JPH11348590A - シフトレバー装置の防振構造 - Google Patents

シフトレバー装置の防振構造

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Publication number
JPH11348590A
JPH11348590A JP17669198A JP17669198A JPH11348590A JP H11348590 A JPH11348590 A JP H11348590A JP 17669198 A JP17669198 A JP 17669198A JP 17669198 A JP17669198 A JP 17669198A JP H11348590 A JPH11348590 A JP H11348590A
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JP
Japan
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shift lever
stopper
mount
shift
transmission
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Pending
Application number
JP17669198A
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English (en)
Inventor
Hideaki Shimizu
秀明 清水
Yasushi Arai
靖 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、シフトレバーのシフト操作時に、
シフトレバーユニットの上下方向への揺動動作を規制
し、シフトレバーユニットの剛性を確保し得て、シフト
フィーリングを向上し得ることを目的としている。 【構成】 このため、車両に搭載されるトランスミッシ
ョンにシフトレバーユニットを車両後方に指向すべく延
設し、ミッション側マウントブラケットとシフトレバー
ユニットを支持する支持ロッドとシフトレバーユニット
のシフトレバーに連絡するコントロールロッドとにより
弾性支持されるシフトレバー装置において、シフトレバ
ーのシフト操作時にシフトレバーユニットの上下方向の
少なくとも一方への揺動動作を規制するストッパ手段を
設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シフトレバー装
置の防振構造に係り、特にシフトレバーのシフト操作時
に、シフトレバーユニットの上下方向への揺動動作を規
制し、シフトレバーユニットの剛性を確保し得て、シフ
トフィーリングを向上させることができるシフトレバー
装置の防振構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、エンジンの発生する駆
動力を充分に利用して円滑に車両を走行させるために、
手動式や自動式のトランスミッションが搭載されてい
る。このトランスミッションには、プロペラ軸が接続さ
れている。
【0003】また、トランスミッションには、シフトレ
バーを支持するシフトレバーユニットが別体に連設され
ているものがある。シフトレバーは、トランスミッショ
ンの内部の各シフトヨークからシフトレバーユニットの
シフトレバーケースで支持されたフロントシフト軸、ブ
ッシュ、及び軸継手を夫々介し、シフトレバーケースで
支持されたリヤシフト軸、ブッシュ、シフトアーム、他
のブッシュを介して変速操作されるものである。これに
より、トランスミッションの内部のギヤ類からの振動
は、各ブッシュ等で減衰され、シフトレバーへの伝達が
抑制される。
【0004】そして、トランスミッションを車体側のフ
レームに支持する際には、図16に示す如く、ミッショ
ン側マウントブラケット242に支持腕246を延設
し、この支持腕246にゴム材等からなるマウント部材
258を介してシフトレバーケース側マウントブラケッ
ト256に固定し、シフトレバーユニット208を弾性
支持している。
【0005】このとき、図17に示す如く、マウント部
材258は、圧縮方向が車両の前後方向に指向する一
方、剪断方向が車両の上下方向に指向するように配設さ
れている。
【0006】また、シフトレバー装置としては、例え
ば、特開平8−159248号公報に開示されるものが
ある。この公報に記載のものは、トランスミッションの
出力軸と略平行で且つ車両の後方に延設されたミッショ
ンケースの後端にシフトレバーを支持するミッションケ
ースの後方延長部のシフトレバーの下方の面に張り出し
て取り付けられるブラケットと、このブラケットに弾性
部材を介して上下方向に振動可能に取り付けられるマス
とを備え、シフトレバーの上下方向の振動を抑制するも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシフ
トレバー装置において、エンジンからの振動は、トラン
スミッションアッパケース、トランスミッションロアケ
ース、エクステンションケース等を経てミッション側マ
ウントブラケットに伝達され、そして、このミッション
側マウントブラケットの支持腕を介してマウント部材に
伝達される。
【0008】このとき、シフトレバーに伝達される振動
を低減するためには、マウント部材の硬度を小、つまり
柔らかくする必要がある。
【0009】しかし、前記マウント部材の硬度を小とす
ると、軸継手を中心として上下方向に揺動動作し易くな
り、シフトレバーユニットの剛性が大きく低下し、実用
上不利であるという不都合がある。
【0010】また、硬度を小としていない従来のマウン
ト部材を使用しても、シフトレバーが、図18及び図1
9に示す如く、シフトレバー240にかかる力によっ
て、軸継手234を中心として上下方向に揺動動作し、
シフトレバーユニット208の剛性不足となり、シフト
フィーリングが悪化して実用上不利であるという不都合
がある。
【0011】ここで、前記シフトレバーの上下方向への
揺動動作について説明する。シフトレバー240を図1
8の矢印方向たる1速、3速、5速側へシフト操作した
際には、マウント部材258が変形し、軸継手234を
中心としてシフトレバー240が上方向へ揺動動作して
しまう。
【0012】また、シフトレバー240を図19の矢印
方向たる2速、4速、リバース側へシフト操作した際に
は、マウント部材258が変形し、軸継手234を中心
としてシフトレバー240が下方向へ揺動動作してしま
う。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、上述
の不都合を除去するために、車両に搭載されるトランス
ミッションにシフトレバーユニットを車両後方に指向す
べく延設し、ミッション側マウントブラケットと前記シ
フトレバーユニットを支持する支持ロッドとシフトレバ
ーユニットのシフトレバーに連絡するコントロールロッ
ドとにより弾性支持されるシフトレバー装置において、
前記シフトレバーのシフト操作時に前記シフトレバーユ
ニットの上下方向の少なくとも一方への揺動動作を規制
するストッパ手段を設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
シフトレバーのシフト操作時には、ストッパ手段によっ
てシフトレバーユニットの上下方向の少なくとも一方へ
の揺動動作を規制し、シフトレバーユニットの剛性を確
保し、シフトフィーリングを向上させている。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。
【0016】図1〜図5は、この発明の実施例を示すも
のである。図1及び図2において、2は車両に搭載され
たエンジン、4はこのエンジン2に連設された手動式の
トランスミッション、6はトランスミッションアッパケ
ース6−1とトランスミッションロアケース6−2とか
らなるトランスミッションケース、8はシフトレバーユ
ニットである。
【0017】このトランスミッション4は、図2に示す
如く、前記トランスミッションケース6内に入力軸10
と、カウンタ軸12と、出力軸14とを軸支している。
【0018】そして、前記入力軸10と出力軸14とを
同一回転中心を有すべく連絡して設け、入力軸10及び
出力軸14に対して平行にカウンタ軸12を配設する。
これら各軸4〜8間には、複数の変速ギヤ列16を設け
ている。この複数の変速ギヤ列16は、例えば図示しな
い入力ギヤ列と1速ギヤ列18〜5速ギヤ列26と図示
しない後退ギヤ列とからなる。
【0019】また、1速ギヤ列18と2速ギヤ列20と
の間に、1速・2速切換機構28を設け、3速ギヤ列2
2と4速ギヤ列24との間に、3速・4速切換機構30
を設けるとともに、5速ギヤ列26に切り換える5速切
換機構32を設けている。
【0020】前記トランスミッション4の出力軸14に
は、車両の後方に指向し、図示しない自在継手を介して
プロペラ軸(図示せず)が接続して設けられている。
【0021】また、トランスミッション4には、プロペ
ラ軸と略平行に、軸継手34を介してコントロールロッ
ドたるギヤシフト軸36が配設されている。このギヤシ
フト軸36には、前記トランスミッションケース6に連
設したシフトレバーケース38に支持されるシフトレバ
ー40が連結している。このシフトレバー40は、運転
者が操作するものである。
【0022】つまり、前記トランスミッション4にシフ
トレバーユニット8が車両後方に指向すべく延設される
際に、ミッション側マウントブラケット42と前記シフ
トレバーユニット8を支持する支持ロッド44とシフト
レバーユニット8のシフトレバー40に連絡するコント
ロールロッドたる前記ギヤシフト軸36とにより弾性支
持される。
【0023】そして、トランスミッション4は、ミッシ
ョン側マウントブラケット42によって車体側に支持さ
れる。
【0024】このミッション側マウントブラケット42
は、図1及び図3〜図5に示す如く、車両の上下方向に
指向するミッション側取付板44と、車両の左右で対峙
し且つ車両の後ろ上方に延設した一対の支持腕46、4
6と、連結用板48で連結されたミッション側マウント
取付板50、50とが一体的になって構成されている。
【0025】ミッション側取付板44には、図示しない
ミッション側取付ボルトを挿通するミッション側ボルト
孔(図示せず)が4箇所に形成されているとともに、プ
ロペラ軸との干渉を回避させるミッション側プロペラ軸
逃げ凹所(図示せず)が形成されている。
【0026】一対の支持腕46、46は、ミッション側
マウント取付板50、50に連設して車両の後方且つ斜
め上方に延長され、車両の左右且つ所定の間隔で配設さ
れている。
【0027】ミッション側マウント取付板50、50
は、一対の支持腕46、46の後端部位に横架した連結
用板48の内側で、且つミッション側取付板44と平行
で上下方向に指向して配設されている。このミッション
側マウント取付板50、50には、所定の取付幅でミッ
ション側マウント取付孔52、52が形成されていると
ともに、このミッション側マウント取付孔52、52周
辺にミッション側マウント位置決め孔54、54が形成
されている。
【0028】シフトレバーケース38とミッション側マ
ウントブラケット42の一対の支持腕46、46との間
には、シフトレバーケース側マウントブラケット56と
マウント部材58とが介設される。
【0029】シフトレバーケース側マウントブラケット
56は、図3に示す如く、台形形状の部材からなり、シ
フトレバーケース38の図示しないケース側マウントブ
ラケット取付ねじ孔に対応した取付幅で且つ上部部位に
形成された上側ボルト孔(図示せず)を有するととも
に、ミッション側マウントブラケット42のミッション
側マウント取付孔52、52に対応した取付幅で下側ボ
ルト孔(図示せず)が下部部位に形成され、また、下面
にはケース側プロペラ軸逃げ凹所58が形成されてい
る。上側ボルト孔には、ケース側マウントブラケット取
付ねじ孔に螺着するマウント取付ボルト60が挿通され
る。
【0030】また、シフトレバーケース側マウントブラ
ケット56の左右には、補強リブ62、62が設けられ
ている。
【0031】マウント部材58は、図に示す如き従来の
ものと同様な構造のものを使用する。このとき、マウン
ト部材58の硬度を、従来のものよりも小さく設定す
る。
【0032】そして、前記シフトレバー40のシフト操
作時に前記シフトレバーユニット8の上下方向の少なく
とも一方への揺動動作を規制するストッパ手段64を設
ける構成とする。
【0033】詳述すれば、前記ストッパ手段64は、シ
フトレバーユニット8のシフトレバーケース38下部に
設けた第1ストッパ66とシフトレバーケース側マウン
トブラケット56に固定されるステイ68上部に設けた
第2ストッパ70とミッション側マウントブラケット4
2に固定されるストッパプレートたる前記連結用板48
とからなる。
【0034】つまり、この実施例においては、前記連結
用板48にストッパ機能を付加し、ストッパプレートと
して機能させるものである。
【0035】このとき、配設時には、第1、第2ストッ
パ66、70間に連結用板48を位置させ且つ所定のク
リアランスを保持する構成とするものである。
【0036】次に、この実施例の作用を説明する。
【0037】前記シフトレバー40のシフト操作時、例
えばシフトレバー40を1速、3速、5速側へシフト操
作した際には、前記マウント部材58が変形され、前記
シフトレバーユニット8が上方向に移動する。
【0038】このとき、シフトレバー40にかかる力が
大となって前記シフトレバーユニット8の上方向への移
動が、予め設定される所定のクリアランスよりも大とな
ると、第2ストッパ70と連結用板48間のクリアラン
スがなくなり、第2ストッパ70が連結用板48に接触
する。
【0039】そして、連結用板48が前記シフトレバー
ユニット8の上方向への移動を規制する。
【0040】また、前記シフトレバー40を2速、4
速、リバース側へシフト操作した際には、前記マウント
部材58が変形され、前記シフトレバーユニット8が下
方向に移動する。
【0041】このとき、シフトレバー40にかかる力が
大となって前記シフトレバーユニット8の下方向への移
動が、予め設定される所定のクリアランスよりも大とな
ると、第1ストッパ66と連結用板48間のクリアラン
スがなくなり、第1ストッパ66が連結用板48に接触
する。
【0042】そして、連結用板48が前記シフトレバー
ユニット8の下方向への移動を規制する。
【0043】これにより、前記シフトレバー40のシフ
ト操作時に、前記ストッパ手段64によって前記シフト
レバーユニット8の上下方向への揺動動作を規制するこ
とができ、シフトレバーユニット8の剛性を確保し得
て、シフトフィーリングを向上させることができ、実用
上有利である。
【0044】また、前記ストッパ手段64を、第1、第
2ストッパ66、70とストッパプレートである連結用
板48とによって構成したことにより、部品点数が少な
く、構成が徒に複雑化する惧れがなく、製作が容易で、
コストを低廉に維持することができ、経済的に有利であ
るとともに、前記ストッパプレートである連結用板48
によって前記ミッション側マウントブラケット42の剛
性・強度を向上させることができ、実用上有利である。
【0045】更に、前記マウント部材58の硬度を、従
来のものよりも小さく設定したことにより、シフトレバ
ー40にかかる力が小の場合に前記シフトレバーユニッ
ト8の上あるいは下方向への移動が少なく、予め設定さ
れる所定のクリアランスが確保される際には、シフトレ
バー40に伝達される振動を効率良く低減させることが
できるものである。
【0046】図6〜図11はこの発明の第2実施例を示
すものである。この第2実施例において、上述第1実施
例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0047】この第2実施例の特徴とするところは、ス
トッパ手段72を、マウント部材58に設けた厚肉部7
4とシフトレバーケース側マウントブラケット56に固
定したストッパ部76とにより構成した点にある。
【0048】すなわち、前記ミッション側マウントブラ
ケット42とシフトレバーケース側マウントブラケット
56間にマウント部材58を介設する際に、このマウン
ト部材58の一端側に、図8に示す如く、所定幅Wを有
する厚肉部74を設ける。
【0049】また、前記シフトレバーケース側マウント
ブラケット56に固定したストッパ部76と前記マウン
ト部材58の厚肉部74を所定のクリアランスを確保し
つつ上下方向から包囲すべく、断面U字状にストッパ部
76を形成し、このストッパ部76を前記シフトレバー
ケース側マウントブラケット56に固定するものであ
る。
【0050】そしてこのとき、ミッション側マウントブ
ラケット42は、車両の左右で対峙し且つ車両の後ろ上
方に延設した一対の支持腕46、46を有していること
により、図7に示す如く、支持腕46、46のシフトレ
バーケース側マウントブラケット56側の左右両端に厚
肉部74、74とストッパ部76、76とを夫々一対設
けている。
【0051】ここで、作用を説明すると、図9に矢印で
示す如く、前記シフトレバー40を1速、3速、5速側
へシフト操作した際には、前記マウント部材58が変形
され、前記シフトレバーユニット8が上方向に移動す
る。
【0052】このとき、シフトレバー40にかかる力が
大となって前記シフトレバーユニット8の上方向への移
動が、予め設定される所定のクリアランスよりも大とな
ると、マウント部材58の厚肉部74とストッパ部76
の上部部位間のクリアランスがなくなり、マウント部材
58の厚肉部74がストッパ部76の上部部位に接触す
る。
【0053】そして、ストッパ部76が前記シフトレバ
ーユニット8の上方向への移動を規制する。
【0054】また、図10に矢印で示す如く、前記シフ
トレバー40を2速、4速、リバース側へシフト操作し
た際には、前記マウント部材58が変形され、前記シフ
トレバーユニット8が下方向に移動する。
【0055】このとき、シフトレバー40にかかる力が
大となって前記シフトレバーユニット8の下方向への移
動が、予め設定される所定のクリアランスよりも大とな
ると、マウント部材58の厚肉部74とストッパ部76
の下部部位間のクリアランスがなくなり、マウント部材
58の厚肉部74がストッパ部76の下部部位に接触す
る。
【0056】そして、ストッパ部76が前記シフトレバ
ーユニット8の下方向への移動を規制する。
【0057】さすれば、前記シフトレバー40のシフト
操作時に、前記ストッパ手段72によって前記シフトレ
バーユニット8の上下方向への揺動動作を規制すること
ができ、上述第1実施例のものと同様に、シフトレバー
ユニット8の剛性を確保し得て、シフトフィーリングを
向上させることができ、実用上有利である。
【0058】また、前記ストッパ手段72を、マウント
部材58に設けた厚肉部74とシフトレバーケース側マ
ウントブラケット56に固定したストッパ部76とによ
って構成したことにより、上述第1実施例のものと同様
に、部品点数が少なく、構成が徒に複雑化する惧れがな
く、製作が容易で、コストを低廉に維持することがで
き、経済的に有利である。
【0059】更に、前記マウント部材58が、ミッショ
ン側マウントブラケット42とシフトレバーケース側マ
ウントブラケット56間に介設されていることにより、
シフトレバー40にかかる力が小の場合に前記シフトレ
バーユニット8の上あるいは下方向への移動が少なく、
予め設定される所定のクリアランスが確保される際に
は、マウント部材58によってシフトレバー40に伝達
される振動を効率良く低減させることができる。
【0060】図12及び図13はこの発明の第3実施例
を示すものである。
【0061】この第3実施例の特徴とするところは、ス
トッパ手段82を、断面L字状に形成した2枚の第1、
第2ストッパ部材84、86により構成した点にある。
【0062】すなわち、第1、第2ストッパ部材84、
86を、図12に示す如く、断面L字状に形成し、マウ
ント部材58の両端部位においてマウント部材58を挟
持すべく、第1、第2ストッパ部材84、86を、所定
のクリアランスを確保しつつ互いに逆向き状態に配設
し、前記ストッパ手段82を構成するものである。
【0063】また、第1、第2ストッパ部材84、86
の接触側端部84a、86aには、ゴム材等の弾性部材
88を装着する。
【0064】ここで、作用を説明すると、前記シフトレ
バーを1速、3速、5速側へシフト操作した際には、前
記マウント部材58が変形され、前記シフトレバーユニ
ット8が上方向に移動する。
【0065】このとき、シフトレバーにかかる力が大と
なって前記シフトレバーユニットの上方向への移動が、
予め設定される所定のクリアランスよりも大となると、
第1ストッパ部材84の接触側端部84aと第2ストッ
パ部材86間のクリアランス及び第2ストッパ部材86
の接触側端部86aと第1ストッパ部材84間のクリア
ランスがなくなり、第1ストッパ部材84の接触側端部
84aが第2ストッパ部材86に接触するとともに、第
2ストッパ部材86の接触側端部86aが第1ストッパ
部材84に接触する。
【0066】そして、第1、第2ストッパ部材84、8
6が前記シフトレバーユニットの上方向への移動を規制
する。
【0067】さすれば、前記シフトレバーのシフト操作
時に、前記ストッパ手段82によって前記シフトレバー
ユニットの上下方向の少なくとも一方、つまり上方向へ
の揺動動作を規制することができ、シフトレバーユニッ
トの剛性を確保し得て、シフトフィーリングを向上させ
ることができ、実用上有利である。
【0068】また、前記ストッパ手段82を、断面L字
状に形成した2枚の第1、第2ストッパ部材84、86
によって構成したことにより、上述第1及び第2実施例
のものと同様に、部品点数が少なく、構成が徒に複雑化
する惧れがなく、製作が容易で、コストを低廉に維持す
ることができ、経済的に有利である。
【0069】更に、前記マウント部材58が、ミッショ
ン側マウントブラケットとシフトレバーケース側マウン
トブラケット間に介設されることにより、シフトレバー
にかかる力が小の場合に前記シフトレバーユニットの上
方向への移動が少なく、予め設定される所定のクリアラ
ンスが確保される際には、マウント部材58によってシ
フトレバーに伝達される振動を効率良く低減させること
ができる。
【0070】なお、この発明は上述第1〜第3実施例に
限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
【0071】例えば、この発明の第2実施例において
は、ストッパ手段72のストッパ部76をシフトレバー
ケース側マウントブラケット56に固定する構成とした
が、マウント部材58に設けた厚肉部74の配設位置を
逆側とするとともに、前記ストッパ手段72のストッパ
部76を、ミッション側マウントブラケット42に固定
する構成とすることもできる。さすれば、上述第2実施
例のものと同様な著効を奏することができるものであ
る。
【0072】また、図14に示す如く、ストッパ手段9
2を、マウント部材58の一端側、例えばミッション側
マウントブラケット側(図14において左側)に位置す
る断面U字状に形成した第1ストッパ部材94と、前記
マウント部材58の他端側、例えばシフトレバーケース
側マウントブラケット側(図14において右側)に位置
する断面U字状且つ前記第1ストッパ部材94よりも大
きく形成した第2ストッパ部材96と、前記第1ストッ
パ部材94の外側部位と前記第2ストッパ部材96の内
側部位との少なくとも一方、例えば第1ストッパ部材9
4の外側部位に固定した緩衝部材98とにより構成(S
G1)することもできる。
【0073】そして、図14に示す如く、前記第2スト
ッパ部材96内に前記第1ストッパ部材94を位置さ
せ、第1ストッパ部材94の外側部位の緩衝部材98と
前記第2ストッパ部材96の内側部位間に所定のクリア
ランスを確保すべく設定する。
【0074】さすれば、シフトレバーのシフト操作時
に、前記ストッパ手段92によってシフトレバーユニッ
トの上下方向への揺動動作を規制することができ、シフ
トレバーユニットの剛性を確保し得て、シフトフィーリ
ングを向上させることができ、実用上有利である。
【0075】また、前記ストッパ手段92を、第1、第
2ストッパ部材94、96と緩衝部材98とによって構
成したことにより、部品点数が少なく、構成が徒に複雑
化する惧れがなく、製作が容易で、コストを低廉に維持
することができ、経済的に有利である。
【0076】更に、前記マウント部材58が、ミッショ
ン側マウントブラケットとシフトレバーケース側マウン
トブラケット間に介設されることにより、シフトレバー
にかかる力が小の場合に前記シフトレバーユニットの上
下方向への移動が少なく、予め設定される所定のクリア
ランスが確保される際には、マウント部材58によって
シフトレバーに伝達される振動を効率良く低減させるこ
とができる。
【0077】あるいは、図15に示す如く、前記ストッ
パ手段102を、第1、第2ストッパ部材104、10
6と弾性部材108とにより構成(SG2)することも
可能である。
【0078】つまり、第1ストッパ部材104を、マウ
ント部材58の一端側、例えばミッション側マウントブ
ラケット側(図15において左側)に位置させるととも
に、断面U字状に形成し、第2ストッパ部材106を、
前記マウント部材58の他端側、例えばシフトレバーケ
ース側マウントブラケット側(図15において右側)に
位置させるとともに、断面U字状且つ前記第1ストッパ
部材104よりも大きく形成する。
【0079】そして、前記弾性部材108を、前記第1
ストッパ部材104の外側部位と前記第2ストッパ部材
106の内側部位との少なくとも一方、例えば第1スト
ッパ部材104の外側部位に固定し、この弾性部材10
8と第2ストッパ部材106の内側部位間に所定のクリ
アランスを確保する。
【0080】これにより、シフトレバーにかかる力が大
となり、マウント部材58が変形して所定のクリアラン
スがなくなり、第1ストッパ部材104の外側部位に位
置する弾性部材108に第2ストッパ部材106の内側
部位が接触した際には、弾性部材108にシフト操作方
向に対して逆方向の復元力たる弾性力が徐々に生ずるこ
ととなり、弾性力の増大状況がシフト操作時に運転者に
伝達され、シフトレバーユニットの揺動動作が完全に規
制されるまでの感触を良好とし得るとともに、シフト操
作終了時には、前記弾性部材108の弾性力によって前
記マウント部材58を初期位置、すなわちシフトレバー
にかかる力のない状態とする方向に復帰させることがで
き、前記マウント部材58の弾性復帰力の一部を弾性部
材108が担うこととなり、マウント部材58の使用寿
命を大とし得る。
【0081】また、シフトレバーのシフト操作時に、前
記ストッパ手段102によってシフトレバーユニットの
上下方向への揺動動作を規制することができ、シフトレ
バーユニットの剛性を確保し得て、シフトフィーリング
を向上させることができ、実用上有利である。
【0082】更に、前記ストッパ手段102を、第1、
第2ストッパ部材104、106と弾性部材108とに
よって構成したことにより、部品点数が少なく、構成が
徒に複雑化する惧れがなく、製作が容易で、コストを低
廉に維持することができ、経済的に有利である。
【0083】更にまた、前記マウント部材58が、ミッ
ション側マウントブラケットとシフトレバーケース側マ
ウントブラケット間に介設されることにより、シフトレ
バーにかかる力が小の場合に前記シフトレバーユニット
の上下方向への移動が少なく、予め設定される所定のク
リアランスが確保される際には、マウント部材58によ
ってシフトレバーに伝達される振動を効率良く低減させ
ることができるものである。
【0084】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、車両に搭載されるトランスミッションに
シフトレバーユニットを車両後方に指向すべく延設し、
ミッション側マウントブラケットとシフトレバーユニッ
トを支持する支持ロッドとシフトレバーユニットのシフ
トレバーに連絡するコントロールロッドとにより弾性支
持されるシフトレバー装置において、シフトレバーのシ
フト操作時にシフトレバーユニットの上下方向の少なく
とも一方への揺動動作を規制するストッパ手段を設けた
ので、前記シフトレバーのシフト操作時に、前記ストッ
パ手段によって前記シフトレバーユニットの上下方向へ
の揺動動作を規制することができ、シフトレバーユニッ
トの剛性を確保し得て、シフトフィーリングを向上させ
ることができ、実用上有利である。また、前記ストッパ
手段を構成する部品点数が少ないことにより、構成が徒
に複雑化する惧れがなく、製作が容易で、コストを低廉
に維持することができ、経済的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す車両に搭載された
トランスミッションの側面図である。
【図2】トランスミッションの概略断面側面図である。
【図3】図1の矢視〓〓〓部分からの概略拡大図であ
る。
【図4】手前側のミッション側マウントブラケットを排
除した状態のシフトレバーケース側ブラケット部分の概
略拡大図である。
【図5】図4の矢視V部分からの概略図である。
【図6】この発明の第2実施例を示すシフトレバーケー
ス側ブラケット部分の概略拡大図である。
【図7】シフトレバーケース側ブラケット部分の概略平
面図である。
【図8】マウント部材の正面図である。
【図9】シフトレバーを1速、3速、5速側へシフト操
作した際の揺動状態を示すシフトレバーケース側ブラケ
ット部分の概略拡大図である。
【図10】シフトレバーを2速、4速、リバース側へシ
フト操作した際の揺動状態を示すシフトレバーケース側
ブラケット部分の概略拡大図である。
【図11】図6の矢視X〓〓部分からの概略図である。
【図12】この発明の第3実施例を示すマウント部材の
正面図である。
【図13】マウント部材の左側面図である。
【図14】この発明の他の第1の実施例を示すマウント
部材の正面図である。
【図15】この発明の他の第2の実施例を示すマウント
部材の正面図である。
【図16】この発明の従来技術を示すシフトレバーケー
ス側ブラケット部分の概略拡大図である。
【図17】マウント部材の正面図である。
【図18】シフトレバーを1速、3速、5速側へシフト
操作した際の揺動状態を示すシフトレバーケース側ブラ
ケット部分の概略拡大図である。
【図19】シフトレバーを2速、4速、リバース側へシ
フト操作した際の揺動状態を示すシフトレバーケース側
ブラケット部分の概略拡大図である。
【符号の説明】
2 エンジン 4 トランスミッション 6 トランスミッションケース 8 シフトレバーユニット 10 入力軸 12 カウンタ軸 14 出力軸 16 変速ギヤ列 36 ギヤシフト軸 38 シフトレバーケース 40 シフトレバー 42 ミッション側マウントブラケット 44 支持ロッド 46、46 支持腕 56 シフトレバーケース側マウントブラケット 58 マウント部材 64 ストッパ手段 66 第1ストッパ 70 第2ストッパ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されるトランスミッションに
    シフトレバーユニットを車両後方に指向すべく延設し、
    ミッション側マウントブラケットと前記シフトレバーユ
    ニットを支持する支持ロッドとシフトレバーユニットの
    シフトレバーに連絡するコントロールロッドとにより弾
    性支持されるシフトレバー装置において、前記シフトレ
    バーのシフト操作時に前記シフトレバーユニットの上下
    方向の少なくとも一方への揺動動作を規制するストッパ
    手段を設けたことを特徴とするシフトレバー装置の防振
    構造。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ手段は、シフトレバーユニ
    ットのシフトレバーケース下部に設けた第1ストッパと
    シフトレバーケース側マウントブラケットに固定される
    ステイ上部に設けた第2ストッパとミッション側マウン
    トブラケットに固定されるストッパプレートとからなる
    とともに、第1、第2ストッパ間に前記ストッパプレー
    トを位置させ且つ所定のクリアランスを保持する構成と
    した請求項1に記載のシフトレバー装置の防振構造。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ手段は、ミッション側マウ
    ントブラケットとシフトレバーケース側マウントブラケ
    ット間に介設されるマウント部材に設けた厚肉部と、こ
    のマウント部材の厚肉部を上下方向から包囲すべく前記
    シフトレバーケース側マウントブラケットに固定したス
    トッパ部とからなる請求項1に記載のシフトレバー装置
    の防振構造。
  4. 【請求項4】 前記ストッパ手段は、ミッション側マウ
    ントブラケットの左右両端に厚肉部とストッパ部とを夫
    々一対設けた請求項3に記載のシフトレバー装置の防振
    構造。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ手段は、断面L字状に形成
    した2枚の第1、第2ストッパ部材を、マウント部材の
    両端部位においてマウント部材を挟持すべく互いに逆向
    き状態に配設する構成とした請求項1に記載のシフトレ
    バー装置の防振構造。
  6. 【請求項6】 前記ストッパ手段は、マウント部材の一
    端側に位置する断面U字状に形成した第1ストッパ部材
    と、前記マウント部材の他端側に位置する断面U字状且
    つ前記第1ストッパ部材よりも大きく形成した第2スト
    ッパ部材と、前記第1ストッパ部材の外側部位と前記第
    2ストッパ部材の内側部位との少なくとも一方に固定し
    た緩衝部材とからなる請求項1に記載のシフトレバー装
    置の防振構造。
  7. 【請求項7】 前記ストッパ手段は、マウント部材の一
    端側に位置する断面U字状に形成した第1ストッパ部材
    と、前記マウント部材の他端側に位置する断面U字状且
    つ前記第1ストッパ部材よりも大きく形成した第2スト
    ッパ部材と、弾性力によって前記マウント部材を初期位
    置方向に復帰させるべく、前記第1ストッパ部材の外側
    部位と前記第2ストッパ部材の内側部位との少なくとも
    一方に固定した弾性部材とからなる請求項1に記載のシ
    フトレバー装置の防振構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100999262B1 (ko) 2008-09-29 2010-12-07 현대자동차주식회사 변속레버 충격저감장치

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