JPH11347771A - レ―ザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法 - Google Patents
レ―ザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法Info
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- JPH11347771A JPH11347771A JP11156169A JP15616999A JPH11347771A JP H11347771 A JPH11347771 A JP H11347771A JP 11156169 A JP11156169 A JP 11156169A JP 15616999 A JP15616999 A JP 15616999A JP H11347771 A JPH11347771 A JP H11347771A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レーザ加工装置において、レーザ加工の準備
作業としての焦点位置と加工トーチの位置の設定を簡便
かつ正確に自動的に行う。 【解決手段】 集光レンズ4と、加工トーチ18と、集
光レンズ4と被加工物7の間隔を変えるためのサーボモ
ータ9aと、サーボモータ9aと加工テーブル10bと
レーザ発振器1を制御する数値制御装置21と、加工ト
ーチ18に取り付けられ集光レンズ4と被加工物7の間
の距離を検出する倣い装置とを備えたレーザ加工装置で
あって、倣いセンサ部19が集光レンズ4によって集光
したレーザ光1aに沿ったテーパ状の穴を有しレーザ光
1aと補助ガスを通過させる倣いセンサ部19を加工ト
ーチ18に沿ってレーザ光1aの光軸と同軸に動かすた
めの倣いセンサ部19と加工トーチ18の間に設けられ
たガイド軸受けとを有する。
作業としての焦点位置と加工トーチの位置の設定を簡便
かつ正確に自動的に行う。 【解決手段】 集光レンズ4と、加工トーチ18と、集
光レンズ4と被加工物7の間隔を変えるためのサーボモ
ータ9aと、サーボモータ9aと加工テーブル10bと
レーザ発振器1を制御する数値制御装置21と、加工ト
ーチ18に取り付けられ集光レンズ4と被加工物7の間
の距離を検出する倣い装置とを備えたレーザ加工装置で
あって、倣いセンサ部19が集光レンズ4によって集光
したレーザ光1aに沿ったテーパ状の穴を有しレーザ光
1aと補助ガスを通過させる倣いセンサ部19を加工ト
ーチ18に沿ってレーザ光1aの光軸と同軸に動かすた
めの倣いセンサ部19と加工トーチ18の間に設けられ
たガイド軸受けとを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板等の溶接や切
断や穴明け等の加工を行う炭酸ガスレーザ等のレーザ加
工装置において、特に加工準備時間の短縮と、加工条件
の安定化により歩留りの向上を行った優れたレーザ加工
装置とその集光レンズ高さ制御方法に関する。
断や穴明け等の加工を行う炭酸ガスレーザ等のレーザ加
工装置において、特に加工準備時間の短縮と、加工条件
の安定化により歩留りの向上を行った優れたレーザ加工
装置とその集光レンズ高さ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板等を切断する従来のレーザ加工装置
の構成を図6に示す。図6において、1はレーザ発振
器、1aはレーザ光、2はレーザ光ガイド、3は折曲げ
鏡、4は集光レンズ、5はレンズガイド、6はレンズガ
イド5と合わせた長さが集光レンズ4の焦点距離とほぼ
一致する長さを有する加工トーチ、7は被加工物、8a
は補助ガス配管、8bは補助ガスボンベ、9aは集光レ
ンズ4を取り付けた加工トーチ6を昇降するサーボモー
タ、9bはウォーム、9cはラックでウォーム9bとラ
ック9cでサーボモータ9aと加工トーチ6が係合され
ている。10aは加工テーブルベース、10bは加工テ
ーブル、10cは被加工物支持用の剣山、10dは加工
テーブル10bの動作を駆動するサーボモータ、11は
数値制御装置、12は倣いセンサ部、12aは倣いセン
サ支持棒、13は信号変換器、14はレーザ出力指令信
号、15は加工形状および加工速度を決めるサーボ指令
信号、16はレンズ高さを設定するサーボ指令信号、1
7は倣い装置出力である。
の構成を図6に示す。図6において、1はレーザ発振
器、1aはレーザ光、2はレーザ光ガイド、3は折曲げ
鏡、4は集光レンズ、5はレンズガイド、6はレンズガ
イド5と合わせた長さが集光レンズ4の焦点距離とほぼ
一致する長さを有する加工トーチ、7は被加工物、8a
は補助ガス配管、8bは補助ガスボンベ、9aは集光レ
ンズ4を取り付けた加工トーチ6を昇降するサーボモー
タ、9bはウォーム、9cはラックでウォーム9bとラ
ック9cでサーボモータ9aと加工トーチ6が係合され
ている。10aは加工テーブルベース、10bは加工テ
ーブル、10cは被加工物支持用の剣山、10dは加工
テーブル10bの動作を駆動するサーボモータ、11は
数値制御装置、12は倣いセンサ部、12aは倣いセン
サ支持棒、13は信号変換器、14はレーザ出力指令信
号、15は加工形状および加工速度を決めるサーボ指令
信号、16はレンズ高さを設定するサーボ指令信号、1
7は倣い装置出力である。
【0003】次に上記構成の従来のレーザ加工装置の動
作と加工開始前の加工に至るまでの準備作業について説
明する。レーザ発振器1はレーザ媒質を励起してレーザ
光1aを出力する。レーザ光ガイド2を通過したレーザ
光1aは光路の途中に設けられた折曲げ鏡3により反射
され光軸を集光レンズ4の方向に折曲げられて集光レン
ズ4に入射し、集光レンズ4によって集光されて集光レ
ンズ4の焦点の近くに置かれた被加工物7を照射する。
被加工物7は加工テーブル10b上の被加工物支持用の
剣山10cの上に置かれ、サーボモータ10dが加工テ
ーブル10bを駆動することにより被加工物7を移動さ
せる。集光レンズ4と被加工物7の間には被加工物7に
近づくにつれて内径をテーパー状に絞った加工トーチ6
を設け、ガス配管8aを通してガスボンベ8bによって
供給される補助ガスを集光したレーザ光1aと同軸とな
るように被加工物7のレーザ照射部分に吹き付ける。加
工形状および被加工物7の移動速度やレーザ出力などの
加工条件が入力されている数値制御装置11は、レーザ
出力指令信号14をレーザ発振器1に出力して所定のレ
ーザ出力を得て、加工形状や必要な移動速度に応じてサ
ーボ指令信号15をサーボモータ10dに送り、加工テ
ーブル10b上の被加工物7を動かして所定の形状に加
工する。
作と加工開始前の加工に至るまでの準備作業について説
明する。レーザ発振器1はレーザ媒質を励起してレーザ
光1aを出力する。レーザ光ガイド2を通過したレーザ
光1aは光路の途中に設けられた折曲げ鏡3により反射
され光軸を集光レンズ4の方向に折曲げられて集光レン
ズ4に入射し、集光レンズ4によって集光されて集光レ
ンズ4の焦点の近くに置かれた被加工物7を照射する。
被加工物7は加工テーブル10b上の被加工物支持用の
剣山10cの上に置かれ、サーボモータ10dが加工テ
ーブル10bを駆動することにより被加工物7を移動さ
せる。集光レンズ4と被加工物7の間には被加工物7に
近づくにつれて内径をテーパー状に絞った加工トーチ6
を設け、ガス配管8aを通してガスボンベ8bによって
供給される補助ガスを集光したレーザ光1aと同軸とな
るように被加工物7のレーザ照射部分に吹き付ける。加
工形状および被加工物7の移動速度やレーザ出力などの
加工条件が入力されている数値制御装置11は、レーザ
出力指令信号14をレーザ発振器1に出力して所定のレ
ーザ出力を得て、加工形状や必要な移動速度に応じてサ
ーボ指令信号15をサーボモータ10dに送り、加工テ
ーブル10b上の被加工物7を動かして所定の形状に加
工する。
【0004】上記の加工を行う場合に、事前にまずレン
ズガイド5を動かして、加工トーチ6の先端が被加工物
7表面に接触する間隔0を集光レンズ4と被加工物7と
の間の距離の座標原点として数値制御装置11に原点設
定を行う。その後、加工トーチ6先端と被加工物7との
間の距離を数mmに設定し加工試験を行いながら加工トー
チ6先端と被加工物7との間の距離を調整し、最も切断
性のよい距離を倣い装置に設定する。
ズガイド5を動かして、加工トーチ6の先端が被加工物
7表面に接触する間隔0を集光レンズ4と被加工物7と
の間の距離の座標原点として数値制御装置11に原点設
定を行う。その後、加工トーチ6先端と被加工物7との
間の距離を数mmに設定し加工試験を行いながら加工トー
チ6先端と被加工物7との間の距離を調整し、最も切断
性のよい距離を倣い装置に設定する。
【0005】一般にこの種のレーザ加工装置で軟鋼板等
の溶接や切断や穴明け加工を行うときには、集光レンズ
4で集光した焦点位置の付近に被加工物7を置いたとき
に、最も切断速度を高くかつ切断面粗度を小さくするこ
とができる。さらに、加工トーチ6の先端と被加工物7
の間隔を数mmとしたとき、レーザ光1aで溶融した被加
工物7の除去が補助ガスによって促進され加工速度が速
くなる。上記焦点位置と被加工物7との間隔は加工する
板厚や材質によって決まるため、被加工物7や集光レン
ズ4を交換する度ごとに加工トーチ6の位置の設定を行
うことが必要であった。
の溶接や切断や穴明け加工を行うときには、集光レンズ
4で集光した焦点位置の付近に被加工物7を置いたとき
に、最も切断速度を高くかつ切断面粗度を小さくするこ
とができる。さらに、加工トーチ6の先端と被加工物7
の間隔を数mmとしたとき、レーザ光1aで溶融した被加
工物7の除去が補助ガスによって促進され加工速度が速
くなる。上記焦点位置と被加工物7との間隔は加工する
板厚や材質によって決まるため、被加工物7や集光レン
ズ4を交換する度ごとに加工トーチ6の位置の設定を行
うことが必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のレーザ
加工装置では、焦点位置と被加工物7との間隔と、加工
トーチ6と被加工物7との間隔は、被加工物7や集光レ
ンズ4を交換する度ごとに設定する必要があるため、加
工開始のための準備に多くの時間を要し作業能率を著し
く低くしていた。また、集光レンズ4の焦点距離のばら
つきに対し、加工トーチ6の長さが固定であるため、加
工トーチ6と被加工物7との間隔を固定して加工する
と、焦点位置と被加工物7の相対位置が最適位置からず
れて、被加工物7に照射されるレーザ光1aの照射条件
が変化し、加工品質がばらつき歩留りが低下するという
問題があった。
加工装置では、焦点位置と被加工物7との間隔と、加工
トーチ6と被加工物7との間隔は、被加工物7や集光レ
ンズ4を交換する度ごとに設定する必要があるため、加
工開始のための準備に多くの時間を要し作業能率を著し
く低くしていた。また、集光レンズ4の焦点距離のばら
つきに対し、加工トーチ6の長さが固定であるため、加
工トーチ6と被加工物7との間隔を固定して加工する
と、焦点位置と被加工物7の相対位置が最適位置からず
れて、被加工物7に照射されるレーザ光1aの照射条件
が変化し、加工品質がばらつき歩留りが低下するという
問題があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、レーザ加工の準備作業としての焦点位置と
加工トーチの位置の設定を簡便にし、作業能率を向上さ
せるとともに、加工歩留りの向上と加工品質の安定化が
実現できるレーザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法を
提供することを目的とする。
ものであり、レーザ加工の準備作業としての焦点位置と
加工トーチの位置の設定を簡便にし、作業能率を向上さ
せるとともに、加工歩留りの向上と加工品質の安定化が
実現できるレーザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のレーザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法
は、レーザ発振器と、集光レンズと、加工トーチと、被
加工物を保持して移動する加工テーブルと、集光レンズ
と被加工物の間隔を変えるためのサーボモータと、その
サーボモータと加工テーブルとレーザ発振器を制御する
数値制御装置と、被加工物表面のレーザ光照射部から発
せられる光を検出する光センサとを備え、その光センサ
の出力の変化に応じて集光レンズと被加工物の間隔を記
憶する記憶装置を前記数値制御装置に設けたレーザ加工
装置において、集光レンズの焦点距離を含む範囲で集光
レンズと被加工物との間隔を変化させながら被加工物に
レーザ光を照射し、かつ被加工物を移動させながらレー
ザ光照射位置を変化させることによって、集光レンズと
被加工物との間隔の最大間隔と最小間隔を記憶装置に記
憶させ、その記憶させた集光レンズと被加工物との間隔
の最大間隔と最小間隔のほぼ中央位置を前記サーボモー
タの座標原点とするものである。
に本発明のレーザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法
は、レーザ発振器と、集光レンズと、加工トーチと、被
加工物を保持して移動する加工テーブルと、集光レンズ
と被加工物の間隔を変えるためのサーボモータと、その
サーボモータと加工テーブルとレーザ発振器を制御する
数値制御装置と、被加工物表面のレーザ光照射部から発
せられる光を検出する光センサとを備え、その光センサ
の出力の変化に応じて集光レンズと被加工物の間隔を記
憶する記憶装置を前記数値制御装置に設けたレーザ加工
装置において、集光レンズの焦点距離を含む範囲で集光
レンズと被加工物との間隔を変化させながら被加工物に
レーザ光を照射し、かつ被加工物を移動させながらレー
ザ光照射位置を変化させることによって、集光レンズと
被加工物との間隔の最大間隔と最小間隔を記憶装置に記
憶させ、その記憶させた集光レンズと被加工物との間隔
の最大間隔と最小間隔のほぼ中央位置を前記サーボモー
タの座標原点とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】上記した方法によれば、例えば被
加工物が軟鋼やステンレス鋼の場合、レーザ光の強度が
1cm2当り106W以上となる限界強度を越えると被加工
物表面からの発色光がオレンジ色から青色に変化するこ
とを利用し、被加工物表面からの発光色を青色フィルタ
付き光センサで監視し、被加工物の位置を変えながら加
工トーチを上下に移動させると、集光レンズの焦点を含
む上下の範囲で青色の発光が検出される。この動作を被
加工物の位置を変えて数回行い、青色の発光を検出した
範囲の上限と下限の中央を集光レンズの焦点として数値
制御装置に設定することにより、焦点位置の設定を自動
的に行うことができる。
加工物が軟鋼やステンレス鋼の場合、レーザ光の強度が
1cm2当り106W以上となる限界強度を越えると被加工
物表面からの発色光がオレンジ色から青色に変化するこ
とを利用し、被加工物表面からの発光色を青色フィルタ
付き光センサで監視し、被加工物の位置を変えながら加
工トーチを上下に移動させると、集光レンズの焦点を含
む上下の範囲で青色の発光が検出される。この動作を被
加工物の位置を変えて数回行い、青色の発光を検出した
範囲の上限と下限の中央を集光レンズの焦点として数値
制御装置に設定することにより、焦点位置の設定を自動
的に行うことができる。
【0010】(実施の形態例)以下本発明の第1の実施
例について図面を参照して説明する。図1に本発明の方
法に用いるレーザ加工装置例の構成を示す。図1におい
て図6と同じ部分については同じ符号を付して説明は省
略し、異なる部分について説明する。
例について図面を参照して説明する。図1に本発明の方
法に用いるレーザ加工装置例の構成を示す。図1におい
て図6と同じ部分については同じ符号を付して説明は省
略し、異なる部分について説明する。
【0011】図1において、18は加工トーチ、19は
ノズル付き倣いセンサ、20は倣いセンサ支持棒、21
は数値制御装置、22は光センサ、22aは光センサ出
力である。また、図2はノズル先端部の構造の詳細を示
す断面図で、図2において、19aはガイドローラ、1
9bはテーパー状の穴、19cはレーザ光照射部を覗く
ための開口部、22bは青色フィルタ、23はガイド軸
受け、24はアシストガスパッキン、25a,25bは
ノズル付き倣いセンサ19の落下防止用のストッパであ
る。
ノズル付き倣いセンサ、20は倣いセンサ支持棒、21
は数値制御装置、22は光センサ、22aは光センサ出
力である。また、図2はノズル先端部の構造の詳細を示
す断面図で、図2において、19aはガイドローラ、1
9bはテーパー状の穴、19cはレーザ光照射部を覗く
ための開口部、22bは青色フィルタ、23はガイド軸
受け、24はアシストガスパッキン、25a,25bは
ノズル付き倣いセンサ19の落下防止用のストッパであ
る。
【0012】図1および図2に示すレーザ加工装置にお
いて、レーザ光ガイド2の一端はレーザ発振器1の出力
口に接続され、レーザ光ガイド2の途中には折曲げ鏡3
が設けられ、レーザ光ガイド2の他の一端は円形の断面
を有する筒状となっており、集光レンズ4を取り付けた
レンズガイド5が挿入されている。レンズガイド5の側
面には昇降用ラック9cが取り付けられ、サーボモータ
9aに結合された昇降用ウォーム9bを昇降用ラック9
cに係合させ、サーボモータ9aによりレンズガイド5
を昇降させる。さらにレンズガイド5に接続されている
加工トーチ18の側面には信号変換器13が取り付けら
れ、また加工トーチ18の側面が補助ガス配管8aによ
り補助ガスボンベ8bに接続されている。
いて、レーザ光ガイド2の一端はレーザ発振器1の出力
口に接続され、レーザ光ガイド2の途中には折曲げ鏡3
が設けられ、レーザ光ガイド2の他の一端は円形の断面
を有する筒状となっており、集光レンズ4を取り付けた
レンズガイド5が挿入されている。レンズガイド5の側
面には昇降用ラック9cが取り付けられ、サーボモータ
9aに結合された昇降用ウォーム9bを昇降用ラック9
cに係合させ、サーボモータ9aによりレンズガイド5
を昇降させる。さらにレンズガイド5に接続されている
加工トーチ18の側面には信号変換器13が取り付けら
れ、また加工トーチ18の側面が補助ガス配管8aによ
り補助ガスボンベ8bに接続されている。
【0013】レンズガイド5の先端には加工トーチ18
が取り付けられる。加工トーチ18は集光レンズ4から
離れるに従い、集光レンズ4の約半分の径まで内径が細
くなり、その後先端まで円筒状となる。加工トーチ18
の先端の内面にガイド軸受け23が取り付けられ、ガイ
ド軸受け23にノズル付き倣いセンサ19が挿入され
る。また、加工トーチ18の内面にはノズル付き倣いセ
ンサ19と加工トーチ18の間で補助ガスの気密を保つ
ガスパッキン24とノズル付き倣いセンサ19脱落防止
用ノズルストッパ25bが取り付けられ、ノズル付き倣
いセンサ19側にはノズル付き倣いセンサ19脱落防止
用ノズルストッパ25bに対向するノズル付き倣いセン
サ19脱落防止用ノズルストッパ25aが設けられてい
る。さらに加工トーチ18の外壁には光センサ22が取
り付けられ光センサ出力22aが数値制御装置21に接
続されている。
が取り付けられる。加工トーチ18は集光レンズ4から
離れるに従い、集光レンズ4の約半分の径まで内径が細
くなり、その後先端まで円筒状となる。加工トーチ18
の先端の内面にガイド軸受け23が取り付けられ、ガイ
ド軸受け23にノズル付き倣いセンサ19が挿入され
る。また、加工トーチ18の内面にはノズル付き倣いセ
ンサ19と加工トーチ18の間で補助ガスの気密を保つ
ガスパッキン24とノズル付き倣いセンサ19脱落防止
用ノズルストッパ25bが取り付けられ、ノズル付き倣
いセンサ19側にはノズル付き倣いセンサ19脱落防止
用ノズルストッパ25bに対向するノズル付き倣いセン
サ19脱落防止用ノズルストッパ25aが設けられてい
る。さらに加工トーチ18の外壁には光センサ22が取
り付けられ光センサ出力22aが数値制御装置21に接
続されている。
【0014】ノズル付き倣いセンサ19は、内部に集光
されたレーザ光に沿うテーパー穴19bが設けられてお
り、テーパー穴19bの中心軸とレーザ光軸とを一致さ
せ補助ガス流の中心をほぼ一致させる。ノズル付き倣い
センサ19の下面には被加工物7と一定の間隔を保つた
めのガイドローラ19aが埋め込まれ、加工トーチ18
の側面に取り付けられた光センサ22とレーザ光照射部
の間を遮らないように開口部19cを設けている。
されたレーザ光に沿うテーパー穴19bが設けられてお
り、テーパー穴19bの中心軸とレーザ光軸とを一致さ
せ補助ガス流の中心をほぼ一致させる。ノズル付き倣い
センサ19の下面には被加工物7と一定の間隔を保つた
めのガイドローラ19aが埋め込まれ、加工トーチ18
の側面に取り付けられた光センサ22とレーザ光照射部
の間を遮らないように開口部19cを設けている。
【0015】数値制御装置21は被加工物7の加工形
状、移動速度およびレーザ出力などの加工条件を入力さ
れ、レーザ出力指令信号14をレーザ発振器1に出力
し、加工形状や移動速度に応じてサーボ指令信号15を
サーボモータ10dに送り、加工テーブル10bによっ
て被加工物7を動かす。
状、移動速度およびレーザ出力などの加工条件を入力さ
れ、レーザ出力指令信号14をレーザ発振器1に出力
し、加工形状や移動速度に応じてサーボ指令信号15を
サーボモータ10dに送り、加工テーブル10bによっ
て被加工物7を動かす。
【0016】次に、動作について説明する。図1に示す
例において、数値制御装置21からの指令によりレーザ
発振器1はレーザ媒質を励起してレーザ光1aを出力す
る。レーザ光ガイド2を通過したレーザ光1aは折曲げ
鏡3により光軸を集光レンズ4の方向に折曲げられ集光
レンズ4に入射して集光され、集光レンズ4のほぼ焦点
付近に置かれた被加工物7を照射する。被加工物7は加
工テーブル上の加工物支持剣山10c上に載置され、サ
ーボモータ10dが加工テーブル10bを駆動すること
によって、被加工物7を移動させる。ガスボンベ8bか
ら補助ガスをガス配管8aを通して加工トーチ18に供
給し、加工トーチ18とノズル付き倣いセンサ19は集
光されたレーザ光と同軸に補助ガスを被加工物7のレー
ザ光照射部に吹き付ける。以上のようにして、加工テー
ブル10bに載置された被加工物7にはレーザ加工が行
われる。
例において、数値制御装置21からの指令によりレーザ
発振器1はレーザ媒質を励起してレーザ光1aを出力す
る。レーザ光ガイド2を通過したレーザ光1aは折曲げ
鏡3により光軸を集光レンズ4の方向に折曲げられ集光
レンズ4に入射して集光され、集光レンズ4のほぼ焦点
付近に置かれた被加工物7を照射する。被加工物7は加
工テーブル上の加工物支持剣山10c上に載置され、サ
ーボモータ10dが加工テーブル10bを駆動すること
によって、被加工物7を移動させる。ガスボンベ8bか
ら補助ガスをガス配管8aを通して加工トーチ18に供
給し、加工トーチ18とノズル付き倣いセンサ19は集
光されたレーザ光と同軸に補助ガスを被加工物7のレー
ザ光照射部に吹き付ける。以上のようにして、加工テー
ブル10bに載置された被加工物7にはレーザ加工が行
われる。
【0017】このようにレーザ加工を行うレーザ光1a
を集光レンズ4により集光したときの、レーザ光1aの
ビーム径とレンズ4からの距離の関係を図4(A)に、
レーザ強度とレンズ4からの距離の関係を図4(B)
に、さらに集光したレーザ光1aを被加工物7に照射し
たときに被加工物7表面で観測される発光色の変化とレ
ンズ4からの距離の関係を図4(C)に示す。図4
(A)に示すようにビーム径はレンズ位置と焦点位置間
の距離に比例した変化をする。これに対して、ビーム強
度はビーム断面積に反比例して増加する。すなわち、ビ
ーム強度はレンズ位置と焦点位置間の距離の2乗に反比
例して変化する。ビーム強度が次第に増加して、軟鋼や
ステンレス鋼の場合1平方センチメートル当り約10の
6乗W以上となる限界強度Io を越えるとき、発光色が
オレンジ色から青色に変化する。図4(B)において
は、出力aの場合レンズから距離Zaのとき限界強度I
o となり、距離Zaから焦点位置Zfまでの範囲と、焦
点位置ZfからZa点の焦点位置Zfに対して対称の位
置までの範囲では青色の発光が得られる。出力bの場合
は青色の発光が得られるのは、レンズからの距離Zbか
ら焦点位置Zfまでの範囲と、焦点位置ZfからZb点
の焦点位置Zfに対して対称の位置までの範囲となり、
出力cでは青色発光するのは焦点位置の1点においてだ
けである。
を集光レンズ4により集光したときの、レーザ光1aの
ビーム径とレンズ4からの距離の関係を図4(A)に、
レーザ強度とレンズ4からの距離の関係を図4(B)
に、さらに集光したレーザ光1aを被加工物7に照射し
たときに被加工物7表面で観測される発光色の変化とレ
ンズ4からの距離の関係を図4(C)に示す。図4
(A)に示すようにビーム径はレンズ位置と焦点位置間
の距離に比例した変化をする。これに対して、ビーム強
度はビーム断面積に反比例して増加する。すなわち、ビ
ーム強度はレンズ位置と焦点位置間の距離の2乗に反比
例して変化する。ビーム強度が次第に増加して、軟鋼や
ステンレス鋼の場合1平方センチメートル当り約10の
6乗W以上となる限界強度Io を越えるとき、発光色が
オレンジ色から青色に変化する。図4(B)において
は、出力aの場合レンズから距離Zaのとき限界強度I
o となり、距離Zaから焦点位置Zfまでの範囲と、焦
点位置ZfからZa点の焦点位置Zfに対して対称の位
置までの範囲では青色の発光が得られる。出力bの場合
は青色の発光が得られるのは、レンズからの距離Zbか
ら焦点位置Zfまでの範囲と、焦点位置ZfからZb点
の焦点位置Zfに対して対称の位置までの範囲となり、
出力cでは青色発光するのは焦点位置の1点においてだ
けである。
【0018】この例においては、数値制御装置21は、
まず集光レンズ4の焦点距離とされる高さの約10%高
い位置および焦点距離とされる高さの約10%低い位置
を定め、次にレーザ発振器1に指令してレーザ光1aを
出力しながら、かつ被加工物を移動してレーザ照射位置
を徐々にずらしながら、サーボモータ9aによって集光
レンズ4を、焦点とされる位置に対して焦点距離の±1
0%の範囲で下降または上昇させる。このときのレーザ
出力は図4(B)に示す出力aまたはbのように、限界
強度Io を越えるレンズからの距離が幅を持つ値とす
る。
まず集光レンズ4の焦点距離とされる高さの約10%高
い位置および焦点距離とされる高さの約10%低い位置
を定め、次にレーザ発振器1に指令してレーザ光1aを
出力しながら、かつ被加工物を移動してレーザ照射位置
を徐々にずらしながら、サーボモータ9aによって集光
レンズ4を、焦点とされる位置に対して焦点距離の±1
0%の範囲で下降または上昇させる。このときのレーザ
出力は図4(B)に示す出力aまたはbのように、限界
強度Io を越えるレンズからの距離が幅を持つ値とす
る。
【0019】集光レンズ4が上昇または下降し、焦点位
置に近付くのに伴い、レーザ光は集光されて、被加工物
7表面に照射されるレーザ光の強度はビーム断面積に反
比例して増加し、レーザ光照射点から出る光の色はオレ
ンジ色から青色に変化する。さらに、集光レンズ4を焦
点位置を通過させて上昇または下降させると、集光レン
ズ4が焦点位置を通過してから、逆にレーザ光は拡散し
レーザ光強度は低下し、レーザ光照射点から出る光の色
は青色からオレンジ色に変化する。
置に近付くのに伴い、レーザ光は集光されて、被加工物
7表面に照射されるレーザ光の強度はビーム断面積に反
比例して増加し、レーザ光照射点から出る光の色はオレ
ンジ色から青色に変化する。さらに、集光レンズ4を焦
点位置を通過させて上昇または下降させると、集光レン
ズ4が焦点位置を通過してから、逆にレーザ光は拡散し
レーザ光強度は低下し、レーザ光照射点から出る光の色
は青色からオレンジ色に変化する。
【0020】加工トーチ18に装着された光センサ22
は、受光部の青色フィルタ22bによりオレンジ色は遮
断され、オレンジ色は感知しない。レーザ光照射時にレ
ーザ光照射点から出る光の色がオレンジ色から青色に変
化すると、青色の光は受光部の青色フィルタ22bを透
過し、光センサ22が青色フィルタ22bを透過した光
を感知して出力信号22aを出力する。数値制御装置2
1は、光センサ22が出力信号22aを出力し始めた集
光レンズ4の高さと出力信号22aが出力されなくなっ
た集光レンズ4の高さを記憶し、その2つの高さの中央
の値を演算し、サーボモータ9aを制御し受光レンズ4
を上下に移動させ、2つの高さの中央の値の高さを受光
レンズ4の基準高さとして、その高さに受光レンズ4を
設定する。集光レンズ4の焦点位置は発光色が青色とな
る範囲の中央にあるので、以上の動作により被加工物7
の表面に集光レンズ4の焦点が設定される。この集光レ
ンズ4の位置をもって加工トーチ18を昇降させるサー
ボモータ9aの座標原点とする。
は、受光部の青色フィルタ22bによりオレンジ色は遮
断され、オレンジ色は感知しない。レーザ光照射時にレ
ーザ光照射点から出る光の色がオレンジ色から青色に変
化すると、青色の光は受光部の青色フィルタ22bを透
過し、光センサ22が青色フィルタ22bを透過した光
を感知して出力信号22aを出力する。数値制御装置2
1は、光センサ22が出力信号22aを出力し始めた集
光レンズ4の高さと出力信号22aが出力されなくなっ
た集光レンズ4の高さを記憶し、その2つの高さの中央
の値を演算し、サーボモータ9aを制御し受光レンズ4
を上下に移動させ、2つの高さの中央の値の高さを受光
レンズ4の基準高さとして、その高さに受光レンズ4を
設定する。集光レンズ4の焦点位置は発光色が青色とな
る範囲の中央にあるので、以上の動作により被加工物7
の表面に集光レンズ4の焦点が設定される。この集光レ
ンズ4の位置をもって加工トーチ18を昇降させるサー
ボモータ9aの座標原点とする。
【0021】図3に第2の実施例に用いる、光センサ2
2の出力信号22aの処理回路を示している。図3にお
ける信号処理回路では、光センサ22の出力信号22a
をパルスカウンタ26に入力し、サーボモータ9aの昇
降信号が出力されている間の出力信号22aのパルス数
を計数し、パルスカウンタ26の出力側を信号レジスタ
27と比較演算器28の一方の入力側に接続する。信号
レジスタ27は昇降信号16の出力の最初にパルスカウ
ンタ26の出力を記憶して出力する。信号レジスタ27
の出力側は比較演算器28の他の1つの入力側に接続さ
れる。この実施例では光センサ出力22aではなく、比
較演算器28の出力29が数値制御装置21に接続され
る。
2の出力信号22aの処理回路を示している。図3にお
ける信号処理回路では、光センサ22の出力信号22a
をパルスカウンタ26に入力し、サーボモータ9aの昇
降信号が出力されている間の出力信号22aのパルス数
を計数し、パルスカウンタ26の出力側を信号レジスタ
27と比較演算器28の一方の入力側に接続する。信号
レジスタ27は昇降信号16の出力の最初にパルスカウ
ンタ26の出力を記憶して出力する。信号レジスタ27
の出力側は比較演算器28の他の1つの入力側に接続さ
れる。この実施例では光センサ出力22aではなく、比
較演算器28の出力29が数値制御装置21に接続され
る。
【0022】以下、第2の実施例の動作について説明す
る。ビーム強度はレーザ出力に比例するので、図4
(B)に示すように出力aから出力b,cと低下させる
に従い、レーザ光照射点から出る光の色が青色となる範
囲が減少し、最大強度である焦点位置Zfにおけるビー
ム強度が限界強度Io と一致する出力cの焦点位置Zf
でのみ青色の発光色が被加工物表面から発せられる。被
加工物に平均出力を増減しながらパルス状のレーザ光を
照射するとともに、集光レンズと被加工物の間隔を増加
または減少させていくと、限界強度Io を越えるビーム
強度のパルスレーザ光が被加工物に照射された時にだけ
青色の発光が得られ、パルスカウンタ26がカウントす
るので、レンズ位置が移動して焦点位置が被加工物に近
付くと次第にパルスカウント数が増加し、焦点位置が被
加工物から遠ざかるとパルスカウント数が減少する。
る。ビーム強度はレーザ出力に比例するので、図4
(B)に示すように出力aから出力b,cと低下させる
に従い、レーザ光照射点から出る光の色が青色となる範
囲が減少し、最大強度である焦点位置Zfにおけるビー
ム強度が限界強度Io と一致する出力cの焦点位置Zf
でのみ青色の発光色が被加工物表面から発せられる。被
加工物に平均出力を増減しながらパルス状のレーザ光を
照射するとともに、集光レンズと被加工物の間隔を増加
または減少させていくと、限界強度Io を越えるビーム
強度のパルスレーザ光が被加工物に照射された時にだけ
青色の発光が得られ、パルスカウンタ26がカウントす
るので、レンズ位置が移動して焦点位置が被加工物に近
付くと次第にパルスカウント数が増加し、焦点位置が被
加工物から遠ざかるとパルスカウント数が減少する。
【0023】したがって、第2の実施例では、数値制御
装置21は集光レンズ4の位置が、集光レンズ4の焦点
距離とされる高さより10%高い位置と、焦点距離とさ
れる高さより10%低い位置との間を上下するようにサ
ーボモータ9aを動かす。次にレーザ発振器1にパルス
ピーク出力を一定の幅で増減しながらパルス出力を出力
させる。パルスピーク出力が1往復の出力増減を行って
いる間に、被加工物7の表面に青い発光があると光セン
サ22がパルス状の出力信号22aを出力し、出力信号
22aのパルス数をパルスカウンタ26で計測する。パ
ルス増減が終わると集光レンズ4を下降または上昇させ
る。この時、サーボモータ9aの昇降信号16が出力さ
れる最初の瞬間に信号レジスタ27がパルスカウンタ2
6が計数したパルス数を保持する。次にレーザ発振器1
のパルス出力ピーク値を増減して同様にパルス信号を計
数する。集光レンズが下降または上昇を続けていくと、
被加工物が集光レンズ4の焦点位置に近付くに従いレー
ザ光は集光され、同一出力でも照射レーザビーム強度が
増加するので、パルスピーク出力の増減の1周期中に青
色の発光を伴う限界ビーム強度Io を越えるパルス数が
増加する。その結果、パルスカウンタ26の出力は増え
続け、焦点位置が被加工物上に来た時に最大となる。パ
ルスカウンタ26の出力と信号レジスタ27の出力を比
較演算器28によって比較し、集光レンズ4を移動する
毎にパルスカウンタの方がパルス数が増加していれば焦
点位置が被加工物7に近付き、逆にパルスカウンタの方
がパルス数が減少し始めた時に、焦点位置が被加工物7
上にあることになる。したがって、比較演算器28の出
力の正負符号が反転したときの被加工物7に対する集光
レンズ4の位置を、加工トーチ18を昇降するサーボモ
ータ9aの座標原点とする。
装置21は集光レンズ4の位置が、集光レンズ4の焦点
距離とされる高さより10%高い位置と、焦点距離とさ
れる高さより10%低い位置との間を上下するようにサ
ーボモータ9aを動かす。次にレーザ発振器1にパルス
ピーク出力を一定の幅で増減しながらパルス出力を出力
させる。パルスピーク出力が1往復の出力増減を行って
いる間に、被加工物7の表面に青い発光があると光セン
サ22がパルス状の出力信号22aを出力し、出力信号
22aのパルス数をパルスカウンタ26で計測する。パ
ルス増減が終わると集光レンズ4を下降または上昇させ
る。この時、サーボモータ9aの昇降信号16が出力さ
れる最初の瞬間に信号レジスタ27がパルスカウンタ2
6が計数したパルス数を保持する。次にレーザ発振器1
のパルス出力ピーク値を増減して同様にパルス信号を計
数する。集光レンズが下降または上昇を続けていくと、
被加工物が集光レンズ4の焦点位置に近付くに従いレー
ザ光は集光され、同一出力でも照射レーザビーム強度が
増加するので、パルスピーク出力の増減の1周期中に青
色の発光を伴う限界ビーム強度Io を越えるパルス数が
増加する。その結果、パルスカウンタ26の出力は増え
続け、焦点位置が被加工物上に来た時に最大となる。パ
ルスカウンタ26の出力と信号レジスタ27の出力を比
較演算器28によって比較し、集光レンズ4を移動する
毎にパルスカウンタの方がパルス数が増加していれば焦
点位置が被加工物7に近付き、逆にパルスカウンタの方
がパルス数が減少し始めた時に、焦点位置が被加工物7
上にあることになる。したがって、比較演算器28の出
力の正負符号が反転したときの被加工物7に対する集光
レンズ4の位置を、加工トーチ18を昇降するサーボモ
ータ9aの座標原点とする。
【0024】図5にパルスピーク出力の増減に伴う、各
位置におけるビーム強度およびセンサパルス出力を示
す。すなわち、図5(A)はレーザ光の出力オーバーラ
イドを増減させるパターン図、図5(B)はパルスピー
ク出力の増減に伴う3種類のワーク位置におけるビーム
強度の変化を示すグラフ、図5(C)はパルスピーク出
力の増減に伴う3種類のワーク位置におけるセンサパル
ス出力を示すグラフであり、図中のZa,ZbおよびZ
fは図4(B)および(C)におけるZa,Zbおよび
Zfに対応している。
位置におけるビーム強度およびセンサパルス出力を示
す。すなわち、図5(A)はレーザ光の出力オーバーラ
イドを増減させるパターン図、図5(B)はパルスピー
ク出力の増減に伴う3種類のワーク位置におけるビーム
強度の変化を示すグラフ、図5(C)はパルスピーク出
力の増減に伴う3種類のワーク位置におけるセンサパル
ス出力を示すグラフであり、図中のZa,ZbおよびZ
fは図4(B)および(C)におけるZa,Zbおよび
Zfに対応している。
【0025】上記2つの実施例は、被加工物7へのレー
ザ光の照射による、被加工物7表面における青色発光を
光センサ22により検出することにより、焦点位置を捜
すものであったが、被加工物7へのレーザ光の照射によ
る、被加工物7表面における青色発光時に破裂音を発す
ることを利用しても、焦点位置を捜すことができ、サー
ボモータ9aの原点を設定することができる。すなわ
ち、光センサ22の代わりに集音センサを用い、被加工
物7表面における青色発光時に発する破裂音を検出し、
集音センサの出力を光センサ22の出力の代わりに利用
することにより、上記2つの実施例を同様に実現するこ
とが可能である。
ザ光の照射による、被加工物7表面における青色発光を
光センサ22により検出することにより、焦点位置を捜
すものであったが、被加工物7へのレーザ光の照射によ
る、被加工物7表面における青色発光時に破裂音を発す
ることを利用しても、焦点位置を捜すことができ、サー
ボモータ9aの原点を設定することができる。すなわ
ち、光センサ22の代わりに集音センサを用い、被加工
物7表面における青色発光時に発する破裂音を検出し、
集音センサの出力を光センサ22の出力の代わりに利用
することにより、上記2つの実施例を同様に実現するこ
とが可能である。
【0026】上記の実施例に示す、集光レンズ4の位置
を変化させながら焦点位置を被加工物7上に合わせる手
順は、数値制御装置21内の記憶装置に記憶固定され、
数値制御装置21により原点設定を実行する。
を変化させながら焦点位置を被加工物7上に合わせる手
順は、数値制御装置21内の記憶装置に記憶固定され、
数値制御装置21により原点設定を実行する。
【0027】以上の構成および方法により、集光レンズ
の焦点位置を被加工物の表面上に設定する作業を自動化
することが可能であり、装置を操作する作業者の個人差
による焦点位置設定のばらつきや、集光レンズ自体の焦
点距離のばらつきに関係することなく、加工トーチと被
加工物の間隔、および集光レンズの焦点位置と被加工物
の相対位置を、常に最適に保つことができる。
の焦点位置を被加工物の表面上に設定する作業を自動化
することが可能であり、装置を操作する作業者の個人差
による焦点位置設定のばらつきや、集光レンズ自体の焦
点距離のばらつきに関係することなく、加工トーチと被
加工物の間隔、および集光レンズの焦点位置と被加工物
の相対位置を、常に最適に保つことができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集光レンズ高さ制御方法によれば、作業者の個人差に
よる焦点位置設定のばらつきや、集光レンズ自体の焦点
距離のばらつきに関係することなく、加工トーチと被加
工物の間隔、および集光レンズの焦点位置と被加工物の
相対位置を、常に最適に保つことができるため、レーザ
光の照射条件が変化せず、照射条件のばらつきによる加
工品質のばらつきや歩留りの低下を未然に防止できる。
さらに、焦点位置を被加工物表面に設定する作業が自動
化されるので、作業準備時間が大幅に短縮され、また、
焦点位置を被加工物表面に設定するのに熟練を必要とし
なくなる。
の集光レンズ高さ制御方法によれば、作業者の個人差に
よる焦点位置設定のばらつきや、集光レンズ自体の焦点
距離のばらつきに関係することなく、加工トーチと被加
工物の間隔、および集光レンズの焦点位置と被加工物の
相対位置を、常に最適に保つことができるため、レーザ
光の照射条件が変化せず、照射条件のばらつきによる加
工品質のばらつきや歩留りの低下を未然に防止できる。
さらに、焦点位置を被加工物表面に設定する作業が自動
化されるので、作業準備時間が大幅に短縮され、また、
焦点位置を被加工物表面に設定するのに熟練を必要とし
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるレーザ加工装置例の構成図
【図2】同例のノズル部分の拡大断面図
【図3】第2の実施例に用いる光センサの出力信号の処
理回路図
理回路図
【図4】(A)はレンズ位置からの距離とレーザビーム
径の関係図 (B)はレンズ位置からの距離とレーザビーム強度の関
係図 (C)はレンズ位置からの距離とワーク表面発光色の関
係図
径の関係図 (B)はレンズ位置からの距離とレーザビーム強度の関
係図 (C)はレンズ位置からの距離とワーク表面発光色の関
係図
【図5】(A)はレーザ光の出力オーバーライドの増減
パターン図 (B)はパルスピーク出力の増減に伴う3種類のワーク
位置におけるビーム強度の変化を示すグラフ (C)はパルスピーク出力の増減に伴う3種類のワーク
位置におけるセンサパルス出力を示すグラフ
パターン図 (B)はパルスピーク出力の増減に伴う3種類のワーク
位置におけるビーム強度の変化を示すグラフ (C)はパルスピーク出力の増減に伴う3種類のワーク
位置におけるセンサパルス出力を示すグラフ
【図6】従来のレーザ加工装置の構成図
1 レーザ発振器 1a レーザ光 2 レーザ光ガイド 3 折曲げ鏡 4 集光レンズ 7 被加工物 8b 補助ガスボンベ(補助ガス源) 9a サーボモータ 10b 加工テーブル 10d サーボモータ 13 信号変換器 18 加工トーチ 19 ノズル付き倣いセンサ(倣いセンサ部) 19b テーパー状の穴 21 数値制御装置 22 光センサ 23 ガイド軸受け
Claims (5)
- 【請求項1】レーザ発振器と、集光レンズと、加工トー
チと、被加工物を保持して移動する加工テーブルと、集
光レンズと被加工物の間隔を変えるためのサーボモータ
と、そのサーボモータと加工テーブルとレーザ発振器を
制御する数値制御装置と、被加工物表面のレーザ光照射
部から発せられる光を検出する光センサとを備え、その
光センサの出力の変化に関連して集光レンズと被加工物
の間隔を複数回記憶する記憶装置を前記数値制御装置に
設けたレーザ加工装置を用いて、集光レンズの焦点距離
を含む範囲で集光レンズと被加工物との間隔を変化させ
ながら被加工物にレーザ光を照射し、かつ被加工物を移
動させながらレーザ光照射位置を変化させることによっ
て光センサからの出力があるときの集光レンズと被加工
物との間隔の最大間隔と最小間隔を記憶装置に記憶さ
せ、その記憶させた集光レンズと被加工物との間隔の最
大間隔と最小間隔の中央位置を前記サーボモータの座標
原点とするレーザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法。 - 【請求項2】レーザ発振器と、集光レンズと、加工トー
チと、被加工物を保持して移動する加工テーブルと、集
光レンズと被加工物の間隔を変えるためのサーボモータ
と、そのサーボモータと加工テーブルとレーザ発振器を
制御する数値制御装置と、被加工物表面のレーザ光照射
部から発せられる光を検出する光センサと、光センサの
出力を入力するパルスカウンタと、数値制御装置がサー
ボモータの駆動信号を出力するごとに駆動信号が出力さ
れる直前のパルスカウンタ出力を保持する信号レジスタ
とを備え、パルスカウンタ出力と信号レジスタ出力とを
比較演算器に入力してその比較演算器出力を入力するレ
ーザ加工装置を用いて、被加工物に平均出力を増減しな
がらパルス状のレーザ光を照射し、平均出力の増減の1
周期ごとに集光レンズと被加工物との間隔を増加または
減少させていき、比較演算器の出力の正負の符号が反転
したときの被加工物に対する集光レンズの位置をサーボ
モータの座標原点とするレーザ加工装置の集光レンズ高
さ制御方法。 - 【請求項3】レーザ発振器と、集光レンズと、加工トー
チと、被加工物を保持して移動する加工テーブルと、集
光レンズと被加工物の間隔を変えるためのサーボモータ
と、そのサーボモータと加工テーブルとレーザ発振器を
制御する数値制御装置と、被加工物表面のレーザ光照射
部より発射される音を検出する集音センサとを備え、集
音センサ出力の変化に関連して集光レンズと被加工物の
間隔を複数回記憶する記憶装置を数値制御装置に設けた
レーザ加工装置を用いて、集光レンズの焦点距離を含む
範囲で集光レンズと被加工物との間隔を変化させながら
被加工物にレーザ光を照射し、かつ被加工物を移動させ
ながらレーザ光照射位置を変化させることによって集音
センサの出力があるときの集光レンズと被加工物との間
隔の最大間隔と最小間隔を記憶装置に記憶させ、その記
憶させた集光レンズと被加工物との間隔の最大間隔と最
小間隔の中央位置を前記サーボモータの座標原点とする
レーザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法。 - 【請求項4】レーザ発振器と、集光レンズと、加工トー
チと、被加工物を保持して移動する加工テーブルと、集
光レンズと被加工物の間隔を変えるためのサーボモータ
と、そのサーボモータと加工テーブルとレーザ発振器を
制御する数値制御装置と、集音センサ出力を入力するパ
ルスカウンタと、数値制御装置がサーボモータの駆動信
号を出力するごとに駆動信号が出力される直前のパルス
カウンタ出力を保持する信号レジスタとを備え、パルス
カウンタ出力と信号レジスタ出力とを比較演算器に入力
してその比較演算器出力を入力するレーザ加工装置を用
いて、被加工物に平均出力を増減しながらパルス状のレ
ーザ光を照射し、平均出力の増減の1周期ごとに集光レ
ンズと被加工物との間隔を増加または減少させていき、
比較演算器の出力の正負の符号が反転したときの集光レ
ンズと被加工物の間隔となる集光レンズの位置をサーボ
モータの座標原点とするレーザ加工装置の集光レンズ高
さ制御方法。 - 【請求項5】サーボモータの座標原点を設定する手順を
数値制御装置内の記憶装置に記憶させて実行する請求項
2〜5のいずれか1項に記載のレーザ加工装置の集光レ
ンズ高さ制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156169A JPH11347771A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | レ―ザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11156169A JPH11347771A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | レ―ザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4017359A Division JPH05212568A (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | レーザ加工装置およびその集光レンズ高さ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11347771A true JPH11347771A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15621868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11156169A Pending JPH11347771A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | レ―ザ加工装置の集光レンズ高さ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11347771A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004066340A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-03-04 | Miyachi Technos Corp | レーザ溶接モニタ装置及び方法 |
| JP2023509081A (ja) * | 2020-01-06 | 2023-03-06 | プレシテック オプトロニク ゲーエムベーハー | 共焦点距離測定によるワークピースの制御された機械加工方法及び装置 |
| JP2024129953A (ja) * | 2023-03-14 | 2024-09-30 | トヨタ自動車株式会社 | 治具 |
-
1999
- 1999-06-03 JP JP11156169A patent/JPH11347771A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004066340A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-03-04 | Miyachi Technos Corp | レーザ溶接モニタ装置及び方法 |
| JP2023509081A (ja) * | 2020-01-06 | 2023-03-06 | プレシテック オプトロニク ゲーエムベーハー | 共焦点距離測定によるワークピースの制御された機械加工方法及び装置 |
| JP2024129953A (ja) * | 2023-03-14 | 2024-09-30 | トヨタ自動車株式会社 | 治具 |
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