JPH1135193A - 紙搬送装置における紙検出センサ確認装置 - Google Patents

紙搬送装置における紙検出センサ確認装置

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JPH1135193A
JPH1135193A JP9188035A JP18803597A JPH1135193A JP H1135193 A JPH1135193 A JP H1135193A JP 9188035 A JP9188035 A JP 9188035A JP 18803597 A JP18803597 A JP 18803597A JP H1135193 A JPH1135193 A JP H1135193A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙紛等の汚れによる光電センサの誤動作を正
確に検出する。 【解決手段】 差板2および上板7には、3種類の光電
式センサと超音波センサ26からなる紙詰まり検出装置
が設けられている。超音波センサ26の受信器26bは
上板7の検出孔25の垂直下方位置から外れて位置付け
られている。この超音波センサが紙無しを検出している
ときに、他の光電式センサが紙有りを検出したときに異
常を知らせる警告手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば枚葉輪転印
刷機において搬送される紙の紙詰まり等を検出する紙検
出センサに関し、特に、この紙検出センサの適否を確認
する紙搬送装置における紙検出センサ確認装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】枚葉輪転印刷機には、紙詰まりを判断し
て本機を停止させる紙詰まり検出器が備えられている。
すなわち、紙検出センサを紙詰まりの生じやすい各箇所
のそれぞれに配置し、これら複数の紙検出センサによっ
て紙の有無を検出し、これらセンサの検出結果に基づき
各箇所での紙詰まりを判断し、紙詰まりであることを表
示するとともに、本機を停止させるようにするものであ
る。この紙詰まり検出用のセンサは、紙が前当てに先端
を当接したことを検出する前当て見当センサや横針装置
によって側端が揃えられていることを検出する横当て見
当センサとしての機能も併せ持っている。したがって、
この前当て見当センサや横当て見当センサは、単に紙の
有無を検出するだけではなく、紙の先端や側端の位置を
検出する見当機能が要求されるために、高い位置検出精
度が得られる光電式センサが採用されている。
【0003】この光電式センサは、紙搬送部材としての
差板等に収納孔が形成され、この収納孔に発光・受光素
子が収納されている。この収納孔の開口は透明カバーに
よって覆われており、この透明カバーの表面は差板の表
面と同一面をなし紙搬送路の一部を形成している。この
ような構造では、差板上を搬送される紙によって透明カ
バーの表面が紙粉等の付着によって汚れ易く、清掃しな
いとこの光電式センサが誤動作する。すなわち、透明部
材が紙粉で汚れると、光電式センサを構成する各見当セ
ンサや胴入りセンサでは、紙が存在しないにもかかわら
ず紙有りと誤検出してしまうので、これによって胴入が
なされ、空刷りが行われてしまう。また、2枚検出セン
サでは、紙が1枚であるにもかかわらず2枚以上と誤検
出してしまい、本機を停止させてしまうため、不必要な
印刷停止が行われる。
【0004】このような不都合がないように、紙検出セ
ンサが紙紛等による汚れによって正常に動作できていな
い、すなわち紙検出センサの適否状態を確認する装置が
必要とされていた。この確認装置として、実開平5−2
6382号公報に開示されたものがある。ここに開示さ
れたものは、紙が紙搬送路に存在しない、いわゆる紙無
し状態において、光電式センサの発光素子から受光素子
に向けて発光を行い、センサレベル検出回路において基
準受光量と比較し、比較した量が基準発光量と異なると
きには、透明カバーに汚れが発生していると判断し、警
報用のランプを点灯させて作業者に知らせるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のセンサ確認装置では、紙無し状態においてセン
サレベル検出回路の基準発光量と比較して確認するよう
にしているので、確認動作中に誤って紙が紙搬送路に進
入したときには、これが紙紛によるものなのか、紙によ
るものなのか判別がつかないといった問題があった。ま
た、紙無し状態において確認するように構成されている
ので、印刷動作中においては紙検出センサの適否を確認
することができず、このために印刷動作中に紙検出セン
サが誤動作するおそれがあった。
【0006】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、紙紛等の汚れ
による紙検出センサの誤動作を正確に検出する紙搬送装
置における紙センサ確認装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る紙搬送装置における紙センサ確認装置
は、紙搬送部材上を搬送され紙の搬送方向に複数の紙検
出センサを設け、これらセンサの適否を確認する紙搬送
装置における紙検出センサ確認装置であって、これら複
数の紙検出センサのうち紙搬送方向の上流側に配置した
センサを、紙の有無を検出する基準センサとし、その他
の紙検出センサを光電式センサで構成し、前記基準セン
サを紙搬送部材に形成した検出孔を挟んで配設した発信
器と受信器とからなる超音波センサで構成するととも
に、検出孔の下方に配設した前記発信器または受信器を
検出孔の垂直下方領域から外れるように位置付け、前記
基準センサが紙無しを検出しているときに、下流側に設
けた他の紙検出センサが紙有りを検出したときに異常を
知らせる警告手段を設けたものである。したがって、基
準センサである超音波センサによって紙の有無が検出さ
れ、ここで紙無しと検出されたにもかかわらず、光電式
センサで紙有りと検出されたときに光電式センサが汚れ
によって誤動作していると判断され、警告手段によって
作業者に知らされる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る紙搬送装置にお
ける紙センサ確認装置を適用した枚葉輪転印刷機の給紙
部の平面図、図2は同じく側面図、図3は同じく光電式
センサの構造を拡大して示す断面図、図4は同じく基準
センサの構造を拡大して示す断面図である。これらの図
において、全体を符号1で示す枚葉輪転印刷機の給紙部
には、見当部を形成する差板2と、この差板2の先端部
に設けられ紙15の天地方向の見当を揃える前当て3
と、紙ガイド4と、紙受台の上板7に設けられ紙15の
左右方向の見当を揃える横針5および横当て6と、紙ガ
イド8とが備えられている。
【0009】上述した差板2および上板7には、複数の
種類(本実施例では4種類)の紙検出センサ10,1
1,12,26(図2参照)からなる紙詰まり検出装置
が設けられており、これら紙検出センサのうち、紙検出
センサ10,11,12はいずれも発光素子および受光
素子からなる光電式センサによって構成されている。紙
検出センサ10は前当て3に近接して差板2に埋設され
た前当て見当センサであって、図示を省略しているが、
差板2の長手方向の反対側の対称位置にも1個設けられ
ている。紙検出センサ11は横当て6から図中矢印Bと
反対方向に僅かに離間して上板7に埋設された横当て見
当センサである。
【0010】紙検出センサ12は上板7の長手方向の略
中央部に埋設された胴入れセンサであって、この胴入れ
センサ12によって紙15が検出されると、ゴム胴が圧
胴および版胴(いずれも図示を省略)に対接して印刷が
可能な状態になる。これら前当て見当センサ10、横当
て見当センサ11および胴入れセンサ12は、同じ構造
で差板2または上板7に埋設されているので、ここでは
前当て見当センサ10の差板2に埋設された構造を図3
に基づいて説明する。
【0011】差板2には、前当て見当センサ10を埋設
するための検出孔17が穿設され、この検出孔17の上
部開口は透明なガラス18で覆われ、このガラス18の
表面18aは、差板2の表面2aと同一面になるように
位置付けられている。検出孔17内には2本の光ファイ
バ19,20が対向するように設けられており、これら
2本の光ファイバ19,20の先端部は互いに向き合う
ように角度αを有して折り曲げ形成され、先端はガラス
18の裏面に当接するように位置付けられている。ま
た、この光ファイバ19,20の下端には、それぞれ発
光素子21および受光素子22が配設されている。
【0012】したがって、差板2a上をA方向に搬送さ
れてきた紙15が検出孔17上を通過すると、光ファイ
バ19から照射された光が、ガラス18を透過し紙15
において反射して再びガラス18を透過し光ファイバ2
0に入射するので、受光素子22で受光されることによ
り、紙15が検出される。23は紙検出の上限位置を示
したものであって、紙15はガラス18の表面18aか
ら上限位置23までの高さHの範囲において前当てセン
サ10によって検出されるように構成されている。ここ
で、ガラス18の表面18a上が紙粉等で汚れたときに
は、紙15が孔17上に位置しない場合であっても、光
ファイバ19から照射された光は、このガラス18を透
過しないで表面18a上の付着物で反射し、光ファイバ
20に入射し、受光素子22で受光されるので、誤って
紙15が有ると検出される。
【0013】前記上板7の紙搬送方向(矢印A方向)に
対して最上流側の略中央には、検出孔25が穿設され、
この検出孔25を挟むようにして上板7の上方および下
方には、一対の発信器26aおよび受信器26bからな
る本願発明の特徴である紙検出センサとしての超音波セ
ンサ26が設けられている。すなわち、図4において、
発信器26aおよび受信器26bは、それぞれ上板7の
上方および下方において、左右のフレーム29,29
(一方のフレーム29は図示を省略)に横架された角ス
テー27,28に固定されている。これら発信器26a
および受信器26bは、上板7と直交する垂直線Cから
角度β傾斜した線D上に位置するように配設され、上板
7の下方に位置する受信器26bは、検出孔25の垂直
下方の領域Lから外れるように位置付けられている。
【0014】このように、受信器27が検出孔25の垂
直下方の領域Lから外れて位置付けられていることによ
り、上板7上を搬送される紙15の紙紛がセンサ孔25
から落下しても受信器26b上には落下することがな
い。このため、この超音波センサ26は紙粉等に影響を
受け難く常に紙15の有無を正確に検出することができ
るので、紙15の有無の検出の際に紙粉等に影響される
他の紙検出センサ10,11,12のセンサ機能が正常
に動作しているかの判断を行う際の基準のセンサとして
機能する。すなわち、超音波センサ26によって紙無し
と検出したときに、他の紙検出センサ10,11,12
のいずれかが紙有りと検出すると、紙検出センサ10,
11,12に対応して設けられた警告手段としての3個
のランプ(図示せず)のいずれかが点灯するように構成
されている。なお、この超音波センサ26は、紙の有無
を検出するとともに、紙が2枚以上重なって搬送される
ことを検出する2枚検出センサとしても機能する。
【0015】次に、このような構成の枚葉輪転印刷機の
紙検出センサ確認装置における紙検出センサの確認動作
を説明する。まず、枚葉輪転印刷機のスイッチをオンし
図示を省略した版胴、ゴム胴を回転させる。このとき、
ゴム胴は版胴と圧胴から離間させた「脱」状態とさせ空
転状態とする。この状態として、紙搬送方向(矢印A方
向)の最上流に位置した基準のセンサである2枚検出セ
ンサ26が紙無しを検出していることを確認したら、他
の紙検出センサ10,11,12が紙無しを検出してい
るか確認する。このとき、紙紛等に紙の検出を影響され
ない2枚検出センサ13が紙無しを検出しているにもか
かわらず、これら紙検出センサ10,11,12のうち
いずれかが紙有りと検出していたら、装置の制御部(図
示せず)では異常であるとして、この紙有りと検出して
いるセンサを覆っているガラス18の表面18aが紙粉
等で汚れていると判断する。
【0016】したがって、制御部から警告手段としての
ランプ(図示せず)に信号が送られ、ランプが点灯する
ので、作業者は点灯したランプに対応した誤検出した紙
検出センサ10,11,12のいずれかのガラス18の
表面を清掃する。このように、光電式センサ10,1
1,12のガラス18に付着した汚れを正確に把握する
ことができることにより、定期的に清掃する必要がなく
なり、作業者の負担が軽減される。この紙検出センサ1
0,11,12の確認動作は、印刷機が運転中において
も行われる。すなわち、印刷動作中、検出孔25上に紙
が無い、いわゆる紙無しの状態においては基準のセンサ
26では紙無しを検出するので、このときに光電式セン
サ10,11,12のいずれかが紙有りを検出したら、
異常であることを検出する。
【0017】光電式センサ10,11,12に異常がな
いことが確認されて、図示を省略した給紙装置から紙1
5を給紙すると、紙15は上板7上に矢印A方向に給紙
される。上板7上に給紙された紙15はまず基準のセン
サである2枚検出センサ13上を通過し、ここで紙15
が2枚以上重なって通過した場合には、2枚検出センサ
13によってこれが検出され、異常と判断されて紙15
の給紙が停止される。また、2枚検出センサ13上を紙
15が1枚通過したときには、正常と判断され、次に胴
入れセンサ12によって紙15が検出されると、ゴム胴
が版胴および圧胴(いずれも図示を省略)に対接して胴
入れが行われる。
【0018】その後、紙15の先端が前当て3に当接
し、紙15の天地方向が揃えられると、これを前当て検
出センサ10,10(一方は図示を省略)で検出され、
これによって横針5が作動する。横針5の作動によって
紙15の一方の側端を横当て6に当接させることによ
り、紙15は左右方向が揃えられ、これが横当て検出セ
ンサ11によって検出される。このように、紙15が、
2枚検出センサ26、胴入れセンサ12、前当て検出セ
ンサ10および横当て検出センサ11のすべてに順序よ
く検出されることにより、紙詰まりの発生がないと判断
される。紙詰まりがないと判断されると、図示を省略し
たスウィング装置によって紙15の先端がくわえられ、
印刷ユニット(図示せず)の圧胴の爪にくわえ替えら
れ、圧胴に装着されて印刷が行われる。
【0019】紙15が、2枚検出センサ26、胴入れセ
ンサ12、前当て検出センサ10および横当て検出セン
サ11のいずれかに紙無しと検出されることにより、紙
詰まりと判断され、給紙装置からの紙15の給紙が停止
する。この場合、紙15を最初に検出する2枚検出セン
サ26を、紙粉等の汚れに影響を受けにくい取付構造と
した超音波センサとしたことにより、給紙装置から上板
7上に給紙された紙15は、この2枚検出センサ26に
よって紙粉等による誤検出を起こすことなく確実に紙の
有無が検出される。
【0020】このように、複数のセンサ10,11,1
2,26のうち、常に、正確に紙の有無を検出するため
の基準となる超音波センサ26を紙15の搬送方向Aに
対して最上流側に設けたことにより、他の光電式センサ
が紙粉等の汚れによる影響、すなわち光電式センサの適
否の判断が容易にできる。したがって、紙粉等を清掃す
る時期が確実に判断でき、必要な時機に清掃すればよい
ので、清掃作業の負担が軽減される。また、確実に汚れ
が清掃できるので、清掃の失念が未然に防止され、清掃
の失念に起因する紙有りの誤検出を防止でき、このた
め、紙有りの誤検出による損紙の発生あるいは紙くわえ
の不十分によってブランケットに傷が付くのを防止でき
る。しかもこのセンサの適否の判断は、紙のある印刷動
作中においても確認できるので、より確実な確認作業を
常に行うことができる。
【0021】図5は本発明の第2の実施の形態を示す平
面図である。この第2の実施の形態では、胴入れセンサ
12に超音波センサを採用してこの胴入れセンサ12を
紙の有無を検出するための基準のセンサとするととも
に、2枚検出センサ13を胴入れセンサ12の紙搬送方
向下流側である差板2の前当て3に近接した部位に埋設
したものである。この場合、胴入れセンサ12が平面視
において、横当てセンサ11よりも図5中上方に位置付
けられているが、紙15は最初に胴入れセンサ12によ
って検出され、先端が前当て3に当接した後に横針5の
作動によって横当てセンサ11によって検出される。し
たがって、胴入れセンサ12は横当てセンサ11よりも
紙15の搬送方向の上流側に位置付けられており、上板
7上に給紙された紙15は、先ず胴入れセンサ12によ
って検出される。
【0022】このような構成とすることにより、給紙装
置から給紙され矢印A方向に搬送された紙15は、基準
となる胴入れセンサ12によって紙の検出がなされ、前
当て3に先端を当接させると紙の天地方向が揃えられ
る。前当て検出センサ10および2枚検出センサ13と
によって紙15の先端部および紙15が1枚であること
が検出されると、横針5が作動し紙15の一側端が横当
て6に当接することにより、紙15の左右が揃えられ
る。横当て検出センサ11で紙15が検出されると、図
示を省略したスウィング装置によって紙15の先端部が
くわえられ印刷ユニットの圧胴の爪にくわえ替えられ、
圧胴に装着されて印刷が行われる。
【0023】この第2の実施の形態においても、紙の検
出の基準となるセンサである胴入れセンサ12が紙15
の搬送方向に対して他のセンサ10,11よりも上流側
に設けたことにより、他のセンサ10,11が紙紛等に
よる影響がないかの確認ができ、上述した第1の実施の
形態と同様に、空刷りの防止や損紙の発生あるいはブラ
ンケットに傷が付くことを防止できる。
【0024】図6は本発明の第3の実施の形態を示す平
面図である。この第3の実施の形態では、前当て検出セ
ンサ10、横当て検出センサ11、胴入れセンサ12お
よび2枚検出センサ13に光電式センサを採用するとと
もに、これらセンサ10,11,12,13の他に、こ
れらセンサよりも紙15の搬送方向Aに対して上流側
に、紙の有無を専用に検出する超音波センサ30を設け
たものである。
【0025】このような構成とすることにより、給紙装
置から給紙され矢印A方向に搬送された紙15は、基準
となるセンサ30によって紙の検出がなされ、次に胴入
れセンサ12によって検出され、前当て3に先端を当接
させると紙の天地方向が揃えられる。前当て検出センサ
10および2枚検出センサ13とによって紙15の先端
部および紙15が1枚であることが検出されると、横針
5が作動し紙15の一側端が横当て6に当接することに
より、紙15の左右が揃えられる。横当て検出センサ1
1で紙15が検出されると、図示を省略したスウィング
装置によって紙15の先端部がくわえられ印刷ユニット
の圧胴の爪にくわえ替えられ、圧胴に装着されて印刷が
行われる。
【0026】この第3の実施の形態においても、紙の検
出の基準となる超音波センサ30が、紙15の搬送方向
に対して他のセンサ10,11,12,13よりも上流
側に設けたことにより、上述した第1の実施の形態と同
様に、空刷りの防止や損紙の発生あるいはブランケット
の破壊を防止できる。
【0027】図7は本発明の第4の実施の形態を示す側
面図である。この第4の実施の形態においては、紙の有
無を検出する基準となる紙検出センサ33を静電気容量
センサとして、左右のフレーム29に横架された角ステ
ー34に、上板7の上方で、かつ他のセンサよりも紙搬
送方向Aに対して上流側に位置付けられるようにして固
定されている。このように、紙15にうず電流を発生さ
せる電磁波を発信し、紙15のうず電流量を計測する静
電気容量センサ33によって紙15の有無を検出するよ
うにしたことにより、静電気容量センサ33が紙15の
紙紛等による影響を受けることなく、紙15の有無を検
出することができる。このため、上述した第1の実施の
形態の超音波センサ26と同様に、紙15の有無を正確
に検出することができ、紙15の有無の検出の際に紙粉
等に影響される他のセンサ10,11,12のセンサ機
能が正常に動作しているかの判断を行う際の基準のセン
サとして機能する。
【0028】なお、本実施の形態では、紙搬送方向の最
上流位置に、超音波センサ26あるいは静電容量センサ
33を設けてこれらを基準センサとしたが、最上流位置
のこれら超音波センサ26あるいは静電容量センサ33
を、下流側の光電式センサの動作を監視させずに単に紙
の有無を監視させるようにしてもよく、その場合にはこ
れらセンサの次の下流側に基準となるセンサを配置すれ
ばよく、したがって必ずしも基準となるセンサを最上流
に配置する必要はない。また、本実施の形態では、枚葉
輪転印刷機の給紙装置に本発明の紙センサ確認装置を適
用した例を挙げたが、給紙装置以外でも紙が搬送される
部位に適用でき、また枚葉輪転印刷機に限らず折機にも
適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、汚
れによる光電式センサの誤動作が防止され、紙が存在し
ないにもかかわらず紙有りといった誤検出が発生するこ
とがないので、空刷りを防止でき、紙有りの誤検出によ
る損紙の発生あるいは紙くわえの不十分によるブランケ
ットに傷が付くことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における紙検出
センサ確認装置の平面図である。
【図2】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における紙検出
センサ確認装置の側面図である。
【図3】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における紙検出
センサ確認装置における光電式センサの断面図である。
【図4】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における紙検出
センサ確認装置における超音波センサの断面図である。
【図5】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における紙検出
センサ確認装置の第2の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図6】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における紙検出
センサ確認装置の第3の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図7】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における紙検出
センサ確認装置の第4の実施の形態の側面図である。
【符号の説明】
2…差板、3…前当て、5…横針、6…横当て、10…
前当て見当センサ、11…横当て見当センサ、12…胴
入れセンサ、15…紙、21…発光素子、22…受光素
子、26,30…超音波センサ、33…静電気容量セン
サ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙搬送部材上を搬送され紙の搬送方向に
    複数の紙検出センサを設け、これらセンサの適否を確認
    する紙搬送装置における紙検出センサ確認装置におい
    て、これら複数の紙検出センサのうち紙搬送方向の上流
    側に配置したセンサを、紙の有無を検出する基準センサ
    とし、その他の紙検出センサを光電式センサで構成し、
    前記基準センサを紙搬送部材に形成した検出孔を挟んで
    配設した発信器と受信器とからなる超音波センサで構成
    するとともに、検出孔の下方に配設した前記発信器また
    は受信器を検出孔の垂直下方領域から外れるように位置
    付け、前記基準センサが紙無しを検出しているときに、
    下流側に設けた他の紙検出センサが紙有りを検出したと
    きに異常を知らせる警告手段を設けたことを特徴とする
    紙搬送装置における紙検出センサ確認装置。
  2. 【請求項2】 紙搬送部材上を搬送され紙の搬送方向に
    複数の紙検出センサを設け、これらセンサの適否を確認
    する紙搬送装置における紙検出センサ確認装置におい
    て、これら複数の紙検出センサのうち紙搬送方向の上流
    側に配置したセンサを、紙の有無を検出する基準センサ
    とし、その他の紙検出センサを光電式センサで構成し、
    前記基準センサを静電気容量センサとし、この静電気容
    量センサを紙搬送部材の上方に配設し、前記基準センサ
    が紙無しを検出しているときに、下流側に設けた他の紙
    検出センサが紙有りを検出したときに異常を知らせる警
    告手段を設けたことを特徴とする紙搬送装置における紙
    検出センサ確認装置。
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