JPH11350929A - 電磁駆動バルブ - Google Patents
電磁駆動バルブInfo
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- JPH11350929A JPH11350929A JP10163828A JP16382898A JPH11350929A JP H11350929 A JPH11350929 A JP H11350929A JP 10163828 A JP10163828 A JP 10163828A JP 16382898 A JP16382898 A JP 16382898A JP H11350929 A JPH11350929 A JP H11350929A
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Abstract
ャを確実に電磁石に吸引させつつ、消費電力の低減を図
ることを目的とする。 【解決手段】 ロアコア62の内部にアシスト磁石67
を設ける。アーマチャ50がロアコア62の近傍に到達
すると、アーマチャ50には、アシスト磁石67が発す
る磁束が流通する。また、アシスト磁石67は、ロアコ
ア62の内部でロアコイル60から所定の距離だけ離間
して配設される。アシスト磁石67がロアコイル60か
ら離間して配設されると、アシスト磁石67に作用する
反磁界の強度が低減される。このため、アシスト磁石6
7の厚さを大きくすることなく、アシスト磁石67の減
磁が防止される。アシスト磁石67の厚さが小さく抑制
されると、第2電磁石58が発する磁束に対する磁気抵
抗が低減される。
Description
係り、特に、内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブを
構成する機構として好適な電磁駆動バルブに関する。
37号に開示される如く、内燃機関の吸気バルブまたは
排気バルブを電気的に駆動する電磁駆動バルブが知られ
ている。上記従来の電磁駆動バルブは、吸気バルブ又は
排気バルブとして機能する弁体、弁体と一体に変位する
アーマチャ、アーマチャを中立位置に付勢する一対のバ
ネ、およびアーマチャの変位方向に配設される一対の電
磁石を備えている。上記の電磁駆動バルブにおいて、電
磁石に励磁電流が供給されると、アーマチャには、電磁
石に向かう電磁力が作用する。従って、上記従来の電磁
駆動バルブによれば、一対の電磁石に適当なタイミング
で交互に励磁電流を供給することにより、弁体を開閉駆
動させることができる。
に駆動させるためには、アーマチャを電磁石に確実に吸
引および保持することが必要である。このため、上記従
来の電磁駆動バルブは、弁体の作動状態に応じて電磁石
に供給する励磁電流を変化させる。すなわち、所定の励
磁電流に対して発生する電磁力がアーマチャを電磁石に
吸引および保持するうえで不足する状況下では、励磁電
流を増加させる。このため、上記従来の電磁駆動バルブ
によれば、アーマチャを電磁石に確実に吸引および保持
するために、消費電力が増大してしまう。
であり、アーマチャを確実に電磁石に吸引および保持し
つつ、消費電力の低減を図ることが可能な電磁駆動バル
ブを提供することを目的とする。
に記載する如く、電磁コイルおよび該電磁コイルを保持
するコアから構成された電磁石と、アーマチャを付勢す
るバネとを備え、電磁力とバネ力とを協働させることに
より弁体を開閉駆動する電磁駆動バルブにおいて、前記
アーマチャが前記電磁石の近傍に到達した際に前記アー
マチャと前記コアとの間に吸引力を作用させる永久磁石
を、前記コアの内部に前記電磁コイルから所定距離だけ
離間して設けたことを特徴とする電磁駆動バルブにより
達成される。
傍に到達すると、永久磁石がアーマチャとコアとの間に
吸引力を作用させる。この吸引力の分だけ、電磁石が発
生すべき電磁力が低減される。アーマチャを電磁石から
離間させる際、電磁コイルには、アーマチャに生じた残
留磁気を速やかに消滅させるべく、励磁電流とは逆方向
の逆電流が供給される。電磁コイルに逆電流が供給され
ると、永久磁石を減磁させる向きの磁束が発生する(以
下、この現象を反磁界と称す)。本発明において、永久
磁石は、コア内部で電磁コイルから所定の距離だけ離間
して配設されている。このため、永久磁石に作用する反
磁界の強度が低減されることで、反磁界に起因する永久
磁石の減磁が抑制される。従って、永久磁石の減磁を防
止すべく永久磁石の厚みを大きくすることが不要とな
る。コア内部に設けられる永久磁石の厚みが小さく抑制
されると、電磁石が発する磁束に対する磁気抵抗が低減
される。その結果、電磁コイルに供給すべき励磁電流の
増加が防止される。
電磁駆動バルブを備える内燃機関10の要部の構成図を
示す。内燃機関10は、アッパヘッド12およびロアヘ
ッド13を備えている。ロアヘッド13には、吸気ポー
ト14および排気ポート15が形成されている。吸気ポ
ート14には、弁座16が形成されている。同様に、排
気ポート15には、弁座17が形成されている。
は、電磁駆動バルブ20,22が収納されている。電磁
駆動バルブ20は、吸気バルブ24を備えている。一
方、電磁駆動バルブ22は、排気バルブ26を備えてい
る。吸気ポート14は、吸気バルブ24が弁座16から
離座することにより燃焼室18と導通状態となり、吸気
バルブ24が弁座16に着座することにより燃焼室18
と遮断状態となる。同様に、排気ポート15は、排気バ
ルブ26が弁座17から離座することにより燃焼室18
と導通状態となり、排気バルブ26が弁座17に着座す
ることにより燃焼室18と遮断状態となる。
とは、同様の構成を有している。このため、以下では、
それらの代表として、電磁駆動バルブ20の構造および
動作について説明する。尚、以下、吸気バルブ24を弁
体24と称す。電磁駆動バルブ20は、弁軸28を備え
ている。弁軸28は、弁体24と一体に設けられてい
る。ロアヘッド13の内部には、バルブガイド30が固
定されている。バルブガイド30は、弁軸28を軸方向
に摺動可能に保持している。弁軸28の上端部には、ロ
アリテーナ32が固定されている。ロアリテーナ32の
下部には、ロアスプリング34が配設されている。ロア
スプリング34は、ロアリテーナ32を介して弁軸28
および弁体24を、図1における上方に、すなわち、弁
体24の閉弁方向に付勢している。
の下端面が当接している。アーマチャ軸36は、非磁性
材料で構成されたロッド状の部材である。アーマチャ軸
36の上端部には、アッパリテーナ38が固定されてい
る。アッパリテーナ38の上部には、アッパスプリング
40が配設されている。アッパスプリング40の周囲に
は、円筒状のアッパキャップ42が配設されている。ア
ッパキャップ42の上部には、アジャスタボルト44が
螺着されている。
6を介してアジャスタボルト44に当接している。アッ
パスプリング40は、アッパリテーナ38を介してアー
マチャ軸36を図1における下方に付勢している。従っ
て、アッパスプリング40は、弁軸28および弁体24
を図1における下方に、すなわち、弁体24の開弁方向
に付勢している。
起するアーマチャ保持部36aが形成されている。アー
マチャ保持部36aの周囲には、アーマチャ50が接合
されている。アーマチャ50は、軟磁性材料で構成され
た環状の部材である。アーマチャ50の上方には、第1
電磁石52が配設されている。第1電磁石52は、アッ
パコイル54およびアッパコア56を備えている。アッ
パコア56は、磁性材料で構成された円筒状の部材であ
る。アッパコア56は、アーマチャ50と対向する面に
設けられた第1環状溝56a、その反対面に設けられた
第2環状溝56b、およびその中心部を軸方向に貫通す
る貫通孔56cを備えている。第1環状溝56aには、
アッパコイル54が収納されている。第2環状溝56b
には、アシスト磁石66が収納されている。貫通孔56
cには、アーマチャ軸36が挿通されている。
磁石58が配設されている。第2電磁石58は、第1電
磁石52と上下対称の構成を有している。すなわち、第
2電磁石58は、ロアコイル60およびロアコア62を
備えており、ロアコア62には、アーマチャ50と対向
する面に第1環状溝62aが、その反対面に第2環状溝
62bが、それぞれ設けられている。そして、第1環状
溝62aにはロアコイル60が、第2環状溝62bには
アシスト磁石67が、それぞれ収納されている。
ンジ部42aを備えている。アッパコア56は、その上
端部にフランジ部56dを備えている。アッパキャップ
42のフランジ部42aは、アッパコア56のフランジ
部56dを上方から覆うように配設されている。ロアコ
ア62の下端面には、ロアキャップ64が配設されてい
る。ロアコア62は、その下端部にフランジ部62dを
備えている。ロアキャップ64は、フランジ部62dを
下方から覆うように配設されている。
アッパヘッド12、およびロアキャップ64には、固定
ボルト65が貫通して締着されている。これにより、ア
ッパコア56とロアコア62とは、所定の間隔を隔てて
アッパヘッド12の内部に固定されている。尚、上記し
たアジャスタボルト44は、アーマチャ50の中立位置
がアッパコア56とロアコア62との間の中間点になる
ように調整されている。
説明する。アッパコイル54およびロアコイル60に励
磁電流が供給されていない場合、アーマチャ50は、ア
ッパスプリング40とロアスプリング34との中立位置
に、すなわち、アッパコア56とロアコア62との中央
に維持される。かかる状態で、アッパコイル54への励
磁電流の供給が開始されると、アーマチャ50とアッパ
コア56との間に、アーマチャ50をアッパコア56側
に引き寄せる電磁力が発生する。このため、アーマチャ
50は、アッパコア56に向けて変位を開始する。
るまで変位すると、弁体24が弁座16に着座すること
で、電磁駆動バルブ20は全閉状態となる。以下、アー
マチャ50がアッパコア56と当接する位置を、アーマ
チャ50または弁体24の閉弁側変位端と称す。弁体2
4が閉弁側変位端に保持されている場合、アーマチャ5
0は、アッパスプリング40により中立位置に向けて付
勢される。かかる状況下で、アッパコイル54への励磁
電流の供給が停止されると、アーマチャ50を閉弁側変
位端に保持するための電磁力が消滅する。このため、ア
ーマチャ50は、アッパスプリング40の付勢力により
開弁方向、すなわち、ロアコア62に向けて変位し始め
る。
が停止された後にも、アーマチャ50には、ある程度の
時間、残留磁気が生じている。アーマチャ50に残留磁
気が生じていると、アーマチャ50とアッパコア56と
の間には、吸引力が作用する。この場合、アーマチャ5
0および弁体24を開弁方向に速やかに変位させること
が困難となる。
ル54への励磁電流の供給を停止した後、所定時間、上
記の励磁電流の向きと逆方向の励磁電流(以下、この電
流を逆電流と称す)を供給することとしている。アッパ
コイル54に逆電流が供給されると、残留磁気を打ち消
す向きの磁界(以下、この磁界を反磁界と称す)がアー
マチャ50に作用する。アーマチャ50に反磁界が作用
すると、アーマチャ50に生じている残留磁気は、速や
かに消滅する。このため、アーマチャ50は、アッパコ
ア56から速やかに離間する。従って、本実施例によれ
ば、アーマチャ50をアッパコア56に引き寄せる吸引
力が早期に消滅することで、アーマチャ50および弁体
24を開弁方向に速やかに変位させることができる。
に変位する過程では、摺動摩擦に起因するエネルギ損失
が生ずる。アーマチャ50が開弁方向に所定量変位した
時点で、ロアコイル60に励磁電流が供給されると、ア
ーマチャ50とロアコア62との間に、アーマチャ50
をロアコア62側に引き寄せる電磁力が発生する。この
ため、電磁駆動バルブ20によれば、ロアコイル60に
適当な励磁電流を供給することにより、上記エネルギ損
失を補って、アーマチャ50を、ロアコア62に当接さ
せるまで開弁方向に変位させることができる。アーマチ
ャ50がロアコア62と当接するまで変位すると、電磁
駆動バルブ20は全開状態となる。以下、アーマチャ5
0がロアコア62と当接する位置を、アーマチャ50ま
たは弁体24の開弁側変位端と称す。
ロアコイル60への励磁電流の供給が停止されると、ア
ーマチャ50を開弁側変位端に保持するための電磁力が
消滅する。このため、アーマチャ50は、ロアスプリン
グ34の付勢力により閉弁方向、すなわち、アッパコア
56に向けて変位し始める。この場合、アーマチャ50
を閉弁側変位端から変位させる場合と同様に、ロアコイ
ル60には逆電流が供給される。これにより、アーマチ
ャ50は、閉弁方向に速やかに変位を開始する。
または開弁側変位端に接近するほど、アーマチャ50に
作用するアッパスプリング40またはロアスプリング3
4の付勢力は大きくなる。従って、アーマチャ50を、
この付勢力に抗してアッパコア56およびロアコア62
に確実に吸引および保持するためには、アーマチャ50
とアッパコア56との間、および、アーマチャ50とロ
アコア62との間に大きな吸引力を作用させることが必
要である。
ト磁石66,67を備えることで、アッパコイル54お
よびロアコイル60に供給する励磁電流を増大させるこ
となく、すなわち、消費電力を増大させることなく、ア
ーマチャ50とアッパコア56との間、又は、アーマチ
ャ50とロアコア62との間に大きな吸引力を作用させ
得る点に特徴を有している。以下、図2を参照して、本
実施例の特徴部について説明する。
おいて、アーマチャ50が第2電磁石58に吸引された
状態を示す拡大断面図である。尚、図2は、アーマチャ
50および第2電磁石58の右半分のみを示している。
図2に示す如く、第2電磁石58が備えるロアコア62
は、内径ロアコア62eおよび外径ロアコア62fを備
えている。内径ロアコア62eと外径ロアコア62fと
は、所定のギャップを隔てて径方向に離間している。こ
のギャップの図2中上部は上記した第1環状溝62aを
構成しており、また、ギャップの図2中下部は上記した
第2環状溝62bを構成している。第2環状溝62b
は、その幅が第1環状溝62aの幅よりも小さくなるよ
うに構成されており、第1環状溝62aの最外径部に接
続されている。アシスト磁石67は、第2環状溝62b
の内部に、第1環状溝62aに収納されたロアコイル6
0から所定距離だけ離間して配設されている。
周側がN極、外周側がS極となるように分極されてい
る。この分極の方向は、ロアコイル54に励磁電流が供
給された際に発生する磁束の向き(図2に実線矢印で示
す)とアシスト磁石67が発する磁束の向きとが一致す
るように設定される。上記の構成において、アーマチャ
50がロアコア62の近傍に到達すると、アシスト磁石
67のN極から内径ロアコア62e,アーマチャ50,
外径ロアコア62fを経てアシスト磁石67のS極に至
る磁気回路(図2に破線矢印で示す)が形成される。ア
シスト磁石67が発する磁束がかかる磁気回路を流通す
ると、アーマチャ50には、ロアコア62側に引き寄せ
られる向きの磁気吸引力が作用する。以下、アシスト磁
石67によりアーマチャ50に作用する磁気吸引力をア
シスト力と称す。アシスト力は、ロアコア62とアーマ
チャ50との間の隙間が小さくなるにつれて大きくな
る。従って、本実施例によれば、アーマチャ50が開弁
側変位端に到達した状態で、アーマチャ50に大きなア
シスト力を作用させることができる。
側変位端に保持された状態で作用するアシスト力は、そ
の状態で作用するロアスプリング34による付勢力より
も大きな値となるように設定されている。このため、第
2電磁石58によりアーマチャ50をロアコア62側に
引き寄せる電磁力を発生させることなく、アーマチャ5
0を開弁側変位端に保持することができる。すなわち、
ロアコイル60に、アーマチャ50を開弁側変位端に保
持するための励磁電流を供給することは不要である。従
って、本実施例によれば、弁体24を確実に開弁側変位
端に保持しつつ、電磁駆動バルブ20の消費電力の低減
を図ることができる。
シスト磁石67を収納する第2環状溝62bは、第1環
状溝62aの最外径部に接続している。このため、本実
施例においては、アシスト磁石67の表面積を大きく確
保することができる。アシスト磁石67の表面積が大き
いほど、アーマチャ50をロアコア62側に吸引するア
シスト力は増大する。このように、本実施例によれば、
アシスト磁石67を収納する第2環状溝62bを第1環
状溝62aの最外径部に接続することで、より大きなア
シスト力を発生させることが可能となっている。
く、弁体24が開弁側変位端に保持されている状態で、
弁体24の閉弁要求が生ずると、ロアコイル60に逆電
流が供給される。この場合、内径ロアコア62eから第
2環状溝62b,外径ロアコア62f,アーマチャ50
を経て内径ロアコア62eに至る向きの反磁界が発生す
る。反磁界の向きはアシスト磁石67の分極の向きと逆
向きであり、また、反磁界の強度はロアコイル60に近
接する位置ほど増大する。
60に近接して設けられていると、アシスト磁石67に
大きな反磁界が作用することで、アシスト磁石67は減
磁され易くなる。アシスト磁石67が減磁されると、ア
ーマチャ50をロアコア62側に吸引するアシスト力が
減少する不都合が生ずる。アシスト磁石67の減磁を防
止するためには、アシスト磁石67の厚さを大きくする
ことが有効である。しかし、アシスト磁石67の厚さを
大きくすると、内径ロアコア62eと外径ロアコア62
fとの間の第2環状溝62bの幅も大きくなる。第2環
状溝62bの幅が大きくなると、第2電磁石58が発生
する磁束に対する磁気抵抗が増大する。この結果、ロア
コイル54に供給すべき励磁電流が増大し、電磁駆動バ
ルブ20の消費電力が増大してしまう。
の如く、アシスト磁石67は、ロアコイル60から所定
距離だけ離間して配設されている。アシスト磁石67が
ロアコイル60から離間するほど、アシスト磁石67に
作用する反磁界の強度は小さくなる。本実施例におい
て、上記の所定距離は、アシスト磁石67の厚さを必要
最小限に抑制しつつ、アシスト磁石67に作用する反磁
界がアシスト磁石67に減磁を生じさせない程度の大き
さとなるように設定されている。
0に隣接して配設した場合に、ロアコイル60に逆電流
が供給されている状況下で、アシスト磁石67の偏平率
H(アシスト磁石67の径方向の厚さDと軸方向の距離
Lとの比D/L)と、アシスト磁石67に作用する磁界
の磁束密度の径方向成分との関係をFEM磁界解析で求
めた結果を示す。尚、以下、アシスト磁石67の分極に
より生じる磁界の向きを正方向とし、アシスト磁石67
に作用する反磁界の向きを負方向とする。
コイル60に隣接して配設された場合、アシスト磁石6
7の偏平率Hが約0.17より小さい領域では、アシスト磁
石67に作用する磁束密度は負の値となる。磁束密度が
負の値となると、アシスト磁石67は減磁される。すな
わち、アシスト磁石67がロアコイル60に隣接して配
設された場合、アシスト磁石67の偏平率Hが小さくな
ると、アシスト磁石67は減磁される。
つつ、アシスト磁石67の減磁を防止するためには、ア
シスト磁石67の偏平率Hが小さい領域でアシスト磁石
67に作用する磁束密度を正の値とすることが必要であ
る。上述の如く、アシスト磁石67に作用する反磁界
は、アシスト磁石67がロアコイル60から離間するほ
ど小さくなる。従って、アシスト磁石67の偏平率Hが
小さい領域においてアシスト磁石67の減磁を防止する
ためには、アシスト磁石67をロアコイル60から離間
させることが有効である。
化させた場合に、アシスト磁石67の減磁を防止するた
めに必要なアシスト磁石67とロアコイル60との間の
距離X(mm)を求めた結果を示す。図4において、常
温でアシスト磁石67に作用する磁界の磁束密度を正と
するために必要な距離Xを実線で、また、上記のアシス
ト磁石67の周囲の温度上昇による磁気特性の悪化を考
慮して上記の磁束密度を0.2(T)以上とするために
必要な距離Xを一点鎖線で、それぞれ示す。
磁石67の減磁を防止するために必要なアシスト磁石6
7とロアコイル60との間の距離Xは、次式により表さ
れる。 X = -2.059 + 146.29 (D/L) - 826.15 (D/L) 2 ・・・(1) 図4に実線で示す如く、アシスト磁石67の偏平率Hが
小さくなるほど、アシスト磁石67とロアコイル60と
の間に大きな距離Xが必要となる。しかし、アシスト磁
石67の偏平率Hが小さくなるほど、そのようなアシス
ト磁石67を製造することは困難となる。このため、ア
シスト磁石67は、ある程度の偏平率Hを有しているこ
とが必要である。また、アシスト磁石67とロアコイル
60との間の距離Xを大きくする場合、ロアコア62の
体格が増大する。
においてアシスト磁石67の減磁を防止するために必要
な距離Xは、次式により表される。 X = -5.8361 + 216.9 (D/L) - 845.55 (D/L) 2 ・・・(2) 図4に一点鎖線で示す如く、アシスト磁石67の周囲が
高温である場合にアシスト磁石67の減磁を防止するた
めには、常温の場合に比して、アシスト磁石67とロア
コイル60との間に大きな距離Xが必要となる。このた
め、アシスト磁石67の周囲の温度に応じて、アシスト
磁石67とロアコイル60との間の距離Xを設定する必
要がある。
ル60との間の距離Xは、使用温度条件を考慮したうえ
で、ロアコア62の体格が過度に増大しない範囲内で、
最小の偏平率Hが確保できるように、次式(3)に示す
範囲内で設定されることとなる。 -2.059 + 146.29 (D/L) - 826.15 (D/L) 2 ≦ X ≦ -5.8361 + 216.9 (D/L) - 845.55 (D/L) 2 ・・・(3) 従って、本実施例によれば、アシスト磁石67を、ロア
コイル60から上述の如く設定された距離だけ離間して
配設することにより、アシスト磁石67の厚さを増大さ
せることなく、アシスト磁石67の減磁を防止すること
ができる。このため、本実施例によれば、アシスト磁石
67の減磁を有効に防止しつつ、電磁駆動バルブ20の
消費電力の増大を抑制することができる。
明したが、第1電磁石52でも、アシスト磁石66がア
ッパコイル54から離間して設けられていることで、上
記と同様の効果を得ることができる。また、本実施例に
おいて、アッパコイル54とアシスト磁石66との間、
および、ロアコイル60とアシスト磁石67との間を離
間させることとしても、アシスト磁石66,67により
アーマチャ50に流通する磁束の大きさは変化しない。
従って、アーマチャ50に作用するアシスト力も変化し
ない。すなわち、コイル54,60とアシスト磁石66
との間を離間させることとしても、アッパコイル54お
よびロアコイル60に供給すべき励磁電流が増加するこ
とはない。
00rpmである場合にアッパコイル54またはロアコ
イル60に供給すべき励磁電流の電力の内訳、すなわ
ち、(I)アーマチャ50を開弁側変位端または閉弁側
変位端に保持すべく供給される励磁電流の電力(保持電
力)、(II)アーマチャ50を開弁側変位端または閉弁
側変位端に向けて吸引すべく供給される励磁電流の電力
(吸引電力)、および(III)アーマチャ50を開弁側
変位端または閉弁側変位端から閉弁方向または開弁方向
に離間させるべく供給される励磁電流の電力(離間電
力)の割合を、アシスト磁石が設けられていない電磁駆
動バルブ(A)と、アシスト磁石66,67が設けられ
た本実施例の電磁駆動バルブ20(B)とで比較した図
を示す。
パコア56またはロアコア62の近傍に到達すると、ア
ーマチャ50には、上記したアシスト力が作用する。こ
のため、本実施例の電磁駆動バルブ20では、アシスト
磁石が設けられない場合に比して、吸引電力が低減され
る(図5に示す領域II)。また、本実施例において、上
述の如く、アーマチャ50が開弁側変位端または閉弁側
変位端に保持された状態で作用するアシスト力は、その
状態で作用するアッパスプリング40またはロアスプリ
ング34による付勢力よりも大きな値となるように設定
されている。このため、本実施例の電磁駆動バルブ20
では、図5(B)に示す如く、保持電力はゼロとなる。
をアッパコア56またはロアコア62から離間させるた
めには、アーマチャ50に、上記したアシスト力を打ち
消すだけの電磁力を作用させる必要がある。このため、
本実施例の電磁駆動バルブ20では、アーマチャ50を
開弁側変位端または閉弁側変位端から離間させるため
に、アシスト磁石67が設けられていない場合に比して
大きな逆電流をアッパコイル54またはロアコイル60
に供給する必要があり、その分だけ離間電力は増大する
(図5に示す領域III)。
位端または閉弁側変位端から変位する場合、アーマチャ
50には、アッパスプリング40またはロアスプリング
34によって中立位置に向かう付勢力が作用する。この
ため、アーマチャ50を開弁側変位端または閉弁側変位
端から変位させるために必要な逆電流は、アーマチャ5
0を開弁側変位端または閉弁側変位端に向けて吸引する
ために必要な電流に比して小さい。すなわち、離間電力
は吸引電力よりも十分に小さい。従って、アッパコア5
6およびロアコア62の内部にアシスト磁石66,67
が設けられることにより、離間電力が増大しても、全体
として、電磁駆動バルブ20の消費電力を低減すること
が可能となっている。
図5と同様の解析を行うことにより、回転数(rpm)
と平均消費電力(W)との関係を求めた結果を示す。図
6においては、本実施例の電磁駆動バルブ20における
結果を実線で、また、アシスト磁石が設けられていない
電磁駆動バルブにおける結果を点線で、それぞれ示して
いる。
上昇すると、電磁駆動バルブ20の開閉駆動の頻度の増
加に伴って、電磁駆動バルブ20の消費電力は増大す
る。しかし、本実施例の電磁駆動バルブ20によれば、
いずれの回転数においても、アシスト磁石が設けられな
い場合に比して、消費電力の低減が図られていることが
わかる。
4およびロアコイル60に供給される励磁電流は、スイ
ッチング素子をデューティ駆動することにより制御され
る。スイッチング素子のオン・オフ状態が切り替えられ
る際には、スイッチングロスにより電気エネルギの一部
が熱エネルギとして消費される。このため、スイッチン
グロスによるエネルギ損失を低減するためには、スイッ
チング素子のオン・オフ状態の切り替え頻度を抑制する
ことが望ましい。
チャ50が開弁側変位端または閉弁側変位端に保持され
ている状態では、上述の如く、アッパコイル54および
ロアコイル60に励磁電流は供給されない。このため、
本実施例において、アーマチャ50が開弁側変位端また
は閉弁側変位端に保持されている状態でスイッチング素
子のオン・オフ状態が切り替わらないことで、全体とし
てその切り替え頻度は抑制される。従って、本実施例に
よれば、スイッチングロスによるエネルギ損失を低減す
ることができると共に、スイッチング素子の周辺の発熱
を抑制することが可能となる。
ル54およびロアコイル60が前記請求項1記載の「電
磁コイル」に、アッパスプリングおよびロアスプリング
が前記請求項1記載の「バネ」に、アシスト磁石66,
67が前記請求項1記載の「永久磁石」に、それぞれ相
当している。また、上記の実施例においては、電磁駆動
バルブ20がアーマチャ50の上下両側に電磁石および
スプリングを備えるものとしたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、電磁石およびスプリングをそれぞ
れアーマチャ50の片側にのみ備える構成としてもよ
い。
に永久磁石を設けることによりコアとアーマチャとの間
に磁気吸引力を作用させることができると共に、永久磁
石をコイルから離間して設けることにより永久磁石の厚
みを大きくすることなく永久磁石の減磁を防止すること
ができる。従って、本発明によれば、電磁駆動バルブの
消費電力を有効に低減することができる。
る内燃機関の要部の構成図である。
て、アーマチャが電磁石に吸引された状態を示す拡大断
面図である。
に、電磁コイルに逆電流が供給されている状況下で、永
久磁石の偏平率H(永久磁石の径方向の厚さDと軸方向
の距離Lとの比D/L)と、永久磁石に作用する磁界の
磁束密度の径方向成分との関係をFEM磁界解析で求め
た結果である。
磁石の減磁を防止するために必要な永久磁石と電磁コイ
ルとの間の距離X(mm)を求めた結果である。
電磁コイルに供給すべき励磁電流の電力の内訳、すなわ
ち、保持電力(I)、吸引電力(II)、および離間電力
(III)の割合を、永久磁石が設けられていない電磁駆
動バルブと、永久磁石が設けられた電磁駆動バルブとで
比較した図である。
する励磁電流の平均電力を解析した結果を、コア内部に
永久磁石が設けられていない電磁駆動バルブと、永久磁
石が設けられた電磁駆動バルブとで比較した図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 電磁コイルおよび該電磁コイルを保持す
るコアから構成された電磁石と、アーマチャを付勢する
バネとを備え、電磁力とバネ力とを協働させることによ
り弁体を開閉駆動する電磁駆動バルブにおいて、 前記アーマチャが前記電磁石の近傍に到達した際に前記
アーマチャと前記コアとの間に吸引力を作用させる永久
磁石を、前記コアの内部に前記電磁コイルから所定距離
だけ離間して設けたことを特徴とする電磁駆動バルブ。
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|---|---|---|---|
| JP16382898A JP3547115B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 電磁駆動バルブ |
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|---|---|
| JPH11350929A true JPH11350929A (ja) | 1999-12-21 |
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ID=15781526
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| JP16382898A Expired - Fee Related JP3547115B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 電磁駆動バルブ |
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| JP (1) | JP3547115B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-06-11 JP JP16382898A patent/JP3547115B2/ja not_active Expired - Fee Related
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