JPH11345000A - 雑音消去方法及び雑音消去装置 - Google Patents

雑音消去方法及び雑音消去装置

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JPH11345000A
JPH11345000A JP10154144A JP15414498A JPH11345000A JP H11345000 A JPH11345000 A JP H11345000A JP 10154144 A JP10154144 A JP 10154144A JP 15414498 A JP15414498 A JP 15414498A JP H11345000 A JPH11345000 A JP H11345000A
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noise
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circuit
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JP10154144A
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Shigeji Ikeda
繁治 池田
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H21/00Adaptive networks
    • H03H21/0012Digital adaptive filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03H21/00Adaptive networks
    • H03H21/0012Digital adaptive filters
    • H03H2021/007Computation saving measures; Accelerating measures
    • H03H2021/0076Measures relating to the convergence time
    • H03H2021/0078Measures relating to the convergence time varying the step size

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  • Noise Elimination (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、SNR推定に用いられる適応フィル
タのステップサイズが固定であるため、SNR推定精度
が不十分で、残留誤差が増加する場合がある。 【解決手段】 信号対雑音電力比推定回路22では、適
応フィルタ12の出力擬似雑音信号等から誤差信号電力
と擬似雑音信号電力を検出し、これらに基づいて信号対
雑音電力比の推定値SNR1を出力する。SNR平均回
路20は、SNR1の平均値SNR4を算出する。ステ
ップサイズ出力回路21は、このSNR4の値に応じて
適応フィルタ12のステップサイズを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雑音消去方法及び雑
音消去装置に係り、特にマイクロフォンやハンドセット
などから入力された音声号に混入した背景雑音信号を適
応フィルタを用いて消去する雑音消去方法及び雑音消去
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロフォンやハンドセットなどから
入力された音声信号に混入した背景雑音信号は、情報圧
縮度の高い狭帯域音声符号化装置や音声認識装置等にお
いては大きな問題となる。このような音響的に重畳した
雑音成分の消去を目的とした雑音消去装置として、適応
フィルタを用いた2入力型雑音消去装置が、1975年
発行の刊行物「プロシーディングズ・オブ・アイ・イー
・イー・イー」の63巻12号の1692頁〜1716
頁に記載されている(B.Widrow et.al.,"Adaptive Noi
se Cancelling:Principles and Applications",PROCEED
IGS OF IEEE,VOL.63,NO.12,1975,pp.1692-1716;以下、
文献1という)。
【0003】この2入力型雑音消去装置は、参照入力端
子に入力された雑音信号が音声入力端子に到達するまで
に通る経路(ノイズパス)のインパルス応答を近似する
適応フィルタを用いて、音声入力端子に混入する雑音信
号成分に対応した擬似雑音信号を生成し、音声入力端子
に入力された受信信号(音声信号と雑音信号の混在信
号)から擬似雑音信号信号を差し引くことによって、雑
音信号を抑圧するように動作する。
【0004】このとき、適応フィルタのフィルタ係数
は、受信信号(音声信号と雑音信号の混在信号)から擬
似雑音信号を差し引いた誤差信号と参照入力端子にて得
られる参照信号との相関をとることにより修正される。
このような適応フィルタの係数修正、すなわち、収束ア
ルゴリズムの代表的なものとして文献1に記載されてい
る「エル・エム・エス・アルゴリズム(LMS ALGORITH
M)や「アイ・イー・イー・イー・トランザクションズ
・オン・オートマチック・コントロール、12巻、3
号、1967年、282−287頁(IEEE TRANSACTION
S ON AUTOMATIC CONTROL,VOL.12,No.3,1967,pp.282-28
7)」(以下、文献2という)に記載されている「ラー
ニング・アイデンティフィケーション・メソッド(LEAR
NING IDENTIFICATION METHOD;LIM)」が知られてい
る。
【0005】図3は従来の雑音消去装置の一例のブロッ
ク図を示す。話者の口元に置かれた例えばマイクロフォ
ンにより音響−電気変換されて音声入力端子1に入力さ
れた音声信号には背景雑音が混入している。一方、上記
の話者よりも離れた位置に置かれたマイクロフォンによ
り音響−電気変換された信号は実質的に上記の音声入力
端子1に混入する背景雑音信号に相当し、この雑音信号
は参照入力端子2に入力される。
【0006】音声入力端子1に入力された音声信号と背
景雑音信号とが混在した信号(これを受信信号というも
のとする)は、遅延回路3に供給される。遅延回路3は
入力された受信信号に対してΔt1の遅延量(遅延時
間)を付与して減算器5に供給する。この遅延回路3
は、因果律を満足させるために挿入されるものであり、
その遅延量Δt1は、通常、適応フィルタ4のタップ数
の半分程度の遅延量に設定される。一方、参照入力端子
2に入力された雑音信号は適応フィルタ4に参照雑音信
号として供給され、ここでそのフィルタリング動作によ
り擬似雑音信号として生成された後、減算器5に供給さ
れる。
【0007】減算器5は、遅延回路3により遅延された
受信信号から適応フィルタ4によって生成された擬似雑
音信号を差し引くことにより、受信信号中の背景雑音信
号成分を消去し、消去後の受信信号を出力端子6へ出力
すると共に、適応フィルタ4にはその消去後の受信信号
を誤差信号として供給する。
【0008】適応フィルタ4は、参照入力端子2より供
給された参照雑音信号と、減算器5より供給された誤差
信号と、係数更新のために設定されたステップサイズα
に基づいて、フィルタ係数の更新を逐次行う。フィルタ
係数の更新アルゴリズムとしては、文献1に記載された
「LMSアルゴリズム」や文献2に記載された「LI
M」が用いられる。
【0009】いま、音声入力端子1より入力される受信
信号のうち、音声信号成分をs(k)(ただし、kは時
刻を表す指標)、消去の対象となる雑音信号成分をn
(k)とし、遅延回路3の遅延量Δtを零であると仮定
すると、音声入力端子1より減算器5に供給される受信
信号y(k)は次式で表される。 y(k)=s(k)+n(k) (1) 適応フィルタ4は、参照入力端子2より入力される参照
雑音信号x(k)を入力として、(1)式における雑音
信号成分n(k)に対応する擬似雑音信号r(k)を生
成するように動作する。減算器5は、受信信号y(k)
から擬似雑音信号r(k)を減算して、誤差信号e
(k)を出力する。ここで、付加雑音成分は音声信号成
分s(k)に比べて十分小さいので無視すると、誤差信
号e(k)は次式で表すことができる。 e(k)=s(k)+n(k)−r(k) (2) ここで、適応フィルタ4のフィルタ係数の更新アルゴリ
ズムとして文献1に記載されている「LMSアルゴリズ
ム」を仮定し、係数の更新方法を説明する。時刻kにお
ける適応フィルタ4のj番目の係数をwj(k)とする
と、適応フィルタ4の出力する擬似雑音信号r(k)
は、(3)式で表現される。ここで、Nは適応フィルタ
4のタップ数を表す。
【0010】
【数1】 (3)式で求められた擬似雑音信号r(k)を(2)式
に適用すると、誤差信号e(k)が求められる。求めら
れた誤差信号e(k)を用いて、時刻(k+1)におけ
るフィルタ係数wj(k+1)は次式で計算される。 wj(k+1)=wj(k)+α・e(k)・x(k−j) (4) (4)式において、αはステップサイズと呼ばれる定数
であり、係数の収束時間や収束後の残留誤差量を決定す
るパラメータである。
【0011】一方、文献2に記載されている「LIM」
の場合のフィルタ係数更新は、(5)式で計算される。
【0012】
【数2】 (5)式において、μは「LIM」に対するステップサ
イズである。「LIM」では、ステップサイズμを適応
フィルタに入力される参照雑音信号x(k)の平均電力
に反比例させることによって「LMSアルゴリズム」よ
りも安定な収束を実現している。
【0013】「LMSアルゴリズム」におけるステップ
サイズαも、「LIM」におけるステップサイズμも、
その値が大きい場合には、係数の修正量が多くなるため
収束が速くなる一方、修正量が大きい分だけ係数更新の
妨害となる成分が存在する場合にはその影響を強く受け
て残留誤差量が多くなる。反対に、ステップサイズの値
が小さい場合には、収束時間が増加するが、妨害信号成
分の影響が少なく残留誤差量は小さくなる。従って、ス
テップサイズの設定には、「収束時間」と「残留誤差」
にトレードオフが存在することがわかる。
【0014】ところで、雑音消去装置における適応フィ
ルタ4の目的は、雑音信号成分n(k)の擬似信号成分
r(k)を作り出すことであるから、適応フィルタの係
数更新のための誤差信号としてはn(k)とr(k)の
差、すなわち、残留誤差(n(k)−r(k))が必要
となる。ところが、(2)式で示したように、誤差信号
e(k)は音声信号成分s(k)を含んでおり、この音
声信号成分s(k)が適応フィルタ4の係数更新動作に
とっては妨害信号成分として大きな影響を与える。
【0015】適応フィルタ4にとって妨害信号となる音
声信号成分s(k)の影響を低減するため、雑音消去装
置に用いられる適応フィルタ4においては係数更新のた
めのステップサイズを極めて小さい値に設定する必要が
ある。しかしながら、上述したようにステップサイズを
小さくすると適応フィルタ4の収束が遅くなるという問
題が生じる。
【0016】この問題を解決するため、第2の適応フィ
ルタを用いて受信信号の信号対雑音電力比を推定し、推
定値に基づいて第1の適応フィルタのステップサイズを
制御することにより、高速収束と残留誤差の低減を実現
する方法が「雑音消去方法及び雑音消去装置(特開平1
0−3298号公報)」に提案されている。
【0017】図2は特開平10−3298号公報に記載
されている従来方法のブロック図である。図2に示すよ
うに、従来方法は、適応フィルタ4のステップサイズを
制御するために、遅延回路8、遅延回路9、信号対雑音
電力比推定回路10、遅延回路17、比較回路18及び
ステップサイズ出力回路19を備えている。
【0018】また、信号対雑音電力比推定回路10は、
音声入力端子1より受信信号y(k)が入力される遅延
回路11と、参照入力端子2より参照雑音信号x(k)
が入力される適応フィルタ12と、遅延回路11の出力
信号と適応フィルタ12の出力擬似雑音信号r1(k)
との減算を行う減算器13と、減算器13及び適応フィ
ルタ12の各出力信号のそれぞれの電力を平均化する電
力平均回路14及び15と、電力平均回路14の出力信
号で電力平均回路15の出力信号を除算する除算回路1
6とから構成されている。
【0019】まず、信号対雑音電力比推定回路10の動
作について説明する。適応フィルタ12は参照入力端子
2から入力される参照雑音信号x(k)を入力信号とし
て受けると共に、減算器13の出力誤差信号を入力信号
として受け、擬似雑音信号を出力する。遅延回路11
は、遅延量Δt1の遅延を受信信号y(k)に与える回
路で、遅延回路3と同様に因果律を補償するために挿入
されるものである。減算器13は遅延回路11が出力す
る遅延された受信信号から適応フィルタ12の出力擬似
雑音信号を減算し、減算結果を誤差信号として適応フィ
ルタ12へ供給する。
【0020】このとき、適応フィルタ12の係数更新の
ためのステップサイズは収束速度を速めるために大きめ
の値を設定するものとし、係数更新のアルゴリズムとし
て文献2の「LIM」を適用する場合には、ステップサ
イズμとして例えば「0.2」から「0.5」程度の値
に設定するものとする。
【0021】いま、受信信号をy(k)、適応フィルタ
12に入力される参照雑音信号をx(k)、適応フィル
タ12の出力擬似雑音信号をr1(k)とし、従来例と
同様に遅延回路11の遅延量Δt1を零と仮定すると、
減算器13の出力である誤差信号e1(k)は次式で表
される。 e1(k)=y(k)−r1(k) (6) ここで、(1)式で示したように、受信信号y(k)は
音声信号s(k)と雑音信号n(k)の和で表されるか
ら、(6)式は(7)式のように書き直される。 e1(k)=s(k)+n(k)−r1(k) (7) 減算器13の出力誤差信号e1(k)は、係数更新のた
めの誤差信号として適応フィルタ12に供給されると共
に電力平均回路14に供給される。電力平均回路14
は、誤差信号e1(k)を自乗して、その時間平均を出
力する。
【0022】誤差信号e1(k)の自乗値e1 2(k)は
(8)式で与えられる。 e1 2(k)={s(k)+n(k)−r1(k)}2 (8) 電力平均回路14は、この自乗値e1 2(k)の時間平均
を出力するが、これを期待値で近似するものとすると、
音声信号s(k)と参照雑音信号x(k)、従って音声
信号s(k)と雑音信号n(k)は互いに独立なので、
期待値E[e1 2(k)]は次式で表される。 E[e1 2(k)]=E[s2(k)]+E[{n(k)−r1(k)}2] (9 ) (9)式の右辺第2項は残留誤差成分を示しており、こ
れを大きめのステップサイズの設定により高速に収束す
ることを考慮すると、残留誤差成分は急速に減衰するか
ら次式が得られる。
【0023】
【数3】 従って、(10)式に示すように、電力平均回路14の
出力信号は音声信号電力s2(k)を近似していること
になる。
【0024】一方、電力平均回路15は適応フィルタ1
2の出力擬似雑音信号r1(k)を自乗して、その時間
平均を出力する。適応フィルタ12は大きめのステップ
サイズの設定によって高速に収束することから次式が成
立する。
【0025】
【数4】 よって、擬似雑音信号r1(k)の自乗値r1 2(k)の
期待値E[r1 2(k)]は(12)式で近似できる。
【0026】
【数5】 従って、電力平均回路15の出力信号は、雑音信号電力
2(k)を近似していることになる。除算回路16は
電力平均回路14の出力音声信号電力を電力平均回路1
5の出力雑音信号電力で除算し、結果として信号対雑音
電力比の推定値SNR1を出力する。
【0027】ところで、電力平均回路14及び15の動
作を移動平均等で行う場合を仮定すると、算出された電
力平均値は実際の電力変化に対して平均回数に依存する
遅延Δavを生じてしまう。そこで、この実施の形態で
は、この遅延Δavを補償するため、適応フィルタ4の入
力参照雑音信号に対してΔt2の遅延を与える遅遅延回
路9を適応フィルタ4の入力側に備えると共に、受信信
号に対してΔt2の遅延を与える遅延回路8を遅延回路
3の入力側に備えている。ここで、上記の遅延量Δt2
は通常、遅延量Δavと同じかそれ以上の値が設定され
る。もし、Δt2をΔavよりも大きく設定した場合に
は、SNR1の変化を減算器5の実際の入力受信信号の
SNR値より速く検出することになり、SNR1を負の
時間方向へ拡張したことになる。なお、遅延回路8と遅
延回路3は(Δt2+Δt1)の遅延を与える一つの遅
延回路で構成可能である。
【0028】以上説明したように、信号対雑音電力比推
定回路10は、音声入力端子1より入力される受信信号
と参照信号入力端子2より入力される参照雑音信号とを
入力信号として受けて、擬似雑音信号を出力する適応フ
ィルタ12を動作させ、適応フィルタ12の出力擬似雑
音信号等から誤差信号電力と擬似雑音信号電力を検出
し、これらに基づいて信号対雑音電力比の推定値SNR
1を出力する。
【0029】次に、遅延回路8、9、17、比較回路1
8の動作を説明する。遅延回路17は信号対雑音電力比
推定回路10が出力する信号対雑音電力比の推定値SN
R1に対してΔt3の遅延を与える。比較回路18は、
遅延回路17に入力される遅延前の信号対雑音電力比の
推定値SNR1と、遅延回路17から出力される遅延後
の信号対雑音電力比の推定値SNR2とを比較し、値が
大きい方を推定値SNR3として出力する。信号対雑音
電力比の推定値SNR3は信号対雑音電力比の推定値S
NR1をΔt3だけ正の時間方向に拡張した形になって
いることが分かる。
【0030】次に、ステップサイズ出力回路19の動作
について説明する。ステップサイズ出力回路19は、比
較回路18が出力する拡張信号対雑音電力比の推定値S
NR3を受けて、その入力SNR3値に対応した値を適
応フィルタ4のステップサイズとして出力するように動
作する。このとき、ステップサイズ出力回路19はSN
R3値が大きい場合には小さいステップサイズを出力
し、逆にSNR3値が小さい場合には大きなステップサ
イズを出力する。具体的には、時刻kでのSNR3値を
SNR3(k)、時刻kでのステップサイズをμ(k)
とすると、SNR3(k)とμ(k)の関係は、例えば
次の(13)式のように表される。 μ(k)=clip[A・1/SNR3(k),μmax ,μmin ] (13) ただし、上式中、Aは定数であり、例えば「0.1」か
ら「0.5」程度の値に設定される。また、clip
[a,b,c]は最小値、最大値を設定するための関係
で次のように定義される。
【0031】
【数6】 ここで、A=0.1、μmax=0.5、μmin=
0.01と仮定すると、(13)式は(15)式のよう
に表される。 μ(k)=clip[0.1/SNR3(k),0.5 ,0.01] (15) 従って、この場合はSNR3値が0dBのとき、すなわ
ちSNR3(k)=1のときのステップサイズは(14
a)式から”0.1”となる。また、SNR3値が10
dBのとき、すなわちSNR3(k)=10のときのス
テップサイズは(14a)式から”0.01”となる。
しかし、SNR3値が−10dB、すなわち、SNR3
(k)=0.1のときは最大値の制限を受けてステップ
サイズは(14b)式から”0.5”に設定される。同
様に、SNR3値が20dB、すなわち、SNR3
(k)=100のときは最小値の制限を受けて(14
c)式からステップサイズは”0.01”となる。この
ような、ステップサイズの制限範囲の設定は、適応フィ
ルタの安定した動作のために有効である。
【0032】このように、ステップサイズ出力回路19
は、信号対雑音電力比推定回路10で推定されたSNR
1値を遅延回路17及び比較回路18で拡張して得た拡
張信号対雑音電力比の推定値SNR3に応じて適応フィ
ルタ4に供給するステップサイズを制御する。
【0033】以上説明したように、従来方法は、推定さ
れたSNR3値によって適応フィルタ4に供給するステ
ップサイズを制御するようにしたため、音声信号が存在
しない区間や、音声信号が存在しても雑音信号成分に比
べて非常に小さい区間におけるステップサイズを大きく
して、妨害信号の影響を受けずに収束を速めることがで
きる。一方、雑音信号成分に比べて音声信号成分が大き
い区間においては、ステップサイズを小さくして妨害信
号による残留誤差の増加を防ぐことができる。また、ス
テップサイズ制御に使用されるSNR3値は、遅延回路
8、遅延回路9による負の時間方向の拡張と、遅延回路
17による正の時間方向の拡張によって、両方向へ拡張
されているために、音声信号が始まる前に十分ステップ
サイズを小さくし、音声信号が終了してからステップサ
イズを大きくする制御が行えるため、適応フィルタ4の
フィルタ係数を安定に収束させることができる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】上述の雑音消去装置で
は、適応フィルタ12のステップサイズは固定値が設定
され、係数更新のアルゴリズムとして文献2の「LI
M」を適用する場合には、ステップサイズμとして例え
ば「0.2」から「0.5」程度の固定の値に設定され
ている。このステップサイズμの設定値は、適応フィル
タ12の収束を速くする為になるべく大きな値に設定さ
れるべきであるが、大きすぎると残留誤差が増大して推
定されるSNRの精度を落ちてしまい、結果として消去
装置の歪みを増大させてしまうことになるため、むやみ
に大きな値には設定できない。想定されるSNRの範囲
がある程度決まっている場合には、SNR推定精度を落
とすことがない範囲でなるべく大きなステップサイズの
値を設定できる。しかしながら、想定されるSNRの範
囲が大きい場合には、予め定めた固定値のステップサイ
ズでは正確なSNRを推定できない場合がある。
【0035】本発明の目的は、想定されるSNRの範囲
が大きい場合においても、SNRの推定を正確かつ高速
に行い、従来方法よりも収束時間の短縮と収束後の歪み
(残留誤差)の低減を実現できる雑音消去方法及び雑音
消去装置を提供することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め請求項1記載の本発明方法は、参照入力端子から入力
される参照雑音信号を第1の適応フィルタに入力してフ
ィルタ係数に従ったフィルタリングにより擬似雑音信号
を生成させ、この擬似雑音信号と音声入力端子から入力
される音声信号と背景雑音信号とが混在した受信信号と
を減算器により減算して誤差信号を生成させ、該誤差信
号に基づいて前記第1の適応フィルタのフィルタ係数を
逐次修正することにより、前記減算器より雑音が消去さ
れた前記受信信号を出力する雑音消去方法において、前
記参照信号と前記受信信号とをそれぞれ受け、前記第1
の適応フィルタと同様の構成の第2の適応フィルタを用
いて生成した擬似雑音信号から誤差信号電力と擬似雑音
信号電力を検出し、これら誤差信号電力と擬似雑音信号
電力とから前記受信信号の信号対雑音電力比を推定し、
該信号対雑音電力比を平均した平均信号対雑音電力比の
値に対応した値を前記第2の適応フィルタのフィルタ係
数の修正量として該フィルタ係数を適応的に変化させる
と共に、前記信号対雑音電力比の推定値と前記信号対雑
音電力比の推定値を予め定められた時間だけ遅延させた
遅延推定値とを比較して、値の大きい方を拡張信号対雑
音電力比の推定値として出力し、該拡張信号対雑音電力
比の推定値に対応した値を前記第1の適応フィルタのフ
ィルタ係数の修正量として該フィルタ係数を適応的に変
化させることを特徴とする雑音消去方法である。
【0037】また、本発明の雑音消去装置は上記の目的
を達成するため、音声入力端子から入力される音声信号
と背景雑音信号とが混在した受信信号を第1の時間遅延
する第1の遅延回路と、参照入力端子から入力される参
照雑音信号を第2の時間遅延する第2の遅延回路と、該
第2の遅延回路の出力遅延参照雑音信号と第1の誤差信
号が入力されてフィルタ係数に従ったフィルタリングに
より第1の擬似雑音信号を出力する第1の適応フィルタ
と、前記第1の遅延回路から出力された遅延受信信号か
ら前記第1の擬似雑音信号を差し引き、その減算の結果
得られる差信号を前記第1の誤差信号として前記第1の
適応フィルタに供給すると共に、出力端子へ雑音が消去
された受信信号を出力する第1の減算器と、前記参照入
力端子よりの参照雑音信号と前記音声入力端子よりの受
信信号とを入力信号として受け、前記受信信号の信号対
雑音電力比の推定値を得る信号対雑音電力比推定回路
と、該信号対雑音電力比推定回路の出力推定値を第3の
時間遅延する第3の遅延回路と、該第3の遅延回路の入
力推定値と出力遅延推定値を比較して大きな値の方を拡
張信号対雑音電力比の推定値として出力する比較回路
と、該比較回路から出力された拡張信号対雑音電力比の
推定値に基づいて、前記第1の適応フィルタのフィルタ
係数の修正量を決定する第1のステップサイズを出力す
る第1のステップサイズ出力回路とを有する構成とした
ものである。
【0038】また、上記の信号対雑音電力比推定回路
は、前記音声入力端子よりの受信信号を第4の時間遅延
する第4の遅延回路と、前記参照入力端子よりの参照雑
音信号と第2の誤差信号が入力されてフィルタ係数に従
ったフィルタリングにより第2の擬似雑音信号を出力す
る第2の適応フィルタと、前記第4の遅延回路から出力
された遅延受信信号から前記第2の擬似雑音信号を差し
引き、その減算の結果得られる差信号を前記第2の誤差
信号として前記第2の適応フィルタに供給する第2の減
算器と、前記第2の減算器の出力差信号を受けて、その
自乗平均値を算出して受信信号電力として出力する第1
の電力平均回路と、前記第2の適応フィルタの出力する
第2の擬似雑音信号を受け、その自乗平均値を算出して
雑音信号電力として出力する第2の電力平均回路と、前
記受信信号電力を前記雑音信号電力で除算して、前記受
信信号の信号対雑音電力比の推定値を出力する除算回路
と、該除算回路の出力する前記信号対雑音電力比の平均
値を算出する信号対雑音電力比平均回路と、該信号対雑
音電力比平均回路の出力する平均値に基づいて前記第2
の適応フィルタのフィルタ係数の修正量を決定する第2
のステップサイズを出力する第2のステップサイズ出力
回路よりなることを特徴とする。
【0039】また、前記第1のステップサイズ出力回路
は、前記比較回路から出力された拡張信号対雑音電力比
の推定値の逆数に所定の係数を乗じた乗算値が、予め定
めた第1の最大値と第1の最小値の範囲内の値であると
きは該乗算値を前記第1の適応フィルタのフィルタ係数
の修正量を決定する第1のステップサイズとして出力
し、該乗算値が該第1の最大値より大なるときは該第1
の最大値を、該乗算値が該第1の最小値より小なるとき
は該第1の最小値を前記第1のステップサイズとして出
力することを特徴とする。
【0040】また、前記第2のステップサイズ出力回路
は、前記信号対雑音電力比平均回路から出力された信号
対雑音電力比の平均値に所定の係数を乗じた乗算値が、
予め定めた第2の最大値と第2の最小値の範囲内の値で
あるときは該乗算値を前記第2の適応フィルタのフィル
タ係数の修正量を決定する第2のステップサイズとして
出力し、該乗算値が該第2の最大値より大なるときは該
第2の最大値を、該乗算値が該第2の最小値より小なる
ときは該第2の最小値を前記第2のステップサイズとし
て出力することを特徴とする。
【0041】本発明においては、信号対雑音電力比を推
定するために用いられる適応フィルタ12のステップサ
イズの値も適応フィルタ4と同様に適応的に制御する。
具体的には、除算回路16が出力する信号対雑音電力比
の推定値を平均することにより平均SNRを算出し、平
均SNRの値に応じて適応フィルタ12のステップサイ
ズを決定する。受信信号の平均SNRを求め、その結果
に基づいて適応フィルタ12のステップサイズを制御す
る為、適応フィルタの残留誤差を低減でき、より精度の
高いSNR推定が可能となる。
【0042】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明の一実施の形態を
示すブロック図を示す。同図中、図2と同一構成部分に
は同一符号を付してある。図1に示すように、本発明の
信号対雑音電力比推定回路22は、適応フィルタ12の
ステップサイズを制御するために、SNR平均回路2
0、ステップサイズ出力回路21を備えている。従来方
法と本発明方法の違いは、信号対雑音電力比推定回路1
0と信号対雑音電力比推定回路22の違いだけであるの
で、ここでは、信号対雑音電力比推定回路22の動作に
ついて説明する。
【0043】従来方法と異なり、本発明における適応フ
ィルタ12のステップサイズは、適応的に制御される。
除算回路16は電力平均回路14の出力音声信号電力を
電力平均回路15の出力雑音信号電力で除算し、結果と
して信号対雑音電力比の推定値SNR1を出力する。S
NR平均回路20は、除算回路16の出力する推定SN
R値SNR1を受けて、その平均値SNR4を算出す
る。平均方法としては、例えば、256回の移動平均を
仮定すると、時刻kにおけるSNR4は(16)式で表
される。
【0044】
【数7】 次に、ステップサイズ出力回路21の動作について説明
する。ステップサイズ出力回路21は、SNR平均回路
20が出力するSNR平均値SNR4を受けて、そのS
NR4値に対応した値を適応フィルタ12のステップサ
イズとして出力するように動作する。このとき、ステッ
プサイズ出力回路21はSNR4値が大きい場合には小
さいステップサイズを出力し、逆にSNR3値が小さい
場合には大きなステップサイズを出力する。時刻kでの
SNR4値をSNR4(k)、時刻kでのステップサイ
ズをμ0(k)とすると、SNR4(k)とμ0(k)の
関係は、例えば次の(17)式のように表される。 μ0(k)=clip[A・1/SNR4(k)+B,μ0max ,μ0min ] (17) ただし、上式中、A及びBは定数である。また、cli
p[a,b,c]は最小値、最大値を設定するための関
係で次のように定義される。
【0045】
【数8】 ここで、A=0.3、B=0.07、μ0max=0.
5、μ0min=0.1と仮定すると、(19)式は次
のように表される。 μ0(k)=clip[0.3/SNR4(k)+0.07,0.5 ,0.1] (19) 従って、この場合はSNR4値が0dBのとき、すなわ
ちSNR4(k)=1のときのステップサイズは(18
a)式から”0.37”となる。また、SNR4値が1
0dBのとき、すなわちSNR4(k)=10のときの
ステップサイズは(18a)式から”0.1”となる。
しかし、SNR4値が−10dB、すなわち、SNR4
(k)=0.1のときは最大値の制限を受けてステップ
サイズは(18b)式から”0.1”に設定される。同
様に、SNR4値が20dB、すなわち、SNR4
(k)=100のときは最小値の制限を受けて(18
c)式からステップサイズは”0.1”となる。このよ
うな、ステップサイズの制限範囲の設定は、適応フィル
タの安定した動作のために有効である。このように、ス
テップサイズ出力回路21は、平均SNR値SNR4に
応じて適応フィルタ4に供給するステップサイズを制御
する。
【0046】以上説明したように、本実施の形態の雑音
消去装置は平均SNRを算出し、算出されたSNRに基
づいて適応フィルタ12に供給するステップサイズを制
御する。したがって、SNR推定が高速かつ正確に算出
できるため、想定されるSNRの範囲が大きい場合にお
いても、SNRの推定を正確かつ高速に行い、従来方法
よりも収束時間の短縮と収束後の歪み(残留誤差)の低
減を実現できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号対雑音電力比の平均値に基づいてSNR推定用適応
フィルタのステップサイズを制御するようにしたため、
SNRを高速かつ正確に推定でき、想定されるSNRの
範囲が大きい場合においても、従来方法より収束時間の
短縮と収束後の歪み(残留誤差)の低減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】従来の一例のブロック図である。
【図3】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1 音声入力端子 2 参照入力端子 3、8、9、11、17 遅延回路 4 第1の適応フィルタ 5 第1の減算器 6 出力端子 10、22 信号対雑音電力比推定回路 12 第2の適応フィルタ 13 第2の減算器 14 第1の電力平均回路 15 第2の電力平均回路 16 除算回路 18 比較回路 19、21 ステップサイズ出力回路 20 SNR平均回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 参照入力端子から入力される参照雑音信
    号を第1の適応フィルタに入力してフィルタ係数に従っ
    たフィルタリングにより擬似雑音信号を生成させ、この
    擬似雑音信号と音声入力端子から入力される音声信号と
    背景雑音信号とが混在した受信信号とを減算器により減
    算して誤差信号を生成させ、該誤差信号に基づいて前記
    第1の適応フィルタのフィルタ係数を逐次修正すること
    により、前記減算器より雑音が消去された前記受信信号
    を出力する雑音消去方法において、前記参照信号と前記
    受信信号とをそれぞれ受け、前記第1の適応フィルタと
    同様の構成の第2の適応フィルタを用いて生成した擬似
    雑音信号から誤差信号電力と擬似雑音信号電力を検出
    し、これら誤差信号電力と擬似雑音信号電力とから前記
    受信信号の信号対雑音電力比を推定し、該信号対雑音電
    力比を平均した平均信号対雑音電力比の値に対応した値
    を前記第2の適応フィルタのフィルタ係数の修正量とし
    て該フィルタ係数を適応的に変化させると共に、前記信
    号対雑音電力比の推定値と前記信号対雑音電力比の推定
    値を予め定められた時間だけ遅延させた遅延推定値とを
    比較して、値の大きい方を拡張信号対雑音電力比の推定
    値として出力し、該拡張信号対雑音電力比の推定値に対
    応した値を前記第1の適応フィルタのフィルタ係数の修
    正量として該フィルタ係数を適応的に変化させることを
    特徴とする雑音消去方法。
  2. 【請求項2】 音声入力端子から入力される音声信号と
    背景雑音信号とが混在した受信信号を第1の時間遅延す
    る第1の遅延回路と、参照入力端子から入力される参照
    雑音信号を第2の時間遅延する第2の遅延回路と、該第
    2の遅延回路の出力遅延参照雑音信号と第1の誤差信号
    が入力されてフィルタ係数に従ったフィルタリングによ
    り第1の擬似雑音信号を出力する第1の適応フィルタ
    と、前記第1の遅延回路から出力された遅延受信信号か
    ら前記第1の擬似雑音信号を差し引き、その減算の結果
    得られる差信号を前記第1の誤差信号として前記第1の
    適応フィルタに供給すると共に、出力端子へ雑音が消去
    された受信信号を出力する第1の減算器と、前記参照入
    力端子よりの参照雑音信号と前記音声入力端子よりの受
    信信号とを入力信号として受け、前記受信信号の信号対
    雑音電力比の推定値を得る信号対雑音電力比推定回路
    と、該信号対雑音電力比推定回路の出力推定値を第3の
    時間遅延する第3の遅延回路と、該第3の遅延回路の入
    力推定値と出力遅延推定値を比較して大きな値の方を拡
    張信号対雑音電力比の推定値として出力する比較回路
    と、該比較回路から出力された拡張信号対雑音電力比の
    推定値に基づいて、前記第1の適応フィルタのフィルタ
    係数の修正量を決定する第1のステップサイズを出力す
    る第1のステップサイズ出力回路とを有することを特徴
    とする雑音消去装置。
  3. 【請求項3】 前記信号対雑音電力比推定回路は、前記
    音声入力端子よりの受信信号を第4の時間遅延する第4
    の遅延回路と、前記参照入力端子よりの参照雑音信号と
    第2の誤差信号が入力されてフィルタ係数に従ったフィ
    ルタリングにより第2の擬似雑音信号を出力する第2の
    適応フィルタと、前記第4の遅延回路から出力された遅
    延受信信号から前記第2の擬似雑音信号を差し引き、そ
    の減算の結果得られる差信号を前記第2の誤差信号とし
    て前記第2の適応フィルタに供給する第2の減算器と、
    前記第2の減算器の出力差信号を受けて、その自乗平均
    値を算出して受信信号電力として出力する第1の電力平
    均回路と、前記第2の適応フィルタの出力する第2の擬
    似雑音信号を受け、その自乗平均値を算出して雑音信号
    電力として出力する第2の電力平均回路と、前記受信信
    号電力を前記雑音信号電力で除算して、前記受信信号の
    信号対雑音電力比の推定値を出力する除算回路と、該除
    算回路の出力する前記信号対雑音電力比の平均値を算出
    する信号対雑音電力比平均回路と、該信号対雑音電力比
    平均回路の出力する平均値に基づいて前記第2の適応フ
    ィルタのフィルタ係数の修正量を決定する第2のステッ
    プサイズを出力する第2のステップサイズ出力回路より
    なることを特徴とする請求項2記載の雑音消去装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のステップサイズ出力回路は、
    前記比較回路から出力された拡張信号対雑音電力比の推
    定値の逆数に所定の係数を乗じた乗算値が、予め定めた
    第1の最大値と第1の最小値の範囲内の値であるときは
    該乗算値を前記第1の適応フィルタのフィルタ係数の修
    正量を決定する第1のステップサイズとして出力し、該
    乗算値が該第1の最大値より大なるときは該第1の最大
    値を、該乗算値が該第1の最小値より小なるときは該第
    1の最小値を前記第1のステップサイズとして出力する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の雑音消去装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のステップサイズ出力回路は、
    前記信号対雑音電力比平均回路から出力された信号対雑
    音電力比の平均値に所定の係数を乗じた乗算値が、予め
    定めた第2の最大値と第2の最小値の範囲内の値である
    ときは該乗算値を前記第2の適応フィルタのフィルタ係
    数の修正量を決定する第2のステップサイズとして出力
    し、該乗算値が該第2の最大値より大なるときは該第2
    の最大値を、該乗算値が該第2の最小値より小なるとき
    は該第2の最小値を前記第2のステップサイズとして出
    力することを特徴とする請求項2又は3記載の雑音消去
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の遅延時間は、前記信号対雑音
    電力比推定回路において前記受信信号の信号対雑音電力
    比の推定値を算出するのに要する時間に等しいかそれ以
    上の値に設定されており、前記第1の遅延時間は前記第
    2の遅延時間より大なる時間に設定されていることを特
    徴とする請求項2又は3記載の雑音消去装置。
  7. 【請求項7】 前記第4の遅延時間は、前記第1の遅延
    時間から前記第2の遅延時間を差し引いた時間に設定さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の雑音消去装
    置。
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