JPH11346494A - 電気モ―タの通電制御装置 - Google Patents

電気モ―タの通電制御装置

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JPH11346494A
JPH11346494A JP11073696A JP7369699A JPH11346494A JP H11346494 A JPH11346494 A JP H11346494A JP 11073696 A JP11073696 A JP 11073696A JP 7369699 A JP7369699 A JP 7369699A JP H11346494 A JPH11346494 A JP H11346494A
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JP
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angle
energization
current value
turned
signal
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JP11073696A
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Inventor
Akiyoshi Okawa
明美 大川
Tomohiro Fukushima
智宏 福島
Yuichiro Kitamura
雄一郎 北村
Giyouo Uma
暁鴎 馬
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチドリラクタンスモータの如き電気モ
ータの中高速域や低トルク時の効率を向上する。 【解決手段】 目標トルク及び回転速度に基づき、コイ
ル1aについて、通電オン角度、第1の通電オフ角度、
第2の通電オフ角度及び回転角度に対応する目標電流値
を決定し、回転角度が通電オン角度になった時にスイッ
チング素子12a、12bを共にオンにし、回転角度が
第1の通電オフ角度になるまでの間は実電流値が目標電
流値を超えることに応じてスイッチング素子12aをオ
フにし、回転角度が第1の通電オフ角度になった時には
実電流値と目標電流値との間の大小関係に拘わらずスイ
ッチング素子12aをオフし、回転角度が第2の通電オ
フ角度になった時にスイッチング素子12a、12bを
共にオフにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、スイッチ
ドリラクタンスモータの如き電気モータの通電制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチドリラクタンスモータ(以下、
SRモータと言う)は、一般に極部が外側に突出する形
で構成された回転子と、極部が内側に突出する形で構成
された固定子とを備えており、回転子は多数枚の鉄板を
積層して構成した鉄心であり、また固定子は多数枚の鉄
板を積層して構成した環状鉄心の極毎に集中巻された銅
製のコイルを備えている。このSRモータは、固定子の
各極が電磁石として動作し、回転子の各極部を固定子の
磁力で吸引することによって回転子が回転する。従っ
て、回転子の各極の回転位置(回転子の回転角度)に応
じて、固定子の各極に巻回されたコイルの通電状態を順
次に切換えることによって、回転子を希望する方向に回
転させることができる。
【0003】この種のSRモータに関する従来技術は、
例えば、特開平7−274570号公報に開示されてい
る。この公開公報に開示されたSRモータは3相であ
り、各相コイルの各々が、その一端を電源高電位ライン
に第1のスイッチング素子を介して接続されると共に電
源低電位ラインにその後者からその前者への電流流通を
許す第1のダイオードを介して接続され、かつその他端
を電源低電位ラインに第2のスイッチング素子を介して
接続されると共に電源高電位ラインにその前者からその
後者への電流流通を許す第2のダイオードを介して接続
されている。
【0004】そして、ロータの回転角度を検出する角度
検出手段と、ロータの回転速度を検出する回転速度検出
手段と、各相コイルに実際に流れる実電流値を検出する
実電流検出手段と、外部からの入力情報に基づいて当該
スイッチドリラクタンスモータの目標トルクを計算し、
該目標トルク及び回転速度に基づき、各相コイルの各々
について、通電オン角度、通電オフ角度、及び回転角度
に対応する目標電流値を決定し、回転角度が通電オン角
度になった時に第1及び第2のスイッチング素子を共に
オンにし、回転角度が通電オフ角度になるまでの間は実
電流値が目標電流値を超えることに応じて第1のスイッ
チング素子をオフにし、回転角度が通電オフ角度になっ
た時に第1及び第2のスイッチング素子を共にオフにす
る制御手段とが備えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】SRモータの効率を向
上するためには、損失を低減することが必要である。S
Rモータにおける損失は、大きくは3つの成分に分けら
れる。その第1の損失成分は銅損失であり、これはコイ
ルの電気抵抗値と通電電流値によって決まるジュール熱
損失である。第2の損失成分は機械損失であり、これは
回転子が回転することによって発生する風切り損失や回
転子と結合した駆動軸の軸受部の摩擦損失などである。
第3の損失成分は鉄損失であり、これは回転子の鉄心及
び固定子の鉄心の内部に交流磁界が発生することにより
発生する。この鉄損失は、SRモータの回転速度と、最
大磁束密度の1〜2乗に比例して増加する。
【0006】この出願の発明は、SRモータの如き電気
モータにおける鉄損失を低減してその効率を向上させる
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に係
る発明は、固定子に配設された複数相コイルの各々が、
その一端を電源高電位ライン及び電源低電位ラインのう
ちの一方ラインに第1のスイッチング素子を介して接続
されると共に電源高電位ライン及び電源低電位ラインの
うちの他方ラインにその後者からその前者への電流流通
を許す第1のダイオードを介して接続され、かつその他
端を前記他方ラインに第2のスイッチング素子を介して
接続されると共に前記一方ラインにその前者からその後
者への電流流通を許す第2のダイオードを介して接続さ
れている電気モータにおいて、回転子の回転角度を検出
する角度検出手段と、回転子の回転速度を検出する回転
速度検出手段と、前記各相コイルに実際に流れる実電流
値を検出する実電流検出手段と、外部からの入力情報に
基づいて当該スイッチドリラクタンスモータの目標トル
クを計算し、該目標トルク及び前記回転速度に基づき、
前記各相コイルの各々について、通電オン角度、第1の
通電オフ角度、第2の通電オフ角度及び目標電流値を決
定し、前記回転角度が前記第2の通電オフ角度から前記
通電オン角度へ移行する間は前記第1及び第2のスイッ
チング素子の同時のオフを維持し、前記回転角度が前記
通電オン角度から前記第1の通電オフ角度へ移行する間
は前記第1及び第2のスイッチング素子の一方のオンと
同時にその他方のオフと前記第1及び第2のスイッチン
グ素子の同時のオンとを交互に繰り返しすことによって
前記実電流値を前記目標電流値に近似させ、前記回転角
度が前記第1の通電オフ角度から前記第2の通電オフ角
度へ移行する間は前記第1及び第2のスイッチング素子
の一方のオンと同時にその他方のオフを維持する制御手
段とを備えたことを特徴とする電気モータの通電制御装
置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0009】図1に示す装置は、電気自動車の駆動ユニ
ットの主要部を構成している。この装置では、駆動源と
して、1個のSRモータ1が備わっており、このSRモ
ータ1はコントローラECUによって制御される。コン
トローラECUは、シフトレバー、ブレーキスイッチ
(ブレーキSW)、アクセルスイッチ(アクセルSW)
及びアクセル開度センサから入力される情報に基づい
て、SRモータ1の駆動を制御する。制御用の電力はバ
ッテリから供給される。
【0010】SRモータ1の基本的な構成とその駆動原
理を図3に示す。図3に示すSRモータ1は、固定子S
とその内空間に回転自在に支持された回転子Rとで構成
されている。回転子Rは、多数枚の薄い鉄板を積層して
構成してあり、外周の互いに90度ずつずれた位置に、
半径方向外方に向かって突出した4つの極部Ra、Rb
Rc及びRdが形成されている。固定子Sも多数枚の薄
い鉄板を積層して構成してあり、内周の互いに60度ず
つずれた位置に、半径方向内方に向かって突出した6つ
の極部Sa、Sb、Sc、Sd、Se及びSfが形成さ
れている。図3では一部分だけが示されているが、固定
子Sの極部Sa、Sb、Sc、Sd、Se及びSfに
は、電気コイルCLがそれぞれ巻回されている。
【0011】ここで、固定子Sの極部Sa、Sdに巻回
したコイルCLを第1相、固定子Sの極部Sb、Seに
巻回したコイルCLを第2相、固定子Sの極部Sc、S
fに巻回したコイルCLを第3相と定義すると、回転子
Sの極部の位置に応じて、図3に示すように、第1相−
第3相−第2相のコイルCLに順次に通電することによ
り、時計回り連続的に回転子Rを回転駆動することがで
きる。即ち、固定子Sの通電した極部が電磁石を構成す
るので、その電磁石に近い位置にある回転子Rの極部が
電磁石に吸引されて回転移動する。回転を継続するため
には、回転子Rの回転移動に伴ってコイルの通電を切換
える必要がある。実際には、このSRモータ1の場合、
回転子Rが30度回転する毎に、通電するコイルを第1
相−第3相−第2相と切換えればよい。
【0012】再び図1を参照して説明を続ける。SRモ
ータ1には、それを駆動するための3相のコイル1a、
1b及び1cと、回転子Rの回転角度を検出する角度セ
ンサ1dが備わっている。3相のコイル1a、1b及び
1cは、それぞれ、コントローラECU内部のドライバ
12、13及び14と接続されており、コイル1aとド
ライバ12とを接続する信号線、コイル1bとドライバ
13とを接続する信号線、及びコイル1cとドライバ1
4とを接続する信号線には、それぞれ、電流センサ2、
3及び4が設置されている。これらの電流センサ2、3
及び4は、それぞれ、コイル1a、1b及び1cに実際
に流れる電流に比例する電圧を電流信号S6として出力
する。
【0013】コントローラECUの内部には、CPU
(マイクロコンピュータ)5、入力インターフェース
6、マップ用メモリ7、電源回路8、電流波形生成回路
9、比較回路10、出力判定回路11、ドライバ12、
13及び14が備わっている。このコントローラECU
は、角度センサ1dによって検出された回転子Rの回転
角度に基づいて回転子Rの回転速度(回転数)を算出す
ると共に、シフトレバー、ブレーキスイッチ、アクセル
スイッチ及びアクセル開度センサから入力される情報に
基づいて、SRモータ1の目標トルクを逐次計算し、そ
の目標トルク及び回転速度に基づいて、SRモータ1の
コイル1a、1b及び1cの各々に流す電流を制御す
る。
【0014】図1の回路の主要部分を具体的な構成を図
2に示す。図2は、SRモータ1のコイル1aの通電を
制御する回路のみを示しており、実際には他のコイル1
b及び1cの通電を制御する同様の回路がそれぞれ含ま
れている。
【0015】図2を参照すると、コイル1aの一端は、
スイッチングトランジスタ(IGBT)12aを介して
直流電源の高電位ライン12eと接続され、コイル1a
の他端は、スイッチングトランジスタ(IGBT)12
bを介して直流電源の低電位ライン12fと接続されて
いる。また、コイル1aの一端と低電位ライン12fと
の間にはその後者からその前者へ向かう電流流通を許す
ダイオード12cが接続され、コイル1aの他端と高電
位ライン12eとの間にはその前者からその後者へ向か
う電流流通を許すダイオード12dが接続されている。
従って、トランジスタ12a及び12bの両方をオン
(導通状態)にすれば、電源からコイル1aに電流が供
給され、いずれか一方、又は両方をオフ(非導通状態)
にすれば、電源からコイル1aへの電流供給を停止する
ことができる。
【0016】出力判定回路11には、3つのアンドゲー
ト11a、11b、11cと、1つの反転ゲート11d
と、1つのフリップフロップ回路11eと、1つのオア
ゲート(出力反転)11fが備わっている。オアゲート
11fの出力端子はトランジスタ12bのゲート端子と
接続されており、アンドゲート11aの出力端子はトラ
ンジスタ12aのゲート端子と接続されている。アンド
ゲート11aの入力端子には信号S72とS5が入力さ
れ、オアゲート11fの入力端子には信号S8、S9が
入力される。S72は、比較回路10のアナログ比較器
10bが出力する2値信号である。また信号S5は、電
流波形生成回路9のアンドゲート11dが出力する2値
信号である。信号S8は反転ゲート11dが出力する2
値信号であり、信号S9はフリップフロップ回路11e
が出力する2値信号である。フリップフロップ回路11
eの入力信号は信号S8であり、リセット信号として信
号S12も得ている。反転ゲート11dの入力はアンド
ゲート11bの出力であり、アンドゲート11bの入力
は信号S71、S72及びS5である。信号S71は、
比較回路10のアナログ比較器10aが出力する2値信
号である。また、リセット信号S12は、アンドゲート
11cの出力であり、アンドゲート11cの入力は、1
5kHzのクロックパルス信号S10と、電流波形生成
回路9が出力する信号S11である。
【0017】比較回路10は、2つのアナログ比較器1
0a及び10bを備えている。アナログ比較器10a
は、電流波形生成回路9が出力する第1の基準電圧Vr
1と電流センサ2が検出した電流に対応する信号S6の
電圧とを比較した結果を2値信号S71として出力し、
アナログ比較器10bは、電流波形生成回路9が出力す
る第2の基準電圧Vr2と電流センサ2が検出した電流
に対応する信号S6の電圧とを比較した結果を2値信号
S72として出力する。この実施形態では、常にVr1
<Vr2の関係が成立する。
【0018】まず、信号S11が高レベルHで、信号S
5が高レベルHの場合、信号S6の電圧Vs6と基準電
圧Vr1及びVr2の大小関係に応じて、次に示すよう
に、ドライバ12のトランジスタ12a、12bの状態
が3種類のいずれかに設定される。即ち、Vs6<Vr
1の時には信号S71、S72が共に高レベルHになる
ので、アンドゲート11a及び11bの出力が高レベル
Hとなり、トランジスタ12bはオンになる。一方、反
転ゲート11dの出力信号S8は低レベルLとなる。フ
リップフロップ回路11eの出力信号S9は、この時、
高レベルHのまま変化せず、次にクロックパルス信号S
10により、信号S12が高レベルHとなるまで高レベ
ルHを維持し続け、信号S12が高レベルHになった時
点で、低レベルLになる。これを受けて、オアゲート1
1fの出力は高レベルHになり、トランジスタ12aが
オンになる。また、Vr2<Vs6の時には信号S7
1、S72が共に低レベルLになるので、アンドゲート
11a及び11bの出力が共に低レベルLとなり、トラ
ンジスタ12bはオフになる。一方、反転ゲート11d
の出力信号S8は高レベルHになる。フリップフロップ
回路11eの出力信号S9は、この時、高レベルHへの
変化を検知し、高レベルHになる。これを受けて、オア
ゲート11fの出力は低レベルLになり、トランジスタ
12aがオフになる。Vr1<Vs6<Vr2の時に
は、信号S71が低レベルLになり、信号S72が高レ
ベルHになり、アンドゲート11aの出力が高レベルH
となり、トランジスタ12bはオンになる。アンドゲー
ト11bの出力が低レベルLとなり、信号S8が高レベ
ルHになり、フリップフロップ回路11eの出力信号S
9は、この時、高レベルHへの変化を検知し、高レベル
Hになる。これを受けて、オアゲート11fの出力は低
レベルLになり、トランジスタ12aがオフになる。
【0019】次に、信号S11が高レベルHで、信号S
5が低レベルLの場合、比較回路10が出力する信号S
71、S72の状態とは無関係に、常にアンドゲート1
1a、11bの出力が共に低レベルLになり、トランジ
スタ12bはオフになり、反転ゲート11dの出力信号
S8が高レベルHになる。フリップフロップ回路11e
の出力信号S9は、この時、高レベルHへの変化を検知
し、高レベルHになる。これを受けて、オアゲート11
fの出力は低レベルLになり、トランジスタ12aがオ
フになる。つまり、信号S5が低レベルLの場合、トラ
ンジスタ12a、12bが共にオフになる。
【0020】次に、信号S11が低レベルLで、信号S
5が高レベルHの場合は、信号S6の電圧Vs6と基準
電圧Vr1及びVr2の大小関係に応じて、上記と同様
に、Vs6<Vr1の場合、信号S71,S72が共に
高レベルHになるのでアンドゲート11a、11bの出
力は共に高レベルHとなり、トランジスタ12bはオン
になり、反転ゲート11dの出力S8は低レベルLにな
る。フリップフロップ回路11eの出力S9は、この
時、変化しない。また、信号S11が低レベルLなので
アンドゲート11cの出力S12は常に低レベルLにな
り、リセット機能は働かない。また、 Vs6>Vr2
の場合、信号S71,S72が共に低レベルLになるの
でアンドゲート11a、11bの出力は共に低レベルL
となり、トランジスタ12bはオフになる。一方、反転
ゲート11dの出力S8は高レベルHとなる。フリップ
フロップ回路11eの出力信号S9は、この時、高レベ
ルHへの変化を検知し、高レベルHになる。これを受け
て、オアゲート11fの出力は低レベルLになり、トラ
ンジスタ12aがオフになる。 Vr1<Vs6<Vr
2の場合は、信号S71が低レベルLになり、信号S7
2が高レベルHになり、アンドゲート11aの出力が高
レベルHとなり、トランジスタ12bはオンになる。ア
ンドゲート11bの出力が低レベルLとなり、信号S8
が高レベルHになり、フリップフロップ回路11eの出
力信号S9は、この時、高レベルHへの変化を検知し、
高レベルHになる。これを受けて、オアゲート11fの
出力は低レベルLになり、トランジスタ12aがオフに
なる。
【0021】次に、信号S11が低レベルLで、信号S
5が低レベルLの場合、比較回路10が出力する信号S
71、S72の状態とは無関係に、常にアンドゲート1
1a、11bの出力が共に低レベルLになり、トランジ
スタ12bはオフになり、反転ゲート11dの出力信号
S8が高レベルHになる。フリップフロップ回路11e
の出力信号S9は、この時、高レベルHへの変化を検知
し、高レベルHになる。これを受けて、オアゲート11
fの出力は低レベルLになり、トランジスタ12aがオ
フになる。つまり、信号S5が低レベルLの場合、トラ
ンジスタ12a、12bが共にオフになる。
【0022】トランジスタ12a、12bのオン、オフ
によって、コイル1aに流れる電流、コイル1aによっ
て発生する鎖交磁束数が変化する。即ち、トランジスタ
12a、12bが共にオンの場合は、電流は回路の時定
数に従い立ち上がる。鎖交磁束数も磁気回路特性に従い
増加する。これらは制御では調整することができない。
更に、トランジスタ12aがオフ、トランジスタ12b
がオンの場合は、トランジスタ12a、12bが共にオ
ンの場合に比べ、とても大きい時定数で電流はゆっくり
立ち下がる。また、鎖交磁束数は殆ど変化しない。
【0023】電流の目標値(Vr1、Vr2)にほとん
ど変化がない時には、電流の立下がり速度が遅い場合で
も、基準のレベル(Vr1)と実際に流れる電流のレベ
ル(Vs6)との偏差が増大することはないので、常に
Vs6<Vr2の状態が維持される。従って、この時に
は、電流の変動幅が小さい。また、通電するコイルの相
を切換える時のように、電流の目標値(Vr1、Vr
2)が変更される時には、電流の立下がり速度が遅いと
Vs6>Vr2になる。この場合、2つのトランジスタ
12a、12bが共にオフになるので、電流の立下がり
速度が上がり、電流は目標値(Vr1、Vr2)に追従
してすばやく変化する。目標値の変化がなくなれば、基
準電圧Vr1と電流レベルVs6との偏差が小さくなる
ので、再び電流の立下がり速度が遅くなる。
【0024】これによって、目標値の変化に対する電流
の追従遅れが防止できるだけではなく、目標値の変化が
小さい時には、電流の変化速度が遅く、磁束の変化も少
ないため、振動及び騒音の発生が抑制される。このよう
なコイルへの通電を調整する2つのトランジスタのうち
とちらかだけをオフにする方式の利点は、特開平3−4
9584号公報においても詳しく述べられている。
【0025】ところで、図2に示す比較回路10が出力
する信号S71、S72によって電流の立下がり速度を
切換える場合には、それを切換えるタイミングとして最
適な時点よりも実際の切換えが多少遅れる傾向がある。
即ち、目標値が急激に低下する時点で、電流の立下がり
速度を速くするのが理想的であるが、実際に電流の偏差
が大きくならないと信号S72が低レベルLにならない
ので、時間的に遅れが生じる。このため、目標値が非常
に速く変化する場合、信号S71、S72による変化速
度の自動切換えだけでは、目標値に対する電流の追従性
が不足する可能性がある。
【0026】そこで、この実施形態では、信号S5を制
御することにより、電流(Vs6)の大きさとは無関係
に、電流の立下がり速度を速くすることができるように
なっている。即ち、信号S5を低レベルLにすると、信
号S71S72とは無関係に、トランジスタ12a、1
2bが共にオフになるので、電流の立下がり速度が速く
なる。
【0027】ところで、SRモータの効率の中の鉄損
は、各コイル−通電中の最大磁束数の相関があり、通常
コイルへの電流立ち下げ時に最大磁束数となる。そこ
で、同じトルクを発生させるモータでも、コイルへの通
電の制御によって最大磁束数を低減することは可能であ
る。つまり、トランジスタ12a、12bをオンにして
いる間は磁束量は増加するので、この時間をなるべく短
くし、電流を立ち下げる時には、まず、トランジスタ1
2a、12bの何れか一方をオフにし、磁束の増加を避
けつつ電流を立ち下げ、その後、トランジスタ12a、
12bを共にオフにし、電流を完全に立ち下げる。この
ような制御を行うことにより、最大磁束数を低減させる
制御を行えるのである。
【0028】図2を参照すると、電流波形生成回路9
は、2種類の基準電圧Vr1、Vr2と2値信号S5、
S11を出力する。基準電圧Vr1、Vr2及び2値信
号S5、S11は、それぞれ、メモリ(RAM)9b、
9a、9c及び9dに記憶された情報に基づいて生成さ
れる。メモリ9b、9a、9c及び9dは、各々のアド
レスにそれぞれ8ビット、8ビット、1ビット及び1ビ
ットのデータを保持している。メモリ9aから読み出さ
れる8ビットデータは、D/A(デジタル/アナログ)
変換器9eでアナログ電圧に変換され、増幅器9gを通
って基準電圧Vr2になる。同様に、メモリ9bから読
み出される8ビットデータは、D/A(デジタル/アナ
ログ)変換器9fでアナログ電圧に変換され、増幅器9
hを通って基準電圧Vr1になる。また、増幅器9g、
9hの入力には、CPU11が出力するアナログ信号S
1のレベルが加算される。信号S1のレベルを調整する
ことにより、基準電圧Vr1、Vr2を微調整すること
ができる。また、メモリ9cが出力する1ビットデータ
は、アンドゲート9iを通って信号S5になる。アンド
ゲート9iの一方の入力端子には、CPU5が出力する
2値信号(スタート/ストップ信号)S3が印加され
る。SRモータ1を駆動している時には、常時信号S3
が高レベルHになるので、メモリ9cの出力信号がその
まま2値信号S3になる。メモリ9dが出力する1ビッ
トデータはそのまま信号S11となる。
【0029】メモリ9a、9b、9c及び9dは、それ
ぞれ多数のアドレスを有しており、各々のアドレスは、
回転子Rの回転角度の各々(1度単位)に対応付けられ
ている。アドレスデコーダ9jは、角度センサ1dによ
って検出された回転子Rの回転角度の信号S13から、
アドレス情報を生成する。このアドレス情報が、3組の
メモリ9a、9b、9c及び9dのアドレス入力端子に
同時に入力される。従って、SRモータ1が回転する時
には、メモリ9a、9b、9c及び9dは、各々の回転
角度に応じたアドレスに保持されたデータを順次に出力
する。従って、基準電圧Vr1、Vr2及び2値信号S
5、S11の状態は、回転角度毎に変化しうる。
【0030】実際には、図4に示すような波形の電流を
3相のコイルに流すために、メモリ9a及び9bには、
それぞれ、図8に示すような通電マップの情報が保持さ
れる。即ち、回転角度(この例では0.5度毎)の各々
に対応付けたアドレスに、その位置で設定すべき電流の
目標値が保持される。メモリ9a及び9bの情報は、夫
々基準電圧Vr2及びVr1に対応しているので、Vr
2>Vr1の関係を満たすように、メモリ9aの内容と
メモリ9bの内容とは少し異なっている。前述のよう
に、コイル1aに流れる電流のレベルは、基準電圧Vr
1に追従するように変化するので、コイル1aに流した
い電流の波形を基準電圧Vr1、Vr2としてメモリ9
a及び9bに登録しておくことにより、図4に示すよう
に電流を流すことができる。
【0031】この実施形態では、3相のコイル1a、1
b及び1cに対する通電/非通電を、図4に示すように
回転子Rが30度回転する毎に切換える必要があるが、
図4に示すような波形をメモリ9b及び9aに登録して
おくことにより、30度毎の通電/非通電の切換えも信
号S71、S72、S5,S11によって自動的に実施
される。即ち、各コイルの通電/非通電の切換えをCP
U5が実施する必要はない。
【0032】また、メモリ9cについては、大部分のア
ドレスに信号S5の高レベルHに対応する「1」の情報
が保持されているが、電流の目標値(Vr1、Vr2)
が急激に低下する角度に対応するアドレスには、信号S
5の低レベルLに対応する[0]の情報(強制遮断情
報)が保持されている。即ち、電流の目標値(Vr1、
Vr2)の波形の立下がり開始時点のように、その下降
の傾きが急峻であり、電流の変化速度を速くした方が良
いことが予想される回転角度では、信号S72による自
動切換えを待つことなく、メモリ9cに記憶した情報に
よって信号S5を低レベルLに切換え、強制的に電流変
化速度を速くする。これにより、電流変化速度の切換え
に時間遅れが生じるのを避けることができ、目標値に対
する電流の追従性が更に改善される。メモリ9dについ
ては、各モータ出力条件に応じて、実電流の大小に拘わ
らず、トランジスタ12aをオフさせたい角度に対応す
るアドレスに信号S11の低レベルLに対応する「0」
の情報が保持されており、それ以外の部分では信号S1
1の高レベルHに対応する「1」の情報が保持されてい
る。
【0033】メモリ9a、9b、9c及び9dは、書き
込みと読み出しが可能であり、書き込みと読み出しを同
時に実施しうる。メモリ9a、9b、9c及び9dは、
信号線S2を介してCPU5と接続されており、CPU
5は、必要に応じてメモリ9a、9b、9c及び9dの
内容を更新する。
【0034】CPU5の動作の概略を図5に示す。図6
を参照してCPU5の動作を説明する。電源がオンする
と、ステップ61で初期化を実行する。即ち、CPU5
の内部メモリの初期化及び内部タイマ、割込み等のモー
ドセットを実施した後、システムの診断を実施し、異常
がなければ次の処理に進む。
【0035】ステップ62では、入力インターフェース
6を介して、シフトレバー、ブレーキスイッチ、アクセ
ルスイッチ及びアクセル開度センサが夫々出力する信号
の各々の状態を読取り、その状態を内部メモリに保存す
る。ステップ62で検出した状態に何らかの変化があっ
た場合には、ステップ63からステップ64に進む。変
化がない時には、ステップ63からステップ65に進
む。
【0036】ステップ64では、ステップ62で検出し
た各種状態に基づいて、SRモータ1の駆動トルクの目
標値を決定する。例えば、アクセル開度センサによって
検出されたアクセル開度が増大した時には、駆動トルク
の目標値も増大する。また、ここで目標トルクの変化を
示すトルク変更フラグをセットする。
【0037】ステップ65では、SRモータの回転速度
を検出する。検出した回転速度データは内部メモリに保
存する。
【0038】SRモータ1の回転速度に変化がある時に
はステップ66からステップ68に進み、回転速度に変
化がなければステップ67に進む。ステップ67では、
トルク変更フラグの状態を調べ、フラグがセットされて
いる時、即ち目標トルクの変化がある時には、ステップ
68に進み、目標トルクに変化がない時にはステップ6
2に戻る。
【0039】ステップ68では、マップ用メモリ7から
データを入力する。この実施形態では、マップ用メモリ
7は、予め様々なデータを登録した読み出し専用メモリ
(ROM)で構成されており、図7に示すようなデータ
が保持されている。
【0040】即ち、マップ用メモリ7には、SRモータ
1の様々な目標トルクと様々な回転数(回転速度)の夫
々に対応付けられた多数のデータCnm(n:トルクに
対応する列の数値、m:回転数に対応する行の数値)が
電流マップとして保持されておりデータCnmの1組に
は、通電オン角度、第1の通電オフ角度、第2の通電オ
フ角度、及び電流目標値が含まれている。例えば、トル
クが30[N・m]で回転数が6000[rpm]の時
のデータC34の内容は、44度、58.0度、66.
0度及び300[A]である。即ち、0〜90度の回転
角度の範囲内において、特定のコイルに44.0度から
58.0度まで300Aを通電し、58.0度から6
6.0度までは、コイルへの通電を調整する2つのトラ
ンジスタのうちどちらか一方だけをオフにし、直流電源
から電力を供給しない。また、0度から43.95度の
範囲、及び66.05度から90.0度の範囲では電流
を遮断することを意味する。ステップ68では、その時
のトルクと回転数に応じて選択した、Cnmの1組のデ
ータを入力する。
【0041】図5(a)は、目標トルク及び回転速度に
基づき、各相コイルについて、通電オン角度、通電オフ
角度、及び回転角度に対応する目標電流値を決定し、回
転角度が通電オン角度になった時に第1及び第2スイッ
チング素子を共にオンにし、回転角度が通電オフ角度に
なるまでの間は実電流値が目標電流値を超えることに応
じて第1のスイッチング素子をオフにし、回転角度が通
電オフ角度になった時に第1及び第2のスイッチング素
子を共にオフにする従来の制御、例えば、目標トルク及
び回転速度に基づき、コイル1aについて、通電オン角
度、通電オフ角度、及び回転角度に対応する目標電流値
を決定し、回転角度が通電オン角度になった時にスイッ
チング素子12a、12bを共にオンにし、回転角度が
通電オフ角度になるまでの間は実電流値が目標電流値を
超えることに応じてスイッチング素子12aをオフに
し、回転角度が通電オフ角度になった時にスイッチング
素子12a、12bを共にオフにする従来の通電制御を
行った場合の電流波形、トルク波形、鎖交磁束数の変化
を示す。図5の(a)に見られるように、通電オン角度
から通電オフ角度の範囲において一方のスイッチング素
子12bをオンにしたまま他方のスイッチング素子12
aを、実電流値と目標電流値との比較結果に応じてオ
ン、オフさせて実電流値を目標電流値に近似させた場合
には、スイッチング素子12a、12bを共にオンにし
た時から鎖交磁束数が増加を開始し、スイッチング素子
12a、12bを共にオフにするまでの間鎖交磁束数が
増加し続ける。
【0042】これに対して、この実施形態においては、
目標トルク及び回転速度に基づき、各相コイルについ
て、通電オン角度、第1の通電オフ角度、第2の通電オ
フ角度及び回転角度に対応する目標電流値を決定し、回
転角度が通電オン角度になった時に第1及び第2のスイ
ッチング素子を共にオンにし、回転角度が第1の通電オ
フ角度になるまでの間は実電流値が目標電流値を超える
ことに応じて第1及び第2のスイッチング素子の一方を
オフにし、回転角度が第1の通電オフ角度になった時に
は実電流値と目標電流値との間の大小関係に拘わらず第
1及び第2のスイッチング素子の一方をオフにし、回転
角度が第2の通電オフ角度になった時に第1及び第2の
スイッチング素子を共にオフにするものであり、例えば
目標トルク及び回転速度に基づき、コイル1aについ
て、通電オン角度、第1の通電オフ角度、第2の通電オ
フ角度及び回転角度に対応する目標電流値を決定し、回
転角度が通電オン角度になった時にスイッチング素子1
2a、12bを共にオンにし、回転角度が第1の通電オ
フ角度になるまでの間は実電流値が目標電流値を超える
ことに応じてスイッチング素子12aをオフにし、回転
角度が第1の通電オフ角度になった時には実電流値と目
標電流値との間の大小関係に拘わらずスイッチング素子
12aをオフし、回転角度が第2の通電オフ角度になっ
た時にスイッチング素子12a、12bを共にオフにす
るものであり、この場合の電流波形、トルク波形、鎖交
磁束数の変化は図5の(b)に示すようになる。図5の
(b)に示すように、スイッチング素子12a、12b
を共にオンにした後の実電流値と目標電流値との間の大
小関係に拘わらずスイッチング素子12aをオフにして
からスイッチング素子12a、12bを共にオフにする
までの間は実電流値と目標電流値との間の大小関係に拘
わらずスイッチング素子12aをオフにした時点で止ま
る。図5の(a)と(b)から明らかなように、スイッ
チング素子12a、12bを共にオフにするのに先立
ち、実電流値と目標電流値との間の大小関係に拘わらず
スイッチング素子12aをオフにする(b)では、実電
流値と目標電流値との間の大小関係に拘わらずスイッチ
ング素子12aをオフにしてからスイッチング素子12
a、12bを共にオフにするまでの間のトルクが低下す
るものの、ある程度のトルクを出力している。そして、
実電流値と目標電流値との間の大小関係に拘わらずスイ
ッチング素子12aをオフにしてからスイッチング素子
12a、12bを共にオフにするまでの間、鎖交磁束数
の増加が停止するため、鉄損失が(a)の場合よりも低
減し、SRモータの効率が向上する。
【0043】以上、この出願の発明を適用したSRモー
タの通電制御装置につき詳細に説明したが、この出願の
発明の適用範囲はSRモータに限定されるものではな
く、SRモータと同様な構成を備える電気モータに適用
することができる。
【0044】
【発明の効果】以上の如く、この出願の発明は、SRモ
ータ等の電気モータの目標トルク及び回転速度に基づ
き、各相コイルについて、通電オン角度、第1の通電オ
フ角度、第2の通電オフ角度及び回転角度に対応する目
標電流値を決定し、回転角度が通電オン角度になった時
に第1及び第2のスイッチング素子を共にオンにし、回
転角度が第1の通電オフ角度になるまでの間は実電流値
が目標電流値を超えることに応じて第1及び第2のスイ
ッチング素子の一方をオフにし、回転角度が第1の通電
オフ角度になった時には実電流値と目標電流値との間の
大小関係に拘わらず第1及び第2のスイッチング素子の
一方をオフにし、回転角度が第2の通電オフ角度になっ
た時に第1及び第2のスイッチング素子を共にオフにす
るものであり、かかる制御を中高速域や低トルク時に行
うことにより鉄損失を低減して効率を向上することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施形態であるスイッチド
リラクタンスモータ(SRモータ)の通電制御装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の一部分の詳細な構成を示すブロック図で
ある。
【図3】SRモータの基本的な構成と動作を示す図であ
る。
【図4】SRモータを駆動する場合の励磁電流指示の波
形例を示すタイムチャートである。
【図5】電流波形、トルク波形、鎖交磁束数の変化を示
す図で、(a)は従来の通電装置による場合を示し、
(b)はこの出願の発明に実施形態による場合を示す。
【図6】CPU11の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】電流マップメモリ13aの内容を示すマップで
ある。
【図8】通電マップメモリの内容を示すマップである。
【符号の説明】
1・・・SRモータ 1a、1b、1c、CL・・・コイル 1d・・・角度センサ ECU・・・コントローラ 5・・・CPU 6・・・入力インターフェース 7・・・マップ用メモリ 8・・・電源回路 9・・・電流波形生成回路 9a、9b、9c・・・メモリ 9d・・・アドレスデコーダ 9e、9f・・・D/A変換器 9g、9h・・・増幅器 10・・・比較回路 10a、10b・・・アナログ比較器 11・・・出力判定回路 12、13、14・・・ドライバ 12a、12b・・・スイッチング素子(IGBT) 12c、12d・・・ダイオード 12e、12f・・・電源ライン R・・・回転子 S・・・固定子 Ra〜Rd、Sa〜Sf・・・極部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬 暁鴎 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子に配設された複数相コイルの各々
    が、その一端を電源高電位ライン及び電源低電位ライン
    のうちの一方ラインに第1のスイッチング素子を介して
    接続されると共に電源高電位ライン及び電源低電位ライ
    ンのうちの他方ラインにその後者からその前者への電流
    流通を許す第1のダイオードを介して接続され、かつそ
    の他端を前記他方ラインに第2のスイッチング素子を介
    して接続されると共に前記一方ラインにその前者からそ
    の後者への電流流通を許す第2のダイオードを介して接
    続されている電気モータにおいて、 回転子の回転角度を検出する角度検出手段と、 回転子の回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記各相コイルに実際に流れる実電流値を検出する実電
    流検出手段と、 外部からの入力情報に基づいて当該スイッチドリラクタ
    ンスモータの目標トルクを計算し、該目標トルク及び前
    記回転速度に基づき、前記各相コイルの各々について、
    通電オン角度、第1の通電オフ角度、第2の通電オフ角
    度及び目標電流値を決定し、前記回転角度が前記第2の
    通電オフ角度から前記通電オン角度へ移行する間は前記
    第1及び第2のスイッチング素子の同時のオフを維持
    し、前記回転角度が前記通電オン角度から前記第1の通
    電オフ角度へ移行する間は前記第1及び第2のスイッチ
    ング素子の一方のオンと同時にその他方のオフと前記第
    1及び第2のスイッチング素子の同時のオンとを交互に
    繰り返しすことによって前記実電流値を前記目標電流値
    に近似させ、前記回転角度が前記第1の通電オフ角度か
    ら前記第2の通電オフ角度へ移行する間は前記第1及び
    第2のスイッチング素子の一方のオンと同時にその他方
    のオフを維持する制御手段とを備えたことを特徴とする
    電気モータの通電制御装置。
JP11073696A 1998-03-30 1999-03-18 電気モ―タの通電制御装置 Withdrawn JPH11346494A (ja)

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JP8343898 1998-03-30
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001286172A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Lg Electronics Inc 単相srm駆動装置及び方法
US6462504B2 (en) 2000-03-29 2002-10-08 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Energization control device for electric motors
US6803739B2 (en) 2001-09-04 2004-10-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and apparatus for controlling synchronous motor
CN111095776A (zh) * 2017-12-07 2020-05-01 株式会社美姿把 马达控制装置

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CN111095776B (zh) * 2017-12-07 2023-08-29 株式会社美姿把 马达控制装置

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