JPH11350651A - 軽量気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法 - Google Patents
軽量気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法Info
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- JPH11350651A JPH11350651A JP10162044A JP16204498A JPH11350651A JP H11350651 A JPH11350651 A JP H11350651A JP 10162044 A JP10162044 A JP 10162044A JP 16204498 A JP16204498 A JP 16204498A JP H11350651 A JPH11350651 A JP H11350651A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、大型化粧板に反りがあったり、軽
量気泡コンクリート板に不陸(段差)があるような場合
でも大型化粧板と軽量気泡コンクリート板とを全面的に
密着して大型化粧板の保全を確保すると共に温度変化に
よる大型化粧板及び軽量気泡コンクリート板の伸縮差に
よって化粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリ
ート板の部位に亀裂が入ったり、負圧や風圧により該化
粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリート板の
部位に応力が集中して亀裂が入ることを防止し得る軽量
気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法を提供す
ることを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 大型化粧板1とALC板2との間に硬化
層4及び応力緩和層5を介在させて止付金具6により止
め付けて構成したことを特徴とする。
量気泡コンクリート板に不陸(段差)があるような場合
でも大型化粧板と軽量気泡コンクリート板とを全面的に
密着して大型化粧板の保全を確保すると共に温度変化に
よる大型化粧板及び軽量気泡コンクリート板の伸縮差に
よって化粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリ
ート板の部位に亀裂が入ったり、負圧や風圧により該化
粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリート板の
部位に応力が集中して亀裂が入ることを防止し得る軽量
気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法を提供す
ることを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 大型化粧板1とALC板2との間に硬化
層4及び応力緩和層5を介在させて止付金具6により止
め付けて構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の外壁等に
使用され、表面に化粧板を設けた軽量気泡コンクリート
(ALC)複合パネル及びその製造方法に関するもので
ある。
使用され、表面に化粧板を設けた軽量気泡コンクリート
(ALC)複合パネル及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の軽量気泡コンクリート複合パネル
の一例としては特開平10-46675号公報(第1公知例)に
記載されたように化粧板に定着金物の一部が突出するよ
うに固定し、その突出した定着部をALC板の化粧板取
付面に設けた内部が拡張された定着孔に埋設してALC
板と化粧板とを一体化(複合)したものや、実用新案登
録2540846 号(実開平4-62733 号)公報(第2公知例)
に記載されたように外装板に取り付け金物のアンカー部
が突出するように固定し、その突出したアンカー部を建
物躯体の外装板取付壁面に設けた埋め込み用穴に埋設し
て外装板を建物躯体に一体化(複合)したものがある。
の一例としては特開平10-46675号公報(第1公知例)に
記載されたように化粧板に定着金物の一部が突出するよ
うに固定し、その突出した定着部をALC板の化粧板取
付面に設けた内部が拡張された定着孔に埋設してALC
板と化粧板とを一体化(複合)したものや、実用新案登
録2540846 号(実開平4-62733 号)公報(第2公知例)
に記載されたように外装板に取り付け金物のアンカー部
が突出するように固定し、その突出したアンカー部を建
物躯体の外装板取付壁面に設けた埋め込み用穴に埋設し
て外装板を建物躯体に一体化(複合)したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
各公知例において、化粧板や外装板に反りがあったり、
ALC板や建物躯体に不陸(段差)があるような場合に
はALC板と化粧板、或いは建物躯体と外装板とが全面
的に密着出来ず、相互の間に隙間が出来る。特に1枚の
化粧板や外装板の表面側の面積が0.1m2 以上で大型
である場合にはその隙間が顕著となり、ALC板と化粧
板、或いは建物躯体と外装板との間に隙間が有る場合に
はALC板や建物躯体に密着することよる化粧板や外装
板の補強作用が得られず、化粧板や外装板が陶板等で有
る場合には外力等が作用した場合に破損し易いという問
題がある。
各公知例において、化粧板や外装板に反りがあったり、
ALC板や建物躯体に不陸(段差)があるような場合に
はALC板と化粧板、或いは建物躯体と外装板とが全面
的に密着出来ず、相互の間に隙間が出来る。特に1枚の
化粧板や外装板の表面側の面積が0.1m2 以上で大型
である場合にはその隙間が顕著となり、ALC板と化粧
板、或いは建物躯体と外装板との間に隙間が有る場合に
はALC板や建物躯体に密着することよる化粧板や外装
板の補強作用が得られず、化粧板や外装板が陶板等で有
る場合には外力等が作用した場合に破損し易いという問
題がある。
【0004】特にALC板の場合には表面に凸凹がある
ためALC板と化粧板との間に空隙が発生し易く、AL
C板と化粧板とを一体化(複合)したALC複合パネル
が工場で量産されて施工現場に輸送される場合には、化
粧板を保護するための工夫が必要となる。
ためALC板と化粧板との間に空隙が発生し易く、AL
C板と化粧板とを一体化(複合)したALC複合パネル
が工場で量産されて施工現場に輸送される場合には、化
粧板を保護するための工夫が必要となる。
【0005】例えば、工場で製造されたALC複合パネ
ルを工場や現場に仮置きする場合やトラックに積載して
輸送する場合に枕木を介在させてALC複合パネルを多
数枚段積みすると、上段のALC複合パネルの重量で枕
木に当接した化粧板が破損する虞があるため多数枚段積
み出来ず、工場や現場で仮置スペースが増大したり輸送
効率が低下するという問題がある。
ルを工場や現場に仮置きする場合やトラックに積載して
輸送する場合に枕木を介在させてALC複合パネルを多
数枚段積みすると、上段のALC複合パネルの重量で枕
木に当接した化粧板が破損する虞があるため多数枚段積
み出来ず、工場や現場で仮置スペースが増大したり輸送
効率が低下するという問題がある。
【0006】また、枕木を大きくして上段からのALC
複合パネルの荷重を分散させることも考えられるが、こ
の場合には大きな枕木が必要になるため不経済である。
複合パネルの荷重を分散させることも考えられるが、こ
の場合には大きな枕木が必要になるため不経済である。
【0007】また、第1公知例で化粧板とALC板とを
接着材により直接面状に固着した場合において、ALC
複合パネルに負圧が作用した際に該ALC複合パネルの
曲げ性能がALC板自体の曲げ性能よりも著しく低下す
ることが知られている。
接着材により直接面状に固着した場合において、ALC
複合パネルに負圧が作用した際に該ALC複合パネルの
曲げ性能がALC板自体の曲げ性能よりも著しく低下す
ることが知られている。
【0008】これは、陶板等のように剛性が高く、且つ
1枚の表面側の面積が0.1m2 以上の大型の化粧板を
ALC板のように剛性(弾性係数)の低い材料に直接接
着すると、ALC複合パネルに負圧が作用してALC複
合パネルが撓もうとした際に化粧板とALC板の接する
部分は面状に固着しているため剛性が高くなっているの
に対して化粧板間の目地部は剛性が低いため化粧板間の
目地部に変位(応力)が集中して本来のALC板が有す
る曲げ性能よりも小さい荷重でALC複合パネルが化粧
板間の目地部で亀裂が入る虞がある。
1枚の表面側の面積が0.1m2 以上の大型の化粧板を
ALC板のように剛性(弾性係数)の低い材料に直接接
着すると、ALC複合パネルに負圧が作用してALC複
合パネルが撓もうとした際に化粧板とALC板の接する
部分は面状に固着しているため剛性が高くなっているの
に対して化粧板間の目地部は剛性が低いため化粧板間の
目地部に変位(応力)が集中して本来のALC板が有す
る曲げ性能よりも小さい荷重でALC複合パネルが化粧
板間の目地部で亀裂が入る虞がある。
【0009】これを回避するためにALC板の内部に設
けられる補強鉄筋を通常より多めに配筋することも考え
られるが不経済である。
けられる補強鉄筋を通常より多めに配筋することも考え
られるが不経済である。
【0010】また、ALC板に複数の大型化粧板が積層
されたALC複合パネルにおいて、化粧板がモルタル等
の硬い材料で直接ALC板の表面上に接着された場合に
は温度変化による化粧板及びALC板の伸縮差によって
化粧板周囲の目地部に対応するALC板の部位に亀裂が
入る虞がある。
されたALC複合パネルにおいて、化粧板がモルタル等
の硬い材料で直接ALC板の表面上に接着された場合に
は温度変化による化粧板及びALC板の伸縮差によって
化粧板周囲の目地部に対応するALC板の部位に亀裂が
入る虞がある。
【0011】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、大型化粧板に反りがあった
り、軽量気泡コンクリート板に不陸(段差)があるよう
な場合でも大型化粧板と軽量気泡コンクリート板とを全
面的に密着して大型化粧板の保全を確保すると共に温度
変化による大型化粧板及び軽量気泡コンクリート板の伸
縮差によって化粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コ
ンクリート板の部位に亀裂が入ったり、負圧や風圧によ
り該化粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリー
ト板の部位に応力が集中して亀裂が入ることを防止し得
る軽量気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法を
提供せんとするものである。
その目的とするところは、大型化粧板に反りがあった
り、軽量気泡コンクリート板に不陸(段差)があるよう
な場合でも大型化粧板と軽量気泡コンクリート板とを全
面的に密着して大型化粧板の保全を確保すると共に温度
変化による大型化粧板及び軽量気泡コンクリート板の伸
縮差によって化粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コ
ンクリート板の部位に亀裂が入ったり、負圧や風圧によ
り該化粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリー
ト板の部位に応力が集中して亀裂が入ることを防止し得
る軽量気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法を
提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る軽量気泡コンクリート複合パネルは、軽
量気泡コンクリート板に複数の大型の化粧板が積層され
た軽量気泡コンクリート複合パネルにおいて、前記軽量
気泡コンクリート板と前記化粧板とが不陸調整層を介し
て相対的に面方向に移動可能に積層されていることを特
徴とする。
の本発明に係る軽量気泡コンクリート複合パネルは、軽
量気泡コンクリート板に複数の大型の化粧板が積層され
た軽量気泡コンクリート複合パネルにおいて、前記軽量
気泡コンクリート板と前記化粧板とが不陸調整層を介し
て相対的に面方向に移動可能に積層されていることを特
徴とする。
【0013】上記構成によれば、軽量気泡コンクリート
板と大型化粧板との間に不陸調整層を介在させたことに
よって大型化粧板に反りがあったり、軽量気泡コンクリ
ート板に不陸(段差)があるような場合でも大型化粧板
と軽量気泡コンクリート板とを全面的に密着して軽量気
泡コンクリート板により大型化粧板を補強することで大
型化粧板の保全を確保することが出来る。
板と大型化粧板との間に不陸調整層を介在させたことに
よって大型化粧板に反りがあったり、軽量気泡コンクリ
ート板に不陸(段差)があるような場合でも大型化粧板
と軽量気泡コンクリート板とを全面的に密着して軽量気
泡コンクリート板により大型化粧板を補強することで大
型化粧板の保全を確保することが出来る。
【0014】また、不陸調整層により軽量気泡コンクリ
ート板と大型化粧板とが相対的に面方向に移動可能に積
層されたことにより温度変化による大型化粧板及び軽量
気泡コンクリート板の伸縮差に応じて該軽量気泡コンク
リート板と大型化粧板とが相対的に面方向に移動して化
粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリート板の
部位に亀裂が入ることがなく、負圧や風圧により該化粧
板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリート板の部
位に応力が集中して亀裂が入ることがない。
ート板と大型化粧板とが相対的に面方向に移動可能に積
層されたことにより温度変化による大型化粧板及び軽量
気泡コンクリート板の伸縮差に応じて該軽量気泡コンク
リート板と大型化粧板とが相対的に面方向に移動して化
粧板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリート板の
部位に亀裂が入ることがなく、負圧や風圧により該化粧
板周囲の目地部に対応する軽量気泡コンクリート板の部
位に応力が集中して亀裂が入ることがない。
【0015】また、前記不陸調整層が硬化性材料の硬化
により形成された硬化層と応力緩和層を有し、該応力緩
和層により前記軽量気泡コンクリート板と前記化粧板と
が相対的に面方向に移動可能に構成した場合には、硬化
層により大型化粧板に反りがあったり、軽量気泡コンク
リート板に不陸(段差)があるような場合でも大型化粧
板と軽量気泡コンクリート板とを全面的に密着して軽量
気泡コンクリート板により大型化粧板を補強することで
大型化粧板の保全を確保することが出来、応力緩和層に
より軽量気泡コンクリート板と大型化粧板とが相対的に
面方向に移動出来るので温度変化による大型化粧板及び
軽量気泡コンクリート板の伸縮差により化粧板周囲の目
地部に対応する軽量気泡コンクリート板の部位に亀裂が
入ることがなく、負圧や風圧により該化粧板周囲の目地
部に対応する軽量気泡コンクリート板の部位に応力が集
中して亀裂が入ることがない。
により形成された硬化層と応力緩和層を有し、該応力緩
和層により前記軽量気泡コンクリート板と前記化粧板と
が相対的に面方向に移動可能に構成した場合には、硬化
層により大型化粧板に反りがあったり、軽量気泡コンク
リート板に不陸(段差)があるような場合でも大型化粧
板と軽量気泡コンクリート板とを全面的に密着して軽量
気泡コンクリート板により大型化粧板を補強することで
大型化粧板の保全を確保することが出来、応力緩和層に
より軽量気泡コンクリート板と大型化粧板とが相対的に
面方向に移動出来るので温度変化による大型化粧板及び
軽量気泡コンクリート板の伸縮差により化粧板周囲の目
地部に対応する軽量気泡コンクリート板の部位に亀裂が
入ることがなく、負圧や風圧により該化粧板周囲の目地
部に対応する軽量気泡コンクリート板の部位に応力が集
中して亀裂が入ることがない。
【0016】また、前記軽量気泡コンクリート板と前記
化粧板とが止付金具により相対的に面方向に移動可能に
連結された場合には不陸調整層を介在させた状態でも大
型化粧板を軽量気泡コンクリート板に確実に取り付ける
ことが出来、更には止付金具により大型化粧板と軽量気
泡コンクリート板との面方向の相対的な移動性能を確保
することが出来る。
化粧板とが止付金具により相対的に面方向に移動可能に
連結された場合には不陸調整層を介在させた状態でも大
型化粧板を軽量気泡コンクリート板に確実に取り付ける
ことが出来、更には止付金具により大型化粧板と軽量気
泡コンクリート板との面方向の相対的な移動性能を確保
することが出来る。
【0017】また、本発明に係る軽量気泡コンクリート
複合パネルの製造方法は、軽量気泡コンクリート板に複
数の大型の化粧板が積層された軽量気泡コンクリート複
合パネルの製造方法において、前記軽量気泡コンクリー
ト板の表面に不陸調整層を配置し、該不陸調整層の上部
に目地部を形成するようにして複数の化粧板を配設し、
その際、前記軽量気泡コンクリート板と前記化粧板とが
相対的に面方向に移動可能となるように前記軽量気泡コ
ンクリート板と前記不陸調整層と前記化粧板との三者を
積層することを特徴とする。
複合パネルの製造方法は、軽量気泡コンクリート板に複
数の大型の化粧板が積層された軽量気泡コンクリート複
合パネルの製造方法において、前記軽量気泡コンクリー
ト板の表面に不陸調整層を配置し、該不陸調整層の上部
に目地部を形成するようにして複数の化粧板を配設し、
その際、前記軽量気泡コンクリート板と前記化粧板とが
相対的に面方向に移動可能となるように前記軽量気泡コ
ンクリート板と前記不陸調整層と前記化粧板との三者を
積層することを特徴とする。
【0018】上記構成によれば、密着性能と、軽量気泡
コンクリート板と大型化粧板との間の面方向の相対的な
移動性能とを有する軽量気泡コンクリート複合パネルを
容易に製造することが出来る。
コンクリート板と大型化粧板との間の面方向の相対的な
移動性能とを有する軽量気泡コンクリート複合パネルを
容易に製造することが出来る。
【0019】上記軽量気泡コンクリート複合パネルの製
造方法において、前記軽量気泡コンクリート板と前記化
粧板とを止付金具により相対的に面方向に移動可能に連
結すれば好ましい。
造方法において、前記軽量気泡コンクリート板と前記化
粧板とを止付金具により相対的に面方向に移動可能に連
結すれば好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る軽量気泡コ
ンクリート複合パネル及びその製造方法の一実施形態を
具体的に説明する。図1は本発明に係る軽量気泡コンク
リート複合パネルの構成を示す斜視図、図2(a)は本
発明に係る軽量気泡コンクリート複合パネルの不陸調整
層の構成を示す模式図、図2(b)は本発明に係る軽量
気泡コンクリート複合パネルの他の不陸調整層の構成を
示す模式図、図3は不陸調整層を介在させて大型化粧板
を止付金具により軽量気泡コンクリート板に連結した構
成を示す断面説明図、図4は軽量気泡コンクリート板に
形成した定着溝の構成を示す斜視図、図5は止付金具の
構成を示す斜視図、図6は止付金具の作用を説明する図
である。
ンクリート複合パネル及びその製造方法の一実施形態を
具体的に説明する。図1は本発明に係る軽量気泡コンク
リート複合パネルの構成を示す斜視図、図2(a)は本
発明に係る軽量気泡コンクリート複合パネルの不陸調整
層の構成を示す模式図、図2(b)は本発明に係る軽量
気泡コンクリート複合パネルの他の不陸調整層の構成を
示す模式図、図3は不陸調整層を介在させて大型化粧板
を止付金具により軽量気泡コンクリート板に連結した構
成を示す断面説明図、図4は軽量気泡コンクリート板に
形成した定着溝の構成を示す斜視図、図5は止付金具の
構成を示す斜視図、図6は止付金具の作用を説明する図
である。
【0021】図1及び図2(a),(b)において、軽
量気泡コンクリート(ALC)複合パネルAは軽量気泡
コンクリート(ALC)板2に1枚の表面側の面積が
0.1m2 以上のタイル、大型陶板、石材、人造建材等
で構成された複数の大型化粧板1が不陸調整層3を介し
て面的に密着して積層され、該不陸調整層3によってA
LC板2と大型化粧板1とが相対的に面方向に移動可能
に構成されている。
量気泡コンクリート(ALC)複合パネルAは軽量気泡
コンクリート(ALC)板2に1枚の表面側の面積が
0.1m2 以上のタイル、大型陶板、石材、人造建材等
で構成された複数の大型化粧板1が不陸調整層3を介し
て面的に密着して積層され、該不陸調整層3によってA
LC板2と大型化粧板1とが相対的に面方向に移動可能
に構成されている。
【0022】不陸調整層3は硬化性材料の硬化により形
成された密着機能を発揮する硬化層4と、大型化粧板1
とALC板2とを相対的に面方向に移動可能に構成し得
る非弾性の応力緩和層5とを有し、図2(a)ではAL
C板2上に硬化層4、応力緩和層5、大型化粧板1の順
で積層して配置したものであり、図2(b)ではALC
板2上に応力緩和層5、硬化層4、大型化粧板1の順で
積層して配置したものである。
成された密着機能を発揮する硬化層4と、大型化粧板1
とALC板2とを相対的に面方向に移動可能に構成し得
る非弾性の応力緩和層5とを有し、図2(a)ではAL
C板2上に硬化層4、応力緩和層5、大型化粧板1の順
で積層して配置したものであり、図2(b)ではALC
板2上に応力緩和層5、硬化層4、大型化粧板1の順で
積層して配置したものである。
【0023】尚、硬化層4及び応力緩和層5はALC板
2と大型化粧板1との間で交互に複数層設けて配置する
ことも出来る。
2と大型化粧板1との間で交互に複数層設けて配置する
ことも出来る。
【0024】硬化層4を形成する材料としては、接着
材、モルタル等の硬化性材料が適用出来る。
材、モルタル等の硬化性材料が適用出来る。
【0025】一方、非弾性の応力緩和層5としては、ビ
ニールシート、テフロンシート、紙類、不織布等のシー
ト類や蝋(ロウ)、アスファルト、油等の滑性を有する
材料が適用出来る。
ニールシート、テフロンシート、紙類、不織布等のシー
ト類や蝋(ロウ)、アスファルト、油等の滑性を有する
材料が適用出来る。
【0026】応力緩和層5は滑性を有する材料の層で構
成され、これにより大型化粧板1とALC板2とが相対
的に面方向に移動出来るように構成されている。
成され、これにより大型化粧板1とALC板2とが相対
的に面方向に移動出来るように構成されている。
【0027】硬化層4及び応力緩和層5はALC板2の
全面に亘って連続的に配置されていても良いが、例えば
間隔が15cm以下の間隔の狭い線状や格子状のように連
続的でなく形成されたものでも良い。
全面に亘って連続的に配置されていても良いが、例えば
間隔が15cm以下の間隔の狭い線状や格子状のように連
続的でなく形成されたものでも良い。
【0028】また、硬化層4及び応力緩和層5の両方の
機能を兼ね備えた部材として採用し得るものに砂等の小
さい粒状物を粘着材に練り混んだ高粘性ペースト等の変
形可能材料がある。
機能を兼ね備えた部材として採用し得るものに砂等の小
さい粒状物を粘着材に練り混んだ高粘性ペースト等の変
形可能材料がある。
【0029】不陸調整層3として上記高粘性ペースト等
の変形可能材料等を使用した場合には、図2(a),
(b)において、硬化層4と応力緩和層5が一層で構成
される。
の変形可能材料等を使用した場合には、図2(a),
(b)において、硬化層4と応力緩和層5が一層で構成
される。
【0030】次に図3〜図6を用いて不陸調整層3を介
在させて大型化粧板1を止付金具6によりALC板2に
対して相対的に面方向に移動可能に連結した構成につい
て詳細に説明する。
在させて大型化粧板1を止付金具6によりALC板2に
対して相対的に面方向に移動可能に連結した構成につい
て詳細に説明する。
【0031】図3及び図4に示すように、大型化粧板1
を取り付ける側のALC板2には、所定位置に定着溝7
が形成されている。また、大型化粧板1には、止付金具
6の掛爪18,19が掛け止められる掛穴1aが形成されて
おり、止付金具6の掛爪18,19を大型化粧板1の掛穴1
aに掛け止めることにより、大型化粧板1の裏面から止
付金具6のアンカー部9を突出させる構造となってい
る。
を取り付ける側のALC板2には、所定位置に定着溝7
が形成されている。また、大型化粧板1には、止付金具
6の掛爪18,19が掛け止められる掛穴1aが形成されて
おり、止付金具6の掛爪18,19を大型化粧板1の掛穴1
aに掛け止めることにより、大型化粧板1の裏面から止
付金具6のアンカー部9を突出させる構造となってい
る。
【0032】ALC板2に設けられた大型化粧板1の定
着溝7は、底部7aが開口部7bに比べて広く形成さ
れ、内部が拡大されたオーバーハング形状を有する溝で
構成されている。
着溝7は、底部7aが開口部7bに比べて広く形成さ
れ、内部が拡大されたオーバーハング形状を有する溝で
構成されている。
【0033】この定着溝7はALC板2の製造時に型枠
側に該定着溝7の形状に対応する発泡スチロール等の型
材を配置して製造した後、該発泡スチロールを排除する
ことで容易に成形することが可能である。
側に該定着溝7の形状に対応する発泡スチロール等の型
材を配置して製造した後、該発泡スチロールを排除する
ことで容易に成形することが可能である。
【0034】次に止付金具6の構造について図5を用い
て詳細に説明する。止付金具6は、ALC板2の定着溝
7内部に埋設されるアンカー部9と該アンカー部9に連
続して設けられると共に大型化粧板1とALC板2の表
面に配置された硬化層4との間に配置される把持部10と
を有している。本実施形態では厚さ0.9mmのステンレ
スばね鋼からなる金属薄板を折り曲げることによって止
付金具6が形成されている。
て詳細に説明する。止付金具6は、ALC板2の定着溝
7内部に埋設されるアンカー部9と該アンカー部9に連
続して設けられると共に大型化粧板1とALC板2の表
面に配置された硬化層4との間に配置される把持部10と
を有している。本実施形態では厚さ0.9mmのステンレ
スばね鋼からなる金属薄板を折り曲げることによって止
付金具6が形成されている。
【0035】前記アンカー部9は一対のアンカー板11,
12と連結板13とストッパ14とからなっている。一対のア
ンカー板11,12はALC板2の表面に対して略直交する
状態で所定の間隔を有して配置されたものであり、アン
カー板11,12の夫々の把持部10と反対側の端部11a,12
aが連結板13によって連結されている。
12と連結板13とストッパ14とからなっている。一対のア
ンカー板11,12はALC板2の表面に対して略直交する
状態で所定の間隔を有して配置されたものであり、アン
カー板11,12の夫々の把持部10と反対側の端部11a,12
aが連結板13によって連結されている。
【0036】また、ストッパ14は一対のアンカー板11,
12を係止してこれ等の間隔を予め設定された距離を越え
て広がらないように固定するものであり、ストッパ用舌
片14a、貫通穴14b、勾配付きの抜け止め用小舌片14c
とから構成されている。
12を係止してこれ等の間隔を予め設定された距離を越え
て広がらないように固定するものであり、ストッパ用舌
片14a、貫通穴14b、勾配付きの抜け止め用小舌片14c
とから構成されている。
【0037】即ち、一対のアンカー板11,12のうち一方
のアンカー板11には該アンカー板11を四角に打ち抜いて
他方のアンカー板12に向けて折り曲げて形成したストッ
パ用舌片14aが設けられている。また、他方のアンカー
板12には細長い貫通穴14bが形成されており、この貫通
穴14b内にストッパ用舌片14aの先端部分14dが挿入さ
れている。
のアンカー板11には該アンカー板11を四角に打ち抜いて
他方のアンカー板12に向けて折り曲げて形成したストッ
パ用舌片14aが設けられている。また、他方のアンカー
板12には細長い貫通穴14bが形成されており、この貫通
穴14b内にストッパ用舌片14aの先端部分14dが挿入さ
れている。
【0038】更にこの先端部分14dには該先端部分14d
を打ち抜いて折り曲げて形成した勾配付きの抜け止め用
小舌片14cが設けられている。小舌片14cは貫通穴14b
の側縁14eに係合する状態で設けられており、このこと
によって一対のアンカー板11,12の間隔が予め設定され
た距離を越えて広がらないようになっている。
を打ち抜いて折り曲げて形成した勾配付きの抜け止め用
小舌片14cが設けられている。小舌片14cは貫通穴14b
の側縁14eに係合する状態で設けられており、このこと
によって一対のアンカー板11,12の間隔が予め設定され
た距離を越えて広がらないようになっている。
【0039】ここでは、予め設定された一対のアンカー
板11,12の間隔は該アンカー板11,12の弾性反発力も加
わる条件で後述する把持部10の掛爪18,19が大型化粧板
1の掛穴1aに掛け止められるような間隔となってい
る。また、アンカー板11,12の夫々のストッパ14よりも
連結板13側にはモルタルを受け入れ易いように息抜き穴
15が設けられている。
板11,12の間隔は該アンカー板11,12の弾性反発力も加
わる条件で後述する把持部10の掛爪18,19が大型化粧板
1の掛穴1aに掛け止められるような間隔となってい
る。また、アンカー板11,12の夫々のストッパ14よりも
連結板13側にはモルタルを受け入れ易いように息抜き穴
15が設けられている。
【0040】一方、止付金具6の把持部10は一対の把持
板16,17とこの夫々に設けられた掛爪18,19とから構成
されている。一対の把持板16,17は一対のアンカー板1
1,12の夫々の端部11b,12bからアンカー板11,12と
略直角に折曲され、且つ互いに離反する方向に延びて形
成されたものである。
板16,17とこの夫々に設けられた掛爪18,19とから構成
されている。一対の把持板16,17は一対のアンカー板1
1,12の夫々の端部11b,12bからアンカー板11,12と
略直角に折曲され、且つ互いに離反する方向に延びて形
成されたものである。
【0041】つまり、一対の把持板16,17はALC板2
の表面に略平行して設けられている。また、一対の把持
板16,17の夫々の先端部16a,17aには大型化粧板1の
掛穴1aに掛け止められる掛爪18,19が設けられてい
る。
の表面に略平行して設けられている。また、一対の把持
板16,17の夫々の先端部16a,17aには大型化粧板1の
掛穴1aに掛け止められる掛爪18,19が設けられてい
る。
【0042】この把持部10は一対のアンカー板11,12の
間隔がアンカー部9の小舌片14cによって予め設定され
た距離を越えて広がらない状態に保持されていることに
より大型化粧板1を把持した状態に保持している。
間隔がアンカー部9の小舌片14cによって予め設定され
た距離を越えて広がらない状態に保持されていることに
より大型化粧板1を把持した状態に保持している。
【0043】そして、止付金具6はそのアンカー部9が
ALC板2の定着溝7に充填された固着材8に埋設され
ることによりALC板2の表面に固定される。
ALC板2の定着溝7に充填された固着材8に埋設され
ることによりALC板2の表面に固定される。
【0044】図6に示すように、止付金具6の掛爪18,
19は先端に向かうほど互いが接近する曲げ角度αで両者
が折り曲げられている。一方、大型化粧板1の掛穴1a
は底に向かうほど互いに接近するような傾斜角度βで形
成されている。
19は先端に向かうほど互いが接近する曲げ角度αで両者
が折り曲げられている。一方、大型化粧板1の掛穴1a
は底に向かうほど互いに接近するような傾斜角度βで形
成されている。
【0045】掛爪18,19は大型化粧板1の掛穴1aに挿
入されるのであるが掛爪18,19の曲げ角度αは掛穴1a
の傾斜角度βよりも鋭角(α<β)となっているので、
掛爪18,19が掛穴1aに挿入された際には掛爪18,19の
先端のみが掛穴1aの最深位置に掛け止められるように
作用する。
入されるのであるが掛爪18,19の曲げ角度αは掛穴1a
の傾斜角度βよりも鋭角(α<β)となっているので、
掛爪18,19が掛穴1aに挿入された際には掛爪18,19の
先端のみが掛穴1aの最深位置に掛け止められるように
作用する。
【0046】上記構成によれば、止付金具6に引っ張り
方向の応力(例えば負圧方向の風圧荷重)Pが作用した
場合、作用点は掛穴1aの最深位置となり。剪断力を受
ける断面が掛穴1aの最深位置から大型化粧板1の裏面
に至るまでの最大断面積で確保され、大型化粧板1は引
っ張り荷重に対する剪断強度が最大限に確保される。
方向の応力(例えば負圧方向の風圧荷重)Pが作用した
場合、作用点は掛穴1aの最深位置となり。剪断力を受
ける断面が掛穴1aの最深位置から大型化粧板1の裏面
に至るまでの最大断面積で確保され、大型化粧板1は引
っ張り荷重に対する剪断強度が最大限に確保される。
【0047】また、掛爪18,19の先端のみが掛穴1aの
最深位置で掛け止められているため、掛穴1aの開口付
近では掛爪18,19との間に空隙20が形成され、止付金具
6の弾性力に抗した力が作用すると、ALC板2と大型
化粧板1との間で相対的に面方向に移動可能になってい
る。尚、この変位は空隙20に吸収され、大型化粧板1に
大きな荷重が加わらないようになっている。
最深位置で掛け止められているため、掛穴1aの開口付
近では掛爪18,19との間に空隙20が形成され、止付金具
6の弾性力に抗した力が作用すると、ALC板2と大型
化粧板1との間で相対的に面方向に移動可能になってい
る。尚、この変位は空隙20に吸収され、大型化粧板1に
大きな荷重が加わらないようになっている。
【0048】また、掛穴1aは掛爪18,19よりも大きな
寸法になっているため大型化粧板1に掛穴1aの溝に平
行方向に大きな力が作用した場合、ALC板2と大型化
粧板1との間で同方向に掛穴1aと掛爪18,19が滑るこ
とで相対的に面方向に移動可能になっている。
寸法になっているため大型化粧板1に掛穴1aの溝に平
行方向に大きな力が作用した場合、ALC板2と大型化
粧板1との間で同方向に掛穴1aと掛爪18,19が滑るこ
とで相対的に面方向に移動可能になっている。
【0049】尚、止付金具6は大型化粧板1の四隅に埋
設されるが、止付金具6の数、位置は大型化粧板1のサ
イズや重量により適宜設定される。また、止付金具6
は、強度が充分であれば、強化プラスチック等、金属以
外の材料で形成することも出来る。
設されるが、止付金具6の数、位置は大型化粧板1のサ
イズや重量により適宜設定される。また、止付金具6
は、強度が充分であれば、強化プラスチック等、金属以
外の材料で形成することも出来る。
【0050】以下、上記構造による大型化粧板1の取付
方法を説明する。先ず、止付金具6の掛爪18,19を大型
化粧板1の掛穴1aに掛け止めて止付金具6を大型化粧
板1に取り付ける。この状態にあっては、止付金具6の
アンカー部9が大型化粧板1から突出した状態となる。
方法を説明する。先ず、止付金具6の掛爪18,19を大型
化粧板1の掛穴1aに掛け止めて止付金具6を大型化粧
板1に取り付ける。この状態にあっては、止付金具6の
アンカー部9が大型化粧板1から突出した状態となる。
【0051】一方、上記のごとくALC板2の表面の所
定位置に形成された定着溝7に、固着材8を充填する。
この固着材8はモルタル、エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、接着材等、最初流動性を有し、後に硬化して強度を
発揮する材質を用いる。
定位置に形成された定着溝7に、固着材8を充填する。
この固着材8はモルタル、エポキシ樹脂、ウレタン樹
脂、接着材等、最初流動性を有し、後に硬化して強度を
発揮する材質を用いる。
【0052】そして、ALC板2の表面側の全面に亘っ
て硬化層4を塗布等によって形成し、更に硬化層4の表
面上に該硬化層4の全面に亘って或いは所定の部位に応
力緩和層5を硬化層4による接着により固着する。
て硬化層4を塗布等によって形成し、更に硬化層4の表
面上に該硬化層4の全面に亘って或いは所定の部位に応
力緩和層5を硬化層4による接着により固着する。
【0053】そして、大型化粧板1から突出する止付金
具6のアンカー部9を定着溝7に挿入するように複数の
大型化粧板1を目地部を形成するようにしてALC板2
に取り付ける。
具6のアンカー部9を定着溝7に挿入するように複数の
大型化粧板1を目地部を形成するようにしてALC板2
に取り付ける。
【0054】尚、アンカー部9が定着溝7に挿入される
部位では応力緩和層5には適当な切り込みが形成されて
おり、この切り込みは小さいため応力緩和層5の応力緩
和機能は支障なく発揮し得るようになっている。
部位では応力緩和層5には適当な切り込みが形成されて
おり、この切り込みは小さいため応力緩和層5の応力緩
和機能は支障なく発揮し得るようになっている。
【0055】この時、アンカー部9と定着溝7との間に
遊びがあるため、大型化粧板1の水平や位置を調節しな
がら作業を行うことができる。そして、所定時間、これ
ら硬化層4、固着材8の養生、硬化を行って取付作業を
完了する。
遊びがあるため、大型化粧板1の水平や位置を調節しな
がら作業を行うことができる。そして、所定時間、これ
ら硬化層4、固着材8の養生、硬化を行って取付作業を
完了する。
【0056】尚、他の製造方法として、先ず、大型化粧
板1の裏面側の全面に亘って或いは所定の部位に応力緩
和層5を接着等により固着し、ALC板2の所定位置に
形成された定着溝7に固着材8を充填し、更にALC板
2の表面全面に亘って硬化層4を塗布等によって形成し
た後、大型化粧板1から突出する止付金具6のアンカー
部9を定着溝7に挿入するように複数の大型化粧板1を
目地部を形成するようにしてALC板2に取り付けるこ
とでも良い。
板1の裏面側の全面に亘って或いは所定の部位に応力緩
和層5を接着等により固着し、ALC板2の所定位置に
形成された定着溝7に固着材8を充填し、更にALC板
2の表面全面に亘って硬化層4を塗布等によって形成し
た後、大型化粧板1から突出する止付金具6のアンカー
部9を定着溝7に挿入するように複数の大型化粧板1を
目地部を形成するようにしてALC板2に取り付けるこ
とでも良い。
【0057】尚、前述したように応力緩和層5と硬化層
4の積層順序は逆であっても良いし、複数の応力緩和層
5と硬化層4とを所定の階層だけ重ねて構成したもので
あっても良い。
4の積層順序は逆であっても良いし、複数の応力緩和層
5と硬化層4とを所定の階層だけ重ねて構成したもので
あっても良い。
【0058】前記固着材8はアンカー部9とALC板2
とを連結するが、硬化した固着材8は定着溝7内で台形
状の固体となるため、開口部7bが狭くなった定着溝7
と機械的に噛み合い、固着材8自体の接着力に加えて形
状的な効果により優れた取付強度を発揮する。
とを連結するが、硬化した固着材8は定着溝7内で台形
状の固体となるため、開口部7bが狭くなった定着溝7
と機械的に噛み合い、固着材8自体の接着力に加えて形
状的な効果により優れた取付強度を発揮する。
【0059】また、アンカー部9の連結板13がアンカー
板11,12の間隔よりも広い幅を有して該アンカー板11,
12から外側に突出しているため固着材8が硬化した場
合、連結板13のアンカー板11,12から突出した部分が係
止部となってアンカー部9の固着材8からの抜け止め効
果を発揮する。
板11,12の間隔よりも広い幅を有して該アンカー板11,
12から外側に突出しているため固着材8が硬化した場
合、連結板13のアンカー板11,12から突出した部分が係
止部となってアンカー部9の固着材8からの抜け止め効
果を発揮する。
【0060】なお、硬化層4及び大型化粧板1と応力緩
和層5間、或いはALC板2と応力緩和層5間を接着す
る接着材は、セメント系、有機系等、多様な種類の市販
された安価な接着材から選択することができ、また、固
着材8と同じ材料を用いても良い。また、大型化粧板1
が軽い場合など、大型化粧板1とALC板2との接着強
度があまり必要ではない場合、接着材の使用を省いても
よい。
和層5間、或いはALC板2と応力緩和層5間を接着す
る接着材は、セメント系、有機系等、多様な種類の市販
された安価な接着材から選択することができ、また、固
着材8と同じ材料を用いても良い。また、大型化粧板1
が軽い場合など、大型化粧板1とALC板2との接着強
度があまり必要ではない場合、接着材の使用を省いても
よい。
【0061】このように、本実施形態では、定着溝7の
底部7aがその開口部7bより広がったオーバーハング
形状となっているために、柔らかいALC板2に大型化
粧板1を取り付ける場合でも所定の強度を確保して、確
実に両者を密着して積層することが出来る。
底部7aがその開口部7bより広がったオーバーハング
形状となっているために、柔らかいALC板2に大型化
粧板1を取り付ける場合でも所定の強度を確保して、確
実に両者を密着して積層することが出来る。
【0062】また、大型化粧板1と応力緩和層5、硬化
層4及びALC板2との一体化(複合)は工場で予め行
うことで量産が出来るものであるが、現場で個々に取り
付けることも出来、ALC板2は加工性が良いため切削
工具を用いても上記したようなオーバーハング形状の定
着溝7を容易に形成することが出来る。
層4及びALC板2との一体化(複合)は工場で予め行
うことで量産が出来るものであるが、現場で個々に取り
付けることも出来、ALC板2は加工性が良いため切削
工具を用いても上記したようなオーバーハング形状の定
着溝7を容易に形成することが出来る。
【0063】また、定着溝7はこれに挿入される止付金
具6のアンカー部9に対して遊びを有するために、大型
化粧板1の取付時、固着材8の硬化前に容易に大型化粧
板1の水平調整や位置調整を行うことが出来、大型化粧
板1の取付精度を向上させることが出来る。
具6のアンカー部9に対して遊びを有するために、大型
化粧板1の取付時、固着材8の硬化前に容易に大型化粧
板1の水平調整や位置調整を行うことが出来、大型化粧
板1の取付精度を向上させることが出来る。
【0064】さらに、大型化粧板1とALC板2間をボ
ルト、ナット、ビス等で直接、機械的に取り付けること
がなく、取付作業は全てALC複合パネルAの表面側で
行うため、作業効率に優れる。また、大型化粧板1をA
LC板2に密着して積層させるため、大型化粧板1の出
入り調整の必要がないという効果も有する。
ルト、ナット、ビス等で直接、機械的に取り付けること
がなく、取付作業は全てALC複合パネルAの表面側で
行うため、作業効率に優れる。また、大型化粧板1をA
LC板2に密着して積層させるため、大型化粧板1の出
入り調整の必要がないという効果も有する。
【0065】また、アンカー部9は、突出した部分全体
が定着溝7内に納まってしまうために、大型化粧板1と
ALC板2とが応力緩和層5及び硬化層4を介して密着
することが出来、ALC複合パネルAが外壁等に採用さ
れる場合には壁面の厚さを薄くすることが出来、建物の
有効面積を広く確保出来るという効果も有する。
が定着溝7内に納まってしまうために、大型化粧板1と
ALC板2とが応力緩和層5及び硬化層4を介して密着
することが出来、ALC複合パネルAが外壁等に採用さ
れる場合には壁面の厚さを薄くすることが出来、建物の
有効面積を広く確保出来るという効果も有する。
【0066】更に、大型化粧板1全体が接着材等により
応力緩和層5及び硬化層4を介在させてALC板2に密
着して固定されるために、大型化粧板1に外力が加わっ
た場合であっても、容易に割れることがなくなる。この
ため、大型化粧板1が取付けられたALC複合パネルA
を平積みすることができ、工場での積み置き効率がよ
く、多数枚を段積みすることが出来るため輸送コストを
低減することが出来、さらに施工現場で仮置きする場合
も資材スペースを取らないという効果を有する。
応力緩和層5及び硬化層4を介在させてALC板2に密
着して固定されるために、大型化粧板1に外力が加わっ
た場合であっても、容易に割れることがなくなる。この
ため、大型化粧板1が取付けられたALC複合パネルA
を平積みすることができ、工場での積み置き効率がよ
く、多数枚を段積みすることが出来るため輸送コストを
低減することが出来、さらに施工現場で仮置きする場合
も資材スペースを取らないという効果を有する。
【0067】上記構成によれば、ALC板2と大型化粧
板1との間に不陸調整層3を介在させたことによって大
型化粧板1に反りがあったり、ALC板2に不陸(段
差)があるような場合でも大型化粧板1とALC板2と
を全面的に密着してALC板2により大型化粧板1を補
強することで大型化粧板1の保全を確保することが出来
る。
板1との間に不陸調整層3を介在させたことによって大
型化粧板1に反りがあったり、ALC板2に不陸(段
差)があるような場合でも大型化粧板1とALC板2と
を全面的に密着してALC板2により大型化粧板1を補
強することで大型化粧板1の保全を確保することが出来
る。
【0068】また、不陸調整層3によりALC板2と大
型化粧板1とが相対的に面方向に移動可能に積層された
ことにより温度変化による大型化粧板1及びALC板2
の伸縮差に応じて該ALC板2と大型化粧板1とが相対
的に面方向に移動して大型化粧板1の周囲の目地部に対
応するALC板2の部位に亀裂が入ることがなく、負圧
や風圧により該大型化粧板1の周囲の目地部に対応する
ALC板2の部位に応力が集中して亀裂が入ることがな
い。
型化粧板1とが相対的に面方向に移動可能に積層された
ことにより温度変化による大型化粧板1及びALC板2
の伸縮差に応じて該ALC板2と大型化粧板1とが相対
的に面方向に移動して大型化粧板1の周囲の目地部に対
応するALC板2の部位に亀裂が入ることがなく、負圧
や風圧により該大型化粧板1の周囲の目地部に対応する
ALC板2の部位に応力が集中して亀裂が入ることがな
い。
【0069】また、不陸調整層3が硬化性材料の硬化に
より形成された硬化層4と応力緩和層5を有し、該応力
緩和層5によりALC板2と大型化粧板1とが相対的に
面方向に移動可能に構成した場合には、硬化層4により
大型化粧板1に反りがあったり、ALC板2に不陸(段
差)があるような場合でも大型化粧板1とALC板2と
を全面的に密着してALC板2により大型化粧板1を補
強することで大型化粧板1の保全を確保することが出
来、応力緩和層5によりALC板2と大型化粧板1とが
相対的に面方向に移動出来るので温度変化による大型化
粧板1及びALC板2の伸縮差により大型化粧板1の周
囲の目地部に対応するALC板2の部位に亀裂が入るこ
とがなく、負圧や風圧により該大型化粧板1の周囲の目
地部に対応するALC板2の部位に応力が集中して亀裂
が入ることがない。
より形成された硬化層4と応力緩和層5を有し、該応力
緩和層5によりALC板2と大型化粧板1とが相対的に
面方向に移動可能に構成した場合には、硬化層4により
大型化粧板1に反りがあったり、ALC板2に不陸(段
差)があるような場合でも大型化粧板1とALC板2と
を全面的に密着してALC板2により大型化粧板1を補
強することで大型化粧板1の保全を確保することが出
来、応力緩和層5によりALC板2と大型化粧板1とが
相対的に面方向に移動出来るので温度変化による大型化
粧板1及びALC板2の伸縮差により大型化粧板1の周
囲の目地部に対応するALC板2の部位に亀裂が入るこ
とがなく、負圧や風圧により該大型化粧板1の周囲の目
地部に対応するALC板2の部位に応力が集中して亀裂
が入ることがない。
【0070】また、ALC板2と大型化粧板1とが止付
金具6により相対的に面方向に移動可能に連結された場
合には不陸調整層3を介在させた状態でも大型化粧板1
をALC板2に確実に取り付けることが出来、更には止
付金具6により大型化粧板1とALC板2との面方向の
相対的な移動性能を確保することが出来る。
金具6により相対的に面方向に移動可能に連結された場
合には不陸調整層3を介在させた状態でも大型化粧板1
をALC板2に確実に取り付けることが出来、更には止
付金具6により大型化粧板1とALC板2との面方向の
相対的な移動性能を確保することが出来る。
【0071】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、大型化粧板に反りがあったり、軽量気泡コン
クリート板に不陸(段差)があるような場合でも大型化
粧板と軽量気泡コンクリート板とを全面的に密着して大
型化粧板の保全を確保することが出来る。
するので、大型化粧板に反りがあったり、軽量気泡コン
クリート板に不陸(段差)があるような場合でも大型化
粧板と軽量気泡コンクリート板とを全面的に密着して大
型化粧板の保全を確保することが出来る。
【0072】これにより、例えば、工場で製造された軽
量気泡コンクリート複合パネルを工場や現場に仮置きす
る場合やトラックに積載して輸送する場合に多数枚段積
みしても大型化粧板が破損する虞がなく、工場や現場で
の仮置スペースを低減してスペースの有効利用が図れ、
輸送効率を向上することも出来る。
量気泡コンクリート複合パネルを工場や現場に仮置きす
る場合やトラックに積載して輸送する場合に多数枚段積
みしても大型化粧板が破損する虞がなく、工場や現場で
の仮置スペースを低減してスペースの有効利用が図れ、
輸送効率を向上することも出来る。
【0073】また、不陸調整層により軽量気泡コンクリ
ート板と大型化粧板とが相対的に面方向に移動可能に積
層されたことにより温度変化による大型化粧板及び軽量
気泡コンクリート板の伸縮差によって化粧板周囲の目地
部に対応する軽量気泡コンクリート板の部位に亀裂が入
ったり、負圧や風圧により該化粧板周囲の目地部に対応
する軽量気泡コンクリート板の部位に応力が集中して亀
裂が入ることを防止することが出来る。
ート板と大型化粧板とが相対的に面方向に移動可能に積
層されたことにより温度変化による大型化粧板及び軽量
気泡コンクリート板の伸縮差によって化粧板周囲の目地
部に対応する軽量気泡コンクリート板の部位に亀裂が入
ったり、負圧や風圧により該化粧板周囲の目地部に対応
する軽量気泡コンクリート板の部位に応力が集中して亀
裂が入ることを防止することが出来る。
【0074】これにより、軽量気泡コンクリート複合パ
ネルに負圧や風圧が作用した場合を想定して該軽量気泡
コンクリート板の内部に配筋される補強鉄筋を増加させ
る必要がないので経済的である。
ネルに負圧や風圧が作用した場合を想定して該軽量気泡
コンクリート板の内部に配筋される補強鉄筋を増加させ
る必要がないので経済的である。
【0075】また、前記軽量気泡コンクリート板と前記
化粧板とが止付金具により相対的に面方向に移動可能に
連結された場合には不陸調整層を介在させた状態でも大
型化粧板を軽量気泡コンクリート板に確実に取り付ける
ことが出来、更には止付金具により大型化粧板と軽量気
泡コンクリート板との面方向の相対的な移動性能を確保
することが出来る。
化粧板とが止付金具により相対的に面方向に移動可能に
連結された場合には不陸調整層を介在させた状態でも大
型化粧板を軽量気泡コンクリート板に確実に取り付ける
ことが出来、更には止付金具により大型化粧板と軽量気
泡コンクリート板との面方向の相対的な移動性能を確保
することが出来る。
【0076】また、本発明に係る軽量気泡コンクリート
複合パネルの製造方法によれば、密着性能と、軽量気泡
コンクリート板と大型化粧板との間の面方向の相対的な
移動性能とを有する軽量気泡コンクリート複合パネルを
容易に製造することが出来る。
複合パネルの製造方法によれば、密着性能と、軽量気泡
コンクリート板と大型化粧板との間の面方向の相対的な
移動性能とを有する軽量気泡コンクリート複合パネルを
容易に製造することが出来る。
【図1】本発明に係る軽量気泡コンクリート複合パネル
の構成を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
【図2】(a)は本発明に係る軽量気泡コンクリート複
合パネルの不陸調整層の構成を示す模式図、(b)は本
発明に係る軽量気泡コンクリート複合パネルの他の不陸
調整層の構成を示す模式図である。
合パネルの不陸調整層の構成を示す模式図、(b)は本
発明に係る軽量気泡コンクリート複合パネルの他の不陸
調整層の構成を示す模式図である。
【図3】不陸調整層を介在させて大型化粧板を止付金具
により軽量気泡コンクリート板に連結した構成を示す断
面説明図である。
により軽量気泡コンクリート板に連結した構成を示す断
面説明図である。
【図4】軽量気泡コンクリート板に形成した定着溝の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図5】止付金具の構成を示す斜視図である。
【図6】止付金具の作用を説明する図である。
A…ALC複合パネル 1…大型化粧板 1a…掛穴 2…ALC板 3…不陸調整層 4…硬化層 5…応力緩和層 6…止付金具 7…定着溝 7a…底部 7b…開口部 8…固着材 9…アンカー部 10…把持部 11,12…アンカー板 11a,12a,11b,12b…端部 13…連結板 14…ストッパ 14a…ストッパ用舌片 14b…貫通穴 14c…小舌片 14d…先端部分 14e…側縁 15…息抜き穴 16,17…把持板 16a,17a…先端部 18,19…掛爪 20…空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 正治 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 中山 實 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 中川 裕章 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 金崎 俊造 大阪府大阪市西区阿波座一丁目3番15号 鹿島建設株式会社関西支店内 (72)発明者 小川 正巳 滋賀県甲賀郡信楽町柞原926 大塚オーミ 陶業株式会社内 (72)発明者 北村 雅之 滋賀県甲賀郡信楽町柞原926 大塚オーミ 陶業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 軽量気泡コンクリート板に複数の大型の
化粧板が積層された軽量気泡コンクリート複合パネルに
おいて、 前記軽量気泡コンクリート板と前記化粧板とが不陸調整
層を介して相対的に面方向に移動可能に積層されている
ことを特徴とする軽量気泡コンクリート複合パネル。 - 【請求項2】 前記不陸調整層が硬化性材料の硬化によ
り形成された硬化層と応力緩和層を有し、該応力緩和層
により前記軽量気泡コンクリート板と前記化粧板とが相
対的に面方向に移動可能に構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の軽量気泡コンクリート複合パネ
ル。 - 【請求項3】 前記軽量気泡コンクリート板と前記化粧
板とが止付金具により相対的に面方向に移動可能に連結
されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
の軽量気泡コンクリート複合パネル。 - 【請求項4】 軽量気泡コンクリート板に複数の大型の
化粧板が積層された軽量気泡コンクリート複合パネルの
製造方法において、 前記軽量気泡コンクリート板の表面に不陸調整層を配置
し、該不陸調整層の上部に目地部を形成するようにして
複数の化粧板を配設し、その際、前記軽量気泡コンクリ
ート板と前記化粧板とが相対的に面方向に移動可能とな
るように前記軽量気泡コンクリート板と前記不陸調整層
と前記化粧板との三者を積層することを特徴とする軽量
気泡コンクリート複合パネルの製造方法。 - 【請求項5】 前記軽量気泡コンクリート板と前記化粧
板とを止付金具により相対的に面方向に移動可能に連結
したことを特徴とする請求項4に記載の軽量気泡コンク
リート複合パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10162044A JPH11350651A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 軽量気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10162044A JPH11350651A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 軽量気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11350651A true JPH11350651A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15747032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10162044A Pending JPH11350651A (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 軽量気泡コンクリート複合パネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11350651A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101480990B1 (ko) * | 2014-07-02 | 2015-01-15 | (주)덕산지에스 | 마감재 일체형 pc패널 및 이의 제조 방법 |
| CN105908933A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-08-31 | 北京中铁装饰工程有限公司 | 一种锥孔铜丝增强粘结的建筑瓷质砖及其粘贴施工方法 |
| CN105971221A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-09-28 | 北京中铁装饰工程有限公司 | 一种浅槽铜丝增强粘结的建筑瓷质砖及其粘贴施工方法 |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP10162044A patent/JPH11350651A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101480990B1 (ko) * | 2014-07-02 | 2015-01-15 | (주)덕산지에스 | 마감재 일체형 pc패널 및 이의 제조 방법 |
| CN105908933A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-08-31 | 北京中铁装饰工程有限公司 | 一种锥孔铜丝增强粘结的建筑瓷质砖及其粘贴施工方法 |
| CN105971221A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-09-28 | 北京中铁装饰工程有限公司 | 一种浅槽铜丝增强粘结的建筑瓷质砖及其粘贴施工方法 |
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