JPH1135678A - 生分解性ポリエステルアミド及びその製造方法 - Google Patents
生分解性ポリエステルアミド及びその製造方法Info
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- JPH1135678A JPH1135678A JP19996197A JP19996197A JPH1135678A JP H1135678 A JPH1135678 A JP H1135678A JP 19996197 A JP19996197 A JP 19996197A JP 19996197 A JP19996197 A JP 19996197A JP H1135678 A JPH1135678 A JP H1135678A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明が解決しようとする課題は、耐熱性と
力学的強度に優れた生分解性ポリエステルアミド、及び
その簡便な製造方法を提供することにある。 【解決手段】 化1式で表されるポリアミドユニット
と、化2式で表されるポリエステルユニットとを有し、
ポリアミドユニットのモル分率Ma及びポリエステルユ
ニットのモル分率Mbの比率Ma/Mbが15/85以
下である生分解性ポリエステルアミド。 (化1式) (−NH−R1−NHCO−R2−CO−) (式中、R1は炭素数13以下の二価脂肪族アルキレン
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。) (化2式) (−O−R3−OCO−R4−CO−) (式中、R3は炭素数2〜10の脂肪族アルキレン基、
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
力学的強度に優れた生分解性ポリエステルアミド、及び
その簡便な製造方法を提供することにある。 【解決手段】 化1式で表されるポリアミドユニット
と、化2式で表されるポリエステルユニットとを有し、
ポリアミドユニットのモル分率Ma及びポリエステルユ
ニットのモル分率Mbの比率Ma/Mbが15/85以
下である生分解性ポリエステルアミド。 (化1式) (−NH−R1−NHCO−R2−CO−) (式中、R1は炭素数13以下の二価脂肪族アルキレン
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。) (化2式) (−O−R3−OCO−R4−CO−) (式中、R3は炭素数2〜10の脂肪族アルキレン基、
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐熱性と力学的強度
に優れた生分解性ポリエステルアミド、及びその製造方
法に関する。
に優れた生分解性ポリエステルアミド、及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】生分解性ポリマーは、これまで脂肪族ポ
リエステル系や天然高分子系などが開発されてきたが、
これらの共通する欠点として(1)耐熱性が低いこと
(2)生分解性の制御が難しいことが挙げられてきた。
そこで生分解性ポリエステルアミドの開発が盛んになり
つつある。これらのポリエステルアミドの製造法は以下
のようなものが考案されてきた。
リエステル系や天然高分子系などが開発されてきたが、
これらの共通する欠点として(1)耐熱性が低いこと
(2)生分解性の制御が難しいことが挙げられてきた。
そこで生分解性ポリエステルアミドの開発が盛んになり
つつある。これらのポリエステルアミドの製造法は以下
のようなものが考案されてきた。
【0003】即ち、重合成分をジオール、ジカルボン
酸、ジアミンまたはその塩の形で加え合わせて減圧条件
下、加熱する。(特公平3−63572号公報、特公昭
63−45690号公報)、置換モルホリンジオンま
たはその誘導体を製造し重合を行う。(ディー・マクロ
モレキュラーレ・ヘミー1990年191巻1813ペ
ージ等)、ジアミンに対しジカルボン酸またはその無
水物を反応させてカルボン酸末端を有するオリゴマーを
製造しジオールと反応させる(特開平2−124933
号公報、特公平5−82411号公報等)、ポリエス
テルオリゴマーとポリアミドオリゴマーを混合しエステ
ルアミド交換を行う(特開昭59−197429号公
報、特開平4−234458号公報等)等である。
酸、ジアミンまたはその塩の形で加え合わせて減圧条件
下、加熱する。(特公平3−63572号公報、特公昭
63−45690号公報)、置換モルホリンジオンま
たはその誘導体を製造し重合を行う。(ディー・マクロ
モレキュラーレ・ヘミー1990年191巻1813ペ
ージ等)、ジアミンに対しジカルボン酸またはその無
水物を反応させてカルボン酸末端を有するオリゴマーを
製造しジオールと反応させる(特開平2−124933
号公報、特公平5−82411号公報等)、ポリエス
テルオリゴマーとポリアミドオリゴマーを混合しエステ
ルアミド交換を行う(特開昭59−197429号公
報、特開平4−234458号公報等)等である。
【0004】しかしながらの製法によって得られるポ
リエステルアミドは、得られるポリエステルアミドの分
子量が低く、また生分解性が十分なものが得られない。
また、の製法は、高希釈条件下で行わなければならな
いなど特殊な反応で工業化が難しい。の製法はオリゴ
マーの生成と環化反応が競争反応になり分子量が上がり
にくいこと、の製法は煩雑で実質的に実施が難しく、
ポリエステルセグメントとポリアミドセグメントが十分
に分子レベルで混合されないため生分解性に問題がある
こと等の問題点があった。
リエステルアミドは、得られるポリエステルアミドの分
子量が低く、また生分解性が十分なものが得られない。
また、の製法は、高希釈条件下で行わなければならな
いなど特殊な反応で工業化が難しい。の製法はオリゴ
マーの生成と環化反応が競争反応になり分子量が上がり
にくいこと、の製法は煩雑で実質的に実施が難しく、
ポリエステルセグメントとポリアミドセグメントが十分
に分子レベルで混合されないため生分解性に問題がある
こと等の問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、耐熱性と力学的強度に優れた生分解性ポリ
エステルアミド、及びその簡便な製造方法を提供するこ
とにある。
する課題は、耐熱性と力学的強度に優れた生分解性ポリ
エステルアミド、及びその簡便な製造方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる課題
を解決するために鋭意検討を行った結果、特に炭素鎖の
長いジカルボン酸とジアミンを用いてジオール類と共重
合することにより、分子量の大きくアミド結合が分子レ
ベルで均一に拡散されたポリエステルアミドが製造でき
ることを見出し本発明を完成するに至った。
を解決するために鋭意検討を行った結果、特に炭素鎖の
長いジカルボン酸とジアミンを用いてジオール類と共重
合することにより、分子量の大きくアミド結合が分子レ
ベルで均一に拡散されたポリエステルアミドが製造でき
ることを見出し本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は (1)化1式で表されるポリアミドユニットと、化2式
で表されるポリエステルユニットとを有し、ポリアミド
ユニットのモル分率Ma及びポリエステルユニットのモ
ル分率Mbの比率Ma/Mbが15/85以下である生
分解性ポリエステルアミド、
で表されるポリエステルユニットとを有し、ポリアミド
ユニットのモル分率Ma及びポリエステルユニットのモ
ル分率Mbの比率Ma/Mbが15/85以下である生
分解性ポリエステルアミド、
【0008】(化1式) (−NH−R1−NHCO−R2−CO−) (式中、R1は炭素数13以下の二価脂肪族アルキレン
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
【0009】(化2式) (−O−R3−OCO−R4−CO−) (式中、R3は炭素数2〜10の脂肪族アルキレン基、
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
【0010】(2)化1式で表されるポリアミドユニッ
トの原料であるジカルボン酸、ジアミン、またはそれら
の塩と、化2式で表されるポリエステルユニットの原料
であるジオールとジカルボン酸を直接混合し、ポリアミ
ドユニットのモル分率Ma及びポリエステルユニットの
モル分率Mbの比率Ma/Mbが15/85以下である
ポリエステルアミドを製造することを特徴とする生分解
性ポリエステルアミドの製造方法、及び、
トの原料であるジカルボン酸、ジアミン、またはそれら
の塩と、化2式で表されるポリエステルユニットの原料
であるジオールとジカルボン酸を直接混合し、ポリアミ
ドユニットのモル分率Ma及びポリエステルユニットの
モル分率Mbの比率Ma/Mbが15/85以下である
ポリエステルアミドを製造することを特徴とする生分解
性ポリエステルアミドの製造方法、及び、
【0011】(化1式) (−NH−R1−NHCO−R2−CO−) (式中、R1は炭素数13以下の二価脂肪族アルキレン
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
【0012】(化2式) (−O−R3−OCO−R4−CO−) (式中、R3は炭素数2〜10の脂肪族アルキレン基、
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
【0013】(3)(a1)炭素数13以下の二価脂肪
族アルキレン基を有するジアミンMa1モルと、(a
2)炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を有するジカ
ルボン酸Ma2モルと、(b1)炭素数2〜10の脂肪
族アルキレン基を有するジオールMb1モルと、(b
2)炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を有するジカ
ルボン酸Mb2モルとを、実質的に下式を満たす量比で
縮重合させることを特徴とする、上記の(2)に記載の
生分解性ポリエステルアミドの製造方法を含むものであ
る。
族アルキレン基を有するジアミンMa1モルと、(a
2)炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を有するジカ
ルボン酸Ma2モルと、(b1)炭素数2〜10の脂肪
族アルキレン基を有するジオールMb1モルと、(b
2)炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を有するジカ
ルボン酸Mb2モルとを、実質的に下式を満たす量比で
縮重合させることを特徴とする、上記の(2)に記載の
生分解性ポリエステルアミドの製造方法を含むものであ
る。
【0014】 0.95≦Ma1/Ma2≦1.20 0.95≦Mb1/Mb2≦1.50 Ma1/(Ma2+Mb2)≦15/100 149.7≧Mb1/Ma1≧4.7
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は(化1式)で表されるポ
リアミドユニット、(化2式)で表されるポリエステル
ユニットを有し、ポリアミドユニットのモル分率Ma及
びポリエステルユニットのモル分率Mbの比率Ma/M
bが15/85以下である生分解性ポリエステルアミ
ド、及び該生分解性ポリエステルアミドの製造方法に関
する。
リアミドユニット、(化2式)で表されるポリエステル
ユニットを有し、ポリアミドユニットのモル分率Ma及
びポリエステルユニットのモル分率Mbの比率Ma/M
bが15/85以下である生分解性ポリエステルアミ
ド、及び該生分解性ポリエステルアミドの製造方法に関
する。
【0016】(化1式) (−NH−R1−NHCO−R2−CO−) (式中、R1は炭素数13以下の二価脂肪族アルキレン
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
【0017】(化2式) (−O−R3−OCO−R4−CO−) (式中、R3は炭素数2〜10の脂肪族アルキレン基、
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。)
【0018】但し、製造過程で(化1式)で表されるポ
リアミドユニットと(化2式)で表されるポリエステル
ユニットの間でスクランブルが起こり、例えば(化1
式)ユニット中のジアミンと(化2式)ユニット中のジ
カルボン酸が結合したアミド等が部分的に生成すること
もあり得るが、実質的には(化1式)で表されるポリア
ミドユニットと(化2式)で表されるポリエステルユニ
ットのモル数でこれらを特定することが出来る。
リアミドユニットと(化2式)で表されるポリエステル
ユニットの間でスクランブルが起こり、例えば(化1
式)ユニット中のジアミンと(化2式)ユニット中のジ
カルボン酸が結合したアミド等が部分的に生成すること
もあり得るが、実質的には(化1式)で表されるポリア
ミドユニットと(化2式)で表されるポリエステルユニ
ットのモル数でこれらを特定することが出来る。
【0019】本発明の化1式で表されるポリアミドユニ
ットを構成するジアミンとしては、R1の炭素数13以
下の脂肪族ジアミンであれば、特に制限なく用いること
ができる。これらを例示すれば、エチレンジアミン、プ
ロピレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメ
チレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメチレ
ンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、イソ
ホロンジアミン、ビス(アミノシクロヘキシル)メタ
ン、水添キシリレンジアミン、水添トルイレンジアミ
ン、ジアミノジエチルエーテル等を挙げることが出来
る。
ットを構成するジアミンとしては、R1の炭素数13以
下の脂肪族ジアミンであれば、特に制限なく用いること
ができる。これらを例示すれば、エチレンジアミン、プ
ロピレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメ
チレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメチレ
ンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、イソ
ホロンジアミン、ビス(アミノシクロヘキシル)メタ
ン、水添キシリレンジアミン、水添トルイレンジアミ
ン、ジアミノジエチルエーテル等を挙げることが出来
る。
【0020】特に好ましくは、炭素数6〜13のジアミ
ンである。このようなジアミンを用いることにより、容
易に分子量を向上させることが出来る。また、部分的、
又は全体を脂環式ジアミンや、エーテル結合やチオエー
テル結合、スルホン結合を有するジアミンを用いても良
い。化1式で表されるポリアミドユニットを構成するジ
カルボン酸としては、R2の炭素数が4〜12のものを
用いることが出来、それを例示すれば、アジピン酸、ス
ベリン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ドデカン
ジカルボン酸等である。
ンである。このようなジアミンを用いることにより、容
易に分子量を向上させることが出来る。また、部分的、
又は全体を脂環式ジアミンや、エーテル結合やチオエー
テル結合、スルホン結合を有するジアミンを用いても良
い。化1式で表されるポリアミドユニットを構成するジ
カルボン酸としては、R2の炭素数が4〜12のものを
用いることが出来、それを例示すれば、アジピン酸、ス
ベリン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ドデカン
ジカルボン酸等である。
【0021】また化2式で表されるポリエステルユニッ
トを構成するジオールとしては、R 3の炭素数2〜10
のものならいずれを用いることもできるが、特に好まし
くは、R3の炭素数で2〜8のものが好ましい。これら
を例示すれば、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、テトラメチレンジオール、ヘキサメチレンジオー
ル、オクタメチレンジオール、シクロヘキサンジメタノ
ール、ネオペンチルグリコール等を挙げることが出来
る。
トを構成するジオールとしては、R 3の炭素数2〜10
のものならいずれを用いることもできるが、特に好まし
くは、R3の炭素数で2〜8のものが好ましい。これら
を例示すれば、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、テトラメチレンジオール、ヘキサメチレンジオー
ル、オクタメチレンジオール、シクロヘキサンジメタノ
ール、ネオペンチルグリコール等を挙げることが出来
る。
【0022】容易に高分子量体が得られるという点か
ら、エチレングリコール、プロピレングリコール、テト
ラメチレンジオール等の比較的低沸点のジオールを一成
分に含むことが望ましく、このようにすることにより実
質的に殆どこのようなジオールを含まないポリエステル
を製造するときにもエステル交換でジオールを追い出す
てことにより高分子量のポリエステルが製造できる。
ら、エチレングリコール、プロピレングリコール、テト
ラメチレンジオール等の比較的低沸点のジオールを一成
分に含むことが望ましく、このようにすることにより実
質的に殆どこのようなジオールを含まないポリエステル
を製造するときにもエステル交換でジオールを追い出す
てことにより高分子量のポリエステルが製造できる。
【0023】また化2式で表されるポリエステルユニッ
トを構成するジカルボン酸としてはR4の炭素数が8〜
12のものならいずれも用いることが出来、そのような
ものを例示すると、ノナンジカルボン酸、セバシン酸、
ドデカンジカルボン酸などである。これらを選択するこ
とにより比較的安価で、高分子量のポリエステルアミド
を得ることが出来る。
トを構成するジカルボン酸としてはR4の炭素数が8〜
12のものならいずれも用いることが出来、そのような
ものを例示すると、ノナンジカルボン酸、セバシン酸、
ドデカンジカルボン酸などである。これらを選択するこ
とにより比較的安価で、高分子量のポリエステルアミド
を得ることが出来る。
【0024】また、ここに挙げたジオール、ジカルボン
酸、ジアミンは、それぞれ単独で用いることもできる
が、諸物性に更に満足なものを得るために二種以上を混
合して用いることも出来る。例えば、分岐するジオール
を部分的に加えることにより、透明性などを更に改善す
ることもできるし、2種以上のジアミンを混合すること
によって耐熱性を落とさずに透明性をさらに向上するこ
とも出来る。
酸、ジアミンは、それぞれ単独で用いることもできる
が、諸物性に更に満足なものを得るために二種以上を混
合して用いることも出来る。例えば、分岐するジオール
を部分的に加えることにより、透明性などを更に改善す
ることもできるし、2種以上のジアミンを混合すること
によって耐熱性を落とさずに透明性をさらに向上するこ
とも出来る。
【0025】また生分解性ポリエステルアミドを製造す
る方法としてはジカルボン酸、ジオール、ジアミンを直
接混合する方法、及びジカルボン酸、ジオール、ジアミ
ン/ジカルボン酸塩を加える方法が好適に用いられる
が、分子量を大きくすることが出来、オリゴマーの生成
量が少なくなるという点でジカルボン酸、ジオール、ジ
カルボン酸とジアミンの塩を使うことが特に好ましい
が、その一部分をポリエステルやポリアミドのオリゴマ
ー等の他の誘導体に換えることも可能である。
る方法としてはジカルボン酸、ジオール、ジアミンを直
接混合する方法、及びジカルボン酸、ジオール、ジアミ
ン/ジカルボン酸塩を加える方法が好適に用いられる
が、分子量を大きくすることが出来、オリゴマーの生成
量が少なくなるという点でジカルボン酸、ジオール、ジ
カルボン酸とジアミンの塩を使うことが特に好ましい
が、その一部分をポリエステルやポリアミドのオリゴマ
ー等の他の誘導体に換えることも可能である。
【0026】その際の実質的なジオールのジアミンに対
するモル比としては、仕込み比にして(ジオールの実質
総モル数)/(ジアミンの実質総モル数)で、望ましく
は149.7以下4.72以上、更に望ましくは50以
下4.72以上である。このような比にすることで、生
分解性、強度、溶融粘度などのバランスの取れた生分解
性ポリエステルアミドを得ることが出来る。但し、ここ
で実質総モル数とはジオール、ジアミン単独の他にポリ
エステルオリゴマーやポリアミドオリゴマー、カルボン
酸塩になっているものの総和を示すものとする。
するモル比としては、仕込み比にして(ジオールの実質
総モル数)/(ジアミンの実質総モル数)で、望ましく
は149.7以下4.72以上、更に望ましくは50以
下4.72以上である。このような比にすることで、生
分解性、強度、溶融粘度などのバランスの取れた生分解
性ポリエステルアミドを得ることが出来る。但し、ここ
で実質総モル数とはジオール、ジアミン単独の他にポリ
エステルオリゴマーやポリアミドオリゴマー、カルボン
酸塩になっているものの総和を示すものとする。
【0027】一方、生分解性ポリエステルアミドを製造
するに当たっては、実質的にジオールとジアミンのモル
数の和を、ジカルボン酸のモル数に比べて、望ましくは
105%〜150%、更に望ましくは110%〜130
%にすることが望ましい。このような量に設定して脱水
を起こさせた後、触媒を加えてエステル交換反応により
重合を進行させることにより高分子量の前駆体ポリエス
テルアミドを得ることが出来る。
するに当たっては、実質的にジオールとジアミンのモル
数の和を、ジカルボン酸のモル数に比べて、望ましくは
105%〜150%、更に望ましくは110%〜130
%にすることが望ましい。このような量に設定して脱水
を起こさせた後、触媒を加えてエステル交換反応により
重合を進行させることにより高分子量の前駆体ポリエス
テルアミドを得ることが出来る。
【0028】その際に用いられる触媒は、ゲルマニウム
系、チタン系、アンチモン系、スズ系、亜鉛系、鉛系
等、通常のものを用いることが出来るが、特に好適に
は、チタン系触媒であるチタンテトライソプロポキシ
ド、チタンテトラブトキシド等のアルコキシド類が用い
ることが出来る。
系、チタン系、アンチモン系、スズ系、亜鉛系、鉛系
等、通常のものを用いることが出来るが、特に好適に
は、チタン系触媒であるチタンテトライソプロポキシ
ド、チタンテトラブトキシド等のアルコキシド類が用い
ることが出来る。
【0029】その際の反応温度は、通常のポリエステル
製造の条件を用いることが出来るが、それを詳しく述べ
れば、望ましくは120〜300℃。更に望ましくは1
50〜260℃で行うことが望ましい。さらに、反応条
件は温度が上昇するに従って減圧にしていくことが望ま
しい。
製造の条件を用いることが出来るが、それを詳しく述べ
れば、望ましくは120〜300℃。更に望ましくは1
50〜260℃で行うことが望ましい。さらに、反応条
件は温度が上昇するに従って減圧にしていくことが望ま
しい。
【0030】
【実施例】以下に本発明を実施例を用いてより具体的に
説明するが、もとより本発明はこれら実施例の範囲に限
定されるものではない。なお、数平均分子量(以下Mn
と略する)及び重量平均分子量(以下Mwと略する)は
THFを溶媒に用いて単分散のポリスチレンを標準物質
に用いてGPCで測定した。プロトンNMRスペクトル
は、日本電子社製GSX−400を用いて測定した。
説明するが、もとより本発明はこれら実施例の範囲に限
定されるものではない。なお、数平均分子量(以下Mn
と略する)及び重量平均分子量(以下Mwと略する)は
THFを溶媒に用いて単分散のポリスチレンを標準物質
に用いてGPCで測定した。プロトンNMRスペクトル
は、日本電子社製GSX−400を用いて測定した。
【0031】また、アイゾット衝撃強度はカスタム・サ
イエンティフィック・インストラメンツ社製のアイゾッ
ト衝撃試験機を用いて測定し、動的粘弾性測定は、特に
断りがない限りは170℃、2分間かけてプレス成形し
た厚さ250ミクロンのシートを縦36mm(但しクラ
ンプ間距離は22.6mm)横5mmの長方形状に切
り、レオメトリックス社製のRSAIIを用いて測定し
た。
イエンティフィック・インストラメンツ社製のアイゾッ
ト衝撃試験機を用いて測定し、動的粘弾性測定は、特に
断りがない限りは170℃、2分間かけてプレス成形し
た厚さ250ミクロンのシートを縦36mm(但しクラ
ンプ間距離は22.6mm)横5mmの長方形状に切
り、レオメトリックス社製のRSAIIを用いて測定し
た。
【0032】以下、簡単のために次に示す記号を用いる
こととする。また「ユニット」とは、2官能性化合物の
両末端が脱水反応したときの各々の化合物に由来する部
分構造を示す。SeA:セバシン酸ユニット、EG:エ
チレングリコールユニット、HDA:ヘキサメチレンジ
アミンユニット、AA:アジピン酸ユニット、HDO:
ヘキサメチレンジオールユニット、BACM:ビス(ア
ミノシクロヘキシル)メタンユニット、IPDA:イソ
ホロンジアミンユニット、NPG:ネオペンチルグリコ
ールユニット。
こととする。また「ユニット」とは、2官能性化合物の
両末端が脱水反応したときの各々の化合物に由来する部
分構造を示す。SeA:セバシン酸ユニット、EG:エ
チレングリコールユニット、HDA:ヘキサメチレンジ
アミンユニット、AA:アジピン酸ユニット、HDO:
ヘキサメチレンジオールユニット、BACM:ビス(ア
ミノシクロヘキシル)メタンユニット、IPDA:イソ
ホロンジアミンユニット、NPG:ネオペンチルグリコ
ールユニット。
【0033】(実施例1) (SeA:EG:HDA=1:0.95:0.05(モ
ル比)のポリマー製造)セバシン酸153.52g
(0.76モル)、エチレングリコール59.52g
(0.96モル)、セバシン酸−ヘキサメチレンジアミ
ン塩13.1g(0.04モル)を攪拌羽根のついたセ
パラブルフラスコ中に仕込み、窒素置換した後に攪拌し
ながら190℃に昇温し、5時間保持しながら、窒素の
気流下に脱水反応を起こさせた。
ル比)のポリマー製造)セバシン酸153.52g
(0.76モル)、エチレングリコール59.52g
(0.96モル)、セバシン酸−ヘキサメチレンジアミ
ン塩13.1g(0.04モル)を攪拌羽根のついたセ
パラブルフラスコ中に仕込み、窒素置換した後に攪拌し
ながら190℃に昇温し、5時間保持しながら、窒素の
気流下に脱水反応を起こさせた。
【0034】これを冷却後、チタンテトライソプロポキ
シドを100mg加え、200℃、200Torrか
ら、6時間かけて250℃まで昇温し、0.1Torr
まで減圧にした。そのまま4時間反応させた後、常圧に
戻し、樹脂を取り出した。得られた樹脂のMnは423
00、Mwは108800であった。また、クロロホル
ムを溶媒に用いてプロトンNMRを測定した。その結果
を図1に示す。
シドを100mg加え、200℃、200Torrか
ら、6時間かけて250℃まで昇温し、0.1Torr
まで減圧にした。そのまま4時間反応させた後、常圧に
戻し、樹脂を取り出した。得られた樹脂のMnは423
00、Mwは108800であった。また、クロロホル
ムを溶媒に用いてプロトンNMRを測定した。その結果
を図1に示す。
【0035】3.2ppm付近のシグナル強度と、4.
3ppm付近のシグナル強度の比から所定比でアミド結
合が導入されたポリエステルアミドであると結論出来
た。また、IRスペクトルの結果を図2に示す。163
0cm-1、1540cm-1付近のそれぞれアミドI、ア
ミドIIに由来する吸収、1740cm-1付近のポリエス
テルのカルボニル伸縮振動に由来する吸収が見られたこ
とからポリエステルアミドの生成を確認した。
3ppm付近のシグナル強度の比から所定比でアミド結
合が導入されたポリエステルアミドであると結論出来
た。また、IRスペクトルの結果を図2に示す。163
0cm-1、1540cm-1付近のそれぞれアミドI、ア
ミドIIに由来する吸収、1740cm-1付近のポリエス
テルのカルボニル伸縮振動に由来する吸収が見られたこ
とからポリエステルアミドの生成を確認した。
【0036】このポリマーをクロロホルムを溶媒にして
フィルム状にキャストし、アセトンで洗浄後、真空オー
ブン中で90℃で乾燥して未反応モノマーを除いた後、
アイゾット試験と動的粘弾性測定に供した。その結果を
実施例9に示す。生分解性試験の結果を実施例10に示
す。
フィルム状にキャストし、アセトンで洗浄後、真空オー
ブン中で90℃で乾燥して未反応モノマーを除いた後、
アイゾット試験と動的粘弾性測定に供した。その結果を
実施例9に示す。生分解性試験の結果を実施例10に示
す。
【0037】(実施例2) (SeA:EG:HDA=1:0.9:0.1(モル
比)のポリマー製造)セバシン酸161.6g(0.8
0モル)、エチレングリコール54.56g(0.88
モル)、ヘキサメチレンジアミン9.28g(0.08
モル)を攪拌羽根のついたセパラブルフラスコ中に仕込
み、窒素置換した後に攪拌しながら190℃に昇温し、
5時間保持しながら、窒素の気流下に脱水反応を起こさ
せた。これを冷却後、チタンテトライソプロポキシドを
100mg加え、200℃、200Torrから、6時
間かけて250℃まで昇温し、0.1Torrまで減圧
にした。そのまま4時間反応させた後、常圧に戻し樹脂
を取り出した。
比)のポリマー製造)セバシン酸161.6g(0.8
0モル)、エチレングリコール54.56g(0.88
モル)、ヘキサメチレンジアミン9.28g(0.08
モル)を攪拌羽根のついたセパラブルフラスコ中に仕込
み、窒素置換した後に攪拌しながら190℃に昇温し、
5時間保持しながら、窒素の気流下に脱水反応を起こさ
せた。これを冷却後、チタンテトライソプロポキシドを
100mg加え、200℃、200Torrから、6時
間かけて250℃まで昇温し、0.1Torrまで減圧
にした。そのまま4時間反応させた後、常圧に戻し樹脂
を取り出した。
【0038】得られた樹脂のMnは8400、Mwは9
0200であった。また、生成したポリエステルアミド
の同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエス
テルアミドが製造できたことを確認した。このポリマー
をクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャストし、
アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥して
未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的粘弾
性測定に供した。その結果を実施例9に示す。生分解性
試験の結果を実施例10に示す。
0200であった。また、生成したポリエステルアミド
の同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエス
テルアミドが製造できたことを確認した。このポリマー
をクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャストし、
アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥して
未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的粘弾
性測定に供した。その結果を実施例9に示す。生分解性
試験の結果を実施例10に示す。
【0039】(実施例3) (SeA:EG:HDA=1:0.9:0.1(モル
比)のポリマー製造)セバシン酸145.45g(0.
72モル)、エチレングリコール54.56g(0.8
4モル)、セバシン酸−ヘキサメチレンジアミン塩2
5.44g(0.08モル)を攪拌羽根のついたセパラ
ブルフラスコ中に仕込み、窒素置換した後に攪拌しなが
ら190℃に昇温し、5時間保持しながら、窒素の気流
下に脱水反応を起こさせた。これを冷却後、チタンテト
ライソプロポキシドを100mg加え、200℃、20
0Torrから、6時間かけて250℃まで昇温し、
0.1Torrまで減圧にした。そのまま4時間反応さ
せた後、常圧に戻し樹脂を取り出した。
比)のポリマー製造)セバシン酸145.45g(0.
72モル)、エチレングリコール54.56g(0.8
4モル)、セバシン酸−ヘキサメチレンジアミン塩2
5.44g(0.08モル)を攪拌羽根のついたセパラ
ブルフラスコ中に仕込み、窒素置換した後に攪拌しなが
ら190℃に昇温し、5時間保持しながら、窒素の気流
下に脱水反応を起こさせた。これを冷却後、チタンテト
ライソプロポキシドを100mg加え、200℃、20
0Torrから、6時間かけて250℃まで昇温し、
0.1Torrまで減圧にした。そのまま4時間反応さ
せた後、常圧に戻し樹脂を取り出した。
【0040】得られた樹脂のMnは23600、Mwは
52700であった。また、生成したポリエステルアミ
ドの同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエ
ステルアミドが製造できたことを確認した。このポリマ
ーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャスト
し、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥
して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的
粘弾性測定に供した。結果を実施例9に示す。また生分
解性試験の結果を実施例10に示す。
52700であった。また、生成したポリエステルアミ
ドの同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエ
ステルアミドが製造できたことを確認した。このポリマ
ーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャスト
し、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥
して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的
粘弾性測定に供した。結果を実施例9に示す。また生分
解性試験の結果を実施例10に示す。
【0041】(実施例4) (SeA:EG:HDA:AA=0.85:0.85:
0.15:0.15(モル比)のポリマー製造)セバシ
ン酸137.36g(0.68モル)、エチレングリコ
ール54.56g(0.88モル)、アジピン酸−ヘキ
サメチレンジアミン塩31.44g(0.12モル)を
攪拌羽根のついたセパラブルフラスコ中に仕込み、窒素
置換した後に攪拌しながら190℃に昇温し、5時間保
持しながら、窒素の気流下に脱水反応を起こさせた。こ
れを冷却後、チタンテトライソプロポキシドを100m
g加え、200℃、200Torrから、6時間かけて
250℃まで昇温し、0.1Torrまで減圧にした。
そのまま4時間反応させた後、常圧に戻し樹脂を取り出
した。
0.15:0.15(モル比)のポリマー製造)セバシ
ン酸137.36g(0.68モル)、エチレングリコ
ール54.56g(0.88モル)、アジピン酸−ヘキ
サメチレンジアミン塩31.44g(0.12モル)を
攪拌羽根のついたセパラブルフラスコ中に仕込み、窒素
置換した後に攪拌しながら190℃に昇温し、5時間保
持しながら、窒素の気流下に脱水反応を起こさせた。こ
れを冷却後、チタンテトライソプロポキシドを100m
g加え、200℃、200Torrから、6時間かけて
250℃まで昇温し、0.1Torrまで減圧にした。
そのまま4時間反応させた後、常圧に戻し樹脂を取り出
した。
【0042】得られた樹脂のMnは17400、Mwは
39600であった。また、生成したポリエステルアミ
ドの同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエ
ステルアミドが製造できたことを確認した。このポリマ
ーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャスト
し、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥
して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的
粘弾性測定に供した。結果を実施例9に示す。また生分
解性試験の結果を実施例10に示す。
39600であった。また、生成したポリエステルアミ
ドの同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエ
ステルアミドが製造できたことを確認した。このポリマ
ーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャスト
し、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥
して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的
粘弾性測定に供した。結果を実施例9に示す。また生分
解性試験の結果を実施例10に示す。
【0043】(実施例5) (DDA:EG:HDO:HDA:SeA=1:0.5
5:0.45:0.1:0.1(モル比)のポリマーの
製造)デカンジカルボン酸161.6g(0.80モ
ル)、エチレングリコール29.76g(0.48モ
ル)、ヘキサメチレンジオール42.49g(0.36
モル)、セバシン酸ーヘキサメチレンジアミン塩25.
44g(0.08モル)を仕込み、実施例1から4に示
すのと同様な操作を行って、生分解性ポリエステルアミ
ドを得た。得られた樹脂のMnは28500、Mwは7
2000であった。
5:0.45:0.1:0.1(モル比)のポリマーの
製造)デカンジカルボン酸161.6g(0.80モ
ル)、エチレングリコール29.76g(0.48モ
ル)、ヘキサメチレンジオール42.49g(0.36
モル)、セバシン酸ーヘキサメチレンジアミン塩25.
44g(0.08モル)を仕込み、実施例1から4に示
すのと同様な操作を行って、生分解性ポリエステルアミ
ドを得た。得られた樹脂のMnは28500、Mwは7
2000であった。
【0044】また、生成したポリエステルアミドの同定
は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエステルア
ミドが製造できたことを確認した。このポリマーをクロ
ロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャストし、アセト
ンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥して未反応
モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的粘弾性測定
に供した。その結果を実施例9に、生分解性試験結果を
実施例10に示す。
は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエステルア
ミドが製造できたことを確認した。このポリマーをクロ
ロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャストし、アセト
ンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥して未反応
モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的粘弾性測定
に供した。その結果を実施例9に、生分解性試験結果を
実施例10に示す。
【0045】(実施例6) (SeA:EG:BACM=1:0.915:0.09
5(モル比)のポリマーの製造)セバシン酸127.2
g(0.63モル)、エチレングリコール40.92g
(0.66モル)、ビス(4ーアミノシクロヘキシル)
メタンを12.6g(0.06モル)仕込み、実施例1
から4に示すのと同様な操作を行って、生分解性ポリエ
ステルアミドを得た。得られた樹脂のMnは9800、
Mwは37600であった。また、生成したポリエステ
ルアミドの同定は実施例1と同様にして行い、所定比の
ポリエステルアミドが製造できたことを確認した。この
ポリマーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャ
ストし、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で
乾燥して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と
動的粘弾性測定に供した。その結果を実施例9に、生分
解性試験の結果を実施例10に示す。
5(モル比)のポリマーの製造)セバシン酸127.2
g(0.63モル)、エチレングリコール40.92g
(0.66モル)、ビス(4ーアミノシクロヘキシル)
メタンを12.6g(0.06モル)仕込み、実施例1
から4に示すのと同様な操作を行って、生分解性ポリエ
ステルアミドを得た。得られた樹脂のMnは9800、
Mwは37600であった。また、生成したポリエステ
ルアミドの同定は実施例1と同様にして行い、所定比の
ポリエステルアミドが製造できたことを確認した。この
ポリマーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャ
ストし、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で
乾燥して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と
動的粘弾性測定に供した。その結果を実施例9に、生分
解性試験の結果を実施例10に示す。
【0046】(実施例7) (SeA:EG:IPDA=1:0.905:0.09
5(モル比)のポリマーの製造)セバシン酸169.5
g(0.84モル)、エチレングリコール54.56g
(0.88モル)、イソホロンジアミン13.61g
(0.08モル)を用い、実施例1から4に示すのと同
様な操作を行って、生分解性ポリエステルアミドを得
た。得られた樹脂のMnは15400、Mwは3780
0であった。また、生成したポリエステルアミドの同定
は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエステルア
ミドが製造できたことを確認した。このポリマーをクロ
ロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャストし、アセト
ンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥して未反応
モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的粘弾性測定
に供した。その結果を実施例9に、生分解性試験の結果
を実施例10に示す。
5(モル比)のポリマーの製造)セバシン酸169.5
g(0.84モル)、エチレングリコール54.56g
(0.88モル)、イソホロンジアミン13.61g
(0.08モル)を用い、実施例1から4に示すのと同
様な操作を行って、生分解性ポリエステルアミドを得
た。得られた樹脂のMnは15400、Mwは3780
0であった。また、生成したポリエステルアミドの同定
は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエステルア
ミドが製造できたことを確認した。このポリマーをクロ
ロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャストし、アセト
ンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥して未反応
モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的粘弾性測定
に供した。その結果を実施例9に、生分解性試験の結果
を実施例10に示す。
【0047】(実施例8) (SeA:EG:NPG:HDA:HDA:AA=1:
0.2:0.4:0.4:0.13:0.13(モル
比)のポリマー製造)セバシン酸151.5g(0.7
5モル)、エチレングリコール31.0g(0.5モ
ル)、1,6−ヘキサンジオール35.4g(0.3モ
ル)、ネオペンチルグリコール31.2g(0.3モ
ル)、ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸塩26.0
g(0.099モル)を用い、実施例1から4に示すの
と同様な操作を行って生分解性ポリエステルアミドを得
た。
0.2:0.4:0.4:0.13:0.13(モル
比)のポリマー製造)セバシン酸151.5g(0.7
5モル)、エチレングリコール31.0g(0.5モ
ル)、1,6−ヘキサンジオール35.4g(0.3モ
ル)、ネオペンチルグリコール31.2g(0.3モ
ル)、ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸塩26.0
g(0.099モル)を用い、実施例1から4に示すの
と同様な操作を行って生分解性ポリエステルアミドを得
た。
【0048】得られた樹脂のMnは24000,Mwは
54000であった。また、生成したポリエステルアミ
ドの同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエ
ステルアミドが製造できたことを確認した。このポリマ
ーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャスト
し、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥
して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的
粘弾性測定に供した。その結果を実施例9に、生分解性
試験の結果を実施例10に示す。
54000であった。また、生成したポリエステルアミ
ドの同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエ
ステルアミドが製造できたことを確認した。このポリマ
ーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャスト
し、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥
して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的
粘弾性測定に供した。その結果を実施例9に、生分解性
試験の結果を実施例10に示す。
【0049】(比較例1) (AA:EG:HDA=1:0.9:0.1(モル比)
のポリマー製造の試み)アジピン酸116.8g(0.
80モル)、エチレングリコール54.56g(0.8
8モル)、ヘキサメチレンジアミン9.28g(0.0
8モル)を用い、実施例1から4に示すのと同様な操作
を行ってポリエステルアミドを得た。得られた樹脂のM
nは2750、Mwは17600であった。このポリマ
ーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャスト
し、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥
して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的
粘弾性測定に供した。その結果を実施例9に示す。ま
た、このポリマーは十分な強度にならなかったため、土
中での生分解性試験は行わなかった。
のポリマー製造の試み)アジピン酸116.8g(0.
80モル)、エチレングリコール54.56g(0.8
8モル)、ヘキサメチレンジアミン9.28g(0.0
8モル)を用い、実施例1から4に示すのと同様な操作
を行ってポリエステルアミドを得た。得られた樹脂のM
nは2750、Mwは17600であった。このポリマ
ーをクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャスト
し、アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥
して未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的
粘弾性測定に供した。その結果を実施例9に示す。ま
た、このポリマーは十分な強度にならなかったため、土
中での生分解性試験は行わなかった。
【0050】(比較例2) (SeA:EG:HDA=1:0.7:0.3(モル
比)のポリマー製造)セバシン酸113.12g(0.
56モル)、エチレングリコール44.64g(0.7
2モル)、セバシン酸−ヘキサメチレンジアミン塩7
6.32g(0.24モル)を攪拌羽根のついたセパラ
ブルフラスコ中に仕込み、窒素置換した後に攪拌しなが
ら190℃に昇温し、5時間保持しながら、窒素の気流
下に脱水反応を起こさせた。これを冷却後、チタンテト
ライソプロポキシドを100mg加え、200℃、20
0Torrから、6時間かけて250℃まで昇温し、
0.1Torrまで減圧にした。そのまま4時間反応さ
せた後、常圧に戻し、樹脂を取り出した。
比)のポリマー製造)セバシン酸113.12g(0.
56モル)、エチレングリコール44.64g(0.7
2モル)、セバシン酸−ヘキサメチレンジアミン塩7
6.32g(0.24モル)を攪拌羽根のついたセパラ
ブルフラスコ中に仕込み、窒素置換した後に攪拌しなが
ら190℃に昇温し、5時間保持しながら、窒素の気流
下に脱水反応を起こさせた。これを冷却後、チタンテト
ライソプロポキシドを100mg加え、200℃、20
0Torrから、6時間かけて250℃まで昇温し、
0.1Torrまで減圧にした。そのまま4時間反応さ
せた後、常圧に戻し、樹脂を取り出した。
【0051】得られた樹脂のMnは8800、Mwは1
9800であった。また、生成したポリエステルアミド
の同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエス
テルアミドが製造できたことを確認した。このポリマー
をクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャストし、
アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥して
未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的粘弾
性測定に供した。その結果を実施例9に、生分解性試験
の結果を実施例10に示す。
9800であった。また、生成したポリエステルアミド
の同定は実施例1と同様にして行い、所定比のポリエス
テルアミドが製造できたことを確認した。このポリマー
をクロロホルムを溶媒にしてフィルム状にキャストし、
アセトンで洗浄後、真空オーブン中で90℃で乾燥して
未反応モノマーを除いた後、アイゾット試験と動的粘弾
性測定に供した。その結果を実施例9に、生分解性試験
の結果を実施例10に示す。
【0052】(実施例9) ポリエステルアミドのアイ
ゾット強度、動的粘弾性測定結果 表1に実施例1〜8で得たポリエステルアミド、及び比
較例1及び2で得た樹脂のアイゾット試験強度(ノッチ
付:単位kJ/m2)、動的粘弾性測定の結果を示す。
但し、Ttは貯蔵弾性率の低下開始温度、E’20は2
0℃における貯蔵弾性率(単位:kg/cm2)。E’
60は60℃における貯蔵弾性率(単位kg/cm2)
である。また、ここで測定不可というのは柔軟すぎて破
壊できないことを示す。
ゾット強度、動的粘弾性測定結果 表1に実施例1〜8で得たポリエステルアミド、及び比
較例1及び2で得た樹脂のアイゾット試験強度(ノッチ
付:単位kJ/m2)、動的粘弾性測定の結果を示す。
但し、Ttは貯蔵弾性率の低下開始温度、E’20は2
0℃における貯蔵弾性率(単位:kg/cm2)。E’
60は60℃における貯蔵弾性率(単位kg/cm2)
である。また、ここで測定不可というのは柔軟すぎて破
壊できないことを示す。
【0053】
【表1】
【0054】(実施例10)表2に実施例1〜8、及び
比較例2で得たポリエステルアミドの生分解性試験の結
果を示す。生分解性試験は、容量100リットルの新輝
合成社製コンポスト化容器トンボミラクルコンポ100
型を使用し、これに生ごみ50kgを入れ、作成したフ
ィルムを置き、更に生ごみを約5cm程度の厚さに入れ
た。その上にアロン化成社製発酵促進剤ニュークサミノ
ン500gをふりかけ評価した。装置は屋外に設置し
た。試験開始から30日後、60日後に試験片を取り出
し評価した。表中には30日後、及び60日後の外見、
及びTHFを溶媒に用いてGPCで測定したMw保持率
を示す。
比較例2で得たポリエステルアミドの生分解性試験の結
果を示す。生分解性試験は、容量100リットルの新輝
合成社製コンポスト化容器トンボミラクルコンポ100
型を使用し、これに生ごみ50kgを入れ、作成したフ
ィルムを置き、更に生ごみを約5cm程度の厚さに入れ
た。その上にアロン化成社製発酵促進剤ニュークサミノ
ン500gをふりかけ評価した。装置は屋外に設置し
た。試験開始から30日後、60日後に試験片を取り出
し評価した。表中には30日後、及び60日後の外見、
及びTHFを溶媒に用いてGPCで測定したMw保持率
を示す。
【0055】
【表2】
【0056】
【発明の効果】本発明は、耐熱性と力学的強度に優れた
生分解性ポリエステルアミド、及びその簡便な製造方法
を提供することができる。
生分解性ポリエステルアミド、及びその簡便な製造方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1で得られた生分解性ポリエ
ステルアミドのプロトンNMR測定結果を示す図であ
る。
ステルアミドのプロトンNMR測定結果を示す図であ
る。
【図2】 本発明の実施例1で得られた生分解性ポリエ
ステルアミドのIR吸収スペクトルを示す図である。
ステルアミドのIR吸収スペクトルを示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 化1式で表されるポリアミドユニット
と、化2式で表されるポリエステルユニットとを有し、
ポリアミドユニットのモル分率Ma及びポリエステルユ
ニットのモル分率Mbの比率Ma/Mbが15/85以
下である生分解性ポリエステルアミド。 (化1式) (−NH−R1−NHCO−R2−CO−) (式中、R1は炭素数13以下の二価脂肪族アルキレン
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。) (化2式) (−O−R3−OCO−R4−CO−) (式中、R3は炭素数2〜10の脂肪族アルキレン基、
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。) - 【請求項2】 化1式で表されるポリアミドユニットの
原料であるジカルボン酸、ジアミン、またはそれらの塩
と、化2式で表されるポリエステルユニットの原料であ
るジオールとジカルボン酸を直接混合し、ポリアミドユ
ニットのモル分率Ma及びポリエステルユニットのモル
分率Mbの比率Ma/Mbが15/85以下であるポリ
エステルアミドを製造することを特徴とする生分解性ポ
リエステルアミドの製造方法。 (化1式) (−NH−R1−NHCO−R2−CO−) (式中、R1は炭素数13以下の二価脂肪族アルキレン
基、R2は炭素数4〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。) (化2式) (−O−R3−OCO−R4−CO−) (式中、R3は炭素数2〜10の脂肪族アルキレン基、
R4は炭素数8〜12の直鎖状アルキレン基を表わ
す。) - 【請求項3】 (a1)炭素数13以下の二価脂肪族ア
ルキレン基を有するジアミンMa1モルと、(a2)炭
素数4〜12の直鎖状アルキレン基を有するジカルボン
酸Ma2モルと、(b1)炭素数2〜10の脂肪族アル
キレン基を有するジオールMb1モルと、(b2)炭素
数8〜12の直鎖状アルキレン基を有するジカルボン酸
Mb2モルとを、実質的に下式を満たす量比で縮重合さ
せることを特徴とする、請求項2に記載の生分解性ポリ
エステルアミドの製造方法。 0.95≦Ma1/Ma2≦1.20 0.95≦Mb1/Mb2≦1.50 Ma1/(Ma2+Mb2)≦15/100 149.7≧Mb1/Ma1≧4.72
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19996197A JPH1135678A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 生分解性ポリエステルアミド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19996197A JPH1135678A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 生分解性ポリエステルアミド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1135678A true JPH1135678A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16416493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19996197A Pending JPH1135678A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 生分解性ポリエステルアミド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1135678A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023162303A1 (ja) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | Dic株式会社 | ポリエステル、及び、ポリウレタン |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP19996197A patent/JPH1135678A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023162303A1 (ja) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 | Dic株式会社 | ポリエステル、及び、ポリウレタン |
| JPWO2023162303A1 (ja) * | 2022-02-24 | 2023-08-31 |
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