JPH11349276A - 缶用吊具 - Google Patents
缶用吊具Info
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- JPH11349276A JPH11349276A JP16245598A JP16245598A JPH11349276A JP H11349276 A JPH11349276 A JP H11349276A JP 16245598 A JP16245598 A JP 16245598A JP 16245598 A JP16245598 A JP 16245598A JP H11349276 A JPH11349276 A JP H11349276A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 缶を吊上げる際の位置合わせが容易で、缶に
衝撃が加わっても爪が外れることのない缶用吊具を提供
する。 【解決手段】 缶の縁の部分に爪を掛けて缶を吊上げる
缶用吊具において、3本以上の爪1と、これらの爪1を
取付けた複数のアーム2と、これらのアーム2の位置を
調節する位置調節機構3、4と、吊金具6とを備えてお
り、この位置調節機構3、4は、互いに対向する爪1が
取付けられた複数のアーム2の位置を同時に調節し、固
定することを特徴とする缶用吊具。さらに、すべての爪
1に対応して、アームに吊上げ用の吊金具6が装備され
ている缶用吊具。また、位置調節機構は、それぞれ2本
のアーム2を取付けた複数の可動ホルダ3と、可動ホル
ダ3、3の相互の間隔を調節する調節手段4を有する缶
用吊具。
衝撃が加わっても爪が外れることのない缶用吊具を提供
する。 【解決手段】 缶の縁の部分に爪を掛けて缶を吊上げる
缶用吊具において、3本以上の爪1と、これらの爪1を
取付けた複数のアーム2と、これらのアーム2の位置を
調節する位置調節機構3、4と、吊金具6とを備えてお
り、この位置調節機構3、4は、互いに対向する爪1が
取付けられた複数のアーム2の位置を同時に調節し、固
定することを特徴とする缶用吊具。さらに、すべての爪
1に対応して、アームに吊上げ用の吊金具6が装備され
ている缶用吊具。また、位置調節機構は、それぞれ2本
のアーム2を取付けた複数の可動ホルダ3と、可動ホル
ダ3、3の相互の間隔を調節する調節手段4を有する缶
用吊具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、缶の縁の部分に
爪を掛けて缶を吊上げるために用いる缶用吊具に関す
る。
爪を掛けて缶を吊上げるために用いる缶用吊具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ドラム缶等の大型の缶を吊上げるために
は、種々の形態の缶用吊具がある。その中で、缶の縁の
部分(以下、缶縁部)に爪を掛けて吊上げる缶用吊具と
して、次のような技術が提案されている。
は、種々の形態の缶用吊具がある。その中で、缶の縁の
部分(以下、缶縁部)に爪を掛けて吊上げる缶用吊具と
して、次のような技術が提案されている。
【0003】例えば、特開平7−206366号公報に
は、2つのビームと開閉爪を有するドラム缶の吊り装置
が提案されている。この技術は、図4に示すように、装
置全体を吊るための吊ビーム81に、昇降可能なガイド
ビーム82が吊下げられている。開閉爪83は、ガイド
ビーム82の両端に取付けられており、これらの2つの
ビームの動きに応じて開閉する。
は、2つのビームと開閉爪を有するドラム缶の吊り装置
が提案されている。この技術は、図4に示すように、装
置全体を吊るための吊ビーム81に、昇降可能なガイド
ビーム82が吊下げられている。開閉爪83は、ガイド
ビーム82の両端に取付けられており、これらの2つの
ビームの動きに応じて開閉する。
【0004】開閉爪83の開閉動作の機構としては、カ
ム機構84が用いられており、吊ビーム81に連動する
ピン85が、開閉爪83の一部に設けられたカム溝86
の中を動くと、開閉爪83が回転軸87を中心として回
転する。開閉爪83は2つのビーム81、82が接近す
ると開き、離れると閉じるようになっている。
ム機構84が用いられており、吊ビーム81に連動する
ピン85が、開閉爪83の一部に設けられたカム溝86
の中を動くと、開閉爪83が回転軸87を中心として回
転する。開閉爪83は2つのビーム81、82が接近す
ると開き、離れると閉じるようになっている。
【0005】ドラム缶を吊り上げる際は、2つのビーム
81、82を接近させた状態で離れないよう、図示しな
いロック装置でロックし、開閉爪83を開いた状態にし
ておく。吊り装置全体を下降させると、ガイドビーム8
2がドラム缶の上部に接触し、2つのビームが接近する
とロックが外れるようになっている。
81、82を接近させた状態で離れないよう、図示しな
いロック装置でロックし、開閉爪83を開いた状態にし
ておく。吊り装置全体を下降させると、ガイドビーム8
2がドラム缶の上部に接触し、2つのビームが接近する
とロックが外れるようになっている。
【0006】その後、吊り装置全体を吊り上げると、吊
ビーム81のみが上昇するので2つのビームが離れ、カ
ム機構84により開閉爪83が閉じる。さらに吊り装置
全体を吊り上げると、開閉爪83がドラム缶の上部の取
付リブ(缶縁部)に引っ掛かり、ドラム缶を吊り上げる
というものである。
ビーム81のみが上昇するので2つのビームが離れ、カ
ム機構84により開閉爪83が閉じる。さらに吊り装置
全体を吊り上げると、開閉爪83がドラム缶の上部の取
付リブ(缶縁部)に引っ掛かり、ドラム缶を吊り上げる
というものである。
【0007】また、実公平6−5343号公報には、2
本のアームの先端に容器の縁に引っ掛かる爪片を具えた
容器の吊上げ具が提案されている。この技術は、図5に
示すように、2本のアームを開閉させてドラム缶の寸法
に合せる。爪片92はアーム91の先端にリンク93に
より取付けられ、アームの長手方向に進退可能となって
いる。リンクの一部は押え片94を形成しており、リン
クの回転に伴い押え片94が爪片92に対して回転する
ことにより、爪片92との間の隙間が変化するようにな
っている。
本のアームの先端に容器の縁に引っ掛かる爪片を具えた
容器の吊上げ具が提案されている。この技術は、図5に
示すように、2本のアームを開閉させてドラム缶の寸法
に合せる。爪片92はアーム91の先端にリンク93に
より取付けられ、アームの長手方向に進退可能となって
いる。リンクの一部は押え片94を形成しており、リン
クの回転に伴い押え片94が爪片92に対して回転する
ことにより、爪片92との間の隙間が変化するようにな
っている。
【0008】ドラム缶を吊り上げる際は、缶を横倒しの
状態として爪片92を缶縁部に合せ、吊上げ具全体を引
上げる。すると爪片92はアーム91の長手方向に引張
られるので、リンク93が回転しその一部の押え片94
も回転する。押え片94の形状は、リンク93の回転に
伴い爪片92との間の隙間が縮少する形状となってお
り、ドラム缶の缶縁部は爪片92と押え片94で挟まれ
る。この状態でドラム缶を吊上げることにより、爪片9
2と押え片94の間にはリンク93により圧縮力が作用
した状態で、ドラム缶を吊り上げるというものである。
状態として爪片92を缶縁部に合せ、吊上げ具全体を引
上げる。すると爪片92はアーム91の長手方向に引張
られるので、リンク93が回転しその一部の押え片94
も回転する。押え片94の形状は、リンク93の回転に
伴い爪片92との間の隙間が縮少する形状となってお
り、ドラム缶の缶縁部は爪片92と押え片94で挟まれ
る。この状態でドラム缶を吊上げることにより、爪片9
2と押え片94の間にはリンク93により圧縮力が作用
した状態で、ドラム缶を吊り上げるというものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術には次のような問題点がある。まず、共通し
た問題として、缶縁部に複数の開閉爪や爪片を合せる
際、吊具全体の位置合せをする必要がある。この場合、
吊具をクレーンやホイスト等の荷役設備で吊った状態で
作業することになるが、缶縁部は寸法が小さく、吊具が
揺れるため位置合せし難い。特に、吊具全体の重量が大
きいため慣性も大きく、それに抗して位置合せすること
は容易ではない。
の従来技術には次のような問題点がある。まず、共通し
た問題として、缶縁部に複数の開閉爪や爪片を合せる
際、吊具全体の位置合せをする必要がある。この場合、
吊具をクレーンやホイスト等の荷役設備で吊った状態で
作業することになるが、缶縁部は寸法が小さく、吊具が
揺れるため位置合せし難い。特に、吊具全体の重量が大
きいため慣性も大きく、それに抗して位置合せすること
は容易ではない。
【0010】また、爪を掛けて吊上げるためには、缶縁
部にある程度の寸法の突起が形成されていることが必要
である。また、缶縁部の突起は、寸法だけでなく形状に
ついても、缶の胴部に垂直、例えばフランジ状であるこ
とが要求される。この突起の形状が曲面で構成されてい
ると、従来技術のような開閉爪や爪片では、突起に掛か
りにくくなる。さらに、蓋をフープ状のリング(カール
部材)で締結してあるような蓋付きの缶では、爪をその
リングに引っ掛けると、リングに缶全体の重量が掛り、
リングが外れて蓋が開き缶が落下するおそれがある。
部にある程度の寸法の突起が形成されていることが必要
である。また、缶縁部の突起は、寸法だけでなく形状に
ついても、缶の胴部に垂直、例えばフランジ状であるこ
とが要求される。この突起の形状が曲面で構成されてい
ると、従来技術のような開閉爪や爪片では、突起に掛か
りにくくなる。さらに、蓋をフープ状のリング(カール
部材)で締結してあるような蓋付きの缶では、爪をその
リングに引っ掛けると、リングに缶全体の重量が掛り、
リングが外れて蓋が開き缶が落下するおそれがある。
【0011】これらの従来技術は、缶の重量により、開
閉爪が閉じあるいは爪片と押え片の間隔が縮少する機構
を有するが、逆に缶の重量が掛らなくなるとこれらの効
果が得られなくなる。従って、缶の底が物に当った場合
等、一時的であっても缶の重量が掛らなくなると、開閉
爪や爪片が開いて外れるおそれがある。特に、缶が持上
げられると、従来技術の爪の作動機構から、開閉爪の間
隔あるいは爪片と押え片の間隔が拡大して、缶の上部か
ら外れ缶が落下することになる。
閉爪が閉じあるいは爪片と押え片の間隔が縮少する機構
を有するが、逆に缶の重量が掛らなくなるとこれらの効
果が得られなくなる。従って、缶の底が物に当った場合
等、一時的であっても缶の重量が掛らなくなると、開閉
爪や爪片が開いて外れるおそれがある。特に、缶が持上
げられると、従来技術の爪の作動機構から、開閉爪の間
隔あるいは爪片と押え片の間隔が拡大して、缶の上部か
ら外れ缶が落下することになる。
【0012】さらに、開閉爪や爪片が2本のため、缶の
位置が吊具の中心に合っていないと、缶が傾き上部の面
が水平でなくなる。その結果、開閉爪や爪片の位置がず
れてきて、最終的に落下する危険性がある。
位置が吊具の中心に合っていないと、缶が傾き上部の面
が水平でなくなる。その結果、開閉爪や爪片の位置がず
れてきて、最終的に落下する危険性がある。
【0013】個々の従来技術の問題点としては、次のよ
うになる。まず、特開平7−206366号公報記載の
技術では、開閉爪の開閉機構、ビームの相対移動機構、
さらにはロック機構等、装置が複雑である。その結果、
装置が大型化し重量が増加するとともに、メンテナンス
も簡単とは言えない。さらに、カム機構を用いた開閉爪
の開閉機構は、カム溝とピンで吊荷(ドラム缶)の重量
を支えるため強度を必要とし、必然的に大型化する。
うになる。まず、特開平7−206366号公報記載の
技術では、開閉爪の開閉機構、ビームの相対移動機構、
さらにはロック機構等、装置が複雑である。その結果、
装置が大型化し重量が増加するとともに、メンテナンス
も簡単とは言えない。さらに、カム機構を用いた開閉爪
の開閉機構は、カム溝とピンで吊荷(ドラム缶)の重量
を支えるため強度を必要とし、必然的に大型化する。
【0014】このように、この技術では吊り装置全体の
寸法が大きいので、缶を置く間隔が狭いと缶を置くこと
ができなくなる。特に、サルベージドラム缶等の300
リットル缶の内部へ200リットル缶を装入するような
二重缶式の容器の場合、内外の缶の隙間は数十mm程度
と比較的狭い。従って、このような大型のカム機構を有
する開閉爪は、寸法的にこの隙間に入れる余地はない。
寸法が大きいので、缶を置く間隔が狭いと缶を置くこと
ができなくなる。特に、サルベージドラム缶等の300
リットル缶の内部へ200リットル缶を装入するような
二重缶式の容器の場合、内外の缶の隙間は数十mm程度
と比較的狭い。従って、このような大型のカム機構を有
する開閉爪は、寸法的にこの隙間に入れる余地はない。
【0015】また、缶を吊り下げた状態では、開閉爪に
はカム機構により閉じる方向に力が作用し、開閉爪は缶
の側面(胴部)に缶の中心方向への圧縮力を及ぼす。従
って、蓋付きの缶のように缶の上部に天板がない場合、
この圧縮力により缶の胴部が潰れ、開閉爪が外れて缶が
落下するおそれがある。
はカム機構により閉じる方向に力が作用し、開閉爪は缶
の側面(胴部)に缶の中心方向への圧縮力を及ぼす。従
って、蓋付きの缶のように缶の上部に天板がない場合、
この圧縮力により缶の胴部が潰れ、開閉爪が外れて缶が
落下するおそれがある。
【0016】実公平6−5343号公報記載の技術は、
缶を横倒しの状態で吊上げる技術であり、これを起立し
た状態のドラム缶に適用することは困難である。仮に応
用する場合は、缶縁部を爪片と押え片で挟み込むことに
なるため、缶縁部の形状がフランジ状でないと吊上げら
れない。従って、通常のドラム缶のような巻締め部や、
蓋付きの缶のカール部のように、缶縁の形状が曲面で構
成されていると挟み込むことができず、吊上げることが
できない。
缶を横倒しの状態で吊上げる技術であり、これを起立し
た状態のドラム缶に適用することは困難である。仮に応
用する場合は、缶縁部を爪片と押え片で挟み込むことに
なるため、缶縁部の形状がフランジ状でないと吊上げら
れない。従って、通常のドラム缶のような巻締め部や、
蓋付きの缶のカール部のように、缶縁の形状が曲面で構
成されていると挟み込むことができず、吊上げることが
できない。
【0017】この発明は、以上の問題を解決し、缶を吊
上げる際の位置合わせが容易で、缶に衝撃が加わっても
爪が外れることのない缶用吊具を提供することを目的と
する。
上げる際の位置合わせが容易で、缶に衝撃が加わっても
爪が外れることのない缶用吊具を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、以下の発
明により解決される。第1の発明は、缶の縁の部分に爪
を掛けて缶を吊上げる缶用吊具において、3本以上の爪
と、これらの爪を取付けた複数のアームと、これらのア
ームの位置を調節する位置調節機構と、この位置調節機
構または前記アームに装備された吊金具とを備えてお
り、この位置調節機構は、互いに対向する爪が取付けら
れた複数のアームの位置を同時に調節し、固定すること
を特徴とする缶用吊具である。
明により解決される。第1の発明は、缶の縁の部分に爪
を掛けて缶を吊上げる缶用吊具において、3本以上の爪
と、これらの爪を取付けた複数のアームと、これらのア
ームの位置を調節する位置調節機構と、この位置調節機
構または前記アームに装備された吊金具とを備えてお
り、この位置調節機構は、互いに対向する爪が取付けら
れた複数のアームの位置を同時に調節し、固定すること
を特徴とする缶用吊具である。
【0019】この発明では、爪を取付けたアームの位置
を缶の縁の部分(缶縁部)に固定することにより爪の位
置の固定を行う。従って、缶用吊具への荷重あるいは外
力が変化しても、爪の位置は動くことはなく、一定の間
隔に保持されので、缶に衝撃が加わっても外れることが
ない。なお、この発明で爪あるいはアームの位置という
のは、缶用吊具全体に対しての相対的な位置のことであ
るが、缶用吊具の中心に対しての位置と考えても差し支
えない。
を缶の縁の部分(缶縁部)に固定することにより爪の位
置の固定を行う。従って、缶用吊具への荷重あるいは外
力が変化しても、爪の位置は動くことはなく、一定の間
隔に保持されので、缶に衝撃が加わっても外れることが
ない。なお、この発明で爪あるいはアームの位置という
のは、缶用吊具全体に対しての相対的な位置のことであ
るが、缶用吊具の中心に対しての位置と考えても差し支
えない。
【0020】このように爪の位置が固定されるので、缶
の底が他の物に当っても、爪は缶縁部を把持し続けるこ
とが可能であり、缶の落下等が防止される。また、蓋付
きの缶でも、爪の位置を、蓋を締結しているリングに対
して多少締め付ける程度の位置に固定すれば、リングが
拡大することはなくなる。従って、リングが外れて蓋が
開くことが防止でき、リングが蓋を締結している状態が
保持されるので缶の落下等も防止される。
の底が他の物に当っても、爪は缶縁部を把持し続けるこ
とが可能であり、缶の落下等が防止される。また、蓋付
きの缶でも、爪の位置を、蓋を締結しているリングに対
して多少締め付ける程度の位置に固定すれば、リングが
拡大することはなくなる。従って、リングが外れて蓋が
開くことが防止でき、リングが蓋を締結している状態が
保持されるので缶の落下等も防止される。
【0021】この発明の位置調節機構については、少な
くとも対向する爪を取付けたアームの位置(相互の相対
的な位置)が調節できればよい。その結果、対向する爪
の間隔を調節して、缶の直径に合せることができる。そ
の状態で対向する爪の位置を固定すれば、缶縁部を把持
した状態を保持することができる。この際、爪の緩みを
見込んで多少締付気味にし、缶縁部に締付力を作用させ
ておくとよい。
くとも対向する爪を取付けたアームの位置(相互の相対
的な位置)が調節できればよい。その結果、対向する爪
の間隔を調節して、缶の直径に合せることができる。そ
の状態で対向する爪の位置を固定すれば、缶縁部を把持
した状態を保持することができる。この際、爪の緩みを
見込んで多少締付気味にし、缶縁部に締付力を作用させ
ておくとよい。
【0022】なお、隣接する爪の間隔は、必ずしも調節
できる必要はなく、複数の爪およびそのアームをまとめ
て位置を調節することで、位置調節機構を簡略化しても
よい。また、3本以上の爪およびそのアームの位置を同
時に調節してもよい。これは、例えば旋盤のチャック
(連動チャック)と同様の機構で容易に実施できる。
できる必要はなく、複数の爪およびそのアームをまとめ
て位置を調節することで、位置調節機構を簡略化しても
よい。また、3本以上の爪およびそのアームの位置を同
時に調節してもよい。これは、例えば旋盤のチャック
(連動チャック)と同様の機構で容易に実施できる。
【0023】また、爪は3本以上あるので、爪が2本だ
けの場合のように横にずれて吊具と缶の中心がずれるこ
とはなく、個々の爪の位置が確定し固定される。なおこ
の発明で、対向する爪というのは、爪の数が偶数の場合
は互いに反対側の位置にある爪であり、奇数の場合は反
対側の位置に最も近い爪とする。これらの対向する爪の
位置が同時に調節されるので、缶用吊具を缶の中心に一
致させることが容易にできる。
けの場合のように横にずれて吊具と缶の中心がずれるこ
とはなく、個々の爪の位置が確定し固定される。なおこ
の発明で、対向する爪というのは、爪の数が偶数の場合
は互いに反対側の位置にある爪であり、奇数の場合は反
対側の位置に最も近い爪とする。これらの対向する爪の
位置が同時に調節されるので、缶用吊具を缶の中心に一
致させることが容易にできる。
【0024】缶を吊上げる際は、缶用吊具の吊金具にフ
ック等を掛け、クレーン等で吊ればよい。その際、クレ
ーン等の運転の面では、缶用吊具の爪を缶縁部に合せる
ための位置合せが不要となる。また、この缶用吊具は、
ビーム等の重量物を持たず軽量化されているので、クレ
ーン等で吊らずに持運び可能であり、容易に缶に取付け
ることができる。このように、缶用吊具の運搬と取付け
にクレーン等が不要であり、クレーン等の運転効率を向
上させることができる。
ック等を掛け、クレーン等で吊ればよい。その際、クレ
ーン等の運転の面では、缶用吊具の爪を缶縁部に合せる
ための位置合せが不要となる。また、この缶用吊具は、
ビーム等の重量物を持たず軽量化されているので、クレ
ーン等で吊らずに持運び可能であり、容易に缶に取付け
ることができる。このように、缶用吊具の運搬と取付け
にクレーン等が不要であり、クレーン等の運転効率を向
上させることができる。
【0025】第2の発明は、すべての爪に対応して、ア
ームの先端部に吊上げ用の吊金具が装備されていること
を特徴とする第1の発明の缶用吊具である。この発明で
は、缶用吊具を吊る吊金具を爪の数だけ設けており、缶
用吊具を軽量化させているが、その理由を図1を用いて
説明する。図1は、缶用吊具に作用する力を模式的に示
す図であり、(a)はこの(第2の)発明の場合、
(b)は缶用吊具の中央の1箇所で吊る場合をそれぞれ
示す。
ームの先端部に吊上げ用の吊金具が装備されていること
を特徴とする第1の発明の缶用吊具である。この発明で
は、缶用吊具を吊る吊金具を爪の数だけ設けており、缶
用吊具を軽量化させているが、その理由を図1を用いて
説明する。図1は、缶用吊具に作用する力を模式的に示
す図であり、(a)はこの(第2の)発明の場合、
(b)は缶用吊具の中央の1箇所で吊る場合をそれぞれ
示す。
【0026】まず、図1bの(缶用吊具を中央で吊る)
場合は、中央の吊金具6と外周部の爪1とによる曲げモ
ーメントが作用する。この場合、荷重をw、缶の半径を
rとすると、曲げモーメントの大きさはr×w/nとな
る。この曲げモーメントによる変形を防止するため、缶
用吊具の曲げ剛性を大きくする必要がある。そのため、
中央の1箇所で吊る場合は、缶用吊具(特にアーム)の
板厚を厚くしたり、補強用のリブの装備あるいはビーム
構造を採用することになり、軽量化しにくくなる。
場合は、中央の吊金具6と外周部の爪1とによる曲げモ
ーメントが作用する。この場合、荷重をw、缶の半径を
rとすると、曲げモーメントの大きさはr×w/nとな
る。この曲げモーメントによる変形を防止するため、缶
用吊具の曲げ剛性を大きくする必要がある。そのため、
中央の1箇所で吊る場合は、缶用吊具(特にアーム)の
板厚を厚くしたり、補強用のリブの装備あるいはビーム
構造を採用することになり、軽量化しにくくなる。
【0027】そこでこの発明では、缶用吊具の吊金具を
すべての爪に対応させて装備することにより、吊金具6
と爪1の位置を図1(a)のように近づけて、曲げモー
メントを減少させる。これは、缶用吊具に作用する曲げ
モーメントが吊金具6と爪1の距離に比例することを利
用している。
すべての爪に対応させて装備することにより、吊金具6
と爪1の位置を図1(a)のように近づけて、曲げモー
メントを減少させる。これは、缶用吊具に作用する曲げ
モーメントが吊金具6と爪1の距離に比例することを利
用している。
【0028】曲げモーメントの大きさは、前述の1箇所
で吊る場合は缶の半径rに比例するが、この場合は図中
のdに比例する。従って、この場合の曲げモーメント
は、1箇所で吊る場合のd/r倍となる。なおこの場
合、曲げモーメントの大きさはd×w/nとなる。この
ように、吊金具の位置を爪の位置にできるだけ近く、即
ちアームの先端部に装備し、dをrに比べて十分小さく
とることにより、缶用吊具(アーム)に作用する曲げモ
ーメントを大幅に減少させることができる。
で吊る場合は缶の半径rに比例するが、この場合は図中
のdに比例する。従って、この場合の曲げモーメント
は、1箇所で吊る場合のd/r倍となる。なおこの場
合、曲げモーメントの大きさはd×w/nとなる。この
ように、吊金具の位置を爪の位置にできるだけ近く、即
ちアームの先端部に装備し、dをrに比べて十分小さく
とることにより、缶用吊具(アーム)に作用する曲げモ
ーメントを大幅に減少させることができる。
【0029】このようにして、曲げモーメントの影響を
低減することにより、缶用吊具(アーム)の強度として
は、主として爪による缶の締付力を支持できればよいこ
とになる。この締付力は主に半径方向の引張成分からな
り、曲げ成分の力は基本的に無視できる。その結果、缶
用吊具の板厚を厚くしたり、リブを設ける必要がなくな
るので、缶用吊具全体としてさらに軽量化が可能とな
る。
低減することにより、缶用吊具(アーム)の強度として
は、主として爪による缶の締付力を支持できればよいこ
とになる。この締付力は主に半径方向の引張成分からな
り、曲げ成分の力は基本的に無視できる。その結果、缶
用吊具の板厚を厚くしたり、リブを設ける必要がなくな
るので、缶用吊具全体としてさらに軽量化が可能とな
る。
【0030】第3の発明は、位置調節機構は、それぞれ
2本のアームを取付けた複数の可動ホルダと、これら複
数の可動ホルダの相互の間隔を調節する調節手段とを有
することを特徴とする第1または第2の発明の缶用吊具
である。
2本のアームを取付けた複数の可動ホルダと、これら複
数の可動ホルダの相互の間隔を調節する調節手段とを有
することを特徴とする第1または第2の発明の缶用吊具
である。
【0031】この発明では、位置調節機構が複数の可動
ホルダと調節手段とを有しており、複数の可動ホルダの
間隔を調節手段で調節することにより、可動ホルダに取
付けられたアームとその先端の爪の位置が調節できる。
ここで、可動ホルダの間隔を調節するので、それぞれの
可動ホルダに取付けられたアームの位置は同時に調節さ
れる。その結果、互いに対向する爪の間隔を調節して缶
の直径に合せ、缶縁部を把持することができる。つい
で、可動ホルダの間隔を固定することにより、アームの
先端の爪も固定され、缶縁部を把持した状態が保持され
る。
ホルダと調節手段とを有しており、複数の可動ホルダの
間隔を調節手段で調節することにより、可動ホルダに取
付けられたアームとその先端の爪の位置が調節できる。
ここで、可動ホルダの間隔を調節するので、それぞれの
可動ホルダに取付けられたアームの位置は同時に調節さ
れる。その結果、互いに対向する爪の間隔を調節して缶
の直径に合せ、缶縁部を把持することができる。つい
で、可動ホルダの間隔を固定することにより、アームの
先端の爪も固定され、缶縁部を把持した状態が保持され
る。
【0032】この発明で、可動ホルダに2本のアームを
取付けるというのは、文字どおりアームを2本取付けて
も、2本のアームを一体化させた物を取付けてもよい。
アームは2本ずつ可動ホルダにまとめて取付けられてい
るので、可動ホルダの数はアームの数の半分でよい。位
置調節機構の有する調節手段は、可動ホルダの相互の間
隔を調節すればよいので、可動ホルダのさらに半分の数
でよいことになり、位置調節機構が簡素化される。
取付けるというのは、文字どおりアームを2本取付けて
も、2本のアームを一体化させた物を取付けてもよい。
アームは2本ずつ可動ホルダにまとめて取付けられてい
るので、可動ホルダの数はアームの数の半分でよい。位
置調節機構の有する調節手段は、可動ホルダの相互の間
隔を調節すればよいので、可動ホルダのさらに半分の数
でよいことになり、位置調節機構が簡素化される。
【0033】例えば、1台の調節手段で、2台の可動ホ
ルダの間隔を調節することにより、それぞれに取付けら
れた合計4本のアームおよび爪の位置を、同時に調節
し、固定することができる。言い換えると、4本のアー
ムおよび4本の爪に対して、2台の可動ホルダと1台の
調節手段があればよいことになる。
ルダの間隔を調節することにより、それぞれに取付けら
れた合計4本のアームおよび爪の位置を、同時に調節
し、固定することができる。言い換えると、4本のアー
ムおよび4本の爪に対して、2台の可動ホルダと1台の
調節手段があればよいことになる。
【0034】
【発明の実施の形態】図2は、この発明の実施の形態を
示す斜視図である。この例では、4本の爪1がそれぞれ
アーム2の先端に固定されている。アーム2は2本ずつ
1組で可動ホルダ3に取付けられている。可動ホルダ3
は2台あり、それぞれ内部に図示しない雌ネジが設けら
れ、双方を調節ネジ4が貫通している。
示す斜視図である。この例では、4本の爪1がそれぞれ
アーム2の先端に固定されている。アーム2は2本ずつ
1組で可動ホルダ3に取付けられている。可動ホルダ3
は2台あり、それぞれ内部に図示しない雌ネジが設けら
れ、双方を調節ネジ4が貫通している。
【0035】この調節ネジ4は、その両方の部分のネジ
の向きが互いに逆ネジとしてあるので、調節ネジ4を回
転させることにより、2台の可動ホルダ3、3の間隔を
拡大または縮少させることができる。調節ネジ4の中央
には、ラチェットレンチ5が取付けられており、そのレ
バーを往復回転させることにより、調節ネジ4を任意の
一方向に回転させることができる。
の向きが互いに逆ネジとしてあるので、調節ネジ4を回
転させることにより、2台の可動ホルダ3、3の間隔を
拡大または縮少させることができる。調節ネジ4の中央
には、ラチェットレンチ5が取付けられており、そのレ
バーを往復回転させることにより、調節ネジ4を任意の
一方向に回転させることができる。
【0036】この例の位置調節機構は、可動ホルダ3
と、調節手段としての調節ネジ4により構成されてい
る。ここで、2台の可動ホルダ3の間隔を調節すること
により、それぞれの可動ホルダ3に取付けられたアーム
の位置を調節することができ、爪1の間隔を調節するこ
とができる。なおここで、同一の可動ホルダ3に取付け
られている2つの(隣接する)爪1の間隔は一定である
が、少なくとも対向する2本の爪1、1の間隔は、それ
ぞれの可動ホルダ3、3の間隔の拡大・縮少に伴い拡大
・縮少する。
と、調節手段としての調節ネジ4により構成されてい
る。ここで、2台の可動ホルダ3の間隔を調節すること
により、それぞれの可動ホルダ3に取付けられたアーム
の位置を調節することができ、爪1の間隔を調節するこ
とができる。なおここで、同一の可動ホルダ3に取付け
られている2つの(隣接する)爪1の間隔は一定である
が、少なくとも対向する2本の爪1、1の間隔は、それ
ぞれの可動ホルダ3、3の間隔の拡大・縮少に伴い拡大
・縮少する。
【0037】このようにこの例の位置調節機構は、それ
ぞれ2本のアームを取付けた可動ホルダを複数備え、こ
れら複数の可動ホルダの相互の間隔を調節することによ
り、アームの位置を調節することを特徴としている。
ぞれ2本のアームを取付けた可動ホルダを複数備え、こ
れら複数の可動ホルダの相互の間隔を調節することによ
り、アームの位置を調節することを特徴としている。
【0038】また、2台の可動ホルダ3およびそれぞれ
に取付けられたアーム2が互いに捩れた状態になると、
缶用吊具の運搬および缶への取付けの際取扱いにくくな
るので、ガイド7を設けることが好ましい。ここでは、
板状のガイド7の片方の端部を一方のアーム2に固定
し、もう一方の端部にスリット孔を設けて、他方のアー
ム2にスライド可能に取付けてある。これにより、搬送
中に可動ホルダ3が勝手に回転し互いに捩れるのを防止
できる。
に取付けられたアーム2が互いに捩れた状態になると、
缶用吊具の運搬および缶への取付けの際取扱いにくくな
るので、ガイド7を設けることが好ましい。ここでは、
板状のガイド7の片方の端部を一方のアーム2に固定
し、もう一方の端部にスリット孔を設けて、他方のアー
ム2にスライド可能に取付けてある。これにより、搬送
中に可動ホルダ3が勝手に回転し互いに捩れるのを防止
できる。
【0039】缶用吊具を缶に取付ける際は、まず全体を
缶の上端に載せて、すべての爪1が缶の縁より外に出て
いることを確認する。次いで、ラチェットレンチ5によ
り、調節ネジ4を、可動ホルダ3の間隔が縮少する方向
に回転させる。これは、通常のラチェットレンチに付属
する切替器等で回転方向を切替えることで容易に実現で
きる。
缶の上端に載せて、すべての爪1が缶の縁より外に出て
いることを確認する。次いで、ラチェットレンチ5によ
り、調節ネジ4を、可動ホルダ3の間隔が縮少する方向
に回転させる。これは、通常のラチェットレンチに付属
する切替器等で回転方向を切替えることで容易に実現で
きる。
【0040】このようにして、対向する2本の爪1、1
の間隔を縮少させ、缶縁部に爪1の内面部1bが接触す
るよう調節する。この場合、多少締付気味にすると、缶
縁部をより確実に把持することができる。この位置で固
定すれば、爪1、1の先端部1a、1aの間隔は缶縁部
の寸法(外径)より小さいので、缶縁部は爪1、1から
外れることがなくなる。
の間隔を縮少させ、缶縁部に爪1の内面部1bが接触す
るよう調節する。この場合、多少締付気味にすると、缶
縁部をより確実に把持することができる。この位置で固
定すれば、爪1、1の先端部1a、1aの間隔は缶縁部
の寸法(外径)より小さいので、缶縁部は爪1、1から
外れることがなくなる。
【0041】図3は、蓋付きの缶を吊上げる場合の、缶
の上端と爪の締付状況を示す断面図である。この図に示
すように、缶9には蓋10が被され、蓋10の外周部と
缶9の上端の縁を、フープ状のカール部11により固定
し、蓋10が缶9から外れないようにしてある。このよ
うな蓋付きの缶では、爪1の内面部1bの当る部分はフ
ープ状のカール部11であり、缶9の本体に直接、爪1
を掛けることができない。仮に、このフープ状のカール
部11に単に爪1を掛けただけで吊上げると、カール部
11だけが変形して缶縁部から外れ、蓋が開きさらには
缶が落下するおそれがある。
の上端と爪の締付状況を示す断面図である。この図に示
すように、缶9には蓋10が被され、蓋10の外周部と
缶9の上端の縁を、フープ状のカール部11により固定
し、蓋10が缶9から外れないようにしてある。このよ
うな蓋付きの缶では、爪1の内面部1bの当る部分はフ
ープ状のカール部11であり、缶9の本体に直接、爪1
を掛けることができない。仮に、このフープ状のカール
部11に単に爪1を掛けただけで吊上げると、カール部
11だけが変形して缶縁部から外れ、蓋が開きさらには
缶が落下するおそれがある。
【0042】そこでこの発明では、爪1の位置を固定す
ることにより、カール部11が缶の半径方向に広がるの
を防止している。従って、カール部11に爪1を掛けて
吊上げても、カール部11は固定された爪1(内面部1
b)により拘束されているので変形しない。このように
して、缶用吊具自体が破損しない限り、吊上げた缶の蓋
10が開いたり缶9が落下することはない。
ることにより、カール部11が缶の半径方向に広がるの
を防止している。従って、カール部11に爪1を掛けて
吊上げても、カール部11は固定された爪1(内面部1
b)により拘束されているので変形しない。このように
して、缶用吊具自体が破損しない限り、吊上げた缶の蓋
10が開いたり缶9が落下することはない。
【0043】次に、図2の例では、アーム2の先端に近
い位置にアイボルトからなる吊金具6を装備している。
このようにして、吊金具6と爪1の距離を小さくし、ア
ーム2に加わる曲げモーメントを大幅に低減させてい
る。
い位置にアイボルトからなる吊金具6を装備している。
このようにして、吊金具6と爪1の距離を小さくし、ア
ーム2に加わる曲げモーメントを大幅に低減させてい
る。
【0044】缶を吊上げる際は、これらの吊金具6をフ
ック等で吊上げる。この場合、吊金具6に対応させた位
置に、ロープやチェーンを枠やビームに取付けた吊具を
用いると便利である。ロープやチェーンの先端には、吊
金具3を吊るためのフックを取付けるが、フックの場合
は外れ止めが付いた物が好ましい。特に容器に放射性廃
棄物等の慎重な取扱いが必要な物品が入っている場合
は、フックの代わりにシャックルを用いてボルト締め
し、吊上げおよび運搬の際の吊金具6の外れを確実に防
止することもできる。
ック等で吊上げる。この場合、吊金具6に対応させた位
置に、ロープやチェーンを枠やビームに取付けた吊具を
用いると便利である。ロープやチェーンの先端には、吊
金具3を吊るためのフックを取付けるが、フックの場合
は外れ止めが付いた物が好ましい。特に容器に放射性廃
棄物等の慎重な取扱いが必要な物品が入っている場合
は、フックの代わりにシャックルを用いてボルト締め
し、吊上げおよび運搬の際の吊金具6の外れを確実に防
止することもできる。
【0045】なお、以上の例では、調節ネジ4にラチェ
ットレンチ5を取付けてあるが、手持のレンチで調節ネ
ジ4を回転させるようにしてもよい。また、調節ネジ4
の両方に逆ネジを切る代わりに、片方のみネジ切りし、
他方はネジ切りせず端部に抜けないよう回転自在のスト
ッパを設けておくこともできる。以上の位置調節機構
は、ネジを主要な構成要素としているが、ネジ以外の機
構でも、前述の旋盤のチャック(連動チャック)と同様
の機構、あるいはラック・ピニオン機構とラチェットの
組合せ等、可動ホルダの間隔を調節しかつ固定できる機
構であれば用いることができる。
ットレンチ5を取付けてあるが、手持のレンチで調節ネ
ジ4を回転させるようにしてもよい。また、調節ネジ4
の両方に逆ネジを切る代わりに、片方のみネジ切りし、
他方はネジ切りせず端部に抜けないよう回転自在のスト
ッパを設けておくこともできる。以上の位置調節機構
は、ネジを主要な構成要素としているが、ネジ以外の機
構でも、前述の旋盤のチャック(連動チャック)と同様
の機構、あるいはラック・ピニオン機構とラチェットの
組合せ等、可動ホルダの間隔を調節しかつ固定できる機
構であれば用いることができる。
【0046】
【発明の効果】この発明の缶用吊具は、爪の位置が固定
されるので、缶の底が他の物に当っても、缶縁部を把持
し続けることが可能であり、缶の落下等が防止される。
また、爪は3本以上あり、対向する爪の位置を同時に調
節できるので自動的に心合せされ、缶用吊具自体にビー
ム等の重量物がないので軽量化でき、容易に缶に取付け
ることができる。
されるので、缶の底が他の物に当っても、缶縁部を把持
し続けることが可能であり、缶の落下等が防止される。
また、爪は3本以上あり、対向する爪の位置を同時に調
節できるので自動的に心合せされ、缶用吊具自体にビー
ム等の重量物がないので軽量化でき、容易に缶に取付け
ることができる。
【図1】缶用吊具に作用する力を模式的に示す図であ
る。 (a)爪の近くで吊る場合 (b)中央の1箇所で
吊る場合
る。 (a)爪の近くで吊る場合 (b)中央の1箇所で
吊る場合
【図2】発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図3】缶縁部における爪の締付状況を示す断面図であ
る。
る。
【図4】従来技術の吊り装置を示す図である。
【図5】別の従来技術の吊上げ具を示す図である。
1 爪 1a 爪の先端部 1b 爪の内面部 2 アーム 3 可動ホルダ 4 調節ネジ 5 ラチェットレンチ 6 吊金具 7 ガイド 9 缶 10 蓋 11 フープ状のカール部
Claims (3)
- 【請求項1】 缶の縁の部分に爪を掛けて缶を吊上げる
缶用吊具において、3本以上の爪と、これらの爪を取付
けた複数のアームと、これらのアームの位置を調節する
位置調節機構と、この位置調節機構または前記アームに
装備された吊金具とを備えており、この位置調節機構
は、互いに対向する爪が取付けられた複数のアームの位
置を同時に調節し、固定することを特徴とする缶用吊
具。 - 【請求項2】 すべての爪に対応して、アームの先端部
に吊上げ用の吊金具が装備されていることを特徴とする
請求項1記載の缶用吊具。 - 【請求項3】 位置調節機構は、それぞれ2本のアーム
を取付けた複数の可動ホルダと、これら複数の可動ホル
ダの相互の間隔を調節する調節手段とを有することを特
徴とする請求項1または請求項2記載の缶用吊具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16245598A JPH11349276A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 缶用吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16245598A JPH11349276A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 缶用吊具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11349276A true JPH11349276A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15754951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16245598A Pending JPH11349276A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 缶用吊具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11349276A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007131394A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Sanwa Tekki Corp | 容器の搬送用吊り具 |
| US20110099952A1 (en) * | 2009-07-22 | 2011-05-05 | Japan Super Quartz Corporation | Crane device for wrapped quartz glass crucible and method of packing wrapped quartz glass crucible using the device |
| CN105035948A (zh) * | 2015-06-11 | 2015-11-11 | 安庆市华鑫重工股份有限公司 | 一种抓取体积可调式箱体专用抓斗 |
| CN105060109A (zh) * | 2015-07-26 | 2015-11-18 | 安庆市港机制造有限责任公司 | 一种气动式变容多用抓斗 |
| CN106586826A (zh) * | 2015-06-11 | 2017-04-26 | 陈国栋 | 一种基于并联机构的四自由度自稳箱体抓斗 |
| CN108217416A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-06-29 | 高壮壮 | 一种大型钢板专用吊具 |
| CN108408571A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-08-17 | 广西钟山县天顺石材有限公司 | 一种石板吊具 |
| JP2024517180A (ja) * | 2021-04-30 | 2024-04-19 | オラノ・ニュークリア・パッケージズ・アンド・サービシズ | 放射性物質を輸送および/または保管するためのパッケージングと、取り外し可能なハンドリング構造体と、を含む改良型アセンブリ |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP16245598A patent/JPH11349276A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007131394A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Sanwa Tekki Corp | 容器の搬送用吊り具 |
| US20110099952A1 (en) * | 2009-07-22 | 2011-05-05 | Japan Super Quartz Corporation | Crane device for wrapped quartz glass crucible and method of packing wrapped quartz glass crucible using the device |
| CN105035948A (zh) * | 2015-06-11 | 2015-11-11 | 安庆市华鑫重工股份有限公司 | 一种抓取体积可调式箱体专用抓斗 |
| CN106586826A (zh) * | 2015-06-11 | 2017-04-26 | 陈国栋 | 一种基于并联机构的四自由度自稳箱体抓斗 |
| CN105060109A (zh) * | 2015-07-26 | 2015-11-18 | 安庆市港机制造有限责任公司 | 一种气动式变容多用抓斗 |
| CN108217416A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-06-29 | 高壮壮 | 一种大型钢板专用吊具 |
| CN108408571A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-08-17 | 广西钟山县天顺石材有限公司 | 一种石板吊具 |
| JP2024517180A (ja) * | 2021-04-30 | 2024-04-19 | オラノ・ニュークリア・パッケージズ・アンド・サービシズ | 放射性物質を輸送および/または保管するためのパッケージングと、取り外し可能なハンドリング構造体と、を含む改良型アセンブリ |
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