JPH11344544A - バッテリーパックの電池容量測定方法 - Google Patents

バッテリーパックの電池容量測定方法

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JPH11344544A
JPH11344544A JP10154922A JP15492298A JPH11344544A JP H11344544 A JPH11344544 A JP H11344544A JP 10154922 A JP10154922 A JP 10154922A JP 15492298 A JP15492298 A JP 15492298A JP H11344544 A JPH11344544 A JP H11344544A
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JP
Japan
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capacity
charging
battery
discharge
battery pack
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JP10154922A
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English (en)
Inventor
Shunichiro Doi
俊一郎 土居
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Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Celltec Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Celltec Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流と温度とを考慮した充放電の効率を用い
ることで、誤差の少ない電池容量を算出する。 【解決手段】 充放電電流とバッテリーパックの温度と
を所定の周期で測定する。この充放電電流とバッテリー
パックの温度とから充放電の効率を求める。充放電電流
に、効率と周期とを乗算することで、各周期での充放電
容量を算出する。経時変化の大きい二次電池では、充放
電回数に応じた充放電サイクル係数を用いる。前回の測
定で算出した電池容量から充放電容量を加算又は減算す
ることで、各周期が経過する毎に新しい電池容量を求め
る。充放電の停止時には、所定の周期が経過する毎に、
経過時間と温度とから自己放電係数を求める。バッテリ
ーパックの暗電流と電子機器のリーク電流とを加算した
値に、自己放電係数を掛けることで、自己放電容量を算
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリーパック
の電池容量測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用電子機器の電源として、リチウム
イオン電池等の二次電池を内蔵したバッテリーパックが
広く用いられている。最近のバッテリーパックには、リ
チウムイオン電池の状態(電圧,電流,温度等)を監視
して充放電を制御する充放電制御機能の他に、電池容量
測定機能や通信機能を備え、電池容量等の電池情報を電
子機器に送るようにしたものがある。電子機器では、バ
ッテリーパックから送られてきた電池容量を電池マーク
等によってディスプレイに表示するから、電池容量が少
なくなってきたときに、電子機器の使用を止めたり、あ
るいは事前にデータ保存をすることが可能となる。
【0003】特開平7−99065号公報には、充電中
の電池容量を測定する測定機能付きバッテリーパックが
記載され、また特開平7−99065号公報には放電中
の電池容量を測定する測定機能付きバッテリーパックが
記載されている。
【0004】前者のバッテリーパックでは、所定の周期
で二次電池に流れ込む電流を測定し、この電流に第1及
び第2の充電効率と積分時間(測定間隔)とを乗算し
て、単位積分時間当たりの充電容量を算出する。この充
電容量を前回の測定で求めた電池容量に加算して、新し
い電池容量を求める。第1の充電効率は充電電流に依存
し、第2の充電効率は充電回数に依存している。
【0005】充電電流が大きい場合は、電気化学変化が
追従できなくなり、二次電池に供給された電流が無駄と
なる。そこで、第1の充電効率は、電流が大きくなるほ
ど小さな値となる。また、充放電の繰り返しにより、電
極や電解液が変質、消耗,老化したりする。そこで、第
2の充電効率は、充電の回数が多くなるほど小さな値と
なる。
【0006】後者のバッテリーパックでは、所定の周期
で二次電池から流れ出る電流を測定し、この電流に第1
及び第2の放電効率と積分時間(測定間隔)とを乗算し
て、単位積分時間当たりの放電容量を算出する。この放
電容量を前回の測定で求めた電池容量から減算して、新
しい電池容量を求める。第1の放電効率は放電電流に依
存し、第2の放電効率は定格電池容量に依存している。
【0007】放電電流が大きい場合は、電気化学変化に
無理が生じて無駄が多くなる。そこで、第1の放電効率
は、電流が大きくなるほど大きな値となる。また、定格
電池容量が小さい場合に、大きな電流を取り出すと、負
担が大きくなって無駄が発生する。そこで、第2の放電
効率は、定格電池容量が小さい場合に、大きな値とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】二次電池の充放電は、
電解液の電気化学変化に基づいて行われるものである
が、この電気化学変化は二次電池の温度に依存して反応
速度が変化する。したがって、電流の大きさだけから第
1の充電効率又は放電効率を決定した場合には、算出さ
れた充電容量又は放電容量に誤差が発生することにな
る。その結果、これらに基づいて求めた電池容量は不正
確であり、その信頼性に大きな不信を招くことになる。
【0009】また、バッテリーパックが電子機器や充電
器から外されて単体で放置されている場合や、電子機器
等には装填されているが、電子機器の電源OFF等によ
って充放電が停止している場合がある。これらの場合
に、二次電池は僅かであるが自己放電をする。また、こ
の自己放電中に、電子機器への電流のリークも発生す
る。この自己放電の期間が数十分程度の短い場合には、
自己放電容量を無視できるが、数日〜数ケ月に及ぶ場合
は、自己放電容量を考慮しないと、電池容量を正しく求
めることはできない。
【0010】本発明は、電流の他に、温度を考慮して充
電効率又は放電効率を決定して、充電又は放電容量を正
しく算出し、これに基づいて誤差の少ない電池容量を求
めるようにしたバッテリーパックの電池容量測定方法を
提供することを目的とするものである。
【0011】更に、本発明は、自己放電容量を算出し、
これに基づいて誤差の少ない電池容量を求めるようにし
たバッテリーパックの電池容量測定方法を提供すること
を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、二次電池へ流れ込む電流IC とバッテリーパックの
温度Tとを所定の周期PC で測定し、単位積算時間につ
いての充電容量CC を算出し、前回の測定で求めた電池
容量BCに加算することによって、新しい電池容量を求
めるものである。この充電容量CC は、回路基板で消費
される暗電流をDIとし、電流IC と温度Tとによって
決まる充電効率をEC とすると、次式から算出される。 CC =(IC ーDI)×EC ×PC
【0013】上記演算式に用いられている充電効率は、
充電電流の他に、電気化学変化に影響する温度を考慮し
て決定されるから、誤差の少ない充電容量を求めること
ができる。
【0014】請求項2記載の発明では、更に充電サイク
ル係数NC を用いて充電容量CC を求めるものである。
この充電サイクル係数NC は、充電の回数に応じて決ま
るものであり、充電の回数が多いほど、すなわち二次電
池が古くなるほど値が小さい。二次電池の性能劣化を考
慮して電池容量を求めるから、誤差を更に少なくするこ
とができる。充電サイクル係数NC を用いると,充電容
量は次式から算出される。 CC =(IC ーDI)×EC ×PC ×NC
【0015】請求項3記載の発明では、二次電池から流
れ出る電流ID とバッテリーパックの温度Tとを所定の
周期PD で測定し、単位積算時間についての放電容量C
D を算出し、前回の測定で求めた電池容量BCから減算
することで、新しい電池容量を求めるものである。放電
効率ED は、充電電流の他に、温度を考慮して値を決定
するから、誤差の少ない充電容量を測定することができ
る。放電容量CD は次式から算出される。 CD =(ID +DI)×ED ×PD
【0016】請求項4記載の発明では、更に放電の回数
で決まる放電サイクル係数ND を用い、次式から放電容
量CC を算出するものである。放電の回数が多いほど性
能が劣化するから、放電サイクル係数の値は大きい。 CD =(ID +DI)×ED ×PD ×ND
【0017】請求項5記載の発明では、バッテリーパッ
クの充放電の停止時又はバッテリーパックが単体で放置
されているときには、所定の周期PS でバッテリーパッ
クの温度Tを測定し、単位積算時間についての自己放電
容量CS を算出し、前回の測定で求めた電池容量BCか
ら減算することで、新しい電池容量を求めるものであ
る。この自己放電容量CS を算出することで、正確な電
池容量を測定することができる。
【0018】回路基板で消費される暗電流をDIとし、
バッテリーパックが装填される電子機器のリーク電流を
LIとし、自己放電の開始からの経過時間と温度Tによ
って決まる自己放電係数をES とすると、自己放電容量
S は、次式から求められる。 CS =(BC×ES )ー(DI+LI)×PS
【0019】請求項6記載の発明では、バッテリーパッ
クが単体で放置されているときには、充放電の停止時に
比べて、周期PS を長くする。充放電時には充放電電流
の大きさが頻繁に変化し、また充放電の停止時にも急に
充放電が再開されることがある。しかし、放置されてい
るときには、バッテリーパックの状態が急に変化するこ
とは少ないので、測定の周期PS を長くすることで、測
定による電力の消費を少なくしている。
【0020】請求項7記載の発明では、更に自己放電サ
イクル係数NS を用い、次式から自己放電容量CS を算
出するものである。この自己放電サイクル係数は、自己
放電の回数が多いほどその値が大きい。 CS =(BC×ES ×NS )ー(DI+LI)×PS
【0021】
【発明の実施の形態】図1において、バッテリーパック
10は、プラスチック製のケース内に、電池ユニットを
収納したものである。この電池ユニットは、回路基板
と、この回路基板上に固定した複数の二次電池とから構
成されている。回路基板には、プラス端子11,マイナ
ス端子12,通信端子13が設けられており、これらの
端子はケースの開口から露出している。二次電池として
は、例えば3個のリチウムイオン電池14〜16が用い
られ、これらが直列に接続されている。
【0022】前記リチウムイオン電池14のプラス極
と、プラス端子11との間には、放電停止用FET1
8,充電停止用FET19が直列に接続されている。こ
れらのFET18,19は、Pチャンネルであり、ゲー
トに「L」の信号が入力されるとONし、そして「H」
の信号が入力されるとOFFする。また、リチウムイオ
ン電池16のマイナス極と、マイナス端子12との間に
は、抵抗値が小さい電流測定用の抵抗20が接続されて
いる。なお、リチウムイオン電池16のマイナス極は接
地されている。
【0023】放電停止用FET18は、バッテリーパッ
ク10の放電を強制的に停止させて、電子機器やバッテ
リーパックが危険な状態に陥るのを防止したり、故障や
短寿命化を防止する。この放電が強制的に停止されるケ
ースとしては、3個のリチウムイオン電池14〜16の
いずれか1つが放電停止電圧(例えば2.2V)まで低
下したとき、又は放電中に過電流(例えば8A以上)が
流れたときである。
【0024】同様に、充電停止用FET19は、バッテ
リーパック10の充電を強制的に停止させるためのもの
である。この充電が強制的に停止されるケースとして
は、3個のリチウムイオン電池14〜16のいずれか1
つが充電停止電圧(例えば4.2V)に達したとき、又
は充電中に過電流が流れたときである。
【0025】各リチウムイオン電池14〜16のプラス
極とマイナス電極は、電圧測定回路23にそれぞれ接続
されている。この電圧測定回路23は、2つの電圧の差
を求める少なくとも3個のオペアンプから構成され、各
のリチウムイオン電池14〜16の電圧VH,VM,V
Lをそれぞれ測定する。
【0026】マイクロコンピュータ24は、放電中には
各電圧VH,VM,VLが放電停止電圧まで低下したか
どうかを判定する。もし、リチウムイオン電池14〜1
6のいずれか1つが放電停止電圧まで低下すると、マイ
クロコンピュータ24は過放電状態であると判断する。
マイクロコンピュータ24は、「H」の信号を放電停止
用FET18に与え、これをOFFにして放電を強制停
止させる。
【0027】また、マイクロコンピュータ24は、充電
中には各電圧VH,VM,VLが充電停止電圧まで昇圧
したかどうかを判定する。もし、リチウムイオン電池1
4〜16のいずれか1つが、充電停止電圧まで昇圧する
と、マイクロコンピュータ24は過充電状態であると判
断する。マイクロコンピュータ24は、「H」の信号を
充電停止用FET19に与え、これをOFFにして充電
を強制停止させる。
【0028】放電時又は充電時に、測定用抵抗20に電
流が流れると電圧降下が発生し、この電圧降下の大きさ
は電流に比例する。この測定用抵抗20の両端に過電流
検出回路25が接続されている。この過電流検出回路2
5は、コンパレータから構成され、充電電流又は放電電
流が過電流値を越えたときに、過電流状態を表す「L」
の信号を発生する。マイクロコンピュータ24は、
「L」の信号を受け取ると、放電中には放電停止用FE
T18をOFFにし、充電中には充電停止用FET19
をOFFにする。
【0029】また、バッテリーパック10の電流を測定
するために、測定用抵抗20の両端が電流測定回路26
に接続されている。電流測定回路26で測定された電流
は、電池容量の算出のためにマイクロコンピュータ24
に送られる。
【0030】レギュレータ27は、リチウムイオン電池
14〜16の直列電圧を、所定の電圧に変換して出力す
る。このレギュレータ27は、マイクロコンピュータ2
4,過電流検出回路25,電流測定回路26等を給電す
る。
【0031】また,レギュレータ27に、抵抗28を介
してサーミスタ29が接続されている。このサーミスタ
29は、温度が高くなると抵抗値が小さくなる性質を有
するから、バッテリーパック10内の温度が高くなる
と、サーミスタ29と抵抗28との接続点の電圧が低く
なる。したがって、接続点の電圧は、バッテリーパック
10の温度Tに応じて変化するから、温度情報としてマ
イクロコンピュータ24に取り込まれる。
【0032】リチウムイオン電池14〜16の充放電に
異常が発生すると、バッテリーパック10の温度Tが上
昇する。リチウムイオン電池が高温になると、破裂や発
火を招く恐れがある。そこで、バッテリーパック10の
温度Tが例えば60°Cまで上昇すると、マイクロコン
ピュータ24は加熱状態であると判断し、充電又は放電
を強制的に停止させる。
【0033】電圧測定回路23,過電流検出回路25,
電流測定回路26,サーミスタ29,マイクロコンピュ
ータ24とから、リチウムイオン電池14〜16の状態
を監視する監視回路が構成される。この監視回路と、2
個のFET18,19とによって充放電制御回路が構成
される。
【0034】マイクロコンピュータ24は、充電時又は
放電時には、例えば220m秒毎に電圧、電流,温度の
測定をする。これらの情報から、過充電状態,過放電状
態,過電流状態,発熱状態を判断し、充放電の続行の可
否を判断する。また、充放電の停止時には、2秒毎に電
圧,電流,温度の測定をして、各リチウムイオン電池1
4〜16の状態を監視する。更に、バッテリーパック1
0が電子機器等から外されて単体のままで放置されてい
るときは、2分毎に測定をする。
【0035】マイクロコンピュータ24は、測定した電
流と温度からパラメータを選択し、これらのパラメータ
を用いて充電容量,放電容量を算出する。また、充放電
の停止からの経過時間と温度とからバラメータを決定
し、これを用いて自己放電容量を算出する。そして、前
回の測定で求めた電池容量に加減算することで、新しい
電池容量を算出する。更に、マイクロコンピュータ24
は、充放電の回数をカウントする。
【0036】メモリ31には、電池容量を算出するため
の演算プログラムが記憶されている。また、メモリ31
には、電池容量の演算に用いられるパラメータがテーブ
ルの形態で格納されている。更に、算出された電池容
量、充電回数や放電回数も更新可能にメモリ31に記憶
される。
【0037】電子機器34には、プラス端子35,マイ
ナス端子36,通信端子37が設けられている。バッテ
リーパック10の各端子11〜13と、電子機器34の
各端子35〜37とは、バッテリーパック10が電子機
器34に正常に装填されたときに、対応するもの同志が
接続されるように配置されている。
【0038】バッテリーパック10は、電子機器34か
らの要求にしたがって、通信端子13を介して、電池電
圧,電流,温度,電池容量等の電池情報を電子機器34
に送る。電子機器34は、棒グラフ,電池マーク等を用
いて、電池容量をディスプレイに表示し、またバッテリ
ーパック10に異常が発生したときには、この異常の内
容をディスプレイに表示する。
【0039】図2は、充放電回数に応じて決まる充電サ
イクル係数NC ,放電サイクル係数ND ,自己放電サイ
クル係数NS の一例を示すものである。リチウムイオン
電池は、充放電回数が多くなるにつれて、電極や電解液
が変質,消耗,老化するため,初期の性能を維持するこ
とができない。これらのサイクル係数は、リチウムイオ
ン電池の性能劣化による容量の誤差を補正するものであ
る。ここで、充放電回数と、充電回数と放電回数との総
称である。
【0040】充電回数と放電回数とを別個にカウント
し、充電サイクル係数の決定には充電回数を用い、放電
サイクル係数,自己放電サイクル係数の決定には放電回
数が用いられる。ところで、充電回数は、各リチウムイ
オン電池14〜16が満充電になった回数であり、放電
回数は充電が必要となる所定の電池容量まで減少した回
数をいう。充電と放電は交互に行われるから、通常は充
電回数と放電回数とは同じである。そこで、充電回数だ
けをカウントし、この充電回数から3種類のサイクル係
数を求めてもよい。
【0041】前記各サイクル係数は、テーブルの形態で
メモリ31に格納されている。図2に示す例では、デー
タ量を小さくするために、充放電回数が6段階のレンジ
に分けられており、各レンジ毎に実験で決めたサイクル
係数が与えられている。
【0042】充電サイクル係数NC は、充電回数が多く
なるほど充電電流に無駄が発生するため、その値が小さ
くなる。放電サイクル係数ND は、放電回数が多くなる
ほど、放電電流の発生に無駄が伴うため、その値が大き
くなる。自己放電サイクル係数NS は、放電回数が多く
なるほど放電しやすくなるため、その値が大きくなる。
【0043】図3は充電効率を示すグラフであり、横軸
が充電電流であり、縦軸が充電効率EC (%)である。
この充電効率EC は、充電電流の他に環境温度、すなわ
ちバッテリーパック10内の温度Tによって変化し、温
度が高いほど値が大きくなる。この例では、温度TがT
1〜T6の6段階の温度レンジに分けてあり、また温度
Tの測定単位は1°である。T1は、0°C以下であ
り、T2は1〜10°Cであり、T3は11〜25°C
である。T4は26〜35°Cであり、T5は36〜4
5°Cであり、T6は46°C以上である。
【0044】図4は放電効率を示すグラフであり、横軸
が放電電流であり、縦軸が放電効率ED (%)である。
この放電効率ED は、充電電流の他にバッテリーパック
10の温度Tによって変化し、温度が高いほど値が大き
くなる。
【0045】図5は自己放電係数を示すグラフであり、
横軸が経過時間であり、縦軸が自己放電係数ES であ
る。この自己放電係数ES は、経過時間が大きいほど小
さな値となる。また、温度Tが大きいほど、大きな値と
なる。
【0046】図3,図4に示すグラフはテーブルの形態
で、メモリ31に記憶される。この場合に、温度のレン
ジを頁とし、そして横軸の電流値を複数のレンジに区分
けし、各電流レンジがアドレスとして用いられる。縦軸
の効率は、各電流レンジ内の平均値が用いられ、この平
均値がデータとなる。したがって、例えば図3に示す充
電効率EC では、測定した温度Tと電流とから、温度レ
ンジと電流レンジとが決定される。この温度レンジと電
流レンジとから、所望の充電効率EC がテーブルから取
り出される。図5に示す自己放電係数ES も同様であ
る。
【0047】次に、バッテリーパック10の充放電につ
いて説明する。バッテリーパック10は、ノートパソコ
ン,カムコーダ等の携帯型電子機器34に装填され、そ
の電源装置として用いられる。各リチウムイオン電池1
4〜16の電圧VH,VM,VLが充放電可能電圧範囲
内にあるときには、マイクロコンピュータ24は2つの
FET18,19をONにする。各リチウムイオン電池
14〜16からの放電電流は、矢線で示すように、FE
T18,19を通り、プラス端子11を介して電子機器
34に流れる。
【0048】マイクロコンピュータ24は、充放電中に
は、例えば220m秒毎に、各測定回路からの測定デー
タ(電圧,電流,温度)を取り込み、そして各リチウム
イオン電池14〜16の状態を監視する。
【0049】電圧測定回路23は、各リチウムイオン電
池14〜16の電圧VH,VM,VLを測定する。マイ
クロコンピュータ24は、220m秒毎に各電圧VH,
VM,VLを取り込む。そして、いずれか1つが放電停
止電圧まで低下していると判断すると、「H」の信号を
放電停止用FET18のゲートに送る。この放電停止用
FET18は、ONからOFFに反転して、電子機器3
4への給電を停止する。
【0050】電流測定回路26は、測定用抵抗20の両
端の電圧降下から、放電電流ID を測定する。マイクロ
コンピュータ24は、220m秒毎に放電電流ID を取
り込み、この放電電流ID に基づいて放電容量を算出す
る。そして、前回の電池容量から減算することで、新し
い電池容量を選出する。なお、電池容量が所定値まで減
少したときに、メモリ31内の放電回数に1を加算す
る。
【0051】また、バッテリーパック10内の温度Tに
応じてサーミスタ29の抵抗値が変化する。このサーミ
スタ29と抵抗28の接続点の電圧が、220m秒毎に
マイクロコンピュータ24に取り込まれる。このマイク
ロコンピュータ24は、入力された電圧からバッテリー
パック10の温度Tを求める。この温度Tが所定の温度
例えば60°Cに達していると、バッテリーパック10
の発火や爆発を防止するために、マイクロコンピュータ
24は放電停止用FET18をOFFにする。また、こ
の温度Tは、放電効や係数の選択に用いられる。
【0052】過電流検出回路25は、測定用抵抗20の
両端の電圧から放電電流ID を測定し、この放電電流I
D が過電流(例えば8A)になると,過電流状態を表す
信号をマイクロコンピュータ24に送る。マイクロコン
ピュータ24は、割り込み処理を実行し、放電停止用F
ET18をOFFにして電子機器34への給電を停止す
る。
【0053】電子機器34の給電中に、バッテリーパッ
ク10は、通信端子13を介して電子機器34との間
で、各種の通信を行う。例えば、電子機器34から電池
情報の提供が要求されると、マイクロコンピュータ24
は、割り込み処理を実行して、電池容量,電池電圧(V
H+VM+VL),放電電流ID ,温度T等を電子機器
34に送る。
【0054】バッテリーパック10の電池容量が少なく
なると、充電器によってバッテリーパック10が充電さ
れる。各リチウムイオン電池14〜16の電圧VH,V
M,VLが充放電可能電圧範囲内にあるときは、マイク
ロコンピュータ24は、2つのFET18,19をON
にするから、充電器からの充電電流がプラス端子11,
FET19,18を通って各リチウムイオン電池14〜
16に流れる。
【0055】リチウムイオン電池14〜16のいずれか
1つが放電停止電圧値以下になっている場合は、マイク
ロコンピュータ24は放電停止用FET18をOFFに
している。この放電停止用FET18には、ドレインと
ソース間に寄生ダイオードが存在するから、これを通っ
て比較的に小さな充電電流が流れる。そして、各リチウ
ムイオン電池14〜16が充電され、全てが充放電可能
電圧範囲内になると、放電停止用FET18がONする
から、比較的に大きな充電電流が流れ、充電が迅速に進
行する。
【0056】バッテリーパック10の充電中も、マイク
ロコンピュータ24は、220m秒間隔で測定データ
(電圧,電流,温度)を取り込み、リチウムイオン電池
14〜16の状態を監視する。充電が進行して、リチウ
ムイオン電池14〜16のいずれか1つが充電停止電圧
値になると、マイクロコンピュータ24は充電停止用F
ET19をOFFにして充電を停止させる。また、温度
Tが60°Cまで上昇すると、充電停止用FET19が
OFFする。更に、バッテリーパック10の充電中に、
過電流検出回路25が過電流状態を検出すると、マイク
ロコンピュータ24は、割り込み処理を実行して充電停
止用FET19をOFFにする。
【0057】充電器による充電中も、220m秒毎に測
定した充電電流を積算して充電容量を求める。この充電
容量を前回の測定で求めた電池容量に加算することで、
新しい電池容量を算出する。なお、各リウチムイオン電
池14〜16が満充電となると、充電回数に1を加算す
る。
【0058】バッテリーパック10が電子機器34や充
電器に装填されているが、電子機器34や充電器の電源
がOFFしている場合がある。この充放電の停止中は、
充放電電流が流れない。この場合には、マイクロコンピ
ュータは2秒毎に測定データを取り込み、前述したよう
な電池の監視と、自己放電容量の算出とをする。
【0059】また、バッテリーパック10が電子機器3
4等から外されて単体のままで放置されている場合は、
2分毎に測定データを取り込み、電池の監視と自己放電
容量の算出をする。
【0060】次に、図6を参照して電池容量の算出につ
いて説明する。マイクロコンピュータ24は、充放電
中,充放電停止中,放置中のいずれであるかに応じて、
測定データの取り込みのインターバル(周期)を設定す
る。このインターバルは、充放電中は220m秒であ
る。また、充放電の停止中は2秒であり、放置中は2分
である。
【0061】設定されたインターバルが経過すると、マ
イクロコンピュータ24は、測定データ(電圧,電流,
温度)を取り込み、前述したように各リチウムイオン電
池14〜16の状態を監視する。もし、各リチウムイオ
ン電池14〜16の状態が正常な範囲から外れた場合に
は、放電停止用スイッチ18又は充電停止用スイッチ1
9をOFFにして、充放電を強制的に停止させる。
【0062】充放電電流が流れているときには、マイク
ロコンピュータ24は、メモリ31に記憶されている充
放電回数のデータを読み出す。次に、温度Tの値から温
度レンジを決定する。マイクロコンピュータ24は、電
流値の正負から、充電中か放電中かを判断する。
【0063】充電中の場合は、図2に示すテーブルを参
照して、充電サイクル係数NC を決定する。次に、充電
電流IC の大きさから、電流レンジを決定する。この電
流レンジ及び温度レンジとを用い、図3の特性曲線のテ
ーブルから充電効率EC を決定する。これらのパラメー
タの決定後に、所定のインターバル(周期)をPC
し、回路基板で消費される暗電流をDIとすると、この
インターバルPC 中にバッテリーパック10に蓄積され
る充電容量CC は、次式から求まる。
【0064】 CC =(IC ーDI)×EC ×PC ×NC ・・・(1) この充電容量CC を、前回の測定で求めた電池容量BC
に加算することによって、新しい電池容量が求められ
る。得られた新しい電池容量は、メモリ31に書き込ま
れて更新される。
【0065】暗電流DIは、測定用抵抗20では測定す
ることができない電流である。この暗電流DIは、マイ
クロコンピュータ24,メモリ31, 電流測定回路26
等の測定回路で消費される電流の平均値である。この例
では、暗電流DIが6mAである。また、インターバル
C は、この例では220m秒である。
【0066】充電中に220m秒が経過すると、前述し
た各ステップが再度実行され、充電容量CC 及び電池容
量BCの算出が行われる。したがって、220m秒の周
期で、充電容量CC 及び電池容量BCの算出が行われ、
常に新しい電池容量BCがメモリ31に記憶される。こ
うしてバッテリーパック10の充電が進行して、各リチ
ウムイオン電池14〜16が満充電になったときに、充
電回数に1を加算してからメモリ31に書き込んで更新
する。なお、充電停止用FET18がOFFしたときに
満充電になったと判断することがてきる。
【0067】使用による充電特性の劣化が小さいリチウ
ムイオン電池の場合は、それによる誤差は小さいので、
特性劣化による補正をしなくても、実用上は問題がな
い。この場合には、充電サイクル係数NC を「1」とお
くことができるので、充電容量CC の演算式は次のよう
になる。 CC =(IC ーDI)×EC ×PC ・・・(2)
【0068】放電中の場合は、図2に示すテーブルを参
照して、放電サイクル係数ND を決定する。次に、放電
電流ID の大きさから、電流レンジを決定する。この電
流レンジ及び温度レンジとを用い、図4の特性曲線のテ
ーブルから放電効率ED を決定する。これらのパラメー
タの決定後に、所定のインターバル(周期)をPD
し、回路基板で消費される暗電流をDIとすると、この
インターバルPD 中にバッテリーパック10から放電さ
れる放電容量CD は、次式から求まる。
【0069】 CD =(ID +DI)×ED ×PD ×ND ・・・(3) この放電容量CD を、前回の測定で求めた電池容量BC
から減算することによって、新しい電池容量が求められ
る。なお、暗電流DIは6mAであり、またインターバ
ルPD は220m秒である。
【0070】この放電中も、220m秒の周期で、放電
容量CD 及び電池容量BCの算出が行われ、常に新しい
電池容量BCがメモリ31に書き込まれて更新される。
そして、放電によって、各リチウムイオン電池14〜1
6の電圧が規定値まで低下したときに、放電回数に1を
加算してからメモリ31に書き込んで更新する。この規
定値としては、放電停止用FETがOFFする電圧が用
いられる。
【0071】なお、使用による充電特性の劣化が小さい
リチウムイオン電池の場合には、放電サイクル係数ND
を「1」とおくことができるので、充電容量CD の演算
式は次のようになる。 CD =(ID +DI)×ED ×PD ・・・(4)
【0072】バッテリーバック10は、電子機器34又
は充電器に装填されているが、これらの電源がOFFし
ているため、充放電が停止しているときがある。マイク
ロコンピュータ24は、充放電電流が流れているかどう
かによって、この状態を識別する。この場合は、インタ
ーバルが2秒に設定され、またマイクロコンピュータ2
4は周波数の低いクロックでゆっくりと駆動される。マ
イクロコンピュータ24は、2秒毎の経過を測定すると
ともに、充放電停止時点からの経過時間を測定する。
【0073】2秒が経過する毎に、マイクロコンピュー
タ24は、前述したように測定データを取り込み、各リ
チウムイオン電池14〜16の状態を監視する。次に、
マイクロコンピュータ24は、メモリ31に記憶されて
いる放電回数を読み出し、そのレンジを基に図2のテー
ブルから自己放電サイクル係数を選択する。
【0074】また、温度Tのレンジと、充放電の停止か
らの経過時間のレンジとを用い、図5の特性曲線のテー
ブルから自己放電係数ES を決定する。これらのパラメ
ータの決定後に、所定のインターバル(周期)をPS
し、回路基板で消費される暗電流をDIとし、リーク電
流をL1とすると、このインターバルPS 中にバッテリ
ーパック10から放電される自己充電容量CS は、次式
から求まる。
【0075】 CS =(BC×ES ×NS )ー(DI+LI)×PS ・・・(5) この自己充電容量CS を、前回の測定で求めた電池容量
BCから減算することによって、新しい電池容量が求め
られる。マイクロコンピュータ24は、周波数の低いク
ロックでゆっくりと駆動されるから、消費電流の平均値
が小さくなり、バッテリーパック10の節電が図られ
る。このため、暗電流DIは200μAと小さな値とな
る。なお、インターバルPD は2秒である。
【0076】リーク電流L1は、電子機器34でリーク
する電流であり、電子機器34の種類によって決まって
いる。このリーク電流の情報は、通信端子13を介して
電子機器34からバッテリーパック10に送られる。な
お、バッテリーパック10が装填される電子機器34が
特定されているときに、リーク電流L1がメモリ31に
書き込んでおく。
【0077】使用による充電特性の劣化が小さいリチウ
ムイオン電池の場合は、充電サイクル係数NC を「1」
とおくことができるので、自己充電容量CS の演算式は
次のようになる。 CS =(BC×ES )ー(DI+LI)×PS ・・・(6)
【0078】また、バッテリーパック10が電子機器3
4や充電器から外されて単体で放置されることがある。
この放置状態では、インターバルが2分に設定される。
自己放電容量の算出には、式(5),(6)が用いられ
る。これらの式中で、電子機器34に接続してないの
で、リーク電流LIは零である。なお、インターバルP
D は2分であり、暗電流DIは200μAである。
【0079】前記実施形態では、充電効率、放電効率,
自己放電係数は、電流又は経過時間のレンジをアドレス
としたテーブルの形態でメモリに記憶されているが、電
流又は経過時間のレンジを変数とする関数式の形態でメ
モリに記憶しておいてもよい。
【0080】温度レンジは、メモリ容量を少なくするた
めに、6ステップとしているが、このステップ数は更に
多くても、あるいは少なくても良い。また、充電効率、
放電効率,自己放電係数における温度レンジは同じであ
るが、これらは違っていてもよい。例えば、充電効率の
温度レンジT1は0°C以下であるが、放電効率の温度
レンジT1は10°C以下であってもよい。
【0081】電流測定回路等の測定回路は、常時通電さ
れているが、各測定回路にスイッチング回路を設け、測
定データの取り込みの際に、マイクロコンピュータによ
ってスイッチング回路をONさせてもよい。こうする
と、測定回路は必要なときにのみ通電されるから、バッ
テリーパックの節電を図ることができる。
【0082】バッテリーパックのアースは、リチウムイ
オン電池16のアース極に接続されているが、この代わ
りにアース端子12をバッテリーパックのアースとして
もよい。この場合は、例えばマイクロコンピュータ24
の消費電流も測定用抵抗20で測定されるから、前述し
た各演算式中の暗電流DIは零となる。なお、バッテリ
ーパックにも僅かなリーク電流が発生するから、厳密に
積算容量を求める場合は、このリーク電流が暗電流とし
て用いられることになる。
【0083】本発明は、リチウムイオン電池以外の二次
電池、たええばニッカド電池,鉛蓄電池等にも利用する
ことができるものである。
【0084】
【発明の効果】本発明は、電流の他に、温度を考慮して
充電効率,放電効率を決定するから、充電容量,放電容
量を正しく算出することができ、したがって誤差の少な
い電池容量を測定することができる。
【0085】また、充放電の停止中や単体で放置されて
いる場合には自己放電容量を算出するから,正しい電池
容量を求めることができる。この自己放電容量を算出す
る際に、経過時間と温度とから決定される自己放電係数
を用いるから、正確な自己放電容量を求めることができ
る。
【0086】充放電特性が経時変化する場合には、充電
サイクル係数,放電サイクル係数,自己放電サイクル係
数を用いるから、経時変化を考慮して正確な充電容量,
放電容量,自己放電容量を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリーパックの一例を示す回路図である。
【図2】サイクル係数の一例を示す表である。
【図3】充電効率を示すグラフである。
【図4】放電効率を示すグラフである。
【図5】自己放電係数を示すグラフである。
【図6】電池容量の測定手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 バッテリーパック 14〜16 リチウムイオン電池 18 放電停止用FET 19 充電停止用FET 20 測定用抵抗 26 電流測定回路 34 電子機器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池へ流れ込む電流IC とバッテリ
    ーパックの温度Tとを所定の周期PC で測定し、次式か
    ら単位積算時間についての充電容量CC を算出し、前回
    の測定で求めた電池容量BCに加算することによって、
    新しい電池容量を求めることを特徴とするバッテリーパ
    ックの電池容量測定方法。 CC =(IC ーDI)×EC ×PC ここで、各記号は次の通りである。 DI:回路基板で消費される暗電流 EC :電流IC と温度Tとによって決まる充電効率
  2. 【請求項2】 更に、充電の回数で決まる充電サイクル
    係数NC を用い、次式から充電容量CC を算出すること
    を特徴とする請求項1記載のバッテリーパックの電池容
    量測定方法。 CC =(IC ーDI)×EC ×PC ×NC
  3. 【請求項3】 二次電池から流れ出る電流ID とバッテ
    リーパックの温度Tとを所定の周期PD で測定し、次式
    から単位積算時間についての放電容量CD を算出し、前
    回の測定で求めた電池容量BCから減算することで、新
    しい電池容量を求めることを特徴とするバッテリーパッ
    クの電池容量測定方法。 CD =(ID +DI)×ED ×PD ここで、各記号は次の通りである。 DI:回路基板で消費される暗電流 ED :電流ID と温度Tとによって決まる放電効率
  4. 【請求項4】 更に、放電の回数で決まる放電サイクル
    係数ND を用い、次式から放電容量CC を算出すること
    を特徴とする請求項3記載のバッテリーパックの電池容
    量測定方法。 CD =(ID +DI)×ED ×PD ×ND
  5. 【請求項5】 バッテリーパックの充放電の停止時又は
    バッテリーパックが単体で放置されているときには、所
    定の周期PS でバッテリーパックの温度Tを測定し、次
    式から単位積算時間についての自己放電容量CS を算出
    し、前回の測定で求めた電池容量BCから減算すること
    で、新しい電池容量を求めることを特徴とするバッテリ
    ーパックの電池容量測定方法。 CS =(BC×ES )ー(DI+LI)×PS ここで、各記号は次の通りである。 DI:回路基板で消費される暗電流 LI:バッテリーパックが装填される電子機器のリーク
    電流 ES :自己放電の開始からの経過時間と温度Tによって
    決まる自己放電係数
  6. 【請求項6】 前記バッテリーパックが単体で放置され
    ているときには、充放電の停止時に比べて、周期PS
    長くすることを特徴とする請求項5記載のバッテリーパ
    ックの電池容量測定方法。
  7. 【請求項7】 更に、自己放電の回数に応じて決まるサ
    イクル係数NS を用い、次式から自己放電容量CS を算
    出することを特徴とする請求項6記載のバッテリーパッ
    クの電池容量測定方法。 CS =(BC×ES ×NS )ー(DI+LI)×PS
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