JPH1135016A - キャップ殺菌方法および装置 - Google Patents

キャップ殺菌方法および装置

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JPH1135016A
JPH1135016A JP19451197A JP19451197A JPH1135016A JP H1135016 A JPH1135016 A JP H1135016A JP 19451197 A JP19451197 A JP 19451197A JP 19451197 A JP19451197 A JP 19451197A JP H1135016 A JPH1135016 A JP H1135016A
Authority
JP
Japan
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ozone water
cap
sterilization
concentration
chamber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19451197A
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English (en)
Inventor
Yasushi Oyama
泰史 大山
Shogo Yamaguchi
昇吾 山口
Yukio Yamaguchi
幸男 山口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高濃度オゾン水を用いたリンス処理や、無菌
エアによるオゾン水除去処理等を施すことにより、完全
な殺菌を行なうことができるとともに、経済的であり、
更にオゾンによる影響を周囲に及ぼすことのないように
する。 【解決手段】 排気ファン5とオゾンを無害化するオゾ
ン処理部6とを介して外部に連通接続された殺菌ボック
ス2内において、殺菌対象のキャップに対し、リサイク
ルオゾン水を用いた予備洗浄殺菌処理と、高濃度オゾン
水を用いた本殺菌処理と、高濃度オゾン水および低濃度
オゾン水を用いたリンス処理と、無菌エアによるオゾン
水除去処理とを、この順序で施すように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PET(polyethy
lene terephthalate)ボトル等の容器のキャップの殺菌
に用いて好適なキャップ殺菌方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料水等を充填したPETボトル等の容
器のキャップを殺菌する手段として、人体に害の少ない
ように低濃度のオゾン水で殺菌するキャップ殺菌装置が
知られているが、図5は、このような従来のキャップ殺
菌装置の構成を説明するため、一部を破断して示す模式
的な平面図であり、図6は殺菌対象であるキャップ10
0を一部破断して示す斜視図である。
【0003】図5に示すように、従来のキャップ殺菌装
置50は、キャップ100を殺菌する殺菌槽51と、キ
ャップセパレータ(図示せず)によって容器から取り外
され同じ姿勢で一列に並べられたキャップ100を、こ
の殺菌槽51に搬送する供給エアコンベア52と、殺菌
を終えたキャップ100を、次工程である蓋締装置(図
示せず)に搬送する排出エアコンベア53とを有してい
る。
【0004】殺菌槽51の内部には、供給エアコンベア
52によって搬入されたキャップ100を排出エアコン
ベア53へと、つづら折り状に案内するガイド溝51a
が設けられているとともに、エアやチェーン駆動を用い
た、キャップ100を推進するキャッププッシャ(図示
せず)が設けられている。また、このガイド溝51aの
上下位置には、キャップ100の進行方向に傾いた下向
きおよび上向きのノズル51bが、一定の間隔をおいて
設けられており、このノズル51bは、図示しないオゾ
ン水製造装置によって所定のオゾン濃度に調整された低
濃度のオゾン水を、キャップ100に対して噴射するよ
うになっており、更に、このノズル51bから噴射され
た低濃度オゾン水は、回収されて、図示しないポンプに
よって循環するようになっている。
【0005】また、排出エアコンベア53には図示しな
いクリンエアによる水切装置が設けられており、この水
切装置によって殺菌を終えたキャップ100にクリンエ
アを噴射することにより、キャップ100に付着してい
る低濃度イオン水を除去するようになっている。なお、
殺菌槽51は上方に片開きする天蓋を備えており、この
天蓋を開くことによりガイド溝51aを外部に開放でき
るようになっている。
【0006】このような構成により、キャップ100
は、供給エアコンベア52によって殺菌槽51内に順次
押し入れられ、供給エアコンベア52による押圧力と、
図示しないキャッププッシャによる推進力とにより、殺
菌槽51内をガイド溝51aに沿ってつづら折り状に案
内されて走行する。この殺菌槽51内において、キャッ
プ100は、走行しながらノズル51bから噴出された
オゾン水に所定時間浸されることによって殺菌され、殺
菌槽51の出口から排出エアコンベア53へと送られ
る。なお、殺菌槽51内において、ノズル51bから進
行方向に傾けて噴出されるオゾン水の圧力によってキャ
ップ100の走行は助けられるようになっている。
【0007】また、殺菌槽51における殺菌を終えたキ
ャップ100は、図示しない水切装置によりクリンエア
を噴出されて水切りされた後、排出エアコンベア53に
より後工程である図示しない蓋締装置に搬送されるので
ある。なお、充填液種の切替えに伴ってキャップ種類の
変更を行なう場合は、殺菌槽51の天蓋を開け、人手に
よって殺菌槽51内に残っているキャップ100を全部
取り出して殺菌槽51内を一旦空にした後、新しい液種
用のキャップを供給して殺菌作業を開始するのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のキャップ殺菌装置では、人体に対して害が
ないように低濃度のオゾン水(オゾン含有量1ppm程
度)を用いているため、完全殺菌を行なうには不十分
で、完全殺菌を行なう為にはオゾン濃度を高く(オゾン
含有量10〜20ppm)する必要があるが、その際
に、高濃度のオゾンによる影響を考慮した作業要綱を考
えなければならないという課題がある。
【0009】また、上述のような従来のキャップ殺菌装
置では、人体に対して害が無いように、低濃度のオゾン
水(オゾン含有量1ppm程度)をキャップに噴射する
ことによって殺菌するため、最近、無菌充填製品に使用
されるようになってきたプラスチック製スクリュウキャ
ップ等の複雑な形状を有するキャップを殺菌する場合、
オゾン水が作用し難く、キャップを完全に殺菌できない
おそれがある。
【0010】また、菌体が胞子状であったり、疎水性を
有するようなカビ菌の場合には、オゾン水がキャップや
菌体に作用し難い場合がある。例えば、アースリニウム
属,ケトミュウム属等のカビ菌は核体の周りが細かい突
起状を呈しており、これがオゾン水を近寄せないバリア
の役割を果たすために、オゾン水がこれらの菌体に作用
し難くなり、このようにオゾン水が菌体に作用し難い場
合には、完全に殺菌できないおそれがある。
【0011】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、高濃度オゾン水を用いたリンス処理や、無菌
エアによるオゾン水除去処理等を施すことにより、完全
な殺菌を行なうことができるとともに、経済的であり、
更にオゾンによる影響を周囲に及ぼすことのない、キャ
ップ殺菌方法および装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のキャップ殺菌方法(請求項1)は、排気フ
ァンとオゾンを無害化するオゾン処理部とを介して外部
に連通接続された殺菌ボックス内において、殺菌対象の
キャップに対し、リサイクルオゾン水を用いた予備洗浄
殺菌処理と、高濃度オゾン水を用いた本殺菌処理と、高
濃度オゾン水および低濃度オゾン水を用いたリンス処理
と、無菌エアによるオゾン水除去処理とを、この順序で
施すことを特徴としている。
【0013】また、本発明のキャップ殺菌装置(請求項
2)は、排気ファンとオゾンを無害化するオゾン処理部
とを介して外部に連通接続された殺菌ボックスをそな
え、この殺菌ボックス内に、殺菌対象のキャップにリサ
イクルオゾン水を噴射する第1のスプレーノズルをそな
えた予備洗浄殺菌室と、高濃度オゾン水を貯えるオゾン
水槽として構成され、オゾン水槽内を通過するキャップ
に向かう高濃度オゾン水の噴流を生じさせる噴流ノズル
およびキャップに超音波振動を作用させる超音波発振器
をそなえた本殺菌室と、キャップに高濃度オゾン水を噴
射する第2のスプレーノズル,キャップに低濃度オゾン
水を噴射する第3のスプレーノズルおよびキャップに無
菌エアを噴射するエアノズルをそなえたリンス室とが設
けられるとともに、噴流ノズルおよび第2のスプレーノ
ズルに高濃度オゾン水を供給する高濃度オゾン水供給源
と、第3のスプレーノズルに低濃度オゾン水を供給する
低濃度オゾン水供給源と、リンス室の下部に滞留するオ
ゾン水を前記リサイクルオゾン水として第1のスプレー
ノズルに圧送するポンプと、エアノズルに無菌エアを供
給するエア供給源と、キャップを、殺菌ボックス内の予
備洗浄殺菌室,本殺菌室およびリンス室に順次移送する
移送機構とをそなえたことを特徴としている。
【0014】また、請求項2記載のキャップ殺菌装置に
おいて、予備洗浄殺菌室内に、第1のスプレーノズルを
キャップの移送方向に沿って複数設け、第1のスプレー
ノズルのうち下流側のものに、ポンプからの常温オゾン
水を前記リサイクルオゾン水として供給する第1のリサ
イクルオゾン水供給系と、第1のスプレーノズルのうち
上流側のものに、ポンプからの常温オゾン水を熱交換器
により昇温して得られた加熱オゾン水を前記リサイクル
オゾン水として供給する第2のリサイクルオゾン水供給
系とをそなえてもよい(請求項3)。
【0015】さらに、請求項3記載のキャップ殺菌装置
において、予備洗浄殺菌室内に、第1のスプレーノズル
のうち上流側のものから噴射された加熱オゾン水を回収
する回収パンを設け、この回収パンにより回収された加
熱オゾン水を用いて、ポンプからの常温オゾン水を予備
加熱する熱回収用熱交換器をそなえてもよい(請求項
4)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)第1実施形態の説明 図1〜図3は本発明の第1実施形態としてのキャップ殺
菌装置を示すもので、図1はその全体構成を示す模式
図、図2はその殺菌ボックスを示す斜視図、図3はその
キャリアおよびプッシャーの構造を示す斜視図である。
なお、図1では、殺菌ボックスの縦断面とともに、オゾ
ン水供給系/回収系およびエア供給系が模式的に図示さ
れている。
【0017】さて、図1および図2に示すように、本発
明の第1実施形態としてのキャップ殺菌装置1は、無菌
室内に設置され、殺菌ボックス2,供給エアコンベア
3,排出エアコンベア4,排気ファン5,オゾンキラー
6,オゾン水製造装置30,ポンプ35,39,清浄空
気供給源41,オゾン分解装置90などから構成されて
いる。
【0018】気密構造を有する殺菌ボックス2には、殺
菌対象のキャップ100(図3,図6参照)のための入
口2bおよび出口2cが設けられており、供給コンベア
3は、キャップセレクタ(図示せず)によって単列に整
列させられたキャップ100を入口2bから殺菌ボック
ス2内へ送り込むもので、排出エアコンベア4は、殺菌
ボックス2内で殺菌されたキャップ100を出口2cか
ら蓋締装置(図示せず)へ搬送するものである。
【0019】また、殺菌ボックス2の上面には、排気フ
ァン5が殺菌ボックス2の上面に形成された穴部と連通
するように設けられており、この排気ファン5と殺菌ボ
ックス2との間には、オゾンを無害化するオゾン処理部
としてのオゾンキラー6が配設されている。すなわち、
殺菌ボックス2は、排気ファン5とオゾンキラー6をと
介して外部に連通接続されているのである。
【0020】オゾンキラー6は、マンガン,鉄,コバル
ト,パラジウム等の金属触媒又は、これらの金属酸化物
或いは活性炭素等を素材とし、この触媒等の作用によっ
てオゾンを酸素等に分解させるものである。なお、殺菌
ボックス2は、天蓋2aを上方に開くことにより、その
内部を外部に開放できるようになっている。さらに、殺
菌ボックス2内には、図1に示すように、入口2a側か
ら下流に向かって順に、回収オゾン水槽9,オゾン水槽
11およびリサイクルオゾン水槽10が配設され、回収
オゾン水槽9とリサイクルオゾン水槽10との間には、
これらの回収オゾン水槽9とリサイクルオゾン水槽10
とを区画する堰8がオゾン水槽11の下方全域にわたっ
て設けられている。この堰8の上面とオゾン水槽11の
下面との間には間隙が設けられるとともに、堰8の上面
は、リサイクルオゾン水槽10側から回収オゾン水槽9
側へ向かって降傾斜している。
【0021】殺菌ボックス2の内部は、前述のごとく堰
8によって区画されており、その上部を含めて入口2b
側(回収オゾン水槽9側)に予備洗浄殺菌室12が形成
され、出口2c側(リサイクルオゾン水槽10側)にリ
ンス室13が形成され、更に、予備洗浄殺菌室12とリ
ンス室13との間(堰8の上方)には本殺菌室14が形
成されている。この本殺菌室14は、高濃度オゾン水槽
であるオゾン水槽11により構成されており、このオゾ
ン水槽11のリンス室13側の壁は、予備洗浄殺菌室1
2側の壁よりも低くなっている。
【0022】回収オゾン水槽9には図示しない水位計が
設けられており、この水位計は、この回収オゾン水槽9
に滞留したオゾン水がある水位レベルに達すると、内部
のフロートが動いてスイッチを起動させるON/OFF
式のフロート液面センサである。この水位計からのON
/OFF信号は、後述するごとくポンプ39を起動・停
止するために用いられる。
【0023】さて、殺菌ボックス2内部には、図1およ
び図2に示すように、2本の無端状の倍ピッチチェン2
2が、同軸的に回転する複数対(本実施形態では8対)
のスプロケット21に装架されることにより平行に配設
されており、更に、インデックスモータ23(図2参
照)が、入口2b側および出口2c側の上部2箇所のス
プロケット21を駆動することによって、これら2本の
倍ピッチチェン22は、殺菌ボックス2の側壁に沿って
平行に駆動されるようになっている。
【0024】これら2本の倍ピッチチェン22は、スプ
ロケット21に案内されて、オゾン水槽11を囲むよう
に配設されている。より詳細には、これら2本の倍ピッ
チチェン22は、予備殺菌洗浄室12内で、回収オゾン
水槽9の上方を水平に通過し、本殺菌室14のオゾン水
槽11における高濃度オゾン水内を水平に通過し、リン
ス室13内のリサイクルオゾン水槽10の上方を水平に
通過してから、オゾン水槽11の下面と堰8の上面との
間隙を通過して予備殺菌洗浄室12内へ戻るように、ス
プロケット21により案内されている。
【0025】また、2本の倍ピッチチェーン22の間に
は、図3に示すように、複数のキャップ100を保持し
て移送する、複数のキャリア20が設けられている。各
キャリア20は、両端部をそれぞれ左右の倍ピッチチェ
ン22,22に支持された状態で、インデックスモータ
23により、長手方向に対して直角の方向に間欠的に搬
送駆動されるようになっている。
【0026】各キャリア20は、キャップ100の上下
面および側面を拘束してキャップ100を保持する複数
本(図3では6本)の棒状部材20aと、これらの棒状
部材20aの両端を支持して2本の倍ピッチチェン22
にそれぞれ固定する一対のフレーム20b,20bとか
ら構成されている。なお、複数本の棒状部材20aの間
隔は、キャップ挿入側端(供給エアコンベア3側)にお
いて僅かに広げられてキャップ100が進入し易いよう
になっている。
【0027】上述した倍ピッチチェン22,スプロケッ
ト21,インデックスモータ23およびキャリア20等
によって、キャップ100を殺菌ボックス2内の予備殺
菌洗浄室12,オゾン水槽11およびリンス室13に順
次移送する移送機構が構成されている。また、殺菌ボッ
クス2の出口2c側の倍ピッチチェン22の上方には、
図1および図2に示すように、プッシャー24が、キャ
リア20(棒状部材20a)と平行になるように配設さ
れている。このプッシャー24は、図3に示すように、
ピン24bを固設された無端状チェン24aを、図示し
ない駆動装置により棒状部材20aの軸方向へ移動させ
ることで、出口2cの位置に移動してきたキャリア20
の棒状部材20aの間のキャップ100を、ピン24b
により押圧して、出口2cから排出エアコンベア4へ押
し出すものである。
【0028】なお、プッシャー24の動作は、キャリア
20(倍ピッチチェン22)の動きと同期しており、キ
ャリア20が出口2cの位置に停止している間に、上述
のキャップ100を搬出エアコンベア4へ押出す動作が
行なわれるようになっている。一方、図1に示すよう
に、予備洗浄殺菌室12上部には、キャリア20の上下
に相当する位置に、キャップ100にリサイクルオゾン
水を上下から噴射する第1のスプレーノズル15aが設
けられている。第1のスプレーノズル15aは、キャリ
ア20の長手方向(棒状部材20aの軸方向)に複数配
設されるとともに、キャップ100の搬送方向に沿って
複数列(図1では上下各3列)備えられている。
【0029】また、本殺菌室14の高濃度オゾン水槽1
1内には、キャリア20の下側に相当する位置に、キャ
ップ100に向かう高濃度オゾン水の噴流を下方から生
じさせる噴流ノズル16が設けられている。噴流ノズル
16も、キャリア20の長手方向に複数配設されるとと
もに、キャップ100の搬送方向に沿って複数列(図1
では4列)備えられている。本殺菌室14(高濃度オゾ
ン水槽11)において、噴流ノズル16の下方には、キ
ャップ100に超音波振動を作用させる超音波発振装置
17が設けられている。
【0030】さらに、リンス室13上部の上流側には、
キャリア20の上下に相当する位置に、キャップ100
に高濃度オゾン水を上下から噴射する第2のスプレーノ
ズル15bが設けられるとともに、リンス室13上部の
下流側には、キャリア20の上下に相当する位置に、キ
ャップ100に低濃度オゾン水を上下から噴射する第3
のスプレーノズル15cが設けられている。そして、第
2のスプレーノズル15bは、キャリア20の長手方向
に複数配置されるとともに、キャップ100の搬送方向
に沿って複数列(図1では上3列,下2列)備えられて
いる。また、第3のスプレーノズル15cは、キャリア
20の長手方向に複数配置され、上下各1列備えられて
いる。
【0031】リンス室13下部に設けられているリサイ
クルオゾン水槽10の底部と、予備洗浄室12上部に設
けられているスプレーノズル15aとは配管36により
連結されている。この配管36にはポンプ35およびフ
ィルタ37が介装されており、このポンプ35によっ
て、リサイクルオゾン水槽10に滞留したオゾン水は、
リサイクルオゾン水として圧送され、フィルタ37を通
過した後、予備洗浄殺菌室12のスプレーノズル15a
から噴出されるようになっている。すなわち、予備洗浄
殺菌室12において、このリサイクルオゾン水によって
予備洗浄殺菌処理を行えるようになっている。
【0032】さらに、図1に示すように、本実施形態の
オゾン水製造装置30は、高濃度オゾン水を供給する高
濃度オゾン水供給源としての高濃度オゾン水製造機32
と、低濃度オゾン水を供給する低濃度オゾン水供給源と
しての低濃度オゾン水製造機31とを有している。高濃
度オゾン水製造機32により製造された高濃度オゾン水
(オゾン含有量10〜20ppm)は、配管34を通じ
て、本殺菌室14(高濃度オゾン水槽11)内の噴流ノ
ズル16に圧送され、本殺菌室14において、高濃度オ
ゾン水を用いた本殺菌処理を行なえるようになってい
る。
【0033】また、高濃度オゾン水製造機32により製
造された高濃度オゾン水(オゾン含有量10〜20pp
m)は、配管34を通じて、リンス室13入口側のスプ
レーノズル15bにも圧送される一方、低濃度オゾン水
製造機31により製造された低濃度オゾン水(オゾン含
有量1ppm程度)は、配管33を通じてリンス室13
出口側のスプレーノズル15cに圧送され、リンス室1
3において、高濃度オゾン水および低濃度オゾン水を用
いたリンス処理を行なえるようになっている。
【0034】さらに、リンス室13の出口側上部は水切
場所として利用されるようになっており、スプレーノズ
ル15cの下流側には、キャリア20の下側に相当する
位置には、キャップ100に無菌エアを下方から噴射す
るエアノズル18が設けられており、無菌エアを供給す
るエア供給源としての清浄空気供給源41から供給され
る清浄空気が配管42を通じてエアノズル18に送られ
てきて、キャリア20によって搬送されてきたキャップ
100に対して清浄空気がエアノズル18から噴出され
るようになっている。つまり、リンス室13の出口側上
部において、無菌エアによるオゾン水除去処理を行なえ
るようになっている。なお、エアノズル18は、キャリ
ア20の長手方向に複数配置され、キャリア20よりも
下方に1列だけ備えられている。
【0035】上述のようにして、本発明の第1実施形態
としてのキャップ殺菌装置1では、殺菌ボックス2内に
おいて、殺菌対象のキャップ100に対して、予備洗浄
室12におけるリサイクルオゾン水を用いた予備洗浄殺
菌処理と、本殺菌室14における高濃度オゾン水を用い
た本殺菌処理と、リンス室13における高濃度オゾン水
および低濃度オゾン水を用いたリンス処理と、リンス室
の出口側における無菌エアによるオゾン水除去処理と
を、この順序で施すように構成されている。
【0036】また、予備洗浄殺菌室12の下部に設けら
れている回収オゾン水槽9に滞留したオゾン水は、ポン
プ39および戻し配管38によって、オゾン水を分解し
て処理するオゾン分解装置90もしくはドレンへと送ら
れるようになっており、同様に、回収オゾン水槽9,リ
サイクルオゾン水槽10およびオゾン水槽11に滞留し
たオゾン水も、ポンプ39および戻し配管38によっ
て、オゾン分解装置90もしくはドレンに送られるよう
になっている。なお、44は各配管に設けられた開閉バ
ルブであり、この開閉バルブ44の開閉によってオゾン
水の流れを制御するようになっている。
【0037】なお、本キャップ殺菌装置1において供給
エアコンベア3は、図示しないキャップセレクタと接続
されており、このキャップセレクタは、下流(供給コン
ベア3)よりも高位置に設定することで位置エネルギに
より下流(供給コンベア3)へキャップ100を供給す
る装置で、その内部に形成されている収納箱に一定量の
キャップ100を収納し、更に、自転しつつ随時使用量
に応じてキャップ100を下流(供給コンベア3)へ供
給することができるようになっている。
【0038】本発明の第1実施形態としてのキャップ殺
菌装置1は上述のごとく構成されているので、まず、図
示しないキャップセレクタによって収納箱から取り出さ
れたキャップ100は、上下の向きを揃えて単列に整列
させられた後、供給エアコンベア3によって移送され、
殺菌ボックス2の入口2bから静止しているキャリア2
0の中に送り込まれる。
【0039】ここで、キャリア20内にキャップ100
が所定数(例えば24個)挿入されると、倍ピッチチェ
ン22は、キャップ100の列(キャリア20の長手方
向)と直交する方向に、出口2b側へ向かってキャリア
20の1ピッチ分移動して停止し、この間欠動作を繰り
返す。このようにして予備洗浄殺菌室12に移送された
キャップ100の内外部は、キャリア20の上下に配設
されたスプレーノズル15aにより上下からリサイクル
オゾン水を噴射されることによって予備洗浄殺菌され
る。ここで、キャップ100は、所定時間(例えば、本
実施の形態では22秒程度)予備洗浄殺菌室12内にお
いて上下に設けられたスプレーノズル15aの間を水平
に移送された後、本殺菌室14に移送される。
【0040】本殺菌室14において、キャリア20によ
って移送されるキャップ100は、オゾン水槽11内に
没入して、高濃度オゾン水に浸漬されながら水平に移送
される。又、このオゾン水槽11において、キャップ1
00は、噴流ノズル16によって下方から高濃度オゾン
水の噴流を受けるとともに、超音波発振装置17によっ
て発生させられる振動を受けながら、所定時間(例えば
50秒程度)本殺菌される。
【0041】次いで、キャップ100は、倍ピッチチェ
ン22によって移送されてオゾン水槽11から引き上げ
られた後、リンス室13に移送され、先ず、リンス室1
3の上流側にて、予備洗浄殺菌室12にて行なわれた処
理と同様に、キャリア20の上下位置に配設されたスプ
レーノズル15bにより、高濃度オゾン水を所定時間
(例えば、本実施形態では10秒程度)噴射されること
によってリンスされる。
【0042】さらに、キャップ100は、倍ピッチチェ
ン22によって水平に移送され、リンス室13の下流側
にて、予備洗浄殺菌室12にて行なわれた処理と同様
に、キャリア20の上下に配設されたスプレーノズル1
5cにより、今度は、低濃度オゾン水を所定時間(例え
ば、本実施の形態では5秒程度)噴射されることによっ
てリンスされる。最後に、エアーノズル18によりキャ
ップ100の下方から清浄な無菌エアを噴射することに
よって、キャップ100の内面に付着するオゾン水を除
去する。
【0043】上記のように洗浄・殺菌の全工程(例えば
2.5分程度の所要時間)が終了した後、キャップ10
0は、プッシャー24のピン24bによって、出口2c
から排出コンベア4へ排出される。又、プッシャー24
によってキャップ100を排出されて空になったキャリ
ア20は、オゾン水槽11と堰8との間を通って搬送さ
れ、入口2bの位置において再び、供給エアコンベア3
によって新たなキャップ100を挿入される。
【0044】なお、本殺菌室14においてスプレーノズ
ル16から噴射された高濃度オゾン水は、オゾン水槽1
1の下流側(リンス室13側)の壁の上部からリンス室
13にオーバーフローし、リサイクルオゾン水槽10に
滞留する。このリサイクルオゾン水槽10において、オ
ゾン水槽11からオーバーフローした高濃度オゾン水
と、スプレーノズル15bから噴出された高濃度オゾン
水と、スプレーノズル15cから噴出された低濃度オゾ
ン水とが混合することによって、高濃度イオン水のイオ
ン濃度はほぼ半減し、オゾン含有量5〜10ppmのリ
サイクルオゾン水となる。
【0045】このリサイクルオゾン水は、前述したよう
にポンプ35および配管36によって予備洗浄室12の
スプレーノズル15に圧送され、フィルタ37を通過し
た後、予備洗浄殺菌に用いられる。又、リサイクルオゾ
ン水槽10における余分のオゾン水は、堰8を越えて直
接予備洗浄殺菌室12の回収オゾン水槽9へ流れ、回収
オゾン水槽9に滞留する。
【0046】この回収オゾン水槽9内に滞留するオゾン
水は、図示されない水位計の信号によって起動・停止す
るポンプ39によってオゾン分解装置90に圧送され、
このオゾン分解装置90によってオゾン分解処理を施さ
れた後に排水路(図示せず)に流出される。一方、オゾ
ン水から遊離する有害なオゾンガスを含む空気は、排気
ファン5の吸引力によって殺菌ボックス2の上方に形成
されている穴部からオゾンキラー6に送られ、このオゾ
ンキラー6によって酸素等に分解されることによって無
害化された後外気に放出される。
【0047】なお、殺菌ボックス2内は負圧に保たれる
のでオゾンガスが殺菌ボックス2から外部に流出するこ
とがないようになっている。また、充填液種の切替え等
に伴うキャップ種類の変更を行なう場合、本実施形態で
は、キャップ100の供給を止めた状態で本キャップ殺
菌装置1を稼働させることにより、殺菌ボックス2内の
キャップ100は全部殺菌ボックス2外に排出され、特
に殺菌ボックス2の天蓋2aを開ける必要はない。
【0048】このように、本発明の第1実施形態として
のキャップ殺菌装置1によれば、プラスチックスクリュ
ウキャップのように複雑な形状を有するためにオゾン水
が直接作用しにくいキャップにも、オゾン水槽11に貯
溜した高濃度オゾン水に浸漬するとともに、噴流ノズル
16による噴流と、超音波発振器17による超音波振動
とを作用させることにより、ほとんどの細菌を殺菌する
ことができ、完全に殺菌することができる。
【0049】また、予備洗浄殺菌の工程において、リン
ス工程で用いたリサイクルオゾン水を使用するので、オ
ゾン水製造に要するエネルギー費用を節約でき、経済的
である。さらに、多数のキャップ100をキャリア20
によってまとめて移動させることにより、本殺菌室14
において十分な時間に亘って、高濃度オゾン水の噴流中
に浸漬させるとともに超音波による振動を加えることが
出来るので、ほとんどの細菌を完全に殺菌することがで
きる。
【0050】またさらに、密閉状態の殺菌ボックス2内
で殺菌を行なうとともに、オゾン水から遊離するオゾン
ガスを含む気体はオゾンキラー6によって吸収除去した
後外気に放出するようになっており、更に、殺菌を行な
ったキャップ100は低濃度オゾン水と清浄空気とによ
ってリンス水切りをした後、殺菌ボックス2から排出す
ることにより、本キャップ殺菌装置の周囲にオゾンが漏
出することがなく、オゾンによる影響を考慮して作業要
綱を考える必要がない。
【0051】(B)第2実施形態の説明 図4は本発明の第2実施形態としてのキャップ殺菌装置
の全体構成を示す模式図であり、この図4では、殺菌ボ
ックスの縦断面とともに、オゾン水供給系/回収系およ
びエア供給系が模式的に図示されている。第2実施形態
のキャップ殺菌装置1′は、図1〜図3に示す第1実施
形態としてのキャップ殺菌装置1に加熱オゾン水供給装
置を追加するとともに、配管系統を一部変更したもので
あり、その他の部分は図1〜図3に示す第1実施形態と
してのキャップ殺菌装置1とほぼ同様である。なお、図
4中、既述の符号と同一の符号は、同一もしくはほぼ同
一の部分を示しているので、その説明は省略する。
【0052】さて、第2実施形態のキャップ殺菌装置
1′も、図4に示すように殺菌ボックス2を備えている
が、この殺菌ボックス2およびその内部構造は、図1に
示す第1実施形態のキャップ殺菌装置1とほぼ同様であ
る。そして、第2実施形態のキャップ殺菌装置1′は、
常温オゾン水を昇温して加熱オゾン水を得るための加熱
オゾン水供給装置80を有しており、この加熱オゾン水
供給装置80は、加熱用熱交換器60および熱回収用熱
交換器63により構成されている。
【0053】加熱用熱交換器60は、蒸気供給源61か
ら蒸気配管62を通じて供給された高温蒸気を熱媒とし
て熱交換に用い、後述する熱回収用熱交換器63からの
リサイクルオゾン水を加熱するものであり、この加熱用
熱交換器60により生成された加熱オゾン水は、フィル
タ70を介して予備殺菌洗浄室12の上流側上下各2列
の第1のスプレーノズル15aに供給されるようになっ
ている。
【0054】一方、熱回収用熱交換器63は、予備洗浄
室12の上流側上下各2列のスプレーノズル15aの下
方に配設された加熱オゾン水回収用パン(回収パン)6
6によって回収され配管67を通じてポンプ68により
供給された加熱オゾン水を用いて、ポンプ35により配
管65,69を通じて供給される常温オゾン水を熱交換
により予備加熱するものである。なお、加熱オゾン水
は、熱回収用熱交換器63で熱交換に使用された後に配
管67を通じて回収オゾン水槽9に送られるように構成
されている。
【0055】なお、第2実施形態では、配管36によっ
て、スプレーノズル15aに、ポンプ35からの常温オ
ゾン水をリサイクルオゾン水として供給する第1のリサ
イクルオゾン水供給系が構成されている。また、第2実
施形態では、加熱オゾン水供給装置80および配管65
によって、ポンプ35からの常温オゾン水を昇温して得
られた加熱オゾン水(例えば、70℃〜80℃)をリサ
イクルオゾン水として上流側上下各2列の第1のスプレ
ーノズル15aに供給する第2のリサイクルオゾン水供
給系が構成されている。
【0056】さらに、リサイクルオゾン水槽10に滞留
したオゾン水は、この配管36に介装されているポンプ
35により、フィルタ37を通過した後、下流側のスプ
レーノズル15aへと圧送されるようになっているが、
更に、第2実施形態のキャップ殺菌装置1′において
は、配管36によって送られる一部のオゾン水が、フィ
ルタ37を通過した後、配管65を通じて加熱オゾン水
供給装置80へと圧送されるようになっている。そし
て、加熱オゾン水供給装置80に圧送された加熱オゾン
水は、上述の通り、熱回収用熱交換器63によって予備
加熱された後、加熱用熱交換器60により昇温されてか
ら、予備洗浄殺菌室12の上部における上流側のスプレ
ーノズル15aへと圧送される。
【0057】すなわち、リサイクルオゾン水槽10の下
部と、予備洗浄殺菌室12の上部に設けられているスプ
レーノズル15aとを連結するように配設されている配
管36は、途中で配管65へと分岐し、この配管65は
加熱オゾン水供給装置80内(すなわち、熱回収用熱交
換器63および加熱用熱交換器60)を経由して、予備
洗浄殺菌室12の上部における上流側のスプレーノズル
15aに連結されているのである。
【0058】本発明の第2実施形態としてのキャップ殺
菌装置1′は上述のごとく構成されているので、第1実
施形態のキャップ殺菌装置1と同様に、供給コンベア3
によってキャリア20に送り込まれたキャップ100
は、先ず、予備洗浄殺菌室12において、上流側のスプ
レーノズル15aによって、カビ菌が死滅するのに十分
な時間(例えば14秒程度)上下方向から加熱オゾン水
(70〜80℃)の噴射を受けてカビ菌等の熱水殺菌が
行なわれる。
【0059】この加熱オゾン水はリサイクルオゾン水槽
10からポンプ35と配管36とによって圧送される低
濃度のリサイクルオゾン水(常温)を配管65によって
分岐され、熱回収用熱交換器63による予備加熱を経て
加熱用交換器60によって加熱され、昇温されたもので
ある(例えば70〜80℃)。また、上流側のスプレー
ノズル15aによりキャップ100の熱水殺菌に噴射使
用された加熱オゾン水は、滴下して加熱オゾン水回収用
パン66により回収された後、ポンプ68によって配管
67内を流通し、熱回収用交換器63に圧送される。加
熱オゾン水は、熱回収用交換器63において持っている
熱を放出し温度を下げて(例えば42℃程度)、回収オ
ゾン水槽9に圧送される。
【0060】ここで、熱回収熱交換器63に放出した加
熱オゾン水の熱は、リサイクルオゾン水槽10から配管
65によって送られる低濃度のリサイクルオゾン水(常
温)の予備加熱に用いられる。キャップ100に対して
は、上述のように、予備洗浄殺菌室12において加熱オ
ゾン水によって洗浄殺菌された後、本発明の第1実施形
態としてのチップ殺菌装置の場合と同様に、以下、順番
に、予備洗浄殺菌室12における低濃度のリサイクルオ
ゾン水(常温)の噴射による予備洗浄殺菌や、本殺菌室
14における高濃度オゾン水槽11内に浸漬されながら
の、高濃度オゾン水の噴流と超音波振動とによる本殺菌
や、リンス室13における高濃度オゾン水,低濃度オゾ
ン水の噴射によるリンス、および、清浄空気の噴射によ
る水切りが施されるのである。
【0061】このように、本発明の第2実施形態として
のキャップ殺菌装置1′によれば、上述した第1実施形
態と同様の作用効果が得られるほか、この第2実施形態
によれば、予備洗浄殺菌室12において、上流側のスプ
レーノズル15aによって、カビ菌が死滅するのに十分
な時間(例えば14秒程度)上下方向から加熱オゾン水
(70〜80℃)の噴射をすることによる熱水殺菌を行
なうことによって、例えばプラスチックスクリュウキャ
ップの様に、形状が複雑なためにオゾン水が直接作用し
にくいキャップに対しても、完全に殺菌することができ
る。
【0062】また、予備洗浄殺菌室12において、上流
側のスプレーノズル15aによって、カビ菌が死滅する
のに十分な時間(例えば14秒程度)だけ、上下方向か
ら加熱オゾン水(70〜80℃)の噴射をすることによ
る熱水殺菌を行なうことによって、菌体が胞子状で疎水
性を有するカビ菌、例えば、アースリニウム属,ケトミ
ュウム属等のカビ菌に対しても、湿熱(例えば70〜8
0℃)を作用させることにより短時間(例えば14秒程
度)でプラスチックキャンプの機能を損なうこと無く死
滅させることが可能である。
【0063】さらに、予備洗浄殺菌に用いた加熱オゾン
水の残熱を、熱回収用熱交換器63によってリサイクル
オゾン水の予備加熱の熱源として回収使用することによ
り、加熱用熱交換器60において熱媒(蒸気等)や水の
消費量を少なくして節約することが出来るので、経済的
である。 (C)その他 なお、上述した実施形態では、供給コンベア3から殺菌
ボックス2へのキャップ100の供給が、1列の供給コ
ンベア3から1列のキャリア20に、1列づつ行なわれ
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2
列以上の供給コンベアによって2列以上のキャリア20
へキャップ100を供給してもよく、又、キャリア20
の移送ピッチを変更したり、プッシャおよび排出エアコ
ンベアの増設等を変更してもよく、これによって、チッ
プ100の洗浄殺菌処理能力をアップさせることができ
る。
【0064】また、上述した実施形態では、キャリア2
0を複数の棒状部材20aをフレーム20bによって固
定することによって形成しているが、これに限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施することができる。さらに、上述した実施形
態では、リンス室13の上流側において、スプレーノズ
ル15bによって高濃度オゾン水の噴射を行なっている
が、これに限定されるものではなく、キャップ100の
種類によっては、リンス室13におけるスプレーノズル
からの噴射を、総て低濃度オゾン水の噴射となるように
してもよい。
【0065】またさらに、上述した実施形態では、予備
殺菌洗浄室12における上流側のスプレーノズル15a
によって加熱オゾン水の噴射を行なっているが、これに
限定されるものではなく、キャップ100の種類によっ
ては、予備殺菌洗浄室12における下流側のスプレーノ
ズル15aやリンス室13におけるスプレーノズル15
b,15cからの噴射も、総て加熱オゾン水の噴射とな
るようにしてもよく、又、本殺菌室14におけるオゾン
水槽11に貯溜する高濃度オゾン水も加熱オゾン水とし
てもよい。
【0066】さらにまた、上述した実施形態では、殺菌
ボックス2に、予備洗浄殺菌室12、本殺菌室14およ
びリンス室13の3室を設けているが、それに限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のキャップ
殺菌方法および装置によれば、以下のような効果ないし
利点を得ることができる。 (1)オゾン水から遊離するオゾンガスを含む気体が、
オゾン処理部によって無害化されてから外気に放出され
るとともに、高濃度オゾン水による本殺菌およびリンス
を施されたキャップが、低濃度オゾン水と無菌エアとに
よってリンスおよび水切りを施されてから、殺菌ボック
スから排出されるので、完全な殺菌を行なえるようにな
るほか、高濃度オゾン水を用いても周囲にオゾンが漏出
することがなく、オゾンによる影響を考慮して作業要綱
を考える必要がなくなる(請求項1,2)。
【0068】(2)リンス室の下部に滞留するオゾン水
をリサイクルオゾン水として第1のスプレーノズルに圧
送し、予備洗浄殺菌室において殺菌対象のキャップに噴
射することにより、リンス工程で用いたリサイクルオゾ
ン水を使用するので、オゾン水製造に要するエネルギー
費用を節約でき、経済的である(請求項2)。 (3)第1のスプレーノズルのうち下流側のものに、ポ
ンプからの常温オゾン水をリサイクルオゾン水として供
給するとともに、第1のスプレーノズルのうち上流側の
ものに、ポンプからの常温オゾン水を熱交換器により昇
温して得られた加熱オゾン水を前記リサイクルオゾン水
として供給することにより、予備洗浄殺菌に用いる湿熱
用として、リサイクルオゾン水を加熱して利用するの
で、新たに水を必要とせず水の消費量や加熱用熱交換器
の熱媒(蒸気等)を少なくすることができるほか、予備
洗浄殺菌室には、特に正常なオゾン水を必要とせず、リ
ンスで用いたリサイクルオゾン水を使用するので、エネ
ルギー費用のさらなる節約に寄与でき、経済的である
(請求項3)。
【0069】(4)形状が複雑なキャップ例えばプラス
チックスクリュウキャップの如くオゾン水が直接作用し
にくいキャップや、胞子状で疎水性を有する菌体が付着
したキャップを殺菌する場合、カビ菌が死滅するのに十
分な時間だけ、湿熱を作用させることができ、短時間で
プラスチックキャップの機能を損なうこと無くカビ菌を
安全に死滅させることが可能である(請求項3)。
【0070】(5)回収パンにより回収された加熱オゾ
ン水を用いて、ポンプからの常温オゾン水を予備加熱す
ることにより、殺菌に使用した加熱オゾン水の残熱をリ
サイクルオゾン水の予備加熱の熱源として回収使用する
ことができ、水の消費量や加熱用熱交換器の熱媒(蒸気
等)を少なくすることができ、経済的である(請求項
4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのキャップ殺菌装
置の全体構成を示す模式図である。
【図2】第1実施形態の殺菌ボックスを示す斜視図であ
る。
【図3】第1実施形態のキャリアおよびプッシャーの構
造を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態としてのキャップ殺菌装
置の全体構成を示す模式図である。
【図5】従来のキャップ殺菌装置を一部破断して示す模
式的な平面図である。
【図6】殺菌対象のキャップを一部破断して示す斜視図
である。
【符号の説明】
1,1′ キャップ殺菌装置 2 殺菌ボックス 2a 天蓋 2b 入口 2c 出口 3 供給エアコンベア 4 排出エアコンベア 5 排気ファン 6 オゾンキラー(オゾン処理部) 9 回収オゾン水槽 10 リサイクルオゾン水槽 11 オゾン水槽 12 予備殺菌洗浄室 13 リンス室 14 本殺菌室 15a 第1のスプレーノズル 15b 第2のスプレーノズル 15c 第3のスプレーノズル 16 噴流ノズル 17 超音波発振装置 18 エアノズル 20 キャリア(移送機構) 20a 棒状部材 20b フレーム 21 スプロケット 22 倍ピッチチェン(移送機構) 23 インデックスモータ(移送機構) 24 プッシャ 24a 無端状ピン 24b ピン 30 オゾン水製造装置 31 低濃度オゾン水製造機(低濃度オゾン水供給源) 32 高濃度オゾン水製造機(高濃度オゾン水供給源) 33,34,36,42 配管 37 フィルタ 38 戻し配管 35,39 ポンプ 41 清浄空気供給源(エア供給源) 44 開閉バルブ 60 加熱用熱交換器 61 蒸気供給源 62 蒸気配管 63 熱回収用熱交換器 65,67 配管 66 加熱オゾン水回収用パン(回収パン) 68 ポンプ 69 フローメータ 70 フィルタ 80 加熱オゾン水供給装置(熱交換器) 90 オゾン分解装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】飲料水等を充填したPETボトル等の容
に封冠するキャップを殺菌する手段として、人体に害
の少ないように低濃度のオゾン水で殺菌するキャップ殺
菌装置が知られているが、図5は、このような従来のキ
ャップ殺菌装置の構成を説明するため、一部を破断して
示す模式的な平面図であり、図6は殺菌対象であるキャ
ップ100を一部破断して示す斜視図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図5に示すように、従来のキャップ殺菌装
置50は、キャップ100を殺菌する殺菌槽51と、キ
ャップセパレータ(図示せず)によって容器から取り外
され容器に封冠する状態と同じ姿勢で一列に並べられた
キャップ100を、この殺菌槽51に搬送する供給エア
コンベア52と、殺菌を終えたキャップ100を、次工
程である封冠蓋締装置(図示せず)に搬送する排出エア
コンベア53とを有している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、排出エアコンベア53には図示しな
いクリンエアによる水切装置が設けられており、この水
切装置によって殺菌を終えたキャップ100にクリンエ
アを噴射することにより、キャップ100に付着してい
る低濃度オゾン水を除去するようになっている。なお、
殺菌槽51は上方に片開きする天蓋を備えており、この
天蓋を開くことによりガイド溝51aを外部に開放でき
るようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、殺菌槽51における殺菌を終えたキ
ャップ100は、図示しない水切装置によりクリンエア
を噴出されて水切りされた後、排出エアコンベア53に
より後工程である図示しない封冠蓋締装置に搬送される
のである。なお、充填液種の切替えに伴ってキャップ種
類の変更を行なう場合は、殺菌槽51の天蓋を開け、人
手によって殺菌槽51内に残っているキャップ100を
全部取り出して殺菌槽51内を一旦空にした後、新しい
液種用のキャップを供給して殺菌作業を開始するのであ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】さて、図1および図2に示すように、本発
明の第1実施形態としてのキャップ殺菌装置1は、無菌
室内に設置され、殺菌ボックス2,供給エアコンベア
3,排出エアコンベア4,排気ファン5,オゾンキラー
6,オゾン水製造装置30,ポンプ35,39,無菌エ
供給源41,オゾン分解装置90などから構成されて
いる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】気密構造を有する殺菌ボックス2には、殺
菌対象のキャップ100(図3,図6参照)のための入
口2bおよび出口2cが設けられており、供給コンベア
3は、キャップセレクタ(図示せず)によって単列に整
列させられたキャップ100を入口2bから殺菌ボック
ス2内へ送り込むもので、排出エアコンベア4は、殺菌
ボックス2内で殺菌されたキャップ100を出口2cか
封冠蓋締装置(図示せず)へ搬送するものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】殺菌ボックス2の内部は、前述のごとく堰
とオゾン水槽11とによって区画されており、その上
部を含めて入口2b側(回収オゾン水槽9側)に予備洗
浄殺菌室12が形成され、出口2c側(リサイクルオゾ
ン水槽10側)にリンス室13が形成され、更に、予備
洗浄殺菌室12とリンス室13との間(堰8の上方)に
は本殺菌室14が形成されている。この本殺菌室14
は、高濃度オゾン水槽であるオゾン水槽11により構成
されており、このオゾン水槽11のリンス室13側の壁
は、予備洗浄殺菌室12側の壁よりも低くなっている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】さて、殺菌ボックス2内部には、図1およ
び図2に示すように、2本の無端状の倍ピッチチェン2
2が、同軸的に回転する複数対(本実施形態では8対)
のスプロケット21に装架されることにより平行に配設
されており、更に、インデックスモータ23(図2参
照)が、入口2b側および出口2c側の上部2箇所のス
プロケット21を駆動することによって、これら2本の
倍ピッチチェン22は、殺菌ボックス2の側壁に沿って
平行に間欠移動するようになっている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、2本の倍ピッチチェン22の間に
は、図3に示すように、複数のキャップ100を保持し
て移送する、複数のキャリア20が設けられている。各
キャリア20は、両端部をそれぞれ左右の倍ピッチチェ
ン22,22に支持された状態で、インデックスモータ
23により、長手方向に対して直角の方向に間欠的に
動するようになっている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】なお、プッシャー24の動作は、キャリア
20(倍ピッチチェン22)の動きと同期しており、キ
ャリア20が出口2cの位置に停止している間に、上述
のキャップ100を搬出エアコンベア4へ押出す動作が
行なわれるようになっている。一方、図1に示すよう
に、予備洗浄殺菌室12上部には、キャリア20の上下
に相当する位置に、キャップ100にリサイクルオゾン
水を上下から噴射する第1のスプレーノズル15aが設
けられている。第1のスプレーノズル15aは、キャリ
ア20の長手方向(棒状部材20aの軸方向)に複数
(例えば、キャップ100と同数)配設されるととも
に、キャップ100の搬送方向に沿って複数列(図1で
は上下各3列)備えられている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】さらに、リンス室13の出口側上部は水切
場所として利用されるようになっており、スプレーノズ
ル15cの下流側には、キャリア20の下側に相当する
位置には、キャップ100に無菌エアを下方から噴射す
るエアノズル18が設けられており、無菌エアを供給す
るエア供給源としての無菌エア供給源41から供給され
無菌エアが配管42を通じてエアノズル18に送られ
てきて、キャリア20によって搬送されてきたキャップ
100に対して無菌エアがエアノズル18から噴出され
るようになっている。つまり、リンス室13の出口側上
部において、無菌エアによるキャップ100の内部の
ゾン水除去処理を行なえるようになっている。なお、エ
アノズル18は、キャリア20の長手方向に複数配置さ
れ、キャリア20よりも下方に1列だけ備えられてい
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、予備洗浄殺菌室12の下部に設けら
れている回収オゾン水槽9に滞留したオゾン水は、ポン
プ39および戻し配管38によって、オゾン水を分解し
て処理するオゾン分解装置90へと送られるようになっ
ており、同様に、リサイクルオゾン水槽10およびオゾ
ン水槽11に滞留したオゾン水も、ポンプ39および戻
し配管38によって、オゾン分解装置90に送られるよ
うになっている。なお、44は各配管に設けられた開閉
バルブであり、この開閉バルブ44の開閉によってオゾ
ン水の流れを制御するようになっている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】なお、本キャップ殺菌装置1において供給
エアコンベア3は、図示しないキャップセレクタと接続
されており、このキャップセレクタは、下流(供給コン
ベア3)よりも高位置に設定することで位置エネルギに
より下流(供給コンベア3)へキャップ100を供給す
る装置で、その内部に形成されている収納箱に一定量の
キャップ100を収納し、更に、自転しつつ、キャップ
100の上下方向を揃えて、随時使用量に応じてキャッ
プ100を下流(供給コンベア3)へ供給することがで
きるようになっている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】本発明の第1実施形態としてのキャップ殺
菌装置1は上述のごとく構成されているので、まず、図
示しないキャップセレクタによって収納箱から取り出さ
れたキャップ100は、上下の向きを揃えて(キャップ
100の開口部を下にして)単列に整列させられた後、
供給エアコンベア3によって移送され、殺菌ボックス2
の入口2bから静止しているキャリア20の中に送り込
まれる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】上記のように洗浄・殺菌の全工程(例えば
2.5分程度の所要時間)が終了した後、キャップ10
0は、プッシャー24のピン24bによって、出口2c
から排出コンベア4へ排出される。又、プッシャー24
によってキャップ100を排出されて空になったキャリ
ア20は、オゾン水槽11と堰8との間を通って移送
れ、入口2bの位置において再び、供給エアコンベア3
によって新たなキャップ100を挿入される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】なお、本殺菌室14においてスプレーノズ
ル16から噴射された高濃度オゾン水は、オゾン水槽1
1の下流側(リンス室13側)の壁の上部からリンス室
13にオーバーフローし、リサイクルオゾン水槽10に
滞留する。このリサイクルオゾン水槽10において、オ
ゾン水槽11からオーバーフローした高濃度オゾン水
と、スプレーノズル15bから噴出された高濃度オゾン
水と、スプレーノズル15cから噴出された低濃度オゾ
ン水とが混合することによって、高濃度オゾン水のオゾ
濃度はほぼ半減し、オゾン含有量5〜10ppmのリ
サイクルオゾン水となる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】このリサイクルオゾン水は、前述したよう
にポンプ35および配管36によって、フィルタ37を
通過した後、予備洗浄室12のスプレーノズル15に圧
送され、予備洗浄殺菌に用いられる。又、リサイクルオ
ゾン水槽10における余分のオゾン水は、堰8を越えて
直接予備洗浄殺菌室12の回収オゾン水槽9へ流れ、回
収オゾン水槽9に滞留する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】また、予備洗浄殺菌の工程において、本殺
菌工程およびリンス工程で用いたリサイクルオゾン水を
使用するので、オゾン水製造に要するエネルギー費用を
節約でき、経済的である。さらに、多数のキャップ10
0をキャリア20によってまとめて移動させることによ
り、本殺菌室14において十分な時間に亘って、高濃度
オゾン水の噴流中に浸漬させるとともに超音波による振
動を加えることが出来るので、ほとんどの細菌を完全に
殺菌することができる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】またさらに、密閉状態の殺菌ボックス2内
で殺菌を行なうとともに、オゾン水から遊離するオゾン
ガスを含む気体はオゾンキラー6によって吸収除去した
後外気に放出するようになっており、更に、殺菌を行な
ったキャップ100は低濃度オゾン水と無菌エアとによ
ってリンス水切りをした後、殺菌ボックス2から排出す
ることにより、本キャップ殺菌装置の周囲にオゾンが漏
出することがなく、オゾンによる影響を考慮して作業要
綱を考える必要がない。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】ここで、熱回収熱交換器63に放出した加
熱オゾン水の熱は、リサイクルオゾン水槽10から配管
65によって送られる低濃度のリサイクルオゾン水(常
温)の予備加熱に用いられる。キャップ100に対して
は、上述のように、予備洗浄殺菌室12において加熱オ
ゾン水によって洗浄殺菌された後、本発明の第1実施形
態としてのキャップ殺菌装置の場合と同様に、以下、順
番に、予備洗浄殺菌室12における低濃度のリサイクル
オゾン水(常温)の噴射による予備洗浄殺菌や、本殺菌
室14における高濃度オゾン水槽11内に浸漬されなが
らの、高濃度オゾン水の噴流と超音波振動とによる本殺
菌や、リンス室13における高濃度オゾン水,低濃度オ
ゾン水の噴射によるリンス、および、無菌エアの噴射に
よる水切りが施されるのである。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】またさらに、上述した第2実施形態では、
予備殺菌洗浄室12における上流側のスプレーノズル1
5aによって加熱オゾン水の噴射を行なっているが、こ
れに限定されるものではなく、キャップ100の種類に
よっては、予備殺菌洗浄室12における下流側のスプレ
ーノズル15aやリンス室13におけるスプレーノズル
15b,15cからの噴射も、総て加熱オゾン水の噴射
となるようにしてもよく、又、本殺菌室14におけるオ
ゾン水槽11に貯溜する高濃度オゾン水も加熱オゾン水
としてもよい。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】(2)リンス室の下部に滞留するオゾン水
をリサイクルオゾン水として第1のスプレーノズルに圧
送し、予備洗浄殺菌室において殺菌対象のキャップに噴
射することにより、本殺菌工程およびリンス工程で用い
たリサイクルオゾン水を使用するので、オゾン水製造に
要するエネルギー費用を節約でき、経済的である(請求
項2)。 (3)第1のスプレーノズルのうち下流側のものに、ポ
ンプからの常温オゾン水をリサイクルオゾン水として供
給するとともに、第1のスプレーノズルのうち上流側の
ものに、ポンプからの常温オゾン水を熱交換器により昇
温して得られた加熱オゾン水を前記リサイクルオゾン水
として供給することにより、予備洗浄殺菌に用いる湿熱
用として、リサイクルオゾン水を加熱して利用するの
で、新たに水を必要とせず水の消費量や加熱用熱交換器
の熱媒(蒸気等)を少なくすることができるほか、予備
洗浄殺菌室には、特に正常なオゾン水を必要とせず、
殺菌およびリンスで用いたリサイクルオゾン水を使用す
るので、エネルギー費用のさらなる節約に寄与でき、経
済的である(請求項3)。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1,1′ キャップ殺菌装置 2 殺菌ボックス 2a 天蓋 2b 入口 2c 出口 3 供給エアコンベア 4 排出エアコンベア 5 排気ファン 6 オゾンキラー(オゾン処理部) 9 回収オゾン水槽 10 リサイクルオゾン水槽 11 オゾン水槽 12 予備殺菌洗浄室 13 リンス室 14 本殺菌室 15a 第1のスプレーノズル 15b 第2のスプレーノズル 15c 第3のスプレーノズル 16 噴流ノズル 17 超音波発振装置 18 エアノズル 20 キャリア(移送機構) 20a 棒状部材 20b フレーム 21 スプロケット 22 倍ピッチチェン(移送機構) 23 インデックスモータ(移送機構) 24 プッシャ 24a 無端状ピン 24b ピン 30 オゾン水製造装置 31 低濃度オゾン水製造機(低濃度オゾン水供給源) 32 高濃度オゾン水製造機(高濃度オゾン水供給源) 33,34,36,42 配管 37 フィルタ 38 戻し配管 35,39 ポンプ 41 無菌エア供給源(エア供給源) 44 開閉バルブ 60 加熱用熱交換器 61 蒸気供給源 62 蒸気配管 63 熱回収用熱交換器 65,67 配管 66 加熱オゾン水回収用パン(回収パン) 68 ポンプ 69 フローメータ 70 フィルタ 80 加熱オゾン水供給装置(熱交換器) 90 オゾン分解装置
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ファンとオゾンを無害化するオゾン
    処理部とを介して外部に連通接続された殺菌ボックス内
    において、殺菌対象のキャップに対し、リサイクルオゾ
    ン水を用いた予備洗浄殺菌処理と、高濃度オゾン水を用
    いた本殺菌処理と、高濃度オゾン水および低濃度オゾン
    水を用いたリンス処理と、無菌エアによるオゾン水除去
    処理とを、この順序で施すことを特徴とする、キャップ
    殺菌方法。
  2. 【請求項2】 排気ファンとオゾンを無害化するオゾン
    処理部とを介して外部に連通接続された殺菌ボックスを
    そなえ、 該殺菌ボックス内に、 殺菌対象のキャップにリサイクルオゾン水を噴射する第
    1のスプレーノズルをそなえた予備洗浄殺菌室と、 高濃度オゾン水を貯えるオゾン水槽として構成され、該
    オゾン水槽内を通過する該キャップに向かう高濃度オゾ
    ン水の噴流を生じさせる噴流ノズルおよび該キャップに
    超音波振動を作用させる超音波発振器をそなえた本殺菌
    室と、 該キャップに高濃度オゾン水を噴射する第2のスプレー
    ノズル,該キャップに低濃度オゾン水を噴射する第3の
    スプレーノズルおよび該キャップに無菌エアを噴射する
    エアノズルをそなえたリンス室とが設けられるととも
    に、 該噴流ノズルおよび該第2のスプレーノズルに高濃度オ
    ゾン水を供給する高濃度オゾン水供給源と、 該第3のスプレーノズルに低濃度オゾン水を供給する低
    濃度オゾン水供給源と、 該リンス室の下部に滞留するオゾン水を前記リサイクル
    オゾン水として該第1のスプレーノズルに圧送するポン
    プと、 該エアノズルに無菌エアを供給するエア供給源と、 該キャップを、該殺菌ボックス内の該予備洗浄殺菌室,
    該本殺菌室および該リンス室に順次移送する移送機構と
    をそなえたことを特徴とする、キャップ殺菌装置。
  3. 【請求項3】 該予備洗浄殺菌室内に、該第1のスプレ
    ーノズルを該キャップの移送方向に沿って複数設け、 該第1のスプレーノズルのうち下流側のものに、該ポン
    プからの常温オゾン水を前記リサイクルオゾン水として
    供給する第1のリサイクルオゾン水供給系と、該第1の
    スプレーノズルのうち上流側のものに、該ポンプからの
    常温オゾン水を熱交換器により昇温して得られた加熱オ
    ゾン水を前記リサイクルオゾン水として供給する第2の
    リサイクルオゾン水供給系とをそなえたことを特徴とす
    る、請求項2記載のキャップ殺菌装置。
  4. 【請求項4】 該予備洗浄殺菌室内に、該第1のスプレ
    ーノズルのうち上流側のものから噴射された加熱オゾン
    水を回収する回収パンを設け、 該回収パンにより回収された加熱オゾン水を用いて、該
    ポンプからの常温オゾン水を予備加熱する熱回収用熱交
    換器をそなえたことを特徴とする、請求項3記載のキャ
    ップ殺菌装置。
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