JPH11345992A - 太陽電池モジュ―ルの製造方法および製造装置 - Google Patents
太陽電池モジュ―ルの製造方法および製造装置Info
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- JPH11345992A JPH11345992A JP11090899A JP9089999A JPH11345992A JP H11345992 A JPH11345992 A JP H11345992A JP 11090899 A JP11090899 A JP 11090899A JP 9089999 A JP9089999 A JP 9089999A JP H11345992 A JPH11345992 A JP H11345992A
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Abstract
い屋根材一体型太陽電池モジュールを製造する。 【解決手段】 屋根材と同じ加工工程により平板状太陽
電池モジュールを加工して屋根材一体型太陽電池モジュ
ールを製造する際、太陽電池モジュールの光起電力素子
に取り付けられているバイパスダイオードにかかる圧力
を圧力低減手段を用いて抑える。
Description
の製造に関し、特に詳しくは低コストで、意匠性が高
く、かつ信頼性に優れた波型タイプの屋根材一体型太陽
電池モジュールの製造方法および製造装置に関する。
光エネルギーは火力発電、原子力発電などの有害な副産
物を生成しないクリーンエネルギーとして近年、非常に
注目されるようになった。また限りある地球上の資源に
対し、枯渇することのない無限エネルギーとしても太陽
光エネルギーの有効活用が望まれている。また一方で既
存の1元型エネルギーシステムでは震災等の災害がおき
た場合、エネルギー供給が断絶したり、またその復旧に
非常に時間がかかったりといった問題がある。太陽光エ
ネルギーは晴れている地域であればエネルギーとしてい
つでも利用できることから、分散型の独立エネルギー源
としての利用価値が高い。これらのニーズから住宅向け
の太陽電池モジュールの開発が促進され、現在は太陽光
発電システムの建設や運用にあたっての制度も整ってき
た。
進まないのが現状であり、その原因はコストが高いため
である。この問題を解決できる手段の一つとして、屋根
材一体型太陽電池モジュールの開発が行なわれている。
屋根材一体型太陽電池モジュールとは屋根材の受光表面
に光起電力素子が形成されたものである。
提案されている屋根材一体型太陽電池モジュールは非常
に低コストで提供できる。その理由は通常の屋根との互
換性に優れていることで、屋根工事も従来と同じ方法で
行なえ、また施工に必要な吊り子等の備品もそのまま用
いることができるからである。さらにはその製造方法に
おいても、平板状の太陽電池モジュールを従来のローラ
ーフォーマー成形機等で加工することができ、新しい設
備投資も必要ない。
載されている屋根材一体型太陽電池モジュールは横葺き
タイプのデザインである。光起電力素子が屋根材の形状
の平坦部に配列されているのは、光起電力素子にはなる
べく、加工等の際のストレスをかけないように配慮され
ているからである。また、ローラーフォーマー成形機で
棟部側と軒先部側の係合部を作ることで横葺きタイプの
形状を作っているが、この時のローラーフォーマー加工
は光起電力素子の部分にはなるべく圧力がかからないよ
うに行なわれている。
他にも、波型タイプ、瓦棒タイプ、フラットタイプ等が
ある。特開平8−222752号公報、特開平8−22
2753号公報および特公平6−5769号公報では波
型タイプの太陽電池モジュールが記載されている。いず
れも光利用効率をよくするために波状に光起電力素子を
配置しており、その製造は光起電力素子を波板状の鋼板
等に接着剤等で貼り付けることにより行なわれている。
と波板とを別々に作成し、後で貼り合わせることにより
作成される屋根材一体型太陽電池モジュールはその生産
工程が多く、貼り合わせ時間などの生産時間もかかるた
め、低コスト化を達成するのが困難であった。
太陽電池モジュールを従来からの屋根材の加工形成機で
もって、光起電力素子部分も加工することにより波型タ
イプの屋根材一体型太陽電池モジュールを作成する方法
も考案されているが、この方法では以下のような問題が
あった。
図である。まず最初に図12に示すような、光起電力素
子群101を作成する。光起電力素子群とは複数の光起
電力素子201を接続部材207で直列に接続し、1対
の正極、負極のリード配線部材211、212を設けた
ものである。また各光起電力素子201にはバイパスダ
イオード215が設けられている。
工前の太陽電池モジュールの一例を示す上面図と断面図
である。図13に示される太陽電池モジュールは、平板
状の補強材102上に光起電力素子群101を形成する
ことにより作成されるのであるが、具体的には補強材1
02上に被覆材1303と光起電力素子群101を積層
して、真空脱泡しながら加熱することで被覆材1303
を溶かし、その後冷却することで得られる。
ルに係合部を形成した太陽電池モジュールの一例を示す
上面図と断面図である。太陽電池モジュールが屋根材と
して使えるように、補強材の一部に係合部505を形成
されている。係合部とは屋根材を葺いていく時に、互い
を接合し固定するために必要なものであり、雨が進入し
ないような雨仕舞い機能も備わる。係合部505の形成
はローラーフォーマー機で行なわれ、太陽電池モジュー
ルの長辺側の端部をコの字に加工する。
電池モジュールをさらに波型に成形した太陽電池モジュ
ールの一例を示す斜視図と断面図である。波型に加工す
ることで図15に示される波型の屋根材一体型太陽電池
モジュールを得ることができる。波型にすることで屋根
材としての意匠性が高まる。波付け加工は波型の金型で
プレスすることで行なう。先に係合部505を形成した
後に波付け加工をするのは、その前に行なわれるローラ
ーフォーマー加工では平面状のものしか成形できないこ
ともあるが、係合部を波付け加工することで太陽電池モ
ジュール全体の波型の形状を維持することができるため
である。
根材一体型太陽電池モジュールの製造過程において、光
起電力素子に設けられているバイパスダイオードが太陽
電池モジュールの加工工程で破壊されてしまう、という
問題が発生した。本発明者等の研究によるとその理由は
以下の通りである。
設けられたバイパスダイオード215を表わす上面図と
断面図である。図16に示すようにフラット型ダイオー
ドチップ1601に銅箔1602、1603を高融点半
田1604によりアセンブリした構成になっている。ダ
イオードはPN極を有し、P側銅箔1602とN側銅箔
1603がある。
ード215の光起電力素子201への取付け状態を表わ
す上面図と断面図である。図17に示すように光起電力
素子201の裏面側には、絶縁テープ1702を用い
て、バイパスダイオード215が取り付けられている。
光起電力素子201の受光面側の正極タブ204と裏面
側の負極タブ205に半田付け1706がなされてい
る。
ジュールアレイの一部が影になって、発電しない光起電
力素子ができた時、電気をバイパスさせるために取り付
けられている。バイパスダイオードのP側と光起電力素
子の負極タブ205、N側と光起電力素子の正極タブ2
04を接続することでバイパス回路が形成される。バイ
パスダイオード215がないと、光起電力素子201に
影がおちた場合に、太陽電池アレイの電圧がその光起電
力素子201に逆方向に印加されることにより壊れてし
まう場合がある。
うな波型にプレス加工する従来の様子を表わした側面図
と断面図である。プレス加工は波型の金型の上型701
と下型702で上下から太陽電池モジュール703を挟
み込む形で行なわれる。プレス加工時は光起電力素子群
101に圧力がかかる。受光面側は補強材側と違って、
光起電力素子群101の凹凸があり、圧力は凸部分に集
中する。バイパスダイオード部704は膨らんでおり、
受光面側から圧力を受けるとバイパスダイオード部70
4に圧力が集中する。特に結晶系のダイオードチップは
固くてもろいため、圧力がかかると容易に破壊してしま
う。
めに、本発明者等は研究開発を進め、以下の知見を得
た。すなわち、本発明は生産性が高く低コストで、かつ
信頼性の高い太陽電池モジュールの製造方法および製造
装置を提供することを目的とする。
方法は、太陽電池モジュールの加工工程において光起電
力素子に設けられているバイパスダイオードにかかる圧
力を抑える圧力低減手段を用いることを特徴とする。ま
た、本発明の製造装置は、太陽電池モジュールの加工工
程において光起電力素子に設けられているバイパスダイ
オードにかかる圧力を抑える圧力低減手段を有すること
を特徴とする。そうすることにより、光起電力素子のバ
イパスダイオードが加工工程で受ける圧力を小さくでき
ることから、バイパスダイオードの破壊を防止できる。
晶チップダイオードであることを特徴とする。太陽電池
モジュールは被覆材を少なくして低コスト化を図ってい
る。そのためには光起電力素子群の凹凸はなるべく小さ
くしなければならない。バイパスダイオードとして、安
価な一般的な樹脂封止型のモールドタイプを使用すると
凹凸が大きくなり、光起電力素群を封止する際により多
くの被覆材が必要となるので、かえってコスト高になる
場合がある。そこで、非封止結晶チップダイオードを用
いることで、光起電力素子群の凹凸が小さくなり、被覆
材の量を減らすことができるためコストダウンを行なえ
る。バイパスダイオードは光起電力素子と一緒に樹脂で
封止することで、外部から保護されている。またプレス
時には光起電力素子群の凸部ヘプレス圧力が集中する。
ダイオード部は凸部であるが、非封止結晶チップダイオ
ードを用いることにより、その凸部を小さくすることが
でき、その圧力集中を低減できる。
特徴とする。圧力低減手段を切り欠きにすることで、前
記バイパスダイオードには全く圧力がかからないように
できる。切り欠きはダイオードの位置さえ決まれば、プ
レス金型を削る等で容易に設けることができる圧力低減
手段である。
を有することを特徴とする。切り欠きの角にRを設ける
ことにより、切り欠きの角による太陽電池モジュールの
損傷を防止できる。Rとは曲面をいい、切り欠きの角に
Rを設けるとは、切り欠きの角に曲面を形成することを
いう。
を有することを特徴とする。切り欠きの角に緩衝材を設
けることにより、切り欠きの角による太陽電池モジュー
ルの損傷を防止できる。
徴とする。圧力低減手段を緩衝材にすることで、バイパ
スダイオードにかかる圧力は分散されて低減される。緩
衝材はダイオードの位置が決まってなくても緩衝材の取
付け位置を容易に変えて対応できる圧力低減手段であ
る。
明する。太陽電池モジュールの加工工程において、光起
電力素子に設けられているバイパスダイオードにかかる
圧力を抑える圧力低減手段を用いることで、前記バイパ
スダイオードが受ける圧力を小さくできる。これにより
バイパスダイオードが加工工程において受ける圧力によ
る破壊発生率を大幅に低減でき、もって加工工程におけ
る歩留まり向上による低コスト化、また信頼性の向上が
図れる。
封止結晶チップダイオードを用いることにより、その凸
部を小さくすることができる。これにより太陽電池モジ
ュールの加工工程で、光起電力素子群の凸部に集中的に
かかる圧力のうち、バイパスダイオードにかかる圧力を
小さくすることができるため、バイパスダイオードの破
壊発生率を大幅に低減できる。これにより加工工程の歩
留まり向上による低コスト化、また信頼性の向上が図れ
る。また光起電力素子群の凸凹を小さくできることか
ら、充填材の減量ができ、一層のコストダウンが図れ
る。
で、前記バイパスダイオードにはほとんど圧力がかから
ないようにできる。これにより太陽電池モジュールの加
工工程でバイパスダイオードが破壊することを防ぐこと
ができる。これにより加工工程の歩留まり向上による低
コスト化、また信頼性の向上が図れる。また切り欠きは
ダイオードの位置さえ決まれば、プレス金型を削る等で
容易に設けることができるメリットがあり、またバイパ
スダイオードにかかる圧力が皆無であるため、一層の信
頼性向上が図れる。しかしながらバイパスダイオード部
をさけるようにプレス金型等を切り欠いており、その切
り欠きの角はバイパスダイオードの周辺の太陽電池モジ
ュールを加圧する。そうすると加圧する時に切り欠きの
角に圧力が集中し、太陽電池モジュール表面材に傷をつ
ける場合もある。
はその角にRを有することにより、切り欠きの角による
太陽電池モジュールの損傷を防止できる。これにより太
陽電池モジュールの加工工程における歩留まりをさらに
向上させることができ、一層のコストダウンが図れる。
緩衝材を有することにより、切り欠きの角による太陽電
池モジュールの損傷を防止できる。これにより太陽電池
モジュールの加工工程における歩留まりをさらに向上さ
せることができ、一層のコストダウンが図れる。
とで、前記バイパスダイオードにかかる圧力は分散され
て低減される。これによりバイパスダイオードが加工工
程において受ける圧力により起る、破壊の発生率を大幅
に低減できる。これにより加工工程の歩留まり向上によ
る低コスト化、また信頼性の向上が図れる。さらに緩衝
材はダイオードの位置が決まってなくても緩衝材の取付
け位置を容易に変えて対応できるため、ダイオード位置
が変更になった場合、製造装置等の調整が容易に行な
え、より柔軟な製造方法が提供できることから、生産性
が高いといったメリットを有する。
ルの実施の一形態について図を用いて説明する。なお、
本発明はこの実施の形態に限られるものではない。図1
は本発明の実施の一形態に係る波型タイプの屋根材一体
型太陽電池モジュールの一例を示す斜視図と断面図であ
る。波型については特に限定されず、凸部と凹部と平坦
部を自由に組み合わせて得られるものである。また凸部
と凹部の曲率半径も限定されないが、意匠性を高めるた
めには少なくとも一つは、曲率半径が500mm以下で
あることが好ましい。また様々な曲率半径が混合してい
てもよいし、平坦部はなくても構わない。
2上に裏面被覆フィルム104と表面被覆フィルム10
3で絶縁をとって形成されており、各材料の間は充填材
105で接着されている。
ーブル106等で太陽電池モジュール外部へ取り出され
ている。ケーブル106を取り付ける部分には絶縁保
護、防水のために端子箱107が設けられる。
く、平板の太陽電池モジュールをロールフォーマー機、
プレス機またはべンダー機等の従来から使用されている
加工成形機を用いて係合部の形成、波型の凸部および凹
部の形成を行なう。以下に各構成材料、製造工程につい
て述べる。
材一体型太陽電池モジュールとは屋根の外観部である屋
根材の受光面側に光起電力素子を形成したものであり、
既設屋根の上に架台を介さずに設置することができる太
陽電池モジュールを示す。当然ながら屋根材一体型太陽
電池モジュールのデザインが屋根のデザインとなるもの
である。
に限定されず、例えば単結晶シリコン光起電力素子、非
単結晶光起電力素子、具体的には多結晶シリコン光起電
力素子、アモルファスシリコン光起電力素子、銅インジ
ウムセレナイド光起電力素子、化合物半導体光起電力素
子が挙げられるが、好ましくは、可撓性を有するステン
レス基板上に形成されたアモルファスシリコン光起電力
素子である。
うしを電気接続するためのもので、導電性の材料であれ
ば特に限定されない。例えば銅、銀、アルミニウム、ニ
ッケル、錫、錫メッキ銅箔等が挙げられるが好ましく
は、可撓性を有する銅である。
ドは一部分が影になった光起電力素子をバイパスするた
めの電流のバイパス回路であり、各光起電力素子に設け
られている。ダイオードの種類、性能、大きさ、形状は
光起電力素子の大きさや、使用する電流、接続形態など
により様々であるが、特に限定されるものではない。太
陽電池モジュールの薄板性を考慮すると、できるだけ小
さな形状で、厚みが薄いものが好ましい。具体的にはチ
ップダイオードやフラットダイオードである。
電力素子から太陽電池モジュールの外部へ電気を取り出
すための配線であり、太陽電池モジュールの端子位置ま
で配線される。配線部材としては導電性であれば特に限
定されないが、例えば銅、銀、アルミニウム、錫、錫メ
ッキ銅等の可撓性を有する材料が好ましい。
パスダイオードが設けられた複数の光起電力素子を直列
部材で互いに電気的に接続したものであり、また太陽電
池モジュールの外部へ電気を取り出すための端子位置ま
でリード配線部材を設けたものである。光起電力素子の
直列数、並列数は必要に応じて組まれる。
太陽電池モジュールの表面を保護し絶縁性を確保する必
要があり、絶縁性、透光性、耐候性、汚れが付着しにく
いことが要求される。材料としてはポリエチレンテトラ
フルオエチレン、ポリ3フッ化エチレン、ポリフッ化ビ
ニル等のフッ素樹脂フィルムがある。通常はフッ素樹脂
フィルムは接着性が乏しいため、接着面にはコロナ処理
やプライマー処理を施している。
上記光起電力素子と上記補強材との絶縁性を確保する必
要があり、絶縁性を要求される。材料としてはナイロ
ン、ポリエチレンテレフタレート等がある。また上記裏
面被覆フィルムは補強材上にコートされた一体型でも構
わない。
強度を維持し、耐候性、耐荷重性、加工性が要求され
る。従来からの金属屋根と同様に強度のある鋼板類と耐
食性に優れた非鉄類が使用できる。鋼板には表面処理、
塗覆した鋼板や他の元素を配合した合金、または特殊鋼
の他、断熱材等を張り合せた複合鋼板があり、一般的に
は、溶融亜鉛メッキ鋼板、ガルファン鋼板、ガルバリウ
ム鋼板、溶融アルミニウムメッキ鋼板、銅メッキ鋼板、
塩化ビニル被覆鋼板、フッ素樹脂鋼板、ステンレス鋼
板、制振鋼板、断熱亜鉛鉄板、耐候性鋼板、前記塗装鋼
板が用いられ、非鉄類としては、銅板、アルミニウム合
金板、亜鉛合金板、鉛板、チタニウム板および塗装カラ
ー板が使用される。なお、本実施の形態においては金属
を補強板として用いているが、本発明は、これに限るも
のではなく、従来から屋根に広く使用されているセラミ
ックやプラスチックへの応用もいうまでもなく可能であ
る。
役割があり、接着性、柔軟性、光透性、耐候性を要求さ
れる。材料としてはEVA(酢酸ビニルエチレン共重合
体)、ブチラール樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂等
の樹脂を使用する。また、充填材には太陽電池モジュー
ルの耐スクラッチ性を上げるためガラス繊維を含浸した
り、前記半導体層を劣化させる紫外線を吸収する紫外線
吸収剤が含有されている場合が多い。
から電気を取り出し、太陽電池モジュールどうしや外部
の配線に接続するためのものであり、端子位置まで配線
されたリード配線部材に半田付けされてなる。ケーブル
とコネクターから構成されているものが接続を容易に行
なうことができるので好ましい。ケーブルは軟質銅等の
導体である芯線を絶縁被覆し、さらに外部から保護する
ため保護被覆されている。絶縁被覆材としては塩化ビニ
ル、クロロプレン、架橋ポリエチレン、天然ゴム、エチ
レンプロピレン、シリコン樹脂、フッ素樹脂、無機絶縁
材等が用いられる。保護被覆材としては塩化ビニル、ク
ロロプレン、ポリエチレン、ポリウレタン、シリコン樹
脂、フッ素樹脂、金属等が用いられる。コネクターは正
極、負極の2種類あり、それぞれが互いに接続できるよ
うになっており、このハウジング部にはポリエチレン、
ポリカーボネート、ポリプチレンテレフタレート等が使
用される。
ド配線部材から、取り出したケーブル線を機械的外力か
ら保護すると同時に、水や埃等の異物からケーブル線と
太陽電池素子の接合部を保護する役目を有している。そ
のため、耐熱性、耐水性、電気絶縁性、老化性に優れた
ものが要求される。また、好ましくは充填材との接着性
が良い材質が良い。上記の要素を考慮にいれると端子部
材としてはプラスチックが好ましく難燃性などを考える
と、難燃性プラスチックやセラミックスなどが好まし
い。例えば、プラスチックとしては、ノリル、ポリカー
ボネート、ポリアミド、ポリアセタール、変性PPO、
ポリエステル、ポリアクリレート、不飽和ポリエステ
ル、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などの強度、耐衝撃
性、耐熱性、硬度、老化性に優れたエンジニアリング・
プラスチック等がある。また、ABS樹脂、PP、PV
Cなどの熱可塑性プラスチックも使うことができる。
たせるために、係合部を形成するが、特に限定される方
法はなくロールフォーマー機、ベンダー機、プレス機等
を用いて行なわれる。係合部の形状にもよるが、好まし
くは工程時間がかからないプレス機やローラーフォーマ
ー機を用いるのが好ましい。
ンにするために凸部、凹部を形成するが、特にその形や
製造方法に限定はなくローラーフォーマー機、べンダー
機、プレス機等を用いて行なわれる。好ましくは工程時
間がかからないプレス機を用いるのが好ましい。また波
型は様々な曲率半径を持った曲面と平面から構成されて
おり、曲面において凸部と凹部の曲率半径も限定されな
いが、意匠性を高めるためには少なくとも一つは、曲率
半径が500mm以下であることが好ましい。その曲率
半径の中心が、曲線より受光面側に位置する時は凹部、
曲線より補強材側に位置する時は凸部としている。
特に限定されず例えばゴム、ウレタン、発泡体、織布、
高分子樹脂などが用いられる。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 (実施例1)本実施例は波型タイプの屋根一体型太陽電
池モジュールの製造方法であり、アモルファスシリコン
光起電力素子群を、平板状のガルバリウム鋼板に被覆材
で被覆し、その後ローラーフォーマー加工、プレス加工
により成形する構成になっている。本実施例に記載する
ローラーフォーマー加工、プレス加工による加工工程は
バイパスダイオードに圧力がかからない様に圧力低減手
段として切り欠きを用いることが特徴である。
て説明する。図2は実施例1の光起電力素子群の上面図
と断面図である。光起電力素子201は125μm厚の
ステンレス基板202に、アモルファスシリコン系半導
体203が形成されており、ステンレス基板202が負
極側、半導体203側が正極側になる。それに対応し
て、光起電力素子201の表側には正極タブ204、裏
面側には負極タブ205が形成されている。タブには1
00μm厚の銅箔を用いている。正極タブ204は半導
体領域で発生した電気を集電電極206で集めており、
負極タブ205は裏面のステンレス基板202に発生し
た電気を集めている。
04と負極タブ205を接続部材207で電気的に接続
していくことで複数の光起電力素子201を直列に組み
上げている。接続部材207として100μmの銅箔を
使用しており、半田付けにより取り付けられている。ま
た光起電力素子201どうしの隙間208は2mmであ
り、高密度に配置することで太陽電池モジュールとして
の出力を高めている。
に2つ(正極209と負極210)の端子取り出し部を
有している。端子取り出し部209、210はモジュー
ルの設計に応じて位置が決められるものである。
の光起電力素子201の正極タブ204からリード配線
部材211で配線を行なっている。負極側の端子取り出
し部210は負極末端の光起電力素子201の負極タブ
205からリード配線部材212で配線を行なってい
る。リード配線部材211、212として厚さ40μ
m、幅20mmの軟質銅箔を用いており、正極側のリー
ド配線部材211は絶縁両面テープ213でステンレス
基板202から絶縁されて貼り付けられている。また端
子取り出し部209、210は後でケーブル等を半田付
けすることから、リード配線部材211、212のすぐ
下に耐熱テープ214としてガラス織布テープを設けて
いる。バイパスダイオード215は正極タブ204と負
極タブ205に接続されており以下に詳細に説明する。
けられたバイパスダイオード215の上面図と断面図で
ある。各光起電力素子201の負極タブ205上にはバ
イパスダイオード215が取り付けられている。バイパ
スダイオード215はリボン付きの1.5mm角フラッ
トダイオードチップを用いており、光起電力素子201
の正極タブ204と負極タブ205間で電気的に接続さ
れている。負極タブ205上に絶縁テープ301を設け
その上に配置している。バイパスダイオード215のリ
ボンは片側がくの字状になっており、裏からリボンを表
側にまわして正極タブ204に接続する。接続は半田付
けで行い、リボンには厚み0.lmmの軟質銅箔を用い
ている。バイパスダイオード215の取付け位置は光起
電力素子201に対して定位置である。
ラミネーション工程について説明する。図4は実施例1
の加工前の太陽電池モジュールの上面図と断面図であ
る。光起電力素子としては、厚さ125μmのステンレ
ス基板を有したアモルファスシリコン光起電力素子を使
用し、それらを複数組み上げられて光起電力素子群10
1を形成している。表面被覆フィルム103として、厚
さ50μmの無延伸タイプのETFE(エチレン−テト
ラフルオロエチレン共重合体:デュポン製『テフゼ
ル』)を、裏面被覆フィルム104として、厚さ50μ
mのPET(ポリエチレンテレフタレート)を使用して
いる。これらでもって光起電力素子群101を絶縁封止
して補強材102の上に充填材で接着した構成になって
いる。補強材102としては厚さ0.4mmのガルバリ
ウム鋼板(大同鋼板製『耐摩カラーGL』)を使用し、
前記各材料の界面に充填されている充填材105として
はEVA(エチレンビニルアセテート)を用い、光起電
力素子群101と表面被覆フィルム103の間で460
μm、光起電力素子群101と裏面被覆フィルム104
との間は230μm、裏面被覆フィルム104と補強材
102の間は230μmの厚みで充填している。
105、裏面被覆フィルム104、充填材105、光起
電力素子群101、充填材105、表面被覆フィルム1
03を順次積層し、真空加熱160℃50分を行なった
後、冷却することにより行なわれる。
の屋根一体型太陽電池モジュールへと加工する成形工程
について説明する。
型太陽電池モジュールの上面図と断面図である。平板状
の太陽電池モジュールを波型まずローラーフォーマー加
工により係合部505を形成し、次にプレス加工により
波型を形成する。
当たるところの補強材102には予め穴が開けられてお
り、そこから正極および負極のケーブル線106を取り
付けられる。さらに取り出し部には絶縁保護と防水のた
めにポリカーボネイト製の端子箱107を設けている。
このようにして図5のような波型タイプの屋根材一体型
太陽電池モジュールを得る。
おいて、バイパスダイオードに圧力がかからないよう
に、切り欠きが形成されている。加工工程はローラーフ
ォーマー加工とプレス加工の2つの工程があり、それぞ
れについて以下に説明する。
工程を示す側面図と概略断面図である。複数のローラー
601で補強材102上に光起電力素子群101を一体
成型した平板太陽電池モジュール604を送っていき、
係合部を形成して行く。この際バイパスダイオード部6
03に圧力がかからないように、ローラーフォーマーに
切り欠き602を設けている。
面図と断面図である。上型701と下型702で太陽電
池モジュール703をプレスすることで波型の形状をつ
くる。この際バイパスダイオード部704に圧力がかか
らないように、切り欠き705を設けている。
電池モジュールの製造方法であり、アモルファスシリコ
ン光起電力素子を、平板状のガルバリウム鋼板に被覆材
で被覆し、その後ローラーフォーマー加工、プレス加工
により成形する構成になっている。
工、プレス加工による加工工程はバイパスダイオードに
圧力がかからない様に圧力低減手段として緩衝材を用い
ることが特徴である。
ュールを作成し、バイパスダイオードにかかる圧力を低
減させながら、ローラーフォーマー加工、プレス加工を
行い、最後にケーブル等を取付けることで波型タイプの
太陽電池モジュールが得られる。
つの工程について以下に説明する。図8は実施例2のロ
ーラーフォーマー加工工程を示す斜視図と概略断面図で
ある。複数のローラー801で補強材102上に光起電
力素子群101を一体成型した平板太陽電池モジュール
804を送っていき、係合部を形成して行く。この際バ
イパスダイオード803にかかる圧力を分散させるため
に、ローラーフォーマーに緩衝材802を設けている。
緩衝材802としてウレタンシートをローラー801に
巻き付けている。
面図と断面図である。上型901と下型902で太陽電
池モジュール903をプレスすることで波型の形状をつ
くる。この際バイパスダイオード部904に圧力がかか
らないように、緩衝材905を設けている。緩衝材90
5としてウレタンシートをプレス金型の上型901に貼
り付けている。
電池モジュールの製造方法であり、アモルファスシリコ
ン光起電力素子を、平板状のガルバリウム鋼板に被覆材
で被覆し、その後ローラーフォーマー加工、プレス加工
により成形する。
工、プレス加工による加工工程はバイパスダイオードに
圧力がかからない様に圧力低減手段として切り欠きを用
い、さらにその切り欠きの角がRを有することを特徴と
する。
工工程を示す斜視図と概略断面図である。バイパスダイ
オード部1003に圧力がかからないように、ローラー
フォーマーに切り欠き1002を設けている。さらにそ
の切り欠きの角1004にはR10の(曲率半径10m
mの曲面)処理がされている。
側面図と断面図である。バイパスダイオード部1104
に圧力がかからないように、切り欠き1105を設けて
いる。さらにその切り欠きの角1106にはR15の
(曲率半径15mmの曲面)処理がされている。
ルの製造方法とその製造装置においては、光起電力素子
に設けられたバイパスダイオードにかかる圧力を切り欠
きや緩衝材といった圧力低減手段により低減させること
によって、バイパスダイオードの破壊発生率を低減でき
た。これにより低コストで、意匠性が高く、信頼性のあ
る波型の屋根材一体型太陽電池モジュールの製造方法と
その製造装置を提供できた。圧力低減手段として切り欠
きを用いることで、バイパスダイオードにかかる圧力を
皆無にできるため、バイパスダイオードの破壊による不
良は発生しなかった。圧力低減手段として緩衝材を用い
ることで、ダイオードの位置が変化しても、緩衝材を対
応する位置へかえることで、柔軟に対応でき、生産性が
高くなった。
衝材や、Rを設けることにより、太陽電池モジュールの
損傷を防止できた。これによりさらに、信頼性のある波
型の屋根一体型太陽電池モジュールの製造方法とその製
造装置を提供できた。
晶チップダイオードを用いることで、光起電力素子群の
凹凸を小さくすることができるため、それを被覆する充
填材の減量が行なえ、低コストな屋根一体型太陽電池モ
ジュールを提供できた。これによりさらに、光起電力素
子群のバイパスダイオードによる凸部が小さくなり、加
圧時に凸部に集中するために発生するバイパスダイオー
ドの破壊を改善できた。その結果、低コストで、意匠性
が高く、信頼性のある波型の屋根材一体型太陽電池モジ
ュールの製造方法とその製造装置を提供できた。
型太陽電池モジュールの一例を示す斜視図と断面図であ
る。
である。
スダイオードの上面図と断面図である。
面図と断面図である。
池モジュールの上面図と断面図である。
図である。
ある。
図である。
ある。
面図である。
断面図である。
る。
上面図と断面図である。
例を示す上面図と断面図である。
例を示す斜視図と断面図である。
たバイパスダイオードの上面図と断面図である。
起電力素子への取り付け状態を表わす上面図と断面図で
ある。
る従来の様子を表わす側面図と断面図である。
面被覆フィルム、104:裏面被覆フィルム、105:
充填材、106:ケーブル、107:端子箱、201:
光起電力素子、202:ステンレス基板、203:アモ
ルファスシリコン系半導体、204:正極タブ、20
5:負極タブ、206:集電電極、207:接続部材、
208:隙間、209,210:端子取り出し部、21
1,212:リード配線部材、213:絶縁両面テー
プ、214:耐熱テープ、215:バイパスダイオー
ド、301,1702:絶縁テープ、505:係合部、
601,801,1001:ローラー、602,70
5,1002,1105:切り欠き、603,704,
803,904,1003,1104:バイパスダイオ
ード部、604,703,804,903,1004:
太陽電池モジュール、701,901:上型、702,
902:下型、802,905:緩衝材、1004,1
106:切り欠きの角、1303:被覆材、1601:
フラット型ダイオードチップ、1602:P側銅箔、1
603:N側銅箔、1604,1706:高融点半田。
Claims (18)
- 【請求項1】 太陽電池モジュールの加工工程において
光起電力素子に設けられているバイパスダイオードにか
かる圧力を抑える圧力低減手段を用いることを特徴とす
る太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項2】 前記バイパスダイオードは非封止結晶チ
ップダイオードであることを特徴とする請求項1に記載
の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項3】 前記加工工程はローラーフォーマー加工
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽
電池モジュールの製造方法。 - 【請求項4】 前記加工工程はプレス加工を含むことを
特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の太陽
電池モジュールの製造方法。 - 【請求項5】 前記圧力低減手段が切り欠きであること
を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の太
陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項6】 前記切り欠きは角にRを有することを特
徴とする請求項5に記載の太陽電池モジュールの製造方
法。 - 【請求項7】 前記切り欠きは角に緩衝材を有すること
を特徴とする請求項5または6に記載の太陽電池モジュ
ールの製造方法。 - 【請求項8】 前記圧力低減手段が緩衝材であることを
特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の太陽
電池モジュールの製造方法。 - 【請求項9】 前記太陽電池モジュールが波形タイプの
屋根材一体型太陽電池モジュールであることを特徴とす
る請求項1乃至8のいずれか1つに記載の太陽電池モジ
ュールの製造方法。 - 【請求項10】 太陽電池モジュールの加工工程におい
て光起電力素子群に設けられているバイパスダイオード
にかかる圧力を抑える圧力低減手段を有することを特徴
とする太陽電池モジュールの製造装置。 - 【請求項11】 前記バイパスダイオードは非封止結晶
チップダイオードであることを特徴とする請求項10に
記載の太陽電池モジュールの製造装置。 - 【請求項12】 前記加工工程はローラーフォーマー加
工を含むことを特徴とする請求項10または11に記載
の太陽電池モジュールの製造装置。 - 【請求項13】 前記加工工程はプレス加工を含むこと
を特徴とする請求項10乃至12のいずれか1つに記載
の太陽電池モジュールの製造装置。 - 【請求項14】 前記圧力低減手段が切り欠きであるこ
とを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1つに記
載の太陽電池モジュールの製造装置。 - 【請求項15】 前記切り欠きは角にRを有することを
特徴とする請求項14に記載の太陽電池モジュールの製
造装置。 - 【請求項16】 前記切り欠きは角に緩衝材を有するこ
とを特徴とする請求項14または15に記載の太陽電池
モジュールの製造装置。 - 【請求項17】 前記圧力低減手段が緩衝材であること
を特徴とする請求項10乃至13のいずれか1つに記載
の太陽電池モジュールの製造装置。 - 【請求項18】 前記太陽電池モジュールが波形タイプ
の屋根材一体型太陽電池モジュールであることを特徴と
する請求項10乃至17のいずれか1つに記載の太陽電
池モジュールの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09089999A JP4136172B2 (ja) | 1998-04-02 | 1999-03-31 | 太陽電池モジュールの製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10536198 | 1998-04-02 | ||
| JP10-105361 | 1998-04-02 | ||
| JP09089999A JP4136172B2 (ja) | 1998-04-02 | 1999-03-31 | 太陽電池モジュールの製造方法および製造装置 |
Publications (3)
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|---|---|
| JPH11345992A true JPH11345992A (ja) | 1999-12-14 |
| JPH11345992A5 JPH11345992A5 (ja) | 2007-03-08 |
| JP4136172B2 JP4136172B2 (ja) | 2008-08-20 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP09089999A Expired - Fee Related JP4136172B2 (ja) | 1998-04-02 | 1999-03-31 | 太陽電池モジュールの製造方法および製造装置 |
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| JP (1) | JP4136172B2 (ja) |
-
1999
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