JPH113763A - 端子リールの変形矯正装置 - Google Patents

端子リールの変形矯正装置

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JPH113763A
JPH113763A JP15124597A JP15124597A JPH113763A JP H113763 A JPH113763 A JP H113763A JP 15124597 A JP15124597 A JP 15124597A JP 15124597 A JP15124597 A JP 15124597A JP H113763 A JPH113763 A JP H113763A
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terminal reel
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Akio Shirata
昭男 白田
Kiyoshi Murai
清 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端子リール300の変形による端子帯303の
引っ掛かりを未然に防止すること。 【解決手段】端子リール300のフランジ部302の対
向間隔LAを矯正可能な矯正面を有する転動体14、1
5を設ける。この転動体14、15は、端子帯303が
繰り出される繰り出し口310のところで、フランジ部
302の回動に従動して転動し、フランジ部302の変
形を矯正する。 【効果】端子帯303は、常に正規の開口幅LAに拡開
されたところから繰り出されることになる。しかも、転
動体14、15が繰り出し口310を矯正するので、端
子帯303は、常に転動体14、15によって矯正され
ているところから繰り出されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は端子リールの変形
矯正装置に関し、特に、端子が間隔を隔てて長尺のキャ
リアに突設されている端子帯を端子リールから繰り出す
際に用いられる端子リールの変形矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に端子リールは、発泡スチロール等
で形成された芯材の両端に段ボール等の紙製のフランジ
部を同心に固着して形成されている。そして、端子帯は
層間紙に重ね合わされた状態で上記芯材の周囲に幾重に
も巻回され、両フランジ部によって覆われている。そし
て、巻回された端子帯の終端は、運搬時に端子リールか
ら飛び出さないよう、主としてテーピング等によってフ
ランジ部に止定されている。
【0003】このような端子リールは、端子を電線に圧
着する端子圧着装置に多用されている。この端子圧着装
置は、端子リールを回転可能に担持し、該端子リールに
巻回されている端子帯を間欠的に繰り出してプレス部に
送給し、この送給動作に連動して上記プレス部に供給さ
れた電線に端子帯の端子をかしめて裁断することによ
り、連続的且つ自動的に端子を圧着するものである。
【0004】上記端子リールを端子圧着装置に装着し
て、端子帯を繰り出す際には、端子帯の終端を端子圧着
装置にセッティングし、端子圧着装置の端子帯送給部で
層間紙を引き出しながら端子帯をプレス部に送給するこ
とにより、端子帯を両フランジ部間から引き出してい
た。ここで上述したように、端子リールは紙製のフラン
ジ部で巻回された端子帯を保護していたので、例えば、
運搬時の衝突等によって比較的変形しやすく、それによ
って端子帯の繰り出し口を塞ぎやすい傾向があった。ま
た、上記テーピングも、フランジ部の開口幅を狭める一
因となっている場合があった。そのような変形が生じた
場合には、端子リールから端子帯を繰り出す際、フラン
ジ部に端子帯が引っ掛かって繰り出し不良を来す虞れが
あった。
【0005】そこで、従来は、作業者がリールのフラン
ジ部のへこみ箇所を点検し、手作業で変形を矯正してい
た。また、類似の技術分野で、本件出願人は先に特願平
7−075813号(特開平8−273796号)にお
いて、端子供給不良検知機構を提案している。その構成
では、端子リールから繰り出された端子帯の張力に基づ
いて、端子帯の繰り出し不良を検知するものであった。
そして、繰り出し不良が検知された場合には、やはり手
作業で端子リールのメンテナンス(主として変形の矯
正)を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、端子
リールのフランジ部に変形が生じた場合、従来は専ら手
作業で端子リールの変形を矯正しているに過ぎなかっ
た。そのため、作業者が作業を忘れた場合や、矯正した
箇所が変形した形状に戻ってしまった場合には、何ら効
果がなかった。
【0007】また、端子供給不良検知機構を採用した場
合でも、不良品の発生を防止することはできるものの、
供給不良を未然に防止することはできず、供給不良が発
生した場合には、依然、端子圧着装置を停止させて作業
者が手作業でメンテナンスを行なう必要があった。本発
明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、端子リー
ルの変形に起因する供給不良を未然に防止することので
きる端子リールの変形矯正装置を提供することを課題と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、端子帯が巻回される芯材と芯材の両端に同
心に固着されて上記芯材に巻回された端子帯を覆う一対
のフランジ部とを有する端子リールを回転可能に担持す
る装置に付設され、該装置が端子リールを回動させなが
ら端子帯を両フランジ部の間から繰り出す際にフランジ
部の変形を矯正するための端子リールの変形矯正装置で
あって、上記一対のフランジ部の対向間隔を矯正可能な
矯正面を有する転動体と、転動体を回転可能に支持する
軸受部を含み、この軸受部を介して上記転動体を支持す
る支持部材と、支持部材を上記装置の固定側部材に連結
することにより、上記転動体の矯正面をフランジ部の間
の端子帯繰り出し口に押しつける連結部材とを備えてい
ることを特徴とする端子リールの変形矯正装置である。
【0009】この特定事項を含む発明では、転動体の矯
正面が端子リールのフランジ部の間に押し付けられ、端
子リールが回動することにより、転動体と転動状態で接
触する。そして、転動体との接触により、フランジ部に
へこみ等の変形が生じている場合には、それが矯正され
るので、端子帯は、常に正規の開口幅に拡開されたとこ
ろから繰り出されることになる。しかも、転動体が接触
する部位は、端子帯が繰り出される繰り出し口であるの
で、仮に矯正後のフランジ部が元の変形形状に戻る虞れ
がある場合でも、端子帯は、常に転動体によって開口幅
が矯正されているところから繰り出されることになる。
上記転動体とフランジ部との転動状態での接触は、フラ
ンジ部の外周面が転動体と転がり接触する場合であって
もよく、フランジ部の内側面に摺接する状態で転動体が
従動回転する場合であってもよい。
【0010】好ましい態様において、上記連結部材は、
弾性体を介して支持部材を連結するものである。この特
定事項を含む発明では、転動体を端子リールに弾性的に
押しつけることになり、端子リールに過度の押付け荷重
がかからなくなる。また、別の好ましい態様において、
上記連結部材は、転動体が端子リールに接触する接触位
置と転動体を端子リールから離反させる離反位置との間
で切り換える切換機構を含んでいるものである。
【0011】この特定事項を含む発明では、転動体を接
触位置と離反位置とに切り換えることにより、端子リー
ルの着脱作業を容易に行なうことが可能になる。また、
別の態様において、上記転動体は、端子リールの軸芯方
向に対向間隔を調整可能な一対のローラで矯正面を構成
している。この特定事項を含む発明では、端子リールの
種類に応じてフランジ部との接触位置を調整することが
できるので、任意の間隔にフランジ部の対向間隔を矯正
することが可能になる。
【0012】上記一対のローラは、対応するフランジ部
の内面に接触しているものであることが好ましい。この
特定事項を含む発明では、フランジ部に大きな変形や歪
みが生じている場合にも、ローラがフランジ部から外れ
にくくなる。また、上記転動体は、一対のローラを互い
に離反する方向に付勢する付勢部材と、付勢されている
ローラの停止位置を規定する規定部材とをさらに含んで
いることが好ましい。
【0013】この特定事項を含む発明では、各ローラに
よって構成される矯正面を、端子リールの軸芯方向にお
いても弾性的に押しつけることが可能になり、この方向
においても端子リールに過度の押付け荷重がかからなく
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態における端子リールの変形矯正装
置を採用した端子圧着装置Aの概略図である。同図を参
照して、この端子圧着装置Aに係る端子リール300
は、周知の通り、筒状の芯材301と、芯材301の両
端に同心に固着されるフランジ部302とを有してお
り、上記芯材301には、いわゆるサイドフィード式の
端子帯303が層間紙304と重ねられた状態でロール
状に巻回されている。
【0015】そして、上記端子圧着装置Aは、本体部1
00と、本体部100上に設置されるプレス部200
と、プレス部200に上記端子リール300から端子帯
303を送給するための送給部350とを備えており、
この端子リール300を回転自在に担持した状態で層間
紙304を巻き取りながら端子帯303を間欠的に繰り
出し、被覆電線Eの皮剥ぎ端部E1に繰り出された端子
帯303から端子部分を切り離して圧着するためのもの
である。
【0016】上記端子リール300を回転自在に担持す
るために、本体部100の背部にはピラー101が立設
されており、このピラー101には、リールホルダ10
2が上下高さを調整可能に固定されている。リールホル
ダ102は、ピラー101に固定されるクランプ部10
3と、クランプ部103に片持ち状に取り付けられるア
ームロッド104と、アームロッド104の自由端に取
り付けられる軸受105とを有しており、上記軸受10
5で端子リール300の芯材301の内周部を受けるこ
とにより、端子リール300を回転自在に担持してい
る。
【0017】図示の実施の形態において、上記ピラー1
01には層間紙304を巻き取るための巻き取りリール
401が、リールホルダ102と同様なホルダ106に
よって担持されている。巻き取りリール401は、リー
ルホルダ102に取り付けられたモータ402によって
回転駆動されるようになっており、これによって、上記
層間紙304を端子リール300から繰り出して巻き取
ることができるようになっている。そして、端子リール
300は、層間紙304の張力により、軸受105回り
に図の時計回り方向に回動し、端子帯303を繰り出す
ようになっている。図示の実施の形態において、上記モ
ータ402は、本体100に設けられた制御装置Sで制
御され、間欠的に上記巻き取りリール401を回動する
ようになっている。
【0018】上記プレス部200は、端子圧着部201
と連結されている端子圧着部201は、上記プレス部2
00によって昇降するクリンパー203とクリンパー2
03と協働してかしめ動作を行なうアンビル202とを
有しており、これらアンビル202およびクリンパー2
03によって、端子帯303の端子部分を被覆電線Eの
皮剥ぎ端部E1にかしめ、周知のように図示しないカッ
タ機構によって、圧着された端子部分を端子帯303か
ら裁断するものである。
【0019】上記送給部350は、プレス部200と連
結され、クリンパー203の昇降動作に連動して、端子
帯303を間欠的に端子圧着部201に送給するもので
ある。そして、端子リール300から繰り出された端子
帯303は、上記端子リール300のフランジ部30
2、302間に規定される端子繰り出し口310から、
僅かに垂れ下がった状態で端子圧着部201へ送給され
る。
【0020】このような端子圧着装置Aに本発明の実施
の一形態である変形矯正装置10が付設されている。図
2は図1の実施の一形態における変形矯正装置10を示
しており、(A)は平面図、(B)は正面図である。図
2も参照して、上記変形矯正装置10は、端子圧着装置
Aのリールホルダ102に固定される取付け部材11
と、取付け部材11に一体的に取り付けられロッドホル
ダ12と、ロッドホルダ12によって概ね片持ち状に装
着されている進退ロッド(支持部材)13と、進退ロッ
ド13の自由端に取り付けられた転動体としての一対の
ローラ14、15とを備えている。
【0021】上記取付け部材11は、アームロッド10
4と直交する方向に長い板状部11Aと、板状部11A
の一端側底部に設けられて下向きに開くチャネル部11
Bとを有しており、上記チャネル部11Bをアームロッ
ド104に被せ、チャネル部11Bの側部に螺合する一
対のボルト16で締結することによって、アームロッド
104に対し直交して延びる姿勢で固定されている金属
部材である。
【0022】上記ロッドホルダ12は、取付け部材11
の板状部11Aの他端側上面に固定されており、取付け
部材11の取付け時においてアームロッド104に沿っ
て延びる平面視略長方形の底板部12Aと、底板部12
Aの両端から直角に立設され、互いに底板部12Aの長
手方向に沿って対向する一対のガイド板部12B、12
Cと、端子リール300に臨む方のガイド板部12Bに
直角に連続して、外側(図2(A)においてアームロッ
ド104と反対側)に延びる側板部12Dとを一体に備
えている板金部材である。
【0023】上記一対のガイド板部12B、12Cに
は、互いに同心に配置された挿通孔12Gが形成されて
おり、この挿通孔12Gに後述する進退ロッド13をア
ームロッド104の長手方向に沿って進退可能に支持し
ている。上記側板部12Dは、底板部12Aの長手方向
途中部で途切れているとともに、上記長手方向に沿っ
て、端子リール300と反対側のガイド板部12Cに向
かって開くスリット12Fが形成されている。他方、底
板部12Aには、側板部12Dの終端に連続する切欠1
2Hが形成されている。
【0024】上記進退ロッド13は、棒状の金属部材で
あり、その途中部には、ボルト13Aが突設されてい
る。ボルト13Aは、上記ロッドホルダ12の一対のガ
イド板部12B、12C間に位置しており、ロッド13
の進退を手動で操作するためのハンドルを構成してい
る。そして、このボルト13Aが上記側板部12Dのス
リット12F内に入り込むことにより、ロッド13の伸
長量が規定されるようになっている。また、作業者がボ
ルト13Aをスリット12Fから外してロッド13の軸
回りに回動し、底板部12Aの切欠12Gに装着するこ
とにより、ロッド13の先端部分を端子リール300か
ら退避させて定位置で止定できるようになっている。
【0025】上記ボルト13Aと他方のガイド板部12
Cとの間には、圧縮コイルばね17が介装されおり、こ
れによって、ボルト13Aを介し、ロッド13を弾性的
に端子リール300の方へ付勢するようにしている。こ
の圧縮コイルばね17の初期撓み量は、上述した取付け
部材11の取付け位置を調整することにより、所望の値
に設定することが可能になる。
【0026】上記ロッド13の先端部に取り付けられた
一対のローラ14、15は、何れも円盤部14A、15
Aと、円盤部14A、15Aに対して一端側が同心に連
続する小径部14B、15Bと、小径部14B、15B
の他端側にテーパ状に連続するテーパ部14C、15C
とを有しており、図2(A)に示すように、各円盤部1
4A、15Aがロッド13の先端部分を挟んで互いに向
き合うように配置されている。各ローラ14、15を担
持するために、ロッド13の先端部分には、長手方向と
直交する方向に延びる支持軸18が突設されており、こ
の支持軸18に対し、各ローラ14、15の内周部分に
設けられた軸受14D、15Dを固定することにより、
支持軸18回りに回転自在に取り付けられている。そし
て、これら支持軸18、軸受14D、15Dによって、
図示の実施の形態における軸受部を構成している。ここ
で、図示の実施の形態では、支持軸18をそれぞれボル
トで構成して、その頭部18Aにより対応するローラ1
4、15の抜け止めを図っているとともに、各ローラ1
4、15の支持軸18沿いの変位を許容することによ
り、互いの対向間隔Lを調整できるように設定してい
る。さらに、各ローラ14、15とロッド13との間に
は、圧縮コイルばね20、21が介装されており、両ロ
ーラ14、15は、相対的に離反する方向に付勢されて
いる。無論、この圧縮コイルばね20、21は、後述す
るフランジ部302の矯正動作時に、フランジ部302
の変形に追従してローラ14、15が変位しないよう、
比較的高いばね定数に設定されている。
【0027】そして、図2(A)に示すように、各ロー
ラ14、15の円盤部14A、15Aの外側面(矯正
面)14E、15Eを、端子リール300の対応するフ
ランジ部302、302の内側面に摺接させ、さらに各
フランジ部302、302の外周面を小径部14B、1
5Bと転がり接触させることにより、フランジ部30
2、302の変形を矯正できるようになっている。
【0028】さらに、図2(B)に示すように、各ロー
ラ14、15がフランジ部302、302と当接する部
位は、上述した端子圧着装置Aの送給動作によって端子
帯303が繰り出される繰り出し口310である。これ
により、端子帯303は、一部が両ローラ14、15間
を通りながら、端子リール300から繰り出されること
になる。なお、図示の実施の形態においては、端子帯3
03の端子部分が端子リール300の径方向を軸にして
非対称に形成されていることから、その形状に対応し、
一方のローラ14とロッド13との対向幅が他方のロー
ラ15とロッド13との対向幅とは異なっている。
【0029】以上の構成では、図1に示す端子圧着装置
Aの運転動作によって端子リール300が回動すると、
端子リール300のフランジ部302、302と接触し
ているローラ14、15もその回動に従動して転動す
る。これにより、仮にフランジ部302、302にへこ
みや反り等の変形が生じている場合には、フランジ部3
02、302と摺接している両ローラ14、15がこれ
を矯正し、少なくとも繰り出し口については両フランジ
部302、302間を正規の開口幅LAに拡開した状態
に維持する。これにより、上記繰り出し口310から繰
り出される端子帯303は、フランジ部302、302
の変形に妨げられることなく、スムーズに繰り出され
る。
【0030】以上説明したように、上述した実施の形態
では、一対のローラ14、15の外側面14E、15E
が端子リール300のフランジ部302、302の間に
押し付けられ、端子リール300が回動することによ
り、一対のローラ14、15と転動状態で接触する。そ
して、一対のローラ14、15との接触により、フラン
ジ部302、302にへこみ等の変形が生じている場合
には、それが矯正されるので、端子帯303は、常に正
規の開口幅LAに拡開されたところから繰り出されるこ
とになる。しかも、一対のローラ14、15が接触する
部位は、端子帯303が繰り出される繰り出し口である
ので、仮に矯正後のフランジ部302、302が元の変
形形状に戻る虞れがある場合でも、端子帯303は、常
に一対のローラ14、15によって開口幅が矯正されて
いるところから繰り出されることになる。
【0031】従って、上述した実施の形態では、フラン
ジ部302、302の変形は、端子帯303の繰り出し
に先立って矯正される結果、端子リール300の変形に
起因する供給不良を未然に防止することができるという
顕著な効果を奏する。特に、上述した実施の形態では、
ロッド13を弾性的に付勢して、端子リール300に転
動体としての各ローラ14、15を押付けているので、
端子リール300に過度の押付け荷重がかからなくな
る。また、上記ボルト13Aやスリット12F等の連結
構造を採用することにより、端子リール300に対して
ローラ14、15の接近/離反が容易になり、作業性が
向上するという利点がある。
【0032】また、上記連結部材の要部を取付け部材1
1とともに構成するロッドホルダ12が、スリット12
Fやボルト13A等によって、ローラ14、15が端子
リール300に接触する接触位置とローラ14、15を
端子リール300から離反させる離反位置との間で切り
換える切換機構を構成しているので、端子リール300
の着脱作業を容易に行なうことが可能になるという利点
がある。
【0033】しかも、上述のような一対のローラ14、
15を採用している場合には、その対向間隔Lを変更す
ることにより、端子リール300の種類に応じてフラン
ジ部302、302との接触位置を調整することができ
るので、種類の異なる端子リール300にも容易に対応
できる結果、汎用性が向上し、多品種生産に好適とな
る。
【0034】さらに、コイルばね20、21を採用する
ことにより、外側面14E、15Eを、端子リール30
0の軸芯方向においても弾性的に押しつけることが可能
になり、この方向においても端子リール300に過度の
押付け荷重がかからなくなるという利点がある。また、
矯正面としての外側面14E、15Eがフランジ部30
2、302の内面に接触しているので、フランジ部30
2、302に大きな変形や歪みが生じている場合にも、
ローラ14、15がフランジ部302、302から外れ
にくくなり、変形や歪みが大きい場合でもより確実な矯
正作用を奏することができるという利点がある。
【0035】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。例えば、図3および図4に示す形
態を採用することも可能である。図3は本発明の別の実
施の形態における変形矯正装置30の斜視図であり、図
4は図3の実施の形態の正面図である。
【0036】これらの図を参照して、同図に示す変形矯
正装置30は、転動体として球状の転動体31を有する
自在キャスター32を採用しているとともに、ロッドホ
ルダ12においては、図2で示したコイルばね17を省
略して、専ら、ロッドホルダ12に形成されたスリット
33の略C字形形状によって、転動体31を端子リール
に付勢する位置と端子リールから退避させる位置とに変
位できるように構成されている点が、図1の実施の形態
と原理的に異なっている。
【0037】上記自在キャスター32はヨーク32Aの
自由端に固定されたピン32Bによって転動体31を回
転自在に支持しており、これらヨーク32A、ピン32
Bが図示の実施の形態における軸受部を構成している。
このような形態においても、自在キャスター32の転動
体31によって変形を矯正することが可能になる。
【0038】その他、本発明の特許請求の範囲内で種々
の変更が可能であることは云うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、端
子リールが転動体と転がり接触することにより、フラン
ジ部にへこみ等の変形が生じている場合には、それが矯
正された状態で端子帯を繰り出すことになるので、フラ
ンジ部の変形は、端子帯の繰り出しに先立って矯正され
る結果、端子リールの変形に起因する供給不良を未然に
防止することができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における変形矯正装置を
採用した端子圧着装置の概略図である。
【図2】図1の実施の一形態における変形矯正装置を示
しており、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図3】本発明の別の実施の形態における変形矯正装置
の斜視図である。
【図4】図3の実施の形態の正面図である。
【符号の説明】
10 変形矯正装置 14 ローラ 14E 外側面 15 ローラ 15E 外側面 30 変形矯正装置 31 転動体 300 端子リール 303 端子帯 310 繰り出し口 LA 開口幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子帯が巻回される芯材と芯材の両端に同
    心に固着されて上記芯材に巻回された端子帯を覆う一対
    のフランジ部とを有する端子リールを回転可能に担持す
    る装置に付設され、該装置が端子リールを回動させなが
    ら端子帯を両フランジ部の間から繰り出す際にフランジ
    部の変形を矯正するための端子リールの変形矯正装置で
    あって、 上記一対のフランジ部の対向間隔を矯正可能な矯正面を
    有する転動体と、 転動体を回転可能に支持する軸受部を含み、この軸受部
    を介して上記転動体を支持する支持部材と、 支持部材を上記装置の固定側部材に連結することによ
    り、上記転動体の矯正面をフランジ部の間の端子帯繰り
    出し口に押しつける連結部材とを備えていることを特徴
    とする端子リールの変形矯正装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の端子リールの変形矯正装置
    において、 上記連結部材は、弾性体を介して支持部材を連結するも
    のである端子リールの変形矯正装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の端子リールの変形
    矯正装置において、 上記連結部材は、転動体が端子リールに接触する接触位
    置と転動体を端子リールから離反させる離反位置との間
    で切り換える切換機構を含んでいるものである端子リー
    ルの変形矯正装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2、または3記載の端子リール
    の変形矯正装置において、 上記転動体は、端子リールの軸芯方向に対向間隔を調整
    可能な一対のローラで矯正面を構成している端子リール
    の変形矯正装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の端子リールの変形矯正装置
    において、 上記一対のローラは、対応するフランジ部の内面に接触
    しているものである端子リールの変形矯正装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の端子リールの変形矯正装置
    において、 上記転動体は、一対のローラを互いに離反する方向に付
    勢する付勢部材と、付勢されているローラの停止位置を
    規定する規定部材とをさらに含んでいる端子リールの変
    形矯正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009059769A1 (en) * 2007-11-07 2009-05-14 Tyco Electronics Amp Gmbh Feed system for transporting contact elements to an applicator
EP2169783A3 (de) * 2008-09-25 2013-04-17 Schäfer Werkzeug- und Sondermaschinenbau GmbH Crimpautomat
CN116986411A (zh) * 2023-08-08 2023-11-03 颀中科技(苏州)有限公司 卷带收放料装置
US11942746B2 (en) 2020-06-30 2024-03-26 Shinmaywa Industries, Ltd. Terminal feeder and crimper

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