JPH11348663A - 自動車におけるアンダーフロアボックスのリッド - Google Patents
自動車におけるアンダーフロアボックスのリッドInfo
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- JPH11348663A JPH11348663A JP10162527A JP16252798A JPH11348663A JP H11348663 A JPH11348663 A JP H11348663A JP 10162527 A JP10162527 A JP 10162527A JP 16252798 A JP16252798 A JP 16252798A JP H11348663 A JPH11348663 A JP H11348663A
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Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラゲッジスペースへの荷物の積み降ろしにお
ける問題を解決する。 【解決手段】 自動車のラゲッジスペースに開口するア
ンダーフロアボックス7のリッドあって、上面リッド4
と下面リッド1とを折畳み機構により連結し、この上下
面リッド4,1を連結したまま積層状態と展開状態との
間で相互移行可能にしてなり、積層状態でラゲッジスペ
ース床面8に現れる上面リッド表面12をラゲッジスペー
ス同様の内装面とし、少なくとも展開状態でラゲッジス
ペース床面8に現れる下面リッド表面14を積載面とした
リッドを用いる。
ける問題を解決する。 【解決手段】 自動車のラゲッジスペースに開口するア
ンダーフロアボックス7のリッドあって、上面リッド4
と下面リッド1とを折畳み機構により連結し、この上下
面リッド4,1を連結したまま積層状態と展開状態との
間で相互移行可能にしてなり、積層状態でラゲッジスペ
ース床面8に現れる上面リッド表面12をラゲッジスペー
ス同様の内装面とし、少なくとも展開状態でラゲッジス
ペース床面8に現れる下面リッド表面14を積載面とした
リッドを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばステーショ
ンワゴンやワンボックスカーと呼ばれる積載容量の大き
い自動車のラゲッジスペースに開口するアンダーフロア
ボックスを閉蓋するリッドに関する。
ンワゴンやワンボックスカーと呼ばれる積載容量の大き
い自動車のラゲッジスペースに開口するアンダーフロア
ボックスを閉蓋するリッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばステーションワゴンやワンボック
スカーと呼ばれる積載容量の大きい自動車では、トラン
クやラゲッジスペース床面から潜った収納ボックス、す
なわちアンダーフロアボックスを設ける場合がある。こ
のボックスにはスペアタイヤが格納されるが、それ以外
にも空きスペースを利用して、様々な荷物を収納でき
る。このボックスは、表面にラゲッジスペース床面と同
様な内装を施したリッド(lid)と呼ぶ蓋で閉蓋する。
スカーと呼ばれる積載容量の大きい自動車では、トラン
クやラゲッジスペース床面から潜った収納ボックス、す
なわちアンダーフロアボックスを設ける場合がある。こ
のボックスにはスペアタイヤが格納されるが、それ以外
にも空きスペースを利用して、様々な荷物を収納でき
る。このボックスは、表面にラゲッジスペース床面と同
様な内装を施したリッド(lid)と呼ぶ蓋で閉蓋する。
【0003】このボックス又はリッドについては、従来
より様々な構造のものが提案されている。例えば、特開
平9-109777号は、リッド本体を被覆した外装材に剛体の
裏内片を内装し、外装材の一部を構成するフラップと前
記裏内片とでヒンジ部を構成することにより、ヒンジ金
具を不要としたリッドを提示している。また、特公平2-
23376号はリヤシートの折畳みに際してラゲッジスペー
スの拡大を図れるように、後部が上方へ回動する第一ボ
ードとこの第一ボードに重なる第二ボードとを、所定高
さで水平状に支持したスライド手段に取り付けたボック
スを提示している。第一ボードと第二ボードとでリッド
を構成するわけである。更には、特公平2-23377号は前
記特公平2-23376号のリッドを第一ボード及び第二ボー
ド一体に開閉可能にすると共に、第二ボードをスライド
移動した状態で第一ボードの一部又は全部が開閉回動す
るようにしたボックスを提示している。
より様々な構造のものが提案されている。例えば、特開
平9-109777号は、リッド本体を被覆した外装材に剛体の
裏内片を内装し、外装材の一部を構成するフラップと前
記裏内片とでヒンジ部を構成することにより、ヒンジ金
具を不要としたリッドを提示している。また、特公平2-
23376号はリヤシートの折畳みに際してラゲッジスペー
スの拡大を図れるように、後部が上方へ回動する第一ボ
ードとこの第一ボードに重なる第二ボードとを、所定高
さで水平状に支持したスライド手段に取り付けたボック
スを提示している。第一ボードと第二ボードとでリッド
を構成するわけである。更には、特公平2-23377号は前
記特公平2-23376号のリッドを第一ボード及び第二ボー
ド一体に開閉可能にすると共に、第二ボードをスライド
移動した状態で第一ボードの一部又は全部が開閉回動す
るようにしたボックスを提示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ステーションワゴン等
の積載容量の大きな自動車においては、バックドアを開
けて荷物を奧にまで押し込むことが多いが、この作業に
関し、問題点が指摘されている。ラゲッジスペース床面
には、通常、カーペット等の内装材が張られている。当
然、このラゲッジスペース床面の一部を構成するアンダ
ーフロアボックス表面、すなわちリッド表面にも内装材
が張られている。このリッド表面の内装材の摩擦が、バ
ックドアから荷物を奧にまで押し込む作業を妨げていた
のである。また、このリッド表面の内装材による摩擦
は、荷物が重いと内装材自体を傷つけることにもなりか
ねなかった。
の積載容量の大きな自動車においては、バックドアを開
けて荷物を奧にまで押し込むことが多いが、この作業に
関し、問題点が指摘されている。ラゲッジスペース床面
には、通常、カーペット等の内装材が張られている。当
然、このラゲッジスペース床面の一部を構成するアンダ
ーフロアボックス表面、すなわちリッド表面にも内装材
が張られている。このリッド表面の内装材の摩擦が、バ
ックドアから荷物を奧にまで押し込む作業を妨げていた
のである。また、このリッド表面の内装材による摩擦
は、荷物が重いと内装材自体を傷つけることにもなりか
ねなかった。
【0005】この点に関し、実公平2-49084号、特開平8
-20283号、特開平7-179150号等において、ラゲッジスペ
ース床面に改良を施して解決を図るものが既に提案され
ている。また、実公平5-23402号では、別途製造した自
動車用荷台をラゲッジスペースに載置して、バックドア
からの荷物の積み降ろしに利用するものが提案されてい
る。しかし、これらはラゲッジスペース床面そのものを
改造するものであって新製の自動車にしか適用できない
し(実公平2-49084号、特開平8-20283号、特開平7-17915
0号)、外部から覗くことができるラゲッジスペースの見
栄えを悪くする欠点を有している(実公平5-23402号)。
-20283号、特開平7-179150号等において、ラゲッジスペ
ース床面に改良を施して解決を図るものが既に提案され
ている。また、実公平5-23402号では、別途製造した自
動車用荷台をラゲッジスペースに載置して、バックドア
からの荷物の積み降ろしに利用するものが提案されてい
る。しかし、これらはラゲッジスペース床面そのものを
改造するものであって新製の自動車にしか適用できない
し(実公平2-49084号、特開平8-20283号、特開平7-17915
0号)、外部から覗くことができるラゲッジスペースの見
栄えを悪くする欠点を有している(実公平5-23402号)。
【0006】何よりも、上記改善の各提案は、ラゲッジ
スペース下部のアンダーフロアボックスを除いた考えで
あり、ラゲッジスペース床面の一部を構成する薄いリッ
ドについては、別の手段を考えなければならない。そこ
で、ラゲッジスペースへの荷物の積み降ろし、とりわけ
奧にまで荷物を押し込む作業が容易にでき、ラゲッジス
ペース自体に改造を施すことなく、そしてラゲッジスペ
ースの美観を損ねないように、アンダーフロアボックス
のリッドを利用することとして、主としてバックドアか
らの荷物の積み降ろしを容易にするリッドの開発を試み
た。
スペース下部のアンダーフロアボックスを除いた考えで
あり、ラゲッジスペース床面の一部を構成する薄いリッ
ドについては、別の手段を考えなければならない。そこ
で、ラゲッジスペースへの荷物の積み降ろし、とりわけ
奧にまで荷物を押し込む作業が容易にでき、ラゲッジス
ペース自体に改造を施すことなく、そしてラゲッジスペ
ースの美観を損ねないように、アンダーフロアボックス
のリッドを利用することとして、主としてバックドアか
らの荷物の積み降ろしを容易にするリッドの開発を試み
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、自動車のラゲッジスペースに開口するアンダーフロ
アボックスのリッドであって、上面リッドと下面リッド
とを折畳み機構により連結し、この上下面リッドを連結
したまま積層状態と展開状態との間で相互移行可能にし
てなり、積層状態でラゲッジスペース床面に現れる上面
リッド表面をラゲッジスペース同様の内装面とし、少な
くとも展開状態でラゲッジスペース床面に現れる下面リ
ッド表面を積載面とした自動車におけるアンダーフロア
ボックスのリッドである。本発明のリッドは、外形(通
常略方形)が略同一の上面リッドと下面リッドとを積層
した二層構造で、アンダーフロアボックスに上面リッド
又は下面リッドが連結状態にある車輌一体品のほか、ア
ンダーフロアボックスと完全に分離可能で交換可能な別
体品であってもよい。
が、自動車のラゲッジスペースに開口するアンダーフロ
アボックスのリッドであって、上面リッドと下面リッド
とを折畳み機構により連結し、この上下面リッドを連結
したまま積層状態と展開状態との間で相互移行可能にし
てなり、積層状態でラゲッジスペース床面に現れる上面
リッド表面をラゲッジスペース同様の内装面とし、少な
くとも展開状態でラゲッジスペース床面に現れる下面リ
ッド表面を積載面とした自動車におけるアンダーフロア
ボックスのリッドである。本発明のリッドは、外形(通
常略方形)が略同一の上面リッドと下面リッドとを積層
した二層構造で、アンダーフロアボックスに上面リッド
又は下面リッドが連結状態にある車輌一体品のほか、ア
ンダーフロアボックスと完全に分離可能で交換可能な別
体品であってもよい。
【0008】積層状態では、ラゲッジスペース同様の内
装面とした上面リッド表面をラゲッジスペース床面に現
わし、ラゲッジスペース床面の外観を統一する。展開状
態では、アンダーフロアボックスを閉蓋するように下面
リッドはそのままとし、(1)一側縁を軸として上面リッ
ドを回動させるか、(2)下面リッドに対して上面リッド
を平行移動させることにより、実現する。(1)の場合、
展開状態でラゲッジスペース床面に現れる下面リッド表
面だけでなく、新たに現れる上面リッド裏面をも積載面
とする。展開状態では、(1)上面リッドを展開した際の
一側縁を軸として下面リッドを回動させるか、(2)平行
移動させた上面リッドの一側縁を軸として下面リッドを
回動させて、アンダーフロアボックスを開くことができ
る。また、積層状態でも、上下面リッドを一体として回
動させ、アンダーフロアボックスを開くことができる。
装面とした上面リッド表面をラゲッジスペース床面に現
わし、ラゲッジスペース床面の外観を統一する。展開状
態では、アンダーフロアボックスを閉蓋するように下面
リッドはそのままとし、(1)一側縁を軸として上面リッ
ドを回動させるか、(2)下面リッドに対して上面リッド
を平行移動させることにより、実現する。(1)の場合、
展開状態でラゲッジスペース床面に現れる下面リッド表
面だけでなく、新たに現れる上面リッド裏面をも積載面
とする。展開状態では、(1)上面リッドを展開した際の
一側縁を軸として下面リッドを回動させるか、(2)平行
移動させた上面リッドの一側縁を軸として下面リッドを
回動させて、アンダーフロアボックスを開くことができ
る。また、積層状態でも、上下面リッドを一体として回
動させ、アンダーフロアボックスを開くことができる。
【0009】上記(1)の構造として、折畳み機構をヒン
ジ構造とし、展開状態でラゲッジスペース床面に現れる
上面リッド裏面及び下面リッド表面それぞれに凸条レー
ル列を設け、この上面リッド裏面及び下面リッド表面を
積載面としたリッドがある。ヒンジ構造は、別体のヒン
ジ金具等を設けるほか、上面リッド裏面及び下面リッド
表面を連続する可撓性面材で連結するものからなり、上
面リッドを展開する際の軸となる一側縁にあたる。凸条
レール列は、ラゲッジスペースの奥行方向に向けるとよ
い。この凸条レール列は、積載する荷物との接触面積を
低減し、荷物の積み降ろしの弊害となる摩擦力を低減す
る。
ジ構造とし、展開状態でラゲッジスペース床面に現れる
上面リッド裏面及び下面リッド表面それぞれに凸条レー
ル列を設け、この上面リッド裏面及び下面リッド表面を
積載面としたリッドがある。ヒンジ構造は、別体のヒン
ジ金具等を設けるほか、上面リッド裏面及び下面リッド
表面を連続する可撓性面材で連結するものからなり、上
面リッドを展開する際の軸となる一側縁にあたる。凸条
レール列は、ラゲッジスペースの奥行方向に向けるとよ
い。この凸条レール列は、積載する荷物との接触面積を
低減し、荷物の積み降ろしの弊害となる摩擦力を低減す
る。
【0010】具体的には、下面リッドがリッド本体部と
ランプ部とからなり、ランプ部がリッド本体部及び上面
リッドとそれぞれヒンジ構造で連結した折畳み機構を構
成しており、展開状態で高低差を生ずる上面リッド裏面
と下面リッド表面との間をランプ部が傾斜して連続性を
確保し、展開状態でラゲッジスペース床面に現れる上面
リッド裏面、ランプ面及び下面リッド表面を連続する積
載面としたリッドがある。このランプ部を有するリッド
の場合、連続する上面リッド裏面、ランプ面及び下面リ
ッド表面からなる積載面全域にわたって凸条レール列を
設けるとよい。展開状態は、アンダーフロアボックスを
閉蓋するように下面リッドはそのままとし、ランプ部及
び上面リッド間のヒンジ構造を軸として上面リッドを回
動させて実現する。この展開状態では、ランプ部及びリ
ッド本体部間のヒンジ構造を軸として下面リッドを回動
させ、アンダーフロアボックスを開くことができる。
ランプ部とからなり、ランプ部がリッド本体部及び上面
リッドとそれぞれヒンジ構造で連結した折畳み機構を構
成しており、展開状態で高低差を生ずる上面リッド裏面
と下面リッド表面との間をランプ部が傾斜して連続性を
確保し、展開状態でラゲッジスペース床面に現れる上面
リッド裏面、ランプ面及び下面リッド表面を連続する積
載面としたリッドがある。このランプ部を有するリッド
の場合、連続する上面リッド裏面、ランプ面及び下面リ
ッド表面からなる積載面全域にわたって凸条レール列を
設けるとよい。展開状態は、アンダーフロアボックスを
閉蓋するように下面リッドはそのままとし、ランプ部及
び上面リッド間のヒンジ構造を軸として上面リッドを回
動させて実現する。この展開状態では、ランプ部及びリ
ッド本体部間のヒンジ構造を軸として下面リッドを回動
させ、アンダーフロアボックスを開くことができる。
【0011】また、(1)の別の構造のものとして、展開
状態でラゲッジスペース床面に現れる上面リッド裏面に
配列した上面凸条を、下面リッド表面に下面凸条を配列
し、前記上面凸条及び下面凸条それぞれに端部を軸着し
たランプ凸条によりヒンジ構造を、下面凸条からランプ
凸条、上面凸条と続く凸条レール列を構成し、この凸条
レール列を積載面としたリッドがある。このリッドにお
ける凸条レール列は、櫛状の各上下面凸条をランプ凸条
によって屈曲自在に組み合わせたストライプ面であり、
上下面凸条はリッドの強度メンバーとしても機能する。
状態でラゲッジスペース床面に現れる上面リッド裏面に
配列した上面凸条を、下面リッド表面に下面凸条を配列
し、前記上面凸条及び下面凸条それぞれに端部を軸着し
たランプ凸条によりヒンジ構造を、下面凸条からランプ
凸条、上面凸条と続く凸条レール列を構成し、この凸条
レール列を積載面としたリッドがある。このリッドにお
ける凸条レール列は、櫛状の各上下面凸条をランプ凸条
によって屈曲自在に組み合わせたストライプ面であり、
上下面凸条はリッドの強度メンバーとしても機能する。
【0012】(2)の構造のものとして、折畳み機構をス
ライド機構とし、このスライド機構は下面リッドに軸着
したリンクと上面リッドのレールとを係合して構成して
なり、下面リッドから平行移動して上面リッドを展開す
る際に用いる押込ハンドルと上面リッド及び下面リッド
を一体に持ち上げる際に用いる持上ハンドルとを上面リ
ッド表面から引き起こし可能に略同一面に設け、押込ハ
ンドルは前記上面リッド表面に略同一面の状態で下面リ
ッドと係合して上面リッドの展開を禁止し、引き起こし
た状態で前記係合が解除されて上面リッドを展開可能に
し、持上ハンドルは引き起こしに連動して回動するフッ
クを有し、引き起こした状態でフックが下面リッドに係
合して上面リッド及び下面リッドを一体として持ち上げ
可能にしたリッドがある。
ライド機構とし、このスライド機構は下面リッドに軸着
したリンクと上面リッドのレールとを係合して構成して
なり、下面リッドから平行移動して上面リッドを展開す
る際に用いる押込ハンドルと上面リッド及び下面リッド
を一体に持ち上げる際に用いる持上ハンドルとを上面リ
ッド表面から引き起こし可能に略同一面に設け、押込ハ
ンドルは前記上面リッド表面に略同一面の状態で下面リ
ッドと係合して上面リッドの展開を禁止し、引き起こし
た状態で前記係合が解除されて上面リッドを展開可能に
し、持上ハンドルは引き起こしに連動して回動するフッ
クを有し、引き起こした状態でフックが下面リッドに係
合して上面リッド及び下面リッドを一体として持ち上げ
可能にしたリッドがある。
【0013】折畳み機構をスライド機構とした上記リッ
ドは、上面リッドを裏返すことなく展開するので、展開
状態において、内装面である上面リッド表面と積載面で
ある下面リッドとをラゲッジスペース床面に現すことに
なる。平行移動する上面リッドは、載せた荷物を奧へと
移動させる移載台であり、押込ハンドルは荷物を載せた
上面リッドを奥行き方向に往復させると共に、積層状態
で不用意に上面リッドが展開(平行移動)するのを禁止す
る。持上ハンドルは、積層状態から上下面リッドを一体
として回動させ、アンダーフロアボックスを開くための
操作と上下面リッドの連結とを担う。
ドは、上面リッドを裏返すことなく展開するので、展開
状態において、内装面である上面リッド表面と積載面で
ある下面リッドとをラゲッジスペース床面に現すことに
なる。平行移動する上面リッドは、載せた荷物を奧へと
移動させる移載台であり、押込ハンドルは荷物を載せた
上面リッドを奥行き方向に往復させると共に、積層状態
で不用意に上面リッドが展開(平行移動)するのを禁止す
る。持上ハンドルは、積層状態から上下面リッドを一体
として回動させ、アンダーフロアボックスを開くための
操作と上下面リッドの連結とを担う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照しながら説明する。第1例は、下面リッド1が
リッド本体部2とランプ部3とからなり、ランプ部3が
リッド本体部2及び上面リッド4とそれぞれヒンジ構造
5で連結した折畳み機構を構成したリッドである。図1
はラゲッジスペース6を表した斜視図、図2はアンダー
フロアボックス7を閉蓋して積層状態にあるリッドの斜
視図、図3は図2の状態におけるランプ部3を中心とし
た折畳み機構を表した側面図、図4は上面リッド4を展
開した状態のリッドの斜視図、図5は図4の状態におけ
るランプ部3を中心とした折畳み機構を表した側面図、
図6は上面リッド4を展開した後にリッド本体部2を開
いた状態を表した斜視図であり、図7は上面リッド4及
び下面リッド1を一体に展開した状態を表した斜視図で
ある。
図を参照しながら説明する。第1例は、下面リッド1が
リッド本体部2とランプ部3とからなり、ランプ部3が
リッド本体部2及び上面リッド4とそれぞれヒンジ構造
5で連結した折畳み機構を構成したリッドである。図1
はラゲッジスペース6を表した斜視図、図2はアンダー
フロアボックス7を閉蓋して積層状態にあるリッドの斜
視図、図3は図2の状態におけるランプ部3を中心とし
た折畳み機構を表した側面図、図4は上面リッド4を展
開した状態のリッドの斜視図、図5は図4の状態におけ
るランプ部3を中心とした折畳み機構を表した側面図、
図6は上面リッド4を展開した後にリッド本体部2を開
いた状態を表した斜視図であり、図7は上面リッド4及
び下面リッド1を一体に展開した状態を表した斜視図で
ある。
【0015】第1例のリッドは、上面リッド4、ランプ
部3、そしてリッド本体部2をそれぞれ剛性部材で構成
し、上面リッド4とランプ部3、ランプ部3とリッド本
体部2とをそれぞれ可撓性面材で連結してヒンジ構造5
を形成している。ここで、下面リッド1はランプ部3と
リッド本体部2とから構成される。このリッドは、図1
に見られるように自動車のラゲッジスペース6において
設けたアンダーフロアボックス7を閉蓋し、ラゲッジス
ペース床面8の一部を構成する。上面リッド表面9はラ
ゲッジスペース床面8同様の内装面としており、リッド
はラゲッジスペース床面8と統一的な内装を実現する。
この積層状態では、図3に見られるように、ランプ部3
及びリッド本体部2が一体に下面リッド1として上面リ
ッド4と積層してアンダーフロアボックス7を閉蓋して
いる。
部3、そしてリッド本体部2をそれぞれ剛性部材で構成
し、上面リッド4とランプ部3、ランプ部3とリッド本
体部2とをそれぞれ可撓性面材で連結してヒンジ構造5
を形成している。ここで、下面リッド1はランプ部3と
リッド本体部2とから構成される。このリッドは、図1
に見られるように自動車のラゲッジスペース6において
設けたアンダーフロアボックス7を閉蓋し、ラゲッジス
ペース床面8の一部を構成する。上面リッド表面9はラ
ゲッジスペース床面8同様の内装面としており、リッド
はラゲッジスペース床面8と統一的な内装を実現する。
この積層状態では、図3に見られるように、ランプ部3
及びリッド本体部2が一体に下面リッド1として上面リ
ッド4と積層してアンダーフロアボックス7を閉蓋して
いる。
【0016】上面リッド4及び下面リッド1には、相似
な長孔の上取手10及び下取手11を設けている。下取手11
は上取手10よりもやや大きい。このため、上取手10(図
2参照)のみに指を掛け、下取手11(図2参照)に指を掛
けないようにすると、上面リッド4とランプ部3との間
のヒンジ構造5を軸として、図4に見られるように、上
面リッド4を回動させて展開状態にできる。この展開状
態で現れる積載面、すなわち上面リッド裏面12、ランプ
部表面13及びリッド本体部表面14には、上面リッド4の
展開方向に揃えた凸条レール列15を形成している。ま
た、この展開状態では、図5に見られるように、上面リ
ッド4とリッド本体部2との間をランプ部3が傾斜して
連結しているので、上面リッド裏面12からリッド本体部
表面14に至る連続性が確保された積載面が形成される。
これにより、荷物を積載面に載せ、摩擦力を低減する凸
条レール列15に沿って荷物をランプ部3から上面リッド
裏面12へと簡単に押し込め、また取り出すことができ
る。
な長孔の上取手10及び下取手11を設けている。下取手11
は上取手10よりもやや大きい。このため、上取手10(図
2参照)のみに指を掛け、下取手11(図2参照)に指を掛
けないようにすると、上面リッド4とランプ部3との間
のヒンジ構造5を軸として、図4に見られるように、上
面リッド4を回動させて展開状態にできる。この展開状
態で現れる積載面、すなわち上面リッド裏面12、ランプ
部表面13及びリッド本体部表面14には、上面リッド4の
展開方向に揃えた凸条レール列15を形成している。ま
た、この展開状態では、図5に見られるように、上面リ
ッド4とリッド本体部2との間をランプ部3が傾斜して
連結しているので、上面リッド裏面12からリッド本体部
表面14に至る連続性が確保された積載面が形成される。
これにより、荷物を積載面に載せ、摩擦力を低減する凸
条レール列15に沿って荷物をランプ部3から上面リッド
裏面12へと簡単に押し込め、また取り出すことができ
る。
【0017】上面リッド4を展開した場合でも、図6に
見られるように、ランプ部3とリッド本体部2とを結ぶ
ヒンジ構造5を軸としてリッド本体部2を回動させ、ア
ンダーフロアボックス7を開くことができる。また、上
面リッド4と下面リッド1とを積層した状態で、上面リ
ッド4の上取手10から差し込んだ手でリッド本体2の下
取手11に指を掛けて持ち上げることにより、図7に見ら
れるように、上面リッド4と下面リッド1とを一体に、
ランプ部3の縁部をアンダーフロアボックス7の上縁に
支持して回動させ、アンダーフロアボックス7を開くこ
ともできる。
見られるように、ランプ部3とリッド本体部2とを結ぶ
ヒンジ構造5を軸としてリッド本体部2を回動させ、ア
ンダーフロアボックス7を開くことができる。また、上
面リッド4と下面リッド1とを積層した状態で、上面リ
ッド4の上取手10から差し込んだ手でリッド本体2の下
取手11に指を掛けて持ち上げることにより、図7に見ら
れるように、上面リッド4と下面リッド1とを一体に、
ランプ部3の縁部をアンダーフロアボックス7の上縁に
支持して回動させ、アンダーフロアボックス7を開くこ
ともできる。
【0018】第2例は、上面リッド裏面12の上面凸条16
と下面リッド表面17の下面凸条18とランプ凸条19で連結
して凸条レール列15を構成したリッドである。図8はア
ンダーフロアボックス7を閉蓋して積層状態にあるリッ
ドの斜視図、図9は図8の状態におけるランプ凸条19か
らなる折畳み機構を表した断面図、図10は上面リッド4
を展開した状態のリッドの斜視図、図11は図10の状態に
おける折畳み機構を表した断面図、図12は上面リッド4
を展開した後に下面リッド1を開いた状態を表した斜視
図であり、図13は上面リッド4及び下面リッド1を一体
に展開した状態を表した斜視図である。
と下面リッド表面17の下面凸条18とランプ凸条19で連結
して凸条レール列15を構成したリッドである。図8はア
ンダーフロアボックス7を閉蓋して積層状態にあるリッ
ドの斜視図、図9は図8の状態におけるランプ凸条19か
らなる折畳み機構を表した断面図、図10は上面リッド4
を展開した状態のリッドの斜視図、図11は図10の状態に
おける折畳み機構を表した断面図、図12は上面リッド4
を展開した後に下面リッド1を開いた状態を表した斜視
図であり、図13は上面リッド4及び下面リッド1を一体
に展開した状態を表した斜視図である。
【0019】第2例のリッドは、図10に見られるよう
に、展開状態で現れる上面リッド裏面12に上面凸条16
を、下面リッド表面17に下面凸条18を櫛歯状に配列し、
上下面凸条16,18にランプ凸条19の端部をそれぞれ軸着
した構造で、ランプ凸条19がヒンジ構造からなる折畳み
機構を構成し、下面凸条18、ランプ凸条19と下面凸条18
とが凸条レール列15となる。積層状態では、図8及び図
9に見られるように、上面凸条16と下面凸条18とが交互
に並び、両者の間にランプ凸条19を収めるようにして上
面リッド4と下面リッド1とを重ね、一体のリッドとし
てアンダーフロアボックス7を閉蓋する。積層状態で現
れる上面リッド表面9は、ラゲッジスペース床面8同様
の内装面としている。
に、展開状態で現れる上面リッド裏面12に上面凸条16
を、下面リッド表面17に下面凸条18を櫛歯状に配列し、
上下面凸条16,18にランプ凸条19の端部をそれぞれ軸着
した構造で、ランプ凸条19がヒンジ構造からなる折畳み
機構を構成し、下面凸条18、ランプ凸条19と下面凸条18
とが凸条レール列15となる。積層状態では、図8及び図
9に見られるように、上面凸条16と下面凸条18とが交互
に並び、両者の間にランプ凸条19を収めるようにして上
面リッド4と下面リッド1とを重ね、一体のリッドとし
てアンダーフロアボックス7を閉蓋する。積層状態で現
れる上面リッド表面9は、ラゲッジスペース床面8同様
の内装面としている。
【0020】上面リッド4の上取手10(図8参照)のみに
指を掛け、下面リッド1に設けた下取手11(図8参照)を
指を掛けないようにすると、ランプ凸条19に規制された
範囲で、図10に見られるように、上面リッド4を回動さ
せて展開状態にできる。展開状態では、図10及び図11に
見られるように、ランプ凸条19が傾斜して下面凸条18と
上面凸条16とを結び、連続した凸条レール列15を形成す
る。この凸条レール列15が、下面リッド1側から上面リ
ッド4側へと連続した積載面となる。これにより、荷物
を下面リッド1側の積載面に載せた後、摩擦力を低減す
る凸条レール列15に沿って荷物を上面リッド4側の積載
面へと簡単に押し込め、また取り出すことができる。
指を掛け、下面リッド1に設けた下取手11(図8参照)を
指を掛けないようにすると、ランプ凸条19に規制された
範囲で、図10に見られるように、上面リッド4を回動さ
せて展開状態にできる。展開状態では、図10及び図11に
見られるように、ランプ凸条19が傾斜して下面凸条18と
上面凸条16とを結び、連続した凸条レール列15を形成す
る。この凸条レール列15が、下面リッド1側から上面リ
ッド4側へと連続した積載面となる。これにより、荷物
を下面リッド1側の積載面に載せた後、摩擦力を低減す
る凸条レール列15に沿って荷物を上面リッド4側の積載
面へと簡単に押し込め、また取り出すことができる。
【0021】下面リッド1は、ランプ凸条19を媒介とし
て、ランプ凸条19に規制される範囲で上面リッド4に対
して自由に回動させることができる。このため、図12に
見られるように、上面リッド4を展開した状態から下面
リッド1を回動させ、アンダーフロアボックス7を開く
ことができる。また、上面リッド4と下面リッド1とを
積層した状態で、上面リッド4の上取手10から差し込ん
だ手で下面リッド1の下取手11を持ち上げることによ
り、図13に見られるように、上面リッド4と下面リッド
1とを一体に、下面リッド1の縁部をアンダーフロアボ
ックス7の上縁に支持して回動させ、アンダーフロアボ
ックス7を開くこともできる。
て、ランプ凸条19に規制される範囲で上面リッド4に対
して自由に回動させることができる。このため、図12に
見られるように、上面リッド4を展開した状態から下面
リッド1を回動させ、アンダーフロアボックス7を開く
ことができる。また、上面リッド4と下面リッド1とを
積層した状態で、上面リッド4の上取手10から差し込ん
だ手で下面リッド1の下取手11を持ち上げることによ
り、図13に見られるように、上面リッド4と下面リッド
1とを一体に、下面リッド1の縁部をアンダーフロアボ
ックス7の上縁に支持して回動させ、アンダーフロアボ
ックス7を開くこともできる。
【0022】第3例は、スライド機構20により上面リッ
ド4を下面リッド1に対して平行移動させて展開状態を
実現するリッドである。図14はアンダーフロアボックス
7を閉蓋して積層状態にあるリッドの斜視図、図15は図
14の状態におけるスライド機構20の一部を表した斜視
図、図16は押込ハンドル21を起こして上面リッド4を平
行移動させている状態のリッドの斜視図、図17は図16の
状態におけるスライド機構20の一部を表した斜視図、図
18は展開を終えて押込ハンドル21を収納した状態を表し
た斜視図、図19は上面リッド4を展開した後に下面リッ
ド1を開いた状態を表した斜視図、図20は上面リッド4
及び下面リッド1を一体に展開した状態を表した斜視図
であり、図21は図20の状態における持上ハンドル22を表
した斜視図である。
ド4を下面リッド1に対して平行移動させて展開状態を
実現するリッドである。図14はアンダーフロアボックス
7を閉蓋して積層状態にあるリッドの斜視図、図15は図
14の状態におけるスライド機構20の一部を表した斜視
図、図16は押込ハンドル21を起こして上面リッド4を平
行移動させている状態のリッドの斜視図、図17は図16の
状態におけるスライド機構20の一部を表した斜視図、図
18は展開を終えて押込ハンドル21を収納した状態を表し
た斜視図、図19は上面リッド4を展開した後に下面リッ
ド1を開いた状態を表した斜視図、図20は上面リッド4
及び下面リッド1を一体に展開した状態を表した斜視図
であり、図21は図20の状態における持上ハンドル22を表
した斜視図である。
【0023】第3例のリッドは、図14に見られるよう
に、それぞれ剛性部材からなる上面リッド4及び下面リ
ッド1をスライド機構20で連結した構成で、上面リッド
表面9にはラゲッジスペース床面8同様の内装面を施
し、展開状態で現れる下面リッド表面17(図16又は図18
参照)には積載面を形成している。スライド機構20は、
図15に見られるように、上面リッド4に内蔵したレール
23に、下面リッド1から回動自在に突出させたリンクア
ーム24を摺動自在に連結した構成である。積層状態で
は、リンクアーム24が傾倒して上面リッド裏面12は下面
リッド表面17に密着して一体性を高めているほか、上面
リッド表面9と略面一にある押込ハンドル21が下面リッ
ド1と係合し(第3例では下面リッド表面17に設けた突
起に押込ハンドル21の開孔を嵌合している)、不意に上
面リッド4がずれることがないようになっている。
に、それぞれ剛性部材からなる上面リッド4及び下面リ
ッド1をスライド機構20で連結した構成で、上面リッド
表面9にはラゲッジスペース床面8同様の内装面を施
し、展開状態で現れる下面リッド表面17(図16又は図18
参照)には積載面を形成している。スライド機構20は、
図15に見られるように、上面リッド4に内蔵したレール
23に、下面リッド1から回動自在に突出させたリンクア
ーム24を摺動自在に連結した構成である。積層状態で
は、リンクアーム24が傾倒して上面リッド裏面12は下面
リッド表面17に密着して一体性を高めているほか、上面
リッド表面9と略面一にある押込ハンドル21が下面リッ
ド1と係合し(第3例では下面リッド表面17に設けた突
起に押込ハンドル21の開孔を嵌合している)、不意に上
面リッド4がずれることがないようになっている。
【0024】上面リッド4の押込ハンドル21を引き起こ
すと、上述の押込ハンドル21と下面リッド1との係合が
解除され、図16に見られるように、スライド機構20を用
いて上面リッド4を平行移動できる。このとき、図17に
見られるように、押込ハンドル21による上面リッド4の
押し込みがリンクアーム24を略直立状態にし、上面リッ
ド裏面9は下面リッド表面17からわずかに浮くようにな
り、ラゲッジスペース床面8に略摺接状態で平行移動す
る。この場合、上面リッド裏面12全面がラゲッジスペー
ス床面8を擦らないように、上面リッド裏面12にコロ又
は半球状の摺動突起等を設けておくとよい。更に、この
コロ又は半球状突起を対応する下面リッドの凹部等に嵌
め込むようにすれば、積層状態での上面リッドと下面リ
ッドとのズレを防止するのにも役立つ。
すと、上述の押込ハンドル21と下面リッド1との係合が
解除され、図16に見られるように、スライド機構20を用
いて上面リッド4を平行移動できる。このとき、図17に
見られるように、押込ハンドル21による上面リッド4の
押し込みがリンクアーム24を略直立状態にし、上面リッ
ド裏面9は下面リッド表面17からわずかに浮くようにな
り、ラゲッジスペース床面8に略摺接状態で平行移動す
る。この場合、上面リッド裏面12全面がラゲッジスペー
ス床面8を擦らないように、上面リッド裏面12にコロ又
は半球状の摺動突起等を設けておくとよい。更に、この
コロ又は半球状突起を対応する下面リッドの凹部等に嵌
め込むようにすれば、積層状態での上面リッドと下面リ
ッドとのズレを防止するのにも役立つ。
【0025】このように、この第3例は上面リッド4が
裏返ることがなく、単に平行移動するのみで、展開状態
で新たに現れる下面リッド表面17のみが積載面で、上面
リッド表面9は内装面のまま荷物を積載することにな
る。しかし、この第3例の特徴は、荷物をラゲッジスペ
ース床面8に擦ることなく、上面リッド4と共に奧へと
平行移動できることにある。この効用は、上面リッド4
が簡易台車のように機能して、荷物を奧に詰め、また奧
から取り出す際に、作業者の労力を緩和する点にある。
上面リッド4を展開後、図18に見られるように、押込ハ
ンドル21を倒して上面リッド4と略面一にしておくと、
邪魔にならない。
裏返ることがなく、単に平行移動するのみで、展開状態
で新たに現れる下面リッド表面17のみが積載面で、上面
リッド表面9は内装面のまま荷物を積載することにな
る。しかし、この第3例の特徴は、荷物をラゲッジスペ
ース床面8に擦ることなく、上面リッド4と共に奧へと
平行移動できることにある。この効用は、上面リッド4
が簡易台車のように機能して、荷物を奧に詰め、また奧
から取り出す際に、作業者の労力を緩和する点にある。
上面リッド4を展開後、図18に見られるように、押込ハ
ンドル21を倒して上面リッド4と略面一にしておくと、
邪魔にならない。
【0026】上面リッド4を展開した場合でも、図19に
見られるように、下面リッド1の下取手11を持ち、リン
クアーム24を軸として下面リッド1を回動させ、アンダ
ーフロアボックス7を開くことができる。この場合、展
開状態でもリンクアーム24の自由が一定限度で許される
ようにしておくとよい。また、上面リッド4と下面リッ
ド1とを積層した状態で、上面リッド4の持上ハンドル
22を引き起こすことにより、図20に見られるように、上
面リッド4と下面リッド1とを一体に、下面リッド1の
縁部をアンダーフロアボックス7の上縁に支持して回動
させ、アンダーフロアボックス7を開くこともできる。
この持上ハンドル22は、図21に見られるように、引き起
こしに連動して回動するフック25を有し、引き起こした
状態でフック25が下面リッド1のピン26に係合して上面
リッド4及び下面リッド1を一体として取り扱えるよう
にしている。
見られるように、下面リッド1の下取手11を持ち、リン
クアーム24を軸として下面リッド1を回動させ、アンダ
ーフロアボックス7を開くことができる。この場合、展
開状態でもリンクアーム24の自由が一定限度で許される
ようにしておくとよい。また、上面リッド4と下面リッ
ド1とを積層した状態で、上面リッド4の持上ハンドル
22を引き起こすことにより、図20に見られるように、上
面リッド4と下面リッド1とを一体に、下面リッド1の
縁部をアンダーフロアボックス7の上縁に支持して回動
させ、アンダーフロアボックス7を開くこともできる。
この持上ハンドル22は、図21に見られるように、引き起
こしに連動して回動するフック25を有し、引き起こした
状態でフック25が下面リッド1のピン26に係合して上面
リッド4及び下面リッド1を一体として取り扱えるよう
にしている。
【0027】
【発明の効果】本発明のリッドにより、自動車のラゲッ
ジスペースに対して何ら加工を施すことなく、荷物に応
じて内装面と積載面とを使い分けできるようになる。リ
ッドそのものに前記内装面及び積載面の使い分けの効用
が付与されていることから、新製の自動車だけでなく、
既製の自動車にも恩恵があり、取付にあたっては何ら手
間も難しさもない。また、積層状態では、内装面である
上面リッド表面のみがラゲッジスペース床面に現れてい
ることから、ラゲッジスペースの外観に統一性を持たせ
ることができるようになり、購買アピールを高めること
もできる。
ジスペースに対して何ら加工を施すことなく、荷物に応
じて内装面と積載面とを使い分けできるようになる。リ
ッドそのものに前記内装面及び積載面の使い分けの効用
が付与されていることから、新製の自動車だけでなく、
既製の自動車にも恩恵があり、取付にあたっては何ら手
間も難しさもない。また、積層状態では、内装面である
上面リッド表面のみがラゲッジスペース床面に現れてい
ることから、ラゲッジスペースの外観に統一性を持たせ
ることができるようになり、購買アピールを高めること
もできる。
【0028】第1例及び第2例で言えば、凸条レール列
が摩擦力の少ない積載面を広くラゲッジスペース床面全
域に展開することにより、荷物の積み降ろしを助ける効
果が代表的である。この凸条レール列は、積載を想定す
る荷物やリッドの仕様に応じて、構成、特に配列の方向
性を自由に設定できる。例えば、自動車の進行方向に延
びる(第1例及び第2例参照)凸条レール列にした場合、
展開状態で凸条レール列上に積載した荷物の横ズレを抑
制する働きも期待できるという付随的効果も生み出すこ
とができる。
が摩擦力の少ない積載面を広くラゲッジスペース床面全
域に展開することにより、荷物の積み降ろしを助ける効
果が代表的である。この凸条レール列は、積載を想定す
る荷物やリッドの仕様に応じて、構成、特に配列の方向
性を自由に設定できる。例えば、自動車の進行方向に延
びる(第1例及び第2例参照)凸条レール列にした場合、
展開状態で凸条レール列上に積載した荷物の横ズレを抑
制する働きも期待できるという付随的効果も生み出すこ
とができる。
【0029】第3例で言えば、第1例及び第2例と異な
り、荷物を積み込むに際して予め上面リッドを展開する
必要がなく、むしろ荷物を積載した後に上面リッドを奧
に押し込むように使用して、主に荷物の積み降ろしにか
かる労力を低減、緩和する働きを特徴的な効果として挙
げることができる。この場合、積層状態で上面リッドの
位置ズレを防止する押込ハンドルが、上面リッドの平行
移動をより簡易にする働きを持ち、本発明のリッドの価
値をより高めるのである。
り、荷物を積み込むに際して予め上面リッドを展開する
必要がなく、むしろ荷物を積載した後に上面リッドを奧
に押し込むように使用して、主に荷物の積み降ろしにか
かる労力を低減、緩和する働きを特徴的な効果として挙
げることができる。この場合、積層状態で上面リッドの
位置ズレを防止する押込ハンドルが、上面リッドの平行
移動をより簡易にする働きを持ち、本発明のリッドの価
値をより高めるのである。
【図1】ラゲッジスペースを表した斜視図である。
【図2】アンダーフロアボックスを閉蓋して積層状態に
ある第1例のリッドの斜視図である。
ある第1例のリッドの斜視図である。
【図3】図2の状態におけるランプ部を中心とした折畳
み機構を表した側面図である。
み機構を表した側面図である。
【図4】上面リッドを展開した状態のリッドの斜視図で
ある。
ある。
【図5】図4の状態におけるランプ部を中心とした折畳
み機構を表した側面図である。
み機構を表した側面図である。
【図6】上面リッドを展開した後にリッド本体部を開い
た状態を表した斜視図である。
た状態を表した斜視図である。
【図7】上面リッド及び下面リッドを一体に展開した状
態を表した斜視図である。
態を表した斜視図である。
【図8】アンダーフロアボックスを閉蓋して積層状態に
ある第2例のリッドの斜視図である。
ある第2例のリッドの斜視図である。
【図9】図8の状態におけるヒンジからなる折畳み機構
を表した断面図である。
を表した断面図である。
【図10】上面リッドを展開した状態のリッドの斜視図で
ある。
ある。
【図11】図10の状態における折畳み機構を表した断面図
である。
である。
【図12】上面リッドを展開した後に下面リッドを開いた
状態を表した斜視図である。
状態を表した斜視図である。
【図13】上面リッド及び下面リッドを一体に展開した状
態を表した斜視図である。
態を表した斜視図である。
【図14】アンダーフロアボックスを閉蓋して積層状態に
ある第3例のリッドの斜視図である。
ある第3例のリッドの斜視図である。
【図15】図14の状態におけるスライド機構の一部を表し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図16】押込ハンドルを起こして上面リッドを平行移動
させている状態のリッドの斜視図である。
させている状態のリッドの斜視図である。
【図17】図16の状態におけるスライド機構の一部を表し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図18】展開を終えて押込ハンドルを収納した状態を表
した斜視図である。
した斜視図である。
【図19】上面リッドを展開した後に下面リッドを開いた
状態を表した斜視図である。
状態を表した斜視図である。
【図20】上面リッド及び下面リッドを一体に展開した状
態を表した斜視図である。
態を表した斜視図である。
【図21】図20の状態における持上ハンドルを表した斜視
図である。
図である。
1 下面リッド 3 ランプ部 4 上面リッド 5 ヒンジ構造 7 アンダーフロアボックス 8 ラゲッジスペース床面 15 凸条レール列
Claims (5)
- 【請求項1】 自動車のラゲッジスペースに開口するア
ンダーフロアボックスのリッドであって、上面リッドと
下面リッドとを折畳み機構により連結し、該上下面リッ
ドを連結したまま積層状態と展開状態との間で相互移行
可能にしてなり、積層状態でラゲッジスペース床面に現
れる上面リッド表面をラゲッジスペース同様の内装面と
し、少なくとも展開状態でラゲッジスペース床面に現れ
る下面リッド表面を積載面としたことを特徴とする自動
車におけるアンダーフロアボックスのリッド。 - 【請求項2】 折畳み機構をヒンジ構造とし、展開状態
でラゲッジスペース床面に現れる上面リッド裏面及び下
面リッド表面それぞれに凸条レール列を設けて該上面リ
ッド裏面及び下面リッド表面を積載面としたことを特徴
とする請求項1記載の自動車におけるアンダーフロアボ
ックスのリッド。 - 【請求項3】 下面リッドがリッド本体部とランプ部と
からなり、該ランプ部がリッド本体部及び上面リッドと
それぞれヒンジ構造で連結した折畳み機構を構成してお
り、展開状態で高低差を生ずる上面リッド裏面と下面リ
ッド表面との間をランプ部が傾斜して連続性を確保し、
展開状態でラゲッジスペース床面に現れる上面リッド裏
面、ランプ面及び下面リッド表面を連続する積載面とし
たことを特徴とする請求項1記載の自動車におけるアン
ダーフロアボックスのリッド。 - 【請求項4】 展開状態でラゲッジスペース床面に現れ
る上面リッド裏面に上面凸条を、下面リッド表面に下面
凸条を配列し、前記上面凸条及び下面凸条それぞれに端
部を軸着したランプ凸条によりヒンジ構造を、下面凸条
からランプ凸条、上面凸条と続く凸条レール列を構成
し、該凸条レール列を積載面としたことを特徴とする請
求項2記載のアンダーフロアボックスのリッド。 - 【請求項5】 折畳み機構をスライド機構とし、該スラ
イド機構は下面リッドに軸着したリンクと上面リッドの
レールとを係合して構成してなり、下面リッドから平行
移動して上面リッドを展開する際に用いる押込ハンドル
と上面リッド及び下面リッドを一体に持ち上げる際に用
いる持上ハンドルとを上面リッド表面から引き起こし可
能に略同一面に設け、押込ハンドルは前記上面リッド表
面に略同一面の状態で下面リッドと係合して上面リッド
の展開を禁止し、引き起こした状態で前記係合が解除さ
れて上面リッドを展開可能にし、持上ハンドルは引き起
こしに連動して回動するフックを有し、引き起こした状
態でフックが下面リッドに係合して上面リッド及び下面
リッドを一体として持ち上げ可能にしたことを特徴とす
る請求項1記載のアンダーフロアボックスのリッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10162527A JPH11348663A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 自動車におけるアンダーフロアボックスのリッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10162527A JPH11348663A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 自動車におけるアンダーフロアボックスのリッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11348663A true JPH11348663A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15756318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10162527A Pending JPH11348663A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 自動車におけるアンダーフロアボックスのリッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11348663A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10124375C1 (de) * | 2001-05-18 | 2002-11-28 | Audi Ag | Kraftfahrzeug mit einem Laderaum |
| WO2016030982A1 (ja) * | 2014-08-27 | 2016-03-03 | 本田技研工業株式会社 | 車両用収納構造 |
| WO2016030981A1 (ja) * | 2014-08-27 | 2016-03-03 | 本田技研工業株式会社 | 車体床部構造 |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP10162527A patent/JPH11348663A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10124375C1 (de) * | 2001-05-18 | 2002-11-28 | Audi Ag | Kraftfahrzeug mit einem Laderaum |
| WO2016030982A1 (ja) * | 2014-08-27 | 2016-03-03 | 本田技研工業株式会社 | 車両用収納構造 |
| WO2016030981A1 (ja) * | 2014-08-27 | 2016-03-03 | 本田技研工業株式会社 | 車体床部構造 |
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