JPH11344473A - 気泡検出器 - Google Patents

気泡検出器

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JPH11344473A
JPH11344473A JP10152920A JP15292098A JPH11344473A JP H11344473 A JPH11344473 A JP H11344473A JP 10152920 A JP10152920 A JP 10152920A JP 15292098 A JP15292098 A JP 15292098A JP H11344473 A JPH11344473 A JP H11344473A
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acoustic lens
bubble detector
soft tube
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Katsunori Masaoka
勝則 正岡
Atsushi Ikeda
敦 池田
Kikuo Yoshitake
喜久雄 吉武
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JMS Co Ltd
Saginomiya Seisakusho Inc
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JMS Co Ltd
Saginomiya Seisakusho Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軟質チューブの材質やチューブ径の如何に拘
わらず、軟質チューブを潰し過ぎることを回避するこ
と。 【解決手段】 外部筒体10と、外部筒体10に対して
軸線方向に移動可能な内部筒体20とを設け、発振側音
響レンズ15と受信側音響レンズ23の何れか一方を外
部筒体10に、他方を内部筒体20に固定し、外部筒体
10と内部筒体20との間には、外部筒体10に対して
内部筒体20を、発振側音響レンズ15と受信側音響レ
ンズ23とが互いに接近する方向に付勢する圧縮コイル
ばね25を設け、外部筒体10と内部筒体20には、互
いに当接することにより発振側音響レンズ15と受信側
音響レンズ23との最接近位置を規定するストッパ(1
7,26)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、超音波
の送受信を行う発振側音響レンズ及び受信側音響レンズ
といった、検出波の送受手段により軟質チューブを挟み
込み、この検出波により軟質チューブ内を流れる液体中
の気泡を検出する気泡検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】輸血用チューブ、輸液用チューブ等の軟
質チューブ内を流れる液体中に気泡の有無を検出する気
泡検出器として、軟質チューブを相対向する発振側音響
レンズと受信側音響レンズとで両側より挟み、前記発振
側音響レンズに音響的に接続されている発振側の超音波
振動子からの超音波振動を、前記受信側音響レンズに音
響的に接続されている受信側の超音波振動子により受信
することにより、前記軟質チューブ内を流れる液体中に
気泡が存在しているか否かを検出するチューブ挟み込み
式の超音波気泡検出器が知られている。
【0003】チューブ挟み込み式の超音波気泡検出器に
は、洗濯はさみのようなクリップ式と、互いに軸線方向
に移動可能に係合した外部筒体と内部筒体による筒体式
のものとがある。
【0004】クリップ式のものでは、対をなすクランプ
片のクローエンドに、発振側、受信側の各超音波振動子
と音響的に各々接続された発振側音響レンズと受信側音
響レンズとが対向状態で固定され、筒体式のものでは、
外部筒体と内部筒体とに、発振側、受信側の各超音波振
動子と音響的に各々接続された発振側音響レンズと受信
側音響レンズとが対向状態で固定されている。
【0005】そして、何れのものも、発振側音響レンズ
と受信側音響レンズとが対向状態で配置され、ばねによ
り発振側音響レンズと受信側音響レンズとが互いに近づ
く方向に無制限に付勢され、そのばねのばね力によって
軟質チューブを挟み込むことによって軟質チューブに固
定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のチューブ挟み込
み式の超音波気泡検出器では、ばねにより発振側音響レ
ンズと受信側音響レンズとが互いに近づく方向に無制限
に付勢されているから、、軟質チューブの材質やチュー
ブ径の如何によっては、挟み込み圧によって軟質チュー
ブを潰し過ぎることがある。
【0007】軟質チューブが過度に潰されると、軟質チ
ューブ内の液体の流れが悪くなり、所要の定量輸液が行
われなくなったり、気泡検出が不安定になると云う不具
合が生じる。
【0008】また、チューブ挟み込み式の超音波気泡検
出器には、気泡検出が正確に行われることを保証する最
小チューブ径が存在し、これよりチューブ径が小さい細
い軟質チューブであると、これを挟み込んでも気泡検出
が不安定になるが、従来のチューブ挟み込み式の超音波
気泡検出器では、ばねにより発振側音響レンズと受信側
音響レンズとが互いに近づく方向に無制限に付勢されて
いるから、チューブ径が小さい細い軟質チューブでも挟
み込んでしまうという不具合がある。
【0009】この発明は、上述した超音波気泡検出器
等、検出波の送受信を行う一対の送受手段により軟質チ
ューブを挟み込む形式の気泡検出器に於ける上述の如き
従来の問題点を解消するためになされたもので、軟質チ
ューブの材質やチューブ径の如何に拘わらず、軟質チュ
ーブを潰し過ぎることがなく、また気泡検出が正確に行
われることを保証するためことができるチューブ挟み込
み式の気泡検出器を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明による気泡検出器は、軟質チ
ューブを相対向する検出波送出手段及び検出波受取手段
とで挟持した状態で、前記検出波送出手段から前記軟質
チューブに向けて出力された検出波を前記検出波受取手
段により受信して、該検出波受取手段により受信した前
記検出波を基に、前記軟質チューブ内を流れる液体中に
気泡が存在しているか否かを検出する気泡検出器におい
て、前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段のうち
いずれか一方が設けられる第1ケースと、前記検出波送
出手段及び前記検出波受取手段のうちいずれか他方が設
けられる第2ケースと、前記第1ケース及び前記第2ケ
ースのうち一方のケースを他方のケースに対して、前記
検出波送出手段及び前記検出波受取手段が接近離間する
方向に移動可能に支持する支持機構と、前記検出波送出
手段及び前記検出波受取手段が接近する向きに前記一方
のケースに対して前記他方のケースを付勢する付勢手段
と、少なくとも前記第1ケースに設けられ、前記検出波
送出手段及び前記検出波受取手段の最大接近距離を所定
の最小チューブ径に制限するストッパ機構とを備えるこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の発明による気泡検出器は、
前記第1ケースは有底の筒状に形成されており、前記第
2ケースは前記第1ケースの内部に一部収容可能に形成
されていて、前記支持機構は、前記第2ケースを前記第
1ケースに対して出没可能に支持しており、前記ストッ
パ機構は、前記第1ケースからの前記第2ケースの突出
量を規定するように構成されていて、前記第2ケースの
うち、前記ストッパ機構により突出量を規制された状態
で前記第1ケースの内部に収容されている第2ケース部
分の所定箇所と、前記第1ケースのうち、前記第2ケー
ス部分に対応する第1ケース部分であって、前記第2ケ
ース部分の所定箇所から、前記第2ケースが前記第1ケ
ースから突出する向きに間隔をおいた第1ケース部分の
所定箇所とに、前記検出波送出手段と前記検出波受取手
段とが各々配置されており、前記第1ケース部分には前
記第2ケース部分を前記第1ケースの外方に露出させる
切欠部が形成されていて、前記付勢手段が前記一方のケ
ースに対して前記他方のケースを付勢する向きは、前記
第1ケース部分の所定箇所及び前記第2ケース部分の所
定箇所が接近する向きと合致しているものである。
【0012】請求項3記載の発明による気泡検出器は、
前記第2ケース部分には、前記第1ケースからの前記第
2ケースの突出量を増加させることで前記切欠部に進出
し、前記第1ケースからの前記第2ケースの突出量を減
少させることで前記切欠部から退避する出没部が設けら
れていると共に、前記第1ケース部分の所定箇所が前記
切欠部に設けられており、前記第2ケース部分の所定箇
所が前記出没部に設けられていて、前記切欠部から前記
出没部を退避させた状態で、該出没部の前記切欠部に対
する出没方向と直交する方向において、前記切欠部を介
した前記第1ケース部分の内部に対する前記軟質チュー
ブの挿抜が行われるものである。
【0013】請求項4記載の発明による気泡検出器は、
前記切欠部及び前記出没部のうち少なくとも片方には、
前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段により挟持
した前記軟質チューブを、該軟質チューブの前記第1ケ
ース部分の内部に対する挿抜方向において、前記第1ケ
ース部分の所定箇所及び前記第2ケース部分の所定箇所
に案内するガイド溝が形成されているものである。
【0014】請求項5記載の発明による気泡検出器は、
前記支持機構は、前記一方のケースに形成されて前記検
出波送出手段及び前記検出波受取手段が接近離間する方
向に長手方向が延在する長孔と、前記他方のケースに形
成されて前記長孔に挿通され、前記検出波送出手段及び
前記検出波受取手段が接近離間する方向への前記他方の
ケースに対する前記一方のケースの移動により、前記長
孔内を前記長手方向に移動するガイドピンとを含んで構
成されているものである。
【0015】請求項6記載の発明による気泡検出器は、
前記ストッパ機構は、前記長孔の前記長手方向における
一端と前記ガイドピンとを含んで構成されていて、前記
検出波送出手段及び前記検出波受取手段の接近距離が前
記所定の最小チューブ径である際に、前記長孔の前記一
端に前記ガイドピンが当接して該ガイドピンの前記長手
方向へのさらなる移動を規制されることで、前記検出波
送出手段及び前記検出波受取手段が接近する向きへの前
記他方のケースに対する前記一方のケースのさらなる移
動が規制されるように構成されているものである。
【0016】請求項7記載の発明による気泡検出器は、
前記第2ケースにスライド可能に支持された第3ケース
をさらに備え、該第3ケースは、前記第2ケースに対す
る前記第3ケースのスライド方向が前記第1ケースに対
する前記第2ケースの出没方向と合致するように前記第
1ケースに保持されており、前記支持機構は前記第3ケ
ースを含んで構成されているものである。
【0017】請求項8記載の発明による気泡検出器は、
前記第3ケースに設けられて前記第2ケースに対して接
離可能な当接片を有しており、前記検出波送出手段及び
前記検出波受取手段の接近距離が前記所定の最小チュー
ブ径である際に、前記第2ケースに前記当接片が当接
し、前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段の接近
距離が前記所定の最小チューブ径を上回る際に、前記第
2ケースから前記当接片が離間するように構成されてい
るものである。
【0018】請求項9記載の発明による気泡検出器は、
前記検出波送出手段又は前記検出波受取手段が、前記第
3ケースに保持されていて、該第3ケースを介して前記
第1ケースに設けられ、該第1ケース部分の所定箇所に
配置されているものである。
【0019】請求項10記載の発明による気泡検出器
は、前記検出波は超音波であり、前記検出波送出手段は
送信側音響レンズであり、前記検出波受取手段は受信側
音響レンズであり、該受信側音響レンズ及び前記送信側
音響レンズのうち少なくとも片方は、これら送信側音響
レンズ及び受信側音響レンズにより前記軟質チューブを
挟持した状態で、該軟質チューブの延在方向と直交する
方向において、両端から中央に向かうにつれて前記軟質
チューブ側に突出する曲面状の先端面を有しているもの
である。
【0020】請求項1記載の発明による気泡検出器によ
れば、他方のケースは、支持機構によって、検出波送出
手段及び検出波受取手段が接近離間する方向に移動可能
に一方のケースに対して支持されており、また、他方の
ケースは、付勢手段によって、検出波送出手段及び検出
波受取手段が接近する向きに、一方のケースに対して付
勢されている。
【0021】しかし、検出波送出手段及び検出波受取手
段が接近する向きへの一方のケースに対する他方のケー
スの移動は、ストッパ機構によって、検出波送出手段及
び検出波受取手段の距離が所定の最小チューブ径となる
までに制限され、それよりも検出波送出手段及び検出波
受取手段が接近するようになるまでは、一方のケースに
対して他方のケースは移動することができない。
【0022】そして、付勢手段の付勢力に抗して、検出
波送出手段及び検出波受取手段が離間する向きに、一方
のケースに対して他方のケースを移動させると、検出波
送出手段及び検出波受取手段の距離が所定の最小チュー
ブ径よりも大きくなり、検出波送出手段と検出波受取手
段との間に、挟み込む対象の軟質チューブを配置できる
状態となる。
【0023】請求項2記載の発明による気泡検出器によ
れば、有底の筒状に形成された第1ケースの内部に一部
収容された第2ケースを、第1ケースに対して出没させ
る方向が、検出波送出手段と検出波受取手段とが各々配
置される検出波送出手段及び検出波受取手段が接近離間
する方向と合致することとなる。
【0024】また、第1ケースからの突出量が減少する
ように第1ケースに対して第2ケースが移動すると、第
1ケース部分の所定箇所が第2ケース部分の所定箇所か
ら離間して、検出波送出手段と検出波受取手段とが離間
し、反対に、第1ケースからの突出量が増加するように
第1ケースに対して第2ケースが移動すると、第1ケー
ス部分の所定箇所が第2ケース部分の所定箇所に接近し
て、検出波送出手段と検出波受取手段とが接近すること
になる。
【0025】そして、第1ケース部分の所定箇所が第2
ケース部分の所定箇所から離間して、検出波送出手段と
検出波受取手段とが離間した状態における、検出波送出
手段と検出波受取手段との間に対する軟質チューブの挿
抜が、第1ケースの切欠部を介して行われることにな
る。
【0026】なお、付勢手段は、検出波送出手段と検出
波受取手段とが各々配置される第1ケース部分の所定箇
所及び第2ケース部分の所定箇所が接近する向きに、一
方のケースに対して他方のケースを付勢することから、
第2ケースは第1ケースに対して、第1ケースからの突
出量が増加する向きに付勢手段によって付勢されること
になる。
【0027】請求項3記載の発明による気泡検出器によ
れば、付勢手段により第2ケースが第1ケースに対し
て、第1ケースからの突出量が増加する向きに付勢され
ることから、付勢手段の付勢力により第2ケースの出没
部は第1ケースの切欠部に進出することになり、付勢手
段の付勢力に抗して第2ケースを第1ケースからの突出
量が減少する向きに移動させると、出没部が切欠部から
退避して、切欠部を介した第1ケース部分の内部に対す
る軟質チューブの挿抜を行える状態となる。
【0028】請求項4記載の発明による気泡検出器によ
れば、送信側音響レンズ及び受信側音響レンズにより挟
持した軟質チューブが、第1ケース部分の内部に対する
挿抜方向において、検出波送出手段と検出波受取手段と
が各々配置された第1ケース部分の所定箇所及び第2ケ
ース部分の所定箇所に、ガイド溝により案内されること
から、第1ケース部分の内部に対する挿抜方向と略直交
する方向に軟質チューブを延在させることで、軟質チュ
ーブの径方向中心が検出波送出手段や検出波受取手段の
高感度となる箇所に、確実に配置されるようになる。
【0029】請求項5記載の発明による気泡検出器によ
れば、一方のケースの長孔の長手方向が、検出波送出手
段及び検出波受取手段が接近離間する方向と合致するこ
ととなるので、一方のケースの長孔内で他方のケースの
ガイドピンが長孔の長手方向に移動すると、検出波送出
手段及び検出波受取手段が接近離間するようになる。
【0030】請求項6記載の発明による気泡検出器によ
れば、長孔とガイドピンとが支持機構とストッパ機構と
を兼ねて構成することになり、検出波送出手段及び検出
波受取手段が接近離間する方向への第1ケースと第2ケ
ースとの相対移動と、検出波送出手段及び検出波受取手
段の最大接近距離の規制とが、共通の機構を用いて実現
されるようになる。
【0031】請求項7記載の発明による気泡検出器によ
れば、第1ケースと第2ケースとの間の支持機構が、第
1ケース及び第2ケースとは別の中間部材である第3ケ
ースによって構成されることになる。
【0032】請求項8記載の発明による気泡検出器によ
れば、ストッパ機構が支持機構とは独立して、第2ケー
スと第3ケースとにより構成されることになる。
【0033】請求項9記載の発明による気泡検出器によ
れば、検出波送出手段又は前記検出波受取手段が第1ケ
ースに直接設けられるのではなく、第3ケースを介して
第1ケースに設けられることになる。
【0034】請求項10記載の発明による気泡検出器に
よれば、軟質チューブ内の気泡を検出する送信側と受信
側との両音響レンズの先端面のうち最も突出した部分
が、送信側と受信側との両音響レンズにより挟持された
状態における軟質チューブの延在方向と直交する方向に
延在し、この軟質チューブに跨って配置されることにな
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0036】(実施の形態1)図1〜図4はこの発明に
よる気泡検出器の実施の形態1を示している。
【0037】気泡検出器は、上側の外部筒体10(第1
ケースに相当)と、外部筒体10内に嵌合して軸線方向
(図中では上下方向)に移動可能な下側の内部筒体20
(第2ケースに相当)とを有している。外部筒体10の
上端部は端壁11により閉じられ、内部筒体20の下端
部は端部フランジ21により閉じられている。
【0038】外部筒体10の下側には内部筒体20内に
位置する円筒状の内部固定部材12が、外部筒体10お
よび内部筒体20を径方向に貫通して外部筒体10にね
じ止めされた取付ねじ13により、固定されている。外
部筒体10の一側部には、外部筒体10内に軟質チュー
ブCを入れるための側部開口14(切欠部に相当)が形
成されている。
【0039】内部筒体20の一側部には、内部筒体20
内に軟質チューブCを入れるための側部開口22が形成
されている。内部筒体20の側部開口22は、図2に示
されているように、アンクランプ解放位置において外部
筒体10の側部開口14と整合し、側方開放状態で、側
部開口14より軟質チューブCを受け入れ、クランプ位
置において、内部筒体20の側部開口22よりも上端側
部分の一部(出没部に相当)は、側部開口14の内側に
露出する。
【0040】側部開口14の底部をなす内部固定部材1
2の上面部(第1ケース部分の所定箇所に相当)には発
振側音響レンズ15が上向きに固定されており、発振側
音響レンズ15は内部固定部材12に設けられた発振側
の超音波振動子16に音響的に接続されている。
【0041】側部開口22の天井部(第2ケース部分の
所定箇所に相当)には受信側音響レンズ23が下向きに
固定されており、受信側音響レンズ23は受信側の超音
波振動子24に音響的に接続されている。
【0042】発振側音響レンズ15と受信側音響レンズ
23とは共に、軟質チューブCとの当接面(先端面に相
当)を蒲鉾状の凸状曲面形状(図3参照)に成形されて
おり、その凸状曲面の稜線15a、23aが、側部開口
14、22内に受け入れられる軟質チューブCの径方向
に横切る方向に相互に整合した状態で、発振側音響レン
ズ15と受信側音響レンズ23とが上下に相対向してい
る。
【0043】外部筒体10内の端壁11と内部筒体20
の上端部との間には、圧縮コイルばね25(付勢手段に
相当)が設けられており、圧縮コイルばね25は、外部
筒体10に対して内部筒体20を、チューブクランプ方
向、すなわち発振側音響レンズ15と受信側音響レンズ
23とが互いに接近する方向に付勢している。
【0044】取付ねじ13がピン部材17(ガイドピン
に相当)として内部筒体20を貫通する部分は、内部筒
体20の軸線方向に長い長孔26になっており、ピン部
材17と長孔26とにより、発振側音響レンズ15と受
信側音響レンズ23との最接近位置を規定するストッパ
が構成されている。
【0045】この最接近位置は、図1に示されているよ
うに、長孔26の上側のストローク端部26aにピン部
材17が当接することにより決まり、長孔26の軸線方
向長さにより発振側音響レンズ15と受信側音響レンズ
23との最接近位置が規定される。
【0046】この最接近位置は、正常検出を保証する最
小チューブ径に応じて設定され、正常検出を保証する最
小チューブ径より小径の軟質チューブを挟み込み固定で
きないようにする位置である。これにより、最接近位置
における発振側音響レンズ15と受信側音響レンズ23
との間隔は3mm程度に設定することができる。
【0047】そして、長孔26の上側のストローク端部
26aにピン部材17が当接する発振側音響レンズ15
と受信側音響レンズ23との最接近位置においては、側
部開口14、22が画定する軟質チューブCを入れ込む
空間部分以外の部分にストッパが配置される。
【0048】この実施の形態では、アンクランプ解放位
置は、図2に示されているように、内部筒体20の端部
フランジ21が外部筒体10の下端面に当接することに
より決まるが、このアンクランプ解放位置は、長孔26
の下側のストローク端部26bにピン部材17が当接す
ることにより決めることもできる。
【0049】なお、外部筒体10、内部固定部材12、
内部筒体20の内部には、超音波振動子16、24を外
部配線27(図4参照)と導通接続する配線が設けられ
るが、この配線は従来のものと同様に行われればよく、
図面の複雑化を避け、この発明の要部がよく表現される
よう、外部筒体10、内部固定部材12、内部筒体20
における超音波振動子16、24の配線の図示は省略す
る。
【0050】つぎに、上述の構成による気泡検出器の使
用要領について説明する。
【0051】気泡検出に際しては、まず、外部筒体10
の端壁11と内部筒体20の端部フランジ21とを親指
と人差し指により挟むようにして掴み、内部筒体20を
圧縮コイルばね25のばね力に抗して押し、図2に示さ
れているようなアンクランプ解放位置に内部筒体20を
位置させる。
【0052】この状態下では、外部筒体10の側部開口
14と内部筒体20の側部開口22とが整合し、側方開
放状態で、側部開口14より側部開口22内に軟質チュ
ーブCを入れ、発振側音響レンズ15と受信側音響レン
ズ23との間に軟質チューブCを配置する。
【0053】軟質チューブCの配置が完了すれば、内部
筒体20を押すことを止め、圧縮コイルばね25のばね
力により内部筒体20を初期状態(チューブクランプ状
態)に戻す。
【0054】これにより、図1に示されているように、
軟質チューブCが発振側音響レンズ15と受信側音響レ
ンズ23とで両側から挟まれ、発振側の超音波振動子1
6からの超音波振動を、発振側音響レンズ15と受信側
音響レンズ23とを介して受信側の超音波振動子24で
受信することにより、軟質チューブC内を流れる液体中
に気泡が存在しているか否かの検出が行われる。
【0055】この場合、発振側音響レンズ15と受信側
音響レンズ23は、凸状曲面の稜線15a、23aが軟
質チューブCを径方向に横切る方向に配置された状態
で、当接面の全体が均等にもれなく軟質チューブCに当
接するから、軟質チューブCの挟み込みが確実に安定し
て行われ、また、超音波の送受信も確実に安定して行わ
れる。
【0056】また、内部筒体20を押すことを止めた解
放状態では、内部筒体20は、長孔26の上側のストロ
ーク端部26aにピン部材17が当接する位置まで戻る
こができ、これ以上は受信側音響レンズ23が発振側音
響レンズ15に接近することができず、図1に示されて
いるように、長孔26の上側のストローク端部26aと
ピン部材17とが当接することにより、受信側音響レン
ズ23と発振側音響レンズ15との間隔が最接近位置に
規制され、軟質チューブCを潰し過ぎることがない。
【0057】これにより、軟質チューブCの材質やチュ
ーブ径の如何に拘わらず軟質チューブCを潰し過ぎるこ
とがなく、軟質チューブCが過度に潰されることによ
り、軟質チューブC内の液体の流れが悪くなって所要の
定量輸液が行われなくなったり、気泡検出が不安定にな
ることが未然に回避される。
【0058】また、ピン部材17と長孔26とによりス
トッパは、側部開口14、22が画定する軟質チューブ
Cを入れ込む空間部分以外の部分にあるから、軟質チュ
ーブCが誤ってストッパ部分に噛み込むことがなく、ス
トッパが誤動作することがない。
【0059】また、発振側音響レンズ15と受信側音響
レンズ23との最接近位置が、正常検出を保証する最小
チューブ径に応じて設定され、正常検出を保証する最小
チューブ径より小径の軟質チューブは挟み込み固定する
ことができないようにする位置に設定されているから、
気泡検出が正確に行われることを保証する最小チューブ
径よりチューブ径が小さい細い軟質チューブに対する適
用が必然的に禁止される。これにより、正常検出を保証
する最小チューブ径より小径の軟質チューブの装着ミス
が未然に回避される。
【0060】(実施の形態2)図5〜図12はこの発明
による気泡検出器の実施の形態2を示している。
【0061】図5は実施の形態2に係る気泡検出器の分
解斜視図であり、実施の形態2に係る気泡検出器は、外
部筒体30、内部筒体40、圧縮コイルばね60を有し
ている。
【0062】前記外部筒体30は、図5中で見て上端が
閉塞され下端が開放された有底の筒状に形成されてお
り、上下方向の略中央部には、周方向の半分以上を切り
欠いた切欠部31(請求項中の切欠部に相当)が形成さ
れていて、切欠部31の奥側であって周方向に180゜
間隔をおいた両下辺部分に、略半円状のガイド溝31a
が各々形成されている(図5中では片方のみ示してい
る)。
【0063】また、前記各ガイド溝31aよりも若干下
方の外部筒体30箇所には、周方向に180゜間隔をお
いて係合孔33が各々形成されており(図5中では片方
のみ示している)、外部筒体30の上端面には、滑り止
めの凹凸溝35が形成されている。
【0064】前記内部筒体40は、外部筒体30の内径
に対応する外径で形成された基部41と、外部筒体30
の内径よりも大きい外径で基部41の下端に形成された
フランジ部45とを有している。
【0065】基部41の、図5中で見た上端には、圧縮
コイルばね60の一端を係止するための凸部41aが形
成されており、基部41の上下方向の略中央部よりも若
干上端寄り部分には、外部筒体30の切欠部31よりも
やや大きい輪郭で周方向の半分以上を切り欠いた切欠部
43が形成されていて、切欠部43の奥側であって周方
向に180゜間隔をおいた両下辺部分に、略U字状の凹
部47が各々連設されている(図5中では片方のみ示し
ている)。
【0066】そして、基部41は、周方向における切欠
部43の中央を通る分割線上において、左右2つの分割
体41b,41cに分割可能に構成されていて、片方の
分割体41bにフランジ部45が一体に連設されてい
る。
【0067】また、切欠部43よりも上端寄りの基部4
1部分(出没部に相当)の内部には、図6に縦断面図で
示すように、発振側の超音波振動子83と発振側音響レ
ンズ81とが、発振側音響レンズ81が下方を向くよう
に基板85に支持されて保持されており、この発振側音
響レンズ81の先端は、切欠部43の上辺よりも下方に
突出している。
【0068】また、切欠部43よりも下端、つまり、フ
ランジ部45寄りの基部41部分の内部には、基部41
を左右2つの分割体41b,41cに分割することで、
中間筒体70(第3ケースに相当)が収容される。
【0069】前記中間筒体70は、内部筒体40の内径
に対応する外径で、内部筒体40の内部を上下にスライ
ドできるように形成されており、中間筒体70の上端は
開放されている。
【0070】そして、中間筒体70の上端寄りの外周面
部分には、周方向に180゜間隔をおいて、内部筒体4
0の各凹部47に対応する略U字状の凸部71が折り返
し形成され(図6中では片方のみ破線で示している)、
各凸部71には、外部筒体30の各係合孔33に係合可
能な係合ピン71aが突設されている(図6中では片方
のみ破線で示している)。
【0071】また、中間筒体70の上端で各凸部71か
ら周方向に90゜位相をずらした箇所には、ストッパ片
73(当接片に相当)が各々突設されており、図6中引
用符号75は、一方のストッパ片73にかかるように中
間筒体70の上下方向全体に亘って形成されたスリット
を示す。
【0072】さらに、中間筒体70の内部には、受信側
の超音波振動子93と受信側音響レンズ91とが、受信
側音響レンズ91が上方を向くように基板95に支持さ
れて保持されており、この受信側音響レンズ91の先端
は、中間筒体70の上端とストッパ片73の先端との間
に位置している。
【0073】なお、この実施の形態2においても、発振
側の超音波振動子83や受信側の超音波振動子93の内
部筒体40や中間筒体70内での配線の図示は、図面の
見やすさを確保するため省略する。
【0074】このように形成された中間筒体70は、左
右2つの分割体41b,41cを組み付けて基部41を
復元した状態において、凹部47に凸部71がガイドさ
れることで、図6に示すように、ストッパ片73の先端
が切欠部43の上辺に当接する上限箇所と、図5に示す
ように、凹部47に凸部71が完全に収容される下限箇
所との間で、受信側音響レンズ91が発振側音響レンズ
81に接近離間するように、内部筒体40に対して上下
にスライドできるように構成されている。
【0075】そして、図7に縦断面図で示すように、ス
トッパ片73の先端が切欠部43の上辺に当接して受信
側音響レンズ91が発振側音響レンズ81に最も接近す
る、中間筒体70の前記上限箇所において、発振側音響
レンズ81と受信側音響レンズ91との最接近位置が規
定される。
【0076】この最接近位置は、実施の形態1と同じ
く、正常検出を保証する最小チューブ径に応じて設定さ
れ、正常検出を保証する最小チューブ径より小径の軟質
チューブを挟み込み固定できないようにする位置であ
る。これにより、最接近位置における発振側音響レンズ
81と受信側音響レンズ91との間隔は3mm程度に設
定することができる。
【0077】なお、図6及び図7に示すように、内部筒
体40のフランジ部45の下面には、外部筒体30の上
端面と同様に、滑り止めの凹凸溝45aが形成されてい
る。
【0078】また、図6及び図7では断面のため図示さ
れないが、発振側音響レンズ81の先端面と受信側音響
レンズ91の先端面とはいずれも、図6及び図7の紙面
手前及び奥に向かうにつれて基板85,95からの高さ
が小さくなるように、凸状曲面形状に成形されており、
その凸状曲面の稜線81a、91aが、図6及び図7で
は、発振側音響レンズ81と受信側音響レンズ91との
先端の直線で示されている。
【0079】上述したように基部41の内部に中間筒体
70を収容した内部筒体40は、凸部41aに圧縮コイ
ルばね60の一端を係止した状態で、この圧縮コイルば
ね60ごと、凸部41a側から外部筒体30の内部に挿
入され、フランジ部45が外部筒体30の下端に当接す
るまで、圧縮コイルばね60を圧縮させつつ内部筒体4
0を外部筒体30の内部に挿入することで、中間筒体7
0の係合ピン71aが外部筒体30の各係合孔33に内
側から係合して、内部筒体40が外部筒体30に組み付
けられる。
【0080】このように内部筒体40を外部筒体30に
組み付けて完成した気泡検出器は、外部筒体30の上端
面と内部筒体40のフランジ部45とを互いに近づくよ
うに押し込んで、フランジ部45を外部筒体30の下端
に当接させることで、図7に示すように、係合ピン71
aが係合孔33に係合して外部筒体30に保持された中
間筒体70が、内部筒体40に対する前記下限箇所に位
置するようになる。
【0081】すると、内部筒体40の切欠部43が外部
筒体30の切欠部31と重なり、内部筒体40が、これ
ら両切欠部31,43を介して内部筒体40の内部に対
する軟質チューブCの挿抜を行える、アンクランプ解放
位置となる。この状態における気泡検出器の側面図を、
図8に示す。
【0082】そこで、図9に側面図で示すように、両切
欠部31,43を介して内部筒体40の内部に軟質チュ
ーブCを挿入して、受信側音響レンズ91の先端面上に
軟質チューブCが位置するように、切欠部31の奥側の
ガイド溝31a部分に軟質チューブCを配置し、外部筒
体30と内部筒体40とを押し込むことを止めると、圧
縮コイルばね60のばね力により内部筒体40のフラン
ジ部45寄り部分が外部筒体30から突出する。
【0083】すると、両切欠部31,43を介して内部
筒体40の内部に挿入した軟質チューブCに、内部筒体
40の発振側音響レンズ81の先端面が近づき接触し始
めるのに伴い、この発振側音響レンズ81の先端面に押
された軟質チューブCが切欠部31のガイド溝31aに
よって、軟質チューブCの中心線が、発振側音響レンズ
81の稜線81aや受信側音響レンズ91の稜線91a
の中央に直交して位置するように案内される。
【0084】そして、このように案内された軟質チュー
ブCが、図10に側面図で示すように、発振側音響レン
ズ81や受信側音響レンズ91の先端面により両側から
挟まれ、この状態で、発振側の超音波振動子83からの
超音波振動を、発振側音響レンズ81と受信側音響レン
ズ91とを介して受信側の超音波振動子93で受信する
ことにより、軟質チューブC内を流れる液体中に気泡が
存在しているか否かの検出が行われる。
【0085】この場合、発振側音響レンズ81と受信側
音響レンズ91は、凸状曲面の稜線81a、91aが軟
質チューブCを径方向に横切る方向に配置された状態
で、当接面の全体が均等にもれなく軟質チューブCに当
接するから、軟質チューブCの挟み込みが確実に安定し
て行われ、また、超音波の送受信も確実に安定して行わ
れる。
【0086】また、内部筒体40を押すことを止めた解
放状態では、図11に側面図で示すように、内部筒体4
0は、外部筒体30に保持された中間筒体70のストッ
パ片73の先端に切欠部43の上辺が当接する上限箇所
まで戻るこができ、これ以上は、切欠部43の上辺に対
するストッパ片73の当接によって、外部筒体30に対
する内部筒体40の突出移動が規制され、これにより、
図6に示すように、発振側音響レンズ81と受信側音響
レンズ91との間隔が最接近位置に規制されて、それ以
上の発振側音響レンズ81に対する受信側音響レンズ9
1の接近が不可能となるので、図12に側面図で示すよ
うに、元々小径の軟質チューブCであっても、内部が完
全につぶれてしまうほど潰し過ぎてしまうことがない。
【0087】これにより、軟質チューブCの材質やチュ
ーブ径の如何に拘わらず軟質チューブCを潰し過ぎるこ
とがなく、軟質チューブCが過度に潰されることによ
り、軟質チューブC内の液体の流れが悪くなって所要の
定量輸液が行われなくなったり、気泡検出が不安定にな
ることが未然に回避される。
【0088】また、外部筒体30と内部筒体40との両
切欠部31,43を介して内部筒体40の内部に挿入し
た軟質チューブCは、切欠部31のガイド溝31aによ
って、軟質チューブCの中心線が、切欠部31,43を
介した内部筒体40の内部に対する軟質チューブCの挿
抜方向における発振側音響レンズ81や受信側音響レン
ズ91の中央に位置するように案内されるから、軟質チ
ューブCが誤ってストッパ片73の先端と切欠部43の
上辺との間に噛み込むことがなく、ストッパが誤動作す
ることがない。
【0089】その上、軟質チューブCが切欠部31のガ
イド溝31aによって、軟質チューブCの中心線が、発
振側音響レンズ81の稜線81aや受信側音響レンズ9
1の稜線91aの中央に直交して位置するように案内さ
れるから、これら発振側音響レンズ81及び受信側音響
レンズ91による軟質チューブCの挟持が確実となり、
また、気泡の検出感度が最高となる状態に、発振側音響
レンズ81や受信側音響レンズ91に対して軟質チュー
ブCを位置決めすることができる。
【0090】また、発振側音響レンズ81と受信側音響
レンズ91との最接近位置が、正常検出を保証する最小
チューブ径に応じて設定され、正常検出を保証する最小
チューブ径より小径の軟質チューブは挟み込み固定する
ことができないようにする位置に設定されているから、
気泡検出が正確に行われることを保証する最小チューブ
径よりチューブ径が小さい細い軟質チューブに対する適
用が必然的に禁止される。これにより、正常検出を保証
する最小チューブ径より小径の軟質チューブの装着ミス
が未然に回避される。
【0091】なお、実施の形態2において、外部筒体3
0の切欠部31に形成したガイド溝31aと同様のガイ
ド溝は、内部筒体40の切欠部43にも、或は、この切
欠部43にのみ形成してもよく、実施の形態1における
外部筒体10の側部開口14や内部筒体20の側部開口
22に形成してもよい。
【0092】また、実施の形態1において、ピン部材1
7と長孔26との配置を外部筒体10と内部筒体20と
の間で逆転させてもよい。
【0093】さらに、実施の形態1及び実施の形態2に
おいて採用した、外部筒体と内部筒体という大小の筒体
を出没可能に結合するという構成は、例えば、同径の筒
体を接離可能に連結するという構成などに変更してもよ
い。
【0094】また、実施の形態1では、外部筒体10,
30側に発振側音響レンズ15,81を、内部筒体2
0,40側に受信側音響レンズ23,91を設けたが、
外部筒体10,30側に受信側音響レンズ23,91
を、内部筒体20,40側に発振側音響レンズ15,8
1を設けてもよいことは言うまでもない。
【0095】さらに、実施の形態2においては、外部筒
体30側の発振側音響レンズ81を外部筒体30に直接
ではなく、この外部筒体30に保持された中間筒体70
に保持させたが、外部筒体30に直接発振側音響レンズ
を保持させる構成としてもよいのは勿論のことである。
【0096】また、実施の形態1及び実施の形態2にお
いて採用した、圧縮コイルばね25,60は、ゴムなど
の弾性係数の高い弾性体や、コイル式以外のばね部材な
どに代えてもよい。
【0097】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1記載の発明による気泡検出器によれば、ストッパ機構
によって検出波送出手段及び検出波受取手段の最大接近
距離が所定の最小チューブ径に制限されるので、軟質チ
ューブを潰し過ぎることがなくなり、軟質チューブが過
度に潰されることにより、軟質チューブ内の液体の流れ
が悪くなって所要の定量輸液が行われなくなったり、気
泡検出が不安定になることが未然に回避される。
【0098】これと共に、気泡の検出精度を保証できな
いような小径の軟質チューブを検出波送出手段及び検出
波受取手段で挟み込み保持できないようにして、このよ
うな小径の軟質チューブの気泡検出に誤って用いられて
しまうのを防止することができる。
【0099】請求項2記載の発明による気泡検出器によ
れば、第2ケースを第1ケースに対して付勢手段の付勢
力に抗して没入させることで、検出波送出手段と検出波
受取手段とを容易に離間させて、検出波送出手段と検出
波受取手段との間に対する軟質チューブの挿抜を切欠部
を介して行える状態にし、また、付勢手段の付勢力によ
り第2ケースを第1ケースに対して突出させることで、
検出波送出手段と検出波受取手段とを容易に接近させ
て、検出波送出手段と検出波受取手段との間に軟質チュ
ーブを挟み込ませることができる。
【0100】請求項3記載の発明による気泡検出器によ
れば、第2ケースを第1ケースに対して付勢手段の付勢
力に抗して没入させることで、検出波送出手段又は検出
波受取手段が設けられる出没部が、第1ケースの切欠部
に進出した状態から退避するので、切欠部を介した第1
ケース部分の内部に対する軟質チューブの挿抜を、出没
部が邪魔にならない状態とした上で行うことができる。
【0101】請求項4記載の発明による気泡検出器によ
れば、切欠部を介して検出波送出手段と検出波受取手段
との間に挿入した軟質チューブを、第1ケース部分の内
部に対する挿抜方向と略直交する方向に延在させると、
この軟質チューブがガイド溝により案内されて、軟質チ
ューブの径方向中心が検出波送出手段や検出波受取手段
の高感度となる箇所に確実に配置されるので、検出波送
出手段や検出波受取手段を用いた気泡の検出を高精度で
行うことができる。
【0102】請求項5記載の発明による気泡検出器によ
れば、長孔とガイドピンとを含んで支持機構を構成する
ことで、支持機構の構成を簡略化して部品及び製造コス
トの低減を図ることができる。
【0103】請求項6記載の発明による気泡検出器によ
れば、長孔とガイドピンとをストッパ機構として兼用す
ることで、ストッパ機構を設けることによる構成の複雑
化と部品数の増加とを防ぎ、部品及び製造コストの低減
を図ることができる。
【0104】請求項7記載の発明による気泡検出器によ
れば、第1ケース及び第2ケースとは別の中間部材であ
る第3ケースによって支持機構を構成することで、第1
ケース又は第2ケースという単一部品に支持機構を設け
らるのに比べて、支持機構のスペース上の制約を減ら
し、支持機構の製造を容易にすることができる。
【0105】請求項8記載の発明による気泡検出器によ
れば、ストッパ機構を支持機構とは独立して、第2ケー
スと第3ケースとにより構成することで、ストッパ機構
のスペース上の制約を減らし、ストッパ機構の製造を容
易にすることができる。
【0106】請求項10記載の発明による気泡検出器に
よれば、検出波を超音波とし、検出波送出手段や検出波
受取手段を送信側音響レンズ及び受信側音響レンズと
し、これら両音響レンズの先端面のうち最も突出した部
分が、これらの間に挟持された軟質チューブに跨って配
置されることから、送信側音響レンズ及び受信側音響レ
ンズによる軟質チューブの挟持を確実にし、また、気泡
の検出感度が最高となる状態に、送信側音響レンズ及び
受信側音響レンズに対して軟質チューブを位置決めする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による気泡検出器をチ
ューブクランプ状態について示す断面図である。
【図2】図1の気泡検出器をアンクランプ状態について
示す断面図である。
【図3】図1の気泡検出器をチューブクランプ状態につ
いて示す正面図である。
【図4】図1の気泡検出器をチューブクランプ状態につ
いて示す斜視図である。
【図5】この発明の実施の形態2による気泡検出器を示
す分解斜視図である。
【図6】図5の気泡検出器をアンクランプ状態について
示す縦断面図である。
【図7】図5の気泡検出器をチューブクランプ状態につ
いて示す縦断面図である。
【図8】図5の気泡検出器をアンクランプ状態について
示す側面図である。
【図9】図8の気泡検出器に軟質チューブを挿入した状
態について示す側面図である。
【図10】図9の軟質チューブをクランプした状態の気
泡検出器を示す側面図である。
【図11】図5の気泡検出器をチューブクランプ状態に
ついて示す側面図である。
【図12】図9の軟質チューブよりも小径の軟質チュー
ブをクランプした状態の気泡検出器を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10,30 外部筒体 11 端壁 12 内部固定部材 13 取付ねじ 14 側部開口 15,81 発振側音響レンズ 16,24,83,93 超音波振動子 17 ピン部材 20,40 内部筒体 21 端部フランジ 22 側部開口 23 受信側音響レンズ 25,60 圧縮コイルばね 26 長孔 27 外部配線 31 切欠部 70 中間筒体 73 ストッパ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉武 喜久雄 埼玉県所沢市青葉台1311 株式会社鷺宮製 作所所沢事業所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質チューブを相対向する検出波送出手
    段及び検出波受取手段とで挟持した状態で、前記検出波
    送出手段から前記軟質チューブに向けて出力された検出
    波を前記検出波受取手段により受信して、該検出波受取
    手段により受信した前記検出波を基に、前記軟質チュー
    ブ内を流れる液体中に気泡が存在しているか否かを検出
    する気泡検出器において、 前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段のうちいず
    れか一方が設けられる第1ケースと、 前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段のうちいず
    れか他方が設けられる第2ケースと、 前記第1ケース及び前記第2ケースのうち一方のケース
    を他方のケースに対して、前記検出波送出手段及び前記
    検出波受取手段が接近離間する方向に移動可能に支持す
    る支持機構と、 前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段が接近する
    向きに前記一方のケースに対して前記他方のケースを付
    勢する付勢手段と、 少なくとも前記第1ケースに設けられ、前記検出波送出
    手段及び前記検出波受取手段の最大接近距離を所定の最
    小チューブ径に制限するストッパ機構と、 を備えることを特徴とする気泡検出器。
  2. 【請求項2】 前記第1ケースは有底の筒状に形成され
    ており、前記第2ケースは前記第1ケースの内部に一部
    収容可能に形成されていて、前記支持機構は、前記第2
    ケースを前記第1ケースに対して出没可能に支持してお
    り、前記ストッパ機構は、前記第1ケースからの前記第
    2ケースの突出量を規定するように構成されていて、前
    記第2ケースのうち、前記ストッパ機構により突出量を
    規制された状態で前記第1ケースの内部に収容されてい
    る第2ケース部分の所定箇所と、前記第1ケースのう
    ち、前記第2ケース部分に対応する第1ケース部分であ
    って、前記第2ケース部分の所定箇所から、前記第2ケ
    ースが前記第1ケースから突出する向きに間隔をおいた
    第1ケース部分の所定箇所とに、前記検出波送出手段と
    前記検出波受取手段とが各々配置されており、前記第1
    ケース部分には前記第2ケース部分を前記第1ケースの
    外方に露出させる切欠部が形成されていて、前記付勢手
    段が前記一方のケースに対して前記他方のケースを付勢
    する向きは、前記第1ケース部分の所定箇所及び前記第
    2ケース部分の所定箇所が接近する向きと合致している
    請求項1記載の気泡検出器。
  3. 【請求項3】 前記第2ケース部分には、前記第1ケー
    スからの前記第2ケースの突出量を増加させることで前
    記切欠部に進出し、前記第1ケースからの前記第2ケー
    スの突出量を減少させることで前記切欠部から退避する
    出没部が設けられていると共に、前記第1ケース部分の
    所定箇所が前記切欠部に設けられており、前記第2ケー
    ス部分の所定箇所が前記出没部に設けられていて、前記
    切欠部から前記出没部を退避させた状態で、該出没部の
    前記切欠部に対する出没方向と直交する方向において、
    前記切欠部を介した前記第1ケース部分の内部に対する
    前記軟質チューブの挿抜が行われる請求項2記載の気泡
    検出器。
  4. 【請求項4】 前記切欠部及び前記出没部のうち少なく
    とも片方には、前記検出波送出手段及び前記検出波受取
    手段により挟持した前記軟質チューブを、該軟質チュー
    ブの前記第1ケース部分の内部に対する挿抜方向におい
    て、前記第1ケース部分の所定箇所及び前記第2ケース
    部分の所定箇所に案内するガイド溝が形成されている請
    求項3記載の気泡検出器。
  5. 【請求項5】 前記支持機構は、前記一方のケースに形
    成されて前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段が
    接近離間する方向に長手方向が延在する長孔と、前記他
    方のケースに形成されて前記長孔に挿通され、前記検出
    波送出手段及び前記検出波受取手段が接近離間する方向
    への前記他方のケースに対する前記一方のケースの移動
    により、前記長孔内を前記長手方向に移動するガイドピ
    ンとを含んで構成されている請求項1、2、3又は4記
    載の気泡検出器。
  6. 【請求項6】 前記ストッパ機構は、前記長孔の前記長
    手方向における一端と前記ガイドピンとを含んで構成さ
    れていて、前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段
    の接近距離が前記所定の最小チューブ径である際に、前
    記長孔の前記一端に前記ガイドピンが当接して該ガイド
    ピンの前記長手方向へのさらなる移動を規制されること
    で、前記検出波送出手段及び前記検出波受取手段が接近
    する向きへの前記他方のケースに対する前記一方のケー
    スのさらなる移動が規制されるように構成されている請
    求項5記載の気泡検出器。
  7. 【請求項7】 前記第2ケースにスライド可能に支持さ
    れた第3ケースをさらに備え、該第3ケースは、前記第
    2ケースに対する前記第3ケースのスライド方向が前記
    第1ケースに対する前記第2ケースの出没方向と合致す
    るように前記第1ケースに保持されており、前記支持機
    構は前記第3ケースを含んで構成されている請求項2、
    3又は4記載の気泡検出器。
  8. 【請求項8】 前記ストッパ機構は、前記第3ケースに
    設けられて前記第2ケースに対して接離可能な当接片を
    有しており、前記検出波送出手段及び前記検出波受取手
    段の接近距離が前記所定の最小チューブ径である際に、
    前記第2ケースに前記当接片が当接し、前記検出波送出
    手段及び前記検出波受取手段の接近距離が前記所定の最
    小チューブ径を上回る際に、前記第2ケースから前記当
    接片が離間するように構成されている請求項7記載の気
    泡検出器。
  9. 【請求項9】 前記検出波送出手段又は前記検出波受取
    手段が、前記第3ケースに保持されていて、該第3ケー
    スを介して前記第1ケースに設けられ、該第1ケース部
    分の所定箇所に配置されている請求項7又は8記載の気
    泡検出器。
  10. 【請求項10】 前記検出波は超音波であり、前記検出
    波送出手段は送信側音響レンズであり、前記検出波受取
    手段は受信側音響レンズであり、該受信側音響レンズ及
    び前記送信側音響レンズのうち少なくとも片方は、これ
    ら送信側音響レンズ及び受信側音響レンズにより前記軟
    質チューブを挟持した状態で、該軟質チューブの延在方
    向と直交する方向において、両端から中央に向かうにつ
    れて前記軟質チューブ側に突出する曲面状の先端面を有
    している請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9
    記載の気泡検出器。
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