JPH113880A - 半導体基板の処理方法 - Google Patents
半導体基板の処理方法Info
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- JPH113880A JPH113880A JP15328197A JP15328197A JPH113880A JP H113880 A JPH113880 A JP H113880A JP 15328197 A JP15328197 A JP 15328197A JP 15328197 A JP15328197 A JP 15328197A JP H113880 A JPH113880 A JP H113880A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】積層配線膜のエッチングにおいて、エッチング
処理と後処理を一貫して処理する場合エッチング後の配
線の腐食を防止するとともに、エッチング処理し後処理
時間の同期化を図るための後処理時間を短縮できる半導
体基板の処理方法を提供する。 【解決手段】塩素系ガスによるエッチング処理に引き続
き、 H2Oガスによるエッチング処理を行い、さらに別
室でレジスト除去および腐食防止のための後処理を真空
下で連続して行う。 【効果】積層配線膜の腐食やレジスト残りの発生が無
く、しかも後処理時間を短縮することでエッチング処理
と後処理との同期化を達成できるため、半導体基板の生
産性の向上が図れる。
処理と後処理を一貫して処理する場合エッチング後の配
線の腐食を防止するとともに、エッチング処理し後処理
時間の同期化を図るための後処理時間を短縮できる半導
体基板の処理方法を提供する。 【解決手段】塩素系ガスによるエッチング処理に引き続
き、 H2Oガスによるエッチング処理を行い、さらに別
室でレジスト除去および腐食防止のための後処理を真空
下で連続して行う。 【効果】積層配線膜の腐食やレジスト残りの発生が無
く、しかも後処理時間を短縮することでエッチング処理
と後処理との同期化を達成できるため、半導体基板の生
産性の向上が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程において、基板上に微細加工を施すプラズマエッチ
ング処理に関し、特にアルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金を含むメタル積層配線をプラズマ処理した際に残
留する塩素成分による配線の腐食やレジスト等の配線パ
ターン除去不良を防止するために実施される半導体基板
の処理方法に関する。
工程において、基板上に微細加工を施すプラズマエッチ
ング処理に関し、特にアルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金を含むメタル積層配線をプラズマ処理した際に残
留する塩素成分による配線の腐食やレジスト等の配線パ
ターン除去不良を防止するために実施される半導体基板
の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム合金(Al−Cu−Siや
Al−Si)からなる半導体装置のメタル配線は、基板
側にTiNなどのバリア層、表面側に同じくTiNなど
のキャップ層が形成された積層膜構造となっている。こ
のメタル配線は通常塩素Cl2とBcl3の混合ガスプラ
ズマあるいはさらに添加ガスを含む混合ガスプラズマで
エッチングされる。AlはCl2ガスのみによってもエ
ッチングされるため、メタル配線を垂直形状にエッチン
グするためには、水平方向にエッチングを抑制する保護
膜、いわゆる側壁保護膜を形成する必要がある。側壁保
護膜は、エッチング反応性生物やレジスト成分から構成
され、エッチングと同時進行しながらメタル配線の側壁
に形成されてゆく。通常は、レジストの除去作業である
アッシング処理を、エッチング後直ちに基板を大気に曝
すことなく実施する。ところで、側壁保護膜の中にはエ
ッチング中のCl2,Clが含有されており、アッシン
グ処理において完全に除去されなければ、その後大気に
取り出した際に、大気中の水分と反応して塩酸HClが
形成され、配線が腐食してしまう現象が知られている。
そのため、処理した基板の腐食防止処理が必要となる。
Al−Si)からなる半導体装置のメタル配線は、基板
側にTiNなどのバリア層、表面側に同じくTiNなど
のキャップ層が形成された積層膜構造となっている。こ
のメタル配線は通常塩素Cl2とBcl3の混合ガスプラ
ズマあるいはさらに添加ガスを含む混合ガスプラズマで
エッチングされる。AlはCl2ガスのみによってもエ
ッチングされるため、メタル配線を垂直形状にエッチン
グするためには、水平方向にエッチングを抑制する保護
膜、いわゆる側壁保護膜を形成する必要がある。側壁保
護膜は、エッチング反応性生物やレジスト成分から構成
され、エッチングと同時進行しながらメタル配線の側壁
に形成されてゆく。通常は、レジストの除去作業である
アッシング処理を、エッチング後直ちに基板を大気に曝
すことなく実施する。ところで、側壁保護膜の中にはエ
ッチング中のCl2,Clが含有されており、アッシン
グ処理において完全に除去されなければ、その後大気に
取り出した際に、大気中の水分と反応して塩酸HClが
形成され、配線が腐食してしまう現象が知られている。
そのため、処理した基板の腐食防止処理が必要となる。
【0003】配線の腐食防止を目的とした従来技術の例
としては特開昭55−91842号公報がある。本従来
技術例には、アルミニウム・銅合金膜を塩素系あるいは
臭素系ガスを用いてエッチング処理し、次に水素プラズ
マ処理を行うことにより配線に腐食が発生しないことが
示されているが、水素プラズマによる完全なレジスト除
去及び積層構造膜に対する腐食防止に関しては述べられ
ていない。
としては特開昭55−91842号公報がある。本従来
技術例には、アルミニウム・銅合金膜を塩素系あるいは
臭素系ガスを用いてエッチング処理し、次に水素プラズ
マ処理を行うことにより配線に腐食が発生しないことが
示されているが、水素プラズマによる完全なレジスト除
去及び積層構造膜に対する腐食防止に関しては述べられ
ていない。
【0004】また、アルミニウムを含む積層構造膜に対
する配線の腐食防止を目的とした従来技術の例としては
特開昭63−241933号公報がある。本従来技術例
にはアルミニウムを含む積層膜をアルミニウムを主体と
する膜のエッチングに塩素系のガスを用い、チタン層及
び窒化チタン層のエッチングにフッ素系のガスを利用し
て、エッチング処理を行うことが記載されている。アル
ミニウムを主体とする膜のエッチング時に残留した塩素
あるいは塩素化合物をフッ素系ガスで置換・除去しなが
ら処理するので塩素あるいは塩素化合物の残留量は少な
く配線の腐食を遅延させることができると記載されてい
るが、エッチング処理後のレジスト除去法に関しては述
べられていない。
する配線の腐食防止を目的とした従来技術の例としては
特開昭63−241933号公報がある。本従来技術例
にはアルミニウムを含む積層膜をアルミニウムを主体と
する膜のエッチングに塩素系のガスを用い、チタン層及
び窒化チタン層のエッチングにフッ素系のガスを利用し
て、エッチング処理を行うことが記載されている。アル
ミニウムを主体とする膜のエッチング時に残留した塩素
あるいは塩素化合物をフッ素系ガスで置換・除去しなが
ら処理するので塩素あるいは塩素化合物の残留量は少な
く配線の腐食を遅延させることができると記載されてい
るが、エッチング処理後のレジスト除去法に関しては述
べられていない。
【0005】さらに、他の従来技術例としては特開平5
−226299号公報に積層構造配線膜のエッチング処
理後に残留する塩素を確実に除去する目的でエッチング
処理後に水素原子を含むプラズマ処理を行い、さらに酸
素を含むプラズマ処理を行ってレジスト除去処理を行う
ことが記載されている。本従来技術の実施例ではエッチ
ング処理後に別室で水素原子を含むプラズマ処理に続き
酸素を含むガスでアッシング処理を行うことが示されて
いる。水素原子を含むプラズマ処理は、残留する塩素を
除去することが主目的であり、高周波電源を用いて基板
表面にイオン作用を付加する記述は見られない。
−226299号公報に積層構造配線膜のエッチング処
理後に残留する塩素を確実に除去する目的でエッチング
処理後に水素原子を含むプラズマ処理を行い、さらに酸
素を含むプラズマ処理を行ってレジスト除去処理を行う
ことが記載されている。本従来技術の実施例ではエッチ
ング処理後に別室で水素原子を含むプラズマ処理に続き
酸素を含むガスでアッシング処理を行うことが示されて
いる。水素原子を含むプラズマ処理は、残留する塩素を
除去することが主目的であり、高周波電源を用いて基板
表面にイオン作用を付加する記述は見られない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先に述べた従来技術の
実施例では配線の腐食を防止するために主としてエッチ
ング処理時に付着あるいは残留した塩素成分を水素成分
やフッ素成分によるプラズマ処理により脱離させること
や置換させることが示されている。
実施例では配線の腐食を防止するために主としてエッチ
ング処理時に付着あるいは残留した塩素成分を水素成分
やフッ素成分によるプラズマ処理により脱離させること
や置換させることが示されている。
【0007】近年、配線膜を形成するための処理装置は
エッチング処理後の配線の腐食を防止するため、エッチ
ング処理室に加えて、腐食防止処理やレジスト除去のた
めに別に後処理室を持つ装置が多くなっている。これら
の装置では従来、エッチング処理に60〜100秒程
度、後処理に120〜180秒程度を必要とし、エッチ
ングおよび後処理を一貫して行う処理は、かならずしも
効率良く処理がなされていなかった。
エッチング処理後の配線の腐食を防止するため、エッチ
ング処理室に加えて、腐食防止処理やレジスト除去のた
めに別に後処理室を持つ装置が多くなっている。これら
の装置では従来、エッチング処理に60〜100秒程
度、後処理に120〜180秒程度を必要とし、エッチ
ングおよび後処理を一貫して行う処理は、かならずしも
効率良く処理がなされていなかった。
【0008】本発明の目的は、エッチング処理時間並に
後処理時間を短縮し、両処理時間の同期化を図り、生産
効率を向上できる半導体基板の処理方法を提供すること
にある。
後処理時間を短縮し、両処理時間の同期化を図り、生産
効率を向上できる半導体基板の処理方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、エッチング処理室にて塩素系ガスによりエッチング
処理し、引き続き同一処理室内でH2Oガスによる追加
エッチング処理を行った後、真空下で連続して別の処理
室にて腐食防止及びレジスト除去処理を行うことからな
る。
め、エッチング処理室にて塩素系ガスによりエッチング
処理し、引き続き同一処理室内でH2Oガスによる追加
エッチング処理を行った後、真空下で連続して別の処理
室にて腐食防止及びレジスト除去処理を行うことからな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】アルミニウム配線をプラズマエッ
チングした後の大気中放置において、アルミニウム配線
が腐食する現象は、アルミニウム配線の材料的な構造に
依存した特質がある。特に窒化チタンなどの積層膜(基
板側から、基板Si/酸化膜SiO2/窒化チタンTi
N/アルミニウム合金Al−Si−Cu/窒化チタンT
iN/レジストPR)において発生しやすい。これは、
腐食が電気化学的に発生しやすい状態になっていること
による。すなわち異種金属からなる積層膜間に電池効果
が働くためである。アルミニウム配線の単層膜(基板S
i/酸化膜SiO2/アルミニウム合金Al−Si−C
u/レジストPR)は電池効果がなく腐食しにくい。以
下、上記基板をアルミ積層基板、アルミ単層基板と称
す。
チングした後の大気中放置において、アルミニウム配線
が腐食する現象は、アルミニウム配線の材料的な構造に
依存した特質がある。特に窒化チタンなどの積層膜(基
板側から、基板Si/酸化膜SiO2/窒化チタンTi
N/アルミニウム合金Al−Si−Cu/窒化チタンT
iN/レジストPR)において発生しやすい。これは、
腐食が電気化学的に発生しやすい状態になっていること
による。すなわち異種金属からなる積層膜間に電池効果
が働くためである。アルミニウム配線の単層膜(基板S
i/酸化膜SiO2/アルミニウム合金Al−Si−C
u/レジストPR)は電池効果がなく腐食しにくい。以
下、上記基板をアルミ積層基板、アルミ単層基板と称
す。
【0011】図1は、本発明を実施するプラズマエッチ
ング装置の一実施例である。アルミ積層基板10は大気
側に設置されたロボットアーム3によりカセット2から
取り出されてロードロック室5に導入される。次にロー
ドロック室5の扉4が閉じられ、真空排気が開始され
る。真空排気はロードロック室5の異物を巻き上げない
ようにスロー排気される。所定の圧力以下に排気された
時点でロードロック室5と搬送室9間のバルブ6が開け
られる。搬送室9は常時真空排気され高真空に維持され
ている。搬送室9に設けられたロボットアーム11によ
って基板10がロードロック室5から搬送室9に搬送さ
れる。搬送後直ちにバルブ6は閉じられる。次にエッチ
ング室13の圧力が十分高真空に排気されていること、
好ましくは10-5Torr台以下となっていることを確
認し、エッチング室13と搬送室9の間のバルブ14を
開け、基板10をエッチング室13に搬入する。エッチ
ング室13では、基板10は基板載置用の電極に載置さ
れる。電極は基板10を静電吸着できるもので、基板1
0の裏面に数Torr〜10Torr程度のヘリウムガ
スを導入して電極と基板間の熱伝導効率を高め、基板温
度の制御が行われる。バルブ14が閉じられた後、ガス
導入口からエッチング用のガス、塩素Cl2や3塩化ほ
う素Bcl3、場合によっては添加ガスが導入される。
ング装置の一実施例である。アルミ積層基板10は大気
側に設置されたロボットアーム3によりカセット2から
取り出されてロードロック室5に導入される。次にロー
ドロック室5の扉4が閉じられ、真空排気が開始され
る。真空排気はロードロック室5の異物を巻き上げない
ようにスロー排気される。所定の圧力以下に排気された
時点でロードロック室5と搬送室9間のバルブ6が開け
られる。搬送室9は常時真空排気され高真空に維持され
ている。搬送室9に設けられたロボットアーム11によ
って基板10がロードロック室5から搬送室9に搬送さ
れる。搬送後直ちにバルブ6は閉じられる。次にエッチ
ング室13の圧力が十分高真空に排気されていること、
好ましくは10-5Torr台以下となっていることを確
認し、エッチング室13と搬送室9の間のバルブ14を
開け、基板10をエッチング室13に搬入する。エッチ
ング室13では、基板10は基板載置用の電極に載置さ
れる。電極は基板10を静電吸着できるもので、基板1
0の裏面に数Torr〜10Torr程度のヘリウムガ
スを導入して電極と基板間の熱伝導効率を高め、基板温
度の制御が行われる。バルブ14が閉じられた後、ガス
導入口からエッチング用のガス、塩素Cl2や3塩化ほ
う素Bcl3、場合によっては添加ガスが導入される。
【0012】本一実施例の電極は、プラズマを介して静
電吸着膜に高電圧を印加するモノポールタイプであるた
め、エッチングガス導入後にマイクロ波でプラズマが点
火される。プラズマが点火した状態で電極に静電吸着用
の高電圧が印加され、基板が電極に吸着される。基板は
予め20〜50℃程度の温度に制御されている。この状
態で基板裏面にヘリウムガスが導入される。ヘリウムガ
スの圧力が数Torrに達すると、基板温度は電極表面
の温度で制御できるようになる。この状態で電極に数1
00kHz〜10数MHz、好ましくは800kHz〜
2MHzの高周波電圧が印加され、基板にバイアス電圧
が付加される。マイクロ波でプラズマ状態となったエッ
チングガスイオンが高周波電圧印加と同時に基板に垂直
に引き込まれる。エッチングガス中の電気的に中性な塩
素Clなどのラジカルはランダムな方向から基板に入射
し、図2に示したアルミ積層基板の被エッチング部10
2a(レジストの除去された部分)に吸着する。
電吸着膜に高電圧を印加するモノポールタイプであるた
め、エッチングガス導入後にマイクロ波でプラズマが点
火される。プラズマが点火した状態で電極に静電吸着用
の高電圧が印加され、基板が電極に吸着される。基板は
予め20〜50℃程度の温度に制御されている。この状
態で基板裏面にヘリウムガスが導入される。ヘリウムガ
スの圧力が数Torrに達すると、基板温度は電極表面
の温度で制御できるようになる。この状態で電極に数1
00kHz〜10数MHz、好ましくは800kHz〜
2MHzの高周波電圧が印加され、基板にバイアス電圧
が付加される。マイクロ波でプラズマ状態となったエッ
チングガスイオンが高周波電圧印加と同時に基板に垂直
に引き込まれる。エッチングガス中の電気的に中性な塩
素Clなどのラジカルはランダムな方向から基板に入射
し、図2に示したアルミ積層基板の被エッチング部10
2a(レジストの除去された部分)に吸着する。
【0013】Alの場合は塩素ラジカルでもエッチング
されるが、図2に示したアルミ積層基板はキャップ層1
02にTiNが形成されているため、吸着塩素ラジカル
のみではエッチングされない。しかし、高周波電圧の印
加で基板に引き込まれた高エネルギーイオンの助けをか
りて、いわゆるイオンアシストエッチングにより、Ti
N層102がエッチングされる。TiN層102のエッ
チングが終了すると、基板表面はAl合金103とな
る。Alはエッチングされて塩化物AlCl3(あるい
はAl2Cl6)となり、気化して除去される。気化した
アルミニウム塩化物の一部は、アルミニウム配線の側壁
(以下、単に側壁と称す。)に衝突して側壁に吸着す
る。
されるが、図2に示したアルミ積層基板はキャップ層1
02にTiNが形成されているため、吸着塩素ラジカル
のみではエッチングされない。しかし、高周波電圧の印
加で基板に引き込まれた高エネルギーイオンの助けをか
りて、いわゆるイオンアシストエッチングにより、Ti
N層102がエッチングされる。TiN層102のエッ
チングが終了すると、基板表面はAl合金103とな
る。Alはエッチングされて塩化物AlCl3(あるい
はAl2Cl6)となり、気化して除去される。気化した
アルミニウム塩化物の一部は、アルミニウム配線の側壁
(以下、単に側壁と称す。)に衝突して側壁に吸着す
る。
【0014】また、プラズマ中に放出されたアルミニウ
ム塩化物の一部は、そのままの状態あるいはプラズマに
より分解された状態で、再び基板に入射し側壁に付着す
る。また、レジスト101の一部もエッチングされる。
その一部は直接側壁に衝突して吸着する。
ム塩化物の一部は、そのままの状態あるいはプラズマに
より分解された状態で、再び基板に入射し側壁に付着す
る。また、レジスト101の一部もエッチングされる。
その一部は直接側壁に衝突して吸着する。
【0015】また、一旦プラズマ中に放出された後、再
入射して側壁に付着する。この様にして、側壁にはA
l,Cl,Cからなる皮膜、側壁保護膜106が形成さ
れる。この膜はエッチングが進行するあいだ成長し続け
るが、と同時にエッチングもされるため、実際には数n
mと非常に薄い、側壁保護膜が形成されるため、アルミ
ニウム配線の側壁に塩素ラジカルが吸着してもアルミニ
ウム配線がエッチングされることがなく、結果として垂
直な形状の異方性エッチングが行われる。
入射して側壁に付着する。この様にして、側壁にはA
l,Cl,Cからなる皮膜、側壁保護膜106が形成さ
れる。この膜はエッチングが進行するあいだ成長し続け
るが、と同時にエッチングもされるため、実際には数n
mと非常に薄い、側壁保護膜が形成されるため、アルミ
ニウム配線の側壁に塩素ラジカルが吸着してもアルミニ
ウム配線がエッチングされることがなく、結果として垂
直な形状の異方性エッチングが行われる。
【0016】アルミニウム配線がエッチングされた後
は、アルミニウム配線層の下はバリア層104であるT
iN,下地層105であるSiO2と被エッチング材料
が変化する。Tiの塩化物は蒸気圧が高いため、側壁保
護膜に取り込まれる確率は小さい。しかし、酸化膜に達
した後のオーバーエッチングではSiがわずかにエッチ
ングされ、側壁保護膜の最表面にはSiも付着する。そ
の後、エッチングガスを塩素ガスからH2Oガスに切換
え、さらにエッチング処理を継続する。
は、アルミニウム配線層の下はバリア層104であるT
iN,下地層105であるSiO2と被エッチング材料
が変化する。Tiの塩化物は蒸気圧が高いため、側壁保
護膜に取り込まれる確率は小さい。しかし、酸化膜に達
した後のオーバーエッチングではSiがわずかにエッチ
ングされ、側壁保護膜の最表面にはSiも付着する。そ
の後、エッチングガスを塩素ガスからH2Oガスに切換
え、さらにエッチング処理を継続する。
【0017】本一実施側では6インチの試料にレジスト
膜厚1400nm、キャップTiN60nm,Al−S
i−Cu 800nm、バリアTiN 110nmのも
のを用い、塩素系エッチング処理はBcl360cc/
min,Cl290cc/min,マイクロ波出力80
0W、圧力2Pa、高周波電力50Wを印加し、80秒
間エッチング処理し、H2Oガス100cc/min,
マイクロ波出力800W、圧力2Pa、高周波電力50
Wで5秒間エッチング処理を行った。この様にしてアル
ミ積層膜のエッチングが終了する。
膜厚1400nm、キャップTiN60nm,Al−S
i−Cu 800nm、バリアTiN 110nmのも
のを用い、塩素系エッチング処理はBcl360cc/
min,Cl290cc/min,マイクロ波出力80
0W、圧力2Pa、高周波電力50Wを印加し、80秒
間エッチング処理し、H2Oガス100cc/min,
マイクロ波出力800W、圧力2Pa、高周波電力50
Wで5秒間エッチング処理を行った。この様にしてアル
ミ積層膜のエッチングが終了する。
【0018】図3にエッチング終了後のアルミ積層基板
の形状を示す。エッチングが終了した時点で、マイクロ
波放電は維持したまま、電極に印加していた高周波電圧
を停止する。
の形状を示す。エッチングが終了した時点で、マイクロ
波放電は維持したまま、電極に印加していた高周波電圧
を停止する。
【0019】次に、基板裏面のヘリウムガスの供給を停
止して裏面圧力を十分低くする。この状態でマイクロ波
の出力を停止し、ガス供給も停止する。エッチング室1
3をしばらく真空排気し、高真空が得られた時点で搬送
室9とのバルブ14を開け、ロボットアーム11によ
り、基板10をエッチング室13から搬出する。
止して裏面圧力を十分低くする。この状態でマイクロ波
の出力を停止し、ガス供給も停止する。エッチング室1
3をしばらく真空排気し、高真空が得られた時点で搬送
室9とのバルブ14を開け、ロボットアーム11によ
り、基板10をエッチング室13から搬出する。
【0020】次に、アッシング室18の圧力が所定の圧
力以下になっていることを確認し、アッシング室18と
搬送室9間のバルブ19を開いて基板10をアッシング
室に搬送し、基板ホルダに載置する。基板ホルダは、本
一実施例では、150℃〜300℃、好ましくは200
℃〜250℃に加熱保持されている。基板温度はエッチ
ング室13での加熱により数10℃になっているが、基
板ホルダに載置された時点では、ほとんど温度は上昇し
ない。アッシング用のガスが導入され圧力が上昇すると
ともに、基板ホルダと基板間の熱伝導が向上し、基板温
度が一定温度に漸近してゆく。
力以下になっていることを確認し、アッシング室18と
搬送室9間のバルブ19を開いて基板10をアッシング
室に搬送し、基板ホルダに載置する。基板ホルダは、本
一実施例では、150℃〜300℃、好ましくは200
℃〜250℃に加熱保持されている。基板温度はエッチ
ング室13での加熱により数10℃になっているが、基
板ホルダに載置された時点では、ほとんど温度は上昇し
ない。アッシング用のガスが導入され圧力が上昇すると
ともに、基板ホルダと基板間の熱伝導が向上し、基板温
度が一定温度に漸近してゆく。
【0021】本一実施例ではレジスト残膜1000nm
の基板に対してアッシングガスは、H2OとCF4の混合
ガスである。ガス流量はH2O 495cm3/min
, CF4 5cm3/minとした、圧力は160P
a、基板ホルダの温度は250℃とした。プラズマはマ
イクロ波1000Wを導入して発生させた。プラズマ点
火により、アッシングガスが解離し、H,OH,O,
F,CF,CF2,CF3などのラジカルが発生する。酸
素ラジカルOはレジストの炭素Cと結合してCOを形成
して気化し排気される。この様にして約40秒〜50秒
弱でアッシングは終了する。
の基板に対してアッシングガスは、H2OとCF4の混合
ガスである。ガス流量はH2O 495cm3/min
, CF4 5cm3/minとした、圧力は160P
a、基板ホルダの温度は250℃とした。プラズマはマ
イクロ波1000Wを導入して発生させた。プラズマ点
火により、アッシングガスが解離し、H,OH,O,
F,CF,CF2,CF3などのラジカルが発生する。酸
素ラジカルOはレジストの炭素Cと結合してCOを形成
して気化し排気される。この様にして約40秒〜50秒
弱でアッシングは終了する。
【0022】本一実施例では、さらにオーバーアッシン
グを続け90秒間処理した。その後、アッシングガスの
供給を停止し高真空排気を行う。所定の圧力まで下がっ
た時点でバルブ19を開け、基板10を搬送室9に取り
出し、さらにロードロック室24(搬出室)に送る。ロ
ードロック室24では、バルブ23を閉じた後、窒素ガ
ス26によるスローリークを実施し、大気圧より若干高
い圧力まで達した時点で大気との扉25を開け、カセッ
ト2にロボットアーム3で搬出する。この後、直ちに側
壁保護膜の除去工程に移る場合もあるが、しばらく次の
工程に移るまで大気中あるいは窒素ガス雰囲気中などで
待機する場合とがある。この時に、アルミニウム配線が
腐食してはならない。
グを続け90秒間処理した。その後、アッシングガスの
供給を停止し高真空排気を行う。所定の圧力まで下がっ
た時点でバルブ19を開け、基板10を搬送室9に取り
出し、さらにロードロック室24(搬出室)に送る。ロ
ードロック室24では、バルブ23を閉じた後、窒素ガ
ス26によるスローリークを実施し、大気圧より若干高
い圧力まで達した時点で大気との扉25を開け、カセッ
ト2にロボットアーム3で搬出する。この後、直ちに側
壁保護膜の除去工程に移る場合もあるが、しばらく次の
工程に移るまで大気中あるいは窒素ガス雰囲気中などで
待機する場合とがある。この時に、アルミニウム配線が
腐食してはならない。
【0023】本発明では、100時間経過しても何等腐
食は認められなかった。また、側壁保護膜の除去特性も
良好で、側壁保護膜残りが発生することはなかった。
食は認められなかった。また、側壁保護膜の除去特性も
良好で、側壁保護膜残りが発生することはなかった。
【0024】以下、本発明の結果が得られた理由につい
て説明する。
て説明する。
【0025】従来技術ではレジスト除去にO2を含むガ
スを用いている。しかし、アルミ配線のエッチング後の
レジスト表面には、エッチング時の反応生成物がレジス
トに再入射するため、Alが付着している。このAlは
O2を含むアッシングガスでは除去されない。むしろA
l付着部の占める面積が大きいとレジスト除去が阻害さ
れる。
スを用いている。しかし、アルミ配線のエッチング後の
レジスト表面には、エッチング時の反応生成物がレジス
トに再入射するため、Alが付着している。このAlは
O2を含むアッシングガスでは除去されない。むしろA
l付着部の占める面積が大きいとレジスト除去が阻害さ
れる。
【0026】発明者は、 O2を含むアッシングガスを用
いた場合は、酸素ラジカルOによりAl付着部を除いた
レジスト部が除去されるため、次第にAl付着部分の占
める面積比が大きくなり、その結果レジスト除去速度が
遅くなることを見いだした。また、場合によっては、
O2を含むアッシングガスを用いるとレジスト除去され
ずに残ってしまう場合もあった。ところが、塩素系エッ
チング処理に続いてH2Oガスによるエッチング処理を
継続して行うことにより、 HやOH成分によるイオン
やラジカル作用によりレジスト表面層付近のAl成分や
レジスト成分をバランス良く除去できる。Al成分はレ
ジスト表面層より10nm程度までの間に存在してお
り、 H2Oガスによるエッチング処理はAl残存層の除
去と表面に残留する塩素成分を合わせて除去すること効
果を有する。その後、別室で行われるプラズマ処理にて
Al成分をほとんど含まないレジスト成分が高速で除去
されるとともに塩素成分もさらに除去される。
いた場合は、酸素ラジカルOによりAl付着部を除いた
レジスト部が除去されるため、次第にAl付着部分の占
める面積比が大きくなり、その結果レジスト除去速度が
遅くなることを見いだした。また、場合によっては、
O2を含むアッシングガスを用いるとレジスト除去され
ずに残ってしまう場合もあった。ところが、塩素系エッ
チング処理に続いてH2Oガスによるエッチング処理を
継続して行うことにより、 HやOH成分によるイオン
やラジカル作用によりレジスト表面層付近のAl成分や
レジスト成分をバランス良く除去できる。Al成分はレ
ジスト表面層より10nm程度までの間に存在してお
り、 H2Oガスによるエッチング処理はAl残存層の除
去と表面に残留する塩素成分を合わせて除去すること効
果を有する。その後、別室で行われるプラズマ処理にて
Al成分をほとんど含まないレジスト成分が高速で除去
されるとともに塩素成分もさらに除去される。
【0027】以上述べたように、本発明により、積層配
線膜のエッチング処理後の後処理において腐食防止効果
とともにレジスト残りの発生が無く、かつ高速に後処理
することでエッチング処理および後処理の同機化を図り
連続一貫して処理する場合の生産性を向上する処理が可
能となった。
線膜のエッチング処理後の後処理において腐食防止効果
とともにレジスト残りの発生が無く、かつ高速に後処理
することでエッチング処理および後処理の同機化を図り
連続一貫して処理する場合の生産性を向上する処理が可
能となった。
【0028】尚、本発明では後処理室での処理にH2O
とCF4の混合ガス系について述べたが、さらにレジス
ト除去速度を向上する為O2ガスを含むH2OとO2の混
合ガス等、適当な後処理ガス種を用いて実施しても良
い。
とCF4の混合ガス系について述べたが、さらにレジス
ト除去速度を向上する為O2ガスを含むH2OとO2の混
合ガス等、適当な後処理ガス種を用いて実施しても良
い。
【0029】
【発明の効果】本発明により、レジスト表面に付着した
アルミニウムの影響でレジスト除去速度が低下してしま
うようなアルミニウム積層膜の処理においても、レジス
ト残りの発生がなく、かつ配線の腐食が発生しない高速
な後処理が可能となり、半導体基板の生産性を向上する
効果が得られる。
アルミニウムの影響でレジスト除去速度が低下してしま
うようなアルミニウム積層膜の処理においても、レジス
ト残りの発生がなく、かつ配線の腐食が発生しない高速
な後処理が可能となり、半導体基板の生産性を向上する
効果が得られる。
【図1】本発明の一実施であるエッチング装置の説明図
である。
である。
【図2】アルミ積層基板の構造説明図である。
【図3】エッチング後のアルミ積層基板の形状説明図で
ある。
ある。
1…カセット台、2…カセット、3…ロボットアーム、
4…扉、5…ロードロック室、6…バルブ、7…真空ポ
ンプ、8…窒素ガス、9…搬送室、10…基板、11…
ロボットアーム、12…真空ポンプ、13…エッチング
室、14…バルブ、15…真空ポンプ、16…エッチン
グガス、17…マグネトロン、18…アッシング室、1
9…バルブ、20…マグネトロン、21…アッシングガ
ス、22…真空ポンプ、23…バルブ、24…ロードロ
ック室、25…扉、26…窒素ガス、27…真空ポン
プ、101…レジスト、102…キャップ層、102a
…被エッチング面、103…アルミ配線、104…バリ
ア層、105…酸化膜、106…側壁保護膜。
4…扉、5…ロードロック室、6…バルブ、7…真空ポ
ンプ、8…窒素ガス、9…搬送室、10…基板、11…
ロボットアーム、12…真空ポンプ、13…エッチング
室、14…バルブ、15…真空ポンプ、16…エッチン
グガス、17…マグネトロン、18…アッシング室、1
9…バルブ、20…マグネトロン、21…アッシングガ
ス、22…真空ポンプ、23…バルブ、24…ロードロ
ック室、25…扉、26…窒素ガス、27…真空ポン
プ、101…レジスト、102…キャップ層、102a
…被エッチング面、103…アルミ配線、104…バリ
ア層、105…酸化膜、106…側壁保護膜。
Claims (1)
- 【請求項1】アルミニウムを含む膜とTiW,TiN等
とで構成される積層構造膜上に形成した有機膜等の配線
パターンにより試料を処理する際に、塩素を含むガスプ
ラズマによりエッチング処理を行い、同一処理室内でH
2Oガスによる追加エッチング処理を行った後、真空下
で連結される他の処理室において酸素ガス等のガスプラ
ズマ処理にて有機膜等の配線パターンを除去することを
特徴とする半導体基板の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15328197A JPH113880A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 半導体基板の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15328197A JPH113880A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 半導体基板の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113880A true JPH113880A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15559049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15328197A Pending JPH113880A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 半導体基板の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH113880A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107450118A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-12-08 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种调节占空比的刻蚀方法 |
| JP2018049920A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15328197A patent/JPH113880A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018049920A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
| CN107450118A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-12-08 | 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 | 一种调节占空比的刻蚀方法 |
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