JPH11344838A - 二成分現像剤および該現像剤を用いた画像形成方法 - Google Patents

二成分現像剤および該現像剤を用いた画像形成方法

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JPH11344838A
JPH11344838A JP15281798A JP15281798A JPH11344838A JP H11344838 A JPH11344838 A JP H11344838A JP 15281798 A JP15281798 A JP 15281798A JP 15281798 A JP15281798 A JP 15281798A JP H11344838 A JPH11344838 A JP H11344838A
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toner
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JP15281798A
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Makoto Kobayashi
誠 小林
Tomoharu Nishikawa
智晴 西川
Hideaki Yasunaga
英明 安永
Koichi Takenaka
浩一 武中
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたってカブリや画像ムラの発生な
らびに画像濃度の低下を防止できる二成分現像剤を提供
すること。 【解決手段】 少なくともキャリアおよびトナーからな
る二成分現像剤であって、キャリアの嵩比重(AD1)
が1.07〜1.43g/cc、該現像剤の嵩比重(A
D2)が0.83〜1.16g/ccであり、AD2/
AD1が0.69〜0.91であることを特徴とする二
成分現像剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機や
プリンター等の画像形成装置の二成分現像剤に用いられ
るキャリア、詳しくは、バインダー樹脂中に磁性粉を分
散してなるバインダーキャリアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機あるいはプリンタ
ー等においては、感光体等の像担持体上に形成された静
電潜像を現像するに際して、トナーと磁性キャリアから
なる二成分現像剤がよく用いられている。二成分現像剤
は二成分現像方式において使用され、当該方式において
は、該現像剤を混合することによって、トナーをキャリ
アで摩擦帯電させ、帯電されたトナーを現像に供する。
【0003】二成分現像剤用のキャリアとしては、鉄粉
キャリア、フェライトキャリア、これらの磁性粒子を樹
脂で被覆した樹脂コートキャリア、磁性微粒子をバイン
ダー樹脂中に分散したバインダーキャリア等種々のキャ
リアが知られている。
【0004】しかしながら、従来からの二成分現像剤で
は、使用するにつれ複写画像上にガブリが発生したり、
画像濃度が低下したり、画像にムラ(濃度ムラ)が生じ
るという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
事情に鑑みてなされたもので、その目的は長期間にわた
ってカブリや画像ムラの発生ならびに画像濃度の低下を
防止できる二成分現像剤を提供することにある。
【0006】本発明はまた、長期間にわたってカブリや
画像ムラの発生ならびに画像濃度の低下を防止できる画
像形成方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくともキ
ャリアおよびトナーからなる二成分現像剤であって、キ
ャリアの嵩比重(AD1)が1.07〜1.43g/c
c、該現像剤の嵩比重(AD2)が0.83〜1.16
g/ccであり、AD2/AD1が0.69〜0.91
であることを特徴とする二成分現像剤に関する。
【0008】本発明はまた、上記現像剤を用いることを
特徴とする画像形成方法に関する。
【0009】本発明の発明者等はキャリアの嵩比重(A
D1)および現像剤の嵩比重(AD2)に着目し、これ
らの値を規定し、さらにAD2/AD1を規定範囲内に
制御することにより上記の目的が達成されることを見い
だした。
【0010】本発明の二成分現像剤は少なくともキャリ
アとトナーからなっている。
【0011】本発明の現像剤に含まれるキャリアの嵩比
重(AD1)は1.07〜1.43g/cc、好ましく
は1.10〜1.40g/cc、より好ましくは1.1
5〜1.35g/ccである。AD1が1.07g/c
c未満であると、キャリアの流動性が悪化し、トナーと
の均一な混合が達成されず、画像ムラ(濃度ムラ)が生
じやすい。一方、AD1が1.43g/ccを越える
と、キャリアとトナーが摩擦しにくくなるためトナーの
帯電不良が起こってカブリが発生しやすい。すなわち、
本発明においてはAD1を上記範囲内に制御することに
よりトナーの帯電立ち上がり性およびトナーとキャリア
との混合均一性が向上し、カブリや画像ムラ(濃度ム
ラ)の発生を防止できると考えられる。
【0012】本発明の現像剤の嵩比重(AD2)は0.
83〜1.16g/cc、好ましくは0.85〜1.1
5g/cc、より好ましくは0.90〜1.10g/c
cである。AD2が0.83g/cc未満であるとスリ
ーブ上の搬送量が不安定になり、濃度ムラが発生した
り、画像濃度が低下する。一方、AD2が1.16g/
ccを越えると耐刷時に嵩比重が変化しやすくなって、
画像濃度が低下する。すなわち、本発明においてはAD
2を上記範囲内に制御することによりスリーブ上の現像
剤搬送量を一定にし、濃度ムラの発生や画像濃度の低下
を防止できると考えられる。なお、ここで現像剤とはキ
ャリアおよびトナーからなる混合物を指すが、トナーに
流動化剤等の外添剤が添加される場合には当該外添剤も
含む混合物を指すものとする。
【0013】本発明の現像剤において、AD2/AD1
は0.69〜0.91、好ましくは0.70〜0.9
0、より好ましくは0.75〜0.85である。当該比
率が0.69未満であると現像剤中のトナー濃度が高す
ぎるか、またはトナーの嵩比重が低すぎて、帯電不良に
よるカブリが発生する。一方、上記比率が0.91を越
えるとトナー濃度が低すぎるか、またはトナーの嵩比重
が高すぎて、画像濃度が低下する。すなわち、本発明に
おいてはAD2/AD1を上記範囲内に制御することに
より現像剤中のトナー濃度を規定し、帯電不良によるカ
ブリの発生や画像濃度の低下を防止できると考えられ
る。
【0014】本明細書中、上記嵩比重(AD1およびA
D2)はJIS規格K−5101に従って測定された値
を用いている。
【0015】本発明の現像剤に含まれるキャリアとして
は、磁性粉をバインダー樹脂中に分散してなるバインダ
ーキャリア、磁性粉を被覆してなるコートキャリア、磁
性粉をそのままキャリアとして使用するキャリア等がい
ずれも使用可能であるが、本発明においては、上記のキ
ャリア嵩比重(AD1)、現像剤嵩比重(AD2)およ
びAD2/AD1の制御容易性の観点からバインダーキ
ャリアを使用することが好ましい。
【0016】本発明の現像剤に含まれるキャリアがバイ
ンダーキャリアの場合、当該バインダーキャリアの製造
方法としては、キャリアの嵩比重(AD1)、現像剤の
嵩比重(AD2)およびAD2/AD1を、それぞれ上
記範囲内に制御できれば特に制限されるものではなく、
公知の方法、例えば、バインダー樹脂と磁性粉をヘンシ
ェルミキサー等の混合機で混合する工程、この混合物を
溶融・混練する工程、この混練物を冷却後粗粉砕する工
程、この粗粉砕粒子を微粉砕する工程、および得られた
微粉砕粒子を分級する工程を含む方法が挙げられる。
【0017】バインダーキャリアの上記製造方法におい
て、粗粉砕工程においてはフェザーミル(ホソカワミク
ロン(株)社製)等が用いられ、微粉砕工程においては
機械式粉砕機(ACM−10型;ホソカワミクロン
(株)社製)、ジェット粉砕機(IDS−2型;日本ニ
ューマチック工業(株)社製)等が用いられる。
【0018】また、バインダーキャリアの製造方法にお
いて、さらに好ましくは微粉砕処理後、分級工程を経た
キャリア粒子を表面処理に供する。表面処理工程におい
ては、熱と同時に機械的衝撃力を与えることを主体とす
るメカノフュージョンシステム(AMG−O型;ホソカ
ワミクロン(株)社製)、加熱処理を施すことを主体と
するサフュージングシステム(SFS−2型;日本ニュ
ーマチック工業(株)社製)を用いることが望ましい。
【0019】上記メカノフュージョンシステムを用いる
ことによって、キャリア粒子の球形化が行われ、AD1
の制御がさらに容易になる。この場合において、処理温
度は70〜150℃、好ましくは80〜130℃に設定
することが望ましい。当該温度が70℃未満では得られ
るキャリアの球形化度が小さく、当該処理の効果が小さ
く、一方、150℃を越えるとキャリア粒子同士が凝集
し、収率が低下する。
【0020】また、表面処理工程においてサフュージン
グシステムを用いると、キャリア粒子の球形化によるA
D1制御の容易化が図れるだけでなく、瞬間的なキャリ
ア粒子表面の溶融により、キャリア表面の平滑性を向上
させたり、遊離した磁性粉をキャリア内部に取り込むこ
とができるため、画像ノイズを防止することができる。
この場合において、処理温度は150〜350℃、好ま
しくは150〜300℃に設定することが望ましい。当
該温度が150℃未満では遊離磁性粉のキャリア内部へ
の取り込みが達成されないため、カブリ等の画像ノイズ
発生の原因となり、一方、350℃を越えると樹脂成分
が装置内壁に融着するため問題となる。
【0021】本発明の現像剤に含まれるキャリアは、下
式(I);
【数2】 (式中、Lは投影画像の周囲長を表し、Sは投影画像の
投影面積を表す。)で表される形状係数(SF)が1.
08〜2.37、好ましくは1.20〜2.09、より
好ましくは1.40〜2.00であることが望ましい。
当該形状係数を上記範囲内に制御することによりトナー
とキャリアとの混合性および摩擦帯電性をさらに向上さ
せ、カブリおよび画像ムラをさらに有効に防止できる。
キャリア形状係数が1.08未満ではトナーとの摩擦が
良好に行われないため、トナーの帯電不良によってカブ
リが発生しやすい。一方、当該係数が2.37を越える
とキャリア形状が不定形となるため、流動性が低下して
トナーとの混合が良好に行われず、画像ムラの原因とな
りやすい。
【0022】本明細書中、「投影画像の周囲長(L)」
および「投影画像の投影面積(S)」は、走査型電子顕
微鏡(JSM−840A;日本電子データム(株)社
製)によるSEM画像(倍率1000倍)を画像処理
し、得られた投影画像の周囲長(μm)および面積
((μm)2)を測定して得られた値を用いているが、上
記測定原理に従えば、上記方法によって測定されなけれ
ばならないというわけではない。なお、ここでL、S、
いずれの値も約100個の粒子の平均値として得られた
値である。
【0023】このようなキャリアの形状係数は、キャリ
ア製造方法において上記の表面処理工程を経ることによ
って容易に達成され得る。すなわち、キャリア形状係数
を小さく設定したい場合には表面処理工程においてメカ
ノフュージョンシステムを用い、当該係数を大きく設定
したい場合には機械式粉砕機(ACM−10型;ホソカ
ワミクロン(株)社製)又はジェット粉砕機(IDS−
2型)を用いて微粉砕処理を行い、分級した後、表面処
理を行わないか、または表面処理工程においてサフュー
ジングシステムを用いることが好ましい。また、当該形
状係数の制御容易性の観点から、上記表面処理工程にお
ける処理時間を適宜調節してもよい。すなわち、メカノ
フュージョンシステムを使用する場合には5〜20分
間、好ましくは10〜15分間処理することが望まし
い。
【0024】また、本発明の現像剤において、キャリア
の形状係数をSFc、トナーの形状係数をSFtとした
とき、SFc×SFtは1.50〜3.55、好ましく
は1.50〜3.00、より好ましくは1.80〜2.
60であることがより望ましい。当該値を規定すること
により、キャリアとトナーとの良好な混合および摩擦帯
電を確保し、カブリおよび濃度ムラをより有効に防止す
ることができる。さらに、SFc×SFtを好ましい範
囲(1.50〜3.00)に制御することにより、特に
濃度ムラ防止効果のさらなる向上を図ることができる。
当該値が1.50未満であると、キャリア、トナー共に
球形に近い形状であるため、良好な摩擦帯電が行われ
ず、カブリが発生しやすくなり、一方、3.55を越え
るとキャリア、トナー共に不定形度が高い形状であるた
め、混合性が悪化し、濃度ムラが発生しやすくなる。
【0025】本発明において使用されるキャリアバイン
ダー樹脂としては、従来からキャリアの製造に用いれて
いる公知の熱可塑性樹脂、例えば、スチレン系樹脂、ア
クリル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げら
れ、これらの中でもポリエステル系樹脂、スチレン−ア
クリル系樹脂を使用することが好ましい。なお、これら
を混合して使用することもできる。
【0026】キャリアバインダー樹脂として、より好ま
しくは、ガラス転移点が55〜75℃、好ましくは60
〜70℃、軟化点が90〜145℃、好ましくは100
〜140℃、数平均分子量が3,000〜50,000、
好ましくは5,000〜30,000、重量平均分子量/
数平均分子量が5〜50、好ましくは10〜40である
ポリエステル樹脂を用いる。
【0027】なお、本発明において樹脂のガラス転移点
は示差走査熱量計(DSC−200:セイコー電子社
製)を用いて、リファレンスをアルミナとし、10mgの
試料を昇温速度10℃/minの条件で20〜120℃の
間で測定し、メイン吸熱ピークのショルダー値をガラス
転移点とした。軟化点はフローテスター(CFT−50
0:島津製作所社製)を用い、ダイスの細孔(径1mm、
長さ1mm)、加圧20kg/cm2、昇温速度6℃/minの条
件下で1cm3の試料を溶融流出させたときの流出開始点
から流出終了点の高さの1/2に相当する温度を軟化点
とした。
【0028】本発明において好ましく使用されるポリエ
ステル樹脂は、従来からキャリアやトナーの製造で使用
されている公知のポリエステル樹脂であれば特に制限さ
れることはない。具体的には、公知の多価アルコール成
分と多価カルボン酸成分を公知の方法により重縮合させ
ることにより得られるポリエステル樹脂が使用可能であ
る。
【0029】本発明において好ましく使用されるスチレ
ン−アクリル系樹脂は、従来からキャリアやトナーのバ
インダー樹脂の製造で使用されている公知のスチレン−
アクリル系樹脂であれば特に制限されることはない。具
体的には、スチレンモノマー、アクリルモノマーと所望
によりビニルモノマーを、公知の方法により重合させる
ことにより得ることができる。
【0030】上記のポリエステル系樹脂とスチレン−ア
クリル系樹脂を混合して使用する場合、これらの混合重
量比は10:90〜90:10とすることが好ましい。
【0031】本発明において用いられる磁性粉として
は、公知のいかなる磁性粉であってもよく、例えば、フ
ェライト、マグネタイト、鉄粉等が挙げられ、好ましく
はフェライト、マグネタイトが使用される。
【0032】磁性粉の含有量はバインダー樹脂100重
量部に対して200〜600重量部、好ましくは250
〜500重量部が好適である。磁性粉含有量が200重
量部未満であるとAD1が小さくなりすぎ、600重量
部を越えるとAD1が大きくなりすぎる。
【0033】キャリアの体積平均粒径は20〜50μ
m、好ましくは25〜40μmであることが好ましい。
キャリア粒径が20μmより小さいとAD1が小さくな
りすぎ、一方、50μmより大きいとAD1が大きくな
りすぎ、いずれにしてもAD1の制御が困難になる。
【0034】本発明の現像剤に含まれるキャリアにおい
ては、カーボンブラック、シリカ、チタニア、アルミナ
等の分散剤を含有しても良い。分散剤を含有することに
よりバインダ樹脂中の磁性粉の均一分散性を向上させる
ことができる。分散剤の含有量はバインダー樹脂100
重量部に対して0.1〜5重量部とすることが好まし
い。
【0035】本発明の現像剤に含まれるトナーは負帯電
性、正帯電性、いずれであってもよいが、本発明におい
ては負帯電性であることが好ましい。
【0036】トナーの嵩比重(AD3)は、上記の現像
剤嵩比重(AD2)およびAD2/AD1が上記範囲内
になるよう適宜設定されるが、0.3〜0.6g/c
c、好ましくは0.35〜0.5g/ccが好適であ
る。なお、AD3はAD1およびAD2の測定方法と同
様にして測定された値である。
【0037】また、トナーの形状係数(SFt)につい
ては特に制限されないが、上述のようにキャリアの形状
係数(SFc)との積が上記範囲内になるよう設定され
ることが好ましく、1.1〜2.5、好ましくは1.2
〜2.0が好適である。ここで、トナーの形状係数は、
前述の式(I)によって表される値であり、SおよびL
は上記と同様の方法で測定され得る。
【0038】本発明の現像剤を構成するトナーは、従来
からトナーの製造で用いられている公知のトナーバイン
ダー樹脂、着色剤ならびに荷電制御剤、ワックス等のそ
の他の所望の添加剤を使用し、混練・粉砕法、懸濁重合
法、乳化重合法、乳化分散造粒法、カプセル化法等その
他の公知の方法により製造することができる。これらの
製造方法の中で、製造コストおよび製造安定性の観点か
らは混練・粉砕法が好ましい。
【0039】混練・粉砕法は、トナーバインダー樹脂お
よび着色剤等のトナー粒子成分をヘンシェルミキサー等
の混合機で混合する工程、この混合物を溶融・混練する
工程、この混練物を冷却後粗粉砕する工程、この粗粉砕
粒子を微粉砕する工程、得られた微粉砕粒子を分級する
工程によりトナー粒子を製造する。トナー粒子は、体積
平均粒径を4〜10μm、好ましくは6〜9μmに調整
することが画像の高精細再現性の観点から好ましい。
【0040】トナーバインダー樹脂としては、従来から
トナーのバインダー樹脂として使用されている熱可塑性
樹脂、例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチ
レン−アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂等を使用す
ることができるが、負帯電性トナーの場合、ポリエステ
ル系樹脂を、正帯電性トナーの場合、スチレンーアクリ
ル系樹脂を使用することが好ましい。
【0041】本発明に使用される着色剤は特に限定され
るものではなく、従来電子写真で使用されてきた着色剤
を用いることができ、以下のものが例示できる。黒色顔
料としては、カーボン・ブラック、酸化銅、二酸化マン
ガン、アニリンブラック、活性炭、フェライト、マグネ
タイトなどを使用することができる。黄色顔料として
は、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、
ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、
ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、バンザー
イエローG、バンザーイエロー10G、ベンジジンイエ
ローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレ
ーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレヘ
ーキなどを使用することができる。
【0042】赤色顔料としては、赤色黄鉛、モリブデン
オレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオ
レンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアント
オレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダスレンブ
リリアントオレンジGK、ベンガラ、カドミウムレッ
ド、鉛丹、パーマネントレッド4R、リソールレッド、
ピラゾロンレッド、ウオッチングレッド、レーキレッド
C、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオ
シンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、
ブリリアントカーミン3B、パーマネントオレンジGT
R、バルカンファストオレンジGG、パーマネントレッ
ドF4RH、パーマネントカーミンFBなどを使用する
ことができる。青色顔料としては、紺青、コバルトブル
ー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、
フタロシアニンブルーなどを使用することができる。な
お、これらの着色剤の添加量も特に限定的ではないが、
通常、トナーバインダー樹脂100重量部に対して1〜
20重量部、好ましくは3〜15重量部になるようにす
る。
【0043】トナーにはその他所望の添加剤、例えば、
荷電制御剤、ワックス等を含有させることもできる。荷
電制御剤としては、トナーを負荷電制御したいときは負
荷電制御剤を、トナーを正荷電制御したいときは正荷電
制御剤を用いることができる。本発明に使用可能な負荷
電制御剤としてはサリチル酸金属錯体、含金アゾ染料、
カリックスアレン化合物、含ホウ素化合物等が挙げられ
る。正荷電制御剤としては、例えばニグロシン染料、ト
リフェニルメタン系化合物、4級アンモニウム塩系化合
物等が挙げられる。本発明においては負荷電制御剤を使
用することが好ましい。添加量としてはトナーバインダ
ー樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部が好まし
い。
【0044】ワックスとしては低分子量ポリプロピレ
ン、低分子量ポリエチレン、カルナバワックス、密ロウ
等のパラフィン系ワックス、アクリルワックスが好まし
く使用されるが、トナーのバインダー樹脂として使用す
る熱可塑性樹脂に相溶せず、遊離性を有するものであれ
ば特に限定されるものではない。添加量としてはトナー
バインダー樹脂100重量部に対して1〜10重量部が
好ましい。
【0045】また、本発明の現像剤を構成するトナー
は、流動化剤が外添されていてもよい。流動化剤として
は、シリカ微粒子、二酸化チタン微粒子、アミルナ微粒
子、フッ化マグネシウム微粒子、炭化ケイ素微粒子、炭
化ホウ素微粒子、炭化チタン微粒子、炭化ジルコニウム
微粒子、窒化ホウ素微粒子、窒化チタン微粒子、窒化ジ
ルコニウム微粒子、マグネタイト微粒子、二硫化モリブ
デン微粒子、ステアリン酸アルミニウム微粒子、ステア
リン酸マグネシウム微粒子、ステアリン酸亜鉛微粒子等
が挙げられる。なお、これらの微粒子は、シランカップ
リング剤、チタンカップリング剤、高級脂肪酸、シリコ
ーンオイル等で疎水化処理されていることが好ましい。
【0046】流動化剤の添加量は、トナー100重量部
に対して0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量
部用いることが望ましい。
【0047】本発明の現像剤において、前記のAD2/
AD1は現像剤中のトナー含有量への依存が比較的大き
いため、トナー含有量は適宜設定することが好ましい
が、重量比で3〜20重量%、好ましくは5〜18重量
%とすることが望ましい。トナーの含有量が3重量%よ
り少ないと十分な画像濃度が得られなくなったり、耐刷
により、画像濃度変化(低下)が発生し、20重量%よ
り多くなるとトナーが十分に荷電されず画像にカブリが
生じやすくなったり、現像剤の流動性が低下し、スリー
ブ上にムラが発生し、画像濃度ムラになったりする。
【0048】このような本発明の現像剤は2成分現像方
式を採用した現像装置において好適に用いられる。すな
わち、2成分現像方式を採用した画像形成方法におい
て、本発明の現像剤を用いると、長期間にわたってカブ
リや画像ムラの発生ならびに画像濃度の低下を防止する
ことができる。
【0049】2成分現像方式を採用する現像装置の一例
を図1に基づいて説明する。この現像装置10において
は、その内部にトナーTとキャリアとを含む現像剤1を
収容させており、この現像剤1を搬送させる現像剤搬送
部材11として、複数の磁極N1、S1、N2、S2、N3
を有するマグネットローラ11aが内周側に設けられた
円筒状の現像スリーブ11を用い、この現像スリーブ1
1を現像領域において像担持体である感光体2と適当な
間隔Dsを介して対向するように、回転可能に配置させ
ている。
【0050】この現像スリーブ11を感光体2と逆方
向、すなわち現像スリーブ11と感光体2とが対向する
現像領域では現像スリーブ11と感光体2とが同方向に
移動するように回転させ、この現像スリーブ11の回転
に伴って現像装置10内に収容された現像剤1を、上記
のマグネットローラ11aによる磁力作用により磁気ブ
ラシの状態で感光体2側に搬送させるようにしている。
【0051】上記の現像スリーブ11には現像バイアス
電源12を接続させており、この現像バイアス電源12
から交流電圧或いは交流電圧に直流電圧を重畳させた現
像バイアス電圧を印加させて、現像領域に振動電界を作
用させるようにしている。
【0052】上記の現像スリーブ11と感光体2とが対
向する現像領域よりも現像剤1の搬送方向上流側で、前
記マグネットローラ11aの磁極N1と対向する位置にお
いて、規制部材13として磁性ブレード13aを現像ス
リーブ11と所要間隔を介して設け、この磁性ブレード
13aによって現像スリーブ11上における現像剤1の
量を規制するようにしている。
【0053】この現像装置10においては、その上部に
トナーTを収容させたトナー収容部14を設けており、
現像スリーブ11から現像剤1中におけるトナーTを感
光体2に供給して現像を行った結果、現像装置10内に
おける現像剤1中のトナー濃度が低下した場合には、こ
のトナー収容部14の下に設けられたトナー補給ローラ
15を回転させて、トナー収容部14に収容されたトナ
ーTを現像装置10内の現像剤1に補給させるようにな
っている。
【0054】この現像装置10においては、上記のよう
に現像スリーブ11と感光体2とが対向する現像領域よ
りも現像剤1の搬送方向上流側に設けられた磁性ブレー
ド13aによって現像スリーブ11上における現像剤1
の量を規制し、現像剤1をこの現像剤スリーブ11上で
薄層状態にして感光体2と対向する現像領域に搬送し、
上記の現像バイアス電源12から現像バイアス電圧を印
加させて、この現像領域に振動電界を作用させ、現像ス
リーブ11によって搬送されてきた現像剤1中における
トナーTを現像スリーブ11から感光体2の潜像部分に
供給して現像を行うようになっている。
【0055】この現像剤搬送部材によって現像領域に搬
送させる現像剤はその量が少なすぎると、像担持体に供
給されるトナーが不足し、十分な画像濃度を有する画像
が得られなくなる。このため、現像スリーブと磁性ブレ
ードとの間隙を0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.
6mmに設定して、現像剤搬送部材によって現像領域に搬
送させる現像剤の量を、0.7〜10mg/cm2、好まし
くは1〜7mg/cm2の範囲になるようにする。
【0056】また、現像を行うにあたって上記のように
現像領域における現像剤搬送部材と像担持体との間に振
動電界を作用させる場合、この振動電界が弱いと、トナ
ーが放出された後のキャリアにおける電荷の移動が悪
く、キャリアにカウンターチャージが残り、キャリアが
像担持体に付着しやすくなる一方、この振動電界が強く
なりすぎると、現像剤搬送部材と像担持体との間でリー
クが起こりやすくなるため、現像領域における現像剤搬
送部材と像担持体との間隔をDs、印加する交流電圧の
ピーク・ピーク値をVp−pとした場合に、振動電圧(V
p−p/Ds)を2〜6kV/mm、好ましくは3〜5kV/mm
に設定することが好ましい。また、さらに直流電圧を−
300〜−400V重畳することが望ましい。
【0057】本発明の現像剤はまた、上記の図1に示す
ような構成を有する現像装置にトナーリサイクルシステ
ムを採用した現像装置にも有効に使用することができ
る。すなわち、2成分現像方式およびトナーリサイクル
システムを採用した画像形成方法においても、本発明の
現像剤を用いると、長期間にわたってカブリや画像ムラ
の発生ならびに画像濃度の低下を防止することができ
る。トナーリサイクルシステムを経て回収されたトナー
は通常、後処理剤(流動化剤)が脱離され、流動性が低
下しているため、キャリアとの接触確率が低下し、摩擦
帯電性に劣り、カブリや画像濃度の低下が起こるが、本
発明における上記キャリアは、このような回収トナーで
あっても有効に帯電させることができ、流動性低下に伴
う上記の問題を防止することができるためである。
【0058】2成分現像方式およびトナーリサイクルシ
ステムを採用する現像装置の一例を図2に基づいて説明
する。図2は、トナーリサイクルシステムを有すること
以外、図1と同様の構成を有している。トナーリサイク
ルシステムとは、像担持体上の残留トナーを公知の手段
によって回収し、回収されたトナーを再度、現像に供す
べく、現像装置内に搬送するシステムをいうものとす
る。
【0059】図2中、像担持体上の残留トナーは、クリ
ーニング装置20内においてクリーニングブラシ21に
よって回収されるようになっている。回収されたトナー
は、クリーニング装置側のローラー22と現像装置側の
ローラー23に装着されているベルト24によって現像
装置内に搬送され、現像装置内に装填されている現像剤
1とともに再度、現像に供されるようになっている。こ
のように、トナーリサイクルシステムを採用することに
より、トナーを効率よく現像に供することが可能とな
る。本発明を以下の実施例によりさらに詳しく説明す
る。
【0060】
【実施例】 キャリアAの製造 ・ポリエステル樹脂 100重量部 (ガラス転移点63℃、軟化点122℃) ・フェライト(MFP−2;TDK社製) 350重量部 (飽和磁化60emu/g、真比重5g/cc) ・カーボンブラック(#970;三菱化学社製) 2重量部 上記成分をヘンシェルミキサ−で充分混合した後、ベン
ト二軸押出混練機(PCM−65;池貝鉄工(株)社
製)により180℃で溶融混練し、フェザ−ミルにて粗
粉砕し、機械式粉砕機(ACM−10型;ホソカワミク
ロン(株)社製)により微粉砕し、風力分級機(MS−
1型;ホソカワミクロン(株)社製)により分級を行っ
た後、さらにサフュージングシステム(SFS−2型;
日本ニューマチック工業(株)社製)により250℃で
表面処理を行い、平均粒径30μmのキャリアAを得
た。
【0061】 キャリアBの製造 ・スチレン−アクリル樹脂 100重量部 (ガラス転移点67℃、軟化点130℃) ・マグネタイト(RB−BL;チタン工業社製) 300重量部 (飽和磁化60emu/g、真比重5g/cc) ・カーボンブラック(MA#8;三菱化学社製) 2.5重量部 上記成分をヘンシェルミキサ−で充分混合した後、ベン
ト二軸押出混練機(PCM−30;池貝鉄工(株)社
製)により180℃で溶融混練し、フェザ−ミルにて粗
粉砕し、ジェット粉砕機(IDS−2型;日本ニューマ
チック工業(株)社製)により微粉砕し、風力分級機
(MS−1型;ホソカワミクロン(株)社製)により分
級を行った後、さらにサフュージングシステム(SFS
−2型;日本ニューマチック工業(株)社製)により2
50℃で表面処理を行い、平均粒径35μmのキャリア
Bを得た。
【0062】 キャリアCの製造 ・ポリエステル樹脂 100重量部 (ガラス転移点63℃、軟化点122℃) ・マグネタイト(RB−BL;チタン工業社製) 350重量部 (飽和磁化60emu/g、真比重5g/cc) ・カーボンブラック(MA#8;三菱化学社製) 2重量部 上記成分をヘンシェルミキサ−で充分混合した後、ベン
ト二軸押出混練機(PCM−65;池貝鉄工(株)社
製)により180℃で溶融混練し、フェザ−ミルにて粗
粉砕し、機械式粉砕機(ACM−10型;ホソカワミク
ロン(株)社製)により微粉砕し、風力分級機(MS−
1型;ホソカワミクロン(株)社製)により分級を行っ
た後、さらにメカノフュージョンシステム(AMG−O
型;ホソカワミクロン(株)社製)により、処理温度が
90℃になるようにローター回転数を調整して10分間
表面処理を行い、平均粒径35μmのキャリアCを得
た。
【0063】キャリアDの製造 表1に示すキャリア原料を使用したこと、およびサフュ
ージングシステムによる処理温度を150℃にしたこと
以外、キャリアAの製造方法と同様にして平均粒径25
μmのキャリアDを得た。
【0064】キャリアEの製造 表1に示すキャリア原料を使用したこと、およびサフュ
ージングシステムによる処理温度を300℃にしたこと
以外、キャリアAの製造方法と同様にして平均粒径40
μmのキャリアEを得た。
【0065】キャリアFの製造 表1に示すキャリア原料を使用したこと、およびメカノ
フュージョンシステムによる処理温度を120℃にした
こと以外、キャリアCの製造方法と同様にして平均粒径
30μmのキャリアFを得た。
【0066】キャリアGの製造 表1に示すキャリア原料を使用したこと、およびサフュ
ージングシステムによる処理温度を150℃にしたこと
以外、キャリアBの製造方法と同様にして平均粒径35
μmのキャリアGを得た。
【0067】キャリアHの製造 表1に示すキャリア原料を使用したこと、およびサフュ
ージングシステムによる処理温度を270℃にしたこと
以外、キャリアBの製造方法と同様にして平均粒径30
μmのキャリアHを得た。
【0068】キャリアIの製造 表1に示すキャリア原料を使用したこと、およびメカノ
フュージョンシステムによる処理温度を80℃にしたこ
と以外、キャリアCの製造方法と同様にして平均粒径3
0μmのキャリアIを得た。
【0069】キャリアJの製造 表1に示すキャリア原料を使用したこと、およびサフュ
ージングシステムによる処理温度を200℃にしたこと
以外、キャリアBの製造方法と同様にして平均粒径25
μmのキャリアJを得た。
【0070】キャリアKの製造 表1に示すキャリア原料を使用したこと、およびメカノ
フュージョンシステムによる処理温度を110℃にした
こと以外、キャリアCの製造方法と同様にして平均粒径
40μmのキャリアKを得た。
【0071】上記のキャリアの製造で使用された原料
を、微粉砕工程で使用された機種ならびに表面処理工程
で使用された機種および処理温度とともにまとめて以下
の表1に示す。なお、表1中、「PES」はポリエステ
ル樹脂を、「St−Ac」はスチレン−アクリル樹脂を
表し、「Tg」は使用されるバインダー樹脂のガラス転
移点を、「Tm」は当該樹脂の軟化点を表す。なお、磁
性粉としてはマグネタイトRB−BL(チタン工業社
製)、マグネタイトEPT−1000(戸田工業社
製)、フェライトMFP−2(TDK社製)が、カーボ
ンブラックとしては#970(三菱化学社製)、MA#
8(三菱化学社製)およびREGAL330(キャボッ
ト社製)が用いられている。
【0072】
【表1】
【0073】 (トナーaの製造) ・熱可塑性ポリエステル樹脂 100重量部 (軟化点120℃、ガラス転移点61℃) ・カーボンブラック(キャボット社製:モーガルL) 8重量部 ・低分子量プロピレン 3重量部 (三洋化成工業社製:ビスコール550P) ・負荷電制御剤 5重量部 (オリエント化学工業社製:ボントロンS−34) 上記成分を充分混合した後、ベント二軸混練装置により
140℃で溶融混練し、この混練物を冷却させた後、フ
ェザ−ミルで粗粉砕し、さらにジェット粉砕機で微粉砕
し、その後風力分級して体積平均粒径が9μmの黒色微
粉末を得た。そして、この黒色微粉末100重量部に対
して、疎水性シリカ(ヘキストジャパン社製;H−20
00)を0.3重量部添加し、これをヘンシェルミキサ
ー(三井三池化工機社製)により1000rpmで1分
間処理して負帯電性トナーを得た。ここで得られたトナ
ーをトナーaとする。トナーaの形状係数(SFt)は
1.5であった。
【0074】実施例1〜11および比較例1〜8 上記のキャリアA〜Kとトナーaを、現像剤中のトナー
重量割合(Tc)がそれぞれ表1に示す割合になるよう
に混合し、現像剤を調製した。なお、混合はロールミル
を用いて1時間行った。
【0075】それぞれの実施例および比較例において使
用したキャリアの種類、平均粒径、嵩比重(AD1)お
よび形状係数(SFc)、得られた現像剤の嵩比重(A
D2)およびトナー重量割合(Tc)ならびにAD2/
AD1およびSFc×SFtをまとめて以下の表2に示
す。
【0076】
【表2】
【0077】なお、上記物性値は以下にしたがって測定
した。 (キャリア嵩比重(AD1)および現像剤嵩比重(AD
2)の測定)キャリア嵩比重(AD1)および現像剤嵩
比重(AD2)は、JIS規格K−5101にしたがっ
て測定した。 (キャリアおよびトナーの形状係数の測定)走査型電子
顕微鏡(JSM−840A;日本電子データム(株)社
製)により撮影したキャリアまたはトナーのSEM画像
(1000倍)を、画像処理装置(Image Hyper II;
インタークエスト社製)により画像処理して投影面積
(S)および投影画像の周囲長(L)を測定し、これら
の値から前述の式(I)に基づいて算出した。
【0078】(キャリア平均粒径およびトナー体積平均
粒径の測定)キャリア平均粒径の測定は、コールターマ
ルチサイザー(コールター社製)を用い、280μmの
アパチャーチューブで粒径別相対重量分布を測定して行
った。トナーの体積平均粒径の測定は、コールターマル
チサイザー(コールター社製)を用い、100μmのア
パチャーチューブで粒径別相対重量分布を測定して行っ
た。
【0079】(実験例1)それぞれの現像剤を、図1に
概略的に示す現像装置を有する複写機(Di−30;ミ
ノルタ社製)に搭載し、N/N環境下(25℃、50
%)でB/W比10%の画像を30万枚耐刷し、0枚
(初期)、1万枚、5万枚、10万枚、15万枚、20
万枚、25万枚および30万枚複写時に以下の評価項目
について評価を行った。また、B/W比50%の画像に
ついても耐刷を行い、11万枚、21万枚および31万
枚複写時に以下の評価項目について評価を行った。これ
らの評価結果をまとめて表3〜5に示す。
【0080】なお、複写機の設定条件については以下の
ように調整した;現像スリーブと磁性ブレードとの間隔
0.4mm、現像スリーブによって現像領域に搬送される
現像剤の搬送量5.0mg/cm2、感光体の周速度165m
m/s、現像スリーブの周速度300mm/s、感光体にお
いてトナーTを供給する部分の表面電位−450V、感
光体においてトナーTを供給しない部分の表面電位−1
00V、感光体と現像スリーブとの対向部における最短
間隔0.4mm。また、現像領域においては、現像バイア
ス電源から−350Vの直流電圧と、ピーク・ピーク値
Vp−pが1.5kV、周波数が3kHzの矩形波でduty比
(現像:回収)が1:1になった交流電圧とを重畳させてい
る。
【0081】カブリ それぞれの耐刷時における複写画像の白地部分を目視に
より観察し、以下に従ってランク付けした。 ◎;カブリは全く発生していなかった; 〇;カブリが若干発生していたが、実用上問題なかっ
た; △;カブリが発生し、実用上問題があった; ×;カブリがひどく発生し、実用上問題あった。
【0082】画像濃度 それぞれの耐刷時における複写画像のソリッド(黒ベ
タ)部の濃度を反射濃度計(マクベス社製)により測定
し、以下に従ってランク付けした。なお、「〇」以上が
実用上問題がない。 ◎;1.4以上; 〇;1.2以上1.4未満; △;1.0以上1.2未満; ×;1.0未満。
【0083】濃度ムラ それぞれの耐刷時において黒ベタ画像を1枚複写し、そ
の複写画像1ページ内での濃度バラツキを測定し、以下
に従ってランク付けした。なお、「〇」以上が実用上問
題がない。なお、複写画像1枚の4隅と中央の5点の濃
度を反射濃度計(マクベス社製)により測定し、その平
均値からバラツキを%で評価している。 ◎;5%以下; 〇;5%を越え、10%以下; △;10%を越え、20%以下; ×;20%を越える。
【0084】
【表3】
【0085】
【表4】
【0086】
【表5】
【0087】(実験例2)それぞれの現像剤を、ミノル
タ社製複写機Di−30に改造を加えたものに搭載した
こと以外、実験例1と同様にして、上記評価項目につい
て評価した。これらの評価結果を表6〜8に示す。な
お、用いた複写機はミノルタ社製複写機Di−30にト
ナーリサイクルシステムを搭載した、図2に示す構成を
有する複写機である。
【0088】
【表6】
【0089】
【表7】
【0090】
【表8】
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、長期間にわたってカブ
リや画像ムラの発生ならびに画像濃度の低下を防止する
ことができる。また、トナーリサイクルシステムを採用
した場合であっても、長期間にわたってカブリや画像ム
ラの発生ならびに画像濃度の低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2成分現像方式を採用した現像装置の概略構
成図を示す。
【図2】 図1の装置にトナーリサイクルシステムを採
用した現像装置の概略構成図を示す。
【符号の説明】
1:現像剤、2:像担持体、10:現像装置、11:現
像剤搬送部材(現像スリーブ)、11a:マグネットロ
ーラ、12:現像バイアス電源、13:規制部材、13
a:磁性ブレード、14:トナー収容部、15:トナー
補給ローラ、20:クリーニング装置、21:クリーニ
ングブラシ、22:ローラー、23:ローラー、24:
ベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安永 英明 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 武中 浩一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともキャリアおよびトナーからな
    る二成分現像剤であって、キャリアの嵩比重(AD1)
    が1.07〜1.43g/cc、該現像剤の嵩比重(A
    D2)が0.83〜1.16g/ccであり、AD2/
    AD1が0.69〜0.91であることを特徴とする二
    成分現像剤。
  2. 【請求項2】 キャリアが、バインダー樹脂中に磁性粉
    を分散してなるバインダーキャリアであることを特徴と
    する請求項1に記載の二成分現像剤。
  3. 【請求項3】 キャリアの下式(I); 【数1】 (式中、Lは投影画像の周囲長を表し、Sは投影画像の
    投影面積を表す。)で表される形状係数(SF)が1.
    08〜2.37であることを特徴とする請求項1または
    2に記載の二成分現像剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の二成分現
    像剤を用いることを特徴とする画像形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3いずれかに記載の二成分現
    像剤を用い、トナーリサイクルシステムを採用している
    ことを特徴とする画像形成方法。
JP15281798A 1998-06-02 1998-06-02 二成分現像剤および該現像剤を用いた画像形成方法 Pending JPH11344838A (ja)

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