JPH11350413A - 散布式表面処理工法とそれに用いる散布式表面処理作業車 - Google Patents
散布式表面処理工法とそれに用いる散布式表面処理作業車Info
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- JPH11350413A JPH11350413A JP17210798A JP17210798A JPH11350413A JP H11350413 A JPH11350413 A JP H11350413A JP 17210798 A JP17210798 A JP 17210798A JP 17210798 A JP17210798 A JP 17210798A JP H11350413 A JPH11350413 A JP H11350413A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便で安価であると同時に、信頼性に富む新
規な散布式表面処理工法と、その工法に用いる散布式表
面処理作業車を提供することを課題とする。 【解決手段】 結合材散布装置と骨材散布装置とを、車
両前方に近い方からこの順に、車両前輪よりも前方に備
えた作業車を用い、作業車を前進させながら、路面上に
結合材と骨材とをこの順序で散布する散布式表面処理工
法を提供すると共に、結合材散布装置と骨材散布装置と
を、車両前方に近い方からこの順に、車両前輪よりも前
方に備えてなる散布式表面処理作業車とを提供すること
によって、上記課題を解決する。
規な散布式表面処理工法と、その工法に用いる散布式表
面処理作業車を提供することを課題とする。 【解決手段】 結合材散布装置と骨材散布装置とを、車
両前方に近い方からこの順に、車両前輪よりも前方に備
えた作業車を用い、作業車を前進させながら、路面上に
結合材と骨材とをこの順序で散布する散布式表面処理工
法を提供すると共に、結合材散布装置と骨材散布装置と
を、車両前方に近い方からこの順に、車両前輪よりも前
方に備えてなる散布式表面処理作業車とを提供すること
によって、上記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、散布式表面処理工
法とそれに用いる散布式表面処理作業車に関し、特に、
結合材の散布と骨材の散布とを一台の作業車によって前
進形態で一貫して行うことによって、均一で耐久性に優
れた散布式表面処理層を構築することを可能にする、新
規な散布式表面処理工法とそれに用いる散布式表面処理
作業車に関するものである。
法とそれに用いる散布式表面処理作業車に関し、特に、
結合材の散布と骨材の散布とを一台の作業車によって前
進形態で一貫して行うことによって、均一で耐久性に優
れた散布式表面処理層を構築することを可能にする、新
規な散布式表面処理工法とそれに用いる散布式表面処理
作業車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路舗装は、交通に供されるにつれて、
次第に老化し、劣化が進み、路面が摩耗して凹凸を生じ
たり、舗装表面にひび割れ等が発生したりすることがあ
る。このような老化ないしは劣化した道路舗装を補修す
る方法として、従来、主として混合式表面処理工法と散
布式表面処理工法の2つの表面処理工法が提案されてい
る。
次第に老化し、劣化が進み、路面が摩耗して凹凸を生じ
たり、舗装表面にひび割れ等が発生したりすることがあ
る。このような老化ないしは劣化した道路舗装を補修す
る方法として、従来、主として混合式表面処理工法と散
布式表面処理工法の2つの表面処理工法が提案されてい
る。
【0003】このうち、混合式表面処理工法は、アスフ
ァルト等の瀝青材料(以下、単にアスファルトという)
と骨材とをプラントで混合して製造したアスファルト混
合物を、施工現場に搬送して、老化ないしは劣化した路
面に舗設することにより、凹凸やひび割れ等を補修する
工法である。路面上にアスファルト混合物を舗設するの
で、基本的には舗装体の継ぎ足しであり、補修工法とは
言え、通常の舗装体の構築工程とほぼ同様の工程を必要
とする表面処理工法である。
ァルト等の瀝青材料(以下、単にアスファルトという)
と骨材とをプラントで混合して製造したアスファルト混
合物を、施工現場に搬送して、老化ないしは劣化した路
面に舗設することにより、凹凸やひび割れ等を補修する
工法である。路面上にアスファルト混合物を舗設するの
で、基本的には舗装体の継ぎ足しであり、補修工法とは
言え、通常の舗装体の構築工程とほぼ同様の工程を必要
とする表面処理工法である。
【0004】これに対して、散布式表面処理工法は、よ
り簡便な工法であって、アスファルトを老化ないしは劣
化した路面に膜状に散布し、続いてその上に骨材を単層
に散布して、瀝青材によって骨材を路面に結合し、例え
ば、路面上に瀝青材と単層の骨材とからなる層を構築す
るという極めて簡単な工法である。即ち、散布式表面処
理工法においては、アスファルト混合物を舗設するので
はなく、単に骨材が散布され、散布された骨材が、結合
材として作用する瀝青材によって路面に結合し、骨材単
層の表面処理層を構築するものである。
り簡便な工法であって、アスファルトを老化ないしは劣
化した路面に膜状に散布し、続いてその上に骨材を単層
に散布して、瀝青材によって骨材を路面に結合し、例え
ば、路面上に瀝青材と単層の骨材とからなる層を構築す
るという極めて簡単な工法である。即ち、散布式表面処
理工法においては、アスファルト混合物を舗設するので
はなく、単に骨材が散布され、散布された骨材が、結合
材として作用する瀝青材によって路面に結合し、骨材単
層の表面処理層を構築するものである。
【0005】従来、散布式表面処理工法は、例えば、典
型的には図11に示すような工法で行われていた。即
ち、図11において、表面処理を施すべき路面101上
を、まず、ロードスイーパー102が矢印方向に進行し
て清掃した後、アスファルトディストリビューター10
3が進み、路面101上に、結合材としてのアスファル
トを散布する。続いて、骨材を搭載したトラック104
が荷台を傾斜させ、後部から骨材をアスファルト層上に
散布しながら、矢印方向に、即ち車両としては後進で進
行する。これは、既に散布されているアスファルト層の
上をトラック104のタイヤが踏まないようにするため
である。アスファルト層の上をトラック104のタイヤ
が通過すると、その部分のアスファルト層がトラックの
タイヤに付着して薄くなり、骨材と路面との結合力が弱
まるばかりでなく、トラック104のタイヤに付着した
アスファルトが、トラックがそのまま他の道路上を走行
した際に、路面にアスファルトの跡を付けるなどの問題
を生じるからである。続いて、散布された骨材上をロー
ラー105で転圧し、更には、ロードスイーパー102
が再度通過して、余剰の骨材などを処理層面から取り去
って、作業は終了する。
型的には図11に示すような工法で行われていた。即
ち、図11において、表面処理を施すべき路面101上
を、まず、ロードスイーパー102が矢印方向に進行し
て清掃した後、アスファルトディストリビューター10
3が進み、路面101上に、結合材としてのアスファル
トを散布する。続いて、骨材を搭載したトラック104
が荷台を傾斜させ、後部から骨材をアスファルト層上に
散布しながら、矢印方向に、即ち車両としては後進で進
行する。これは、既に散布されているアスファルト層の
上をトラック104のタイヤが踏まないようにするため
である。アスファルト層の上をトラック104のタイヤ
が通過すると、その部分のアスファルト層がトラックの
タイヤに付着して薄くなり、骨材と路面との結合力が弱
まるばかりでなく、トラック104のタイヤに付着した
アスファルトが、トラックがそのまま他の道路上を走行
した際に、路面にアスファルトの跡を付けるなどの問題
を生じるからである。続いて、散布された骨材上をロー
ラー105で転圧し、更には、ロードスイーパー102
が再度通過して、余剰の骨材などを処理層面から取り去
って、作業は終了する。
【0006】従来は、このように、結合材としてのアス
ファルトの散布と骨材の散布とを別々の車両を用いて、
別個の工程として行っていたので、互いの連携を取るこ
とが難しく、結合材を散布したあと直ちに骨材を散布す
ることができない等、作業効率が悪いという問題があっ
た。また、骨材を搭載したトラック104が後進状態で
進まなければならない為、ややもすればトラック104
が蛇行し、散布された結合材上にきちんと骨材を散布で
きなかったり、更には、骨材が、トラック104の比較
的高い位置から散布されるので、落下した骨材が路面で
跳ね、ないしは転がって、予定した散布幅員外に飛散し
てしまうという問題があった。しかも、こうした作業効
率の悪さが原因で、構築した散布式表面処理層は一般的
に仕上り面の均一性ならびに耐久性に欠け、交通開放
後、比較的短時間で骨材が飛散し、対向車のフロントガ
ラス等に飛び散って交通を妨害したり、沿道人家に飛び
散るなどの問題を生じることが多かった。しかも、骨材
が飛散した跡のアスファルト層は、車両スリップの原因
となったり、夏季にはフラッシュ現象の原因になったり
して、決して好ましいものではなかった。これらの欠点
があるために、散布式表面処理工法は、簡便で比較的安
価であるという利点を有しながら、その一方で信頼性に
欠け、補修工法としては、これまでそれほど多用されて
はいなかった。特に、耐久性に劣るという散布式表面処
理工法の上述の欠点は、散布した骨材を単に結合材で路
面に結合するという散布式表面処理工法そのものの持つ
構造的な欠陥と見なされ、その原因の究明が為されるこ
ともなく、放置されていたのが現状である。
ファルトの散布と骨材の散布とを別々の車両を用いて、
別個の工程として行っていたので、互いの連携を取るこ
とが難しく、結合材を散布したあと直ちに骨材を散布す
ることができない等、作業効率が悪いという問題があっ
た。また、骨材を搭載したトラック104が後進状態で
進まなければならない為、ややもすればトラック104
が蛇行し、散布された結合材上にきちんと骨材を散布で
きなかったり、更には、骨材が、トラック104の比較
的高い位置から散布されるので、落下した骨材が路面で
跳ね、ないしは転がって、予定した散布幅員外に飛散し
てしまうという問題があった。しかも、こうした作業効
率の悪さが原因で、構築した散布式表面処理層は一般的
に仕上り面の均一性ならびに耐久性に欠け、交通開放
後、比較的短時間で骨材が飛散し、対向車のフロントガ
ラス等に飛び散って交通を妨害したり、沿道人家に飛び
散るなどの問題を生じることが多かった。しかも、骨材
が飛散した跡のアスファルト層は、車両スリップの原因
となったり、夏季にはフラッシュ現象の原因になったり
して、決して好ましいものではなかった。これらの欠点
があるために、散布式表面処理工法は、簡便で比較的安
価であるという利点を有しながら、その一方で信頼性に
欠け、補修工法としては、これまでそれほど多用されて
はいなかった。特に、耐久性に劣るという散布式表面処
理工法の上述の欠点は、散布した骨材を単に結合材で路
面に結合するという散布式表面処理工法そのものの持つ
構造的な欠陥と見なされ、その原因の究明が為されるこ
ともなく、放置されていたのが現状である。
【0007】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
散布式表面処理工法の持つ種々の欠点を解消し、散布式
表面処理工法が本来有している利点を生かすために為さ
れたものであって、簡便で安価であると同時に、信頼性
に富む新規な散布式表面処理工法と、その工法に用いる
散布式表面処理作業車を提供することを課題とするもの
である。
散布式表面処理工法の持つ種々の欠点を解消し、散布式
表面処理工法が本来有している利点を生かすために為さ
れたものであって、簡便で安価であると同時に、信頼性
に富む新規な散布式表面処理工法と、その工法に用いる
散布式表面処理作業車を提供することを課題とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、耐久性に
富む散布式表面処理工法について研究を重ねた結果、結
合材の散布装置と骨材の散布装置とを一台の作業車に搭
載し、作業車を前進させながら、少なくとも結合材の散
布から骨材の散布までを一貫して行うことによって、作
業効率が飛躍的に増すと共に、構築された表面処理層の
耐久性も格段に向上し、極めて短時間に効率よく均一で
耐久性に富む散布式表面処理層を構築できることを見出
して本発明を完成した。
富む散布式表面処理工法について研究を重ねた結果、結
合材の散布装置と骨材の散布装置とを一台の作業車に搭
載し、作業車を前進させながら、少なくとも結合材の散
布から骨材の散布までを一貫して行うことによって、作
業効率が飛躍的に増すと共に、構築された表面処理層の
耐久性も格段に向上し、極めて短時間に効率よく均一で
耐久性に富む散布式表面処理層を構築できることを見出
して本発明を完成した。
【0009】即ち、本発明は、結合材散布装置と骨材散
布装置とを、車両前方に近い方からこの順に、車両前輪
よりも前方に備えた作業車を用い、作業車を前進させな
がら、路面上に結合材と骨材とをこの順序で散布する散
布式表面処理工法を提供すると共に、結合材散布装置と
骨材散布装置とを、車両前方に近い方からこの順に、車
両前輪よりも前方に備えてなる散布式表面処理作業車と
を提供することによって、上記課題を解決するものであ
る。
布装置とを、車両前方に近い方からこの順に、車両前輪
よりも前方に備えた作業車を用い、作業車を前進させな
がら、路面上に結合材と骨材とをこの順序で散布する散
布式表面処理工法を提供すると共に、結合材散布装置と
骨材散布装置とを、車両前方に近い方からこの順に、車
両前輪よりも前方に備えてなる散布式表面処理作業車と
を提供することによって、上記課題を解決するものであ
る。
【0010】本発明においては、結合材の散布装置と骨
材の散布装置とが、一台の作業車のしかも前輪よりも前
方に設けられているので、作業車を前進させながら、効
率良く、路面上に結合材と骨材とをこの順序で散布する
ことが可能である。散布された結合材上には直ちに骨材
が散布され、作業車のタイヤは結合材の上を直接に踏む
ことがないので、結合材がタイヤに付着して薄くなり路
面と骨材との結合力が弱くなることも、また、タイヤに
付着した結合材によって他の路面が汚されることもな
い。しかも、作業車を前進させながら作業を行うことが
可能であるので、作業車の操縦が容易であり、作業車が
無闇に蛇行して散布領域が変動したり、速度が不規則に
変動することもない。
材の散布装置とが、一台の作業車のしかも前輪よりも前
方に設けられているので、作業車を前進させながら、効
率良く、路面上に結合材と骨材とをこの順序で散布する
ことが可能である。散布された結合材上には直ちに骨材
が散布され、作業車のタイヤは結合材の上を直接に踏む
ことがないので、結合材がタイヤに付着して薄くなり路
面と骨材との結合力が弱くなることも、また、タイヤに
付着した結合材によって他の路面が汚されることもな
い。しかも、作業車を前進させながら作業を行うことが
可能であるので、作業車の操縦が容易であり、作業車が
無闇に蛇行して散布領域が変動したり、速度が不規則に
変動することもない。
【0011】従来の散布式表面処理工法では、前述した
ように、結合材としてのアスファルトの散布と骨材の散
布とが、別々の車両を用いて、それぞれ別個に行われて
いるために、結合材の散布から骨材の散布までの時間は
一定せず、そのために、骨材が散布される時点での結合
材層の状態にはばらつきが避けられなかった。即ち、結
合材として使用されるアスファルト等の瀝青材は、散布
前には、アスファルトディストリビューター等の内部で
温度等が一定に管理された状態にあるが、一旦路面に散
布されると、その直後から温度低下や水分の蒸発等が始
まり、その性状は刻々に変化する。従来は、目視等でア
スファルト等の瀝青材が液状ないしは軟化状態を維持し
ていれば良しとして、骨材の散布を行っていた。これ
は、プライマーなどを散布した後にアスファルト混合物
などを舗設する際に常用されている手法であるが、骨材
がアスファルト等の瀝青材と予め十分に混合され、骨材
表面が瀝青材で覆われている混合物の場合と違って、散
布式表面処理工法においては、骨材は散布されて初めて
瀝青材と接触する。従って、骨材が散布される時点での
瀝青材の性状が骨材と瀝青材の付着の程度に大きく影響
し、外見上は液状ないしは軟化状態を維持してはいて
も、瀝青材の性状に変動があれば、その変動は直接、骨
材と瀝青材との付着の程度に影響を及ぼし、ひいては、
構築される表面処理層の耐久性に影響を及ぼすものと考
えられる。このように、結合材の散布から骨材の散布ま
での間の時間間隔の不規則な変動が、構築される表面処
理層の耐久性に重大な影響を及ぼすという知見は、本発
明者らによって初めて見出された知見である。
ように、結合材としてのアスファルトの散布と骨材の散
布とが、別々の車両を用いて、それぞれ別個に行われて
いるために、結合材の散布から骨材の散布までの時間は
一定せず、そのために、骨材が散布される時点での結合
材層の状態にはばらつきが避けられなかった。即ち、結
合材として使用されるアスファルト等の瀝青材は、散布
前には、アスファルトディストリビューター等の内部で
温度等が一定に管理された状態にあるが、一旦路面に散
布されると、その直後から温度低下や水分の蒸発等が始
まり、その性状は刻々に変化する。従来は、目視等でア
スファルト等の瀝青材が液状ないしは軟化状態を維持し
ていれば良しとして、骨材の散布を行っていた。これ
は、プライマーなどを散布した後にアスファルト混合物
などを舗設する際に常用されている手法であるが、骨材
がアスファルト等の瀝青材と予め十分に混合され、骨材
表面が瀝青材で覆われている混合物の場合と違って、散
布式表面処理工法においては、骨材は散布されて初めて
瀝青材と接触する。従って、骨材が散布される時点での
瀝青材の性状が骨材と瀝青材の付着の程度に大きく影響
し、外見上は液状ないしは軟化状態を維持してはいて
も、瀝青材の性状に変動があれば、その変動は直接、骨
材と瀝青材との付着の程度に影響を及ぼし、ひいては、
構築される表面処理層の耐久性に影響を及ぼすものと考
えられる。このように、結合材の散布から骨材の散布ま
での間の時間間隔の不規則な変動が、構築される表面処
理層の耐久性に重大な影響を及ぼすという知見は、本発
明者らによって初めて見出された知見である。
【0012】これに対して、本発明においては、結合材
の散布装置と骨材の散布装置とが一台の作業車に備えら
れているので、結合材の散布と骨材の散布とを一貫して
行うことが可能であり、骨材の散布は、結合材の散布後
直ちに、好ましくは、短い一定時間以内に、更に好まし
くは、結合材の散布から短いほぼ一定の時間間隔で行わ
れ、結果として均一で耐久性に富む散布式表面処理層を
構築することが可能となる。結合材の散布から骨材の散
布までの時間をほぼ一定にするには、作業車に搭載され
た結合材散布装置と骨材散布装置との間の距離が一定の
場合には、作業車を一定速度で進めれば良く、作業車の
速度が変化する場合には、結合材散布装置と骨材散布装
置との間の距離を作業車の速度に応じて変化させても良
いし、結合材散布装置及び/又は骨材散布装置の散布方
向を変えても良い。作業車はホイール式のものであって
も、クローラー式のものであっても構わない。クローラ
ー式の場合、車両前輪とは、クローラーの車両前部側の
端部を指すものとする。
の散布装置と骨材の散布装置とが一台の作業車に備えら
れているので、結合材の散布と骨材の散布とを一貫して
行うことが可能であり、骨材の散布は、結合材の散布後
直ちに、好ましくは、短い一定時間以内に、更に好まし
くは、結合材の散布から短いほぼ一定の時間間隔で行わ
れ、結果として均一で耐久性に富む散布式表面処理層を
構築することが可能となる。結合材の散布から骨材の散
布までの時間をほぼ一定にするには、作業車に搭載され
た結合材散布装置と骨材散布装置との間の距離が一定の
場合には、作業車を一定速度で進めれば良く、作業車の
速度が変化する場合には、結合材散布装置と骨材散布装
置との間の距離を作業車の速度に応じて変化させても良
いし、結合材散布装置及び/又は骨材散布装置の散布方
向を変えても良い。作業車はホイール式のものであって
も、クローラー式のものであっても構わない。クローラ
ー式の場合、車両前輪とは、クローラーの車両前部側の
端部を指すものとする。
【0013】本発明においては、結合材は、作業車に結
合材タンクを搭載し、この結合材タンクからポンプ等の
圧送手段を介して、スプレーノズル等の散布装置から路
面に散布するようにしても良いし、作業車後方に結合材
供給車を位置させて、この結合材供給車からの結合材の
供給を随時受けながら、路面に散布するようにしても良
い。結合材供給車から結合材の供給を受けながら結合材
を散布する場合には、作業車には特に結合材タンクを搭
載しなくても構わない。スプレーノズル等の散布装置は
作業車の幅方向にほぼ直線状に複数位置しており、結合
材の散布量及び散布幅は適宜変更可能である。
合材タンクを搭載し、この結合材タンクからポンプ等の
圧送手段を介して、スプレーノズル等の散布装置から路
面に散布するようにしても良いし、作業車後方に結合材
供給車を位置させて、この結合材供給車からの結合材の
供給を随時受けながら、路面に散布するようにしても良
い。結合材供給車から結合材の供給を受けながら結合材
を散布する場合には、作業車には特に結合材タンクを搭
載しなくても構わない。スプレーノズル等の散布装置は
作業車の幅方向にほぼ直線状に複数位置しており、結合
材の散布量及び散布幅は適宜変更可能である。
【0014】本発明においては、結合材の散布から骨材
の散布までの時間が短い一定時間以内、ないしは短い一
定時間であるので、結合材供給車内ないしは作業車に搭
載された結合材タンク内での結合材の状態を一定に管理
しておくことにより、骨材散布時の結合材の性状をほぼ
一定に保つことが可能となる。また、補助材の散布装置
を作業車に搭載し、結合材の散布直前ないしは結合材の
散布時に補助材と結合材とを混合するようにすれば結合
材の性状管理がより一層容易となる。
の散布までの時間が短い一定時間以内、ないしは短い一
定時間であるので、結合材供給車内ないしは作業車に搭
載された結合材タンク内での結合材の状態を一定に管理
しておくことにより、骨材散布時の結合材の性状をほぼ
一定に保つことが可能となる。また、補助材の散布装置
を作業車に搭載し、結合材の散布直前ないしは結合材の
散布時に補助材と結合材とを混合するようにすれば結合
材の性状管理がより一層容易となる。
【0015】本発明においては、骨材は、骨材ビンを用
いて散布される。骨材ビンは、作業車に搭載され、内部
に骨材の分布を作業車幅方向に均一化する手段を備え、
下部近傍には、骨材の排出量及び/又は作業車幅方向の
排出幅を調節可能な骨材排出口を備えている。骨材ビン
の骨材排出口は、路面の近傍にあるので、比較的低い位
置から骨材を散布することが可能で、従来のように、散
布された骨材が飛び散ったり転がって施工幅員外に飛び
散る恐れがない。骨材の散布幅と結合材の散布幅とが連
動して変化するようにしておくことにより、単一操作で
施工幅員を変えることができて便利である。
いて散布される。骨材ビンは、作業車に搭載され、内部
に骨材の分布を作業車幅方向に均一化する手段を備え、
下部近傍には、骨材の排出量及び/又は作業車幅方向の
排出幅を調節可能な骨材排出口を備えている。骨材ビン
の骨材排出口は、路面の近傍にあるので、比較的低い位
置から骨材を散布することが可能で、従来のように、散
布された骨材が飛び散ったり転がって施工幅員外に飛び
散る恐れがない。骨材の散布幅と結合材の散布幅とが連
動して変化するようにしておくことにより、単一操作で
施工幅員を変えることができて便利である。
【0016】本発明においては、作業車の前方に骨材供
給車を位置させ、その骨材供給車から骨材の供給を随時
受けながら連続して施工することが可能である。併せ
て、作業車後方に上述した結合材供給車を位置させて、
その結合材供給車から結合材の供給を随時受けながら施
工するようにすれば、骨材供給車、本発明の作業車、及
び、結合材供給車の3つの車両が、共に前進方向に進行
しながら、連続的に散布式表面処理工法を施工すること
が可能である。
給車を位置させ、その骨材供給車から骨材の供給を随時
受けながら連続して施工することが可能である。併せ
て、作業車後方に上述した結合材供給車を位置させて、
その結合材供給車から結合材の供給を随時受けながら施
工するようにすれば、骨材供給車、本発明の作業車、及
び、結合材供給車の3つの車両が、共に前進方向に進行
しながら、連続的に散布式表面処理工法を施工すること
が可能である。
【0017】本発明においては、水及び/又はプライマ
ーの散布装置を作業車に搭載し、路面にまず水ないしは
プライマーを散布した後に、結合材を散布するようにす
ることもできる。水及び/又はプライマーは、作業車に
搭載された水及び/又はプライマータンクに貯蔵してお
き、そのタンクからそれぞれの散布装置に供給されるよ
うにするのが好ましいが、水及び/又はプライマー供給
車を作業車に後続させて、その供給車から水及び/又は
プライマーの供給を随時受けながら、作業を進めるよう
にしても良い。なお、補助材や水及び/又はプライマー
の散布幅も、骨材や結合材の散布幅と連動して変化する
ようにしておくと、単一の操作で、施工幅員を変えるこ
とができて便利である。また、骨材散布装置の後方に加
熱手段を搭載し、骨材散布直後の路面を加熱することに
より、結合材の分解を早め、短時間でより強固な表面処
理層を構築することができる。
ーの散布装置を作業車に搭載し、路面にまず水ないしは
プライマーを散布した後に、結合材を散布するようにす
ることもできる。水及び/又はプライマーは、作業車に
搭載された水及び/又はプライマータンクに貯蔵してお
き、そのタンクからそれぞれの散布装置に供給されるよ
うにするのが好ましいが、水及び/又はプライマー供給
車を作業車に後続させて、その供給車から水及び/又は
プライマーの供給を随時受けながら、作業を進めるよう
にしても良い。なお、補助材や水及び/又はプライマー
の散布幅も、骨材や結合材の散布幅と連動して変化する
ようにしておくと、単一の操作で、施工幅員を変えるこ
とができて便利である。また、骨材散布装置の後方に加
熱手段を搭載し、骨材散布直後の路面を加熱することに
より、結合材の分解を早め、短時間でより強固な表面処
理層を構築することができる。
【0018】また、本発明にあっては、作業車に、結合
材散布装置と骨材散布装置とを、それぞれ1又は2以上
搭載し、1回の作業車の通過によって、路面上に、結合
材と骨材とを、それぞれ1回又は2回以上散布すること
が可能である。その場合、結合材の散布回数と骨材の散
布回数とは同じでも異なっていても良く、また、散布さ
れる結合材と骨材とは、その種類、粒度、散布量などが
散布毎に異なっていても良いし、同じでも良い。
材散布装置と骨材散布装置とを、それぞれ1又は2以上
搭載し、1回の作業車の通過によって、路面上に、結合
材と骨材とを、それぞれ1回又は2回以上散布すること
が可能である。その場合、結合材の散布回数と骨材の散
布回数とは同じでも異なっていても良く、また、散布さ
れる結合材と骨材とは、その種類、粒度、散布量などが
散布毎に異なっていても良いし、同じでも良い。
【0019】以下、図面を用いて本発明の散布式表面処
理工法及び散布式表面処理作業車を説明するが、本発明
が図面記載のものに限られないことは言うまでもない。
理工法及び散布式表面処理作業車を説明するが、本発明
が図面記載のものに限られないことは言うまでもない。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の散布式表面処理
工法の一例を示す説明図であり、図1において、1は本
発明の散布式表面処理作業車であり、作業車1には、結
合材散布装置としてのスプレーノズル2と、骨材散布装
置としての骨材ビン(bin)3とが、作業車1の前方から
この順に、作業車1の前輪4aよりも前方に設けられて
いる。なお、4bは作業車後輪である。
工法の一例を示す説明図であり、図1において、1は本
発明の散布式表面処理作業車であり、作業車1には、結
合材散布装置としてのスプレーノズル2と、骨材散布装
置としての骨材ビン(bin)3とが、作業車1の前方から
この順に、作業車1の前輪4aよりも前方に設けられて
いる。なお、4bは作業車後輪である。
【0021】スプレーノズル2は、スプレーバー5を介
して、作業車1の幅方向に複数個設けられており、結合
材タンク6から結合材搬送用ポンプ7を介して、必要量
の結合材が供給されるようになっている。8は、結合材
タンク6の空気抜きである。図1の場合には、結合材タ
ンク6を作業車1に搭載したが、作業車1の後方に図示
しない結合材供給車を位置させて、その結合材供給車か
ら、例えば搬入ソケット9などを介して、結合材の供給
を随時受けながら作業を進めるようにしても良い。その
際、作業車1には結合材タンクをもうけても良いし、特
に設けなくても良い。
して、作業車1の幅方向に複数個設けられており、結合
材タンク6から結合材搬送用ポンプ7を介して、必要量
の結合材が供給されるようになっている。8は、結合材
タンク6の空気抜きである。図1の場合には、結合材タ
ンク6を作業車1に搭載したが、作業車1の後方に図示
しない結合材供給車を位置させて、その結合材供給車か
ら、例えば搬入ソケット9などを介して、結合材の供給
を随時受けながら作業を進めるようにしても良い。その
際、作業車1には結合材タンクをもうけても良いし、特
に設けなくても良い。
【0022】結合材の散布量は、個々のスプレーノズル
2に設けられた弁の開き具合の調節、ないしは、管路に
設けられた図示しない弁の開き具合を調節することによ
って、或いは、結合材搬送用ポンプ7の回転数を高低す
ることによって、変更可能である。また、結合材の散布
幅は、個々のスプレーノズル2を開閉することによって
調節できる。これによって、路面の性状や作業車1の速
度等が変化しても、常に最適量の結合材を散布すること
が可能となる。結合材の散布量は、手動で調節しても良
く、また、作業車1の速度と連動させて、例えば、結合
材搬送用ポンプ7の回転数を変化させるなどして、自動
的に変化するようにしても良い。なお、結合材の散布装
置としてはスプレーノズル2に限られるものではなく、
結合材を所定量路面上に供給することができるものであ
れば、どのような手段を用いても良い。例えば、粘度の
低い結合材を使用する場合には、直線状の開口部ないし
は適宜に分布した点状の開口部から単に路面に向かって
流下させても良いし、ローラー等によって塗布するよう
にしても良い。
2に設けられた弁の開き具合の調節、ないしは、管路に
設けられた図示しない弁の開き具合を調節することによ
って、或いは、結合材搬送用ポンプ7の回転数を高低す
ることによって、変更可能である。また、結合材の散布
幅は、個々のスプレーノズル2を開閉することによって
調節できる。これによって、路面の性状や作業車1の速
度等が変化しても、常に最適量の結合材を散布すること
が可能となる。結合材の散布量は、手動で調節しても良
く、また、作業車1の速度と連動させて、例えば、結合
材搬送用ポンプ7の回転数を変化させるなどして、自動
的に変化するようにしても良い。なお、結合材の散布装
置としてはスプレーノズル2に限られるものではなく、
結合材を所定量路面上に供給することができるものであ
れば、どのような手段を用いても良い。例えば、粘度の
低い結合材を使用する場合には、直線状の開口部ないし
は適宜に分布した点状の開口部から単に路面に向かって
流下させても良いし、ローラー等によって塗布するよう
にしても良い。
【0023】結合材としては、従来の散布式表面処理工
法において使用されていたものを含めて、瀝青材やその
他、路面と骨材とを結合することができるものならば、
どのような材料でも使用できる。典型的には改質加熱ア
スファルトないしは改質アスファルト乳剤等が使用され
るが、これらのものに限られるものではない。結合材の
散布量は、従来の散布式表面処理工法におけるものと同
程度で良いが、典型的には0.5〜2.5(l/m2 )
程度、好ましくは、0.7〜1.5(l/m2)程度で
ある。
法において使用されていたものを含めて、瀝青材やその
他、路面と骨材とを結合することができるものならば、
どのような材料でも使用できる。典型的には改質加熱ア
スファルトないしは改質アスファルト乳剤等が使用され
るが、これらのものに限られるものではない。結合材の
散布量は、従来の散布式表面処理工法におけるものと同
程度で良いが、典型的には0.5〜2.5(l/m2 )
程度、好ましくは、0.7〜1.5(l/m2)程度で
ある。
【0024】作業車1内において、結合材が滞留ないし
は通過するタンクないしは管路部分には、スプレーバー
5やスプレーノズル2も含めて、図示しない適宜の加
熱、保温手段、例えばオイルヒーターないしは熱風供給
手段が設けられており、結合材がスプレーノズル2から
散布されるまでの間、所定の性状を維持するように結合
材を一定温度に保つようにしている。また、このように
スプレーノズル2も含めて加熱、保温手段が設けられて
いるので、例えば残存した結合材がタンク内やその他の
管路部分、スプレーバー更にはスプレーノズル2内で凝
固して、それらの管路やノズル等を詰まらせたりするこ
とがない。
は通過するタンクないしは管路部分には、スプレーバー
5やスプレーノズル2も含めて、図示しない適宜の加
熱、保温手段、例えばオイルヒーターないしは熱風供給
手段が設けられており、結合材がスプレーノズル2から
散布されるまでの間、所定の性状を維持するように結合
材を一定温度に保つようにしている。また、このように
スプレーノズル2も含めて加熱、保温手段が設けられて
いるので、例えば残存した結合材がタンク内やその他の
管路部分、スプレーバー更にはスプレーノズル2内で凝
固して、それらの管路やノズル等を詰まらせたりするこ
とがない。
【0025】一方、骨材は骨材ビン3から散布される。
骨材ビン3は、取付腕10によって作業車1に取り付け
られている。骨材ビン3は、例えば、図2に拡大して示
すような形状をしており、11は骨材散布量調節扉、1
2はその操作レバーであって、符号13で示される骨材
散布幅調節扉と協同して、骨材排出口14の開口度を調
節するものである。15は骨材排出手段としての骨材排
出コンベアである。骨材散布量調節扉11は、例えば、
ラック・ピニオン機構によって、操作レバー12の操作
に応じて上下動可能であり、骨材排出口14の作業車1
の幅方向と直交する方向の長さを調節する。骨材散布量
調節扉11の開閉度は、作業車1の運転席からも、パネ
ル操作ないしは予め決められたプログラムに従って図示
しない駆動手段を駆動することによっても調節可能であ
る。骨材散布量調節扉11の開閉度によって、骨材排出
口14から排出される骨材の基本量が決定される。
骨材ビン3は、取付腕10によって作業車1に取り付け
られている。骨材ビン3は、例えば、図2に拡大して示
すような形状をしており、11は骨材散布量調節扉、1
2はその操作レバーであって、符号13で示される骨材
散布幅調節扉と協同して、骨材排出口14の開口度を調
節するものである。15は骨材排出手段としての骨材排
出コンベアである。骨材散布量調節扉11は、例えば、
ラック・ピニオン機構によって、操作レバー12の操作
に応じて上下動可能であり、骨材排出口14の作業車1
の幅方向と直交する方向の長さを調節する。骨材散布量
調節扉11の開閉度は、作業車1の運転席からも、パネ
ル操作ないしは予め決められたプログラムに従って図示
しない駆動手段を駆動することによっても調節可能であ
る。骨材散布量調節扉11の開閉度によって、骨材排出
口14から排出される骨材の基本量が決定される。
【0026】一方、骨材散布幅調節扉13は、図3に示
すように円筒形をしており、円筒形の一部が直線又は曲
線をもって切り欠かれている。従って、この骨材散布幅
調節扉13を回転させることによって、骨材排出口14
の作業車1の幅方向の開口長さは変化し、骨材の散布幅
が調節される。この骨材散布幅調節扉13の回転角度
は、図示しないレバーを操作して手動で調節することも
可能であるし、骨材散布量調節扉11と同じく、作業車
1の運転席からパネル操作ないしは予め決められたプロ
グラムに従って駆動手段を駆動しても調節可能である。
また、骨材散布幅調節扉13の側面に、回転位置を示す
角度目盛ないしは回転位置を骨材散布幅に換算して示す
骨材散布幅目盛を付しておくと、その時々の骨材の散布
幅を知ることができて便利である。なお、骨材散布幅調
節扉13としては、円筒形のものに限らず、例えば図4
に示すように、板状のものを直線または曲線をもって切
り欠いた骨材散布幅調節扉13を用いても良く、このよ
うに板状の場合には、骨材散布幅調節扉13は、骨材散
布量調節扉14と平行に上下動することになる。
すように円筒形をしており、円筒形の一部が直線又は曲
線をもって切り欠かれている。従って、この骨材散布幅
調節扉13を回転させることによって、骨材排出口14
の作業車1の幅方向の開口長さは変化し、骨材の散布幅
が調節される。この骨材散布幅調節扉13の回転角度
は、図示しないレバーを操作して手動で調節することも
可能であるし、骨材散布量調節扉11と同じく、作業車
1の運転席からパネル操作ないしは予め決められたプロ
グラムに従って駆動手段を駆動しても調節可能である。
また、骨材散布幅調節扉13の側面に、回転位置を示す
角度目盛ないしは回転位置を骨材散布幅に換算して示す
骨材散布幅目盛を付しておくと、その時々の骨材の散布
幅を知ることができて便利である。なお、骨材散布幅調
節扉13としては、円筒形のものに限らず、例えば図4
に示すように、板状のものを直線または曲線をもって切
り欠いた骨材散布幅調節扉13を用いても良く、このよ
うに板状の場合には、骨材散布幅調節扉13は、骨材散
布量調節扉14と平行に上下動することになる。
【0027】なお、骨材の散布幅に関しては、結合材の
散布幅の変化と連動して変化するようにしておくのが好
ましい。本発明の作業車にあっては、結合材の散布装置
と骨材の散布装置とが同一車両に設けられているので、
結合材と骨材の散布幅を連動させることは容易に行うこ
とができる。両者の散布幅が連動しているため、本発明
の作業車にあっては、結合材の散布されていない路面に
骨材を散布したり、結合材が散布されているにも関わら
ず骨材が散布されないといった不都合が生じる恐れがな
い。これは、施工中、連続的に施工幅員を変化させなけ
ればならないような場合には、特に有効である。
散布幅の変化と連動して変化するようにしておくのが好
ましい。本発明の作業車にあっては、結合材の散布装置
と骨材の散布装置とが同一車両に設けられているので、
結合材と骨材の散布幅を連動させることは容易に行うこ
とができる。両者の散布幅が連動しているため、本発明
の作業車にあっては、結合材の散布されていない路面に
骨材を散布したり、結合材が散布されているにも関わら
ず骨材が散布されないといった不都合が生じる恐れがな
い。これは、施工中、連続的に施工幅員を変化させなけ
ればならないような場合には、特に有効である。
【0028】骨材ビン3からの骨材の排出散布は、基本
的には上記骨材散布量調節扉11と骨材散布幅調節扉1
3の2つで可能であるが、作業車1の進行速度に応じ
て、よりきめ細かな骨材の排出制御を行おうとするなら
ば、例えば、骨材排出コンベア15などの骨材排出手段
を設けるのが望ましい。骨材排出コンベア15は、図2
ないしは図3に示す矢印方向に回転することによって、
骨材を骨材排出口14から連続して排出、散布するもの
であり、骨材排出コンベア15の回転速度を変化させる
ことによって、骨材の排出速度を調節することが可能で
ある。骨材排出コンベア15の回転速度を、例えば作業
車1の速度に応じて変化させれば、作業車1の速度に関
わりなく、常に一定量の骨材を路面上に散布することが
できる。
的には上記骨材散布量調節扉11と骨材散布幅調節扉1
3の2つで可能であるが、作業車1の進行速度に応じ
て、よりきめ細かな骨材の排出制御を行おうとするなら
ば、例えば、骨材排出コンベア15などの骨材排出手段
を設けるのが望ましい。骨材排出コンベア15は、図2
ないしは図3に示す矢印方向に回転することによって、
骨材を骨材排出口14から連続して排出、散布するもの
であり、骨材排出コンベア15の回転速度を変化させる
ことによって、骨材の排出速度を調節することが可能で
ある。骨材排出コンベア15の回転速度を、例えば作業
車1の速度に応じて変化させれば、作業車1の速度に関
わりなく、常に一定量の骨材を路面上に散布することが
できる。
【0029】骨材排出口14は、路面から最大でも50
cm以下、望ましくは30cm以下、更に望ましくは2
0cm以下の位置に開口しており、骨材を骨材排出口1
4から路面に向かって散布しても、骨材が路面で跳ね、
飛散したり転がって、施工幅員外へ飛び散る恐れがな
い。骨材ビン3全体を上下に移動可能に設けることも可
能であり、或いはまた、骨材ビン3を作業車の前後にも
移動可能にして、結合材散布装置との間の距離も変更で
きるようにすることも可能である。また、骨材ビン3に
は、図示しない加熱、保温手段が設けられており、内部
にある骨材を必要に応じて加熱ないしは保温することが
できる。
cm以下、望ましくは30cm以下、更に望ましくは2
0cm以下の位置に開口しており、骨材を骨材排出口1
4から路面に向かって散布しても、骨材が路面で跳ね、
飛散したり転がって、施工幅員外へ飛び散る恐れがな
い。骨材ビン3全体を上下に移動可能に設けることも可
能であり、或いはまた、骨材ビン3を作業車の前後にも
移動可能にして、結合材散布装置との間の距離も変更で
きるようにすることも可能である。また、骨材ビン3に
は、図示しない加熱、保温手段が設けられており、内部
にある骨材を必要に応じて加熱ないしは保温することが
できる。
【0030】再び図1に戻って、骨材は、作業車1の前
方に位置する骨材供給車16から骨材ビン3に直接供給
される。このように、本発明の作業車にあっては、骨材
散布装置を構成する骨材ビン3が作業車前部に設けられ
ているので、骨材供給車16から、何らの搬送手段等を
介することなく、直接、骨材ビン3に骨材を供給するこ
とができるので、作業車の構造が極めて簡単なものとな
る。
方に位置する骨材供給車16から骨材ビン3に直接供給
される。このように、本発明の作業車にあっては、骨材
散布装置を構成する骨材ビン3が作業車前部に設けられ
ているので、骨材供給車16から、何らの搬送手段等を
介することなく、直接、骨材ビン3に骨材を供給するこ
とができるので、作業車の構造が極めて簡単なものとな
る。
【0031】図5は図1の作業車1の一部を上から見た
図である。図5に示すように、骨材ビン3内にはスクリ
ューコンベア17が設けられており、このスクリューコ
ンベア17が回転することによって、骨材ビン3内の骨
材は作業車1の幅方向に運ばれ、骨材ビン3内での骨材
の分布が均一化される。骨材は、このように、骨材ビン
3内で作業車1の幅方向に分布を均一化されたのち、骨
材排出口から路面に向かって所定幅、所定量で散布され
る。骨材ビン3には図示しない振動付与装置が設けられ
ており、骨材ビン3に適宜振動を付与することによっ
て、骨材の分布を均一化したり、骨材の団塊化を防いだ
り、骨材の排出を滑らかなものとすることができる。ス
プレーバー5等と作業車1本体との間の配管は、プッシ
ュローラー18の支持腕19の下を通っている。
図である。図5に示すように、骨材ビン3内にはスクリ
ューコンベア17が設けられており、このスクリューコ
ンベア17が回転することによって、骨材ビン3内の骨
材は作業車1の幅方向に運ばれ、骨材ビン3内での骨材
の分布が均一化される。骨材は、このように、骨材ビン
3内で作業車1の幅方向に分布を均一化されたのち、骨
材排出口から路面に向かって所定幅、所定量で散布され
る。骨材ビン3には図示しない振動付与装置が設けられ
ており、骨材ビン3に適宜振動を付与することによっ
て、骨材の分布を均一化したり、骨材の団塊化を防いだ
り、骨材の排出を滑らかなものとすることができる。ス
プレーバー5等と作業車1本体との間の配管は、プッシ
ュローラー18の支持腕19の下を通っている。
【0032】使用する骨材は、散布式表面処理工法に使
用できるものであれば特に制限はなく、どのようなもの
を使用しても良いが、粒度は単一粒度であることが望ま
しい。
用できるものであれば特に制限はなく、どのようなもの
を使用しても良いが、粒度は単一粒度であることが望ま
しい。
【0033】作業車1には、骨材供給車16を押すため
のプッシュローラー18が、支持腕19によって取り付
けられており、作業車1を所定速度で進めると、このプ
ッシュローラー18によって骨材供給車16が押されて
進行し、常に骨材の供給を受けながら連続的に作業を進
めることができる。作業車1と図示しない結合材供給車
との間に牽引手段を設けても良いことは勿論である。
のプッシュローラー18が、支持腕19によって取り付
けられており、作業車1を所定速度で進めると、このプ
ッシュローラー18によって骨材供給車16が押されて
進行し、常に骨材の供給を受けながら連続的に作業を進
めることができる。作業車1と図示しない結合材供給車
との間に牽引手段を設けても良いことは勿論である。
【0034】結合材のスプレーノズル2は、例えば、図
6に示すように、作業車1の幅方向に設けられたスプレ
ーバー5を介して、作業車1の幅方向に複数個設けられ
ている。個々のスプレーノズル2a、2b、・・・には
それぞれ弁20a、20b、・・・が設けられており、
この弁20a、20b、・・・を開閉することにより、
スプレーノズル2a、2b、・・・からの結合材の噴射
を開始ないしは停止することができる。図6の例におい
ては、図6中左半分のスプレーノズル2a1 〜2a4 に
設けられた弁20a1 〜20a4 は、作動杵21に連結
されており、空気シリンダ22の動作に応じて、一斉に
開ないしは閉動作を行うようになっている。一方、図6
中右半分のスプレーノズル2b、2c、・・・は、その
それぞれに設けられた弁20b、20c、・・・の動作
を、空気圧によって個々に独立して制御できるようにな
っている。なお、シリンダや弁を駆動する手段として
は、空気だけに限られるものではなく、油圧や電磁力等
の他の手段を用いても良い。このように構成されている
ので、例えば、作業車1の運転席に設置された制御パネ
ルを操作することによって、ないしは、予め定められた
プログラムに従って、空気シリンダ22を作動させ、弁
20a1 〜20a4 を一斉に開いて、スプレーノズル2
a1 〜2a4 から路面の所定幅の部分に結合材を散布す
ることができる。制御パネルには、散布幅がリアルタイ
ムで表示される。散布幅を増す場合には、空気圧によっ
て弁20bないしは20fを必要なものだけ作動させ、
スプレーノズル2bないしは2fからも結合材を散布さ
せるようにすれば良い。なお、この図の場合には、作業
車1の左半分に位置するスプレーノズル2a1 〜2a4
はまとまって開閉動作をするようにしたが、全てのスプ
レーノズル2a1 〜2fを個々に開閉可能なようにして
も良いし、一斉に開閉動作するスプレーノズルの数を変
えても良い。また、図示の例では空気圧で作動する弁を
示したが、電磁的に作動する弁を使用しても良いことは
勿論である。個々のスプレーノズルから散布される結合
材の量は、弁20の開き具合を調節することによって調
節しても良いが、スプレーバー5よりも上流に別途、弁
等の別の手段を設け、その弁の開き具合等によって調節
するのが好ましい。
6に示すように、作業車1の幅方向に設けられたスプレ
ーバー5を介して、作業車1の幅方向に複数個設けられ
ている。個々のスプレーノズル2a、2b、・・・には
それぞれ弁20a、20b、・・・が設けられており、
この弁20a、20b、・・・を開閉することにより、
スプレーノズル2a、2b、・・・からの結合材の噴射
を開始ないしは停止することができる。図6の例におい
ては、図6中左半分のスプレーノズル2a1 〜2a4 に
設けられた弁20a1 〜20a4 は、作動杵21に連結
されており、空気シリンダ22の動作に応じて、一斉に
開ないしは閉動作を行うようになっている。一方、図6
中右半分のスプレーノズル2b、2c、・・・は、その
それぞれに設けられた弁20b、20c、・・・の動作
を、空気圧によって個々に独立して制御できるようにな
っている。なお、シリンダや弁を駆動する手段として
は、空気だけに限られるものではなく、油圧や電磁力等
の他の手段を用いても良い。このように構成されている
ので、例えば、作業車1の運転席に設置された制御パネ
ルを操作することによって、ないしは、予め定められた
プログラムに従って、空気シリンダ22を作動させ、弁
20a1 〜20a4 を一斉に開いて、スプレーノズル2
a1 〜2a4 から路面の所定幅の部分に結合材を散布す
ることができる。制御パネルには、散布幅がリアルタイ
ムで表示される。散布幅を増す場合には、空気圧によっ
て弁20bないしは20fを必要なものだけ作動させ、
スプレーノズル2bないしは2fからも結合材を散布さ
せるようにすれば良い。なお、この図の場合には、作業
車1の左半分に位置するスプレーノズル2a1 〜2a4
はまとまって開閉動作をするようにしたが、全てのスプ
レーノズル2a1 〜2fを個々に開閉可能なようにして
も良いし、一斉に開閉動作するスプレーノズルの数を変
えても良い。また、図示の例では空気圧で作動する弁を
示したが、電磁的に作動する弁を使用しても良いことは
勿論である。個々のスプレーノズルから散布される結合
材の量は、弁20の開き具合を調節することによって調
節しても良いが、スプレーバー5よりも上流に別途、弁
等の別の手段を設け、その弁の開き具合等によって調節
するのが好ましい。
【0035】図1において、23は補助材の散布装置で
あるスプレーノズルであり、結合材のスプレーノズル2
と同じく、スプレーバー24を介して、作業車1の幅方
向に複数個設けられている。補助材のスプレーバー24
には、補助材タンク30から補助材が図示しないポンプ
等の圧送手段によって供給される。なお、補助材は、結
合材と同じく、後続する供給車から随時供給を受けるよ
うにしても良い。補助材の散布量は、個々のスプレーノ
ズル23に設けられた弁ないしは管路に設けられた弁の
開き具合を調節することによって調節可能であり、一
方、散布幅は、個々のスプレーノズル23に設けられた
弁の開閉によって調節可能であるが、通常、補助材は常
に結合材とペアで使用されるので、スプレーノズル23
からの補助材の散布量、散布幅は、スプレーノズル2か
らの結合材の散布量及び散布幅と連動して変化するよう
にしておくのが好ましい。
あるスプレーノズルであり、結合材のスプレーノズル2
と同じく、スプレーバー24を介して、作業車1の幅方
向に複数個設けられている。補助材のスプレーバー24
には、補助材タンク30から補助材が図示しないポンプ
等の圧送手段によって供給される。なお、補助材は、結
合材と同じく、後続する供給車から随時供給を受けるよ
うにしても良い。補助材の散布量は、個々のスプレーノ
ズル23に設けられた弁ないしは管路に設けられた弁の
開き具合を調節することによって調節可能であり、一
方、散布幅は、個々のスプレーノズル23に設けられた
弁の開閉によって調節可能であるが、通常、補助材は常
に結合材とペアで使用されるので、スプレーノズル23
からの補助材の散布量、散布幅は、スプレーノズル2か
らの結合材の散布量及び散布幅と連動して変化するよう
にしておくのが好ましい。
【0036】補助材のスプレーノズル23は、図1に示
すように、結合材のスプレーノズル2の近傍に設けら
れ、例えば、スプレーノズル2から散布される結合材と
スプレーノズル23から散布される補助材とが空中で混
じり合うような角度に設けられる。あるいは、複数の材
料を同時に散布できる複頭ガンのスプレーノズルを使用
したり、スプレーノズルからの噴射直前に結合材と補助
材とを混合した後に噴射するようにしても良い。このよ
うに補助材は結合材と同時に空中で両者が混じり合うよ
うに散布するのが望ましいが、混合が極めて速やかに行
われる場合には、結合材が散布される直前あるいは直後
に補助材を散布するようにしても良い。なお、図示の場
合には、スプレーノズル23はスプレーノズル2よりも
車両後方位置にあるが、補助材のスプレーノズル23を
結合材のスプレーノズル2よりも車両前方に位置させて
も良いことは勿論である。なお、補助材とは、結合材の
性状を調節するために使用されるものであり、例えば、
結合材の凝固促進材や分解促進材などが挙げられるが、
これらのもののみに限られるものではない。
すように、結合材のスプレーノズル2の近傍に設けら
れ、例えば、スプレーノズル2から散布される結合材と
スプレーノズル23から散布される補助材とが空中で混
じり合うような角度に設けられる。あるいは、複数の材
料を同時に散布できる複頭ガンのスプレーノズルを使用
したり、スプレーノズルからの噴射直前に結合材と補助
材とを混合した後に噴射するようにしても良い。このよ
うに補助材は結合材と同時に空中で両者が混じり合うよ
うに散布するのが望ましいが、混合が極めて速やかに行
われる場合には、結合材が散布される直前あるいは直後
に補助材を散布するようにしても良い。なお、図示の場
合には、スプレーノズル23はスプレーノズル2よりも
車両後方位置にあるが、補助材のスプレーノズル23を
結合材のスプレーノズル2よりも車両前方に位置させて
も良いことは勿論である。なお、補助材とは、結合材の
性状を調節するために使用されるものであり、例えば、
結合材の凝固促進材や分解促進材などが挙げられるが、
これらのもののみに限られるものではない。
【0037】図1において、25は水又はプライマー散
布用のノズルであって、スプレーバー26を介して、作
業車1の幅方向に複数個設けられている。水は、例えば
結合材としてアスファルト乳剤を使用した場合に、アス
ファルト乳剤と路面との接着性やなじみ性を増強するた
めに散布され、夏季には、上昇した路面温度を低下させ
る効果もある。一方、プライマーは、例えば結合材とし
て加熱アスファルトを使用する場合に用いられ、加熱ア
スファルトと路面との接着性やなじみ性を増強する効果
がある。これら水ないしはプライマーは、31で示され
る専用タンクに貯蔵され、図示しないポンプ等の圧送手
段を介して、適宜選択使用されるが、場合によっては、
水又はプライマーの供給車を後続させて、供給車から適
宜供給を受けながら散布するようにしても良い。
布用のノズルであって、スプレーバー26を介して、作
業車1の幅方向に複数個設けられている。水は、例えば
結合材としてアスファルト乳剤を使用した場合に、アス
ファルト乳剤と路面との接着性やなじみ性を増強するた
めに散布され、夏季には、上昇した路面温度を低下させ
る効果もある。一方、プライマーは、例えば結合材とし
て加熱アスファルトを使用する場合に用いられ、加熱ア
スファルトと路面との接着性やなじみ性を増強する効果
がある。これら水ないしはプライマーは、31で示され
る専用タンクに貯蔵され、図示しないポンプ等の圧送手
段を介して、適宜選択使用されるが、場合によっては、
水又はプライマーの供給車を後続させて、供給車から適
宜供給を受けながら散布するようにしても良い。
【0038】27は加熱装置であり、骨材ビン3よりも
後方に、図1の場合は作業車1の後部に、ワンタッチで
簡単に脱着できるようになっている。この加熱装置27
によって、骨材散布後の路面を加熱し、結合材の分解な
いしは凝固を早め、短時間でより強固な表面処理層を構
築することができる。なお、28は作業用ステップを、
29は加熱用のエネルギー源であって、例えば、プロパ
ンガスボンベ、重油タンク、発電機などである。
後方に、図1の場合は作業車1の後部に、ワンタッチで
簡単に脱着できるようになっている。この加熱装置27
によって、骨材散布後の路面を加熱し、結合材の分解な
いしは凝固を早め、短時間でより強固な表面処理層を構
築することができる。なお、28は作業用ステップを、
29は加熱用のエネルギー源であって、例えば、プロパ
ンガスボンベ、重油タンク、発電機などである。
【0039】本発明の工法による散布式表面処理層は、
例えば図7に示すようにして構築される。即ち、図示し
ないロードスイーパー等で、路面101を必要に応じて
清掃した後、本発明の作業車1を骨材供給車及び/又は
結合材供給車と共に前進方向に進行させながら、まず、
ノズル25から水又はプライマー32を散布し、続い
て、スプレーノズル2から結合材33を散布する。同時
にスプレーノズル23からは補助材34が散布され、結
合材33と空中で混じり合い、路面101上に結合材3
3と補助材34との混合物の層が膜状に形成される。続
いて、この結合材33と補助材34との混合物の層上に
骨材35が骨材ビン3から1層に散布される。
例えば図7に示すようにして構築される。即ち、図示し
ないロードスイーパー等で、路面101を必要に応じて
清掃した後、本発明の作業車1を骨材供給車及び/又は
結合材供給車と共に前進方向に進行させながら、まず、
ノズル25から水又はプライマー32を散布し、続い
て、スプレーノズル2から結合材33を散布する。同時
にスプレーノズル23からは補助材34が散布され、結
合材33と空中で混じり合い、路面101上に結合材3
3と補助材34との混合物の層が膜状に形成される。続
いて、この結合材33と補助材34との混合物の層上に
骨材35が骨材ビン3から1層に散布される。
【0040】ここで、結合材33を散布するスプレーノ
ズル2と骨材35を散布する骨材ビン3とが同じ作業車
1に取り付けられているという点が重要である。スプレ
ーノズル2と骨材ビン3とが同一車両に取り付けられて
いるので、結合材33が散布された直後に骨材35を散
布することができる。通常、スプレーノズル2と骨材ビ
ン3との距離は一定であるので、作業車1が定速で前進
する限り、結合材33が散布されてから骨材35が散布
されるまでの時間は一定である。そのため、骨材35が
散布される直前の結合材33の性状は一定であり、結合
材33と骨材35との均一で確実な付着が実現される。
結合材33が散布されてから骨材35が散布されるまで
の時間は、一定の短時間以内、好ましくは一定の短時間
以内でかつ一定でありさえすれば、何秒であっても良い
が、作業効率を考えると、通常は10秒以内、好ましく
は6秒以内、更に好ましくは3秒以内である。最適な時
間は、路面の損傷程度、現場の線型等々の状況に応じて
適宜決められるものであることは言うまでもない。
ズル2と骨材35を散布する骨材ビン3とが同じ作業車
1に取り付けられているという点が重要である。スプレ
ーノズル2と骨材ビン3とが同一車両に取り付けられて
いるので、結合材33が散布された直後に骨材35を散
布することができる。通常、スプレーノズル2と骨材ビ
ン3との距離は一定であるので、作業車1が定速で前進
する限り、結合材33が散布されてから骨材35が散布
されるまでの時間は一定である。そのため、骨材35が
散布される直前の結合材33の性状は一定であり、結合
材33と骨材35との均一で確実な付着が実現される。
結合材33が散布されてから骨材35が散布されるまで
の時間は、一定の短時間以内、好ましくは一定の短時間
以内でかつ一定でありさえすれば、何秒であっても良い
が、作業効率を考えると、通常は10秒以内、好ましく
は6秒以内、更に好ましくは3秒以内である。最適な時
間は、路面の損傷程度、現場の線型等々の状況に応じて
適宜決められるものであることは言うまでもない。
【0041】以上の例では、スプレーノズル2と骨材ビ
ン3との距離を一定に保ち、作業車1を定速で前進させ
るようにしたが、作業車1の速度を一定に保つことが困
難な場合には、スプレーノズル2と骨材ビン3との距離
が作業車1の速度に合わせて変化するようにしても良
い。即ち、作業車1が速度を落とす場合にはスプレーノ
ズル2と骨材ビン3との距離を狭くし、逆に、作業車1
が速度を上げる場合にはスプレーノズル2と骨材ビン3
との距離を広くして、結合材33が散布されてから骨材
35が散布されるまでの時間を常に一定に保つことがで
きる。あるいは、作業車1の速度に合わせてスプレーノ
ズル2の路面に対する角度を変化させるようにしても良
い。また、結合材散布から骨材散布までの間を一定時間
以内とする場合には、作業車の速度は多少変動しても良
い。
ン3との距離を一定に保ち、作業車1を定速で前進させ
るようにしたが、作業車1の速度を一定に保つことが困
難な場合には、スプレーノズル2と骨材ビン3との距離
が作業車1の速度に合わせて変化するようにしても良
い。即ち、作業車1が速度を落とす場合にはスプレーノ
ズル2と骨材ビン3との距離を狭くし、逆に、作業車1
が速度を上げる場合にはスプレーノズル2と骨材ビン3
との距離を広くして、結合材33が散布されてから骨材
35が散布されるまでの時間を常に一定に保つことがで
きる。あるいは、作業車1の速度に合わせてスプレーノ
ズル2の路面に対する角度を変化させるようにしても良
い。また、結合材散布から骨材散布までの間を一定時間
以内とする場合には、作業車の速度は多少変動しても良
い。
【0042】水又はプライマー、結合材、補助材および
骨材の散布量は、例えば作業車1の運転席に設けられた
制御パネル上で一括して制御可能であり、路面の性状や
気温、路面温度、結合材及び補助材の種類、骨材の種
類、粒度などに応じて、適宜設定、変更可能となってい
る。また、一旦設定した値に自動的に制御することも可
能であり、例えば作業車の速度が変化した場合には、作
業車の車速を検知して、その検知信号に基づいて、常に
一定量の結合材、補助材、ないしは骨材が散布されるよ
う、散布量を変動させることも可能である。
骨材の散布量は、例えば作業車1の運転席に設けられた
制御パネル上で一括して制御可能であり、路面の性状や
気温、路面温度、結合材及び補助材の種類、骨材の種
類、粒度などに応じて、適宜設定、変更可能となってい
る。また、一旦設定した値に自動的に制御することも可
能であり、例えば作業車の速度が変化した場合には、作
業車の車速を検知して、その検知信号に基づいて、常に
一定量の結合材、補助材、ないしは骨材が散布されるよ
う、散布量を変動させることも可能である。
【0043】更には、散布幅の変更も随時可能であり、
制御パネル上で散布幅を指定するか、あるいは、図8に
示すような制御ボックスを用いて適宜設定、変更するこ
とも可能である。即ち、図8において、作動キー36
a、36b、・・・は、散布幅の個々の区画に対応して
おり、それぞれの作動キーは図示の位置から所定角度回
動されると有効となり、それぞれの作動キーに対応する
散布幅に散布が開始されることになる。どの作動キーを
有効とするかは、作動キー36a、36b、・・・がそ
れぞれに長さが異なることを利用して、散布幅コントロ
ールバー37を矢印方向で示される適宜の位置に移動
し、選択された作動キーと係合させることによって行わ
れる。38は、散布幅コントロールピンであって、散布
幅コントロールバー37を固定するためのピンである。
作動キーの選択が終わると始動レバー39を制動レバー
40の側に引くことによって、選択され散布幅コントロ
ールバー37と係合する作動キーが一斉に回動し、有効
となり、選択された作動キーに対応する散布幅に散布が
開始される。散布を停止するには、制動レバー40を始
動レバー39側に倒して、作動キーを元の状態にまで回
動させれば良い。
制御パネル上で散布幅を指定するか、あるいは、図8に
示すような制御ボックスを用いて適宜設定、変更するこ
とも可能である。即ち、図8において、作動キー36
a、36b、・・・は、散布幅の個々の区画に対応して
おり、それぞれの作動キーは図示の位置から所定角度回
動されると有効となり、それぞれの作動キーに対応する
散布幅に散布が開始されることになる。どの作動キーを
有効とするかは、作動キー36a、36b、・・・がそ
れぞれに長さが異なることを利用して、散布幅コントロ
ールバー37を矢印方向で示される適宜の位置に移動
し、選択された作動キーと係合させることによって行わ
れる。38は、散布幅コントロールピンであって、散布
幅コントロールバー37を固定するためのピンである。
作動キーの選択が終わると始動レバー39を制動レバー
40の側に引くことによって、選択され散布幅コントロ
ールバー37と係合する作動キーが一斉に回動し、有効
となり、選択された作動キーに対応する散布幅に散布が
開始される。散布を停止するには、制動レバー40を始
動レバー39側に倒して、作動キーを元の状態にまで回
動させれば良い。
【0044】散布量や散布幅、その他、作業車の作業状
態は、制御パネル上でリアルタイムにモニターされ、適
宜記憶ないしは記録されるようになっている。なお、本
発明の作業車1においては、結合材33や骨材35が施
工箇所に過不足なく散布されるよう、水ないしはプライ
マー32の散布、結合材33及び補助材34の散布、並
びに骨材35の散布が、作業車1の速度に応じた所定の
時間差をもって開始され、また、所定の時間差をもって
終了するようになっている。作業車1には、図示しない
遠隔操作装置を取り付けて、作業者が作業状況を見なが
ら、遠隔操作によって、作業車1の前進速度や進路など
を含めて、作業全体をコントロールするようにしても良
い。
態は、制御パネル上でリアルタイムにモニターされ、適
宜記憶ないしは記録されるようになっている。なお、本
発明の作業車1においては、結合材33や骨材35が施
工箇所に過不足なく散布されるよう、水ないしはプライ
マー32の散布、結合材33及び補助材34の散布、並
びに骨材35の散布が、作業車1の速度に応じた所定の
時間差をもって開始され、また、所定の時間差をもって
終了するようになっている。作業車1には、図示しない
遠隔操作装置を取り付けて、作業者が作業状況を見なが
ら、遠隔操作によって、作業車1の前進速度や進路など
を含めて、作業全体をコントロールするようにしても良
い。
【0045】以上の例では、結合材の散布装置であるス
プレーノズルは作業車1の幅方向に1列だけ、また、骨
材の散布装置である骨材ビンも1つだけしか設けられて
いないが、結合材の散布装置と骨材の散布装置とは、2
つ以上設けるようにしても良い。例えば、作業車1の前
輪4aよりも前方に、結合材用のスプレーノズルの列と
骨材ビンとを組にして、2組以上設けて、1回の作業車
1の通過によって、路面上に散布式表面処理層を複数層
一度に構築することも可能であるし、結合材用のスプレ
ーノズル1列に対して、骨材ビンを2個以上設けるよう
にして、粒度の異なる2種の骨材による散布式表面処理
層を構築するようにしても良い。更には、逆に、1つの
骨材ビンに対して結合材用のスプレーノズルを2列以上
設けるようにして、異種ないしは多量の結合材を散布す
ることを可能にしても良い。それぞれの結合材散布装置
及び骨材散布装置から散布される結合材及び骨材は、種
類、粒度、散布量などが同じでも、また異なっていても
良く、このようにすることによって、路面上に、所望の
結合材と骨材とを任意の順序で散布することができる。
なお、設けられた複数の結合材散布装置及び骨材散布装
置の全てを常に使用する必要はなく、そのうちの必要な
ものだけを使用するようにしても良いことは勿論であ
る。
プレーノズルは作業車1の幅方向に1列だけ、また、骨
材の散布装置である骨材ビンも1つだけしか設けられて
いないが、結合材の散布装置と骨材の散布装置とは、2
つ以上設けるようにしても良い。例えば、作業車1の前
輪4aよりも前方に、結合材用のスプレーノズルの列と
骨材ビンとを組にして、2組以上設けて、1回の作業車
1の通過によって、路面上に散布式表面処理層を複数層
一度に構築することも可能であるし、結合材用のスプレ
ーノズル1列に対して、骨材ビンを2個以上設けるよう
にして、粒度の異なる2種の骨材による散布式表面処理
層を構築するようにしても良い。更には、逆に、1つの
骨材ビンに対して結合材用のスプレーノズルを2列以上
設けるようにして、異種ないしは多量の結合材を散布す
ることを可能にしても良い。それぞれの結合材散布装置
及び骨材散布装置から散布される結合材及び骨材は、種
類、粒度、散布量などが同じでも、また異なっていても
良く、このようにすることによって、路面上に、所望の
結合材と骨材とを任意の順序で散布することができる。
なお、設けられた複数の結合材散布装置及び骨材散布装
置の全てを常に使用する必要はなく、そのうちの必要な
ものだけを使用するようにしても良いことは勿論であ
る。
【0046】図9は、本発明の作業車1の他の例を示す
図であって、図1と同じものには同じ符号を付してあ
る。図9の作業車1は、シンプルな作業車の例であっ
て、結合材散布装置としての結合材用スプレーノズル2
と、骨材散布装置としての骨材ビン3を、前輪4aより
も前方に備え、結合材タンクはなく、結合材は図示しな
い後続する結合材供給車から搬入ソケット9を介して供
給され、結合材搬送用ポンプ7によってスプレーノズル
2に送られるようになっている。
図であって、図1と同じものには同じ符号を付してあ
る。図9の作業車1は、シンプルな作業車の例であっ
て、結合材散布装置としての結合材用スプレーノズル2
と、骨材散布装置としての骨材ビン3を、前輪4aより
も前方に備え、結合材タンクはなく、結合材は図示しな
い後続する結合材供給車から搬入ソケット9を介して供
給され、結合材搬送用ポンプ7によってスプレーノズル
2に送られるようになっている。
【0047】骨材ビン3は、基本的には図1のものと同
じであるが、骨材排出コンベア15に代えて、骨材排出
ロール41を備えている点で異なっている。骨材排出ロ
ール41は、円筒ロール状の、ゴム、合成樹脂ないしは
金属等によって形成された表面を有しており、矢印方向
に回転し、骨材排出コンベア15と同じく、骨材排出口
14から骨材を排出する。骨材排出ロール41の回転速
度を変化させることによって、骨材の排出速度を調節す
ることが可能で、骨材排出ロール41の回転速度を、例
えば作業車1の速度に応じて変化させれば、作業車1の
速度に関わりなく、常に一定量の骨材を路面上に散布す
ることが可能となる。なお、骨材排出ロール41は、表
面に凹凸を付けたり、ゴム、合成樹脂ないしは金属等で
作られた網状布で表面を被覆するようにしても良く、ま
た、その形状も、図9では断面円形のものを示したが、
断面が長円形ないしは多角形状であっても構わない。な
お、42はエンジンである。
じであるが、骨材排出コンベア15に代えて、骨材排出
ロール41を備えている点で異なっている。骨材排出ロ
ール41は、円筒ロール状の、ゴム、合成樹脂ないしは
金属等によって形成された表面を有しており、矢印方向
に回転し、骨材排出コンベア15と同じく、骨材排出口
14から骨材を排出する。骨材排出ロール41の回転速
度を変化させることによって、骨材の排出速度を調節す
ることが可能で、骨材排出ロール41の回転速度を、例
えば作業車1の速度に応じて変化させれば、作業車1の
速度に関わりなく、常に一定量の骨材を路面上に散布す
ることが可能となる。なお、骨材排出ロール41は、表
面に凹凸を付けたり、ゴム、合成樹脂ないしは金属等で
作られた網状布で表面を被覆するようにしても良く、ま
た、その形状も、図9では断面円形のものを示したが、
断面が長円形ないしは多角形状であっても構わない。な
お、42はエンジンである。
【0048】図10は、図9の一部を上から見た図であ
って、骨材ビン3内にはスクリューコンベア17が設け
られている点では、図5と同じである。図5の例と同じ
く、スプレーバー5と結合材搬送ポンプ7とを結ぶ配管
は、プッシュローラー18の支持腕19下部を通ってい
る。
って、骨材ビン3内にはスクリューコンベア17が設け
られている点では、図5と同じである。図5の例と同じ
く、スプレーバー5と結合材搬送ポンプ7とを結ぶ配管
は、プッシュローラー18の支持腕19下部を通ってい
る。
【0049】なお、本発明の散布式表面処理工法並びに
散布式表面処理作業車は、主として既設舗装の補修用に
施工ないしは使用されるが、本発明は補修用に限られる
ものではなく、例えば、カラー骨材を使用して、既設な
いしは新設の舗装上に着色された表面層を構築したり、
ないしは、光反射性の骨材を使用して、既設ないしは新
設の舗装上に光反射性の表面層を構築したりすることも
できる。本発明の散布式表面処理工法並びに散布式表面
処理作業車によれば、簡単な作業で連続的に効率よく、
結合材と骨材とからなる表面層を安価に構築することが
できる。
散布式表面処理作業車は、主として既設舗装の補修用に
施工ないしは使用されるが、本発明は補修用に限られる
ものではなく、例えば、カラー骨材を使用して、既設な
いしは新設の舗装上に着色された表面層を構築したり、
ないしは、光反射性の骨材を使用して、既設ないしは新
設の舗装上に光反射性の表面層を構築したりすることも
できる。本発明の散布式表面処理工法並びに散布式表面
処理作業車によれば、簡単な作業で連続的に効率よく、
結合材と骨材とからなる表面層を安価に構築することが
できる。
【0050】以下、実施例、比較例を用いて、本発明を
更に説明する。
更に説明する。
【0051】(実施例1)図1に示す作業車及び骨材供
給車の2台の車両を用い、本発明の散布式表面処理工法
を実施した。施工に先立ち、路面をロードスイーパーで
清掃し、その後、骨材供給車、本発明の作業車の順に、
30m/分の一定速度で前進させた。結合材用のスプレ
ーノズルと骨材ビンとの距離が約1mであったので、結
合材が散布されてから骨材が散布されるまでの時間は約
2秒であった。作業車の後から鉄輪ローラーとタイヤロ
ーラーを併用して転圧し、最後に、浮石をロードスイー
パーによって除去した。施工時の路面温度は8℃、気温
は14℃であった。
給車の2台の車両を用い、本発明の散布式表面処理工法
を実施した。施工に先立ち、路面をロードスイーパーで
清掃し、その後、骨材供給車、本発明の作業車の順に、
30m/分の一定速度で前進させた。結合材用のスプレ
ーノズルと骨材ビンとの距離が約1mであったので、結
合材が散布されてから骨材が散布されるまでの時間は約
2秒であった。作業車の後から鉄輪ローラーとタイヤロ
ーラーを併用して転圧し、最後に、浮石をロードスイー
パーによって除去した。施工時の路面温度は8℃、気温
は14℃であった。
【0052】使用した材料は次の通りである。 〈結合材〉 結合材 :ガムファルトS(加熱アスファルト、ニチレ
キ(株)製) 散布温度:160℃ 散布量 :0.97(l/m2) 〈骨材〉 骨材 :6号砕石(栃木県葛生産) 散布温度:150℃ 散布量 :0.01(m3/m2) 〈補助材〉 なし 〈プライマー〉 なし
キ(株)製) 散布温度:160℃ 散布量 :0.97(l/m2) 〈骨材〉 骨材 :6号砕石(栃木県葛生産) 散布温度:150℃ 散布量 :0.01(m3/m2) 〈補助材〉 なし 〈プライマー〉 なし
【0053】なお、使用した結合材の性状を表1に示
す。
す。
【0054】
【表1】
【0055】(実施例2)同じ作業車、骨材供給車、結
合材供給車を用い、ただし、結合材供給用スプレーノズ
ルと骨材ビンとの距離は一定にしたまま、前進速度を種
々に変化させて、結合材が散布されてから骨材が散布さ
れるまでの時間が、約10秒以内と一定時間以内ではあ
るが、その間でランダムに変化するようにした以外は、
実施例1と同じようにして、実施例1と連続する路面上
に表面処理層を構築した。
合材供給車を用い、ただし、結合材供給用スプレーノズ
ルと骨材ビンとの距離は一定にしたまま、前進速度を種
々に変化させて、結合材が散布されてから骨材が散布さ
れるまでの時間が、約10秒以内と一定時間以内ではあ
るが、その間でランダムに変化するようにした以外は、
実施例1と同じようにして、実施例1と連続する路面上
に表面処理層を構築した。
【0056】(比較例1)図11に示す従来工法の手順
で、アスファルトディストリビューターで加熱アスファ
ルトを散布した後、骨材散布車であるダンプトラックを
後進させて、結合材を散布してから骨材が散布されるま
での時間が、約1分から約3分の間でランダムに変化す
るようにした以外は、実施例1と同じ材料を用いて、同
じようにして、実施例2と連続する路面上に表面処理層
を構築した。最も長い時間間隔をおいた場合でも、目
視、及び、ドライバーやスパチュラによる触感を調べた
限りでは、結合材は液状を保っていた。
で、アスファルトディストリビューターで加熱アスファ
ルトを散布した後、骨材散布車であるダンプトラックを
後進させて、結合材を散布してから骨材が散布されるま
での時間が、約1分から約3分の間でランダムに変化す
るようにした以外は、実施例1と同じ材料を用いて、同
じようにして、実施例2と連続する路面上に表面処理層
を構築した。最も長い時間間隔をおいた場合でも、目
視、及び、ドライバーやスパチュラによる触感を調べた
限りでは、結合材は液状を保っていた。
【0057】1昼夜の養生後、試験用の大型車両に重荷
重を積載し、時速30km/hの速度で、上記実施例
1、実施例2、比較例1によって構築された表面処理層
上を繰り返し走行させ、10時間後にそれぞれの表面処
理層の状況を調べた。
重を積載し、時速30km/hの速度で、上記実施例
1、実施例2、比較例1によって構築された表面処理層
上を繰り返し走行させ、10時間後にそれぞれの表面処
理層の状況を調べた。
【0058】その結果、実施例1の区間では骨材の飛散
はほとんど発見されなかったのに対し、実施例2の区間
では、わずかではあるが、試験車両の轍部に骨材の飛散
跡が見られた。一方、比較例1の区間では、試験車両の
轍部に点々と骨材の飛散跡が見られた。
はほとんど発見されなかったのに対し、実施例2の区間
では、わずかではあるが、試験車両の轍部に骨材の飛散
跡が見られた。一方、比較例1の区間では、試験車両の
轍部に点々と骨材の飛散跡が見られた。
【0059】ドライバーの先端で骨材を剥がすことを試
みたが、実施例1及び実施例2の区間では、全ての場所
において骨材を剥がすことに困難が感じられたのに対
し、比較例1の区間では、所々、比較的容易に骨材を剥
がすことが可能な場所があった。これは、比較例1の区
間において、車両通過による骨材の飛散跡が多数発見さ
れた結果と一致し、路面と骨材との間の結合力に不十分
な場所があることを物語っている。また、実施例2の区
間では、実施例1の区間と同じく、骨材を剥がすことに
は困難が感じられたにも関わらず、試験車両の通過によ
っては実施例2の区間に若干ではあるが骨材の飛散跡が
見られたのは、骨材と路面との結合力そのものには不足
はないものの、結合材の散布から骨材の散布までの時間
が変動したために、骨材と路面との結合力が均一でない
箇所が生じ、そのために、車両通過時には、結合力の弱
い箇所に車両荷重が集中して骨材の飛散に至ったものと
推測される。
みたが、実施例1及び実施例2の区間では、全ての場所
において骨材を剥がすことに困難が感じられたのに対
し、比較例1の区間では、所々、比較的容易に骨材を剥
がすことが可能な場所があった。これは、比較例1の区
間において、車両通過による骨材の飛散跡が多数発見さ
れた結果と一致し、路面と骨材との間の結合力に不十分
な場所があることを物語っている。また、実施例2の区
間では、実施例1の区間と同じく、骨材を剥がすことに
は困難が感じられたにも関わらず、試験車両の通過によ
っては実施例2の区間に若干ではあるが骨材の飛散跡が
見られたのは、骨材と路面との結合力そのものには不足
はないものの、結合材の散布から骨材の散布までの時間
が変動したために、骨材と路面との結合力が均一でない
箇所が生じ、そのために、車両通過時には、結合力の弱
い箇所に車両荷重が集中して骨材の飛散に至ったものと
推測される。
【0060】(実施例3、実施例4、比較例2)結合材
として、ガムファルトSの代わりに、SPカチオゾール
(常温アスファルト乳剤、ニチレキ(株)製)を使用
し、 散布温度:15℃ 散布量 :1.32(l/m2) とし、骨材の散布温度を15℃にした以外は、実施例
1、実施例2及び比較例1とそれぞれ同様にして、実施
例3、実施例4及び比較例2の表面処理層を構築した。
施工時の路面温度は51℃、気温は28℃であった。使
用した結合材であるSPカチオゾールの性状を表2に示
す。
として、ガムファルトSの代わりに、SPカチオゾール
(常温アスファルト乳剤、ニチレキ(株)製)を使用
し、 散布温度:15℃ 散布量 :1.32(l/m2) とし、骨材の散布温度を15℃にした以外は、実施例
1、実施例2及び比較例1とそれぞれ同様にして、実施
例3、実施例4及び比較例2の表面処理層を構築した。
施工時の路面温度は51℃、気温は28℃であった。使
用した結合材であるSPカチオゾールの性状を表2に示
す。
【0061】
【表2】
【0062】1昼夜の養生後、試験用の大型車両に重荷
重を積載し、時速30km/hの速度で、上記実施例
3、実施例4、比較例2によって構築された表面処理層
上を繰り返し走行させ、10時間後にそれぞれの表面処
理層の状況を調べた。
重を積載し、時速30km/hの速度で、上記実施例
3、実施例4、比較例2によって構築された表面処理層
上を繰り返し走行させ、10時間後にそれぞれの表面処
理層の状況を調べた。
【0063】その結果、実施例3の区間では骨材の飛散
はほとんど発見されなかったのに対し、実施例4の区間
では、わずかではあるが、試験車両の轍部に骨材の飛散
跡が見られた。一方、比較例2の区間では、試験車両の
轍部に点々とやや多量の骨材の飛散跡が見られた。
はほとんど発見されなかったのに対し、実施例4の区間
では、わずかではあるが、試験車両の轍部に骨材の飛散
跡が見られた。一方、比較例2の区間では、試験車両の
轍部に点々とやや多量の骨材の飛散跡が見られた。
【0064】ドライバーの先端で骨材を剥がすことを試
みたが、実施例3及び実施例4の区間では、全ての場所
において骨材を剥がすことにやや困難が感じられたのに
対し、比較例2の区間では、所々、比較的容易に骨材を
剥がすことが可能な場所があった。これは、比較例2の
区間において、車両通過による骨材の飛散跡が多数発見
された結果と一致し、路面と骨材との間の結合力に不十
分な場所があることを物語っている。一方、実施例4の
区間では、実施例3の区間と同じく、骨材を剥がすこと
にはやや困難が感じられたにも関わらず、試験車両の通
過によってわずかではあるが骨材の飛散跡が見られたの
は、骨材と路面との結合力そのものには不足はないもの
の、結合材の散布から骨材の散布までの時間が変動した
ために、骨材と路面との結合力が均一でない箇所が生
じ、そのために、車両通過時には、結合力の弱い箇所に
車両荷重が集中して骨材の飛散に至ったものと推測され
る。
みたが、実施例3及び実施例4の区間では、全ての場所
において骨材を剥がすことにやや困難が感じられたのに
対し、比較例2の区間では、所々、比較的容易に骨材を
剥がすことが可能な場所があった。これは、比較例2の
区間において、車両通過による骨材の飛散跡が多数発見
された結果と一致し、路面と骨材との間の結合力に不十
分な場所があることを物語っている。一方、実施例4の
区間では、実施例3の区間と同じく、骨材を剥がすこと
にはやや困難が感じられたにも関わらず、試験車両の通
過によってわずかではあるが骨材の飛散跡が見られたの
は、骨材と路面との結合力そのものには不足はないもの
の、結合材の散布から骨材の散布までの時間が変動した
ために、骨材と路面との結合力が均一でない箇所が生
じ、そのために、車両通過時には、結合力の弱い箇所に
車両荷重が集中して骨材の飛散に至ったものと推測され
る。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の散布式表面
処理工法と散布式表面処理作業車によれば、車両を全て
前進方向に進行させながら、均一で耐久性のある表面処
理層を簡単に効率良く構築することが可能である。ま
た、結合材の散布装置や骨材の散布装置を単一車両上に
搭載しているので、結合材の散布と骨材の散布とを互い
に関連させて、一貫した工程として管理することが可能
となり、結合材の散布から骨材の散布までの時間間隔を
短い一定時間以内ないしは短い一定時間にできるだけで
なく、散布幅員の変更や、散布開始、終了のタイミング
まで、統一して制御することが可能となる。
処理工法と散布式表面処理作業車によれば、車両を全て
前進方向に進行させながら、均一で耐久性のある表面処
理層を簡単に効率良く構築することが可能である。ま
た、結合材の散布装置や骨材の散布装置を単一車両上に
搭載しているので、結合材の散布と骨材の散布とを互い
に関連させて、一貫した工程として管理することが可能
となり、結合材の散布から骨材の散布までの時間間隔を
短い一定時間以内ないしは短い一定時間にできるだけで
なく、散布幅員の変更や、散布開始、終了のタイミング
まで、統一して制御することが可能となる。
【0066】また、本発明によれば、骨材は骨材供給車
から骨材散布装置である骨材ビンに直接供給することが
できるので、作業車内に骨材の搬送手段を設ける必要が
なく、作業車の構造を著しく簡単化することができる。
また、結合材は、作業車に結合材タンクを設けても良
く、或いは、作業車に後続する結合材供給車からの供給
を受けるようにしても良く、いずれにしても、骨材供給
車からの骨材の安定した供給を受けながら、連続的に散
布、施工することができるので、長い施工区間であって
も途切れることなく、均一な表面処理層を効率良く構築
することができる。本発明は、補修用の表面処理層の構
築に限らず、既設、新設を問わず、全ての舗装体上に結
合材と骨材とからなる表面層を構築する際に利用できる
ので、極めて便利かつ有用な発明である。
から骨材散布装置である骨材ビンに直接供給することが
できるので、作業車内に骨材の搬送手段を設ける必要が
なく、作業車の構造を著しく簡単化することができる。
また、結合材は、作業車に結合材タンクを設けても良
く、或いは、作業車に後続する結合材供給車からの供給
を受けるようにしても良く、いずれにしても、骨材供給
車からの骨材の安定した供給を受けながら、連続的に散
布、施工することができるので、長い施工区間であって
も途切れることなく、均一な表面処理層を効率良く構築
することができる。本発明は、補修用の表面処理層の構
築に限らず、既設、新設を問わず、全ての舗装体上に結
合材と骨材とからなる表面層を構築する際に利用できる
ので、極めて便利かつ有用な発明である。
【図1】 本発明の作業車の一例を示す図である。
【図2】 骨材ビンの拡大図である。
【図3】 骨材ビンの説明図である。
【図4】 散布幅調節用扉の他の例を示す図である。
【図5】 作業車の一部の平面図である。
【図6】 結合材のスプレーノズルの一例を示す図であ
る。
る。
【図7】 本発明の工法による表面層の構築例を示す図
である。
である。
【図8】 散布幅を設定変更するコントロールボックス
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図9】 本発明の作業車の他の例を示す図である。
【図10】 作業車の一部の平面図である。
【図11】 従来の工法を示す図である。
1 作業車 2、23、25 スプレーノズル 3 骨材ビン 4a、4b 作業車のタイヤ 5、24、26 スプレーバー 6 結合材タンク 7 結合材搬送ポンプ 8 空気抜き 9 結合材搬入用ソケット 10 取付腕 11 骨材散布量調節扉 12 操作レバー 13 骨材散布幅調節扉 14 骨材排出口 15 骨材排出コンベア 16 骨材供給車 17 スクリューコンベア 18 プッシュローラー 19 支持腕 20 弁 21 作動杵 22 空気シリンダ 27 加熱装置 28 作業用ステップ 29 加熱用エネルギー源 30 補助材タンク 31 水又はプライマータンク 32 水又はプライマー 33 結合材 34 補助材 35 骨材 36 作動キー 37 散布幅コントロールバー 38 散布幅コントロールピン 39 始動レバー 40 制動レバー 41 骨材排出ロール 42 エンジン 101 路面 102 ロードスイーパー 103 アスファルトディストリビューター 104 ダンプトラック 105 ローラー
Claims (17)
- 【請求項1】 結合材散布装置と骨材散布装置とを、車
両前方に近い方からこの順に、車両前輪よりも前方に備
えた作業車を用い、作業車を前進させながら、路面上に
結合材と骨材とをこの順序で散布する散布式表面処理工
法。 - 【請求項2】 結合材を散布した後、ほぼ一定の時間間
隔をおいて骨材を散布する請求項1に記載の散布式表面
処理工法。 - 【請求項3】 骨材散布装置が骨材ビンを有し、骨材
が、骨材ビン内で、作業車幅方向に均一化された後、散
布される請求項1又は2に記載の散布式表面処理工法。 - 【請求項4】 作業車が更に補助材の散布装置を備えて
おり、結合材の散布と同時又は前後して補助材を散布す
る請求項1、2又は3に記載の散布式表面処理工法。 - 【請求項5】 作業車が更に水及び/又はプライマーの
散布装置を備えており、路面に水またはプライマーを散
布した後、結合材を散布する請求項1、2、3又は4に
記載の散布式表面処理工法。 - 【請求項6】 結合材の散布幅と骨材の散布幅とを連動
して変化させる請求項1、2、3、4又は5に記載の散
布式表面処理工法。 - 【請求項7】 作業車の前方に骨材供給車を位置させ、
骨材供給車から作業車への骨材の供給を随時行いなが
ら、連続的に作業を行う請求項1、2、3、4、5又は
6に記載の散布式表面処理工法。 - 【請求項8】 作業車の後方に結合材供給車を位置さ
せ、結合材供給車から作業車への結合材の供給を随時行
いながら、連続的に作業を行う請求項1、2、3、4、
5、6又は7に記載の散布式表面処理工法。 - 【請求項9】 結合材散布装置と骨材散布装置とが、そ
れぞれ1又は2以上、作業車に備えられており、作業車
の1回の通過時に、結合材の散布と骨材の散布とを、そ
れぞれ1回又は2回以上行う請求項1、2、3、4、
5、6、7又は8に記載の散布式表面処理工法。 - 【請求項10】 結合材散布装置と骨材散布装置とを、
車両前方に近い方からこの順に、車両前輪よりも前方に
備えてなる散布式表面処理作業車。 - 【請求項11】 骨材散布装置が、排出量及び/又は排
出幅が調節可能な骨材排出口を備えた骨材ビンであっ
て、内部に、受け入れた骨材を作業車幅方向に均一化す
る手段を備えた骨材ビンを有する請求項10に記載の散
布式表面処理作業車。 - 【請求項12】 結合材散布装置の近傍に補助材散布装
置を備えてなる請求項10又は11に記載の散布式表面
処理作業車。 - 【請求項13】 結合材散布装置よりも車両前方に、水
及び/又はプライマーの散布装置を備えてなる請求項1
0、11又は12に記載の散布式表面処理作業車。 - 【請求項14】 骨材散布装置よりも後方に路面加熱手
段を備えてなる請求項10、11、12又は13に記載
の散布式表面処理作業車。 - 【請求項15】 結合材タンク及び/又は水タンク及び
/又はプライマータンク及び/又は補助材タンクを備え
てなる請求項10、11、12、13又は14に記載の
散布式表面処理作業車。 - 【請求項16】 結合材の散布幅と骨材の散布幅とが連
動して変化可能とされている請求項10、11、12、
13、14又は15に記載の散布式表面処理作業車。 - 【請求項17】 結合材散布装置と骨材散布装置とを、
それぞれ、1又は2以上、車両前輪よりも前方に備えて
なる請求項10、11、12、13、14、15又は1
6に記載の散布式表面処理作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17210798A JPH11350413A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 散布式表面処理工法とそれに用いる散布式表面処理作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17210798A JPH11350413A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 散布式表面処理工法とそれに用いる散布式表面処理作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11350413A true JPH11350413A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15935690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17210798A Pending JPH11350413A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | 散布式表面処理工法とそれに用いる散布式表面処理作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11350413A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001336106A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Nichireki Co Ltd | 単層型散布式表面処理工法 |
| JP2001336108A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Nichireki Co Ltd | 改良型ニート工法 |
| JP2006070463A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Toa Doro Kogyo Co Ltd | 舗装敷設作業車 |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP17210798A patent/JPH11350413A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001336106A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Nichireki Co Ltd | 単層型散布式表面処理工法 |
| JP2001336108A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Nichireki Co Ltd | 改良型ニート工法 |
| JP2006070463A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Toa Doro Kogyo Co Ltd | 舗装敷設作業車 |
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