JPH11352158A - 光ファイバー計測器 - Google Patents
光ファイバー計測器Info
- Publication number
- JPH11352158A JPH11352158A JP10159406A JP15940698A JPH11352158A JP H11352158 A JPH11352158 A JP H11352158A JP 10159406 A JP10159406 A JP 10159406A JP 15940698 A JP15940698 A JP 15940698A JP H11352158 A JPH11352158 A JP H11352158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- sensor
- light
- optical
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Abstract
せ、高精度な測定を可能とすることにある。 【解決手段】被測定対象物の近くに配置された光ファイ
バーセンサ8と、測定用の光を発生して前記センサに送
る光源12と、前記センサからの出射光を検出する検出
器と、前記センサ8と光源12及び検出器13とを光学
的に結合する光学系18aと、前記検出器13からの信
号を処理する信号処理部14とを備え、光の特性の変化
により物理量を計測する光応用計測器において、前記光
ファイバーセンサ用の光ファイバーとして、製造段階で
捻じられた光ファイバー8を用い、この光ファイバーを
実装段階でさらに捻じりを加えて配置したものである。
Description
利用して物理量を測定する光ファイバー計測器に係わ
り、特に光ファイバーセンサの構成を改良した光ファイ
バー計測器に関する。
ー計測器が提案されている。特に、光ファイバー電流計
測器(例えば光変流器)は、被測定電流が流れる導体に
近接して光ファイバーをセンサとして配置し、このセン
サに直線偏光の光を通過させて、被測定電流によって生
ずるファラデー効果の旋光角を測定するものである。
の一例として、U.S.P 3,605,013 号公報に記載の光ファ
イバー電流計測器を示す構成図である。この図12に示
すように、光ファイバー電流計測器は、レーザ1、偏光
子2、送光用ファイバー3、光ファイバーセンサ(光ガ
イド)3’、被測定導体4、検光子5、光検出器6、お
よび表示装置7より構成されており、光ファイバーセン
サ3’は、センサ用光ファイバーを、被測定導体4の周
りに巻き付けるように近接配置して構成されている。
偏光子2により直線偏光にされ、送光用ファイバー3を
通して光ファイバーセンサ3’に導かれる。被測定導体
4に電流Iが流れることによって磁界が発生し、この磁
界により、光ファイバーセンサ3’中を伝播する光に、
ファラデー効果に基づく旋光が生じる。光ファイバーセ
ンサ3’を通過した後、光は、送光用ファイバー3を通
って検光子5に導かれ、検光子5の方位の光の成分のみ
が通過して光検出器6に導かれる。電流量Iが変化する
と、この変化に応じてファラデー旋光角が変化するた
め、検光子5通過後の光量が変化し、それに伴い光検出
器6の出力が変化する。したがって、光検出器6の出力
を測定することにより、電流Iを求めることができる。
得られた結果は、信号処理器を兼ねた表示装置7によっ
て表示される。
に示すような従来の光ファイバー電流計測器において
は、センサ用光ファイバーを被測定導体の周りに巻き付
けることにより光ファイバー中に誘起される複屈折によ
り、センサ用光ファイバーの感度が低下し、かつ、温度
等の外部環境により測定結果が変動するという問題点が
ある。また、電力系統に用いるためには、高精度測定だ
けでなく、さらに長期信頼性を確保することが必要であ
る。
電流計測器に限らず、被測定対称物の近傍に配置された
光ファイバーセンサを通る光の変化を利用して被測定対
象物の各種の物理量を測定するように構成した各種光フ
ァイバー計測器において、同様に存在している。
解決するために提案されたものであり、その目的は、高
精度な測定が可能でしかも長期信頼性に優れた光ファイ
バー計測器を提供することである。
めに、次のような手段により光ファイバー計測器を構成
するものである。請求項1に対応する発明においては、
被測定対象物近くに配置された光ファイバーセンサと、
測定用の光を発生して前記センサに送る光源と、前記セ
ンサからの出射光を検出する検出器と、前記センサと光
源および検出器とを光学的に結合する光学系と、前記検
出器からの信号を処理する信号処理部とを備え、光の特
性の変化により物理量を計測する光ファイバー計測器に
おいて、前記光ファイバーセンサとして磁界がない状態
でも常に旋光性を有するファイバーを用いたことを特徴
としている。
ファイバーセンサとして磁界がない状態でも常に旋光性
を有する光ファイバーを用いることにより、光ファイバ
ーセンサ内を光が伝播する際、光の偏波面が旋光を受け
て回転することによって平均化されるため、光から見た
光ファイバーセンサ内部の不均一性が緩和される。その
結果、光ファイバー中に誘起されて不均一性の原因とな
る直線複屈折の影響を抑制することができ、高精度な測
定を実現することができる。
の近くに配置された光ファイバーセンサと、測定用の光
を発生して前記センサに送る光源と、前記センサからの
出射光を検出する検出器と、前記センサと光源及び検出
器とを光学的に結合する光学系と、前記検出器からの信
号を処理する信号処理部とを備え、光の特性の変化によ
り物理量を計測する光ファイバー計測器において、前記
光ファイバーセンサ用の光ファイバーとして、捻じりが
加えられた光ファイバーを用いたことを特徴としてい
る。
加えられた光ファイバーは、製造段階又は実装段階或い
は両段階で捻じられた光ファイバーであることを特徴と
している。
捻じりが加えられたスパンファイバーを用いることによ
り、複屈折の小さい光ファイバーが得られる。すなわ
ち、スパンファイバーは、ファイバー原料となるプリフ
ォームを回転させながら線引きして製作されることか
ら、ファイバー製作時に生じるファイバーコア部の非対
称性がなくなり、複屈折量の小さいファイバーが実現で
きる。この場合、製造段階の高温時に捻じっていること
から、ファイバー内部に応力はほとんど発生しないた
め、光ファイバーには旋光性がほとんどない。
バーを用いても、実装段階に光ファイバーに曲率を持た
せると、この曲率に起因して光ファイバー中に複屈折が
誘起され、光ファイバーの特性は実質的に不均一にな
る。これに対して、本発明においては、製造段階又は実
装段階或いは両段階で光ファイバーに捻じりを加えて光
ファイバーセンサを構成することにより、捻じり方向に
応力を発生させ、伝播する光に旋光性を持たせることが
できる。
サ内を光が伝播する際、光の偏光面が旋光を受けて回転
することにより平均化されるため、光から見た光ファイ
バーセンサ内部の不均一性を解消することができ、感度
の低下なしに高精度な測定が実現できる。
応する発明の光ファイバー計測器において、前記光ファ
イバーセンサ用光ファイバーのクラッド外形を2r(μ
m)、前記被測定対象物の周りにおけるこの光ファイバ
ーの巻き数をm(回)とした場合に、この光ファイバー
に対して実装段階に加える捻じり率nt (回/m)が、 nt ≦(125/2r)(8.0−log10m) を満足する値であることを特徴としている。
ーセンサ用光ファイバーに対して加えられる捻じり率n
t (回/m)の値を、クラッド外形2r(μm)に関し
て具体的に規定することにより、捻じりに伴う機械的強
度に基づく寿命の低下を抑制し、長期信頼性を高めるこ
とができる。
3に対応する発明の光ファイバー計測器において、前記
光ファイバー用の光ファイバー全長が有する複屈折量
が、捻じり数と複屈折量との関係によって0°近傍と極
値近傍のいずれか一方の値を持つように、捻じり数を設
定したことを特徴としている。
ーセンサ用光ファイバー全長が0°近傍もしくは極値近
傍となることにより、温度等の外部環境が変化しても感
度の変化量が小さくなるため、高精度を保つことができ
る。
応する発明の光ファイバー計測器において、前記光ファ
イバーセンサに入射する光の偏波面の方向が、光ファイ
バーが配置されている面に対して、+45°、+135
°、−45°、もしくは−135°の近傍となるように
したことを特徴としている。
ーセンサを捻じることにより、ファイバー内で誘起され
る複屈折量を平均化する度合いを大きくすることがで
き、結果として、少ない捻じり量で感度の変化量を小さ
くできるため、寿命の低下を抑制できるとともに、高精
度を保つことができる。
5に対応する発明の光ファイバー計測器において、前記
光ファイバーセンサ用の光ファイバーとして石英ファイ
バーを用い、この光ファイバー全長に亘る捻じり数N
(回)が、 3.5M−1≦N≦3.5M+1 (Mは0以外の整
数) を満足する値であることを特徴としている。
イバーセンサ用の石英ファイバーの全長に亘る捻じり数
N(回)を具体的に規定することにより、捻じりによる
光の偏光面の回転角を90°近傍の整数倍にすることが
できるため、これにより、光ファイバーセンサ用の光フ
ァイバー全長が有する複屈折量を0°近傍にすることが
できる。したがって、感度が低下することなく、温度等
の外部環境が変化しても感度の変化量が小さくなるた
め、高精度を保つことができる。
5に対応する発明の光ファイバー計測器において、前記
光ファイバー用の光ファイバーとして石英ファイバーを
用い、この光ファイバー全長に亘る捻じり数N(回)
が、 |N|=1.75+3.5M (Mは正の整数) を満足する値の±1以内の値であることを特徴としてい
る。
イバーセンサ用石英ファイバーの全長に亘る捻じり数N
(回)を具体的に規定することにより、複屈折量を極値
にすることができる。したがって、温度等の外部環境が
変化しても感度の変化量が小さくなるため、高精度を保
つことができる。
のいずれか一つに対応する光ファイバー計測器におい
て、前記光ファイバーセンサ用の光ファイバーの平均曲
げ半径をR(m)、前記被測定対象物の周りにおけるこ
の光ファイバーの巻き数をm、光の波長をλとした場合
に、この光ファイバーのクラッド外形2r(μm)が、 (r/62.5)2 ≦(80/2mπR/3.8)(R
/0.25)2 (λ/0.8) を満足する値であることを特徴としている。
イバーセンサ用の光ファイバーのクラッド外形2r(μ
m)を、光ファイバーの平均曲げ半径R(m)と巻き数
m、および光の波長λに関して具体的に規定することに
より、曲げによる複屈折を小さくすることができるた
め、精度を高めることができる。
8のいずれか一つに対応する発明の光ファイバー計測器
において、前記光ファイバーセンサ用の光ファイバーの
平均曲げ半径をR(m)、前記被測定対象物の周りにお
けるこの光ファイバーの巻き数をmとした場合に、この
光ファイバーのクラッド外形2r(μm)が、 2R/125≦(8.0−log10m)×2mπR/
3.5 を満足する値であることを特徴としている。
ァイバーセンサ用の光ファイバーのクラッド外形2r
(μm)を、光ファイバーの平均曲げ半径をR(m)と
巻き数mに関して具体的に規定することにより、光ファ
イバーの曲げ半径が小さい場合でも、曲げによる複屈折
を小さくできると共に、実装段階で捻じることによる機
械的強度に基づく寿命の低下を抑制できるため、精度お
よび長期信頼性を高めることができる。
のいずれか一つに対応する記載の光ファイバー計測器に
おいて、前記光ファイバーセンサ用の光ファイバーが、
少なくともそのコア部分に捻じり応力を加えた後に新た
なコーティング層が設けられてなる光ファイバーである
ことを特徴としている。
ァイバーセンサの少なくともコア部分に捻じり応力を加
えた後に新たなコーティング層を設けることにより、捻
じりが固定できる。したがって、捻じりに起因する光フ
ァイバーの絡みかなくなり、実装が容易になると共に、
光ファイバー中に誘起されて不均一性の原因となる直線
複屈折の影響を、捻じり応力による光の旋光によって抑
制することができるため、高精度な測定を実現すること
ができる。
11のいずれか一つに対応する発明の光ファイバー計測
器において、前記光ファイバーセンサ用の光ファイバー
が、少なくともそのコア部分に捻じり応力を加え、少な
くとも両端を固定した状態で、その外側に外被となる保
護用のパイプが設けられてなる光ファイバーであること
を特徴としている。
ァイバーセンサの少なくともコア部分に捻じり応力を加
えて少なくとも両端を固定した状態でその外側に外被と
なる保護用のパイプを設けることにより、光ファイバー
中に誘起されて不均一性の原因となる直線複屈折の影響
を、捻じり応力による光の旋光によって抑制することが
できる。したがって、高精度な測定を実現することがで
きると共に、光ファイバー自体の劣化を防止でき、長期
信頼性が確保できる。
のいずれか一つに対応する発明の光ファイバー計測器に
おいて、前記光ファイバーセンサ用の光ファイバーの一
部に捻じりを調整するための回転部が設けられてなるこ
とを特徴としている。
ァイバーセンサの一部に捻じりを調整するための回転部
を設けることにより、実装段階において捻じりの調整を
することができる。したがって、所定の捻じり条件を容
易に調整できるため、温度等の外部環境が変化しても感
度の変化量が小さくなるため、高精度を保つことができ
る。
に対応する発明の光ファイバー計測器において、前記回
転部にパルスモータ等の駆動部が設けられていることを
特徴としている。
回転部にパルスモータ等の駆動部を設けることにより精
度よく、しかも遠隔操作にて光ファイバーの捻じりを調
整して所定の回数に設定できる。したがって、温度等の
外部環境が変化しても感度の変化量が小さくなるため、
高精度を保つことができる。
又は14のいずれか一つに対応する発明の光ファイバー
計測器において、前記回転部に回転を固定するための固
定部が設けられていることを特徴としている。
部に回転を固定するための固定部を設けることにより、
所定の捻じり回転数とした後捻じり状態を固定すること
ができる。したがって、感度の変化量を抑え、高精度を
保つことが長期間にわたって実現できる。
は2に対応する発明の光ファイバー計測器において、光
ファイバーセンサ用の光ファイバーを緩く固定するため
のファイバーガイドが設けられていることを特徴として
いる。
ーガイドにより光ファイバーを緩く固定することができ
る。したがって、光ファイバーがずれたり絡まるのを防
止することができるため、高精度を保つことができる。
は2に対応する発明の光ファイバー計測器において、前
記光ファイバーセンサ用の光ファイバーもしくは前記結
合光学系の少なくとも一方が乾燥状態を保ったフランジ
もしくは真空引きされた容器内に配置されていることを
特徴とする。
ァイバーもしくは結合光学系内部の少なくとも一方が乾
燥状態に保ったフランジ、もしくは真空引きされた容器
内に配置されているため、結露や高湿度の影響を避ける
ことができる、高精度な測定を長期間にわたって実現で
きる。
物の近くに配置された光ファイバーセンサと、測定用の
光を発生して前記センサに送る光源と、前記センサから
の出射光を検出する検出器と、前記センサと光源及び検
出器とを光学的に結合する光学系と、前記検出器からの
信号を処理する信号処理部とを備え、光の特性の変化に
より物理量を計測する光ファイバー計測器において、前
記光学系に無偏光状態の光を供給するために、前記光源
にデポラライザを取付けたことを特徴とする。
の出力光の偏光状態を無偏光化(ランダム化)できるた
め、前記光源と前記光学系間に外部影響が及ぼされても
偏光状態が無偏光となり、前記光学系で決定される偏光
状態を光出力の低下なく実現できる。したがって、外部
環境の受け難く高精度な測定を実現することができる。
に対応する発明の光ファイバー計測器において、前記デ
ポラライザとして偏波面保持ファイバーを用い、前記光
源から出射される光の偏光面に対して、偏波面保持ファ
イバーの固有軸が約45°、約−45°、約135°も
しくは約135°の角度をなして光源に取り付けられて
いることを特徴とする。
光源の出力光の偏光状態を無偏光化(ランダム化)でき
るため、前記結合光学系で決定される偏光状態を光出力
の低下なく実現できる。したがって、外部環境の受け難
く高精度な測定を実現することができる。
物の近くに配置された光ファイバーセンサと、測定用の
光を発生して前記センサに送る光源と、前記センサから
の出射光を検出する検出器と、前記センサと光源及び検
出器とを光学的に結合する光学系と、前記検出器からの
信号を処理する信号処理部とを備え、光の特性の変化に
より物理量を計測する光ファイバー計測器において、外
部からの影響を等しくするために同じ光路をお互いに逆
方向に伝搬する光を用いて前記光学系の光の干渉を測定
することを特徴としている。
系の光の干渉現象を検出することにより、高精度な測定
が可能でしかも長期信頼性に優れた光ファイバー計測器
を実現できる。
20のいずれか一つに対応する発明の光ファイバー計測
器を複数個設けて構成されることを特徴とする。請求項
21に対応する発明によれば、複数の光ファイバー計測
器により構成することにより電流の差動システム等の応
用が可能となり、外部環境の変化を受け難い高精度な測
定が可能となる。
に対応する発明の光ファイバー計測装置において、複数
の光ファイバー計測器が直列につながれ、少なくとも前
記光ファイバー計測器間が低複屈折ファイバーもしくは
高複屈折ファイバー(偏波面保持ファイバー)で接続さ
れて構成されることを特徴とする。
くとも前記光ファイバー計測器間が低複屈折ファイバー
もしくは高複屈折ファイバーで接続されているため、高
精度の測定の実現もしくは外部環境の変化を受け難い測
定が実現できる。
バー計測器を光ファイバー電流計測器に適用した複数の
実施の形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第1の実施の形態の構成図を示し
ている。この図1に示すように、本実施の形態の光ファ
イバー電流計測器において、光ファイバーセンサ8は、
被測定導体4の周りを囲むように配置されている。
ファイバー電流計測器は、大別して、センサ光学部9、
信号処理部10、および伝送用ファイバー部11から構
成されている。
生する光源12、センサ光学部9からの2つの光を検出
してその強度に応じた電気信号に変換する検出器13、
この検出器13で得られた信号を演算処理する信号処理
回路14、および処理結果を出力する出力端子15を備
えている。光源12は、レーザダイオードまたはスーパ
ールミネセントダイオードによって構成されている。
理部10内の光源12からセンサ光学部9に光を送る送
光用ファイバー16と、センサ光学部9から信号処理部
10内の2つの検出器13に光を送る2本の受光用ファ
イバー17とを備えている。
aと光ファイバーセンサ部18bとを備えている。この
うち、結合光学部18aは、4つのレンズ19〜22、
偏光子23、2つのビームスプリッタ24、25、およ
び2つの検光子26、27から構成されている。ここ
で、4つのレンズ19〜22のうち、第1のレンズ19
は、送光用ファイバー16からの光を平行ビームに変換
するために使用され、第2のレンズ20は、光ファイバ
ーセンサ部18bに光を入射し、かつ、光ファイバーセ
ンサ部18bからの出射光を受光するために使用され、
第3と第4のレンズ21、22は、平行ビームを集光し
て各受光用ファイバー17に入射するためにそれぞれ使
用される。
ー8が配置されている面)に関して45度方向の直線偏
光に変換するために使用され、2つのビームスプリッタ
24、25は、光をその入射方向に応じて透過光と反射
光とに分割するためにそれぞれ使用される。2つの検光
子26、27は、各々水平方向および垂直方向の直線偏
光の光を透過させることにより、直交するx、y方向の
各偏光成分を抽出するためにそれぞれ使用される。
ァイバー16からの光を、第1のレンズ19、偏光子2
3、第1のビームスプリッタ24、および第2のレンズ
20を介して光ファイバーセンサ部18bの一端を送る
ようになっている。
反射方向の光は、第2のレンズ20を透過した後、第1
のビームスプリッタ24で反射され、第2のビームスプ
リッタ25に送られ、2方向の光に分割されるようにな
っている。この一方の分割光は、第1の検光子26およ
び第3のレンズ21を介して一方の受光用ファイバー1
7に送られる。他方の分割光は、第2に検光子27およ
び第4のレンズ22を介して他方の受光用ファイバー1
7に送られる。
測定電流が流れる被測定導体4の周囲に1以上のほぼ整
数倍の回数だけ巻き付けられた光ファイバーからなる光
ファイバーセンサ8から構成されており、この光ファイ
バーセンサ8は、その終端部に反射端28を備えてい
る。ここでは、光ファイバーセンサ8用の光ファイバー
として、信頼性の高い石英ファイバーを使用した場合に
ついて説明するが、特に、石英ファイバーに限定される
ものではない。また、光ファイバーセンサ8の反射端2
8は、光ファイバーセンサ8内を伝播してきた光を反射
して再び光ファイバーセンサ8内に戻し、反対方向に伝
播させるようになっている。この時、反射端28を用い
ることにより、光ファイバーの入射端と出射端は完全に
一致している。図中29は、このような入出射端を示し
ており、この入出射端29は、構造物中に収納されてい
る。そして、光ファイバーセンサ8の両端であるこの入
出射端29と前述した反射端28は互いに接近して配置
されている。
す説明図である。光ファイバーセンサ8用の光ファイバ
ーとしては、磁界がない状態でも常に旋光性を有するシ
ングルモードファイバーが採用されており、この光ファ
イバー自体は、製造段階に捻じられた(スパン)ファイ
バーである。この光ファイバーセンサ8用の光ファイバ
ーは、光が伝播するコア部30と、その外周に順次設け
られたクラッド層31およびコーティング層32から構
成されており、実装段階で右方向に機械的に捻じられて
いる。
流計測による被測定導体4の電流計測は、次のように行
われる。まず、信号処理部10の光源12から発した光
は、送光用ファイバー16を通ってセンサ光学部9の結
合光学系18aに送られる。
1のレンズ19によって平行ビームに変換され、偏光子
23によって直線偏光に変換された後、第1のビームス
プリッタ24を透過して第2のレンズ20によって集光
され、光ファイバーセンサ部18bの始端部に入射す
る。
は、光ファイバーセンサ8内を伝播して反射端28で反
射された後、再び光ファイバーセンサ8内に戻され、反
対方向に伝播して結合光学系18a側の始端部である入
射端から出射する。この場合、光ファイバーセンサ部1
8b内を往復する形で通過する光の偏光面は、被測定導
体4を流れる被測定電流によって誘起されるファラデー
効果により回転する。
光は、結合光学系18aの第2のレンズ20で平行ビー
ムに変換された後、第1のビームスプリッタ24で反射
され、第2のビームスプリッタ25で2方向の光に分割
される。
らの一方の分割光は、第1の検光子26によってx方向
の偏光成分が抽出された後、第3のレンズ21および受
光用ファイバー17を介して、信号処理部10の一方の
検出器13に送られる。また、他方の分割光は、第2の
検光子27によってy方向の偏光成分が抽出された後、
第4のレンズ22および受光用ファイバー17を介し
て、他方の検出器13に送られる。
分の光は、各検出器13に送られ、これらの検出器13
で得られた各偏光成分の信号は、信号処理回路14に送
られて演算処理され、得られた処理結果、すなわち測定
結果は、出力端子15によって出力される。
おける信号の流れであるが、特に、光ファイバーセンサ
8は、その構成の特徴から、コア部30が均一である
上、光ファイバーセンサ8内を光が伝播する際、光の偏
光面が回転する。この点について次に説明する。
バーは、磁界がない状態でも常に旋光性を有するシング
ルモードファイバーであり、しかも、この光ファイバー
自体は、製造段階においてプリフォームを回転させなが
ら線引きすることによって捻じられた(スパン)ファイ
バーであるため、ファイバー製作時に生じるコア部30
の非対称性がなくなり、複屈折量が小さくなっている。
(<2°/m)。すなわち、コア部30が均一化されて
いる。
向、すなわち光ファイバーを配置した方向(x軸)とこ
れに垂直な方向(y軸)に複屈折の主軸が発生し、これ
が光ファイバー内の不均一性の原因になる。これに対し
て、光ファイバーセンサ8は、実装段階でも右方向に機
械的に捻じられているため、この光ファイバーセンサ8
内を伝播する光が旋光する。すなわち、図2において
は、光ファイバーセンサ8の軸方向(z軸方向)に直線
方向の光が伝播する際の、コア部30内のA点およびB
点での偏光面の方向が示してあり、光ファイバーが捩れ
る捻じられていることから、光の偏光面は、B点ではA
点に比べ角度θだけ旋光している。なお、光ファイバー
が、左方向に機械的に捻じられた場合でも、同様の作用
が得られる。
が伝播する際、光の偏光面が回転することにより平均化
されるため、光から見た光ファイバーセンサ8内部の不
均一性を解消することができ、感度の低下なしに高精度
な測定が実現できる。なお、捻じり応力による旋光性は
捻じり量に対して一定の割合となるため、あらかじめ捻
じり量がわかれば、この旋光量を求めることができ、被
測定電流4によって生じる磁界によってファラデー効果
と分離することができる。特に、本実施の形態では、反
射鏡28を用いて光路を往復させているので、捻じりに
よる旋光量は行きと帰りで逆方向となり打ち消される構
成になっているため、実質的にファラデー旋光のみが測
定できるという利点がある。
ば、光ファイバーに旋光性を持たせた結果、ファイバー
内部の不均一性を解消することができるので、高精度な
電流測定が実現できる。
果が得られるのは言うまでもない。次に本発明に係る光
ファイバー電流計測器の第2の実施の形態を説明する。
なお、本実施の形態は、前述した第1の実施の形態の変
形例に相当するため、第1の実施の形態と同様の構成に
ついての説明は省略する。
うな光ファイバーセンサ8の光ファイバーに加える捻じ
り量を規定して、長期信頼性を向上するものである。特
に光ファイバー電流計測器を電力系統用として適用する
ためには、光ファイバーセンサ8の寿命が重要である。
の寿命ts は、次の(1)式によって表される。 ln(ts /tpe1 )=ln(Pf /L・ Np1)−ln(b)−n・ ln(σs /σp1) b=ln(1+Np2/Np1)/ln{1+(σp2)n ・ tpe2 /(σp1)n ・ tpe1 } …(1) この(1)式において、各パラメータは、製造段階に捻
じられた光ファイバーの強度試験のパラメータを表して
いる。tpe1 、tpe2 は、1、2回目の耐力試験時間、
Pf は破壊確率、Lはファイバー長、Np1、Np2は1、
2回目の耐力試験時間時の単位長さ当りの破断個数、σ
p1、σp2は、1、2回目の耐力試験時間時の応力、nは
動的疲労試験による傾きである。
の最大主応力と等しい。すなわち、次のように表され
る。 σs =[σzmax+{(σzmax)2 +4G2 θ2 r2 }
1/2 ]/2 ここで、Gは横弾性係数、θは単位長さ当りの捻じり角
度、rは光ファイバークラッド層の外半径である。ま
た、σzmaxは曲げの最大応力であり、次式で表される。
る。具体的に、光ファイバーセンサ用の光ファイバーと
して石英ファイバーを用い、破断確立Pf =10-5、光
ファイバークラッド外半径r=62.5μm、ファイバ
ーの曲げ半径0.5m、巻き回数m=1回とし、強度試
験を行ったところ、n=20、tpe1 =1.2(s)、
b=0.0492、σp1=3.196×105 (P
a)、Np1=1.43(コ/m)、E=7.2×1010
(N/m2 )、G=E/{2・(1+0.2)}という
結果が得られた。そして、この結果を前記(1)式に代
入したところ、図3に示すような、ファイバー破断寿命
のファイバー捻じり回数依存性が得られた。この図3か
ら明らかなように、捻じり率を8回/m以下にすれば、
電力系統用として要求される25年以上の機械的寿命を
確保することができる。
で、25年以上の機械的寿命を確保するためには、前記
(1)式をより簡略化することで、次のような条件式が
求められる。すなわち、光ファイバーセンサ用の光ファ
イバーのクラッド外径を2r(μm)、被測定対象物の
周りにおける光ファイバーの巻き数をm(回)とした場
合に、光ファイバーに対して実装段階に加える捻じり率
nt (回/m)が、次の(2)式を満足すれば、破断確
率Pf =10-5で、25年以上の寿命を確保することが
できる。
5mの場合に成り立つ必要条件であり、R>0.5mの
場合には、さらに寿命を延ばすことができる。ちなみ
に、図3の条件を代入すれば、nt ≦8.0(回/m)
=16.0π(ラジアン/m)となり、図3の結果と一
致する。
るような捻じりを光ファイバーに加えることにより、前
記光ファイバーが均質となるため、高精度な測定が実現
でき、かつ長期信頼性も向上させることができる。
の第3の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態
は、前述した第1の実施の形態の変形例に相当するた
め、第1の実施の形態と同等の構成についての説明は省
略する。
うな光ファイバーセンサ8において、捻じり数と複屈折
量の関係において光ファイバー全長が有する複屈折量が
0°近傍、もしくは極値近傍となるように捻じり数を設
定して、高精度を確保するものである。
バー全長に亘る捻じり数と複屈折量(任意目盛り)の関
係を示す。このとき、光ファイバーセンサ8に入射する
光の偏波面は光ファイバーを配置した方向に対して+4
5°近傍である(+135°、−45°、−135°近
傍でも同様の結果である)。ここで、近傍とは、±2
2.5°の範囲を示すが、±10°の範囲ならば、さら
に効果が大である。石英ファイバーにおける捻じり量ξ
と旋光量ωの関係は、次式で表される。
0.073は、温度により若干変化する。ここで、捻じ
り数N(回)と捻じり量ξとの間には、ξ=2πNの関
係がある。捻じり量ξを3.5回の倍数近傍とする条件
は、次の(3)式で表される。
が負の時は左向きの捻じりを示す。この(3)式に示す
ように捻じり量ξを規定すれば、旋光量ωは(π/2)
・ Mとほぼ等しくなり、図4に示すように、光ファイバ
ー全長に亘る複屈折量は0°近傍となる。
バー電流計測器の感度Sと複屈折量δとの間には、次の
(4)式で表されるような関係がある。 S=sinδ/δ …(4) したがって、複屈折量δが0°近傍にあれば、高感度で
精度の高い測定ができる。また、温度変化により旋光量
が若干変化しても、複屈折量δが0°近傍にあるため、
感度Sはほとんど変化せず、温度安定性に優れている。
を、3.5回の倍数に1.75を加えた値に近傍する条
件は、次の(5)式で表される。 |N|=1.75+3.5M …(5) なお、この(5)式において、Mは正の整数である。こ
の(5)式を満足する近傍、すなわち、±1以内となる
ように捻じり数Nを規定すれば、図4に示すように、複
屈折量は極値近傍となる。この場合、計測器の感度Sは
若干低下するが、複屈折量が極値近傍であるため、温度
変化により旋光量が若干変化しても感度の変動は少な
い。
折量を、捻じり数と複屈折量の関係において、0°近傍
もしくは極値近傍となるように捻じり数を設定すること
により、温度変化に影響されにくい、高精度な計測器を
実現することができる。また、光ファイバーセンサに入
射する光の偏波面の方向(直線偏光の方向)を、光ファ
イバーが配置される面に対して、+45°、+135
°、−45°、もしくは−135°の近傍とすることに
より、少ない捻じり量で感度の変化量を小さくでき、寿
命の低下を抑制することができる。
の第4の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態
は、前述した第1の実施の形態の変形例に相当するた
め、第1の実施の形態と同等の構成についての説明は省
略する。
うな光ファイバーセンサ8のクラッド外径2r(μm)
の条件を、光ファイバーの平均曲げ半径R(m)と巻き
数m、および光の波長λに関して規定することにより、
曲げによる複屈折を小さくして精度を高めるものであ
る。
イバーセンサ8が被測定導体4の周りに平均曲げ半径R
(m)にて設置されている場合、光ファイバー中に誘起
される曲げによる複屈折量Δβ(°/m)は次の(6)
式で表される。
(石英))、cは光弾性定数(=−3.5×10-11 m
2 /kg)、λは光の波長である。
平均曲げ半径Rと複屈折量Δβが大きくなり、光ファイ
バーセンサ8の感度が低下することがわかる。よって、
光ファイバーセンサ8の全長に亘る複屈折量をδ
(°)、光ファイバーセンサ8の被測定導体4の周りの
巻き数をmとすると、前記(6)式より、次式が得られ
る。
2.5)2 (0.8/λ)×2mπR この場合、光ファイバーセンサ8の感度Sは、前記
(4)式のように表されるため、測定精度±1%以内と
するためには、δ≦0.35ラジアン=20°とするの
が望ましい。また、図4より光ファイバー全長に亘る捻
じり数を約3.5回以上にすると、複屈折量は捻じり数
0回の時に比べて1/4以下になる。したがって、曲げ
によって誘起される複屈折量を20°×4=80°以下
に抑制するようなファイバーパラメータを設定すれば、
測定精度±1%は容易に満足できる。
サ8のパラメータは、以下の(7)式に示す条件を満足
するように設定される。 (r/62.5)2 ≦(80/2mπR/3.8)(R/0.25)2 (λ/ 0.8) …(7) この(7)式に、R=0.1(m)、m=10(回)、
λ=0.8(μm)を代入すると、光ファイバーセンサ
のクラッド外半径rは、45μm以下である。
(回)、λ=1.3(μm)でr<40(μm)とする
と、δ<3°となり、光ファイバー全長に亘る捻じり数
が0でも所定の精度を満足することができる。さらに、
これを光ファイバー全長に亘って約3.5回転以上捻じ
るとδ<0.75°となり、感度S>0.99997が
実現でき、超高精度な光ファイバー電流計測器が実現で
きる。
(7)式を満足するような光ファイバーセンサ8のパラ
メータを用いることにより、光ファイバー全長に亘る複
屈折量を大幅に低減できるため、光ファイバー電流計測
器の精度を高めることができる。
の第5の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態
は、前述した第1の実施の形態の変形例に相当するた
め、第1の実施の形態と同等の構成についての説明は省
略する。
うな光ファイバーセンサ8のクラッド外径2r(μm)
の条件を、光ファイバーの平均曲げ半径R(m)と巻き
数mに関して規定することにより、光ファイバー全長に
亘る複屈折量を低減して精度を高めると共に、機械的寿
命の低下を抑制して長期信頼性を高めるものである。
確保するための条件としては、前記(2)式において、
光ファイバーに対して実装段階に加える捻じり率nt
(回/m)を規定した。また、光ファイバー全長に亘る
複屈折量をある程度低い値にするためには、図4に示す
ように、光ファイバー全長に亘って少なくとも約3.5
回転以上捻じらなければならない。
半径をR(m)とすると、次式が成り立つ。 (125/2r)(8.0−log10m)×2mπR≧
3.5 すなわち、光ファイバーセンサ8は、次の(8)式を満
足する。
mは被測定導体4の周りにおける光ファイバーの巻き数
(回)である。この(8)式に、m=1(回)、R=
0.05(m)を代入すると、r≦45(μm)とな
る。
(8)式を満足するような光ファイバーセンサ8を用い
ることにより、光ファイバーセンサ8の曲げ半径が小さ
い場合でも、光ファイバー全長に亘る複屈折率量を小さ
くできると共に、実装段階で捻じることによって機械的
寿命の低下を抑制できるため、精度および長期信頼性に
優れた光ファイバー電流計測器が実現できる。
前記(8)式のクラッド外径2rの条件と、第4の実施
の形態について説明した前記(7)式のクラッド外径2
rの条件とを組み合わせて、光ファイバーセンサ8のク
ラッド外半径rを40μm未満(クラッド外径80μm
未満)にすることが考えられる。この構成によれば、さ
らに超高精度で長期信頼性に優れた光ファイバー電流計
測器が実現できる。
測器の第6の実施の形態を示す図であり、特に、光ファ
イバーセンサ8の詳細を示す説明図である。なお、本実
施の形態は、前述した第1の実施の形態の変形例に相当
するため、第1の実施の形態と同等の構成についての説
明は省略する。
に示すように、光ファイバーセンサ8のコア部30、ク
ラッド層31、およびコーティング層32までを捻じる
ことによりこれらの部分に捻じり応力が加えられてお
り、この捻じりが、コーティング層32の周囲に新たに
設けられたアクリル等の外部コーティング層33によっ
て固定されている。
イバーの絡みを防止することができ、実装が容易になる
と共に、光ファイバー中に誘起されて不均一性の原因と
なる直線複屈折の影響を、捻じり応力による光の旋光に
よって抑制することができる。
ファイバーセンサ8のコア部30からコーティング層3
2までの部分に捻じり応力を加え、その周囲に、この捻
じりを固定するための外部コーティング層33を設ける
ことにより、非常に取り扱い易く、かつ高精度の光ファ
イバー電流計測器を実現できる。なお、必ずしもコア部
30からコーティング層32までの部分全体に捻じり応
力を加える必要はなく、少なくともコア部30に捻じり
応力を加えることにより、同様に優れた効果を得ること
ができるものである。
測器の第7の実施の形態を示す図であり、特に、光ファ
イバーセンサ8の詳細を示す説明図である。なお、本実
施の形態は、前述した第1の実施の形態の変形例に相当
するため、第1の実施の形態と同等の構成についての説
明は省略する。
に示すように、光ファイバーセンサ8の光ファイバーを
構成するコア部30、クラッド層31、およびコーティ
ング層32までを捻じることによりこれらの部分に捻じ
り応力が加えられている点では、前記第6の実施の形態
と同様であるが、この捻じりの固定方法が異なる。本実
施の形態においては、この捻じりが、光ファイバーセン
サ8の両端を固定するコネクタ34で固定されると共
に、光ファイバーセンサ8の外側に外被となる保護用の
パイプ35が設けられている。また、両端のコネクタ3
4の少なくとも一方には、捻じりを調整した後に固定す
るための捻じり固定具36が設けられている。さらに、
図示していないが、パイプ35内には部分的もしくは全
体的に光ファイバーセンサ8のガイドを設けてもよい。
ーセンサ8を通した後、一方のコネクタ34を回転する
ことによって、光ファイバーセンサ8の全長に亘る捻じ
り数を容易に決定できる。したがって、捻じりに起因す
る光ファイバーの絡みを防止することができ、実装が容
易になると共に、実装段階において容易に捻じり数を調
整でき、光ファイバー中に誘起されて不均一性の原因と
なる直線複屈折の影響を、適切な捻じり応力による光の
旋光によって適切に抑制することができる。
ファイバーセンサ8のコア部30からコーティング層3
2までの部分に捻じり応力を加え、この光ファイバーセ
ンサ8の両端を固定すると共に、その外側にパイプ35
を設けることにより、非常に取り扱い易く、光ファイバ
ーセンサ8自体の劣化を防止でき、しかも、実装段階で
容易に調整可能な、高精度の光ファイバー電流計測器を
実現できる。
グ層32までの部分全体に捻じり応力を加える必要はな
く、少なくともコア部30に捻じり応力を加えることに
より、同様に優れた効果を得ることができるものであ
る。また、光ファイバーセンサ8の両端を固定する手段
は、コネクタ34や捻じり固定具36等の構成に限定さ
れるものでなく、その具体的な構成は適宜選択可能であ
り、また、パイプ35の具体的な構成も適宜選択可能で
ある。
バーセンサ8を本実施例の保護用のパイプ35内に収納
した場合、外部からの保護をさらに強化でき、高精度な
光ファイバー電流計測器を実現できる。
測器の第8の実施の形態を示す図であり、特にセンサ光
学部9の詳細を示す説明図である。なお、本実施例の形
態は、前述した第1の実施形態の変形例に相当するた
め、第1の実施形態と同等の構成についての説明は省略
する。
8に示すように、結合光学部18aからでる光ファイバ
ーセンサ8には反射端28がつながれている。反射端2
8は図示されていないフランジもしくは容器に固定され
ている回転部37につながれ、回転部37は外部から駆
動できるパルスモータ等の駆動部38につながれてい
る。また、回転部37は光ファイバーセンサ8の捻じり
を固定するためのネジ等の固定部39が設けられてい
る。光ファイバーセンサ8は図示されていないフランジ
もしくは容器の角溝中に収納され、ファイバーガイド4
0により緩やかに固定されている(ここでは1 巻きしか
光ファイバーセンサが巻かれていないが複数回巻きでも
よい)。なお、フランジもしくは容器中には袋詰めされ
た乾燥剤41が、また、図示されていないが結合光学部
18a中にも乾燥剤が入れられている。
階において捻じりの調整をすることができる。外部から
駆動できる駆動部38を用いればさらに調整が容易に精
度よく実現できる。調整後、固定部39により捻じり状
態を固定することができる。この際、光ファイバーその
ものだけでなく、両端に取付けられたコネクタを含めた
複屈折の総和を最小化できる。これには光ファイバー電
流計測器の出力が極値近傍、特に極大値近傍となるよう
に調整すればよい。ファイバーガイド40により光ファ
イバーセンサ8が緩やかに固定され、光ファイバーがず
れたり絡まるのを防止している。特に、複数回巻きの場
合、1巻き毎に通すガイドを分けることによりファイバ
ーどうしが絡まるのを防いでいる。フランジもしくは容
器中の乾燥剤41、もしくは結合光学系18a中の乾燥
剤により、光ファイバーセンサ8や結合光学系18a内
の光学部品の結露や高湿度の影響を避けることができ
る。
ファイバーセンサ8につながれた回転部37、駆動部3
8、固定部39により光ファイバーセンサ8を所定の捻
じり数に固定できるため、感度の変化量を抑え、高精度
を保つことを長期間にわたって実現できる。また、ファ
イバーガイド40を設けることにより、光ファイバーセ
ンサ8を緩く固定でき、ずれや絡まりを防止できること
により、高精度を保つことができる。さらに、乾燥剤4
1等により光ファイバーセンサ8もしくは結合光学系1
8aの少なくとも一方が乾燥状態に保ったフランジ、も
しくは真空引きした容器内に配置されることにより、結
露や高湿度の影響を避けることができ、高精度測定を長
期間にわたって実現できる。
により回転部37を固定した後は取り外しても同等な優
れた効果が得られる。また、乾燥状態をつくるために乾
燥空気や窒素等の露点の高いガスを封入しても同等な効
果が得られる。さらに結合光学系18aに孔を開けて、
フランジもしくは容器内部との通気性を良くすることに
より、結露や高湿度の影響を避けることが可能である。
ァイバー電流計測器の第9の実施の形態を示す図であ
り、特に光源12と送光用ファイバーの詳細を示す説明
図である。なお、本実施例の形態は、前述した第1の実
施形態の変形例に相当するため、第1の実施形態と同等
の構成についての説明は省略する。
(a)に示すように光源12はデポラライザ(偏波解消
器)42を介して送光用ファイバー16につながれてい
る。デポラライザ42はリオ型デポラライザ(Lyot-dep
olarizer)で、2つの高複屈折ファイバー(偏波面保持
ファイバー)の固有軸が45°の角度を持つように接続
されている。ファイバー長L1、L2の比は1:2であ
る。
に関係なく、デポラライザ42の出射光の直交モードの
光量が等しくなり、直交成分間の位相差はコヒーレント
長以上となるためランダムな関係にすることができる。
したがって、送光用ファイバー16に多少の外部環境変
化があっても、結合光学部18aの偏光子23の光出力
は一定に保つことができる。
式は次の(9)式を満足する。 δω・δτ・z≧π …(9) ここで、δωは光源のスペクトル幅、δτは直交するモ
ードの時間差、zはファイバー長L1である。光源12
のスペクトルがガウス状で7nmの広がり幅(δλ;波
長幅)をもち、デポラライザ42を構成するファイバー
による直交モードの時間差が1ns/kmとすると、フ
ァイバー長L1は0.5m以上となる。
(b)に示すように光源12に偏波面保持ファイバー
(高複屈折ファイバー)43を、光源12から出射され
る光の偏光面に対して偏波面保持ファイバーの固有軸が
約45°、約−45°、約135°もしくは約−135
°の角度をなして取り付けられている。図9(c)に取
り付け角が45°の場合の様子を示す(図は楕円ジャケ
ットタイプであるが、パンダ、ボウタイ、楕円クラッ
ド、楕円コア、矩形コア、4分割コア等のどのようなタ
イプでもよい)。n1、n2が偏波面保持ファイバーの
固有軸を表わし、光源12から出射される光の偏光面に
対して固有軸は45°である。
は限定されるが、図9(a)と同等の作用を得ることが
できる。この時、必要なファイバー長もL1以上とすれ
ばよい。
光学系18aの間の任意の位置にデポラライザ42を取
り付けてもほぼ同等な作用がある。以上のように、本実
施の形態によれば、光源12と結合光学系18aの間
に、デポラライザ42もしくは偏波面保持ファイバー4
3を取り付けることにより、光源12と結合光学系18
a間に外部影響が及ぼされても偏光状態が無偏光となる
ため、結合光学系18aで決定される偏光状態を光出力
の低下なく実現できる。したがって、外部環境の影響を
受け難い高精度な測定を実現できる。
計測器の第9の実施の形態を示す図である。本実施形態
は、第1の実施形態が光の偏波面(偏光面)の回転角度
を計測するのに対し、光の干渉を利用して計測する実施
形態である。この図10に示すように、本実施の形態の
光ファイバー電流計測器において、光ファイバーセンサ
8は、被測定導体4の周りを囲むように配置されてい
る。
ファイバー電流計測器は、大別して、光ファイバーセン
サ部44と信号制御処理部45から構成されている。こ
のうち、光ファイバーセンサ部44は、光ファイバーセ
ンサ8、λ/4素子46a、46b(ここでは、ファイ
バー型λ/4素子)、偏波面保持ファイバー(高複屈折
ファイバー)47により構成されており、λ/4素子4
6は偏波面保持ファイバー47によって伝播されてきた
直線偏光の光を円偏光に変換するような配置となってい
る。また、各素子は融着により接続されている。
13、信号制御処理回路48、ファイバー偏光子49、
位相変調子50、出力端子15から構成されている。光
源12には、SLD(スーパールミネセントダイオー
ド)で構成されている。信号制御処理回路48では、位
相変調子50に変調信号を与え、検出器13の出力を検
波することにより被測定電流値Iを算出する。得られた
結果は出力端子15より出力する。
電流計測による被測定導体4の電流計測は、次のように
行われる。まず、信号制御処理部45の光源12から発
した光は、伝送ファイバー51、ファイバー偏光子4
9、伝送ファイバー52を通り2分され、位相変調子5
0に導かれる。位相変調子50では、各々の光が正弦波
の変調と鋸波の変調を受け、時計周り(cw)と反時計
周り(ccw)に光ファイバーセンサ部44を伝播す
る。時計周りの光は偏波面保持ファイバー47を通り、
λ/4素子46aにより進行方向に対して右周りの円偏
光に変換され、光ファイバーセンサ8中を伝播してファ
ラデー効果を受けた後、λ/4素子46bにより直線偏
光に変換され、偏波保持ファイバー47を通って、位相
変調子50の出射時と逆側に入射する。反時計周りの光
は偏波面保持ファイバー47を通り、λ/4素子46b
により進行方向に対して右回りの円偏光に変換され、同
様に光りファイバーセンサ8中でファラデー効果を受け
た後。λ/4素子46aにより直線偏光に変換され、偏
波保持ファイバー47を通って、位相変調子50の出射
時と逆側に入射する。位相変調子50に入射した2つの
光は、伝送ファイバー52で重なりあい、ファイバー偏
向子49を通って、検出器13に入射する。
センサ部44のファイバー長をLとすると、 fm=c/2nL …(10) としてドリフトを抑えている。ここで、cは光速、nは
ファイバーの屈折率である。屈折率が異なる場合は、そ
の分考慮して変調周波数fmを決めている。
は、ファラデー効果により光ファイバーセンサ8中の伝
播速度が異なるため、位相差φsが生じて干渉が起こ
る。位相差φsは位相変調子50で変調する鋸波の周波
数fsの関係は、 φs=φ(t+τ)−φ(t)=2πτfs …(11) で表わされる。ここで、τは光ファイバーセンサ部44
での遅延時間である。検出器13で得た信号を、信号制
御処理回路48で正弦波の基本周波数fmで同期検波す
ると、出力Pは、 Psin(φs−2θf ) …(12) となる。ここで、θfはファラデー旋光角(=V mI 、
V ;ヴェルデ定数、m;光ファイバーセンサの巻き数、
I ;電流値)である。
返し周波数fsを調整することにより、被測定電流I を
測定することができる。以上が、図10の光ファイバー
電流計測器における信号の流れであるが、特に光ファイ
バーセンサ8は、その構成の特徴から、製造段階で捻じ
られた(スパン)ファイバーであるため複屈折量が小さ
くて円偏光保存ファイバーとして機能するため、本実施
例のように光ファイバーセンサ8中を円偏光の光を伝播
させる場合、非常に適している。また、実装段階に光フ
ァイバーセンサ8を捻じって使用時も、円偏光保存ファ
イバーとして機能するため、非常に適している。
回りの円偏光と左回りの円偏光の重ね合せで表わされる
ため、第1の実施例で説明した光ファイバーセンサの作
用とも一致する。
バーに旋光性を持たせた結果、ファイバー内部の不均一
性を解消でき、ファイバーが円偏光保存ファイバーとし
て機能するため、高精度な電流測定が実現できる。
してセロダイン法について述べたが、位相変調法を用い
ても同等な効果が得られる。位相変調法とは、位相変調
子をfmで変調して基本波を検波することによりsin 関
数の出力を得る方法である。基本波だけを検波してファ
ラデー旋光角もしくは被測定電流I を求めてもよいが、
光源の光量に依存するため、2倍波も検波して基本波と
の出力の商をとって、光源の光量依存性をなくすことも
可能である。さらに、精度を上げるには2倍波の出力を
常に0となるように位相変調を行い、基本波と4倍波の
出力の商をとれば、出力が位相変調度合いに対して極値
近傍となるため誤差を少なくすることができる。また、
位相変調子を用いないで本実施例を得られるべき精度に
応じて各種用途に適用しても良い。
に反射鏡をおいて、干渉方式における反射形を採用して
もよい。反射により右回り(左回り)の円偏光になるこ
とを利用して、図10のループ形と同等な効果を得るこ
とができる。この場合には、反時計周りの入射側の偏波
面保持ファイバー47をなくすことができる。従って、
その分低コスト化できる。構成としては、図10の伝送
ファイバー52の途中にデポラライザを配置して、直交
する2偏波モードの光を位相変調子50を通して位相変
調をかける構成となる。この2偏波モードの反射光が再
度デポラライザを通ることにより同一偏波の直線偏光と
なり干渉を起こすものである。この場合にも、光ファイ
バーセンサ8の使用により同様な効果がある。さらに、
本実施の形態は光を自由空間を伝搬させず、ファイバー
中もしくは位相変調子で用いている光導波路中を伝搬さ
せる干渉形方式の第2の実施例について述べたが、バル
ク型の素子(例えばλ/4板)を用いることにより、一
部光を自由空間中を伝搬させるようにした、これらの変
形となる方式に本発明を適用しても同様な効果がある。
ファイバー電流計測器の第11の実施の形態を示す図で
ある。なお、本実施の形態は、前述した第1及び第10
の実施の形態の変形例に相当するため、第1及び第10
の実施の形態と同等の構成については説明を省略する。
1(a)に示すように被測定導体4a〜4nに周りに巻
かれたn個の光ファイバー電流計測器を直列につないで
おり、各光ファイバーセンサ8間は低複屈折ファイバー
53によって接続されている。低複屈折ファイバー53
は光ファイバーセンサ8と同じでもよいし、図6もしく
は図7で示した光ファイバーを用いてもよい。結合光学
部18aより出射された光はn個の光ファイバーセンサ
8を通過して反射端28により反射され、結合光学部1
8aに戻される。後は、第1の実施の形態と同等であ
る。
中及び低複屈折ファイバー53においては複屈折が小さ
くでき、伝播する光の偏光面に悪影響を及ぼさないた
め、n個の電流の差動システムが可能となる。例えば、
ある変電機器から出入りしているn本の電流線に本シス
テムを適用すれば、入りの総電流量と出の総電流量はキ
ルヒホッフの法則により常に0を示すが、事故時には電
流が流れる結果となる。これを信号処理器で判断し、保
護システムを動作させる。この場合、ある一定の電流を
定めておき、それ以上の電流が流れたら、事故と判定す
るシステムとなる。この時、信号処理器に保護リレーの
機能を持たせれば、動作の高速化、システムの低コスト
化が実現できる。
で覆えば、外部環境の変化の影響を受難くでき、また、
磁気シールド効果のあるパイプで覆えばさらに外部磁場
の影響をも抑えることができる。
(b)に示すようにn個の光ファイバー電流計測器を直
列にループ状につないでおり、各光ファイバーセンサ8
間は高複屈折ファイバー(偏波面保持ファイバー)54
によって接続されている。高複屈折ファイバー54は偏
波面保持ファイバー47と同等でもよい。信号制御処理
部45より出射された光(時計周りの光及び反時計周り
の光)は、λ/4素子46a、46bで偏光面を変化さ
せながら伝播し、光ファイバーセンサ8では右回りの円
偏光に、偏波面保持ファイバー47と高複屈折ファイバ
ー54では同一偏波直線偏光となるように伝播する。後
は、第10の実施の形態と同じである。
用した場合で、各光ファイバーセンサ8間は高複屈折フ
ァイバー(偏波面保持ファイバー)54によって接続さ
れた場合の実施例である。
間を高複屈折ファイバー(偏波面保持ファイバー)54
で接続したため、外部環境の変化や外部磁場の影響を受
け難くすることができ、n個の電流の差動システムが実
現できる。差動システムとしては、前述したような応用
例がある。
低複屈折ファイバーもしくは高複屈折ファイバー(偏波
面保持ファイバー)で接続されるため、高精度の測定の
実現もしくは外部環境の変化を受け難い測定が実現でき
る。
バーセンサ8の巻き数を必ずしも同じとする必要はない
し、また、各光ファイバーセンサ8の巻く向きを逆とす
るものがあっても同様な効果が得られる。さらに、j番
目、k番目の被測定導体に巻いた後、またj番目の被測
定導体に巻くといった方法でもよい。
されるものでなく、他にも本発明の範囲内で多種多様の
変形が実施可能である。例えば、前記に実施の形態にお
いて説明したように、本発明は特に光ファイバー電流計
測器に有効であり、長期信頼性を考えれば、さらに電力
系統用に好適であるが、他の各種の光ファイバー計測器
にも同様に適用可能であり、同様に優れた効果を得られ
るものである。
ァイバーセンサとして、特に石英ファイバーを用いた場
合について説明したが、これに限定されるものでなく、
例えば捻じらなくても複屈折の小さい鉛ガラス等の、他
の各種の材質の光ファイバーを適用可能であり、そのよ
うな場合にも、前記実施の形態と同様な効果が得られ
る。とりわけ、前記(1)式で述べた機械的寿命の条件
は、あらゆる光ファイバーセンサについて成り立つもの
であり、捻じりの有無に係らず、機械的応力に関してこ
の条件で光ファイバー寿命ts ≧25年を満足する光フ
ァイバーパラメータを用い、電力系統用あるいは他の用
途に応用した場合には、それらの応用は全て本発明の範
囲内である。
光ファイバー用の光ファイバーに旋光性を持たせること
により、光ファイバー内の光に対する均質性を向上する
ことができるので、高精度な測定が可能な光ファイバー
計測器を提供することができる。特に、光ファイバーに
適切な捻じりを加えることにより、高精度な測定が可能
でしかも長期信頼性に優れた光ファイバー計測器を提供
することができる。
バー電流計測器を示す構成図。
図。
バーセンサの捻じり率と寿命との関係を示すグラフ。
バーセンサのファイバー全長に亘る捻じり数と複屈折率
量との関係を示すグラフ。
バーセンサの曲げ直径と単位長さ当りの複屈折率量との
関係を示すグラフ。
バーセンサの詳細を示す説明図。
バーセンサの詳細を示す説明図。
学部の詳細を示す説明図。
光用ファイバーの詳細を示す説明図。
ァイバー電流計測器を示す構成図。
ァイバー電流計測器を示す構成図。
構成図。
Claims (22)
- 【請求項1】 被測定対象物の近くに配置された光ファ
イバーセンサと、測定用の光を発生して前記センサに送
る光源と、前記センサからの出射光を検出する検出器
と、前記センサと光源及び検出器とを光学的に結合する
光学系と、前記検出器からの信号を処理する信号処理部
とを備え、光の特性の変化により物理量を計測する光フ
ァイバー計測器において、 前記光ファイバーセンサ用の光ファイバーとして、磁界
がない状態でも常に旋光性を有する光ファイバーを用い
たことを特徴とする光ファイバー計測器。 - 【請求項2】 被測定対象物の近くに配置された光ファ
イバーセンサと、測定用の光を発生して前記センサに送
る光源と、前記センサからの出射光を検出する検出器
と、前記センサと光源及び検出器とを光学的に結合する
光学系と、前記検出器からの信号を処理する信号処理部
とを備え、光の特性の変化により物理量を計測する光フ
ァイバー計測器において、 前記光ファイバーセンサ用の光ファイバーとして、捻じ
りが加えられた光ファイバーを用いたことを特徴とする
光ファイバー計測器。 - 【請求項3】 前記捻じりが加えられた光ファイバー
は、製造段階又は実装段階或いは両段階で捻じられた光
ファイバーであることを特徴とする請求項2記載の光応
用計測器。 - 【請求項4】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイバ
ーのクラッド外径を2r(μm)、前記被測定対象物の
周りにおけるこの光ファイバーの巻き数をm(回)とし
た場合に、この光ファイバーに対して加えられる捻じり
率nt (回/m)が、 nt ≦(125/2r)(8.0−log10m) を満足する値であることを特徴とする請求項2記載の光
ファイバー計測器。 - 【請求項5】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイバ
ー全長が有する複屈折量が、捻じり数と複屈折量の関係
によって0°近傍と極値近傍のいずれか一方の値を持つ
ように、捻じり数を設定したことを特徴とする請求項2
又は3記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項6】 前記光ファイバーセンサに入射する光の
偏波面の方向が、光ファイバーが配置されている面に対
して、+45°、+135°、−45°、もしくは−1
35°の近傍となるようにしたことを特徴とする請求項
5記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項7】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイバ
ーとして石英ファイバーを用い、この光ファイバー全長
にわたる捻じり数N(回)が、 3.5M−1≦N≦3.5M+1 (Mは0以外の
整数) を満足する値であることを特徴とする請求項2又は5記
載の光ファイバー計測器。 - 【請求項8】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイバ
ーとして石英ファイバーを用い、この光ファイバー全長
にわたる捻じり数N(回)が、 |N|=1.75+3.5M (Mは正の整数) を満足する値の±1以内の値であることを特徴とする請
求項2又は5記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項9】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイバ
ーの平均曲げ半径をR(m)、前記被測定対象物の周り
におけるこの光ファイバーの巻き数をm、光の波長をλ
とした場合に、この光ファイバーのクラッド外径2r
(μm)が、(r/62.5)2 ≦(80/2mπR/
3.8)(R/0.25)2 (λ/0.8)を満足する
値であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1
つに記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項10】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイ
バーの平均曲げ半径をR(m)、前記被測定対象物の周
りにおけるこの光ファイバーの巻き数をmとした場合
に、この光ファイバーのクラッド外径2r(μm)が、 2r/125≦(8.0−log10m)×2mπR/
3.5 を満足する値であることを特徴とする請求項1乃至8の
いずれか1つに記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項11】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイ
バーが、少なくともそのコア部分に捻じり応力を加えた
後に新たなコーティング層が設けられてなる光ファイバ
ーであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか
一つに記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項12】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイ
バーが、少なくともそのコア部分に捻じり応力を加え、
少なくとも両端を固定手段により固定した状態で、その
外側に外被となる保護用のパイプが設けられてなる光フ
ァイバーであることを特徴とする請求項1乃至11のい
ずれか一つに記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項13】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイ
バーの一部に捻じりを調整するための回転部が設けられ
ていることを特徴とする請求項2乃至12のいずれか一
つに記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項14】 前記回転部がパルスモータ等の駆動部
により外部から回転調整ができる構成となっていること
を特徴とする請求項13記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項15】 前記回転部に回転を固定するための固
定部があることを特徴とする請求項13又は14記載の
光ファイバー計測器。 - 【請求項16】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイ
バーを緩く固定するためのファイバーガイドが設けられ
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイ
バー計測器。 - 【請求項17】 前記光ファイバーセンサ用の光ファイ
バーもしくは前記光学系の少なくとも一方が乾燥状態を
保ったフランジもしくは真空引きした容器内に配置され
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイ
バー計測器。 - 【請求項18】 被測定対象物の近くに配置された光フ
ァイバーセンサと、測定用の光を発生して前記センサに
送る光源と、前記センサからの出射光を検出する検出器
と、前記センサと光源及び検出器とを光学的に結合する
光学系と、前記検出器からの信号を処理する信号処理部
とを備え、光の特性の変化により物理量を計測する光フ
ァイバー計測器において、 前記光学系に無偏光状態の光を供給するために、前記光
源にデポラライザを取付けたことを特徴とする光ファイ
バー計測器。 - 【請求項19】 前記デポラライザとして偏波面保持フ
ァイバーを用い、前記光源から出射される光の偏光面に
対して偏波面保持ファイバーの固有軸が約45°、約−
45°、約135°もしくは−135°の角度をなして
光源に取り付けられていることを特徴とする請求項18
記載の光ファイバー計測器。 - 【請求項20】 被測定対象物の近くに配置された光フ
ァイバーセンサと、測定用の光を発生して前記センサに
送る光源と、前記センサからの出射光を検出する検出器
と、前記センサと光源及び検出器とを光学的に結合する
光学系と、前記検出器からの信号を処理する信号処理部
とを備え、光の特性の変化により物理量を計測する光フ
ァイバー計測器において、 外部からの影響を等しくするために同じ光路をお互いに
逆方向に伝搬する光を用いて前記光学系の光の干渉を測
定することを特徴とする光ファイバー計測器。 - 【請求項21】 請求項1〜20のいずれか一つに記載
の光ファイバー計測器を複数個設けて構成されることを
特徴とする光ファイバー計測装置。 - 【請求項22】 複数の光ファイバー計測器が直列につ
ながれ、少なくとも前記光ファイバー計測器間が低複屈
折ファイバーもしくは高複屈折ファイバーで接続されて
構成されることを特徴とする請求項21記載の光ファイ
バー計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159406A JPH11352158A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 光ファイバー計測器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159406A JPH11352158A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 光ファイバー計測器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11352158A true JPH11352158A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15693078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10159406A Pending JPH11352158A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 光ファイバー計測器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11352158A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007139740A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-06-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ偏波変動検知装置 |
| JP2008134192A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | East Japan Railway Co | 反射型光ファイバ電流センサ |
| US7615736B2 (en) | 2007-05-31 | 2009-11-10 | Fujikura Ltd. | Optical sensor |
| US8934739B2 (en) | 2010-08-06 | 2015-01-13 | Fujikura Ltd. | Sensor head and optical sensor |
| KR20150044313A (ko) * | 2013-10-16 | 2015-04-24 | 한국전자통신연구원 | 광섬유 전류 센서 |
| JP2017090359A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 日置電機株式会社 | アタッチメント、フレキシブルセンサおよび配置方法 |
| KR102231195B1 (ko) * | 2020-01-15 | 2021-03-24 | 한국전력공사 | 전광식 가변형 1/4 파장 위상 지연기 기반 광섬유 전류 센서 |
| CN119148285A (zh) * | 2024-09-13 | 2024-12-17 | 长江师范学院 | 一种旋转分布槽型扭转传感器的制备方法及扭转传感器 |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP10159406A patent/JPH11352158A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007139740A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-06-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ偏波変動検知装置 |
| JP2008134192A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | East Japan Railway Co | 反射型光ファイバ電流センサ |
| US7615736B2 (en) | 2007-05-31 | 2009-11-10 | Fujikura Ltd. | Optical sensor |
| US8934739B2 (en) | 2010-08-06 | 2015-01-13 | Fujikura Ltd. | Sensor head and optical sensor |
| KR20150044313A (ko) * | 2013-10-16 | 2015-04-24 | 한국전자통신연구원 | 광섬유 전류 센서 |
| JP2017090359A (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-25 | 日置電機株式会社 | アタッチメント、フレキシブルセンサおよび配置方法 |
| KR102231195B1 (ko) * | 2020-01-15 | 2021-03-24 | 한국전력공사 | 전광식 가변형 1/4 파장 위상 지연기 기반 광섬유 전류 센서 |
| CN119148285A (zh) * | 2024-09-13 | 2024-12-17 | 长江师范学院 | 一种旋转分布槽型扭转传感器的制备方法及扭转传感器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4442350A (en) | Fiber optic sensor with enhanced immunity to random environmental perturbations | |
| US8624579B2 (en) | Fiber optic current sensor | |
| US4495411A (en) | Fiber optic sensors operating at DC | |
| EP2407792A1 (en) | Fiber current sensor with reduced temperature sensitivity | |
| CN102706340A (zh) | 一种干涉式光纤陀螺仪 | |
| US6891622B2 (en) | Current sensor | |
| JP2759381B2 (ja) | ファラデー効果ドリフトの少ない減偏光された光ファイバ回転センサ | |
| JP2014025835A (ja) | 光電流センサ | |
| JPH11352158A (ja) | 光ファイバー計測器 | |
| EP2230484A1 (en) | Depolarizer for a fiber optic gyroscope (fog) using high birefringence photonic crystal fiber | |
| JP2005517961A (ja) | 光電式電流センサーのセンサーヘッドの製造方法 | |
| US6535654B1 (en) | Method for fabrication of an all fiber polarization retardation device | |
| EP0059644B1 (en) | Optical gyroscope | |
| JP3308897B2 (ja) | 電流測定方法及び光電流センサ | |
| JP4028035B2 (ja) | 光ファイバー応用計測器 | |
| JPH07270505A (ja) | 光ファイバ型計測装置及び計測方法 | |
| CA2117344C (en) | Current sensor | |
| JP2751599B2 (ja) | 光フアイバジヤイロ | |
| JP2591852B2 (ja) | 光フアイバジヤイロ | |
| JPH07306049A (ja) | 光ファイバジャイロ | |
| CN103743391B (zh) | 一种单耦合器全消偏光纤陀螺仪 | |
| CN115638782A (zh) | 一种基于圆偏振光传输抑制光纤环热致误差的干涉式光纤陀螺 | |
| JP2571870B2 (ja) | 光フアイバジヤイロ | |
| JPS6310403B2 (ja) | ||
| JPH01292263A (ja) | 光ファイバ電流測定装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040119 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040119 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050601 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050805 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071126 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071204 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080603 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080804 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081007 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081208 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090203 |