JPH11348155A - ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法 - Google Patents
ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法Info
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- JPH11348155A JPH11348155A JP10153248A JP15324898A JPH11348155A JP H11348155 A JPH11348155 A JP H11348155A JP 10153248 A JP10153248 A JP 10153248A JP 15324898 A JP15324898 A JP 15324898A JP H11348155 A JPH11348155 A JP H11348155A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インサートの設置数が多い場合でもインサー
ト同士の配置ピッチや各インサート間での平面度を高精
度かつ容易に維持できるインサート付ハニカムサンドイ
ッチパネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 人工衛星などの構造体として用いられる
ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法で
あって、表皮13、14で覆われる前のハニカムコア1
1に対してインサート取付孔11Aを形成し、上記イン
サート取付孔11A形成後、上記ハニカムコア11の両
面に表皮13、14を接着剤12により貼着し、上記表
皮13、14のうちで、インサート20が装着される側
に位置する表皮13に対してインサート装着孔13Aを
穿孔し、上記インサート装着孔13Aから上記インサー
ト取付孔11A内に挿入されたインサート20を上記イ
ンサート装着孔13Aと面一に設置された治具18によ
り懸垂支持した状態で、上記インサート取付孔11Aに
注入された充填剤Sを硬化させる。
ト同士の配置ピッチや各インサート間での平面度を高精
度かつ容易に維持できるインサート付ハニカムサンドイ
ッチパネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 人工衛星などの構造体として用いられる
ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法で
あって、表皮13、14で覆われる前のハニカムコア1
1に対してインサート取付孔11Aを形成し、上記イン
サート取付孔11A形成後、上記ハニカムコア11の両
面に表皮13、14を接着剤12により貼着し、上記表
皮13、14のうちで、インサート20が装着される側
に位置する表皮13に対してインサート装着孔13Aを
穿孔し、上記インサート装着孔13Aから上記インサー
ト取付孔11A内に挿入されたインサート20を上記イ
ンサート装着孔13Aと面一に設置された治具18によ
り懸垂支持した状態で、上記インサート取付孔11Aに
注入された充填剤Sを硬化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機や人工衛星
の構造体として用いられるハニカムサンドイッチパネル
へのインサート取付方法に関する。
の構造体として用いられるハニカムサンドイッチパネル
へのインサート取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地球の周回軌道を回る人工衛星の構造体
として用いられる部材として、アルミニュウムコアにア
ルミニュウムの表皮を接着したハニカムパネルがある。
このハニカムパネルは軽量であり、太陽光の反射や伝
熱、電導性に優れている。人工衛星では、ハニカムパネ
ルに対して雌ネジ部を有するインサートを埋め込み、樹
脂などの充填剤を用いて固定することによりインサート
付ハニカムパネルを構成し、そのインサートに対して様
々な搭載機器を締結して取り付けるようになっている。
として用いられる部材として、アルミニュウムコアにア
ルミニュウムの表皮を接着したハニカムパネルがある。
このハニカムパネルは軽量であり、太陽光の反射や伝
熱、電導性に優れている。人工衛星では、ハニカムパネ
ルに対して雌ネジ部を有するインサートを埋め込み、樹
脂などの充填剤を用いて固定することによりインサート
付ハニカムパネルを構成し、そのインサートに対して様
々な搭載機器を締結して取り付けるようになっている。
【0003】上記インサート付ハニカムパネルの構造と
しては、例えば、図6に示す構造がある。図6には、ハ
ニカムパネルの両面を表皮により覆ってサンドイッチ状
としたインサート付ハニカムサンドイッチパネルを対象
として示してあり、同図において符号1は、ハニカムサ
ンドイッチパネルである。ハニカムサンドイッチパネル
1は、ハニカムコア3とこれの両面に接着剤8A、8B
で接着された2枚の表皮2および4とを備えている。ま
た、同図において、符号5はハニカムサンドイッチパネ
ル1に形成された孔9内に装填されたインサートを示
し、符号Sは、ハニカムサンドイッチパネル1のハニカ
ムコア3とインサート5とを互いに固着するための充填
剤を示し、さらに符号Tは、インサート5とサンドイッ
チパネル1の表皮の一方2との高さを同一にするための
テープを示している。
しては、例えば、図6に示す構造がある。図6には、ハ
ニカムパネルの両面を表皮により覆ってサンドイッチ状
としたインサート付ハニカムサンドイッチパネルを対象
として示してあり、同図において符号1は、ハニカムサ
ンドイッチパネルである。ハニカムサンドイッチパネル
1は、ハニカムコア3とこれの両面に接着剤8A、8B
で接着された2枚の表皮2および4とを備えている。ま
た、同図において、符号5はハニカムサンドイッチパネ
ル1に形成された孔9内に装填されたインサートを示
し、符号Sは、ハニカムサンドイッチパネル1のハニカ
ムコア3とインサート5とを互いに固着するための充填
剤を示し、さらに符号Tは、インサート5とサンドイッ
チパネル1の表皮の一方2との高さを同一にするための
テープを示している。
【0004】このようなインサート付ハニカムサンドイ
ッチパネルは、次の手順により製作される。つまり、ハ
ニカムコア3とこれをはさむ両面のそれぞれに接着剤8
A、8Bを介して表皮2,4を貼着してサンドイッチパ
ネル1を構成する。インサート5を取り付けるためのイ
ンサート取付孔6をドリルDにより穿孔し、そのインサ
ート取付孔6から切除されたハニカムコア3の周囲の一
部を座繰ったうえで除去する。インサート取付孔6およ
びこの孔6の周囲の座繰り部分が除去されて形成された
充填用孔9に対して充填剤Sを注入し、その後、テープ
Tあるいは簡易治具(図示されず)によりインサート5
を固定した状態で充填剤Sを硬化させ、充填用孔9の形
状によりインサート5及び充填剤Sが抜け出ないように
される。このような作業はインサート5の設置数に関係
なく同じように行われる。
ッチパネルは、次の手順により製作される。つまり、ハ
ニカムコア3とこれをはさむ両面のそれぞれに接着剤8
A、8Bを介して表皮2,4を貼着してサンドイッチパ
ネル1を構成する。インサート5を取り付けるためのイ
ンサート取付孔6をドリルDにより穿孔し、そのインサ
ート取付孔6から切除されたハニカムコア3の周囲の一
部を座繰ったうえで除去する。インサート取付孔6およ
びこの孔6の周囲の座繰り部分が除去されて形成された
充填用孔9に対して充填剤Sを注入し、その後、テープ
Tあるいは簡易治具(図示されず)によりインサート5
を固定した状態で充填剤Sを硬化させ、充填用孔9の形
状によりインサート5及び充填剤Sが抜け出ないように
される。このような作業はインサート5の設置数に関係
なく同じように行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したインサート付
ハニカムサンドイッチパネルは、その製造工程において
テープTや簡易治具を用いてインサート5を固定し、充
填剤Sの硬化が完了するまでその固定を維持しておく必
要がある。このため、パネルに搭載される機器類の数な
どにより、複数のインサート5を必要とする場合には、
各インサート5同士が個々に上記したテープTや簡易治
具による作業が行われる関係上、インサート5同士のピ
ッチや各インサート間での平面度を正確に割り出して維
持することが困難な場合がある。また、充填用孔9は、
穿孔された後、切除部を外部に掻き出すことで形成され
ることになるが、掻き出し作業が面倒であり、特にイン
サート取付孔の数が多いと作業に多大な工数が必要とな
る。しかも、このような工数による作業時間の長大化を
招く要因の他のものとして、充填された充填剤の硬化時
間がある。充填剤は充填孔9内に満たされるように充填
されるが、充填量が多いと硬化までに時間がかかり、そ
の間、インサートに不測の外力などが作用するとインサ
ート同士での平面度が得られなくなる虞がある。
ハニカムサンドイッチパネルは、その製造工程において
テープTや簡易治具を用いてインサート5を固定し、充
填剤Sの硬化が完了するまでその固定を維持しておく必
要がある。このため、パネルに搭載される機器類の数な
どにより、複数のインサート5を必要とする場合には、
各インサート5同士が個々に上記したテープTや簡易治
具による作業が行われる関係上、インサート5同士のピ
ッチや各インサート間での平面度を正確に割り出して維
持することが困難な場合がある。また、充填用孔9は、
穿孔された後、切除部を外部に掻き出すことで形成され
ることになるが、掻き出し作業が面倒であり、特にイン
サート取付孔の数が多いと作業に多大な工数が必要とな
る。しかも、このような工数による作業時間の長大化を
招く要因の他のものとして、充填された充填剤の硬化時
間がある。充填剤は充填孔9内に満たされるように充填
されるが、充填量が多いと硬化までに時間がかかり、そ
の間、インサートに不測の外力などが作用するとインサ
ート同士での平面度が得られなくなる虞がある。
【0006】本発明の目的は、上記従来のインサート付
ハニカムサンドイッチパネルの製造方法における問題に
鑑み、インサートの設置数が多い場合でもインサート同
士の配置ピッチや各インサート間での平面度を高精度か
つ容易に維持できるインサート付ハニカムサンドイッチ
パネルの製造方法を提供することにある。
ハニカムサンドイッチパネルの製造方法における問題に
鑑み、インサートの設置数が多い場合でもインサート同
士の配置ピッチや各インサート間での平面度を高精度か
つ容易に維持できるインサート付ハニカムサンドイッチ
パネルの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、人工衛星などの構造体とし
て用いられるハニカムサンドイッチパネルへのインサー
ト取付方法であって、表皮で覆われる前のハニカムコア
に対してインサート取付孔を形成し、上記インサート取
付孔形成後、上記ハニカムコアの両面に表皮を接着剤に
より貼着し、上記表皮のうちで、上記インサートが装着
される側に位置する表皮に対してインサート装着孔を穿
孔し、上記インサート装着孔から上記インサート取付孔
内に挿入されたインサートを上記インサート装着孔と面
一に設置された治具により懸垂支持した状態で、上記イ
ンサート取付孔に注入された充填剤を硬化させることを
特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、人工衛星などの構造体とし
て用いられるハニカムサンドイッチパネルへのインサー
ト取付方法であって、表皮で覆われる前のハニカムコア
に対してインサート取付孔を形成し、上記インサート取
付孔形成後、上記ハニカムコアの両面に表皮を接着剤に
より貼着し、上記表皮のうちで、上記インサートが装着
される側に位置する表皮に対してインサート装着孔を穿
孔し、上記インサート装着孔から上記インサート取付孔
内に挿入されたインサートを上記インサート装着孔と面
一に設置された治具により懸垂支持した状態で、上記イ
ンサート取付孔に注入された充填剤を硬化させることを
特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のハ
ニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法にお
いて、上記インサート装着孔の穿孔後、該インサート装
着孔に対応した場所に貫通孔を有する位置決め板と該貫
通孔に滑合されたピンボルトにより上記インサートを懸
垂支持した平板状のテンプレートとが重合されて治具を
構成し、その治具に上記インサートが懸垂支持された状
態で上記治具と上記ハニカムサンドイッチパネルとを互
いに密着させることを特徴としている。
ニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法にお
いて、上記インサート装着孔の穿孔後、該インサート装
着孔に対応した場所に貫通孔を有する位置決め板と該貫
通孔に滑合されたピンボルトにより上記インサートを懸
垂支持した平板状のテンプレートとが重合されて治具を
構成し、その治具に上記インサートが懸垂支持された状
態で上記治具と上記ハニカムサンドイッチパネルとを互
いに密着させることを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、人工衛星などの構
造体として用いられるハニカムサンドイッチパネルへの
インサート取付方法であって、ハニカムパネルに設けら
れたインサート取付孔に充填剤を一部充填し、インサー
トの取付位置に対応した場所に貫通孔を有する位置決め
板とテンプレートとを重合し、上記位置決め板の貫通孔
に滑合されたピンボルトにより上記テンプレートにイン
サートを懸垂支持し、上記インサートを上記インサート
取付孔に挿入して上記テンプレートと上記ハニカムパネ
ルとを密着させ、上記インサート取付孔の上記充填剤を
硬化させて上記インサートを固定することを特徴として
いる。
造体として用いられるハニカムサンドイッチパネルへの
インサート取付方法であって、ハニカムパネルに設けら
れたインサート取付孔に充填剤を一部充填し、インサー
トの取付位置に対応した場所に貫通孔を有する位置決め
板とテンプレートとを重合し、上記位置決め板の貫通孔
に滑合されたピンボルトにより上記テンプレートにイン
サートを懸垂支持し、上記インサートを上記インサート
取付孔に挿入して上記テンプレートと上記ハニカムパネ
ルとを密着させ、上記インサート取付孔の上記充填剤を
硬化させて上記インサートを固定することを特徴として
いる。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、表皮で覆われる前に
ハニカムコアにインサート取付孔を形成しているので、
表皮が設けられた後にインサート取付孔を形成する場合
と違って、インサート取付孔に相当する部分で切除され
たコア部分を外部に掻き出す作業が必要なくなる。しか
も、表皮に穿孔されているインサート装着孔に挿入され
たインサートは、充填剤が硬化するまでの間、インサー
ト装着孔と面一の治具により懸垂支持されているので、
ハニカムサンドイッチパネルと同一面に位置する治具を
介してインサートとハニカムサンドイッチパネルとが面
一の状態に維持される。
ハニカムコアにインサート取付孔を形成しているので、
表皮が設けられた後にインサート取付孔を形成する場合
と違って、インサート取付孔に相当する部分で切除され
たコア部分を外部に掻き出す作業が必要なくなる。しか
も、表皮に穿孔されているインサート装着孔に挿入され
たインサートは、充填剤が硬化するまでの間、インサー
ト装着孔と面一の治具により懸垂支持されているので、
ハニカムサンドイッチパネルと同一面に位置する治具を
介してインサートとハニカムサンドイッチパネルとが面
一の状態に維持される。
【0011】請求項2記載の発明では、位置決め板の貫
通孔に滑合されたピンボルトによりインサートを懸垂支
持しているテンプレートを含む治具によりインサートと
ハニカムサンドイッチとが互いに密着した状態とされる
ので、インサートとハニカムサンドイッチパネルとが同
一平面に維持される。
通孔に滑合されたピンボルトによりインサートを懸垂支
持しているテンプレートを含む治具によりインサートと
ハニカムサンドイッチとが互いに密着した状態とされる
ので、インサートとハニカムサンドイッチパネルとが同
一平面に維持される。
【0012】請求項3記載の発明では、ハニカムサンド
イッチパネルのインサート取付孔に充填剤を一部充填
し、位置決め板の貫通孔に滑合されたピンボルトによっ
てテンプレートに懸垂支持されているインサートをイン
サート取付孔に挿入して上記テンプレートと上記ハニカ
ムパネルとを密着させ、上記インサート取付孔の上記充
填剤を硬化させているので、充填剤を上記インサート取
付孔内に満たした状態で硬化させる場合に比べてインサ
ートの固定に要する時間を短くすることができる。
イッチパネルのインサート取付孔に充填剤を一部充填
し、位置決め板の貫通孔に滑合されたピンボルトによっ
てテンプレートに懸垂支持されているインサートをイン
サート取付孔に挿入して上記テンプレートと上記ハニカ
ムパネルとを密着させ、上記インサート取付孔の上記充
填剤を硬化させているので、充填剤を上記インサート取
付孔内に満たした状態で硬化させる場合に比べてインサ
ートの固定に要する時間を短くすることができる。
【0013】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図1は、本発明の実施例によるインサート付ハニ
カムサンドイッチパネルの製造方法の一工程を示す図で
あり、同図において、インサート付ハニカムサンドイッ
チパネル10は、図6において説明した構成と同様であ
る。以下、このインサート付ハニカムサンドイッチパネ
ル10の製造方法について説明する。
する。図1は、本発明の実施例によるインサート付ハニ
カムサンドイッチパネルの製造方法の一工程を示す図で
あり、同図において、インサート付ハニカムサンドイッ
チパネル10は、図6において説明した構成と同様であ
る。以下、このインサート付ハニカムサンドイッチパネ
ル10の製造方法について説明する。
【0014】製造時での第1工程は、図2に示すよう
に、表皮で覆われる前にハニカムコア11の単品を対象
としてインサート設置個所に充分な接着力が得られる大
きさのインサート取付孔11Aを形成する。インサート
取付孔11Aは、インサートの数に対応させて打ち抜き
あるいはドリルによって形成される。
に、表皮で覆われる前にハニカムコア11の単品を対象
としてインサート設置個所に充分な接着力が得られる大
きさのインサート取付孔11Aを形成する。インサート
取付孔11Aは、インサートの数に対応させて打ち抜き
あるいはドリルによって形成される。
【0015】製造時での第2工程は、図3に示すよう
に、インサート取付孔11Aを形成されているハニカム
コア11の両面にフイルム状の接着剤12を配置して表
皮13、14を貼着し、治具15によってインサート取
付孔11Aの部分が変形しないように保護される。ここ
に、表皮13、14を両面に備えたハニカムサンドイッ
チパネルが構成される。
に、インサート取付孔11Aを形成されているハニカム
コア11の両面にフイルム状の接着剤12を配置して表
皮13、14を貼着し、治具15によってインサート取
付孔11Aの部分が変形しないように保護される。ここ
に、表皮13、14を両面に備えたハニカムサンドイッ
チパネルが構成される。
【0016】表皮13、14の接着終了後には第4工程
が実施される。第4工程では、図4に示すように、イン
サート20を挿入する側の表皮13に対してドリル16
などを用いた機械加工によりハニカムコア11のインサ
ート取付孔11Aの位置に対応してインサートよりも大
きめのインサート装着孔13Aが穿孔される。図4にお
いて、表皮13に対する穿孔処理では、表皮13の表面
に穿孔位置を規定する位置決め板に相当する穿孔板17
が用いられる。穿孔板17は、比較的剛性が高い板部材
で構成され、ドリル16が挿通される開口部周辺に高硬
度のブッシュ17Aが配置されている。ブッシュ17A
は、ドリル16の心振れによる穿孔位置のずれを規制す
るようになっている。
が実施される。第4工程では、図4に示すように、イン
サート20を挿入する側の表皮13に対してドリル16
などを用いた機械加工によりハニカムコア11のインサ
ート取付孔11Aの位置に対応してインサートよりも大
きめのインサート装着孔13Aが穿孔される。図4にお
いて、表皮13に対する穿孔処理では、表皮13の表面
に穿孔位置を規定する位置決め板に相当する穿孔板17
が用いられる。穿孔板17は、比較的剛性が高い板部材
で構成され、ドリル16が挿通される開口部周辺に高硬
度のブッシュ17Aが配置されている。ブッシュ17A
は、ドリル16の心振れによる穿孔位置のずれを規制す
るようになっている。
【0017】表皮13にインサート装着孔13Aが穿孔
されると、図1に示すように第5工程が実施される。第
5工程では、インサート20が治具によって懸垂支持さ
れて充填剤の硬化終了までの間、保持される。つまり、
図1において、充填剤を注入する前に、インサート装着
孔13Aの穿孔処理に用いられた穿孔板17が、インサ
ート20を取り付けるためにハニカムサンドイッチパネ
ルから外される。ハニカムサンドイッチパネルから外さ
れた穿孔板17にブッシュ17Aに滑合するピンボルト
19が挿通され、穿孔板17に重合されたテンプレート
18にインサート20が固定される。テンプレート18
に当接したインサート20のフランジ部には、後述する
が2回目の充填剤注入時に用いられる注入口が形成され
ている。
されると、図1に示すように第5工程が実施される。第
5工程では、インサート20が治具によって懸垂支持さ
れて充填剤の硬化終了までの間、保持される。つまり、
図1において、充填剤を注入する前に、インサート装着
孔13Aの穿孔処理に用いられた穿孔板17が、インサ
ート20を取り付けるためにハニカムサンドイッチパネ
ルから外される。ハニカムサンドイッチパネルから外さ
れた穿孔板17にブッシュ17Aに滑合するピンボルト
19が挿通され、穿孔板17に重合されたテンプレート
18にインサート20が固定される。テンプレート18
に当接したインサート20のフランジ部には、後述する
が2回目の充填剤注入時に用いられる注入口が形成され
ている。
【0018】一方、穿孔板17が外されているハニカム
サンドイッチパネルのインサート取付孔11Aには、図
1に示すように、インサート取付孔11Aの深さの半ば
以上、つまり、インサート20の一部または殆どが埋没
できる程度の充填剤(便宜上、図6に示した符号Sで示
す)が注入される。充填剤Sが注入されると、インサー
ト20が締結されているピンボルト19を備えたテンプ
レート18が穿孔板17によってインサート装着孔13
Aの位置を割り出されてハニカムコア11の表皮13上
面に搭載される。インサート20は、締結時、その頂面
がテンプレート18に当接するとそれ以上進行すること
はなく、テンプレート18がハニカムサンドイッチパネ
ルの上面に載置されていることから、ハニカムサンドイ
ッチパネルの上面と面一とされた状態で充填剤Sが硬化
するまで、C型クランプあるいはウエイトにより固定保
持されてその状態を維持される。
サンドイッチパネルのインサート取付孔11Aには、図
1に示すように、インサート取付孔11Aの深さの半ば
以上、つまり、インサート20の一部または殆どが埋没
できる程度の充填剤(便宜上、図6に示した符号Sで示
す)が注入される。充填剤Sが注入されると、インサー
ト20が締結されているピンボルト19を備えたテンプ
レート18が穿孔板17によってインサート装着孔13
Aの位置を割り出されてハニカムコア11の表皮13上
面に搭載される。インサート20は、締結時、その頂面
がテンプレート18に当接するとそれ以上進行すること
はなく、テンプレート18がハニカムサンドイッチパネ
ルの上面に載置されていることから、ハニカムサンドイ
ッチパネルの上面と面一とされた状態で充填剤Sが硬化
するまで、C型クランプあるいはウエイトにより固定保
持されてその状態を維持される。
【0019】充填剤S中に一部若しくは殆どが埋没して
いるインサート20は、充填剤Sが硬化すると、上記し
たようにその頂面がハニカムコア11の上面と面一の状
態で固定される。この工程が終了すると、ピンボルト1
9が外され、穿孔板17とテンプレート18が取り除か
れて第6工程が実施される。第6工程は、図5に示すよ
うに、テンプレート18が取り除かれることで露呈する
インサート20の注入口から充填剤Sを注入し、インサ
ート取付孔11A内を充填剤Sで満たす。その後、この
まま、あるいは穿孔板17およびテンプレート18とハ
ニカムサンドイッチパネルとをC型クランプあるいはウ
エイトなどによって挟持あるいは加圧されて密着した状
態で充填剤Sを硬化させる。
いるインサート20は、充填剤Sが硬化すると、上記し
たようにその頂面がハニカムコア11の上面と面一の状
態で固定される。この工程が終了すると、ピンボルト1
9が外され、穿孔板17とテンプレート18が取り除か
れて第6工程が実施される。第6工程は、図5に示すよ
うに、テンプレート18が取り除かれることで露呈する
インサート20の注入口から充填剤Sを注入し、インサ
ート取付孔11A内を充填剤Sで満たす。その後、この
まま、あるいは穿孔板17およびテンプレート18とハ
ニカムサンドイッチパネルとをC型クランプあるいはウ
エイトなどによって挟持あるいは加圧されて密着した状
態で充填剤Sを硬化させる。
【0020】充填剤Sが完全に硬化すると、C型クラン
プやウエイトを用いた場合にはそれらが取り除かれて穿
孔板17及びテンプレート18が取り外される。
プやウエイトを用いた場合にはそれらが取り除かれて穿
孔板17及びテンプレート18が取り外される。
【0021】以上のような実施例によれば、穿孔板17
及びテンプレート18を用いることにより、インサート
20の配置ピッチが正確に維持されると共に、インサー
ト20とハニカムサンドイッチパネルとが同一面に維持
されるので、インサート20のピッチ精度や平面性を向
上させることができる。
及びテンプレート18を用いることにより、インサート
20の配置ピッチが正確に維持されると共に、インサー
ト20とハニカムサンドイッチパネルとが同一面に維持
されるので、インサート20のピッチ精度や平面性を向
上させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、表皮で覆われる前にハニカムコアにインサート取
付孔を形成しているので、表皮が設けられた後にインサ
ート取付孔を形成する場合と違って、インサート取付孔
に相当する部分で切除されたコア部分を外部に掻き出す
作業が必要なくなる。しかも、表皮に穿孔されているイ
ンサート装着孔に挿入されたインサートは、充填剤が硬
化するまでの間、インサート装着孔と面一の治具により
懸垂支持されているので、ハニカムサンドイッチパネル
と同一面に位置する治具を介してインサートとハニカム
サンドイッチパネルとが容易に面一の状態を維持できる
インサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造方法を
得ることが可能になる。
れば、表皮で覆われる前にハニカムコアにインサート取
付孔を形成しているので、表皮が設けられた後にインサ
ート取付孔を形成する場合と違って、インサート取付孔
に相当する部分で切除されたコア部分を外部に掻き出す
作業が必要なくなる。しかも、表皮に穿孔されているイ
ンサート装着孔に挿入されたインサートは、充填剤が硬
化するまでの間、インサート装着孔と面一の治具により
懸垂支持されているので、ハニカムサンドイッチパネル
と同一面に位置する治具を介してインサートとハニカム
サンドイッチパネルとが容易に面一の状態を維持できる
インサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造方法を
得ることが可能になる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、位置決め板
によってインサートの配設ピッチが整合され、しかも、
位置決め板とテンプレートとにより構成される治具とハ
ニカムサンドイッチパネルとが充填剤の硬化終了までの
間、互いに密着した状態に維持されるので、インサート
とハニカムサンドイッチパネルとの平面性が容易に維持
できるインサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造
方法を得ることが可能になる。
によってインサートの配設ピッチが整合され、しかも、
位置決め板とテンプレートとにより構成される治具とハ
ニカムサンドイッチパネルとが充填剤の硬化終了までの
間、互いに密着した状態に維持されるので、インサート
とハニカムサンドイッチパネルとの平面性が容易に維持
できるインサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造
方法を得ることが可能になる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、ハニカムサ
ンドイッチパネルのインサート取付孔に充填剤を一部充
填し、位置決め板の貫通孔に滑合されたピンボルトによ
ってテンプレートに懸垂支持されているインサートをイ
ンサート取付孔に挿入してテンプレートとハニカムパネ
ルとを密着させた状態で上記充填剤を硬化させているの
で、充填剤を上記インサート取付孔内に満たした状態で
硬化させる場合に比べて一部充填されている充填剤によ
ってインサートの一部を固定することが可能である分、
インサートの固定に要する時間を短くすることができ、
インサート取付のための作業性を向上させることができ
るインサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造方法
を得ることが可能になる。
ンドイッチパネルのインサート取付孔に充填剤を一部充
填し、位置決め板の貫通孔に滑合されたピンボルトによ
ってテンプレートに懸垂支持されているインサートをイ
ンサート取付孔に挿入してテンプレートとハニカムパネ
ルとを密着させた状態で上記充填剤を硬化させているの
で、充填剤を上記インサート取付孔内に満たした状態で
硬化させる場合に比べて一部充填されている充填剤によ
ってインサートの一部を固定することが可能である分、
インサートの固定に要する時間を短くすることができ、
インサート取付のための作業性を向上させることができ
るインサート付ハニカムサンドイッチパネルの製造方法
を得ることが可能になる。
【図1】本発明実施例によるインサート付ハニカムサン
ドイッチパネルの製造過程の一部を利用してインサート
付ハニカムサンドイッチパネルを示す模式図である。
ドイッチパネルの製造過程の一部を利用してインサート
付ハニカムサンドイッチパネルを示す模式図である。
【図2】図1に示したインサート付ハニカムサンドイッ
チパネルに用いられるハニカムコアの製造過程を説明す
るための図であり、(A)は平面図、(B)は(A)
中、符号Bで示す方向の矢視断面図である。
チパネルに用いられるハニカムコアの製造過程を説明す
るための図であり、(A)は平面図、(B)は(A)
中、符号Bで示す方向の矢視断面図である。
【図3】図1に示したインサート付ハニカムサンドイッ
チパネルに用いられるハニカムコアの製造過程での他の
工程を説明するための図であり、(A)は平面図、
(B)は(A)中、符号Bで示す方向の矢視断面図であ
る。
チパネルに用いられるハニカムコアの製造過程での他の
工程を説明するための図であり、(A)は平面図、
(B)は(A)中、符号Bで示す方向の矢視断面図であ
る。
【図4】図1に示したインサート付ハニカムサンドイッ
チパネルに用いられるハニカムコアに設けられるインサ
ート装着孔を形成する工程を説明するための模式図であ
る。
チパネルに用いられるハニカムコアに設けられるインサ
ート装着孔を形成する工程を説明するための模式図であ
る。
【図5】図1に示したハニカムサンドイッチパネルとイ
ンサートとの装着過程を説明するための模式図である。
ンサートとの装着過程を説明するための模式図である。
【図6】従来のインサート付ハニカムサンドイッチパネ
ルの構造及びその製造過程の一部を説明するための模式
図である。
ルの構造及びその製造過程の一部を説明するための模式
図である。
10 インサート付ハニカムサンドイッチパネ
ル 11 ハニカムコア 11A インサート取付孔 12 接着剤 13、14 表皮 13A インサート装着孔 17 位置決め板に相当する穿孔板 18 治具の一構成部品であるテンプレート 20 インサート S 充填剤
ル 11 ハニカムコア 11A インサート取付孔 12 接着剤 13、14 表皮 13A インサート装着孔 17 位置決め板に相当する穿孔板 18 治具の一構成部品であるテンプレート 20 インサート S 充填剤
Claims (3)
- 【請求項1】 人工衛星などの構造体として用いられる
ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法で
あって、 表皮で覆われる前のハニカムコアに対してインサート取
付孔を形成し、 上記インサート取付孔形成後、上記ハニカムコアの両面
に表皮を接着剤により貼着し、 上記表皮のうちで、上記インサートが装着される側に位
置する表皮に対してインサート装着孔を穿孔し、 上記インサート装着孔から上記インサート取付孔内に挿
入されたインサートを上記インサート装着孔と面一に設
置された治具により懸垂支持した状態で、上記インサー
ト取付孔に注入された充填剤を硬化させることを特徴と
するハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載のハニカムサンドイッチパ
ネルへのインサート取付方法において、 上記インサート装着孔の穿孔後、該インサート装着孔に
対応した場所に貫通孔を有する位置決め板と該貫通孔に
滑合されたピンボルトにより上記インサートを懸垂支持
した平板状のテンプレートとが重合されて治具を構成
し、その治具に上記インサートが懸垂支持された状態で
上記治具と上記ハニカムサンドイッチパネルとを互いに
密着させることを特徴とするハニカムサンドイッチパネ
ルへのインサート取付方法。 - 【請求項3】 人工衛星などの構造体として用いられる
ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法で
あって、 ハニカムパネルに設けられたインサート取付孔に充填剤
を一部充填し、インサートの取付位置に対応した場所に
貫通孔を有する位置決め板とテンプレートとを重合し、
上記位置決め板の貫通孔に滑合されたピンボルトにより
上記テンプレートにインサートを懸垂支持し、上記イン
サートを上記インサート取付孔に挿入して上記テンプレ
ートと上記ハニカムパネルとを密着させ、上記インサー
ト取付孔の上記充填剤を硬化させて上記インサートを固
定することを特徴とするハニカムサンドイッチパネルへ
のインサート取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10153248A JPH11348155A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10153248A JPH11348155A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11348155A true JPH11348155A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15558313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10153248A Pending JPH11348155A (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | ハニカムサンドイッチパネルへのインサート取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11348155A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009512822A (ja) * | 2005-10-19 | 2009-03-26 | エアバス ドイチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ハニカムコアを有するサンドイッチ部材用インサート |
| CN102650312A (zh) * | 2011-02-24 | 2012-08-29 | 横滨橡胶株式会社 | 将嵌入螺母安装到面板的安装结构 |
| WO2018100721A1 (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-07 | 三菱電機株式会社 | パネル加工方法、パネルおよびパネル加工装置 |
| JP6519721B1 (ja) * | 2018-01-15 | 2019-05-29 | 三菱電機株式会社 | ハニカムサンドイッチパネルおよびその製造方法 |
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| CN115071177A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-09-20 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 一种含嵌块的蜂窝夹层复合材料制件制造及检验工装 |
| KR20230012695A (ko) * | 2021-07-16 | 2023-01-26 | 송월 주식회사 | 위성판넬의 하드웨어 설치 및 대량생산을 위한 자동화 시스템 |
| CN117900347A (zh) * | 2024-03-15 | 2024-04-19 | 常州弘建新材料有限公司 | 一种蜂窝铝板边角压型设备 |
| KR20240160381A (ko) * | 2023-05-02 | 2024-11-11 | 캐스트 유한회사 | 우주용 탄소섬유 복합재 패널의 인써트 장착 방법 |
-
1998
- 1998-06-02 JP JP10153248A patent/JPH11348155A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009512822A (ja) * | 2005-10-19 | 2009-03-26 | エアバス ドイチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ハニカムコアを有するサンドイッチ部材用インサート |
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