ5内を摺動可能でありかつシリ
ンダ本体2内をロッド側のチャンバ7aとボトム側のチ
ャンバ7bとに区分するピストン4が締結されている。
ピストン4の外周にはシールリング13、ウエアリング
14a,14b、コンタミシール15a,15bが設け
られている。ロッド側シリンダヘッド6にはチャンバ7
aに対する作動油の給排ポート8が設けられ、チューブ
5の閉塞端部5aにはチャンバ7bに対する作動油の給
排ポート9が設けられている。
シリンダのピストン締結構造を示しており、油圧シリン
ダ1は、シリンダ本体2、ピストンロッド3、ピストン
4を有し、シリンダ本体2は、一端5a側が閉塞し他端
5b側が開口した円筒形のチューブ5と、このチューブ
5の開口端部5bに固着して設けられたロッド側シリン
ダヘッド6とで構成されている。ピストンロッド3はロ
ッド側シリンダヘッド6を貫通してチューブ5の内外に
伸びており、シリンダ本体2内に位置するピストンロッ
ド3の先端に、チューブ5内を摺動可能でありかつシリ
ンダ本体2内をロッド側のチャンバ7aとボトム側のチ
ャンバ7bとに区分するピストン4が締結されている。
ピストン4の外周にはシールリング13、ウエアリング
14a,14b、コンタミシール15a,15bが設け
られている。ロッド側シリンダヘッド6にはチャンバ7
aに対する作動油の給排ポート8が設けられ、チューブ
5の閉塞端部5aにはチャンバ7bに対する作動油の給
排ポート9が設けられている。
【0021】給排ポート9よりボトム側のチャンバ7b
に圧油を供給し、ロッド側のチャンバ7aに通じる給排
ポート8をタンクに接続すると、ピストン4が図示左方
のロッド側シリンダヘッド6側に摺動変位してピストン
ロッド3をシリンダ本体3から突出するよう移動し、油
圧シリンダ1が伸長する。また、給排ポート8を介して
ロッド側のチャンバ7aに圧油を供給し、ボトム側のチ
ャンバ7bに通じる給排ポート9をタンクに接続する
と、ピストン4が図示右方のチューブ5の閉塞端部5a
側に摺動変位してピストンロッド3をシリンダ本体2内
に引き込むよう移動し、油圧シリンダ1が収縮する。シ
リンダ本体2のチューブ閉塞端部5aに設けた取付部1
0とピストンロッド3の外側の先端に設けた取付部11
の一方を固定側部材に枢着し、他方を可動側部材に枢着
することにより当該動側部材を駆動することができる。
に圧油を供給し、ロッド側のチャンバ7aに通じる給排
ポート8をタンクに接続すると、ピストン4が図示左方
のロッド側シリンダヘッド6側に摺動変位してピストン
ロッド3をシリンダ本体3から突出するよう移動し、油
圧シリンダ1が伸長する。また、給排ポート8を介して
ロッド側のチャンバ7aに圧油を供給し、ボトム側のチ
ャンバ7bに通じる給排ポート9をタンクに接続する
と、ピストン4が図示右方のチューブ5の閉塞端部5a
側に摺動変位してピストンロッド3をシリンダ本体2内
に引き込むよう移動し、油圧シリンダ1が収縮する。シ
リンダ本体2のチューブ閉塞端部5aに設けた取付部1
0とピストンロッド3の外側の先端に設けた取付部11
の一方を固定側部材に枢着し、他方を可動側部材に枢着
することにより当該動側部材を駆動することができる。
【0022】次に、本発明の特徴であるピストン締結構
造を説明する。
造を説明する。
【0023】ピストン4のピストンロッド3側の端面2
0には軸方向の嵌め合い部として凹所21が形成され、
この凹所21にピストンロッド3の先端を嵌入すること
によりピストン4は装着されかつピストンロッド3との
同軸性を確保している。また、ピストンロッド3の先端
の端面23に軸方向のネジ穴24が開けられ、ピストン
4に軸方向のボルト貫通穴25が開けられ、ピストンロ
ッド3の先端の端面23にピストン4の端面20を対面
接触した状態で、ボルト貫通穴25からネジ穴24にボ
ルト22を差し込んで締め込むことでピストン4を固定
し、ピストンロッド3に締結されている。ボルト22の
数は適当数でよいが、本実施形態では図2に示すように
6本のボルト22を使用している。また、ボルト22は
丸頭ボルトの例を示したが、六角頭ボルトであっても良
い。
0には軸方向の嵌め合い部として凹所21が形成され、
この凹所21にピストンロッド3の先端を嵌入すること
によりピストン4は装着されかつピストンロッド3との
同軸性を確保している。また、ピストンロッド3の先端
の端面23に軸方向のネジ穴24が開けられ、ピストン
4に軸方向のボルト貫通穴25が開けられ、ピストンロ
ッド3の先端の端面23にピストン4の端面20を対面
接触した状態で、ボルト貫通穴25からネジ穴24にボ
ルト22を差し込んで締め込むことでピストン4を固定
し、ピストンロッド3に締結されている。ボルト22の
数は適当数でよいが、本実施形態では図2に示すように
6本のボルト22を使用している。また、ボルト22は
丸頭ボルトの例を示したが、六角頭ボルトであっても良
い。
【0024】本実施形態のピストン締結構造では、ボル
ト22で直接ピストン4をピストンロッド3に締結する
ことにより、ピストン4にかかる力は複数のボルト22
で受けることとなる。このとき、ボルト22には引張応
力が作用するが、ボルト22の材質を強いものにすれば
ボルト22の強度は十分である。また、ピストンロッド
3のネジ穴24のネジ部は雌ネジであるので、ロッド材
質はそれ程強くなくても強度的に問題とならない。
ト22で直接ピストン4をピストンロッド3に締結する
ことにより、ピストン4にかかる力は複数のボルト22
で受けることとなる。このとき、ボルト22には引張応
力が作用するが、ボルト22の材質を強いものにすれば
ボルト22の強度は十分である。また、ピストンロッド
3のネジ穴24のネジ部は雌ネジであるので、ロッド材
質はそれ程強くなくても強度的に問題とならない。
【0025】本実施形態によれば次の効果が得られる。
【0026】1)図13に示した従来の一般的なピスト
ン締結構造では、ピストンロッドに雄ネジ部103g
(図13参照)を設ける必要があり、この雄ネジ部10
3gに引張応力が作用するためピストンロッドに高強度
材を用いなければならなかった。これに対し、本発明の
ピストン締結構造では、ピストンロッド3に雄ネジ部を
設ける必要が無いので、ピストンロッド3に高強度材を
用いる必要が無く、熱処理による強度アップも必要無く
なるので、低コストな材料で安価にピストンロッド3を
作れる。
ン締結構造では、ピストンロッドに雄ネジ部103g
(図13参照)を設ける必要があり、この雄ネジ部10
3gに引張応力が作用するためピストンロッドに高強度
材を用いなければならなかった。これに対し、本発明の
ピストン締結構造では、ピストンロッド3に雄ネジ部を
設ける必要が無いので、ピストンロッド3に高強度材を
用いる必要が無く、熱処理による強度アップも必要無く
なるので、低コストな材料で安価にピストンロッド3を
作れる。
【0027】2)従来は引張応力はピストンロッドの雄
ネジ部に作用したが、本発明ではボルト22にかかる。
ボルト22の材質を強いものにすることは容易であり、
簡単な構造でピストン締結部分の強度を向上でき、ピス
トンロッドの寿命を格段に向上できる。
ネジ部に作用したが、本発明ではボルト22にかかる。
ボルト22の材質を強いものにすることは容易であり、
簡単な構造でピストン締結部分の強度を向上でき、ピス
トンロッドの寿命を格段に向上できる。
【0028】3)ボルト22を用いて固定することで、
外力に対する疲労強度も向上する。
外力に対する疲労強度も向上する。
【0029】4)図14に示した従来のピストン締結構
造では、2個のフランジ160やOリング180が必要
となり、部品点数が多かったが、本発明ではそのような
部品は不要であり、最少部品点数で構成できる。
造では、2個のフランジ160やOリング180が必要
となり、部品点数が多かったが、本発明ではそのような
部品は不要であり、最少部品点数で構成できる。
【0030】5)従来の小径のピストン挿入部が不要と
なるため、ピストンロッドは段差の無い丸棒で良くな
り、段差部での破損の問題もなくなる。
なるため、ピストンロッドは段差の無い丸棒で良くな
り、段差部での破損の問題もなくなる。
【0031】6)ロッド全体の長さはボルト22の頭ま
での長さで決まり、従来のように大きなナット112を
用いる場合に比べて油圧シリンダ1の有効ストロークを
長くできる。
での長さで決まり、従来のように大きなナット112を
用いる場合に比べて油圧シリンダ1の有効ストロークを
長くできる。
【0032】7)複数のボルト22を用いるので、一つ
一つのボルトの締付トルクを小さくでき、組立、分解が
容易である。
一つのボルトの締付トルクを小さくでき、組立、分解が
容易である。
【0033】8)従来、サービス時にピストンロッド・
ピストンのアセンブリを分解し、メンテナンスを行うこ
とが多いが、例えば、ロッド側シリンダヘッドの交換
や、このシリンダヘッドに装着されているロッドシール
を交換する場合は、ナット112(図13参照)を外さ
なければならず、その度にナットを緩めるのに専用の機
械に載せ、この専用の機械を使用してナットを緩めねば
ならなかった。ナット112の締付トルクは約1000
kgf・mである。本発明では、1本のボルト22の締
付トルクは約70kgf・m程度と小さい。このため、
人力でボルト22を緩めることができ、大掛かりな専用
の機械も必要なくボルトを緩められ、サービス性が高
い。
ピストンのアセンブリを分解し、メンテナンスを行うこ
とが多いが、例えば、ロッド側シリンダヘッドの交換
や、このシリンダヘッドに装着されているロッドシール
を交換する場合は、ナット112(図13参照)を外さ
なければならず、その度にナットを緩めるのに専用の機
械に載せ、この専用の機械を使用してナットを緩めねば
ならなかった。ナット112の締付トルクは約1000
kgf・mである。本発明では、1本のボルト22の締
付トルクは約70kgf・m程度と小さい。このため、
人力でボルト22を緩めることができ、大掛かりな専用
の機械も必要なくボルトを緩められ、サービス性が高
い。
【0034】本発明の他の実施形態を図3〜図12によ
り説明する。図中、図1に示す部分と同等の部分には同
じ符号を付している。
り説明する。図中、図1に示す部分と同等の部分には同
じ符号を付している。
【0035】図3は本発明の第2の実施形態を示すもの
であり、ピストンロッド3Aにピストン4Aを1本のボ
ルト22Aで締結したものである。この場合、ボルト2
2Aは、ボルト1本で締結に必要な大きな締め付け力を
加える必要があるため、図示のように六角頭ボルトとす
るのが好ましい。
であり、ピストンロッド3Aにピストン4Aを1本のボ
ルト22Aで締結したものである。この場合、ボルト2
2Aは、ボルト1本で締結に必要な大きな締め付け力を
加える必要があるため、図示のように六角頭ボルトとす
るのが好ましい。
【0036】図4は本発明の第3の実施形態を示すもの
であり、ピストンロッド3Bの端面23の中心部に軸方
向の嵌め合い部の穴30を開け、ピストン4Bの端面2
0側の中心部に軸方向の嵌め合い部の突出部31を設
け、この突出部31を穴30に嵌入することでピストン
ロッド3Bとピストン4Bの同軸性を確保したものであ
る。また、ピストン4Bのボルト貫通穴25のチャンバ
7b側開口部にボルト22の頭を収納するざぐり穴32
を形成し、ボルト22の頭がピストン4Bの端面から突
出しないようにしている。
であり、ピストンロッド3Bの端面23の中心部に軸方
向の嵌め合い部の穴30を開け、ピストン4Bの端面2
0側の中心部に軸方向の嵌め合い部の突出部31を設
け、この突出部31を穴30に嵌入することでピストン
ロッド3Bとピストン4Bの同軸性を確保したものであ
る。また、ピストン4Bのボルト貫通穴25のチャンバ
7b側開口部にボルト22の頭を収納するざぐり穴32
を形成し、ボルト22の頭がピストン4Bの端面から突
出しないようにしている。
【0037】図5は本発明の第4の実施形態を示すもの
であり、図4に示した嵌め合い部の穴30及び突出部3
1を拡大してそれぞれ穴30C及び突出部31Cとし、
ボルト22のネジ穴24及び貫通穴25をその穴30C
及び突出部31Cに形成したものである。
であり、図4に示した嵌め合い部の穴30及び突出部3
1を拡大してそれぞれ穴30C及び突出部31Cとし、
ボルト22のネジ穴24及び貫通穴25をその穴30C
及び突出部31Cに形成したものである。
【0038】図6は本発明の第5の実施形態を示すもの
であり、ピストンロッド3Dとピストン4Dとの同軸性
を確保するための位置決めを嵌め合い部に代えピン35
により行うものである。ここで、ピン35は図7に示す
ように直径線上に対称に2本使用する。また、組立に際
しては、ピストンロッド3Dとピストン4Dの同軸性を
確保した状態でそれぞれの端面20,23にピン穴3
6,37を予め開けておき、ピン穴36,37の一方に
ピン35を圧入した後、そのピン35に他方のピン穴を
圧入して位置決めし、この状態でボルト22により固定
する。
であり、ピストンロッド3Dとピストン4Dとの同軸性
を確保するための位置決めを嵌め合い部に代えピン35
により行うものである。ここで、ピン35は図7に示す
ように直径線上に対称に2本使用する。また、組立に際
しては、ピストンロッド3Dとピストン4Dの同軸性を
確保した状態でそれぞれの端面20,23にピン穴3
6,37を予め開けておき、ピン穴36,37の一方に
ピン35を圧入した後、そのピン35に他方のピン穴を
圧入して位置決めし、この状態でボルト22により固定
する。
【0039】図3に示した実施形態によっても上記1)
〜6)の効果が得られる。
〜6)の効果が得られる。
【0040】また、図4〜図6の各実施形態によれば、
上記1)〜8)の効果が得られると共に、上記6)の効
果に関しては、ロッド全体の長さはピストン4Bの端面
までとなるので、油圧シリンダ1の有効ストロークを更
に長くできる。
上記1)〜8)の効果が得られると共に、上記6)の効
果に関しては、ロッド全体の長さはピストン4Bの端面
までとなるので、油圧シリンダ1の有効ストロークを更
に長くできる。
【0041】図8〜図12は、図1、図2〜図6の実施
形態に浮動型のロッド側クッションリングを設けたもの
である。
形態に浮動型のロッド側クッションリングを設けたもの
である。
【0042】図8において、ピストンロッド3の先端部
分には段差部40を境界とした小径部41が設けられ、
この小径部41にクッションリング42が径方向及び軸
方向に嵌遊自在に挿入され、小径部41の先端に図1に
示した実施形態と同様にボルト22でピストン4が固定
されている。小径部41の段差部40側の端部には小径
部41の研磨時の逃げ部となるR部43が形成されてい
る。また、クッションリング42のピストンロッド側端
部にはテーパ部44が形成され、ピストン4側にはクッ
ションリング42の厚み方向に複数の溝45が形成され
ている。この浮動型のクッションリング42は油圧シリ
ンダの伸長時のストロークエンドでの衝撃を緩和するも
のである。
分には段差部40を境界とした小径部41が設けられ、
この小径部41にクッションリング42が径方向及び軸
方向に嵌遊自在に挿入され、小径部41の先端に図1に
示した実施形態と同様にボルト22でピストン4が固定
されている。小径部41の段差部40側の端部には小径
部41の研磨時の逃げ部となるR部43が形成されてい
る。また、クッションリング42のピストンロッド側端
部にはテーパ部44が形成され、ピストン4側にはクッ
ションリング42の厚み方向に複数の溝45が形成され
ている。この浮動型のクッションリング42は油圧シリ
ンダの伸長時のストロークエンドでの衝撃を緩和するも
のである。
【0043】即ち、油圧シリンダの伸長時、ストローク
エンド近傍でロッド側クッションリング42がテーパ部
44からロッド側シリンダヘッド6の内端部分6a(図
1参照)に設けられたクッションリング嵌合部に突入し
て内端部分6aの油路を絞り、チャンバ7aにクッショ
ン圧を立て、ストローク速度を減速しストロークエンド
での衝撃を緩和する。この際、クッションリング42は
径方向、軸方向共移動可能となっており、クッションリ
ング42のテーパ部43の突入時、クッションリング嵌
合部の穴形状に倣って突入していくため、クッションリ
ング42と嵌合部とのかじりの心配が無い。また、突入
時、クッション圧がチャンバ7aに発生し、クッション
リング42の嵌合部に突入した側とピストン4側(チャ
ンバ7a側)とに圧力差が生じ、クッションリング42
は段差部40の端面に押し付けられ密着するので、クッ
ションリング挿入部であるロッド小径部41とクッショ
ンリング42の内周面との間を通って圧油が給排ポート
8に流れることは無い。そして、ストロークエンド到達
後、縮み方向(図示右方)にピストンロッド3が動き始
め、クッションリング42が嵌合部からの抜け出す時、
給排ポート8からの圧油はクッションリング42の外周
面と嵌合部の内周面との隙間を通ってチャンバ7aへと
流れ込む。この時、クッションリング42は給排ポート
8からの油圧によりピストン4に押し付けられるが、ク
ッションリング42のピストン側端面には溝45が設け
られているため、圧油はクッションリング挿入部である
ロッド小径部41とクッションリング42の内周面との
間を流れ、溝45を通ってチャンバ7aへと流れ込み、
抜き出し良く作動する。
エンド近傍でロッド側クッションリング42がテーパ部
44からロッド側シリンダヘッド6の内端部分6a(図
1参照)に設けられたクッションリング嵌合部に突入し
て内端部分6aの油路を絞り、チャンバ7aにクッショ
ン圧を立て、ストローク速度を減速しストロークエンド
での衝撃を緩和する。この際、クッションリング42は
径方向、軸方向共移動可能となっており、クッションリ
ング42のテーパ部43の突入時、クッションリング嵌
合部の穴形状に倣って突入していくため、クッションリ
ング42と嵌合部とのかじりの心配が無い。また、突入
時、クッション圧がチャンバ7aに発生し、クッション
リング42の嵌合部に突入した側とピストン4側(チャ
ンバ7a側)とに圧力差が生じ、クッションリング42
は段差部40の端面に押し付けられ密着するので、クッ
ションリング挿入部であるロッド小径部41とクッショ
ンリング42の内周面との間を通って圧油が給排ポート
8に流れることは無い。そして、ストロークエンド到達
後、縮み方向(図示右方)にピストンロッド3が動き始
め、クッションリング42が嵌合部からの抜け出す時、
給排ポート8からの圧油はクッションリング42の外周
面と嵌合部の内周面との隙間を通ってチャンバ7aへと
流れ込む。この時、クッションリング42は給排ポート
8からの油圧によりピストン4に押し付けられるが、ク
ッションリング42のピストン側端面には溝45が設け
られているため、圧油はクッションリング挿入部である
ロッド小径部41とクッションリング42の内周面との
間を流れ、溝45を通ってチャンバ7aへと流れ込み、
抜き出し良く作動する。
【0044】図9、図10、図12の実施形態でも同様
にクッションリング挿入部であるロッド小径部41が設
けられ、このロッド小径部41にクッションリング42
が遊嵌されると共に、ロッド小径部41の先端にピスト
ン4A,4B,4Dがボルト22又は22Aで固定され
ている。
にクッションリング挿入部であるロッド小径部41が設
けられ、このロッド小径部41にクッションリング42
が遊嵌されると共に、ロッド小径部41の先端にピスト
ン4A,4B,4Dがボルト22又は22Aで固定され
ている。
【0045】図11の実施形態では、図5の実施形態に
対し、ピストン4Cの突出部31Cを長くしてピストン
4C′とし、このピストン4C′の突出部31Cをクッ
ションリング42の遊嵌部とし、この突出部31Cをピ
ストンロッド3Cの端面23に形成した凹所30Cに嵌
入して軸方向の嵌め合い部とし、ボルト22′によって
ピストン4C′を固定したものである。
対し、ピストン4Cの突出部31Cを長くしてピストン
4C′とし、このピストン4C′の突出部31Cをクッ
ションリング42の遊嵌部とし、この突出部31Cをピ
ストンロッド3Cの端面23に形成した凹所30Cに嵌
入して軸方向の嵌め合い部とし、ボルト22′によって
ピストン4C′を固定したものである。
【0046】図13に示した従来のピストン締結構造で
浮動型のクッションリングを挿入する場合、ピストンロ
ッドのピストン挿入部103j(図13参照)は、クッ
ションリング挿入部であるロッド小径部の更に先端側に
設ける必要があり、ピストン挿入部103jの雄ネジ部
103gのネジサイズが小さくなり、強度を保つのが更
に難しかった。
浮動型のクッションリングを挿入する場合、ピストンロ
ッドのピストン挿入部103j(図13参照)は、クッ
ションリング挿入部であるロッド小径部の更に先端側に
設ける必要があり、ピストン挿入部103jの雄ネジ部
103gのネジサイズが小さくなり、強度を保つのが更
に難しかった。
【0047】図8〜図10、図12の各実施形態では、
クッションリング挿入部としてのロッド小径部41のみ
があればよく、ピストン挿入用の小径部は設ける必要が
ない。このため、浮動型のロッド側クッションリングを
設けたもので、ピストンロッド3を安価に作れる等、図
1、図2〜図6の実施形態で述べた効果を得ることがで
きる。
クッションリング挿入部としてのロッド小径部41のみ
があればよく、ピストン挿入用の小径部は設ける必要が
ない。このため、浮動型のロッド側クッションリングを
設けたもので、ピストンロッド3を安価に作れる等、図
1、図2〜図6の実施形態で述べた効果を得ることがで
きる。
【0048】また、図8〜図10、図12の実施形態で
は、ロッド最弱部であった雄ネジ部を無くしたことで、
ピストンロッドの寿命は格段に向上する。ただし、クッ
ションリング挿入部であるロッド小径部41が存在する
ので、ピストンロッドに何らかの問題があるとすれば、
ロッド小径部41の存在により生じる段差部40及びR
部43での強度ある。ピストンの作動時、この段差部4
0及びR部43には繰り返し集中応力が作用し、破損し
易い。図11の実施形態では、図5の実施形態の構造を
利用してピストン4C′側の突出部31Cにクッション
リング挿入部を設けることにより、ロッド小径部41を
も無くしている。このため、ピストンロッド3Cは、全
長が同径の丸棒となり、ロッド自体に破損の問題が無く
なり、更にピストンロッドの寿命を向上できる。
は、ロッド最弱部であった雄ネジ部を無くしたことで、
ピストンロッドの寿命は格段に向上する。ただし、クッ
ションリング挿入部であるロッド小径部41が存在する
ので、ピストンロッドに何らかの問題があるとすれば、
ロッド小径部41の存在により生じる段差部40及びR
部43での強度ある。ピストンの作動時、この段差部4
0及びR部43には繰り返し集中応力が作用し、破損し
易い。図11の実施形態では、図5の実施形態の構造を
利用してピストン4C′側の突出部31Cにクッション
リング挿入部を設けることにより、ロッド小径部41を
も無くしている。このため、ピストンロッド3Cは、全
長が同径の丸棒となり、ロッド自体に破損の問題が無く
なり、更にピストンロッドの寿命を向上できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。
【0050】1)ピストンロッドに雄ネジ部を設ける必
要が無いので、ピストンロッドに高強度材を用いる必要
が無く、熱処理による強度アップも必要無くなるので、
低コストな材料で安価にピストンロッドを作れる。
要が無いので、ピストンロッドに高強度材を用いる必要
が無く、熱処理による強度アップも必要無くなるので、
低コストな材料で安価にピストンロッドを作れる。
【0051】2)ボルトの材質を強いものにすることは
容易であり、簡単な構造でピストン締結部分の強度を向
上でき、ピストンロッドの寿命を向上できる。
容易であり、簡単な構造でピストン締結部分の強度を向
上でき、ピストンロッドの寿命を向上できる。
【0052】3)ボルトを用いて固定することで、外力
に対する疲労強度も向上する。
に対する疲労強度も向上する。
【0053】4)ボルト以外の部品は不要であり、最少
部品点数で構成できる。
部品点数で構成できる。
【0054】5)従来のピストン挿入部が不要となるた
め、ピストンロッドは段差の無い丸棒で良くなり、段差
部での破損の問題もなくなる。
め、ピストンロッドは段差の無い丸棒で良くなり、段差
部での破損の問題もなくなる。
【0055】6)ロッド全体の長さはボルトの頭までの
長さであり、油圧シリンダの有効ストロークを長くでき
る。
長さであり、油圧シリンダの有効ストロークを長くでき
る。
【0056】7)複数本のボルトを用いた場合は、一つ
一つのボルトの締付トルクを小さくでき、組立、分解が
容易である。
一つのボルトの締付トルクを小さくでき、組立、分解が
容易である。
【0057】8)複数本のボルトを用いた場合は、1本
のボルトの締付トルクは小さいので、従来必要であった
大掛かりな専用の機械を用いなくても人力でボルトを緩
めることができ、サービス性が向上する。
のボルトの締付トルクは小さいので、従来必要であった
大掛かりな専用の機械を用いなくても人力でボルトを緩
めることができ、サービス性が向上する。
【図1】本発明の第1の実施形態によるピストン締結構
造を備えた油圧シリンダの断面図である。
造を備えた油圧シリンダの断面図である。
【図2】図1に示したピストン締結部分の正面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2の実施形態による油圧シリンダの
ピストン締結構造の断面図である。
ピストン締結構造の断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態による油圧シリンダの
ピストン締結構造の断面図である。
ピストン締結構造の断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態による油圧シリンダの
ピストン締結構造の断面図である。
ピストン締結構造の断面図である。
【図6】本発明の第5の実施形態による油圧シリンダの
ピストン締結構造の断面図である。
ピストン締結構造の断面図である。
【図7】図6に示したピストン締結部分の正面図であ
る。
る。
【図8】本発明の更に他の実施形態による油圧シリンダ
のピストン締結構造の断面図である。
のピストン締結構造の断面図である。
【図9】本発明の更に他の実施形態による油圧シリンダ
のピストン締結構造の断面図である。
のピストン締結構造の断面図である。
【図10】本発明の更に他の実施形態による油圧シリン
ダのピストン締結構造の断面図である。
ダのピストン締結構造の断面図である。
【図11】本発明の更に他の実施形態による油圧シリン
ダのピストン締結構造の断面図である。
ダのピストン締結構造の断面図である。
【図12】本発明の更に他の実施形態による油圧シリン
ダのピストン締結構造の断面図である。
ダのピストン締結構造の断面図である。
【図13】従来技術による油圧シリンダのピストン締結
構造の断面図である。
構造の断面図である。
【図14】他の従来技術による油圧シリンダのピストン
締結構造の断面図である。
締結構造の断面図である。
【図15】ピストンロッドの雄ネジ部に作用する応力状
態を示す図である。
態を示す図である。
1 油圧シリンダ 2 シリンダ本体 3 ピストンロッド 4 ピストン 5 チューブ 6 ロッド側シリンダヘッド 7a,7b チャンバ 8,9 給排ポート 20 ピストンのロッド側の端面 21 凹所 22 ボルト 23 ピストンロッドの端面 24 ネジ穴 25 ボルト貫通穴 41 クッションリング挿入部であるロッド小径部 42 クッションリング 43 R部 44 テーパ部 44 溝
Claims (4)
- 【請求項1】ピストンロッドの先端にピストンを締結
し、シリンダ本体内をロッド側のチャンバとボトム側の
チャンバに区分した油圧シリンダのピストン締結構造に
おいて、 前記ピストンロッドの先端の端面にピストンのロッド側
の端面を少なくとも部分的に対面接触させた状態で、ピ
ストンに開けられたボルト貫通穴からピストンロッドに
設けられたネジ穴にボルトを差し込んで締め込み、この
ボルトでピストンをピストンロッドに直接固定したこと
を特徴とする油圧シリンダのピストン締結構造。 - 【請求項2】請求項1記載の油圧シリンダのピストン締
結構造において、前記ネジ穴及びボルト貫通穴をそれぞ
れ複数個開け、前記ボルトを複数本用いてピストンをピ
ストンロッドに固定したことを特徴とする油圧シリンダ
のピストン締結構造。 - 【請求項3】請求項1記載の油圧シリンダのピストン締
結構造において、前記ピストンロッドの先端の端面と前
記ピストンのロッド側の端面の少なくとも一方に軸方向
の嵌め合い部を形成し、ピストンとピストンロッドの同
軸性を確保したことを特徴とする油圧シリンダのピスト
ン締結構造。 - 【請求項4】請求項1記載の油圧シリンダのピストン締
結構造において、前記ピストンロッドの先端の端面と前
記ピストンのロッド側の端面とにピンを打ち込み、ピス
トンとピストンロッドの同軸性を確保したことを特徴と
する油圧シリンダのピストン締結構造。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14946798A JP3532766B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 油圧建設機械の油圧シリンダ |
| EP99922512A EP1001174A4 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | HYDRAULIC CYLINDER |
| CNB998008656A CN1148514C (zh) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | 油压缸 |
| PCT/JP1999/002788 WO1999063233A1 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | Hydraulic cylinder |
| KR10-2000-7001018A KR100386185B1 (ko) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | 유압 실린더 |
| US09/463,437 US6386088B1 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | Hydraulic cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14946798A JP3532766B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 油圧建設機械の油圧シリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11344009A true JPH11344009A (ja) | 1999-12-14 |
| JP3532766B2 JP3532766B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=15475783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14946798A Expired - Fee Related JP3532766B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 油圧建設機械の油圧シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3532766B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005337506A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Caterpillar Inc | スナッビング弁を備える油圧シリンダ |
| KR100757985B1 (ko) * | 2006-08-18 | 2007-09-11 | 동양기전 주식회사 | 유압 실린더의 피스톤 고정장치 |
| WO2010082551A1 (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-22 | カヤバ工業株式会社 | 流体圧シリンダ |
| JPWO2014097441A1 (ja) * | 2012-12-20 | 2017-01-12 | Smc株式会社 | 流体圧シリンダ |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617297U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-14 | ||
| JPS5925708U (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-17 | 日本発条株式会社 | ボルトによる締結構造 |
| JPS6034576U (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-09 | 浦 清純 | ピストンポンプ |
| JPS6117511U (ja) * | 1984-07-05 | 1986-02-01 | 富士通株式会社 | 位置決め構造 |
| JPH0431303U (ja) * | 1990-07-09 | 1992-03-13 | ||
| JPH0949507A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-02-18 | Taiyo Ltd | 流体圧シリンダ装置 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14946798A patent/JP3532766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617297U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-14 | ||
| JPS5925708U (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-17 | 日本発条株式会社 | ボルトによる締結構造 |
| JPS6034576U (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-09 | 浦 清純 | ピストンポンプ |
| JPS6117511U (ja) * | 1984-07-05 | 1986-02-01 | 富士通株式会社 | 位置決め構造 |
| JPH0431303U (ja) * | 1990-07-09 | 1992-03-13 | ||
| JPH0949507A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-02-18 | Taiyo Ltd | 流体圧シリンダ装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005337506A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Caterpillar Inc | スナッビング弁を備える油圧シリンダ |
| KR100757985B1 (ko) * | 2006-08-18 | 2007-09-11 | 동양기전 주식회사 | 유압 실린더의 피스톤 고정장치 |
| WO2010082551A1 (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-22 | カヤバ工業株式会社 | 流体圧シリンダ |
| JPWO2014097441A1 (ja) * | 2012-12-20 | 2017-01-12 | Smc株式会社 | 流体圧シリンダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3532766B2 (ja) | 2004-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100386185B1 (ko) | 유압 실린더 | |
| US3276390A (en) | Reciprocating pumps | |
| JP3418046B2 (ja) | 流体式ボルトテンショナー | |
| US6282983B1 (en) | Connecting rod structure and attachment to wrist pin | |
| ITMI20011757A1 (it) | Mezzi di collegamwnto tra asta e testa a croce in un compressore alternativo | |
| EP2378136B1 (en) | Fluid pressure cylinder | |
| JPH11344009A (ja) | 油圧シリンダのピストン締結構造 | |
| JP2000046010A (ja) | クッション装置を備えた油圧シリンダ | |
| CN111267035A (zh) | 钻井泵缸套快速拆装工具 | |
| US20060032369A1 (en) | Piston-piston rod retaining assembly for a hydraulic piston and cylinder unit | |
| JP2001153109A (ja) | 油圧シリンダ | |
| US5074364A (en) | Ram boring machine | |
| JP2001153107A (ja) | 油圧シリンダ | |
| KR200372064Y1 (ko) | 유압 실린더의 피스톤 고정장치 | |
| US10584699B2 (en) | Piston head retaining system | |
| JP2001153108A (ja) | 油圧シリンダ | |
| US3611881A (en) | Fluid cylinder and piston assembly | |
| CN218882643U (zh) | 摆动油缸和机械设备 | |
| CN215137217U (zh) | 一种矿山压滤机油缸活塞杆 | |
| JP2000283117A (ja) | 油圧シリンダ | |
| CN113898573A (zh) | 一种法兰结构以及柱塞泵 | |
| KR20080110202A (ko) | 건설중장비용 유압실린더 피스톤 고정구조 | |
| CN223725026U (zh) | 穿销油缸 | |
| US20260078780A1 (en) | Modular reciprocating pump rod column system, rod column assembly, plunger rod column assembly, and methods of use | |
| JPH08219115A (ja) | シリンダ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040302 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040304 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |