JPH11347052A - 歯牙改質装置および改質剤 - Google Patents

歯牙改質装置および改質剤

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JPH11347052A
JPH11347052A JP11109865A JP10986599A JPH11347052A JP H11347052 A JPH11347052 A JP H11347052A JP 11109865 A JP11109865 A JP 11109865A JP 10986599 A JP10986599 A JP 10986599A JP H11347052 A JPH11347052 A JP H11347052A
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apatite
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Yuusuke Nonomura
友佑 野々村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯牙を改善する歯牙改質装置と歯牙改質剤。 【解決手段】 すくなくとも改質剤の一成分として、歯
牙の構成要素をふくみ、これを歯牙に添加して、歯牙改
善装置の励起手段により励起し、歯牙を改善させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯牙の質や量を改
善するために、歯牙表面より歯牙に対して改質剤を投与
し、その改質剤と歯牙の相互作用を歯牙改質装置により
行う。そして、それにより歯牙の美容や治療、予防等に
使用して好適なものである。
【0002】
【発明の背景】これまで類似の技術手段は、存在しなか
った。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、歯牙の改質が可能な歯牙改質装置
と歯牙改質剤の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の歯牙改質装置、
歯牙改質剤は、次の技術的手段を採用した。 〔請求項1の手段〕歯牙改質装置および改質剤は、所定
の改質剤が表面に付与された歯牙に、改質剤または歯牙
のいずれか一方または、その両方の反応促進をおこなう
励起手段を備える歯牙改質装置である事を特徴とする歯
牙改質装置。
【0005】〔請求項2の手段〕請求項1における歯牙
改質装置は、分子振動付与手段が励起手段である事を特
徴とする歯牙改質装置。
【0006】〔請求項3の手段〕請求項2における歯牙
改質装置は、分子振動伝達手段を有する事を特徴とする
歯牙の歯牙改質装置。
【0007】〔請求項4の手段〕請求項1における歯牙
改質装置は、熱励起手段が励起手段である事を特徴とす
る歯牙改質装置。
【0008】〔請求項5の手段〕請求項1から請求項4
のいずれかの歯牙改質装置は、その励起手段における励
起時間を制御する、励起制御手段を有する事を特徴とす
る歯牙改質装置。
【0009】〔請求項6の手段〕請求項1から請求項5
のいずれかの歯牙改質装置の励起手段によって励起が与
えられる 歯牙に付与される歯牙を構成する物質を含む
改質剤を採用する。
【0010】〔請求項7の手段〕請求項1から請求項6
のいずれかの改質剤は、少なくともアパタイト前駆体を
含む事を特徴とする。
【0011】〔請求項8の手段〕請求項1から請求項7
のいずれかの改質剤は、少なくとも易結合状態アパタイ
トを含む事を特徴とする。
【0012】〔請求項9の手段〕請求項1から請求項8
のいずれかの改質剤は、少なくともアパタイト結合剤を
含む事を特徴とする。
【0013】〔請求項10の手段〕請求項1から請求項
9のいずれかの改質剤は、少なくとも反応改善剤を含む
事を特徴とする。
【0014】〔請求項11の手段〕請求項1から請求項
10のいずれかの改質剤は、少なくともヒドロキシアパ
タイト、フルオロアパタイト、所定の元素アパタイト、
非化学量論的アパタイト、ヒドロキシアパタイトの格子
欠損物、ヒドロキシアパタイトの原子欠損物、Ca欠損
型アパタイト、リン酸欠損型アパタイト、OH欠損アパ
タイト、OH置換アパタイト、Ca10−x(HP
(PO 6−x(OH)2−x(n・H
O)ここでxは0〜1でnは0〜2のいずれかまた
は、そのいずれかの組み合わせを含むことを特徴とす
る。
【0015】〔請求項12の手段〕請求項1から請求項
11のいずれかの改質剤は、少なくともカルシウムイオ
ン、燐酸イオン、水酸イオン、無機イオン、有機イオ
ン、HOまたは、その供給物のいずれかまたは、その
組み合わせを含む流動性を有することを特徴とする。
【0016】〔請求項13の手段〕請求項1から請求項
12のいずれかの改質剤は、少なくともCa(P
、Ca(POO、Ca(PO
OH、またはCa(PO・X、Ca(P
・Xで(n>0、m>0、z>0、Xは所定の
物質または無し)あらわせる化合物のいずれかまたは、
そのいずれかの組み合わせを含むことを特徴とする。
【0017】〔請求項14の手段〕請求項1から請求項
13のいずれかの改質剤は、少なくともCaO、CaC
、CaH(PO)、CaH(PO)・2H
O、Ca(HPO、CaH(PO)(O
H)、CaCl、Ca(OH)、Ca(N
、H(PO)、KH(PO)、(NH
H(PO)、NH(OH)、NH(P
)、NHOH、CaF、P,P
4−、Ca、Ca(PO、Ca
(PO)(OH)、CaH(PO)(O
H)、CaH(PO)O、Ca(PO
、CaH(PO(OH)、Ca(PO
(OH)、Ca(POO、Ca
(PO(OH)、CaH(PO、Ca
(PO(OH)、CaH(PO
(OH)、CaH(POO、Ca
(PO、Ca (PO、CaH(PO
(OH)、Ca(POO、Ca
(PO(OH)、Ca(PO(O
H)、Ca(POO、CaH(P
、Ca(PO(OH)、Ca
(PO(OH)、CaH(PO(O
H)、CaH(POO、Ca(P
・3HO、Ca(PO.nH
O(n>0)、Ca(HPO(PO(O
H)、Ca(HPO )(PO(OH)、C
(HPO)(PO(OH)(HO)、C
(HPO)(PO(OH)(2.5H
O)、Ca(PO 、アルミナ,ジルコニア、
TiO,SiO、SiCのいずれかまたは、そのい
ずれかの組み合わせを含むことを特徴とする。
【0018】〔請求項15の手段〕請求項1から請求項
14のいずれかの改質剤は、少なくともコラーゲンを含
むことを特徴とする。
【0019】〔請求項16の手段〕請求項1または請求
項15のいずれかの改質剤は、少なくともコンドロイチ
ン硫酸を含むことを特徴とする。
【0020】〔請求項17の手段〕請求項1から請求項
16のいずれかの改質剤は、少なくともフッ素を含むこ
とを特徴とする。
【0021】〔請求項18の手段〕請求項1から請求項
17のいずれかの改質剤は、少なくともリン酸塩を含む
ことを特徴とする。
【0022】〔請求項19の手段〕請求項1から請求項
17のいずれかの改質剤は、少なくともレジン、レジン
前駆体、セラミックス、セラミック前駆体のいずれかま
たは、そのいずれかの組み合わせを含む、または添加す
ることを特徴とする。
【0023】〔請求項20の手段〕請求項1から請求項
19のいずれかの改質剤は、少なくともグルコースやグ
ルカンなど有機物を含む、または添加することを特徴と
する。
【0024】
【発明の作用および発明の効果】〔請求項1の作用およ
び効果〕歯牙改質装置および改質剤は、所定の改質剤が
表面に付与された歯牙に、改質剤または歯牙のいずれか
一方または、その両方の反応促進をおこなう励起手段を
備える歯牙改質装置である事を特徴とするので、歯牙の
表面が改善される。
【0025】〔請求項2の作用および効果〕請求項1に
おける歯牙改質装置は、分子振動付与手段が励起手段で
ある事を特徴とするので、電磁波を介せずか、またはほ
とんど介せずに直接分子振動を付与できる。
【0026】〔請求項3の作用および効果〕請求項2に
おける歯牙改質装置は、分子振動伝達手段を有する事を
特徴とするので接触面積を大きくとれるので、そのよう
な場合には効率があがる。
【0027】〔請求項4の作用および効果〕請求項1に
おける歯牙改質装置は、熱励起手段が励起手段である事
を特徴とするので、装置が簡単で、安価になる。
【0028】〔請求項5の作用および効果〕請求項1か
ら請求項4のいずれかの歯牙改質装置は、その励起手段
における励起時間を制御する、励起制御手段を有する事
を特徴とするので、効果的で、歯牙または改質剤の損傷
が少なく歯牙表面の改善ができる。
【0029】〔請求項6の作用および効果〕請求項1か
ら請求項5のいずれかの歯牙改質装置の励起手段によっ
て励起が与えられる 歯牙に付与される歯牙を構成する
物質を含む改質剤を採用するので、歯牙と親和性の高い
歯牙改善ができる。
【0030】〔請求項7の作用および効果〕請求項1か
ら請求項6のいずれかの改質剤は、少なくともアパタイ
ト前駆体を含む事を特徴とするので、アパタイトを成生
する事ができるので、、自然な歯牙改質ができる。
【0031】〔請求項8の作用および効果〕請求項1か
ら請求項7のいずれかの改質剤は、少なくとも易結合状
態アパタイトを含む事を特徴とするので、容易にアパタ
イトどうし、または他のリン酸塩などと結合できる。
【0032】〔請求項9の作用および効果〕請求項1か
ら請求項8のいずれかの改質剤は、少なくともアパタイ
ト結合剤を含む事を特徴とするので、アパタイト同士な
どの改質剤同士や歯牙と改質剤などを結合できる。
【0033】〔請求項10の作用および効果〕請求項1
から請求項9のいずれかの改質剤は、少なくとも反応改
善剤を含む事を特徴とするので、反応速度向上、生成物
向上、結晶性向上などができる。
【0034】〔請求項11の作用および効果〕請求項1
から請求項10のいずれかの改質剤は、少なくともヒド
ロキシアパタイト、フルオロアパタイト、所定の元素ア
パタイト、非化学量論的アパタイト、ヒドロキシアパタ
イトの格子欠損物、ヒドロキシアパタイトの原子欠損
物、Ca欠損型アパタイト、リン酸欠損型アパタイト、
OH欠損アパタイト、OH置換アパタイト、Ca
10−x(HPO(PO 6−x(OH)
2−x(n・HO)ここでxは0〜1でnは0〜2の
いずれかまたは、そのいずれかの組み合わせを含むこと
を特徴とするので、アパタイトの結晶成長、結合、また
は結晶整合などができる。
【0035】〔請求項12の作用および効果〕請求項1
から請求項11のいずれかの改質剤は、少なくともカル
シウムイオン、燐酸イオン、水酸イオン、無機イオン、
有機イオン、HOまたは、その供給物のいずれかまた
は、その組み合わせを含む流動性を有することを特徴と
するので、アパタイトの結晶(成長または整合)を向上
させることができる。
【0036】〔請求項13の作用および効果〕請求項1
から請求項12のいずれかの改質剤は、少なくともCa
(PO、Ca(POO、Ca(PO
OH、またはCa(PO・X、Ca
(PO・Xで(n>0、m>0、z>0、Xは
所定の物質または無し)あらわせる化合物のいずれかま
たは、そのいずれかの組み合わせを含むことを特徴とす
るので、アパタイトを容易に発生することができ、また
アパタイト間を容易に結合させ、またアパタイトの易結
合状態にもなることができる。よって歯牙改善ができ
る。
【0037】〔請求項14の作用および効果〕請求項1
から請求項13のいずれかの改質剤は、少なくともCa
O、CaCO、CaH(PO)、CaH(PO
・2HO、Ca(HPO、CaH(P
)(OH)、CaCl、Ca(OH)、Ca
(NO、H(PO)、KH(PO)、
(NH H(PO)、NH(OH)、NH
(PO)、NHOH、CaF、P,P
4−、Ca、Ca(PO
Ca(PO)(OH)、CaH(PO)(O
H)、CaH(PO)O、Ca(PO
、CaH(PO(OH)、Ca(PO
(OH)、Ca(POO、Ca
(PO(OH)、CaH(PO、Ca
(PO(OH)、CaH(PO
(OH)、CaH(POO、Ca
(PO、Ca (PO、CaH(PO
(OH)、Ca(POO、Ca
(PO(OH)、Ca(PO(O
H)、Ca(POO、CaH(P
、Ca(PO(OH)、Ca
(PO(OH)、CaH(PO(O
H)、CaH(POO、Ca(P
・3HO、Ca(PO.nH
O(n>0)、Ca(HPO(PO(O
H)、Ca(HPO )(PO(OH)、C
(HPO)(PO(OH)(HO)、C
(HPO)(PO(OH)(2.5H
O)、Ca(PO 、アルミナ,ジルコニア、
TiO,SiO、SiCのいずれかまたは、そのい
ずれかの組み合わせを含むことを特徴とするので、歯牙
改善ができる。
【0038】〔請求項15の作用および効果〕請求項1
から請求項14のいずれかの改質剤は、少なくともコラ
ーゲンを含むことを特徴とするので、象牙質の改善がで
きる。
【0039】〔請求項16の作用および効果〕請求項1
または請求項15のいずれかの改質剤は、少なくともコ
ンドロイチン硫酸を含むことを特徴とするので、象牙質
の改善ができる。
【0040】〔請求項17の作用および効果〕請求項1
から請求項16のいずれかの改質剤は、少なくともフッ
素を含むことを特徴とするので、歯質強化ができる。即
ちフルオロアパタイトの形成促進をうながし、歯牙また
は改質剤に水酸アパタイトがあればアパタイトの強化が
される。
【0041】〔請求項18の用および効果〕請求項1か
ら請求項17のいずれかの改質剤は、少なくともリン酸
塩を含むことを特徴とするので、アパタイト前駆体とし
て活用できる。
【0042】〔請求項19の作用および効果〕請求項1
から請求項18のいずれかの改質剤は、少なくともレジ
ン、レジン前駆体、セラミックス、セラミック前駆体の
いずれかまたは、そのいずれかの組み合わせを含む、ま
たは添加することを特徴とするので、コーティング剤を
既知の材料で覆うなどして、熟成や励起を持続する事が
できるし、金属やレジン、またはセラミック修復材など
の既知の修復材に結合できる。
【0043】〔請求項20の作用および効果〕請求項1
から請求項19のいずれかの改質剤は、少なくともグル
コースやグルカンなど有機物を含む、または添加するこ
とを特徴とするので、改質剤の表面を覆い水分の蒸発を
ふせいだり、改質剤を歯牙に長時間保持したり、共鳴波
長を高率より伝達したり、COなどの不純物を生じ易
いガスなどの混入を防ぐ事が出来る。
【0044】
【発明の実施の形態】次に、本発明の歯牙改質装置を、
図1〜図7に示す実施例または変形例に基づき説明す
る。まずここで、アパタイト前駆体とは、Ca(PO
をはじめとしてCa (PO・X、Ca
(PO・X(ただしn>0、m>0、z>
0、Xは無いときもあるし、OやOH基など適当な反応
基が付加している場合もある。)など、またはほとんど
のリン酸塩などような何らかの反応によりアパタイトに
変化する物質をいう。また易結合状態アパタイトとは、
ヒドロキシアパタイトの格子欠損物などのような物質
で、他のアパタイトとCaやPOなどの作用によるな
どにより結合性をもつアパタイトであり、アパタイト結
合剤とはCaイオン、POイオン、第2リン酸カルシ
ウム、や樹脂のモノマーなどでアパタイト間を結合する
ためなどのものをいう。さらに反応改善剤とは、反応速
度を速めたり、結晶性を向上させたりする薬剤を言う。
一例として反応速度を速めるpH調整剤、触媒、有機
酸、またはアパタイトの結晶性を向上させるためのCa
イオンなどである。ここで、いくつかの物質は、アパタ
イト前駆体、易結合状態アパタイト、アパタイト結合剤
に共通な場合がある。一例をあげれば、Ca(P
、Ca(POO、Ca(PO
OHなどは、アパタイト前駆体であり、またある状態に
おいては、易結合状態アパタイトとなり、さらにまたあ
る状態においてはアパタイト結合剤となるような物質も
ある。
【0045】〔実施例の構成〕第1実施例は、歯牙改質
装置としての使用を提示する。図1は第1実施例におけ
る歯牙改質装置のブロック図で、歯牙の歯牙改質装置の
概略図および歯牙改質剤が表面に付与された歯牙の概略
断面図である。
【0046】図1の歯牙は、歯牙アパタイトが齲蝕、摩
耗、変色または酸などにより劣化しているものである。
この部位に改質剤を塗布し励起して、表層または、表面
内部を強化するように使用する。もちろん改質剤や励起
が深く浸透すれば深部の改善に使用しても良い。
【0047】歯牙改質装置は、第1実施例において、第
1実施例の励起手段は、分子振動を付与する事を特徴と
するもので、分子を励起する励起手段3を備え、第1実
施例においては、基本的にこの励起手段3のみを使用す
る。本実施例の励起手段3は、Ca(POの共
鳴波長(9μm付近程度から10μm付近程度で改質剤
中などに存在するCa(POの波長に調整され
る。)を中心に分子振動を生じている分子振動板5と、
その分子振動板5に電力を供給する電力供給手段(図2
または図3では、電線部6のみを図示する。)からなる
分子振動付与手段である。ここで、図2のような形状を
とっても良いし、図3のような形状を採用しても良いな
ど本発明の趣旨に沿えばどのような形または材質を採用
しても良い。具体的な一例としてこの分子振動版はアル
ミナとけい石によってなるもので9.65μm付近を中
心に分子振動を電力供給により発生することができる。
(ここでは、ニクロム線を分子振動板に埋め込み、それ
に電力を供給する。)これを、改質剤のコーティングし
た歯牙に近接または、接触させる。これにより分子振動
板から直接的にCa(POの共鳴波長に対して
励起をおこす事ができる。ここで、分子振動板にFe,
Cu,Mn,Co,Sb,Snなどを添加して励起波長
や波長域を調整しても良い。
【0048】ここで、分子振動を分子振動板より直接伝
達しても良いし、また分子振動伝達手段を使用しても良
い。一例として、シリコーングリスやHOなどを分子
振動伝達手段として分子振動板と歯牙や改質剤などの被
励起物質に挿入して使用するなどである。そして歯牙改
質剤1が付与された歯牙2に、Ca(POの共
鳴波長を、励起制御手段にて適時制御され励起するもの
である。もちろんここでCOレーザなどを使用して同
様の効果を上げても良いし、また倍音励起を行うためレ
ーザなどの励起手段を使用しても良い。一例として10
倍波の0.96μm〜基準波の9.6μmまでの半導体
レーザーなどや、9倍波のガラスレーザーやYAGレー
ザー、8倍波近似のHe−Neレーザの1.15μm、
色素レーザーによる8倍波、n倍波を自由に設定できる
グローバー光源にバンドパスフィルター使用などであ
る。また励起手段として分子振動付与手段としての分子
振動発生手段と分子振動伝達手段を使用して同様の効果
を得ても良い。一例として改質剤上に分子振動伝達手段
としてのシリコーングリスを盛り(塗布し、)その上に
分子振動付与手段としての分子振動発生材(生石灰に水
など)を盛ったり(塗布したり)、またCOレーザな
どの電磁照射手段を使用する。この時シリコーングリス
が9.6μm付近を中心にして、分子振動を分子振動付
与手段より吸収し、この波長を中心として分子振動を起
こす。これによってこの振動を直接的に改質剤に伝達す
る事ができる。(この時倍音を遮蔽する遮蔽剤を使用し
ても良いし、また倍音をそのまま伝達し励起をおこして
も良いし、また特定の倍音のみを抽出して励起しても良
い。)さらにまたこの場合、分子振動伝達手段は反応改
善剤としても働く、すなわち改質剤の水分蒸発防止や、
この場合において不要なCOなどのガスの混入を防ぎ
反応を促進し、かつアパタイトの結晶性を向上させる。
ここで、これらを歯牙を覆うシェル、ジャケットクラウ
ン、テンプレート、ナイトガードなどの歯牙に対する被
覆物ににて保持または、反応改善剤として使用しても良
い。その場合歯牙を覆う改質剤の入る第1空隙と、励起
のための薬剤の入る第2空隙を設けても良いし、第1空
隙と他の励起手段(電磁波照射手段など)を使用しても
良い。
【0049】ここで、分子振動板をアレイ状などにして
励起範囲のエネルギー量を制御しても良い。この場合歯
牙の部分部分に対して最適な強度の分子振動を付与する
事ができる。また個々の素子の分子振動波長を違うもの
を使用しても良い。この場合結晶成長におけるピーク波
長シフトに対応したり、また歯牙表面におけるアパタイ
トの共鳴波長のばらつきに対応したり、歯牙や添加物の
様々な共鳴波長を交互または、連続的、または段階的に
励起して、より結晶成長を良好なものとする事ができ
る。さらにまたとある歯牙のエナメル質アパタイトの
9.4μmの共鳴波長(もちろん歯牙によって8.8〜
10μm未満にばらつきがあるので、改質する歯の吸収
波長を計測して使用しても良い。)と、改質剤中のCa
(PO の9.65μmとに対応しても良い。ま
た受信手段を併用して最適波長にて駆動しても良い。
【0050】さらにまた、HOの吸収波長である3μ
m付近の分子振動にて励起して、Ca(PO
反応を促進しても良い。具体的には、HOの共鳴波長
(具体的には2.9μm±δ、6.1μm±δ、あるい
は3μmほど)を中心とした分子振動付与手段を採用す
るなどである。さらに具体的には、ニクロム線を分子振
動板に採用するなどである。もちろんエルビュウムヤグ
レーザを使用するなどして同様の効果を得ても良い。ま
た同時または時分割的に併用しても良い。また基準振動
ばかりではなく、倍音を使用しても良い。一例としてC
(PO における9.65μmの2〜100倍
音のいずれか一つか、またはその組み合わせを使用する
などである。もちろん効果があれば、その他の倍音を使
用しても良い。特に倍音を使用する場合、反応セルをレ
ーザ共振機に入れるなどしたり、再輻射波を測定して励
起波長の同調精度をあげても良い。
【0051】また複数波長の励起、即ち複励起手段4を
備えても良い。一例として上記Ca (POの波
長に加えてHOの共鳴波長(具体的には2.9μm±
δ、6.1μm±δ、あるいは3μmほど)の分子振動
板を採用するなどする。また他例として象牙質のコラー
ゲンに適用してもよい。具体的にはコラーゲンの共鳴波
長6±0.2μmあるいは6μmほど、または6.4μ
m±0.4μmのいずれか一方または、その両者の共鳴
波長を利用するなどである。複励起手段を使用する一例
をあげれば、図4のチャートのごとくHOの励起強度
曲線(上)とCa(POの励起曲線(下)を一
例として図示する。
【0052】さらにまた第3の波長を添加しても良い。
一例としてアパタイトなどの有するOH基の2.7μm
〜2.8μmや15.7μmなどを励起するなどであ
る。そしてこれらの複数波長の励起の場合においても、
倍音を使用しても良い。一例として第1励起手段は、
9.65μm、第2励起手段は、4.825μmという
具合にか、または第1励起を2.4μmにて行うなど、
その倍音と基準振動との比率、配列などはどのような組
み合わせでも良いし、倍音のみを単独で使用しても良
い。
【0053】なお、励起された歯牙から輻射される電磁
波強度からフィードバック制御するように設けても良
い。例えば、歯牙2の輻射をHgCdTeセンサ等の温
度センサで検出し、その検出値に応じて励起手段1の励
起量を制御しても良い。また、歯牙2の輻射をHgCd
Teイメージセンサ等の受像手段で受像させて、その画
像をモニター装置に映し出すようにしても良い。もちろ
んフィルターを付けて精度をあげても良い。ここで、励
起手段より波長を可変して付与し、もっとも吸収される
波長を選択するようにしても良いし、また歯牙表面にム
ラなく励起できるようにしても良い。
【0054】歯牙改質剤1は、歯牙を構成する物質を含
むもので、具体的には本実施例では共鳴分子波が与えら
れるとアパタイトまたはアパタイト類似の結晶ができ
る、あるいはアパタイトまたはアパタイト類似の結晶が
成長するものである。さらに具体的には、本実施例の歯
牙改質剤1は、歯牙2の表面に薄く均一的に歯牙改質剤
1を与えやすいように多少の流動性を有するもので、水
溶液中にCa(POを含むとともに、ヒドロキ
シアパタイトの結晶粉末(モル比において0〜99.9
99%)を含むもので、ここでは10対1の比率におい
てアパタイトとCa(POを含むものである。
(勿論重量比や容積比でも良い。)さらにCaイオンや
POイオンを添加しても良い。ここでこれらの物質の
比率や塗布する厚み、または供給するHOの付与量と
時間的量を制御してコーティング層の完成厚や、色調な
どの性質を制御しても良い。(HOは、脱気または脱
炭酸したものを使用したが、脱気または脱炭酸していな
いものでも良い。さらにまたHOは、酸化還元電位を
調整して反応速度や、結晶性の制御を行っても良いし、
前処理剤として使用、併用しても良い。)
【0055】さらに、歯牙2が歯牙改質剤1のコーティ
ングによって白くなりすぎないように、具体的には使用
者の歯牙の色や使用者の好みに応じた色が得られるよう
に、少量の着色剤や透明感を出す調整剤を含ませても良
い。ここで、前処理としてCa2+や、PO 3−ある
いは、Ca(POを、歯牙にあらかじめ添加し
ても良いし、酸やアルカリあるいは中性水で前処理をお
こなっても良い。ここでCa2+、PO 3−をイオン
の状態にて添加しても良いし、イオンをリリースする形
態にて添加しても良い。
【0056】この実施例では、歯牙改質剤1にCa
(POと、ヒドロキシアパタイトの結晶粉末と
が含まれる例を示すが、1つまたはそれぞれが独立して
チューブ等の容器に入れられた形で製造しておき、使用
時に混ぜ合わせて使用するようにしても良いし、歯牙2
の表面に順次付与するようにしても良いし、Ca(P
単体で使用しても良い。ここで、HOなどと
練和した後、さらにCa (POを追加し練和す
る追加練和しても良いなどの反応速度を速めるたねの反
応改善剤として使用しても良い。また使用するH
は、脱気や脱炭酸などをしたものを使用しても良い。
【0057】なお、歯牙改質剤1に含まれるCa(P
は、分子振動が与えられると振動エネルギーに
よって急速にアパタイトに転化してゆきアパタイトとし
て使用でき、またこの過程にてアパタイトと接触する部
分においてアパタイトどうしの結合(あるいはこれに類
似した結晶の成長)に使用されるものであり、歯牙2の
表面では歯牙2自体のヒドロキシアパタイトと一体化す
るものである。また、歯牙改質剤1に含まれるヒドロキ
シアパタイトの結晶粉末は、Ca(PO と一部
一体化するともに、歯牙2の表面では歯牙2自体のヒド
ロキシアパタイトと一体化するものである。ここで、C
2+、PO 3−をイオンの状態にて添加しても良い
し、イオンをリリースする形態にて添加しても良い。
【0058】Ca(POがアパタイト前駆体と
なり、アパタイトに転化してゆく、まずこれ自体がアパ
タイトになる。さらにこの過程において一緒に添加した
アパタイト同士の結合を行うので、アパタイト結合剤と
しても作用する。さらにまた、アパタイトに達する前段
階のCa(POが易結合性アパタイトの状態を
とるので、さらに改質剤の結合性が上昇する。ここで
は、Ca(POは、アパタイト前駆体、アパタ
イト結合剤、易結合性アパタイトとして使用したが、C
(POO、Ca(POOH、または
Ca(PO ・Xで(n>0)m>0、Xは所定
の物質または無し)などの他の物質を使用しても良い
し、また前者アパタイト前駆体、アパタイト結合剤、易
結合性アパタイト3つのうちのいずれか、または、その
組み合わせにて使用しても良い。
【0059】一例として蒸留水にアパタイトを分散、沈
殿させておき易結合性アパタイトを含有するアパタイト
泥を作成して使用するなどである。具体的には、蒸留水
と反応してPOやCaが溶け出しこの部分に欠損が生
じたアパタイトが生じる。このアパタイトは、歯牙表面
のアパタイトと容易に結合する事ができる状態となり、
このアパタイト泥をPOイオンやCaイオンを多量に
含むペーストと練和し、歯牙表面に塗布し、励起手段に
て励起を行う。もちろんこの易結合性アパタイトと、C
aイオンやPOイオンのいずれかのイオンまたは、い
ずれかの組み合わせにてだけで改質剤として使用しても
良いし、Ca(PO・X(n>0、m>0、X
は無いときやOやOH基やほかの金属やハロゲンなど)
などと併用しても良い。またオクタカルシウムホスフェ
イトや格子欠損アパタイトなどを易結合アパタイトとし
て使用しても良い。さらにまた他の材料と併用して使用
するなど本発明の趣旨に沿えばどのような組み合わせで
も良い。また他の非化学量論的アパタイトを生成して、
それを使用しても良い。
【0060】また、アパタイトを酸やアルカリ、または
焼結などにて処理を行いアパタイト前駆体、易結合性ア
パタイトやアパタイト結合剤として使用しても良い。こ
れらの改質剤に対する処理は、歯牙表面に適用しても良
い。
【0061】〔第1実施例の作動〕次に、歯牙の歯牙改
質装置の使用例を説明する。歯牙2の表面に歯牙改質剤
1を薄く均一的に付与する。そして励起手段3を作動さ
せ、励起手段3から付与された分子振動を歯牙改質剤1
が付与された歯牙2の表面に付与する。ここでは、まず
Ca(POの共鳴波長である9.65μmを付
与する。ここではα型を使用したが、同様な効果がえら
れれば、β型でも非晶質のものでも良い。ここで、この
共鳴波長は、改質剤中のCa(PO の状態また
は、アパタイトに転化するときなどにより波長変化する
ので、改質剤の共鳴波長を計測して使用するとさらに良
い。ここで、歯牙表面を清掃したり、酸によるヱッチン
グ、アルカリ処理、レーザーアニールなどの前処理を行
っても良い。またこれらの歯牙への処理を改質剤に施し
ても良い。
【0062】そして、複数の励起が行われるときには一
例として励起制御手段が、複励起手段4を駆動し、H
Oの共鳴波長である2.9μmの分子振動を付与する。
この時の励起手段と複励起手段は、一例として図4のタ
イムチャートのごとく励起される。すると、まずH
が励起(図4の下の曲線)され、改質剤と歯牙との親和
性が促進され、かつ改質剤のCa3(POまたは
アパタイトと歯質アパタイトとの反応性が増大する。そ
して、次に歯牙改質剤1のCa(PO が励起さ
れ(図4の上の曲線)結晶化、成長しつつ、歯牙2の表
面においてもヒドロキシアパタイト(あるいはこれに類
似した結晶)が結晶化して歯牙2と歯牙改質剤1との境
界部分が一体化し、結果的に歯牙2の表面に歯牙改質剤
1がコーティングされる。ここで、高い結晶性を有する
アパタイトを併用すればさらに化学的、物理的、生物的
性質が向上する。ここで、このタイムチャートは、一例
であるので、歯質に対してエナメル様コートが可能な
ら、どのような励起スケジュールを使用しても良い。
【0063】このコーティング層を複数積層させても良
い。この場合、次のコーティング層を形成する前に、歯
牙2にコーティングされた層の表面を適宜平滑処理を行
っても良い。また、各種クリーナーや清掃、エッチング
などの前処理を行ってから本操作を行っても良い。さら
にまた以上の励起手段は、電磁波照射手段を使用して同
様の効果を得ても良い。
【0064】〔第1実施例の効果〕このように、歯牙改
質剤1によって歯牙2の表面にヒドロキシアパタイト
(あるいはこれに類似した結晶)を含むコーティング層
が形成されるので、耐酸性が向上して齲蝕が予防できる
とともに、歯牙2の摩耗を抑制できる。また、歯牙2に
発生した亀裂などをヒドロキシアパタイト(あるいはこ
れに類似した結晶)によって埋めて齲蝕予防も実行でき
る。これにより既存の漂白剤や修復材よりも優れた効果
を発揮できる。この場合、コーティング層を積層させて
象牙質を覆っても良い。
【0065】〔第2実施例の構成〕図5および図6は電
磁波干渉装置の概略図である。上記の第1実施例では、
励起手段3から付与された所定波長の分子振動を、歯牙
改質剤1が付与された歯牙2の表面に、直接的に付与す
る例を示したが、この実施例では励起手段として第1電
磁波照射手段3から照射された電磁波を干渉装置(図
5、図6など)で干渉させて、その干渉によって共鳴し
た電磁波を歯牙改質剤1が表面に付与された歯牙2に照
射するものである。もちろん複励起手段として第2照射
手段4に応用しても良い。
【0066】この干渉装置は、図5に示すマッハツェン
ダータイプの電磁波干渉装置、あるいは図6に示すマイ
ケルソンタイプの電磁波干渉装置を用いたものである。
なお、図中の符号Mは電磁波を反射するミラーを示し、
符号HMは電磁波の一部を透過し、一部を反射するハー
フミラーを示す。そして、ミラーMあるいはハーフミラ
ーHMの角度を調節することで、共鳴波長が調節され
る。なお、この実施例では、干渉装置で共鳴波長を得る
ために、第1電磁波照射手段3として、所定波長(例え
ば、633nm)のレーザー光を照射するレーザー光発
生装置を用いるものである。
【0067】この実施例の干渉装置による共鳴波長は、
歯牙2の象牙質の有機成分を構成するコラーゲンの共鳴
波長である6μm(あるいは5.8〜10μmほど)に
設定されるものである。そして、干渉装置によって発生
する共鳴電磁波は歯牙2の表面に照射され、歯牙改質剤
1および歯牙2の表層部に共鳴電磁波である干渉波が与
えられる。 なお、干渉装置の電磁波入射部分に、入射
する電磁波の広がり角度を変える入射角調節手段を設け
ても良い。また、干渉装置の電磁波照射部分に、照射す
る電磁波の広がり角度を変える照射角調節手段を設けて
も良い。ここでも倍音励起を行っても良いし、原波長の
倍音が例えば本実施例の波長である633nmにあたあ
れば、それを使用してもよい。具体的にはPOの5倍
音として633nmにて励起するなどである。この場合
これのみを照射する時は、干渉ユニットを使用しなくて
も良いし、干渉波を使用するために干渉ユニットを使用
しても良い。また干渉ユニットを使用または併用して複
数の倍音を励起すしても良い。併用の場合、複励起手段
として使用しても良い。さらにこの時使用レーザーやレ
ーザーの波長は、励起物質に合わせて選択すれば良いな
ど、どのようなレーザーを使用しても良い。
【0068】〔第2実施例の効果〕干渉装置を用いて共
鳴電磁波を歯牙2に照射することにより、電磁波が歯牙
改質剤1および歯牙2の表層部に浸透する。このため、
コラーゲンの振動が高まり、歯牙2の表面と歯牙改質剤
1との境界部分におけるヒドロキシアパタイト(あるい
はこれに類似した結晶)の結晶化、結晶成長の促進が行
われ、比較的深部にわたりにコーティング層を歯牙2の
表面に形成できる。
【0069】〔第3実施例〕図7は第3実施例の動作を
示すものである。歯牙の歯牙改質装置は、励起手段とし
て第1実施例の励起手段を採用する。そして励起手段
(3または4のいずれかひとつ、またはその両方を使用
しても良い。)から付与される分子振動の付与タイミン
グを制御するタイミング制御手段とを備える。ここで、
電磁波を照射する電磁波照射手段(3または4のいずれ
かひとつ、またはその両方を使用しても良い。)と、こ
の電磁波照射手段(3または4のいずれかひとつ、また
はその両方を使用しても良い。)から照射される電磁波
の照射タイミングを制御するタイミング制御手段とを備
えて同様の効果を得ても良い。
【0070】励起射手段(3または4)は、歯牙2のエ
ナメル質を構成するヒドロキシアパタイトの共鳴波長で
ある9.6μm(あるいは9.6±0.5μmほど)の
分子振動と、HOの共鳴波長である3μm(あるいは
2.9μm±δ、6.1μm±δ、)付近の分子振動の
いずれか一方または、その両方を付与するもので、第1
実施例と同様の励起手段を使用するものである。
【0071】ここで電磁波を励起手段として使用する場
合は、例えばグローバー光源とフィルタを用いても良い
し、赤外レーザー発生装置を用いても良い。また、励起
手段としての電磁波照射手段3の電磁波照射部分に、照
射される電磁波の広がり角度を変える角度調節手段を設
けても良い。
【0072】ここで励起制御手段は、励起手段3を駆動
する。そして励起制御手段は、励起手段3から付与され
る分子振動を第1のパルスと第2のパルスに分けて、歯
牙改質剤1が付与された歯牙2に付与するもので、第1
のパルスと第2のパルスの付与間隔は所定時間に設定さ
れる。励起手段3から付与される分子振動をパルス的に
付与する手段は、電力をパルス的に制御する回路を用
い、この回路によって分子振動をパルス的にON−OF
Fや強弱する。ここで電磁波を使用する場合は、電磁波
源とシャッター、パルスレーザやQスイッチを用いて電
磁波の発生源(グローバー光源、レーザー発生装置等)
をON−OFFや強弱制御するように設けても良いし、
光源電圧を制御しても良い。もしHOに対して励起す
る場合、この実施例においては連続波を付与するが、パ
ルスを採用してもよい。ここでもまた、倍音励起を行っ
ても良い。
【0073】励起制御手段による第1のパルスと第2の
パルスの付与間隔(所定時間)は、まず、間隔をほぼ0
から始めて徐々に間隔を広げてゆき、図7に示すよう
に、第1のパルスA1と第2のパルスA2の付与によっ
て歯牙2または改質剤または改質剤のいづれか一方また
はその両方が発生する輻射電磁波Bの強度が最大になる
間隔tに設定されたものである。なお、第1のパルスA
1と第2のパルスA2を所定時間間隔で付与する行程
を、複数回連続的に行うように励起制御手段を設けても
良い。もちろん、この第1のパルスA1と第2のパルス
A2を所定時間間隔で励起する行程を、複数回連続的に
行う場合の連続回数を可変可能に設けても良い。また、
励起手段をパルス励起しても良い。
【0074】〔第3実施例の効果〕上述したように、第
1のパルスA1と第2のパルスA2を所定時間間隔で付
与することで、歯牙2から大きな輻射電磁波Bが発生す
る。この大きな輻射電磁波Bのエネルギーを発生するよ
うに結晶体は、位相整合振動を発生する事によって、歯
牙改質剤1が結晶化するとともに、歯牙2の表面と歯牙
改質剤1との境界部分においてヒドロキシアパタイト
(あるいはこれに類似した結晶)が結晶化または結晶成
長して、結晶化した歯牙改質剤1と歯牙2のヒトドキシ
アパタイトとが一体化し、結果的に歯牙表面に歯牙改質
剤1がコーティングされる。また、同時に結晶改質が行
われる。ここで、歯牙のみにこの励起を付与して結晶改
善を行っても良い。
【0075】このように、小さなエネルギーにて大きな
輻射電磁波Bのエネルギーが得られるため、第1、第2
のパルスの付与エネルギーを抑えることができ、結果的
に歯牙2の発熱を抑えて歯髄等の周囲組織の負担を小さ
くすることができる。
【0076】〔変形例〕上記の実施例または変形例にお
いては、エナメル質や象牙質を例にあげたが、セメント
質、骨などに適用して用いても良い。一例をあげると、
エナメル質に対してムコ多糖を改質剤の一成分として添
加して、上記実施例同様の効果を得てもよい。また、象
牙質に対して改質剤としてコラーゲンを予め添加して、
使用しても良いし、コラーゲンまたはコラーゲンジェル
を先に付与し、後に改質剤本体を与えるような2段構成
でも良いし、3段以上の構成で付与しても良い。また歯
髄に含まれている様々な物質を改質剤にいれて直接覆髄
剤としての改質剤として使用しても良いし、エナメルコ
ーティングや象牙質コーティングとしての改質剤を歯髄
に対して直接覆髄剤や間接覆髄剤として使用しても良
い。それらの場合抗菌剤をいれて使用しても良い。また
歯周炎や外傷による骨欠損や骨折などに応用しても良
い。さらに、コンドロイチン硫酸を使用しても良い。こ
の場合、電磁波は照射しても、しなくても良いし、また
他の添加物と同一帯域になる場合も多い。この様にどの
物質に電磁波を与えるかは、操作者がきめても良い。
【0077】上記実施例において励起手段は、主に直接
振動を付与する分子振動付与や電磁波を介して物質を励
起する電磁波照射手段のほかに、加熱手段や機械的振動
付与手段などを励起手段としても良い。一例として熱風
を付与したり、ヒーターを直接または間接的に付与した
り、化学反応の反応熱や、可能なら炎であぶるなどして
も良い。
【0078】第1実施例の分子振動板は、アルミナとけ
いせきを使用したが、ジルコニア、アルミナ、チタニ
ア、マグネシア、HfO,BC,TaC,TiC,
WC,ZrC,VC,Si,TaN,TiN,A
lN,ZrN,VN,TiB ,HfB,LaB
ZrB,VB,LiF,CaF,MgF、Si
+Ni,Al+Ni,ZrO+Ni,A
+TiC,SUS+ZrO,Al+S
US,SUS+WC/Co,BN+Fe,WC+Co+
Fe,TiAl,MoSi,SiZr,NiA
l,NbCo,NbAl,LaBaCuSO,Sm
Co17、コージライト、βスポジューメン、チタン酸
アルミニウム、SiC、SiO、Fe,Cu,Al,
Au,Ag、Ni、Cr,Mo,Sn,Ti,W,B
e,ムライト、を使用しても良いなど、本発明の趣旨に
沿えばどのような素材を使用しても良い。またこれらの
素材を改質剤に添加して使用しても良い。さらにまた分
子振動板に直接電力を供給しても良いし、ニクロム線な
どの線材を内臓しても良い。また分子振動板は、直接電
力を供給しても良いし、ニクロムなどの線材を内蔵して
も良い。
【0079】上記第1実施例はレーザなどを使用して同
様の効果を上げても良いし、ここで、レーザ光などをレ
ンズやミラーなどにて適時集光したり、拡散したりして
照射範囲のエネルギー量を制御しても良い。さらにフィ
ルターを変えたり、回折格子などの連続可変フィルター
を使用しても良い。この場合結晶成長におけるピーク波
長シフトに対応したり、また歯牙表面におけるアパタイ
トの共鳴波長のばらつきに対応したり、歯牙や添加物の
様々な共鳴波長を交互または、連続的、または段階的に
照射して、より結晶成長を良好なものとする事ができ
る。
【0080】さらにまた、HOの吸収波長である3μ
m付近の電磁波のみを照射して、Ca(PO
反応を促進しても良い。具体的には、HOの共鳴波長
(具体的には2.9μm±δ、6.1μm±δ、あるい
は3μmほど)のみを透過させるフィルタ4aを採用す
るなどである。もちろんエルビュウムヤグレーザを使用
するなどして同様の効果を得ても良い。また同時または
単独に光源などの熱を遮断せずに伝導するなど加熱して
も良い。
【0081】また複数波長の照射、即ち第2電磁波照射
手段4とフィルタ4bを備えても良い。一例として上記
Ca(POの波長に加えてHOの共鳴波長
(具体的には2.9μm±δ、6.1μm±δ、あるい
は3μmほど)のみを透過させるフィルタ4bを採用す
るなどする。また他例として象牙質のコラーゲンに適用
してもよい。具体的にはコラーゲンの共鳴波長6±0.
2μmあるいは6μmほど、または6.4μm±0.4
μmのいずれか一方または、その両者の共鳴波長を利用
するなどである。
【0082】さらにまた第3の波長を添加しても良い。
一例としてアパタイトなどの有するOH基の2.7μm
〜2.8μmを照射するなどである。
【0083】上記の第2実施例と第3実施例とを組み合
わせて用いても良い。つまり、電磁波を照射する電磁波
照射手段1と、この電磁波照射手段1から照射された電
磁波を歯牙2の表層部において共鳴させる干渉装置3
と、電磁波照射手段1から照射される電磁波の照射タイ
ミングを制御する照射制御手段とを用い、照射制御手段
によって歯牙2に照射される電磁波パルスの照射タイミ
ングを、所定時間間隔としても良い。もちろん分子付与
手段を併用しても、置換しても良い。
【0084】電磁波を励起手段として使用する場合、コ
ヒーレントでも良いし、またインコヒーレント状態でも
よい。(コヒーレントの方が整合効果が強い場合があ
る。)また共鳴電磁波は、レーザ波、グローバー光源
波、干渉波、媒体波、量子波、粒子波、電子線など、共
鳴物質に共鳴すれば、どのような物でも良い。さらにま
た太陽光などをファイバーやミラーなどにて導き励起を
行っても良い。このとき適当な波長を選択するためにフ
ィルターなどを使用したり、偏光を付与するために偏光
素子を挿入してもよい。
【0085】共鳴物質の共鳴波長は、ピーク、半値幅な
ど、その共鳴パターンにおけるどの部分の波長また波長
帯域を使用しても良い。
【0086】上記実施例では、1つまたは、2つの励起
手段を使用したが、3つ以上でも良いし、また、一つの
電磁波照射手段から複数波長を取り出して使用しても良
いし、スペクトル線などの線幅を利用して複数波長とし
ても良い。これらの一例として多波長レーザなどや、グ
ローバル光源に、複数のフィルターを使用してこれを実
現しても良い。また干渉波長照射方法においては、干渉
角度を連続的、断続的に変化させて、共鳴波長を多波長
としても良いし、干渉ユニットを複数使用して実現して
も良い。とくに添加アパタイトと歯牙アパタイトは、似
通った共鳴波長を有するので、スペクトル線などの線幅
を利用した物や、複数フィルター方式は、有効である。
また放射光源の線幅を使用した一例としては、1042
cm−1付近におけるPOの吸収において歯牙アパタ
イトや、添加アパタイトなどの吸収波長と異なるCa
(POO、Ca(POOH、Ca(P
、Ca(PO(n>0、m>0)など
のいずれかまたは、その組み合わせを歯牙アパタイトに
添加し、歯牙アパタイトとそれら添加物の両者に電磁波
を照射して使用しても良いし、さらにまた添加アパタイ
トをさらに付与してそれにも照射しても良いなど、本発
明の主旨に沿えばどのような照射方式、添加物の組み合
わせを選択しても良い。そして、励起手段を電磁波照射
手段とするならクラスター制御をするためにコヒーレン
ト制御を積極的にとりいれても良い。一例をあげるな
ら、レーザービームを励起光に使用したり、また第2実
施例の干渉波や第3実施例の位相整合波または超音波な
どの媒体波などを使用または併用してCan(PO4)
m(n>0、m>0)などのクラスターを歯牙上に整列
させて励起を行うなどである。この場合特に改質剤を歯
牙に超音波噴霧するなどの均一コーティングを施しても
良い。
【0087】共鳴波長は、歯質改善可能ならどのような
波長でもよい。一例として、エナメル質の8.8μm〜
10.0μm(特に9.1μmや9.4μm、9.5μ
m、9.6μm、9.7μm、9.6±0.8μm) 象げ質の9μm〜10μm付近(特に9.6μm±δ付
近) コラーゲンの5.8μm〜10.0μm(特に5.8μ
m〜6.2μm、6.0μm〜6.8μm、7.3〜
8.0μm)、コンドロイチンの7.5μm〜10μ
m、P−Oの7.6μm〜10.1μm、(特に9.6
〜10.1μm、8.1〜8.4μm)、PO(3
−)イオン、HPO(2−)イオン、HPO
(−)イオンなどの9.0μm〜10.0μm、HP
の11.6μm、P−Hの4.1μm〜4.4μ
m、Ca(OH)などのO5.5μm〜10.0μ
m、2.6μm〜3.3μm(特に2.85μm) HOの2.9μm±δ、6.1μm±δ、CO
4.25μm±δ、OH−の2.7μm〜2.8μm、
15.7μm、N−Hの2.8μm〜3.3μm、3.
4μm〜4.3μm、6.9μm〜7.2μm SOxの10μm〜11μm、14μm〜16μm、
8.6μm〜9.5μm、15μm〜17μm アパタイトの200〜300nm付近(KrCl、Kr
Fレーザで励起しても良い。)などは、ほんの一例であ
る。これらは、単独で使用しても良いし、また複数を使
用しても良い。また基準振動を使用しても良いし、倍音
を使用しても良い。一例として第1実施例においてCa
POはν3の振動を基準振動として記載したが、ν
1やνn(n>0)を基準振動として基準振動励起や倍
音励起しても良い。(他の物質も同様である。)一例と
して共鳴波長などのn倍音として各種レーザーや、タン
グステンなどのランプにフィルターを使用した光源など
を使用して基準振動励起や倍音励起しても良い。具体的
な一例においては、POにおけるν1の5倍振動とし
てHe−Neレーザーの633nmを使用するなどであ
る。もちろん半導体レーザなどでチューナブルにて微調
整を行っても良い。また複数の場合、時分割励起しても
良いし、併用励起しても良いし、その両者でも良い。ま
た、パルス励起と連続励起などの励起パターンの併用を
行っても良い。さらにまた電子励起波長などを使用して
も良い。さらにまた、紫外線や可視光線、電子線、X−
線、宇宙線など適用可能ならどのような励起手段を使用
しても良い。上記波長例の中に一例として±δとした
が、これは裾野の広がりなどであり、他の共鳴波長にも
適用しても良い。
【0088】歯牙改質剤1にフッ素などの歯牙補強剤を
配合しても良い。フッ素を配合することにより、励起さ
れた際にヒドロキシアパタイトの水酸基がフッ素と置換
され、歯牙表面が強化される。歯牙改質剤1に添加薬剤
または主剤として、CaO、CaCO、CaH(PO
)・2HO、Ca(HPO、CaH(P
)(OH)、CaCl、Ca(OH)、Ca
(NO、H(PO)、KHPO、(NH
HPO、NH(OH)、HPO、NH
PO、NHOH、CaF、P,P
4−、Ca 、Ca(PO、C
(PO)(OH)、CaH(PO )(OH)
、CaH(PO)O、Ca(PO、Ca
H(PO (OH)、Ca(PO
(OH)、Ca(POO、Ca(P
O、Ca(PO(OH)、Ca
(PO、Ca(PO(OH)、Ca
(PO(OH)、CaH(PO(O
H)、CaH(POO、Ca(P
、Ca(PO、CaH(PO
(OH)、Ca(PO O、Ca(P
(OH)、Ca(HO)〔(Fe・・
・2Mn・・・8〕O(PO〕・3HO、C
(PO(OH) 、Ca(POO、
CaH(PO、Ca(PO(O
H)、Ca(PO(OH)、CaH(P
(OH)、Ca H(POO、Ca
(PO、Ca(PO・3H
O、Ca(PO.nHO(n>0)、
Ca(HPO(PO(OH)、Ca
(HPO)(PO(OH)、Ca(HP
)(PO(OH)(HO)、Ca(HP
)(PO(OH)(2.5HO)、Ca
(PO、TiO、SiO、SiC、Na
O,アパタイトの原子欠損物、Ca欠損型アパタイ
ト、リン酸欠損型アパタイト、OH欠損アパタイト、O
H置換アパタイト、アパタイトの格子欠損物、フルオロ
アパタイト、Ca10−x(HPO(PO
6−x(OH)2− (n・HO)ここでxは0〜1
でnは0〜2、有機酸カルシウム、すべてのりん酸塩、
過リン酸塩、リグノスルホン酸、硫酸カルシウム、リン
酸2カルシウム、ポリカルボン酸塩、第2リン酸カルシ
ウム、リン酸水素水、石灰、ホゾラン、アルミナ、ジル
コニア、リン酸アルカリ土類、リン酸塩セラミックスな
どのいずれかまたは、その組み合わせなどを使用しても
良い。(言うまでも無いがCa(POは、非晶
質の物を使用しても良いし、結晶質の物を使用しても良
いなど本発明の目的が達成すれば、どのような物でも良
いなど、ほかの物質についても同様で結晶質を使用して
も良いし、また非晶質を使用しても良い。一例として結
晶型としてα−Ca(POを使用するなどであ
る。また、CaHPO・2HOのHOも無くても
本主旨に沿えば良いなど、HOは分子内に存在しても
しなくても良いし、mHO(m>0)でも良い。また
OHやOは金属やハロゲンと置換してアパタイトの性質
を向上させてもよい。)また、歯牙改質剤1にpH調整
剤を添加しても良い。一例として、酸性化するためにH
NOなどで調節しても良いし、アルカリ化するために
NHOHなどので調節しても良いし、緩衝剤を使用し
ても良い。反応改善剤としてリン酸、アクリルアミド、
ポリアクリル酸、メタアクリル酸、トリエチレングリコ
ールジメタクリレート、こはく酸、こはく酸ナトリウ
ム、イタコン酸、マレイン酸、カルボン酸、ヒドロゲル
などを使用しても良い。
【0089】反応改善剤や結合剤などとして、レジン前
駆体としての光重合や化学重合レジンやセラミック前駆
体としてのセラミック泥を使用してもよいし、レジン
(重合体)、ガラス、ガラスセラミックス、セラミック
などを使用し、フィラーとして使用しても良い。また反
応改善剤や結合剤などとして無機イオン、有機イオン、
金属イオンなどを添加しても良い。さらにまた反応改善
剤や結合剤などとしてH、HCO、SO、Cl、F
e、Mg、Na、K、窒化珪素、炭化珪素、アルミナ、
シリカなどや、それらのイオンを添加しても良い。さら
にまたそれら無機イオンや、Co、Niなどを顔料とし
て使用しても良い。ここで結合剤は、ある時には硬化促
進を得る事ができる。一例としてCaHPO・nH
O、やCa (PO.nHO(n>0)な
どを反応改善剤として使用して硬化促進や結合効果を得
ても良い。
【0090】反応改善剤として歯牙改質剤1に結晶化を
促進させる触媒を配合しても良い。触媒の一例として
は、金、銀、白金、パラジウム、チタン等を用いたり、
苛電手段、分極技術を利用した触媒を併用しても良い。
このように触媒を用いる場合、励起後に触媒を表面に析
出させる手段として錫イオン、シランカップリングや、
ゾルまたは界面活性剤を使用しても良い。また水酸イオ
ン、無機イオン、有機イオンなどを添加して反応を促進
したり、よりアパタイトの結晶向上、整合を進めても良
いし、アパタイトのOH基と置換してアパタイトの耐酸
性などの性質改善として使用しても良い。一例として水
酸イオンとしてCaOHを水溶液状にして添加したり、
無機質または無機イオンの一例としてF、Mg、Ti,
Si、Srなどを添加したりしても良い。また有機イオ
ンやその供給物の一例である有機物の一例としてグルコ
ースやなどを水に溶かしゲル状などにして改質剤を添加
した歯牙の改質剤の表面に覆うように添加したり、改質
剤と混合しても使用しても良い。この場合グルカンコー
トなどの有機物コーティングにより反応水の蒸発を防止
したり、またグルカンの吸収ピークがPOのピークと
重なるので、持続的な分子振動を与える事ができるし、
倍音も同様となるので倍音励起も可能となる。またこれ
を分子振動伝達手段として使用しても良い。一例として
グルカンを9.6μmのCOレーザ照射するなどであ
る。また改質剤を歯牙に長時間保持したり、COなど
の反応阻害ガスの混入を防ぐ事が出来る。またアルギン
酸塩やアルギン酸ナトリウム、CaSO・nH
(n>=0)などを使用して同様な効果を得ても良い。
さらにまた分子振動伝達手段としてアルキルベンゼン
系、アルキルナフタレン系、アルキルビフェニール系、
ビフェニール+ジフェニールオキサイド混合物、水素化
トリフェノール、ベンジル系、ジベンジル系、鉱油系
(アルキルアロマ系、ナフテン系、パラフィン系)、シ
リコーン系(フェニルシリコーン系、ポリシロキサン
系)フッ素系(パーフルオロポリエーテル系)などを使
用しても良い。
【0091】歯牙改質剤の粘度は、低粘度から高粘度な
ど配合される物質や使用目的等によって調節されるもの
である。また、添加される物質は過飽和状態であっても
良いし、飽和していなくても良い(例えば、低濃度)。
また、粉末状で用いても良い。一例として、液状の歯牙
改質剤にて結晶を成長させておき、次に粘度の高い歯牙
改質剤にて配合物質を焼結などさせてコーティング層を
形成しても良い。もちろん、コーティング層を複数積層
形成しても良い。照射される電磁波を吸収する吸収剤を
周辺組織に付与して、コーティングを行う部位と行わな
い部位とを分離しても良い。
【0092】歯牙2へのコーティング例として、小窩、
裂溝などの予防填塞に用いても良い。この時、アパタイ
ト等の歯牙改質剤を小窩、裂溝などに入れて励起するの
みでも良いし、歯牙改質剤の挿入後にレジンやセメント
等で表面を塞いでも良い。励起は複数回に亘って行って
も良い。この予防填塞は、従来のレンジ系シーラントよ
り安全性が高く、かつ格段に抗齲蝕性、耐久性に優れて
いる。また、適宜窩洞、支台などに対して修復、覆髄、
裏装として使用しても良い。また、アパタイト焼結体を
コアーとして、その周囲を改質剤で覆い励起をしても良
い。この方法でクラウン、インレー、ベニアなどを製作
し、歯牙に結合させても良い。また、クラウン、インレ
ーなどの内面にアパタイトコートを施し、これと歯質を
結合しても良いし、インプラントにアパタイトコートを
施し、これを骨に結合させても良い。さらにまた歯牙に
盛り上げて励起し、その後余剰部を除去してもよいし、
コーティング層の上部をレジン、金属、グルカン、また
は陶材で多い長時間励起を行っても良い。
【0093】電磁波を歯牙に照射する手段として上記一
例としてレーザ光発生装置を用いた例を示したが、結晶
整合または結晶成長できる励起手段であれば、他の手段
を用いても良い。具体的には、レーザ光でも良いし、自
然光でも良いし、ラジオ波、マイクロ波、X−線、音波
などの媒体波、紫外線、赤外線、可視光線などのどのよ
うな波でも良い。また結晶整合または結晶成長できる励
起手段であれば、コヒーレント波でも良いし、コヒーレ
ント波でなくても良い。ここでレーザーは、NdYg、
CO、He−Ne,Ar,色素レーザ、半導体レーザ
など、その発振様式はいずれを使用しても良い。もちろ
んグレーティングや、倍波結晶などによる波長可変レー
ザを使用しても良い。もちろん各種光源に対して線幅を
利用しても良いし、利用しなくても良い。また、歯牙に
励起する波形は、パルス波、連続波、バースト波、サイ
ン波、三角波、鋸波、減衰振動波、sin/x波、任意
波形など目的に整合すれば、どのような波形でも良い。
【0094】被干渉波としての原波は、目的の波長が得
られれば光以外のどのような波長の電磁波でも良いし、
また励起波長、振幅も生体などの性質により適時変更し
ても良い。例えば、歯牙においては200nm台の波長
を使用すれば電子レベルでの励起が可能であり、しかも
診断にも使用でき、皮膚、歯肉、様々な軟組織などは約
6μm、約2.7μmなどの吸収体があり分子レベルで
の励起または診断が可能である。また特定の磁場下にお
いては原子レベルでの励起または診断が可能である。こ
の時干渉波がラジオ波の場合はアンテナ、導波管、電磁
場レンズなどを使用しても良い。また赤外光はアンテナ
で受信しても良い。光源は、グローバ光源、ランプ、L
EDなど本発明に適すれば、どのような光源を使用して
も良い。一例として紫外線では、紫外線ランプや、Kr
Clレーザー、KrFレーザーなどを使用しても良い。
【0095】励起部位のエネルギーや範囲を調節するた
めに、レンズ、ミラーなどの光学素子を使用しても良
い。
【0096】上記実施例において励起制御手段が励起手
段を制御して、照射電磁波に対して振幅変調や、周波数
変調、位相変調を与えて照射しても良い。また、±Δ分
だけ周波数(波長)を連続的、断続的に可変しても良
い。 干渉手段などののパーツの配置をどのようにする
かは、操作者の自由であり特に限定されるものではな
い。干渉波または電磁波発生源よりの電磁波をファイバ
ーなどの導波素子にて導き生体などの物体に照射しても
良い。この時生体の近傍にて混合し干渉させるなど干渉
手段はどのような位置でも良い。また可視光領域のファ
イバーは安価なので干渉前の波長はこの帯域にとれると
便利である。またナイトガード、咬合床、シェル、クラ
ウン、マウスピースなどに本装置を取り付けて就寝時な
どに使用しても良い。この時それらに電磁波を伝えるた
めに導波路としてのファイバーをそれらに取り付け励起
しても良いし、それらに励起手段の一例としてヒーター
を取り付けて電池などにて駆動しても良いし、また他の
励起手段の一例として既知の貼るカイロのような化学反
応物質をそれらに保持させて励起しても良いし、さらに
また他の励起手段の一例としてMutansStrep
tococciのような細菌を添付して励起しても良い
し(この時は、低糖濃度を基本にし、エッチングの変わ
りに高糖濃度を採用する。)、他の励起手段の一例とし
て人体の分子振動や熱または温水などを利用し励起して
も良いし、励起用の熱や分子振動、さらに電磁波発生手
段を含んだうがい薬を使用しても良 この時歯牙改善剤を脱気してナイトガードや咬合床など
に添付しても良い。これらの多くは、ホームブリーチン
グに好適である。
【0097】歯牙に少なくとも1つ以上のパルス電磁波
を適当な間隔にて照射しても良いし、連続波でも良い。
また、第1のパルスまた第2のパルスよりの反射または
透過電磁波を観測しても良いし、また第1のパルスと第
2のパルスの間隔を変化させて位相整合を調整しても良
い。また1つのパルスでその再輻射を見ても良いし、1
つ1つのパルスでの再輻射を対比しても良い。
【0098】歯牙に照射される電磁波の波長は、単波長
であっても良いし、複数波長でも良い。さらに干渉に使
用する電磁波も多数方向よりの複数干渉、または干渉波
を複数重ねる多重干渉でも良いし、その組み合わせでも
良い。この場合複雑な組織にも部位別にきめ細かな照射
が可能である。また波長変化する前の波長を励起に使用
するなどしても良い。それらの波をフーリエ合成しても
良い。
【0099】歯牙に電磁波の干渉波を照射する場合、歯
牙に干渉が与えられるものであればどのような干渉波
長、干渉方法、干渉装置を使用しても良い。この場合偏
光条件または周波数変調または照射位置などの制御が容
易である。これにより深部到達性をさらに制御容易とで
きるし、正面と裏面またはかなりの斜めの位置よりの照
射が可能となるので励起波長が幅広くとれ、かつ励起部
位への到達性が増す。
【0100】上記実施例では干渉角を変化させて発生す
る共鳴波の波長を制御したが、被干渉波(発振波)のど
れか1つまたはその全ての被干渉波を個々または同時に
周波数、波長を変化させたりして干渉波の波長制御を行
っても良いし、回折格子や複屈折物質などを使用して干
渉波の制御を行っても良い。また物体の反応より最適励
起波をもとめても良いが機器の設定条件より求めても良
い。
【0101】位相共役鏡にて反射した光(励起光)を電
磁波として歯牙に照射して用いても良い。また逆に受光
部に対して物体からの輻射光を位相共役鏡にて反射させ
てその反射光を受光しても良い。またヘテロダイン検知
を採用しても良い。またこれらの手法に加えて非線型結
晶による波長変換を電磁場発生手段に付加し使用しても
良い。これらの単独またはその組み合わせの波長変換手
段の場合、観測輻射波の発生部位以外に存在する物質や
空気中の屈折物質などによる電磁波における伝播路の伝
播媒体による歪みが補正されたり、波長の変化または変
換が物体近傍(表面も含む)や内部で良好に発生する。
また上記の実施例の波長変換においては原波より変換後
の波のほうが、波長が長いのでエネルギー値が低いが、
これらの変換様式においては波長が短くなる場合もある
のでエネルギー値を高くし使用することもできる。
【0102】干渉させる被干渉波が物体に対してより易
透過性の波長ならば穿掘性の病巣やアンダーカットの存
在する病巣などにより非常に有効である。また一般に齲
蝕は表層では無くその直下で開始される場合が多いの
で、この場合そのような表層直下でのアニーリングや診
断にも適している。また、直線、楕円、円偏光などの偏
光を制御して深部到達性を高めても良い。唾液や切削機
器からなどの水様の物質が存在するときなどは直線偏光
が有利である。また波長板を適時配置して光路を制御し
たり偏光を制御しても良い。またシャッターなどを光路
に挿入し照射パターンを制御しても良い。
【0103】励起とはエネルギー準位が高まることと捉
え易いが物体のエネルギーを下げる方向での負の励起を
もここでは表している。たとえば物質内部でのさまざま
な波に対してそれと干渉しうる波を照射し干渉させれば
現状の物質内部での在る位置のエネルギーは下降する場
合がある。また物質内部でのさまざまな波に対してそれ
と干渉しうる波を照射し干渉させれば物質の機能を制御
することもできる。また効率の良い励起が可能となりか
つ所定の部分を確実に励起できる。これらのような波長
変換手段を採用しても良い。また励起の調整としてH
Oを適度に供給しながら励起する場合HOへの励起を
水量が多い場合は多くし、少ない場合はすくなくするな
どの励起調整をしても良いなどである。
【0104】光重合または熱重合または化学重合レジン
などの重合用として用いても良い。その場合高い重合率
が得られかつ深部に対しても表面照射より良好な重合が
得られる。また一般に口腔内の光重合レジンは目をいた
め易い波長で重合するため本装置により波長変換前の照
射波を目にやさしい波長とすることでこれが解決され
る。上記の実施例では、撮像素子をHgCdTeとした
がCCD、InA、PbnTe、Pb、Cd
Cde、PzT、LiTaO、サーモパイル、ボロ
メータなどの他の撮像素子として用いても良い。またア
ンテナなどを応用して同様の効果を得ても良い。また観
測波は、反射波でも良いし、透過波でも良い。
【0105】受信手段が検出した波形をフーリエ分析、
ウエーブレット分析、相関分析などの周波数分析を行い
さらに特定波長に対して精度を上げても良い。また受信
手段やその後の電気回路または解析コンピュータ上にフ
ィルターを使用しても良い。また、受信手段を使用しな
くても良い場合もあるし、受信手段に波長選択手段を用
いても良い。表示は白黒、カラー、無階調、階調などど
のような方法でも良いし、自然画と合成表示しても良い
などの診断、監視機能を設けても良い。また他の診断機
器と接続して使用しても良い。
【0106】また結晶整合が進行すると共鳴波長がシフ
トしてゆく場合が多く、その場合は共鳴波長のシフトに
あわせて励起制御手段にて励起波長をシフト追従すると
さらに良い。またパルス対または群についてパルスを2
回当てていたが3回以上励起する対または群を使用して
も良い。
【0107】強度に指標または閾値を設けても良いし、
燐酸基におけるピークのシフトなどの周波数に閾値を設
けたり、共鳴のQに閾値を設けるなどしても良く、さら
にどれか1つを選択しても良いし、またその組み合わせ
でも良い。また連続的にピークの形状を受信手段にて監
視してそのQ値がある閾値を超えないように設定しフィ
ードバックし結晶破壊を防止しても良い。この設定には
破壊限界値を設定する場合とQ値最大にフィードバック
する方法などがある。またピークを励起波長に同調させ
るための波長シフト剤を使用しても良い。一例としてH
2Oの量を変化させる事によりピークを中心とした共鳴
波長を変化させるなどである。このように波長シフト剤
は、固定的なレーザーの励起時に非常に有効となる反応
改善剤の一種である。もちろん自然光や他の励起手段に
てでも使用しても良い。
【0108】複数のパルスによる結晶整合は、第1のパ
ルスにて励起された分子振動が第2のパルスにより位相
整合(または位相反転)すると考えられるので、よりコ
ヒーレンシーで効率的な結晶整合が可能になると思われ
る。この時第1パルスと第2パルスのエネルギー値は、
同等〜1対多、または、その逆の比率などに設定しても
良い。一例として第1パルスを1とし、第2パルスを2
倍とするなどである。同様にパルス幅、振幅も最も歯質
改善されうる値に設定すると、さらに良い。これは、一
例として第3実施例と同様な操作を行い歯牙からの輻射
波を最大とするように行うなどする。これにより従来不
可能であった歯牙などの結晶整合、即ち対齲蝕性、対咬
耗性、対破壊性、耐酸性などの物理的、化学的および生
物学的な性質が向上する。さらに分子意外の原子、電
子、組織構造または組織構造レベルでの結晶構造に対し
て励起して結晶整合を行っても良い。またここで位相整
合して再輻射を生じる時に第3のパルスを与えても良
い。この時エネルギー飽和に近いのでより効率が上が
る。
【0109】上記の実施例では、燐酸基などの共鳴ピー
クを共鳴波長の指標としたが、カルシウムーリン酸結合
のピークやOH基のピークなど、どの共鳴ピークまたは
どのような励起ピークを励起するか、またはピーク中の
最大値、半値または1/n値(n>0)など、どの波長
を励起の基準にするかは操作者の自由であり、特に限定
されるものではない。また歯牙を例としたが他の組織、
物質でも良い。即ち結晶構造を少しでも有していればど
の様な物質、物体でも良い。また結晶整合と同等の整合
が得られれば他の構造体の整合などに使用しても良い。
即ちここではこれらの現象を起こす物体という意味にて
結晶構造と言及した。
【0110】被励起物である歯牙の励起部位での共鳴波
長を診査しておき、その波長に合わせて電磁波を励起し
ても良い。この時、診査部位の波長より脱灰程度を診断
し、それより整合治療の程度を診断して整合の可否やそ
の時間を診断しておいても良い。可能であるなら、結晶
だけに限らず非結晶の物質に適用しても良い。
【0111】上記実施例または変形例に示された数種類
の波長変換を組み合わせて使用するなど全ての要素に対
して組み合わせても良いし、また個々の要素に対して単
独にて実施しても良い。また励起手段の様式と複励起手
段のそれとなど各手段の組み合わせも自由である。また
上記の干渉という言葉には、干渉角が0度や180度の
場合のうねり、ビートのようなものも含まれることは言
うまでもないし、その照射角度もどのようなものでも良
い。
【0112】以上の実施例、変形例における励起出力を
さらに強くすれば切削機となる。この場合従来の切削機
より小さなエネルギーにて切削が可能となるので、周囲
組織への影響が少なくかつ術者への安全性も増す。この
場合酸などの破壊剤などと併用しその効果をあげても良
い。また分子振動伝達剤を使用しても良い。一例として
2.9μmの場合、歯牙と分子振動付与手段の間にH
Oを使用するなどである。
【0113】また、微小破壊と整合または再結晶化を繰
り返して、歯質強化を行っても良い。もちろん酸の中和
剤を併用しても良い。
【0114】乳酸、燐酸、マレイン酸などの酸性剤を使
用して効率的な切削やエッチングに本発明を使用しても
良い。切削する時の作用子にHイオンなどの原子の他
に、Hイオンをリリースする酸などの分子などを使用し
ても良い。また、物質によってはアルカリ性の物質を加
えて切削を行っても良い。これらの場合、低濃度の溶液
が使用できるので、安全性が高くかつ効率的である。も
ちろん、コーティングに対して適度な溶融と成長を繰り
返して歯質改善を行っても良い。また、コーティング前
に歯牙にエッチングを施しても良い。
【0115】ここでレジン、レジン前駆体、セラミック
ス、セラミック前駆体のいずれかまたは、そのいずれか
の組み合わせを含んでも良い。この場合コーティング剤
を覆うなどして、歯牙や歯牙改質剤の熟成を向上させる
事ができるし、口腔内などに古くから現存する金属やレ
ジン、またはセラミック修復材などの既知の修復材に結
合できる。一例として既知のコンポジットレジンを改質
剤の上に多いその一部に共鳴波長の電磁波を透過させる
ファイバーなど(波長によっては不要なばあいあり)を
設けで水分の蒸発をふせぎ、またある場合はCOの混
入を防ぎ結晶成長させる事ができる。また隣在歯がレジ
ン充填されていたなら、その表面にレジンと改質剤の混
合材を塗布して連結しても良いし、既知の変色したレジ
ン充填材に塗布して表面を白くしても良い。これれを既
知の陶材などにて行っても良いし、また陶材粉末を改質
剤のフィラーとして使用しても良い。
【0116】以上の実施例または変形例、または各手段
や改質剤の個々の成分は、個々に実施されても良いしま
た組み合わせて実施しても良い。また、適当な薬剤と組
み合わせて、効果をより高めても良い。さらにまた改質
剤は、ナイトガード、バイトガード、マウスピースやシ
ェル、噴霧機などの供給手段を使用しても良いし、これ
らの供給手段に励起手段を取り付けて使用するなどして
も良い。もちろん各手段は、手動にて、その機能を制御
しても良いし、自動化されても良い。また改質剤への処
理を歯牙に適用したり、その逆も行っても良い。また改
質剤の各成分を別々に塗布していっても良い、一例とし
て超音波噴霧を使用したり、手動にて盛りしていっても
良い。
【0117】また、歯牙改質剤は、歯牙改質材としても
良いし、他の〜剤も同様に〜材としても良い。さらにま
た歯牙を構成する物質とは、原子、分子、結晶そして歯
牙の各構成、構造レベルの全ての単位を言い、胎生期か
ら死去するまでの表面、内面、誘導器、エナメル芽細胞
などの歯牙形成器、歯胚などで生じる歯牙の動的状態で
の構成用件を含む事は言うまでも無い。一例としてすべ
てのりん酸塩は、アパタイトへと向かうし、またアパタ
イトは、かなりの燐酸塩へとむかうなどである。さらに
また上記化学物質などは、不定比化合物も含まれる事
は、言うまでもない。また励起とは、正のみの方向とと
られやすいが、正負両方のベクトルを有する事はいうま
でもない。
【0118】
【図面の簡単な説明】
【図1】 歯牙改質装置、歯牙改質剤のブロック図で
ある。
【図2】 分子振動付与手段の一例。
【図3】 分子振動付与手段の一例。
【図4】 励起タイムチャート(スケジュール)の一
例である。
【図5】 干渉装置の一例。
【図6】 干渉装置の一例。
【図7】 パルス励起の一例。上が励起パルスの一例
で、下が歯牙からの輻射波。
【符号の説明】
1 歯牙改質剤の添加一例 2 歯牙断面図の一例 3 励起手段 4 複励起手段 5 分子振動板 6 電力供給手段(図2または図3では、電線部6のみ
を図示する。)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 33/42 A61K 33/42 38/17 A61N 5/06 E A61N 5/06 A61K 37/12

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯牙改質装置および改質剤は、所定の改質
    剤が表面に付与された歯牙に、改質剤または歯牙のいず
    れか一方または、その両方の励起を行う励起手段を備え
    る歯牙改質装置である事を特徴とする歯牙改質装置およ
    び改質剤。
  2. 【請求項2】請求項1における歯牙改質装置は、分子振
    動付与手段が励起手段である事を特徴とする歯牙改質装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2における歯牙改質装置は、分子振
    動伝達手段を有する事を特徴とする歯牙改質装置。
  4. 【請求項4】請求項1における歯牙改質装置は、熱励起
    手段が励起手段である事を特徴とする歯牙改質装置。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかの歯牙改
    質装置は、その励起手段における励起時間を制御する、
    励起制御手段を有する事を特徴とする歯牙改質装置。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかの歯牙改
    質装置の励起手段によって励起が与えられる歯牙に付与
    される歯牙を構成する物質を含む改質剤。
  7. 【請求項7】請求項1から請求項6のいずれかの改質剤
    は、 少なくともアパタイト前駆体を含む事を特徴とする改質
    剤。
  8. 【請求項8】請求項1から請求項7のいずれかの改質剤
    は、 少なくとも易結合状態アパタイトを含む事を特徴とする
    改質剤。
  9. 【請求項9】請求項1から請求項8のいずれかの改質剤
    は、 少なくともアパタイト結合剤を含む事を特徴とする改質
    剤。
  10. 【請求項10】請求項1から請求項9のいずれかの改質
    剤は、少なくとも反応改善剤を含む事を特徴とする改質
    剤。
  11. 【請求項11】請求項1から請求項10のいずれかの改
    質剤は、 少なくともヒドロキシアパタイト、フルオロアパタイ
    ト、所定の元素アパタイト、非化学量論的アパタイト、
    ヒドロキシアパタイトの格子欠損物、ヒドロキシアパタ
    イトの原子欠損物、Ca欠損型アパタイト、リン酸欠損
    型アパタイト、OH欠損アパタイト、OH置換アパタイ
    ト、Ca10−x(HPO)、(PO 6−x(O
    H)2−x(n・HO)ここでxは0〜1でnは0〜
    2のいずれかまたは、そのいずれかの組み合わせを含む
    ことを特徴とする改質剤。
  12. 【請求項12】請求項1から請求項11のいずれかの改
    質剤は、 少なくともカルシウムイオン、燐酸イオン、水酸イオ
    ン、無機イオン、有機イオン、HOまたは、その供給
    物のいずれかまたは、その組み合わせを含む流動性を有
    することを特徴とする改質剤。
  13. 【請求項13】請求項1から請求項12のいずれかの改
    質剤は、 少なくともCa(PO、Ca(PO
    O、Ca(PO OH、またはCa(P
    ・X、Ca(PO・Xで(n>
    0、m>0、z>0、Xは所定の物質または無し)あら
    わせる化合物のいずれかまたは、そのいずれかの組み合
    わせを含むことを特徴とする改質剤。
  14. 【請求項14】請求項1から請求項13のいずれかの改
    質剤は、 少なくともCaO、CaCO、CaH(PO)、C
    aH(PO)・2HO、Ca(HPO、C
    aH(PO)(OH)、CaCl、Ca(OH)
    、Ca(NO、H(PO)、KH(PO
    )、(NH H(PO)、NH(OH)、N
    (PO)、NHOH、CaF、P
    ,P 4−、Ca、Ca
    (PO、Ca(PO)(OH)、Ca
    (PO)(OH)、CaH(PO)O、Ca
    H(PO(OH)、Ca(PO(O
    H)、Ca(POO、Ca(PO
    (OH)、CaH(PO 、Ca(P
    (OH)、CaH(PO(OH)
    Ca H(POO、Ca(PO、C
    (PO、CaH(PO(OH)、C
    (POO、Ca(PO(O
    H)、Ca(PO(OH)、Ca(PO
    O、CaH(PO、Ca(P
    (OH)、Ca(PO(OH)、Ca
    H(PO(OH)、CaH(PO
    O、Ca(PO 、Ca(PO
    ・3HO、Ca(PO.nHO(n
    >0)、Ca(HPO(PO(O
    H)、Ca(HPO )(PO(OH)、C
    (HPO)(PO(OH)(HO)、C
    (HPO)(PO(OH)(2.5H
    O)、Ca(PO 、アルミナ,ジルコニア、
    TiO,SiO、SiCのいずれかまたは、そのい
    ずれかの組み合わせを含むことを特徴とする改質剤。
  15. 【請求項15】請求項1から請求項14のいずれかの改
    質剤は、 少なくともコラーゲンを含むことを特徴とする改質剤。
  16. 【請求項16】請求項1または請求項15のいずれかの
    改質剤は、 少なくともコンドロイチン硫酸を含むことを特徴とする
    改質剤。
  17. 【請求項17】請求項1から請求項16のいずれかの改
    質剤は、 少なくともフッ素を含むことを特徴とする改質剤。
  18. 【請求項18】請求項1から請求項17のいずれかの改
    質剤は、 少なくともリン酸塩を含むことを特徴とする改質剤。
  19. 【請求項19】請求項1から請求項18のいずれかの改
    質剤は、 少なくともレジン、レジン前駆体、セラミックス、セラ
    ミック前駆体のいずれかまたは、そのいずれかの組み合
    わせを含む、または添加ことを特徴とする改質剤。
  20. 【請求項20】請求項1から請求項19のいずれかの改
    質剤は、 少なくともグルコースやグルカンなど有機物を含む、ま
    たは添加することを特徴とする改質剤。
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