JPH11350687A - 太陽電池モジュ―ル、その製造方法、その施工方法およびその太陽電池モジュ―ルを用いた発電装置 - Google Patents
太陽電池モジュ―ル、その製造方法、その施工方法およびその太陽電池モジュ―ルを用いた発電装置Info
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- JPH11350687A JPH11350687A JP11096028A JP9602899A JPH11350687A JP H11350687 A JPH11350687 A JP H11350687A JP 11096028 A JP11096028 A JP 11096028A JP 9602899 A JP9602899 A JP 9602899A JP H11350687 A JPH11350687 A JP H11350687A
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Abstract
覆材を剥がれにくくする。 【解決手段】 光起電力素子と、該光起電力素子を補強
するための補強板と、 該補強板に該光起電力素子を封止
する被覆材とを有した太陽電池モジュールを光起電力素
子端部と該補強板との間で折り曲げ加工する場合に、光
起電力素子端部からそれに最も近い折り曲げ加工部まで
の部分を被覆材によって被覆するか、被覆材の端部にお
いて被覆材の厚み断面を光起電力素子端部から遠ざかる
ほど薄くするが、その先の補強板端部は被覆しない。
Description
ルに関し、 詳しくは、 補強板を折り曲げ加工された太陽
電池モジュール、その製造方法およびその施工方法なら
びにその太陽電池モジュールを用いた発電装置に関す
る。
渇性のエネルギー供給源として汎用されており、 また、
それ自体の開発研究も多種多様に行われている。更に、
地上および屋根上等への設置にうまく適合する太陽電池
モジュールの開発も盛んに行われている。
用途に使われ始め、 それに伴って各種の要望がある。そ
うした要望の一つに、 太陽電池モジュールの裏面側に裏
面補強板を用いた太陽電池モジュールがある。この裏面
補強板に、 曲げ加工、 穴あけ加工などの加工を施し、 そ
の加工部を利用して太陽電池モジュールの取り付けを行
う。
補強板を用い、 この裏面補強板に曲げ加工を施して、 従
来よりも金属製屋根材の施工方法に適合することのでき
る太陽電池モジュールがある。
は、 特開平5−121773号公報に示す技術が知られ
ている。この太陽電池モジュールでは、 受光面裏面側に
金属補強板を有し、 この補強板中央部に光起電力素子を
配置し、被覆材である透光性樹脂により光起電力素子を
封止し、 その外側の被覆されていない金属補強板(つま
り曲げ加工した部分が被覆されていない金属補強板)を
曲げ加工して、 その加工部を太陽電池モジュールの設置
固定のために利用しているものである。
陽電池モジュールにおいては、 被覆材が剥がれ易いとい
う問題があった。その場合、被覆材がその端部から剥が
れ始め、 それが徐々に進行して光起電力素子を直接封止
している部分にまで及ぶことがある。もしそうなれば、
光起電力素子が補強板より剥がれてしまうこともあり、
それにより大きな損傷を受け、 電気性能が著しく低下す
ることがある。また、 光起電力素子が補強板より剥がれ
てしまうところまで進行しなくとも、 被覆材が剥がれた
部分から水分が侵入し、光起電力素子にまで容易に達す
るようになり、 これを原因として電気性能が著しく低下
することもある。よって、 以上述べたように被覆材が剥
がれることは大きな問題である。しかしながら、 被覆材
が剥がれにくく、 光起電力素子が損傷を受けにくい太陽
電池モジュールは開発されていないのが現状である。
鑑みてなされたもので、太陽電池モジュールの光起電力
素子を覆う被覆材がその端部から剥がれない太陽電池モ
ジュールを提供することを目的とする。
するものである。まず、 補強板の端部の被覆材が剥がれ
たり損傷しないように、 補強板の端部に被覆材を設けな
いことが重要であるが、 上記従来例のようにこれだけで
は不十分である。被覆材が剥がれだした場合には、 その
剥がれは徐々に進行して光起電力素子にまで達する場合
がある。
剥がれ始めた被覆材の進行を抑える工夫が必要であるこ
とに気付き、 以下の手段を用いることにより、 その効果
をあげ上記課題を解決するものである。
起電力素子と、該光起電力素子を補強するための補強板
と、該補強板に該光起電力素子を封止する被覆材とを有
した太陽電池モジュールにおいて、前記補強板は光起電
力素子取付面の光起電力素子端部から該補強板の端部に
至る領域で折り曲げ加工部を有し、該光起電力素子端部
から該補強板端部へ向かって前記折り曲げ加工部を過ぎ
るまでの部分が前記被覆材によって被覆され、かつ補強
板端部が被覆されていない前記領域を少なくとも一つ有
することを特徴とする太陽電池モジュールを提供する。
力素子と、該光起電力素子を補強するための補強板と、
該補強板に該光起電力素子を封止する被覆材とを有した
太陽電池モジュールにおいて、前記補強板の光起電力素
子取付面の光起電力素子端部から該補強板の端部に至る
領域であって、該被覆材の端部において該被覆材の厚み
断面が外側にいくにつれて薄くなる形状を有して接着
し、かつその先の補強板端部が被覆されていない前記領
域を少なくとも一つ有することを特徴とする太陽電池モ
ジュールを提供する。
力素子および補強板を有し、被覆材により該補強板に該
光起電力素子を封止する工程の後、成形機により加工す
る工程を有する太陽電池モジュールの製造方法におい
て、該成形機により該披覆材に損傷を与えない場所にの
み、該被覆材を設けたことを特徴とする太陽電池モジュ
ールの製造方法を提供する。
材の端部から被覆材が剥がれる可能性は極めて少なくな
る。また、もし剥がれ始めた場合にもその剥がれの進行
が、光起電力素子の配置位置まで進行し難いものとな
る。よって、被覆材の剥がれを起因とする電気性能の低
下が極めて発生し難い、品質信頼性の高い太陽電池モジ
ュールを得ることができる。
起電力素子、補強板、補強板に光起電力素子を封止する
被覆材を有した太陽電池モジュールにおいて、補強板の
端部が被覆材により被覆されていないこと、および補強
板は折り曲げ加工されており、かつ光起電力素子端部か
ら外側へ向かって折り曲げ加工部を過ぎるまでの部分が
被覆材によって被覆されていること、の条件を満たす側
部を少なくとも一つ有することにより、次の作用を得
る。
れていないことにより、太陽電池モジュールの端部に機
械的な負荷を受けた場合においても、 補強板の端部のみ
が機械的な負荷を受けて被覆材の端部は機械的な負荷を
受けないので、 このような機械的な負荷によって被覆材
が剥がれ始める可能性が減少する。
力素子端部から外側へ向かって折り曲げ加工部を過ぎる
までの部分に被覆材があることにより、 光起電力素子を
配置し、 補強板の大部分の面積を占有する平板部と、 被
覆材の端部が存在する部分が同一平面内に存在しないこ
とになる。これにより、 大面積を有する平板部が熱によ
る膨張収縮を繰り返したとしても、 その膨張収縮の影響
を被覆材の端部が受け難くなる。簡単に説明すると次の
ような内容である。補強板と被覆材では熱膨張係数が異
なるので、 延びようとするもしくは縮もうとする時の、
端部での変位量が補強板と被覆材では異なる。このと
き、 この補強板と被覆材の両者が同一平面に存在して、
この平面が、 小さな面積 (小さな長さ) では異なる変位
量は小さいが、 大きな面積 (大きな長さ) では、 その異
なる変位量は大きくなる。この変位量の違いにより、 補
強板と被覆材の界面に剥がれようとする大きな応力が加
わる。よって、上記構造であることにより、この熱によ
る膨張収縮によって被覆材が剥がれ始める可能性が減少
する。
め、進行したとしても、折り曲げ加工部がその進行の障
害となって、そこで食い止めてくれる可能性が大きい。
それは、被覆材が剥がれる応力を受け続けて剥がれるの
であるが、この折り曲げ部まで進行したときには、応力
が一旦開放されるためである。剥がれる応力が開放さ
れ、一度進行が止まってしまうと、もう一度剥がれ始め
るには大きな応力が必要になる。
がれが光起電力素子部分に達する可能性が低く、品質信
頼性の高い太陽電池モジュールを得ることができる。
子、補強板を有し、被覆材により該補強板に該光起電力
素子を封止した太陽電池モジュールにおいて、該補強板
の端部が該被覆材により被覆されていないこと、該被覆
材の端部において該被覆材の厚み断面が外側にいくにつ
れて薄くなる形状を有して接着していること、の条件を
満たす側部を少なくとも一つ有することにより、以下の
作用を得る。
れていないので、上記説明してきたように、太陽電池モ
ジュールの端部に機械的な負荷を受けた場合において
も、補強板の端部のみが機械的な負荷を受けて被覆材の
端部は機械的な負荷を受けないので、このような機械的
な負荷によって被覆材が剥がれ始める可能性が減少す
る。その上、被覆材の端部において被覆材の厚み断面が
外側にいくにつれて薄くなる形状を有して接着している
ことにより、引っ掛かりがなく、剥がそうとする力が加
わりにくい。
面の面積が小さく、被覆材の端部において熱による膨張
収縮の変位量の小さい太陽電池モジュールにおいて効果
的である。
覆材の端部が、隣接設置される太陽電池モジュール、も
しくは、太陽電池モジュールの固定部材によって覆われ
る位置に存在するように配置することが好ましい。これ
により、被覆材は、その端部から剥がれ始め難くなる。
設置施工された状態では、隣接設置される太陽電池モジ
ュール、もしくは、太陽電池モジュールの固定部材によ
って、被覆材の端部が覆われているので、剥がれ始める
原因となる機械的負荷を受けることはない。その上、隣
接設置される太陽電池モジュール、もしくは、太陽電池
モジュールの固定部材が被覆材を圧接するように設置施
工される場合には、もし被覆材の端部と補強板の接着力
が無くなり剥がれようとし始めたとしても、被覆材は補
強板に押し付けられているので、それ以上剥がれが進行
し難いものとなる。
部が被覆材により被覆されていない部分において、折り
返して曲げられていることが好ましい。これにより、補
強板の端部切断面を太陽電池モジュールの内側にするこ
とができる。例えば補強板が金属板である場合など、も
し端部切断面に加工時のバリがあっても、そのバリは太
陽電池モジュールの端部に存在するのではなく、内側に
隠されることになる。よって、例えば補強板の端部を手
で触った時にバリで怪我をすることを防止できる、隣接
して設置固定する隣の太陽電池モジュールの被覆材を損
傷させない、などの利点がある。
いので、折り返し部分を成形する時に成形機により被覆
材が損傷を受けることがない。さらに、折り返し部分の
曲げ頂部は厳しい曲げ加工となり、補強板には大きな応
力が加わるが、その部分には被覆材は無いので、この応
力が加わることもない。よって、被覆材が剥がれ始める
要因となるものは排除される。
曲げられた補強板が、被覆材の端部を覆っていることが
好ましい。これにより、より被覆材が剥がれ始めるのを
防止することができる。被覆材の端部を補強板が覆って
いることにより、その端部に加わる剥がそうとする機械
的負荷はなくなる。
いるだけでなく、被覆材を圧接するような形状に折り曲
げられている場合には、被覆材の剥がれを機械的に押さ
えるという作用もある。
最表面に樹脂フィルムと、光起電力素子を封止して補強
板に接着する機能を有し、かつ弾性を有する透光性樹脂
とを、有することが好ましい。これにより、弾性を有し
た柔らかい被覆材を得ることができ、機械的な損傷を受
けにくく、熱による膨張収縮を吸収することのできる被
覆材となる。よって、被覆材は剥がれにくくなる。
樹脂を用いることができる。これにより、後述する太陽
電池モジュールの製造方法を用いることができ、便利で
ある。それは、太陽電池モジュールを作製するための材
料を真空状態で密着させた上で、加熱炉内で溶融接着さ
せるものである。その基本的な原理は従来より実施され
技術的に確立されたものである。この基本的な原理から
外れることなく、製造できるので、製造工程での問題点
がなく、その信頼性が高い。また、太陽電池モジュール
が高温下にあるときに、前記透光性樹脂が高温のために
柔らかくなり、熱による膨張を吸収することができる。
この利点は上記したとおりであり、剥がれ始める原因を
少しでも減少させることができる。
ルムの端部より外側に設けられ、かつ、透光性樹脂端部
の厚み断面が外側にいくにつれて薄くなる形状を有して
補強板に接着していることが好ましい。これにより、被
覆材は剥がれ始め難くなるという作用がある。まず、最
表面にある樹脂フィルムの端部が透光性樹脂の端部内側
に存在して、透光性樹脂に接着していることにより、樹
脂フィルムの端部のみに、剥がそうとする機械的な負荷
が加わることはない。よって、樹脂フィルムの端部は、
弾性を有する柔らかい透光性樹脂の上に接着されている
ので、樹脂フィルムだけが透光性樹脂から剥がれようと
する可能性は非常に小さい。さらに、透光性樹脂の端部
の厚み断面が外側にいくにつれて薄くなる形状を有して
補強板に接着していることにより、この端部に機械的な
負荷が加わろうとしても、断面が斜面状であることによ
り引っ掛かりがなく、剥がそうとする力が加わわりにく
いという利点もある。
される外側の領域部の被覆材の厚みが、前記光起電力素
子の配置される領域部の被覆材の厚みに比べて薄いこと
が好ましい。これにより、被覆材の使用量を減らすこと
ができ、太陽電池モジュールを軽くすることができる。
材料にかかるコストを減らすことができるという利点が
ある。さらに、補強板の折り曲げ加工を実施するにおい
て、被覆材に加わる曲げ応力を小さくすることができ
る。折り曲げ加工時には、補強板と被覆材を合わせた厚
み方向の真ん中が、応力を受けない折り曲げの中立面と
なる。このとき、中立面からの距離が大きい(厚みが大
きい)とより大きな応力を受けてしまう。応力が大きい
と曲げ加工時に被覆材が損傷してしまう。また、残留応
力が発生するので経時変化により被覆材に損傷が発生す
る、などの不都合があるので、被覆材の厚みは薄い方が
良い。ところが、光起電力素子を保護する役目から、光
起電力素子を配置する領域部の被覆材の厚みはあまり薄
くすることはできない。よって、光起電力素子の配置さ
れる外側の領域部の被覆材の厚みが、光起電力素子の配
置される領域部の被覆材の厚みに比べて薄いという構成
にする利点が大いにある。
であることが好ましい。これにより、折り曲げ加工によ
る太陽電池モジュールの成形が容易である。金属製板は
塑性加工するに最も適した材料の一つであり、その塑性
加工技術は従来より研究され、確立した技術である。そ
のため、従来より数多くある金属製板の成形機を、その
まま使用することができ非常に有用である。また、金属
製板は十分な機械強度を有しているので、太陽電池モジ
ュールに折り曲げ加工をして立体的に成形することによ
り、太陽電池モジュール単体でも十分な構造強度を有す
ることができる。さらに、金属製板は可撓性を有してい
るので、場合によっては、湾曲させて設置固定すること
もでき、多様な設置形態に対応することができる。
可撓性を有した光起電力素子であることが好ましい。こ
れにより、太陽電池モジュールに折り曲げを実施するな
どの成形時に、湾曲させるような応力が加わったとして
も、光起電力素子が割れることがない。よって、多様な
成形方法を実施することができ、多様な成形形態に対応
することができる。また、太陽電池モジュールの設置固
定後に、風圧力を受ける、人が上に乗る、などにより、
湾曲させる応力が働いたとしても、光起電力素子が割れ
ることがない。
材一体型であることが好ましい。これにより、建材とし
ての役割と太陽電池としての役割を同時に果たすことが
できる。これを、建物の屋根材や壁材などの建材として
使用することにより、太陽電池モジュールを設置するた
めの設置スペースや固定のための部材をあらためて用意
しなくとも、本来絶対に必要である屋根材や壁材を設置
するための設置スペースおよび固定の為の部材をそのま
ま兼用することができる。
よび補強板を有し、被覆材により該補強板に該光起電力
素子を封止する工程の後、成形機により加工する工程を
有する太陽電池モジュールの製造方法において、該成形
機により該披覆材に損傷を与えない場所にのみ、該被覆
材を設けたことにより、被覆材が剥がれ始める原因とな
る被覆材の損傷を抑えることができる。被覆材を切って
しまったり、剥がしてしまうなど被覆材に損傷を与える
と、その部分を始まりとして被覆材が剥がれ始めやすい
ためである。
ル成形機であり、ロール成形機のローラー材により被覆
材に損傷を与えない場所にのみ被覆材を設けることが好
ましい。これにより、被覆材の損傷を防止するという点
においてはより効果的である。
を挟持搬送しながら曲げ加工を実施するというものであ
り、被加工物はローラーにより圧力を受けながら擦られ
るので、そこに被覆材が存在していると損傷を受ける可
能性が高い。他の成形機、例えば「プレスブレーキ」と
呼ばれる上下する金型対の間に被加工物を入れて折り曲
げる機械などでは、搬送されることがないので圧力を受
けながら擦られるということがない。しかしこのような
折り曲げ加工機では、被加工物を搬送しながら加工しな
いので、加工機の大きさに合う被加工物しか加工できな
い事情がある。ところで昨今では、設置時の作業コスト
を下げるために太陽電池の大型化が進められており、こ
ういう理由から無限の大きさの曲げ加工に対応できるロ
ール成形機が非常に有用である。このように、太陽電池
モジュールの成形には非常に有用であるが、被覆材に損
傷を与える可能性が高いロール成形機に対して、あるい
はプレスブレーキを用いた折り曲げ加工機に対しても、
本発明では、光起電力素子を封止する工程時に、その損
傷を受ける部分には初めから被覆材を設けないように実
施しているので、被覆材に損傷を与える心配がない。
質信頼性を有した太陽電池モジュールを得ることができ
る。
が被覆材により被覆されていない側部を有することが好
ましい。これにより以下の作用がある。
れていないことにより、成形機の部材に補強板の端部を
接触させても、被覆材が剥がされる機械的負荷を受ける
ことは無い。通常、成形機の多くが加工時の寸法を決め
るのに、成形機のある部材に被加工物を突き当てる方法
をとる。例えば、「プレスブレーキ」 と呼ばれる折り曲げ
機は、折り曲げの位置を決めるために、突き当て用の部
材に被加工物の端部を突き当てる。また、「ロール成形
機」 ではローラー部に被加工物を投入する前に、ガイド
部で被加工物の端部が擦られる。被加工物がローラー部
に真っ直ぐに投入されるように、被加工物の端部がガイ
ド部材によって位置規制される。このときに、その端部
がガイド部材により擦られるものである。その上、ロー
ラー部に入った段階でも、最初の段階のローラーは、被
加工物の端部に接触することにより位置決めを行ってい
る。以上の説明のように、太陽電池モジュールを成形機
により加工成形する場合には、補強板の端部が成形機の
部材により擦られるなどの機械的負荷を受けることが宿
命である。しかし、本発明の太陽電池モジュールは、補
強板の端部が被覆材により被覆されていないので、被覆
材が剥がれるような機械的負荷は受けない。
上記説明したように補強板端部に被覆材が存在した場合
には、ローラーにより被覆材が損傷すると同時に、損傷
して剥がれた披覆材の一部がローラーに付着したり、巻
き込まれたりすることがある。
「ロール成形機」 を損傷させたり、ローラーと被覆材の
間に介在してさらに被覆材の損傷を増大させたりなど、
状況をさらに悪化させることがある。しかし、本発明の
太陽電池モジュールは、補強板の端部が被覆材により被
覆されていないので、このような状況も防止することが
できる。
い。従来、被覆材が補強板の端部まで被覆された太陽電
池モジュールを作製する場合には、補強板端部より大き
くはみ出た被覆材を設けた後に、それを補強板端部に沿
って切断していたためである。
成形時に、被覆材によって被覆されている補強板を、被
覆材と一緒に折り曲げ加工することが好ましい。これに
より、製造工程が簡略化できる。太陽電池モジュールを
被覆材により封止する工程までは、太陽電池モジュール
が折り曲げられた立体物ではなく、平板状態であること
によって、被覆材により封止するための製造装置が小型
のもので良い、工程途中の太陽電池モジュールの保管が
容易であるなどの利点がある。
が、隣接設置される太陽電池モジュール、もしくは、太
陽電池モジュールの固定部材によって覆われる位置に存
在するように配置して、被覆材により光起電力素子を封
止する工程を有することが好ましい。これにより、被覆
材の端部から剥がれ始め難い太陽電池モジュールを得
る。設置施工された状態では、隣接設置される太陽電池
モジュール、もしくは、太陽電池モジュールの固定部材
によって、被覆材の端部が覆われているので、剥がれ始
める原因となる機械的負荷を受けることはない。
ル、もしくは、太陽電池モジュールの固定部材が被覆材
を圧接するように設置施工される場合には、もし被覆材
の端部と補強板の接着力が無くなり剥がれようとし始め
たとしても、被覆材は補強板に押し付けられているの
で、それ以上剥がれが進行し難いものとなる。
陽電池モジュール、もしくは、太陽電池モジュールの固
定部材によって覆われる位置に配置するという条件を守
って封止すればよいので、被覆材の端部の位置寸法は寸
法許容範囲を多く取れる場合が多く、精密な封止工程が
必要なく、工程を簡略化できる。
が被覆材により被覆されていない部分を、成形機により
折り返す工程を有することが好ましい。これにより、容
易に折り返し部分を成形することができる。折り返し部
分が有用であるのは上記説明したとおりである。
より折り返すことにより、この工程は、被覆材に損傷を
与えないように十分な配慮をする必要がなく、非常に容
易に実施できる。
面に樹脂フィルムと、光起電力素子を封止して補強板に
接着する機能を有し、かつ弾性を有する透光性樹脂と
を、有することが好ましい。これにより、柔らかい被覆
材を得ることができ、成形機の一部がこの被覆材に接触
しても衝撃、応力を吸収することができ、容易に被覆材
が損傷しないようにできる。成形機が全く被覆材に接触
しないようにするのではなく、強い力で接触しないよう
に工夫する程度であれば、その労力は軽度であり、用い
ることのできる成形機の種類範囲が大きくなるなど、メ
リットは大きい。
のシート材を用いることができる。これにより、後述す
る太陽電池モジュールの製造方法を用いることができ、
便利である。それは、太陽電池モジュールを作製するた
めの材料を真空状態で密着させた上で、加熱炉内で溶融
接着させるものである。その基本的な原理は従来より実
施され技術的に確立されたものである。この基本的な原
理から外れることなく、製造できるので、製造工程での
問題点がなく、その信頼性が高い。
ルムの端部より外側に設けられ、かつ、該透光性樹脂端
部の厚み断面が外側にいくにつれて薄くなる形状を有し
て補強板に接着させることが好ましい。これにより、樹
脂フィルムの端部のみが成形機の一部に機械的に引っか
かったりする可能性は非常に小さい。
いくにつれて薄くなる形状を有して補強板に接着させる
のは、製造工程上、非常に容易である。後述するような
方法を採用することよって、被覆材、光起電力素子、補
強板を一体的に封止するのであるが、このときに、特別
な工夫をしなくとも、容易に厚み断面が外側にいくにつ
れて薄くなる形状を形成することができる。
を封止する工程において、樹脂フィルムと透光性樹脂が
一体的積層されたシート材を用いることにより、樹脂フ
ィルムと透光性樹脂とが同一寸法形状のものを用意する
ことが好ましい。そして、上記の弾性を有する透光性樹
脂は、熱を受けて樹脂フィルムの端部よりも外側に広が
り、かつ、該透光性樹脂端部の厚み断面が外側にいくに
つれて薄くなる形状に容易に形成できる。その上、樹脂
フィルムと透光性樹脂が一体的積層されたシート材であ
ることにより、取り扱いが容易である。さらに、樹脂フ
ィルムと透光性樹脂を同一寸法形状とすることによっ
て、切断作業が容易である。
より補強板に封止する工程において、光起電力素子の配
置される外側の領域部の被覆材の厚みが、光起電力素子
の配置される領域部の被覆材の厚みに比べて薄くなるよ
うにすることが好ましい。これにより、補強板の折り曲
げ加工を実施するにおいて、被覆材に加わる曲げ応力を
小さくすることができる。
た厚み方向の真ん中が、応力を受けない折り曲げの中立
面となる。このとき、中立面からの距離が大きい( 厚み
が大きい) とより大きな応力を受けてしまう。応力が大
きいと曲げ加工時に被覆材が損傷してしまう。また、残
留応力が発生するので経時変化により被覆材に損傷が発
生する、などの不都合があるので、被覆材の厚みは薄い
方が良い。ところが、光起電力素子を保護する役目か
ら、光起電力素子を配置する領域部の被覆材の厚みはあ
まり薄くすることはできない。よって、光起電力素子の
配置される外側の領域部の被覆材の厚みが、光起電力素
子の配置される領域部の被覆材の厚みに比べて薄いとい
う構成にする利点が大いにある。
であることが好ましい。これにより、折り曲げ加工によ
る太陽電池モジュールの成形が容易である。金属製板は
塑性加工するに最も適した材料の一つであり、その塑性
加工技術は従来より研究され、確立した技術である。そ
のため、従来より数多くある金属製板の成形機を、その
まま使用することができ非常に有用である。
電力素子であることが好ましい。これにより、太陽電池
モジュールに折り曲げを実施するなどの成形時に、湾曲
させるような応力が加わったとしても、光起電力素子が
割れることがない。よって、多様な成形方法を実施する
ことができ、多様な成形形態に対応することができる。
として製造することが好ましい。これにより、上記説明
したように多くの利点がある。そして、製造において、
建材を作製するために世の中に既に数多く捲在している
成形機を使うことができ、成形機を容易に安く手に入れ
ることができるなどの利点もある。
第2の態様に係る太陽電池モジュールを、その折り曲げ
加工部を用いて、架台もしくは野地板上に固定部材で固
定し、かつ隣り合う太陽電池モジュールどうしを固定す
ることを特徴とする。これにより、平板状である太陽電
池モジュールを固定するより、容易でかつ強固に固定す
ることができる。
モジュールを固定する際に、被覆材の端部が太陽電池モ
ジュールもしくは固定部材により覆われるようにするこ
とが好ましい。これにより、太陽電池モジュールの作製
時には被覆材の端部が覆われていない場合でも、設置施
工後に被覆材の端部が覆われることにより、実使用状態
において被覆材が剥がれ始める要因を小さくすることが
できる。
であることが好ましい。これにより、従来よりの数多く
の建材の施工方法が適用可能となる。そうなれば、建材
の施工方法に熟練している多くの建築関係の職人が施工
することができ、施工作業者を確保することが容易とな
る。
は、第1または第2の態様に係る太陽電池モジュール
と、これに接続された電力変換装置とを有することを特
徴とする。これにより、品質信頼性の高い発電装置を得
ることができる。
ながら説明する。図1は、本発明の実施の一形態に係る
太陽電池モジュールが取付けられた状態を示す断面図で
ある。図2は、図1に示す断面とは垂直方向の断面の部
分拡大図である。図3は、図1の太陽電池モジュールを
作製するための材料を重ね合わせたところを上から見た
平面図である。
ジュール1の構成を述べる。本実施形態の太陽電池モジ
ュール1は、光起電力素子2を被覆材である透光性樹脂
3および30により封止および固定したものであり、受
光面側の最表面には透光性の表面保護フィルム4を、裏
面側には裏面補強板として金属製の補強板5を有してお
り、それらは、それぞれ互いに接着積層されているもの
である。なお、表面保護フィルム4も光起電力素子2を
被覆するという点で被覆材である。
のステンレス基板上にアモルファスシリコン半導体層が
形成されたアモルファスシリコン光起電力素子である。
また被覆材である透光性樹脂3および30は例えばEV
A樹脂 (エチレン−酢酸ビニル共重体) であり、厚さ4
50μmのシート状に形成されたものであり光起電力素
子2の表裏に設けられる。表面保護フィルム4は厚さ5
0μmのフッ素樹脂フィルムであり、また、補強板5は
厚さ0.4mmのガルバリウム鋼板である。
特徴を示す部分について説明する。6は透光性樹脂3の
端部を示す。図からもわかるように、この透光性樹脂3
の厚み断面は外側、言い換えれば補強板5の端部8へに
いくにつれて薄くなる形状を有して補強板5に接着して
いる。その上、表面保護フィルム4の端部7は、上記透
光性樹脂3の厚み断面が外側にいくにつれて薄くなる部
分に存在している。つまり表面保護フィルム4よりも透
光性樹脂3の方が、補強板5の端部8の近くにまで及ぶ
構成になっている。この構造は、後述する製造方法によ
り容易に形成することができる。
域であり、被覆材3,4の端部より外側で且つ被覆材に
より被覆されていない領域である。この領域に不図示の
取付け用穴を設けることでその穴において例えばボルト
9により太陽電池モジュール1を架台10に設置固定し
ている。
一の折り曲げ部11および第二の折り曲げ部12からな
る段差を有し、各折り曲げ部には被覆材3および4が被
覆されている。これら折り曲げ部においては、その部分
の被覆材は光起電力素子が配置されてなる部分より薄く
形成され、補強板5を曲げ加工する際に応力がかからな
いように工夫しているものである。具体的な一例として
光起電力素子が配置されている部分における被覆材の厚
さは、光起電力素子が配置されていない部分における被
覆材の厚みよりもおよそ被覆材30の厚さ分厚くする工
夫をほどこす。
出し部には、端子取り出し箱13とそこから導出される
ケーブル14が設けられているが、これらは光起電力素
子1が出力する電気を回収するための手段である。
ルにおいては、次のような利点がある。まず、補強板5
の端部領域81に取付け用の穴を成形する際に、成形機
が接触する範囲に被覆材3,4を設けていないので、被
覆材が損傷を受けることはない。そのため損傷部を起点
として被覆材が剥がれ始めることがない。また、補強板
端部領域81に力学的負荷、例えば機械的負荷を受ける
ようなことがあっても、その部分には被覆材がないの
で、この機械的負荷を受けることがない。その結果、剥
がれ始める可能性が非常に小さくなった。
透光性樹脂3の端部が上記述べた形状を有していること
により、機械的負荷を受けて剥がれ始める可能性が非常
に小さくなった。その上、被覆材の端部のある平面A
(つまり段差によって低い方の面)と、大面積を有する
光起電力素子2を配置している平面B(つまり段差によ
って高い方の面)との間には、二つの折り曲げ加工部1
1,12を介在させているので、太陽熱等の熱が平面B
に供給されても被覆材の端部は熱による膨張収縮の影響
を受け難い。よって被覆材は、熱的あるいは機械的負荷
によって生じる被覆材を剥がそうとする応力を受け難く
なり、剥がれ始める可能性が非常に小さくなった。
め、進行したとしても、折り曲げ加工部11および12
がその進行の障害となって、進行を食い止めてくれる可
能性が大きい。言い換えると、被覆材は剥がれる応力を
受け続けることで剥がれ始めるのであるが、剥がれがこ
の折り曲げ部まで進行しても、応力が折り曲げ部にて一
旦開放されるので平面B上の被覆材が剥されることを防
ぐことができる。さらに剥がれる応力が折り曲げ部で開
放され、被覆材の剥がれの進行が一度止まってしまう
と、もう一度剥がれ始めるには大きな応力が必要にな
る。
池モジュールは、被覆材が光起電力素子の配置部まで剥
がれる可能性が極めて小さい。これにより、電気的信頼
性の高い太陽電池モジュールを得ることができる。さら
に、本実施形態の太陽電池モジュールは、少なくとも光
起電力素子が載っている平面Bと、第1の折り曲げ加工
部11とが、同一の被覆材によって封止されているので
見映えが良い。
製造方法について述べる。 (光起電力素子および補強板を被覆材により封止する工
程)光起電力素子、補強板および被覆材は、例えば上記
したとおりそれぞれ、厚さ125μmのステンレス基板
上にアモルファスシリコン半導体層を形成したアモルフ
ァスシリコン光起電力素子、厚さ0.4mmのガルバリ
ウム鋼板、EVA樹脂 (エチレン−酢酸ビニル共重体)
および厚さ50μmのフッ素樹脂フィルムである。
れら材料を重ね合わせたところを上から見た平面図であ
る。補強板5の上に光起電力素子2より外側に1cm大
きい透光性樹脂30を載せ、その上に光起電力素子2を
載せる。その上に透光性樹脂3と樹脂フィルム4が一体
的に積層されたシート材を載せる。このシート材は、透
光性樹脂3と樹脂フィルム4が全く同一寸法で図に示す
形状をしている。このような寸法形状の材料を重ねて熱
を加えることにより、光起電力素子の配置される領域部
の外側の被覆材の厚みが、光起電力素子の配置される領
域部の被覆材の厚みに比べて薄くなる。言い換えると、
図1からもわかるように、被覆材の厚みは、平面B内
で、光起電力素子が載置される領域から補強板端部へ向
うにつれて次第に小さくなり、第1の折れ曲がり部11
に至る前に略一定の薄い厚さになっている。
3において斜線で示した領域に取付け用の穴(ボルト9
を通すための穴)15をあけるために例えば穴あけプレ
ス機等の工具がこのシート材に接触してシート材に損傷
を与えないように、シート材の寸法形状が決められてい
る。
を行なう工程は、後述する折り曲げ工程のうちの最後の
工程として行なう工程であるが、この工程は実際に設置
する架台の寸法に合わせて太陽電池モジュールの端部領
域81に取付け用の穴をあけることができる。次に太陽
電池モジュールを構成する部材同士を加熱圧着すること
により、封止固定する工程を説明する。
るための治具の模式的斜視図であり、図5は治具の上に
太陽電池モジュールを作製するための部材が載った様子
の断面模式図であり、図4の線I−I’部分相当となる
断面図である。図4に示すように治具16は、アルミニ
ウム製の板で作られており、その上面40に太陽電池モ
ジュールを構成する部材、具体的には、上記光起電力素
子およびその被覆材となるべきもの等を載せて用いられ
る。そしてそのアルミニウム製の板には、治具としての
機能を果たすために、光起電力素子および被覆材を載せ
る領域を囲むようにその外側に溝17が設けられ、溝1
7には耐熱性の樹脂により作製されたOリング18が置
かれる。Oリング18のすぐ内側には、例えば真空にす
るための吸気口19が設けられ、それは管20につなが
り、管20はさらに不図示の真空ポンプにつながる。
18はOリング、19は吸気口、20は管、21は離型
フィルム、22は例えばテフロンフィルム等の積層体、
23はシリコンラバーである。治具16、溝17、Oリ
ング18、吸気口19、管20は図4に図示されたもの
に相当する。シリコンラバー23と離型フィルム21は
積層体22を治具16に載せる際に使用する物品であ
る。
の作製は次のように行われる。まず、治具16の上面4
0に上記用意した部材を次のように積み重ねる。すなわ
ち、最初に、離型用のテフロンフィルム21を一番下に
敷く。これは、被覆材であるEVA樹脂がはみ出して、
治具にくっつかないようにするためである。次に、補強
板として厚さ0.4mmのガルバリウム鋼板を、その上
に被覆材として厚さ450μmのシートに形成したEV
A樹脂を、さらにアモルファスシリコン光起電力素子を
のせる。この上に、上記説明したEVA樹脂と厚さ50
μmのフッ素樹脂フィルムを一体積層したシート材をの
せる。このシート材の寸法形状は、シート材自体が例え
ば穴あけプレス機によって損傷を受けない所望の位置に
配置されるよう決められたものである。このように各部
材が積み重ねられ、その上に最後にシリコンラバー23
を載せる。シリコンラバー23は、例えば吸気口19に
届く大きさである。これで、治具16上への材料の積み
重ねは終わる。
せ、バルブ24を開く。そうすると、シリコンラバー2
3はOリング18と密着して、シリコンラバー23とO
リング18と治具16のアルミニウム製の板との間で密
封された空間が形成され、その中は真空状態あるいは減
圧状態となる。これにより、金属製の補強板5、透光性
樹脂3、光起電力素子2、透光性樹脂3および表面保護
フィルム4は、シリコンラバー23を介して、一様に大
気圧により治具16に押し付けられる。このような状態
にある治具を、真空ポンプを動作させつづけ、真空状態
を保持したまま加熱炉に投入する。加熱炉内の温度は、
上記EVA樹脂の融点あるいはガラス転移点、あるいは
軟化点を超える温度に保持されている。加熱炉内で被覆
材が融点を超えて柔らかくなり、かつ、十分な接着力を
発揮するための化学的、あるいは物理的変化が完了する
時間が経過した後、加熱炉より、上記真空状態に保持し
たままの治具を取り出す。そして室温まで冷却した後、
真空ポンプの動作を停止し、シリコンラバー23を取り
除くことにより部材を真空状態より開放する。このよう
にして、被覆材によって封止された太陽電池モジュール
ができあがる。
の説明よりわかるように、補強板上にある被覆材の厚み
は、光起電力素子を配置している部分では約1mmであ
るに対して、その外側の部分、例えば光起電力素子2と
補強板5との間に設けられた透明性樹脂30のない部分
はその半分の約500μmの厚みに仕上がる。また、被
覆材の端部においては図1および図2の断面図に示すよ
うに、透光性樹脂であるEVA樹脂は加熱され、あるい
は加熱圧着されることで樹脂フィルムである表面保護フ
ィルム4より外側に流れ出し、かつ、外側にいくにつれ
てその厚みが自然に薄くなる形態となる。そのため引っ
かかりがなく剥そうという力が加わりにくい。
材に覆われる構成の太陽電池モジュールを作製してい
た。具体的には、光起電力素子の上にのせる透光性樹脂
と表面保護フィルムの一体積層シートの寸法形状を、補
強板より大きく、言い換えれば補強板からはみ出るよう
にして上記と同様に光起電力素子を封止していた。そし
て、封止後にカッターナイフ等を用いて補強板端部に沿
って補強板よりはみ出している被覆材を切り取ってい
た。
す工程をなくすことができ、作業工程を減らすことが出
来るだけでなく、作業者がカッターナイフで手を切る危
険がないなど、多くの利点がある。
ルに折り曲げ加工を施して成形する工程を説明する。図
3に示す一点鎖線あるいは二点鎖線といった鎖線部は、
折り曲げ線である。そして例えばプレスブレーキと呼ば
れる金型等を鎖線部に沿わせて折り曲げる折り曲げ機等
によりこの折り曲げ線に沿って太陽電池モジュールを折
り曲げる。
A’およびBB’を山折りにして、二点鎖線CC’およ
びDD’を谷折りにすることによって成形する。図2に
示す残る二辺の折り曲げは、一点鎖線EE’およびF
F’を山折りにして、二点鎖線GG’およびHH’を谷
折りにする。ただこのときの谷折りは180度に言い換
えれば反対側に折り返して、図2の部分拡大図に示すよ
うな構造にする。これにより、被覆材である透光性樹脂
と表面保護フィルムの端部を補強板により覆うことがで
きる。よって、端部は剥がそうとする外部からの機械的
負荷から守られることとなり、剥がれる可能性がより小
さくなる。
り曲げ機の曲げ金型を用いて折り曲げる場合は被覆材を
圧接することもあるが、本実施形態に係る被覆材は柔ら
かいこと、あるいはロール成形機のような機械に擦られ
ることがないこと、により被覆材を損傷させることなく
問題なく太陽電池モジュールを成形できた。
に対して、現場に設置済みの架台寸法に合わせて、最後
に取付け用穴15を「穴あけ用プレス機」にて穴あけを
行った。このとき、「穴あけプレス機」は大きな衝撃力
で被加工物である太陽電池モジュールの端部領域81に
接触する。そして、本実施形態の太陽電池モジュールに
おいては、始めからその接触部、つまり端部領域81に
は被覆材が設けられずに成形されているので、被覆材が
損傷することは全くなかった。
ものではない。各構成要素のその他の例について以下に
説明する。
ールにおける光起電力素子については特に限定はない。
例えば結晶シリコン光起電力素子、多結晶シリコン光起
電力素子、アモルファスシリコン光起電力素子、銅イン
ジウムセレナイド光起電力素子、化合物半導体光起電力
素子等が挙げられる。好ましくは、可撓性を有する光起
電力素子であり、特に好ましくは、ステンレス基板上に
形成されたアモルファスシリコン光起電力素子である。
により、太陽電池モジュールに折り曲げを実施するなど
の成形時に、湾曲させるような応力が加わったとして
も、光起電力素子が割れることがない。よって、多様な
成形方法を実施することができ、多様な成形形態に対応
することができて好ましい。また、太陽電池モジュール
の設置固定後に、風圧力を受ける、人が上に乗る、など
により、湾曲させる応力が働いたとしても、光起電力素
子が割れることがない。
補強板については、特に限定はない。透光性を有するも
のであれば、光起電力素子の受光面側に設けても良い
し、非受光面側に設けるのであれば、透光性を有しない
性質のものでも良い。但し、金属製の板を受光面裏面側
に用いるのが好ましい。金属製の板を用いると次のよう
な利点がある。
の一つであり、その塑性加工技術は従来より研究され、
確立した技術である。そのため、従来より数多くある金
属製板の成形機を、そのまま使用することができ非常に
有用である。また、金属製板は十分な機械強度を有して
いるので、太陽電池モジュールに折り曲げ加工をして立
体的に成形することにより、太陽電池モジュール単体で
も十分な構造強度を有することができる。
るので、場合によっては、湾曲させて設置固定すること
もでき、多様な設置形態に対応することができる。さら
に、金属材料の中でも、耐候性、耐食性に優れたものが
好ましく、例えば、亜鉛メッキ鋼板やそれらの上にさら
にフッ素樹脂や塩化ビニルなどの耐候性物質を有した鋼
板や、ステンレス鋼板等が挙げられる。
被覆材は、光起電力素子を補強板に封止固定する機能
と、光起電力素子を温度変化、湿度、衝撃などの過酷な
外部環境から保護する機能を有すること以外は特に限定
するものではない。但し、弾性を有した柔かい樹脂であ
れば、機械的負荷を受けて容易に損傷することがなく好
ましい。よって、補強板に封止固定した後に補強板を折
り曲げたりすることができる。
酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸
メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体(EEA)、ブチラール樹脂などのポリオレ
フィン系樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂などが挙
げられる。
には、被覆材表面に透光性のフィルムを用いることによ
り、光起電力素子を湿度から守り、汚れが付着しにくく
することができるので好ましい。例えば材料としては、
フッ素樹脂、アクリル樹脂などがある。なかでもフッ素
樹脂は耐光性、耐汚染性に優れているため好ましい。具
体的にはポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリフッ化ビニル
樹脂、あるいは、四フッ化エチレン−エチレン共重合体
などがある。耐候性の観点ではポリフッ化ビニリデン樹
脂が優れているが、耐候性および機械的強度の両立と透
明性では四フッ化エチレン−エチレン共重合体が優れて
いる。上記述べた樹脂とともに用いる場合に、その接着
性の改良のために、コロナ処理、プラズマ処理、オゾン
処理、UV照射、電子線照射、火炎処理等の処理を上記
フィルム材の接着面に行うことが好ましい。
ことにより、耐引っ掻き性を向上させることができ好ま
しい。具体的な繊維材としては、ガラス繊維不織布、ガ
ラス繊維織布などが挙げられる。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
ルは、屋根材一体型太陽電池モジュールである。以下、
本実施例の太陽電池モジュールを図6および図7を参照
しながら説明するが、特に説明しない部分については、
上記の実施の形態における説明と同様である。
ールを勾配、つまり傾斜をもたせて設置施工した様子を
示す断面図であり、図7は、本実施例の太陽電池モジュ
ールの外観斜視図である。図6および図7において、2
6は屋根の野地板であり、その上に太陽電池モジュール
25を棟側の係合部29において不図示の固定部材によ
り固定する。この棟側の係合部29に棟側に隣接設置す
る別の太陽電池モジュール25’の軒側の係合部30を
係合する。この作業を軒側より始め、棟まで設置施工す
る。図7の27および28はコネクタであり、横方向に
隣接する太陽電池モジュールと電気接続を行う。
係合部の断面曲線形状は、ロール成形機により成形した
ものである。軒側係合部30の折り返し曲げ部31もロ
ール成形機により成形したものであり、このような複雑
な形状の成形も容易に成形できるところがロール成形機
の特徴である。この折り返し曲げ部31は、通常の金属
製屋根材でも用いられるもので、空間35を積極的に形
成することにより、毛細管現象で雨水が建物内部側に侵
入するのを防止している。本実施例の太陽電池モジュー
ル25’においては、この折り返し曲げ部31において
は被覆材が補強板5を被覆していないが、もし、従来例
におけるように被覆材が補強板の端部にまで被覆してい
る場合には、ロール成形機のローラーによって被覆材が
非常に強く擦られて損傷してしまう。それだけでなく、
損傷して剥がれた被覆材の一部がローラーに巻き込ま
れ、ローラー成形機の運転に支障をきたすことも考えら
れる。しかしながら、本実施例の太陽電池モジュール2
5’においては図6に示すように被覆材が折り曲げ部3
1にまで達していないので、被覆材である樹脂フィルム
4および透光性樹脂3に損傷を与えることなく問題なく
成形できる。なお、その他の折り曲げ部32,33,3
4においては、折り曲げ角度が90度程度で、比較的大
きな曲げRで曲げているので加工条件が厳しくなく、被
覆材に損傷を与えることはなかった。また、本実施例で
は、一つの太陽電池モジュールの端部領域が隣り合う他
方の太陽電池モジュールによって覆われるので、見映え
が良い。
ルは、屋根材一体型太陽電池モジュールであり、かつ、
太陽電池モジュールの設置施工後には、太陽電池モジュ
ールを固定する固定部材により被覆材の端部が覆われて
いることを特徴とする。
8および図9を参照しながら簡単に説明するが、特に説
明しない部分については、実施の形態における説明と同
様である。
外観斜視図であり、図9は、本実施例の2つの太陽電池
モジュールを固定部材を介して屋根の野地板に取付ける
様子をステップを追って示した断面図である。図8に示
す太陽電池モジュールのうち長尺方向が屋根に載せた時
の棟〜軒の方向に一致する。
る。野地板26上に太陽電池モジュール38を載せ、太
陽電池モジュールに隣接する場所に固定部材36を用い
る。固定部材36は折り返し部で二つの太陽電池モジュ
ールを同時に押さえて、ドリルビス37により野地板2
6上に固定される(図9(a))。次に、固定部材36
と太陽電池モジュールの補強板5を一緒に折り曲げる
(図9(b))。そして最後にキャップ材39をシーラ
ント材で固定する(図9(c))。このように設置施工
することにより、本実施例の太陽電池モジュールの被覆
材の端部は固定部材により覆われ、かつ圧接されること
になる。これにより、被覆材の端部から剥がれ始める可
能性は非常に少ない見映えのよい太陽電池モジュールを
得ることができた。
用いて成形したが、補強板端部に被覆材がないことによ
り被覆材が損傷して剥がれたり、ロール成形機の運転に
支障をきたすことはなかった。
ュールは、補強板の棟側の端部領域に設けられた折り曲
げ部が被覆材によって覆われていないことを特徴とす
る。これに対し、実施例1のものでは補強板の棟側の端
部領域の2つの折り曲げ部が被覆材によって覆われてい
る。なお、その他の点については実施例1で説明した太
陽電池モジュールと同じである。
施例に係る複数の太陽電池モジュール1,1000,2
000が隣接して載置された様子を表わした断面模式図
である。本図右側が傾斜上方の棟側で、本図左側が傾斜
下方の軒側である。
示す実施例1の太陽電池モジュールの端部領域と同様の
構成であり、つまり少なくともこの補強板5の軒側の端
部領域において補強板5の折り曲げ加工部101と光起
電力素子2とが表面保護フィルム4と透光性樹脂3から
なる被覆材によって被覆されている。
補強板5の棟側の折り曲げ部102は、実施例1で説明
した折り曲げ部と同様に光起電力素子2を保持する側の
面が内側に来るように折り曲げ加工されたものである。
4は、その端部が別の太陽電池モジュール2000の折
り曲げ部103によって直接押えつけられる位置に設け
られるものの、折り曲げ部102には設けられていな
い。また被覆材を構成する透光性樹脂3も、表面保護フ
ィルム4の端部位置から折り曲げ部102に向かうにつ
れて漸次薄くなり、折り曲げ部102には設けられてい
ない。
の太陽電池モジュールの折り曲げ部103によって被覆
材を押えつけることが出来るので、被覆材が剥れること
を防ぐことができる。また折り曲げ部102には被覆材
が設けられていないので折り曲げ加工時に折り曲げ部に
おいて被覆材が剥れるということがなく、折り曲げ加工
が容易である。また折り曲げ後の被覆材が剥れる確率を
著しく低下させることができる。
モジュールにおいては、被覆材の端部から被覆材が剥が
れる可能性は極めて少なくなった。また、もし剥がれ始
めた場合にもその剥がれの進行が、光起電力素子の配置
位置まで進行し難いものとなった。よって、被覆材の剥
がれを起因とする電気性能の低下が極めて発生し難い、
品質信頼性の高い太陽電池モジュールを得ることができ
た。
ルの模式的断面図である。
とは垂直方向の断面の模式的部分拡大図である。
重ね合わせたところを示す模式的平面図である。
治具を示す模式的斜視図である。
示す模式的断面図である。
の模式的断面図である。
図である。
ルの模式的外観斜視図である。
を示す模式的断面図である。
モジュールの模式的外観斜視図である。
子、3:透光性樹脂、4:表面保護フィルム、5:金属
製補強板、6:透光性樹脂の端部、7:表面保護フィル
ムの端部、8:被覆材によって被覆されない金属製補強
板の端部、9:ボルト、10,26:野地板、11,1
2,31〜34:折り曲げ部、13:端子取り出し箱、
14:ケーブル、15:取付け用穴、16:治具、1
7:溝、18:Oリング、19:吸気口、20:管、2
1:離型フィルム、22:積層体、23:シリコンラバ
ー、24:バルブ、27,28:コネクタ、29:棟側
係合部、30:軒側係合部、35:空間、36:固定部
材、37:ドリルビス、39:キャップ材、40:上
面、81:補強板端部領域。
Claims (30)
- 【請求項1】 光起電力素子と、該光起電力素子を補強
するための補強板と、 該補強板に該光起電力素子を封止
する被覆材とを有した太陽電池モジュールにおいて、 前記補強板は光起電力素子取付面の光起電力素子端部か
ら該補強板の端部に至る領域で折り曲げ加工部を有し、
該光起電力素子端部から該補強板端部へ向かって前記折
り曲げ加工部を過ぎるまでの部分が前記被覆材によって
被覆され、かつ補強板端部が被覆されていない前記領域
を少なくとも一つ有することを特徴とする太陽電池モジ
ュール。 - 【請求項2】 光起電力素子と、該光起電力素子を補強
するための補強板と、 該補強板に該光起電力素子を封止
する被覆材とを有した太陽電池モジュールにおいて、 前記補強板の光起電力素子取付面の光起電力素子端部か
ら該補強板の端部に至る領域であって、該被覆材の端部
において該被覆材の厚み断面が外側にいくにつれて薄く
なる形状を有して接着し、かつその先の補強板端部が被
覆されていない前記領域を少なくとも一つ有することを
特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項3】 前記被覆材の端部が、 当該太陽電池モジ
ュールを固定する固定部材または当該太陽電池モジュー
ルに隣接設置される太陽電池モジュールによって覆われ
る位置に存在するように配置されたことを特徴とする請
求項1または2に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項4】 前記補強板が前記被覆材により被覆され
ていない部分において曲げられることにより、該補強板
の端部が折り返されていることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項5】 前記補強板の折り返された部分が、 前記
被覆材の端部を覆っていることを特徴とする請求項4に
記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項6】 前記被覆材は、当該太陽電池モジュール
の最表面に配置される樹脂フィルムと、前記光起電力素
子を封止して前記補強板に接着する機能を有し、 かつ弾
性を有する透光性樹脂とを有することを特徴とする請求
項1または2に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項7】 前記透光性樹脂は、 熱可塑性の樹脂を用
いたことを特徴とする請求項6に記載の太陽電池モジュ
ール。 - 【請求項8】 前記弾性を有する透光性樹脂は、 前記樹
脂フィルムの端部より外側まで設けられ、 かつ、 該透光
性樹脂端部の厚み断面が外側にいくにつれて薄くなる形
状を有して補強板に接着していることを特徴とする請求
項6または7に記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項9】 前記光起電力素子の配置された領域部よ
り外側の領域部の被覆材の厚みが、 前記光起電力素子の
配置された領域部の被覆材の厚みに比べて薄いことを特
徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジュー
ル。 - 【請求項10】 前記補強板が金属製板であることを特
徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジュー
ル。 - 【請求項11】 前記光起電力素子が可撓性を有するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジ
ュール。 - 【請求項12】 前記太陽電池モジュールが建材一体型
であることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽
電池モジュール。 - 【請求項13】 光起電力素子および補強板を有し、被
覆材により該補強板に該光起電力素子を封止する工程の
後、 成形機により加工する工程を有する太陽電池モジュ
ールの製造方法において、 該成形機により該披覆材に損傷を与えない場所にのみ、
該被覆材を設けたことを特徴とする太陽電池モジュール
の製造方法。 - 【請求項14】 前記成形機がロール成形機であり、 該
ロール成形機のローラー材により前記被覆材に損傷を与
えない場所にのみ前記被覆材を設けたことを特徴とする
請求項13に記載の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項15】 前記補強板の光起電力素子取付面の光
起電力素子端部から該補強板の端部に至る領域であっ
て、前記補強板の端部が前記被覆材により被覆されてい
ない領域を少なくとも一つ有することを特徴とする請求
項13に記載の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項16】 前記成形機による成形時に、 前記被覆
材によって被覆されている前記補強板を、 前記被覆材と
一緒に折り曲げ加工する工程を含むことを特徴とする請
求項13に記載の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項17】 前記被覆材の端部が、 当該太陽電池モ
ジュールを固定する固定部材または隣接設置される太陽
電池モジュールによって覆われる位置に存在するように
配置して、 前記被覆材により前記光起電力素子を封止す
る工程を有することを特徴とする請求項13に記載の太
陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項18】 前記補強板の端部が前記被覆材により
被覆されていない部分を、 前記成形機により折り返す工
程を有することを特徴とする請求項13に記載の太陽電
池モジュールの製造方法。 - 【請求項19】 前記被覆材は、当該太陽電池モジュー
ルの最表面に配置される樹脂フィルムと、前記光起電力
素子を封止して前記補強板に接着する機能を有し、 かつ
弾性を有する透光性樹脂とを有することを特徴とする請
求項13に記載の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項20】 前記透光性樹脂は、 熱可塑性の樹脂の
シート材を用いたことを特徴とする請求項19に記載の
太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項21】 前記弾性を有する透光性樹脂は、 前記
樹脂フィルムの端部より外側まで設けられ、 かつ、 該透
光性樹脂端部の厚み断面が外側にいくにつれて薄くなる
形状を有して補強板に接着させたことを特徴とする請求
項19に記載の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項22】 前記光起電力素子を封止する工程にお
いて、 前記樹脂フィルムと前記透光性樹脂が一体的積層
されたシート材を用いることにより、 前記樹脂フィルム
と前記透光性樹脂を同一寸法形状として用いたことを特
徴とする請求項21に記載の太陽電池モジュールの製造
方法。 - 【請求項23】 前記光起電力素子を、 前記被覆材によ
り前記補強板に封止する工程において、 前記光起電力素
子の配置される外側の領域部の被覆材の厚みが、 前記光
起電力素子の配置される領域部の被覆材の厚みに比べて
薄くなるようにしたことを特徴とする請求項13に記載
の太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項24】 前記補強板が金属製板であることを特
徴とする請求項13に記載の太陽電池モジュールの製造
方法。 - 【請求項25】 前記光起電力素子が可撓性を有した光
起電力素子であることを特徴とする請求項13に記載の
太陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項26】 前記太陽電池モジュールが建材一体型
であることを特徴とする請求項13に記載の太陽電池モ
ジュールの製造方法。 - 【請求項27】 請求項1または2に記載の太陽電池モ
ジュールを、 前記折り曲げ加工部を用いて、 架台もしく
は野地板上に固定部材で固定し、 かつ隣り合う太陽電池
モジュール同士を固定することを特徴とする太陽電池モ
ジュールの施工方法。 - 【請求項28】 前記太陽電池モジュールを固定する際
に、前記被覆材の端部が前記太陽電池モジュールもしく
は前記固定部材により覆われることを特徴とする請求項
27に記載の太陽電池モジュールの施工方法。 - 【請求項29】 前記太陽電池モジュールが建材一体型
であることを特徴とする請求項27に記載の太陽電池モ
ジュールの施工方法。 - 【請求項30】 請求項1または2に記載の太陽電池モ
ジュールと、 該太陽電池モジュールに接続された電力変
換装置とを有することを特徴とする発電装置。
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