JPH1135913A - 異方導電性接着剤 - Google Patents

異方導電性接着剤

Info

Publication number
JPH1135913A
JPH1135913A JP19579397A JP19579397A JPH1135913A JP H1135913 A JPH1135913 A JP H1135913A JP 19579397 A JP19579397 A JP 19579397A JP 19579397 A JP19579397 A JP 19579397A JP H1135913 A JPH1135913 A JP H1135913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
anisotropic conductive
meth
connection
conductive adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19579397A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kawada
政和 川田
Tetsuya Miyamoto
哲也 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP19579397A priority Critical patent/JPH1135913A/ja
Publication of JPH1135913A publication Critical patent/JPH1135913A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCDとTCPとの接続や、TCPとPCB
との接続などの微細回路同士の電気的接続において、特
に低温短時間での接続が可能で、且つ、保存安定性、接
着性、接続信頼性、作業性にも優れる熱硬化型異方導電
性接着剤を提供する。 【解決手段】 (1)式の構造を有するフェノール性水
酸基を持った(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂、
有機過酸化物、熱可塑性エラストマーからなる樹脂組成
物中に導電性粒子を分散させた異方導電性接着剤におい
て、該(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂がフェノ
ール性水酸基と(メタ)アクリロイル基の比の異なるも
のを2種以上混合したものからなることを特徴とする異
方導電性接着剤。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LCD(液晶ディ
スプレイ)とTCP(テープキャリヤパッケージ)との
接続や、TCPとPCB(プリント回路基板)との接続
などの微細な回路同士の電気的接続に使用される異方導
電性接着剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、接着性樹脂中に導電性粒子を分散
させた異方導電性接着剤が液晶ディスプレイLCDとT
CPや、TCPとPCBとの接続など各種微細回路接続
の必要性が飛躍的に増大してきており、その接続方法と
して異方導電性接着剤が使用されてきている。この方法
は、接続したい部材間に異方導電性接着剤を挟み加熱加
圧することにより、面方向の隣接端子間では電気的絶縁
性を保ち、上下の端子間では電気的に導通させるもので
ある。最近の電子部品の軽薄短小化にともない、このよ
うな回路接続用途では、回路接続ピッチが微細になり隣
接端子間で電気的にショートしてしまったり、被着体の
耐熱性が低く接続時の温度で被着体が変質してしまうな
ど、半田付けなどの従来の方法では良好な接続ができな
い状況になってきており、この異方導電性接着剤は微細
回路の接続には欠かせない材料なっている。
【0003】この異方導電性接着剤は、一般的に熱可塑
性樹脂タイプのものと熱硬化性樹脂タイプのものに分類
されるが、最近では接続されるものがより付加価値の高
い高価なものになってきているため、熱可塑タイプのも
のより、長期接続信頼性の優れたエポキシ樹脂系などの
熱硬化タイプのものが広く用いられつつある。
【0004】熱可塑タイプの異方導電性接着剤について
は、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン)、SI
S(スチレン−イソプレン−スチレン)、SEBS(ス
チレン−エチレン−ブタジエン−スチレン)等スチレン
系共重合体が主として用いられてきているが、これら熱
可塑タイプの使用方法は、基本的に溶融融着方式であ
り、その作業性は一般的に条件を選べば熱硬化のものに
比べて、比較的低温・短時間での適用が可能であり良好
であると考えられるが、樹脂の耐湿性・耐薬品性などが
低く、接続信頼性が低いため長期環境試験に耐えうるも
ののではなかった。
【0005】一方、現在主流となっている熱硬化タイプ
の異方導電性接着剤は、一般に保存性安定性、硬化性の
バランスの良いエポキシ樹脂系の熱硬化タイプが広く用
いられている。しかし、実用上これらの熱硬化タイプの
ものは、保存性安定性と樹脂の硬化性を両立させるた
め、その硬化反応性から150〜200℃の温度で30
秒前後加熱、硬化することが必要とされ、たとえば15
0℃以下の温度では実用的な接続時間で樹脂を硬化させ
ることは困難であった。
【0006】更に、保存安定性については、例えば、B
F3アミン錯体、ジシアンジアミド、有機酸ヒドラジ
ド、イミダゾール化合物等の潜在性硬化剤を配合した系
のもの等が提案されているが、保存安定性に優れるもの
は硬化に長時間または高温を必要とし、低温・短時間で
硬化できるものは逆に保存安定性に劣るといった問題が
ありいずれも一長一短があった。
【0007】前期問題点に加えて、位置ずれ等の原因に
よって一度接続したものを被接続部材を破損または損傷
せずに剥離して再度接合(所謂リペア)したいという要
求が多くでてきているのに対し、熱硬化タイプの異方導
電性接着剤を用いた場合には、殆どのものが高接着力、
高信頼性といった長所がある反面、被着体を損傷せずに
簡単に引き剥がしたいという一見矛盾する要求に対して
は対応が極めて難しく満足するものは得られていない。
【0008】特に最近は、LCDモジュールの大画面
化、高精細化、狭額縁化が急速に進み、これに伴って、
接続ピッチの微細化や接続の細幅化も急速に進んでき
た。このため、たとえば、LCDとTCP接続において
は、接続時のTCPののびのため接続パターンずれが生
じたり、接続部が細幅のため接続時の温度でLCD内部
の部材が熱的影響を受けるなどの問題が生じてきた。ま
た、TCPとPCBの接続においては、PCBが長尺化
してきたため接続時の加熱によりPCBとLCDが反
り、TCPの配線が断線するという問題も生じてきた。
【0009】そこで、より低温で接続することによりこ
れらの問題を解決することが考えられたが、前述のよう
に、たとえば、従来の熱可塑性タイプの異方導電性接着
剤で接続しようとすると、比較的低温での接続は可能で
あるが樹脂の耐湿性・耐熱性が低いため接続信頼性が悪
いという問題があった。また、熱硬化タイプの主流であ
るエポキシ樹脂系の異方導電性接着剤で低温で接続しよ
うとすると、樹脂を硬化させるために接続時間を長くす
る必要があり、実用上適用できるものではなかった。
【0010】低温接続を可能とする異方導電性接着剤と
して、カチオン重合性物質とスルホニウム塩とを配合し
た接着性樹脂中に導電性粒子を分散させたもの(特開平
7−90237号公報)や、エポキシ樹脂等と4−(ジ
アルキルアミノ)ピリジン誘導体に導電性粒子を分散さ
せたもの(特開平4−189883号公報)も提案され
ているが、接着剤樹脂の保存性や被接続回路端子の腐食
等の問題があり実用には至っていない。
【0011】さらに、低温接続を可能にするものとし
て、ラジカル重合性樹脂と有機過酸化物と熱可塑性エア
ラストマーの組み合わせを考え、ラジカル重合性樹脂と
熱可塑性エラストマーとの相溶性を上げるためにマレイ
ミドを配合したり、ラジカル重合性樹脂にフェノール性
水酸基を有するノボラック樹脂を適用するなどの工夫を
考案してきたが、異方導電性接着剤の硬化性、保存安定
性、接着性、接続信頼性、作業性など全ての特性をバラ
ンス良く保つことレベルまで最適化するには至っていな
い。
【0012】即ち、現状では硬化性、保存安定性、接着
性、接続信頼性、作業性等の全てをバランス良く満足す
る樹脂系は得られておらず、より低温短時間で接続で
き、且つ、保存安定性、接着性、接続信頼性、作業性等
に優れる異方導電性接着剤への要望は非常に強いものと
なっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
このような問題に鑑みて種々の検討の結果なされたもの
であり、その目的とするところは、LCDとTCPとの
接続や、TCPとPCBとの接続などの微細回路同士の
電気的接続において、特に低温短時間での接続が可能
で、且つ、保存安定性、接着性、接続信頼性、作業性に
も優れる熱硬化型異方導電性接着剤を提供しようとする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、低温速硬化
性と保存安定性性の両立が可能なラジカル重合性樹脂と
有機過酸化物、熱可塑性エラストマーとを配合した接着
剤中に、導電性粒子を分散させた熱硬化型異方導電性接
着剤を用いて加熱硬化接続する際に、(1)式に表され
るフェノール性水酸基を有する(メタ)アクリロイル化
ノボラック樹脂として、フェノール性水酸基と(メタ)
アクリロイル基の比の異なるものを2種以上混合するこ
とにより、種々の環境下で十分な接着性、接続信頼性を
有ししかも作業性の良いバランスのとれた加熱硬化型異
方導電性接着剤の得られることを見いだし本発明に至っ
たものである。
【0015】
【化1】
【0016】即ち、本発明は(1)式の構造を有するフ
ェノール性水酸基を持った(メタ)アクリロイル化ノボ
ラック樹脂、有機過酸化物、熱可塑性エラストマーから
なる樹脂組成物中に導電性粒子を分散させた異方導電性
接着剤において、該(メタ)アクリロイル化ノボラック
樹脂がフェノール性水酸基と(メタ)アクリロイル基の
比の異なるものを2種以上混合したものからなることを
特徴とする異方導電性接着剤である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いられるフェノール性水酸基を有する(メ
タ)アクリロイル化ノボラック樹脂は(1)式の構造を
有するものであれば特に限定するものではない。ここで
用いるフェノール性水酸基を有する(メタ)アクリロイ
ル化ノボラック樹脂のフェノール性水酸基と(メタ)ア
クリロイル基との比は、特に限定するものではないが
8:2〜1:9が好ましい。フェノール性水酸基の割合
が多いほど、被着体との接着性はよくなるが、硬化性が
低下し架橋密度も低下する。また、融点が高くなるため
低温での接続では樹脂の流れ性が不足したり、フィルム
化した場合などにはフィルムのベタツキが少なくなりす
ぎて作業性が悪くなる。特に、比率が8:2より多い場
合には、前述の特性が極端にでるため異方導電性接着剤
としては実用上使えないものになる。逆に、フェノール
性水酸基の割合が少ないほど、硬化性は良くなるが、架
橋密度が高くなり被着体との接着性は低下する。また、
融点が低くなるため低温での接続でも樹脂の流れが十分
に確保できる反面、フィルム化した場合などにはフィル
ムのベタツキが多くなりすぎて作業性が悪くなる。特
に、1:9より少ない場合には、前述の特性が極端にで
るため異方導電性接着剤としては実用上使えないものに
なる。
【0018】このように、フェノール性水酸基と(メ
タ)アクリロイル基の比は異方導電性接着剤とした場合
の硬化性、接着性、接続信頼性、作業性などに大きな影
響を与えるものであり、本発明では、この特性の最適化
を図るためにフェノール性水酸基と(メタ)アクリロイ
ル基の比の異なる(1)式の構造を持つノボラック樹脂
を2種以上混合したことが特長である。
【0019】本発明では、(1)式の構造を有するフェ
ノール性水酸基を持った(メタ)アクリロイル化ノボラ
ック樹脂が、水酸基と(メタ)アクリロイル基の比の異
なるものを2種以上混合したものであれば、2種以上の
(1)式の構造を持つ(メタ)アクリロイル化ノボラッ
ク樹脂の混合比は特に限定するものではない。もちろ
ん、フェノール性水酸基と(メタ)アクリロイル基の比
は、異方導電性接着剤としての硬化性、接着性、接続信
頼性、作業性などの特性を考慮して、用途に応じてバラ
ンス良く最適化すればいいことは言うまでもない。例え
ば、フェノール性水酸基が(メタ)アクリロイル基に対
して8:2程度に多いものと4:6程度に少ないものを
組み合わせることにより、比率が8:2と4:6の樹脂
の中間である例えば5:5や7:3の比率の樹脂を単独
で使用しただけでは成しえない8:2及び4:6の比率
の樹脂の両者の長所を生かした特性を引く出すことが可
能となる。
【0020】又、例えば、フェノール性水酸基と(メ
タ)アクリロイル基の比の異なる(1)式の構造を持つ
ノボラック樹脂に加えて、分子中に一個以上の炭素−炭
素二重結合を有し、ラジカル重合可能なものを、単独あ
るいは2種以上混合して用いても良い。
【0021】ここでいうラジカル重合可能なものとして
は、ビニルエステル樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等
のアクリレート類、不飽和ポリエステル樹脂、ジアリル
フタレート樹脂などが挙げられる。中でも硬化性と保存
性、硬化物の耐熱性、耐湿性、耐薬品性を兼ね備えたビ
ニルエステル樹脂、ウレタンアクリレート樹脂を好適に
用いる事が出来る。また、その保存性を確保するため
に、予めキノン類、多価フェノール類、フェノール類等
の重合禁止剤を添加することも可能である(例えば、特
開平4−146951など)。さらに硬化性、加熱時の
流動性、作業性を改良するため、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート(TMPTA)、ペンタエリスリト
ールジアリレートモノステアレート、テトラエチレング
リコールジアクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
アクリレートなどのアクリレート類やスチレンなど各種
モノマー類や一般的な反応性希釈剤で希釈して使用して
も良い。
【0022】このように他のラジカル重合する樹脂を併
用する場合に、本発明で用いられるフェノール性水酸基
を有する(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂のラジ
カル重合樹脂中に占める割合は、特に限定するものでは
ないが、20wt%〜100wt%が好ましい。これ
は、割合が20%以下であると、フェノール性水酸基を
有する(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂の特性が
生かせず異方導電接着剤とした時に十分な接着性が得ら
れないからである。
【0023】また、(1)式の構造を有するフェノール
性水酸基を有する(メタ)アクリロイル化ノボラック樹
脂の製法は特に限定されるものではない。例えば、グリ
シジル(メタ)アクリレートのグリシジル基とノボラッ
ク樹脂の水酸基との付加反応、或いは、(メタ)アクリ
ル酸のカルボキシル基とノボラック型のエポキシ樹脂の
エポキシ基との付加反応等に作製しても良い。これらの
ノボラック樹脂とグリシジルメタクリレートの反応は、
仕込み比等の反応条件を変えることにより容易に、フェ
ノール性水酸基を有する(メタ)アクリロイル化ノボラ
ック樹脂中のフェノール性水酸基と(メタ)アクリロイ
ル基の比をコントロールすることが出来る。
【0024】ここで使用されるノボラック樹脂として
は、例えばフェノール、クレゾール、キシレノール、ブ
チルフェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノ
ール類、カテコール、レゾルシノール、ヒドロキノン等
の多価フェノール類等とホルムアルデヒドとの縮合反応
によって得られるものであれば特に限定するものではな
いが、異方導電接着剤とした時の、接着性、接続信頼
性、速硬化性を考慮するとフェノール、クレゾールなど
が望ましい。
【0025】また、フェノール性水酸基を有する(メ
タ)アクリロイル化ノボラック樹脂の平均核数は特に限
定するものではないが、5〜10が好ましい。平均核数
が5以下であると、異方導電接着剤とした場合の硬化性
の低下および接着性の低下といった問題が生じてくる。
また、10以上であると軟化点が高くなり、異方導電接
着剤とした時の流動性が不足し十分な接続性が得られな
い。
【0026】本発明で用いられる有機過酸化物としては
特に限定されるものではなく、例えば1,1,3,3−
テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサネー
ト、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサネート、
t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサネート、
1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−
トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ヘキシ
ルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシ
ジカーボネート等が挙げられる。これらの過酸化物は単
独あるいは硬化性をコントロールするため2種類以上の
有機過酸化物を混合して用いることも可能である。ま
た、保存性を改良するため各種重合禁止剤を予め添加し
ておく事も可能である。さらに樹脂への溶解作業を容易
にするため溶剤等に希釈して用いてもよい。本発明で用
いられる有機過酸化物の種類や配合量は各過酸化物を配
合した場合の接着剤の硬化性と保存性との兼ね合いで決
定されることは当然である。
【0027】本発明で用いられる熱可塑性エラストマー
としては特に制限はないが例えばポリエステル樹脂類、
ポリウレタン樹脂類、ポリイミド樹脂、ポリブタジエ
ン、ポリプロピレン、スチレン−ブタジエン−スチレン
共重合体、ポリアセタール樹脂、ポリビニルブチラール
樹脂、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ポリアミド樹
脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジエン−メタクリル酸共重合体、アクリ
ロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリ酢酸
ビニル樹脂、ナイロン、スチレン−イソプレン共重合
体、スチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重
合体、ポリメチルメタクリレート樹脂などを用いること
ができる。その中で異方導電性接着剤とした時の接着
性、接続信頼性などの特性を考えるとアクリロニトリル
−ブタジエン−メタクリル酸共重合体、ポリエステル、
ポリアミド樹脂、ナイロン、ポリビニルブチラール樹
脂、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック
共重合体等が望ましい。
【0028】また、本発明には、フェノール性水酸基を
有する(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂と熱可塑
性エラスマーの相溶性を向上させるために、マレイミド
樹脂を加えても良い。ここで使用するマレイミド樹脂は
(2)式に例示される化学構造を有するものなどが上げ
られるが、異方導電性接着剤の使用条件(接続温度、接
続時間)や、使用するラジカル重合性樹脂および熱可塑
性エラストマーの種類により、その化学構造を選択或い
は変更して使用できる。また、ラジカル重合性樹脂と熱
可塑性エラストマーの相溶性を、更に向上させるために
マレイミドをアミンで変性してもよい。
【0029】
【化2】
【0030】本発明に用いられる導電性粒子は、導電性
を有するものであれば特に制限するものではなく、ニッ
ケル、鉄、銅、アルミニウム、錫、鉛、クロム、コバル
ト、銀、金など各種金属や金属合金、金属酸化物、カー
ボン、グラファイト、ガラスやセラミック、プラスチッ
ク粒子の表面に金属をコートしたもの等が適用できる。
これらの導電性粒子の粒径や材質、配合量は、接続した
い回路のピッチやパターン、回路端子の厚みや材質等に
よって適切なものを選ぶことができる。
【0031】更に、本発明の異方導電性接着剤中には、
必要に応じてカップリング剤を適量添加してもよい。カ
ップリング剤を添加する目的は、異方導電性接着剤の接
着界面の接着性を改質し、接着強度や耐熱性、耐湿性を
向上し接続信頼性を向上するものであり、その種類は特
に限定するものではないが、特にシラン系カップリング
剤を好適に添加使用することができ、例えば、エポキシ
シラン系、アミノシラン系、メルカプトシラン系、アク
リルシラン系(例えば、β−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン等)を用いることができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により説明
する。 <実施例1>(1)式の構造を有するメタアクリロイル
化フェノールノボラック樹脂(m:n=2:8、m+n
=8)及び(1)式の構造を有するメタアクリロイル化
フェノールノボラック樹脂(m:n=6:4、m+n=
8)を1:1の割合でメチルエチルケトンに溶解した5
0%溶液100重量部、(3)式の構造を有するアクリ
ロニトリロル−ブタジエン−メタクリル酸共重合体をメ
チルエチルケトンに溶解した20%溶液100重量部、
1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2エチ
ルヘキサノエート2重量部、これにニッケル/金メッキ
を施したポリスチレン粒子(平均粒径5μm)を2重量
部を均一に混合し、離型処理を施したPET(ポリエチ
レンテレフタレート)のフィルム上に流延・乾燥し、異
方導電性フィルムを得た。
【0033】
【化3】 カルボキシル基量: 4.0 mol% アクリロニトリル量:27 wt% 分子量 : 約100,000
【0034】<実施例2>(1)式の構造を有するメタ
アクリロイル化フェノールノボラック樹脂(m:n=
3:7、m+n=8)及び(1)式の構造を有するメタ
アクリロイル化フェノールノボラック樹脂(m:n=
5:5、m+n=5)を2:1の割合でメチルエチルケ
トンに溶解した50%溶液100重量部、(3)式の構
造を有するアクリロニトリロル−ブタジエン−メタクリ
ル酸共重合体をメチルエチルケトンに溶解した20%溶
液100重量部、1,1,3,3−テトラメチルブチル
パーオキシ2エチルヘキサノエート2重量部、これにニ
ッケル/金メッキを施したポリスチレン粒子(平均粒径
5μm)を2重量部を均一に混合し、離型処理を施した
PETのフィルム上に流延・乾燥し、異方導電性フィル
ムを得た。
【0035】<実施例3>(1)式の構造を有するメタ
アクリロイル化クレゾールノボラック樹脂(m:n=
4:6、m+n=8)及び(1)式の構造を有するメタ
アクリロイル化フェノールノボラック樹脂(m:n=
5:5、n+m=6)を1:1の割合でメチルエチルケ
トンに溶解した50%溶液100重量部、飽和共重合ポ
リエステル(分子量25000、軟化点120℃)をメ
チルエチルケトンに溶解した20%溶液100重量部、
1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ2エチ
ルヘキサノエート2重量部、これにニッケル/金メッキ
を施したポリスチレン粒子(平均粒径5μm)を2重量
部を均一に混合し、離型処理を施したPETのフィルム
上に流延・乾燥し、異方導電性フィルムを得た。
【0036】<実施例4>(1)式の構造を有するメタ
アクリロイル化フェノールノボラック樹脂(m:n=
3:7、m+n=8)及び(1)式の構造を有するメタ
アクリロイル化フェノールノボラック樹脂(m:n=
5:5、m+n=8)を2:1の割合でメチルエチルケ
トンに溶解した20%溶液100重量部、エポキシ化ス
チレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合
体をテトラヒドロフランに溶解した20%溶液100重
量部、(4)式の構造を持つ2,2−ビス[4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル]プロパン型ビスマレイミ
ド樹脂をテトラヒドロフランに溶解した20%溶液10
0重量部、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオ
キシ2エチルヘキサノエート2重量部、これにニッケル
/金メッキを施したポリスチレン粒子(平均粒径5μ
m)を2重量部を均一に混合し、離型処理を施したPE
T(ポリエチレンテレフタレート)のフィルム上に流延
・乾燥し、異方導電性フィルムを得た。
【0037】
【化4】
【0038】<実施例5>(1)式の構造を有するメタ
アクリロイル化フェノールノボラック樹脂(m:n=
2:8、m+n=7)及び(1)式の構造を有するメタ
アクリロイル化フェノールノボラック樹脂(m:n=
6:4、m+n=8)を1:1の割合でメチルエチルケ
トンに溶解した30%溶液100重量部、(2)式に示
すフェノールノボラック型ビニルエステル樹脂をメチル
エチルケトンに溶解した20%溶液100重量部、飽和
共重合ポリエステル(分子量25000、軟化点120
℃)をメチルエチルケトンで溶解した20%溶液100
重量部、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキ
シ2エチルヘキサノエート2重量部、これにニッケル/
金メッキを施したポリスチレン粒子(平均粒径5μm)
を2重量部を均一に混合し、離型処理を施したPET
(ポリエチレンテレフタレート)のフィルム上に流延・
乾燥し、異方導電性フィルムを得た。
【0039】<比較例1>実施例1で(1)式の構造を
有するメタアクリロイル化フェノールノボラック樹脂
(m:n=6:4、m+n=8)を使用しないこと以外
実施例1と同一の樹脂混合物を作製し、離型処理を施し
たPET(ポリエチレンテレフタレート)のフィルム上
に流延・乾燥し、異方導電性フィルムを得た。
【0040】<比較例2>実施例3で(1)式の構造を
有するメタアクリロイル化フェノールノボラック樹脂
(m:n=4:6、m+n=8)を使用しないこと以外
実施例4と同一の樹脂混合物を作製し、離型処理を施し
たPET(ポリエチレンテレフタレート)のフィルム上
に流延・乾燥し、異方導電性フィルムを得た。
【0041】<比較例3>実施例5で(1)式の構造を
有するメタアクリロイル化フェノールノボラック樹脂
(m:n=6:4、m+n=8)を使用しないこと以外
実施例5と同一の樹脂混合物を作製し、離型処理を施し
たPET(ポリエチレンテレフタレート)のフィルム上
に流延・乾燥し、異方導電性フィルムを得た。
【0042】<評価結果>実施例および比較例で得られ
た異方導電性フィルムについて、接着力、接続信頼性、
作業性を評価した結果を表1に示す。試験片として用い
た異方導電性フィルムは、全て15μm厚、2.0mm
幅であり、被着体は銅箔/ポリイミド=25/75μm
に0.5μmの錫メッキを施したTCP(端子ピッチ
0.1mm、端子数200本)とシート抵抗値30Ω/
□のインジウム/酸化錫導電皮膜を全面に施した厚さ
1.1mmのガラス(以下、ITOガラス)を用いた。 ・接着力 150℃、30kg/cm2、15sの条件でTCPとI
TOガラスを作製した異方導電性フィルムを挟んで圧着
接続し、90°剥離試験によって評価を行った。 ・接続抵抗値 接着力測定と同様に作製したサンプルのTCP側の隣接
端子間の接続抵抗を測定した。 ・接続信頼性 接着力測定と同様に作製したサンプルを、温度85℃、
湿度85%、500時間処理を行い隣接端子間の接続抵
抗を測定した。測定できないものはOPENとした。 ・保存安定性 試作した異方導電性フィルムを室温(22℃)で7日放
置し、接着力測定と同様にサンプルを作製し、接続抵抗
値が2Ω以下であれば○とした。 ・作業性 試作した異方導電性フィルムをITOガラスに仮圧着
(70℃、5kg/cm2、2sの条件)し、PETフィ
ルムを剥がした。異方導電性フィルムの樹脂がガラスに
残り、PETのみが剥がれた場合を良好と判断し、樹脂
ベタツキが少なく、PETフィルムごとガラスから樹脂
が剥がれてしまうものを不良とした。また、試作した異
方導電性フィルムを巻き出し装置にセットし、巻き出し
た際に樹脂表面のベタツキで装置途中のローラーに粘着
しないかどうか、搬送がスムーズに行われるかを確認
し、ベタツキが多くて搬送がスムーズに行かない場合を
不良とした。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、(1)式の構造を有す
るフェノール性水酸基を持った(メタ)アクリロイル化
ノボラック樹脂、有機過酸化物、熱可塑性エラストマー
からなる樹脂組成物中に導電性粒子を分散させた異方導
電性接着剤を用いて加熱効果接続する場合、該(メタ)
アクリロイル化ノボラック樹脂がフェノール性水酸基と
(メタ)アクリロイル基の比の異なるものを2種以上混
合したことから、極めて低温短時間で接続でき、樹脂の
硬化性、保存安定性、接着性、接続信頼性、作業性、な
どを良好な範囲でバランスを保つことができる異方導電
性接着剤を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01B 1/20 H01B 1/20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)式の構造を有するフェノール性水
    酸基を持った(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂、
    有機過酸化物、熱可塑性エラストマーからなる樹脂組成
    物中に導電性粒子を分散させた異方導電性接着剤におい
    て、該(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂がフェノ
    ール性水酸基と(メタ)アクリロイル基の比の異なるも
    のを2種以上混合したものからなることを特徴とする異
    方導電性接着剤。 【化1】
JP19579397A 1997-07-22 1997-07-22 異方導電性接着剤 Withdrawn JPH1135913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19579397A JPH1135913A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 異方導電性接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19579397A JPH1135913A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 異方導電性接着剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1135913A true JPH1135913A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16347073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19579397A Withdrawn JPH1135913A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 異方導電性接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1135913A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002167555A (ja) * 2000-11-29 2002-06-11 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続用フィルム状接着剤、回路端子の接続構造および回路端子の接続方法
JP2005322938A (ja) * 1999-08-25 2005-11-17 Hitachi Chem Co Ltd 配線接続材料及びそれを用いた配線板製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005322938A (ja) * 1999-08-25 2005-11-17 Hitachi Chem Co Ltd 配線接続材料及びそれを用いた配線板製造方法
JP2002167555A (ja) * 2000-11-29 2002-06-11 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続用フィルム状接着剤、回路端子の接続構造および回路端子の接続方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6039896A (en) Anisotropic conductive adhesive and method for preparation thereof and an electronic apparatus using said adhesive
US7879259B2 (en) Anisotropic conductive film composition
JP3503740B2 (ja) 異方導電性接着剤及びそれを用いた電子機器
CN101463231B (zh) 粘合剂组合物及使用该组合物的各向异性导电膜
CN101589514B (zh) 各向异性导电膜
JPH10168413A (ja) 異方導電性接着剤
US7727423B2 (en) Anisotropic conductive film composition and film including the same
JP3522634B2 (ja) 異方導電性接着剤
JPH11209713A (ja) 異方導電性接着剤
JP2001126541A (ja) 異方導電フィルム及び電気・電子部品
JP2002285103A (ja) 異方導電性接着剤
JP3418492B2 (ja) 異方導電フィルム
JPH10147762A (ja) 異方導電性接着剤
JP3449948B2 (ja) 異方導電性接着剤の製造方法及びその方法により製造された接着剤を用いて製作された電子機器
JP2001254058A (ja) 異方導電性接着剤
JP3425546B2 (ja) 異方導電性接着剤
JP3447201B2 (ja) 異方導電性接着剤
JP2001164210A (ja) 異方導電フィルム及びそれを用いた電子機器
JPH11236540A (ja) 異方導電性接着剤
JP2000044905A (ja) 異方導電性接着剤及びそれを用いた電子機器
JP2002241722A (ja) 異方導電性接着剤
JPH1135903A (ja) 異方導電性接着剤
JP2003277710A (ja) 異方導電性接着剤
JP2003313533A (ja) 異方導電性接着剤
JP3363331B2 (ja) 異方導電性接着剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040609

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20061121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761