JPH11349942A - 地盤固結改良剤ならびに懸濁型グラウト剤とそれを用いた地盤改良方法 - Google Patents
地盤固結改良剤ならびに懸濁型グラウト剤とそれを用いた地盤改良方法Info
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- JPH11349942A JPH11349942A JP10292132A JP29213298A JPH11349942A JP H11349942 A JPH11349942 A JP H11349942A JP 10292132 A JP10292132 A JP 10292132A JP 29213298 A JP29213298 A JP 29213298A JP H11349942 A JPH11349942 A JP H11349942A
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フミン質有機酸及び/または陽イオン吸着交
換能を有する粘土鉱物を多く含む細砂地盤や礫質地盤に
対し、液状化防止、滑り破壊防止、等の地盤改良目的で
混合され、任意な液ライフを持つ地盤固結改良剤、懸濁
型グラウト剤およびそれらを用いた地盤改良方法を提供
する事。 【解決手段】 下記のaまたはbであるベントナイト含
有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微粒子状の消石
灰の20〜50重量%と、水溶性硫酸塩の5〜20重量
%とを含有させてなる地盤固結改良剤。 a.ベントナイト含有水硬性微粒子。 b.ベントナイト微粒子と1種または2種以上のポゾラ
ン反応性微粒子を混合使用してなり、ベントナイト微粒
子:ポゾラン反応性微粒子の混和比率が(100:1)
〜(1:100)の範囲にあるベントナイト含有水硬性
微粒子。
換能を有する粘土鉱物を多く含む細砂地盤や礫質地盤に
対し、液状化防止、滑り破壊防止、等の地盤改良目的で
混合され、任意な液ライフを持つ地盤固結改良剤、懸濁
型グラウト剤およびそれらを用いた地盤改良方法を提供
する事。 【解決手段】 下記のaまたはbであるベントナイト含
有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微粒子状の消石
灰の20〜50重量%と、水溶性硫酸塩の5〜20重量
%とを含有させてなる地盤固結改良剤。 a.ベントナイト含有水硬性微粒子。 b.ベントナイト微粒子と1種または2種以上のポゾラ
ン反応性微粒子を混合使用してなり、ベントナイト微粒
子:ポゾラン反応性微粒子の混和比率が(100:1)
〜(1:100)の範囲にあるベントナイト含有水硬性
微粒子。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフミン酸で代表され
るフミン質有機酸や陽イオン吸着交換能を有する粘土鉱
物のいずれかを比較的多く含み、かつ地震の際に液状化
災害、滑り破壊災害、不同沈下災害等の発生が予想され
る細砂地盤及び/または礫質地盤を、確実かつ恒久的に
固結強化安定化する事でその発生防止対策が可能な、ベ
ントナイト含有水硬性微粒子と、微細な消石灰と、重硫
酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、
硫酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる
群から選ばれた1種または2種以上からなる水溶性硫酸
塩、必要に応じて炭酸アルカリ金属塩及び/または固形
かんすいまたは水溶性有機高分子系の分散助剤とを含有
してなる地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤に関す
る。またその地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤を
用いた地盤改良工法ならびに地盤固結改良剤を用いた連
続地中杭または連続地中壁の構築方法に関する。
るフミン質有機酸や陽イオン吸着交換能を有する粘土鉱
物のいずれかを比較的多く含み、かつ地震の際に液状化
災害、滑り破壊災害、不同沈下災害等の発生が予想され
る細砂地盤及び/または礫質地盤を、確実かつ恒久的に
固結強化安定化する事でその発生防止対策が可能な、ベ
ントナイト含有水硬性微粒子と、微細な消石灰と、重硫
酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、
硫酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる
群から選ばれた1種または2種以上からなる水溶性硫酸
塩、必要に応じて炭酸アルカリ金属塩及び/または固形
かんすいまたは水溶性有機高分子系の分散助剤とを含有
してなる地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤に関す
る。またその地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤を
用いた地盤改良工法ならびに地盤固結改良剤を用いた連
続地中杭または連続地中壁の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明においてフミン酸とは、若い地層
の堆積物に多く含まれている事が良く知られており、そ
の平均分子量は数百〜数万と言われ、詳細な分子構造は
いまだに明らかになっていないが、タンパク質の分解生
成物、また更に炭水化物などとの縮合反応によって生成
された有機高分子化合物と言われている物である。細砂
地盤中の該フミン質有機酸の含有濃度を簡便的に知るに
は、0.5〜1N(N:規定)の水酸化ナトリウム溶液
を用い、加熱下に1時間程度抽出する処理方法で抽出
し、砂を除いた該抽出母液をフェノールフタレン指示薬
の存在下に0.5〜1N塩酸で逆滴定する事で細砂中に
含有するフミン質有機酸の絶対量を求める事ができる。
完全に中和された該抽出母液からは茶褐色の物質が沈殿
析出することがあるが、この沈殿物がフミン酸のナトリ
ウム塩であると広く認識されている。
の堆積物に多く含まれている事が良く知られており、そ
の平均分子量は数百〜数万と言われ、詳細な分子構造は
いまだに明らかになっていないが、タンパク質の分解生
成物、また更に炭水化物などとの縮合反応によって生成
された有機高分子化合物と言われている物である。細砂
地盤中の該フミン質有機酸の含有濃度を簡便的に知るに
は、0.5〜1N(N:規定)の水酸化ナトリウム溶液
を用い、加熱下に1時間程度抽出する処理方法で抽出
し、砂を除いた該抽出母液をフェノールフタレン指示薬
の存在下に0.5〜1N塩酸で逆滴定する事で細砂中に
含有するフミン質有機酸の絶対量を求める事ができる。
完全に中和された該抽出母液からは茶褐色の物質が沈殿
析出することがあるが、この沈殿物がフミン酸のナトリ
ウム塩であると広く認識されている。
【0003】固結体が比較的高強度となる地盤改良剤と
しては、セメントを主成分とする地盤固結改良剤または
懸濁型グラウト剤がすでに公知であり、例えば特開平1
−133965号公報等に代表される。しかし、フミン
質有機酸及び/または陽イオン吸着交換能を有する粘土
鉱物を多く含んだ地盤では著しく硬化阻害を受け、その
ままでは固結信頼性を欠く課題がある。
しては、セメントを主成分とする地盤固結改良剤または
懸濁型グラウト剤がすでに公知であり、例えば特開平1
−133965号公報等に代表される。しかし、フミン
質有機酸及び/または陽イオン吸着交換能を有する粘土
鉱物を多く含んだ地盤では著しく硬化阻害を受け、その
ままでは固結信頼性を欠く課題がある。
【0004】ところで、フミン質有機酸による硬化阻害
を受けないとされる土壌固化剤として提案されているも
のに特公平06−78524号がある。該公報技術によ
れば、4CaO・3Al2O3・SO3と11CaO・7
Al2O3・CaX2(Xはハロゲン)、CaO・Al2O
3、12CaO・7Al2O3の1種とが共存するカルシ
ウム・アルミネートを主成分に半水石膏や無水石膏等で
代表される水硬性の無機硫酸塩を添加混合してなる組成
物が高有機質土壌固化剤として好ましく使用出来るとし
ている。該組成物の基本的な固結反応は土壌中の有機成
分に影響されることなく、水と合うと速やかにエトリン
ガイトを形成して固結するとある。しかし、水硬性微粒
子はその取り扱いに注意が必要で、水に濡れるとすぐ硬
化してしまうか又は2次粒子を形成する為、浸透注入現
場向きでない課題がある。
を受けないとされる土壌固化剤として提案されているも
のに特公平06−78524号がある。該公報技術によ
れば、4CaO・3Al2O3・SO3と11CaO・7
Al2O3・CaX2(Xはハロゲン)、CaO・Al2O
3、12CaO・7Al2O3の1種とが共存するカルシ
ウム・アルミネートを主成分に半水石膏や無水石膏等で
代表される水硬性の無機硫酸塩を添加混合してなる組成
物が高有機質土壌固化剤として好ましく使用出来るとし
ている。該組成物の基本的な固結反応は土壌中の有機成
分に影響されることなく、水と合うと速やかにエトリン
ガイトを形成して固結するとある。しかし、水硬性微粒
子はその取り扱いに注意が必要で、水に濡れるとすぐ硬
化してしまうか又は2次粒子を形成する為、浸透注入現
場向きでない課題がある。
【0005】またその他、高炉水砕スラグ、転炉水砕ス
ラグ等の潜在水硬性の性質を示すスラグ粉末を主剤とし
たいわゆるスラグ系地盤改良剤が近年数多く提案されて
おり、例えば特開平6−219796号公報、特開平6
−228558号公報、特開平7−119138号公報
等に代表される。これらの開示技術ではスラグ粉末の潜
在水硬性を顕在化させる為のアルカリ刺激剤として、例
えばアルカリ水ガラス溶液やアルミン酸ソーダや水酸化
ナトリウム等を例示している。しかしそれらのアルカリ
刺激剤を添加してなる既知のスラグ系地盤改良剤のおお
くは、地盤改良硬化速度や固結強度を高めようとすれば
するほどその系自体のゲルタイムは短くなる傾向にあ
り、1液化しても数十時間以上と長い薬液ライフを持つ
急速固結型のスラグ系地盤固結改良剤またはスラグ懸濁
型グラウト剤は得られない課題がある。
ラグ等の潜在水硬性の性質を示すスラグ粉末を主剤とし
たいわゆるスラグ系地盤改良剤が近年数多く提案されて
おり、例えば特開平6−219796号公報、特開平6
−228558号公報、特開平7−119138号公報
等に代表される。これらの開示技術ではスラグ粉末の潜
在水硬性を顕在化させる為のアルカリ刺激剤として、例
えばアルカリ水ガラス溶液やアルミン酸ソーダや水酸化
ナトリウム等を例示している。しかしそれらのアルカリ
刺激剤を添加してなる既知のスラグ系地盤改良剤のおお
くは、地盤改良硬化速度や固結強度を高めようとすれば
するほどその系自体のゲルタイムは短くなる傾向にあ
り、1液化しても数十時間以上と長い薬液ライフを持つ
急速固結型のスラグ系地盤固結改良剤またはスラグ懸濁
型グラウト剤は得られない課題がある。
【0006】また既知のスラグ系地盤改良剤の多くは、
実際の細砂地盤と混和されると、地盤中にあるフミン質
有機酸成分がアルカリ刺激剤によって中和かつ水溶化さ
れて溶脱する為、スラグ粒子への硬性阻害が顕著に表
れ、結果として地盤の高強度固結化が未達となる重大な
課題を内在している。また同様に、陽イオン吸着交換能
を有する粘土鉱物に起因するスラグ粒子の水和硬性阻
害、具体的には珪酸カルシウム水和結晶またはカルシウ
ムアルミネート水和結晶等で代表される水和物結晶群の
生成反応に必須なカルシウム陽イオンやアルミニウム陽
イオンが粘土鉱物によって吸着消費される為にスラグ粒
子の水和硬化反応が顕著に阻害され、結果として地盤の
高強度固結化が未達となる重大な課題を内在している。
実際の細砂地盤と混和されると、地盤中にあるフミン質
有機酸成分がアルカリ刺激剤によって中和かつ水溶化さ
れて溶脱する為、スラグ粒子への硬性阻害が顕著に表
れ、結果として地盤の高強度固結化が未達となる重大な
課題を内在している。また同様に、陽イオン吸着交換能
を有する粘土鉱物に起因するスラグ粒子の水和硬性阻
害、具体的には珪酸カルシウム水和結晶またはカルシウ
ムアルミネート水和結晶等で代表される水和物結晶群の
生成反応に必須なカルシウム陽イオンやアルミニウム陽
イオンが粘土鉱物によって吸着消費される為にスラグ粒
子の水和硬化反応が顕著に阻害され、結果として地盤の
高強度固結化が未達となる重大な課題を内在している。
【0007】特に河川域周辺の細砂地盤は腐葉土または
フミン質有機酸や陽イオン吸着交換能の強い粘土成分を
比較的多く含む地盤と言われる。その為、すでに公知の
セメント系地盤改良剤やスラグ系地盤改良剤のいずれか
を使用した地盤改良現場に於いては、予想以上に著しい
硬化阻害現象を受け、しばしば固化が全く観察されかっ
たり、目標固結強度に達しない等の数多くの問題を抱え
ている実態にある。すなわち、実際の砂質土地盤ではそ
の固結信頼性がまだ極めて不十分な実態にある。特に、
水ガラス−スラグ系地盤改良剤や水酸化ナトリウム−ス
ラグ系地盤改良剤等の公知のスラグ系地盤改良剤では、
砂質土地盤中で著しい硬化阻害を受けると必然的に地下
水の流入と共に環境負荷が大きいと懸念されるアルカリ
刺激剤が広範囲に溶脱し所定領域外へ広く拡散または流
出する事となる。すなわち、フミン質有機酸や陽イオン
吸着交換能の強い粘土成分を比較的多く含む実地盤の固
結剤として使用されると環境負荷の問題ならびに強度発
現不良が助長されることが大きな問題となる。
フミン質有機酸や陽イオン吸着交換能の強い粘土成分を
比較的多く含む地盤と言われる。その為、すでに公知の
セメント系地盤改良剤やスラグ系地盤改良剤のいずれか
を使用した地盤改良現場に於いては、予想以上に著しい
硬化阻害現象を受け、しばしば固化が全く観察されかっ
たり、目標固結強度に達しない等の数多くの問題を抱え
ている実態にある。すなわち、実際の砂質土地盤ではそ
の固結信頼性がまだ極めて不十分な実態にある。特に、
水ガラス−スラグ系地盤改良剤や水酸化ナトリウム−ス
ラグ系地盤改良剤等の公知のスラグ系地盤改良剤では、
砂質土地盤中で著しい硬化阻害を受けると必然的に地下
水の流入と共に環境負荷が大きいと懸念されるアルカリ
刺激剤が広範囲に溶脱し所定領域外へ広く拡散または流
出する事となる。すなわち、フミン質有機酸や陽イオン
吸着交換能の強い粘土成分を比較的多く含む実地盤の固
結剤として使用されると環境負荷の問題ならびに強度発
現不良が助長されることが大きな問題となる。
【0008】地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤の
抱えている課題のうち、急激な増粘を抑制して地盤との
一体混和性を向上される為に取り得る手段としては、水
/スラグ比または水/セメント比を出来るだけ大きくす
る事が挙げられが、該方法では新たな課題としてブリー
ジング水発生率が極めて高くなってしまう課題や強度低
下が避けられない課題等を併発する。
抱えている課題のうち、急激な増粘を抑制して地盤との
一体混和性を向上される為に取り得る手段としては、水
/スラグ比または水/セメント比を出来るだけ大きくす
る事が挙げられが、該方法では新たな課題としてブリー
ジング水発生率が極めて高くなってしまう課題や強度低
下が避けられない課題等を併発する。
【0009】以上の様に、すでに公知の地盤固結改良剤
または懸濁型グラウト剤に於いては実地盤に好ましく採
用出来、フミン質有機酸や陽イオン吸着交換能の強い粘
土成分を比較的多く含む細砂地盤及び/または礫質地盤
等を短時間内に確実にかつ恒久的に固結する事ができる
高度な硬化機能と、また更に、1液化状態で24時間以
上安定に取り扱え、注入作業中は著しい増粘が見られな
い高固結信頼性機能とを併せ持つ地盤固結改良剤または
懸濁型グラウト剤が見当たらない。
または懸濁型グラウト剤に於いては実地盤に好ましく採
用出来、フミン質有機酸や陽イオン吸着交換能の強い粘
土成分を比較的多く含む細砂地盤及び/または礫質地盤
等を短時間内に確実にかつ恒久的に固結する事ができる
高度な硬化機能と、また更に、1液化状態で24時間以
上安定に取り扱え、注入作業中は著しい増粘が見られな
い高固結信頼性機能とを併せ持つ地盤固結改良剤または
懸濁型グラウト剤が見当たらない。
【0010】ところで、平成7年1月に発生した阪神淡
路大震災の災害は、軟弱地盤上に構築されていた重要構
造物に多大な被害が集中した事実から、その復旧工事方
法や、不安定地盤上のすべての重要構造物に対する安全
性確保の方法、恒久的な耐地震性強化方法等の課題をも
提起したと言える。特に前記した事に鑑みて、主要な都
市部の液状化が予想される地盤上に構築され、または構
築しようとしている重要構造物の耐震安全性確保が緊急
かつ強く求められており、安全に取扱え、かつ現場での
固結信頼性とその耐久性に富んだ新規な地盤固結改良剤
または懸濁型グラウト剤を市場に早期に提供する事の必
要性が高まっている。
路大震災の災害は、軟弱地盤上に構築されていた重要構
造物に多大な被害が集中した事実から、その復旧工事方
法や、不安定地盤上のすべての重要構造物に対する安全
性確保の方法、恒久的な耐地震性強化方法等の課題をも
提起したと言える。特に前記した事に鑑みて、主要な都
市部の液状化が予想される地盤上に構築され、または構
築しようとしている重要構造物の耐震安全性確保が緊急
かつ強く求められており、安全に取扱え、かつ現場での
固結信頼性とその耐久性に富んだ新規な地盤固結改良剤
または懸濁型グラウト剤を市場に早期に提供する事の必
要性が高まっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は前記し
た社会的要請に鑑み、フミン酸で代表されるフミン質有
機酸及び/または陽イオン吸着交換能の強い粘土鉱物を
比較的多く含む固結させずらい細砂地盤及び/または礫
質地盤を主な対象地盤とし、その液状化防止、滑り破壊
防止、不同沈下防止目的の為の地盤改良に際し、現場で
の1次分散安定性と固結信頼性に特に優れ、かつまたフ
ミン質有機酸塩の溶脱による硬化阻害要因ならびに多価
金属陽イオン吸着による硬化阻害要因を少なからず受け
ても、所定の時間内で確実に対象地盤を固結する事が出
来、その固結体は恒久的機能を発揮する環境負荷の小さ
い地盤固結改良剤、懸濁型グラウト剤の両方を安価に安
定的に提供する事にある。
た社会的要請に鑑み、フミン酸で代表されるフミン質有
機酸及び/または陽イオン吸着交換能の強い粘土鉱物を
比較的多く含む固結させずらい細砂地盤及び/または礫
質地盤を主な対象地盤とし、その液状化防止、滑り破壊
防止、不同沈下防止目的の為の地盤改良に際し、現場で
の1次分散安定性と固結信頼性に特に優れ、かつまたフ
ミン質有機酸塩の溶脱による硬化阻害要因ならびに多価
金属陽イオン吸着による硬化阻害要因を少なからず受け
ても、所定の時間内で確実に対象地盤を固結する事が出
来、その固結体は恒久的機能を発揮する環境負荷の小さ
い地盤固結改良剤、懸濁型グラウト剤の両方を安価に安
定的に提供する事にある。
【0012】より具体的には、以下の(A)〜(C)に
示す性質を併せ持つ新たな地盤固結改良剤または以下の
(B)〜(F)に示す性質を併せ持つ新たな懸濁型グラ
ウト剤の両方を提供する事にある。 (A)所定量の水と懸濁すると容易に1次分散し、その
懸濁液は0.1時間〜10日と任意な薬液ライフを持っ
た施工管理が簡単な地盤固結改良剤。 (B)1kgの改良対象地盤から抽出されたフミン質有
機酸量として、その全量を中和するのに要した水酸化ナ
トリウムのミリ当量で表した含有濃度で300ミリ当量
未満の範囲にある細砂地盤及び/または礫質地盤、及び
/または、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未
満のカルシウム陽イオン吸着交換能を有する細砂地盤及
び/または礫質地盤を、地盤固結改良剤または懸濁型グ
ラウト剤の懸濁液ライフに何等関係無く、施工後1〜3
日以内には該地盤の固結強度(サンドゲル1軸圧縮強
度)を25N/cm2以上と高強度に急速固結させるこ
とが可能な地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤。 (C)その固結体が長期間安定した強度特性を示す地盤
固結改良剤または懸濁型グラウト剤。 (D)B型粘度計による60回転ローシェアー粘度が5
0mPa・s以下と低粘度な懸濁組成物を形成可能であ
り、ホモゲル塊及びサンドゲル塊を生成させた際のブリ
ージング水発生率が極めて低い事を特徴とする懸濁型グ
ラウト剤。 (E)1〜20リットル/分の高速浸透作業性を持つ懸
濁型グラウト剤。 (F)1ショット〜2ショット工法で地盤注入が可能な
懸濁型グラウト剤。
示す性質を併せ持つ新たな地盤固結改良剤または以下の
(B)〜(F)に示す性質を併せ持つ新たな懸濁型グラ
ウト剤の両方を提供する事にある。 (A)所定量の水と懸濁すると容易に1次分散し、その
懸濁液は0.1時間〜10日と任意な薬液ライフを持っ
た施工管理が簡単な地盤固結改良剤。 (B)1kgの改良対象地盤から抽出されたフミン質有
機酸量として、その全量を中和するのに要した水酸化ナ
トリウムのミリ当量で表した含有濃度で300ミリ当量
未満の範囲にある細砂地盤及び/または礫質地盤、及び
/または、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未
満のカルシウム陽イオン吸着交換能を有する細砂地盤及
び/または礫質地盤を、地盤固結改良剤または懸濁型グ
ラウト剤の懸濁液ライフに何等関係無く、施工後1〜3
日以内には該地盤の固結強度(サンドゲル1軸圧縮強
度)を25N/cm2以上と高強度に急速固結させるこ
とが可能な地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤。 (C)その固結体が長期間安定した強度特性を示す地盤
固結改良剤または懸濁型グラウト剤。 (D)B型粘度計による60回転ローシェアー粘度が5
0mPa・s以下と低粘度な懸濁組成物を形成可能であ
り、ホモゲル塊及びサンドゲル塊を生成させた際のブリ
ージング水発生率が極めて低い事を特徴とする懸濁型グ
ラウト剤。 (E)1〜20リットル/分の高速浸透作業性を持つ懸
濁型グラウト剤。 (F)1ショット〜2ショット工法で地盤注入が可能な
懸濁型グラウト剤。
【0013】また併せて、液状化防止、滑り防止、不同
沈下防止目的の為の前記した地盤固結改良剤または懸濁
型グラウト剤のいずれかを用いた地盤改良方法、ならび
に前記した地盤固結改良剤を用いた連続地中杭または連
続地中壁の構築方法を提供する事にある。
沈下防止目的の為の前記した地盤固結改良剤または懸濁
型グラウト剤のいずれかを用いた地盤改良方法、ならび
に前記した地盤固結改良剤を用いた連続地中杭または連
続地中壁の構築方法を提供する事にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を克服するため
鋭意検討した結果、微細なベントナイト含有水硬性微粒
子と、微細な消石灰と、重硫酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸
塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金属塩、硫酸
アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた1種または
2種以上の水溶性硫酸塩とを必須成分とし、必要に応じ
て更に炭酸アルカリ金属塩及び/または固形かんすいま
たは分散助剤とを含有させて成る地盤固結改良剤または
その水懸濁組成物である懸濁型グラウト剤により前記課
題を解決出来る事を見出し本発明を達成した。
鋭意検討した結果、微細なベントナイト含有水硬性微粒
子と、微細な消石灰と、重硫酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸
塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金属塩、硫酸
アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた1種または
2種以上の水溶性硫酸塩とを必須成分とし、必要に応じ
て更に炭酸アルカリ金属塩及び/または固形かんすいま
たは分散助剤とを含有させて成る地盤固結改良剤または
その水懸濁組成物である懸濁型グラウト剤により前記課
題を解決出来る事を見出し本発明を達成した。
【0015】すなわち、本発明の地盤固結改良剤とは以
下の3つである。その一つは、下記aまたはbであるベ
ントナイト含有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微
粒子状の消石灰の10〜50重量%、及び重硫酸塩、重
亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アル
カリ金属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選
ばれた1種または2種以上の水溶性硫酸塩の5〜20重
量%とを含有してなる地盤固結改良剤である。 a.ベントナイト微粒子の単独からなるベントナイト含
有水硬性微粒子。 b.ベントナイト微粒子と、水砕スラグ微粒子、フライ
アッシュ微粒子、セメント微粒子、メタカオリン微粒子
からなる群から選ばれ少なくとも1種または2種以上の
ポゾラン反応性微粒子を混合使用してなり、ベントナイ
ト微粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される混和比率が
(100:1)〜(1:100)の範囲にあるベントナ
イト含有水硬性微粒子。
下の3つである。その一つは、下記aまたはbであるベ
ントナイト含有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微
粒子状の消石灰の10〜50重量%、及び重硫酸塩、重
亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アル
カリ金属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選
ばれた1種または2種以上の水溶性硫酸塩の5〜20重
量%とを含有してなる地盤固結改良剤である。 a.ベントナイト微粒子の単独からなるベントナイト含
有水硬性微粒子。 b.ベントナイト微粒子と、水砕スラグ微粒子、フライ
アッシュ微粒子、セメント微粒子、メタカオリン微粒子
からなる群から選ばれ少なくとも1種または2種以上の
ポゾラン反応性微粒子を混合使用してなり、ベントナイ
ト微粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される混和比率が
(100:1)〜(1:100)の範囲にあるベントナ
イト含有水硬性微粒子。
【0016】またその一つは、上記aまたはbであるベ
ントナイト含有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微
粒子状の消石灰の10〜50重量%と、重硫酸塩、重亜
硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカ
リ金属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ば
れた1種または2種以上からなる水溶性硫酸塩の3〜2
0重量%及び炭酸アルカリ金属塩及び/または固形かん
すいの0.1〜12重量%とを含有してなる地盤固結改
良剤である。
ントナイト含有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微
粒子状の消石灰の10〜50重量%と、重硫酸塩、重亜
硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカ
リ金属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ば
れた1種または2種以上からなる水溶性硫酸塩の3〜2
0重量%及び炭酸アルカリ金属塩及び/または固形かん
すいの0.1〜12重量%とを含有してなる地盤固結改
良剤である。
【0017】またその一つは、更に0.001〜1重量
%水溶液から求められた分子の慣性二乗半径が200オ
ングストローム以上である水溶性有機高分子系の分散助
剤を0.1〜5重量%の範囲となる様に更に配合してな
る事を特徴とする前記いずれかの地盤固結改良剤であ
る。
%水溶液から求められた分子の慣性二乗半径が200オ
ングストローム以上である水溶性有機高分子系の分散助
剤を0.1〜5重量%の範囲となる様に更に配合してな
る事を特徴とする前記いずれかの地盤固結改良剤であ
る。
【0018】本発明のより好ましい地盤固結改良剤とし
ては、粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が25
0μm以下または比表面積が0.35〜50m2/gにあ
るベントナイト含有水硬性微粒子を用いる事を特徴とす
る前記いずれかに記載の地盤固結改良剤が挙げられる。
また更に好ましくは、水溶性硫酸塩が硫酸アルカリ金属
塩の単独からなる態様例が挙げられ、また好ましくは、
炭酸アルカリ金属塩が炭酸ナトリウムである事を特徴と
する前記いずれかの地盤固結改良剤が挙げられる。よ
り、最も好ましくは、前記記載のいずれかの地盤固結改
良剤を水で懸濁させてなり、水/(ベントナイト含有水
硬性微粒子+消石灰)で表される重量比で0.5〜5の
範囲、消石灰/(ベントナイト含有水硬性微粒子)で表
される重量比で0.1〜1の範囲、分散助剤の含有濃度
が0.1〜0.85重量%の範囲とし、かつ1液または
2液型の懸濁溶液とする事を特徴とする地盤固結改良剤
が挙げられる。
ては、粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が25
0μm以下または比表面積が0.35〜50m2/gにあ
るベントナイト含有水硬性微粒子を用いる事を特徴とす
る前記いずれかに記載の地盤固結改良剤が挙げられる。
また更に好ましくは、水溶性硫酸塩が硫酸アルカリ金属
塩の単独からなる態様例が挙げられ、また好ましくは、
炭酸アルカリ金属塩が炭酸ナトリウムである事を特徴と
する前記いずれかの地盤固結改良剤が挙げられる。よ
り、最も好ましくは、前記記載のいずれかの地盤固結改
良剤を水で懸濁させてなり、水/(ベントナイト含有水
硬性微粒子+消石灰)で表される重量比で0.5〜5の
範囲、消石灰/(ベントナイト含有水硬性微粒子)で表
される重量比で0.1〜1の範囲、分散助剤の含有濃度
が0.1〜0.85重量%の範囲とし、かつ1液または
2液型の懸濁溶液とする事を特徴とする地盤固結改良剤
が挙げられる。
【0019】本発明の懸濁型グラウト剤とは、粒径加積
曲線上に於ける95重量%粒子径が30μm以下または
比表面積が0.85〜50m2/gにある前記aまたはb
のベントナイト含有水硬性微粒子の30〜85重量%
と、粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が30μ
m以下または比表面積が0.85〜50m2/gにある消
石灰微粒子の10〜50重量%と、重硫酸塩、重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金
属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた
1種または2種以上からなる水溶性硫酸塩の3〜20重
量%と、更に必要に応じて炭酸アルカリ金属塩及び/ま
たは固形かんすいまたは分散助剤の0.1〜12重量%
とを含有してなる組成物を水に懸濁化してなる高速浸透
注入性が十分確保された懸濁型グラウト剤である。
曲線上に於ける95重量%粒子径が30μm以下または
比表面積が0.85〜50m2/gにある前記aまたはb
のベントナイト含有水硬性微粒子の30〜85重量%
と、粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が30μ
m以下または比表面積が0.85〜50m2/gにある消
石灰微粒子の10〜50重量%と、重硫酸塩、重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金
属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた
1種または2種以上からなる水溶性硫酸塩の3〜20重
量%と、更に必要に応じて炭酸アルカリ金属塩及び/ま
たは固形かんすいまたは分散助剤の0.1〜12重量%
とを含有してなる組成物を水に懸濁化してなる高速浸透
注入性が十分確保された懸濁型グラウト剤である。
【0020】また本発明の地盤改良方法とは、そのひと
つには、1kgの改良対象地盤から抽出されたフミン酸
で代表されるフミン質有機酸量として、その全量を中和
するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量で表した含
有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有の細砂地盤
及び/または礫質地盤、及び/または、100gの改良
対象地盤中500ミリ当量未満のカルシウム陽イオン吸
着交換能を有する細砂地盤及び/または礫質地盤に対
し、本発明の地盤固結改良剤を水に懸濁させて該地盤を
一体固結させる地盤改良方法である。また別のひとつと
して、本発明の懸濁型グラウト剤をグラウト注入管を介
して加圧下に浸透注入させて該地盤を一体固結させる地
盤改良方法である。
つには、1kgの改良対象地盤から抽出されたフミン酸
で代表されるフミン質有機酸量として、その全量を中和
するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量で表した含
有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有の細砂地盤
及び/または礫質地盤、及び/または、100gの改良
対象地盤中500ミリ当量未満のカルシウム陽イオン吸
着交換能を有する細砂地盤及び/または礫質地盤に対
し、本発明の地盤固結改良剤を水に懸濁させて該地盤を
一体固結させる地盤改良方法である。また別のひとつと
して、本発明の懸濁型グラウト剤をグラウト注入管を介
して加圧下に浸透注入させて該地盤を一体固結させる地
盤改良方法である。
【0021】また本発明の連続地中杭または連続地中壁
の構築方法とは、1kgの改良対象地盤から抽出された
フミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、その全
量を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量で
表した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有の
シルト細砂地盤及び/またはシルト礫質地盤、及び/ま
たは、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未満の
カルシウム陽イオン吸着交換能を有するシルト細砂地盤
及び/またはシルト礫質地盤に対し、本発明の地盤固結
改良剤を、地中深く下ろされたミキシングロッドの先端
部より吐出または流出させ、同ロッドで該地盤と混和さ
せながらロッドを徐々に引き上げ、同操作を場所をかえ
て繰返すこと等により、ミキシングロッド周辺の土砂と
本発明の地盤固結改良剤とを一体混合させて固結させる
方法である。
の構築方法とは、1kgの改良対象地盤から抽出された
フミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、その全
量を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量で
表した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有の
シルト細砂地盤及び/またはシルト礫質地盤、及び/ま
たは、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未満の
カルシウム陽イオン吸着交換能を有するシルト細砂地盤
及び/またはシルト礫質地盤に対し、本発明の地盤固結
改良剤を、地中深く下ろされたミキシングロッドの先端
部より吐出または流出させ、同ロッドで該地盤と混和さ
せながらロッドを徐々に引き上げ、同操作を場所をかえ
て繰返すこと等により、ミキシングロッド周辺の土砂と
本発明の地盤固結改良剤とを一体混合させて固結させる
方法である。
【0022】ところで分子の慣性二乗半径とは、一般的
に、無限希薄水溶液中に於いて1分子が占める自由占有
体積または分子の広がり度合いを表すひとつの指標値で
あり、その数値が大きい程嵩高い占有面積または分子の
広がりが高い事を意味する。また本発明に於いては、そ
の慣性二乗半径の数値は公知の慣性半径測定方法で得た
数値で表されて良く、測定方法によって特に制約は無
い。一般的には慣性半径分子量測定器で容易に求める事
が出来る。
に、無限希薄水溶液中に於いて1分子が占める自由占有
体積または分子の広がり度合いを表すひとつの指標値で
あり、その数値が大きい程嵩高い占有面積または分子の
広がりが高い事を意味する。また本発明に於いては、そ
の慣性二乗半径の数値は公知の慣性半径測定方法で得た
数値で表されて良く、測定方法によって特に制約は無
い。一般的には慣性半径分子量測定器で容易に求める事
が出来る。
【0023】すなわち、本発明は次の(1)〜(11)
を提供するものである。
を提供するものである。
【0024】(1)下記aまたはbであるベントナイト
含有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微粒子状の消
石灰の10〜50重量%、および重硫酸塩、重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金
属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた
1種または2種以上の水溶性硫酸塩の5〜20重量%と
を含有してなる地盤固結改良剤。 a.ベントナイト微粒子の単独からなるベントナイト含
有水硬性微粒子 b.ベントナイト微粒子と以下の、水砕スラグ微粒子、
フライアッシュ微粒子、セメント微粒子、メタカオリン
微粒子から選ばれ少なくとも1種または2種以上のポゾ
ラン反応性微粒子を混合使用してなり、ベントナイト微
粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される混和比率が(1
00:1)〜(1:100)の範囲にあるベントナイト
含有水硬性微粒子
含有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微粒子状の消
石灰の10〜50重量%、および重硫酸塩、重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金
属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた
1種または2種以上の水溶性硫酸塩の5〜20重量%と
を含有してなる地盤固結改良剤。 a.ベントナイト微粒子の単独からなるベントナイト含
有水硬性微粒子 b.ベントナイト微粒子と以下の、水砕スラグ微粒子、
フライアッシュ微粒子、セメント微粒子、メタカオリン
微粒子から選ばれ少なくとも1種または2種以上のポゾ
ラン反応性微粒子を混合使用してなり、ベントナイト微
粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される混和比率が(1
00:1)〜(1:100)の範囲にあるベントナイト
含有水硬性微粒子
【0025】(2)上記aまたはbであるベントナイト
含有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微粒子状の消
石灰の10〜50重量%、および重硫酸塩、重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金
属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた
1種または2種以上の水溶性硫酸塩の3〜20重量%、
及び炭酸アルカリ金属塩及び/または固形かんすいの
0.1〜12重量%とを含有してなる地盤固結改良剤。
含有水硬性微粒子の30〜85重量%と、微粒子状の消
石灰の10〜50重量%、および重硫酸塩、重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金
属塩、硫酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた
1種または2種以上の水溶性硫酸塩の3〜20重量%、
及び炭酸アルカリ金属塩及び/または固形かんすいの
0.1〜12重量%とを含有してなる地盤固結改良剤。
【0026】(3)更に0.001〜1重量%水溶液か
ら求められた分子の慣性二乗半径が低くとも200オン
グストローム以上である水溶性有機高分子系の分散助剤
を0.1〜5重量%の範囲となる様に更に配合してなる
事を特徴とする(1)または(2)記載の地盤固結改良
剤。
ら求められた分子の慣性二乗半径が低くとも200オン
グストローム以上である水溶性有機高分子系の分散助剤
を0.1〜5重量%の範囲となる様に更に配合してなる
事を特徴とする(1)または(2)記載の地盤固結改良
剤。
【0027】(4)粒径加積曲線上に於ける95重量%
粒子径が250μm以下または比表面積が0.35〜5
0m2/gにあるベントナイト含有水硬性微粒子を用いる
事を特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の地盤
固結改良剤。 (5)水溶性硫酸塩が硫酸アルカリ金属塩の単独からな
る事を特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の地
盤固結改良剤。 (6)炭酸アルカリ金属塩が炭酸ナトリウムである事を
特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の地盤固結
改良剤。 (7)、(1)〜(6)のいずれかに載の地盤固結改良
剤を水で懸濁させてなり、水/(ベントナイト含有水硬
性微粒子+消石灰)で表される重量比で0.5〜5の範
囲、消石灰/(ベントナイト含有水硬性微粒子)で表さ
れる重量比で0.1〜1の範囲、分散助剤の含有濃度が
地盤固結改良剤中に0.1〜0.85重量%の範囲と
し、かつ1液または2液型の懸濁溶液とする事を特徴と
する(1)〜(6)のいずれかに記載の地盤固結改良
剤。
粒子径が250μm以下または比表面積が0.35〜5
0m2/gにあるベントナイト含有水硬性微粒子を用いる
事を特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の地盤
固結改良剤。 (5)水溶性硫酸塩が硫酸アルカリ金属塩の単独からな
る事を特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の地
盤固結改良剤。 (6)炭酸アルカリ金属塩が炭酸ナトリウムである事を
特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の地盤固結
改良剤。 (7)、(1)〜(6)のいずれかに載の地盤固結改良
剤を水で懸濁させてなり、水/(ベントナイト含有水硬
性微粒子+消石灰)で表される重量比で0.5〜5の範
囲、消石灰/(ベントナイト含有水硬性微粒子)で表さ
れる重量比で0.1〜1の範囲、分散助剤の含有濃度が
地盤固結改良剤中に0.1〜0.85重量%の範囲と
し、かつ1液または2液型の懸濁溶液とする事を特徴と
する(1)〜(6)のいずれかに記載の地盤固結改良
剤。
【0028】(8)前記の地盤固結改良剤において、粒
径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が30μm以下
または比表面積が0.9〜50m2/gにあるベントナイ
ト含有水硬性微粒子、粒径加積曲線上に於ける95重量
%粒子径が30μm以下または比表面積が0.9〜50
m2/gにある消石灰微粒子とする事を特徴とする水に懸
濁化してなる(1)〜(7)のいずれかに記載の地盤固
結改良剤組成物で高速浸透注入性が十分確保された懸濁
型グラウト剤。
径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が30μm以下
または比表面積が0.9〜50m2/gにあるベントナイ
ト含有水硬性微粒子、粒径加積曲線上に於ける95重量
%粒子径が30μm以下または比表面積が0.9〜50
m2/gにある消石灰微粒子とする事を特徴とする水に懸
濁化してなる(1)〜(7)のいずれかに記載の地盤固
結改良剤組成物で高速浸透注入性が十分確保された懸濁
型グラウト剤。
【0029】(9)1kgの改良対象地盤から抽出され
たフミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、その
全量を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量
で表した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有
の細砂地盤及び/または礫質地盤、及び/または、10
0gの改良対象地盤中500ミリ当量未満のカルシウム
陽イオン吸着換能を有する細砂地盤及び/または礫質地
盤に対し、(1)〜(7)のいずれかに記載の地盤固結
改良剤を水に懸濁混和させて該地盤を一体固結させる地
盤改良方法。 (10)、(8)の懸濁型グラウト剤をグラウト注入管
を介して加圧下に浸透注入させて該地盤を一体固結させ
る方法のいずれかの方法で地盤改良する事を特徴とする
地盤改良方法。
たフミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、その
全量を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量
で表した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有
の細砂地盤及び/または礫質地盤、及び/または、10
0gの改良対象地盤中500ミリ当量未満のカルシウム
陽イオン吸着換能を有する細砂地盤及び/または礫質地
盤に対し、(1)〜(7)のいずれかに記載の地盤固結
改良剤を水に懸濁混和させて該地盤を一体固結させる地
盤改良方法。 (10)、(8)の懸濁型グラウト剤をグラウト注入管
を介して加圧下に浸透注入させて該地盤を一体固結させ
る方法のいずれかの方法で地盤改良する事を特徴とする
地盤改良方法。
【0030】(11)1kgの改良対象地盤から抽出さ
れたフミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、そ
の全量を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当
量で表した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含
有のシルト細砂地盤及び/またはシルト礫質地盤、及び
/または、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未
満のカルシウム陽イオン吸着交換能を有するシルト細砂
地盤及び/またはシルト礫質地盤に対し、(1)〜
(7)のいずれかに記載の地盤固結改良剤を、地中深く
下ろされたミキシングロッドの先端部より吐出または流
出させ、同ロッドで該地盤と混和させながらロッドを徐
々に引き上げ、同操作を場所をかえて繰返すこと等によ
り、ミキシングロッド周辺の土砂と(1)〜(7)のい
ずれかに記載の地盤固結改良剤とを一体混合させて固結
させる連続地中杭または連続地中壁の構築方法。
れたフミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、そ
の全量を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当
量で表した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含
有のシルト細砂地盤及び/またはシルト礫質地盤、及び
/または、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未
満のカルシウム陽イオン吸着交換能を有するシルト細砂
地盤及び/またはシルト礫質地盤に対し、(1)〜
(7)のいずれかに記載の地盤固結改良剤を、地中深く
下ろされたミキシングロッドの先端部より吐出または流
出させ、同ロッドで該地盤と混和させながらロッドを徐
々に引き上げ、同操作を場所をかえて繰返すこと等によ
り、ミキシングロッド周辺の土砂と(1)〜(7)のい
ずれかに記載の地盤固結改良剤とを一体混合させて固結
させる連続地中杭または連続地中壁の構築方法。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の地盤固結改良剤および本
発明の懸濁型グラウト剤では、1kgの地盤改良対象地
盤から抽出されたフミン酸で代表されるフミン質有機酸
量として、その全量を中和するのに要した水酸化ナトリ
ウムのミリ当量で表した含有濃度で300ミリ当量未満
の範囲で該有機酸を含有してなる細砂地盤及び/または
礫質地盤が対象範囲として好ましい。また更には、10
0gの改良対象地盤中500ミリ当量未満のカルシウム
陽イオン吸着交換能を有する細砂地盤及び/または礫質
地盤も好ましい対象である。すなわち、フミン酸で代表
されるフミン質有機酸及び/または陽イオン吸着交換能
を有する粘土鉱物を含有してなる細砂地盤及び/または
礫質地盤が対象範囲として好ましく示され、その他、硬
化阻害を受けにくい一般的な細砂地盤及び/または礫質
地盤であっても好ましく包含されるものである。なお、
前記した対象地盤範囲によって本発明の地盤固結改良剤
および本発明の懸濁型グラウト剤の両者の適用範囲が特
に限定される事は無い。
発明の懸濁型グラウト剤では、1kgの地盤改良対象地
盤から抽出されたフミン酸で代表されるフミン質有機酸
量として、その全量を中和するのに要した水酸化ナトリ
ウムのミリ当量で表した含有濃度で300ミリ当量未満
の範囲で該有機酸を含有してなる細砂地盤及び/または
礫質地盤が対象範囲として好ましい。また更には、10
0gの改良対象地盤中500ミリ当量未満のカルシウム
陽イオン吸着交換能を有する細砂地盤及び/または礫質
地盤も好ましい対象である。すなわち、フミン酸で代表
されるフミン質有機酸及び/または陽イオン吸着交換能
を有する粘土鉱物を含有してなる細砂地盤及び/または
礫質地盤が対象範囲として好ましく示され、その他、硬
化阻害を受けにくい一般的な細砂地盤及び/または礫質
地盤であっても好ましく包含されるものである。なお、
前記した対象地盤範囲によって本発明の地盤固結改良剤
および本発明の懸濁型グラウト剤の両者の適用範囲が特
に限定される事は無い。
【0032】また例えば、前記した値よりも高濃度に有
機酸を含有してなる細砂地盤及び/または礫質地盤に於
いては、本発明の地盤固結改良剤を混和させる前に、ま
たは、本発明の懸濁型グラウト剤を加圧注入させる前
に、希薄な水酸化ナトリウム溶液等で代表される公知の
フミン質有機酸溶脱作用を持つアルカリ希薄溶液を事前
に注入して該有機酸塩を地盤改良対象域外に広く流出拡
散・低濃度化させる方法、またはアルカリ希薄溶液を注
入し適宜くみあげて除去・低濃度化する前処理方法など
で、その対象地盤が前記範囲内の性質に改善されてなる
改質地盤は好ましく包含される。また例えば、前記した
値よりも高いカルシウム陽イオン吸着交換能力を持つ細
砂地盤及び/または礫質地盤に際し、予め、事前に消石
灰飽和溶液や海水などを浸透注入させ、地盤の持つ陽イ
オン吸着交換能力を飽和・減少せしめる等の前処理を行
う事で前記要件を満足する改質地盤も好ましく包含する
ものである。
機酸を含有してなる細砂地盤及び/または礫質地盤に於
いては、本発明の地盤固結改良剤を混和させる前に、ま
たは、本発明の懸濁型グラウト剤を加圧注入させる前
に、希薄な水酸化ナトリウム溶液等で代表される公知の
フミン質有機酸溶脱作用を持つアルカリ希薄溶液を事前
に注入して該有機酸塩を地盤改良対象域外に広く流出拡
散・低濃度化させる方法、またはアルカリ希薄溶液を注
入し適宜くみあげて除去・低濃度化する前処理方法など
で、その対象地盤が前記範囲内の性質に改善されてなる
改質地盤は好ましく包含される。また例えば、前記した
値よりも高いカルシウム陽イオン吸着交換能力を持つ細
砂地盤及び/または礫質地盤に際し、予め、事前に消石
灰飽和溶液や海水などを浸透注入させ、地盤の持つ陽イ
オン吸着交換能力を飽和・減少せしめる等の前処理を行
う事で前記要件を満足する改質地盤も好ましく包含する
ものである。
【0033】本発明の地盤固結改良剤には具体的に以下
の4つの態様が包含される。その一つは、先に示したよ
うに、基本的に下記の(a)または(b)であるベント
ナイト含有水硬性微粒子(イ)[以下の記載では単にベ
ントナイト含有水硬性微粒子(イ)と総称する。]の3
0〜85重量%、微粒子状の消石灰(ロ)の10〜50
重量%と、重硫酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸
塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ土類
金属塩からなる群から選ばれた1種または2種以上から
なる水溶性硫酸塩(ハ)の5〜20重量%とを含有して
なる地盤固結改良剤−1である。 (a)ベントナイト微粒子の単独からなるベントナイト
含有水硬性微粒子。 (b)ベントナイト微粒子と、水砕スラグ微粒子、フラ
イアッシュ微粒子、セメント微粒子、メタカオリン微粒
子からなる群から選ばれた少なくとも1種または2種以
上のポゾラン反応性微粒子を混合使用してなり、ベント
ナイト微粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される混和比
率が(100:1)〜(1:100)の範囲にあるベン
トナイト含有水硬性微粒子。地盤固結改良剤−1は長い
薬液ライフを持ちその一方で高速地盤固結信頼性の性質
を兼備している本発明の地盤固結改良剤の1種である。
なお、以下の記載では重硫酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸
塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金属塩、硫酸
アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた1種または
2種以上からなる水溶性硫酸塩(ハ)を単に一括して水
溶性硫酸塩(ハ)と総称する事がある。
の4つの態様が包含される。その一つは、先に示したよ
うに、基本的に下記の(a)または(b)であるベント
ナイト含有水硬性微粒子(イ)[以下の記載では単にベ
ントナイト含有水硬性微粒子(イ)と総称する。]の3
0〜85重量%、微粒子状の消石灰(ロ)の10〜50
重量%と、重硫酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸
塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ土類
金属塩からなる群から選ばれた1種または2種以上から
なる水溶性硫酸塩(ハ)の5〜20重量%とを含有して
なる地盤固結改良剤−1である。 (a)ベントナイト微粒子の単独からなるベントナイト
含有水硬性微粒子。 (b)ベントナイト微粒子と、水砕スラグ微粒子、フラ
イアッシュ微粒子、セメント微粒子、メタカオリン微粒
子からなる群から選ばれた少なくとも1種または2種以
上のポゾラン反応性微粒子を混合使用してなり、ベント
ナイト微粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される混和比
率が(100:1)〜(1:100)の範囲にあるベン
トナイト含有水硬性微粒子。地盤固結改良剤−1は長い
薬液ライフを持ちその一方で高速地盤固結信頼性の性質
を兼備している本発明の地盤固結改良剤の1種である。
なお、以下の記載では重硫酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸
塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金属塩、硫酸
アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた1種または
2種以上からなる水溶性硫酸塩(ハ)を単に一括して水
溶性硫酸塩(ハ)と総称する事がある。
【0034】ところで、前記中、ポゾラン反応性微粒子
と定義した物には、水砕スラグ微粒子、フライアッシュ
微粒子、セメント微粒子、メタカオリン微粒子が挙げら
れ、それらを一括総称する言葉として用いた。以下の記
載でも同様である。
と定義した物には、水砕スラグ微粒子、フライアッシュ
微粒子、セメント微粒子、メタカオリン微粒子が挙げら
れ、それらを一括総称する言葉として用いた。以下の記
載でも同様である。
【0035】またその一つは、先に示したように、基本
的にベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の30〜85
重量%と、微粒子状の消石灰(ロ)の10〜50重量%
と、水溶性硫酸塩(ハ)の3〜20重量%、及び炭酸ア
ルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)の
0.1〜12重量%とを含有してなる地盤固結改良剤−
2である。地盤固結改良剤−2は地盤固結改良剤−1に
比較してホモゲル塊形成時のブリージング水発生率をき
わめて低くする事が出来る利点を持つ。
的にベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の30〜85
重量%と、微粒子状の消石灰(ロ)の10〜50重量%
と、水溶性硫酸塩(ハ)の3〜20重量%、及び炭酸ア
ルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)の
0.1〜12重量%とを含有してなる地盤固結改良剤−
2である。地盤固結改良剤−2は地盤固結改良剤−1に
比較してホモゲル塊形成時のブリージング水発生率をき
わめて低くする事が出来る利点を持つ。
【0036】またその一つは、先に示したように、基本
的にベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の30〜85
重量%、と微粒子状の消石灰(ロ)の10〜50重量%
と、水溶性硫酸塩(ハ)の5〜20重量%、及び0.0
01〜1重量%水溶液から求められた分子の慣性二乗半
径が低くとも200オングストローム以上である水溶性
有機高分子系の分散助剤(ヘ)の0.1〜5重量%とを
配合してなる地盤固結改良剤−3である。地盤固結改良
剤−3は地盤固結改良剤−1と比較して工事現場での1
次分散易性ならびに高流動性に優れる利点を持つ。
的にベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の30〜85
重量%、と微粒子状の消石灰(ロ)の10〜50重量%
と、水溶性硫酸塩(ハ)の5〜20重量%、及び0.0
01〜1重量%水溶液から求められた分子の慣性二乗半
径が低くとも200オングストローム以上である水溶性
有機高分子系の分散助剤(ヘ)の0.1〜5重量%とを
配合してなる地盤固結改良剤−3である。地盤固結改良
剤−3は地盤固結改良剤−1と比較して工事現場での1
次分散易性ならびに高流動性に優れる利点を持つ。
【0037】またその一つは、先に示したように、基本
的にベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の30〜85
重量%と、微粒子状の消石灰(ロ)の10〜50重量%
と、水溶性硫酸塩(ハ)の3〜20重量%、及び炭酸ア
ルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)の
0.1〜12重量%と、更に0.001〜1重量%水溶
液から求められた分子の慣性二乗半径が200オングス
トローム以上である水溶性有機高分子系の分散助剤
(ヘ)の0.1〜5重量%とを配合してなる地盤固結改
良剤−4である。地盤固結改良剤−4は地盤固結改良剤
−1と比較して工事現場で1次分散易性と高流動性なら
びにホモゲル塊形成時の耐ブリージング特性に優れる利
点がある。なお、以下の記載では、地盤固結改良剤−
1、地盤固結改良剤−2、地盤固結改良剤−3、地盤固
結改良剤−4を一括して単に粉体組成物(θ)または地
盤固結改良剤と呼ぶことがある。本発明の地盤固結改良
剤では水に懸濁させてなる組成物も好ましく包含され
る。
的にベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の30〜85
重量%と、微粒子状の消石灰(ロ)の10〜50重量%
と、水溶性硫酸塩(ハ)の3〜20重量%、及び炭酸ア
ルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)の
0.1〜12重量%と、更に0.001〜1重量%水溶
液から求められた分子の慣性二乗半径が200オングス
トローム以上である水溶性有機高分子系の分散助剤
(ヘ)の0.1〜5重量%とを配合してなる地盤固結改
良剤−4である。地盤固結改良剤−4は地盤固結改良剤
−1と比較して工事現場で1次分散易性と高流動性なら
びにホモゲル塊形成時の耐ブリージング特性に優れる利
点がある。なお、以下の記載では、地盤固結改良剤−
1、地盤固結改良剤−2、地盤固結改良剤−3、地盤固
結改良剤−4を一括して単に粉体組成物(θ)または地
盤固結改良剤と呼ぶことがある。本発明の地盤固結改良
剤では水に懸濁させてなる組成物も好ましく包含され
る。
【0038】本発明の地盤固結改良剤では、このましく
は主剤成分の一つであるベントナイト含有水硬性微粒子
(イ)のブレーン値としては低くとも0.35m2/g
以上が良く、より好ましくは0.35〜50m2/gが
良い。またベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の粒径
加積曲線上に於ける95重量%粒子径としては250μ
m以下が良く、より好ましくは30μm以下とする事が
良い。
は主剤成分の一つであるベントナイト含有水硬性微粒子
(イ)のブレーン値としては低くとも0.35m2/g
以上が良く、より好ましくは0.35〜50m2/gが
良い。またベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の粒径
加積曲線上に於ける95重量%粒子径としては250μ
m以下が良く、より好ましくは30μm以下とする事が
良い。
【0039】また、本発明の地盤固結改良剤は水に懸濁
させてなる組成物も好ましく包含され、水/[(イ)+
(ロ)]で表される重量比が0.5〜5の範囲、好まし
くは1〜5の範囲となる様に水で事前に懸濁させた地盤
固結改良剤の態様はおおいに好ましいと言える。
させてなる組成物も好ましく包含され、水/[(イ)+
(ロ)]で表される重量比が0.5〜5の範囲、好まし
くは1〜5の範囲となる様に水で事前に懸濁させた地盤
固結改良剤の態様はおおいに好ましいと言える。
【0040】本発明の懸濁型グラウト剤には具体的に以
下の2つの態様が包含される。すなわち、その一つとし
て、前記地盤固結改良剤−1または地盤固結改良剤3を
水に懸濁化されてなり、かつ(イ)成分が特に以下の
(α)であり、(ロ)成分が特に以下の(β)によって
形成されている懸濁型グラウト剤−1である。懸濁型グ
ラウト剤−1はおよそ1〜10日と長い懸濁液の液ライ
フと低粘度高流動性の性質を持ち、従って地盤中への高
速浸透作業性に優れる。また更に地盤中に注入されると
少なくとも数日以内には該地盤が25N/cm2以上に
固結され、10〜30日以内にはほぼ最終到達強度とな
る特性を有しており、長い薬液ライフを持つ一方で急速
地盤固結信頼性に極めて優れた高速浸透作業性に富む懸
濁型グラウト剤である。またその一つとしては、前記地
盤固結改良剤−2または地盤固結改良剤4を水に懸濁化
されてなり、かつ(イ)成分が特に以下の(α)であ
り、(ロ)成分が特に以下の(β)によって形成されて
いる懸濁型グラウト剤−2がある。懸濁型グラウト剤−
2はおよそ0.1〜300時間と任意に懸濁液の薬液ラ
イフ調製が可能と言う特徴を持つ。また低粘度高流動性
の性質を合せ持ち、従って地盤中への高速浸透作業性に
優れる。また更に地盤中に注入されると少なくとも数日
以内には該地盤が25N/cm2以上に固結され、10
〜30日以内にはほぼ最終到達強度となる特性を有して
おり、急速地盤固結信頼性に極めて優れ、かつホモゲル
塊形成時の耐ブリージング性に富む懸濁型グラウト剤で
ある。前記(α)とは粒径加積曲線上に於ける95重量
%粒子径が30μm以下または比表面積が0.9〜50
m2/gにある前記aまたはbのベントナイト含有水硬性
微粒子である。また前記(β)とは粒径加積曲線上に於
ける95重量%粒子径が30μm以下または比表面積が
0.9〜50m2/gにある消石灰微粒子である。
下の2つの態様が包含される。すなわち、その一つとし
て、前記地盤固結改良剤−1または地盤固結改良剤3を
水に懸濁化されてなり、かつ(イ)成分が特に以下の
(α)であり、(ロ)成分が特に以下の(β)によって
形成されている懸濁型グラウト剤−1である。懸濁型グ
ラウト剤−1はおよそ1〜10日と長い懸濁液の液ライ
フと低粘度高流動性の性質を持ち、従って地盤中への高
速浸透作業性に優れる。また更に地盤中に注入されると
少なくとも数日以内には該地盤が25N/cm2以上に
固結され、10〜30日以内にはほぼ最終到達強度とな
る特性を有しており、長い薬液ライフを持つ一方で急速
地盤固結信頼性に極めて優れた高速浸透作業性に富む懸
濁型グラウト剤である。またその一つとしては、前記地
盤固結改良剤−2または地盤固結改良剤4を水に懸濁化
されてなり、かつ(イ)成分が特に以下の(α)であ
り、(ロ)成分が特に以下の(β)によって形成されて
いる懸濁型グラウト剤−2がある。懸濁型グラウト剤−
2はおよそ0.1〜300時間と任意に懸濁液の薬液ラ
イフ調製が可能と言う特徴を持つ。また低粘度高流動性
の性質を合せ持ち、従って地盤中への高速浸透作業性に
優れる。また更に地盤中に注入されると少なくとも数日
以内には該地盤が25N/cm2以上に固結され、10
〜30日以内にはほぼ最終到達強度となる特性を有して
おり、急速地盤固結信頼性に極めて優れ、かつホモゲル
塊形成時の耐ブリージング性に富む懸濁型グラウト剤で
ある。前記(α)とは粒径加積曲線上に於ける95重量
%粒子径が30μm以下または比表面積が0.9〜50
m2/gにある前記aまたはbのベントナイト含有水硬性
微粒子である。また前記(β)とは粒径加積曲線上に於
ける95重量%粒子径が30μm以下または比表面積が
0.9〜50m2/gにある消石灰微粒子である。
【0041】言い換えると、本発明の懸濁型グラウト剤
−1とは、水を除いた構成比率で、(α)の35〜85
重量%と(β)の10〜50重量%と水溶性硫酸塩
(ハ)の5〜20重量%及び分散助剤(ヘ)の0.1〜
5重量とを含有してなる組成物(x)を水で懸濁させて
なる懸濁グラウト組成物と言い換える事が出来る。また
前記懸濁型グラウト剤−2とは水を除いた構成比率で、
(α)の35〜85重量%と、(β)の10〜50重量
%と水溶性硫酸塩(ハ)の3〜20重量%と炭酸ナトリ
ウム及び/または固形かんすいの0.1〜12重量%及
び分散助剤(ヘ)の0.1〜5重量とを含有してなる組
成物(y)を水で懸濁させてなる懸濁グラウト組成物と
言い換える事が出来る。以下の記載では懸濁型グラウト
剤−1および懸濁型グラウト剤−2を一括して単に懸濁
型グラウト剤と呼ぶことがある。
−1とは、水を除いた構成比率で、(α)の35〜85
重量%と(β)の10〜50重量%と水溶性硫酸塩
(ハ)の5〜20重量%及び分散助剤(ヘ)の0.1〜
5重量とを含有してなる組成物(x)を水で懸濁させて
なる懸濁グラウト組成物と言い換える事が出来る。また
前記懸濁型グラウト剤−2とは水を除いた構成比率で、
(α)の35〜85重量%と、(β)の10〜50重量
%と水溶性硫酸塩(ハ)の3〜20重量%と炭酸ナトリ
ウム及び/または固形かんすいの0.1〜12重量%及
び分散助剤(ヘ)の0.1〜5重量とを含有してなる組
成物(y)を水で懸濁させてなる懸濁グラウト組成物と
言い換える事が出来る。以下の記載では懸濁型グラウト
剤−1および懸濁型グラウト剤−2を一括して単に懸濁
型グラウト剤と呼ぶことがある。
【0042】ところで前記した粒径加積曲線上に於ける
95重量%粒子径が、例えば250μm以下とは、公知
の粒度分布測定によって作成された粒径加積曲線の95
重量%加積粒子径値(以下の記載では単に95重量%粒
子径と呼び、記号はd95で表わす事がある。)に該当す
る粒子サイズ(μm:ミクロン)で表され、一般的に9
5重量%の粒子の全てが250μmを下まわる事を意味
するものである。
95重量%粒子径が、例えば250μm以下とは、公知
の粒度分布測定によって作成された粒径加積曲線の95
重量%加積粒子径値(以下の記載では単に95重量%粒
子径と呼び、記号はd95で表わす事がある。)に該当す
る粒子サイズ(μm:ミクロン)で表され、一般的に9
5重量%の粒子の全てが250μmを下まわる事を意味
するものである。
【0043】また、本発明の地盤固結改良剤では粉末組
成物(θ)であったり、またその粉末組成物(θ)を水
で懸濁化させてなる懸濁組成物のいずれかであって良い
ことはすでに述べた。また、一部の構成成分を固体で取
り扱い、現場で他の溶液型の必須成分とを混合し、懸濁
状態とした地盤固結改良剤であっても良く、任意の形態
をとって良い。すなわち、ベントナイト含有水硬性微粒
子(イ)と消石灰(ロ)と水溶性硫酸塩(ハ)と、その
地盤固結改良剤の機能発現上の必要性に応じて更に炭酸
アルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい
(ホ)、分散助剤(ヘ)のいずれかを含有させた粉末組
成物(θ)や、その組成物(θ)を水に懸濁させてなる
いわゆる水懸濁組成物であっても本発明の地盤固結改良
剤として広く包含されると言うことである。
成物(θ)であったり、またその粉末組成物(θ)を水
で懸濁化させてなる懸濁組成物のいずれかであって良い
ことはすでに述べた。また、一部の構成成分を固体で取
り扱い、現場で他の溶液型の必須成分とを混合し、懸濁
状態とした地盤固結改良剤であっても良く、任意の形態
をとって良い。すなわち、ベントナイト含有水硬性微粒
子(イ)と消石灰(ロ)と水溶性硫酸塩(ハ)と、その
地盤固結改良剤の機能発現上の必要性に応じて更に炭酸
アルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい
(ホ)、分散助剤(ヘ)のいずれかを含有させた粉末組
成物(θ)や、その組成物(θ)を水に懸濁させてなる
いわゆる水懸濁組成物であっても本発明の地盤固結改良
剤として広く包含されると言うことである。
【0044】また本発明の地盤固結改良剤や本発明の懸
濁型グラウト剤では、構成成分の要件に関わる粒子サイ
ズやその分布状態ならびに比表面積等に関する記載値
は、光散乱式粒度分布測定器の使用によるものである。
また比表面積値を事前に求める方法としては、例えばコ
ンクリート協会が推奨する空気を用いたセル通気法やそ
の他窒素や他の不活性ガスを用いたセル通気法等のいず
れかの方法で求める方法が例示出来る。
濁型グラウト剤では、構成成分の要件に関わる粒子サイ
ズやその分布状態ならびに比表面積等に関する記載値
は、光散乱式粒度分布測定器の使用によるものである。
また比表面積値を事前に求める方法としては、例えばコ
ンクリート協会が推奨する空気を用いたセル通気法やそ
の他窒素や他の不活性ガスを用いたセル通気法等のいず
れかの方法で求める方法が例示出来る。
【0045】次に、本発明の地盤固結改良剤または懸濁
型グラウト剤を構成する上で欠かせない成分に関し、よ
り詳しく記述する。
型グラウト剤を構成する上で欠かせない成分に関し、よ
り詳しく記述する。
【0046】まず、ベントナイト含有水硬性微粒子は前
記(a)または(b)とする事でよく、特に好ましくは
(b)とする態様が好ましい。その(b)としては、ベ
ントナイト微粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される重
量比が(100:1)〜(1:100)の範囲、より好
ましくは(100:1)〜(5:100)の範囲とする
事がより好ましい。その理由は固結信頼性及び無収縮サ
ンドゲル固結体形成の点で優れるからである。ベントナ
イト含有水硬性微粒子(イ)の好ましい粒子サイズとし
ては、特に制約は無いが、粒径加積曲線上に於ける95
重量%粒子径が250μm以下または比表面積が0.3
5〜50m2/gの範囲、より好ましくは95重量%粒子
径が30μm以下でかつ比表面積が0.9〜40m2/g
の範囲の物を選定使用すると良い。特に好ましくはその
硬化活性の点から、粒径加積曲線上に於ける95重量%
粒子径が15μm以下でかつ比表面積が1〜40m2/g
の範囲とすることが最も良い。
記(a)または(b)とする事でよく、特に好ましくは
(b)とする態様が好ましい。その(b)としては、ベ
ントナイト微粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される重
量比が(100:1)〜(1:100)の範囲、より好
ましくは(100:1)〜(5:100)の範囲とする
事がより好ましい。その理由は固結信頼性及び無収縮サ
ンドゲル固結体形成の点で優れるからである。ベントナ
イト含有水硬性微粒子(イ)の好ましい粒子サイズとし
ては、特に制約は無いが、粒径加積曲線上に於ける95
重量%粒子径が250μm以下または比表面積が0.3
5〜50m2/gの範囲、より好ましくは95重量%粒子
径が30μm以下でかつ比表面積が0.9〜40m2/g
の範囲の物を選定使用すると良い。特に好ましくはその
硬化活性の点から、粒径加積曲線上に於ける95重量%
粒子径が15μm以下でかつ比表面積が1〜40m2/g
の範囲とすることが最も良い。
【0047】また前記ポゾラン反応性粒子の好ましい粒
子サイズとしては、特に制約は無いが、好ましくはベン
トナイト含有水硬性微粒子の場合と全く同様である。す
なわち、ポゾラン反応性粒子として好ましくは粒径加積
曲線上に於ける95重量%粒子径が250μm以下また
は比表面積が0.35〜50m2/gの範囲、より好まし
くは95重量%粒子径が30μm以下でかつ比表面積が
0.9〜50m2/gの範囲、最も好ましくは95重量%
粒子径が15μm以下でかつ比表面積が1〜40m2/g
の範囲のものを選定使用することが最も好ましい。要は
ベントナイト微粒子とポゾラン反応性粒子の両方を含有
してなるベントナイト含有水硬性微粒子が前記要件を満
足している事であれば好ましく採用できる。また本発明
の懸濁型グラウト剤では、ベントナイト含有水硬性微粒
子(イ)が前記(α)とする事が肝要な点として挙げら
れる。(α)の要件を満たさない(イ)の使用では得ら
れる懸濁型グラウト剤が高速浸透注入作業性に著しく欠
けるからである。
子サイズとしては、特に制約は無いが、好ましくはベン
トナイト含有水硬性微粒子の場合と全く同様である。す
なわち、ポゾラン反応性粒子として好ましくは粒径加積
曲線上に於ける95重量%粒子径が250μm以下また
は比表面積が0.35〜50m2/gの範囲、より好まし
くは95重量%粒子径が30μm以下でかつ比表面積が
0.9〜50m2/gの範囲、最も好ましくは95重量%
粒子径が15μm以下でかつ比表面積が1〜40m2/g
の範囲のものを選定使用することが最も好ましい。要は
ベントナイト微粒子とポゾラン反応性粒子の両方を含有
してなるベントナイト含有水硬性微粒子が前記要件を満
足している事であれば好ましく採用できる。また本発明
の懸濁型グラウト剤では、ベントナイト含有水硬性微粒
子(イ)が前記(α)とする事が肝要な点として挙げら
れる。(α)の要件を満たさない(イ)の使用では得ら
れる懸濁型グラウト剤が高速浸透注入作業性に著しく欠
けるからである。
【0048】ベントナイト微粒子(a)としては、一般
に天然に産するモンモリロナイト系粘土鉱物の微粒子で
代表される。モンモリロナイトは多価金属陽イオンを強
く吸着交換するいわゆる多価金属陽イオン交換吸着能を
持つ粘土鉱物の1種として広く知られ、セメントで代表
される水硬性無機微粒子の水和硬化反応を阻害または遅
延する作用効果を持つ事が広く知られている。本発明の
地盤固結改良剤や懸濁型グラウト剤に於いてはベントナ
イト微粒子(a)をすくなからず含有した組成物であ
り、前記したモンモリロナイト成分に関わる悪影響(水
和硬化阻害)が懸念されるところであるが、その懸念は
ほとんど無い。むしろベントナイト微粒子は消石灰微粒
子と共存するとポゾラン硬化反応がスムーズに進行する
と考えられる結果(硬化挙動結果)を見い出す事が出来
ることから、本発明の懸濁型グラウト剤または地盤固結
改良剤には欠かせない成分の一つである。
に天然に産するモンモリロナイト系粘土鉱物の微粒子で
代表される。モンモリロナイトは多価金属陽イオンを強
く吸着交換するいわゆる多価金属陽イオン交換吸着能を
持つ粘土鉱物の1種として広く知られ、セメントで代表
される水硬性無機微粒子の水和硬化反応を阻害または遅
延する作用効果を持つ事が広く知られている。本発明の
地盤固結改良剤や懸濁型グラウト剤に於いてはベントナ
イト微粒子(a)をすくなからず含有した組成物であ
り、前記したモンモリロナイト成分に関わる悪影響(水
和硬化阻害)が懸念されるところであるが、その懸念は
ほとんど無い。むしろベントナイト微粒子は消石灰微粒
子と共存するとポゾラン硬化反応がスムーズに進行する
と考えられる結果(硬化挙動結果)を見い出す事が出来
ることから、本発明の懸濁型グラウト剤または地盤固結
改良剤には欠かせない成分の一つである。
【0049】ところで、メタカオリン微粒子としては例
えば天然に産するカオリンを600℃±50℃で脱水焼
成してなるアモルファス状のメタ珪酸アルミネートで代
表され、すでに公知の方法で得てよく、特に制約は無
い。その中でもSiO2分として40〜55重量%、A
l2O3分として35〜45重量%の組成比で構成された
非晶質メタカオリンが特に好ましいメタカオリンの具体
例として挙げられる。
えば天然に産するカオリンを600℃±50℃で脱水焼
成してなるアモルファス状のメタ珪酸アルミネートで代
表され、すでに公知の方法で得てよく、特に制約は無
い。その中でもSiO2分として40〜55重量%、A
l2O3分として35〜45重量%の組成比で構成された
非晶質メタカオリンが特に好ましいメタカオリンの具体
例として挙げられる。
【0050】水砕スラグ微粒子としては、例えば鋼炉水
砕スラグ、転炉水砕スラグ、電炉水砕スラグ、平炉水砕
スラグ等に代表される金属精練副産物の1種または2種
以上からなる潜在水硬性微粒子が具体例として挙げられ
る。その中でも特に好ましい水砕スラグ微粒子として
は、日本工業規格・JIS−R−5202で規定された
「ポルトランドセメントの化学分析法」に準じた測定結
果で表され、SiO2分として30〜35重量%、Ca
O分として35〜45重量%、Al2O3分として13〜
20重量%、MgO分として5〜8重量%、その他の成
分を数重量%含む組成比で構成され、(CaO+MgO
+Al2O3)/SiO2で表される塩基度が1.7〜
2.1の範囲にある高炉水砕スラグを選定使用する事が
特に好ましい。
砕スラグ、転炉水砕スラグ、電炉水砕スラグ、平炉水砕
スラグ等に代表される金属精練副産物の1種または2種
以上からなる潜在水硬性微粒子が具体例として挙げられ
る。その中でも特に好ましい水砕スラグ微粒子として
は、日本工業規格・JIS−R−5202で規定された
「ポルトランドセメントの化学分析法」に準じた測定結
果で表され、SiO2分として30〜35重量%、Ca
O分として35〜45重量%、Al2O3分として13〜
20重量%、MgO分として5〜8重量%、その他の成
分を数重量%含む組成比で構成され、(CaO+MgO
+Al2O3)/SiO2で表される塩基度が1.7〜
2.1の範囲にある高炉水砕スラグを選定使用する事が
特に好ましい。
【0051】フライアッシュ微粒子としては、化石燃料
を燃焼させて得られる非晶質な残査成分であれば良く、
特に制約は無い。また、セメント微粒子に関してはすで
に公知の物としてよく、特に制約は無いが、具体例をあ
げると例えばポルトランドセメント、高炉セメント、無
収縮セメントなどが挙げられ、それらの1種または2種
以上とすることで良い。
を燃焼させて得られる非晶質な残査成分であれば良く、
特に制約は無い。また、セメント微粒子に関してはすで
に公知の物としてよく、特に制約は無いが、具体例をあ
げると例えばポルトランドセメント、高炉セメント、無
収縮セメントなどが挙げられ、それらの1種または2種
以上とすることで良い。
【0052】ところで、本発明の地盤固結改良剤または
懸濁型グラウト剤中に使用できるベントナイト含有水硬
性微粒子(イ)の含有割合としては水を除いた構成割合
で30〜85重量%の範囲で用いる事が最も一般的であ
る。より好ましくは35〜85重量%の範囲、より最も
好ましくは40〜85重量%の範囲とする事が良い。3
0重量%未満の(イ)の使用では凝結性が極めて緩慢で
最終的な固結体の強度が低く実用性にとぼしいからであ
る。また一方、85重量%を超える(イ)の使用ではそ
の組成物の硬化活性がかえって低下する事からである。
懸濁型グラウト剤中に使用できるベントナイト含有水硬
性微粒子(イ)の含有割合としては水を除いた構成割合
で30〜85重量%の範囲で用いる事が最も一般的であ
る。より好ましくは35〜85重量%の範囲、より最も
好ましくは40〜85重量%の範囲とする事が良い。3
0重量%未満の(イ)の使用では凝結性が極めて緩慢で
最終的な固結体の強度が低く実用性にとぼしいからであ
る。また一方、85重量%を超える(イ)の使用ではそ
の組成物の硬化活性がかえって低下する事からである。
【0053】本発明の地盤固結改良剤または懸濁型グラ
ウト剤を構成する上で更に欠かせない一成分には微粒子
状の消石灰(ロ)が挙げられる。消石灰(ロ)はベント
ナイト含有水硬性微粒子の水硬性を発現させる刺激物質
として、ならびに地盤中で急速かつ高強度な固結体を与
えることが出来る以下の、珪酸カルシウム水和結晶、珪
酸アルミネート水和結晶、カルシウムアルミネート水和
結晶、モノサルフェート水和結晶、エトリンガイト等の
地盤強化安定に有効な水和結晶体の成長をうながす上で
欠かせない。またカルシウムイオンの供給源としても本
発明の地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤の構成成
分として必須な成分の一つである。
ウト剤を構成する上で更に欠かせない一成分には微粒子
状の消石灰(ロ)が挙げられる。消石灰(ロ)はベント
ナイト含有水硬性微粒子の水硬性を発現させる刺激物質
として、ならびに地盤中で急速かつ高強度な固結体を与
えることが出来る以下の、珪酸カルシウム水和結晶、珪
酸アルミネート水和結晶、カルシウムアルミネート水和
結晶、モノサルフェート水和結晶、エトリンガイト等の
地盤強化安定に有効な水和結晶体の成長をうながす上で
欠かせない。またカルシウムイオンの供給源としても本
発明の地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤の構成成
分として必須な成分の一つである。
【0054】本発明の地盤固結改良剤では微粒子状の消
石灰(ロ)に関わる要件として、特に制約は無いが、よ
り好ましくは、粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子
径が250μm以下または比表面積が0.35〜50m
2/gの範囲にあることが良い。 本発明の懸濁型グラウ
ト剤では微粒子状の消石灰(ロ)に関わる必須要件とし
て粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が30μm
以下でかつ比表面積が0.9〜50m2/gの範囲にある
ことが肝要な点であり、すなわち、(ロ)としては特に
(β)を選定使用する事が肝要な点として挙げられる。
石灰(ロ)に関わる要件として、特に制約は無いが、よ
り好ましくは、粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子
径が250μm以下または比表面積が0.35〜50m
2/gの範囲にあることが良い。 本発明の懸濁型グラウ
ト剤では微粒子状の消石灰(ロ)に関わる必須要件とし
て粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が30μm
以下でかつ比表面積が0.9〜50m2/gの範囲にある
ことが肝要な点であり、すなわち、(ロ)としては特に
(β)を選定使用する事が肝要な点として挙げられる。
【0055】消石灰(ロ)成分はその製造方法や粉砕方
法等によって特に制約は受ける事は無く、広く公知の方
法で製造されたものの中から前記要件に合致する物を選
定使用する事で良い。例えば、一般ゴミの焼却ガス中の
有害塩素系ガス吸着剤用に開発または市販されている超
微粒子の消石灰製品群をそのまま(β)として充てて良
い。また(ロ)としてより好ましくは、95重量%粒子
径(d95)が10μm以下でかつ比表面積が2m〜40
m2/gの範囲にある物とする事はおおいに好ましい。
法等によって特に制約は受ける事は無く、広く公知の方
法で製造されたものの中から前記要件に合致する物を選
定使用する事で良い。例えば、一般ゴミの焼却ガス中の
有害塩素系ガス吸着剤用に開発または市販されている超
微粒子の消石灰製品群をそのまま(β)として充てて良
い。また(ロ)としてより好ましくは、95重量%粒子
径(d95)が10μm以下でかつ比表面積が2m〜40
m2/gの範囲にある物とする事はおおいに好ましい。
【0056】また本発明記載の消石灰(ロ)または消石
灰(β)では、その純度にも特に制約は無く、例えば数
十重量%以内で生石灰成分を含有するものであっても好
ましく包含される。その理由は生石灰は水と合うと直ち
に消石灰が誘導されることが公知である事からであり、
生石灰が不純物として内包するものであってもその本質
的な作用効果に支障が生じないことが明らかであるから
である。すなわち、本発明記載の消石灰(ロ)または消
石灰(β)としてはその一部または全モル数を微粒子状
の生石灰で代替してなる地盤固結改良剤または懸濁型グ
ラウト剤組成物は、その基本構成要件が何等変らないと
見なす事が出来ることから好ましく包含されるものであ
る。
灰(β)では、その純度にも特に制約は無く、例えば数
十重量%以内で生石灰成分を含有するものであっても好
ましく包含される。その理由は生石灰は水と合うと直ち
に消石灰が誘導されることが公知である事からであり、
生石灰が不純物として内包するものであってもその本質
的な作用効果に支障が生じないことが明らかであるから
である。すなわち、本発明記載の消石灰(ロ)または消
石灰(β)としてはその一部または全モル数を微粒子状
の生石灰で代替してなる地盤固結改良剤または懸濁型グ
ラウト剤組成物は、その基本構成要件が何等変らないと
見なす事が出来ることから好ましく包含されるものであ
る。
【0057】本発明の地盤固結改良剤または懸濁型グラ
ウト剤では、消石灰(ロ)の使用量として、水を除いた
構成割合で10〜50重量%の範囲、好ましくは15〜
50重量%の範囲、より好ましくは20〜50重量%の
範囲とする事が良く、消石灰(ロ)/ベントナイト含有
水硬性微粒子(イ)の比が0.1〜5の範囲、好ましく
は0.1〜2の範囲、特に好ましくは0.1〜1の範囲
とする事が良い。10重量%未満の配合量では地盤の固
結強度が低く耐久性に欠けるからであり、一方、50重
量%を超えての使用では、それ以上増量しても特に顕著
な効果が見出せないばかりか高コストとなるからであ
る。
ウト剤では、消石灰(ロ)の使用量として、水を除いた
構成割合で10〜50重量%の範囲、好ましくは15〜
50重量%の範囲、より好ましくは20〜50重量%の
範囲とする事が良く、消石灰(ロ)/ベントナイト含有
水硬性微粒子(イ)の比が0.1〜5の範囲、好ましく
は0.1〜2の範囲、特に好ましくは0.1〜1の範囲
とする事が良い。10重量%未満の配合量では地盤の固
結強度が低く耐久性に欠けるからであり、一方、50重
量%を超えての使用では、それ以上増量しても特に顕著
な効果が見出せないばかりか高コストとなるからであ
る。
【0058】本発明の地盤固結改良剤または懸濁型グラ
ウト剤では、特に制約するものでは無いが、水に懸濁さ
せる際の水の使用量は水/[ベントナイト含有水硬性微
粒子(イ)+消石灰(ロ)]で表される重量比率で0.
5〜5の範囲とする事が好ましい、より好ましくは1〜
5の範囲、より更に好ましくは1〜4の範囲とする事が
良い。
ウト剤では、特に制約するものでは無いが、水に懸濁さ
せる際の水の使用量は水/[ベントナイト含有水硬性微
粒子(イ)+消石灰(ロ)]で表される重量比率で0.
5〜5の範囲とする事が好ましい、より好ましくは1〜
5の範囲、より更に好ましくは1〜4の範囲とする事が
良い。
【0059】また本発明の地盤固結改良剤または懸濁型
グラウト剤ではベントナイト含有水硬性微粒子(イ)と
消石灰(ロ)とは事前にドライブレンドされ、地盤改良
現場に供給され、現場で所定量の水溶性硫酸塩(ハ)や
炭酸アルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい
(ホ)や分散助剤(ヘ)を加え、また更に水で懸濁させ
て成る本発明の地盤固結改良剤または本発明の懸濁型グ
ラウト剤を調製して良く、その調製方法等には制約は無
い。また、ベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の微粉
末と消石灰(ロ)の微粉末とは事前にドライブレンドさ
れ、地盤改良現場に供給され、現場で所定量の分散助剤
(ヘ)、水溶性硫酸塩(ハ)、炭酸アルカリ金属塩
(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)と更に必要量の
水を加えて本発明の地盤固結改良剤や懸濁型グラウト剤
を適宜調整して良い。
グラウト剤ではベントナイト含有水硬性微粒子(イ)と
消石灰(ロ)とは事前にドライブレンドされ、地盤改良
現場に供給され、現場で所定量の水溶性硫酸塩(ハ)や
炭酸アルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい
(ホ)や分散助剤(ヘ)を加え、また更に水で懸濁させ
て成る本発明の地盤固結改良剤または本発明の懸濁型グ
ラウト剤を調製して良く、その調製方法等には制約は無
い。また、ベントナイト含有水硬性微粒子(イ)の微粉
末と消石灰(ロ)の微粉末とは事前にドライブレンドさ
れ、地盤改良現場に供給され、現場で所定量の分散助剤
(ヘ)、水溶性硫酸塩(ハ)、炭酸アルカリ金属塩
(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)と更に必要量の
水を加えて本発明の地盤固結改良剤や懸濁型グラウト剤
を適宜調整して良い。
【0060】次に、本発明の地盤固結改良剤または懸濁
型グラウト剤を構成する上で必須な成分である重硫酸
塩、重亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫
酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ土類金属塩から選ばれ
た1種または2種以上からなる水溶性硫酸塩(ハ)、炭
酸アルカリ金属塩(ニ)、固形かんすい(ホ)について
説明する。
型グラウト剤を構成する上で必須な成分である重硫酸
塩、重亜硫酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫
酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ土類金属塩から選ばれ
た1種または2種以上からなる水溶性硫酸塩(ハ)、炭
酸アルカリ金属塩(ニ)、固形かんすい(ホ)について
説明する。
【0061】本発明の地盤固結改良剤に於いては、水溶
性硫酸塩(ハ)の適性配合量としては、水を除いた構成
割合で、5〜20重量%の範囲、より好ましくは7.5
〜20重量%の範囲とすることが良い。5重量%未満で
は地盤に十分信頼性に富む急速固結性並びに固結信頼性
や耐久性能を引出しずらいからであり、また20重量%
以上の使用ではその作用効果と総コストとのバランスで
不経済であるからである。本発明の懸濁型グラウト剤に
於いては、水溶性硫酸塩(ハ)の適性配合量としては、
水を除いた構成割合で、3〜20重量%の範囲、より好
ましくは5〜20重量%の範囲、最も好ましくは7.5
〜20重量%の範囲とすることが良い。3重量%未満で
は地盤に十分信頼性に富む急速固結性並びに固結信頼性
や耐久性能を引出しずらいからであり、また20重量%
以上の使用ではその作用効果と総コストとのバランスで
不経済であるからである。
性硫酸塩(ハ)の適性配合量としては、水を除いた構成
割合で、5〜20重量%の範囲、より好ましくは7.5
〜20重量%の範囲とすることが良い。5重量%未満で
は地盤に十分信頼性に富む急速固結性並びに固結信頼性
や耐久性能を引出しずらいからであり、また20重量%
以上の使用ではその作用効果と総コストとのバランスで
不経済であるからである。本発明の懸濁型グラウト剤に
於いては、水溶性硫酸塩(ハ)の適性配合量としては、
水を除いた構成割合で、3〜20重量%の範囲、より好
ましくは5〜20重量%の範囲、最も好ましくは7.5
〜20重量%の範囲とすることが良い。3重量%未満で
は地盤に十分信頼性に富む急速固結性並びに固結信頼性
や耐久性能を引出しずらいからであり、また20重量%
以上の使用ではその作用効果と総コストとのバランスで
不経済であるからである。
【0062】重硫酸塩としてはすでに公知の化合物とし
てよく、特に制約は無い。例えば重硫酸ナトリウム、重
硫酸カリウム、重硫酸リチウム、重硫酸アンモニウム等
が例として挙げられ、それらの無水物及び/または含水
塩として良い。またそれらの1種または2種以上を併用
使用しても何等問題無い。特に好ましい重硫酸塩の例は
重硫酸ナトリウム及び/または重硫酸カリウムである。
てよく、特に制約は無い。例えば重硫酸ナトリウム、重
硫酸カリウム、重硫酸リチウム、重硫酸アンモニウム等
が例として挙げられ、それらの無水物及び/または含水
塩として良い。またそれらの1種または2種以上を併用
使用しても何等問題無い。特に好ましい重硫酸塩の例は
重硫酸ナトリウム及び/または重硫酸カリウムである。
【0063】重亜硫酸塩としてはすでに公知の化合物と
してよく、特に制約は無い。例えば重亜硫酸ナトリウ
ム、重亜硫酸カリウム、重亜硫酸リチウム、重亜硫酸ア
ンモニウム等が例として挙げられ、それらの無水物及び
/または含水塩として良い。またそれらの1種または2
種以上を併用使用しても何等問題無い。特に好ましい重
亜硫酸塩の例としては重亜硫酸ナトリウム及び/または
重亜硫酸カリウムである。
してよく、特に制約は無い。例えば重亜硫酸ナトリウ
ム、重亜硫酸カリウム、重亜硫酸リチウム、重亜硫酸ア
ンモニウム等が例として挙げられ、それらの無水物及び
/または含水塩として良い。またそれらの1種または2
種以上を併用使用しても何等問題無い。特に好ましい重
亜硫酸塩の例としては重亜硫酸ナトリウム及び/または
重亜硫酸カリウムである。
【0064】亜硫酸塩としてはすでに公知の化合物とし
てよく、特に制約は無い。例えば亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモニウム等
が例として挙げられ、それらの無水物及び/または含水
塩として良い。またそれらの1種または2種以上を併用
使用しても何等問題無い。特に好ましい亜硫酸塩の例と
しては亜硫酸ナトリウム及び/または亜硫酸カリウムで
ある。
てよく、特に制約は無い。例えば亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモニウム等
が例として挙げられ、それらの無水物及び/または含水
塩として良い。またそれらの1種または2種以上を併用
使用しても何等問題無い。特に好ましい亜硫酸塩の例と
しては亜硫酸ナトリウム及び/または亜硫酸カリウムで
ある。
【0065】チオ硫酸塩としてはすでに公知の化合物と
してよく、特に制約は無い。例えばチオ硫酸ナトリウ
ム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸リチウム、チオ硫酸ア
ンモニウム等が例として挙げられ、それらの無水物及び
/または含水塩として良い。またそれらの1種または2
種以上を併用使用しても何等問題無い。特に好ましいチ
オ硫酸塩の例としてはチオ硫酸ナトリウム及び/または
チオ硫酸カリウムである。
してよく、特に制約は無い。例えばチオ硫酸ナトリウ
ム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸リチウム、チオ硫酸ア
ンモニウム等が例として挙げられ、それらの無水物及び
/または含水塩として良い。またそれらの1種または2
種以上を併用使用しても何等問題無い。特に好ましいチ
オ硫酸塩の例としてはチオ硫酸ナトリウム及び/または
チオ硫酸カリウムである。
【0066】過硫酸塩としてはすでに公知の化合物とし
てよく、特に制約は無い。例えば過硫酸ナトリウム、過
硫酸カリウム、過硫酸リチウム、過硫酸アンモニウム等
が例として挙げられ、それらの無水物及び/または含水
塩として良い。またそれらの1種または2種以上を併用
使用しても何等問題無い。特に好ましい過硫酸塩の例と
しては過硫酸ナトリウム及び/または過硫酸カリウムで
ある。
てよく、特に制約は無い。例えば過硫酸ナトリウム、過
硫酸カリウム、過硫酸リチウム、過硫酸アンモニウム等
が例として挙げられ、それらの無水物及び/または含水
塩として良い。またそれらの1種または2種以上を併用
使用しても何等問題無い。特に好ましい過硫酸塩の例と
しては過硫酸ナトリウム及び/または過硫酸カリウムで
ある。
【0067】硫酸アルカリ金属塩としてはすでに公知の
化合物としてよく、特に制約は無い。例えば、硫酸ナト
リウム、硫酸カリウム、硫酸ナトリウムカリウム、硫酸
リチウム、硫酸リチウムナトリウム、硫酸リチウムカリ
ウム、硫酸ナトリウムアルミニウム、硫酸カリウムアル
ミニウム、硫酸リチウムアルミニウム、硫酸ナトリウム
マグネシウム、硫酸カリウムマグネシウム、硫酸リチウ
ムマグネシウム等が好ましく挙げられ、それらの無水物
及び/または含水塩であって良い。またそれらの1種ま
たは2種以上からなる混合物であっても良い。より好ま
しい硫酸アルカリ金属塩としては硫酸ナトリウム及び/
または硫酸カリウムが良い。またその硫酸ナトリウムに
は、例えば無水硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウムの一水
塩、硫酸ナトリウムの12水塩などがすでに公知であ
り、そのいずれか1種または2種以上の混合物であって
も何等問題無い。特に硫酸ナトリウムの12水塩は別名
ボウ硝といわれ、広く天然に存在していて環境負荷が小
さいことから大いに好ましい例である。
化合物としてよく、特に制約は無い。例えば、硫酸ナト
リウム、硫酸カリウム、硫酸ナトリウムカリウム、硫酸
リチウム、硫酸リチウムナトリウム、硫酸リチウムカリ
ウム、硫酸ナトリウムアルミニウム、硫酸カリウムアル
ミニウム、硫酸リチウムアルミニウム、硫酸ナトリウム
マグネシウム、硫酸カリウムマグネシウム、硫酸リチウ
ムマグネシウム等が好ましく挙げられ、それらの無水物
及び/または含水塩であって良い。またそれらの1種ま
たは2種以上からなる混合物であっても良い。より好ま
しい硫酸アルカリ金属塩としては硫酸ナトリウム及び/
または硫酸カリウムが良い。またその硫酸ナトリウムに
は、例えば無水硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウムの一水
塩、硫酸ナトリウムの12水塩などがすでに公知であ
り、そのいずれか1種または2種以上の混合物であって
も何等問題無い。特に硫酸ナトリウムの12水塩は別名
ボウ硝といわれ、広く天然に存在していて環境負荷が小
さいことから大いに好ましい例である。
【0068】硫酸アルカリ土類金属塩としてはすでに公
知の化合物としてよく、特に制約は無い。例えば、硫酸
カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウム等が
例示出来、それらの無水物及び/または含水塩であって
良い。
知の化合物としてよく、特に制約は無い。例えば、硫酸
カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウム等が
例示出来、それらの無水物及び/または含水塩であって
良い。
【0069】水溶性硫酸塩(ハ)としては前記中、特に
硫酸アルカリ金属塩の単独を使用する態様例が良い。ま
た更に好ましくはその硫酸アルカリ金属塩としては硫酸
ナトリウム及び/または硫酸カリウムとする事が良く、
より好ましくは硫酸ナトリウムの単独とする事がおおい
に好ましい事である。
硫酸アルカリ金属塩の単独を使用する態様例が良い。ま
た更に好ましくはその硫酸アルカリ金属塩としては硫酸
ナトリウム及び/または硫酸カリウムとする事が良く、
より好ましくは硫酸ナトリウムの単独とする事がおおい
に好ましい事である。
【0070】本発明の地盤固結改良剤−2または地盤固
結改良剤−4では、炭酸アルカリ金属塩(ニ)の適性配
合量としては、水を除いた構成割合で、0.1〜12重
量%の範囲、より好ましくは0.5〜12重量%の範
囲、最も好ましくは1〜10重量%の範囲とすることが
良い。0.1重量%未満ではブリージング率を低くする
事に限界があるからであり、また12重量%以上の使用
ではあまりにも薬液ライフが短くなりすぎる為である。
本発明の懸濁型グラウト剤−2では、炭酸アルカリ金属
塩(ニ)の適性配合量としては、水を除いた構成割合
で、0〜12重量%の範囲、より好ましくは0.1〜1
2重量%の範囲、最も好ましくは1〜10重量%の範囲
とすることが良い。12重量%以上の使用ではあまりに
も薬液ライフが短くなりすぎる為である。
結改良剤−4では、炭酸アルカリ金属塩(ニ)の適性配
合量としては、水を除いた構成割合で、0.1〜12重
量%の範囲、より好ましくは0.5〜12重量%の範
囲、最も好ましくは1〜10重量%の範囲とすることが
良い。0.1重量%未満ではブリージング率を低くする
事に限界があるからであり、また12重量%以上の使用
ではあまりにも薬液ライフが短くなりすぎる為である。
本発明の懸濁型グラウト剤−2では、炭酸アルカリ金属
塩(ニ)の適性配合量としては、水を除いた構成割合
で、0〜12重量%の範囲、より好ましくは0.1〜1
2重量%の範囲、最も好ましくは1〜10重量%の範囲
とすることが良い。12重量%以上の使用ではあまりに
も薬液ライフが短くなりすぎる為である。
【0071】炭酸アルカリ金属塩(ニ)としては、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムカリウム、
炭酸リチウム、炭酸ナトリウムリチウム、炭酸カリウム
リチウム等が好ましく例示出来、それらの無水物または
含水塩であって良い。またそれらの1種または2種以上
からなる混合物としても良い。より好ましい炭酸アルカ
リ金属塩(ニ)として炭酸ナトリウムの単独とする態様
例が良い。
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウムカリウム、
炭酸リチウム、炭酸ナトリウムリチウム、炭酸カリウム
リチウム等が好ましく例示出来、それらの無水物または
含水塩であって良い。またそれらの1種または2種以上
からなる混合物としても良い。より好ましい炭酸アルカ
リ金属塩(ニ)として炭酸ナトリウムの単独とする態様
例が良い。
【0072】固形かんすい(ホ)はすでに公知の物質と
することでよく、特に制約は無い。より具体的には前記
炭酸ナトリウムと炭酸カリウムと極少量の第2及び/ま
たは第3燐酸アルカリ金属塩類との混合物が代表的な例
であり、なかでも麺類の風味調節剤として認知されてい
る該組成物や炭酸ナトリウム含有率に富む該組成物群を
選定使用する事が好ましい。
することでよく、特に制約は無い。より具体的には前記
炭酸ナトリウムと炭酸カリウムと極少量の第2及び/ま
たは第3燐酸アルカリ金属塩類との混合物が代表的な例
であり、なかでも麺類の風味調節剤として認知されてい
る該組成物や炭酸ナトリウム含有率に富む該組成物群を
選定使用する事が好ましい。
【0073】本発明の地盤固結改良剤−2や地盤固結改
良剤−4に於ける固形かんすい(ホ)の最適使用量は本
発明の地盤固結改良剤中に0.1〜12重量%の範囲、
より好ましくは0.5〜12重量%の範囲とする事が好
ましい。特に好ましくは、固形かんすい(ホ)+炭酸ア
ルカリ金属塩(ニ)の総和量として、水を除いた構成割
合で0.1〜12重量%の範囲、より好ましくは0.5
〜12重量%の範囲、最も好ましくは1〜12重量%の
範囲とすることがより最も好ましい事である。なお、
0.1重量%未満とするとブリージング率を低くする事
に限界があるからであり、また12重量%以上の使用で
はあまりにも薬液ライフが短くなりすぎる為である。
良剤−4に於ける固形かんすい(ホ)の最適使用量は本
発明の地盤固結改良剤中に0.1〜12重量%の範囲、
より好ましくは0.5〜12重量%の範囲とする事が好
ましい。特に好ましくは、固形かんすい(ホ)+炭酸ア
ルカリ金属塩(ニ)の総和量として、水を除いた構成割
合で0.1〜12重量%の範囲、より好ましくは0.5
〜12重量%の範囲、最も好ましくは1〜12重量%の
範囲とすることがより最も好ましい事である。なお、
0.1重量%未満とするとブリージング率を低くする事
に限界があるからであり、また12重量%以上の使用で
はあまりにも薬液ライフが短くなりすぎる為である。
【0074】本発明の懸濁型グラウト剤−2では固形か
んすい(ホ)の最適使用量として、水を除いた構成比率
で懸濁型グラウト剤−2中に0〜12重量%の範囲、よ
り好ましくは0.1〜12重量%の範囲とする事が好ま
しい。特に好ましくは、固形かんすい(ホ)+炭酸アル
カリ金属塩(ニ)の総和量として、水を除いた構成割合
で0〜12重量%の範囲、より好ましくは0.1〜12
重量%の範囲、最も好ましくは1〜12重量%の範囲と
することがより最も好ましい事である。12重量%以上
の使用ではあまりにも薬液ライフが短くなりすぎる為で
ある。
んすい(ホ)の最適使用量として、水を除いた構成比率
で懸濁型グラウト剤−2中に0〜12重量%の範囲、よ
り好ましくは0.1〜12重量%の範囲とする事が好ま
しい。特に好ましくは、固形かんすい(ホ)+炭酸アル
カリ金属塩(ニ)の総和量として、水を除いた構成割合
で0〜12重量%の範囲、より好ましくは0.1〜12
重量%の範囲、最も好ましくは1〜12重量%の範囲と
することがより最も好ましい事である。12重量%以上
の使用ではあまりにも薬液ライフが短くなりすぎる為で
ある。
【0075】固形かんすい(ホ)は事前に水に溶解させ
た固形かんすい濃厚水溶液の形で扱ってよく、その際は
固形分換算の使用割合を前記範囲内とする事が肝要であ
る。
た固形かんすい濃厚水溶液の形で扱ってよく、その際は
固形分換算の使用割合を前記範囲内とする事が肝要であ
る。
【0076】次に、本発明の地盤固結改良剤−3や地盤
固結改良剤−4または懸濁型グラウト剤を構成する上で
必須な成分として分散助剤(ヘ)成分があげられる。そ
の分散助剤(ヘ)自体の必須要件としては、0.001
〜1重量%水溶液から求められた分子の慣性二乗半径が
200オングストローム以上と嵩高い水溶性有機高分子
系の分散助剤を使用する事である。より更に好ましくは
(ヘ)の慣性二乗半径が200〜2,000オングスト
ロームの範囲、最も好ましくは500〜2,000オン
グストロームの範囲にある事が最も好ましい。
固結改良剤−4または懸濁型グラウト剤を構成する上で
必須な成分として分散助剤(ヘ)成分があげられる。そ
の分散助剤(ヘ)自体の必須要件としては、0.001
〜1重量%水溶液から求められた分子の慣性二乗半径が
200オングストローム以上と嵩高い水溶性有機高分子
系の分散助剤を使用する事である。より更に好ましくは
(ヘ)の慣性二乗半径が200〜2,000オングスト
ロームの範囲、最も好ましくは500〜2,000オン
グストロームの範囲にある事が最も好ましい。
【0077】前記分散助剤(ヘ)としては、特に制約す
る物では無いが、例えば、希薄な該水溶液中に於いてそ
の自由占有面積(溶液中での嵩高さ)を表すひとつの指
標である慣性二乗半径が200オングストローム以上あ
る以下のいわゆるセメント用減水剤が代表的な具体例と
して挙げられる。
る物では無いが、例えば、希薄な該水溶液中に於いてそ
の自由占有面積(溶液中での嵩高さ)を表すひとつの指
標である慣性二乗半径が200オングストローム以上あ
る以下のいわゆるセメント用減水剤が代表的な具体例と
して挙げられる。
【0078】そのセメント用減水剤には、例えばナフタ
レンスルフォン酸ホルムアルデヒド縮合誘導体やそれら
のアルカリ塩類等で代表されるいわゆるナフタレン系減
水剤、リグニンスルフォン酸ホルムアルデヒド縮合誘導
体等やそれらのアルカリ塩類で代表されるいわゆるリグ
ニン系減水剤、水溶性ポリカルボン酸化合物やそれらの
アルカリ塩類で代表されるいわゆるポリカルボン酸系減
水剤、水溶性メラミンスルファミン酸ホルムアルデヒド
縮合物やそれらのアルカリ塩類等で代表されるいわゆる
メラミンスルファミン酸系減水剤、水溶性メラミンスル
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物やそれらのアルカリ塩類
等で代表されるいわゆるメラミン系減水剤、水溶性アル
キレングリコールモノアミン付加変性メラミンスルホン
酸ホルムアルデヒド縮合物やそれらのアルカリ塩類等で
代表されるいわゆる変性メラミン系減水剤等を例示出
来、それらの1種または2種以上を併用使用して良い。
また更に、前記した化合物群の中から、0.001〜1
重量%水溶液から求められた分子の慣性二乗半径が20
0オングストローム以上、好ましくは500〜2,00
0オングストロームの範囲にあるセメント用減水剤を選
択し本発明記載の分散助剤(ヘ)として選定使用する事
は大いに好ましい。特に最も好ましくは、前記要件と共
にその重量平均分子量が1×104乗(1万)〜1×1
06乗(100万)の範囲にある(ヘ)を選定使用する
事は特に好ましい。
レンスルフォン酸ホルムアルデヒド縮合誘導体やそれら
のアルカリ塩類等で代表されるいわゆるナフタレン系減
水剤、リグニンスルフォン酸ホルムアルデヒド縮合誘導
体等やそれらのアルカリ塩類で代表されるいわゆるリグ
ニン系減水剤、水溶性ポリカルボン酸化合物やそれらの
アルカリ塩類で代表されるいわゆるポリカルボン酸系減
水剤、水溶性メラミンスルファミン酸ホルムアルデヒド
縮合物やそれらのアルカリ塩類等で代表されるいわゆる
メラミンスルファミン酸系減水剤、水溶性メラミンスル
ホン酸ホルムアルデヒド縮合物やそれらのアルカリ塩類
等で代表されるいわゆるメラミン系減水剤、水溶性アル
キレングリコールモノアミン付加変性メラミンスルホン
酸ホルムアルデヒド縮合物やそれらのアルカリ塩類等で
代表されるいわゆる変性メラミン系減水剤等を例示出
来、それらの1種または2種以上を併用使用して良い。
また更に、前記した化合物群の中から、0.001〜1
重量%水溶液から求められた分子の慣性二乗半径が20
0オングストローム以上、好ましくは500〜2,00
0オングストロームの範囲にあるセメント用減水剤を選
択し本発明記載の分散助剤(ヘ)として選定使用する事
は大いに好ましい。特に最も好ましくは、前記要件と共
にその重量平均分子量が1×104乗(1万)〜1×1
06乗(100万)の範囲にある(ヘ)を選定使用する
事は特に好ましい。
【0079】本発明記載の分散助剤(ヘ)のより更に好
ましい物としては、0.001〜1重量%水溶液から求
められた分子の慣性二乗半径が500〜2,000オン
グストロームにある水溶性ポリカルボン酸系高分子化合
物やそれらのアルカリ塩類の1種とする事が特に最も好
ましい。
ましい物としては、0.001〜1重量%水溶液から求
められた分子の慣性二乗半径が500〜2,000オン
グストロームにある水溶性ポリカルボン酸系高分子化合
物やそれらのアルカリ塩類の1種とする事が特に最も好
ましい。
【0080】ところで、本発明記載の分散助剤(ヘ)と
して0.001〜1重量%水溶液から求められた分子の
慣性二乗半径が200オングストローム未満の物を選定
使用した場合、得られる地盤固結改良剤または懸濁型グ
ラウト剤液の溶液流動性及び懸濁粒子の1次分散安定性
等に欠ける傾向にある。すなわち、0.001〜1重量
%水溶液から求められた慣性二乗半径が200オングス
トローム未満の(ヘ)の使用では、その使用割合を高め
ても、十分な現場1次分散性を確保できないケースがあ
る。
して0.001〜1重量%水溶液から求められた分子の
慣性二乗半径が200オングストローム未満の物を選定
使用した場合、得られる地盤固結改良剤または懸濁型グ
ラウト剤液の溶液流動性及び懸濁粒子の1次分散安定性
等に欠ける傾向にある。すなわち、0.001〜1重量
%水溶液から求められた慣性二乗半径が200オングス
トローム未満の(ヘ)の使用では、その使用割合を高め
ても、十分な現場1次分散性を確保できないケースがあ
る。
【0081】本発明の地盤固結改良剤−2または地盤固
結改良剤−4では分散助剤(ヘ)の最適使用量として、
水を除いた構成比率で組成物中に0.1〜5重量%の範
囲、より好ましくは0.1〜3重量%の範囲とする事が
好ましい。0.1重量%以下の使用では水懸濁組成物を
調製する際、懸濁化粒子1次分散性を十分確保しずらい
からであり、また5重量%以上使用してもその使用割合
の割に効果が期待されない傾向にあるからである。本発
明の懸濁型グラウト剤では分散助剤(ヘ)の最適使用量
として、水を除いた構成比率で組成物中に0.1〜5重
量%の範囲、より好ましくは0.1〜3重量%の範囲と
する事が好ましい。0.1重量%以下の使用では水懸濁
組成物を調製する際、懸濁化粒子1次分散性を十分確保
しずらいからであり、また5重量%以上使用してもその
使用割合の割に効果が期待されない傾向にあるからであ
る。
結改良剤−4では分散助剤(ヘ)の最適使用量として、
水を除いた構成比率で組成物中に0.1〜5重量%の範
囲、より好ましくは0.1〜3重量%の範囲とする事が
好ましい。0.1重量%以下の使用では水懸濁組成物を
調製する際、懸濁化粒子1次分散性を十分確保しずらい
からであり、また5重量%以上使用してもその使用割合
の割に効果が期待されない傾向にあるからである。本発
明の懸濁型グラウト剤では分散助剤(ヘ)の最適使用量
として、水を除いた構成比率で組成物中に0.1〜5重
量%の範囲、より好ましくは0.1〜3重量%の範囲と
する事が好ましい。0.1重量%以下の使用では水懸濁
組成物を調製する際、懸濁化粒子1次分散性を十分確保
しずらいからであり、また5重量%以上使用してもその
使用割合の割に効果が期待されない傾向にあるからであ
る。
【0082】分散助剤(ヘ)は室温で固体またはあらか
じめ水に溶解してなる濃厚溶液等であって良く、それ自
体の取扱形態等の違いや使用割合で本発明は何等制約は
受けない。
じめ水に溶解してなる濃厚溶液等であって良く、それ自
体の取扱形態等の違いや使用割合で本発明は何等制約は
受けない。
【0083】本発明の地盤固結改良剤を事前に水で懸濁
させる際には、水/(ベントナイト含有水硬性微粒子+
消石灰)で表される重量比で0.5〜5の範囲、消石灰
/(ベントナイト含有水硬性微粒子)で表される重量比
で0.1〜1の範囲、分散助剤の含有濃度が地盤固結改
良剤中に0.1〜0.85重量%の範囲と成る様にし、
1液または2液型の懸濁溶液とする事が好ましい態様で
ある。
させる際には、水/(ベントナイト含有水硬性微粒子+
消石灰)で表される重量比で0.5〜5の範囲、消石灰
/(ベントナイト含有水硬性微粒子)で表される重量比
で0.1〜1の範囲、分散助剤の含有濃度が地盤固結改
良剤中に0.1〜0.85重量%の範囲と成る様にし、
1液または2液型の懸濁溶液とする事が好ましい態様で
ある。
【0084】また本発明の地盤固結改良剤または懸濁型
グラウト剤では、ベントナイト含有水硬性微粒子(イ)
と消石灰(ロ)と水溶性硫酸塩(ハ)と、必要に応じて
更に炭酸アルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんす
い(ホ)等を事前に一括ドライブレンドした固体組成物
を1パック包装して現場供給されて良い。長期間保管す
る場合などに適する。またその際、固形粉末状の分散助
剤(ヘ)を更に含めることも何ら問題無いことである。
1パック包装の際に使用される包装材料には特に制約は
無く、例えば紙袋、ポリ袋、アルミラミネート袋、金属
製容器などその材種や形は任意であって良い。好ましく
はポリ袋内袋型の紙袋またはアルミラミネート袋のいず
れかとする事がおおいに好ましい。1パック包装体で供
給された該組成物は、作業現場で開封後、所定量の水で
溶解/懸濁分散作業を行なうのみで本発明の水に懸濁化
されてなる地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤が簡
便かつ容易に調整できる。
グラウト剤では、ベントナイト含有水硬性微粒子(イ)
と消石灰(ロ)と水溶性硫酸塩(ハ)と、必要に応じて
更に炭酸アルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんす
い(ホ)等を事前に一括ドライブレンドした固体組成物
を1パック包装して現場供給されて良い。長期間保管す
る場合などに適する。またその際、固形粉末状の分散助
剤(ヘ)を更に含めることも何ら問題無いことである。
1パック包装の際に使用される包装材料には特に制約は
無く、例えば紙袋、ポリ袋、アルミラミネート袋、金属
製容器などその材種や形は任意であって良い。好ましく
はポリ袋内袋型の紙袋またはアルミラミネート袋のいず
れかとする事がおおいに好ましい。1パック包装体で供
給された該組成物は、作業現場で開封後、所定量の水で
溶解/懸濁分散作業を行なうのみで本発明の水に懸濁化
されてなる地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤が簡
便かつ容易に調整できる。
【0085】事前に1パック包装供給する利点として
は、地盤注入現場での計量配合添加ミスを完全に回避で
きる事があげられる。
は、地盤注入現場での計量配合添加ミスを完全に回避で
きる事があげられる。
【0086】ここで、本発明の地盤固結改良剤または懸
濁型グラウト剤の提供意義が地震発生に伴い液状化や滑
り破壊や不同沈下等の要因によって重大災害の発生が予
想される脆弱な細砂地盤及び/または礫質地盤を高強度
に一体固結させる、いわゆる液状化防止、滑り破壊防
止、不同沈下防止等の地盤改良目的にある事から、その
観点に立てば事前に1パック包装形態で供給できれば地
盤改良現場に於ける配合ミスの回避がはかれる事は明ら
かである。本発明の地盤固結改良剤または懸濁型グラウ
ト剤が本来持っている性質、すなわち砂質土地盤中で表
れる急速反応固結性を再現よく発揮させる上でも、前記
1パック包装での供給方法は有益である。
濁型グラウト剤の提供意義が地震発生に伴い液状化や滑
り破壊や不同沈下等の要因によって重大災害の発生が予
想される脆弱な細砂地盤及び/または礫質地盤を高強度
に一体固結させる、いわゆる液状化防止、滑り破壊防
止、不同沈下防止等の地盤改良目的にある事から、その
観点に立てば事前に1パック包装形態で供給できれば地
盤改良現場に於ける配合ミスの回避がはかれる事は明ら
かである。本発明の地盤固結改良剤または懸濁型グラウ
ト剤が本来持っている性質、すなわち砂質土地盤中で表
れる急速反応固結性を再現よく発揮させる上でも、前記
1パック包装での供給方法は有益である。
【0087】本発明の地盤固結改良剤ではその有効成分
を地盤と一体混和し高強度に一体固結させる上で欠かせ
ない成分に水がある。ただし水は対象地盤中に地下水と
して大量に包含されている時は、あえて地上で水を加え
なくともよく、粉状からなる本発明の地盤固結改良剤組
成物をそのまま粉体で地盤中に注入・混合させる方法で
達成して良い。水は注入現場近辺で手に入る物であれば
特に制約は無く、例えば河川水、雪、氷、湖水、地下
水、湧き水、雨水、水道水、工業用水、海水含有水、イ
オン交換水、純水などであってよい。好ましくは水道水
や地下水や河川の水があげられる。本発明の懸濁型グラ
ウト剤に使用される水成分に関しても特に制約は無く、
前記したと同様であれば良い。
を地盤と一体混和し高強度に一体固結させる上で欠かせ
ない成分に水がある。ただし水は対象地盤中に地下水と
して大量に包含されている時は、あえて地上で水を加え
なくともよく、粉状からなる本発明の地盤固結改良剤組
成物をそのまま粉体で地盤中に注入・混合させる方法で
達成して良い。水は注入現場近辺で手に入る物であれば
特に制約は無く、例えば河川水、雪、氷、湖水、地下
水、湧き水、雨水、水道水、工業用水、海水含有水、イ
オン交換水、純水などであってよい。好ましくは水道水
や地下水や河川の水があげられる。本発明の懸濁型グラ
ウト剤に使用される水成分に関しても特に制約は無く、
前記したと同様であれば良い。
【0088】本発明の地盤固結改良剤−1ではベントナ
イト含有水硬性微粒子(イ)と消石灰(ロ)と水溶性硫
酸塩(ハ)を必ず含有している組成物とする事が必須要
件である。本発明の地盤固結改良剤−2ではベントナイ
ト含有水硬性微粒子(イ)と消石灰(ロ)と水溶性硫酸
塩(ハ)及び炭酸アルカリ金属塩(ニ)及び/または固
形かんすい(ホ)の各必須成分を必ず含有している組成
物とする事が必須要件である。本発明の地盤固結改良剤
−3ではベントナイト含有水硬性微粒子(イ)と消石灰
(ロ)と水溶性硫酸塩(ハ)および分散助剤(ヘ)の各
必須成分を必ず含有している組成物とする事が必須要件
である。本発明の地盤固結改良剤−4ではベントナイト
含有水硬性微粒子(イ)と消石灰(ロ)と水溶性硫酸塩
(ハ)と炭酸アルカリ金属塩(ニ)及び/または固形か
んすい(ホ)及び分散助剤(ヘ)の各必須成分を必ず含
有している組成物とする事が必須要件である。以下にそ
の理由を簡単に記す。
イト含有水硬性微粒子(イ)と消石灰(ロ)と水溶性硫
酸塩(ハ)を必ず含有している組成物とする事が必須要
件である。本発明の地盤固結改良剤−2ではベントナイ
ト含有水硬性微粒子(イ)と消石灰(ロ)と水溶性硫酸
塩(ハ)及び炭酸アルカリ金属塩(ニ)及び/または固
形かんすい(ホ)の各必須成分を必ず含有している組成
物とする事が必須要件である。本発明の地盤固結改良剤
−3ではベントナイト含有水硬性微粒子(イ)と消石灰
(ロ)と水溶性硫酸塩(ハ)および分散助剤(ヘ)の各
必須成分を必ず含有している組成物とする事が必須要件
である。本発明の地盤固結改良剤−4ではベントナイト
含有水硬性微粒子(イ)と消石灰(ロ)と水溶性硫酸塩
(ハ)と炭酸アルカリ金属塩(ニ)及び/または固形か
んすい(ホ)及び分散助剤(ヘ)の各必須成分を必ず含
有している組成物とする事が必須要件である。以下にそ
の理由を簡単に記す。
【0089】まず消石灰を含有せず、ベントナイト含有
水硬性微粒子と水の2成分からなる組成物ではスラグの
水和硬化反応がほとんど観察されない事による。次にベ
ントナイト含有水硬性微粒子を含有せず、消石灰と水の
2成分からなる組成物では水和硬化反応が全く観察され
ないことによる。
水硬性微粒子と水の2成分からなる組成物ではスラグの
水和硬化反応がほとんど観察されない事による。次にベ
ントナイト含有水硬性微粒子を含有せず、消石灰と水の
2成分からなる組成物では水和硬化反応が全く観察され
ないことによる。
【0090】また水溶性硫酸塩を全く含まず、ベントナ
イト含有水硬性微粒子と消石灰と水の3成分またはベン
トナイト含有水硬性微粒子と消石灰と炭酸アルカリ金属
塩及び/または固形かんすいと水の4〜5成分で構成さ
れた組成物等は、本発明の地盤固結改良剤−1と同様
に、基本的なベントナイト含有水硬性微粒子の水和硬化
反応が少なからず観察されるが、川砂や海砂と混和され
た時の硬化活性が極めて緩慢であり、急速固結性と液ラ
イフのバランスに欠けるからである。しかも本発明の解
決すべき課題、(A)〜(C)の課題を同時に達成でき
ないからである。また炭酸アルカリ金属塩類及び/また
は固形かんすいを全く含まず、ベントナイト含有水硬性
微粒子と消石灰と水溶性硫酸塩と水の4成分で構成され
た組成物は、本発明の地盤固結改良剤−1と同様に、基
本的なベントナイト含有水硬性微粒子の水和硬化反応が
観察されるが、ホモゲル塊形成時のブリージング水発生
率が比較的高い課題が解決されない。
イト含有水硬性微粒子と消石灰と水の3成分またはベン
トナイト含有水硬性微粒子と消石灰と炭酸アルカリ金属
塩及び/または固形かんすいと水の4〜5成分で構成さ
れた組成物等は、本発明の地盤固結改良剤−1と同様
に、基本的なベントナイト含有水硬性微粒子の水和硬化
反応が少なからず観察されるが、川砂や海砂と混和され
た時の硬化活性が極めて緩慢であり、急速固結性と液ラ
イフのバランスに欠けるからである。しかも本発明の解
決すべき課題、(A)〜(C)の課題を同時に達成でき
ないからである。また炭酸アルカリ金属塩類及び/また
は固形かんすいを全く含まず、ベントナイト含有水硬性
微粒子と消石灰と水溶性硫酸塩と水の4成分で構成され
た組成物は、本発明の地盤固結改良剤−1と同様に、基
本的なベントナイト含有水硬性微粒子の水和硬化反応が
観察されるが、ホモゲル塊形成時のブリージング水発生
率が比較的高い課題が解決されない。
【0091】本発明の地盤固結改良剤−1や地盤固結改
良剤−3等では水に懸濁化されてもその懸濁薬液ライフ
が1〜10日間と長い。それでいて一旦地盤中に供給さ
れ地盤と一体混和されるとその懸濁薬液ライフに関係無
く固結反応が開始される。また地盤固結改良剤−2や地
盤固結改良剤−4等ではそれ自体の懸濁液の薬液ライフ
が0.1〜300時間と任意に設定出来る。その一方、
懸濁薬液ライフの大小にあまり左右される事無く砂質土
などで代表される細砂と混和されると直ちに高速固結反
応する性質を発揮する。
良剤−3等では水に懸濁化されてもその懸濁薬液ライフ
が1〜10日間と長い。それでいて一旦地盤中に供給さ
れ地盤と一体混和されるとその懸濁薬液ライフに関係無
く固結反応が開始される。また地盤固結改良剤−2や地
盤固結改良剤−4等ではそれ自体の懸濁液の薬液ライフ
が0.1〜300時間と任意に設定出来る。その一方、
懸濁薬液ライフの大小にあまり左右される事無く砂質土
などで代表される細砂と混和されると直ちに高速固結反
応する性質を発揮する。
【0092】また本発明の地盤固結改良剤または本発明
の懸濁型グラウト剤では必要に応じて以下の(カ)〜
(シ)に示した各種の添加助剤が、より好ましくは
(カ)〜(シ)の1種または2種以上からなる添加助剤
をその公知の作用効果を期待し、かつ本発明の目的を達
成できる範囲内に於いて、適宜併用使用して良い。
の懸濁型グラウト剤では必要に応じて以下の(カ)〜
(シ)に示した各種の添加助剤が、より好ましくは
(カ)〜(シ)の1種または2種以上からなる添加助剤
をその公知の作用効果を期待し、かつ本発明の目的を達
成できる範囲内に於いて、適宜併用使用して良い。
【0093】(カ)は、以下に示された燐酸塩類(カ)
である。その燐酸塩類(カ)の例には、第2及び/また
は第3アルカリ金属燐酸塩、第2及び/または第3アル
カリ土類金属燐酸塩から選ばれた1種または2種以上か
らなる物が挙げられる。第2燐酸アルカリ金属塩には燐
酸水素2ナトリウム、燐酸水素2カリウム、燐酸水素2
リチウム等の無水物やそれらの含水塩類を例示出来る。
また第3燐酸アルカリ金属塩には燐酸3ナトリウム、燐
酸3カリウム、燐酸3リチウム等の無水物やそれらの含
水塩類を例示出来る。第2アルカリ土類金属燐酸塩には
燐酸水素カルシウム、燐酸水素マグネシウム等の無水物
やそれらの含水塩類を例示出来る。また第3アルカリ土
類金属燐酸塩には燐酸カルシウム、燐酸マグネシウム等
の無水物やそれらの含水塩類を例示出来る。本発明の地
盤固結改良剤ではその燐酸塩類(カ)を水に懸濁してな
る地盤固結改良剤中または懸濁型グラウト剤中に水を除
いた割合で0.01〜1重量%の範囲で併用使用して良
い。
である。その燐酸塩類(カ)の例には、第2及び/また
は第3アルカリ金属燐酸塩、第2及び/または第3アル
カリ土類金属燐酸塩から選ばれた1種または2種以上か
らなる物が挙げられる。第2燐酸アルカリ金属塩には燐
酸水素2ナトリウム、燐酸水素2カリウム、燐酸水素2
リチウム等の無水物やそれらの含水塩類を例示出来る。
また第3燐酸アルカリ金属塩には燐酸3ナトリウム、燐
酸3カリウム、燐酸3リチウム等の無水物やそれらの含
水塩類を例示出来る。第2アルカリ土類金属燐酸塩には
燐酸水素カルシウム、燐酸水素マグネシウム等の無水物
やそれらの含水塩類を例示出来る。また第3アルカリ土
類金属燐酸塩には燐酸カルシウム、燐酸マグネシウム等
の無水物やそれらの含水塩類を例示出来る。本発明の地
盤固結改良剤ではその燐酸塩類(カ)を水に懸濁してな
る地盤固結改良剤中または懸濁型グラウト剤中に水を除
いた割合で0.01〜1重量%の範囲で併用使用して良
い。
【0094】(キ)としては有機カルシウム塩類(キ)
である。例えば、乳酸カルシウム、酒石酸カルシウムな
どの公知の水溶性モノカルボン酸及び/または水溶性ジ
カルボン酸のカルシウム塩類、カルシウムサッカラート
で代表される糖のカルシウム錯体等が好ましく例示され
る。本発明の地盤固結改良剤ではその有機カルシウム塩
類(キ)を地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤中に
水を除いた割合で0.001〜0.1重量%の範囲で併
用使用して良い。
である。例えば、乳酸カルシウム、酒石酸カルシウムな
どの公知の水溶性モノカルボン酸及び/または水溶性ジ
カルボン酸のカルシウム塩類、カルシウムサッカラート
で代表される糖のカルシウム錯体等が好ましく例示され
る。本発明の地盤固結改良剤ではその有機カルシウム塩
類(キ)を地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤中に
水を除いた割合で0.001〜0.1重量%の範囲で併
用使用して良い。
【0095】また(ク)は1次粒子径が0.01〜8μ
mの範囲にある非水硬性の無機微粒子(ク)があげられ
る。その非水硬性の無機微粒子(ク)としては例えば、
炭酸カルシウム粉末、炭酸マグネシウム粉末、チタンホ
ワイト粉末、水酸化亜鉛粉末、水酸化アルミニウム粉
末、水酸化マグネシウム粉末等が挙げられる。非水硬性
の無機微粒子(ク)を地盤固結改良剤または懸濁型グラ
ウト剤中に水を除いた割合で0.01〜10重量%の範
囲で併用使用して良い。
mの範囲にある非水硬性の無機微粒子(ク)があげられ
る。その非水硬性の無機微粒子(ク)としては例えば、
炭酸カルシウム粉末、炭酸マグネシウム粉末、チタンホ
ワイト粉末、水酸化亜鉛粉末、水酸化アルミニウム粉
末、水酸化マグネシウム粉末等が挙げられる。非水硬性
の無機微粒子(ク)を地盤固結改良剤または懸濁型グラ
ウト剤中に水を除いた割合で0.01〜10重量%の範
囲で併用使用して良い。
【0096】(ケ)は水自硬性を示す無機微粒子(ケ)
である。1次粒子径が0.01〜8μmの範囲にある例
えば半水石膏、無水石膏等が例示される。それらの水自
硬性の無機微粒子(ケ)を地盤固結改良剤または懸濁型
グラウト剤中に水を除いた割合で0.01〜10重量%
の範囲で併用使用して良い。
である。1次粒子径が0.01〜8μmの範囲にある例
えば半水石膏、無水石膏等が例示される。それらの水自
硬性の無機微粒子(ケ)を地盤固結改良剤または懸濁型
グラウト剤中に水を除いた割合で0.01〜10重量%
の範囲で併用使用して良い。
【0097】(コ)としては有機質なセメント用硬化遅
延剤(コ)である。すでに公知の有機質なセメント用硬
化遅延剤が挙げられ、特に制約する物では無いが、例え
ば庶糖やグラニュー糖やブドウ糖などの単糖類、同二糖
類、同多糖類、があり、また例えば、乳酸、リンゴ酸、
グリコール酸、イタコン酸、マレイン酸、琥珀酸等の有
機酸化合物、また例えば、尿素やシクロデキストリンな
どで代表される包接化合物形成剤などがそれぞれ挙げら
れる。水で懸濁化してなる地盤固結改良剤または水を含
む懸濁型グラウト剤中に0.001〜3重量%の範囲で
併用使用して良い。
延剤(コ)である。すでに公知の有機質なセメント用硬
化遅延剤が挙げられ、特に制約する物では無いが、例え
ば庶糖やグラニュー糖やブドウ糖などの単糖類、同二糖
類、同多糖類、があり、また例えば、乳酸、リンゴ酸、
グリコール酸、イタコン酸、マレイン酸、琥珀酸等の有
機酸化合物、また例えば、尿素やシクロデキストリンな
どで代表される包接化合物形成剤などがそれぞれ挙げら
れる。水で懸濁化してなる地盤固結改良剤または水を含
む懸濁型グラウト剤中に0.001〜3重量%の範囲で
併用使用して良い。
【0098】また(サ)は界面活性剤である。すでに公
知の各種の、カチオン石鹸、アニオン石鹸、両性石鹸、
ノニオン石鹸等が例示出来る。また更には水性シリコン
化合物、エチレングリコールやグリセリンなどの多価水
溶性グリコール類、3,6−ジメチル−4−オクチン−
3,6−ジオールや3,5−ジメチル−1−ヘキシン−
3−オールで代表されるアセチレンアルコール類系消泡
剤も好ましい前記(サ)に含まれる。水で懸濁化してな
る地盤固結改良剤または水を含む懸濁型グラウト剤中に
0.001〜0.03重量%の範囲で併用使用して良
い。
知の各種の、カチオン石鹸、アニオン石鹸、両性石鹸、
ノニオン石鹸等が例示出来る。また更には水性シリコン
化合物、エチレングリコールやグリセリンなどの多価水
溶性グリコール類、3,6−ジメチル−4−オクチン−
3,6−ジオールや3,5−ジメチル−1−ヘキシン−
3−オールで代表されるアセチレンアルコール類系消泡
剤も好ましい前記(サ)に含まれる。水で懸濁化してな
る地盤固結改良剤または水を含む懸濁型グラウト剤中に
0.001〜0.03重量%の範囲で併用使用して良
い。
【0099】また(シ)としては公知の粒子沈降分離軽
減剤(シ)があげられ、例えば、メチルセルロースやヒ
ドロキシセルロースや可溶性デンプンやポリビニルアル
コール等があげられる。水で懸濁化してなる地盤固結改
良剤または水を含む懸濁型グラウト剤中に0.001〜
0.03重量%の範囲で併用使用して良い。
減剤(シ)があげられ、例えば、メチルセルロースやヒ
ドロキシセルロースや可溶性デンプンやポリビニルアル
コール等があげられる。水で懸濁化してなる地盤固結改
良剤または水を含む懸濁型グラウト剤中に0.001〜
0.03重量%の範囲で併用使用して良い。
【0100】本発明の地盤固結改良剤に於いては、基本
的に粉体組成物(θ)またはその粉体組成物(θ)を水
に懸濁させて1液型または2液型の懸濁組成物として良
く、特に制約は無い。水に懸濁させて1液型または2液
型の懸濁組成物とする場合は、注入管先端混合(いわゆ
る2ショット方式)、注入管直前混合(いわゆる1.5
ショット方式)、1液注入(いわゆる1ショット工法)
などの方法で当該懸濁型組成物を調製と同時に地盤に注
入する方法を採る方法が採用出来る。その2液の形態に
は特に制約は無いが、一般的には主剤液としてベントナ
イト含有水硬性微粒子と分散助剤と消石灰及び水とから
なる懸濁水溶液をあて、もう一方の硬化剤液として水溶
性硫酸塩と必要に応じて更に炭酸アルカリ金属塩及び/
または固形かんすい及び水とを含有させた懸濁溶液とす
る態様が一般的に好ましい。
的に粉体組成物(θ)またはその粉体組成物(θ)を水
に懸濁させて1液型または2液型の懸濁組成物として良
く、特に制約は無い。水に懸濁させて1液型または2液
型の懸濁組成物とする場合は、注入管先端混合(いわゆ
る2ショット方式)、注入管直前混合(いわゆる1.5
ショット方式)、1液注入(いわゆる1ショット工法)
などの方法で当該懸濁型組成物を調製と同時に地盤に注
入する方法を採る方法が採用出来る。その2液の形態に
は特に制約は無いが、一般的には主剤液としてベントナ
イト含有水硬性微粒子と分散助剤と消石灰及び水とから
なる懸濁水溶液をあて、もう一方の硬化剤液として水溶
性硫酸塩と必要に応じて更に炭酸アルカリ金属塩及び/
または固形かんすい及び水とを含有させた懸濁溶液とす
る態様が一般的に好ましい。
【0101】本発明の地盤固結改良剤では、例えばその
懸濁液の薬液ライフ(非流動化時間またはゲルタイム)
を最大10日程度と極めて長くすることは容易に可能で
あり、かつ、その様に極めて長い薬液ライフを持つ組成
物でありながら豊浦標準砂や1〜5号珪砂等で代表され
る高品質珪砂をはじめとし、本発明記載の対象地盤が適
宜混和されるとその時点から直ちに硬化反応が進行し、
1〜3日以内には該砂などと一体固結する活性を兼備し
ていることが挙げられる。それゆえ、水で1液に懸濁化
してなる長い薬液ライフを持つ本発明の地盤固結改良剤
溶液組成物を、地盤投入(注入)現場以外の遠い場所で
予め調整し、工事現場にその1液のまま搬送してそのま
ま供する事ができる点は従来に無い本発明の地盤固結改
良剤の性質である。
懸濁液の薬液ライフ(非流動化時間またはゲルタイム)
を最大10日程度と極めて長くすることは容易に可能で
あり、かつ、その様に極めて長い薬液ライフを持つ組成
物でありながら豊浦標準砂や1〜5号珪砂等で代表され
る高品質珪砂をはじめとし、本発明記載の対象地盤が適
宜混和されるとその時点から直ちに硬化反応が進行し、
1〜3日以内には該砂などと一体固結する活性を兼備し
ていることが挙げられる。それゆえ、水で1液に懸濁化
してなる長い薬液ライフを持つ本発明の地盤固結改良剤
溶液組成物を、地盤投入(注入)現場以外の遠い場所で
予め調整し、工事現場にその1液のまま搬送してそのま
ま供する事ができる点は従来に無い本発明の地盤固結改
良剤の性質である。
【0102】すなわち、本発明の地盤固結改良剤の特徴
とは[発明が解決しようとする課題]の項で示した
(A)〜(C)のすべての性質を兼備(満足)する地盤
固結改良剤である事が挙げられる。
とは[発明が解決しようとする課題]の項で示した
(A)〜(C)のすべての性質を兼備(満足)する地盤
固結改良剤である事が挙げられる。
【0103】本発明の懸濁型グラウト剤では、例えばそ
の懸濁液の薬液ライフ(非流動化時間またはゲルタイ
ム)をおよそ0.1時間〜10日と任意に調製可能であ
る事が特徴であり、かつ、長い薬液ライフを持つ本発明
の懸濁型グラウト剤組成物であっても、豊浦標準砂や1
〜5号珪砂等で代表される高品質珪砂を始めとし本発明
記載の対象地盤が混和されると薬液ライフに関係なくそ
の時点から直ちに硬化反応が進行し、混和後1〜3日以
内には該砂などと一体固結する高活性を兼備しているこ
とが挙げられる。それゆえ、本発明の懸濁型グラウト剤
を注入現場以外の遠い場所で予め調整し、工事現場に1
液化してなる懸濁型グラウト剤を搬送して、そのまま現
場注入作業に供する事ができる点は、従来に無い本発明
の懸濁型グラウト剤の性質である。
の懸濁液の薬液ライフ(非流動化時間またはゲルタイ
ム)をおよそ0.1時間〜10日と任意に調製可能であ
る事が特徴であり、かつ、長い薬液ライフを持つ本発明
の懸濁型グラウト剤組成物であっても、豊浦標準砂や1
〜5号珪砂等で代表される高品質珪砂を始めとし本発明
記載の対象地盤が混和されると薬液ライフに関係なくそ
の時点から直ちに硬化反応が進行し、混和後1〜3日以
内には該砂などと一体固結する高活性を兼備しているこ
とが挙げられる。それゆえ、本発明の懸濁型グラウト剤
を注入現場以外の遠い場所で予め調整し、工事現場に1
液化してなる懸濁型グラウト剤を搬送して、そのまま現
場注入作業に供する事ができる点は、従来に無い本発明
の懸濁型グラウト剤の性質である。
【0104】すなわち、本発明の懸濁型グラウト剤の特
徴とは[発明が解決しようとする課題]の項で示した
(B)〜(F)のすべての性質を兼備(満足)する懸濁
型グラウト剤である事が挙げられる。
徴とは[発明が解決しようとする課題]の項で示した
(B)〜(F)のすべての性質を兼備(満足)する懸濁
型グラウト剤である事が挙げられる。
【0105】本発明の地盤固結改良剤または本発明の懸
濁型グラウト剤を使用または調製する際、前記した各構
成成分の配合手順や調製方法等には特に制約はない。例
えば、ベントナイト含有水硬性微粒子(イ)と消石灰
(ロ)粉末と水溶性硫酸塩(ハ)と必要に応じて炭酸ア
ルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)な
らびに更に固形の分散助剤(ヘ)等とを、ドライブレン
ドして調製されてよい。また例えばベントナイト含有水
硬性微粒子(イ)と消石灰(ロ)粉末と必要に応じて固
形の分散助剤(ヘ)とを必要量の水で懸濁させた液に、
更に所定量の水溶性硫酸塩(ハ)と炭酸アルカリ金属塩
(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)とを追加して、
懸濁1液型地盤固結改良剤としたり、またその逆であっ
ても良い。また前記した様に、ベントナイト含有水硬性
微粒子(イ)と消石灰(ロ)粉末と固形の分散助剤
(ヘ)と水溶性硫酸塩(ハ)とをそれぞれ所定量ドライ
ブレンド・1パック包装して貯蔵・搬送・供給された物
を、注入または機械混合現場にて開封後、所定量の水に
て分散溶解混合させるなどの1液化現地調製法などの態
様例が好ましく採用できる。
濁型グラウト剤を使用または調製する際、前記した各構
成成分の配合手順や調製方法等には特に制約はない。例
えば、ベントナイト含有水硬性微粒子(イ)と消石灰
(ロ)粉末と水溶性硫酸塩(ハ)と必要に応じて炭酸ア
ルカリ金属塩(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)な
らびに更に固形の分散助剤(ヘ)等とを、ドライブレン
ドして調製されてよい。また例えばベントナイト含有水
硬性微粒子(イ)と消石灰(ロ)粉末と必要に応じて固
形の分散助剤(ヘ)とを必要量の水で懸濁させた液に、
更に所定量の水溶性硫酸塩(ハ)と炭酸アルカリ金属塩
(ニ)及び/または固形かんすい(ホ)とを追加して、
懸濁1液型地盤固結改良剤としたり、またその逆であっ
ても良い。また前記した様に、ベントナイト含有水硬性
微粒子(イ)と消石灰(ロ)粉末と固形の分散助剤
(ヘ)と水溶性硫酸塩(ハ)とをそれぞれ所定量ドライ
ブレンド・1パック包装して貯蔵・搬送・供給された物
を、注入または機械混合現場にて開封後、所定量の水に
て分散溶解混合させるなどの1液化現地調製法などの態
様例が好ましく採用できる。
【0106】本発明の地盤改良工法について以下記述す
る。本発明の地盤改良方法とは、1kgの改良対象地盤
から抽出されたフミン酸で代表されるフミン質有機酸量
として、その全量を中和するのに要した水酸化ナトリウ
ムのミリ当量で表した含有濃度で300ミリ当量未満の
高有機酸含有の細砂地盤及び/または礫質地盤、及び/
または、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未満
のカルシウム陽イオン吸着交換能を有する細砂地盤及び
/または礫質地盤に対し、本発明の地盤固結改良剤また
は本発明の懸濁型グラウト剤のいずれかを選定使用し、
水に懸濁混和させて該地盤を一体固結させる地盤改良方
法である。地盤中の混和攪拌浸透方法としては、すでに
公知の機械的混和方法ないし物理的浸透混和方法等、公
知の方法を適宜採用して良く、特に制約は無い。
る。本発明の地盤改良方法とは、1kgの改良対象地盤
から抽出されたフミン酸で代表されるフミン質有機酸量
として、その全量を中和するのに要した水酸化ナトリウ
ムのミリ当量で表した含有濃度で300ミリ当量未満の
高有機酸含有の細砂地盤及び/または礫質地盤、及び/
または、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未満
のカルシウム陽イオン吸着交換能を有する細砂地盤及び
/または礫質地盤に対し、本発明の地盤固結改良剤また
は本発明の懸濁型グラウト剤のいずれかを選定使用し、
水に懸濁混和させて該地盤を一体固結させる地盤改良方
法である。地盤中の混和攪拌浸透方法としては、すでに
公知の機械的混和方法ないし物理的浸透混和方法等、公
知の方法を適宜採用して良く、特に制約は無い。
【0107】特に限定制約する物では無いが、一般的に
は本発明の地盤固結改良剤また本発明の懸濁型グラウト
剤のいずれかを大気圧以上100KN/cm2(ゲージ
圧力)以下の範囲、より好ましくは2.5N〜50KN
/cm2(ゲージ圧力)の範囲の攪拌応力または吐出圧
でもって、地盤と一体混合操作を行って固結させる方法
であれば発明の目的に合致した安定した高速固結性が確
保された地盤改良工事(作業)が可能である。特に好ま
しい地盤改良方法としては、本発明の懸濁型グラウト剤
を1ショット方式または1.5ショット方式または2シ
ョット方式のいずれかの方式で、グラウト注入管を介し
て地盤中に加圧浸透させ、地盤を一体固結させる方法を
挙げることが出来る。
は本発明の地盤固結改良剤また本発明の懸濁型グラウト
剤のいずれかを大気圧以上100KN/cm2(ゲージ
圧力)以下の範囲、より好ましくは2.5N〜50KN
/cm2(ゲージ圧力)の範囲の攪拌応力または吐出圧
でもって、地盤と一体混合操作を行って固結させる方法
であれば発明の目的に合致した安定した高速固結性が確
保された地盤改良工事(作業)が可能である。特に好ま
しい地盤改良方法としては、本発明の懸濁型グラウト剤
を1ショット方式または1.5ショット方式または2シ
ョット方式のいずれかの方式で、グラウト注入管を介し
て地盤中に加圧浸透させ、地盤を一体固結させる方法を
挙げることが出来る。
【0108】次に本発明の地盤固結改良剤を使用した連
続地中杭または連続地中壁の構築方法とは、1kgの改
良対象地盤から抽出されたフミン酸で代表されるフミン
質有機酸量として、その全量を中和するのに要した水酸
化ナトリウムのミリ当量で表した含有濃度で300ミリ
当量未満の高有機酸含有のシルト細砂地盤及び/または
シルト礫質地盤、及び/または、100gの改良対象地
盤中最大500ミリ当量未満のカルシウム陽イオン吸着
交換能を有するシルト細砂地盤及び/またはシルト礫質
地盤に対し、本発明の地盤固結改良剤を、地中深く下ろ
されたミキシングロッドの先端部より吐出または流出さ
せ、同ロッドで該地盤と混和させながらロッドを引き上
げ、同操作を場所をかえて適宜繰返すこと等により、ミ
キシングロッド周辺の土砂と本発明の地盤固結改良剤と
を一体混合させて固結させる事を特徴とする連続地中杭
または連続地中壁の構築方法である。
続地中杭または連続地中壁の構築方法とは、1kgの改
良対象地盤から抽出されたフミン酸で代表されるフミン
質有機酸量として、その全量を中和するのに要した水酸
化ナトリウムのミリ当量で表した含有濃度で300ミリ
当量未満の高有機酸含有のシルト細砂地盤及び/または
シルト礫質地盤、及び/または、100gの改良対象地
盤中最大500ミリ当量未満のカルシウム陽イオン吸着
交換能を有するシルト細砂地盤及び/またはシルト礫質
地盤に対し、本発明の地盤固結改良剤を、地中深く下ろ
されたミキシングロッドの先端部より吐出または流出さ
せ、同ロッドで該地盤と混和させながらロッドを引き上
げ、同操作を場所をかえて適宜繰返すこと等により、ミ
キシングロッド周辺の土砂と本発明の地盤固結改良剤と
を一体混合させて固結させる事を特徴とする連続地中杭
または連続地中壁の構築方法である。
【0109】本発明の地盤固結改良剤を用いた地盤改良
用途には前記した以外に、止水を主な目的とする地盤改
良用途、岩盤亀裂注入用途に供されて良い。本発明の懸
濁型グラウト剤を用いた地盤改良用途には前記した以外
に、止水を主な目的とする地盤改良用途、岩盤亀裂注入
用途に供されて良い。
用途には前記した以外に、止水を主な目的とする地盤改
良用途、岩盤亀裂注入用途に供されて良い。本発明の懸
濁型グラウト剤を用いた地盤改良用途には前記した以外
に、止水を主な目的とする地盤改良用途、岩盤亀裂注入
用途に供されて良い。
【0110】
【実施例】以下に本発明の実施例、比較例を示すが、本
発明は実施例によって何等制約や限定はされない。ま
た、例中の%、部とはそれぞれ重量%、重量部を意味
し、L、mLとはリットル、ミリリットルをそれぞれ意
味する。本発明の実施例、比較例として使用するために
調整された地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤の配
合は表5に示した。表6には有効成分構成比率表を示し
た。また表7には実施例、比較例の各懸濁組成物を用い
た物性評価結果を示した。
発明は実施例によって何等制約や限定はされない。ま
た、例中の%、部とはそれぞれ重量%、重量部を意味
し、L、mLとはリットル、ミリリットルをそれぞれ意
味する。本発明の実施例、比較例として使用するために
調整された地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤の配
合は表5に示した。表6には有効成分構成比率表を示し
た。また表7には実施例、比較例の各懸濁組成物を用い
た物性評価結果を示した。
【0111】ところで、本発明の実施例および比較例に
於いて使用した原材料は以下の物を用いた。 1.ベントナイト微粒子 市販品のベントナイト微粒子であり、光学式粒度分布測
定器から求めた95%最大粒子径(d95)が125μ
m、かつコンクリート協会で指定されたセル通気法で求
めた比表面積値が1.5m2/gであるものをベントナ
イト微粒子1(略記号B1)として用いた。市販品のベ
ントナイト微粒子であり、光学式粒度分布測定器から求
めた95%最大粒子径(d95)が2μm、かつコンクリ
ート協会で指定されたセル通気法で求めた比表面積値が
35m2/gであるものをベントナイト微粒子2(略記
号B2)として用いた。
於いて使用した原材料は以下の物を用いた。 1.ベントナイト微粒子 市販品のベントナイト微粒子であり、光学式粒度分布測
定器から求めた95%最大粒子径(d95)が125μ
m、かつコンクリート協会で指定されたセル通気法で求
めた比表面積値が1.5m2/gであるものをベントナ
イト微粒子1(略記号B1)として用いた。市販品のベ
ントナイト微粒子であり、光学式粒度分布測定器から求
めた95%最大粒子径(d95)が2μm、かつコンクリ
ート協会で指定されたセル通気法で求めた比表面積値が
35m2/gであるものをベントナイト微粒子2(略記
号B2)として用いた。
【0112】2.メタカオリン微粒子 表1に示した微粒子状のメタカオリン1を使用した。た
だし、表1記載の95%最大粒子径(d95)とは光学式
粒度分布測定器やゼータ電位粒度分布測定器のいずれか
で求めた粒径加積曲線の95重量%粒子径を意味する。
またブレーン値とはコンクリート協会で指定されたセル
通気法で求めた比表面積値である。また焼成温度とはカ
オリナイト鉱物を脱水焼成しメタカオリンに改質した時
の焼成温度条件を表す。
だし、表1記載の95%最大粒子径(d95)とは光学式
粒度分布測定器やゼータ電位粒度分布測定器のいずれか
で求めた粒径加積曲線の95重量%粒子径を意味する。
またブレーン値とはコンクリート協会で指定されたセル
通気法で求めた比表面積値である。また焼成温度とはカ
オリナイト鉱物を脱水焼成しメタカオリンに改質した時
の焼成温度条件を表す。
【0113】
【表1】
【0114】3.フライアッシュ微粒子(略記号F) 光学式粒度分布測定器から求めた95%最大粒子径(d
95)が5.5μmのフライアッシュ微粒子を用いた。
95)が5.5μmのフライアッシュ微粒子を用いた。
【0115】4.セメント微粒子(略記号P) ポルトランドセメントであり、光学式粒度分布測定器か
ら求めた95%最大粒子径(d95)が7μm、かつブレ
ーン値として、0.9m2/gである超微粒子セメント
を選定使用した。
ら求めた95%最大粒子径(d95)が7μm、かつブレ
ーン値として、0.9m2/gである超微粒子セメント
を選定使用した。
【0116】5.水砕スラグ微粒子 表2に示した微粒子状の高炉水砕スラグを使用した。た
だし、表2記載の95%最大粒子径(d95)とは光学式
粒度分布測定器で求めた粒径加積曲線の95重量%粒子
径を意味する。またブレーン値とはコンクリート協会で
指定されたセル通気法で求めた比表面積値である。また
塩基度とは日本工業規格(JIS−R−5202;ポル
トランドセメントの化学分析法)に準じた元素分析法に
よってCaO,MgO,Al2O3,SiO2で表される
各成分の含有重量%を測定した後、その値から(CaO
+MgO+Al2O3)/SiO2の重量比を算出し、そ
の算出値を塩基度として表示。
だし、表2記載の95%最大粒子径(d95)とは光学式
粒度分布測定器で求めた粒径加積曲線の95重量%粒子
径を意味する。またブレーン値とはコンクリート協会で
指定されたセル通気法で求めた比表面積値である。また
塩基度とは日本工業規格(JIS−R−5202;ポル
トランドセメントの化学分析法)に準じた元素分析法に
よってCaO,MgO,Al2O3,SiO2で表される
各成分の含有重量%を測定した後、その値から(CaO
+MgO+Al2O3)/SiO2の重量比を算出し、そ
の算出値を塩基度として表示。
【0117】
【表2】
【0118】6.消石灰微粒子 表3に示した微粒子状の消石灰を使用した。この内、消
石灰2とは、一般ゴミの焼却ガス中の有害塩素系ガス吸
着剤用に開発された超微粒子消石灰製品群の中から選ば
れたものであり、消石灰1は汎用の市販微粒子消石灰で
ある。また表3中に記載の95%最大粒子径(d95)と
は光学式粒度分布測定器で求めた粒径加積曲線の95重
量%粒子径を意味する。またブレーン値とはコンクリー
ト協会で指定されたセル通気法で求めた比表面積値であ
る。
石灰2とは、一般ゴミの焼却ガス中の有害塩素系ガス吸
着剤用に開発された超微粒子消石灰製品群の中から選ば
れたものであり、消石灰1は汎用の市販微粒子消石灰で
ある。また表3中に記載の95%最大粒子径(d95)と
は光学式粒度分布測定器で求めた粒径加積曲線の95重
量%粒子径を意味する。またブレーン値とはコンクリー
ト協会で指定されたセル通気法で求めた比表面積値であ
る。
【0119】
【表3】
【0120】7.分散助剤 表4に示した2種類の分散助剤を使用した。ただし、表
4中に記載の固形分とは、試料を110℃×30分間強
熱乾燥した後、残分の重量%を求めた値であり、重量平
均分子量及び慣性二乗半径は試料を0.01%、0.1
%、0.2%の3水準に希釈しGPC(サイズ排除クロ
マトグラフ)と多角度散乱検出器を接続した計測システ
ムによって導かれた値である。
4中に記載の固形分とは、試料を110℃×30分間強
熱乾燥した後、残分の重量%を求めた値であり、重量平
均分子量及び慣性二乗半径は試料を0.01%、0.1
%、0.2%の3水準に希釈しGPC(サイズ排除クロ
マトグラフ)と多角度散乱検出器を接続した計測システ
ムによって導かれた値である。
【0121】
【表4】
【0122】8.水溶性硫酸塩 重硫酸塩の代表例として重硫酸ナトリウム1水塩(試薬
品)を、また重亜硫酸塩の代表例として重亜硫酸ナトリ
ウム無水物(試薬品)を用意した。亜硫酸塩の代表例と
して亜硫酸ナトリウム7水塩(試薬品)を、またチオ硫
酸塩の代表例としてチオ硫酸ナトリウム複水塩(試薬
品)をそれぞれ用意した。過硫酸塩としては過硫酸カリ
ウム複水塩(試薬品)と過硫酸ナトリウム複水塩(試薬
品)を用意した。硫酸アルカリ金属塩としては硫酸ナト
リウム無水物[略記号で(硫酸Na)と称する](試薬
品)と硫酸ナトリウムカリウム無水物(試薬品)をそれ
ぞれ用意した。また硫酸アルカリ土類金属塩としては硫
酸マグネシウム12水塩(試薬品)を用意した。 9.炭酸アルカリ金属塩 炭酸アルカリ金属塩としては炭酸ナトリウム[略記号で
(炭酸Na)と称する](試薬品の炭酸ナトリウム無水
物)を代表使用した。 10.固形かんすい 試薬特級の無水炭酸ナトリウムの13.85%と試薬特
級の無水炭酸カルシウムの85.87%と試薬特級の燐
酸水素2ナトリウム・12水塩の0.28%とからなる
混合物固体粉末を使用。
品)を、また重亜硫酸塩の代表例として重亜硫酸ナトリ
ウム無水物(試薬品)を用意した。亜硫酸塩の代表例と
して亜硫酸ナトリウム7水塩(試薬品)を、またチオ硫
酸塩の代表例としてチオ硫酸ナトリウム複水塩(試薬
品)をそれぞれ用意した。過硫酸塩としては過硫酸カリ
ウム複水塩(試薬品)と過硫酸ナトリウム複水塩(試薬
品)を用意した。硫酸アルカリ金属塩としては硫酸ナト
リウム無水物[略記号で(硫酸Na)と称する](試薬
品)と硫酸ナトリウムカリウム無水物(試薬品)をそれ
ぞれ用意した。また硫酸アルカリ土類金属塩としては硫
酸マグネシウム12水塩(試薬品)を用意した。 9.炭酸アルカリ金属塩 炭酸アルカリ金属塩としては炭酸ナトリウム[略記号で
(炭酸Na)と称する](試薬品の炭酸ナトリウム無水
物)を代表使用した。 10.固形かんすい 試薬特級の無水炭酸ナトリウムの13.85%と試薬特
級の無水炭酸カルシウムの85.87%と試薬特級の燐
酸水素2ナトリウム・12水塩の0.28%とからなる
混合物固体粉末を使用。
【0123】11.砂質土 本発明の実施例または比較例に於いて、サンドゲル強度
特性の試験、耐久性試験、大規模注入試験等に供したモ
デル地盤としては、千葉県鎌滝産の礫質交じりの砂質土
[以下砂質土(I)単に称する]及び茨城県利根川流域
産の川砂[以下砂質土(II)と単に称する]のいずれ
かを用いた。砂質土(I)については、最大粒子径(d
99.9);約5mm、平均粒子径(d50)が約400μ
m、フミン質有機酸量:10〜15ミリ当量NaOH/
kg,カルシウム陽イオン吸着交換能:30〜35ミリ
当量/100gであった。砂質土(II)については、
最大粒子径(d99.9);約2mm、平均粒子径(d50)
が約200μm、フミン質有機酸量:60〜65ミリ当
量NaOH/kg,カルシウム陽イオン吸着交換能:3
〜5ミリ当量/100gであった。なお、上記フミン質
有機酸量とは砂質土と10倍量の1規定水酸化ナトリウ
ム溶液を混合し、1時間加熱下にフミン質有機酸の抽出
中和処理を行って後、抽出母液を得て、その母液をフェ
ノールフタレイン指示薬の存在下に1規定塩酸溶液で逆
滴定して求めた水酸化ナトリウム消費量のミリ当量数で
表した値である。いずれの砂質土モデル地盤も本発明の
対象地盤として好ましい範囲のものであり、特に砂質土
(II)自体はその粒度分布が豊浦標準砂にほぼ匹敵す
るものであった。
特性の試験、耐久性試験、大規模注入試験等に供したモ
デル地盤としては、千葉県鎌滝産の礫質交じりの砂質土
[以下砂質土(I)単に称する]及び茨城県利根川流域
産の川砂[以下砂質土(II)と単に称する]のいずれ
かを用いた。砂質土(I)については、最大粒子径(d
99.9);約5mm、平均粒子径(d50)が約400μ
m、フミン質有機酸量:10〜15ミリ当量NaOH/
kg,カルシウム陽イオン吸着交換能:30〜35ミリ
当量/100gであった。砂質土(II)については、
最大粒子径(d99.9);約2mm、平均粒子径(d50)
が約200μm、フミン質有機酸量:60〜65ミリ当
量NaOH/kg,カルシウム陽イオン吸着交換能:3
〜5ミリ当量/100gであった。なお、上記フミン質
有機酸量とは砂質土と10倍量の1規定水酸化ナトリウ
ム溶液を混合し、1時間加熱下にフミン質有機酸の抽出
中和処理を行って後、抽出母液を得て、その母液をフェ
ノールフタレイン指示薬の存在下に1規定塩酸溶液で逆
滴定して求めた水酸化ナトリウム消費量のミリ当量数で
表した値である。いずれの砂質土モデル地盤も本発明の
対象地盤として好ましい範囲のものであり、特に砂質土
(II)自体はその粒度分布が豊浦標準砂にほぼ匹敵す
るものであった。
【0124】また本発明の実施例及び比較例に於いて実
施した試験方法については以下の通である。 初期ローシェアー粘度(以下の記載では単に初期粘度と
も言う) 主剤液と硬化剤液を混和調製直後の懸濁組成物を20℃
に保ち、B型粘度計60rpmにて測定した値を初期ロ
ーシェアー粘度(初期粘度)とした。 流動性消失時間 主剤液と硬化剤液を混和調製直後の懸濁組成物を静置状
態で放置し、ときどき傾斜させて懸濁液の流動性が失わ
れた時点までに要した時間または日数を計測して表示。
施した試験方法については以下の通である。 初期ローシェアー粘度(以下の記載では単に初期粘度と
も言う) 主剤液と硬化剤液を混和調製直後の懸濁組成物を20℃
に保ち、B型粘度計60rpmにて測定した値を初期ロ
ーシェアー粘度(初期粘度)とした。 流動性消失時間 主剤液と硬化剤液を混和調製直後の懸濁組成物を静置状
態で放置し、ときどき傾斜させて懸濁液の流動性が失わ
れた時点までに要した時間または日数を計測して表示。
【0125】高速浸透作業性試験 300φ×2,000mmの2次元に排水可能な試験容
器に砂質土−IIを圧密充填して満たし、その中心部に
グラウト注入管(単管)を差込み、先端吐出孔が底面か
ら100mmの高さの位置に於いて各例の基本的に主剤
液と硬化剤液の2液からなる懸濁組成物を1.5ショッ
ト方式で5L/分の注入速度で20秒間注入した。10
分放置後に、該注入管を更に上に100mm引き上げて
後、調製少なくとも10分以上経過した2液からなる懸
濁組成物を1.5ショット方式で10L/分注入速度で
10秒間注入した。さらに10分経過後注入管を更に上
に100mm引き上げ、調製少なくとも30分以上経過
してなる2液混和型の懸濁組成物を1.5ショット方式
で20L/分注入速度で5秒間注入した。3日養生後に
試験容器を解体し、内部の薬液注入分布ならびに注入状
況を詳しく観察した。この観察の結果、いわゆる脈状注
入・固結部分が無く均一浸透・固結している場合を高速
浸透注入作業性があるとして○の記号で、表中に記載し
た。また前記観察の結果で、脈状注入やグラウト管近傍
のみの極めてせまい浸透固結状態が観察された場合は、
高速浸透注入作業性が無いと判断し記号×で表中に記載
した。
器に砂質土−IIを圧密充填して満たし、その中心部に
グラウト注入管(単管)を差込み、先端吐出孔が底面か
ら100mmの高さの位置に於いて各例の基本的に主剤
液と硬化剤液の2液からなる懸濁組成物を1.5ショッ
ト方式で5L/分の注入速度で20秒間注入した。10
分放置後に、該注入管を更に上に100mm引き上げて
後、調製少なくとも10分以上経過した2液からなる懸
濁組成物を1.5ショット方式で10L/分注入速度で
10秒間注入した。さらに10分経過後注入管を更に上
に100mm引き上げ、調製少なくとも30分以上経過
してなる2液混和型の懸濁組成物を1.5ショット方式
で20L/分注入速度で5秒間注入した。3日養生後に
試験容器を解体し、内部の薬液注入分布ならびに注入状
況を詳しく観察した。この観察の結果、いわゆる脈状注
入・固結部分が無く均一浸透・固結している場合を高速
浸透注入作業性があるとして○の記号で、表中に記載し
た。また前記観察の結果で、脈状注入やグラウト管近傍
のみの極めてせまい浸透固結状態が観察された場合は、
高速浸透注入作業性が無いと判断し記号×で表中に記載
した。
【0126】サンドゲル固結特性 砂質土(I)または砂質土(II)と表5に記載の各懸
濁組成物を、砂:懸濁組成物で表される重量比率で28
5:90の割合で混和し、成型用円筒モールド容器(5
0mmφ×100mm高さ)に充填放置し、経日の固結
挙動を測定した。3日、7日及び28日の養生条件を経
て後、脱型し、得られたサンドゲル体を1軸圧縮強度試
験に供した。そして単位面積当たりの降伏破壊強度の値
を求め、砂質土(I)サンドゲルの圧縮破壊強度値をサ
ンドゲル(I)強度または砂質土(II)サンドゲルの
圧縮破壊強度値をサンドゲル(II)強度とした。
濁組成物を、砂:懸濁組成物で表される重量比率で28
5:90の割合で混和し、成型用円筒モールド容器(5
0mmφ×100mm高さ)に充填放置し、経日の固結
挙動を測定した。3日、7日及び28日の養生条件を経
て後、脱型し、得られたサンドゲル体を1軸圧縮強度試
験に供した。そして単位面積当たりの降伏破壊強度の値
を求め、砂質土(I)サンドゲルの圧縮破壊強度値をサ
ンドゲル(I)強度または砂質土(II)サンドゲルの
圧縮破壊強度値をサンドゲル(II)強度とした。
【0127】サンドゲル耐久性試験 上記サンドゲル強度と同様な方法で得たサンドゲル
(I)を、1ケ月、3ケ月、6ケ月、12ケ月間大過剰
の50℃温水中に浸漬させて後、取り出して20℃の時
のサンドゲル(I)の1軸圧縮強度試験を実施し、調整
10日後のサンドゲル(I)強度値を100とし、測定
値を元の基準値で割って100を掛けた値を強度保持率
%とし、その値を耐久性の指標とし、表8に示した。
(I)を、1ケ月、3ケ月、6ケ月、12ケ月間大過剰
の50℃温水中に浸漬させて後、取り出して20℃の時
のサンドゲル(I)の1軸圧縮強度試験を実施し、調整
10日後のサンドゲル(I)強度値を100とし、測定
値を元の基準値で割って100を掛けた値を強度保持率
%とし、その値を耐久性の指標とし、表8に示した。
【0128】ブリージング水発生率測定試験 懸濁組成物からそのホモゲル塊を生成させる際に発生し
たブリージング水体積を元の懸濁組成物の体積で割った
値に更に100をかけた値をもってブリージング率
(%)とした。
たブリージング水体積を元の懸濁組成物の体積で割った
値に更に100をかけた値をもってブリージング率
(%)とした。
【0129】実施例1 表5に示す様に、ベントナイト微粒子(B1)の100
部と水砕スラグ微粒子(S2)の200部と消石灰微粒
子(C2)の100部と水道水の334部とから主剤液
500mLを調製し、一方、硫酸ナトリウムの75部と
水道水の462部とからなる溶液を硬化剤液とし500
mLとした。その主剤液500mLと主剤液500mL
を混和し1液型の懸濁組成物(KG1)を調整した。K
G1のローシェアー粘度特性、流動消失時間、高速浸透
作業性試験、サンドゲル固結特性試験を行って、その結
果を表7に示した。なお、表6には水を除いた各有効成
分の構成割合を示した。実施例1の懸濁組成物(KG
1)の1日室温養生後のサンドゲル(I)固結体は50
N/cm2の圧縮負荷では破壊がみとめられず、80N
/cm2と高い1軸圧縮強度を示した。KG1の3日室
温養生後のサンドゲル(I)固結体は200N/cm2
の圧縮負荷では破壊がみとめられず、240N/cm2
と高い1軸圧縮強度を示した。およそ1ケ月後の到達強
度は平均452〜455N/cm2と高く、その値は非
液状化防止目的の改良地盤強度として十分高い高品質な
地盤固結強度となっていた。KG1の懸濁組成物は長い
液ライフを持ちあわせている事から1液で取り扱える、
かつその砂との混和組成物は急結硬化性と高品質な硬化
物性を持ちあわせていた。
部と水砕スラグ微粒子(S2)の200部と消石灰微粒
子(C2)の100部と水道水の334部とから主剤液
500mLを調製し、一方、硫酸ナトリウムの75部と
水道水の462部とからなる溶液を硬化剤液とし500
mLとした。その主剤液500mLと主剤液500mL
を混和し1液型の懸濁組成物(KG1)を調整した。K
G1のローシェアー粘度特性、流動消失時間、高速浸透
作業性試験、サンドゲル固結特性試験を行って、その結
果を表7に示した。なお、表6には水を除いた各有効成
分の構成割合を示した。実施例1の懸濁組成物(KG
1)の1日室温養生後のサンドゲル(I)固結体は50
N/cm2の圧縮負荷では破壊がみとめられず、80N
/cm2と高い1軸圧縮強度を示した。KG1の3日室
温養生後のサンドゲル(I)固結体は200N/cm2
の圧縮負荷では破壊がみとめられず、240N/cm2
と高い1軸圧縮強度を示した。およそ1ケ月後の到達強
度は平均452〜455N/cm2と高く、その値は非
液状化防止目的の改良地盤強度として十分高い高品質な
地盤固結強度となっていた。KG1の懸濁組成物は長い
液ライフを持ちあわせている事から1液で取り扱える、
かつその砂との混和組成物は急結硬化性と高品質な硬化
物性を持ちあわせていた。
【0130】実施例2〜11 表5に記載の実施例2〜実施例11の配合表に従い、実
施例1と同様な手順でそれぞれ2液性の懸濁組成物(実
施例2;KG2)〜(実施例11;KG11)]を調整
した。そしてローシェアー粘度特性、流動消失時間、高
速浸透作業性試験、サンドゲル固結特性試験をそれぞれ
行って、その結果を表7に示した。実施例2〜実施例1
1の各懸濁組成物[(KG2)〜(KG11)]の各3
日室温養生後のサンドゲル固結体はそのいずれの例に於
いても25N/cm2以上の圧縮強度を示す事が判明し
た。また28日養生後の到達強度としては低い系でも8
3N/cm2程度、高い系では602N/cm2を示し
た。またKG3〜KG4、KG6、KG8、KG10〜
KG11の各懸濁組成物は低くとも1日以上と長い薬液
ライフを持ちあわせている一方で、その砂質混和組成物
は急結硬化性を持ちあわせていた。また更には、KG
2,KG4〜KG5,KG7〜KG9,KG11の各懸
濁組成物群はいずれも高速浸透作業性にすぐれており、
ほぼ標準砂グレードの川砂地盤に対して浸透注入工法が
適用できる1液型ないし2液型の懸濁型グラウト剤組成
物として広く当業界に通用することが明らかであった。
施例1と同様な手順でそれぞれ2液性の懸濁組成物(実
施例2;KG2)〜(実施例11;KG11)]を調整
した。そしてローシェアー粘度特性、流動消失時間、高
速浸透作業性試験、サンドゲル固結特性試験をそれぞれ
行って、その結果を表7に示した。実施例2〜実施例1
1の各懸濁組成物[(KG2)〜(KG11)]の各3
日室温養生後のサンドゲル固結体はそのいずれの例に於
いても25N/cm2以上の圧縮強度を示す事が判明し
た。また28日養生後の到達強度としては低い系でも8
3N/cm2程度、高い系では602N/cm2を示し
た。またKG3〜KG4、KG6、KG8、KG10〜
KG11の各懸濁組成物は低くとも1日以上と長い薬液
ライフを持ちあわせている一方で、その砂質混和組成物
は急結硬化性を持ちあわせていた。また更には、KG
2,KG4〜KG5,KG7〜KG9,KG11の各懸
濁組成物群はいずれも高速浸透作業性にすぐれており、
ほぼ標準砂グレードの川砂地盤に対して浸透注入工法が
適用できる1液型ないし2液型の懸濁型グラウト剤組成
物として広く当業界に通用することが明らかであった。
【0131】比較例1〜4 表5に記載の比較例1〜4の配合表に従い、実施例1と
同様な手順でそれぞれ2液混和型の懸濁組成物[(比較
例1;KF1)〜(比較例4;KF4)]を調整した。
そしてローシェアー粘度特性、流動消失時間、高速浸透
作業性試験、サンドゲル固結特性試験をそれぞれ行っ
て、その結果を表7に示した。なお、比較例1とはベン
トナイトB2と水砕スラグ微粒子と硫酸ナトリウムの5
0部とからなり、すなわちKG1懸濁組成物に於いて消
石灰を一切含まない場合の比較懸濁組成物であるが、何
等硬化発現性が無かった。また比較例2とはベントナイ
ト微粒子とメタカオリン微粒子と硫酸ナトリウムおよび
炭酸ナトリウムとを含有して成る懸濁組成物であるが、
比較例1と同様、硬化性を示さない組成物であった。ま
た比較例3とはベントナイト微粒子とフライアッシュ微
粒子と消石灰と少量の分散助剤とを含有する水に懸濁さ
せてなる組成物であるが、比較例1と同様、硬化性を全
く示さない組成物であった。また比較例4とはベントナ
イト微粒子と消石灰とアルカリ水ガラス及び少量の分散
助剤とを含有してなる懸濁組成物であるが、それ自体で
瞬結性を示すものの、地盤と混和しても高強度を発現す
る薬液とはならなかった。
同様な手順でそれぞれ2液混和型の懸濁組成物[(比較
例1;KF1)〜(比較例4;KF4)]を調整した。
そしてローシェアー粘度特性、流動消失時間、高速浸透
作業性試験、サンドゲル固結特性試験をそれぞれ行っ
て、その結果を表7に示した。なお、比較例1とはベン
トナイトB2と水砕スラグ微粒子と硫酸ナトリウムの5
0部とからなり、すなわちKG1懸濁組成物に於いて消
石灰を一切含まない場合の比較懸濁組成物であるが、何
等硬化発現性が無かった。また比較例2とはベントナイ
ト微粒子とメタカオリン微粒子と硫酸ナトリウムおよび
炭酸ナトリウムとを含有して成る懸濁組成物であるが、
比較例1と同様、硬化性を示さない組成物であった。ま
た比較例3とはベントナイト微粒子とフライアッシュ微
粒子と消石灰と少量の分散助剤とを含有する水に懸濁さ
せてなる組成物であるが、比較例1と同様、硬化性を全
く示さない組成物であった。また比較例4とはベントナ
イト微粒子と消石灰とアルカリ水ガラス及び少量の分散
助剤とを含有してなる懸濁組成物であるが、それ自体で
瞬結性を示すものの、地盤と混和しても高強度を発現す
る薬液とはならなかった。
【0132】比較例5〜6 表5に記載の比較例5〜6の配合表に従い、実施例1と
同様な手順でそれぞれ2液性の懸濁組成物[(比較例
5;KF5)〜(比較例6;KF6)]を調整した。そ
してローシェアー粘度特性、流動消失時間、高速浸透作
業性試験、サンドゲル固結特性試験をそれぞれ行って、
その結果を表7に示した。なお、比較例5とは実施例1
1組成物に於いて消石灰微粒子と分散助剤を一切使用し
ていない比較懸濁組成物である。また比較例6とは実施
例11組成物に於いて消石灰微粒子を含有せず、かつ分
散助剤E2を分散助剤E1に、硫酸ナトリウムの50部
を1号アルカリ水ガラスの20部に代替させてなる比較
懸濁組成物である。比較例5のKF5懸濁組成物はブリ
ージング率が35%で高速浸透作業性試験結果は×であ
った。また3〜7日養生後のサンドゲル1軸圧縮強度値
はいずれも20N/cm2と低く、固結信頼性に欠ける
ものであった。比較例6のKF6懸濁組成物はブリージ
ング率は0%と良好であるが高速浸透作業性試験結果は
×であった。また3〜7日養生後のサンドゲル1軸圧縮
強度値はいずれも20N/cm2と低く、固結信頼性に
欠けるもであった。
同様な手順でそれぞれ2液性の懸濁組成物[(比較例
5;KF5)〜(比較例6;KF6)]を調整した。そ
してローシェアー粘度特性、流動消失時間、高速浸透作
業性試験、サンドゲル固結特性試験をそれぞれ行って、
その結果を表7に示した。なお、比較例5とは実施例1
1組成物に於いて消石灰微粒子と分散助剤を一切使用し
ていない比較懸濁組成物である。また比較例6とは実施
例11組成物に於いて消石灰微粒子を含有せず、かつ分
散助剤E2を分散助剤E1に、硫酸ナトリウムの50部
を1号アルカリ水ガラスの20部に代替させてなる比較
懸濁組成物である。比較例5のKF5懸濁組成物はブリ
ージング率が35%で高速浸透作業性試験結果は×であ
った。また3〜7日養生後のサンドゲル1軸圧縮強度値
はいずれも20N/cm2と低く、固結信頼性に欠ける
ものであった。比較例6のKF6懸濁組成物はブリージ
ング率は0%と良好であるが高速浸透作業性試験結果は
×であった。また3〜7日養生後のサンドゲル1軸圧縮
強度値はいずれも20N/cm2と低く、固結信頼性に
欠けるもであった。
【0133】
【表5】 表5中記載の記号の説明 スラグのS1とは水砕スラグ1を、同S2とは水砕スラ
グ2をそれぞれ意味する。また、消石灰のC1とは消石
灰1を、C2とは消石灰2を、C3とは消石灰3を意味
する。また更に分散助剤のE1とは分散助剤1を、E2
とは分散助剤2を意味する。また硫酸Naとは無水硫酸
ナトリウムであり、炭酸Naとは無水炭酸ナトリウムの
事である。硬Xとは1号水ガラス固体粉末を意味する。
グ2をそれぞれ意味する。また、消石灰のC1とは消石
灰1を、C2とは消石灰2を、C3とは消石灰3を意味
する。また更に分散助剤のE1とは分散助剤1を、E2
とは分散助剤2を意味する。また硫酸Naとは無水硫酸
ナトリウムであり、炭酸Naとは無水炭酸ナトリウムの
事である。硬Xとは1号水ガラス固体粉末を意味する。
【0134】
【表6】 表6中記載の記号の説明 ポゾラン反応性粒子とは[水砕スラグ+メタカオリン+
フライアッシュ+セメント]の意味である。また硫酸N
aとは無水硫酸ナトリウムであり、炭酸Naとは無水炭
酸ナトリウムの事である。硬化剤Xとは1号水ガラス固
体粉末を意味する。
フライアッシュ+セメント]の意味である。また硫酸N
aとは無水硫酸ナトリウムであり、炭酸Naとは無水炭
酸ナトリウムの事である。硬化剤Xとは1号水ガラス固
体粉末を意味する。
【0135】
【表7】 記号の説明 表7中の未硬化との表示は成型固化物が極めて脆弱であ
る事から脱型採取する事が困難であった事を意味する。
浸透作業性とは高速浸透作業性測定結果である。
る事から脱型採取する事が困難であった事を意味する。
浸透作業性とは高速浸透作業性測定結果である。
【0136】
【表8】
【0137】実施例12 アルミ−ポリエチレンラミネート袋にベントナイト微粒
子(B2)の100部と水砕スラグ微粒子(S2)の2
00部と消石灰微粒子(C2)の100部と無水硫酸ナ
トリウム粉末の75部からなるドライミックス包装袋を
作成し、温度40℃、湿度90%の雰囲気下に1ケ月間
保存した後、水道水の796部を加えて強攪拌し、実質
表5の実施例1と同組成からなる懸濁組成物;KG12
を調整した。得られたKG−12懸濁組成物の諸物性お
よび耐久性に関してはKG1の諸物性および耐久性とほ
とんど同じ結果を得た。
子(B2)の100部と水砕スラグ微粒子(S2)の2
00部と消石灰微粒子(C2)の100部と無水硫酸ナ
トリウム粉末の75部からなるドライミックス包装袋を
作成し、温度40℃、湿度90%の雰囲気下に1ケ月間
保存した後、水道水の796部を加えて強攪拌し、実質
表5の実施例1と同組成からなる懸濁組成物;KG12
を調整した。得られたKG−12懸濁組成物の諸物性お
よび耐久性に関してはKG1の諸物性および耐久性とほ
とんど同じ結果を得た。
【0138】実施例13 無水硫酸ナトリウムの35部に代えて過硫酸カリウム複
水塩の5部と過硫酸ナトリウム複水塩の5部と更に無水
硫酸ナトリウムカリウムの25部とした以外は実施例4
と同様な組成物からなる懸濁型組成物;KG13を調製
した。その結果、KG13の初期スラリー粘度は11m
Pa・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失時
間はおよそ3日と長い薬液ライフを持ち、かつ浸透作業
性は○であった。また養生3日後のサンドゲル(I)強
度は300N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度
(I)強度は520N/cm2の値を示し、細砂地盤と
混和されると急速固結性がいかんなく発揮された。この
懸濁型組成物;KG13のホモゲル塊形成時のブリージ
ング率はおよそ50%と高い値であっが、一方、サンド
ゲル形成時のブリージング率は高くとも2%以内と極め
て小さかった。すなわちKG13組成物は細砂地盤を対
象とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性に富む地盤
固結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物であった。
水塩の5部と過硫酸ナトリウム複水塩の5部と更に無水
硫酸ナトリウムカリウムの25部とした以外は実施例4
と同様な組成物からなる懸濁型組成物;KG13を調製
した。その結果、KG13の初期スラリー粘度は11m
Pa・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失時
間はおよそ3日と長い薬液ライフを持ち、かつ浸透作業
性は○であった。また養生3日後のサンドゲル(I)強
度は300N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度
(I)強度は520N/cm2の値を示し、細砂地盤と
混和されると急速固結性がいかんなく発揮された。この
懸濁型組成物;KG13のホモゲル塊形成時のブリージ
ング率はおよそ50%と高い値であっが、一方、サンド
ゲル形成時のブリージング率は高くとも2%以内と極め
て小さかった。すなわちKG13組成物は細砂地盤を対
象とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性に富む地盤
固結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物であった。
【0139】実施例14 無水硫酸ナトリウムの35部に代えて重硫酸ナトリウム
1水塩の15部と重亜硫酸ナトリウム無水物の5部と更
に無水硫酸ナトリウムの15部とした以外は実施例4と
同様な組成物からなる懸濁型組成物;KG14を調製し
た。その結果、KG14の初期スラリー粘度は10mP
a・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失時間
はおよそ3日と長い薬液ライフを持ち、かつ浸透作業性
は○であった。また養生3日後のサンドゲル(I)強度
は220N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度
(I)強度は455N/cm2の値を示し、細砂地盤と
混和されると急速固結性がいかんなく発揮された。この
懸濁型組成物;KG14のホモゲル塊形成時のブリージ
ング率はおよそ45%と高い値であっが、一方、サンド
ゲル形成時のブリージング率は高くとも2%以内と極め
て小さかった。すなわちKG14組成物は細砂地盤を対
象とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性に富む地盤
固結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物であった。
1水塩の15部と重亜硫酸ナトリウム無水物の5部と更
に無水硫酸ナトリウムの15部とした以外は実施例4と
同様な組成物からなる懸濁型組成物;KG14を調製し
た。その結果、KG14の初期スラリー粘度は10mP
a・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失時間
はおよそ3日と長い薬液ライフを持ち、かつ浸透作業性
は○であった。また養生3日後のサンドゲル(I)強度
は220N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度
(I)強度は455N/cm2の値を示し、細砂地盤と
混和されると急速固結性がいかんなく発揮された。この
懸濁型組成物;KG14のホモゲル塊形成時のブリージ
ング率はおよそ45%と高い値であっが、一方、サンド
ゲル形成時のブリージング率は高くとも2%以内と極め
て小さかった。すなわちKG14組成物は細砂地盤を対
象とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性に富む地盤
固結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物であった。
【0140】実施例15 無水硫酸ナトリウムの35部に代えて亜硫酸カリウム7
水塩の30部とチオ硫酸ナトリウム複水塩の5部とした
以外は実施例3と同様な組成物からなる懸濁型組成物;
KG15を調製した。その結果、KG15の初期スラリ
ー粘度は100mPa・sを越える高粘度でスラリーで
あった。またその薬液の流動消失時間はおよそ4日と長
い薬液ライフを持ち、かつ浸透作業性は高粘度な系であ
るが為に×であった。また養生3日後のサンドゲル
(I)強度は230N/cm2、養生28日後のサンド
ゲル強度(I)強度はおよそ465N/cm2の値を示
し、細砂地盤と混和されると急速固結性がいかんなく発
揮された。この懸濁型組成物;KG15のホモゲル塊形
成時のブリージング率はおよそ50%と高い値であっ
が、一方、サンドゲル形成時のブリージング率は高くと
も2%以内と極めて小さかった。すなわちKG15組成
物は細砂地盤を対象とする粉体混合方式や懸濁撹拌方式
等による地盤改良工法に際して利用可能な、高強度で固
結信頼性に富む地盤固結改良剤組成物であった。
水塩の30部とチオ硫酸ナトリウム複水塩の5部とした
以外は実施例3と同様な組成物からなる懸濁型組成物;
KG15を調製した。その結果、KG15の初期スラリ
ー粘度は100mPa・sを越える高粘度でスラリーで
あった。またその薬液の流動消失時間はおよそ4日と長
い薬液ライフを持ち、かつ浸透作業性は高粘度な系であ
るが為に×であった。また養生3日後のサンドゲル
(I)強度は230N/cm2、養生28日後のサンド
ゲル強度(I)強度はおよそ465N/cm2の値を示
し、細砂地盤と混和されると急速固結性がいかんなく発
揮された。この懸濁型組成物;KG15のホモゲル塊形
成時のブリージング率はおよそ50%と高い値であっ
が、一方、サンドゲル形成時のブリージング率は高くと
も2%以内と極めて小さかった。すなわちKG15組成
物は細砂地盤を対象とする粉体混合方式や懸濁撹拌方式
等による地盤改良工法に際して利用可能な、高強度で固
結信頼性に富む地盤固結改良剤組成物であった。
【0141】実施例16 無水硫酸ナトリウムの35部に代えて硫酸ナトリウム無
水物の33部と硫酸マグネシウム12水塩の1部と更に
過硫酸ナトリウム複水塩の1部とした以外は実施例4と
同様な組成物からなる懸濁型組成物;KG16を調製し
た。その結果、KG16の初期スラリー粘度は10mP
a・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失時間
はおよそ3日と長い薬液ライフを持ち、かつ浸透作業性
は○であった。また養生3日後のサンドゲル(I)強度
は325N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度
(I)強度は577N/cm2の値を示し、細砂地盤と
混和されると急速固結性がいかんなく発揮された。この
懸濁型組成物;KG16のホモゲル塊形成時のブリージ
ング率はおよそ55%と高い値であっが、一方、サンド
ゲル形成時のブリージング率は高くとも2%以内と極め
て小さかった。すなわちKG16組成物は細砂地盤を対
象とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性に富む地盤
固結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物であった。
水物の33部と硫酸マグネシウム12水塩の1部と更に
過硫酸ナトリウム複水塩の1部とした以外は実施例4と
同様な組成物からなる懸濁型組成物;KG16を調製し
た。その結果、KG16の初期スラリー粘度は10mP
a・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失時間
はおよそ3日と長い薬液ライフを持ち、かつ浸透作業性
は○であった。また養生3日後のサンドゲル(I)強度
は325N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度
(I)強度は577N/cm2の値を示し、細砂地盤と
混和されると急速固結性がいかんなく発揮された。この
懸濁型組成物;KG16のホモゲル塊形成時のブリージ
ング率はおよそ55%と高い値であっが、一方、サンド
ゲル形成時のブリージング率は高くとも2%以内と極め
て小さかった。すなわちKG16組成物は細砂地盤を対
象とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性に富む地盤
固結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物であった。
【0142】実施例17 無水硫酸ナトリウムの30部に代えて重硫酸ナトリウム
の15部と重亜硫酸ナトリウムの15部とした以外は実
施例5と同様な組成物からなる懸濁組成物;KG17を
調製した。その結果、KG17の初期スラリー粘度は2
2mPa・sと低粘度であった。またその薬液の流動消
失時間はおよそ0.2時間と緩結型のゲル化特性を示
し、かつ浸透作業性は○、ブリージング率は1%未満で
あった。また養生3日後のサンドゲル(I)強度は21
0N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度(I)強
度は430N/cm2の値を示し、細砂地盤と混和され
ると急速固結性がいかんなく発揮され、細砂地盤を対象
とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性に富む地盤固
結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物であった。
の15部と重亜硫酸ナトリウムの15部とした以外は実
施例5と同様な組成物からなる懸濁組成物;KG17を
調製した。その結果、KG17の初期スラリー粘度は2
2mPa・sと低粘度であった。またその薬液の流動消
失時間はおよそ0.2時間と緩結型のゲル化特性を示
し、かつ浸透作業性は○、ブリージング率は1%未満で
あった。また養生3日後のサンドゲル(I)強度は21
0N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度(I)強
度は430N/cm2の値を示し、細砂地盤と混和され
ると急速固結性がいかんなく発揮され、細砂地盤を対象
とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性に富む地盤固
結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物であった。
【0143】実施例18 無水硫酸ナトリウムの30部に代えて亜硫酸ナトリウム
の25部とチオ硫酸ナトリウムの5部とした以外は実施
例5と同様な組成物からなる懸濁組成物;KG18を調
製した。その結果、KG18の初期スラリー粘度は25
mPa・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失
時間はおよそ0.25時間と緩結型のゲル化特性を示
し、かつ浸透作業性は○、ブリージング率は2%未満で
あった。また養生3日後のサンドゲル(I)強度は18
5N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度(I)強
度は380N/cm2〜395N/cm2の値を示し、細
砂地盤と混和されると急速固結性がいかんなく発揮さ
れ、細砂地盤を対象とする浸透注入可能な高強度で固結
信頼性に富む地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤組
成物であった。
の25部とチオ硫酸ナトリウムの5部とした以外は実施
例5と同様な組成物からなる懸濁組成物;KG18を調
製した。その結果、KG18の初期スラリー粘度は25
mPa・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失
時間はおよそ0.25時間と緩結型のゲル化特性を示
し、かつ浸透作業性は○、ブリージング率は2%未満で
あった。また養生3日後のサンドゲル(I)強度は18
5N/cm2、養生28日後のサンドゲル強度(I)強
度は380N/cm2〜395N/cm2の値を示し、細
砂地盤と混和されると急速固結性がいかんなく発揮さ
れ、細砂地盤を対象とする浸透注入可能な高強度で固結
信頼性に富む地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤組
成物であった。
【0144】実施例19 無水硫酸ナトリウムの30部に代えて硫酸ナトリウムカ
リウム無水物の25部と硫酸マグネシウム復水塩の2部
と更に過硫酸カリウム復水塩の3部とした以外は実施例
5と同様な組成物からなる懸濁組成物;KG19を調製
した。その結果、KG19の初期スラリー粘度は25m
Pa・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失時
間はおよそ0.25時間と緩結型のゲル化特性を示し、
かつ浸透作業性は○、ブリージング率は2%未満であっ
た。また養生3日後のサンドゲル(I)強度は285N
/cm2、養生28日後のサンドゲル強度(I)強度は
540N/cm2〜570N/cm2の値を示し、細砂地
盤と混和されると急速固結性がいかんなく発揮され、細
砂地盤を対象とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性
に富む地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物で
あった。
リウム無水物の25部と硫酸マグネシウム復水塩の2部
と更に過硫酸カリウム復水塩の3部とした以外は実施例
5と同様な組成物からなる懸濁組成物;KG19を調製
した。その結果、KG19の初期スラリー粘度は25m
Pa・sと低粘度であった。またその薬液の流動消失時
間はおよそ0.25時間と緩結型のゲル化特性を示し、
かつ浸透作業性は○、ブリージング率は2%未満であっ
た。また養生3日後のサンドゲル(I)強度は285N
/cm2、養生28日後のサンドゲル強度(I)強度は
540N/cm2〜570N/cm2の値を示し、細砂地
盤と混和されると急速固結性がいかんなく発揮され、細
砂地盤を対象とする浸透注入可能な高強度で固結信頼性
に富む地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤組成物で
あった。
【0145】実施例20 表5の実施例5の懸濁組成物に於いて、無水炭酸ナトリ
ウムの20部に替えて固形かんすいの20部とした以外
は全く同様にして調製された実施例13の懸濁組成物を
KG20とした。KG20の懸濁組成物はスラリー粘度
が21mPa・sと低粘度系懸濁溶液を呈し、流動消失
時間は0.3時間と判明した。またホモゲル塊生成時の
ブリージング水発生率は2〜3%と低かった。KG20
の高速浸透作業性試験結果は○であり、懸濁型グラウト
剤としての適性を持つものであった。またサンドゲル
(I)強度はそれぞれ3日養生後:290N/cm2、
7日養生後:505N/cm2、28日養生後:562
N/cm2の値を得たことから、細砂地盤に対し高速固
結信頼性に富む地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤
組成物であった。
ウムの20部に替えて固形かんすいの20部とした以外
は全く同様にして調製された実施例13の懸濁組成物を
KG20とした。KG20の懸濁組成物はスラリー粘度
が21mPa・sと低粘度系懸濁溶液を呈し、流動消失
時間は0.3時間と判明した。またホモゲル塊生成時の
ブリージング水発生率は2〜3%と低かった。KG20
の高速浸透作業性試験結果は○であり、懸濁型グラウト
剤としての適性を持つものであった。またサンドゲル
(I)強度はそれぞれ3日養生後:290N/cm2、
7日養生後:505N/cm2、28日養生後:562
N/cm2の値を得たことから、細砂地盤に対し高速固
結信頼性に富む地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤
組成物であった。
【0146】以下の実施例21〜実施例23は、それぞ
れ大型モデル地盤を用いての地盤改良工法適性試験の結
果である。 実施例21 実施例4のKG4で表される懸濁組成物の約700Lを
新たに調整し、1液とし、以下の模擬地盤−1に対して
1ショット注入試験を実施した。まず砂質土(I)を2
m四方、高さ4mの試験槽に充填し水締めして後24時
間放置して模擬地盤−1とした。一般に用いられている
グラウトマシンを使用し、グラウト注入管をその先端吐
出口から容器底面までの距離を100mmとした位置ま
で差込んで固定させ、その位置で30L/分の注入速度
で1液から成るKG4を10分間注入した。その後30
分放置後、注入管を290mm程度引き上げた位置で、
調整後30分経過後のKG4懸濁組成物を25L/分の
速度で10分間注入した。また更に30分放置後、同様
に注入管を290mm引き上げてその位置で調整後60
分以上経過後のKG4懸濁組成物を20L/分の注入速
度で10分間注入作業を実施した。合計5ステップにわ
たる注入操作を実施し、KG4の懸濁組成物は調整から
注入作業終了まで一貫して3時間以内で完了した。また
5ステップ注入作業中に於いて、注入圧力の急上昇など
の現象は一切観察されなかった。
れ大型モデル地盤を用いての地盤改良工法適性試験の結
果である。 実施例21 実施例4のKG4で表される懸濁組成物の約700Lを
新たに調整し、1液とし、以下の模擬地盤−1に対して
1ショット注入試験を実施した。まず砂質土(I)を2
m四方、高さ4mの試験槽に充填し水締めして後24時
間放置して模擬地盤−1とした。一般に用いられている
グラウトマシンを使用し、グラウト注入管をその先端吐
出口から容器底面までの距離を100mmとした位置ま
で差込んで固定させ、その位置で30L/分の注入速度
で1液から成るKG4を10分間注入した。その後30
分放置後、注入管を290mm程度引き上げた位置で、
調整後30分経過後のKG4懸濁組成物を25L/分の
速度で10分間注入した。また更に30分放置後、同様
に注入管を290mm引き上げてその位置で調整後60
分以上経過後のKG4懸濁組成物を20L/分の注入速
度で10分間注入作業を実施した。合計5ステップにわ
たる注入操作を実施し、KG4の懸濁組成物は調整から
注入作業終了まで一貫して3時間以内で完了した。また
5ステップ注入作業中に於いて、注入圧力の急上昇など
の現象は一切観察されなかった。
【0147】3日後に、模擬地盤−1上面の注入管の位
置を中心とした半径30cmの円周上の各4点から試験
槽内の鉛直方向に金属棒を差し入れた所、どの部位に於
いても深さ約2.7mの地点で固結体と思われる塊に当
たった。注入から7日後に試験槽を解体し、未固結部分
を水で洗い流して固結体を露出させた。その結果、浸透
固結塊は概ね直径1m、高さ1.45mであった。ま
た、約5cm大のキュウビック塊を5点採取し、その密
度を測定した結果、密度のバラツキはほとんど無かった
ことから均等に浸透固結してなる砂質土(I)サンドゲ
ルが形成されている事が判明した。そして該サンドゲル
(I)強度は最低値でも400N/cm2を超える高い
圧縮破壊強度を持つものであった。
置を中心とした半径30cmの円周上の各4点から試験
槽内の鉛直方向に金属棒を差し入れた所、どの部位に於
いても深さ約2.7mの地点で固結体と思われる塊に当
たった。注入から7日後に試験槽を解体し、未固結部分
を水で洗い流して固結体を露出させた。その結果、浸透
固結塊は概ね直径1m、高さ1.45mであった。ま
た、約5cm大のキュウビック塊を5点採取し、その密
度を測定した結果、密度のバラツキはほとんど無かった
ことから均等に浸透固結してなる砂質土(I)サンドゲ
ルが形成されている事が判明した。そして該サンドゲル
(I)強度は最低値でも400N/cm2を超える高い
圧縮破壊強度を持つものであった。
【0148】また更に、砂質土(II)を用いて構成さ
れ、前記模擬地盤−1と全く同様に調整された模擬地盤
−2に対しても、KG4懸濁組成物を用いて前記したと
同様に行った浸透固結試験の結果は、模擬地盤−1の結
果と同じ内容の固結体を形成していた。
れ、前記模擬地盤−1と全く同様に調整された模擬地盤
−2に対しても、KG4懸濁組成物を用いて前記したと
同様に行った浸透固結試験の結果は、模擬地盤−1の結
果と同じ内容の固結体を形成していた。
【0149】実施例22 表5の実施例1の配合表で示したと同様なKG1懸濁組
成物の1,000Lを新たに調整し、実施例21と同様
な模擬地盤−1に対して小型ミキシングロッドを挿入し
て混合固結実験を実施した。まず小型ミキシングロッド
を挿入しつつ、その先端吐出口から容器底面までの距離
を100mmとした位置まで模擬地盤−Iに差込んで固
定させ、その位置で25L/分の注入速度でゆっくりと
引き上げながらKG1懸濁組成物を30分間注入攪拌混
合した。2日後に、模擬地盤−1上面の小型ミキシング
ロッド挿入位置を中心とした半径30cmの円周上の各
4点から試験槽内の鉛直方向に金属棒を差し入れた所、
どの部位に於いても深さ約2.7mの地点で固結体と思
われる塊に当たった。注入から7日後に試験槽を解体
し、未固結部分を水で洗い流して固結体を露出させた。
その結果、浸透固結塊は概ね直径1m、高さ1.45m
の地中杭が形成されていた。また該固結体を鉛直方向及
び水平方向の数箇所に切断し内部のサンドゲル構成状況
を詳細に観察した結果、砂質土と混和してなる固結体で
あることが判明。また、約5cm大のキュウビック塊を
5点採取し、その密度を測定した結果、密度のバラツキ
はほとんど無かったことから均等に浸透固結してなる砂
質土(I)サンドゲルが形成されている事が判明した。
また更に、砂質土(II)を用いて構成された前記模擬
地盤−1と全く同様な模擬地盤−2に対しても前記同様
に行った小型ミキシングロッドを介した固結試験の結果
は、模擬地盤−1の結果とほとんど同じであった。
成物の1,000Lを新たに調整し、実施例21と同様
な模擬地盤−1に対して小型ミキシングロッドを挿入し
て混合固結実験を実施した。まず小型ミキシングロッド
を挿入しつつ、その先端吐出口から容器底面までの距離
を100mmとした位置まで模擬地盤−Iに差込んで固
定させ、その位置で25L/分の注入速度でゆっくりと
引き上げながらKG1懸濁組成物を30分間注入攪拌混
合した。2日後に、模擬地盤−1上面の小型ミキシング
ロッド挿入位置を中心とした半径30cmの円周上の各
4点から試験槽内の鉛直方向に金属棒を差し入れた所、
どの部位に於いても深さ約2.7mの地点で固結体と思
われる塊に当たった。注入から7日後に試験槽を解体
し、未固結部分を水で洗い流して固結体を露出させた。
その結果、浸透固結塊は概ね直径1m、高さ1.45m
の地中杭が形成されていた。また該固結体を鉛直方向及
び水平方向の数箇所に切断し内部のサンドゲル構成状況
を詳細に観察した結果、砂質土と混和してなる固結体で
あることが判明。また、約5cm大のキュウビック塊を
5点採取し、その密度を測定した結果、密度のバラツキ
はほとんど無かったことから均等に浸透固結してなる砂
質土(I)サンドゲルが形成されている事が判明した。
また更に、砂質土(II)を用いて構成された前記模擬
地盤−1と全く同様な模擬地盤−2に対しても前記同様
に行った小型ミキシングロッドを介した固結試験の結果
は、模擬地盤−1の結果とほとんど同じであった。
【0150】実施例23 表5の実施例7のKG7懸濁組成物の600Lを新たに
調整し、以下の模擬地盤−1に対して超高圧混合工法で
地盤固結実験を実施した。その模擬地盤−1としては、
砂質土(I)を2m×5m、高さ4mの試験槽に充填
し、水締めして後24時間以上放置してなる模擬地盤で
ある。その模擬地盤−1にグラウト用の注入ミキシング
管を底面から100mmの位置まで差込み、該注入ミキ
シング管の先端附近に設けられた管側面の複数個の吐出
孔からKG7懸濁組成物を圧力3kN/cm2の超高圧
下に、2ショット方式でかつ30L/分の吐出速度にて
吐出させた。なお、吐出応力で吐出孔部が自由回転する
構造となっており、管周辺の円直方向360゜に均一に
地盤固結改良剤を吐出させた。更に、吐出開始後ゆっく
りと該注入ミキシング管を引上げて深さ2.5mの位置
まで引き上げて同注入操作を停止させた。施工数日後
に、模擬地盤−1上面の注入点の真中を中心とした半径
100cmの円周上の各4点から試験槽内の鉛直方向に
金属棒を差し入れた所、どの部位に於いても深さ約2.
5mの地点で固結体と思われる塊に当たった。
調整し、以下の模擬地盤−1に対して超高圧混合工法で
地盤固結実験を実施した。その模擬地盤−1としては、
砂質土(I)を2m×5m、高さ4mの試験槽に充填
し、水締めして後24時間以上放置してなる模擬地盤で
ある。その模擬地盤−1にグラウト用の注入ミキシング
管を底面から100mmの位置まで差込み、該注入ミキ
シング管の先端附近に設けられた管側面の複数個の吐出
孔からKG7懸濁組成物を圧力3kN/cm2の超高圧
下に、2ショット方式でかつ30L/分の吐出速度にて
吐出させた。なお、吐出応力で吐出孔部が自由回転する
構造となっており、管周辺の円直方向360゜に均一に
地盤固結改良剤を吐出させた。更に、吐出開始後ゆっく
りと該注入ミキシング管を引上げて深さ2.5mの位置
まで引き上げて同注入操作を停止させた。施工数日後
に、模擬地盤−1上面の注入点の真中を中心とした半径
100cmの円周上の各4点から試験槽内の鉛直方向に
金属棒を差し入れた所、どの部位に於いても深さ約2.
5mの地点で固結体と思われる塊に当たった。
【0151】7日後に試験槽を解体し、未固結部分を水
で洗い流して固結体を露出させたところ、浸透固結塊は
半径125〜150cmと長く、砂質土(I)とKG7
懸濁組成物がよく混合一体固結化された高強度サンドゲ
ル塊からなる地中杭を形成している事が観察された。
で洗い流して固結体を露出させたところ、浸透固結塊は
半径125〜150cmと長く、砂質土(I)とKG7
懸濁組成物がよく混合一体固結化された高強度サンドゲ
ル塊からなる地中杭を形成している事が観察された。
【0152】ところで、表5に示された実施例1〜実施
例11及び実施例12〜実施例20の各懸濁組成物は本
発明の地盤固結改良剤の実施例であるが、水に懸濁させ
てなるKG2、KG4、KG5、KG7、KG13〜K
G14、KG15〜KG19の各懸濁組成物そのものは
本発明の懸濁型グラウト剤の実施例を兼ねているもので
ある。
例11及び実施例12〜実施例20の各懸濁組成物は本
発明の地盤固結改良剤の実施例であるが、水に懸濁させ
てなるKG2、KG4、KG5、KG7、KG13〜K
G14、KG15〜KG19の各懸濁組成物そのものは
本発明の懸濁型グラウト剤の実施例を兼ねているもので
ある。
【0153】
【発明の効果】本発明の地盤固結改良剤は実施例1〜1
1(表5〜表7)及び実施例12〜20で明らかな様
に、その流動消失時間が実施例2の0.2時間から実施
例10の約240時間といった具合いに任意に調整可能
である一方、砂質土と混和されると、その薬液ライフに
あまり影響を受ける事無く、急速に固結する作用効果が
明らかである。本発明の懸濁型グラウト剤に於いても前
記同様に、その薬液ライフにあまり影響を受ける事無
く、急速に固結する作用効果が明らかである。上記特性
を持つ地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤はこれま
でに全く知られていない。
1(表5〜表7)及び実施例12〜20で明らかな様
に、その流動消失時間が実施例2の0.2時間から実施
例10の約240時間といった具合いに任意に調整可能
である一方、砂質土と混和されると、その薬液ライフに
あまり影響を受ける事無く、急速に固結する作用効果が
明らかである。本発明の懸濁型グラウト剤に於いても前
記同様に、その薬液ライフにあまり影響を受ける事無
く、急速に固結する作用効果が明らかである。上記特性
を持つ地盤固結改良剤または懸濁型グラウト剤はこれま
でに全く知られていない。
【0154】また実施例21〜実施例23で明らかな様
に、本発明の地盤固結改良剤や懸濁型グラウト剤に於い
ては公知の安価な地盤改良工法の採用で地盤の確実な固
結改良が容易である事が明らかである。すなわち、標準
砂並みの細砂質モデル地盤に対し、薬液注入工法または
ミキシングロッド工法、高圧混合工法等で代表される公
知工法で、なんら問題無く改良工事が出来、理想的な浸
透固結塊や機械混合固結塊等を任意に地中に形成できる
作用効果を持つことがあきらかである。
に、本発明の地盤固結改良剤や懸濁型グラウト剤に於い
ては公知の安価な地盤改良工法の採用で地盤の確実な固
結改良が容易である事が明らかである。すなわち、標準
砂並みの細砂質モデル地盤に対し、薬液注入工法または
ミキシングロッド工法、高圧混合工法等で代表される公
知工法で、なんら問題無く改良工事が出来、理想的な浸
透固結塊や機械混合固結塊等を任意に地中に形成できる
作用効果を持つことがあきらかである。
【0155】特に、高フミン質有機酸を含有する砂質土
地盤及び/またはカルシウムイオン吸着交換能が大きい
硬化させずらい砂質土地盤を、本発明の地盤固結改良剤
または本発明の懸濁型グラウト剤では施工後(砂質土中
に投入混合施工後)1〜3日以内と短時間内に確実に低
くとも25N/cm2以上と高いサンドゲル強度特性を
発現できる新規な地盤改良剤であると言える。
地盤及び/またはカルシウムイオン吸着交換能が大きい
硬化させずらい砂質土地盤を、本発明の地盤固結改良剤
または本発明の懸濁型グラウト剤では施工後(砂質土中
に投入混合施工後)1〜3日以内と短時間内に確実に低
くとも25N/cm2以上と高いサンドゲル強度特性を
発現できる新規な地盤改良剤であると言える。
【0156】また表8の耐久性評価結果に示す様に、本
発明の地盤固結改良剤または本発明の懸濁型グラウト剤
を用いた、一般的に固結させずらい砂質土のサンドゲル
固結体は12ケ月間の温水浸漬劣化試験で問題となる様
な著しい強度低下は認められない事から、本発明の地盤
固結改良剤または本発明の懸濁型グラウト剤は耐久性に
極めて優れる事が明らかである。
発明の地盤固結改良剤または本発明の懸濁型グラウト剤
を用いた、一般的に固結させずらい砂質土のサンドゲル
固結体は12ケ月間の温水浸漬劣化試験で問題となる様
な著しい強度低下は認められない事から、本発明の地盤
固結改良剤または本発明の懸濁型グラウト剤は耐久性に
極めて優れる事が明らかである。
【0157】また一方、比較例1〜比較例6の懸濁組成
物ではそのいずれも発明の目的を達成できていない。
物ではそのいずれも発明の目的を達成できていない。
【0158】本発明の地盤固結改良剤は解決すべき課題
に挙げた(A)〜(C)の全てを満たす点でその効果が
特に顕著である。また本発明の懸濁型グラウト剤は解決
すべき課題に挙げた(B)〜(F)の全てを満たす点で
その効果が特に顕著である。
に挙げた(A)〜(C)の全てを満たす点でその効果が
特に顕著である。また本発明の懸濁型グラウト剤は解決
すべき課題に挙げた(B)〜(F)の全てを満たす点で
その効果が特に顕著である。
【0159】すなわち、本発明の効果を総論すると、フ
ミン酸で代表されるフミン質有機酸及び/または陽イオ
ン吸着交換能を有する粘土鉱物を多く含有し、地震時に
液状化災害、滑り破壊災害、不同沈下災害等の重大災害
の発生が予想される砂質土地盤及び/または礫質地盤へ
の浸透注入工法による地盤改良現場に於いて、本発明の
地盤固結改良剤または本発明の懸濁型グラウト剤では高
速高浸透作業性が確保できる上に短時間固結性を示す事
から、環境負荷が極限まで抑制出来、改良総コストが安
くかつ高信頼性の地盤改良を可能にする組成物を提供で
きる効果を奏するものである。併せて、耐久性に優れた
地盤固結改良方法ならびに連続地中杭または連続地中壁
の構築方法等を安価に提供出来る効果を持つ。
ミン酸で代表されるフミン質有機酸及び/または陽イオ
ン吸着交換能を有する粘土鉱物を多く含有し、地震時に
液状化災害、滑り破壊災害、不同沈下災害等の重大災害
の発生が予想される砂質土地盤及び/または礫質地盤へ
の浸透注入工法による地盤改良現場に於いて、本発明の
地盤固結改良剤または本発明の懸濁型グラウト剤では高
速高浸透作業性が確保できる上に短時間固結性を示す事
から、環境負荷が極限まで抑制出来、改良総コストが安
くかつ高信頼性の地盤改良を可能にする組成物を提供で
きる効果を奏するものである。併せて、耐久性に優れた
地盤固結改良方法ならびに連続地中杭または連続地中壁
の構築方法等を安価に提供出来る効果を持つ。
Claims (11)
- 【請求項1】 下記aまたはbであるベントナイト含有
水硬性微粒子の30〜85重量%、微粒子状の消石灰の
10〜50重量%、および重硫酸塩、重亜硫酸塩、亜硫
酸塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金属塩、硫
酸アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた1種また
は2種以上からなる水溶性硫酸塩の5〜20重量%とを
含有してなる地盤固結改良剤。 a.ベントナイト微粒子の単独からなるベントナイト含
有水硬性微粒子。 b.ベントナイト微粒子と水砕スラグ微粒子、フライア
ッシュ微粒子、セメント微粒子、メタカオリン微粒子か
らなる群から選ばれた少なくとも1種または2種以上の
ポゾラン反応性微粒子との混合物からなり、ベントナイ
ト微粒子:ポゾラン反応性微粒子で表される混和比率が
(100:1)〜(1:100)の範囲にあるベントナ
イト含有水硬性微粒子。 - 【請求項2】 上記aまたはbであるベントナイト含有
水硬性微粒子の30〜85重量%と、微粒子状の消石灰
の10〜50重量%と、重硫酸塩、重亜硫酸塩、亜硫酸
塩、チオ硫酸塩、過硫酸塩、硫酸アルカリ金属塩、硫酸
アルカリ土類金属塩からなる群から選ばれた1種または
2種以上からなる水溶性硫酸塩の3〜20重量%、及び
炭酸アルカリ金属塩及び/または固形かんすいの0.1
〜12重量%とを含有してなる地盤固結改良剤。 - 【請求項3】 0.001〜1重量%水溶液から求めら
れた分子の慣性二乗半径が低くとも200オングストロ
ーム以上である水溶性有機高分子系の分散助剤を0.1
〜5重量%の範囲となる様に更に配合してなる事を特徴
とする請求項1または2に記載の地盤固結改良剤。 - 【請求項4】 粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子
径が250μm以下または比表面積が0.35〜50m
2/gにあるベントナイト含有水硬性微粒子を選定使用す
る事を特徴とする請求項1〜3のにいずれかに記載の地
盤固結改良剤。 - 【請求項5】 水溶性硫酸塩が硫酸アルカリ金属塩の単
独からなる事を特徴とする請求項1〜4のいずれかに載
の地盤固結改良剤。 - 【請求項6】 炭酸アルカリ金属塩が炭酸ナトリウムで
ある事を特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の地
盤固結改良剤。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の地盤固
結改良剤を水で懸濁させてなり、水/(ベントナイト含
有水硬性微粒子+消石灰)で表される重量比で0.5〜
5の範囲、消石灰/(ベントナイト含有水硬性微粒子)
で表される重量比で0.1〜1の範囲、分散助剤の含有
濃度が地盤固結改良剤中に0.1〜0.85重量%の範
囲とし、かつ1液または2液型の懸濁溶液とする事を特
徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の地盤固結改良
剤。 - 【請求項8】 粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子
径が30μm以下または比表面積が0.85〜50m2/
gにある前記aまたはbのベントナイト含有水硬性微粒
子、粒径加積曲線上に於ける95重量%粒子径が30μ
m以下または比表面積が0.85〜50m2/gにある消
石灰微粒子とする事を特徴とする請求項1〜7のいずれ
かに記載の水に懸濁化してなる地盤固結改良剤組成物で
高速浸透注入性が確保された懸濁型グラウト剤。 - 【請求項9】 1kgの改良対象地盤から抽出されたフ
ミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、その全量
を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量で表
した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有の細
砂地盤及び/または礫質地盤、及び/または、100g
の改良対象地盤中500ミリ当量未満のカルシウム陽イ
オン吸着交換能を有する細砂地盤及び/または礫質地盤
に対し、請求項1〜7のいずれかに記載の地盤固結改良
剤を用いて地盤を一体固結させる地盤改良方法。 - 【請求項10】 1kgの改良対象地盤から抽出された
フミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、その全
量を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量で
表した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有の
細砂地盤及び/または礫質地盤、及び/または、100
gの改良対象地盤中500ミリ当量未満のカルシウム陽
イオン吸着交換能を有する細砂地盤及び/または礫質地
盤に対し、請求項8に記載の懸濁型グラウト剤をグラウ
ト注入管を介して加圧下に浸透注入させて該地盤を一体
固結させる事を特徴とする地盤改良方法。 - 【請求項11】 1kgの改良対象地盤から抽出された
フミン酸で代表されるフミン質有機酸量として、その全
量を中和するのに要した水酸化ナトリウムのミリ当量で
表した含有濃度で300ミリ当量未満の高有機酸含有の
シルト細砂地盤及び/またはシルト礫質地盤、及び/ま
たは、100gの改良対象地盤中500ミリ当量未満の
カルシウム陽イオン吸着交換能を有するシルト細砂地盤
及び/またはシルト礫質地盤に対し、請求項1〜7のい
ずれかに記載の地盤固結改良剤を地中深く下ろされたミ
キシングロッドの先端部より吐出または流出させ、同ロ
ッドで該地盤と混和させながらロッドを徐々に引き上
げ、同操作を場所をかえて繰返すことにより、ミキシン
グロッド周辺の土砂と請求項1〜7のいずれかに記載の
地盤固結改良剤とを一体混合させて固結させることを特
徴とする連続地中杭または連続地中壁の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10292132A JPH11349942A (ja) | 1998-04-10 | 1998-10-14 | 地盤固結改良剤ならびに懸濁型グラウト剤とそれを用いた地盤改良方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-98930 | 1998-04-10 | ||
| JP9893098 | 1998-04-10 | ||
| JP10292132A JPH11349942A (ja) | 1998-04-10 | 1998-10-14 | 地盤固結改良剤ならびに懸濁型グラウト剤とそれを用いた地盤改良方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11349942A true JPH11349942A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=26440026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10292132A Pending JPH11349942A (ja) | 1998-04-10 | 1998-10-14 | 地盤固結改良剤ならびに懸濁型グラウト剤とそれを用いた地盤改良方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11349942A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100414856B1 (ko) * | 2000-12-08 | 2004-01-13 | 주식회사 한국 지오텍 | 고침투성, 고강도 및 고내구성을 부여하는 초미립자계 복합실리카 시멘트 그라우트재 |
| KR100475416B1 (ko) * | 2002-01-29 | 2005-03-10 | 정종주 | 강관 보강 마이크로 실리카 그라우팅 공법 |
| JP2014092020A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-19 | Shimizu Corp | グラウト注入方法 |
| CN103964796A (zh) * | 2013-01-24 | 2014-08-06 | 北京交通大学 | 一种适用于富水砂层的盾构隧道同步注浆浆液 |
| JP2021066826A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | ライト工業株式会社 | グラウト材 |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP10292132A patent/JPH11349942A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100414856B1 (ko) * | 2000-12-08 | 2004-01-13 | 주식회사 한국 지오텍 | 고침투성, 고강도 및 고내구성을 부여하는 초미립자계 복합실리카 시멘트 그라우트재 |
| KR100475416B1 (ko) * | 2002-01-29 | 2005-03-10 | 정종주 | 강관 보강 마이크로 실리카 그라우팅 공법 |
| JP2014092020A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-19 | Shimizu Corp | グラウト注入方法 |
| CN103964796A (zh) * | 2013-01-24 | 2014-08-06 | 北京交通大学 | 一种适用于富水砂层的盾构隧道同步注浆浆液 |
| JP2021066826A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | ライト工業株式会社 | グラウト材 |
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