JPH1136862A - 作業車のエンジン冷却装置 - Google Patents

作業車のエンジン冷却装置

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JPH1136862A
JPH1136862A JP9195423A JP19542397A JPH1136862A JP H1136862 A JPH1136862 A JP H1136862A JP 9195423 A JP9195423 A JP 9195423A JP 19542397 A JP19542397 A JP 19542397A JP H1136862 A JPH1136862 A JP H1136862A
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JP
Japan
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rotation state
fan
reverse rotation
radiator
state
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JP9195423A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sato
茂夫 佐藤
Yoshiaki Takeuchi
由明 竹内
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刈取作物の条件から防塵網等への塵埃の付着
量を予測して、防塵網等に付着した塵埃を除去するため
に、エンジンの冷却性能を極力低下させない状態で、適
切にラジエータ用のファンを正逆転切換制御する。 【解決手段】 塵埃発生量が多い刈取作物の条件がファ
ン駆動条件として入力されたときには、除塵部を通して
外気が吸入される正転状態である時間に対して逆向きに
空気が流れる逆転状態である時間の比が大きい状態で、
ラジエータ用のファンが正転状態と逆転状態とに長い時
間間隔T1で間欠的に切り換えられ、一方、塵埃発生量
が少ない刈取作物の条件がファン駆動条件として入力さ
れたときには、上記正転状態である時間に対して上記逆
転状態である時間の比が小さい状態で、ラジエータ用の
ファンが正転状態と逆転状態とに短い時間間隔T3で間
欠的に切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除塵部を通して外
気が吸入される正転状態と逆向きに空気が流れる逆転状
態とにラジエータ用のファンを切換駆動する駆動手段
と、前記ラジエータ用のファンが正転状態と逆転状態と
に間欠的に切り換えられるように前記駆動手段の作動を
制御する制御手段とが設けられた作業車のエンジン冷却
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車のエンジン冷却装置では、防
塵網等の除塵部を通してラジエータ冷却用の外気を吸入
する時間が長くなると、外気に含まれている塵埃が防塵
網等に付着して冷却風の吸入量が少なくなり、エンジン
の冷却性能が低下するという問題点を解決するために、
ラジエータ用のファンを正転状態から逆転状態に間欠的
に切り換えて、吸入方向とは逆向きの風の力で防塵網に
付着した塵埃を吹き飛ばして除去するようにしていた。
そして、防塵網等に塵埃が付着してエンジンの冷却性能
が低下するとラジエータの水温が上昇する点に着目し
て、そのラジエータの検出水温に応じて、ラジエータ用
のファンを正転状態から逆転状態に切換操作する時間間
隔や逆転作動の時間を変更するように制御していた(例
えば、特開平7‐224654号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、防塵網等に塵埃が付着してエンジンの冷却
性能が低下したことを検出してから、ラジエータ用のフ
ァンを逆転状態に切換操作する時間を大にするように制
御しているので、制御の遅れを避けることができず、エ
ンジンの耐久性を低下させるおそれがあった。一方、例
えば、作業車が圃場に植立した作物を刈り取るコンバイ
ン等の刈取作業車のような場合においては、例えば大豆
を刈り取る場合の塵埃発生量は稲の場合に比べて多いと
いうように、作業条件(この例では、刈取作物の条件)
によって塵埃発生量の多少は予測でき、塵埃発生量が多
い作業条件では、外気に含まれる塵埃が防塵網等に付着
する量も多いと考えられる。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、例えば作業条件等から判断した
塵埃発生量の予測に基づいて、ラジエータ用のファンを
逆転状態に切換操作する時間を変更設定して、エンジン
の冷却性能を極力低下させない状態で適切なファンの正
逆転切換制御を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1では、ラジエー
タ用のファンが正転状態である時間に対する逆転状態で
ある時間の比を定めるためのファン駆動条件が入力さ
れ、その入力されたファン駆動条件から定まる時間の比
になる状態で、ラジエータ用のファンが除塵部を通して
外気が吸入される正転状態と逆向きに空気が流れる逆転
状態とに間欠的に切り換えられる。
【0006】従って、例えば塵埃発生量が多く防塵網等
への塵埃の付着量が多いと予測される場合には、ラジエ
ータ用のファンが正転状態である時間に対する逆転状態
である時間の比を大きくするようなファン駆動条件を入
力して、防塵網等に付着した多量の塵埃を適切に除去さ
せることができるとともに、塵埃発生量が少なく防塵網
等への塵埃の付着量が少ないと予測される場合には、上
記正転状態である時間に対する逆転状態である時間の比
を小さくするようなファン駆動条件を入力して、防塵網
等に付着した塵埃を適切に除去させながら不必要に逆転
状態に切り換えることが回避でき、もって、エンジンの
冷却性能を極力低下させない状態で適切なファンの正逆
転切換制御を実現することができる。
【0007】請求項2では、請求項1において、ファン
駆動条件として異なる作業条件が入力され、その作業条
件から定まる正転状態の時間と逆転状態の時間の比にな
る状態で、ラジエータ用のファンが除塵部を通して外気
が吸入される正転状態と逆向きに空気が流れる逆転状態
とに間欠的に切り換えられる。
【0008】従って、各作業条件に対応して塵埃発生量
が予め予測できるような場合に、各作業条件の情報を入
力するだけでラジエータ用のファンを正逆転切り換えす
る時間比を適切に設定することができるので、例えば上
記時間比を数値等で入力するものに比べて、容易に且つ
間違いなく適切なファン駆動条件を入力することがで
き、もって、請求項1の好適な手段が得られる。
【0009】請求項3では、請求項1又は2において、
作業車が圃場に植立した作物を刈り取る刈取作業車であ
って、ファン駆動条件として刈取作物の条件が入力さ
れ、その刈取作物の条件から定まる正転状態の時間と逆
転状態の時間の比になる状態で、ラジエータ用のファン
が除塵部を通して外気が吸入される正転状態と逆向きに
空気が流れる逆転状態とに間欠的に切り換えられる。
【0010】従って、例えば刈取作物が大豆である場合
の塵埃発生量は稲の場合に比べて多いというように、塵
埃発生量が刈取作物の種類等の条件によって予め予測で
きるような場合に、刈取作物の条件を入力するだけでラ
ジエータ用のファンを正逆転切り換えする時間比を適切
に設定することができるので、例えば上記時間比を数値
等で入力するものに比べて、容易に且つ間違いなく適切
なファン駆動条件を入力することができ、もって、圃場
に植立した作物を刈り取る刈取作業車において、請求項
1又は2の好適な手段が得られる。
【0011】請求項4では、請求項1〜3のいずれか1
項において、ラジエータの検出水温が設定上限温度を越
えていない場合には、ラジエータ用のファンを正転状態
又は逆転状態に切り換える前記操作を行い、ラジエータ
の検出水温が設定上限温度を越えている場合には、ラジ
エータ用のファンを逆転状態に切り換えないで、正転状
態に維持する。
【0012】従って、例えば設定上限温度をエンジンの
オーバーヒート状態に近い温度に設定すると、ラジエー
タの水温が高温になってオーバーヒートのおそれがある
場合には、ラジエータ用のファンが正転状態に維持され
て、適切な状態でエンジンを冷却することができ、もっ
て、請求項1〜3のいずれか1項の好適な手段が得られ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、圃場に
植立した作物を刈り取る刈取作業車(具体的には、コン
バイン)の場合について、図面に基づいて説明する。図
1に示すように、左右一対のクローラ式の走行装置1を
備えた機体の後部に脱穀装置2を、機体の前部に刈取部
3を夫々備え、刈取部3の後部右側に運転部4を配置し
て、作物の刈取収穫用のコンバインを構成している。
【0014】図2に示すように、運転部4に設けた操縦
席7の下方に配置したボンネット6内に、エンジン5
と、そのエンジン5の冷却用のラジエータ8と、ラジエ
ータ用のファン9とを設置している。また、ボンネット
6の横側面に設けた外気との連通口には、その全面を覆
う状態で防塵網20を設けている。
【0015】次に、ラジエータ8用のファン9の駆動構
造について説明する。図3及び図5に示すように、エン
ジン5の側面に支持された回転軸10にプーリー11が
固定され、このプーリー11と、エンジン5の出力プー
リー12と、オルタネータ13の入力プーリー13aと
に亘って、第1伝動ベルト14が巻回されている。又、
オルタネータ13のケース上部の横軸芯P3周りに揺動
自在に支持されたアーム15aの先端に、テンションプ
ーリー15が支持され、さらに、アーム15aを第1伝
動ベルト14側に付勢するバネ15bが設けられ、これ
により、テンションプーリー15が常に第1伝動ベルト
14の外面に押圧されている。
【0016】三角形の平板状の切換部材16の1つの角
部箇所が回転軸10に揺動自在に支持されると共に、プ
ーリーを2枚重ねたような正転用プーリー17と、プー
リーを2枚重ねたような逆転用プーリー18とが、上記
切換部材16の他の2つの角部箇所夫々に位置する支持
軸17a,18aに支持されている。又、前記ファン9
がベアリングを介して回転軸10のプーリー11に相対
回転自在に支持されると共に、ファン9の基部に入力プ
ーリー9aが取り付けられ、この入力プーリー9aと切
換部材16の正転用及び逆転用プーリー17,18に亘
って、第2伝動ベルト19が巻回されている。
【0017】図6及び図7に示すように、正転用プーリ
ー17を支持する支持軸17aは切換部材16に固定さ
れる一方、逆転用プーリー18の支持軸18aは、ボル
ト21及びブラケット22により切換部材16に形成し
た長孔16aに沿って位置調節自在に支持されており、
正転用及び逆転用プーリー17,18の間隔を微調節で
きるように構成している。
【0018】以上の構造において、図3に示すように、
出力プーリー12がエンジン5の作動に伴って回転し
て、第1伝動ベルト14が図の矢印の方向に常時周回し
ている。そして、切換部材16を図3に示す正転位置A
(正転状態に相当)に揺動操作すると、正転用プーリー
17が第1伝動ベルト14の内面に押圧され、第1伝動
ベルト14の動力が正転用プーリー17及び第2伝動ベ
ルト19を介して、入力プーリー9aに正転用動力とし
て伝達され、ファン9及び入力プーリー9aが図3に示
す時計周り方向に正転駆動される。このようにファン9
が正転駆動される状態において、図2の実線の矢印に示
すようにファン9の吸引作用により外気が冷却風とし
て、ボンネット6の防塵網20からラジエータ8を通り
エンジン5側に流れる通常の通風状態になる。
【0019】逆に、切換部材16を図4に示す逆転位置
B(逆転状態に相当)に揺動操作すると、逆転用プーリ
ー18が第1伝動ベルト14の外面に押圧されて、第1
伝動ベルト14の動力が逆転用プーリー18及び第2伝
動ベルト19を介して、入力プーリー9aに逆転用動力
として伝達され、ファン9及び入力プーリー9aが図4
に示す反時計周り方向に逆転駆動される。このようにフ
ァン9が逆転駆動される状態において、図2の二点鎖線
の矢印に示すようにファン9の吹き出し作用により空気
が前述とは逆に流れて、ラジエータ8の表面及び防塵網
20(特に下側)に付着したゴミ等が吹き飛ばされる。
【0020】次に、上記切換部材16の揺動操作構造に
ついて説明する。図2、図5及び図7に示すように、円
盤状の第1巻き取り部材23が、切換部材16の回転軸
10とは別位置の軸芯P1周りに回転自在に支持され、
さらに、第1巻き取り部材23を回転駆動するモータ2
4が備えられ、一方、切換部材16にも半円盤状の第2
巻き取り部材25が固定されている。第1巻き取り部材
23のピン23aに接続されたワイヤ26が、第2巻き
取り部材25に巻回されて、切換部材16の支持軸17
aに接続され、又、第1巻き取り部材23のピン23a
と切換部材16とに亘ってバネ27が接続されている。
【0021】図7に示す状態は、第1巻き取り部材23
が切換部材16の正転位置Aに対応する角度に位置して
いる状態であり、バネ27の引っ張り作用により切換部
材16が正転位置Aに揺動操作されて、ファン9が正転
駆動されている状態である(図3参照)。この状態でワ
イヤ26が少したるんで、バネ27の付勢力と第1伝動
ベルト14の張力とが釣り合っている。この場合、バネ
27及びピン23aが第1巻き取り部材23の軸芯P1
を紙面右側に越えて、バネ27の付勢力により第1巻き
取り部材23が時計周り方向に回転しようとしている
が、第1巻き取り部材23を図7に示す角度で止めるス
トッパー29が設けられているので、バネ27の付勢力
及びストッパー29の作用により、第1巻き取り部材2
3が図7に示す角度に保持される。
【0022】次に、図8に示すように、モータ24によ
り第1巻き取り部材23を反時計周り方向に約180°
だけ回転駆動すると、ワイヤ26が第1巻き取り部材2
3に巻き取られながら引き操作されて、切換部材16及
び第2巻き取り部材25も反時計周り方向に揺動し、切
換部材16が逆転位置Bに揺動操作されて、ファン9が
逆転駆動される(図4参照)。この場合に、切換部材1
6を正転位置Aから逆転位置Bに揺動操作すると、切換
部材16の揺動に伴ってバネ27が切換部材16側に引
き操作されることになるが、これと同時にバネ27が接
続される第1巻き取り部材23のピン23aも切換部材
16側に移動(第1巻き取り部材23の直径の長さ程
度)するので、切換部材16の正転位置Aから逆転位置
Bへの揺動操作に対してバネ27が大きな抵抗になるこ
とはない。
【0023】逆に、図8に示すように第1巻き取り部材
23が切換部材16の逆転位置Bに対応する角度に位置
している状態において、モータ24により第1巻き取り
部材23を時計周り方向に約180°だけ回転駆動する
と、ワイヤ26が第1巻き取り部材23から繰り出され
ピン23aの移動によりバネ27が引き操作されて、バ
ネ27の付勢力により切換部材16及び第2巻き取り部
材25も時計周り方向に揺動して、図7に示すように切
換部材16が正転位置Aに揺動操作される。
【0024】以上より、前記モータ24が、、除塵部と
しての防塵網20を通して外気が吸入される正転状態と
逆向きに空気が流れる逆転状態とにラジエータ8用のフ
ァン9を切換駆動する駆動手段として機能する。
【0025】エンジン冷却のための制御構成として、図
9に示すように、マイクロコンピュータを利用した制御
装置30が設けられ、この制御装置30に、ラジエータ
8の水温を検出する水温検出手段としての水温センサー
S1と、脱穀クラッチ(図示しない)の入り切り状態を
検出する脱穀スイッチS2と、刈取作物の条件として刈
取作物の種類(具体的には、稲、麦、大豆)を入力する
作物切換スイッチS3の各情報が入力され、一方、制御
装置30からは、前記モータ24に対する駆動信号が出
力されている。
【0026】そして、制御装置30を利用して、前記ラ
ジエータ8用のファン9が正転状態(切換部材16の正
転位置A)と逆転状態(切換部材16の逆転位置B)と
に間欠的に切り換えられるように前記モータ24の作動
を制御する制御手段100が構成されている。
【0027】具体的には、刈り取り作業時において、
稲、麦、大豆の順で塵埃発生量が多くなるので、図10
に示すように、切換部材16を正転位置Aに保持してラ
ジエータ8用のファン9を正転駆動した状態から、設定
時間間隔で所定時間tだけ切換部材16を正転位置Bに
切り換えるようにしながら、その設定時間間隔が、稲、
麦、大豆の順で短くなるように制御する。つまり、図
(イ)に示す稲での時間間隔T1>図(ロ)に示す麦で
の時間間隔T2>図(ハ)に示す大豆での時間間隔T3
に設定される。尚、切換部材16を正転位置Aと逆転位
置Bの間で切り換えるには所定の操作時間を要し、この
間は切換部材16は中立位置になる。
【0028】以上より、前記作物切換スイッチS3に
て、前記ラジエータ8用のファン9が正転状態である時
間に対する逆転状態である時間の比を定めるためのファ
ン駆動条件を入力する駆動条件入力手段が構成され、前
記制御手段100は、その駆動条件入力手段つまり作物
切換スイッチS3の入力情報に基づいて、前記ラジエー
タ8用のファン9が正転状態である時間に対する逆転状
態である時間の比が前記ファン駆動条件つまり刈取作物
の条件から定まる比になる状態で、前記モータ24を作
動させるように構成されている。
【0029】ただし、制御手段100は、前記水温セン
サーS1の情報に基づいて、前記ラジエータ8の検出水
温が設定上限温度(例えば、オーバーヒート状態に近い
温度)を越えている場合には、前記ラジエータ用のファ
ン9を逆転状態に切り換えないように構成されている。
つまり、ラジエータ用のファン9は正転状態に維持され
る。
【0030】次に、図11に示す制御フローに基づい
て、前記制御装置30の制御作動について説明する。制
御がスタートすると、切換部材16を正転位置Aに操作
してファン9を正転状態にする。次に、脱穀スイッチS
2がオン状態で、さらに、水温センサーS1の検出水温
が設定上限温度を越えていなければ、作物切換スイッチ
S3にて、稲、麦、大豆のいずれが選択されているかを
判断し、稲が選択されていれば長い時間間隔T1を設定
し、麦が選択されていれば中間の時間間隔T2を設定
し、大豆が選択されていれば短い時間間隔T3を設定す
る。そして、各時間間隔T1,T2,T3で、t時間だ
け切換部材16を逆転位置Bに操作する。
【0031】尚、脱穀スイッチS2がオフのとき、及
び、水温センサーS1の検出水温が設定上限温度を越え
ているときには、切換部材16を逆転位置Bに操作する
制御は実行しない。
【0032】〔別実施形態〕上記実施例では、ラジエー
タ用のファン9が正転状態である時間に対する逆転状態
である時間の比をファン駆動条件(刈取作物の条件)に
よって変更する場合に、逆転状態に切り換える時間の時
間間隔を変更するようにしたが、これに限らない。例え
ば、図12に示すように、切換部材16を正転位置Aに
保持してラジエータ8用のファン9を正転駆動した状態
から、設定時間間隔Tで所定時間だけ切換部材16を逆
転位置Bに切り換えるようにしながら、その逆転位置B
に切り換える逆転時間が、稲、麦、大豆の順で長くなる
ように制御する。つまり、図(イ)に示す稲での逆転時
間t1<図(ロ)に示す麦での逆転時間t2<図(ハ)
に示す大豆での逆転時間t3に設定されるようにしても
よい。
【0033】上記実施例では、除塵部(防塵網20)を
通して吸入される外気の流れ方向において、ラジエータ
8よりも下流側にファン9を配置したが、これ以外に、
例えば、ラジエータ8の上流側にファン9を配置しても
よい。
【0034】上記実施例では、ラジエータ用のファン9
を正転状態と逆転状態とに切換駆動する駆動手段24と
して、エンジン5からの回転力をファン回転機構に伝達
させる際の伝達方向を切り換える手段(モータ24)に
て構成したが、これ以外に、上記ファン9を電動モータ
によって回転駆動するように構成しながら、その電動モ
ータの回転方向を正逆に切り換えるようにしてもよい。
【0035】上記実施例では、作業車が刈取作業車であ
る場合について説明したが、これ以外の農作業用の作業
車や、土木・建設用の作業車等でもよい。
【0036】上記実施例では、駆動条件入力手段がファ
ン駆動条件として刈取作物の条件を入力する場合につい
て説明したが、これに限るものではない。例えば、駆動
条件入力手段を、前記正転状態である時間に対する逆転
状態である時間の比を数値情報にて入力する数値入力手
段で構成したり、あるいは、大、中、小の3段階に時間
比を切り換えるスイッチ等で構成してもよい。
【0037】又、作業車が作業する異なる作業条件に対
応して塵埃発生量が予測されるような場合に、駆動条件
入力手段がファン駆動条件として異なる作業条件を入力
し、前記制御手段100が、各作業条件から定まる正転
状態の時間と逆転状態の時間の比になる状態で、ラジエ
ータ8用のファン9を正転状態と逆転状態とに間欠的に
切り換え制御するものでもよい。
【0038】又、作業車が刈取作業車である場合に、上
記ファン駆動条件として刈取作物の条件を入力する場合
も、刈取作物の種類を入力するものに限らず、例えば、
同じ作物(稲や大豆等)であっても、作物の濡れ状態等
によって塵埃発生量が異なる(濡れ状態よりも乾燥状態
の方が塵埃は多いと判断される)ので、作物の種類とと
もに濡れ状態を入力するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインのボンネット付近の縦断正面図
【図3】正転状態における切換部材の操作状態を示す正
面図
【図4】逆転状態における切換部材の操作状態を示す正
面図
【図5】切換部材、第1及び第2巻き取り部材付近の縦
断側面図
【図6】切換部材における逆転用プーリーの支持構造を
示す断面図
【図7】正転状態における切換部材、第1及び第2巻き
取り部材を示す正面図
【図8】逆転状態における切換部材、第1及び第2巻き
取り部材を示す正面図
【図9】制御構成のブロック図
【図10】ラジエータ用のファンの切り換え操作を示す
タイムチャート
【図11】制御作動のフローチャート
【図12】別実施例のラジエータ用のファンの切り換え
操作を示すタイムチャート
【符号の説明】
8 ラジエータ 9 ファン 20 除塵部 24 駆動手段 100 制御手段 S1 水温検出手段 S3 駆動条件入力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除塵部を通して外気が吸入される正転状
    態と逆向きに空気が流れる逆転状態とにラジエータ用の
    ファンを切換駆動する駆動手段と、前記ラジエータ用の
    ファンが正転状態と逆転状態とに間欠的に切り換えられ
    るように前記駆動手段の作動を制御する制御手段とが設
    けられた作業車のエンジン冷却装置であって、 前記ラジエータ用のファンが正転状態である時間に対す
    る逆転状態である時間の比を定めるためのファン駆動条
    件を入力する駆動条件入力手段が設けられ、 前記制御手段は、前記駆動条件入力手段の入力情報に基
    づいて、前記ラジエータ用のファンが正転状態である時
    間に対する逆転状態である時間の比が前記ファン駆動条
    件から定まる比になる状態で、前記駆動手段を作動させ
    るように構成されている作業車のエンジン冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動条件入力手段は、前記ファン駆
    動条件として、異なる作業条件を入力するように構成さ
    れている請求項1記載の作業車のエンジン冷却装置。
  3. 【請求項3】 作業車が、圃場に植立した作物を刈り取
    る刈取作業車に構成され、 前記駆動条件入力手段は、前記ファン駆動条件として、
    刈取作物の条件を入力するように構成されている請求項
    1又は2記載の作業車のエンジン冷却装置。
  4. 【請求項4】 ラジエータの水温を検出する水温検出手
    段が設けられ、 前記制御手段は、前記水温検出手段の情報に基づいて、
    前記ラジエータの検出水温が設定上限温度を越えている
    場合には、前記ラジエータ用のファンを逆転状態に切り
    換えないように構成されている請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の作業車のエンジン冷却装置。
JP9195423A 1997-07-22 1997-07-22 作業車のエンジン冷却装置 Pending JPH1136862A (ja)

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