JPH11348245A - インクジェット印刷装置 - Google Patents

インクジェット印刷装置

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JPH11348245A
JPH11348245A JP11143556A JP14355699A JPH11348245A JP H11348245 A JPH11348245 A JP H11348245A JP 11143556 A JP11143556 A JP 11143556A JP 14355699 A JP14355699 A JP 14355699A JP H11348245 A JPH11348245 A JP H11348245A
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ink
image
reservoir
receiver
solution
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JP11143556A
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Xin Wen
ウェン シン
David Erdtmann
アードマン デビッド
Charles Eugene Romano
ユージーン ロマーノ チャールズ
Thomas William Martin
ウィリアム マーティン トーマス
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Eastman Kodak Co
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • B41J2/195Ink jet characterised by ink handling for monitoring ink quality
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  • Quality & Reliability (AREA)
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像安定性及び耐久性を改善した印刷物を生
成するインクジェット装置を提供する。 【解決手段】 画像印刷用インクを提供するための少な
くとも一つのインク溜;インク受容体にインクスポット
を配置するための、少なくとも一つのインク溜と連結し
た第一のプリントヘッド手段;前記インク受容体に配置
されたインクスポットを処理するための流体を用意する
液溜;及び前記インク受容体に配置されたインクスポッ
ト上に前記流体を付着させ、それによって、画像の品
質、安定性及び耐久性を改善するための、前記液溜と連
結した第二のプリントヘッド手段を含んでなる、インク
受容体上に画像を生成するインクジェット印刷装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット装置
及びインクジェット印刷によって提供される印刷物の画
像安定性を改良する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷の分野では、画像を
耐水性にし、物理的な摩擦に対しても耐久性にするため
の長年にわたる切実な要求が存在している。この分野で
行われている一つの方法は、画像が受容体上に印刷され
た後、印刷画像に透明フィルムを積層することである。
しかし、そのような積層方法は、時間を浪費し、プリン
ト取扱い及び積層シートとインク受容体との間に捕獲さ
れた気泡によって生じる役に立たないプリントのため
に、望ましくない廃棄物を生じることが多い。また、こ
の積層方法は、必要な追加シート及び装置のために、媒
体コスト及び装置コストが増加する。
【0003】米国特許第5,635,969 号明細書には、イン
ク記録媒体上にインク前駆体を付着させるプリントヘッ
ドを含むインクジェットプリンタが開示されている。イ
ンク前駆体がインク記録媒体を調整し、その後に着色イ
ンクスポットが調整された領域に置かれる。ペーパーじ
わ及び色にじみを減らし、乾燥時間を短くし、そしてド
ット形状を改善するために、記録媒体の前調整を用いる
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像安定性及び耐久性
を改善した印刷物を生成するインクジェット装置を提供
することが本発明の目的である。さらに、簡単で安価な
そのようなインクジェット装置を提供することが本発明
の目的である。また、時間効率が良く、且つエネルギー
効率が良い様式で操作するそのようなインクジェット装
置を提供することも本発明の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、画像印
刷用インクを提供するための少なくとも一つのインク
溜;インク受容体にインクスポットを配置するための、
少なくとも一つのインク溜と連結した第一のプリントヘ
ッド手段;前記インク受容体に配置されたインクスポッ
トを処理するための流体を提供する液溜;及び前記イン
ク受容体に配置されたインクスポット上に前記流体を付
着させ、それによって、画像の品質、安定性及び耐久性
を改善するための、前記液溜と連結した第二のプリント
ヘッド手段を含んでなる、インク受容体上に画像を生成
するインクジェット印刷装置によって達成される。本発
明の装置及び方法によって作成される画像は耐水性を有
し、良好な湿潤付着性を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を、インクジェット印刷物
を作成し、そして当該印刷物上に保護流体を提供するこ
とができる装置に関して記述する。図1を参照すると、
インクジェット印刷装置10は、コンピュータ20、イ
ンクジェットプリントヘッド31〜34、液溜40、イ
ンク溜41〜44、受容体駆動機構(transport )7
0、及びプラテンを90含んでなることがわかる。イン
ク受容体80はプラテン90によって支持されている。
コンピュータ20は、マイクロプロセッサ、モニタ、及
びユーザーインターフェースを含むことができる。デジ
タル画像はコンピュータ20のメモリに記憶されてい
る。また、コンピュータのメモリには、ハーフトーン化
アルゴリズム(当該技術分野では周知である)等の処理
プログラムも記憶されている。本発明では、インクジェ
ット印刷装置10は、インクジェットプリントヘッドを
選択的に活性化して、インク滴100を移動させて、コ
ンピュータのデジタル画像に従って、受容体80の上に
像様パターンにインクスポット110を生成するドロッ
プオンデマンドインクジェットプリンタとなることがで
きる。また、インクジェット印刷装置10は当該技術分
野で周知の連続式インクジェットプリンタであってもよ
い。インクジェットプリントヘッド31〜34は、一つ
もしくは複数のインクノズルを含んでなることができ
る。インクジェットプリントヘッド31〜34は異なる
形態(例えば、圧電もしくはサーマルインクジェットプ
リントヘッド)で存在することができる。圧電インクジ
ェットプリントヘッドの例は米国特許第5,598,196 号明
細書に示されている。
【0007】プリントヘッド30(Pで表す)は、好ま
しくは無色の保護流体を含有する。保護流体の詳細は後
で説明する。インクジェットプリントヘッド31〜34
を、それぞれ、ブラックインクではK、シアンインクで
はC、マゼンタインクではM、そしてイエローインクで
はYと表す。液溜40から保護流体を運ぶためにプリン
トヘッド30は、インクジェット印刷装置10の一体部
分である。これによって、装置コスト及びエネルギー使
用を従来技術の積層技法に比較して最小限にする。
【0008】インク溜41〜44は、それぞれ、対応す
る色のインクジェットプリントヘッド31〜34に供給
される、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローイン
クを有する。図1には示されていないが、インクジェッ
ト印刷装置10は、赤、緑、青等の他の色のインクも含
むことができる。また、それぞれの色において、数種類
のインク濃度を用いることもできる。インク内の着色剤
は色素もしくは顔料となることができる。
【0009】インク受容体80は、混合室から紙にイン
クを吸引する毛管力を提供するのに十分な繊維を有する
普通紙となることができる。合成紙も用いることができ
る。受容体80は、インク透過性の層、インク吸収層、
並びにインクのための強親和性かつ媒染効果を備えた材
料を含んでなることができる。受容体の例は米国特許第
5,605,750 号明細書に開示されている。このインク受容
体80はプラテン90によって支持される。プラテン9
0は、種々の形態、例えば、図1に示すような平プラテ
ン面又は外部もしくは内部ドラム面の形態で存在するこ
とができる。
【0010】図2は、本発明によるインクジェット印刷
装置10の平面図を表す。インク受容体80は、矢印で
示す方向に受容体駆動機構70によってプラテン90上
を移動する。受容体駆動機構70は、シャフト160及
びローラ170を駆動するモータ150を含む。受容体
80全体に均一に力を加えるために複数のローラ170
が示されている。これらのローラは、ローラ面と受容体
80との間に十分な摩擦を与えるために、ポリウレタン
もしくはシリコンゴムのようなエラストマー材料の層を
一般的に有する。
【0011】プリントヘッド31〜34は、矢印で示し
た方向に受容体80を横切って移動する。明らかである
ので、プリントヘッドの移動機構は図2には示されてい
ない。図1に示したインクスッポット110によって形
成された印刷画像130が示されている。画像が印刷さ
れた後、受容体80上にプリントヘッド30が保護流体
を運ぶ。保護流体を受け入れた受容体80の領域を、複
数の流体スポット120を含んだ処理画像領域140で
示す。画像は一回もしくは複数回印刷パス(printing p
ass )で印刷することができるが、受容体80上での過
剰なインクを避けるために複数回印刷パスが好ましいで
あろう。同様に、保護流体105を、最終印刷パスと同
時か、もしくはその後にインクスポット110上に付着
させる。必要に応じて、保護流体105を複数印刷パス
のいずれか一つの後か、もしくは同時に付着させること
ができる。また、保護流体105を複数印刷パスで付着
させ、次いで最後のインク滴を付着させることもでき
る。
【0012】一般的な印刷操作を記載する。デジタル画
像をコンピュータ20に入力する。あるいは、コンピュ
ータそれ自体がこのデジタル画像を作ることができる。
そして、この入力画像の最良のカラー及び階調再現のた
めに当該技術分野で周知のアルゴリズムでこの画像を処
理する。印刷の際、受容体80はコンピュータ20のコ
ントロール下で、受容体駆動機構70によって図1の矢
印で示す方向に移動する。印刷時にプリントヘッドも、
インク受容体に対して移動することができる。コンピュ
ータ20は、入力デジタル画像に従って、インク滴10
0を噴射して受容体80上にインクスポット110を形
成するように、プリントヘッド31〜34をコントロー
ルする。
【0013】インクスポット110が受容体80に配置
された後、プリントヘッド30が液滴105を噴射し
て、インクスポット110上に流体スポット120を形
成する。以下に記載するように、この流体は硬化剤溶液
を含有することができる。この硬化剤溶液はインク受容
体80上のインクスポット110を硬化することによっ
て、印刷画像の耐水性及び物理的耐久性(即ち、印刷像
の摩擦耐性)を改善する。印刷パス時に、プリントヘッ
ド30による流体スポット120を配置することがで
き、同時にインク滴100が受容体80に付着される。
従って、追加の時間は必要とされない。これは、画像保
護のために別途の積層工程を追加する従来技術の積層技
法と比較して有利である。あるいは、インクスポット1
10の配置後、別途のパスで液滴105を配置すること
もできる。もう一つの利点は、保護流体を印刷された領
域のみに付着させることができることである。この方法
は、受容体80の領域全体にわたってシート材料を積層
する従来技術の積層技法よりも、材料の使用を非常に少
なくする。
【0014】本発明に適したインクを記載する。インク
ジェット記録方法に有用なインクは、一般的に、少なく
とも溶媒と着色剤との混合物を含む。好ましい溶媒は脱
イオン水であり、着色剤は顔料もしくは色素である。顔
料は、一般的に、耐水性及び耐光性を改善するので、顔
料が色素よりも好ましいことが多い。
【0015】顔料性インクはほとんど一般的に次の2工
程で調製される: 1.受け入れたままの顔料をその一次粒径に脱凝集する
顔料粉砕工程、及び 2.前記顔料ミル粉砕物を下記ののインク調合物に転換
する希釈工程。 顔料性インクジェットインクを調製する方法は、顔料、
安定化剤もしくは分散剤として知られる添加物、液体分
散媒、粉砕媒体、並びに必要に応じて例えば界面活性剤
及び消泡剤等の他の添加剤を配合することを要する。そ
して、この顔料スラリーを、例えば、ボールミル、メデ
ィアミル、高速分散機、もしくはロールミル等の種々の
ハードウェアを用いて粉砕する。
【0016】本発明の実施では、公知の顔料のいずれも
用いることができる。顔料の的確な選定は、プリンタ及
び用途の、特定の色再現及び画像安定要件に依存する。
インクジェットインクに有用な顔料リストは、米国特許
第5,085,698 号明細書、第7欄、第10行目〜第8 欄、第4
8行目の記載を参照されたい。
【0017】液体分散媒も広く変わることができ、同様
にそのインクが意図するインクジェットプリンタの特性
に依存するであろう。水性インクを使用するプリンタの
場合、水、もしくは水と混和性有機補助溶媒との混合物
が好ましい分散媒である。ミル粉砕では、分散剤はもう
一つの重要な成分である。当該技術分野では多くの分散
剤が知られているが、最も安定な分散剤の選定は、分散
媒と使用する顔料の種類との相関関係となることが多
い。水性インクジェットインクに好ましい分散剤には、
ドデシル硫酸ナトリウム、アクリル及びスチレン−アク
リルコポリマー(例えば、米国特許第5,085,698 号及び
同5,172,133 号明細書記載のもの)、並びにスルホン化
スチレン(例えば、米国特許第4,597,794 号明細書に記
載のもの)が含まれる。最も好ましい分散剤は、オレイ
ルメチルタウリドの塩類である。
【0018】希釈工程では、通常、他の成分もインクジ
ェットインクの調合物に加える。プリントヘッドのオリ
フィス内でインクが乾燥するかもしくはかさぶたになる
のを防止する助けとするか、または受容基体(特に、当
該基体が多孔性紙である場合)にインクが浸透するのを
助けるために、補助溶媒(0〜20重量%)を添加す
る。本発明のインクに好ましい補助溶媒は、グリセロー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、2−
メチル−2,4−ペンタンジオール、ジエチレングリコ
ール、及びそれらの混合物であり、全体濃度は5〜20
重量%である。
【0019】インク時間超過時に生じる場合がある望ま
しくない微生物成長を防止するために、殺生剤(0.0
001〜1.0重量%)を添加してもよい。本発明のイ
ンクに好ましい殺生剤は、最終濃度0.005〜0.5
重量%のProxel GXLTM(1,2−ベンズイソチオゾリン
−3−オン、Zeneca Colours製)である。インクジェッ
トインクに存在してもよい他の任意選択の添加物には、
増粘剤、導電性増加剤、コーゲーション防止剤、乾燥
剤、及び消泡剤が含まれる。
【0020】本発明では、上述の保護流体は、水性溶液
を含むことができる。この水性溶液は、一種以上の補助
溶媒、界面活性剤、及び硬化剤含有化合物(例えば、ア
ルデヒド、ブロック化アルデヒド(DHD)、活性オレ
フィンもしくはブロック化活性オレフィン、及び上記の
ようにプリントヘッド30によって受容体80上のイン
ク画像に適用されるもの)を含んでなることができる。
硬化剤は、化学的架橋を生じる添加剤として定義する。
ブロック化硬化剤は、通常、活性硬化剤から誘導される
物質であって、適当な条件下で活性化合物を放出する
(T. H. James のThe theory of the Photographic Pro
cess 、第4 版、1977年、81頁、Macmillan Publishing
Co.)。本発明では、保護流体をオーバーコート添加物
(表Iを参照されたい)とも呼ぶ。
【0021】本発明の場合、他の硬化剤も有用となると
考えられる。有効な硬化剤として知られているいくつか
の化合物は、ブロック化アルデヒド(例えば、2,3−
ジヒドロキシ−1,4−ジオキサン(DHD)及びその
誘導体)、ジアルデヒド類及びヘミアセタール類のアセ
テート、種々のビサルファイトアダクツ、並びに2,5
−ジメトキシテトラヒドロフランである。有効な硬化剤
であるアルデヒド含有化合物も、本発明の実施において
有用である。有効な硬化剤として知られているいくつか
の化合物は、3−ヒドロキシブチルアルデヒド(米国特
許第2,059,817号明細書)、クロトンアルデヒド、グリ
オキサルからアジパルデヒドにわたるジアルデヒド類の
同族列、ジグリコアルデヒド(米国特許第3,304,179 号
明細書)及び種々の芳香族ジアルデヒド類(米国特許第
3,565,632 号及び同3,762,926 号明細書)である。
【0022】有効な硬化剤である活性オレフィン含有化
合物も、本発明の実施において有用である。ここで、活
性オレフィン化合物は隣接する電子吸引性基によって活
性化される二つ以上のオレフィン結合(特に、未置換の
ビニル基)を有する化合物と定義される(T. H. James
の The Theory of the Photographic Process 、第4
版、1977年、82頁、Macmillan Publishing Co.)。有効
な硬化剤として知られているいくつかの化合物は、ジビ
ニルケトン、レソルシノールビス(ビニルスルホネー
ト)(米国特許第3,689,274 号明細書)、4,6−ビス
(ビニルスルホニル)−m−キシレン(米国特許第2,99
4,611 号明細書)、ビス(ビニルスルホニルアルキル)
エーテル類及びアミン類(米国特許第3,642,486 号及び
同3,490,911号明細書)、1,3,5−トリス(ビニル
スルホニル)ヘキサヒドロ−s−トリアジン、ジアクリ
ルアミド(米国特許第3,635,718 号明細書)、1,3−
ビス(アクリロイル)ウレア(米国特許第3,640,720 号
明細書)、N,N’−ビスマレイミド類(米国特許第2,
992,109 号明細書)、ビスイソマレイミド類(米国特許
第3,232,763 号明細書)及びビス(2−アセトキシエチ
ル)ケトン(米国特許第3,360,372 号明細書)である。
ビス(2−アセトキシエチル)ケトン及び3,8−ジオ
キソデカン−1,10−ビス(ピリジニウムパークロレ
ート)タイプのブロック化活性オレフィン類も用いるこ
とができる(T. H. James の The theoryof the Photog
raphic Process 、第4 版、1977年、Macmillan Publish
ing Co.)。追加の関連する硬化剤は、リサーチディス
クロージャー(Research Disclosure )、365 巻、1994
年9 月、アイテム36544 、II, B.「硬化剤」に見出すこ
とができる。
【0023】さらに、他の好ましい添加物は、アルミニ
ウム塩(特に、硫酸塩)、カリウム及びアンモニウムミ
ョウバン、炭酸ジルコニウムアンモニウム、クロム塩
(例えば、硫酸クロム及びクロムミョウバン)、並びに
二酸化チタン、二酸化ジルコニウム等の塩類のような無
機硬化剤である。全て、溶液中の活性成分の0.10〜
5.0重量%の濃度範囲で用いる。
【0024】有機硬化剤と無機硬化剤とを組み合わせて
用いてもよい。好ましいものは、総硬化剤濃度0.10
〜5.0重量%の、クロムミョウバン(クロム(III) カ
リウムスルフェート十二水和物)もしくは硫酸アルミニ
ウムと2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジオキサン(D
HD)の組み合わせである。最も好ましいものは、硬化
剤溶液中の活性成分の0.25〜2.0重量%の総硬化
剤濃度の、硫酸アルミニウムと2,3−ジヒドロキシ−
1,4−ジオキサン(DHD)の組み合わせである。
【0025】ゼラチンコーティングに印刷された顔料性
インク画像を、アルデヒド、ブロック化アルデヒド、活
性オレフィン類及びブロック化活性オレフィン類等の硬
化剤を含有する溶液でオーバーコートすると、耐水性の
改善及び当該コーティング上の優れた湿潤付着特性を達
成できることが予想外に見出された。最も好ましいもの
は、グリオキサル、DHD、及びホルムアルデヒドであ
り、全て、濃度は約0.10〜5.0重量%である。
【0026】
【実施例】本発明を次の例によってさらに具体的に説明
する。 比較例A(硬化剤なし) ミル粉砕物 ポリマービーズ、平均直径50μm(粉砕媒体) 325.0g ビス(フタロシアニルアルミノ)テトラ−フェニルジシロキサン (シアン顔料)(Eastman Kodak 製) 35.0g オレオイルメチルタウリン(OMT)ナトリウム塩 17.5g 脱イオン水 197.5g Proxel GLXTM(殺生剤、Zeneca製) 0.2g
【0027】上記成分を、Morehouse-Cowles Hockmeyer
製造の高エネルギー媒体ミルで粉砕した。粉砕は室温で
8時間行った。顔料1.0gを生じる上記分散体のアリ
コートを、ジエチレングリコール8.0g、及び総重量
を50.0gにするための追加の脱イオン水と混合し
た。このインクを3μm孔フィルターを通して濾過し、
空のHewlett-Packard 51626Aプリントカートリッジに導
入した。Hewlett-Packard DeskJet TM540 プリンタを用
いて、画像形成層を有する中量樹脂コート紙に画像を形
成した。
【0028】樹脂コート紙素材を、コロナ放電処理(C
DT)で前処理し、約8600mg/m2 (800mg
/ft2 )のゼラチンを含む画像形成層でコートした。
Dmax 領域では、耐水性及び湿潤付着性が悪いことがわ
かった。低濃度パッチ(約0.50)(〜0.8mm
(〜1/32インチ)の細線を含む)では、蒸留水に浸
漬すると直ぐに顔料性インク像が浮遊した。
【0029】比較例B(硬化剤なし) シアン顔料を1.45gのキナクリドンマゼンタ顔料
(レッド顔料122)(Sun Chemical Co.製)と置き換
えた以外は、インクを比較例Aに記載したのと同様に調
製した。このインクを比較例Aと同じように印刷する
と、耐水性及び湿潤付着性が悪いことがわかった。
【0030】例1 比較例Aに記載したのと同様にインクを調製した。この
インクを、コロナ放電処理(CDT)で前処理され、約
8600mg/m2 (800mg/ft2 )のゼラチン
を含む画像形成層でコートした樹脂コート紙素材上に印
刷した。ジエチレングリコール8.0g、Air Products
Surfynol (商標)465 の10.0%溶液5.00g、
最終濃度1.50重量%を得るためのAldrich Chemical
s 製ホルムアルデヒドの37重量%溶液2.03g、及
び総重量を50.0gにするための追加の脱イオン水か
らなる液体を調製した。上記顔料性インク画像上に、1
00%被覆量でこの溶液をオーバーコートした。100
%フィル(fill)領域(Dmax )で、耐水性及び湿潤付
着性が優れていることがわかった。より低い濃度パッチ
(〜0.8mm(〜1/32インチ)の細線を含む)で
も、耐水性及び湿潤付着性が優れていることがわかっ
た。
【0031】例2 比較例Bに記載したのと同様にインクを調製した。この
インクを、コロナ放電処理(CDT)で前処理され、約
8600mg/m2 (800mg/ft2 )のゼラチン
を含む画像形成層でコートした樹脂コート紙素材上に印
刷した。ジエチレングリコール8.0g、Air Products
Surfynol 465 の10.0%溶液5.00g、最終濃度
1.50重量%を得るためのAldrich Chemicals 製ホル
ムアルデヒドの37重量%溶液2.03g、及び総重量
を50.0gにするための追加の脱イオン水からなるオ
ーバーコート溶液を調製した。このオーバーコート溶
液、空のHewlett-Packard 51626Aプリントカートリッジ
に導入した。この溶液を100%被覆量で、上記顔料性
インク画像上にオーバーコートした。100%フィル領
域(Dmax )で、耐水性及び湿潤付着性が優れているこ
とがわかった。より低い濃度パッチ(〜0.8mm(〜
1/32インチ)の細線を含む)でも、耐水性及び湿潤
付着性が優れていることがわかった。
【0032】例3 比較例Aに記載したのと同様にインクを調製した。この
インクを、コロナ放電処理(CDT)で前処理され、約
8600mg/m2 (800mg/ft2 )のゼラチン
を含む画像形成層でコートした樹脂コート紙素材上に印
刷した。ジエチレングリコール8.0g、Air Products
Surfynol 465 の10.0%溶液5.00g、最終濃度
1.0重量%を得るためのAldrich Chemicals 製グリオ
キサルの40重量%溶液1.25g、及び総重量を5
0.0gにするための追加の脱イオン水からなるオーバ
ーコート溶液を調製した。この溶液を上記例と同様に、
上記顔料性インク画像上にオーバーコートした。100
%フィル領域(Dmax )で、耐水性が優れ、湿潤付着性
が良好であることがわかった。より低い濃度パッチ(〜
0.8mm(〜1/32インチ)の細線を含む)でも、
耐水性及び湿潤付着性が優れていることがわかった。
【0033】例4 比較例Bに記載したのと同様にインクを調製した。この
インクを、コロナ放電処理(CDT)で前処理され、約
8600mg/m2 (800mg/ft2 )のゼラチン
を含む画像形成層でコートした樹脂コート紙素材上に印
刷した。ジエチレングリコール8.0g、Air Products
Surfynol 465 の10.0%溶液5.00g、最終濃度
1.0重量%を得るためのAldrich Chemicals 製グリオ
キサルの40重量%溶液1.25g、及び総重量を5
0.0gにするための追加の脱イオン水からなるオーバ
ーコート溶液を調製した。この溶液を上記顔料性インク
画像上にオーバーコートした。100%フィル領域(D
max )で、耐水性が優れ、湿潤付着性が大変良好である
ことがわかった。より低い濃度パッチ(〜0.8mm
(〜1/32インチ)の細線を含む)でも、耐水性及び
湿潤付着性が優れていることがわかった。
【0034】例5 比較例Aに記載したのと同様にインクを調製し印刷し
た。ジエチレングリコール8.0g、Air Products Sur
fynol 465 の10.0%溶液5.00g、最終硬化剤濃
度1.00重量%を得るためのAldrich Chemicals製
2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジオキサン(DHD)
10重量%溶液5.00g、及び総重量を50.0gに
するための追加の脱イオン水からなるオーバーコート溶
液を調製した。この溶液を上記顔料性インク画像上にオ
ーバーコートした。100%フィル領域(Dmax )で、
耐水性が大変良好で、湿潤付着性が良好であることがわ
かった。より低い濃度パッチ(〜0.8mm(〜1/3
2インチ)の細線を含む)でも、耐水性及び湿潤付着性
が優れていることがわかった。
【0035】例6 比較例Bに記載したのと同様にインクを調製し印刷し
た。ジエチレングリコール8.0g、Air Products Sur
fynol 465 の10.0%溶液5.00g、最終硬化剤濃
度1.00重量%を得るためのAldrich Chemicals製
2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジオキサン(DHD)
10重量%溶液5.00g、及び総重量を50.0gに
するための追加の脱イオン水からなるオーバーコート溶
液を調製した。この溶液を上記顔料性インク画像上にオ
ーバーコートした。100%フィル領域(Dmax )で、
耐水性が大変良好で、湿潤付着性が優れていることがわ
かった。より低い濃度パッチ(〜0.8mm(〜1/3
2インチ)の細線を含む)でも、耐水性及び湿潤付着性
が優れていることがわかった。
【0036】例7 比較例Aと同様にインクを調製し印刷した。ジエチレン
グリコール8.0g、Air Products Surfynol 465 の1
0.0%溶液5.00g、最終濃度1.00重量%を得
るためのビス−(ビニルスルホニル)−メタンエーテル
(BVSME)2.0重量%溶液25.00g、及び総
重量を50.0gにするための追加の脱イオン水からな
るオーバーコート溶液を調製した。この溶液を上記顔料
性インク画像上にオーバーコートした。100%フィル
領域(Dmax )で、耐水性及び湿潤付着性が大変良好で
あることがわかった。より低い濃度パッチ(〜0.8m
m(〜1/32インチ)の細線を含む)でも、耐水性及
び湿潤付着性が優れていることがわかった。
【0037】例8 比較例Bと同様にインクを調製し印刷した。ジエチレン
グリコール8.0g、Air Products Surfynol 465 の1
0.0%溶液5.00g、最終濃度1.00重量%を得
るためのBVSME2.0重量%溶液25.00g、及
び総重量を50.0gにするための追加の脱イオン水か
らなるオーバーコート溶液を調製した。この溶液を上記
顔料性インク画像上にオーバーコートした。100%フ
ィル領域(Dmax )で、耐水性及び湿潤付着性が優れて
いることがわかった。より低い濃度パッチ(〜0.8m
m(〜1/32インチ)の細線を含む)でも、耐水性及
び湿潤付着性が優れていることがわかった。
【0038】例9 比較例Aと同様にインクを調製し印刷した。ジエチレン
グリコール8.0g、Air Products Surfynol 465 の1
0.0%溶液5.00g、最終濃度1.00重量%を得
るためのビス−(ビニルスルホニル)−メタン(BVS
M)1.80重量%溶液27.78g、及び総重量を5
0.0gにするための追加の脱イオン水からなるオーバ
ーコート溶液を調製した。この溶液を上記顔料性インク
画像上にオーバーコートした。100%フィル領域(D
max )で、耐水性が優れ、湿潤付着性が大変良好である
ことがわかった。より低い濃度パッチ(〜0.8mm
(〜1/32インチ)の細線を含む)でも、耐水性及び
湿潤付着性が優れていることがわかった。
【0039】例10 比較例Bと同様にインクを調製し印刷した。ジエチレン
グリコール8.0g、Air Products Surfynol 465 の1
0.0%溶液5.00g、最終濃度1.00重量%を得
るためのBVSM1.80重量%溶液27.78g、及
び総重量を50.0gにするための追加の脱イオン水か
らなるオーバーコート溶液を調製した。この溶液を上記
顔料性インク画像上にオーバーコートした。100%フ
ィル領域(Dmax )で、耐水性及び湿潤付着性が優れて
いることがわかった。より低い濃度パッチ(〜0.8m
m(〜1/32インチ)の細線を含む)でも、耐水性及
び湿潤付着性が優れていることがわかった。
【0040】インク特性 これらの例及び比較例から印刷された画像を、X-RiteTM
写真デンシトメータを用いて、最大インク被覆量を有す
る3種類の領域パッチの光学濃度を測定して評価した。
3回読み取った平均を報告する。印刷画像のサンプルを
蒸留水に1時間浸漬し、少なくとも12時間乾燥させ
て、耐水性を測定した。水に浸漬する前と、水に浸漬し
て乾燥させた後の光学濃度を測定した。水に浸漬して乾
燥後に保持されている光学濃度のパーセントで耐水性を
決定した。サンプルを水に30分間浸漬した後、このサ
ンプルを物理的にこすって、顔料性インクが圧力でこす
り落ちるかどうか確かめた(湿潤付着性)。これをDma
x パッチ(100%フィル)上、中濃度点(0.50〜
1.0)、及び細線(〜0.8mm(〜1/32イン
チ))上で実施した。これを次の尺度に基づいて主観的
に等級付けした:優=画像濃度及び外観が認められるほ
ど異なっていない;大変良好=ほんの僅か濃度損失あ
り;良好=中程度の濃度損失あり;可=容易に画像がこ
すり落ちる;不可=水に浸漬した間に、画像が紙の表面
から浮遊する。
【0041】例1〜12の結果を次の表に示す。
【表1】
【0042】得られた結果は、アルデヒド類、ブロック
化アルデヒド類、活性オレフィン類及びブロック化活性
オレフィン類等の硬化剤を含有するオーバーコート溶液
を顔料性インク画像上にオーバーコートすると、ゼラチ
ン上に印刷された画像の耐水性及び湿潤付着性の大きな
増加を達成したことを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたインクジェット画像の印刷を表
した図。
【図2】図1のインクジェット印刷装置の平面図。
【符号の説明】
10…インクジェット印刷装置 20…コンピュータ 30…プリントヘッド 31…インクジェットプリントヘッド 40…液溜 41…インク溜 70…受容体駆動機構 80…インク受容体 90…プラテン 100…インク滴 105…液滴 110…インクスポット 120…流体スポット 130…印刷画像 140…処理画像領域 150…モータ 160…シャフト 170…ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ ユージーン ロマーノ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14616, ロチェスター,メイデン レーン 295 (72)発明者 トーマス ウィリアム マーティン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14612, ロチェスター,ウエスト ベンド ドライ ブ 70

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)画像印刷用インクを提供するための
    少なくとも一つのインク溜; b)インク受容体にインクスポットを配置するための、
    少なくとも一つのインク溜と連結した第一のプリントヘ
    ッド手段; c)前記インク受容体に配置されたインクスポットを処
    理するための流体を用意する液溜;及び d)前記インク受容体に配置されたインクスポット上に
    前記流体を付着させ、それによって、画像の安定性及び
    耐久性を改善するための、前記液溜と連結した第二のプ
    リントヘッド手段を含んでなる、インク受容体上に画像
    を生成するインクジェット印刷装置。
  2. 【請求項2】 a)入力デジタル画像を受け入れるのに
    適したコンピュータ; b)画像印刷用インクを提供するための少なくとも一つ
    のインク溜; c)コンピュータに応答してインク受容体にインクスポ
    ットを生成するための、少なくとも一つのインク溜と連
    結した第一のプリントヘッド手段; d)前記インク受容体に生成されたインクスポットを処
    理するための流体を提供する液溜;及び e)コンピュータに応答して、前記インク受容体に生成
    されたインクスポット上に前記流体を付着させ、それに
    よって、画像の安定性及び耐久性を改善するための、前
    記液溜と連結した第二のプリントヘッド手段を含んでな
    る、入力デジタル画像に応答してインク受容体上に画像
    を再生するインクジェット印刷装置。
JP11143556A 1998-05-22 1999-05-24 インクジェット印刷装置 Pending JPH11348245A (ja)

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