JPH11346434A - 配電系統 - Google Patents

配電系統

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JPH11346434A
JPH11346434A JP15329798A JP15329798A JPH11346434A JP H11346434 A JPH11346434 A JP H11346434A JP 15329798 A JP15329798 A JP 15329798A JP 15329798 A JP15329798 A JP 15329798A JP H11346434 A JPH11346434 A JP H11346434A
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JP
Japan
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transformer
surge absorber
surge
distribution system
ground
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JP15329798A
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English (en)
Inventor
Kunio Yokokura
邦夫 横倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空遮断器を設置した配電回路の過電圧保護
を行う大容量のサージアブソーバを適正な位置に適正な
個数設置することにより、繰り返し発生する地絡に対し
て稼働を継続すること。 【解決手段】 例えば、T相で地絡が生じると、変圧器
の中性点と大地間に接続され制限電圧が低く大容量のサ
ージアブソーバ7により、前記地絡時の過渡振動電圧が
抑制される。このため、VCBの負荷側に設置されたサ
ージアブソーバ8a、8bにはサージエネルギーはほと
んど注入されず、その負担を軽減する。即ち、前記中性
点に設置された1個の大容量のサージアブソーバ7によ
り、繰返し発生する地絡に対して、配線系統の継続的な
稼動を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器の二次側等
に設置されている真空遮断器の開閉サージ保護を行うサ
ージアブソーバを有する配電系統に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空遮断器(以降、単にVCBと
称する)で電動機や変圧器などの誘導性負荷を遮断する
と、開閉サージが発生することが知られている。この開
閉サージは機器の絶縁を脅かすレベルに達することがあ
り、このような懸念がある回路では、VCBと共に上記
した開閉サージを抑制するための保護装置が設置され
る。この保護装置は、通常、VCBと被保護機器との中
間部の線路と大地間に設置され、保護装置としては種々
の方式のものが採用されている。
【0003】この保護装置の一種として、最近では、酸
化亜鉛素子を使用したサージアブソーバが使用されてい
る。酸化亜鉛素子は所定の電圧に達すると抵抗値が急激
に低下する非直線特性を利用し、過電圧を所定の値に抑
制するサージアブソーバとして動作する。しかも、この
酸化亜鉛素子は非直線特性が優れており、エネルギー耐
量が大きいなどから、サージアブソーバの制限電圧を低
く設定することが可能であり、インパルス耐電圧が低い
電動機保護として優れている。
【0004】一方、配電系統では、1線地絡時の損傷の
拡大を防ぐために、地絡電流を抑制する非接地方式や抵
抗接地方式、リアクトル接地方式などが採用されてい
る。このような方式を採用することにより、1線地絡時
の地絡電流を制限することができ、地絡点での大電流ア
ーク発生によって地絡点の損傷が拡大することが防止さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の開
閉サージを抑制するための保護装置の各方式により地絡
電流は抑制されるが、その分、健全相(地絡していない
相)の電圧が大きくなる。また、地絡電流を小さく抑え
ているために、地絡電流が自然消弧することがあり、更
には、地絡とその電流の自然消弧が繰返される所謂、間
欠地絡が発生することがある。
【0006】特に、非接地方式が採用された配電系統で
間欠地絡が発生すると、健全相電圧が暫増する現象が発
生することが知られており、この電圧上昇により系統に
設置された避雷器が損傷することが指摘されている。こ
のように、電圧が暫増することを抑制するために、最近
では抵抗接地方式を採用する配電系統が増えてきてい
る。この抵抗接地方式の採用により、間欠地絡により電
圧が暫増する現象は防止できるが、個々の地絡時には過
渡的に電圧振動が健全相に現れることが避けられないと
いう問題がある。
【0007】VCBと酸化亜鉛素子を用いたサージアブ
ソーバを設置した抵抗接地方式を採用した配電系統で地
絡が発生すると、健全相に現れる過渡振動電圧が制限電
圧を低く抑えたサージアブソーバを動作させ、サージア
ブソーバに過渡振動電圧に対応したパルス状の電流が流
れる。このパルス状電流によってサージアブソーバに注
人されるエネルギーはサージアブソーバのエネルギー耐
量と比べて小さく、使用上の問題にはならない。
【0008】ところが、上記した間欠地絡が発生する
と、サージアブソーバには繰返しパルス状の電流が流
れ、その度毎に、サージアブソーバにエネルギーが注入
されるため、そのエネルギーが累積し、サージアブソー
バのエネルギー耐量を超えることになる。
【0009】これを防止する方法として、(1)地絡検
出後に直ぐにVCBを開放し、地絡点を系統から切離
す、或いは(2)VCBに対応したサージアブソーバよ
り低い制限電圧に設定され、繰返し注入されるサージエ
ネルギーの累積値に耐えられる大容量のサージアブソー
バを設置するなどの方法が採られる。しかし、(2)に
示した従来の方法では、大容量のサージアブソーバを必
ずしも適切な位置に設置していないため、設置数が増加
してしまい、設置費用がかさみ、配電系統の設備が高く
なるという問題があった。
【0010】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、真空遮断器を設
置した配電回路の過電圧保護を行う大容量のサージアブ
ソーバを適正な位置に適正な個数設置することにより繰
り返し発生する地絡に対して稼働を継続することができ
る配電系統を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の特徴は、中性点が抵抗接地或いはリア
クトル接地された変圧器と、この変圧器の二次側回路に
回路保護として挿入される真空遮断器と、前記真空遮断
器の開閉サージを抑制する第1のサージアブソーバを有
する配電系統において、前記変圧器の中性点と大地間
に、前記第1のサージアブソーバより低い制限電圧特性
を有する第2のサージアブソーバを設置したことにあ
る。
【0012】この第1の発明によれば、変圧器の中性点
と大地間に接続された例えば酸化亜鉛素子を用いた第2
のサージアブソーバを、真空遮断器に対応して設置され
た第1のサージアブソーバより制限電圧が低く且つ大容
量とすれば、この第2のサージアブソーバは地絡時の過
渡振動電圧を十分に抑制するため、サージエネルギーは
第1のサージアブソーバへ注入されることがほとんどな
くなる。これにより、第1のサージアブソーバの負担を
軽減することができ、配電系統は繰り返し発生する地絡
に対し稼動を継続することができる。
【0013】第2の発明の特徴は、中性点が抵抗接地或
いはリアクトル接地された変圧器と、この変圧器の二次
側回路に回路保護として挿入される真空遮断器と、前記
真空遮断器の開閉サージを抑制する前記第1のサージア
ブソーバを有する配電系統において、前記変圧器の中性
点と大地間にコンデンサとリアクトルの直列回路を接続
し、前記リアクトルと並列に前記第1のサージアブソー
バより低い制限電圧特性を有する第2のサージアブソー
バを接続したことにある。
【0014】この第2の発明によれば、変圧器の中性点
と大地間に接続されたコンデンサとリアクトルの直列回
路の前記リアクトルと並列に接続された例えば酸化亜鉛
素子の第2のサージアブソーバを、真空遮断器に対応し
て設置された第1のサージアブソーバより制限電圧が低
く且つ大容量とすれば、この第2のサージアブソーバは
地絡時の過渡振動電圧を十分抑制するため、サージエネ
ルギーは前記第1のサージアブソーバへ注入されること
がほとんどなくなる。これにより、前記真空遮断器に対
応して設置された第1のサージアブソーバの負担を軽減
することができ、配電系統は繰り返し発生する地絡に対
し稼動を継続することができる。
【0015】第3の発明の特徴は、前記変圧器の二次側
回路の各相毎の線路と大地間に、前記第1のサージアブ
ソーバより低い制限電圧特性を有する第3のサージアブ
ソーバを各相毎の線路と大地間に接続したことにある。
【0016】この第3の発明によれば、前記第2のサー
ジアブソーバと同様に、変圧器の各相の線路と対地間に
接続した例えば酸化亜鉛素子の第3のサージアブソーバ
を、真空遮断器に対応して設置された第1のサージアブ
ソーバより制限電圧が低く且つ大容量とすれば、この第
3のサージアブソーバは前記第2のサージアブソーバと
共に、地絡時の過渡振動電圧を十分抑制するため、サー
ジエネルギーは前記第1のサージアブソーバへ注入され
ることがほとんどなくなる。これにより、前記第2、第
3のサージアブソーバは前記真空遮断器に対応して設置
された第1のサージアブソーバの負担を軽減することが
でき、配電系統は繰り返し発生する地絡に対し稼動を継
続することができる。
【0017】第4の発明の特徴は、変圧器と、この変圧
器の二次側回路に回路保護として挿入される真空遮断器
と、前記真空遮断器の開閉サージを抑制する第1のサー
ジアブソーバを有する配電系統において、前記変圧器と
前記真空遮断器の間にある各相毎の線路と大地間に避雷
器を接続し、且つ前記避雷器にコンデンサとリアクトル
の直列回路を接続し、且つ前記リアクトルと並列に前記
第1のサージアブソーバより低い制限電圧特性を有する
第2のサージアブソーバを接続したことにある。
【0018】この第4の発明によれば、前記避雷器に並
列接続したコンデンサとリアクトルの直列回路の前記リ
アクトルと並列接続した例えば酸化亜鉛素子を用いた第
2のサージアブソーバを、真空遮断器に対応して設置さ
れた第1のサージアブソーバより制限電圧が低く且つ大
容量とすれば、この第2のサージアブソーバは地絡時の
過渡振動電圧を十分抑制するため、サージエネルギーは
前記第1のサージアブソーバへ注入されることがほとん
どなくなる。これにより、前記第2のサージアブソーバ
は前記真空遮断器に対応して設置された第1のサージア
ブソーバの負担を軽減することができ、配電系統は繰り
返し発生する地絡に対し稼動を継続することができる。
【0019】第5の発明の特徴は、変圧器の中性点が抵
抗接地或いはリアクトル接地された変圧器と、この変圧
器の二次側回路に回路保護として挿入される真空遮断器
と、前記二次側回路に設置され、前記真空遮断器の開閉
サージを抑制する第1のサージアブソーバを有する配電
系統において、前記変圧器の中性点と大地間にコンデン
サとリアクトルの直列回路を接続し、且つ前記リアクト
ルと並列に放電管を接続したことにある。
【0020】この第5の発明によれば、変圧器の中性点
と大地間に接続されたコンデンサとリアクトルの直列回
路の前記リアクトルと並列に接続された放電管は、真空
遮断器に対応して設置された第1のサージアブソーバの
制限電圧よりも低い電圧で放電するようにしておけば、
地絡時の過渡振動電圧により、この放電管が放電するこ
とにより、この地絡時の過渡振動電圧を抑制して、サー
ジエネルギーは前記第1のサージアブソーバへ注入され
ることがほとんどなくなるため、前記放電管は前記真空
遮断器に対応して設置されたサージアブソーバの負担を
軽減することができ、配電系統は繰り返し発生する地絡
に対し稼動を継続することができる。
【0021】第6の発明の特徴は、中性点が抵抗接地さ
れた変圧器と、この変圧器の二次側回路に回路保護とし
て挿入される真空遮断器と、この真空遮断器の開閉サー
ジを抑制する第1のサージアブソーバを有する配電系統
において、前記変圧器の中性点に接続された接地抵抗器
と直列にリアクトルを挿入し、且つ前記変圧器の中性点
と大地間に、前記第1のサージアブソーバより低い制限
電圧特性を有した第2のサージアブソーバを接続したこ
とにある。
【0022】この第6の発明によれば、変圧器の中性点
と大地間に接続された例えば酸化亜鉛素子を用いた第2
のサージアブソーバを、真空遮断器に対応して設置され
た第1のサージアブソーバより制限電圧が低く且つ大容
量とすれば、この第2のサージアブソーバは地絡時の過
渡振動電圧を十分抑制するため、サージエネルギーは前
記第1のサージアブソーバへ注入されることがほとんど
なくなる。これにより、前記第2のサージアブソーバは
前記真空遮断器に対応して設置された第1のサージアブ
ソーバの負担を軽減することができ、配電系統は繰り返
し発生する地絡に対し稼動を継続することができる。
【0023】第7の発明の特徴は、変圧器と、この変圧
器の二次側回路に回路保護として挿入される真空遮断器
と、この真空遮断器の開閉サージを抑制する第1のサー
ジアブソーバを有する配電系統において、前記変圧器の
中性点と大地間に、前記第1のサージアブソーバより低
い制限電圧特性を有した第2のサージアブソーバを接続
し、且つこの第2のサージアブソーバに並列に高インピ
ーダンスの接地変圧器の一次巻線を接続し、且つ前記高
インビーダンスの接地変圧器二次側に抵抗器を接続した
ことにある。
【0024】この第7の発明によれば、前記変圧器の中
性点と大地間に接続された例えば酸化亜鉛素子の第2の
サージアブソーバを、真空遮断器に対応して設置された
第1のサージアブソーバより制限電圧が低く且つ大容量
とすれば、この第2のサージアブソーバは地絡時の過渡
振動電圧を十分抑制するため、サージエネルギーは前記
第1のサージアブソーバへ注入されることがほとんどな
くなる。これにより、前記第2のサージアブソーバは前
記真空遮断器に対応して設置された第1のサージアブソ
ーバの負担を軽減することができ、配電系統は繰り返し
発生する地絡に対し稼動を継続することができる。
【0025】第8の発明の特徴は、変圧器と、この変圧
器の二次側回路に回路保護として挿入される真空遮断器
と、この真空遮断器の開閉サージを抑制する第1のサー
ジアブソーバを有する配電系統において、変圧器の二次
側の各相毎の線路に一端を接続したコンデンサとリアク
トルの直列回路を設置すると共に、これら直列回路の他
端を互いに共通接続し、且つ前記各リアクトル毎に前記
第1のサージアブソーバより低い制限電圧特性を有する
第2のサージアブソーバを並列接続したことにある。
【0026】この第8の発明によれば、変圧器の二次側
の各相毎の線路に一端を接続したコンデンサとリアクト
ルの直列回路で、他端を互いに共通接続した前記直列回
路の各リアクトル毎に並列接続された例えば酸化亜鉛素
子の第2のサージアブソーバを、真空遮断器に対応して
設置された第1のサージアブソーバより制限電圧が低く
且つ大容量とすれば、この第2のサージアブソーバは地
絡時の過渡振動電圧を十分抑制し、前記第1のサージア
ブソーバにサージエネルギーはほとんど注入されない。
これにより、前記第2のサージアブソーバは前記真空遮
断器に対応して設置された第1のサージアブソーバの負
担を軽減するため、配電系統は繰り返し発生する地絡に
対し稼動を継続することができる。
【0027】第9の発明の特徴は、前記第2のサージア
ブソーバと直列にヒューズを挿入し、このヒューズのエ
レメントが断線した時に補助接点が駆動して前記真空遮
断器を開路する制御回路を設けたことにある。
【0028】この第9の発明によれば、前記第2のサー
ジアブソーバに直列に挿入されたヒューズは、地絡時
に、前記第2のサージアブソーバの機能が劣化した場
合、前記ヒューズのエレメントが溶断する。このヒュー
ズの溶断が起きると、補助接点が駆動され、これによ
り、前記制御回路は前記真空遮断器を開放する。これに
より、前記変圧器などの損傷などの重大事故の発生が防
止される。
【0029】第10の発明の特徴は、前記第2のサージ
アブソーバの課電率を0.9以上にしたことにある。
【0030】この第10の発明によれば、第2のサージ
アブソーバは1線地絡が生じた時のみ、電圧が掛り、通
常かかる電圧はほぼ0ボルトであるため、課電率を0.
9以上にしても、地絡時の過渡振動電圧を抑制機能を十
分に果たすことができる。
【0031】第11の発明の特徴は、前記第1、第2又
は第3のサージアブソーバは酸化亜鉛素子により構成さ
れることにある。
【0032】この第11の発明によれば、酸化亜鉛素子
を用いたサージアブソーバは、エネルギー耐量が大き
く、制限電圧を低くすることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の配電系統の第1の
実施の形態を示した配線図である。本例は請求項1に対
応し、変圧器、真空遮断器、電動機が各々1台で構成し
た配電系統の一部を示したものである。図1において、
変圧器1の一次巻線2はΔ結線され、高圧電源系統に接
続されている。変圧器1の二次巻線3はY結線され、各
相の出力端子から真空遮断器(VCB)4の入力端子に
接続され、VCB4の出力端子は電動機5の入力端子に
接続されている。変圧器1の二次巻線3の中性点と大地
間には、抵抗器6とサージアブソーバ7が並列接続され
ている。また、VCB4の出力端子部と大地間にはサー
ジアブソーバ8a、8b、8cがそれぞれの相に接続さ
れている。但し、図1で示された線路の相の区別を、図
中上位の線路をR相、中位の線路をS相、下位の線路を
T相と呼称する。
【0034】次に本実施の形態の動作について説明す
る。図1において、サージアブソーバ7、8a、8b、
8cを取り除いた回路で、時間15msでT相で地絡が
発生したときのR相、S相、T相及び中性点の電圧波形
は図10及び図11に示した如くなり、図10で○マー
クの線がR相電圧、Δマークの線がS相電圧、+マーク
の線がT相電圧を示している。地絡発生と共に、T相電
圧はほぼ0になるが、他の健全相は過渡振動電圧が発生
すると共に、商用周波電圧の振幅も大きくなる。
【0035】中性点電圧は、地絡発生以前で0である
が、地絡発生と同時に過渡振動電圧が現れると共に、商
用周波電圧が現れる。
【0036】過渡振動の発生する回路は図12の等価回
路で表すことができる。図12で、LTRは変圧器1を
二次側から見た1相当たりのインダクタンス、C1は各
相の浮遊キャパシタンス、RNは中性点の接地抵抗とす
る。この回路で示した地絡点で地絡が発生すると、健全
相の浮遊キャパシタンスC1の電荷が変圧器1の二次巻
線3を経て、地絡点に流入する電流i1、i2として流
れる。この電流i1、i2の放電回路を形成するよう
に、中間部に抵抗RNがあるため、図10、図11に示
すような過渡減衰振動電圧波形が現れる。
【0037】この回路状態で、変圧器1の中性点にサー
ジアブソーバ7を設置すると、図11に示した過渡振動
電圧で、サージアブソーバ7が動作し、過渡振動電圧の
波高値が抑制される。このことにより、健全相に現れた
過渡振動電圧の波高値も抑制される。抑制された波高値
はVCB4に対応して設置された健全相のサージアブソ
ーバ8a、8bの動作レベルより低く設定されることに
より、地絡時にこれらサージアブソーバ8a、8bにサ
ージエネルギーはほとんど注入されない。従って、間欠
地絡が発生するケースでは、VCB4より電源側に設置
されたサージアブソーバ7だけにエネルギー耐量の大き
な物を使用することで、配電系統を稼動することができ
る。
【0038】本実施の形態によれば、少ない数のサージ
アブソーバを上記した適切な位置に設置することによ
り、即ち、VCB4の負荷側に3個の通常のサージアブ
ソーバを設置し、VCB4の電源側に1個の制限電圧を
前者よりも低くした大容量でエネルギー耐量の大きなサ
ージアブソーバ7を設置するだけで、配電系統の繰り返
しサージ保護を行うことができ、繰り返し発生する地絡
に対して稼働を継続することができる。
【0039】尚、図1の二次巻線の中点と大地間には抵
抗器6の代わりにリアクトルを接続してもよい。
【0040】図2は本発明の配電系統の第2の実施の形
態を示した配線図である。本例は、請求項2に対応し、
図1に示した配電系統の中から変圧器1のY結線された
二次巻線3の中性点部を示しており、他の構成は図1に
示した配電系統と同様である。変圧器1の二次巻線3の
中性点と大地間には、抵抗器6と、コンデンサ11aと
リアクトル11bの直列回路がそれぞれ接続されてい
る。さらに、前記リアクトル11bと並列にサージアブ
ソーバ11cが接続されている。
【0041】次に本実施の形態の動作について説明す
る。本例も、T相にて地絡が発生する共に、図11に示
す過渡振動電圧が変圧器1の二次巻線3の中性点に発生
すると、この電圧がコンデンサ11aとリアクトル11
bの直列回路に加わることになり、その結果リアクトル
11bの分担電圧は図13に示したようになる。但し、
図13にてPはリアクトル端電圧を示し、Qは中性点電
圧を示しており、過渡振動分が強調され、商用周波成分
が相対的に少なくなる。
【0042】リアクトル11bと並列に接続されたサー
ジアブソーバ11cはこの強調された過渡振動電圧で動
作し、その波高値を抑制する。この結果、中性点に現れ
ていた過渡振動電圧の波高値が抑制され、健全相に現れ
ていた過渡振動電圧の波高値も抑制される。抑制された
波高値はVCB4に対応して設置された健全相のサージ
アブソーバ8a、8b(図1参照)の動作レベルより低
く設定されているため、地絡時にこれらサージアブソー
バ8a、8bにサージエネルギーはほとんど注人されな
い。従って、間欠地絡が発生するケースでは、VCB4
より電源側に設置されたサージアブソーバ11cだけに
エネルギー耐量の大きな物を使用することで、地絡が繰
り返し発生しても、配電系統を稼動することができ、図
1に示した第1の実施の形態と同様の効果がある。
【0043】尚、図2の二次巻線の中点と大地間には抵
抗器6の代わりにリアクトルを接続してもよい。
【0044】図3は本発明の配電系統の第3の実施の形
態を示した配線図である。本例は請求項3に対応し、図
1に示した配電系統の中から変圧器1のY結線された二
次巻線3部を示し、他の構成は図1に示した第1の実施
の形態と同様である。変圧器1の二次巻線3の中性点と
大地間には抵抗器6とサージアブソーバ7が並列接続さ
れている。また、変圧器1の二次巻線3の出力部には、
各相線路と大地間にサージアブソーバ13a、13b、
13cが接続されている。
【0045】次に本実施の形態の動作について説明す
る。T相で地絡発生とともに、図10、図11に示す過
渡振動電圧が健全相であるR相、S相の対地間および中
性点に発生する。この過渡振動電圧で、サージアブソー
バ13a、13b、7が動作し、過渡振動電圧の波高値
を抑制する。抑制された波高値はVCB4に対応して設
置された健全相のサージアブソーバ8a、8b(図1参
照)の動作レベルより低く設定されているため、地絡時
にこれらサージアブソーバ8a、8bにサージエネルギ
ーはほとんど注入されない。従って、間欠地絡が発生す
るケースでは、VCB4より電源側に設置されたサージ
アブソーバ7、13a、13b、13cだけにエネルギ
ー耐量の大きな物を使用することで、地絡が繰り返し発
生しても、配電系統を稼動することができる。
【0046】尚、図3の二次巻線の中点と大地間には抵
抗器6の代わりにリアクトルを接続してもよい。
【0047】図4は本発明の配電系統の第4の実施の形
態を示した配線図である。本例は請求項4に対応し、図
1に示した配電系統の中から変圧器1のY結線された二
次巻線3の部分と前記二次巻線3の出力部を示してい
る。変圧器1の二次巻線3の出力部の各相の線路と大地
間には、避雷器14A1、14B1、14C1と、コン
デンサ14A2、14B2、14C2とリアクトル14
A3、14B3、14C3の直列回路が接続されてい
る。更に、リアクトル14A3、14B3、14C3と
並列にサージアブソーバ14A4、14B4、14C4
が接続されている。
【0048】次に本実施の形態の動作について説明す
る。高圧系統で発生した雷サージ電圧は変圧器を介して
二次巻線3側に移行することが知られており、そのよう
な現象が予測される系統では、変圧器の二次巻線3側の
対地間に避雷器と、コンデンサの並列回路が設置され
る。図4は、その避雷器とコンデンサの並列回路を変形
したものである。
【0049】T相で地絡発生と共に、図10、図11に
示す過渡振動電圧が健全相であるR相、S相の対地間及
び中性点に発生する。この過渡振動電圧がコンデンサ1
4A2、14B2とリアクトル14A3、14B3の直
列回路に加わることになり、その結果、リアクトル14
A3、14B3の分担電圧は図13に示した如くにな
り、過渡振動分が強調され、商用周波成分が相対的に少
なくなる。
【0050】リアクトル14A3、14B3と並列に接
続されたサージアブソーバ14A4、14B4はこの強
調された過渡振動電圧に動作し、その波高値を抑制す
る。抑制された波高値はVCB4に対応して設置された
健全相のサージアブソーバ8a、8b(図1参照)の動
作レベルより低く設定されることにより、地絡時にこれ
らサージアブソーバ8a、8bにサージエネルギーはほ
とんど注入されない。従って、間欠地絡が発生するケー
スでは、VCB4より電源側に設置されたサージアブソ
ーバ14A4、14B4、14C4だけにエネルギー耐
量の大きな物を使用することで、地絡が繰り返し発生し
ても、配電系統を稼動することができる。
【0051】図5は本発明の配電系統の第5の実施の形
態を示した配線図である。本例は請求項5に対応し、変
圧器1のY結線された二次巻線3の中性点部を示してい
る。変圧器の二次巻線3の中性点と大地間には、抵抗器
6と、コンデンサ11aとリアクトル11bの直列回路
がそれぞれ接続されている。更に、前記リアクトル11
bと並列に極性を互いに逆転させたイグナトロン15a
1、15a2が接続されている。更に、前記リアクトル
11bと並列にグリッド駆動装置15bが接続され、グ
リッド駆動回路の2つの出力はイグナトロン15a1、
15a2のグリッドに接続されている。
【0052】次に本実施の形態を説明する。T相で地絡
が発生すると共に、図11に示す過渡振動電圧が中性点
に発生すると、この電圧がコンデンサ11aとリアクト
ル11bの直列回路に加わることになり、その結果、リ
アクトル11bの分担電圧は図13に示す如くになり、
過渡振動分が強調され、商用周波成分が相対的に少なく
なる。
【0053】この強調された過渡振動分をグリッド駆動
装置15bで検知し、その極性に合わせて駆動信号をグ
リッド駆動装置15bよりイグナトロン15a1、15
b1に送出する。駆動信号はイグナトロン15a1、1
5a2のクリッドに入力され、過渡振動分の極性に合わ
せてイグナトロン15a1、15a2の一方が点弧する
ため、イグナトロン15a1、或いはイグナトロン15
a2にパルス電流が流れる。
【0054】これにより、リアクトル11bに加わる強
調された過渡振動電圧の波高値を抑制し、この結果、中
性点に現れていた過渡振動電圧の波高値が抑制され、健
全相に現れていた過渡振動電圧の波高値も抑制される。
抑制された波高値はVCB4に対応して設置された健全
相のサージアブソーバ8a、8b(図1参照)の動作レ
ベルより低く設定されることにより、地絡時にこれらサ
ージアブソーバ8a、8bにサージエネルギーはほとん
ど注入されない。従って、間欠地絡が発生するケースで
は、VCB4より電源側に設置されたイグナトロン15
a1、15a2だけにエネルギー耐量の大きな物を使用
することで、地絡が繰り返し発生しても、配電系統を稼
動することができる。
【0055】尚、図5の二次巻線の中点と大地間には抵
抗器6の代わりにリアクトルを接続してもよい。
【0056】図6は本発明の配電系統の第6の実施の形
態を示した配線図である。本例は請求項6に対応し、図
1に示した配電系統の中の変圧器のY結線された二次巻
線3の中性点部を示している。変圧器の二次巻線3の中
性点と大地間にはリアクトル16aと抵抗器16bの直
列回路が接続されている。更に、二次巻線3の中性点と
大地間に前記サージアブソーバ16cが接続されてい
る。
【0057】次に本実施の形態の動作について説明す
る。配電系統では、当然のことながら対地間に浮遊のキ
ャパシタンスが存在する。抵抗接地方式を採用した配電
系統で、1線地絡時には浮遊キャパシタンスに流れる電
流と中性点接地抵抗に流れる電流の合成が零相電流とし
て現われる。この零相電流と零相電圧の位相差は地絡位
置の特定に利用される。
【0058】一方、最近の配電系統では電力ケーブルを
多用することが多く、結果として浮遊キャパシタンスに
流れる電流が大きくなり、健全部に流れる電流と地絡発
生部に流れる電流と零相電圧との位相差に差異が少なく
なり、地絡位置の特定を困難にする。これを補償するた
めに、中性点に設置される抵抗器16bと直列にリアク
トル16aを接続することにより、地絡時に中性点に流
れる電流の位相差を遅らせる。浮遊キャパシタンスに流
れる電流は進みの電流であるため、中性点電流の遅れ成
分と相殺する効果が生じる。また、地絡時に中性点に発
生する過渡振動電圧は高周波であるため、抵抗器16b
単独のケースに比して、抵抗器16bとリアクトル16
aの直列回路の方がインピーダンスが大きくなり、結果
として、中性点の過渡振動電圧はより高くなり、図1の
実施の形態のに比べて、サージアブソーバ16cが動作
しやすくなり、地絡が繰り返し発生しても配電系統を円
滑に稼働することができる。
【0059】図7は本発明の配電系統の第7の実施の形
態を示した配線図である。本例は、請求項7に対応し、
図1に示した配電系統の中から変圧器のY結線された二
次巻線3の中性点部を示している。変圧器1の二次巻線
3の中性点と大地間には接地変圧器17aの一次巻線と
サージアブソーバ17cが並列に接続されている。更
に、接地変圧器17aの二次巻線には抵抗器17bが接
続されている。
【0060】次に本実施の形態の動作について説明す
る。抵抗接地方式を採用した場合に、変圧器の中性点と
大地間に直接抵抗器を設置する場合と、接地変圧器を設
置する場合がある。接地変圧器を設置する場合では、接
地変圧器の一次側と中性点と大地間に接続し、二次側に
抵抗が接続される。この接地変圧器は通常数%のインピ
ーダンスの機器が使用される。本例では、この接地変圧
器のインピーダンスを数10%の高インピーダンスにす
ることにより、接地変圧器の漏れインダクタンスを図6
に示した実施の形態で示したリアクトル16aと同じ機
能を持たせ、第6の実施の形態と同様の動作と効果を得
るものである。
【0061】図8は本発明の配電系統の第8の実施の形
態を示した配線図である。本例は請求項8に対応し、図
1に示した配電系統の中から変圧器のY結線された二次
巻線3からVCB4に至る部位を示している。変圧器の
二次巻線3はY結線され、各相の出力端子はVCB4の
入力端子に接続されている。変圧器の二次巻線3の中性
点と大地間には、抵抗器6とサージアブソーバ7とヒュ
ーズ18の直列回路とが並列接続されている。
【0062】ここで、ヒューズ18には、ヒューズ18
のエレメントが溶断すると作動する制御用の接点18a
が取り付けられている。この接点18aは、VCB4の
引き外し信号接点18bと並列に接続され、VCB4の
引き外しコイル4aと直列に接続されている。
【0063】次に本実施の形態の動作について説明す
る。地絡時の過渡振動電圧に対する抑制効果、VCB4
に対応したサージアブソーバ8a、8b、8c(図1参
照)への効果は第1の実施の形態と同様である。
【0064】ところで、サージアブソーバ7に蓄積され
るエネルギーがオーバーして、サージアブソーバ7の機
能が低下すると、素子の抵抗値が低下し、ついにはサー
ジアブソーバ7が破損して重大な事故に進展する懸念が
ある。このため、サージアブソーバ7と直列にヒューズ
18を接続し、同回路に流れる電流が大きくなると、ヒ
ューズ18のエレメントが溶断し、サージアブソーバ7
を回路から切り離す。
【0065】この状態では1線地絡が繰返される。しか
し、ヒューズ18のエレメントの溶断で動作する接点1
8aが1線地絡が発生しているフィーダのVCB4の引
き外し回路に挿入されていてるため、前記エレメントが
溶断して、接点18aが動作してこれが導通し、これに
より引き外しコイル4aを励磁する。励磁された引き外
しコイル4aはVCB4を開路することにより、地絡点
を回路より切離し、重大事故発生を防止することができ
る。
【0066】ここで、上記各実施の形態の変圧器の二次
巻線での中性点に使用するサージアブソーバ等の課電率
は、一般に、長期の寿命を維持するために課電率は0.
5〜0.7の値が採用されている。しかし、これらのサ
ージアブソーバ7、16c、17c等の課電率を0.9
以上に設定しても、実用的には支障がない。
【0067】その理由は以下の如くである。上記のよう
な各実施の形態で説明した中性点に設置するサージアブ
ソーバ7、16c、17c等は1線地絡が発生した時に
だけ電圧が現れ、通常の電圧はほぼ0Vである。課電率
を0.9にしても、数週間の寿命が予測できることか
ら、地絡時の過電圧保護としてはこの値で十分機能す
る。課電率を大きくすることにより、過電圧保護レベル
を低く設定できることから、地絡時に発生する過渡振動
電圧の波高値をより低く抑制でき、上記した効果を得る
には有利となる。
【0068】尚、酸化亜鉛素子の寿命を判断する値とし
て、課電率が使用される。課電率は (1)式で表される。課電率=(素子に加わる電圧波高値)/(素子に1mAを 流す電圧)…(1) 図9は本発明の配電系統の第9の実施の形態を示した配
線図である。本例は請求項9に対応し、非接地方式を採
用した配電系統の過電圧保護を示し、図1に示した配電
系統の中から変圧器のΔ結線された二次巻線19部と前
記二次巻線19の出力部を示している。変圧器の二次巻
線19がΔ結線されていることから、この配電系統は非
接地方式である。変圧器1の二次巻線19の出力部の各
相の線路には、コンデンサ20a1、20b1、20c
1とリアクトル20a2、20b2、20c2の直列回
路の一端が接続され、各直列回路の他端は一点で接続さ
れ、中性点を形成している。また、リアクトル20a
2、20b2、20c2と並列に、サージアブソーバ2
0a3、20b3、20c3が接続されている。
【0069】次に本実施の形態の動作について説明す
る。T相で地絡が発生すると、3相の相電圧波形は図1
0に示すようになる。即ち、T相電圧は0Vとなり、R
相、S相電圧は過渡振動が発生し、その後、地絡前より
大きな商用周波電圧が現れる。このようなR、S相電圧
は図9におけるコンデンサ20a1、20b1とリアク
トル20a2、20b2の直列回路とコンデンサ20c
1とリアクトル20c2の直列回路で分担される。
【0070】過渡振動電圧は高周波であるからリアクト
ル20a2、20b2、20c2の分担電圧がコンデン
サ20a1、20b1、20c1の分担電圧より大きく
なり、この大きくなった分担電圧で各リアクトル20a
2、20b2、20c2と並列に接続されたサージアブ
ソーバ20a3、20b3、20c3が動作し、過渡振
動電圧の波高値を抑制する。抑制された波高値はVCB
4に対応して設置された健全相のサージアブソーバ8
a、8b(図1参照)の動作レベルより低く設定される
ことにより、地絡時にこれらサージアブソーバ8a、8
bにサージエネルギーはほとんど注入されない。従っ
て、間欠地絡が発生するケースでは、VCB4より電源
側に設置されたサージアブソーバ20a3、20b3、
20c3だけにエネルギー耐量の大きな物を使用するこ
とで、配電系統を稼動することができる。
【0071】尚、図9に示したコンデンサ、リアクト
ル、サージアブソーバの回路ブロックはY結線されてい
るが、これをV結線で構成しても同様の動作により同様
の効果が得られる。更に、コンデンサ、リアクトルはY
結線し、サージアブソーバをコンデンサ、リアクトルの
接続点でV結線しても、同様の効果が得られる。
【0072】又、上記実施の形態では、変圧器、真空遮
断器、電動機が各々1台で構成した配電系統を例にとっ
て説明したが、変圧器や負荷等が複数台ある配電系統に
も本発明を同様に適用して同様の効果を得ることができ
る。
【0073】
【発明の効果】以上記述した如く、本発明の配電系統に
よれば、VCBとそれに対応したサージアブソーバが設
置された配電系統において、変圧器の中性点又は各相線
路に1個乃至4個の大容量で且つ制限電圧の低いサージ
アブソーバを布設することにより、繰り返し地絡が発生
した状況に対しても、配電系統の運用を継続させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配電系統の第1の実施の形態を示した
配線図である。
【図2】本発明の配電系統の第2の実施の形態を示した
配線図である。
【図3】本発明の配電系統の第3の実施の形態を示した
配線図である。
【図4】本発明の配電系統の第4の実施の形態を示した
配線図である。
【図5】本発明の配電系統の第5の実施の形態を示した
配線図である。
【図6】本発明の配電系統の第6の実施の形態を示した
配線図である。
【図7】本発明の配電系統の第7の実施の形態を示した
配線図である。
【図8】本発明の配電系統の第8の実施の形態を示した
配線図である。
【図9】本発明の配電系統の第9の実施の形態を示した
配線図である。
【図10】T相の1線地絡発生時の各相電圧を示した波
形図である。
【図11】1線地絡発生時の中性点電圧を示した波形図
である。
【図12】1線地絡発生時の高周波振動電流の流れを示
した等価回路図である。
【図13】コンデンサとリアクトルの直列回路に加わる
電圧とリアクトル分担電圧を示した波形図である。
【符号の説明】
1 変圧器 2 一次巻線 3、19 二次巻線 4 VCB 4a 引き外しコイル 5 電動機 6、16b、17b 抵抗器 7、8a〜8c、11c、13a〜13c、14A4、
14B4、14C4、16c、17c、20a3、20
b3、20c3 サージアブソーバ 11a、14A2、14B2、14C2、20a1、2
0b1、20c1 コンデンサ 11b、14A3、14B3、14C3、16a、20
a2、20b2、20c2 リアクトル 14A1、14B1、14C1 避雷器 115a1、115a2 イグナトロン 15b グリッド駆動装置 17a 接地変圧器 18 ヒューズ 18a 接点 18b 引き外し信号接点

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性点が抵抗接地或いはリアクトル接地
    された変圧器と、 この変圧器の二次側回路に回路保護として挿入される真
    空遮断器と、 前記真空遮断器の開閉サージを抑制する第1のサージア
    ブソーバを有する配電系統において、 前記変圧器の中性点と大地間に、前記第1のサージアブ
    ソーバより低い制限電圧特性を有する第2のサージアブ
    ソーバを設置したことを特徴とする配電系統。
  2. 【請求項2】 中性点が抵抗接地或いはリアクトル接地
    された変圧器と、 この変圧器の二次側回路に回路保護として挿入される真
    空遮断器と、 前記真空遮断器の開閉サージを抑制する前記第1のサー
    ジアブソーバを有する配電系統において、 前記変圧器の中性点と大地間にコンデンサとリアクトル
    の直列回路を接続し、前記リアクトルと並列に前記第1
    のサージアブソーバより低い制限電圧特性を有する第2
    のサージアブソーバを接続したことを特徴とする配電系
    統。
  3. 【請求項3】 前記変圧器の二次側回路の各相毎の線路
    と大地間に、前記第1のサージアブソーバより低い制限
    電圧特性を有する第3のサージアブソーバを各相毎の線
    路と大地間に接続したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の配電系統。
  4. 【請求項4】 変圧器と、 この変圧器の二次側回路に回路保護として挿入される真
    空遮断器と、 前記真空遮断器の開閉サージを抑制する第1のサージア
    ブソーバを有する配電系統において、 前記変圧器と前記真空遮断器の間にある各相毎の線路と
    大地間に避雷器を接続し、且つ前記避雷器にコンデンサ
    とリアクトルの直列回路を接続し、且つ前記リアクトル
    と並列に前記第1のサージアブソーバより低い制限電圧
    特性を有する第2のサージアブソーバを接続したことを
    特徴とする配電系統。
  5. 【請求項5】 変圧器の中性点が抵抗接地或いはリアク
    トル接地された変圧器と、 この変圧器の二次側回路に回路保護として挿入される真
    空遮断器と、 前記二次側回路に設置され、前記真空遮断器の開閉サー
    ジを抑制する第1のサージアブソーバを有する配電系統
    において、 前記変圧器の中性点と大地間にコンデンサとリアクトル
    の直列回路を接続し、且つ前記リアクトルと並列に放電
    管を接続したことを特徴とする配電系統。
  6. 【請求項6】 中性点が抵抗接地された変圧器と、 この変圧器の二次側回路に回路保護として挿入される真
    空遮断器と、 この真空遮断器の開閉サージを抑制する第1のサージア
    ブソーバを有する配電系統において、 前記変圧器の中性点に接続された接地抵抗器と直列にリ
    アクトルを挿入し、且つ前記変圧器の中性点と大地間
    に、前記第1のサージアブソーバより低い制限電圧特性
    を有した第2のサージアブソーバを接続したことを特徴
    とする配電系統。
  7. 【請求項7】 変圧器と、 この変圧器の二次側回路に回路保護として挿入される真
    空遮断器と、 この真空遮断器の開閉サージを抑制する第1のサージア
    ブソーバを有する配電系統において、 前記変圧器の中性点と大地間に、前記第1のサージアブ
    ソーバより低い制限電圧特性を有した第2のサージアブ
    ソーバを接続し、且つこの第2のサージアブソーバに並
    列に高インピーダンス変圧器の一次巻線を接続し、且つ
    前記高インビーダンス変圧器二次側に抵抗器を接続した
    ことを特徴とする配電系統。
  8. 【請求項8】 変圧器と、 この変圧器の二次側回路に回路保護として挿入される真
    空遮断器と、 この真空遮断器の開閉サージを抑制する第1のサージア
    ブソーバを有する配電系統において、 変圧器の二次側の各相毎の線路に一端を接続したコンデ
    ンサとリアクトルの直列回路を設置すると共に、これら
    直列回路の他端を互いに共通接続し、且つ前記各リアク
    トル毎に前記第1のサージアブソーバより低い制限電圧
    特性を有する第2のサージアブソーバを並列接続したこ
    とを特徴とする配電系統。
  9. 【請求項9】 前記第2のサージアブソーバと直列にヒ
    ューズを挿入し、このヒューズのエレメントが断線した
    時に補助接点が駆動して前記真空遮断器を開路する制御
    回路を設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    6、7、8のいずれか1記載の配電系統。
  10. 【請求項10】 前記第2のサージアブソーバの課電率
    を0.9以上にしたことを特徴とする請求項1、2、
    3、4、6、7、8、9のいずれか1記載の配電系統。
  11. 【請求項11】 前記第1、第2又は第3のサージアブ
    ソーバは酸化亜鉛素子により構成されることを特徴とす
    る請求項1乃至10いずれか1記載の配電系統。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020002184A (ko) * 2000-06-29 2002-01-09 김정수 서지와 노이즈 다중 차폐 전원 장치
CN112787316A (zh) * 2020-12-30 2021-05-11 广东电网有限责任公司电力科学研究院 变压器励磁涌流的抑制装置
JP2025111153A (ja) * 2024-01-17 2025-07-30 日新電機株式会社 保護システム

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