JPH1135361A - セメントエアミルクの製造方法 - Google Patents

セメントエアミルクの製造方法

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JPH1135361A
JPH1135361A JP19026697A JP19026697A JPH1135361A JP H1135361 A JPH1135361 A JP H1135361A JP 19026697 A JP19026697 A JP 19026697A JP 19026697 A JP19026697 A JP 19026697A JP H1135361 A JPH1135361 A JP H1135361A
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JP
Japan
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cement
milk
air
air milk
water
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JP19026697A
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Yasushi Omodaka
安志 面高
Tsukasa Uchisawa
司 内沢
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/18—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type
    • C04B28/186—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type containing formed Ca-silicates before the final hardening step
    • C04B28/188—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type containing formed Ca-silicates before the final hardening step the Ca-silicates being present in the starting mixture

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高流動性、材料/水分離防止性、充填性、施
工性に優れ、所望の単位体積重量及び強度を有する硬化
体を形成し得るセメントエアミルクの製造方法の提供。 【解決手段】 セメントに、ベントナイト、メタカオリ
ン、及びケイ酸カルシウム水和物(但し、Ca/Si比
=1.0〜4.0、強熱減量=5〜35%)の1種以上
からなる無機系の添加物を添加し、これに水、起泡剤を
混和し、このセメントミルクに起泡処理を施してエアミ
ルクを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセメントエアミルク
の製造方法に関するものである。更に詳しく述べるなら
ば、本発明は、土木建造物の裏込め、空隙充填、軽量盛
土、及び埋立などに有用なセメントエアミルクを簡便か
つ効率よく製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来セメントエアミルクはセメントに、
水を加え、更にこのセメントミルクに、起泡処理を施し
て製造されていた。このような従来方法により製造され
たセメントエアミルクは、その施工間に、材料/水分離
の発生を回避するために、セメントエアミルクの流動性
を、シリンダー(内径8cm×高さ8cm)法(日本道路公
団規格、「エアモルタル及びエアミルクの試験方法」J
HSA 313−1992、コンシステンシー試験方
法、シリンダー法)によるフロー値約200mm以下にす
ることが必要であった。これは、フロー値を約200mm
より高くするには、セメントエアミルク中の水の含有量
をより高くすることが必要であり、このようにすれば、
得られるセメントエアミルクの材料/水分離又は材料/
気泡分離が過大になり、所望の成形、硬化が困難にな
り、また得られたセメントエアミルク硬化体の強度分布
が著しく不均一になるためである。
【0003】一方、セメントエアミルクのフロー値が過
小になると、例えば160mm以下になると、セメントエ
アミルクのポンプ圧送が困難になるなどの不都合を生ず
る。このため、従来のセメントエアミルクのフロー値は
160〜200mmの比較的狭い範囲内にコントロールす
ることが必要であった。しかしながら、160〜200
mmのフロー値にコントロールされたセメントエアミルク
においては、それから得られる硬化体に要求される強度
値が設定されると、水/セメント配合比及び気泡含有量
にも制約を生じ、単位セメント量及び単位水量が定まっ
てしまう。このため、このような従来方法で得られるセ
メントエアミルクの単位体積重量は、ほぼ0.5〜0.
7g/cm3 に制約されている。
【0004】さらに、セメントエアミルクのポンプ圧送
性は、フロー値が大きい程良好であるから、現在のセメ
ントエアミルクのフロー値の実用上の上限値200mm
を、例えば500mm程度まで大きくすることができ、従
って、実用上、優れたポンプ圧送性能を有し、しかも材
料/水分離又は材料/気泡分離を生ずることがなく、か
つ実用上十分な強度と、均一な強度分布を有する硬化体
を製造し得るセメントエアミルクの製造方法の出現が強
く要望されていた。
【0005】さらに、従来のセメントエアミルクを用い
た場合、その単位体積重量の上限値は約0.7g/cm3
であり、これを、0.7g/cm3 より大きくしようとす
ると、セメントの含有量を増大させることが必要であ
る。しかし、セメントの含有量を高くすると、得られる
セメントエアミルクの粘度が上昇し、施工性が低下し、
しかも得られるセメント硬化体が不必要に高い強度を有
することになり、結局コストの上昇という経済的不利を
生ずる。また、セメントエアミルク硬化体に対し、再掘
削を施すことが予想される場合には、この硬化体の高強
度性は、再掘削を困難にする。さらに、セメントエアミ
ルク中の単位セメント量の増大は、水和発熱量の増加を
生じ、このため、気泡が破壊され、気泡含有量が低下す
るという問題も発生する。
【0006】上記のような問題に対応するため、セメン
トエアミルクの単位体積重量を0.7t/m2 より大き
くするためには、セメントエアミルク中に砂を加えて、
エアモルタルにすることが行われている。しかしなが
ら、エアモルタルを実用するためには、砂のストック場
所の確保、砂の品質管理(水分調製(管理)など)、良
質な品の入手難問題、混練設備の大型化などの諸問題点
を解決することが必要であり、さらに、砂混和エアモル
タルの作業性は、従来のセメントエアミルクに比して著
しく不良であるという不利益もある。特に施工が、山岳
地域、又は、道路法面の急斜面部などのような場所で行
われる場合には、従来のエアモルタルの使用は不適当で
あって、作業性の良好なセメントエアミルクの使用が望
まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高流動性、
材料/水分離又は材料/気泡分離に対する防止性を有
し、充填性、施工性に優れ、従って、所望の単位体積重
量及び強度を有する硬化体を得ることができるセメント
エアミルクの製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のセメントエアミ
ルクの製造方法は、セメントに、ベントナイト、メタカ
オリン、及び1.0〜4.0のCa/Si原子比を有
し、かつ5〜35%の強熱減量を示すケイ酸カルシウム
水和物(以下特殊混和材Aという)から選ばれた少なく
とも1種を含む無機系の添加物を、予じめ乾燥状態で混
合し、このセメント系混合物に、水を加えてかつ、この
セメントミルクに起泡処理を施すことを特徴とする。起
泡処理の方法としましては、起泡剤等をセメントミルク
に混入し発泡させる方法、予じめ気泡を製造し、セメン
トミルクに混入する方法のどちらでもよい。本発明の製
造方法の前記セメント系混合物の調製において、前記無
機系添加物と前記セメントとの重量配合比が7:93〜
40:60であることが好ましい。本発明の製造方法の
前記水性混和物の調製において、水と前記セメント系混
合物との重量配合比が、100:100〜250:10
0であることが好ましい。本発明の製造方法において、
前記セメントエアミルクが、160〜500mmのフロー
値及び0.5〜1.5g/cm3 の単位体積重量を有する
ことが好ましい。本発明の製造方法において、前記セメ
ントエアミルクが、0.5〜30kg/cm 2 の一軸圧縮強
度を有する硬化体を形成することが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るセメントエアミルク
の製造方法において、セメントと、無機系の添加物とが
予じめ混合され、セメント系混合物が調製される。無機
系の添加物は、ベントナイト、メタカオリン、及び特殊
混和材Aから選ばれた1種以上を含む無機系のものであ
って、前記特殊混和材AのCa/Si原子比は1.0〜
4.0の範囲内にあり、またその強熱減量は5〜35%
である。強熱減量とは、供試試料を950℃において6
0分間強熱したときの減量(重量)値の原重量値に対す
る比(パーセント)である。
【0010】本発明に用いられるセメントは、普通セメ
ント、早強セメント、超早強セメント、白色セメント、
及び耐硫酸塩セメントなどの各種ポルトライドセメン
ト、並びに、これらの少なくとも1種と、高炉スラグ、
及び/又はフライアッシュなどとの混合物からなる混合
セメントから選ぶことができる。
【0011】また、本発明に用いられるベントナイトの
グレードについては格別の制限はないが、一般に、20
0メッシュパス以下の粒度を有することが好ましく、2
50〜300メッシュパスの粒度を有することが好まし
い。本発明に用いられるメタカオリンとしては、例え
ば、特公平7−33271号公報に開示されているもの
を用いることができる。このようなメタカオリンは、天
然カオリン、ハロサイト、及び合成カオリンから選ばれ
た1種以上を630〜870℃の温度において、か焼し
て製造される。このメタカオリンは、Si/Al組成比
が、1.1〜1.3の非結晶部分を主体とする粒子であ
って、このメタカオリン粒子は、8μm以下の粒径を有
し、その平均粒子径は、0.5〜2.0μmであり、か
つ、2.45〜2.55の比重を有するものである。
【0012】本発明方法において、無機系の添加物とし
て用いられる特殊混和材Aは、例えば、特開平9−48
650号公報に記載されているものを用いることがで
き、その粒径は、20μm以下であることが好ましい。
【0013】本発明方法のドライ混合物の調製におい
て、無機系の添加物とセメントとの重量配合比は、7:
93〜40:60であることが好ましく、15:85〜
40:60であることがより好ましい。この重量配合比
が7:93未満であると、セメントと無機系添加物とが
均一に分散しにくいという不都合を生ずることがあり、
またそれが40:60より大きくなると、所望の強度発
現を得ることができないという不都合を生ずることがあ
る。セメントと、無機系添加物との混合は、通常の乾式
混合機、例えばV型混合機等を用いて行うことができ
る。
【0014】本発明方法において、前記セメント系混合
物に、水を添加してセメントミルクを調製し、これに起
泡処理が施される。このセメントミルクの調製と、起泡
処理とは、順次に行われてもよいし、同時に行われても
よい。このセメントミルクにおいて、水とセメント系混
合物との重量配合比は、100:100〜250:10
0であることが好ましく、100:100〜200:1
00であることがさらに好ましい。この配合比が、10
0:100未満では、所定のフロー値を得ることができ
ないという不都合を生ずることがあり、またそれが、2
50:100より大きくなると、所定の強度発現を得る
ことができないという不都合を生ずることがある。
【0015】本発明方法に用いられる起泡剤は、従来既
知のもの、例えば、たん白質系起泡剤及び界面活性剤系
起泡剤を用いることができる。これらは、プレフォーム
式(事前発泡方式)で混合することが好ましい。
【0016】本発明方法における起泡処理は、セメント
ミルクに対して、従来既知の起泡操作(例えば、起泡剤
を発泡装置の中に圧縮空気と同時に強制的に吹き込み気
泡を発生させ、これをセメントミルクと混合する)こと
によって実施される。この起泡処理により、セメントミ
ルクに微細気泡が導入され、このとき、得られるセメン
トエアミルク中に、5〜70容積%の空気気泡が含有さ
れることが好ましく、10〜65容積%であることが好
ましい。この空気気泡は10〜1000μmの粒子径を
有していることが好ましい。気泡含有率が5容積%未満
であると、所定の単位体積重量を得ることができないと
いう不都合を生ずることがあり、またそれが70容積%
より高くなると所定の強度発現を得ることができないと
いう不都合を生ずることがある。さらに気泡の粒子径
が、1000μmより大きくなると、消泡しやすく、又
気泡が分散せず、不均一な材料になるという不都合を生
ずることがあり、またそれが10μm未満であると、気
泡の製造が非常にむずかしくなるという不都合を生ずる
ことがある。一般に、上記添加起泡操作は0〜60℃の
範囲内で行うことができるが、常温(5℃〜35℃)で
行われることが好ましい。
【0017】本発明方法により製造されたセメントエア
ミルクは、必要に応じて、減水剤、遅延剤及び急結剤な
どから選ばれた1種以上の添加剤を含んでいてもよい
が、その合計量が、セメント重量に対して、5重量%以
下程度であることが好ましい。
【0018】本発明方法により製造されるセメントエア
ミルクは、160〜500mmのフロー値を有することが
好ましく、200〜500mmのフロー値を有することが
より好ましい。また、このセメントエアミルクの単位体
積重量は、0.5〜1.5g/cm2 であることが好まし
く、0.5〜1.2g/cm2 であることがより好まし
い。セメントエアミルクのフロー値が160mm未満であ
ると、実用上流動性が不十分であって、ポンプ圧送性が
不十分となることがあり、またそれが500mmより大き
くなると、材料が分離しやすいという不都合を生ずるこ
とがある。またセメントエアミルクの単位体積重量が、
0.5g/cm2 未満であると、所望の強度が発現しない
という不都合を生ずることがあり、またそれが、1.5
g/cm2 より大きくなると、通常の地盤同等の重さにな
り、軽量効果がなくなるという不都合を生ずることがあ
る。
【0019】本発明方法により製造されたセメントエア
ミルクは、所要用途、例えば裏込め、空隙充填、軽量盛
土、埋立などに用いられ硬化される。このセメントエア
ミルクの硬化体の一軸圧縮強度は、0.5〜30kg/cm
2 であることが好ましく、1〜20kg/cm2 であること
がより好ましい。硬化体の一軸圧縮強度が0.5kg/cm
2 未満であると、この硬化体の機械的強度が実用上不十
分であることがあり、またそれが、30kg/cm2 より高
くなると、再堀削が困難となるという不都合を生ずるこ
とがある。
【0020】本発明方法を下記実施例によりさらに説明
する。 (A)但し、下記実施例及び比較例に使用された材料は
下記の通りであった。 (1)セメント:住友大阪セメント(株)社製高炉B種
セメント、 (2)ドライ添加物: (イ)ベントナイト、豊順洋行製 粒度 300メッシュ、商標:「浅間」 粒度 200メッシュ、商標:「榛名」 (ロ)メタカオリン、林化成(株)社製 商標:「メタマックスEF」 粒径:0.5〜2.0μ (ハ)特殊混和材A、住友大阪セメント(株)社製 Ca/Si原子比:3.0 強熱減量:15% 粒径:20μm以下 (ニ)粘土微粉末(比較例)、住友大阪セメント(株)
社製 商標:「スミクレー」 比表面積:5500cm2 /g以上 (ホ)石灰石粉(比較例)、カルシード(株)社製 商標:「カルタック」 比表面積:5000cm2 /g
【0021】(B)また、試験方法は下記の通りであっ
た。 (1)フロー値 日本道路公団規格「エアモルタル及びエアミルクの試験
方法」(JHS A 313−1992)」のコンシス
テンシー試験方法のシリンダー法に準拠 (2)ブリーディング率、材料分離状況 土木学会規準「プレパックドコンクリートの注入モルタ
ルのブリーディング率及び膨張率試験方法(JSCE−
1986)」準拠し、24時間後のブリーディング率測
定または、材料分離状況を目視。土木学会コンクリート
示方書施工編では3時間後のブリーディング率を3%以
下と規定している。(エアミルク・エアモルタルの材料
分離に関する試験なし) (3)強度 地盤工学会基準「一軸圧縮試験(JIS A 121
6)」 供試体寸法φ5×10cm さらに、供試セメントエアミルクの性能判定は下記規準
に従って行った。(一般に、セメントエアミルクにおい
て、固形分材料/水分離が発生したとき、ブリーディン
グ水が、上部に発生せず、固形分材料(気泡含有)が上
部に、ブリーディング水が下部に分離することがある。
また、上部に気泡層、中央部に水層、下部に固形分材料
層を生じ、3層に分離することがある)。
【0022】 判定 記号 内容 ○ 材料/水分離、ブリーディングが認められず、フロー値が、160mm 以上であり、硬化体の強度が0.5kgf /cm2 以上であるもの。 △ 水のブリーディング及び気泡の消泡が0〜3%であり、フロー値が1 60mm以上であり、硬化体の強度が、0.5kgf /cm2 以上であるも の。 × 水のブリーディング及び気泡の消泡が3%をこえたもの、材料分離が 認められたもの。フロー値が160mm未満のもの、又は、硬化体の強 度が0.5kgf /cm2 未満のもの。 ◎ ○印のもののうち、フロー値が200mm以上であって高流動性を有す るもの。 ◇ ◎のもののうち、硬化体の強度が、1〜20kgf /cm2 であるもの。 〔註〕上記◎、◇印のものは、従来のセメントエアミルクでは得られなかったも のである。
【0023】比較例1及び2 比較例1において、表1に記載の配合によりエアミルク
を調製した。比較例1において、砂を添加して、表1に
記載の配合によりエアモルタルを調製した。比較例1、
及び2において、起泡剤としてスミシールドA(S−
1)が空気量の1/600の添加量で用いられ、また水
(W)に対する固形分材料(セメント(C)及び砂
(S))の比、W/C又はW/(C+S)は100%で
あり、各エアミルク又はエアモルタルに導入される空気
量5段階を変化させて、表1に示されているような単位
体積重量を有するエアミルク又はエアモルタルを調製し
た。これらの試験結果を表1示す。
【0024】
【表1】 比較例1の結果より無機系の添加物を添加しない場合、
W/C=100%のエアミルクにおいて、設定単位体積
重量0.6〜1.5のすべてにおいて、分離した。従っ
てW/Cが100%より高い配合比(水の量が多い)に
おいては、エアミルクは一層分離しやすくなる。また比
較例2の結果より、エアモルタルにおいてもフロー値が
200mmをこえると、エアモルタルは著しく分離しやす
くなることが確認された。
【0025】実施例1 比較例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験した。
但し、高炉B種セメントに表2に記載の添加量で特殊混
和材Aを添加し、このセメント系混合物に水、起泡剤を
添加し、起泡処理を施した。試験結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】実施例2 実施例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験した。
但し、無機系の添加物として、特殊混和材Aの代りに、
ベントナイト300メッシュを使用した。試験結果を表
3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】実施例3 実施例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験に供し
た。但し、無機系の添加物として、特殊混和材Aの代り
に、ベントナイト200メッシュを使用した。試験結果
を表4に示す。
【0030】
【表4】
【0031】実施例4 実施例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験に供し
た。但し、無機系の添加物として、特殊混和材Aの代り
に、メタカオリンを使用した。試験結果を表5に示す。
【0032】
【表5】
【0033】比較例3 実施例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験に供し
た。但し、無機系の添加物として、特殊混和材Aの代り
に、石灰石粉を使用した。試験結果を表6に示す。
【0034】
【表6】
【0035】比較例4 実施例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験に供し
た。但し、無機系の添加物として、特殊混和材Aの代り
に、粘土微粉末を使用した。試験結果を表7に示す。
【0036】
【表7】
【0037】実施例1においては、W/(C+A)=1
00%、特殊混和材Aの添加量:15%のとき単位体積
重量0.8〜1.6g/cm3 の範囲で、エアミルクの分
離がなく高流動性を示し、良好な硬化体強度が得られ
た。また、実施例2においてW/(C+A)=100%
の場合、ベントナイト(300メッシュ)を用いたと
き、単位体積重量0.8〜1.0g/cm3 の範囲で良好
な結果が得られ、実施例3においてベントナイト(20
0メッシュ)の場合、単位体積重量0.6〜1.0の範
囲内で良好な結果が得られた。さらに、実施例4におい
てW/(C+A)=100%のとき、メタカオリンを用
いると、単位体積重量0.6〜1.2g/cm3 の範囲内
で良好な結果が得られた。しかし比較例3及び4におい
て、W/(C+A)=100%のとき、石灰石粉又は粘
土微粉末を用いると、得られるエアミルクは著しく分離
しやすく、実用し得ないものであった。
【0038】実施例5 実施例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験に供し
た。但し、無機系の添加物として、特殊混和材A、ベン
トナイト(300メッシュ)、又はメタカオリンを用
い、それぞれの添加率を、15%及び30%の2水準と
しW(C+A)を150%とした。また成分配合比量を
表8に示すようにした。
【0039】
【表8】
【0040】上記各エアミルクの試験結果を表9に示
す。
【0041】
【表9】
【0042】実施例6 実施例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験に供し
た。但し、無機系の添加物として、特殊混和材A、ベン
トナイト(300メッシュ)、又はメタカオリンを用
い、それぞれの添加率を、30%及び45%の2水準と
しW(C+A)を200%とした。また成分配合比量を
表10に示すようにした。
【0043】
【表10】
【0044】上記各エアミルクの試験結果を表11に示
す。
【0045】
【表11】
【0046】実施例7 実施例1と同様にしてエアミルクを調製し、試験に供し
た。但し、無機系の添加物として、特殊混和材A、ベン
トナイト(300メッシュ)、又はメタカオリンを用
い、それぞれの添加率を、45%及び60%の2水準と
しW(C+A)を250%とした。また成分配合比量を
表12に示すようにした。
【0047】
【表12】
【0048】上記各エアミルクの試験結果を表13に示
す。
【0049】
【表13】
【0050】比較例5 実施例2と同様にして、エアミルクを調製し、試験に供
した。但し、ベントナイト(200メッシュ)を高炉セ
メントにドライ混合することなく、水と混合し、室温に
おいて24時間膨潤させ、これをセメント、水、起泡剤
と混和した。膨潤ベントナイトの添加率は15%、設定
単位体積重量は1.506であった。得られたエアミル
クのフロー値は157mmであり流動性が不良であった。
【0051】
【発明の効果】本発明方法は、特定の無機系添加物をセ
メントに混合することにより、それから得られるセメン
トエアミルクは、すぐれた流動性と、分離防止性を示
し、適正な機械的強度を有する多孔質硬化体を形成する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 14:10 14:04) 103:48 111:40 C09K 103:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントに、ベントナイト、メタカオリ
    ン、及び1.0〜4.0のCa/Si原子比を有し、か
    つ5〜35%の強熱減量を示すケイ酸カルシウム水和物
    から選ばれた少なくとも1種を含む無機系の添加物を、
    予じめ混合してセメント系混合物とし、次いで水を加え
    てセメントミルクとし、このセメントミルクに起泡処理
    を施すことを特徴とするセメントエアミルクの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記セメント系混合物の調製において、
    前記無機系添加物と前記セメントとの重量配合比が7:
    93〜40:60である、請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記セメントミルクの調製において、水
    と前記セメント系混合物と重量配合比が、100:10
    0〜250:100である、請求項1に記載の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記セメントエアミルクが、160〜5
    00mmのフロー値及び0.5〜1.5g/cm3 の単位体
    積重量を有する、請求項1に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記セメントエアミルクが、0.5〜3
    0kg/cm2 の一軸圧縮強度を有する硬化体を形成する、
    請求項1に記載の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001064648A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 可塑性注入材
JP2007176735A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Nittoc Constr Co Ltd 軽量コンクリート
CN108430946A (zh) * 2015-12-04 2018-08-21 霍尔辛姆科技有限公司 超轻矿物泡沫

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