JPH1137706A - 立体形状測定具 - Google Patents

立体形状測定具

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JPH1137706A
JPH1137706A JP18879797A JP18879797A JPH1137706A JP H1137706 A JPH1137706 A JP H1137706A JP 18879797 A JP18879797 A JP 18879797A JP 18879797 A JP18879797 A JP 18879797A JP H1137706 A JPH1137706 A JP H1137706A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体的な形状を測定できる簡単・安価な測定
具を提供する。 【解決手段】 先端にプローブを具備し基端部に水準器
を具備した横杆に、先端にプローブを具備し伸縮自在の
縦杆の基端部を垂直面内で回動及び固定自在に枢着して
測定具を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体形状測定具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体的な形状の測定、例えば、事
故等により変形した自動車のボデイを修正する際に、変
形したボデイの各測定点間の寸法と、正常なボデイの基
準値とを比較する必要がある。
【0003】そこで、レーザー光線を用いた立体形状測
定装置が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レーザー光
線やコンピュータを用いた立体形状測定装置は高価であ
るという難点があり、更に、エンジンルームや車室の内
部での測定には不向きであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、先
端にプローブを具備し基端部に水準器を具備した横杆
に、先端にプローブを具備し伸縮自在の縦杆の基端部を
垂直面内で回動及び固定自在に枢着したことを特徴とす
る立体形状測定具を提供せんとするものである。
【0006】また、次のような特徴を併せ有するもので
ある。
【0007】上記横杆を伸縮及び固定自在としたこと。
【0008】上記縦杆の伸縮量を表示するスケールを具
備すること。
【0009】上記プローブを、それぞれ横杆又は縦杆の
先端に屈折及び固定自在に連設したこと。
【0010】上記水準器の横杆に対する取付角度を変更
及び固定自在としたこと。
【0011】
【発明の実施の形態】本実施例では、横杆と縦杆とをテ
レスコピック状に伸縮及び固定自在とした角パイプで構
成して、各杆の基部同士を垂直面内で回動及び固定自在
に連結し、横杆の基端部に水準器を取付角度調整自在に
取付け、縦杆の中途部に同縦杆の伸縮量を表示するスケ
ールを設け、各杆の先端にプローブを垂直面内で回動及
び固定自在に連接して、立体形状測定具を構成してい
る。
【0012】そして、変形していない正常なボデイの高
位置の方の測定点に横杆のプローブを当接させ、低位置
の方の測定点に縦杆のプローブを当接させておき、縦杆
を伸縮させて水準器を参照して横杆を水平にし、スケー
ルが示す値を記録する。次に、変形したボデイの高位置
の方の測定点に横杆のプローブを当接させ、低位置の方
の測定点に縦杆のプローブを当接させておき、縦杆を伸
縮させて水準器を参照して横杆を水平にし、スケールが
示す値を読み、この値と前回の値との差から、ボデイの
上下方向の変形を数量的に把握することができる。
【0013】また、この測定具をコンパスのように用い
て、測定点間の距離を測定することもできる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0015】図1〜図4は、本発明に係る立体形状測定
具Aを示しており、同立体形状測定具Aは、伸縮及び固
定自在の横杆1の基端部上面に水準器2を取付角度調整
自在に装着し、同横杆1の先端にプローブ3の基端を垂
直面内で回動及び固定自在に連設し、同横杆1の中途部
側面に、伸縮及び固定自在の縦杆4の基端部側面を垂直
面内で回動及び固定自在に連結し、同縦杆4の先端にプ
ローブ3の基端を垂直面内で回動及び固定自在に連設し
ている。
【0016】横杆1は、3本の太さの異なる角パイプで
構成されており、最も太い基端パイプ5中に中間パイプ
6を挿通し、中間パイプ6中に最も細い先端パイプ7を
挿通して、横杆1をテレスコピック状に伸縮可能とし、
基端パイプ5と中間パイプ6の外側端部に、それぞれ、
ナット8を固着し、同ナット8とパイプの側壁とを挿通
したノブ付きボルト9の先端で内側のパイプの側壁を押
圧して、横杆1の伸縮を阻止するようにしている。
【0017】横杆1の基端部、即ち、基端パイプ5の上
面に、枢着部10を立設し、同枢着部10の上部に設けた支
軸11を介して水準器支持杆12を横杆1の軸線を含む垂直
面内で回動自在に連設し、同水準器支持杆12の中途部に
水準器2から垂設した脚体13の下端をノブ付きボルト9
を介し、上記垂直面内で回動及び固定自在に枢着して、
水準器2の取付角度を調整できるようにし、更に、水準
器支持杆12の先端に横杆1の上面に立設した調整ボルト
14の中途部を挿通し、横杆1の上面と水準器支持杆12の
先端との間にバネ15を介装して、水準器支持杆12の先端
を上方向に付勢し、上記調整ボルト14に螺着した調整ナ
ット16の螺動により水準器2の取付角度を微調整するよ
うにしている。
【0018】水準器2は、内面の中央が上方に湾曲した
略球面状の透明蓋を有する容器中に流体と僅かな気泡と
を充填して、同気泡と透明蓋中央部に形成したリングと
の位置関係から同水準器2の水平状態を検知するように
している。
【0019】縦杆4は、基端パイプ5と、中間パイプ6
と、先端パイプ7と、ノブ付きボルト9とで、前記横杆
1と略同様に伸縮及び固定自在に構成されており、基端
パイプ5の中途にスケール17を設けている。
【0020】横杆1と縦杆4とは、枢軸18を介して回動
自在に連結されており、横杆1の縦杆4に臨む側面に半
円弧形状の長孔19を形成した円板20を、同円板20の中心
を上記枢軸18の軸芯に一致させて取付け、縦杆4に突設
したステー21先端に螺着したノブ付きボルト9の締付・
解除により上記回動を固定・許容するようにしている。
【0021】スケール17は、図5〜図8で示すように、
上記中間パイプ6の中途部側面にラック22を形成し、同
ラック22を基端パイプ5に軸支したピニオン23に噛合さ
せて、同ピニオン23に連結したハンドル24の回動操作に
より、中間パイプ6を移動させるようにし、更に、基端
パイプ5の上記ラック22の反対側面両端部にそれぞれ凹
部25を形成し、各凹部25の周縁にポインタ26を設け、中
間パイプ6の外側面に目盛27を形成して、ポインタ26に
対応する目盛27の読みから、基端パイプ5に対する中間
パイプ6の移動量を測定できるようにしている。
【0022】プローブ3は、略棒状に形成されており、
横杆1及び縦杆4の先端パイプ7の先端にプローブ3の
基端を、リベット28のかしめを介して垂直面内で回動及
び固定自在に連設されており、同プローブ3の先端上部
を交差した2平面で斜めに切欠して、測定点に当接させ
るためのポイント29を形成している。
【0023】図9は、立体形状測定具Aの使用状態を示
しており、立体形状測定作業の手順を説明する。
【0024】横杆1と縦杆4とのノブ付きボルト9を緩
締により、これらを適宜伸張させて固定する。
【0025】横杆1と縦杆4及び各プローブ3,3 を適宜
屈折させて固定する。
【0026】横杆1先端のプローブ3のポイント29を正
常なボデイB1(実線で示す)の高位置の測定点P1に当接
させる。
【0027】縦杆4のプローブ3のポイント29を同ボデ
イB1の低位置の測定点P2に当接させる。
【0028】水準器2が水平になるように取付角度を調
整する。
【0029】ピニオン23を回動させて、スケール17のポ
インタ26が目盛27の”0”を指すようにする。
【0030】横杆1先端のプローブ3のポイント29を変
形したボデイB2の高位置の測定点P1に当接させる。
【0031】縦杆4のプローブ3のポイント29を同ボデ
イB2の低位置の測定点P2に当接させる。
【0032】水準器2が水平を示すまで、ピニオン23の
回動により縦杆4を伸縮させる。
【0033】スケール17のポインタ26が示す目盛27を読
んで、この値を変形したボデイB2の低位置の測定点P2に
おける上下方向の変形量とする。なお、上方のスケール
17のポインタ26が目盛27を指しているとき(図7)は、
低位置の測定点P2が上方に移動しており、下方のスケー
ル17のポインタ26が目盛27を指しているとき(図8)
は、低位置の測定点P2が下方に移動していることにな
る。
【0034】また、本立体形状測定具Aをコンパスのよ
うに用いて、ボデイの2点間の距離を測定することがで
きる。
【0035】なお、車種によっては、正常なボデイの各
部寸法が公表されているものがあり、かかる車種の場合
は、正常なボデイの測定を省略することができる。
【0036】図10〜図11は、立体形状測定具Aを用
いて、ボデイ修正作業を示しており、図10に示すよう
に、同ボデイB2は、エンジンルームB3から車室前部B4に
かけて変形しており、まず、同ボデイB2の車室前部B4床
面B5の上下方向の変形を測定して修正し(図11)、次
いで、エンジンルームB3の上下方向の変形を測定して修
正することで、図12で示すような正常なボデイB1に修
正する。
【0037】上記のように、ボデイの主要な寸法を測定
しながら修正作業を行うことで、正確なボデイ形状に復
元することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を得るこ
とができる。
【0039】請求項1記載の発明では、先端にプローブ
を具備し基端部に水準器を具備した横杆に、先端にプロ
ーブを具備し伸縮自在の縦杆の基端部を垂直面内で回動
及び固定自在に枢着したことにより、2点間の距離と高
低差とを測定することができ、特に、自動車のボデイの
修正等に際して、縦杆の伸縮量から上下方向の変形量を
測定できることから、ボデイを正確な形状に修正するこ
とができる。
【0040】請求項2記載の発明では、上記横杆を伸縮
及び固定自在としたことによって、上記2点間の距離が
大きい場合の測定に対応することができ、更に、横杆を
短縮させて運搬や格納の便をはかることができる。
【0041】請求項3記載の発明では、上記縦杆の伸縮
量を表示するスケールを具備することによって、縦杆の
伸縮量の測定を正確かつ容易にすることができる。
【0042】請求項4記載の発明では、上記プローブ
を、それぞれ横杆又は縦杆の先端に屈折及び固定自在に
連設したことによって、各プローブの先端を正確に測定
点に当接させて、測定精度を高めることができる。
【0043】請求項5記載の発明では、上記水準器の横
杆に対する取付角度を変更及び固定自在としたことによ
って、横杆を水平に保持しなくても縦杆の伸縮量を2点
間の高低差に対応させることができるので、測定作業を
簡易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体形状測定具の側面図(格納状
態)。
【図2】同平面図(格納状態)。
【図3】立体形状測定具の側面図(拡開状態)。
【図4】同平面図(拡開状態)。
【図5】目盛部の正面図。
【図6】図5のI−I線による断面図。
【図7】目盛部の正面図。
【図8】目盛部の正面図。
【図9】立体形状測定具の使用状態を示す側面図。
【図10】ボデイ修正手順を示す側面図。
【図11】ボデイ修正手順を示す側面図。
【図12】ボデイ修正手順を示す側面図。
【符号の説明】
A 立体形状測定具 1 横杆 2 水準器 3 プローブ 4 縦杆 17 スケール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にプローブ(3) を具備し基端部に水
    準器2を具備した横杆(1) に、先端にプローブ(3) を具
    備した伸縮自在の縦杆(4) の基端部を垂直面内で回動及
    び固定自在に枢着したことを特徴とする立体形状測定
    具。
  2. 【請求項2】 上記横杆(1) を伸縮及び固定自在とした
    ことを特徴とする請求項1記載の立体形状測定具。
  3. 【請求項3】 上記縦杆(4) の伸縮量を表示するスケー
    ル(17)を具備することを特徴とする請求項1又は2記載
    の立体形状測定具。
  4. 【請求項4】 上記プローブ(3)(3)を、それぞれ横杆
    (1) 又は縦杆(4) の先端に屈折及び固定自在に連設した
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の立体
    形状測定具。
  5. 【請求項5】 上記水準器(2) の横杆(1) に対する取付
    角度を変更及び固定自在としたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の立体形状測定具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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