JPH11354532A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH11354532A
JPH11354532A JP10154700A JP15470098A JPH11354532A JP H11354532 A JPH11354532 A JP H11354532A JP 10154700 A JP10154700 A JP 10154700A JP 15470098 A JP15470098 A JP 15470098A JP H11354532 A JPH11354532 A JP H11354532A
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layer
collector
semiconductor device
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barrier
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少数キャリアの注入を阻止する機能の高いヘ
テロ接合を利用して動作速度の高いバイポーラトランジ
スタ,ダイオードや、量産性に優れたI2 Lを提供す
る。 【解決手段】 ヘテロバイポーラトランジスタのベース
・コレクタ接合付近のSiコレクタ層3側に、組成の異
なる超薄膜からなるウエル層10a及びバリア層10b
を交互に積層した超格子構造からなる多重量子障壁部で
あるMQB層10を設ける。これにより、キャリアに対
する反射効果を利用して、実効的にバリア高さを増大さ
せることにより、SiGeベース層4からSiコレクタ
層3への少数キャリアの注入を抑制する。その結果、M
QB層10により少数キャリアの注入を抑制することが
できるので、少数キャリアの蓄積量の低減により動作速
度の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘテロ接合部を有
するバイポーラトランジスタ,ダイオードやI2Lなど
の半導体デバイスに係り、特にその高性能化対策に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、バイポーラトランジスタを利
用したSi系LSIにおいては、NPNバイポーラトラ
ンジスタのベース・コレクタ間のPN接合部を利用して
ダイオードを構成し、このダイオードをロジック回路の
要素として用いることがしばしば行なわれている。これ
は、NPNバイポーラトランジスタのベース・コレクタ
間のPN接合部は耐圧が高く、またN型コレクタ層はコ
モン領域として用いられるため多くのダイオードを作り
付けるのに適した構造であるためである。
【0003】しかしながら、このようなPN接合ダイオ
ードは高速動作に適さないという欠点がある。それは、
ダイオードのP型領域及びN型領域の双方において少数
キャリアが蓄積されるためである。すなわち、NPNバ
イポーラトランジスタにおいては、P型ベース層には少
数キャリアである電子が、N型コレクタ層には少数キャ
リアであるホールが蓄積される。ベース層への電子の蓄
積は、通常高速バイポーラトランジスタでは、ベース走
行時間を短縮するために非常に薄く設定されているため
あまり問題とはならない。しかし、コレクタ層は高い耐
圧を保つために0.5μmから1μm程度と厚く設定さ
れているため、多数のホールが蓄積され、結果的にPN
接合ダイオードのスピードが制限される。
【0004】ここで、文献1(M. Ugajin et al., "The
base-collector heterojunctioneffect in SiGe-base
bipolar transistors," Solid-State Electron., vol.3
4, pp.593, 1991)に記載されているように、このよう
なコレクタ領域での少数キャリアの蓄積を抑制して、動
作速度の向上を図る方法として、ベース・コレクタ接合
にSiGe/Siヘテロ接合を導入し、コレクタ層をワ
イドバンドギャップ化する方法が知られている。すなわ
ち、コレクタ層をワイドバンドギャップ化することによ
り、ベース・コレクタ間の接合部にヘテロ障壁を形成
し、ベース層からコレクタ層へのホールの注入を抑制す
ることにより、コレクタ層でのホールの蓄積量を減少さ
せ、ダイオードの動作速度を向上させようとするもので
ある。
【0005】また、文献2(M. Karlsteen et al., "Im
proved switch time of I2L at lowpower consumption
by using a SiGe heterojunction bipolar transisto
r," Solid-State Electron., vol.38, pp.1401, 1995
)に記載されているように、バイポーラトランジスタ
を複数個集積化したI2 L(Integrated Injection Log
ic) 回路においても、ベース・コレクタ間の接合部にヘ
テロ接合を導入することにより、少数キャリアの蓄積を
抑制して、動作速度を向上させようとするものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のバイポーラトランジスタ,ダイオードにおい
て、ベース・コレクタ接合にヘテロ接合を導入し、ベー
ス層からコレクタ層への少数キャリアの注入を抑制し、
キャリア蓄積を減少させることにより動作速度の向上を
図ることには限界がある。
【0007】これは、以下のような理由による。文献1
に記載されているように、Si/SiGeHBTにおい
ては、N型Siコレクタ層に蓄積されるホールの量をP
型SiGeベース層に蓄積される電子の量と同程度とな
るまで低減させるためには、相当大きなヘテロ障壁が必
要となる。具体的には、0.2eV程度の高さのヘテロ
障壁が必要となる。このようなヘテロ障壁をSiGe/
Siからなるベース・コレクタ接合で実現するために
は、ベース層のGe組成率は少なくとも25%以上であ
ることが必要となる。
【0008】一方、Si基板上に結晶成長されるSiG
e層には、SiとGeとの格子定数の差に起因する格子
歪みが生じ、Geの組成率が高くかつ膜厚が厚いと歪み
が開放され、膜中に転位を発生し、素子に致命的なダメ
ージを与えることが知られている。この転位が発生する
限界の膜厚は臨界膜厚と一般的に称されている。この臨
界膜厚は、SiGe層におけるGe組成率が高いほど小
さく、SiGe層のGe組成率が30%のときに約50
nm程度であり、ベース層の膜厚に相当する厚さであ
る。
【0009】また、臨界膜厚以下の膜厚のSiGe層に
おいても、Ge組成率が高い場合には、完全に安定な状
態ではなく、準安定状態であり、後工程で処理温度の高
いプロセスを行うと、容易に転位などの欠陥が導入され
やすくなる。デバイスの信頼性やデバイス作製工程上の
サーマルバジェットの観点からも、Ge組成率の高いS
iGe層をベース層に用いることは得策でないといえ
る。
【0010】したがって、SiGe層におけるGe組成
率が25%以上というのは、信頼性、プロセス性等を考
慮にいれると高すぎる値である。すなわち、ベース・コ
レクタ間のヘテロ接合に生じるヘテロ障壁を大きくする
ために、SiGeベース層のGe組成を大きくすること
には問題があるといえる。
【0011】本発明の目的は、SiGeベース層のGe
組成率を臨界膜厚が過小になるほどまで高くすることな
く、すなわち十分に信頼性を確保した構造で、ベース・
コレクタ間の接合部のヘテロ障壁を実効的に増大させる
手段を講ずることにより、ベース層からコレクタ層への
少数キャリアの注入を抑制し、コレクタ層での少数キャ
リアの蓄積量を減少させることにより、動作速度の高い
バイポーラトランジスタ,ダイオード,I2 L素子等と
して機能する素子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、コレクタ・ベース接合付近のコレクタ
層内に、組成の異なる超薄膜を交互に積層した超格子構
造からなる多重量子障壁(Multi-Quantum Barrier :M
QB)を設け、ベースから注入されるキャリア(コレク
タ層の少数キャリア)の波動に対する反射効果を利用す
ることにより、実効的にヘテロ障壁高さ(バリア高さ)
を増大させることにより、ベース層からの少数キャリア
の注入を抑制している。
【0013】本発明の半導体装置は、エミッタ層、ベー
ス層及びコレクタ層からなるバイポーラトランジスタを
備え、上記コレクタ層内の上記ベース層に近接した領域
に設けられ、上記ベース層から注入されるキャリアの入
射波と反射波とが強め合う位相となるよう反射する機能
を有するように、バリア層とウエル層とを交互に複数個
重ね合わせてなる多重量子障壁部を備えている。
【0014】これにより、コレクタ・ベース接合の価電
子帯のバンド不連続によるバリアだけでなく、多重量子
障壁部によっても、ベース層のキャリアがコレクタ層に
注入しようとするのが阻止される。したがって、ベース
層のキャリアドーピング濃度を高くしても、少数キャリ
アの注入が抑制されることにより、コレクタ層内におけ
る少数キャリアの蓄積が回避され、バイポーラトランジ
スタ等の動作速度が向上する。
【0015】上記半導体装置において、上記多重量子障
壁部を含む上記多重量子障壁部のバリア層とウエル層と
を、バンドギャップが互いに異なる半導体材料によりそ
れぞれ構成することが好ましい。
【0016】これにより、少数キャリアの注入抑制機能
を有する多重量子障壁層を容易に実現することができ
る。
【0017】上記半導体装置において、上記コレクタ層
の伝導帯のバンド不連続値をほぼ0とすることが好まし
い。
【0018】これにより、コレクタ層内における多数キ
ャリアの移動に対する障害のないバンド構造となるの
で、電流増幅率の向上効果が大きい。
【0019】上記半導体装置において、上記ベース層が
歪を受けていることが好ましい。
【0020】これにより、コレクタ層とベース層との格
子定数の差が大きい場合に特に大きな効果を発揮するこ
とができる。
【0021】上記半導体装置において、上記ベース層を
少なくともシリコンおよびゲルマニウムを含む半導体に
より構成することが好ましい。
【0022】これにより、安価な半導体材料を使用しな
がら高周波特性の良好なヘテロ半導体装置を得ることが
できる。
【0023】このヘテロ半導体装置においては、上記多
重量子障壁部をSi1-x Gex /Siを積層した超格子
構造を有するものとしてもよいし、上記多重量子障壁部
をSi1-x-y Gex y /Siを積層した超格子構造を
有するものとしてもよい。
【0024】特に、上記多重量子障壁部をSi1-x-y
x y /Siを積層した超格子構造とすることによ
り、多重量子障壁部におけるSi1-x-y Gex y 層の
臨界膜厚が増大するので、転位の発生を招くことなく多
重量子障壁部の実効的なバリア高さをより高くすること
が可能となる。
【0025】上記半導体装置において、上記多重量子障
壁部は、上記コレクタ層内において上記トランジスタの
動作時における上記コレクタ層とベース層との間の設計
最大電圧における空乏化領域よりも外方に設けられてい
ることが好ましい。
【0026】これにより、どのような動作状態において
も、ベースからコレクタへの少数キャリアの注入抑制機
能を最大限発揮することができる。
【0027】その場合には、上記多重障壁部における上
記ベース層側端部のバリア層を、上記コレクタ層とベー
ス層との間の空乏化領域から上記ベース層側端部のバリ
ア層に隣接するウエル層にキャリアのトンネリングが生
じない位置に設けることが好ましい。
【0028】これにより、多重量子障壁部のキャリア注
入抑制機能の低下を招くことがなく、上述のような高周
波特性の向上が期待できる。
【0029】上記半導体装置において、上記バイポーラ
トランジスタのベース及びコレクタ接合と同じ構造を有
する2つの領域を構成要素として有する素子をさらに備
えることができる。
【0030】これにより、多重量子障壁部による少数キ
ャリアの注入抑制機能を利用して動作速度の高い素子を
得ることができる。
【0031】上記素子は、例えばダイオードである。
【0032】上記半導体装置において、上記バイポーラ
トランジスタのベース層共通の領域に設けられたコレク
タ層と、上記バイポーラトランジスタのコレクタ層と共
通の領域に設けられたベース層と、エミッタ層とを有す
る他のバイポーラトランジスタを設けてI2 L素子とし
て機能させることもできる。
【0033】これにより、占有面積が小さく、かつ動作
速度の高いI2 L素子が得られることになる。
【0034】上記I2 L素子として機能する半導体装置
において、上記バイポーラトランジスタのベース層に接
続される少なくとも1つの他のコレクタ層をさらに設
け、上記少なくとも1つの他のコレクタ層内の上記ベー
ス層に近接した領域に設けられ、上記ベース層から注入
されるキャリア(コレクタ層の少数キャリア)の入射波
と反射波とが強め合う位相となるよう反射する機能を有
するように、バリア層とウエル層とを交互に複数個重ね
合わせてなる他の多重量子障壁部を設けることができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明は、ベース・コレクタ接合
部付近に積層超格子構造からなる多重量子障壁を導入
し、キャリアに対する反射効果を利用し、実効的にヘテ
ロ障壁高さ(バリア高さ)を増大させることにより、ベ
ース層からのコレクタ層への少数キャリアの注入を抑制
し、コレクタ層での少数キャリアの蓄積を低減している
ことを特徴とし、動作速度の向上を図ったヘテロバイポ
ーラトランジスタ,I2 L素子,ダイオードなどの素子
に関するものである。
【0036】以下、図面を用いて本発明の実施の形態に
ついて順次説明していく。
【0037】(第1の実施形態)図1は、本実施形態に
係るSi/SiGe 超格子からなる多重量子障壁をコ
レクタ層に導入した NPN ヘテロバイポーラトランジ
スタの構造を示す。同図に示すように、Si基板1上
に、高濃度n型のSiサブコレクタ層2、n型のSiコ
レクタ層3、高濃度p型のSiGeベース層4、n型の
Siエミッタ層5、及び高濃度n型のSiエミッタコン
タクト層6が、UHV−CVD法により順次積層されて
いる。なお、Siサブコレクタ層2の上にはコレクタ電
極20が、SiGeベース層4の上にはベース電極21
が、Siエミッタコンタクト層6の上にはエミッタ電極
22がそれぞれ設けられている。
【0038】ここで、上記Siコレクタ層3内における
コレクタ・ベース接合部付近には、SiとSiGeの超
薄膜が交互に積層された超格子構造の多重量子障壁部で
あるMQB層10が設けられている。このMQB層10
の構造は、SiGeベース層4からSiコレクタ層3に
注入されるホールに対して、入射ホールを波動として反
射し、かつ入射波と反射波とが強め合う位相となるよう
に反射し得る組成、および膜厚に設定してある。つま
り、MQB層10は、厚みL1 のSiGeからなすウエ
ル層10aと、厚みL2のSiからなるバリア層10b
とを積層したものからなり、上記各ウエル層10a及び
上記各バリア層10bの厚さおよび組成は、下記式
(1)の関係を満たすように構成されている。
【0039】
【数1】
【0040】m1*:SiGe層(ウェル層)のホールの
有効質量 m2*:Si層(バリア層)のホールの有効質量 L1 :SiGe層(ウェル層)の厚さ L2 :Si層(バリア層)の厚さ E :入射ホールのエネルギー ΔEv :Si/SiGeヘテロ接合の価電子帯バンド不
連続値 h :プランク定数 m,n:整数 具体的には、本実施形態では、厚みが1.5nmのSi
からなるバリア層10bと、厚みが1.5nmのSi
0.8 Ge0.2 からなるウエル層10aとを1組として、
両者を5組積層した構造による超格子層によりMQB層
10が構成されている。この時、MQB層10により増
大する実効的なバリア高さは約130meVである。ま
た、SiGeベース層4は、Siエミッタ層5側からS
iコレクタ層3側に向かってGe組成率が0%から20
%までほぼ連続的に増加した傾斜組成ベース構造となっ
ている。したがって、SiGeベース層4のホールが感
じる障壁高さは、Si/Si0.8 Ge0.2 からなるベー
ス・コレクタ間のヘテロ接合に生じる価電子帯バンドオ
フセット量150meVと、MQB層10により実効的
に高められた障壁高さ130meVとを加算した合計2
80meVとなり、SiGeベース層4からの注入によ
るSiコレクタ層3での少数キャリアの蓄積を十分小さ
く抑えることができる。
【0041】図2は、本実施形態に係るSi/SiGe
超格子からなる多重量子障壁をSiコレクタ層3内に
導入したNPNヘテロバイポーラトランジスタのバンド
図である。同図に示すように、コレクタ・ベース接合付
近のSiコレクタ層3側に、5組のSiからなるバリア
層10bとSi0.8 Ge0.2 からなるウエル層10aと
を積層してなる多重量子障壁が設けられている。これに
より、SiGeベース層4のホールが感じる実効的なバ
リア高さは約130meV程度増大している。この実効
的なバリア高さの増大により、SiGeベース層4のホ
ール濃度を増大してもSiコレクタ層3へのホールの注
入が抑制され、その結果、Siコレクタ層3での少数キ
ャリアの蓄積量が低減し、動作速度が向上する。
【0042】図3は、本発明におけるMQB層10によ
り増加するバリア高さΔUeの計算モデルを示す図であ
る。MQB層10を構成する5組のSi/SiGe超格
子構造のΔUeについて、Si/Si0.2 Ge0.8 ,S
i/Si0.3 Ge0.7 ,Si/Si0.4 Ge0.6 の3種
類について計算を行った。この時、ウエル層10aとバ
リア層10bとの間の各ヘテロ接合の価電子帯における
バンド不連続値ΔEvはそれぞれ150meV,225
meV,300meVである。同図には、MQB層10
により増加するバリア高さΔUeが、バリア層10bの
価電子帯から下方に仮想的に形成される高さをもって表
されている。ただし、MQB層10及びSiコレクタ層
3全体の伝導帯のエネルギーレベルEcはほぼフラット
であり、バンド不連続値はほぼ0であるように構成され
ている。
【0043】図4は、MQB層10により増加するバリ
ア高さΔUeを、ウエル層10a及びバリア層10bの
積層組数の変化に対して計算した結果を示す図である。
ただし、ウエル層10aを構成するSiGeをSi1-x
Gex で表したときのxを0.2,0.3,0.4と変
化させた場合、つまり、Si/Si0.2 Ge0.8 ,Si
/Si0.3 Ge0.7 ,Si/Si0.4 Ge0.6 の3種類
について計算を行ない、横軸は原子層数(1原子層は
(5.43/4)Å)に換算したウェル/バリア厚さを
示している。同図に示されるように、xを0.2,0.
3,0.4と変化させた場合のいずれのMQB層10に
おいても、層数が多くなるとバリア高さΔUeの値は減
少する傾向にある。また、バリア高さΔUeの最大値
は、Ge組成率が高いほど大きくなり、Si/Si0.4
Ge0.6 を8原子層/8原子層で構成したときに約24
0meVとなる。MQB層10の実効的なバリア高さが
240meV程度増加すれば、SiGeベース層4から
Siコレクタ層3へのホールの注入を抑制する機能を顕
著に発揮することができる。また、臨界膜厚があまり小
さくならないSi/Si0.2 Ge0.8 を用いたMQB層
10においても実効的なバリア高さΔUeが130me
V以上の大きな値になる。この値は、SiGeベース層
4からSiコレクタ層3への少数キャリアの注入を抑制
するのに十分大きい障壁であるといえよう。
【0044】ところで、MQB層10内のウエル層10
aとしてSiGeを用いる場合に、バリア高さΔUeを
あまりに高くすると、さらにウエル層10aにおけるG
e組成率を高くする必要があるが、Ge組成率を高くす
るとSiGeの臨界膜厚の関係上転位が発生してしまう
おそれがある。ちなみに、下地がSiの場合におけるS
0.2 Ge0.8 ,Si0.3 Ge0.7 、Si0.4 Ge0.6
についての臨界膜厚は180nm,56nm,25nm
程度である。
【0045】そこで、臨界膜厚を高くするには、MQB
層10内のウエル層10a及びバリア層10bをSi
1-x-y Gexy 及びSiによりそれぞれ構成すること
が有効である。Geの組成率を40%以上とし、そこに
Cを若干(数%程度)添加することにより、コレクタ・
ベース接合のバンド不連続値ΔEvの大きさをあまり変
化させることなく、格子歪を低減することができる結
果、ウエル層10aの臨界膜厚が向上するからである。
したがって、MQB層10をSi1-x-y Gexy/S
iにより構成することで、臨界膜厚を越えることなくよ
り大きなバンド不連続値ΔEvを得ることができ、その
結果、SiGeベース層4からSiコレクタ層3へのホ
ールの注入を効果的に抑制することができる。
【0046】このように、ヘテロバイポーラトランジス
タのベース・コレクタ接合付近のSiコレクタ層3側に
MQB層10を導入することにより、ベース・コレクタ
間のヘテロ接合におけるヘテロ障壁高さを実効的に高
め、SiGeベース層4からSiコレクタ層3への少数
キャリアの注入を抑制することができる。その結果、S
iコレクタ層3内での少数キャリアの蓄積量が減少し、
バイポーラトランジスタの動作速度の向上を図ることが
できる。
【0047】なお、本実施形態では、ヘテロバイポーラ
トランジスタ単体の特性向上効果について説明してきた
が、当然のことながら、バイポーラトランジスタとCM
OSを集積化したBiCMOS中のバイポーラトランジ
スタに本実施形態によるHBTを用いてもかまわない。
【0048】また、本実施例に示したようなコレクタ層
に少数キャリアに対する多重量子障壁を設けたヘテロバ
イポーラトランジスタのベース・コレクタPN接合を構
成要素とする集積回路の速度が向上することは言うまで
もない。
【0049】(第2の実施形態)図5は、上記第1の実
施形態に示すようなコレクタ層にMQB層を導入したS
i/SiGeヘテロバイポーラトランジスタを備えたI
2 L素子の断面図である。図6は、そのI2 L素子の等
価回路を示す電気回路図である。
【0050】以下、図6を参照しながら図5に示される
2 L素子の構造について説明する。本実施形態のI2
L素子は、n+ 型の半導体領域51と、該半導体領域5
1上に設けられ、PNPバイポーラトランジスタのベー
ス層としてもNPNバイポーラトランジスタのエミッタ
層としても機能するn型のSi共通拡散層52と、上記
Si共通拡散層52内にp型不純物を導入して形成され
たPNPバイポーラトランジスタのSiエミッタ層53
及びSiコレクタ層54と、上記Si共通拡散層52の
上に設けられたI2 L素子のp型SiGeベース層55
と、該SiGeベース層55の上に設けられたNPNバ
イポーラトランジスタの2つのn型Siコレクタ層56
a,56bと、基板全体を覆う絶縁層57と、絶縁層5
7を貫通してSiコレクタ層56a,56bにコンタク
トするNPNバイポーラトランジスタの2つのコレクタ
電極70a,70bと、絶縁層57を貫通してSiGe
ベース層55にコンタクトするI2 L素子のベース電極
71と、絶縁層57を貫通してPNPバイポーラトラン
ジスタのSiエミッタ層53にコンタクトするI2L素
子のインジェクション電極72と、絶縁層57を貫通し
てSi共通拡散層52にコンタクトする接地電極73と
を備えている。ただし、上記I2 L素子のSiGeベー
ス層55は、NPNバイポーラトランジスタのベース層
としてもPNPバイポーラトランジスタのコレクタコン
タクト層としても機能するものである。そして、インジ
ェクション電極72にはPNPトランジスタの駆動用電
流を注入し、ベース電極71にはI2 L素子への入力信
号を入力し、電源電圧に図示しない回路を介して接続さ
れている各コレクタ電極70a,70bからI2 L素子
からの出力信号を取り出すように構成されている。図5
に示す矢印は、それぞれPNPバイポーラトランジスタ
及びNPNバイポーラトランジスタの電流の流れを示
す。
【0051】このI2 L素子は、以下のように動作す
る。ベース電極71に低電圧信号「L」が入力される
と、PNPバイポーラトランジスタにおける電流の流れ
が図中実線の流れになることで、NPNバイポーラトラ
ンジスタのベース電圧が低くなりNPNバイポーラトラ
ンジスタがオフになる。したがって、電源電圧に接続さ
れているコレクタ電極70a,70bの電圧は高くなり
信号「H」が出力される。一方、ベース電極71に高電
圧信号「H」が入力されると、PNPバイポーラトラン
ジスタにおける電流の流れが図中破線の流れになること
で、NPNバイポーラトランジスタのベース電圧が高く
なり、NPNトランジスタがオンになる。その結果、コ
レクタ電極70a,70bの電圧は低くなり信号「L」
が出力される。すなわち、このI2 L素子は、NOT回
路(インバータ)として機能するものである。
【0052】ここで、本実施形態に係るI2 L素子の特
徴は、上記2つのSiコレクタ層56a,56b内にそ
れぞれ上記第1の実施形態と同様のMQB層60a,6
0bが形成されている点である。
【0053】このようなI2 L素子は、CMOSデバイ
スのPFETとNFETとにより構成されるインバータ
と同様の機能を果たすものである。そして、I2 L素子
はCMOSデバイスのような素子分離膜を必要としない
ことから高集積化に有利である。しかるに、従来のI2
L素子は、NPNバイポーラトランジスタのコレクタ層
における少数キャリアの蓄積ためにスイッチオン・オフ
の切換に要する時間が長くなるという欠点があった。そ
のため、I2 L素子は半導体集積回路にあまり採用され
ていない。
【0054】それに対し、本実施形態のようなI2 L素
子の構造であれば、Siコレクタ層56a,56b内に
ベースからのホールの注入を阻止するためのMQB層6
0a,0bが設けられているので、Siコレクタ層56
a,56b内におけるホール(少数キャリア)の蓄積に
起因するスイッチオン・オフ時間の増大を招くことがな
く、バイポーラトランジスタ本来の高速動作が可能であ
る。したがって、I2L素子の高集積化に有利な点と高
速動作特性とを併せて発揮することができ、Si系ヘテ
ロ接合型デバイス中のインバータとして用いることが可
能となる。また、消費電力もMOSデバイスに比べて遜
色ないほど十分小さい。
【0055】さらに、本実施形態のI2 L素子は、以下
に説明するような構造上の利点をも有する。CMOSデ
バイスに比べ、通常、I2 L素子の出力側のNPNバイ
ポーラトランジスタはSiコレクタ層56a,56bが
SiGeベース層55の上方に設けられたいわゆるコレ
クタトップ構造とすることが一般的であるので、エピタ
キシャル成長によって形成されるMQB層60a,60
bを配置するのには、好都合な構造である。すなわち、
通常のSi/SiGe HBTの構造は、エピタキシャ
ル成長されたSiGeベース層の上にエミッタ層を形成
したエミッタトップ構造が一般的であるのに対し、I2
L素子では、コレクタ出力が複数個となるため、コレク
タ層を上方に形成した構造となっている。それは、I2
L素子では、NPNバイポーラトランジスタのエミッタ
領域とベース領域が、定電流源であるPNPバイポーラ
トランジスタのベース領域およびコレクタ領域とそれぞ
れ共通の領域となっているため、NPNトランジスタの
ベース層及びコレクタ層は必然的にエミッタ層の上方に
エピタキシャル成長することになるからである。
【0056】したがって、HBTのベース・コレクタ接
合部のコレクタ側にMQB層を設けたI2 L素子は、作
製が容易な構造であるともいえる。
【0057】なお、本実施形態においては、NPN型S
iGeHBTを用いたI2 L素子について説明したが、
PNP型SiGeHBTを用いたI2 L素子を構成して
もよい。
【0058】また、本実施形態のI2 L素子は、III
−V族化合物半導体によるヘテロバイポーラトランジス
タであってもかまわない。
【0059】なお、本実施形態では、コレクタ層を2つ
設けているが、コレクタ層は1つだけでもよく、あるい
は、3つ以上有していてもよい。
【0060】(第3の実施形態)次に、バイポーラトラ
ンジスタのベース・コレクタ接合部をダイオードとして
使用できるようにした第3の実施形態に係る半導体装置
について説明する。
【0061】図7に示すように、本実施形態の半導体装
置は、バイポーラトランジスタ形成領域と、ダイオード
形成領域とを有している。そして、バイポーラトランジ
スタ形成領域とダイオード形成領域とは、電極を除き共
通の工程で形成された共通の部材を備えている。すなわ
ち、Si基板101のLOCOS膜102で囲まれる第
1,第2の露出領域Rexp1,Rexp2及び各露出領域Rex
p1,Rexp2間に存在する基板内領域からなる活性領域
に、Siコレクタ層103と、Siコレクタ層103の
上に形成されたp型のSiGeベース層104と、Si
ベース層104の上に形成されたn+ 型のSiエミッタ
層105と、Siエミッタ層105にコンタクトするポ
リシリコンからなるエミッタ引き出し電極106と、S
iコレクタ層103のうち第1の露出領域Rexp1の下方
に位置する領域に形成されたMQB層110とを備えて
いる。ただし、第1の露出領域Rexp1及びその周囲のL
OCOS膜の上には、Siコレクタ層103を含む第1
のSi単結晶膜がエピタキシャル成長により形成されて
おり、そのすべての部分にMQB層110と共通の超格
子の積層構造が設けられている。そして、エミッタ引き
出し電極106をマスクとして用いたイオン注入によ
り、第1のSi単結晶膜のエミッタ引き出し電極106
の直下方を除く領域にはp型不純物が導入されている。
また、第1のSi単結晶膜の上にはSiGeベース層1
04が形成され、さらに、SiGeベース層104の上
には、第2のSi単結晶膜がエピタキシャル成長により
形成されている。この第2のSi単結晶膜のうちエミッ
タ引き出し電極106の直下方に位置する領域を除く領
域はシリサイド層108となっている一方、エミッタ引
き出し電極106の直下方に位置する領域はSiキャッ
プ層109となっている。そして、このSiキャップ層
109内にエミッタ引き出し電極106から高濃度のn
型不純物が拡散により導入されることにより、上記Si
エミッタ層105が形成されている。また、第2の露出
領域Rexp2及びその周囲のLOCOS膜102の上に
は、Siコレクタ層103にコンタクトするポリシリコ
ンからなるコレクタ引き出し電極111が形成されてい
る。また、基板上にはシリコン酸化膜からなる絶縁層1
12が形成されている。
【0062】ここで、本実施形態の特徴は、NPNバイ
ポーラトランジスタにおいては、絶縁層112の上に、
エミッタ引き出し電極106に接続されるAlエミッタ
電極115と、Siベース層104上のシリサイド層に
接続されるAlベース電極116と、Alコレクタ電極
117とが形成されているのに対し、ダイオードにおい
ては、エミッタ電極に相当する電極は設けられていな
い。つまり、NPNバイポーラトランジスタのベース電
極116に相当するAlアノード118と、NPNバイ
ポーラトランジスタのコレクタ電極に相当するAlカソ
ード119だけが設けられている。すなわち、本実施形
態におけるダイオードは、NPNバイポーラトランジス
タと同じエミッタ,ベース及びコレクタ構造を有しなが
ら、エミッタに接続される電極を設けずに、ベース,コ
レクタにそれぞれ接続されるアノード,カソードのみを
有している。
【0063】本実施形態の半導体装置によると、第1の
実施形態と同様の効果を発揮するヘテロ接合型バイポー
ラトランジスタ加えて、ヘテロ接合を有するダイオード
を備えている。そして、このダイオードにおいても、カ
ソード電極119に接続されるSiコレクタ層103内
のSiGeベース層104との接合部付近にMQB層1
10が設けられているので、ホールの蓄積の抑制による
動作速度の向上を図ることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、コレクタ・ベース接合
付近のコレクタ側に、組成の異なる超薄膜を交互に積層
した超格子構造からなる多重量子障壁(Multi-Quantum
Barrier: MQB)を導入し、キャリアに対する反射効果を
利用し、実効的にヘテロ障壁高さ(バリア高さ)を増大
させるようにしたので、ベース層からの少数キャリアの
注入の抑制により、コレクタ層における少数キャリアの
蓄積が抑制され、動作速度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るSi/SiGe
からなる多重量子障壁部であるMQB層をコレクタ層に
設けたNPNヘテロバイポーラトランジスタの断面図で
ある。
【図2】第1の実施形態に係るMQB層をコレクタ層に
設けたNPNヘテロバイポーラトランジスタのバンド図
である。
【図3】第1の実施形態のトランジスタ中のMQB層に
より増加するバリア高さΔUeの計算モデルを示すバン
ド図である。
【図4】第1の実施形態におけるMQB層により増加す
るバリア高さΔUe の計算結果を示す図である。
【図5】第2の実施形態に係るMQB層を2つのコレク
タ層に設けたI2 L素子の構造を示す断面図である。
【図6】第2の実施形態に係るI2 L素子の等価回路を
示す電気回路図である。
【図7】第3の実施形態に係るMQB層をコレクタ層に
設けたバイポーラトランジスタと、バイポーラトランジ
スタのベース,コレクタのみを利用したダイオードとを
有する半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 Si基板 2 Siサブコレクタ層 3 Siコレクタ層 4 SiGeベース層 5 Siエミッタ層 6 Siエミッタコンタクト層 10 MQB層 10a ウエル層 10b バリア層 20 コレクタ電極 21 ベース電極 22 エミッタ電極 51 Si基板 52 Si共通拡散層 53 Siエミッタ層 54 Siコレクタ層 55 SiGeベース層 56 Siコレクタ層 57 絶縁層 60 MQB層 60a ウエル層 60b バリア層 70 コレクタ電極 71 ベース電極 72 エミッタ電極 101 Si基板 102 LOCOS膜 103 Siコレクタ層 104 SiGeベース層 105 Siエミッタ層 106 引き出し電極 107 絶縁層 108 シリサイド層 109 Siキャップ層 110 MQB層 111 コレクタ引き出し電極 112 絶縁層 115 Alエミッタ電極 116 Alベース電極 117 Alコレクタ電極 118 Alアノード 119 Alカソード Rexp1 第1の露出領域 Rexp2 第2の露出領域

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタ層、ベース層及びコレクタ層か
    らなるバイポーラトランジスタを備えた半導体装置にお
    いて、 上記バイポーラトランジスタは、 上記コレクタ層内の上記ベース層に近接した領域に設け
    られ、上記ベース層から注入されるキャリア(コレクタ
    層の少数キャリア)の入射波と反射波とが強め合う位相
    となるよう反射する機能を有するように、バリア層とウ
    エル層とを交互に複数個重ね合わせてなる多重量子障壁
    部を備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 上記多重量子障壁部のバリア層とウエル層とは、バンド
    ギャップが互いに異なる半導体材料によりそれぞれ構成
    されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、 上記多重量子障壁部を含む上記コレクタ層内における伝
    導帯のバンド不連続値はほぼ0であることを特徴とする
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置において、 上記ベース層が歪を受けていることを特徴とする半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置において、 上記ベース層が少なくともシリコンおよびゲルマニウム
    を含む半導体により構成されていることを特徴とする半
    導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置において、 上記多重量子障壁部は、Si1-x Gex /Siを積層し
    た超格子構造を有していることを特徴とする半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の半導体装置において、 上記多重量子障壁部は、Si1-x-y Gex y /Siを
    積層した超格子構造を有していることを特徴とする半導
    体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置において、 上記多重量子障壁部は、上記コレクタ層内において上記
    トランジスタの動作時における上記コレクタ層とベース
    層との間の設計最大電圧における空乏化領域よりも外方
    に設けられていることを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体装置において、 上記多重障壁部における上記ベース層側端部のバリア層
    は、上記コレクタ層とベース層との間の空乏化領域から
    上記ベース層側端部のバリア層に隣接するウエル層にキ
    ャリアのトンネリングが生じない位置に設けられている
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のうちいずれか1つに記
    載の半導体装置において、 上記バイポーラトランジスタのベース及びコレクタ接合
    と同じ構造を有する2つの領域を構成要素として有する
    素子をさらに備えていることを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の半導体装置におい
    て、 上記素子はダイオードであることを特徴とする半導体装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9のうちいずれか1つに記
    載の半導体装置において、 上記バイポーラトランジスタのベース層共通の領域に設
    けられたコレクタ層と、上記バイポーラトランジスタの
    コレクタ層と共通の領域に設けられたベース層と、エミ
    ッタ層とを有する他のバイポーラトランジスタをさらに
    備え、 I2 L素子として機能することを特徴とする半導体装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の半導体装置におい
    て、 上記バイポーラトランジスタのベース層に接続される少
    なくとも1つの他のコレクタ層をさらに備え、 上記少なくとも1つの他のコレクタ層内の上記ベース層
    に近接した領域に設けられ、上記ベース層から注入され
    るキャリア(コレクタ層の少数キャリア)の入射波と反
    射波とが強め合う位相となるよう反射する機能を有する
    ように、バリア層とウエル層とを交互に複数個重ね合わ
    せてなる他の多重量子障壁部を備えていることを特徴と
    する半導体装置。
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KR100425578B1 (ko) * 2001-09-17 2004-04-03 한국전자통신연구원 SiGe 이종접합 바이폴라 트랜지스터를 이용하여개선된 Q-인자 특성을 갖는 버렉터 및 그 제조 방법
JP2005522030A (ja) * 2002-03-28 2005-07-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ナノワイヤ製造方法及び電子装置

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