JPH1137006A - 筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造 - Google Patents
筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造Info
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Abstract
の向上とを両立する。 【解決手段】燃料タンク30から各気筒のインジェクタ
14に燃料を供給するための燃料通路29に、上流から
順に、フィルタ31、フィードポンプ(低圧ポンプ)3
2、高圧ポンプ33、各気筒のインジェクタ14に連通
接続するコモンレール34、高圧レギュレータ35を介
装する。そして、燃料タンク30から燃料を高圧ポンプ
33に送給するフィードポンプ(低圧ポンプ)32の上
流と下流とをバイパスする燃料バイパス通路29dを設
け、この燃料バイパス通路29dにフィードポンプ32
の上流側への燃料の逆流を阻止し高圧ポンプ33側への
燃料流のみを許容する逆止弁37を配設する。
Description
燃料タンクから燃料を高圧ポンプに送給し、この高圧ポ
ンプによって更に燃料を昇圧して、高圧燃料をインジェ
クタに供給する筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造
に関し、詳しくは、低圧ポンプの小容量化と高圧ポンプ
の容積効率の向上とを両立し得る筒内燃料噴射エンジン
の燃料供給系構造に関する。
及び、排気エミッションの改善を目的として、筒内(燃
焼室内)に直接燃料を噴射して噴射燃料を点火プラグに
より着火して燃焼させる筒内燃料噴射エンジンが知られ
ている。
ては、特開平2−169834号公報、特開平8−17
7699号公報等に開示されているように、筒内圧力に
抗して筒内に燃料を直接噴射するため、インジェクタに
供給する燃料圧力を高圧に維持する必要があり、燃料タ
ンクからの燃料を低圧ポンプ(フィードポンプ)により
高圧ポンプに送給し、この高圧ポンプによって更に燃料
を昇圧して、高圧燃料をインジェクタに供給している。
なため、高圧ポンプの上流に電動式の低圧ポンプを配設
し、この低圧ポンプによって燃料タンクから燃料を高圧
ポンプに送給するようにしている。
ンクからインジェクタに至る燃料通路に、低圧ポンプと
高圧ポンプとを直列に配設し、高圧ポンプへの燃料供給
を全て低圧ポンプにより賄うため、この低圧ポンプは、
高圧ポンプの最大吐出流量と同等以上の吐出流量の容量
のものを採用する必要があり、低圧ポンプによる消費電
流の増加を招く。従って、低圧ポンプは、高圧ポンプの
最大吐出流量を若干上回る程度の容量のものを通常採用
している。
プによる燃料吐出流量の少ない領域では、低圧ポンプに
より燃料が高圧ポンプに充分供給されるため問題ない
が、特に、エンジン高回転域等、高圧ポンプによる燃料
吐出流量の多い領域においては、低圧ポンプを介して高
圧ポンプに燃料が供給されることによる燃料流路抵抗が
増大し、これに伴い高圧ポンプの燃料吸入抵抗が増加し
て高圧ポンプの容積効率の低下を生じる不都合がある。
小容量化と高圧ポンプの容積効率の向上とを両立するこ
とが可能な筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造を提
供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、低圧ポンプにより燃料タン
クから燃料を高圧ポンプに送給し、該高圧ポンプにより
更に燃料を昇圧して、筒内へ燃料を噴射するインジェク
タに高圧燃料を供給する筒内燃料噴射エンジンの燃料供
給系構造において、上記低圧ポンプの上流と下流とをバ
イパスする燃料バイパス通路を設け、該燃料バイパス通
路に低圧ポンプの上流側への燃料の逆流を阻止し高圧ポ
ンプ側への燃料流のみを許容する逆止弁を配設したこと
を特徴とする。
燃料タンクから燃料を高圧ポンプに送給し、該高圧ポン
プにより更に燃料を昇圧して、筒内へ燃料を噴射するイ
ンジェクタに高圧燃料を供給する筒内燃料噴射エンジン
の燃料供給系構造において、上記低圧ポンプから高圧ポ
ンプに至る低圧燃料通路と燃料タンクとを連通する燃料
バイパス通路を設け、該燃料バイパス通路に燃料タンク
への燃料の逆流を阻止し高圧ポンプ側への燃料流のみを
許容する逆止弁を配設したことを特徴とする。
ジン低回転域等、高圧ポンプの自吸能力が不十分で、高
圧ポンプによる燃料吐出流量の少ない領域では、低圧ポ
ンプにより送出された燃料の、燃料バイパス通路を介し
ての低圧ポンプ上流側への逆流が該燃料バイパス通路に
配設された逆止弁によって防止され、低圧ポンプから高
圧ポンプに充分な量の燃料が供給されるため、高圧ポン
プは抵抗なく燃料を吸入することができ、良好な容積効
率の下で作動する。そして、エンジン高回転域等、高圧
ポンプによる燃料吐出流量の多い領域においては、高圧
ポンプ自体による燃料吸入能力が増加するため、低圧ポ
ンプからの燃料供給と共に、高圧ポンプが自吸作用によ
り燃料バイパス通路を介して低圧ポンプの上流から直接
燃料を吸入することが可能となる。従って、エンジン高
回転域等、高圧ポンプの燃料吐出流量の多い領域におい
ても、高圧ポンプの燃料吸入抵抗が増加することなく、
且つ、高圧ポンプへの充分な燃料流量が確保されて、小
容量の低圧ポンプを採用しつつ、高圧ポンプの容積効率
を向上することが可能となる。
域等、高圧ポンプの自吸能力が不十分で、高圧ポンプに
よる燃料吐出流量の少ない領域では、低圧ポンプにより
送出された燃料の、燃料バイパス通路を介しての燃料タ
ンクへの逆流が該燃料バイパス通路に配設された逆止弁
によって防止され、低圧ポンプから高圧ポンプに充分な
量の燃料が供給されるため、高圧ポンプは抵抗なく燃料
を吸入することができ、良好な容積効率の下で作動す
る。そして、エンジン高回転域等、高圧ポンプによる燃
料吐出流量の多い領域においては、高圧ポンプ自体によ
る燃料吸入能力が増加するため、低圧ポンプからの燃料
供給と共に、高圧ポンプが自吸作用により燃料バイパス
通路を介して直接燃料タンクから燃料を吸入することが
可能となる。従って、エンジン高回転域等、高圧ポンプ
の燃料吐出流量の多い領域において、高圧ポンプの燃料
吸入抵抗をより減少することが可能となり、且つ、高圧
ポンプへの充分な燃料流量が確保されて、小容量の低圧
ポンプを採用しつつ、高圧ポンプの容積効率をより向上
することが可能となる。
施の形態を説明する。図1及び図2は本発明の実施の第
1形態を示す。
ンの概略構成について説明する。同図において、符号1
は筒内燃料噴射エンジンの一例としての自動車等の車輌
用の水平対向型4サイクル4気筒筒内直噴ガソリンエン
ジン(以下、単に「エンジン」と称する)である。この
エンジン1のシリンダブロック1aの左右両バンクに
は、シリンダヘッド2がそれぞれ設けられ、各シリンダ
ヘッド2に各気筒に対応して吸気ポート2aと排気ポー
ト2bが形成されている。
2aにインテークマニホルド3が連通され、このインテ
ークマニホルド3に各気筒の吸気通路が集合するエアチ
ャンバ4を介してスロットルチャンバ5が連通され、更
に、このスロットルチャンバ5の上流側に吸気管6を介
してエアクリーナ7が取り付けられ、このエアクリーナ
7がエアインテークチャンバ8に連通されている。
クセルペダル9に連動するスロットル弁5aが設けられ
ている。そして、要求負荷を表す上記アクセルペダル9
の踏込み量(アクセル開度)を検出するため、該アクセ
ルペダル9の支持部にポテンショメータ等からなるアク
セル開度センサ10が併設されている。
aをバイパスするバイパス通路11が接続され、このバ
イパス通路11に、アイドル時にその弁開度によって該
バイパス通路11を流れるバイパス空気量を調整するこ
とでアイドル回転数を制御するアイドル回転数制御弁
(ISC弁)12が介装されている。
13内(筒内)に燃料を直接噴射するインジェクタ14
が各気筒毎に配設されている。そして、上記シリンダヘ
ッド2の各気筒毎に、先端の放電電極を燃焼室13に露
呈する点火プラグ15が取り付けられ、この点火プラグ
15に、各気筒毎に配設された点火コイル16を介して
イグナイタ17が接続されている。
クを連通する冷却水通路18に冷却水温センサ19が臨
まされている。
シリンダヘッド2の各排気ポート2bに連通するエキゾ
ーストマニホルド20の集合部に排気管21が連通さ
れ、この排気管21に触媒コンバータ22が介装されて
マフラ23に連通されている。
ク角検出用の突起が形成されたクランクロータ24がエ
ンジン1のクランクシャフト1bに軸着され、このクラ
ンクロータ24にクランク角センサ25が対設されてい
る。更に、クランクシャフト1bに対して1/2回転す
るカムシャフト26に、外周に気筒判別用突起を形成し
たカムロータ27が連設され、このカムロータ27に気
筒判別センサ28が対設されている。
料供給系構造について、図1及び図2に基づき説明す
る。図1及び図2の符号29は、燃料タンク30から上
記各インジェクタ14に燃料を供給するための燃料通路
で、この燃料通路29に、上流側から順に、燃料フィル
タ31、低圧ポンプの一例としてアウトタンク式の電動
フィードポンプ32、このフィードポンプ32からの燃
料を所定の高圧力に昇圧するための高圧ポンプ33、上
記各インジェクタ14に連通接続するコモンレール3
4、及び、インジェクタ14への燃料圧力を所定の高圧
力(例えば、7MPa)に調圧するための高圧用機械式
プレッシャレギュレータ等からなる高圧レギュレータ3
5が介装されている。
33は、エンジン1のクランクシャフト1bからプー
リ、ベルト等の動力伝達機構を介して動力伝達されて作
動するもので、エンジン駆動式プランジャポンプ等から
なり、エンジン1の最大燃料噴射量を賄うに充分な燃料
吐出容量のものを採用する。
上流側が、フィードポンプ32により燃料タンク30か
ら燃料を送出する低圧燃料通路29aを構成し、上記高
圧ポンプ33と高圧レギュレータ35との間が、低圧燃
料通路29aからの燃料を昇圧して高圧の燃料を上記各
インジェクタ14に供給する高圧燃料通路29bを構成
している。
通路29aと燃料タンク30が燃料リターン通路29c
を介して連通され、この燃料リターン通路29cに、低
圧燃料通路29aの燃料圧力を所定圧力(例えば、0.
2MPa)に調圧するためのダイアフラム式プレッシャ
レギュレータ等からなる低圧レギュレータ36が介装さ
れている。
フィードポンプ32下流の低圧燃料通路29aと低圧レ
ギュレータ36との間の燃料リターン通路29cに接続
されており、高圧レギュレータ35からの余剰燃料を低
圧燃料通路24aに戻すことで、これによっても、従来
に対し小容量のフィードポンプ32を採用可能としてい
る。
ドポンプ32の上流と下流とをバイパスする燃料バイパ
ス通路29dが接続されており、この燃料バイパス通路
29dにフィードポンプ32の上流側への燃料の逆流を
阻止し高圧ポンプ33側への燃料流のみを許容する逆止
弁37が配設されている。
タ35との間の高圧燃料通路29bと、低圧レギュレー
タ36下流の燃料リターン通路29cとを連通するパー
ジ通路29eに、電磁切換弁からなるベーパ処理弁38
が配設されている。
通路29bにおける燃料圧力を検出するための燃料圧力
センサ39が配設されている。
15、ISC弁12に対する制御量の演算、制御信号の
出力、すなわち燃料噴射制御、点火時期制御、アイドル
回転数制御、及び、フィードポンプ32の作動制御、ベ
ーパ処理弁38の開閉制御等のエンジン制御は、図1に
示す電子制御装置(ECU)40によって行われる。
を中心として構成され、その他、駆動回路やA/D変換
器等の周辺回路が内蔵されている。
点を有する電源リレー41の第1のリレー接点を介して
バッテリ42に接続され、バッテリ42に、上記電源リ
レー41のリレーコイルがイグニッションスイッチ43
を介して接続されており、イグニッションスイッチ43
がONされて電源リレー41の接点が閉となるとECU
40に電源が投入される。
ンプリレー44のリレー接点を介して上記フィードポン
プ32が接続されている。尚、上記電源リレー41の第
2のリレー接点には、上記バッテリ42から各アクチュ
エータに電源を供給するための電源線が接続されてい
る。
クセル開度センサ10、冷却水温センサ19、クランク
角センサ25、気筒判別センサ28、燃料圧力センサ3
9、及び、エンジン始動状態を検出するためのスタータ
スイッチ45等の各種センサ、スイッチ類が接続されて
いる。また、ECU40の出力ポートには、上記ISC
弁12、インジェクタ14、イグナイタ17、ベーパ処
理弁38、及び、フィードポンプリレー44のリレーコ
イルが接続されている。
プログラムに従って、入力されるセンサ・スイッチ類か
らの検出信号等を処理し、これら検出信号による各種デ
ータに基づき、燃料噴射量、点火時期、ISC弁12に
対する駆動信号のデューティ比等を演算し、燃料噴射制
御、点火時期制御、アイドル回転数制御、及び、フィー
ドポンプ32の作動制御、ベーパ処理弁38の開閉制御
等のエンジン制御を行う。
明する。
され、ECU40に電源が投入されると、システムがイ
ニシャライズされ、ECU40からの駆動信号によっ
て、ベーパ処理弁38が開弁し、パージ通路29eを介
してコモンレール34と高圧レギュレータ35との間の
高圧燃料通路29bと、低圧レギュレータ36下流の燃
料リターン通路29cとが連通されると共に、フィード
ポンプリレー44がONされてフィードポンプ32が通
電され、該フィードポンプ32の作動が開始される。
低圧燃料通路29aに介装されたフィルタ31を経てフ
ィードポンプ32により送出される。そして、フィード
ポンプ32によって送出された燃料が、低圧レギュレー
タ36により調圧されて高圧ポンプ33に供給されると
共に、低圧レギュレータ36から余剰燃料が燃料リター
ン通路29cを介して燃料タンク30に戻される。
おらず、高圧ポンプ33は停止しているが、この高圧ポ
ンプ33は上述のようにエンジン駆動式のプランジャポ
ンプ等からなり、吸入口及び吐出口にそれぞれ逆止弁が
設けられており(図示せず)、従って、この逆止弁によ
り高圧ポンプ33を介して高圧燃料通路29bに燃料が
流れる。そして、更に、上記ベーパ処理弁38の開弁に
よりパージ通路29eを介してコモンレール34と高圧
レギュレータ35との間の高圧燃料通路29bと、低圧
レギュレータ36下流の燃料リターン通路29cとが連
通されていることで、燃料が高圧燃料通路29bからパ
ージ通路29e、燃料リターン通路29cを介して燃料
タンク30に戻される。
いても、ベーパが燃料タンク30に排出される。これに
より、ベーパによる燃料噴射制御性の悪化が未然に防止
されて、エンジン1の始動に備えられる。
てエンジン1が起動すると、ECU40は、クランク角
センサ25からのクランク角信号入力毎に、クランク角
信号の入力間隔時間に基づいてエンジン回転数を算出
し、また、気筒判別センサ28からの気筒判別信号入力
により燃料噴射対象気筒や点火対象気筒等の気筒判別を
行う。そして、ECU40は、上記エンジン回転数、及
び上記各センサにより検出されるエンジン運転状態に基
づいて、燃料噴射量を定める燃料噴射パルス幅、点火時
期、ISC弁12に対する駆動信号のデューティ比等の
各種制御量を演算し、所定タイミングで、燃料噴射対象
気筒のインジェクタ14に上記燃料噴射パルス幅による
駆動信号を出力し、また、所定の点火時期においてイグ
ナイタ17に点火信号を出力して点火対象気筒の点火プ
ラグ15を点火すると共に、上記デューティ比による駆
動信号をISC弁12に出力し、燃料噴射制御、点火時
期制御、アイドル回転数制御等のエンジン制御を行う。
チ45のONに同期して、上記ベーパ処理弁38を閉弁
作動し、以後、パージ通路29eを介しての、コモンレ
ール34と高圧レギュレータ35との間の高圧燃料通路
29bと、低圧レギュレータ36下流の燃料リターン通
路29cとの連通を遮断する。
プ33が駆動し、フィードポンプ32からの送出燃料が
高圧ポンプ33によって加圧されると共に、上記ベーパ
処理弁38の閉弁により高圧レギュレータ35での燃料
調圧が可能となり、高圧レギュレータ35により調圧さ
れた所定の高圧燃料が、コモンレール34を経て各気筒
のインジェクタ14に供給される。
圧レギュレータ35により高圧燃料通路29bの燃料圧
力が所定の高圧力に維持されることで、燃焼室13内
(筒内)へ噴射する燃料量を、ECU40から出力され
る燃料噴射パルス幅駆動信号によるインジェクタ14の
開弁時間によって正確に計量することが可能となる。
ン低回転時には、高圧ポンプ33の駆動回転数が低く、
高圧ポンプ33の自吸能力が不十分となるが、このとき
は、高圧ポンプ33の低速回転により高圧ポンプ33に
よる燃料吐出流量が少なく、且つ、フィードポンプ32
により送出された燃料の、燃料バイパス通路29dを介
してのフィードポンプ32上流側への逆流が該燃料バイ
パス通路29dに配設された逆止弁37によって防止さ
れ、フィードポンプ32から高圧ポンプ33に充分な量
の燃料が供給される。これにより、エンジン低回転時に
は、従来と同様に、高圧ポンプ33は吸入抵抗の少ない
状態で燃料を吸入することができ、良好な容積効率の下
で作動する。
いため、高圧ポンプ33による燃料吐出流量が少なくて
も、充分な量の高圧燃料を安定して各気筒のインジェク
タ14に供給することができる。
ポンプ33の駆動回転数が上昇することで、高圧ポンプ
33の燃料吸い込み能力が増加すると共に、高圧ポンプ
33による燃料吐出流量が増加する。
33による燃料吐出流量の多い領域においては、高圧ポ
ンプ33自体による燃料の吸入能力が増加するため、フ
ィードポンプ32からの燃料供給と共に、高圧ポンプ3
3が燃料バイパス通路29dを介してフィードポンプ3
2の上流から直接燃料を吸入することが可能となる。ま
た、燃料バイパス通路29dに配設された逆止弁37
は、フィードポンプ32の上流側への燃料の逆流を阻止
し高圧ポンプ33側への燃料流のみを許容するので、こ
の時、高圧ポンプ33の燃料吸入作用により逆止弁37
が開弁し、燃料バイパス通路29dを介しての高圧ポン
プ33の燃料自吸が可能となる。
33の高速回転により高圧ポンプ33の燃料吐出流量の
多い領域では、フィードポンプ32からの燃料供給と共
に、高圧ポンプ33の自吸作用により燃料バイパス通路
29dを介してフィードポンプ32上流から高圧ポンプ
33に直接燃料を吸入することで、フィードポンプ32
による燃料の直流抵抗を減少して高圧ポンプ33の吸入
側に充分な量の燃料を確保することが可能となり、高圧
ポンプ33の燃料吸入抵抗を減少させることができる。
33の高速回転により高圧ポンプ33の燃料吐出流量の
多い領域においても、高圧ポンプ33の燃料吸入抵抗が
増加することなく、且つ、高圧ポンプ33への充分な燃
料流量が確保されるため、小容量のフィードポンプ32
を採用することが可能となり、小容量のフィードポンプ
32を採用しつつ、高圧ポンプ33の容積効率を向上す
ることが可能となる。
に対応して要求燃料噴射量の多い時でも、充分な量の安
定した高圧燃料を各気筒のインジェクタ14に供給する
ことが可能となり、燃料噴射制御精度の向上を図ること
が可能となる。
実施の第2形態を説明する。
ついては、同一の符号を付して、その説明は省略する。
いて説明する。
プとしてアウトタンク式の電動フィードポンプを採用す
るのに対し、本実施の形態は、燃料タンク30内に配設
されるインタンク式の電動フィードポンプ50を採用す
る。このインタンク式の電動フィードポンプ50は、周
知のタービン型電動ポンプで、吸入口にフィルタ51が
装着されている。
ンプリレー44のリレー接点を介してフィードポンプ5
0が接続されている。
ンプ33に至る低圧燃料通路52aと燃料タンク30と
が、燃料バイパス通路52dを介して連通されており、
この燃料バイパス通路52dに燃料タンク30への燃料
の逆流を阻止し高圧ポンプ33側への燃料流のみを許容
する逆止弁53が配設されている。
バイパス通路52dの開口端が底部方向に延出され、そ
の開口端にフィルタ54が装着されている。尚、燃料バ
イパス通路52dの開口端にフィルタ54を装着するこ
となく、逆止弁53上流の燃料バイパス通路52d中に
フィルタを介装するようにしてもよい。
レギュレータ36の上流側が、上記低圧燃料通路52a
に接続されており、これ以外の構成については、上記実
施の第1形態と同様である。
る。
ECU40に電源が投入されると、システムがイニシャ
ライズされ、ECU40からの駆動信号によって、パー
ジ処理弁38が開弁されると共に、フィードポンプリレ
ー44がONされてフィードポンプ50が通電され、該
フィードポンプ50の作動が開始される。
り、燃料タンク30内の燃料が、フィルタ51を経て低
圧燃料通路52aを介して送出される。そして、フィー
ドポンプ50によって送出された燃料が、低圧レギュレ
ータ36により調圧されて高圧ポンプ33に供給され、
上記実施の第1形態と同様に、高圧ポンプ33の吸入口
及び吐出口に設けられた逆止弁(図示せず)により、高
圧ポンプ33を介して高圧燃料通路29bに燃料が流れ
ると共に、低圧レギュレータ36から余剰燃料が燃料リ
ターン通路29cを介して燃料タンク30に戻される。
弁によりパージ通路29eを介してコモンレール34と
高圧レギュレータ35との間の高圧燃料通路29bと、
低圧レギュレータ36下流の燃料リターン通路29cと
が連通されていることで、燃料が高圧燃料通路29bか
らパージ通路29e、燃料リターン通路29cを介して
燃料タンク30に戻されることで、燃料通路中にベーパ
が生じていても、ベーパが燃料タンク30に排出され
て、エンジン1の始動に備えられる。
てエンジン1が起動すると、上記ECU40は、スター
タスイッチ45のONに同期して、上記ベーパ処理弁3
8を閉弁作動し、以後、パージ通路29eを介しての、
コモンレール34と高圧レギュレータ35との間の高圧
燃料通路29bと、低圧レギュレータ36下流の燃料リ
ターン通路29cとの連通を遮断する。
33が駆動し、フィードポンプ50からの送出燃料が高
圧ポンプ33によって加圧されると共に、上記ベーパ処
理弁38の閉弁により高圧レギュレータ35での燃料調
圧が可能となり、高圧レギュレータ35により調圧され
た所定の高圧燃料が、コモンレール34を経て各気筒の
インジェクタ14に供給される。
ン低回転時には、高圧ポンプ33の駆動回転数が低く、
高圧ポンプ33の自吸能力が不十分となるが、このとき
は、高圧ポンプ33の低速回転により高圧ポンプ33に
よる燃料吐出流量が少なく、且つ、フィードポンプ50
により送出された燃料の、燃料バイパス通路52dを介
しての燃料タンク30への逆流が該燃料バイパス通路5
2dに配設された逆止弁53によって防止され、フィー
ドポンプ50から高圧ポンプ33に充分な量の燃料が供
給される。
の第1形態と同様に、高圧ポンプ33は吸入抵抗の少な
い状態で燃料を吸入することができ、良好な容積効率の
下で作動する。
ポンプ33の駆動回転数が上昇することで、高圧ポンプ
33の燃料吸い込み能力が増加すると共に、高圧ポンプ
33による燃料吐出流量が増加する。
33による燃料吐出流量の多い領域においては、高圧ポ
ンプ33自体による燃料の吸入能力が増加するため、フ
ィードポンプ50からの燃料供給と共に、高圧ポンプ3
3が燃料バイパス通路52dを介して燃料タンク30か
ら直接燃料を吸入することが可能となる。
た逆止弁53は、燃料タンク30への燃料の逆流を阻止
し高圧ポンプ33側への燃料流のみを許容するので、こ
の時、高圧ポンプ33の燃料吸入作用により逆止弁53
が開弁し、燃料バイパス通路52dを介しての高圧ポン
プ33の燃料自吸が可能となる。
33の高速回転により高圧ポンプ33の燃料吐出流量の
多い領域では、フィードポンプ50からの燃料供給と共
に、高圧ポンプ33の自吸作用によりフィルタ54及び
燃料バイパス通路52dを介し、燃料タンク30から高
圧ポンプ33に直接燃料を吸入することで、フィードポ
ンプ50による燃料の直流抵抗を減少して、高圧ポンプ
33の吸入側に充分な量の燃料を確保することが可能と
なる。また、燃料バイパス通路52は、直接燃料タンク
30に連通接続されているため、高圧ポンプ33の燃料
吸入抵抗をより減少させることができる。
33の高速回転により高圧ポンプ33の燃料吐出流量の
多い領域においても、高圧ポンプ33の燃料吸入抵抗を
より減少し、且つ、高圧ポンプ33への充分な燃料流量
が確保されるため、小容量のフィードポンプ50を採用
することが可能となり、小容量のフィードポンプ50を
採用しつつ、高圧ポンプ33の容積効率を更に向上する
ことが可能となる。
に対応して要求燃料噴射量の多い時でも、充分な量の安
定した高圧燃料を確実に各気筒のインジェクタ14に供
給することでき、燃料噴射制御精度を更に向上すること
が可能となる。
れず、例えば、アウトタンク式のフィードポンプ32を
採用する上記実施の第1形態の燃料バイパス通路29d
を、フィードポンプ32上流の燃料通路に接続すること
なく、上記実施の第2形態のように、燃料タンク30に
直接接続するようにしてもよい。この場合は、実施の第
2形態と同様に、燃料タンク30内において、燃料バイ
パス通路29dの開口端を底部方向に延出する。そし
て、その開口端にフィルタを装着するか、或いは燃料バ
イパス通路29dの逆止弁37上流にフィルタを介装す
る。
明によれば、燃料タンクから燃料を高圧ポンプに送給す
る低圧ポンプの上流と下流とをバイパスする燃料バイパ
ス通路を設け、この燃料バイパス通路に低圧ポンプの上
流側への燃料の逆流を阻止し高圧ポンプ側への燃料流の
みを許容する逆止弁を配設したので、エンジン低回転域
等、高圧ポンプの自吸能力が不十分で、高圧ポンプによ
る燃料吐出流量の少ない領域では、低圧ポンプにより送
出された燃料の、燃料バイパス通路を介しての低圧ポン
プ上流側への逆流が該燃料バイパス通路に配設された逆
止弁によって防止され、低圧ポンプから高圧ポンプに充
分な量の燃料が供給される。従って、エンジン低回転域
等、高圧ポンプによる燃料吐出流量の少ない領域では、
従来と同様に、高圧ポンプは吸入抵抗の少ない状態で燃
料を吸入することができ、良好な容積効率の下で作動す
ることができる。
よる燃料吐出流量の多い領域においては、高圧ポンプ自
体による燃料吸入能力が増加するため、高圧ポンプによ
る吸入作用により燃料バイパス通路に配設された逆止弁
が開弁し、低圧ポンプからの燃料供給と共に、高圧ポン
プが自吸作用により燃料バイパス通路を介して低圧ポン
プの上流から直接燃料を吸入することが可能となる。こ
れにより、エンジン高回転域等、高圧ポンプの燃料吐出
流量の多い領域では、低圧ポンプによる燃料の直流抵抗
を減少して、この場合においても、高圧ポンプの吸入側
に充分な量の燃料を確保することができ、高圧ポンプの
燃料吸入抵抗を減少させることができる。
の燃料吐出流量の多い領域においても、高圧ポンプの燃
料吸入抵抗が増加することなく、且つ、高圧ポンプへの
充分な燃料流量が確保されるため、小容量の低圧ポンプ
を採用することが可能となり、小容量の低圧ポンプを採
用しつつ、高圧ポンプの容積効率を向上することができ
る。
求燃料噴射量の多い時でも、充分な量の安定した高圧燃
料をインジェクタに供給することができ、燃料噴射制御
精度を向上することができる効果を有する。
から燃料を高圧ポンプに送給する低圧ポンプから高圧燃
料ポンプに至る低圧燃料通路と燃料タンクとを連通する
燃料バイパス通路を設け、この燃料バイパス通路に燃料
タンクへの燃料の逆流を阻止し高圧ポンプ側への燃料流
のみを許容する逆止弁を配設したので、エンジン低回転
域等、高圧ポンプの自吸能力が不十分で、高圧ポンプに
よる燃料吐出流量の少ない領域では、低圧ポンプにより
送出された燃料の、燃料バイパス通路を介しての燃料タ
ンクへの逆流が該燃料バイパス通路に配設された逆止弁
によって防止され、低圧ポンプから高圧ポンプに充分な
量の燃料が供給される。従って、エンジン低回転域等、
高圧ポンプによる燃料吐出流量の少ない領域では、請求
項1記載の発明と同様に、高圧ポンプは吸入抵抗の少な
い状態で燃料を吸入することができ、良好な容積効率の
下で作動することができる。
よる燃料吐出流量の多い領域においては、高圧ポンプ自
体による燃料吸入能力が増加するため、高圧ポンプによ
る吸入作用により燃料バイパス通路に配設された逆止弁
が開弁し、低圧ポンプからの燃料供給と共に、高圧ポン
プが自吸作用により燃料バイパス通路を介して直接燃料
タンクから燃料を吸入することが可能となる。これによ
り、エンジン高回転域等、高圧ポンプの燃料吐出流量の
多い領域では、低圧ポンプによる燃料の直流抵抗を減少
して、この場合においても、高圧ポンプの吸入側に充分
な量の燃料を確保することができる。また、燃料バイパ
ス通路は、直接燃料タンクに連通接続されているため、
請求項1記載の発明に対し、高圧ポンプの燃料吸入抵抗
をより減少させることができる。
の燃料吐出流量の多い領域においても、高圧ポンプの燃
料吸入抵抗をより減少し、且つ、高圧ポンプへの充分な
燃料流量が確保されるため、小容量の低圧ポンプを採用
することが可能となり、小容量の低圧ポンプを採用しつ
つ、高圧ポンプの容積効率を更に向上することができ
る。
求燃料噴射量の多い時でも、充分な量の安定した高圧燃
料を確実にインジェクタに供給することができ、燃料噴
射制御精度を更に向上することができる効果を有する。
エンジンの全体概略図
エンジンの全体概略図
Claims (2)
- 【請求項1】低圧ポンプにより燃料タンクから燃料を高
圧ポンプに送給し、該高圧ポンプにより更に燃料を昇圧
して、筒内へ燃料を噴射するインジェクタに高圧燃料を
供給する筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造におい
て、 上記低圧ポンプの上流と下流とをバイパスする燃料バイ
パス通路を設け、該燃料バイパス通路に低圧ポンプの上
流側への燃料の逆流を阻止し高圧ポンプ側への燃料流の
みを許容する逆止弁を配設したことを特徴とする筒内燃
料噴射エンジンの燃料供給系構造。 - 【請求項2】低圧ポンプにより燃料タンクから燃料を高
圧ポンプに送給し、該高圧ポンプにより更に燃料を昇圧
して、筒内へ燃料を噴射するインジェクタに高圧燃料を
供給する筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造におい
て、 上記低圧ポンプから高圧ポンプに至る低圧燃料通路と燃
料タンクとを連通する燃料バイパス通路を設け、該燃料
バイパス通路に燃料タンクへの燃料の逆流を阻止し高圧
ポンプ側への燃料流のみを許容する逆止弁を配設したこ
とを特徴とする筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19718697A JP4053113B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19718697A JP4053113B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1137006A true JPH1137006A (ja) | 1999-02-09 |
| JP4053113B2 JP4053113B2 (ja) | 2008-02-27 |
Family
ID=16370245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19718697A Expired - Fee Related JP4053113B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 筒内燃料噴射エンジンの燃料供給系構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4053113B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020092051A (ko) * | 2001-06-01 | 2002-12-11 | 주식회사 현대오토넷 | 액상 엘피지 분사시스템 |
| KR100534684B1 (ko) * | 2002-11-11 | 2005-12-07 | 현대자동차주식회사 | 인젝터 리키지 방지를 위한 엘피아이 시스템 |
| CN100432416C (zh) * | 2005-12-28 | 2008-11-12 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 汽油机高压油轨总成 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP19718697A patent/JP4053113B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020092051A (ko) * | 2001-06-01 | 2002-12-11 | 주식회사 현대오토넷 | 액상 엘피지 분사시스템 |
| KR100534684B1 (ko) * | 2002-11-11 | 2005-12-07 | 현대자동차주식회사 | 인젝터 리키지 방지를 위한 엘피아이 시스템 |
| CN100432416C (zh) * | 2005-12-28 | 2008-11-12 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 汽油机高压油轨总成 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4053113B2 (ja) | 2008-02-27 |
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