JPH11350782A - 多層の免震建物 - Google Patents

多層の免震建物

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JPH11350782A
JPH11350782A JP17664098A JP17664098A JPH11350782A JP H11350782 A JPH11350782 A JP H11350782A JP 17664098 A JP17664098 A JP 17664098A JP 17664098 A JP17664098 A JP 17664098A JP H11350782 A JPH11350782 A JP H11350782A
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JP
Japan
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main body
shaft portion
shaft
seismic isolation
foundation
Prior art date
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Pending
Application number
JP17664098A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Hiroshige
隆明 廣重
Kenji Takahashi
賢司 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】地震時の変位に円滑に対応することができ、エ
レベーターシャフトを構成する部材の断面を大きくする
必要のない多層の免震建物を提供する。 【解決手段】建物の主躯体部11が多層の下主躯体部1
1Aと多層の上主躯体部11Bとで構成され、エレベー
ターシャフト部12が下シャフト部12Aと上シャフト
部12Bとで構成され、基礎Ba1上に下主躯体部11
Aが基礎に対して不動に構築され、下主躯体部11A上
に免震装置13を介して上主躯体部11Bが構築され、
かつ上主躯体部11Bと一体に上シャフト部12Bが構
築され、基礎Ba2上に移動許容支持体14が配され、
該移動許容支持体14上に下シャフト部12Aがその上
部12A1を上シャフト部12Bの下部12B1に結合
して構築されて、下シャフト部12Aが下主躯体部11
Aと個別に変位でき、かつ移動許容支持体14にて下シ
ャフト部12Bに作用する重力が支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多層の免震建
物、特に、中間層に免震装置を配設した多層の免震建物
において、エレベーターシャフト部の下シャフト部の下
部を基礎上に配した移動許容支持体で支持するようにし
た多層の免震建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多層の免震建物1には、例えば、
図8に示すように、建物1を上部構造体1aと下部構造
体1bとに分離構成し、この分離構成した上部構造体1
aと下部構造体1bとの間に免震装置2を介設すること
により、上部構造体1aを免震するようにした建物(例
えば、特公平5−49595号公報参照)があり、この
種の建物はエレベーター装置3を備えていて、エレベー
ターシャフト3a(エレベーターシャフト内には鉛直方
向に延在させて案内レールが設けられ、この案内レール
に沿ってケージを上下動させ得るようになっている)が
上部構造体1aに固定され、エレベーターシャフト3a
の下部3a1が下部構造体1bに形成されたシャフト収
容空間1b1中に垂下されるようになっており、下部構
造体1bのシャフト収容空間1b1よりの各地下階の床
と、これらの床に対応するエレベーターシャフト3aの
下部3a1の周囲の各部分との間に可動床が設けられ
て、下部構造体1b中に位置するエレベーターシャフト
3aの下部3a1が地震時に上部構造体1aと一緒に揺
れるようにされ、地震時においてもエレベーター装置3
を使用できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の多層の免
震建物1では、エレベーター装置3のエレベーターシャ
フト3aを上部構造体1aに固定し、エレベーターシャ
フト3aの下部3a1を下部構造体1bに形成された収
容空間1b1中に垂下させるようになっているため、下
部構造体1bの層数が多くなると、エレベーターシャフ
ト3aの垂下させた下部3a1の長さが大きくなり、エ
レベーターシャフト3aの下部3a1の重量が増大し、
シャフト3aの垂下した部分の上部の上部構造体1aへ
の固定部等に大きな荷重がかかり、エレベーターシャフ
ト3aを構成する部材の断面を大きくする必要が生じ、
不経済であり、また、構造が不安定なものになる欠点も
ある。この発明の解決しようとする課題は、従来技術の
上記の欠点を具有しない多層の免震建物を提供するこ
と、換言すると、上部構造に無理な応力を与えることな
く地震時の変位に円滑に対応することができ、設計、施
工等が容易で、エレベーターシャフトを構成する部材の
断面を大きくする必要のない多層の免震建物を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の多層の免震建
物は、建物躯体が多層の主躯体部と上下方向に延びるエ
レベーターシャフト部とで構成され、主躯体部が多層の
下主躯体部と多層の上主躯体部とで構成され、エレベー
ターシャフト部が下シャフト部と上シャフト部とで構成
され、建物躯体の構築箇所の地下に基礎が構築され、該
基礎上に下主躯体部が基礎に対して不動に構築され、下
主躯体部上に免震装置を介して上主躯体部が構築され、
かつ上主躯体部にこれと一体に結合して上シャフト部が
構築され、上シャフト部に対応する前記基礎上に複数の
移動許容支持体が配され、該移動許容支持体上に下シャ
フト部がその上部を上シャフト部の下部に一体に結合し
て構築されて、下シャフト部が下主躯体部と個別に変位
できるようにされ、かつ前記移動許容支持体にて下シャ
フト部に作用する重力が支持されるようになっているも
のである。移動許容支持体が支持する重力は、下シャフ
ト部に作用する重力の一部又は全部である。
【0005】移動許容支持体としては、例えば、スライ
ドシュー又は免震装置を使う。そして、スライドシュー
を使う場合は、基礎上の複数の箇所にスライドシューを
それぞれ配し、各スライドシューの下側の部分を基礎に
固定し、各スライドシューの上側の部分上に多層の下主
躯体部を構築し、各スライドシューの上側の部分を下主
躯体部の下部に固定するようにし、または、免震装置を
使う場合は、基礎上の複数の箇所に免震装置をそれぞれ
配し、各免震装置の下側の部分を基礎に固定し、各免震
装置の上側の部分上に下シャフト部を構築し、各免震装
置の上側の部分を上シャフト部の下部に固定するように
する。基礎上に配する免震装置としては、例えば、中間
に積層ゴムを備えた免震装置を使う。スライドシューと
しては、例えば、その下側の部分と上側の部分との間、
すなわち、変位差の生じる部分間にコロ、ボール等の転
動する部材を介装して構成されているスライドシューを
使ったり、接触して変位差の生じる少なくとも一方の部
分の表層部が摩擦係数の小さい物質で構成され、他方の
部分の表層部が金属で構成されているスライドシューを
使ったりする。前記摩擦係数の小さい物質としては、例
えば、高強度で摩擦係数の小さいPTFE(ポリテトラ
フルオルエチレン)を用いる。なお、エレベータシャフ
ト部の下シャフト部の下主躯体部の各層の床に対応する
部分と、下シャフト部の外周部に位置する下主躯体部の
各層の床との間に可動床を設け、該可動床により下シャ
フト部の下主躯体部の各層の床に対応する部分と多層の
下主躯体部の各層の床とを水平変位可能に接続する。
【0006】
【実施例】実施例は、図1〜図8に示され、この発明を
地下階が4階で地上階が12階の免震建物に適用した例
である。免震建物10は、図1に示すよに多層の主躯体
部11と上下方向に延びるエレベーターシャフト部12
とで構成され、主躯体部11が4層の下主躯体部11A
と12層の上主躯体部11Bとで構成され、エレベータ
ーシャフト部12が下シャフト部12Aと上シャフト部
12Bとで構成され、免震建物10の構築箇所の地下に
基礎Ba1,Ba2が構築され、該基礎Ba1上に下主躯
体部が基礎に対して不動に構築され、下主躯体部11A
上に複数の免震装置13を介して上主躯体部11Bが構
築され、かつ上主躯体部11Bにこれと一体に結合して
上シャフト部12Bが構築され、上シャフト部12Bに
対応する前記基礎Ba2上に移動許容支持体14が配さ
れ、該移動許容支持体14上に下シャフト部12Aがそ
の上部12Aa1を上シャフト部12Bの下部12Ba1
に結合して構築されて、下シャフト部12Aが下主躯体
部11Aと個別に変位できるようにされ、かつ前記移動
許容支持体14にて下シャフト部12Bに作用する重力
の一部又は全部が支持されているようになっている。
【0007】より具体的に説明すると、図1に示すよう
に、設計された地表面GLから地下4階より深い所に、
その上に下主躯体部11Aを構築するコンクリート造等
の平らな厚い基盤Ba1を構築し、その平面視の略中央
に下シャフト部12Aを支持するコンクリート造の平ら
な薄い基盤Ba2を構築する。前記基盤Ba1上に、柱1
1Aa1,柱11Aa2、梁11Ab、床11Ac、壁等
からなる地下4階の下主躯体部11Aを構築する。下シ
ヤフト部12Aに対応する下主躯体部11Aの前記基盤
Ba2の上側に、鉛直方向に延在させて、柱11Aa2等
からなる下シャフト部12Aを収容するシャフト収容空
間11A2を形成する。下主躯体部11Aの上部11A
1の上面に多数の免震装置13を配置する。免震装置1
3としては、図2に示すように、下取付部13a、中間
の積層ゴム13b及び上取付部13cを備えた免震装置
13を使う。この場合には、図2に示すように、各免震
装置13の下取付部13aを下主躯体部11Aの上部1
1A1に固定し、各免震装置13の上取付部13c上
に、上主躯体部11Bを構築する。すなわち、各免震装
置20の上取付部20c上に、柱11Ba,12Ba、
梁11Bb、床11Bc等からなる地上12階として上
主躯体部11Bを構築する。上主躯体部11Bの一部を
構成する内側の柱12Baがエレベータシャフト12の
上シャフト部12Bを構成する上下方向に延在する部材
(柱)となり、柱12Ba、横部材等によりエレベータ
シャフト12の上シャフト部12Bが形成される。な
お、各免震装置13の上取付部13cを上主躯体部11
Bの下部11B1に固定する。
【0008】移動許容支持体14として変位差の生じる
部分間にローラ、ボール等の転動する部材を介装してな
るスライドシュー20を用いる場合と、移動許容支持体
14として積層ゴムを中間に備えた免震装置30を用い
る場合とについて説明する。先ず、移動許容支持体14
として用いるスライドシュー20の構成を、図3〜図7
を使って説明する。スライドシュー20は、例えば、そ
れぞれ2個の滑り支持体21を装着した4本のレール2
2を井の字状に配し、同じ方向に向いた2本のレール2
2が上側及び下側にくるように4個の滑り支持体21を
重ね、重ねた滑り支持体21を互いに結合して構成され
ている。滑り支持体21は、ブロック21A、端板21
B、多数のローラ21C、多数のボール21D、蓋板2
1E等で構成されている。図6〜図8に示すように、ブ
ロック21Aは、横断面が逆さ凹字形のブロック状の鋼
材で構成され、そのブロック21Aの凹字の窪みの底の
辺21A1に多数のローラ21Cを収容して案内する案
内溝21A1a1,21A1a1を間隔をおいて平行に2
条設ける。また、前記辺21A1に対向する外側の辺2
1A3に前記案内溝21A1a1,21A1a1と平行に
多数のローラ21Cを収容して案内する案内溝21A1
a2,21A1a2を2条設ける。前記案内溝21A1a
2,21A1a2はローラ21Cの径よりも深くして、そ
の溝の上側の開口を鋼製の蓋板21Eで塞ぎ得るように
形成する。前記ブロック21Aの凹字の窪みの両側の辺
21A2,21A2の中間に横断面が円弧状の案内溝2
1A2a1,21A2a1を長手方向にそれぞれ1条設
け、前記辺21A2,21A2と対向する外側の辺21
A4,21A4と平行に横断面が円形の案内孔21A2
a2,21A2a2を長手方向の略全長に延在させて設
け、案内溝21A2a1,21A2a1の端部よりの部分
と案内孔21A2a2,21A2a2の端部とを平面視で
弧状の案内孔21A2a3,21A2a3で連結する。そ
して、案内溝21A2a1,21A2a1、案内孔21A
2a2,21A2a2及び案内孔21A2a1,21A2
a1で、平面視でループ状の案内路21A2aを形成す
るようにする。
【0009】前記端板21Bは横断面が逆さ凹字形の鋼
板で構成し、前記ブロック21Aの案内溝21A1
a1,21A1a2に対面する部分に前記案内溝を連結す
る弧状の案内溝21A1a3,21A1a3を2個形成す
る。案内溝21A1a1、案内溝21A1a2及び案内溝
21A1a3で、正面視でループ状の案内路21A1a
を形成するようにする。なお、ブロック21Aの両側の
端面には、ここに端板21Bをボルト止めするための複
数のねじ孔Shを穿設し、また、ブロック21Aには、
その上側面に対して直角に、ここに他のブロック21A
を重ねてボルト止めするための複数のボルト孔又はねじ
孔Shを穿設する。端板21Bにも、これをブロック2
1Aの端面にボルト止めするための複数のボルト孔Bh
を穿設する。レール22は、横断面が矩形の長い鋼材で
構成され、レール22がブロック21Aの凹字の窪みに
嵌合された場合のブロック21Aの案内溝21A2
a1,21A2a1に対面するレール22の部分に横断面
が円弧状の案内溝22a,22aを長手方向に形成す
る。
【0010】次に、滑り支持体21の組立方を説明す
る。レール22をブロック21Aの凹字の窪みに嵌合し
た状態にする。そして、鋼製の多数箇のボール21Dを
ブロック21Aの案内溝21A2a1,21A2a1とレ
ール22の案内溝22a,22aとの間の隙間から案内
路21A2a内に嵌挿し、かつ鋼製の多数箇のローラ2
1Cをブロック21Aの案内溝21A1a1とレール2
2の表面との間又は案内溝21A1a2の外側から案内
路21A1a内に嵌装する。それから、ブロック21A
の両側の端面に端板21Bを当て、ボルトBを端板21
Bのボルト孔Bhに通してブロック21Aのねじ孔Shに
ねじ込んで、端板21Bをブロック21Aに固定し、案
内溝21A1a2の開口を蓋板21Eで塞ぎ、蓋板21
Eを適宜の手段でブロック21Aに固定し、レール22
に嵌装した滑り支持体21を組み立てる。なお、1本の
レール22には2個の滑り支持体21を組み付ける。
【0011】図6及び図7に示すように、それぞれ2個
の滑り支持体21を組み付けた4本のレール22を井の
字状に配し、それぞれ同じ方向に向いた2本のレールが
上側及び下側にくるように各滑り支持体21のブロック
21Aを重ね、重ねられたブロック21Aの各ボルト孔
にそれぞれボルトを通し、各ボルトのねじ部を他方のブ
ロック21Aのねじ孔Shにねじ込んで、重ねた各対の
ブロック21Aを結合する。それから、下側の2本のレ
ールの下側に板状の下取付部23を配し、下取付部23
のボルト孔に通したボルトを下側のレール22のねじ孔
Shにねじ込んで、下側の2本のレール22に下側の下
取付部23を取り付ける。上側の2本のレール22の上
側に板状の上取付部24を配し、上取付部24のボルト
孔に通したボルトを上側のレール22のねじ孔Shにね
じ込んで、上側の2本のレール22に上側の上取付部2
4を取り付ける。必要に応じで、下取付部23に上取付
部24の移動範囲を限定する4個の規制片25を固定す
る。
【0012】次ぎにスライドシュー20の配置の仕方を
説明する。図7及び図1に示すように、基礎Ba2上の
複数の箇所にスライドシュー20を配置し、スライドシ
ュー20の下側の板状の下取付部23を基礎Ba2に固
定し、スライドシュー20の上側の板状の上取付部24
上に上下方向に延びる縦部材(柱という)12Aa、横
部材等を結合して下シャフト部12Aを構築する。スラ
イドシュー20の上側の板状の上取付部24を下シャフ
ト部12Aの下部12A1に固定する。下シャフト部1
2Aの柱12Aaの上部12Aa1と上シャフト部12
Bの柱12Baの下部12Aa1とを一体的に結合す
る。そして、地震時に、上主躯体部11Bが下主躯体部
11Aに対して変位すると、上主躯体部11Bと一体に
なっているエレベータシャフト12の上シャフト部12
Bも上主躯体部11Bと一緒に変位し、上シャフト部1
2Bと一体的に結合されている下シャフト部12Aも変
位するから、下シャフト部12Aに作用する重力の一部
又は全部を支持する上側の取付板24に、Fという水平
力が作用する。そうすると、この水平力Fのレール方向
の分力F1,F2の大きさに応じて、上側の上取付部24
が上取付部24に取り付けたレール22の方向(F1方
向)と下側の下取付部23に取り付けたレール22の方
向(F2方向)に各滑り支持体21のローラ21C、ボ
ール21D等を介して円滑に移動するから、下シャフト
部12Aの下部12A1を支持する上取付部24に作用
する水平力Fの如何なる方向にも、円滑に滑動すること
ができる。
【0013】移動許容支持体14として下取付部30
b、中間の積層ゴム30a及び上取付部30cを備えた
免震装置(第2免震装置)30を用いる場合を説明す
る。この場合には、図8に示すように、基礎Ba2上に
複数の免震装置30を配置し、それらの下取付部30b
を基礎Ba2に固定し、それらの上取付部30c上に上
下方向に延びる縦部材(柱という)12Aa、横部材等
を結合して下シャフト部12Aを構築する。免震装置3
0の上側の上取付部30cを下シャフト部12Aの下部
12A1に固定する。そして、下シャフト部12Aの柱
12Aaの上部12Aa1と上シャフト部12Bの柱1
2Baの下部12Ba1とが一体的に結合された状態に
なるようにする。そして、地震時に、免震層である上主
躯体部11B及び上シャフト部12Bが下主躯体部11
Aに対して変位すると、上主躯体部11Bと一体になっ
ているエレベータシャフト12の上シャフト部12Bも
上主躯体部11Bと一緒に変位し、上シャフト部12B
と一体的に結合されている下シャフト部12Aもこれに
応じて変位するから、下シャフト部12Aの下部に一体
的に結合された下シャフト部12Aに作用する重力の一
部又は全部を支持する各免震装置30の上取付部30c
も基礎に対して移動し、各免震装置30の中間の積層ゴ
ム30aが変形し、上取付部30cの基礎に対する移動
を許容する。
【0014】多層の下主躯体部11Aの層数を多くする
と、下シャフト部12Aの上下方向の長さが大きくな
る。この場合には、図1に示すように、下シヤフト部1
2A中に形成されたシャフト収容空間11A2の内周部
と下シャフト部12Aの外周部との間に水平変位吸収機
構15を設ける。水平変位吸収機構15としては、スプ
リング、ダンパー等を使う。そして、下シヤフト部12
Aの水平方向の変形を制御する。なお、下主躯体部11
Aのシャフト収容空間11A2よりの各地下階の各床1
1Acと、これらの床に対応する下シャフト部12Aの
周囲の部分との間には、それぞれ可動床を設ける。そし
て、通常時及び地震時に、人が前記可動床上を歩いて、
エレベータシャフト12内を昇降するエレベーケージへ
の乗降を行い得るようにする。
【0015】実施例では、基礎Ba1上に下主躯体部1
1Aを前記基礎Ba1に対して不動に構築し、下主躯体
部11Aの上部の複数の箇所にそれぞれ免震装置14を
配設し、各免震装置14上に上主躯体部13Bを構築
し、上主躯体部13Bと一体に上シャフト部12Bを構
築し、基礎Ba2上の複数の箇所に、それぞれスライド
シュー20を配し、各スライドシュー20の下側の取付
部23を基礎Ba2に固定し、各スライドシュー20の
上取付部24上に下シャフト部12Aを構築し、各スラ
イドシュー20の上取付部24を下シャフト部12Aの
下端に固定し、下シャフト部12Aの上部を上シャフト
部12Bの下部に一体的に結合したから、上主躯体部1
1Bと上シャフト部12Bとからなる免震層である上部
構造が地震時に水平方向に変位すると、下シャフト部1
2Aにはこれを前記と同じ方向に一緒に変位させようと
する力が作用する。ところが、下シャフト部12Aの下
部が多数のスライドシュー20で支持されているため、
下シャフト部12Aを前記と同じ方向に一緒に変位させ
ることができる。そのため、下シャフト部12Aの変形
が抑えられ、上シャフト部12Bと上主躯体部11Bか
らなる上部構造に無理な応力を与えることない。したが
つて、地震時においても、エレベーターシャフト12中
において、エレベーターのケージを円滑に昇降させるこ
とができる。実施例の図1に示す免震建物10では、上
主躯体部11Bは、その周囲部の柱11Ba1と、上シ
ャフト部12Bの周囲部の柱11Ba2との間に柱が存
在しない構造になっているが、柱11Ba1と柱11B
a2の間に柱とを備えた構造であってもよい。また、エ
レベーターシャフト12は、建物の中央部でなく、建物
の一方の側に寄った部分に設けてもよい。
【0016】
【発明の作用効果】この発明は、特許請求の範囲の各請
求項に記載した構成を備えることにより、次の(イ)〜
(へ)の作用効果を奏する。 (イ)請求項1に係る発明の多層の免震建物は、建物躯
体が多層の主躯体部と上下方向に延びるエレベーターシ
ャフト部とで構成され、主躯体部が多層の下主躯体部と
多層の上主躯体部とで構成され、エレベーターシャフト
部が下シャフト部と上シャフト部とで構成され、建物躯
体の構築箇所の地下に基礎が構築され、該基礎上に下主
躯体部が基礎に対して不動に構築され、下主躯体部上に
免震装置を介して上主躯体部が構築され、かつ上主躯体
部にこれと一体に結合して上シャフト部が構築され、上
シャフト部に対応する前記基礎上に複数の移動許容支持
体が配され、該移動許容支持体上に下シャフト部がその
上部を上シャフト部の下部に一体に結合して構築され
て、下シャフト部が下主躯体部と個別に変位できるよう
にされ、かつ前記移動許容支持体にて下シャフト部に作
用する重力が支持されるようになっているから、下シャ
フト部に作用する重力の一部又は全部を移動許容支持体
にて支持した状態で、下シャフト部の下部が基礎に対し
て移動可能になり、地震時に下シャフト部が上主躯体部
と上シャフト部からなる上部構造の変位に対応して変位
することができ、上主躯体部と上シャフト部からなる上
部構造に無理な応力を与えることなく、地震時の変位に
円滑に対応することができる。また、下シャフト部に作
用する重力の一部又は全部を移動許容支持体にて支持し
た状態で、下シャフト部の下部が基礎に対して移動可能
となるから、多層の下主躯体部の層数が多くなって、下
シャフト部の長さが大きくなっても、下シャフト部の上
部に大きな応力が作用することがない。そのため、エレ
ベーターシャフトを構成する部材の断面を大きくする必
要がなく、非常に経済的であり、かつ全体の構造も安定
したものになる。 (ロ)請求項2に係る発明の多層の免震建物は、上記
(イ)に記載した作用効果を奏することができるだけで
なく、上シャフト部に対応する前記基礎上に複数のスラ
イドシューが配され、前記スライドシュー上に下シャフ
ト部がその上部を上シャフト部の下部に一体に結合して
構築されて、下シャフト部が下主躯体部と個別に変位で
きるようにされ、かつ前記スライドシューにて下シャフ
ト部に作用する重力が支持されるようになっているか
ら、下シャフト部を基礎に対して滑動可能に構築する作
業が容易になる。
【0017】(ハ)請求項3載のように、変位差の生じ
る部分間にローラ、ボール等の転動する部材を介装して
構成されているスライドシューを使うと、摩擦が小さく
なり、免震層(上主躯体部及び上シャフト部)の変位
(揺動)に応じて、下シャフト部に作用する重力の一部
又は全部をスライドシューにて支持した状態のまま、シ
ャフト部の下部を円滑に変位させることができる。 (ニ)請求項4記載のように、接触して変位差の生じる
少なくとも一方の部分の表層部がPTFEで構成されて
いるスライドシューを使うと、下シャフト部に作用する
重力の一部又は全部をスライドシューにて支持した状態
のまま、シャフト部の下部を円滑に変位させることがで
きる。また、スライドシューの構成が単純になり、スラ
イドシューの上下方向の寸法(厚さ)を小さくすること
ができる。 (ホ)請求項5記載の多層の免震建物は、上記(イ)に
記載した作用効果を奏することができるだけでなく、上
シャフト部に対応する前記基礎上に複数の第2免震装置
が配され、前記第2免震装置上に下シャフト部がその上
部を上シャフト部の下部に一体に結合して構築されて、
下シャフト部が下主躯体部と個別に変位できるようにさ
れ、かつ前記第2免震装置にて下シャフト部に作用する
重力が支持されるようになっているから、下シャフト部
を基礎に対して移動可能に支持させる作業が容易にな
り、かつ周期の調節も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の多層の免震建物を縦断して概略的に示
す正面図
【図2】実施例の免震装置と下主躯体部及び上主躯体部
の関係を示す正面図
【図3】実施例の移動許容支持体としてスライドシュー
を使う場合のスライドシューのローラを含む滑り支持体
とレールとの関係を示す斜視図
【図4】実施例のスライドシューの滑り支持体とレール
との関係を示す概略的な正面図
【図5】図3に示すものをレールの長手方向に対して直
角な面で断面した側面図
【図6】実施例のローラを含む滑り支持体とレールとを
使うスライドシューの平面図
【図7】実施例のローラを含む滑り支持体とレールとを
使うスライドシューと下主躯体部及び上主躯体部の関係
を示す正面図
【図8】実施例で移動許容支持体として用いられる免震
装置と基礎及び下シャフト部との関係等を示す正面図
【図9】従来の多層の免震建物を縦断して示す概略的な
正面図
【符号の説明】
10 免震建物 11 主躯体部 11A 下主躯体部 11A1 下主躯体部の上部 11B 上主躯体部 11B1 上主躯体部の下部 12 エレベーターシャフト部 12A 下シャフト部 12A1 下シャフト部の下部 12B 上シャフト部 13 免震装置 13a 積層ゴム 13b 下取付部 13c 上取付部 14 移動許容支持体 20 移動許容支持体としてのスライドシュー 21 滑り支持体 21A ブロック 21B 端板 21C ローラ 21D ボール 22 レール 23 下取付部 24 上取付部 25 規制片 30 移動許容支持体としての免震装置(第2免震装
置) 30a 積層ゴム 30b 下取付部 30c 上取付部 Ba1,Ba2 基礎 GL 設計された地表面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来の多層の免震建物1には、例えば、
図9に示すように、建物1を上部構造体1aと下部構造
体1bとに分離構成し、この分離構成した上部構造体1
aと下部構造体1bとの間に免震装置2を介設すること
により、上部構造体1aを免震するようにした建物(例
えば、特公平5−49595号公報参照)があり、この
種の建物はエレベーター装置3を備えていて、エレベー
ターシャフト3a(エレベーターシャフト内には鉛直方
向に延在させて案内レールが設けられ、この案内レール
に沿ってケージを上下動させ得るようになっている)が
上部構造体1aに固定され、エレベーターシャフト3a
の下部3a1が下部構造体1bに形成されたシャフト収
容空間1b1中に垂下されるようになっており、下部構
造体1bのシャフト収容空間1b1よりの各地下階の床
と、これらの床に対応するエレベーターシャフト3aの
下部3a1の周囲の各部分との間に可動床が設けられ
て、下部構造体1b中に位置するエレベーターシャフト
3aの下部3a1が地震時に上部構造体1aと一緒に揺
れるようにされ、地震時においてもエレベーター装置3
を使用できるようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】移動許容支持体としては、例えば、スライ
ドシュー又は免震装置を使う。そして、スライドシュー
を使う場合は、基礎上の複数の箇所にスライドシューを
それぞれ配し、各スライドシューの下側の部分を基礎に
固定し、各スライドシューの上側の部分上に下シャフト
部を構築し、各スライドシューの上側の部分を下シャフ
ト部の下部に固定するようにし、または、免震装置を使
う場合は、基礎上の複数の箇所に免震装置をそれぞれ配
し、各免震装置の下側の部分を基礎に固定し、各免震装
置の上側の部分上に下シャフト部を構築し、各免震装置
の上側の部分を上シャフト部の下部に固定するようにす
る。基礎上に配する免震装置としては、例えば、中間に
積層ゴムを備えた免震装置を使う。スライドシューとし
ては、例えば、その下側の部分と上側の部分との間、す
なわち、変位差の生じる部分間にコロ、ボール等の転動
する部材を介装して構成されているスライドシューを使
ったり、接触して変位差の生じる少なくとも一方の部分
の表層部が摩擦係数の小さい物質で構成され、他方の部
分の表層部が金属で構成されているスライドシューを使
ったりする。前記摩擦係数の小さい物質としては、例え
ば、高強度で摩擦係数の小さいPTFE(ポリテトラフ
ルオルエチレン)を用いる。なお、エレベータシャフト
部の下シャフト部の下主躯体部の各層の床に対応する部
分と、下シャフト部の外周部に位置する下主躯体部の各
層の床との間に可動床を設け、該可動床により下シャフ
ト部の下主躯体部の各層の床に対応する部分と多層の下
主躯体部の各層の床とを水平変位可能に接続する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】移動許容支持体14として変位差の生じる
部分間にローラ、ボール等の転動する部材を介装してな
るスライドシュー20を用いる場合と、移動許容支持体
14として積層ゴムを中間に備えた免震装置30を用い
る場合とについて説明する。先ず、移動許容支持体14
として用いるスライドシュー20の構成を、図3〜図7
を使って説明する。スライドシュー20は、例えば、そ
れぞれ2個の滑り支持体21を装着した4本のレール2
2を井の字状に配し、同じ方向に向いた2本のレール2
2が上側及び下側にくるように4個の滑り支持体21を
重ね、重ねた滑り支持体21を互いに結合して構成され
ている。滑り支持体21は、ブロック21A、端板21
B、多数のローラ21C、多数のボール21D、蓋板2
1E等で構成されている。図3〜図5に示すように、ブ
ロック21Aは、横断面が逆さ凹字形のブロック状の鋼
材で構成され、そのブロック21Aの凹字の窪みの底の
辺21A1に多数のローラ21Cを収容して案内する案
内溝21A1a1,21A1a1を間隔をおいて平行に
2条設ける。また、前記辺21A1に対向する外側の辺
21A3に前記案内溝21A1a1,21A1a1と平
行に多数のローラ21Cを収容して案内する案内溝21
A1a2,21A1a2を2条設ける。前記案内溝21
A1a2,21A1a2はローラ21Cの径よりも深く
して、その溝の上側の開口を鋼製の蓋板21Eで塞ぎ得
るように形成する。前記ブロック21Aの凹字の窪みの
両側の辺21A2,21A2の中間に横断面が円弧状の
案内溝21A2a1,21A2a1を長手方向にそれぞ
れ1条設け、前記辺21A2,21A2と対向する外側
の辺21A4,21A4と平行に横断面が円形の案内孔
21A2a2,21A2a2を長手方向の略全長に延在
させて設け、案内溝21A2a1,21A2a1の端部
よりの部分と案内孔21A2a2,21A2a2の端部
とを平面視で弧状の案内孔21A2a3,21A2a3
で連結する。そして、案内溝21A2a1,21A2a
1、案内孔21A2a2,21A2a2及び案内孔21
A2a1,21A2a1で、平面視でループ状の案内路
21A2aを形成するようにする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】実施例では、基礎Ba1上に下主躯体部1
1Aを前記基礎Ba1に対して不動に構築し、下主躯体
部11Aの上部の複数の箇所にそれぞれ免震装置14を
配設し、各免震装置14上に上主躯体部13Bを構築
し、上主躯体部13Bと一体に上シャフト部12Bを構
築し、基礎Ba2上の複数の箇所に、それぞれスライド
シュー20(又は免震装置30)を配し、各スライドシ
ュー20の下側の取付部23を基礎Ba2に固定し、各
スライドシュー20の上取付部24上に下シャフト部1
2Aを構築し、各スライドシュー20の上取付部24を
下シャフト部12Aの下端に固定し、下シャフト部12
Aの上部を上シャフト部12Bの下部に一体的に結合し
たから、上主躯体部11Bと上シャフト部12Bとから
なる免震層である上部構造が地震時に水平方向に変位す
ると、下シャフト部12Aにはこれを前記と同じ方向に
一緒に変位させようとする力が作用する。ところが、下
シャフト部12Aの下部が多数のスライドシュー20
(又は免震装置30)で支持されているため、下シャフ
ト部12Aを前記と同じ方向に一緒に変位させることが
できる。そのため、下シャフト部12Aの変形が抑えら
れ、上シャフト部12Bと上主躯体部11Bからなる上
部構造に無理な応力を与えることない。したがって、地
震時においても、エレベーターシャフト12中におい
て、エレベーターのケージを円滑に昇降させることがで
きる。実施例の図1に示す免震建物10では、上主躯体
部11Bは、その周囲部の柱11Ba1と、上シャフト
部12Bの周囲部の柱12Baとの間に柱が存在しない
構造になっているが、柱11Ba1と柱12Baの間に
柱とを備えた構造であってもよい。また、エレベーター
シャフト12は、建物の中央部でなく、建物の一方の側
に寄った部分に設けてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 1/36 E04B 1/36 L F16F 15/02 F16F 15/02 L 15/04 15/04 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物躯体が多層の主躯体部と上下方向に延
    びるエレベーターシャフト部とで構成され、主躯体部が
    多層の下主躯体部と多層の上主躯体部とで構成され、エ
    レベーターシャフト部が下シャフト部と上シャフト部と
    で構成され、建物躯体の構築箇所の地下に基礎が構築さ
    れ、該基礎上に下主躯体部が基礎に対して不動に構築さ
    れ、下主躯体部上に免震装置を介して上主躯体部が構築
    され、かつ上主躯体部にこれと一体に結合して上シャフ
    ト部が構築され、上シャフト部に対応する前記基礎上に
    複数の移動許容支持体が配され、該移動許容支持体上に
    下シャフト部がその上部を上シャフト部の下部に一体に
    結合して構築されて、下シャフト部が下主躯体部と個別
    に変位できるようにされ、かつ前記移動許容支持体にて
    下シャフト部に作用する重力が支持されるようになって
    いることを特徴とする多層の免震建物。
  2. 【請求項2】建物躯体が多層の主躯体部と上下方向に延
    びるエレベーターシャフト部とで構成され、主躯体部が
    多層の下主躯体部と多層の上主躯体部とで構成され、エ
    レベーターシャフト部が下シャフト部と上シャフト部と
    で構成され、建物躯体の構築箇所の地下に基礎が構築さ
    れ、該基礎上に下主躯体部が基礎に対して不動に構築さ
    れ、下主躯体部上に免震装置を介して上主躯体部が構築
    され、かつ上主躯体部にこれと一体に結合して上シャフ
    ト部が構築され、上シャフト部に対応する前記基礎上に
    複数のスライドシューが配され、前記スライドシュー上
    に下シャフト部がその上部を上シャフト部の下部に一体
    に結合して構築されて、下シャフト部が下主躯体部と個
    別に変位できるようにされ、かつ前記スライドシューに
    て下シャフト部に作用する重力が支持されるようになっ
    ていることを特徴とする多層の免震建物。
  3. 【請求項3】変位差の生じる部分間にローラ、ボール等
    の転動する部材を介装して構成されているスライドシュ
    ーを使うことを特徴とする請求項2記載の多層の免震建
    物。
  4. 【請求項4】接触して変位差の生じる部分の少なくとも
    一方の表層部がPTFEで構成されているスライドシュ
    ーを使うことを特徴とする請求項2記載の多層の免震建
    物。
  5. 【請求項5】建物躯体が多層の主躯体部と上下方向に延
    びるエレベーターシャフト部とで構成され、主躯体部が
    多層の下主躯体部と多層の上主躯体部とで構成され、エ
    レベーターシャフト部が下シャフト部と上シャフト部と
    で構成され、建物躯体の構築箇所の地下に基礎が構築さ
    れ、該基礎上に下主躯体部が基礎に対して不動に構築さ
    れ、下主躯体部上に複数の第1免震装置を介して上主躯
    体部が構築され、かつ上主躯体部にこれと一体に結合し
    て上シャフト部が構築され、上シャフト部に対応する前
    記基礎上に複数の第2免震装置が配され、前記第2免震
    装置上に下シャフト部がその上部を上シャフト部の下部
    に一体に結合して構築されて、下シャフト部が下主躯体
    部と個別に変位できるようにされ、かつ前記第2免震装
    置にて下シャフト部に作用する重力が支持されるように
    なっていることを特徴とする多層の免震建物。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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