JPH11347371A - 排ガス浄化装置 - Google Patents
排ガス浄化装置Info
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- JPH11347371A JPH11347371A JP10173875A JP17387598A JPH11347371A JP H11347371 A JPH11347371 A JP H11347371A JP 10173875 A JP10173875 A JP 10173875A JP 17387598 A JP17387598 A JP 17387598A JP H11347371 A JPH11347371 A JP H11347371A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 触媒活性度が高く、組織が安定で耐久性に優
れた、ブラウンミラライト型複合酸化物粒子と微細な貴
金属粒子とを用いた、排ガス浄化装置を得る。 【解決手段】 Ba,Y ,Sr,Ca,Ti,Ce,Zr,Geの内の
少くとも2種を構成元素A,Bとする一般式A2B2O5で表
されるブラウンミラライト型複合酸化物からなる窒素酸
化物吸収・分解触媒粒子3と、Rh,Ru,Pd,Ir,Pt,Au
の内の少くとも1種の貴金属からなる微細な還元触媒粒
子4とから排ガス浄化触媒2を構成し、該排ガス浄化触
媒2を耐熱性のハニカム担体5の表面に同一層に配置す
る。
れた、ブラウンミラライト型複合酸化物粒子と微細な貴
金属粒子とを用いた、排ガス浄化装置を得る。 【解決手段】 Ba,Y ,Sr,Ca,Ti,Ce,Zr,Geの内の
少くとも2種を構成元素A,Bとする一般式A2B2O5で表
されるブラウンミラライト型複合酸化物からなる窒素酸
化物吸収・分解触媒粒子3と、Rh,Ru,Pd,Ir,Pt,Au
の内の少くとも1種の貴金属からなる微細な還元触媒粒
子4とから排ガス浄化触媒2を構成し、該排ガス浄化触
媒2を耐熱性のハニカム担体5の表面に同一層に配置す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデイーゼル機関の排
ガスなどの窒素酸化物を浄化するための排ガス浄化装置
に関するものである。
ガスなどの窒素酸化物を浄化するための排ガス浄化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載される機関の排ガスに
含まれる窒素酸化物(NOx )を浄化するための排ガス浄
化触媒には、アルミナまたはゼオライトを用いた触媒
や、アルミナまたはゼオライトからなるハニカム担体に
貴金属を担持した3元触媒が用いられてきた。しかし、
稀薄燃焼(リーンバーン)を伴なうデイーゼル機関の排
ガスに対しては効果が少い。そこで、多量の酸素が含ま
れる排ガスを浄化するために、ペロブスカイトの触媒が
開発されたが、排ガスの窒素酸化物の還元率が低いとい
う問題がある。
含まれる窒素酸化物(NOx )を浄化するための排ガス浄
化触媒には、アルミナまたはゼオライトを用いた触媒
や、アルミナまたはゼオライトからなるハニカム担体に
貴金属を担持した3元触媒が用いられてきた。しかし、
稀薄燃焼(リーンバーン)を伴なうデイーゼル機関の排
ガスに対しては効果が少い。そこで、多量の酸素が含ま
れる排ガスを浄化するために、ペロブスカイトの触媒が
開発されたが、排ガスの窒素酸化物の還元率が低いとい
う問題がある。
【0003】特開平5-317652号公報に開示される触媒
は、デイーゼル機関の稀薄燃焼状態で、酸化窒素(NO)
を貴金属塩により2酸化窒素(NO2 )に酸化させたう
え、アルカリ土類金属塩[例えばバリウム(Ba),スト
ロンチウム(Sr),カルシウム(Ca),マグネシウム
(Mg)などの塩]に吸着させ、さらに還元して放出して
いるが、窒素酸化物除去率と耐久性の点で十分なものと
は言いがたい。
は、デイーゼル機関の稀薄燃焼状態で、酸化窒素(NO)
を貴金属塩により2酸化窒素(NO2 )に酸化させたう
え、アルカリ土類金属塩[例えばバリウム(Ba),スト
ロンチウム(Sr),カルシウム(Ca),マグネシウム
(Mg)などの塩]に吸着させ、さらに還元して放出して
いるが、窒素酸化物除去率と耐久性の点で十分なものと
は言いがたい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、触媒活性度が高く、組織が安定で耐久性に
優れた、ブラウンミラライト型複合酸化物粒子と微細な
貴金属粒子とを用いた、排ガス浄化装置を提供すること
にある。
問題に鑑み、触媒活性度が高く、組織が安定で耐久性に
優れた、ブラウンミラライト型複合酸化物粒子と微細な
貴金属粒子とを用いた、排ガス浄化装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成はバリウム(Ba),イツトリウム(Y
),ストロンチウム(Sr),カルシウム(Ca),チタ
ン(Ti),セリウム(Ce),ジルコニウム(Zr),ゲル
マニウム(Ge)の内の少くとも2種を構成元素A,Bと
する一般式A2B2O5で表されるブラウンミラライト型複合
酸化物からなる窒素酸化物吸収・分解触媒粒子と、貴金
属からなる微細な還元触媒粒子とを、耐熱性の担体の表
面に同一層に配置したことを特徴とする。
に、本発明の構成はバリウム(Ba),イツトリウム(Y
),ストロンチウム(Sr),カルシウム(Ca),チタ
ン(Ti),セリウム(Ce),ジルコニウム(Zr),ゲル
マニウム(Ge)の内の少くとも2種を構成元素A,Bと
する一般式A2B2O5で表されるブラウンミラライト型複合
酸化物からなる窒素酸化物吸収・分解触媒粒子と、貴金
属からなる微細な還元触媒粒子とを、耐熱性の担体の表
面に同一層に配置したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる排ガス浄化触媒
は、窒素酸化物(NOx )を分解・吸収する触媒としてブ
ラウンミラライト型複合酸化物を用い、貴金属の還元触
媒と共存させる。これにより、従来の窒素酸化物(NOx
)の吸収剤として、アルカリ土類金属を用いた排ガス
浄化触媒やアルカリ土類金属の酸化物を用いた排ガス浄
化触媒よりも高い窒素酸化物除去率が得られる。特に、
構成元素A,Bを含む一般式Ba2-aAaY2-bBbO5 (a =0
〜0.6,b =0〜0.6)で表されるブラウンミララ
イト型複合酸化物を用い、貴金属にロジウム(Rh),ル
テニウム(Ru),パラジウム(Pd),イリジウム(I
r),金(Au)の内の少くとも1種を用いることによ
り、安定で高い窒素酸化物除去特性が得られる。
は、窒素酸化物(NOx )を分解・吸収する触媒としてブ
ラウンミラライト型複合酸化物を用い、貴金属の還元触
媒と共存させる。これにより、従来の窒素酸化物(NOx
)の吸収剤として、アルカリ土類金属を用いた排ガス
浄化触媒やアルカリ土類金属の酸化物を用いた排ガス浄
化触媒よりも高い窒素酸化物除去率が得られる。特に、
構成元素A,Bを含む一般式Ba2-aAaY2-bBbO5 (a =0
〜0.6,b =0〜0.6)で表されるブラウンミララ
イト型複合酸化物を用い、貴金属にロジウム(Rh),ル
テニウム(Ru),パラジウム(Pd),イリジウム(I
r),金(Au)の内の少くとも1種を用いることによ
り、安定で高い窒素酸化物除去特性が得られる。
【0007】合成が容易なA3B4O9相のブラウンミラライ
ト型複合酸化物は、活性度が高いA2B2O5相と、活性度が
やや低いAB2O4 相とが積み重なつた構造のものであり、
A3B4O9相のブラウンミラライト型複合酸化物の活性度
は、A2B2O5相のブラウンミラライト型複合酸化物よりも
低いことが分つている。また、A3B4O9相のブラウンミラ
ライト型複合酸化物を得るには比較的高い熱処理を必要
とするので、貴金属粒子が凝縮しやすく(貴金属が微細
な粒子として分散しないで塊状になる)、製造経費も嵩
む。
ト型複合酸化物は、活性度が高いA2B2O5相と、活性度が
やや低いAB2O4 相とが積み重なつた構造のものであり、
A3B4O9相のブラウンミラライト型複合酸化物の活性度
は、A2B2O5相のブラウンミラライト型複合酸化物よりも
低いことが分つている。また、A3B4O9相のブラウンミラ
ライト型複合酸化物を得るには比較的高い熱処理を必要
とするので、貴金属粒子が凝縮しやすく(貴金属が微細
な粒子として分散しないで塊状になる)、製造経費も嵩
む。
【0008】本発明に係る排ガス浄化触媒は、貴金属が
窒素酸化物(NOx )と反応して酸化窒素(NO)を除去す
るための還元触媒として作用するとともに、A2B2O5相の
ブラウンミラライト型複合酸化物を安定化させるので、
この結果高い酸化窒素除去率と耐久性を発揮する。貴金
属がA2B2O5相のブラウンミラライト型複合酸化物を安定
化させる理由としては、貴金属により酸化窒素が分解さ
れること、硝酸基の生成が抑制されること、吸着酸素の
消費が促進されること、A2B2O5相への転移に要する活性
化エネルギが貴金属触媒により低下することなどが考え
られる。触媒活性度が向上する理由としては、A2B2O5相
のブラウンミラライト型複合酸化物を利用すること、比
較的低温での熱処理により貴金属粒子が微細な状態に維
持され、窒素酸化物(NOx )と反応しやすいことなどが
考えられる。
窒素酸化物(NOx )と反応して酸化窒素(NO)を除去す
るための還元触媒として作用するとともに、A2B2O5相の
ブラウンミラライト型複合酸化物を安定化させるので、
この結果高い酸化窒素除去率と耐久性を発揮する。貴金
属がA2B2O5相のブラウンミラライト型複合酸化物を安定
化させる理由としては、貴金属により酸化窒素が分解さ
れること、硝酸基の生成が抑制されること、吸着酸素の
消費が促進されること、A2B2O5相への転移に要する活性
化エネルギが貴金属触媒により低下することなどが考え
られる。触媒活性度が向上する理由としては、A2B2O5相
のブラウンミラライト型複合酸化物を利用すること、比
較的低温での熱処理により貴金属粒子が微細な状態に維
持され、窒素酸化物(NOx )と反応しやすいことなどが
考えられる。
【0009】
【実施例】図1に示すように、本発明による排ガス浄化
装置10は容器20の内部に断熱材21を介して排ガス
浄化フイルタ22を収容してなる。容器20の始端の入
口管23はデイーゼル機関の排気管に接続され、容器2
0の終端の出口管24は消音器(サイレンサ)に接続さ
れる。排ガス浄化フイルタ22の周面には再生時ヒータ
として使用される電熱線25が巻装される。図2に示す
ように、排ガス浄化フイルタ22は多孔質セラミツクス
のハニカム担体5からなる。ハニカム担体5の内部には
ハニカム担体5を貫通する多数の通路26が平行に配さ
れ、通路26の壁部に排ガス浄化触媒2が担持される。
装置10は容器20の内部に断熱材21を介して排ガス
浄化フイルタ22を収容してなる。容器20の始端の入
口管23はデイーゼル機関の排気管に接続され、容器2
0の終端の出口管24は消音器(サイレンサ)に接続さ
れる。排ガス浄化フイルタ22の周面には再生時ヒータ
として使用される電熱線25が巻装される。図2に示す
ように、排ガス浄化フイルタ22は多孔質セラミツクス
のハニカム担体5からなる。ハニカム担体5の内部には
ハニカム担体5を貫通する多数の通路26が平行に配さ
れ、通路26の壁部に排ガス浄化触媒2が担持される。
【0010】図3に示すように、排ガス浄化触媒2はバ
リウム(Ba),イツトリウム(Y ),ストロンチウム
(Sr),カルシウム(Ca),チタン(Ti),セリウム
(Ce),ジルコニウム(Zr),ゲルマニウム(Ge)の内
の少くとも2種を構成元素A,Bとする一般式A2B2O5で
表されるブラウンミラライト型複合酸化物からなる窒素
酸化物吸収・分解触媒粒子3と、貴金属からなる微細な
還元触媒粒子4とから排ガス浄化触媒2を構成し、排ガ
ス浄化触媒2を耐熱性のハニカム担体5の表面に同一層
に配置したものである。貴金属粒子4はブラウンミララ
イト型複合酸化物粒子3の表面に分散、固着される。貴
金属粒子4にはロジウム(Rh),ルテニウム(Ru),パ
ラジウム(Pd),イリジウム(Ir),白金(Pt),金
(Au)の内の少くとも1種が選択される。貴金属粒子4
の量はブラウンミラライト型複合酸化物粒子3に対し、
モル比率で20〜200mol.%である。ハニカム担体5
はコージエライト、アルミナ(Al2O3 )、炭化ケイ素
(SiC )、ニツケル系耐熱合金の内の1つからなる。
リウム(Ba),イツトリウム(Y ),ストロンチウム
(Sr),カルシウム(Ca),チタン(Ti),セリウム
(Ce),ジルコニウム(Zr),ゲルマニウム(Ge)の内
の少くとも2種を構成元素A,Bとする一般式A2B2O5で
表されるブラウンミラライト型複合酸化物からなる窒素
酸化物吸収・分解触媒粒子3と、貴金属からなる微細な
還元触媒粒子4とから排ガス浄化触媒2を構成し、排ガ
ス浄化触媒2を耐熱性のハニカム担体5の表面に同一層
に配置したものである。貴金属粒子4はブラウンミララ
イト型複合酸化物粒子3の表面に分散、固着される。貴
金属粒子4にはロジウム(Rh),ルテニウム(Ru),パ
ラジウム(Pd),イリジウム(Ir),白金(Pt),金
(Au)の内の少くとも1種が選択される。貴金属粒子4
の量はブラウンミラライト型複合酸化物粒子3に対し、
モル比率で20〜200mol.%である。ハニカム担体5
はコージエライト、アルミナ(Al2O3 )、炭化ケイ素
(SiC )、ニツケル系耐熱合金の内の1つからなる。
【0011】[具体的実施例]組成が一般式Ba2-aSraY
2-bZrbO5 (a=0〜0.6,b=0〜0.6)で表さ
れるブラウンミラライト型複合酸化物を合成したうえ粉
砕し、ブラウンミラライト型複合酸化物に対し、ロジウ
ム(Rh)のモル比率が、0.005〜500mol.%とな
るように、ブラウンミラライト型複合酸化物粉末を貴金
属塩溶液と混合してスラリーを作成した。コージエライ
トからなるハニカム担体[400cpi (1平方インチ当
り400個のセルを有するもの),4ミル]5を上述の
スラリーに浸漬して、ハニカム担体5に上述のスラリー
を付着させ、余分なスラリーを拭き飛ばした後、温度7
0℃で乾燥した。次いで、ハニカム担体5を温度500
〜1100℃で1〜4時間熱処理を行い、本発明による
排ガス浄化装置10を得た。ハニカム担体5の表面に固
着した排ガス浄化触媒2は、サブμm〜数μmのブラウ
ンミラライト型複合酸化物の1次粒子3の表面に、数n
m〜数十nmの貴金属粒子4が分散していることが、走
査型電子顕微鏡(SEM)および透過型電子顕微鏡(T
EM)による観察により判明した。
2-bZrbO5 (a=0〜0.6,b=0〜0.6)で表さ
れるブラウンミラライト型複合酸化物を合成したうえ粉
砕し、ブラウンミラライト型複合酸化物に対し、ロジウ
ム(Rh)のモル比率が、0.005〜500mol.%とな
るように、ブラウンミラライト型複合酸化物粉末を貴金
属塩溶液と混合してスラリーを作成した。コージエライ
トからなるハニカム担体[400cpi (1平方インチ当
り400個のセルを有するもの),4ミル]5を上述の
スラリーに浸漬して、ハニカム担体5に上述のスラリー
を付着させ、余分なスラリーを拭き飛ばした後、温度7
0℃で乾燥した。次いで、ハニカム担体5を温度500
〜1100℃で1〜4時間熱処理を行い、本発明による
排ガス浄化装置10を得た。ハニカム担体5の表面に固
着した排ガス浄化触媒2は、サブμm〜数μmのブラウ
ンミラライト型複合酸化物の1次粒子3の表面に、数n
m〜数十nmの貴金属粒子4が分散していることが、走
査型電子顕微鏡(SEM)および透過型電子顕微鏡(T
EM)による観察により判明した。
【0012】[比較例]比較例として、A3B4O9相のブラ
ウンミラライト型複合酸化物に、ロジウム(Rh)を添加
した排ガス浄化触媒を、上述した具体的実施例と同様の
方法で作成し、排ガス浄化触媒をハニカム担体に担持し
て排ガス浄化装置10Aを得た。
ウンミラライト型複合酸化物に、ロジウム(Rh)を添加
した排ガス浄化触媒を、上述した具体的実施例と同様の
方法で作成し、排ガス浄化触媒をハニカム担体に担持し
て排ガス浄化装置10Aを得た。
【0013】[窒素酸化物除去試験]本発明と比較例の
各排ガス浄化装置10,10Aについて、窒素酸化物
(NOx)の除去試験を行つた。除去試験には酸化窒素(N
O)400ppm とエタン500ppm と酸素10vol.%と
バランスガス(N2 )約90vol.%(残部)とからなる疑
似ガスを用いて、連続運転試験と断続運転試験を行つ
た。連続運転試験では各排ガス浄化装置へ温度400℃
の疑似ガスを空間速度105/hで200時間連続して
供給した。断続運転試験では各排ガス浄化装置10,1
0Aへ温度400℃の疑似ガスを空間速度105/hで
21時間供給した後、疑似ガスの供給を3時間中断する
という方法で各排ガス浄化装置10,10Aの加熱と冷
却を繰り返し行つた。
各排ガス浄化装置10,10Aについて、窒素酸化物
(NOx)の除去試験を行つた。除去試験には酸化窒素(N
O)400ppm とエタン500ppm と酸素10vol.%と
バランスガス(N2 )約90vol.%(残部)とからなる疑
似ガスを用いて、連続運転試験と断続運転試験を行つ
た。連続運転試験では各排ガス浄化装置へ温度400℃
の疑似ガスを空間速度105/hで200時間連続して
供給した。断続運転試験では各排ガス浄化装置10,1
0Aへ温度400℃の疑似ガスを空間速度105/hで
21時間供給した後、疑似ガスの供給を3時間中断する
という方法で各排ガス浄化装置10,10Aの加熱と冷
却を繰り返し行つた。
【0014】図4はBa1.98Sr0.02Y1.9Zr0.1O5 で表され
るブラウンミラライト型複合酸化物にロジウム(Rh)を
等モル添加した排ガス浄化触媒2を用いた、本発明によ
る排ガス浄化装置10と、A3B4O9相のブラウンミラライ
ト型複合酸化物にロジウム(Rh)を添加した排ガス浄化
触媒を用いた、比較例の排ガス浄化装置10Aとの連続
運転試験の結果をそれぞれ表す。
るブラウンミラライト型複合酸化物にロジウム(Rh)を
等モル添加した排ガス浄化触媒2を用いた、本発明によ
る排ガス浄化装置10と、A3B4O9相のブラウンミラライ
ト型複合酸化物にロジウム(Rh)を添加した排ガス浄化
触媒を用いた、比較例の排ガス浄化装置10Aとの連続
運転試験の結果をそれぞれ表す。
【0015】図5はBa1.98Sr0.02Y1.9Zr0.1O5 で表され
るブラウンミラライト型複合酸化物にロジウム(Rh)を
等モル添加した排ガス浄化触媒2を用いた、本発明によ
る排ガス浄化装置10と、A3B4O9相のブラウンミラライ
ト型複合酸化物にロジウム(Rh)を添加した排ガス浄化
触媒を用いた、比較例の排ガス浄化装置10Aとの断続
運転試験の結果をそれぞれ表す。
るブラウンミラライト型複合酸化物にロジウム(Rh)を
等モル添加した排ガス浄化触媒2を用いた、本発明によ
る排ガス浄化装置10と、A3B4O9相のブラウンミラライ
ト型複合酸化物にロジウム(Rh)を添加した排ガス浄化
触媒を用いた、比較例の排ガス浄化装置10Aとの断続
運転試験の結果をそれぞれ表す。
【0016】図4から明らかなように、本発明による排
ガス浄化装置10は全運転時間を通じて、比較例の排ガ
ス浄化装置10Aよりも高い酸化窒素の除去率を示すこ
とが分る。また、図5から明らかなように、本発明によ
る排ガス浄化装置10は、比較例の排ガス浄化装置10
Aよりも、運転試験の中断後に、運転試験を再開始した
時の、酸化窒素の除去性能の回復も早いことが分る。
ガス浄化装置10は全運転時間を通じて、比較例の排ガ
ス浄化装置10Aよりも高い酸化窒素の除去率を示すこ
とが分る。また、図5から明らかなように、本発明によ
る排ガス浄化装置10は、比較例の排ガス浄化装置10
Aよりも、運転試験の中断後に、運転試験を再開始した
時の、酸化窒素の除去性能の回復も早いことが分る。
【0017】運転試験の中断すると、A2B2O5相のブラウ
ンミラライト型複合酸化物の温度が低くなり、その触媒
活性度が低くなる。運転試験を再開始すると、ブラウン
ミラライト型複合酸化物が加熱され、ブラウンミラライ
ト型複合酸化物に吸収されていた酸化窒素(NO)が短時
間の内に分解、放出され、ブラウンミラライト型複合酸
化物の触媒活性度が回復する。本発明による排ガス浄化
装置10では、排ガス浄化触媒にA2B2O5相のブラウンミ
ラライト型複合酸化物を用いており、A2B2O5相のブラウ
ンミラライト型複合酸化物の触媒活性度が回復する時間
は、比較例のA3B4O9相のブラウンミラライト型複合酸化
物のそれよりも短い。
ンミラライト型複合酸化物の温度が低くなり、その触媒
活性度が低くなる。運転試験を再開始すると、ブラウン
ミラライト型複合酸化物が加熱され、ブラウンミラライ
ト型複合酸化物に吸収されていた酸化窒素(NO)が短時
間の内に分解、放出され、ブラウンミラライト型複合酸
化物の触媒活性度が回復する。本発明による排ガス浄化
装置10では、排ガス浄化触媒にA2B2O5相のブラウンミ
ラライト型複合酸化物を用いており、A2B2O5相のブラウ
ンミラライト型複合酸化物の触媒活性度が回復する時間
は、比較例のA3B4O9相のブラウンミラライト型複合酸化
物のそれよりも短い。
【0018】本発明に係る排ガス浄化触媒2における貴
金属粒子4の添加量と、窒素酸化物除去効果との関係を
確認するために、排ガス浄化装置10の耐久試験を行つ
た。耐久試験は上述の連続運転試験と同条件で、窒素酸
化物除去試験を500時間行つた後の酸化窒素除去特性
を見るものである。図6から明らかなように、本発明に
よる排ガス浄化装置10は排ガス浄化触媒2における貴
金属粒子4の添加量により、酸化窒素(NO)の除去特性
が大きく変化し、貴金属粒子4の添加量はブラウンミラ
ライト型複合酸化物粒子3に対し、モル比率で20〜2
00mol.%が適する。
金属粒子4の添加量と、窒素酸化物除去効果との関係を
確認するために、排ガス浄化装置10の耐久試験を行つ
た。耐久試験は上述の連続運転試験と同条件で、窒素酸
化物除去試験を500時間行つた後の酸化窒素除去特性
を見るものである。図6から明らかなように、本発明に
よる排ガス浄化装置10は排ガス浄化触媒2における貴
金属粒子4の添加量により、酸化窒素(NO)の除去特性
が大きく変化し、貴金属粒子4の添加量はブラウンミラ
ライト型複合酸化物粒子3に対し、モル比率で20〜2
00mol.%が適する。
【0019】排ガス浄化触媒2の構成元素Aとしてスト
ロンチウム(Sr)の代りにセリウム(Ce),カルシウム
(Ca)をそれぞれ用い、構成元素Bとしてジルコニウム
(Zr)の代りにチタン(Ti),ゲルマニウム(Ge)をそ
れぞれ用い、貴金属としてロジウム(Rh)の代りにルテ
ニウム(Ru),パラジウム(Pd),イリジウム(Ir),
白金(Pt),金(Au)をそれぞれ用いた排ガス浄化装置
10について、同様の試験を行つたところ、上述した実
施例と同様に高い酸化窒素(NO)の除去特性を示した。
ロンチウム(Sr)の代りにセリウム(Ce),カルシウム
(Ca)をそれぞれ用い、構成元素Bとしてジルコニウム
(Zr)の代りにチタン(Ti),ゲルマニウム(Ge)をそ
れぞれ用い、貴金属としてロジウム(Rh)の代りにルテ
ニウム(Ru),パラジウム(Pd),イリジウム(Ir),
白金(Pt),金(Au)をそれぞれ用いた排ガス浄化装置
10について、同様の試験を行つたところ、上述した実
施例と同様に高い酸化窒素(NO)の除去特性を示した。
【0020】また、コージエライトからなるハニカム担
体5の代りに、アルミナ、炭化ケイ素(SiC )、ニツケ
ル系耐熱合金からなるハニカム担体5をそれぞれ用いた
排ガス浄化装置10について、同様の試験を行つたとこ
ろ、上述したものと同様に高い酸化窒素(NO)の除去特
性を示した。
体5の代りに、アルミナ、炭化ケイ素(SiC )、ニツケ
ル系耐熱合金からなるハニカム担体5をそれぞれ用いた
排ガス浄化装置10について、同様の試験を行つたとこ
ろ、上述したものと同様に高い酸化窒素(NO)の除去特
性を示した。
【0021】
【発明の効果】上述のように、本発明による排ガス浄化
装置はバリウム(Ba),イツトリウム(Y ),ストロン
チウム(Sr),カルシウム(Ca),チタン(Ti),セリ
ウム(Ce),ジルコニウム(Zr),ゲルマニウム(Ge)
の内の少くとも2種を構成元素A,Bとする一般式A2B2
O5で表されるブラウンミラライト型複合酸化物からなる
窒素酸化物吸収・分解触媒粒子と、貴金属からなる微細
な還元触媒粒子とから排ガス浄化触媒を構成し、該排ガ
ス浄化触媒を耐熱性の担体の表面に同一層に配置したも
のであり、特にA2B2O5相のブラウンミラライト型複合酸
化物粒子の表面に、ロジウム(Rh)などの貴金属粒子を
分散、固着させることにより、酸化窒素(NO)の除去率
と耐久性が向上される。
装置はバリウム(Ba),イツトリウム(Y ),ストロン
チウム(Sr),カルシウム(Ca),チタン(Ti),セリ
ウム(Ce),ジルコニウム(Zr),ゲルマニウム(Ge)
の内の少くとも2種を構成元素A,Bとする一般式A2B2
O5で表されるブラウンミラライト型複合酸化物からなる
窒素酸化物吸収・分解触媒粒子と、貴金属からなる微細
な還元触媒粒子とから排ガス浄化触媒を構成し、該排ガ
ス浄化触媒を耐熱性の担体の表面に同一層に配置したも
のであり、特にA2B2O5相のブラウンミラライト型複合酸
化物粒子の表面に、ロジウム(Rh)などの貴金属粒子を
分散、固着させることにより、酸化窒素(NO)の除去率
と耐久性が向上される。
【図1】本発明に係る排ガス浄化装置の側面断面図であ
る。
る。
【図2】同排ガス浄化装置の要部を拡大して示す側面断
面図である。
面図である。
【図3】本発明に係る排ガス浄化装置の排ガス浄化触媒
の構成図である。
の構成図である。
【図4】本発明と比較例に係る排ガス浄化装置の連続運
転による窒素酸化物除去特性をそれぞれ表す線図であ
る。
転による窒素酸化物除去特性をそれぞれ表す線図であ
る。
【図5】本発明と比較例に係る排ガス浄化装置の断続運
転による窒素酸化物除去特性をそれぞれ表す線図であ
る。
転による窒素酸化物除去特性をそれぞれ表す線図であ
る。
【図6】本発明に係る排ガス浄化装置に使用される貴金
属粒子の添加量と窒素酸化物除去特性との関係を表す線
図である。
属粒子の添加量と窒素酸化物除去特性との関係を表す線
図である。
2:排ガス浄化触媒 3:ブラウンミラライト型複合酸
化物粒子 4:貴金属粒子 5:ハニカム担体 10:
排ガス浄化装置
化物粒子 4:貴金属粒子 5:ハニカム担体 10:
排ガス浄化装置
Claims (5)
- 【請求項1】次の元素群の内の少くとも2種を構成元素
A,Bとする一般式A2B2O5で表されるブラウンミラライ
ト型複合酸化物からなる窒素酸化物吸収・分解触媒粒子
と、貴金属からなる微細な還元触媒粒子とを、耐熱性の
担体の表面に同一層に配置したことを特徴とする排ガス
浄化装置。 バリウム(Ba),イツトリウム(Y ),ストロンチウム
(Sr),カルシウム(Ca),チタン(Ti),セリウム
(Ce),ジルコニウム(Zr),ゲルマニウム(Ge) - 【請求項2】前記貴金属粒子が前記ブラウンミラライト
型複合酸化物粒子の表面に分散、固着している、請求項
1に記載の排ガス浄化装置。 - 【請求項3】前記貴金属粒子がロジウム(Rh),ルテニ
ウム(Ru),パラジウム(Pd),イリジウム(Ir),白
金(Pt),金(Au)の内の少くとも1種である、請求項
1に記載の排ガス浄化装置。 - 【請求項4】前記貴金属粒子の量が前記ブラウンミララ
イト型複合酸化物粒子に対し、モル比率で20〜200
%である、請求項1に記載の排ガス浄化装置。 - 【請求項5】前記耐熱性の担体がコージエライト、アル
ミナ(Al2O3 )、炭化ケイ素(SiC)、ニツケル系耐熱
合金の内の少くとも1種からなる、請求項1に記載の排
ガス浄化装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10173875A JPH11347371A (ja) | 1998-06-06 | 1998-06-06 | 排ガス浄化装置 |
| EP98947850A EP0968763A4 (en) | 1997-10-14 | 1998-10-13 | EXHAUST GAS PURIFICATION CATALYST |
| CN98801346A CN1239444A (zh) | 1997-10-14 | 1998-10-13 | 废气净化用催化剂 |
| PCT/JP1998/004620 WO1999019060A1 (en) | 1997-10-14 | 1998-10-13 | Catalyst for exhaust gas purification |
| US09/319,658 US6174835B1 (en) | 1997-10-14 | 1998-10-29 | Exhaust gas purifying device and method for purifying exhaust gas |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10173875A JPH11347371A (ja) | 1998-06-06 | 1998-06-06 | 排ガス浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11347371A true JPH11347371A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15968756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10173875A Pending JPH11347371A (ja) | 1997-10-14 | 1998-06-06 | 排ガス浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11347371A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021024998A1 (ja) * | 2019-08-07 | 2021-02-11 | 日立造船株式会社 | 反応器 |
-
1998
- 1998-06-06 JP JP10173875A patent/JPH11347371A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021024998A1 (ja) * | 2019-08-07 | 2021-02-11 | 日立造船株式会社 | 反応器 |
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