JPH11347988A - ロータリカットオフ装置およびその方法 - Google Patents

ロータリカットオフ装置およびその方法

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JPH11347988A
JPH11347988A JP15267998A JP15267998A JPH11347988A JP H11347988 A JPH11347988 A JP H11347988A JP 15267998 A JP15267998 A JP 15267998A JP 15267998 A JP15267998 A JP 15267998A JP H11347988 A JPH11347988 A JP H11347988A
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knife
cylinder
shaped sheet
sheet
band
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JP15267998A
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Hiroyuki Takenaka
裕幸 竹中
Hiroshi Ishifuchi
浩 石渕
Kazunori Kono
和徳 河野
Toshihide Kato
利英 加藤
Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状シートが切断にともなって跳ね上がりを
生じることがないロータリカットオフ装置およびその方
法を提供すること。 【解決手段】 段ボール等帯状シートの製造ラインに配
置され、かつナイフを周上に有して装着されるととも
に、回転自在に支承されたナイフシリンダと、該ナイフ
シリンダと対向して配置され上記ナイフがナイフシリン
ダの回転に伴なって前記帯状シートを介して係合するア
ンビル部を有し、給送される上記帯状シートをその給送
方向と直角な方向に上記ナイフシリンダの回転によって
所定の長さで切断するロータリカットオフ装置におい
て、ナイフシリンダ1の周上に配設するナイフを、給送
される帯状シート101に、先行して係合する鋸歯状ナ
イフ21と、これに重合して後行する平刃状ナイフ22
で構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は段ボール等の帯状シ
ートの製造ラインに配置され、前工程から連続的に給送
される段ボール等の帯状シートを所定の長さに切断する
ロータリカットオフ装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、一例としての従来型の段ボール
カットオフ装置の概略構成図である。従来型の段ボール
カットオフ装置は、図3(a)に正面図、図3(b)に
A−A線断面図で示すように、シートパスライン101
Lの上下に位置する上側ナイフシリンダ102と下側ナ
イフシリンダ103を対設させたものである。これら両
シリンダ102,103は、製造ライン両端部へ立設し
たフレーム104a,104bに対し、軸受105a,
105b,106a,106bを介して回転自在に軸支
されている。上側ナイフシリンダ102の両側端に固着
された歯車107a,107bと、下側ナイフシリンダ
103の両側端に固着された歯車108a,108b
は、同一歯数で噛み合い、上下のナイフシリンダ10
2,103が同期して対向した状態で回転するように構
成されている。
【0003】図3において、109は回転駆動の動力を
与える電動機で、モータ軸110へ嵌着された歯車11
1を下側ナイフシリンダ103の軸端へ嵌着された歯車
112へ噛合させ、動力を伝達する。本例では、ナイフ
シリンダ102,103の周上へ平刃状の螺旋状のナイ
フ113,114を装着しており、前記ナイフシリンダ
102,103の対向回転により1回転に一度ナイフ1
13,114が係合し、この係合点は順次軸方向へ移動
し、シートパスライン101L上を走行する段ボールシ
ート101を切断するようになっている。
【0004】従来例の作用と問題点について次に説明す
る。本従来装置では、給送速度に対応して段ボールシー
ト101を要求される所定の長さで正確に切断するため
上下のナイフシリンダ102,103を加減速の後、等
速回転させる回転制御が必要となる。本装置では、対を
なすナイフ113,114を係合させる切断方式である
ため二つのナイフシリンダ102,103を同期させて
対向回転する必要があり装置の回転慣性は大きい。その
ため、駆動源となる電動機109には大きな負荷がかか
り、大馬力のものを設備しておく必要がある。仮にナイ
フシリンダ102,103、歯車107a,107b,
108a,108bならびに歯車111,112等、回
転系の回転慣性を小さく設計することも考えられるが、
回転慣性を小さくすることは、すなわち、シリンダの曲
げ剛性および捩り剛性を小さくすることとなり、切れ味
を悪化させたり、両ナイフ113,114が正確に係合
せず、切断不能となることがある。
【0005】また、両ナイフ113,114の噛み合わ
せ調整には、適正な予圧力あるいはナイフ隙間の設定が
必要であり、装置に対しバックラッシュの除去装置およ
び構成部品の精緻な製作精度、組立精度が要求されるた
め高度の技術と労力に加え製作コストが高騰するなどの
問題がある。さらに、ナイフ113,114間の相互接
触、および摺動が本方式の基本切断機構になっているた
め、ナイフ摩耗の増加が避けられず、このため定期的あ
るいは突発的な再調整や刃先研磨、交換に関わる頻度が
多く。装置の稼働率、生産性を著しく低下させる不具合
があった。
【0006】次に、図4には、上述装置の問題点を解決
できる方式として特願平9−239493で提案されて
いる装置を示し、図4(a)は正面図、図4(b)は図
4(a)のA−A線断面図である。この装置では、平刃
状のナイフ115が周上に装着されたナイフシリンダ1
16とこれに平行して配置されたアンビルシリンダ11
7をシートパスライン101Lに上下して対設してい
る。両シリンダ116,117は、両端部に立設したフ
レーム122a,122bに軸受123a,123b,
124a,124bを介して回転自在に軸支されてい
る。ナイフ115はナイフホルダ125にボルト等で固
着され、スプリング等弾性支持部材あるいは剛性支持部
材でなる支持部材126でナイフシリンダ116の周上
に固設あるいは内部に没設して装着される。
【0007】また、ナイフシリンダ116はシート10
1の走行速度と同調した回転速度で切断動作に入るよう
要求される切断長に応じ加減速制御されて回転するサー
ボモータ等電動機118および図示せざる制御装置と、
アンビルシリンダ(アンビルロール)117をシート1
01走行速度に同調した一定速度で回転駆動する電動機
119および連結歯車120、121等で構成されてい
る。本構成とする装置では、アンビルシリンダ117は
シート101の走行速度に同調して回転駆動されており
ナイフシリンダ116は所定の切断長を得るため次の切
断動作に入るよう加速から減速、あるいは減速から加速
する回転制御を受けナイフシリンダ116上のナイフ1
15がシート101の走行速度と同調した速度で切断動
作に入りナイフ115はアンビルシリンダ(アンビルロ
ール)117周上に向け該シート101を押しつぶしな
がらいわゆる押し切り切断を行う。本構成にすれば、図
3の例に比べ加減速制御すべきシリンダはナイフシリン
ダ116のみの一方でよいため回転慣性を小さくするこ
とができ、これによって電動機の省動力化が図れ速度制
限も向上する。また、ナイフ同士の刃合わせ調整も不要
で高度のスキルを必要としないなど効果は大きい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
如く図3の例においては、シートパスライン101Lの
上下において一対のナイフシリンダ102,103が併
設され対向回転させることによって夫々装着された上下
のナイフ113,114がシリンダ1回転に一度噛み合
いシートをシア切断する。本例では、切断寸法に応じ両
方のナイフシリンダの回転を同期させて加減速制御する
必要があり、両シリンダの回転慣性に加え同期のための
連結歯車の回転慣性が電動機への負荷となり電動機の動
力増大を来す。また、切断品質を得るためナイフに適正
な予圧力を与えるための刃調整には高度の技術力と調整
時間が必要であった。
【0009】これらの問題を解決するため、図4の装置
が提案されたのであるが、次のような採用上致命的問題
を有していたため実用に供することが困難であった。図
5には、図4の装置でシートを切断する場合の作用を模
式的な断面図で示す。本方式の装置では、アンビルロー
ル117上の段ボールシート101にナイフ115を押
し付け押し切る動作をなす。その過程を同図(1)、
(2)、(3)、(4)の順に示している。同図に示さ
れるように、押し込み動作に応じシート上面のナイフ係
合部近傍には引っ張り力が発生し、(3)の点線図の如
くシートは跳ね上がろうとする。この状態のシートに跳
ね上がりを規制する力が加わると(4)に示すように切
断部近傍のシートに曲げモーメントが作用し下部シート
が圧縮負荷を受けて座屈し、シート折れとなって品質を
阻害する。これは、段ボールのような比較的厚手の構造
紙あるいはシートを一方から平刃状ナイフで押し付けて
切断する場合、残り厚みが僅少となるまで切離がなされ
ないことによるもので、厚手の構造紙を平刃状ナイフで
押し切る切断方式に特有かつ不可避な現象である。
【0010】本発明は上記課題を解決し、帯状シートが
切断にともなって跳ね上がりを生じることがないロータ
リカットオフ装置およびその方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、段ボール等帯状シートの製造ラインに配置さ
れ、かつナイフを周上に有して装着されるとともに、回
転自在に支承されたナイフシリンダと、該ナイフシリン
ダと対向して配置され上記ナイフがナイフシリンダの回
転に伴なって前記帯状シートを介して係合するアンビル
部を有し、給送される上記帯状シートをその給送方向と
直角な方向に上記ナイフシリンダの回転によって所定の
長さで切断するロータリカットオフ装置において、上記
ナイフを、給送される帯状シートに、先行して係合する
鋸歯状ナイフと、これに重合させ、後行して該帯状シー
トに係合する平刃状ナイフで構成したことにある。ま
た、本発明は、段ボール等帯状シートの製造ラインに配
置され、かつナイフを周上に有して装着されるととも
に、回転自在に支承されたナイフシリンダと、該ナイフ
シリンダと平行して配置され上記ナイフがナイフシリン
ダの回転に伴なって前記帯状シートを介して係合するア
ンビル部を有し、給送される同上帯状シートをその給送
方向と直角な方向に所定の長さで切断するロータリカッ
トオフ装置において、上記ナイフを、給送される帯状シ
ートに、先行して係合する鋸歯状ナイフと、これに重合
させ、後行して該帯状シートに係合する平刃状ナイフで
構成し、上記鋸歯状ナイフおよび平刃状ナイフを、アン
ビル部との係合圧力を受けて出没可能に弾性支持し、該
鋸歯状ナイフを支持する支持ばね定数を平刃状ナイフの
支持ばね定数より小さくしたことにある。さらに、本発
明は、帯状シートの製造ラインにナイフを周上に有する
ナイフシリンダを回転自在に支承し、該ナイフシリンダ
と対向して配置されたアンビル部を有するとともに、上
記ナイフシリンダの回転に伴なって前記帯状シートに上
記ナイフを係合させて、給送される帯状シートをその給
送方向と直角な方向に所定の長さで切断するロータリカ
ットオフ方法において、上記ナイフを、給送される帯状
シートに、先行して係合する鋸歯状ナイフと、これに重
合させ、後行して該帯状シートに係合する平刃状ナイフ
で構成し、該鋸歯状ナイフによって帯状シートの跳ね上
がりを防止させてから平刃状ナイフで切断することにあ
る。
【0012】本発明では、ロータリカットオフ装置にお
けるナイフシリンダ周上に装着したナイフ構造として、
給送される帯状シートに先行して係合する鋸歯状ナイフ
と、これに重合させ後行して該シートに係合する平刃状
ナイフで構成している。走行する帯状シートに対し、所
定の回転制御がなされるナイフシリンダに装着された鋸
歯状ナイフと平刃状ナイフのうちまず鋸歯状ナイフがア
ンビル部上に供給された帯状シートに係合しナイフシリ
ンダの回転とともに刃先を食い込ませながら切断を進め
る。すなわち、鋸歯状の鋸刃では先端の刃角が鋭利であ
るため帯状シートに係合した時点で帯状シートを圧縮す
る以前に切離を開始する。次いで、鋸歯状ナイフの横に
接して配置された平刃状ナイフは、鋸歯状ナイフに遅れ
てシートに係合し、アンビル部で鋸歯の切り残しを平刃
で押し切る作用をなす。これによって、切断にともなっ
て帯状シートが跳ね上がりを生じることはなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1に本発明に係わるロータリカットオフ
装置の実施の形態を示す。図1(a)は正面図、図1
(b)はA−A断面図である。シートパスライン101
Lを挟んでナイフシリンダ1とアンビルシリンダ3が平
行状態に対向して配置され、両シリンダ1、3は製造ラ
イン両端部へ立設したフレーム4a,4bに対し軸受5
a,5b,7a,7bを介して回転自在に軸支されてい
る。6はナイフシリンダ1を回転させる駆動力を与える
駆動手段である。この駆動手段6はサーボモータ等の電
動機で、上記ナイフシリンダ1の軸端に連結されてい
る。
【0015】8はアンビルシリンダ3を段ボール等の帯
状シート101の走行速度と同調した速度で回転駆動す
る電動機等を使用した駆動手段であり、連結歯車9,1
0を介し同シリンダ3の軸端に連結される。ナイフシリ
ンダ1の周上には給送されるシート101に先行して係
合するよう配置した鋸歯状ナイフ21 と後行して係合す
るよう配置した平刃状ナイフ22 が重合して装着され
る。両ナイフ21 ,22は、ナイフシリンダ1の周上に
設けられたナイフホルダ111 ,112 にボルト13等
で固定され、鋸歯状ナイフホルダ111 は、皿バネ、コ
イルバネ等弾性支持部材121 で支持され、平刃状ナイ
フホルダ112 は同様な弾性支持部材12 2 ないしは剛
性支持部材でナイフシリンダ1の周上に固設あるいは周
上に形成された凹部内部1aに没設して装着される。両
ナイフ21 ,22 の先端は軸方向に平行ないし螺旋状に
配置され、シリンダ回転動作でアンビルシリンダ3の周
上に係合する。
【0016】また、ナイフホルダ111 ,112 は、軸
方向に連続状のプレートでもよいし断続したブロックを
用いるのもよい。支持部材121 ,122 にても軸方向
連続、断続は間わない。さらに、鋸歯状ナイフ21 は平
刃状ナイフ22 より突き出した状態で先行して帯状シー
ト101を切離させる機能をもたせるためと、アンビル
シリンダ3ヘの接触時に刃先に加わる圧力を低下させ、
刃先損傷を防止させるための逃げの機能をもたせるた
め、鋸歯状ナイフ21 の支持部材121 は、ばね支持に
するのが良く、そのばね定数は、平刃状ナイフ22 の支
持部材122 より低め、すなわち柔らかい方が好適であ
る。上記ナイフシリンダ1の周上に形成された凹部1a
の開口端には、ナイフホルダ111 ,112 の抜けを防
止するプレート141 ,142 がそれぞれネジ15を介
して装着されている。プレート141 ,142 は、一枚
のプレートに鋸歯状ナイフ21 および平刃状ナイフ22
の通し穴を形成してもよい。
【0017】かかる構成とするロータリカットオフ装置
のロータリカットオフ方法を説明する。アンビルシリン
ダ3は帯状シート101の走行速度に同調してほぼ一定
速回転駆動されており、ナイフシリンダ1は所定の切断
長を得るため切断後、次の切断動作に入るよう加速から
減速、あるいは減速から加速する回転制御を受ける。そ
して、ナイフシリンダ1上のナイフ21 ,22 がシート
101の走行速度と同調した速度で切断動作に入り、同
ナイフ21 ,22 は、アンビルシリンダ3周上に向け該
シート101に係合し、次に示すような切断動作を行
う。図2に模式図を示し、(a)は斜視図、(b)は断
面図である。この図2に示されるように、まず鋸歯状ナ
イフ21 がアンビルシリンダ3上に供給されるシート1
01に先行的に係合し、ナイフシリンダ1の回転ととも
に刃先を食い込ませながら切断を進める。鋸歯状ナイフ
1 の鋸刃では、先端の刃角が鋭利であるため帯状シー
ト101に係合した時点で帯状シート101を圧縮する
以前に切離を開始する。
【0018】次いで、鋸歯状ナイフ21 の横に接して配
置された平刃状ナイフ22 は、鋸歯状ナイフ21 に遅れ
て帯状シート101に係合し、図2(b)右図に示され
るようにアンビルシリンダ3最頂部付近で鋸歯による切
り残しを平刃で押し切る作用をなす。このとき、鋸歯状
ナイフ21 の支持部材121 は柔らかいばね支持になっ
ているため、アンビルシリンダ3の周面に接触して圧力
を受けると、ばねは収縮する。そして、ナイフホルダ1
1 とともに鋸歯状ナイフ21 は、ナイフシリンダ1の
凹部1a内部に引っ込む。一方、平刃状ナイフ22 は比
較的剛いばね支持または剛性支持機構122 となってい
るため、鋸刃による帯状シート101の切り残し部を強
い圧力で押し切り切離させる。上記作用によって、従来
装置のように帯状シート101が切断にともなって跳ね
上がりを生じることはなく、これを規制すると生じる座
屈によるシート折れを起こすことはない。
【0019】上記実施の形態の効果は次の通りである。
ナイフシリンダ1の周上に配設するナイフを、給送され
る帯状シート101に、先行して係合する鋸歯状ナイフ
1 と、これに重合して後行する平刃状ナイフ22 で構
成したので、従来装置のようにシート101が切断にと
もなって跳ね上がりを生じることがない。また、一方の
みのシリンダに装着したナイフによる切断が可能となり
加減速制御すべきシリンダは一方のみでよいため、回転
慣性を半減でき駆動手段の動力を極めて小さくできる。
一対のナイフを噛み合わせる切断方式ではなくアンビル
部にナイフを係合させる切断を実現できるためナイフの
ように微妙な調整は不要でスキルを要しない。鋸歯状ナ
イフ21 と平刃状ナイフの相互作用によって、従来装置
のようにシート101が切断にともなって跳ね上がりを
生じることはなく、これを規制すると生じる座屈による
シート折れの品質障害を起こすことはない。
【0020】該鋸歯状ナイフ21 を支持する支持ばね定
数を平刃状ナイフ22 の支持ばね定数より小さくしたの
で、アンビルシリンダ3ヘの接触時に刃先に加わる圧力
を低下させ、刃先損傷を防止させるための逃げの機能を
もたせることができる。
【0021】帯状シート101の製造ラインにナイフ2
1 ,22 を周上に有するナイフシリンダ1を回転自在に
支承し、該ナイフシリンダ1と平行して配置されたアン
ビル部とともに、ナイフシリンダ1の回転に伴なって前
記帯状シート101に上記ナイフ21 ,22 を係合させ
て、給送される帯状シート101をその給送方向と直角
な方向に所定の長さで切断するロータリカットオフ方法
であって、上記ナイフ21 ,22 を、給送される帯状シ
ート101に、先行して係合する鋸歯状ナイフ21 と、
これに重合させ、後行して該帯状シート101に係合す
る平刃状ナイフ22 で構成し、該鋸歯状ナイフ21 によ
って帯状シート101の跳ね上がりを防止させてから平
刃状ナイフ22 で切断するので、帯状シート101が切
断にともなって跳ね上がりを生じることがない。
【0022】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されるものではなく、アンビル部は、アンビルシリンダ
またはアンビルローラに限らず種々のものを用いること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるロータ
リカットオフ装置およびその方法によれば次のような効
果を奏することができる。
【0024】段ボール等帯状シートの製造ラインに配置
され、かつナイフを周上に有して装着されるとともに、
回転自在に支承されたナイフシリンダと、該ナイフシリ
ンダと対向して配置され上記ナイフがナイフシリンダの
回転に伴なって前記帯状シートを介して係合するアンビ
ル部を有し、給送される上記帯状シートをその給送方向
と直角な方向に上記ナイフシリンダの回転によって所定
の長さで切断するロータリカットオフ装置において、上
記ナイフを、給送される帯状シートに、先行して係合す
る鋸歯状ナイフと、これに重合させ、後行して該帯状シ
ートに係合する平刃状ナイフで構成したので、一方のみ
のシリンダに装着したナイフによる切断が可能となり加
減速制御すべきシリンダは一方のみでよいため、回転慣
性を半減でき駆動手段の動力を極めて小さくできる。一
対のナイフを噛み合わせる切断方式ではなくアンビル部
にナイフを係合させる切断を実現できるためナイフのよ
うに微妙な調整は不要でスキルを要しない。鋸歯状ナイ
フと平刃状ナイフの相互作用によって、従来装置のよう
にシートが切断にともなって跳ね上がりを生じることは
なく、これを規制すると生じる座屈によるシート折れの
品質障害を起こすことはない。上記鋸歯状ナイフを、ア
ンビル部との係合圧力を受けて出没可能に弾性支持した
ので、鋸歯状ナイフの支持部材は柔らかいばね支持にな
っているため、アンビル部に接触して圧力を受けると、
ばねは収縮する。そして、鋸歯状ナイフは、ナイフシリ
ンダの内部に引っ込む。こうして、アンビル部ヘの接触
時に刃先に加わる圧力を低下させ、刃先損傷を防止させ
るための逃げの機能をもたせることができる。
【0025】段ボール等帯状シートの製造ラインに配置
され、かつナイフを周上に有して装着されるとともに、
回転自在に支承されたナイフシリンダと、該ナイフシリ
ンダと平行して配置され上記ナイフがナイフシリンダの
回転に伴なって前記帯状シートを介して係合するアンビ
ル部を有し、給送される同上帯状シートをその給送方向
と直角な方向に所定の長さで切断するロータリカットオ
フ装置において、上記ナイフを、給送される帯状シート
に、先行して係合する鋸歯状ナイフと、これに重合さ
せ、後行して該帯状シートに係合する平刃状ナイフで構
成し、上記鋸歯状ナイフおよび平刃状ナイフを、アンビ
ル部との係合圧力を受けて出没可能に弾性支持し、該鋸
歯状ナイフを支持する支持ばね定数を平刃状ナイフの支
持ばね定数より小さくしたので、アンビル部ヘの接触時
に刃先に加わる圧力を低下させ、刃先損傷を防止させる
ための逃げの機能をもたせることができる。
【0026】また、本発明は、帯状シートの製造ライン
にナイフを周上に有するナイフシリンダを回転自在に支
承し、該ナイフシリンダと対向して配置されたアンビル
部を有するとともに、上記ナイフシリンダの回転に伴な
って前記帯状シートに上記ナイフを係合させて、給送さ
れる帯状シートをその給送方向と直角な方向に所定の長
さで切断するロータリカットオフ方法において、上記ナ
イフを、給送される帯状シートに、先行して係合する鋸
歯状ナイフと、これに重合させ、後行して該帯状シート
に係合する平刃状ナイフで構成し、該鋸歯状ナイフによ
って帯状シートの跳ね上がりを防止させてから平刃状ナ
イフで切断するので、一方のみのシリンダに装着したナ
イフによる切断が可能となり加減速制御すべきシリンダ
は一方のみでよいため、回転慣性を半減でき駆動手段の
動力を極めて小さくできる。一対のナイフを噛み合わせ
る切断方式ではなくアンビル部にナイフを係合させる切
断を実現できるためナイフのように微妙な調整は不要で
スキルを要しない。鋸歯状ナイフと平刃状ナイフの相互
作用によって、従来装置のようにシートが切断にともな
って跳ね上がりを生じることはなく、これを規制すると
生じる座屈によるシート折れの品質障害を起こすことは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるロータリカットオフ
装置を示し、(a)は一部を断面にして示す正面図、
(b)は図1(a)のA−A線断面図である。
【図2】本発明の実施の形態によるロータリカットオフ
装置の切断原理を模式的に示し、(a)は斜視図、
(b)は断面図である。
【図3】従来の段ボールカットオフ装置を示し、(a)
は一部を断面にして示す正面図、(b)は図3(a)の
A−A線断面図である。
【図4】従来の段ボールカットオフ装置を示し、(a)
は一部を断面にして示す正面図、(b)は図4(a)の
A−A線断面図である。
【図5】図4の従来の段ボールカットオフ装置でシート
を切断する場合の作用を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 ナイフシリンダ 21 鋸歯状ナイフ 22 平刃状ナイフ 3 アンビルシリンダ 4a,4b フレーム 5a,5b 軸受 6 駆動手段 7a,7b 軸受 8 駆動手段 9 連結歯車 10 連結歯車
フロントページの続き (72)発明者 加藤 利英 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内 (72)発明者 鈴木 啓之 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール等帯状シートの製造ラインに配
    置され、かつナイフを周上に有して装着されるととも
    に、回転自在に支承されたナイフシリンダと、該ナイフ
    シリンダと対向して配置され上記ナイフがナイフシリン
    ダの回転に伴なって前記帯状シートを介して係合するア
    ンビル部を有し、給送される上記帯状シートをその給送
    方向と直角な方向に上記ナイフシリンダの回転によって
    所定の長さで切断するロータリカットオフ装置におい
    て、上記ナイフを、給送される帯状シートに、先行して
    係合する鋸歯状ナイフと、これに重合させ、後行して該
    帯状シートに係合する平刃状ナイフで構成したことを特
    徴とするロータリカットオフ装置。
  2. 【請求項2】 上記鋸歯状ナイフを、アンビル部との係
    合圧力を受けて出没可能に弾性支持したことを特徴とす
    る請求項1に記載のロータリカットオフ装置。
  3. 【請求項3】 段ボール等帯状シートの製造ラインに配
    置され、かつナイフを周上に有して装着されるととも
    に、回転自在に支承されたナイフシリンダと、該ナイフ
    シリンダと平行して配置され上記ナイフがナイフシリン
    ダの回転に伴なって前記帯状シートを介して係合するア
    ンビル部を有し、給送される同上帯状シートをその給送
    方向と直角な方向に所定の長さで切断するロータリカッ
    トオフ装置において、上記ナイフを、給送される帯状シ
    ートに、先行して係合する鋸歯状ナイフと、これに重合
    させ、後行して該帯状シートに係合する平刃状ナイフで
    構成し、上記鋸歯状ナイフおよび平刃状ナイフを、アン
    ビル部との係合圧力を受けて出没可能に弾性支持し、該
    鋸歯状ナイフを支持する支持ばね定数を平刃状ナイフの
    支持ばね定数より小さくしたことを特徴とするロータリ
    カットオフ装置。
  4. 【請求項4】 帯状シートの製造ラインにナイフを周上
    に有するナイフシリンダを回転自在に支承し、該ナイフ
    シリンダと対向して配置されたアンビル部を有するとと
    もに、上記ナイフシリンダの回転に伴なって前記帯状シ
    ートに上記ナイフを係合させて、給送される帯状シート
    をその給送方向と直角な方向に所定の長さで切断するロ
    ータリカットオフ方法において、上記ナイフを、給送さ
    れる帯状シートに、先行して係合する鋸歯状ナイフと、
    これに重合させ、後行して該帯状シートに係合する平刃
    状ナイフで構成し、該鋸歯状ナイフによって帯状シート
    の跳ね上がりを防止させてから平刃状ナイフで切断する
    ことを特徴とするロータリカットオフ方法。
JP15267998A 1998-06-02 1998-06-02 ロータリカットオフ装置およびその方法 Withdrawn JPH11347988A (ja)

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