JPH1137663A - 冷鉄源の溶解方法および溶解設備 - Google Patents
冷鉄源の溶解方法および溶解設備Info
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- JPH1137663A JPH1137663A JP15543998A JP15543998A JPH1137663A JP H1137663 A JPH1137663 A JP H1137663A JP 15543998 A JP15543998 A JP 15543998A JP 15543998 A JP15543998 A JP 15543998A JP H1137663 A JPH1137663 A JP H1137663A
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- cold iron
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 予熱室から溶解室への冷鉄源の搬送供給のた
めの装置を装置を特に必要とせず、また電力を用いなく
とも冷鉄源を効率よく溶解することができる方法を提供
すること。 【解決手段】溶解炉1と、その上方に直結する予熱シャ
フト2とを有するアーク溶解設備を用いて冷鉄源を溶解
するにあたり、スクラップ3が溶解炉1と予熱シャフト
2に連続して存在する状態を保つように予熱シャフト2
へスクラップ3を連続的または断続的に供給しながら溶
解炉2内のスクラップ3を酸素バーナー6の熱および酸
素吹き込みランス16からの酸素とコークス吹き込み装
置12からのコークスとの反応熱により溶解し、溶解炉
1に所定量の溶鋼が溜まった時点で溶解炉1および予熱
シャフト2にスクラップ3が存在する状態で溶鋼を取鍋
に出鋼する。
めの装置を装置を特に必要とせず、また電力を用いなく
とも冷鉄源を効率よく溶解することができる方法を提供
すること。 【解決手段】溶解炉1と、その上方に直結する予熱シャ
フト2とを有するアーク溶解設備を用いて冷鉄源を溶解
するにあたり、スクラップ3が溶解炉1と予熱シャフト
2に連続して存在する状態を保つように予熱シャフト2
へスクラップ3を連続的または断続的に供給しながら溶
解炉2内のスクラップ3を酸素バーナー6の熱および酸
素吹き込みランス16からの酸素とコークス吹き込み装
置12からのコークスとの反応熱により溶解し、溶解炉
1に所定量の溶鋼が溜まった時点で溶解炉1および予熱
シャフト2にスクラップ3が存在する状態で溶鋼を取鍋
に出鋼する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄スクラップ、直
接還元鉄等の冷鉄源を電力によらず酸素と燃料(例え
ば、コークス等の炭材、オイル、天然ガス)で溶解する
冷鉄源の溶解方法および溶解設備に関する。
接還元鉄等の冷鉄源を電力によらず酸素と燃料(例え
ば、コークス等の炭材、オイル、天然ガス)で溶解する
冷鉄源の溶解方法および溶解設備に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、資源および環境問題から、鉄鉱
石、コークスを原料とせずに、発生量の多い鉄鋼スクラ
ップを再溶解する方法により製造される鋼の量が増えて
いる。この方法の代表的なものに電気を熱源として溶解
するアーク炉プロセスがある。このアーク炉では、スク
ラップの溶解に多くの電力を消費するため、電気によら
ず酸素と燃料(例えば石炭、オイル、天然ガス)を熱源
とするスクラップ等の冷鉄源の溶解方法が望まれてい
る。
石、コークスを原料とせずに、発生量の多い鉄鋼スクラ
ップを再溶解する方法により製造される鋼の量が増えて
いる。この方法の代表的なものに電気を熱源として溶解
するアーク炉プロセスがある。このアーク炉では、スク
ラップの溶解に多くの電力を消費するため、電気によら
ず酸素と燃料(例えば石炭、オイル、天然ガス)を熱源
とするスクラップ等の冷鉄源の溶解方法が望まれてい
る。
【0003】このような電気によらない再溶解プロセス
としてEOF(Energy Optimised F
urnace;Proceedings of The Sixth Internation
al Iron and Steel Congress、1990、Nagoya、ISIJ)があ
る。その溶解炉を図12に示す。この溶解炉は、溶解室
51と、その上方に多段に設けられた予熱室52とを有
しており、溶解室51から発生する排ガスにより予熱室
52内の次チャージ以降のスクラップ53を予熱する。
そして、溶解室51と最下段の予熱室52との間、およ
び予熱室52同士の間には、これらを仕切るフィンガー
と呼ばれる仕切装置54が設けられている。
としてEOF(Energy Optimised F
urnace;Proceedings of The Sixth Internation
al Iron and Steel Congress、1990、Nagoya、ISIJ)があ
る。その溶解炉を図12に示す。この溶解炉は、溶解室
51と、その上方に多段に設けられた予熱室52とを有
しており、溶解室51から発生する排ガスにより予熱室
52内の次チャージ以降のスクラップ53を予熱する。
そして、溶解室51と最下段の予熱室52との間、およ
び予熱室52同士の間には、これらを仕切るフィンガー
と呼ばれる仕切装置54が設けられている。
【0004】溶解室51では、インジェクションランス
55から酸素とコークスまたは石炭を吹き込みこの燃焼
熱でスクラップを溶解するとともに、燃焼で発生したC
Oガスを溶解室上部でランス56から供給される酸素で
二次燃焼させる。そして、その際の燃焼により発生した
CO2を予熱室52へ導き、フィンガー54で仕切られ
た予熱室52内の次チャージのスクラップ53を予熱
し、この予熱されたスクラップをフィンガーを開放する
ことにより溶解室内に供給する。そして、これを多段の
予熱室52で順次繰り返す。
55から酸素とコークスまたは石炭を吹き込みこの燃焼
熱でスクラップを溶解するとともに、燃焼で発生したC
Oガスを溶解室上部でランス56から供給される酸素で
二次燃焼させる。そして、その際の燃焼により発生した
CO2を予熱室52へ導き、フィンガー54で仕切られ
た予熱室52内の次チャージのスクラップ53を予熱
し、この予熱されたスクラップをフィンガーを開放する
ことにより溶解室内に供給する。そして、これを多段の
予熱室52で順次繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
電気によらないスクラップ溶解プロセス(EOF)にお
いては以下に示すような欠点がある。すなわち、予熱室
を溶解室と仕切るフィンガーというスクラップ搬送供給
のためのハード設備が必要であり、このため、溶解室か
らの排ガスでスクラップを予熱する時の予熱温度に限界
がある。すなわち、高温に予熱しようとして、燃料のコ
ークス、石炭および酸素量を増やすとそれにより発生す
るガスの顕熱が増大し、それにより上記装置の熱変形等
によるハード上のトラブルが避けられない。また、高温
に予熱しようとする時に、局部的に融着するようにな
り、スクラップを溶解室へ搬送供給できなくなる問題が
あり、したがって予熱温度をあまり高くすることができ
ない。
電気によらないスクラップ溶解プロセス(EOF)にお
いては以下に示すような欠点がある。すなわち、予熱室
を溶解室と仕切るフィンガーというスクラップ搬送供給
のためのハード設備が必要であり、このため、溶解室か
らの排ガスでスクラップを予熱する時の予熱温度に限界
がある。すなわち、高温に予熱しようとして、燃料のコ
ークス、石炭および酸素量を増やすとそれにより発生す
るガスの顕熱が増大し、それにより上記装置の熱変形等
によるハード上のトラブルが避けられない。また、高温
に予熱しようとする時に、局部的に融着するようにな
り、スクラップを溶解室へ搬送供給できなくなる問題が
あり、したがって予熱温度をあまり高くすることができ
ない。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであって、予熱室から溶解室への冷鉄源の搬送供給の
ための装置を装置を特に必要とせず、また電力を用いな
くとも冷鉄源を効率よく溶解することができる冷鉄源の
溶解方法および溶解設備を提供することを目的とする。
のであって、予熱室から溶解室への冷鉄源の搬送供給の
ための装置を装置を特に必要とせず、また電力を用いな
くとも冷鉄源を効率よく溶解することができる冷鉄源の
溶解方法および溶解設備を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点によれば、溶解室と、その上方
に直結する予熱室とを有する溶解設備において、酸素お
よび燃料を用いて冷鉄源を溶解する方法であって、冷鉄
源が溶解室と予熱室に連続して存在する状態を保つよう
に予熱室へ冷鉄源を連続的または断続的に供給しなが
ら、溶解室内の冷鉄源を酸素と燃料とによって生ずる反
応熱を熱源として溶解し、溶解室に所定量の溶鋼が溜ま
った時点で溶解室および予熱室に冷鉄源が存在する状態
で溶鋼を出鋼することを特徴とする冷鉄源の溶解方法が
提供される。
に、本発明の第1の観点によれば、溶解室と、その上方
に直結する予熱室とを有する溶解設備において、酸素お
よび燃料を用いて冷鉄源を溶解する方法であって、冷鉄
源が溶解室と予熱室に連続して存在する状態を保つよう
に予熱室へ冷鉄源を連続的または断続的に供給しなが
ら、溶解室内の冷鉄源を酸素と燃料とによって生ずる反
応熱を熱源として溶解し、溶解室に所定量の溶鋼が溜ま
った時点で溶解室および予熱室に冷鉄源が存在する状態
で溶鋼を出鋼することを特徴とする冷鉄源の溶解方法が
提供される。
【0008】本発明の第2の観点によれば、溶解室と、
その上方に直結する予熱室とを有する溶解設備におい
て、酸素および燃料を用いて冷鉄源を溶解する方法であ
って、冷鉄源が溶解室と予熱室に連続して存在する状態
を保つように予熱室へ冷鉄源を連続的または断続的に供
給しながら、溶解室内の冷鉄源を酸素バーナーおよび酸
素吹き込み装置からの送酸とコークス等の炭材吹き込み
によって生ずる反応熱を熱源として溶解し、溶解室に所
定量の溶鋼が溜まった時点で溶解室および予熱室に冷鉄
源が存在する状態で溶鋼を出鋼することを特徴とする冷
鉄源の溶解方法が提供される。
その上方に直結する予熱室とを有する溶解設備におい
て、酸素および燃料を用いて冷鉄源を溶解する方法であ
って、冷鉄源が溶解室と予熱室に連続して存在する状態
を保つように予熱室へ冷鉄源を連続的または断続的に供
給しながら、溶解室内の冷鉄源を酸素バーナーおよび酸
素吹き込み装置からの送酸とコークス等の炭材吹き込み
によって生ずる反応熱を熱源として溶解し、溶解室に所
定量の溶鋼が溜まった時点で溶解室および予熱室に冷鉄
源が存在する状態で溶鋼を出鋼することを特徴とする冷
鉄源の溶解方法が提供される。
【0009】本発明の第3の観点によれば、冷鉄源を溶
解するための溶解室と、その上方に直結し、冷鉄源を予
熱する予熱室と、溶解室内で冷鉄源を溶解するための酸
素バーナー、酸素吹き込み装置およびコークス等の炭材
を吹き込む炭材吹き込み装置と、冷鉄源が溶解室と予熱
室に連続して存在する状態を保つように予熱室へ冷鉄源
を連続的または断続的に供給する冷鉄源供給手段と、前
記溶解室に設けられた出鋼口とを有し、溶解室内の冷鉄
源を酸素バーナー、および酸素吹き込み装置からの送酸
と炭材吹き込み装置からの炭材吹き込みによって生ずる
反応熱を熱源として溶解し、溶解室に所定量の溶鋼が溜
まった時点で溶解室および予熱室に冷鉄源が存在する状
態で溶鋼を出鋼することを特徴とする冷鉄源の溶解設備
が提供される。
解するための溶解室と、その上方に直結し、冷鉄源を予
熱する予熱室と、溶解室内で冷鉄源を溶解するための酸
素バーナー、酸素吹き込み装置およびコークス等の炭材
を吹き込む炭材吹き込み装置と、冷鉄源が溶解室と予熱
室に連続して存在する状態を保つように予熱室へ冷鉄源
を連続的または断続的に供給する冷鉄源供給手段と、前
記溶解室に設けられた出鋼口とを有し、溶解室内の冷鉄
源を酸素バーナー、および酸素吹き込み装置からの送酸
と炭材吹き込み装置からの炭材吹き込みによって生ずる
反応熱を熱源として溶解し、溶解室に所定量の溶鋼が溜
まった時点で溶解室および予熱室に冷鉄源が存在する状
態で溶鋼を出鋼することを特徴とする冷鉄源の溶解設備
が提供される。
【0010】以上のような構成によれば、溶解室と、そ
の上方に直結する予熱室とを有する溶解設備を用いて冷
鉄源を溶解するので、溶解室への冷鉄源の搬送供給のた
めの装置を特に必要としない。また、冷鉄源が溶解室と
予熱室に連続して存在する状態を保つように予熱室へ冷
鉄源を連続的または断続的に供給しながら溶解室内の冷
鉄源を酸素と燃料とによって生じる反応熱、具体的には
酸素バーナーによる熱、および酸素吹き込み装置からの
送酸とコークス等の炭材吹き込みによって生ずる反応熱
を熱源として溶解し、溶解室に所定量の溶鋼が溜まった
時点で溶解室および予熱室に冷鉄源が存在する状態で溶
鋼を出鋼するので、次チャージの冷鉄源の予熱も可能で
あり、また電力を必要とせず、極めて効率良く冷鉄源を
溶解することができる。
の上方に直結する予熱室とを有する溶解設備を用いて冷
鉄源を溶解するので、溶解室への冷鉄源の搬送供給のた
めの装置を特に必要としない。また、冷鉄源が溶解室と
予熱室に連続して存在する状態を保つように予熱室へ冷
鉄源を連続的または断続的に供給しながら溶解室内の冷
鉄源を酸素と燃料とによって生じる反応熱、具体的には
酸素バーナーによる熱、および酸素吹き込み装置からの
送酸とコークス等の炭材吹き込みによって生ずる反応熱
を熱源として溶解し、溶解室に所定量の溶鋼が溜まった
時点で溶解室および予熱室に冷鉄源が存在する状態で溶
鋼を出鋼するので、次チャージの冷鉄源の予熱も可能で
あり、また電力を必要とせず、極めて効率良く冷鉄源を
溶解することができる。
【0011】この場合に、出鋼された溶鋼を他の加熱手
段で昇温することにより溶鋼の凝固による出鋼口の詰ま
りを防止することができる。また、溶解中および出鋼時
に、溶解室および予熱室に1チャージ分の50%以上の
冷鉄源が残存していることにより、予熱効率を極めて高
いものとすることができる。
段で昇温することにより溶鋼の凝固による出鋼口の詰ま
りを防止することができる。また、溶解中および出鋼時
に、溶解室および予熱室に1チャージ分の50%以上の
冷鉄源が残存していることにより、予熱効率を極めて高
いものとすることができる。
【0012】また、上記方法において、前記溶解室に所
定量の溶鋼が溜まった時点でシャッターにより前記冷鉄
源の溶解室内の溶鋼への移動を阻止するようにすること
により、出鋼時の溶鋼温度を高くすることができる。
定量の溶鋼が溜まった時点でシャッターにより前記冷鉄
源の溶解室内の溶鋼への移動を阻止するようにすること
により、出鋼時の溶鋼温度を高くすることができる。
【0013】さらに、冷鉄源が充填された予熱室内にプ
ッシャーを出入りさせて予熱室内の冷鉄源を溶解室に供
給するようにすることにより、冷鉄源が棚吊り状態とな
って溶解が停滞することが防止される。
ッシャーを出入りさせて予熱室内の冷鉄源を溶解室に供
給するようにすることにより、冷鉄源が棚吊り状態とな
って溶解が停滞することが防止される。
【0014】さらにまた、溶解室に所定量の溶鋼が溜ま
った時点で溶解室を傾動させて溶鋼と溶解室内の冷鉄源
との接触面積を減少させることにより、溶鋼温度を上昇
させることができ、出鋼時の溶鋼温度を高くすることが
できる。
った時点で溶解室を傾動させて溶鋼と溶解室内の冷鉄源
との接触面積を減少させることにより、溶鋼温度を上昇
させることができ、出鋼時の溶鋼温度を高くすることが
できる。
【0015】本発明の第4の観点によれば、冷鉄源を溶
解するための溶解室と、その一方側の上部に直結し、冷
鉄源を予熱する予熱室と、溶解室内で冷鉄源を溶解する
ための酸素バーナー、酸素吹き込み装置およびコークス
等の炭材を吹き込む炭材吹き込み装置と、冷鉄源が溶解
室と予熱室に連続して存在する状態を保つように予熱室
へ冷鉄源を連続的または断続的に供給する冷鉄源供給手
段と、前記溶解室に突設され、出鋼口を有する出鋼部
と、前記溶解室を前記出鋼部側へ傾動させる傾動手段と
を有し、溶解室内の冷鉄源を、酸素バーナー、および酸
素吹き込み装置からの送酸と炭材吹き込み装置からの炭
材吹き込みによって生ずる反応熱を熱源として溶解する
冷鉄源のアーク溶解設備であって、前記予熱室内の冷鉄
源は、溶解中に前記溶解室の予熱室が設けられている一
方側から他方側へ向けて供給され、前記出鋼部は、その
冷鉄源の供給方向とは異なる方向に設けられ、かつ前記
溶解室の予熱室が設けられた部分と出鋼部が設けられた
部分とは、前記溶解室を傾動した際に冷鉄源が前記出鋼
部へ流出することを妨げることが可能なように離間して
いることを特徴とする冷鉄源の溶解設備が提供される。
解するための溶解室と、その一方側の上部に直結し、冷
鉄源を予熱する予熱室と、溶解室内で冷鉄源を溶解する
ための酸素バーナー、酸素吹き込み装置およびコークス
等の炭材を吹き込む炭材吹き込み装置と、冷鉄源が溶解
室と予熱室に連続して存在する状態を保つように予熱室
へ冷鉄源を連続的または断続的に供給する冷鉄源供給手
段と、前記溶解室に突設され、出鋼口を有する出鋼部
と、前記溶解室を前記出鋼部側へ傾動させる傾動手段と
を有し、溶解室内の冷鉄源を、酸素バーナー、および酸
素吹き込み装置からの送酸と炭材吹き込み装置からの炭
材吹き込みによって生ずる反応熱を熱源として溶解する
冷鉄源のアーク溶解設備であって、前記予熱室内の冷鉄
源は、溶解中に前記溶解室の予熱室が設けられている一
方側から他方側へ向けて供給され、前記出鋼部は、その
冷鉄源の供給方向とは異なる方向に設けられ、かつ前記
溶解室の予熱室が設けられた部分と出鋼部が設けられた
部分とは、前記溶解室を傾動した際に冷鉄源が前記出鋼
部へ流出することを妨げることが可能なように離間して
いることを特徴とする冷鉄源の溶解設備が提供される。
【0016】このような構成によれば、予熱シャフトか
ら溶解室への冷鉄源の供給方向とは異なる方向に出鋼部
を設け、かつ前記溶解室の予熱シャフトが設けられた部
分と出鋼部が設けられた部分とが、溶解室を傾動した際
に冷鉄源が前記出鋼口側に流出することを妨げることが
可能なように離間しているので、これらの間の壁部によ
り冷鉄源が遮られ、溶解室を出鋼部側に傾動させた際
に、冷鉄源が傾動方向に流れ込むことが阻止され、溶鋼
と冷鉄源の接触面積を確実に小さくすることができる。
したがって、傾動した後に一定時間溶鋼を加熱すること
により溶鋼のスーパーヒートを大きくすることができ、
出鋼時の溶鋼の温度が低いことによる出鋼口のつまりを
防止しつつ、極めて高効率の冷鉄源のアーク溶解設備を
することができる。
ら溶解室への冷鉄源の供給方向とは異なる方向に出鋼部
を設け、かつ前記溶解室の予熱シャフトが設けられた部
分と出鋼部が設けられた部分とが、溶解室を傾動した際
に冷鉄源が前記出鋼口側に流出することを妨げることが
可能なように離間しているので、これらの間の壁部によ
り冷鉄源が遮られ、溶解室を出鋼部側に傾動させた際
に、冷鉄源が傾動方向に流れ込むことが阻止され、溶鋼
と冷鉄源の接触面積を確実に小さくすることができる。
したがって、傾動した後に一定時間溶鋼を加熱すること
により溶鋼のスーパーヒートを大きくすることができ、
出鋼時の溶鋼の温度が低いことによる出鋼口のつまりを
防止しつつ、極めて高効率の冷鉄源のアーク溶解設備を
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の方法
を実施するために用いられる溶解設備を示す断面図であ
る。この溶解設備は、冷鉄源を酸素バーナー、および酸
素吹き込み装置からの送酸とコークス吹き込みにより生
ずる反応熱で溶解するための溶解室である溶解炉1と、
その上方に直結する予熱室である予熱シャフト2とを備
えている。予熱シャフト2の上端には、排ガス吸引系に
連結する排気部2aが設けられている。この溶解炉1お
よび予熱シャフト2には冷鉄源としての鉄スクラップ3
が装入される。
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の方法
を実施するために用いられる溶解設備を示す断面図であ
る。この溶解設備は、冷鉄源を酸素バーナー、および酸
素吹き込み装置からの送酸とコークス吹き込みにより生
ずる反応熱で溶解するための溶解室である溶解炉1と、
その上方に直結する予熱室である予熱シャフト2とを備
えている。予熱シャフト2の上端には、排ガス吸引系に
連結する排気部2aが設けられている。この溶解炉1お
よび予熱シャフト2には冷鉄源としての鉄スクラップ3
が装入される。
【0018】予熱シャフト2の上方にはスクラップ装入
バケット4が設けられており、このバケット4から予熱
シャフト2内に鉄スクラップ3が装入される。この場合
に、このバスケット4からの鉄スクラップ3の装入は、
操業中に、鉄スクラップ3が溶解炉1と予熱シャフト2
に連続して存在する状態を保つように予熱シャフト2へ
鉄スクラップ3を連続的または断続的に供給する。この
際の鉄スクラップ3の装入は、操業実績に基づいて予め
設定されたレシピに基づいて行ってもよいし、予熱シャ
フト2内の鉄スクラップ3の量を検出可能なセンサーを
設け、このセンサーからの信号に基づいてバスケット4
による鉄スクラップ3の投入を適宜の制御手段により制
御するようにしてもよい。なお、予熱シャフト2の上端
には開閉可能な蓋(図示せず)が設けられており、鉄ス
クラップ3が装入されない時には蓋が閉じられている。
バケット4が設けられており、このバケット4から予熱
シャフト2内に鉄スクラップ3が装入される。この場合
に、このバスケット4からの鉄スクラップ3の装入は、
操業中に、鉄スクラップ3が溶解炉1と予熱シャフト2
に連続して存在する状態を保つように予熱シャフト2へ
鉄スクラップ3を連続的または断続的に供給する。この
際の鉄スクラップ3の装入は、操業実績に基づいて予め
設定されたレシピに基づいて行ってもよいし、予熱シャ
フト2内の鉄スクラップ3の量を検出可能なセンサーを
設け、このセンサーからの信号に基づいてバスケット4
による鉄スクラップ3の投入を適宜の制御手段により制
御するようにしてもよい。なお、予熱シャフト2の上端
には開閉可能な蓋(図示せず)が設けられており、鉄ス
クラップ3が装入されない時には蓋が閉じられている。
【0019】溶解炉1の上部には開閉可能な炉蓋5が設
けられており、その炉蓋5を貫通して溶解炉1の上方か
らその中に垂直に酸素吹き込みランス16が挿入されて
いる。また、溶解炉1には、コークス吹き込み装置12
が挿入されている。さらに、予熱シャフト2の下部側壁
には酸素バーナー6が設けられている。そして酸素バー
ナー6による熱および酸素ランス16からの送酸とコー
クス吹き込み装置12からのコークスとの反応熱で鉄ス
クラップ3が溶解され、溶鋼8となる。溶鋼8の上には
スラグ9が形成される。参照符号11は底吹きガス用設
備である。
けられており、その炉蓋5を貫通して溶解炉1の上方か
らその中に垂直に酸素吹き込みランス16が挿入されて
いる。また、溶解炉1には、コークス吹き込み装置12
が挿入されている。さらに、予熱シャフト2の下部側壁
には酸素バーナー6が設けられている。そして酸素バー
ナー6による熱および酸素ランス16からの送酸とコー
クス吹き込み装置12からのコークスとの反応熱で鉄ス
クラップ3が溶解され、溶鋼8となる。溶鋼8の上には
スラグ9が形成される。参照符号11は底吹きガス用設
備である。
【0020】溶解炉1の予熱シャフト2が直結されてい
る側とは異なる部分に設けられた突出部1aの底部には
出鋼口14が形成されており、その側端にはスラグドア
15が設けられている。なお、スラグドア15と同じ周
面に出鋼口が設けられていてもよい。また、突出部1a
には、その上方からバーナー13が挿入されており、出
鋼される溶鋼の温度を上昇させることが可能となってい
る。この場合、バーナー13の代わりにアーク電極等の
他の加熱手段を設けてもよい。なお、上記酸素吹き込み
ランス16は、炉蓋5から垂直に挿入されるのではな
く、別に設けたドアから水平に挿入され、それから鉛直
下向きに送酸するものであってもよい。
る側とは異なる部分に設けられた突出部1aの底部には
出鋼口14が形成されており、その側端にはスラグドア
15が設けられている。なお、スラグドア15と同じ周
面に出鋼口が設けられていてもよい。また、突出部1a
には、その上方からバーナー13が挿入されており、出
鋼される溶鋼の温度を上昇させることが可能となってい
る。この場合、バーナー13の代わりにアーク電極等の
他の加熱手段を設けてもよい。なお、上記酸素吹き込み
ランス16は、炉蓋5から垂直に挿入されるのではな
く、別に設けたドアから水平に挿入され、それから鉛直
下向きに送酸するものであってもよい。
【0021】予熱シャフト2の側壁は、図1に示すよう
に、下方に向かって広がるテーパーを有している。この
ようなテーパーを設けることにより、溶解炉1内の溶鋼
8中へ高温のスクラップを安定的に供給することができ
る。テーパーが形成されていない場合には、スクラップ
3が予熱シャフト2の壁部に拘束され自然に落下しにく
くなり、棚吊りを起こす原因となる。
に、下方に向かって広がるテーパーを有している。この
ようなテーパーを設けることにより、溶解炉1内の溶鋼
8中へ高温のスクラップを安定的に供給することができ
る。テーパーが形成されていない場合には、スクラップ
3が予熱シャフト2の壁部に拘束され自然に落下しにく
くなり、棚吊りを起こす原因となる。
【0022】予熱シャフト2の側壁のテーパーは、2.
5〜7°の範囲であることが好ましい。このテーパーが
2.5°未満では棚吊り発生を有効に防止することがで
きない。また、7°を超えると予熱シャフト2内のスク
ラップ3の装入量が減少し、予熱時にスクラップ3の滞
留時間を十分に稼ぐことができないため、十分な予熱効
果を得ることができなくなる。逆に、同程度の滞留時間
を稼ごうとすると、予熱シャフト2の高さが高くなるた
め、建屋を高くせざるを得ない。さらに、予熱シャフト
2の上部の断面が狭くなり、使用可能なスクラップ量が
制限されてしまう。
5〜7°の範囲であることが好ましい。このテーパーが
2.5°未満では棚吊り発生を有効に防止することがで
きない。また、7°を超えると予熱シャフト2内のスク
ラップ3の装入量が減少し、予熱時にスクラップ3の滞
留時間を十分に稼ぐことができないため、十分な予熱効
果を得ることができなくなる。逆に、同程度の滞留時間
を稼ごうとすると、予熱シャフト2の高さが高くなるた
め、建屋を高くせざるを得ない。さらに、予熱シャフト
2の上部の断面が狭くなり、使用可能なスクラップ量が
制限されてしまう。
【0023】予熱シャフト2にテーパーを設けた場合で
あっても、予熱シャフト2が矩形の場合には、その壁面
とスクラップ3との摩擦力が大きく、棚吊りを必ずしも
有効に防止することができないため、予熱シャフト2の
断面形状を、図2に示すように、円または楕円または曲
線を含む形状にすることが好ましい。
あっても、予熱シャフト2が矩形の場合には、その壁面
とスクラップ3との摩擦力が大きく、棚吊りを必ずしも
有効に防止することができないため、予熱シャフト2の
断面形状を、図2に示すように、円または楕円または曲
線を含む形状にすることが好ましい。
【0024】このように構成される溶解設備において鉄
スクラップを溶解するに際しては、まず、溶解炉1と予
熱シャフト2に鉄スクラップ3を装入し、鉄スクラップ
3が溶解炉1と予熱シャフト2に連続して存在する状態
とする。
スクラップを溶解するに際しては、まず、溶解炉1と予
熱シャフト2に鉄スクラップ3を装入し、鉄スクラップ
3が溶解炉1と予熱シャフト2に連続して存在する状態
とする。
【0025】この状態で酸素バーナー6においてコーク
ス、オイル、天然ガス等の燃料を酸素により燃焼させ、
その燃焼熱によって、溶解室1内で鉄スクラップ3を溶
解する。
ス、オイル、天然ガス等の燃料を酸素により燃焼させ、
その燃焼熱によって、溶解室1内で鉄スクラップ3を溶
解する。
【0026】このようなスクラップ溶解により発生する
排ガスは、予熱シャフト2および排気部2aを経由して
排出され、この排ガスの熱により、シャフト2内の鉄ス
クラップ3が予熱される。溶解炉1内で鉄スクラップ3
が溶解すると、予熱シャフト2のスクラップが溶解炉1
に供給されるため、予熱シャフト2内の鉄スクラップ3
の上端位置が低下してくる。この場合に、鉄スクラップ
3等が溶解室と予熱シャフトに連続して存在する状態を
保つように、バケット4から予熱シャフト2へ鉄スクラ
ップ3を連続または断続的に供給する。これにより、常
に一定量以上のスクラップが溶解炉1および予熱シャフ
ト2内に存在している状態が保たれる。この際の鉄スク
ラップ3等の装入は、上述したように、操業実績に基づ
いて予め設定されたレシピに基づいて行ってもよいし、
予熱シャフト2内のスクラップ3等の量を検出可能なセ
ンサーを設け、このセンサーからの信号に基づいてバケ
ット4による鉄スクラップ3等の投入を制御するように
してもよい。
排ガスは、予熱シャフト2および排気部2aを経由して
排出され、この排ガスの熱により、シャフト2内の鉄ス
クラップ3が予熱される。溶解炉1内で鉄スクラップ3
が溶解すると、予熱シャフト2のスクラップが溶解炉1
に供給されるため、予熱シャフト2内の鉄スクラップ3
の上端位置が低下してくる。この場合に、鉄スクラップ
3等が溶解室と予熱シャフトに連続して存在する状態を
保つように、バケット4から予熱シャフト2へ鉄スクラ
ップ3を連続または断続的に供給する。これにより、常
に一定量以上のスクラップが溶解炉1および予熱シャフ
ト2内に存在している状態が保たれる。この際の鉄スク
ラップ3等の装入は、上述したように、操業実績に基づ
いて予め設定されたレシピに基づいて行ってもよいし、
予熱シャフト2内のスクラップ3等の量を検出可能なセ
ンサーを設け、このセンサーからの信号に基づいてバケ
ット4による鉄スクラップ3等の投入を制御するように
してもよい。
【0027】スクラップの溶解が進行して、ある程度の
溶鋼が溶解炉1内に生成したら、酸素吹き込みランス1
6からの送酸およびコークス吹き込み装置12からのコ
ークスインジェクションを実施し、酸素とコークスとの
反応熱によって溶鋼を昇温すると同時に、スクラップ3
の溶解を促進する。
溶鋼が溶解炉1内に生成したら、酸素吹き込みランス1
6からの送酸およびコークス吹き込み装置12からのコ
ークスインジェクションを実施し、酸素とコークスとの
反応熱によって溶鋼を昇温すると同時に、スクラップ3
の溶解を促進する。
【0028】スクラップの溶解が進行して所定量、例え
ば1チャージ分以上の溶鋼が炉内に溜まったら、溶解炉
1および溶解シャフト2内にスクラップが連続して存在
する状態を保ったまま、溶解炉1を傾動させて出鋼口1
4から、例えば1チャージ分の溶鋼を溶鋼容器、例えば
取鍋へ出鋼する。出鋼に際しては、溶鋼の凝固による出
鋼口14の詰まりを防止するために、他のバーナー13
で溶鋼を加熱してもよい。そして、溶鋼を取鍋に出鋼し
た後、必要に応じて取鍋内の溶鋼をアーク電極等適宜の
加熱手段により加熱し、所定の温度まで昇温する。
ば1チャージ分以上の溶鋼が炉内に溜まったら、溶解炉
1および溶解シャフト2内にスクラップが連続して存在
する状態を保ったまま、溶解炉1を傾動させて出鋼口1
4から、例えば1チャージ分の溶鋼を溶鋼容器、例えば
取鍋へ出鋼する。出鋼に際しては、溶鋼の凝固による出
鋼口14の詰まりを防止するために、他のバーナー13
で溶鋼を加熱してもよい。そして、溶鋼を取鍋に出鋼し
た後、必要に応じて取鍋内の溶鋼をアーク電極等適宜の
加熱手段により加熱し、所定の温度まで昇温する。
【0029】このようにしてスクラップを溶解する場合
には、電力を用いなくともスクラップを溶解することが
できるのでエネルギー効率が高い。
には、電力を用いなくともスクラップを溶解することが
できるのでエネルギー効率が高い。
【0030】また、予熱シャフト2内にはプッシャーや
フィンガー等のスクラップ搬送供給のための設備を備え
ていないので、これらが設けられている従来の溶解設備
よりも使用する酸素量を増やすことができ、排ガス温度
を高めることができる。したがって、従来の溶解設備よ
りも高い温度にスクラップを予熱することが可能にな
る。
フィンガー等のスクラップ搬送供給のための設備を備え
ていないので、これらが設けられている従来の溶解設備
よりも使用する酸素量を増やすことができ、排ガス温度
を高めることができる。したがって、従来の溶解設備よ
りも高い温度にスクラップを予熱することが可能にな
る。
【0031】さらに、常に鉄スクラップ3が溶解炉1と
予熱シャフト2に連続して存在する状態を保つように予
熱シャフト2へ鉄スクラップ3を供給し、溶解炉1内で
1チャージ分の溶鋼が形成されてこれを出鋼する際に
も、溶解炉1および予熱シャフト2に連続してスクラッ
プが存在するため、排ガスによるスクラップ予熱効率が
高い。この場合に、溶解中および出鋼時に1チャージ分
の50%以上のスクラップを溶解炉1および予熱シャフ
ト2に連続して存在するようにすることによって、予熱
効率が極めて高いものとなる。
予熱シャフト2に連続して存在する状態を保つように予
熱シャフト2へ鉄スクラップ3を供給し、溶解炉1内で
1チャージ分の溶鋼が形成されてこれを出鋼する際に
も、溶解炉1および予熱シャフト2に連続してスクラッ
プが存在するため、排ガスによるスクラップ予熱効率が
高い。この場合に、溶解中および出鋼時に1チャージ分
の50%以上のスクラップを溶解炉1および予熱シャフ
ト2に連続して存在するようにすることによって、予熱
効率が極めて高いものとなる。
【0032】さらにまた、上述のように予熱シャフト2
の側壁にテーパーを形成したり、さらには予熱シャフト
2の断面形状を、図2に示すように、円または楕円また
は曲線を含む形状にすることにより、スクラップ3が予
熱シャフト2の壁部に拘束され自然に落下しにくくなっ
て棚吊り状態となることを防止することができる。
の側壁にテーパーを形成したり、さらには予熱シャフト
2の断面形状を、図2に示すように、円または楕円また
は曲線を含む形状にすることにより、スクラップ3が予
熱シャフト2の壁部に拘束され自然に落下しにくくなっ
て棚吊り状態となることを防止することができる。
【0033】この場合に、図3に示すように、予熱シャ
フト2の下部側壁にプッシャー17を設け、予熱シャフ
ト2内にプッシャー17を出入りさせて予熱シャフト2
内のスクラップ3を積極的に溶解炉1に供給することに
より、さらに有効に棚吊り状態が形成されることを防止
することができる。
フト2の下部側壁にプッシャー17を設け、予熱シャフ
ト2内にプッシャー17を出入りさせて予熱シャフト2
内のスクラップ3を積極的に溶解炉1に供給することに
より、さらに有効に棚吊り状態が形成されることを防止
することができる。
【0034】さらにまた、このように溶解炉1にスクラ
ップが存在している状態で溶解を行うと溶鋼温度が15
50℃程度と低いため、溶鋼が出鋼口14に詰まるおそ
れがあるが、上述のようにバーナー13等の加熱手段で
溶鋼を加熱することにより、このようなおそれを回避す
ることができる。
ップが存在している状態で溶解を行うと溶鋼温度が15
50℃程度と低いため、溶鋼が出鋼口14に詰まるおそ
れがあるが、上述のようにバーナー13等の加熱手段で
溶鋼を加熱することにより、このようなおそれを回避す
ることができる。
【0035】このようにバーナー13を用いて溶鋼を加
熱することにより溶鋼が出鋼口14に詰まることが回避
されたとしても、溶鋼の温度自体は低い。しかし、上述
のように取鍋などに出鋼した後、その中でアーク等の適
宜の加熱手段により溶鋼を加熱することにより、溶鋼の
温度をある程度上昇させることができる。
熱することにより溶鋼が出鋼口14に詰まることが回避
されたとしても、溶鋼の温度自体は低い。しかし、上述
のように取鍋などに出鋼した後、その中でアーク等の適
宜の加熱手段により溶鋼を加熱することにより、溶鋼の
温度をある程度上昇させることができる。
【0036】また、出鋼時の溶鋼温度を高くするために
は、図4に示すように、溶解炉1の予熱シャフト2近傍
部分にシャッター20をシリンダー21により移動可能
に設け、溶解炉1内に所定量の溶鋼が溜まった時点でシ
ャッター20を溶解炉1内に挿入し、溶解炉1内の溶鋼
へスクラップ3が倒れ込むことを防止することが有効で
ある。
は、図4に示すように、溶解炉1の予熱シャフト2近傍
部分にシャッター20をシリンダー21により移動可能
に設け、溶解炉1内に所定量の溶鋼が溜まった時点でシ
ャッター20を溶解炉1内に挿入し、溶解炉1内の溶鋼
へスクラップ3が倒れ込むことを防止することが有効で
ある。
【0037】溶鋼のスーパーヒート(ΔT)は、溶解速
度(W)および溶鋼と溶鋼中に浸かっているスクラップ
の接触面積(S)と以下の(1)式に示す関係がある。
度(W)および溶鋼と溶鋼中に浸かっているスクラップ
の接触面積(S)と以下の(1)式に示す関係がある。
【0038】
【数1】
【0039】したがって、スーパーヒート(ΔT)を大
きくするには、溶解速度、すなわち炉内への酸素および
燃料の供給が一定の条件では、溶鋼と溶鋼に浸かってい
るスクラップの接触面積(S)を小さくすることが有効
である。このため、シャッター20によりスクラップ3
の溶鋼への倒れ込みを阻止することにより、スクラップ
の接触面積(S)を小さくすることができ、出鋼時の溶
鋼温度を上昇させることができる。具体的には、溶鋼温
度をおよそ1570℃まで上昇させることができる。な
お、シャッター20の移動は、シリンダー21により上
下動させることに限らず、モーター等により回動させる
ようにしてもよい。
きくするには、溶解速度、すなわち炉内への酸素および
燃料の供給が一定の条件では、溶鋼と溶鋼に浸かってい
るスクラップの接触面積(S)を小さくすることが有効
である。このため、シャッター20によりスクラップ3
の溶鋼への倒れ込みを阻止することにより、スクラップ
の接触面積(S)を小さくすることができ、出鋼時の溶
鋼温度を上昇させることができる。具体的には、溶鋼温
度をおよそ1570℃まで上昇させることができる。な
お、シャッター20の移動は、シリンダー21により上
下動させることに限らず、モーター等により回動させる
ようにしてもよい。
【0040】また、図4に示すように、傾動機構として
例えばシリンダ22を用いて、溶解炉1に所定量の溶鋼
が溜まった時点で溶解炉1を傾動させることによって
も、溶鋼と溶解炉1内の冷鉄源との接触面積を減少させ
ることができ、出鋼時の溶鋼温度を上昇させることがで
きる。
例えばシリンダ22を用いて、溶解炉1に所定量の溶鋼
が溜まった時点で溶解炉1を傾動させることによって
も、溶鋼と溶解炉1内の冷鉄源との接触面積を減少させ
ることができ、出鋼時の溶鋼温度を上昇させることがで
きる。
【0041】このような傾動機構により溶解炉1を傾動
させて溶鋼と溶解炉1内の冷鉄源との接触面積を減少さ
せる場合には、上述のシャッター20と組み合わせるこ
とにより一層効果を高めることができる。すなわち、溶
解炉1を傾動させた際にシャッター20によりスクラッ
プ3が保持されるので一層効果的に接触面積を減少させ
ることができる。また、プッシャー17を用いてスクラ
ップ3を溶解炉1に供給する場合には、溶解炉1に所定
量の溶鋼が溜まった時点で、プッシャー17の駆動を停
止してから溶解炉1を傾動させることが好ましい。
させて溶鋼と溶解炉1内の冷鉄源との接触面積を減少さ
せる場合には、上述のシャッター20と組み合わせるこ
とにより一層効果を高めることができる。すなわち、溶
解炉1を傾動させた際にシャッター20によりスクラッ
プ3が保持されるので一層効果的に接触面積を減少させ
ることができる。また、プッシャー17を用いてスクラ
ップ3を溶解炉1に供給する場合には、溶解炉1に所定
量の溶鋼が溜まった時点で、プッシャー17の駆動を停
止してから溶解炉1を傾動させることが好ましい。
【0042】ところで、このように溶解炉を傾動させ、
溶鋼を出鋼口側へ排出させて、溶鋼と冷鉄源の接触面積
を小さくする方法を採用した場合には、上記設備では、
出鋼口が予熱シャフト2からスクラップが供給される方
向に設けられているため、溶解炉1を傾動させると傾動
方向にスクラップ3が倒れ込んできて、溶鋼とスクラッ
プの接触面積を十分に小さくすることが困難である。
溶鋼を出鋼口側へ排出させて、溶鋼と冷鉄源の接触面積
を小さくする方法を採用した場合には、上記設備では、
出鋼口が予熱シャフト2からスクラップが供給される方
向に設けられているため、溶解炉1を傾動させると傾動
方向にスクラップ3が倒れ込んできて、溶鋼とスクラッ
プの接触面積を十分に小さくすることが困難である。
【0043】このような問題を解決するためには、予熱
シャフトから溶解炉へのスクラップの供給方向とは異な
る方向に出鋼部を設け、かつ溶解炉の予熱シャフトが設
けられた部分と出鋼部が設けられた部分とが、溶解炉を
傾動した際にスクラップが出鋼口側に流出することを妨
げることが可能なように離間させ、これらの間の壁部に
より冷鉄源が遮られるようにする。これにより溶解炉を
出鋼部側に傾動させた際に、スクラップが傾動方向に流
れ込むことが阻止され、溶鋼と冷鉄源の接触面積を確実
に小さくすることができる。
シャフトから溶解炉へのスクラップの供給方向とは異な
る方向に出鋼部を設け、かつ溶解炉の予熱シャフトが設
けられた部分と出鋼部が設けられた部分とが、溶解炉を
傾動した際にスクラップが出鋼口側に流出することを妨
げることが可能なように離間させ、これらの間の壁部に
より冷鉄源が遮られるようにする。これにより溶解炉を
出鋼部側に傾動させた際に、スクラップが傾動方向に流
れ込むことが阻止され、溶鋼と冷鉄源の接触面積を確実
に小さくすることができる。
【0044】図6はこのような溶解設備の一例を示す斜
視図、図7はその平面図、図8は図6のA−A’矢視に
よる断面図、図9は図6のB−B’矢視による断面図で
ある。このアーク溶解設備は、冷鉄源を溶解するための
溶解炉31と、その一方側31aの上部に直結し、上方
に向かって延在する予熱シャフト32と、溶解炉31に
設けられた出鋼部33とを備えている。
視図、図7はその平面図、図8は図6のA−A’矢視に
よる断面図、図9は図6のB−B’矢視による断面図で
ある。このアーク溶解設備は、冷鉄源を溶解するための
溶解炉31と、その一方側31aの上部に直結し、上方
に向かって延在する予熱シャフト32と、溶解炉31に
設けられた出鋼部33とを備えている。
【0045】図8に示すように、予熱シャフト32の上
端には、排ガス吸引系に連結する排気部32aが設けら
れている。予熱シャフト32には上記予熱シャフト2と
同様、冷鉄源として鉄スクラップ3が挿入される。予熱
シャフト32の上方には上記例と同様にスクラップ装入
バケット4が設けられており、このバケット4から予熱
シャフト32内に鉄スクラップ3が装入される。
端には、排ガス吸引系に連結する排気部32aが設けら
れている。予熱シャフト32には上記予熱シャフト2と
同様、冷鉄源として鉄スクラップ3が挿入される。予熱
シャフト32の上方には上記例と同様にスクラップ装入
バケット4が設けられており、このバケット4から予熱
シャフト32内に鉄スクラップ3が装入される。
【0046】溶解炉31には炉蓋35が設けられてお
り、上記溶解設備と同様に炉蓋35を貫通して酸素吹き
込みランス16およびコークス吹き込み装置12が挿入
され、予熱シャフト32の下部側壁には酸素バーナー6
が設けられている。そして酸素バーナー6による熱およ
び酸素ランス16からの送酸とコークス吹き込み装置1
2からのコークスとの反応熱で鉄スクラップ3が溶解さ
れ、溶鋼8となる。溶鋼8の上にはスラグ9が形成され
る。酸素吹き込みランス16は、支持部材43に支持さ
れており、かつ傾動機構44により傾動可能となってい
る。
り、上記溶解設備と同様に炉蓋35を貫通して酸素吹き
込みランス16およびコークス吹き込み装置12が挿入
され、予熱シャフト32の下部側壁には酸素バーナー6
が設けられている。そして酸素バーナー6による熱およ
び酸素ランス16からの送酸とコークス吹き込み装置1
2からのコークスとの反応熱で鉄スクラップ3が溶解さ
れ、溶鋼8となる。溶鋼8の上にはスラグ9が形成され
る。酸素吹き込みランス16は、支持部材43に支持さ
れており、かつ傾動機構44により傾動可能となってい
る。
【0047】予熱シャフト32内のスクラップ3は、溶
解炉31の予熱シャフト側31aからその反対側3bに
向かう方向へ供給されるが、出鋼部33は、このスクラ
ップ3の供給方向に対して直交する方向に向くように溶
解炉31に突設されている。そして、溶解炉31は、図
示しない傾動機構により、出鋼部33側に傾動可能とな
っている。また、溶解炉31の予熱シャフト32が設け
られた部分と出鋼部33が設けられた部分とは距離aだ
け離間しており、溶解炉31が傾動された際に、その部
分の壁部によりスクラップ3が出鋼部33側に流出する
ことが阻止される。この場合に、図8に示すように、距
離aが予熱シャフト2から溶解炉1に亘って安息角で拡
がるスクラップ3の距離よりも長いことが好ましい。こ
のようにすることにより、溶解炉31を傾動した際のス
クラップ3の出鋼部33側への流出を完全に阻止するこ
とができる。
解炉31の予熱シャフト側31aからその反対側3bに
向かう方向へ供給されるが、出鋼部33は、このスクラ
ップ3の供給方向に対して直交する方向に向くように溶
解炉31に突設されている。そして、溶解炉31は、図
示しない傾動機構により、出鋼部33側に傾動可能とな
っている。また、溶解炉31の予熱シャフト32が設け
られた部分と出鋼部33が設けられた部分とは距離aだ
け離間しており、溶解炉31が傾動された際に、その部
分の壁部によりスクラップ3が出鋼部33側に流出する
ことが阻止される。この場合に、図8に示すように、距
離aが予熱シャフト2から溶解炉1に亘って安息角で拡
がるスクラップ3の距離よりも長いことが好ましい。こ
のようにすることにより、溶解炉31を傾動した際のス
クラップ3の出鋼部33側への流出を完全に阻止するこ
とができる。
【0048】出鋼部33の先端近傍の底部には、出鋼口
45が形成されており(図9参照)、この出鋼口45を
開閉するための上下動可能なストッパー46が設けられ
ている。さらに、出鋼部33の先端部側面にはスラグド
ア47が設けられている。
45が形成されており(図9参照)、この出鋼口45を
開閉するための上下動可能なストッパー46が設けられ
ている。さらに、出鋼部33の先端部側面にはスラグド
ア47が設けられている。
【0049】このように構成される溶解設備において鉄
スクラップを溶解するに際しては、まず、溶解炉31と
予熱シャフト32に鉄スクラップ3を装入し、鉄スクラ
ップ3が溶解炉31と予熱シャフト32に連続して存在
する状態とし、上記装置と同様に、酸素バーナー6によ
る熱および酸素ランス16からの送酸とコークス吹き込
み装置12からのコークスとの反応熱で鉄スクラップ3
を溶解する。
スクラップを溶解するに際しては、まず、溶解炉31と
予熱シャフト32に鉄スクラップ3を装入し、鉄スクラ
ップ3が溶解炉31と予熱シャフト32に連続して存在
する状態とし、上記装置と同様に、酸素バーナー6によ
る熱および酸素ランス16からの送酸とコークス吹き込
み装置12からのコークスとの反応熱で鉄スクラップ3
を溶解する。
【0050】このようなスクラップ溶解により発生する
排ガスは、予熱シャフト32および排気部32aを経由
して排出され、この排ガスの熱により、シャフト32内
のスクラップ3が予熱される。この場合に、上記溶解設
備と同様に、バケット4から予熱シャフト32へスクラ
ップ3を連続的または断続的に供給するすることによ
り、常に一定量以上のスクラップが溶解炉31および予
熱シャフト32内に存在している状態が保たれる。
排ガスは、予熱シャフト32および排気部32aを経由
して排出され、この排ガスの熱により、シャフト32内
のスクラップ3が予熱される。この場合に、上記溶解設
備と同様に、バケット4から予熱シャフト32へスクラ
ップ3を連続的または断続的に供給するすることによ
り、常に一定量以上のスクラップが溶解炉31および予
熱シャフト32内に存在している状態が保たれる。
【0051】スクラップ3が溶解していくと、溶解炉3
1内で冷鉄源であるスクラップ3と溶鋼とが共存する状
態となっており、上述したように溶鋼の温度が低く、例
えば1540〜1550℃と溶鋼の凝固温度1530℃
に対してわずかなスーパーヒートしかなく、このままで
は出鋼の際に出鋼口がつまる等の不都合が生じるが、こ
こでは出鋼前に図10に示すように溶解炉31を出鋼部
33側に傾動させて酸素と燃料との反応熱による加熱を
続ける。この場合に、出鋼部33は溶解炉1へのスクラ
ップ3の流入方向に対して直交する方向に向くように溶
解炉1に突設されており、しかも溶解炉31の予熱シャ
フト32が設けられた部分と出鋼部33が設けられた部
分とは距離aだけ離間しており、その部分の壁部により
スクラップ3が出鋼部33側に流出することが阻止され
るため、出鋼部33側へ流れ込んだ溶鋼とスクラップ3
との接触面積を小さくすることができる。したがって、
溶鋼のスーパーヒート(ΔT)を高くすることができ、
出鋼される溶鋼の温度が低いという問題を回避すること
ができる。この離間距離aを予熱シャフト32から溶解
炉31に亘って安息角で拡がるスクラップ3の距離より
も長くすることにより、スクラップ3の出鋼部33への
流入をほぼ完全に阻止することができ、より一層溶鋼の
温度を高くすることができる。
1内で冷鉄源であるスクラップ3と溶鋼とが共存する状
態となっており、上述したように溶鋼の温度が低く、例
えば1540〜1550℃と溶鋼の凝固温度1530℃
に対してわずかなスーパーヒートしかなく、このままで
は出鋼の際に出鋼口がつまる等の不都合が生じるが、こ
こでは出鋼前に図10に示すように溶解炉31を出鋼部
33側に傾動させて酸素と燃料との反応熱による加熱を
続ける。この場合に、出鋼部33は溶解炉1へのスクラ
ップ3の流入方向に対して直交する方向に向くように溶
解炉1に突設されており、しかも溶解炉31の予熱シャ
フト32が設けられた部分と出鋼部33が設けられた部
分とは距離aだけ離間しており、その部分の壁部により
スクラップ3が出鋼部33側に流出することが阻止され
るため、出鋼部33側へ流れ込んだ溶鋼とスクラップ3
との接触面積を小さくすることができる。したがって、
溶鋼のスーパーヒート(ΔT)を高くすることができ、
出鋼される溶鋼の温度が低いという問題を回避すること
ができる。この離間距離aを予熱シャフト32から溶解
炉31に亘って安息角で拡がるスクラップ3の距離より
も長くすることにより、スクラップ3の出鋼部33への
流入をほぼ完全に阻止することができ、より一層溶鋼の
温度を高くすることができる。
【0052】また、溶解炉1を傾動させると酸素吹き込
みランス16が図10の波線の位置になり、酸素が溶鋼
に有効に供給されなくなるが、傾動機構44により酸素
吹き込みランス16を傾動させることにより、図10の
実線位置となり、酸素を溶鋼に対して有効に供給するこ
とができる。
みランス16が図10の波線の位置になり、酸素が溶鋼
に有効に供給されなくなるが、傾動機構44により酸素
吹き込みランス16を傾動させることにより、図10の
実線位置となり、酸素を溶鋼に対して有効に供給するこ
とができる。
【0053】以上のようにして溶解が進行し、所定量の
溶鋼が炉内に溜まったら、溶解炉31を傾動して溶鋼と
スクラップの接触面積を小さくし溶鋼をスーパーヒート
させた後、さらに溶解炉31を傾動させ溶解炉31およ
び溶解シャフト2内にスクラップ3が連続して存在する
状態を保ったまま、出鋼部33の出鋼口45を塞いでい
たストッパー46を上昇させて出鋼口45を開き、出鋼
口45から1チャージ分の溶鋼を取鍋等へ出鋼する。
溶鋼が炉内に溜まったら、溶解炉31を傾動して溶鋼と
スクラップの接触面積を小さくし溶鋼をスーパーヒート
させた後、さらに溶解炉31を傾動させ溶解炉31およ
び溶解シャフト2内にスクラップ3が連続して存在する
状態を保ったまま、出鋼部33の出鋼口45を塞いでい
たストッパー46を上昇させて出鋼口45を開き、出鋼
口45から1チャージ分の溶鋼を取鍋等へ出鋼する。
【0054】なお、溶解炉31の予熱シャフト側31a
からその反対側31bに向かうスクラップの流入方向に
対して直交する方向に向くように出鋼部33を設けた
が、これに限らずスクラップの流入方向以外の方向であ
ればスクラップの倒れ込みを防止することができる。
からその反対側31bに向かうスクラップの流入方向に
対して直交する方向に向くように出鋼部33を設けた
が、これに限らずスクラップの流入方向以外の方向であ
ればスクラップの倒れ込みを防止することができる。
【0055】なお、本発明では、上述のように酸素バー
ナーの熱、および酸素吹き込み装置からの送酸とコーク
ス吹き込み装置からのコークスとの反応熱で冷鉄源を溶
解するが、これに限らず、アーク電極等他の加熱手段と
併用してもよい。アーク電極を併用した場合には当然電
力が必要となるが、アーク電極単独の場合と比較すると
必要な電力は小さくてよい。
ナーの熱、および酸素吹き込み装置からの送酸とコーク
ス吹き込み装置からのコークスとの反応熱で冷鉄源を溶
解するが、これに限らず、アーク電極等他の加熱手段と
併用してもよい。アーク電極を併用した場合には当然電
力が必要となるが、アーク電極単独の場合と比較すると
必要な電力は小さくてよい。
【0056】
【実施例】溶解炉(炉径;6.2m、高さ3.5m)と
予熱シャフト(4.5mW×2.5mD×6mH)とが
直結し、かつオイル/酸素バーナーを熱源とする溶解設
備の溶解炉内および予熱シャフト内に、スクラップ10
0トンを装入し、溶解炉内にて450l/hrのオイル
−酸素バーナーによりスクラップを溶解した。その際に
おけるバーナーの配置を図11に示す。図11は、ここ
で用いた溶解設備の平面図であり、そこに示された参照
符号は図1に対応する。すなわち、バーナー6は、溶解
炉1において予熱シャフト2を囲むように6本設けた。
予熱シャフト(4.5mW×2.5mD×6mH)とが
直結し、かつオイル/酸素バーナーを熱源とする溶解設
備の溶解炉内および予熱シャフト内に、スクラップ10
0トンを装入し、溶解炉内にて450l/hrのオイル
−酸素バーナーによりスクラップを溶解した。その際に
おけるバーナーの配置を図11に示す。図11は、ここ
で用いた溶解設備の平面図であり、そこに示された参照
符号は図1に対応する。すなわち、バーナー6は、溶解
炉1において予熱シャフト2を囲むように6本設けた。
【0057】このようにして酸素バーナーによりスクラ
ップを溶解し、炉内に溶鋼が溜まってきた時点で、酸素
吹き込みランス16よりMax.5000Nm3/hr
で送酸し、またコークス吹き込み装置12からMax.
70kg/minでコークスをスラグ中にインジェクシ
ョンした。予熱シャフト内のスクラップが溶解炉内でス
クラップの溶解に伴って下降した際に、予熱シャフトに
その上方のスクラップ装入バケットからスクラップを供
給し、予熱シャフト内のスクラップの高さを一定の高さ
に保持した。
ップを溶解し、炉内に溶鋼が溜まってきた時点で、酸素
吹き込みランス16よりMax.5000Nm3/hr
で送酸し、またコークス吹き込み装置12からMax.
70kg/minでコークスをスラグ中にインジェクシ
ョンした。予熱シャフト内のスクラップが溶解炉内でス
クラップの溶解に伴って下降した際に、予熱シャフトに
その上方のスクラップ装入バケットからスクラップを供
給し、予熱シャフト内のスクラップの高さを一定の高さ
に保持した。
【0058】このように、溶解炉内および予熱シャフト
内に連続してスクラップが存在する状態で溶解を進行さ
せ、溶解炉内に100トンの溶鋼が生成した段階で、3
0トンを炉内に残し、1チャージ分の70トンの溶鋼を
出鋼口から取鍋に出鋼した。出鋼時の溶鋼の温度は15
50℃であった。溶鋼中のC濃度は0.1%であった。
出鋼口付近の溶鋼は、別の酸素/オイルバーナーで加熱
した。
内に連続してスクラップが存在する状態で溶解を進行さ
せ、溶解炉内に100トンの溶鋼が生成した段階で、3
0トンを炉内に残し、1チャージ分の70トンの溶鋼を
出鋼口から取鍋に出鋼した。出鋼時の溶鋼の温度は15
50℃であった。溶鋼中のC濃度は0.1%であった。
出鋼口付近の溶鋼は、別の酸素/オイルバーナーで加熱
した。
【0059】70トン出鋼後もオイルバーナーおよび酸
素吹き込みランスからの送酸とコークス吹き込み装置か
らのコークスインジェクションにより溶解を続け、再度
溶解炉内の溶鋼量が100トンになったら70トン出鋼
することを繰り返した。平均してtap−tap約45
分間で70トンの溶鋼が得られた。酸素量73Nm3/
t、コークス60kg/t、オイル原単位22l/tで
溶解することができた。
素吹き込みランスからの送酸とコークス吹き込み装置か
らのコークスインジェクションにより溶解を続け、再度
溶解炉内の溶鋼量が100トンになったら70トン出鋼
することを繰り返した。平均してtap−tap約45
分間で70トンの溶鋼が得られた。酸素量73Nm3/
t、コークス60kg/t、オイル原単位22l/tで
溶解することができた。
【0060】取鍋に出鋼した70トンの溶鋼は、取鍋炉
(LF)により1620℃に昇温し、連続鋳造により1
75×175mmのビレットを製造した。LFの電力原
単位は平均60kWh/tであった。
(LF)により1620℃に昇温し、連続鋳造により1
75×175mmのビレットを製造した。LFの電力原
単位は平均60kWh/tであった。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶解室と、その上方に直結する予熱室とを有する溶解設
備を用いて冷鉄源を溶解するので、溶解室への冷鉄源の
搬送供給のための装置を特に必要としない。また、冷鉄
源が溶解室と予熱室に連続して存在する状態を保つよう
に予熱室へ冷鉄源を連続的または断続的に供給しながら
溶解室内の冷鉄源を酸素と燃料とによって生じる反応
熱、具体的には酸素バーナーによる熱、および酸素吹き
込み装置からの送酸とコークス等の炭材吹き込みによっ
て生ずる反応熱を熱源として溶解し、溶解室に所定量の
溶鋼が溜まった時点で溶解室および予熱室に冷鉄源が存
在する状態で溶鋼を出鋼するので、次チャージの冷鉄源
の予熱も可能であり、また電力を必要とせず、極めて効
率良く冷鉄源を溶解することができる。
溶解室と、その上方に直結する予熱室とを有する溶解設
備を用いて冷鉄源を溶解するので、溶解室への冷鉄源の
搬送供給のための装置を特に必要としない。また、冷鉄
源が溶解室と予熱室に連続して存在する状態を保つよう
に予熱室へ冷鉄源を連続的または断続的に供給しながら
溶解室内の冷鉄源を酸素と燃料とによって生じる反応
熱、具体的には酸素バーナーによる熱、および酸素吹き
込み装置からの送酸とコークス等の炭材吹き込みによっ
て生ずる反応熱を熱源として溶解し、溶解室に所定量の
溶鋼が溜まった時点で溶解室および予熱室に冷鉄源が存
在する状態で溶鋼を出鋼するので、次チャージの冷鉄源
の予熱も可能であり、また電力を必要とせず、極めて効
率良く冷鉄源を溶解することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る冷鉄源溶解設備を示
す断面図。
す断面図。
【図2】予熱シャフトの好ましい形状を示す平面図。
【図3】冷鉄源を溶解炉に供給するためのプッシャーを
設けた本発明の他の実施形態に係る冷鉄源の溶解設備を
示す断面図。
設けた本発明の他の実施形態に係る冷鉄源の溶解設備を
示す断面図。
【図4】スクラップの倒れ込みを阻止するシャッターを
設けた本発明のさらに他の実施形態に係る冷鉄源の溶解
設備を示す断面図。
設けた本発明のさらに他の実施形態に係る冷鉄源の溶解
設備を示す断面図。
【図5】溶解炉を傾動する傾動機構を備えた本発明のさ
らに他の実施例に係る冷鉄源の溶解設備を示す断面図。
らに他の実施例に係る冷鉄源の溶解設備を示す断面図。
【図6】本発明のさらに他の実施形態に係る冷鉄源の溶
解設備を示す斜視図。
解設備を示す斜視図。
【図7】図6に示す冷鉄源の溶解設備の平面図。
【図8】図6のA−A’矢視による断面図。
【図9】図6のB−B’矢視による断面図。
【図10】図1の冷鉄源の溶解設備における溶解炉を傾
動させた状態を示す断面図。
動させた状態を示す断面図。
【図11】本発明の方法を実施するために用いられる冷
鉄源溶解設備における酸素バーナー配置の一例を示す
図。
鉄源溶解設備における酸素バーナー配置の一例を示す
図。
【図12】従来の排ガスによるスクラップ予熱を利用し
たスクラップ溶解設備を示す断面図。
たスクラップ溶解設備を示す断面図。
1,31……溶解炉 2,32……予熱シャフト 3……鉄スクラップ 4……スクラップ装入バケット 5,35……炉蓋 6……酸素バーナー 8……溶鋼 9……スラグ 10,40……炉底 11……底吹きガス用設備 12……コークス吹き込み装置 13……酸素バーナー 14……出鋼口 16……酸素吹き込みランス 17……プッシャー 20……シャッター 22……シリンダー(傾動機構) 33……出鋼口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】追加
【補正内容】
【0038】
【数1】ΔT∝W/S
フロントページの続き (72)発明者 山口 隆二 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (19)
- 【請求項1】 溶解室と、その上方に直結する予熱室と
を有する溶解設備において、酸素および燃料を用いて冷
鉄源を溶解する方法であって、冷鉄源が溶解室と予熱室
に連続して存在する状態を保つように予熱室へ冷鉄源を
連続的または断続的に供給しながら、溶解室内の冷鉄源
を酸素と燃料とによって生ずる反応熱を熱源として溶解
し、溶解室に所定量の溶鋼が溜まった時点で溶解室およ
び予熱室に冷鉄源が存在する状態で溶鋼を出鋼すること
を特徴とする冷鉄源の溶解方法。 - 【請求項2】 溶解室と、その上方に直結する予熱室と
を有する溶解設備において、酸素および燃料を用いて冷
鉄源を溶解する方法であって、冷鉄源が溶解室と予熱室
に連続して存在する状態を保つように予熱室へ冷鉄源を
連続的または断続的に供給しながら、溶解室内の冷鉄源
を酸素バーナー、および酸素吹き込み装置からの送酸と
コークス等の炭材吹き込みによって生ずる反応熱を熱源
として溶解し、溶解室に所定量の溶鋼が溜まった時点で
溶解室および予熱室に冷鉄源が存在する状態で溶鋼を出
鋼することを特徴とする冷鉄源の溶解方法。 - 【請求項3】 出鋼された溶鋼を他の加熱手段で昇温す
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷
鉄源の溶解方法。 - 【請求項4】 溶解中および出鋼時に、溶解室および予
熱室に1チャージ分の50%以上の冷鉄源が残存してい
ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
1項に記載の冷鉄源の溶解方法。 - 【請求項5】 前記溶解室に所定量の溶鋼が溜まった時
点でシャッターにより前記冷鉄源の溶解室内の溶鋼へ移
動することを阻止することを特徴とする請求項1ないし
請求項5に記載の冷鉄源の溶解方法。 - 【請求項6】 冷鉄源が充填された予熱室内にプッシャ
ーを出入りさせて予熱室内の冷鉄源を溶解室に供給する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1
項に記載の冷鉄源の溶解方法。 - 【請求項7】 溶解室に所定量の溶鋼が溜まった時点で
溶解室を傾動させて溶鋼と溶解室内の冷鉄源との接触面
積を減少させることを特徴とする請求項1ないし請求項
6のいずれか1項に記載の冷鉄源の溶解方法。 - 【請求項8】 冷鉄源を溶解するための溶解室と、その
上方に直結し、冷鉄源を予熱する予熱室と、溶解室内で
冷鉄源を溶解するための酸素バーナー、酸素吹き込み装
置およびコークス等の炭材を吹き込む炭材吹き込み装置
と、冷鉄源が溶解室と予熱室に連続して存在する状態を
保つように予熱室へ冷鉄源を連続的または断続的に供給
する冷鉄源供給手段と、前記溶解室に設けられた出鋼口
とを有し、溶解室内の冷鉄源を酸素バーナー、および酸
素吹き込み装置からの送酸と炭材吹き込み装置からの炭
材吹き込みによって生ずる反応熱を熱源として溶解し、
溶解室に所定量の溶鋼が溜まった時点で溶解室および予
熱室に冷鉄源が存在する状態で溶鋼を出鋼することを特
徴とする冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項9】 前記出鋼口近傍に設けられた溶鋼を加熱
するための加熱手段をさらに有することを特徴とする請
求項8に記載の冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項10】 前記予熱室の側壁は、下方に向かって
広がるテーパーを有していることを特徴とする請求項8
または請求項9に記載の冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項11】 前記テーパーは2.5〜7°であるこ
とを特徴とする請求項10に記載の冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項12】 前記予熱室の断面が、円または楕円ま
たは曲線部を含むことを特徴とする請求項10または請
求項11に記載の冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項13】 前記冷鉄源が溶解室内の溶鋼へ移動す
ることを阻止するシャッターをさらに有することを特徴
とする請求項8ないし請求項12のいずれか1項に記載
の冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項14】 冷鉄源が充填された予熱室内に設けら
れたプッシャーを有し、プッシャーを出入りさせて予熱
室内の冷鉄源を溶解室に供給することを特徴とする請求
項8ないし請求項13のいずれか1項に記載の溶解設
備。 - 【請求項15】 溶解室を傾動させる傾動機構を具備
し、溶解室に所定量の溶鋼が溜まった時点で溶解室を傾
動させて溶鋼と溶解室内の冷鉄源との接触面積を減少さ
せることを特徴とする請求項9ないし請求項14のいず
れか1項に記載の冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項16】 冷鉄源を溶解するための溶解室と、そ
の一方側の上部に直結し、冷鉄源を予熱する予熱室と、
溶解室内で冷鉄源を溶解するための酸素バーナー、酸素
吹き込み装置およびコークス等の炭材を吹き込む炭材吹
き込み装置と、冷鉄源が溶解室と予熱室に連続して存在
する状態を保つように予熱室へ冷鉄源を連続的または断
続的に供給する冷鉄源供給手段と、前記溶解室に突設さ
れ、出鋼口を有する出鋼部と、前記溶解室を前記出鋼部
側へ傾動させる傾動手段とを有し、溶解室内の冷鉄源
を、酸素バーナー、および酸素吹き込み装置からの送酸
と炭材吹き込み装置からの炭材吹き込みによって生ずる
反応熱を熱源として溶解する冷鉄源のアーク溶解設備で
あって、 前記予熱室内の冷鉄源は、溶解中に前記溶解室の予熱室
が設けられている一方側から他方側へ向けて供給され、
前記出鋼部は、その冷鉄源の供給方向とは異なる方向に
設けられ、かつ前記溶解室の予熱室が設けられた部分と
出鋼部が設けられた部分とは、前記溶解室を傾動した際
に冷鉄源が前記出鋼部へ流出することを妨げることが可
能なように離間していることを特徴とする冷鉄源の溶解
設備。 - 【請求項17】 前記出鋼部は、前記冷鉄源の供給方向
に対して直交する方向に向けて設けられていることを特
徴とする請求項16に記載の冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項18】 前記溶解室の予熱室が設けられた部分
と出鋼部が設けられた部分との間の離間距離は、前記予
熱シャフトから溶解室に亘って安息角で拡がる冷鉄源の
距離よりも長いことを特徴とする請求項16または請求
項17に記載の冷鉄源の溶解設備。 - 【請求項19】 請求項16ないし請求項18のいずれ
かの冷鉄源の溶解設備を用い、所定量の溶鋼が生成した
時点で、溶解室を出鋼部側へ傾動し、溶鋼を加熱しなが
ら出鋼することを特徴とする冷鉄源の溶解方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15543998A JPH1137663A (ja) | 1997-05-23 | 1998-05-21 | 冷鉄源の溶解方法および溶解設備 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14847897 | 1997-05-23 | ||
| JP9-148478 | 1997-05-23 | ||
| JP15543998A JPH1137663A (ja) | 1997-05-23 | 1998-05-21 | 冷鉄源の溶解方法および溶解設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1137663A true JPH1137663A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=26478666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15543998A Pending JPH1137663A (ja) | 1997-05-23 | 1998-05-21 | 冷鉄源の溶解方法および溶解設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1137663A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001004559A1 (fr) * | 1999-07-08 | 2001-01-18 | Nkk Corporation | Equipement et procede de fusion a l'arc pour source de fonte brute froide |
| KR20020000335A (ko) * | 2000-06-23 | 2002-01-05 | 이구택 | 전기로의 냉연재 제조방법 |
| EP2495519A1 (en) * | 2011-03-01 | 2012-09-05 | L'Air Liquide Société Anonyme pour l'Etude et l'Exploitation des Procédés Georges Claude | Method of installing a burner and/or injector panel apparatus and method of treating metal using the same |
| KR101461737B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-11-17 | 주식회사 포스코 | 전기로 |
| JP5724025B1 (ja) * | 2014-08-29 | 2015-05-27 | アルカエンジニアリング株式会社 | 非鉄金属溶解炉 |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP15543998A patent/JPH1137663A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001004559A1 (fr) * | 1999-07-08 | 2001-01-18 | Nkk Corporation | Equipement et procede de fusion a l'arc pour source de fonte brute froide |
| US6597722B2 (en) | 1999-07-08 | 2003-07-22 | Jp Steel Plantech Co. | Apparatus for arc-melting cold iron source and method thereof |
| US6693948B2 (en) | 1999-07-08 | 2004-02-17 | Jp Steel Plantech Co. | Apparatus for arc-melting cold iron source and method thereof |
| KR20020000335A (ko) * | 2000-06-23 | 2002-01-05 | 이구택 | 전기로의 냉연재 제조방법 |
| EP2495519A1 (en) * | 2011-03-01 | 2012-09-05 | L'Air Liquide Société Anonyme pour l'Etude et l'Exploitation des Procédés Georges Claude | Method of installing a burner and/or injector panel apparatus and method of treating metal using the same |
| CN102676737A (zh) * | 2011-03-01 | 2012-09-19 | 液化空气先进技术美国有限责任公司 | 安装燃烧器和/或喷射器面板装置的方法和使用该方法处理金属的方法 |
| CN102676737B (zh) * | 2011-03-01 | 2016-08-10 | 液化空气先进技术美国有限责任公司 | 安装燃烧器和/或喷射器面板装置的方法和使用该方法处理金属的方法 |
| US9500411B2 (en) | 2011-03-01 | 2016-11-22 | Air Liquide Advanced Technologies U.S. Llc | Burner and/or injector panel apparatus, methods of installation and use of the same in a metal-melting furnace, and metal-melting furnace including the same |
| KR101461737B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-11-17 | 주식회사 포스코 | 전기로 |
| JP5724025B1 (ja) * | 2014-08-29 | 2015-05-27 | アルカエンジニアリング株式会社 | 非鉄金属溶解炉 |
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